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まどか「ほむらちゃん、プロレス見に行こうよ」


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1:
マミ「えっ、私が?」
永田さん「君の肉づきは素晴らしいし、下半身もしっかりしている
下火になっているプロレス界に期待の女性レスラーが入れば人気もとりもどせる」
マミ「何で私がレスラーなんて」
永田さん「新日のリングに女性レスラーが挙がった例はある、君ならアイドルレスラーになれる!!」
マミ「アイドル!! 私やります」
4:
マミ「と言うことで宜しくお願いします」
菅林社長「君には期待しているよ、新日本プロレス人気の起爆剤としてな」
永田さん「それじゃ早明日から道場で練習だ」
マミ「はい、宜しくお願いします」
ファレ「キングファレだ宜しく」
井上「宜しく(何で青義に黄色い女がいるんだよ、永田さんを誘惑しやがったな)」
6:
―道場
マミ「よんひゃくきゅうじゅう・・・はちっ」
永田さん「ほう、見込んだ通りなかなかの根性だ」
井上「ですね(どうせすぐ根をあげるだろ)」
マミ「ごひゃくっ」
永田さん「よし、次はサーキット行くぞ」
マミ「ええっ」
井上「もたもたするなっ、弱音を吐く暇があるならその余分な脂肪を落とせ」
10:
ほむら「プロレス?」
まどか「とっても面白いんだよ」
さやか「転校生にはあの燃えるような空気がわからないだろうけどね」
ほむら「あれはやらせでしょ?」
まど・さや「・・・・・・ギロッ」
ほむら「な・・・なに」
まどか「ほむらちゃん、この世には言っていいことと悪いことがあるんだよ」
ほむら「ご・・・ごめんなさい(こわい・・・・・・)」
18:
―デビュー戦前日
永田さん「マミのデビュー戦は俺と組んでのタッグ戦だ」
マミ「永田さんとですか?よかった安心しました」
井上「チッ」
永田さん「それでコスチュームはこれだ」
マミ「えっ、ちょっと胸を強調しすぎじゃありませんか?青くてどこぞの魔法少女ですよ」
永田さん「そうか?まあ青なのは青義だからな」
マミ(これじゃまるっきり美樹さんじゃないの)
24:
―当日
アナウンス「赤コーナー、真壁刀義?、本間朋晃?」
「青コーナー、永田裕志?、デミ巴?」
マミ「ちょっと、何ですかこのリングネーム!!」
永田さん「巴マミじゃインパクトが薄いから何となくな」
―カンッ
永田「ぺぇぇぇいっ!!」
26:
マミ「(何なのよ・・・デミってセンスの欠片もないじゃない)」
真壁「うぉぉいっ!!」
マミ「(だいたい折角運動量と共に食事量も増えちゃうし)」
永田「ぺぇぇぇいっ!!」
そして、永田さんからタッチをもらう
27:
真壁「こいやぁぁ」
マミ「いくわよー」
バシッ、マミは真壁に肩から体当たりでぶつかりあうも真壁は倒れない
真壁「うぉぉらぁ」
真壁はロープの反動を使いマミに体当たりし返す
マミ「きゃっ」
ドスンッ、その衝撃に倒れてしまう
28:
真壁が再びロープ際へ寄ると同時にマミは起き上がる
アナウンス「これはキングコングラリアットかー!!」
真壁「うぉりゃぁぁぁ」
マミの体が1回転する
レフェリー「1、2、」
29:
マミ「駄目、返せない・・・」
永田さん「ぺぇいっ」
アナウンス「永田がカットに入った」
永田「おらマミ、立てこらっ」
永田さんはマミに気合を入れようと顔を叩く
マミ「いいかげんにしなさいっ」
マミは怒りのあまり永田さんの股間を蹴り飛ばす
31:
マミ「もう我慢出来ない、私は青じゃなくて黄色よ!!」
マミは永田さんにストンピングを喰らわせる
アナウンス「おおっとこれはデミ選手、デビュー戦でいきなり仲間割れか!!」
マミ「何がデミよ!!私はマミよマミ」
アナウンス「強烈なエルボードロップが入ったぁ」
マミ「ティィロォ、フィナーーレッ!!」
アナウンス「デミ選手謎の呪文と共に永田選手にバックドロップホールド!!」
レフェリー「1、2、3」
―カンカンカンッ
アナウンス「デミ選手まさかの裏切りってこっちに近づいてきた」
マミ「野上ッ、あなたもデミデミうるさいのよ」
アナウンス「ああっ、マイクは離したくはないっ」
マミは野上のシャツを破くと下がっていった
36:
―マミの衝撃のデビューは一気にファンの心を掴んだ。その様子はTVやスポーツ新聞でも取り上げられた
まどか「マミさんが新日でデビューだって!!」
さやか「試合も凄かったらしいよ、永田さんを裏切ってKOしたり野上を襲って飯塚顔負けだってね」
志筑「プロレスの話題にはついていけませんわ・・・」
まどか「早くテレ朝でその試合見たいなあ」
38:
―新日社長室
管林「君に次回のG1に出てもらおうと思っててね」
マミ「そんなっ、私まだデビューしたばかりですよ」
管林「中邑もデビュー1年未満で出ているし問題ない」
マミ「でも女ですよ?」
管林「君の人気は想像以上でね、テレ朝での君のデビュー戦視聴率が8%
を超えたのだよ。寧ろ君がG1に出ないと客が納得しないだろう」
41:
棚橋「やあマミちゃん、デビュー戦から凄かったね」
マミ「あっ、棚橋さん」
棚橋「僕とタッグ組んでくれないかい?」
マミ「はいっ、是非お願いします」
棚橋「リング外でもパートナー募集中だよ」
マミ「えっ、そんなぁ///」
42:
真壁「何だ棚橋ぃ、ナンパか?趣味悪りいな」
棚橋「何だ僻んでるのか?」
真壁「いやぁ、こんな豚みたいなのにもててもなあ」
本間「世間も女子中学生レスラーってだけで盲目的になってるよな」
マミ「ぶ・・・豚って」
棚橋「このくらいの方が健康的でいいじゃないか」
マミ(棚橋さん、それってフォローしてくれてるんですよね?)
44:
―マミ初のシングル戦
アナウンス「赤コーナー、アクート・スパラトーレッ、巴マミぃ」
観客の歓声、いや悲鳴が会場を埋める
アナウンス「青コーナー、矢野通」
解説永田さん「アクーアスパリゾート?って何だ?」
アナウンス「ええと巴選手の希望で意味は教えてくれませんでした」
48:
矢野「うぉら」
アナウンス「おっと矢野選手いつも通りゴング鳴る前に行ったぁ」
マミ「きゃっ」
アナウンス「矢野選手エルボー連発!!」
マミ「いい加減になさい!!」
マミはエルボーし返すとロープの反動から体当たりで矢野を地面に倒す
アナウンス「マミ選手の体当たりは強烈ですねー、デビュー時より一回り大きくなりましたかね」
永田さん「そうだね、打撃の一発の重みも増してるしボディープレスがフィニッシングホールドになってるからね」
アナウンス「それも永田選手のおかげもあったということでしょう。それがデビューであんなことを」
永田さん「あいつには正義も青義もない。そのうち真っ向から潰しますよ」
アナウンス「いや、永田選手も年頃の女性への対応は正義といえるのでしょうか・・・」
51:
マミ「いくわよっ」
マミは矢野を起こし立たせようとするがその時だった
矢野「おらっ」
マミ「ああんっ」
矢野はマミの股間に頭突きを喰らわせる
マミ「いやっ」
マミは股間を抑えて体をすくめる
53:
アナウンサー「おおっとそれはいけない、レスラーとはいえ女子中学生相手にそれはっ!!
羨ま・・・じゃなくていくらヒールでも人として」
矢野「レスラーに男も女もねえだろ」
矢野はマミの髪を掴み顔を挙げさせる
マミ「ううっ、うっ」
マミは歯を食いしばり矢野を睨む
矢野は頭突きを喰らわせるとそこからマミをコーナーへと追いやる
54:
マミ「ぐふっ」
観客からはブーイングが飛び交うが、それが矢野を更に煽り立てる
マミ「ああっ、ああんっ」
矢野は右手でマミの胸を下から摘み上げる
アナウンス「・・・・・・はっ・・・ふぅ」
永田さん「おい、仕事しろ」
矢野「お前らもこれが見たかったんだろ」
観客へと叫び立てる、相変わらずブーイングを浴びせるのとブーイングを止め見入っているのに分かれる
55:
アナウンス「これはけしからんですね、永田選手!!」
永田さん「これは止めないとな」
永田さんがリング内へ向かおうとするが、セコンドの石井が邪魔をする
矢野「女の癖にリングに上がったことを後悔するんだな」
マミ「あんっ、いっ、あっ」
レフェリーも試合をストップさせる気配はなく食い入るようにその様子を見つめる
57:
棚橋も試合を止めようと入ってこようとするがヒデオ・サイトーに阻まれる
矢野「まだまだ終わらせないぜ」
マミ「いっ、やめてぇぇ」
なんと矢野はマミのコスチュームを脱がそうと手をかける
永田さん「ぺぇぇぇいっ!!」
石井を振り切った永田さんが矢野を後ろからジャンピングニーを放ち蛮行を阻止する
―カンカンカンッ
ここでようやくレフェリーストップが入った
58:
マミ「永田さん・・・どうして」
永田さん「俺は青義の名の下に動いているだけだ、あいつの方が青義として許せなかったってだけだ」
マミ「うっ、うっ・・・永田さん」
青義の前にマミは泣きだしそうだった
棚橋「マミちゃん大丈夫!?」
遅れて棚橋は起たせながらやって来た
棚橋「もう大丈夫だからね」
59:
まどか「ゥウェヒッ、マミさん大人気だね」
さやか「週プロ毎号表紙だもんね、毎週買っちゃってるよ」
志筑「確かに面白いですわね」
まどか「あれっ、ひとみちゃんも見始めたの?」
志筑「ええ、最近上条さんと一緒に会場に行きましたの」
さやか「んなっ!?」
62:
マミ「もうすぐG1ね、私はBブロックなのね」
Bブロック
・巴マミ
・棚橋弘至
・天山広吉
・矢野通
・小島聡
・井上亘
・高山善廣
・鈴木みのる
65:
―廊下
マミ「あっ、永田さん」
永田さん「マミか、ついにG1初戦だな確か相手は鈴木だったかな?」
マミ「はい、永田さんは中邑さんとでしたっけ?」
永田さん「ああ、いきなり手強いやつとだな」
マミ「永田さん、ごめんなさいっ!!私、名前なんかであんな酷いことしちゃって」
永田さん「いや、俺も女性に対する気使いが足りてなかったな」
永田さん「そんなことより目の前の試合に集中しろ、鈴木は手強いぞ」
マミ「はいっ、必ず勝ちます!!そして決勝でやりましょう」
66:
―鈴木みのる戦開始
マミ「えぇいっ!」
マミはエルボーを繰り出すがことごとくかわされてしまう
鈴木「へへっ」
鈴木は舌を出して挑発すると、マミの攻撃をかわしながらマミの顔面をはたく
アナウンス「巴選手の攻撃が当たりません、巴選手は厳しいですかね?」
解説「巴選手は鈴木みのるとは初ですよね、鈴木のようなやらしいタイプは一番やり辛いかもしれませんね」
鈴木の蹴りの応酬にマミは倒れこむ
アナウンス「おおっと、この構えはゴッチ式パイルドライバーか?」
解説「これを喰らっちゃうともう決まりでしょうね」
68:
マミ「させないわっ」
マミは何とか暴れて鈴木から逃れる、そこに鈴木の蹴りが飛んでくる
アナウンス「おおっと、鈴木の足を捕えた!!そこからどうする」
マミは掴んだ足を自分の体ごとひねらせる
アナウンス「ドラゴンスクリューだぁ!!」
マミ「一気に決めなくっちゃ」
マミは倒れた鈴木にそのままボディプレスを浴びせる、そしてロープへ近寄り鈴木が起き上がるのを待つ
アナウンス「距離をとったぞ、ここで何を見せる」
マミは右腕を横に突き出し鈴木に突進する
アナウンス「ラリアットか!!」
捉えたかと思いきや、鈴木はそれをかわすと同時にマミの首に腕を巻き右腕で更に絞める
マミ「うっ・・・」
アナウンス「ああっと、ここでスリーパーだ!!」
69:
マミ「くっ・・・くるっ」
マミの腕が落ち、身体の力が抜けていく。そこから鈴木は払い腰のようにマミをマットに叩きつける
マミ「うっ・・・ぐ・・・・・・」
マミの眼は閉じ身体には全く力が通っていないようだ
―カンカンカンッ
勝者鈴木みのる
70:
―控室
マミ「はっ、はっ、はあっ、負けちゃったわ」
コンコンッ
マミ「誰かしら?」
ガチャッ
マミ「鈴木さん!?」
鈴木「さっき大丈夫だった?ちょっと未だ経験浅いのにやり過ぎちゃったか心配だったんだけど」
マミ「はい、未だちょっと苦しいけど大丈夫です」
鈴木「よかった、今日の試合中々いい攻撃だったよ」
鈴木「未だ予選は6試合残ってるし頑張ってね」
鈴木は帰って行った
マミ「鈴木さんって・・・実はいい人?」
71:
まどか「マミさん負けちゃったみたいだね」
さやか「まだ1敗だよ、まだまだこれからっしょ」
まどか「そういえば、杏子ちゃんはプロレス見てるのかな?」
さやか「わっかんない、ちょっと前に偶然遭ったからプロレス誘ってみようとしたけど
あいつ最近バイトだか仕事だけで忙しいみたいでさ」
まどか「仕事?まさかプロレス会場でチケットのもぎりとかグッズ販売してたりして」
さやか「いやー、それはないでしょ」
72:
―G1 CLIMAX2試合目 対高山
高山はいつも通りトップロープを押し下げ一跨ぎでリングイン
マミ「私もやってみようかしら」
マミはリング側まで来ると高山のようにトップロープを押し下げてそれを股ごうとする
マミ「いやんっ!!」
しかし、当然のことながら跨ぎきれずに両足でトップロープを挟んだ状態で地面に足がつかずに
股間を中心にトップロープ上で擦れる
75:
観客から笑いと唸り声が聞こえる中、何とかロープから降り試合が始まる
―カンッ
マミと高山は互いに睨みあいながらマットの周りを回る
マミ「えぇいっ!」
マミと高山が組合う。そのまま高山がロープ際まで押し寄ると、レフェリーの指示と共にマミから手を離す
その時
バチッ
マミ「いやんっ」
高山は両手でマミの胸を叩いた
マミ「エッチなんだからぁ」
76:
マミ「えぃらぁ!!」
高山「おらぁ!!」
互いに譲らぬエルボー合戦が続く
マミ「てぇぇいっ!!」
マミの渾身のエルボーで高山が少しよろめくがすぐさま高山はマミの体を掴み膝でマミの腹を蹴り上げる
アナウンス「ニーリフトだ!!これは巴選手厳しいか」
マミ「ぐふっ」
マミは身体を丸めるが倒れはしなかった
高山「ほう、腹の肉は結構厚いみたいだな」
79:
マミは高山にコーナーポストに振られると、そのまま足をつき出しマミの顔面目がけて突き刺す
マミ「ぎやんっ!!」
アナウンス「巴選手が攻められてる時間が長いですね」
マミ「はぁっ、はぁっ、身長差がありすぎるのが辛いわね」
高山はマミの後ろに回るとマミの腰に手を回す
アナウンス「おおっと、エベレストジャーマンか?」
マミ「いけないっ、こんなの喰らったら頭がとれちゃうわ」
マミは何とか足掻いて持ち上げられないようにする。すると、高山はジャーマンを諦めマミにラリアットを出すが
これをうまくかわす
マミ「貰ったわ、これで閉幕(カーテンフォール)ね」
マミはタックルで高山を押し倒すと、高山の両足を取り自分の右足をその間に、左足を高山のわき腹の横に踏み込む
そして、高山の両足を膝でクロスさせその右足を自分の右腕でロックし相手をひっくり返す
マミ「シャープシューター!!」
マミは腰を落とす
高山「ぐわぁぁぁぁ」
高山は何とかロープに手を伸ばそうとするもその距離は遠い。マミが更に体重をかけると高山は必死にタップせざるを得なかった
80:
―勝者、巴マミ
マミ「これで勝ち点2ね」
―試合後高山インタビュー
高山「女に負けるなんて情けないね、俺も、しかもおっぺけぺーなセンスの奴に」
高山「でも俺に勝ったんだしこれからも堂々とやってほしいね、あの厨二殺法www」
82:
―G1 CLIMAX 3試合目 対矢野
矢野「また胸を揉んでほしいのか?」
マミ「矢野通、あなたには負けないわ」
カンッ
アナウンス「巴選手がいきなり仕掛けていった!!」
マミは矢野に肘を出しつつ全体重を浴びせ押し倒し、そのままマウントポジションを取る
マミ「ええぃっ!!」
マミは拳を浴びせていくが、レフェリーの制止により矢野から降りるとコーナーへ振る
マミ「うらぁぁぁぁ!!」
身体ごと突進し串刺しにする
83:
そのままコーナー最上段に上るが、そこで矢野が追いかけてきた
アナウンス「矢野選手が最上段の巴選手を捕えて・・・そのままパワーボムだ!!」
マミはマットに叩きつけられる
矢野「さっきのお返しだ」
今度は逆にマウントを取られてしまう。適当に拳を浴びせたあと、マミの胸を掴み始めた
マミ「いやっ、止めて!!」
観客からは矢野コールも挙がり始める。そして矢野の指がマミの胸の一番先っぽををつまむ
マミ「ああっっ」
84:
マミ「いいっかげんに・・・しなさいっ」
マミは何とか矢野を持ち上げ危機を脱して起き上がる
マミ「このっ!!」
矢野にエルボー連打、しかし、矢野の口から急に赤い霧が吹き出てマミの顔を直撃する
マミ「ひやっ!!」
マミが視界を奪われひるむ間に、矢野は番傘を持ってきてマミを痛めつける
マミ「いたっ、ひゃっ」
その後、矢野は番傘を少し開くと中にマミを入れ自分もそこに入った
アナウンス「おおっと、矢野選手何をするつもりでしょう?」
85:
アナウンス「傘の中は見えませんが、巴選手が暴れてますが矢野選手に抱かれ身動きがとれないようです」
マミ「うっ・・・んっ・・・んっ・・・」
何と矢野は傘の中でマミの唇を自分の唇でふさぎ舌を入れていたのだ
マミ「んっ・・・うぁへひぇっ・・・」
86:
傘が開かれると同時にマミは倒れこみ、矢野はそのまま抑え込む
レフェリー「1、2、3」
カンカンカンッ
勝者、矢野通
88:
まどか「マミさん2敗目だよ」
さやか「ちょっと決勝は黄色信号だね」
まどか「未だ棚橋、小島が残ってるしね」
さやか「天山は不調で井上は大したことないから他でそっちのどちらかで勝たないとね」
89:
―G1 CLIMAX 4戦目 対井上
矢野戦のショックを残したままのマミは重い足取りでリングに立つ
井上「巴マミ、お前なんていなければ」
マミ「なに?何なのこの気迫は」
井上の激しい憎悪がマミに向けられている
カンッ
ゴングと共に井上が襲いかかってくる
井上「っおらぁ!!」
井上の激しい逆水平の応酬にマミは反撃出来ずただ受け続ける
マミ「うぅ!!」
90:
井上「お前が来てから、永田さんはお前ばっかりに」
逆水平から今度はストンピングを浴びせていく
マミ(嫉妬?そういえば永田さんは入門からずっと私の相手をしてくれていた)
井上「折角お前が青義軍から出て行ったというのに、それでも永田さんは」
マミ(井上さんは永田さんを取られるのが嫌だったのね、そしてここでの私は一人ぼっちじゃない)
観客「マーミッ、マーミッ!!」
マミ(ここではお客さんも味方してくれる)
アナウンス「井上選手距離を取った、スピア・オブ・ジャスティスか!!」
井上の肩がマミの腹にささる
マミ「効かないわ、あなたのスピアにジャスティスは無い」
アナウンス「巴選手ついに起ちあがった!!」
92:
井上の顔面を一叩きすると、井上はそれだけでぐらつく
マミ「身体が軽い、こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて」
マミはロープの反動を使い井上に向う
アナウンス「巴選手何をするきだ?」
マミ「フラーボォ・パッロットラ!!」
マミのスピアが井上に突き刺さり、リングの外まで突き飛ばした
アナウンス「井上選手リング下でダウン」
その後20カウント数えられマミの勝利が決まった
マミ「もう何も怖くない」
93:
>>91
高山ってよく丸めこまれるとか有利な所から負けたりするのが多い気がするから
勝たせるならここかなって
94:
その後マミは順調に天山、小島から勝ち点を奪い8とする
―G1 CLIMAX 予選最終戦 対棚橋
マミ「最後は棚橋さんね」
棚橋「マミちゃんがまさかここまで残るとはね、今日の他の試合結果によっては
自分の勝敗に関係なく予選突破だね」
マミ「自分でも驚いてます」
棚橋「マミちゃんとは初対戦だけど、手加減はしないよ」
98:
初めは組みあう形から腕をとったりとられたりの攻防が続く
その後はエルボー合戦が続き、棚橋がロープを使いマミに体当たりをする
バチィッッ
棚橋「来いっ」
棚橋はロープを指差しマミに来るよう挑発、マミもそれに応じロープを使っての体当たり
マミ「てぇぇぇいやぁっ」
ドシャッ
マミの体当たりが棚橋をなぎ倒す
マミ「ふぉぉぉぉ」
100:
マミはさらなる追撃を仕掛けよう再度ロープへ走り棚橋を襲うが、棚橋は素早く立ち上がると
マミの追撃をかわしカウンターのスリングブレイドを繰り出す
グキドサッ
マミ「ううっ」
マミは何とか立ち上がるが棚橋はマミの背後に回るとジャーマンの体制に入る
マミ「ふぅうんっ」
踏ん張るマミ、棚橋はジャーマンを諦めると背中に一撃くわえてから正面にまわり首を自身の脇で絞める
ドォンッ
アナウンス「DDTだっ、更に棚橋選手はコーナートップに登る」
101:
アナウンス「これはハイフライフローか、飛んだ!!」
ドサッ
棚橋の全体重がマミにのしかかる
レフェリー「1、2、」
アナウンサー「決まってしまったーこれは万事休すか」
観客「おぉぉぉ」
何とか肩を挙げるマミ、しかし棚橋は距離をとりマミが起き上がるのを待つ
アナウンサー「棚橋がスリングブレイドを狙っているか」
マミが起き上がるとともに棚橋も襲いかかる
マミ「ぇえええいっ!!」
マミはカウンターでスピアを棚橋の腹に打ち込む
アナウンサー「ここでカウンターのフラーボォ・パッロットラ?が決まったあ」
102:
マミは素早くコーナートップへ登る
アナウンサー「巴選手がコーナーへ、決めるか」
マミ「グラヴィタ・アッフォッサトーレ!!」
マミは叫びながら全身を広げて倒れている棚橋めがけて飛び降りる
ドグシャアッ
アナウンサー「決まったぁ、マミ選手の強烈な一撃これは返せないでしょう」
レフェリー「1、2、3」
勝者、巴マミ
ウワァァァァァ
G1予選を5勝2敗で終え決勝進出を決めた
104:
―両国国技館
まどか「ついにG1決勝だね」
さやか「マミさんも無事何とか決勝進出だし」
ほむら「何で私までここにいるのかしら・・・」
まどか「ゥフエヒ、だってほむらちゃんの分のチケットも取っちゃったんだもん」
さやか「転校生、年に一度の新日最大の祭典何だからありがたく見なさいよ」
まどか「そうだよ、ほむらちゃん」
ほむら「はぁ・・・」
105:
マミ「いよいよ決勝戦、対戦相手は永田さん」
マミ「ここで全力で当たること、それがただ一つ私に出来る恩返し」
アナウンス「赤コーナー、円環の理へと導く者、巴ェマミィ!!」
ウワァァァァァオオオオオォォォ
ほむら「円・・・・・・なに?」
さやか「マミさん相変わらずだな」
アナウンス「青コーナー、ミスターIWGP、永田ぁ裕志ぃ!!」
ウオオオオオオェェェェェアア
アナウンス「本試合は特別新人レフェリーが裁定します」
マミ「特別レフェリー?」
106:
アナウンス「本試合のレフェリーは佐倉杏子ぉ」
観客「きょーこー!!!」
ほむら「何故佐倉杏子が!?」
まどか「ぅえひっ、女子レスラーに加え女子レフェリーも採用したんだよ」
さやか「しかし、杏子のやつがレフェリーとはねぇ」
ほむら「でも以外と人気はあるみたいね」
107:
杏子「よぉマミ、何ならお前に有利にしてやろうか?」
マミ「佐倉さん!!相手は師匠である永田さんなのよ、贔屓は厳禁よ」
杏子「あーさいですか」
マミと永田さんが睨みあう。G1CLIMAX決勝戦
ついにここまできた、この舞台に立つことが出来た
目標は目の前に、高い青義という壁、私は超えて見せます
終わっていい?
109:
カンッ、開始のゴング
永田さん「ぺいっ!!」
まず永田さんがマミの胸元を叩く
マミ「えぇえいっ!!」
マミも叩き返す
ぺいっ
えぇえいっ
ぺいっ
えぇえいっ
叩きあいがエルボー合戦へと発展していく
まどか「マミさぁぁぁん、頑張れえ」
さやか「マァミサァァァァン」
まどか「でも永田さんにも頑張ってほしいかな」
さやか「あ、やっぱりまどかも」
112:
ぺぇいっ
てぇいっ
エルボー合戦に区切りがついたところで永田さんがロープの反動からビッグブーツ
マミの顔にぶちあてるもマミは倒れない
永田さん「くぅいや、おらぁ」
マミ「ちぇぃえいっ」
今度はマミがロープの反動を使い永田さんへ肉付きのよい身体を生かした体当たり
ドベチッ、ドドンッ
永田さんを一撃で倒す
マミ「ふぅんがー!!」
115:
倒れた永田さんにマミはその太い身体で覆い潰そうとする
ドスンッ
永田さんはこれをかわすと、立ち上がろうとするマミを蹴りつける
永田さん「ぺいっ!」
そして立ち上がったマミをコーナーポストへ振る
永田さん「ぺぇぇぇいっ!」
マミの元へ駆け寄ると、左足をマミの膝にのせ自身の右膝をマミの胸元に叩きこむ
マミ「流石永田さん・・・気迫が違うわ」
更に永田さんは、2段目のロープに乗ってマミの額に拳を叩きこむ
杏子「ノーノーノー」
これにはレフェリー杏子が止めに入る
116:
ふらつくマミに永田さんは反対のコーナーへ飛ばそうとするが、マミはこれを返し逆に永田さんを飛ばす
マミ「てぇぇいっ!」
ドシィンッ
コーナーにいる永田さんに突進して身体で串刺しにする
マミ「てぇいっ、てぇいっ」
マミは肩の連打で永田さんを追い詰める
マミ「フラーボォ・パッロットラ!!」
マミのスピアが永田さんに刺さりダウン、すぐさま抑え込む
杏子「1、」
118:
ここで永田さんはカウント1で返すと、マミの左腕を取りマミの背中に乗っかる
永田さん「ぜぇぇぇぇあっ」
マミの左腕を自分の方へ引っ張り寄せる、永田さんの眼は白一色となっていた
マミ「うっあああぁぁぁっ」
アナウンス「出たぁぁぁぁ、キラー永田だ!!」
うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
永田さん「ぅういじあぁぁぁぁぁ」
マミ「いっあああぅあぁぁ」
アナウンス「未だ離しません!!」
121:
永田さんはマミの腕を離すと、マミの足を取る
アナウンス「おおっと敬礼だ」
まどか「ゥウイヒッ、ナガタロックだよさやかちゃん」
さやか「ナガタロックだねまどか、これ見るだけでも両国来た甲斐があるね」
ほむら「・・・巴マミの応援はしなくていいの?」
122:
マミ「ぅっうっ」
永田さんは足をほどくと、今度はマミの腕をとり顔面に手を回し絞める
アナウンス「ナガタロック2だー!!」
124:
ナガタロックを堪え切ったマミだが、すぐには立ち上がれない
マミ「はあっ、はっ、強い」
倒れているマミに永田さんはストンピングを打ち込む
マミ「ここで踏ん張らなきゃ!」
マミは永田さんの脚をとり永田さんを倒すと、サソリ固めの体制に入る
マミ「シャープ・シューターよ!!」
125:
永田さん「ぅおっ!」
マミ「流石にこれじゃ決まらないわね」
マミはサソリ固めをほどくともう一度スピアを狙う
まどか「マミさんも凄いなあ」
さやか「あれだけ永田さんの技喰らい続けて未だ切り返せるなんて」
126:
ロープ際に立つ永田さんにマミは迫る
マミ「フラーボォ・パッロットラ!!」
しかし永田さんはまたもこれをかわすが、マミのスピアもフェイクだった
永田さん「!?」
永田さんがカウンターで放ったハイキックを更にカウンターでラリアット
永田さんをリング外へ落とす
マミ「危険だけど永田さんを倒すにはやるしかない」
127:
マミは急いでコーナートップに登る
観客「ざわざわざわ・・・・・・」
まどか「マミさんまさかあそこからボディプレスを」
さやか「確かにマミさんの体重にあの高さが加われば致命的なダメージを与えられるだろうけど」
ほむら「もろ刃の剣ね」
杏子「マミ、正気かよ!?」
マミ「行くわっ、ティロ・フィナーレ!!」
128:
杏子「1、2、3、」
マミのボディープレスは永田さんをとらえた
杏子「4、5、6、」
マミの全身にたっぷりついた肉壁が永田さんを圧殺する
杏子「7、8、9、」
しかし、その重さは自分にも返ってくる
杏子「10、11、12、」
数え上げられるリングアウトカウント、二人はリング外でダウン
杏子「13、14、15、」
杏子(このまま両者リングアウトか?)
杏子「16、17、18」
杏子「!!」
杏子の眼にはエプロンに手が掛かるのを捉えられた
杏子「19、」
131:
杏子「20!!」
その時、リング上にいたのは青パンツの男だった
杏子は永田さんの腕を挙げる
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁおぉぉああ
マミも何とか起き上がるがカウントには間に合わなかった
マミがリング上に戻ると永田さんが手を差し出す
マミ「勝てませんでした・・・・・・」
永田さん「俺だって新人に負けるわけにはいかないよ、だがこの人気を支えているのは
巴マミ、お前のおかげだよ。TV視聴率の上昇もグッズ売り上げアップも全部お前の功績だ」
マミ「ゼアッッ!!」
マミは永田さんに渾身の敬礼
永田さん「ゼアッッッ!!」
永田さんもこたえる
うおあわあああああああああぁ!!
133:
まどか「ぅえへっ、涙がとまらないよさやかちゃん」
さやか「っうっ、あたしもだよまどかっ」
ほむら「・・・・・・」
この試合のTV視聴率は深夜にも関わらず10%を超え、ゴールデン復帰も検討されているとか
その活躍も新日だけに留まらず海外進出も果たすことになる
更にマミさんはバラエティ番組にも呼ばれ、ヘキサゴンで馬鹿を晒すことにもなろうとは・・・
フィナーレ
136:
終わりです・・・
何故か初めの想定とだんだん外れていったわ
ここまで永田さんプッシュする予定じゃなかったのだが・・・
ほむらは空気にするつもりだったがまどさやも結構影が薄くなってしまった・・・
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