ハルヒ「SOS団解雇ですって!?」back

ハルヒ「SOS団解雇ですって!?」


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1:
ハルヒ「冗談じゃないわよ!どうして団長のあたしがSOS団をクビになるわけ!?」
キョン「俺達はもう、お前の奔放すぎる行動にうんざりしてんだ」
みくる「ご、ごめんなさぁい・・・もう私限界ですぅ・・・」
長門「おとなしく去るべき」
ハルヒ「な・・・なによ!何の冗談!?あんた達、特にキョン!あんたにそんな権利は無いわ!」
キョン「そういう扱いがもう我慢ならん。今までずっと耐えてきたがもう終わりだ」
ハルヒ「ちょ・・・ちょっとまって、何?なんなのよ・・・ハッ・・・そうだ!まだ古泉君の意見を聞いてないわ!」
7:
みくる「そういえばまだ来てませぇん」
ハルヒ「古泉君はSOS団副団長よ!あたしの次に偉いんだから!古泉君が撤回すれば、あんた達の
 発言はなかったことになるわ!!」
キョン「お前ってやつは・・・」
ハルヒ「フンッ!このあたしを私的理由で排除しようとした罰よ!古泉君なら絶っっっっ対に許さないわ!!」
キョン「大譲際が悪いぞハルヒ」
ハルヒ「なんとでも言いなさい。キョン、あんたには相当厳しい罰が必要ね・・・まぁいいわ、古泉君が
 来るまでじっくり考えとくから」
ガチャ
古泉「すみません。今日は掃除当番でして、遅れてしまいました」
ハルヒ「待ってたわ古泉君!」
キョン「よう古泉」
古泉「なにやらいつもと雰囲気が違いますね。どうかなさいましたか?」
ハルヒ「聞いてよ古泉君、キョン達があたしをSOS団から出て行け!なんて言うのよ。信じられる?」
10:
キョン「ちなみに長門や朝比奈さんは俺と同じ意見だ」
古泉「おやおや・・・穏やかな話しではありませんね。しかしどうしてまたそんなことをお考えに?」
キョン「コイツの暴虐っぷりが目にあまるんでな。SOS団の立場はもちろん、俺たちの学校での
 印象もすこぶる悪い。おかげで俺の内申点は今までで最悪だ」
ハルヒ「それがどうしてあたしのせいになるわけ!?あんたは普段の行いが悪いだけよ!」
長門「私はクラスでイジメを受けている」
キョン「な、それは初耳だぞ長門」
長門「女子生徒の彼氏が、涼宮ハルヒと性的関係になっているとのこと」
みくる「ひゃぁぁあぁああ////」
ハルヒ「えええ!?ちょ、え、な、、えぇ!?」
14:
長門「しかもクラスの三分の二が涼宮ハルヒと何らかの関係を持っているとのこと」
キョン「なんてこった・・・」
長門「このことで涼宮ハルヒに強烈な嫌悪感を示している女子生徒が多数存在する
 しかし、中学時代からの噂に尾ひれが付き、涼宮ハルヒを過剰に恐れるのも事実
 涼宮ハルヒに報復する者はいなかった」
キョン「そりゃあ今までの奇行があれだからな」
長門「そこで矛先をSOS団員である私に向けることにした。私なら何も抵抗してこないだろうと
 ただの読書好きの清楚系美少女だろうと」
みくる「長門さんかわいそうですよぉ・・・」
長門「これまでに様々な嫌がらせを受けた。靴に画鋲から始まり、教科書破られ、机を窓へ投げられ
 ジャージを切り刻まれ、カレーを頭から被せられ、下着を強引に脱がされ、男子生徒の前で
 ブリッジをさせられ、あげくの果てには私の部屋に火を着けられ、小火騒ぎとなった」
17:
キョン「ぐっ・・・そんな酷いことを・・・」
古泉「涙無しには語れませんね」
みくる「ふぇぇぇ・・・酷すぎますぅ?」
ハルヒ「ちょ、ちょっと待ってよ!それってもう警察沙汰じゃない!どうして今まで黙ってたのよ!
 誰がやったかわからないの!?あたしが原因じゃないかもしれないじゃない!!」
長門「報復が怖かった。そして、SOS団のみんなに迷惑をかけたくなかった
 私はおとなしく、心が綺麗でいじらしい性格」
キョン「長門・・・お前って奴は!!」 ダキッ
長門「あ・・・」 (上手くいった)
ハルヒ「えっあ、あ、そ、あ、あたしに相談すればよかったじゃない!有希を苛める輩はあたしが半殺しに・・・」
長門「団長にはなおさら迷惑を掛けるわけにはいかないと思っていた。すまない」
ハルヒ「そんな・・・」
キョン「もういい、何も喋るな長門・・・」 ギューッ
長門「んぅ・・・わかった・・・」 クンカクンカ
18:
古泉「長門さんの件は僕がなんとかしましょう。ご安心を。話を戻しますが、涼宮さん」
ハルヒ「な、なに・・・」
古泉「僕は涼宮さんに感謝しているのですよ。転校してきたばかりで慣れない僕を、一番最初に
 声をかけていただき、SOS団のメンバーとして迎え入れてくれました」
古泉「その日から僕は毎日が楽しかったのです」
ハルヒ「じゃ、じゃあ」
古泉「しかし、団員にあらぬ迷惑を被ってしまっているのも事実」
キョン「俺だってそうさ。お前のおかげで、俺だってそれなりに楽しく過ごしてた。長門や古泉、お前らと
 こうやって出会えたのも、ハルヒがSOS団を作ったからだ。朝比奈さんにいたってはもう奇跡だ」
長門「・・・」
古泉「んっふ」
みくる「ふぇぇ」
23:
キョン「だがそのかわりに、俺の内申点や毎月の小遣い。そして妹と遊んでやる時間を失っちまった」
ハルヒ「だからそれは・・・」
長門「涼宮ハルヒ。あなたがいなくなってくれれば、全て解決する」
キョン「同じく」
古泉「致し方ないでしょう」
みくる「私ももう露出狂の淫乱娘なんて噂されなくてすむんですぅ」
ハルヒ「な・・・なによ・・・やめてよ!みんなで楽しくやってきたじゃない!SOS団はあたしが作ったんだし!」
キョン「すまねえな。そんなわけで助けることは出来ないんだ。だが悪く思うな。俺も苦しいさ
 後のことは俺たちがなんとかする。今は従え」
長門「どっかで聞いた台詞」
ハルヒ「そんな・・・嫌よ!私が団長で・・・これからもずっとみんなと一緒に・・・」
古泉「申し訳ありません涼宮さん。僕が新、団長になります。お気になさらずに」
ハルヒ「いやぁ・・・なんでそんなこと言うのぉ・・・も、もうおとなしくしてるから辞めろなんて言わないでぇ・・・」 ボロボロ
25:
キョン「そんな目で見ないでハルヒ。明日になれば教室で会えるだろ。それ以外は今までどおりだ」
長門「SOS団に来なければそれでいい」
ハルヒ「fdba~[ANFE_fa{=~fgagrA・・・・・・」 ブツブツ・・・
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「ハハ・・・アハハハハ」 フラフラ
古泉「ちょ、涼宮さん?」
みくる「こ、怖いですぅ・・・」
長門「壊れた」 (ププッ)
ハルヒ「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」 ダッ
キョン「お、おいハルヒ!どこいくんだ!」
長門「追わない方がいい」
ガチャッ バーーーン!!!!!!!
古泉「笑いながら出て行ってしまいましたね」
 
キョン「ちとやり過ぎだったか・・・」
28:
みくる「わ、私達、これでよかったんでしょうか・・・」
長門「問題ない」
キョン「そうですね・・・まぁどうせ明日もハルヒと会うんですから、俺がなだめておきますよ」
古泉「よろしくお願いします」
  ?次の日?
キョン「うーっす」 
国木田「おはようキョン」
谷口「あれ?キョン、お前涼宮と一緒じゃねーのか?」
キョン「知らん」
国木田「もうすぐ授業始まるけど、今日はまだ来てないんだよ」
キョン「・・・そう・・・か・・・」
谷口「はっは?ん・・・わかった、お前涼宮と喧嘩でもしたんだろ?」
国木田「そうなの?」
キョン「いや、まぁ・・・喧嘩ではないと思うが」
谷口「んま、早く仲直りしとけよ。でないと俺たちに被害が来るかもしんねーしな」
31:
キョン「・・・・・・」
その日、ハルヒが学校へ来ることは無かった。昨日のことがよっぽどこたえたんだろう
無理もない。自分で一からあの団を作り上げ、メンバーを集め、毎日顔を合わせて色んなことを
やってきたんだ。なのに、そのメンバーからいきなり辞めろなんて言われた日にゃ、俺だって
耐えられん。しかしまぁ、あいつのことだ。またすぐに元に戻るだろう。あいつはそういう奴だ
だがやはり別の方法もあったかもしれん・・・いくら嘘でも、ちと酷すぎたかな
来月のハルヒの誕生日までSOS団から離れてもらうだけだったんだが、大丈夫なんだろうか
珍しく長門が出した案を採用したが・・・
まぁいい。どうせ来月には全てバラしてやるんだからな
と思ったのだが、次の日もまた次の日も学校に来ない。電話を掛けてみても出ない
気が付けばハルヒを見なくなってから半月が過ぎていた
ガチャッ
古泉「やぁどうも。」
キョン「おう」
長門「・・・」
みくる「こんにちわぁ?」
32:
キョン「なぁ古泉、最近ハルヒ見なかったか?」
古泉「いいえ、一度も見ていませんね。そもそも教室が大分離れていますので」
みくる「どうかしたのキョンくん?」
キョン「いやぁ、なんというかですね・・・あの日以来ハルヒが学校に来てないんです」
古泉「おやおや」
キョン「このままだと、あいつ色々大変だぞ。なんとかならんか」
古泉「特に問題はないと思いますよ。長門さんのおかげで、世界改変はされないようになっていますから」
キョン「まぁそうだが、そういうことじゃなくてだな。ハルヒに限ってそういうことはないと思うが、万が一ショックで
 自殺なんてしてないといいんだが」
長門「問題ない。涼宮ハルヒは生きている。精神面も平常心を維持している」
キョン「そ、そうか・・・」
36:
古泉「それより今朝の新聞なんですが、最近この近くで変質者がによる被害が拡大しているようです」
みくる「私の帰り道にも出てますぅ」
長門「怖い怖い」
古泉「なんでも水着を裏返しに着て、武士のように頭頂部を剃り上げた容姿だと」
みくる「怖いですぅ?」
長門「怖い怖い」
古泉「男女問わず近づき、(おまんまん見てちんちんつーか、これからっしょ!)と連呼し、右手に持ったハリセンで
 股間を叩くらしいですね。いやはや、なんとも特殊な性癖をお持ちの人間がいるものです」
長門「狂ってる」
みくる「気をつけなきゃぁ」
キョン「・・・」
?帰り道?
キョン(ハルヒの奴、未だに電話にも出ん。明日も学校に来ないつもりなんだろうか・・・
 あいつの家もわからんから、どうすることも出来んか・・・誕生日までになんとか
 来させるようにしないと)
41:
「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
キョン「!!?」 ビクッ
「誰かぁーーーーーー!!」 
キョン「な、なんだ?どこからか悲鳴が・・・こっちか」
女「ハァハァ・・・あ、すいません助けてください!!」
キョン「どうかしましたか!?」
女「そ、その道の角に変質者が・・・」 ガタガタ
キョン「変質者・・・ですか」 
キョン「わ、わかりました。とりあえず俺が取り押さえますから」
女「は、はい・・・」 
ダッ
キョン(一体なんなんだ・・・もしや部室で古泉が言ってたアレか?そういえば頻繁に出る場所が
 ここらへんだったな。まったく許せん輩だ!)
44:
バッ
キョン「己変態水着落ち武者野郎め!この俺が・・・あ?」
おまんマン「おまんまん見てちんちんおっき!おまんまん見てちんちんつーか、これからっしょ!」 スパーン ←ハリセンを叩く音
おまんマン「おまんまん見てちんちんおっき!おまんまん見てちんちんつーか、これからっしょ!」 スパーン ←ハリセンを叩く音
女「あ、あの人です!」
キョン「・・・なんてこった・・・・・・」
おまんマン「おまんまん見てちんちんおっき!おまんまん見てちんちんつーか、これからっしょ!」 スパーン ←ハリセンを叩く音
キョン「まさかこんなことになっちまってるとは・・・」
おまんマン「おまんまん見てちんちんおっき!おまんまん見てちんちんつーか、これからっしょ!」 スパーン ←ハリセンを叩く音
おまんマン「おまんまん見てちんちんおっき!お股の緩い子はいねーがー!」 スパパパーン ←ハリセンを叩く音
キョン「ハルヒ・・・か・・・?」
48:
おまんマン「おまんまん見てちんちんおっき!おまんまん見てちんちんつーか、これからっしょ!」 スパーン ←ハリセンを叩く音
おまんマン「おまんまん見てちんちんおっき!おまんまん見てちんちんつーか、これからっしょ!」 スパーン ←ハリセンを叩く音
キョン「お、おいハルヒ」
おまんマン「おまんまん見てちんちんおっき!おまんまん見てちんちんつーか、これからっしょ!」 スパーン ←ハリセンを叩く音
おまんマン「おまんまん見てちんちんおっき!お股の緩い子はいねーがー!」 スパパパーン ←ハリセンを叩く音
キョン「ハルヒ!」
おまんマン「お股の緩い子は い ね ー が ー ! 」 スパパパーン ←ハリセンを叩く音
キョン「ハルヒィ!!!!!!!!」
おまんマン「おまんまん見てち・・・」 スパp・・・ ←ハリセンを叩
キョン「ハルヒ!」
おまんマン「・・・キョン・・・」
57:
キョン「お前こんな所で何やってんだ」
おまんマン「う・・・うるさい!あんたには関係ないでしょ!どうせあたしはSOS団に必要ないんだから!」
キョン「いや、それは・・・ってか、それとこの行動のなんの関係があるんだよ!」
おまんマン「は!?・・・ああ、この格好ね。知ってる?こうすれば太古の宇宙人が蘇って、
  裏返しの水着を着た人に挨拶に来るらしいの。ムーに載ってたのよ」
キョン「何言ってんだお前は」
おまんマン「本当よ!?最近毎日このあたりで踊ってるんだから!てゆーか、邪魔しないでくれる?」
キョン「そんなもん本気で信じてんのかよ」
おまんマン「なんでも信じることから始まるのよ!最初から否定しかしないあんたにはわからないでしょうけど」
キョン「だからって、学校にも来ないでこんな格好でうろつくのはいかんだろ」
おまんマン「うるさい!どうせあたしはSOS団をクビになったんだから行く意味なんてないのよ!」
キョン「おま・・・」
おまんマン「何よ・・・全部あたしが悪いんでしょ!?自業自得なんでしょ!?わかってるわよ!確かにあたしは
  人の気持ちを考えない行動ばっかりだわ。自分が楽しいと思えば周りの人たちを巻き込んでた」
キョン「ハルヒ・・・」
60:
おまんマン「でも楽しかったのよ・・・みんなでいいだけ騒いで、色んな所に行って、今まで一人でやってたことを
  SOS団のメンバーと一緒やって・・・SOS団はあたしの全てだったのよ・・・」
キョン「おいハルヒ」
おまんマン「それ以上なにも言わなくていいわ。あたしがいなくなればみんな幸せになれるんでしょ?
  それでいいじゃない。嘘か本当かもわからない噂で、有希が巻き添えをくうこともないわ」
キョン「ハルヒ!」
おまんマン「っ!・・・なによ」
キョン「すまん。もうこれ以上お前をキズ付けることは出来ん」
おまんマン「はぁ?」
キョン「ハルヒ、今から二週間後、お前にとって特別な日があるんじゃないのか?」
おまんマン「半月後・・・・・・・・・あたしの・・・誕生・・・日?」
キョン「ああ。実はな、今回のハルヒ解雇の件は、お前の誕生日へ向けての準備のひとつだったんだよ」
おまんマン「え・・・」
65:
キョン「一度ハルヒを部室、そして古泉達から遠ざけて、実は嘘でしたとサプライズパーティーをするつもりだったんだ」
おまんマン「・・・!」 
キョン「まぁいくらSOS団から遠ざけるためとはいえ、ちょっと酷かったな。ただの嘘でお前をここまで
 傷付けちまったんだからな」
おまんマン「・・・ど、どうせそれも嘘なんでしょ!変に期待なんかさせんじゃないわよ!!」 スパパパーン! ←ハリセンを叩く音
 
キョン「嘘じゃねえよ。ほら、お前に渡すプレゼントだって、もうカバンに入ってるんだぜ
 つっても帰りに買ったまま、カバンに入れっぱなしにしてただけだがな」 ガサガサ
おまんマン「あ・・・」
キョン「半月早いけど、誕生日おめでとうハルヒ」 スッ 
おまんマン「な、なによ今更・・・馬鹿みたいじゃないあたし・・・まぁ受け取っておくわ」 バッ
キョン「これでサプライズパーティーは失敗だな。俺が全部喋っちまった。当日までは気付いてないフリ
 しててくれ。部室も装飾してる最中だから来るな。・・・なぁハルヒ、明日からは学校へ来いよ」
おまんマン「・・・まぁ・・・平団員の分際で?あたしにお願いとか?本当は許されないけど?どうしてもって
 言うなら?来てあげてもいいけど? (,,’、’,,)プイッ 」
キョン「頼むぜ団長さん」 
おまんマン「帰るわ。もう暗いんだし、あんたも早く帰ることね」
72:
キョン「おう。じゃあまた明日な」 スタスタ
おまんマン「・・・」 テクテク
おまんマン「あたし・・・馬鹿みたい・・・でも・・・SOS団にも戻れるんだ・・・」
 
おまんマン「・・・・・・(;_;)」グスッ テクテク
 
おまんマン「ただいまー」
ハルヒ母「おかえりー。ちょっとあんたまたそんな格好で外で歩いてたの?」
おまんマン「ごめんなさい。明日からもうやめるわ」
ハルヒ母「あらそう。まぁいいわ。もうすぐご飯だからね」
おまんマン「はーい」 テクテク ガチャッ バタン
おまんマン「着替えよ・・・」ゴソゴソ 「フゥ・・・」
ハルヒ「さーて、明日の準備しなきゃ!・・・と、そういえばキョンがくれたプレゼントの中身が気になるわね・・・」
80:
ハルヒ「いや、どうせなら誕生日に・・・やっぱ今見ちゃいましょ!キョンのセンスだとあまり期待できないけど」 ガサゴソ
ハルヒ「・・・あ・・・ペンダント。☆がモチーフなのね。悪くないじゃない。ちょっと着けてみよ」
ハルヒ「うん、いい感じね。って、あれ?何かしら。袋の中に紙切れ」 ガサッ
【SOS団団長様へ。平団員より】
ハルヒ「・・・フンッ。馬鹿キョンのくせに!こんなこと書いたからって許さないんだから!(´,,・ω・,,`)」
?翌日? 
キョン「うーっす」
国木田「おはようキョン。今日は涼宮さん来てるけど、仲直りしたのかい?」
キョン「ん、まぁな」
谷口「涼宮のやつ、なんで頭のてっぺん剃りこんでんだ?休み中に何かあったのか?」
キョン「さぁな」
谷口「んま、俺には関係ないけどよ。夫婦喧嘩も大概にしてくれよ   な!」
キョン「死ねクズ」
84:
キョン「よう。久しぶりだな」
ハルヒ「そうね・・・なんだか調子くるっちゃって落ち着かないわ。朝から最悪な気分ね」
キョン「そうかい」
ハルヒ「そうよ」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「なによ」
キョン「つーか、これからっしょ」
             終わり
88:
長門「という漫画。これを今回のコミケで売るつもり」
古泉「素晴らしいの一言です」
キョン「また妙なことやろうとしてるのかお前は」
長門「今回は喜緑江美里と共同作業だった」
キョン「お前一人じゃなかったのか。いや、まぁ内容は悪くなかったぞ。以前の朝比奈さん脱糞話を
 ネットで売ろうとするよりずっといい」
長門「もっと私を褒めるべき」
古泉「朝比奈さん脱糞話とは初耳ですね。詳しくお聞きしてよろしいですか?」
キョン「いずれな。ところで、コミケってやつには一人で行くのか?」
長門「もちろん団員全員で行く」
キョン「俺は何も聞いていないんだが・・・」
93:
長門「涼宮ハルヒには先ほど伝えておいた。彼女は快承した」
キョン「この手のイベントにはすぐに食いつくからな・・・それでだ長門。この本の内容は
 見せたのか?」
長門「見せていない」
古泉「おやおや」
キョン「なぜだ」
長門「彼女に見せた場合、ほんの内容を改変する可能性がある」
キョン「まぁそうだろうな。だがいずれにしても、ハルヒが本を手に取るのは防げんぞ。お前が作った本だ。
 あいつが気にしないはずがない。というか、出来れば俺も恥ずかしいんだが。ツッコミ所も多いしな」
古泉「長門さん。今回販売する本ですが、少々中身を変えたほうがよろしいのではないかと」
喜緑「私も古泉さんと同意見です」
古泉「おや、いつのまにいらっしゃったのですか?」
キョン「黄緑さん、お久しぶりです」 喜緑「喜緑です」
喜緑「実はこの本、長門さんが個人で楽しむためだったのです」
古泉「ではなぜコミケで売ろうとお考えに?」
95:
喜緑「長門さん、意外と自惚れが激しい性格で、この漫画があまりに素晴らしい出来だったので
 万人に読ませるべきだと」
長門「自惚れではない。私は自分の多彩ぶりを認めてほしいだけ」
キョン「しかし、ハルヒだけには見せるわけにはいかんだろ」
古泉「とりあえず、なるべく涼宮さんから遠ざけるように行動するべきでしょう。長門さん
 当日のあなたのブースはどこです?」
長門「ブースとは」
喜緑「あなたが本を売るためのスペースを借りるんです。申し込みは終わったんですよね?」
長門「なぁにそれ?」
喜緑「申し込みしてないんですね。でしたら売ることは出来ませんよ」
長門「マジで」
古泉「少しは調べているものかと思ったのですが」
100:
長門「私としたことが」
キョン「なんだかよくわからんが、諦めろってことでいいのか?」
古泉「そうですね」
喜緑「長門さん、そんなに落ち込まないで下さい。内容を少し変えて、涼宮さんが手にとっても
 問題ない作品を作りましょう」
古泉「そうですね。今回は色んな方々の作品を見るいい機会ではないですか」
長門「・・・わかった。全ては私のミス。諦める」
キョン「ま、せっかくのコミケだ。楽しまなきゃ損だ」
古泉「おや、あなたの口からそんな言葉がでてくるとは思いませんでしたよ」
キョン「そうか?俺は素直な気持ちを述べただけだ」
長門「私も楽しみにしている」
102:
キョン「俺はお前らと違って、なんの力もない普通の人間だ。だからお前を楽しませるって言っても
 世間では使い古されたようなことくらいしかできん。だがそんな凡人にも出来ないわけじゃない
 いい夏休みにしようぜ。俺も精一杯頑張る」
古泉「僕も色々なイベントを用意しますよ」
長門「あなた達は何も考えなくてもいい。私は私で楽しんでいる。SOS団は私にとっても大事な
 存在。それだけで十分」
キョン「長門・・・」
古泉「僕達も同じ気持ちですよ」
キョン「・・・そうだな。悪い、変なこと言っちまったな」
長門「そんなことはない。嬉しい」
古泉「フフッ。さて、そろそろ帰りましょうか」
キョン「そうだな。じゃあ次に会うのはコミケ当日だ」
長門「了解した」
            
             みくるでしゅ「?fin?」
103:
最初、ハルヒが肉奴隷に落ちて最後はおまんまんのビラビラで地球全体を覆いつくしてしまうっていう
話を書いてたんだが、気に入らなくなって結局殆ど消してしまった。今回のはその中で
なんとか繋いでいったわけだ
現実世界は、万人が納得するハッピーエンドはない。あたりさわりのない終わりか、バッドな終わり方の二極だと思う
だからこそ、せめて架空の物語くらいは誰もが認めるハッピーエンドでなければいけないと思ってる
今回もそうだ。俺は悲しい終わり方は好きじゃない
自分の作品を宣伝するなと書かれると思うが、今回も宣伝させてもらう
前作の
みくる「脱糞しちゃった」も是非見てくれ
108:
声だしてワロタ
10

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