マミ「男の人ってどうして胸ばかり見るのかしら」back

マミ「男の人ってどうして胸ばかり見るのかしら」


続き・詳細・画像をみる

2:
ほむら「……」イラッ
マミ「ねぇ暁美さん、どうしてだか分かる?」
ほむら「さあ」
ほむら「うらやましいんじゃないかしら」
マミ「ええ?巨乳でいいところなんてないわよ?」
マミ「重い上に肩凝っちゃうし……」
ほむら「……」
マミ「ああ不思議、なんであんなに見てくるのかしら」
ほむら(うぜえ)
16:
マミ「そうそう。うらやましいって言ったらね」
マミ「私は、暁美さんがうらやましいわ」
ほむら「……何がかしら」
マミ「胸が小……控えめなところよ」
ほむら「……」イラッ
マミ「魔法少女としても小さ……そのくらいの方が動きやすいわよね」
ほむら「……そうね」
マミ「私もそれくらい小さかったらな」
マミ「ああうらやましい」
ほむら(こいつうぜえ)
21:
ほむら「……私もあなたがうらやましいわ」
マミ「え?」
ほむら「必殺技があるなんてとても素敵よ」
マミ「……」
ほむら「そんな思わず名前を付けるほどの技、私にはないもの」
マミ「……」イラッ
ほむら「なんだったかしら。ティロ……」
マミ「……ティロ・フィナーレよ」
ほむら「そうそう。あなたのネーミングセンス、とても良いわ」
ほむら「なんたってティロ……クスッ……フィナーレだものね」
マミ(うぜえ)
24:
ほむら「そういえばどういう意味なの?」
マミ「……何がかしら」
ほむら「だからティロ……クッ……フィナーレって」
マミ「……」イラッ
マミ「……『最終射撃』よ」
ほむら「へえ。何語なの?」
マミ「……イタリア語よ」
ほむら「なぜあえてイタリア語を選んだのかしら?」
マミ「……別に?ただなんとなくよ」
マミ「なによ。なにか文句でもあるのかしら」
ほむら「いいえ?良いセンスだと……プッ……思うわよ」
マミ(こいつうぜえ)
29:
マミ「そうだ。暁美さんって転校生よね」
ほむら「そうだけど。それがどうかしたの?」
マミ「ううん。ちょっと心配になったのよ」
ほむら「何が?」
マミ「ちゃんとお友達は出来たのかしら?」
ほむら「……」イラッ
マミ「暁美さん、お話するのへた……あまり上手くないでしょう?」
ほむら「……そうかもね」
マミ「ま、あなたずっと入院してたんだし」
マミ「しょうがないことなんだけどね?」
ほむら(うぜえ)
41:
マミ「もし良かったら私が鹿目さんと美樹さんに……」
ほむら「結構よ」
マミ「あら。鹿目さんや美樹さんとお友達になりたくないの?」
ほむら「……」イラッ
ほむら「あなたの助けなんて必要ないわ」
マミ「あらそう?残念」
マミ「でもやっぱり不安だなぁ」
マミ「コミュニケーション能力が皆無……みんなに比べると
少しだけ低い暁美さんにお友達が出来るのか……」
ほむら(こいつうぜえ)
43:
ほむら「あら?そういえばなんだかあなた少し……」
ほむら「いえ、なんでもないわ。忘れてちょうだい」
マミ「そういう言い方されると逆に気になるんだけど……」
ほむら「でも女の子にこんなこと言うのは……ククッ……失礼だし」
マミ「……」イラッ
マミ「別に気にしないから言ってくれない?」
ほむら「言って良いの?本当に?あとで怒らないでね」
マミ「ええ」
ほむら「あなた……プッ……少ーしよ?ほんとに少しだけど……」
ほむら「太ったんじゃないかしら……クッ」
マミ(うぜえ)
44:
ほむら「QBから聞いたんだけど、あなたよくケーキを作るそうね」
マミ「……ええ」
マミ「仲間ができたとき、いつでも歓迎できるようにね」
ほむら「そのケーキ、余ったときはいつもどうしてるの?」
マミ「……全部食べているわ。捨てるのはもったいないからね」
ほむら「全部?へぇ……どうりで……」
マミ「……」イラッ
マミ「なにかしら」
ほむら「いいえ?なんでもないのよ?」
ほむら「そうよね。食べ物を粗末にしたらどこかの誰かさんが怒っちゃうものね」
ほむら「それじゃあしょうがないわよねえ……クッ」
マミ(こいつうぜえ)
47:
マミ「あーら、そういえば暁美さん」
マミ「あなたまた告白されたんですってね」
ほむら「……」
マミ「すごいけど、でも当たり前よね」
マミ「成績優秀、運動神経もいいし、しかも美人とくればねぇ」
マミ「お友達なんていなくてもまったく気にすることないわよ」
マミ「うん、気にしなくて全然いいと思うわ」
ほむら「……あら。それはあなたもじゃない?」
48:
ほむら「あなたもよくモテるんでしょう?」
ほむら「まあそうよね。成績優秀だし胸も大きいし私よりずっと美人だもの」
マミ「……」
ほむら「そうね、たとえ少しくらい太ってたってあなたには関係ないわ」
ほむら「そんな気にしないでどんどん食べたらいいと思うわよ」
マミ「……あら、ありがとう。暁美さん」
マミ「あなたに褒められるなんてとても嬉しいわ」
49:
マミ「あなたって意外とお世辞がうまいのね」
マミ「そうね、こんな調子でいけばすぐにお友達が出来るんじゃないかしら」
ほむら「……ありがとう。でもあなたほどじゃないわ」
ほむら「あなたの方がお世辞が上手よ」
ほむら「やっぱりあの必殺技を生み出すだけあるわ」
ほむら「ほんとに素晴らしいセンスね、嫉妬しちゃう」
マミ「……そんなに褒めたって何も出てこないわよ?」
ほむら「私は事実を言ったまでよ?」
マミ「……そうなの、嬉しいわ」
ほむら「ふふふふ」
マミ「うふふふ」
52:
ほむら「あらもうこんな時間……。そろそろお開きね」
ほむら「今夜あなたとお話できて良かったわ」
マミ「私もよ、今日魔女を倒しに行って良かったわ。こうしてあなたと会えたんだもの」
ほむら「あなたからそんな言葉を聞けるなんて、嘘でも嬉しいわ」
マミ「嘘じゃないわよ。こんなこと嘘ついて言うわけないじゃない」
ほむら「そう。ならいいんだけれど」
マミ「そうだ。またこんなふうにお話しましょうか?」
ほむら「素敵なお誘いね」
マミ「うふふふ」
ほむら「ふふふふ」
53:
ほむら「でも私たち、あまり暇じゃないし」
マミ「そうね。魔法少女だものね」
ほむら「そうだ。なら学校でお話ししましょ?」
マミ「あらいいわね。お昼ご飯一緒に食べましょうか」
ほむら「本当?あなたから誘ってもらえるなんて私、幸せね」
ほむら「あなたのこと好きな男性に恨まれちゃうかもしれないわ」
マミ「それは私のセリフよ」
ほむら「ふふふふ」
マミ「うふふふ」
57:
学校、昼休み
ほむら「……」キョロキョロ
マミ「暁美さん」
ほむら「あら、こんにちは」
マミ「こんにちは」
マミ「わざわざ教室まで迎えに来てくれたの?手間をかけさせちゃったわね」
ほむら「そんな、気にしないでちょうだい。さて、どこで食べましょうか」
マミ「そうね、屋上はどうかしら。人もいないし」
ほむら「ええ、いいわよ」
マミ「うふふふ」
ほむら「ふふふふ」
60:
ほむら「あなたのお弁当、とても豪華で素敵ね」
マミ「そう?ありがとう」
ほむら「これ、全部ひとりで作ってるんでしょう?」
マミ「ええ、まあ」
ほむら「すごいわ、こんなきれいに作れるなんて」
ほむら「カロリーの高そ……栄養豊富そうなものがたくさん詰まっているし」
マミ「……」イラッ
ほむら「健康でいいわね」
ほむら「でもおいしそうだからつい食べすぎちゃいそうね、ふふっ」
マミ「……」
62:
マミ「……あなたのお弁当もとてもかわいらしくて素敵よ」
マミ「これは暁美さんのご両親が作ってくれたのかしら」
ほむら「いいえ、私が作ったの。冷凍食品ばかりだけど……」
マミ「あら、それはダメよ」
マミ「健康に悪いし、何より育つべきところが育たないわよ」
ほむら「……」イラッ
マミ「まあ育ちすぎても困るんだけれどね」
マミ「ああ、肩が凝っちゃうわ」
ほむら「……」
64:
ほむら「なら肩を揉んであげましょうか」
マミ「え?いいわよ、そんなこと」
ほむら「気にしないで。私、結構うまいのよ」
マミ「そう?ならお願いしようかな」
ほむら「……」モミモミ
マミ「……」
マミ「ほんと。上手ね、暁美さん」
ほむら「そう?痛くないかしら」
マミ「ええ、気持ちいいわ」
65:
マミ「ふぅ。ありがとう、暁美さん」
ほむら「ほんとに痛くなかった?」
マミ「すごく気持ち良かったわよ」
ほむら「なら良かった」
ほむら「なんだか揉むというよりお肉をつまんでいる感じになっちゃってた気がしたから……」
マミ「……」イラッ
ほむら「もうお昼休みも終わりね」
マミ「……また明日も一緒に食べましょ?」
ほむら「ええ、もちろん」
マミ「うふふふ」
ほむら「ふふふふ」
75:
翌日、屋上
ほむら「ごめんなさい、待たせちゃったかしら」
マミ「いいえ、私も今来たところよ」
ほむら「じゃあ食べましょうか」
マミ「ええ」
ほむら「相変わらず素敵なお弁当ね」
マミ「うふふ、ありがとう」
マミ「でもね、昨日とちょっと材料を変えてみたの」
マミ「出来るだけヘルシーなものを使ってるのよ」
ほむら「……へえ、工夫してるのね。すごいわ」
マミ(うふふふ……)
78:
マミ「良かったら食べてみる?」
ほむら「え?」
マミ「これはね、豆腐で作ったハンバーグよ」
ほむら「豆腐で?作れるの?」
マミ「ええ、意外と簡単なのよ」
マミ「はい、あーん」
ほむら「……」パク
マミ「お味はどう?」
ほむら「……おいしいわ」
マミ「うふふ、ありがとう」
80:
ほむら「言われなきゃ豆腐だなんて分からなかったわ」
ほむら(……やるわね巴マミ)
ほむら「そうそう。実は私も頑張って手作りしてみたの」
マミ「……へえ」
ほむら「そうだ、お返しするわ」
マミ「あら、いいの?じゃ、貰っちゃおうかな」
ほむら「ええ。下手かもしれないけど……はい、あーん」
マミ「……」パク
ほむら「どうかしら」
マミ「……おいしいわ」
ほむら「ふふふ、ありがとう」
82:
マミ「この卵焼きふわふわね。私の好みよ」
マミ(……やるわね暁美さん)
ほむら「お口にあったようで嬉しいわ」
マミ「そうだ。ねえ、今度お弁当交換しない?」
マミ「あなたのお弁当、一口だけじゃなくて全部食べてみたいの」
ほむら「いいわね。じゃあ、あなたのために頑張ってヘルシーなお弁当作ってくるわ」
マミ「……」イラッ
マミ「なら私もあなたのために栄養豊富でよく育つお弁当持ってきてあげる」
ほむら「……」イラッ
マミ「うふふふ」
ほむら「ふふふふ」
85:
マミ(うふふ……暁美さん、笑っていられるのも今のうちよ)
ほむら(ふふふ……巴マミ、笑っていられるのも今のうちだわ)
マミ(私がおいしいお弁当を持ってきて)
ほむら(あなたのその生意気な口を)
マミほむ(黙らせてあげる!)
マミ(幸い今日は金曜日)
ほむら(だから土日のうちに)
マミ(あのふわふわ卵焼きを)
ほむら(あの豆腐ハンバーグを)
マミほむ(作ってきてぎゃふんと言わせてやるわ!)
86:
マミ「うふふふ、楽しみね」
マミ「はやく月曜が来ないかしら」
ほむら「ふふふふ、ほんとに」
ほむら「土日がさっさと過ぎてほしいだなんて思うのは初めてよ」
マミ「うふふふ」
ほむら「ふふふふ」
マミ「そろそろ授業が始まるわね」
ほむら「じゃあね」
マミ「ええ、さよなら」
マミほむ(月曜を楽しみに待ってなさい……)
91:
マミ(ついに来たわ)
ほむら(そう、この日)
マミ(運命の月曜日)
ほむら(そしてあと10分でランチタイム)
マミ「……」
ほむら「……」
マミ(この10分が)
ほむら(長いのよね……)
マミ(あのふわふわの卵焼きは)
ほむら(あの豆腐ハンバーグは)
マミほむ(完璧に再現したわ!)
マミ(うふふふ……暁美さんが泣いて平伏すのが楽しみだわ)
ほむら(ふふふふ……巴マミ、覚悟しときなさい)
マミほむ(ああっ!はやく食べさせたい!)
96:
キンコーンカンコーン
マミ(来た!)ガタッ
ほむら(来たわ)ガタッ
マミほむ(はやく屋上に行きましょう!)
マミ「うふふふ……」スタスタスタ
ほむら「ふふふふ……」スタスタスタ
どんっ
マミ「きゃっ!……す、すみません」
ほむら「いえ、こちらこそ……」
マミ「! 暁美さん」
ほむら「……屋上に着く前に会ってしまったわね」
マミ「うふふふ」
ほむら「ふふふふ」
99:
マミ「さて、さっそく食べましょう」
ほむら「ええ。はい、お弁当をどうぞ」
マミ「ありがとう。私のも、はい」
ほむら「ありがとう」
マミ「じゃあ、いちにのさんで開けましょうか」
ほむら「分かったわ」
マミほむ「いちにのさん!」
マミほむ「……」カパッ
マミほむ「これは……!」
100:
マミ(な、なんて美しいの……)
ほむら(位置も彩りも完璧に計算されてるわ……)
マミ「す、すごいわね。暁美さん」
ほむら「あ、あなたこそ」
マミ「食べるのがもったいないくらいよ」
ほむら「私も。記念に写真でも撮っておこうかしらと思うくらいの完成度よ」
マミ(これはまずいわ……)
ほむら(こんなにやるとは思わなかった……)
マミ(い、いえ。まだ分からないわ)
ほむら(大事なのは味よね、味)
104:
マミ「い、いただいていいかしら」
ほむら「も、もちろんよ。こっちもいただくわね」
マミ(あ、ハンバーグ……)
ほむら(あ、卵焼き……)
マミ(もしかして豆腐?)
ほむら(もしかしなくてもふわふわの卵焼きね)
マミほむ(これから食べてみようかしら)
マミほむ「いただきます」パクッ
マミほむ「……」モグモグ
マミほむ(……!)
106:
マミ(な、なにこれ……)
ほむら(な、なんなのこれ……)
マミ(まったく豆腐とは感じさせない味……)
ほむら(ふっわふわだわ……砂糖の加減もバッチリ……)
マミほむ(私が前作ったのより断然おいしい……)
マミ「ね、ねえ暁美さん。これ豆腐ハンバーグ?」
ほむら「え、ええ。頑張って作ってみたの。どうだったかしら」
マミ「と、とってもおいしいわ」
ほむら「あ、ありがとう。あなたの卵焼きも最高よ」
マミ「う、うふふふ」
ほむら「ふ、ふふふふ」
107:
マミほむ「ごちそうさま……」
マミ(他の料理も素晴らしかったわ……)
ほむら(文句のつけようがなかった……)
マミ(……完敗ね)
ほむら(……負けたわ)
マミほむ「あの……」
マミほむ「!」
マミ「な、なにかしら。暁美さん」
ほむら「そ、そっちこそ……」
マミ「……」
ほむら「……」
110:
マミ「じゃあ私から言おうかしら」
ほむら「ど、どうぞ」
マミ「暁美さん。お弁当、すごく美味しかったわ」
マミ「とくにあの豆腐ハンバーグ……」
マミ「私のよりもずーっと」
ほむら「……私も」
マミ「え?」
ほむら「私も同じ。あなたのお弁当とても美味しかったわ」
ほむら「とくにあの卵焼き……」
ほむら「私のよりもずーっと」
113:
マミ「私はまだ言いたいことがあるんだけれど……」
ほむら「奇遇ね、私もよ」
マミ「もしかして、同じかもね」
ほむら「じゃあ、いちにのさんで言いましょうか」
マミ「ふふ、いいわよ」
マミほむ「いちにのさん!」
マミほむ「これの作り方、教えてもらえないかしら」
マミ「……」
ほむら「……」
マミ「うふふふ、一緒だったわね」
ほむら「ふふふふ、一緒ね」
117:
ほむら「じゃあ今度、あなたの家に行ってもいい?」
マミ「もちろん、歓迎するわ」
マミ「特大ケーキを作って、待っているから」
ほむら「……太るわよ」
マミ「……暁美さんこそ、ちゃんと食べないと大きくならないわ」
ほむら「今何か聞こえたんだけれど」
マミ「私も暁美さんから何か聞こえたわ」
ほむら「……気のせいじゃない?」
マミ「なら、あなたも気のせいね」
ほむら「ふふ……」
マミ「うふふふ」
ほむら「ふふふふ」
終わり
119:
乙ふふふふふ
121:
乙っちまどま
126:
ふふふ乙ふふふふ
128:
乙乙
二人とも可愛い!
13

続き・詳細・画像をみる


人を食った男、佐川一政の現在がヤバすぎるwwwwwwww

渡辺直人の月間打率wwwwwwwww

お前らって漫画とかの最終巻終わった後の虚無感どう乗り越えてる?

【gif】デブ強すぎワロタwwwwwwwww

【野球】優勝を経験できないまま引退した一流選手と優勝を何度も経験した二流選手

【閲覧注意】今日の夜ご飯は猿

北朝鮮従業員にチョコパイを配るのを中止するよう要求

ヒロインに殺意が沸くアニメ

コンパイルハート「新次元ゲイム ネプテューヌVII」はPS4向けに発売決定

未婚率、女性は36ポイントも上昇、晩産化も進行

【社会】これでいいのか「嫌中憎韓」 ブームの出版界に疑問の声

藤原竜也「アンインストー アーンインストー」(裏声)

back 過去ログ 削除依頼&連絡先