まどか「魔法少女クッキングバトル!」back

まどか「魔法少女クッキングバトル!」


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1:
まどか「魔法少女の中で一番の料理上手は誰なのか……選手入場!」
まどか「先頭で入ってきたのは黒髪ロングなクールビューティー、ほむらちゃん!」
まどか「なんでもできちゃう完璧魔法少女は料理の腕も完璧なのかー!?」
ほむら「ま、まどか……言い過ぎよ」テレテレ
暁美ほむら
得意ジャンル:節約料理
5:
まどか「続いて入場するのは活発純情娘、さやかちゃん!」
まどか「上条君に作ってあげるんだって猛練習中、その実力はいかに!」
さやか「ちょっ、それ内緒なんだってばまどかー!」アセアセ
美樹さやか
得意ジャンル:家庭料理
7:
まどか「3人目は食うかい? でお馴染みの杏子ちゃん!」
まどか「魔法少女の中でも食べ物に関する思いは一番! 料理の腕前は果たしてー?」
杏子「まあ見てなって、ちゃんと実力見せてやるからさ」
佐倉杏子
得意ジャンル:サバイバル料理
10:
まどか「最後に入場してきたのはみんなのお姉さん、マミさん!」
まどか「お菓子作りの腕は間違いなし! 広いジャンルの料理勝負でも通用するのかー!?」
マミ「ふふ、頑張ってみるわ」
巴マミ
得意ジャンル:洋菓子
12:
まどか「審査員にも豪華なメンバーが揃ってるよ!」
まどか「まずは人間代表、鹿目家のキッチンはこの人の聖域! 鹿目知久ー!」
知久「まどか、ノリノリだね……そこはお父さんって呼んでほしかったよ」
まどか「さらに地球外代表、僕と契約して料理人になってよ! インキュベーターのキュゥべえ!」
QB「人間の食文化は興味深いね。感情はないけど味にはうるさいよ?」キュップイ
まどか「そして魔女代表、食のことならこの魔女に聞け! お菓子の魔女シャルロッテー!」
シャルロッテ「なんや、美味いもんがたらふく食えるって聞いて」ニュルン
13:
まどか「もちろん司会進行は私、鹿目まどかが担当します!」
まどか「それでは一試合目の組み合わせ、テーマはこちら!」ジャジャン
巴マミ
VS
佐倉杏子
テーマ:香りのいい料理
15:
杏子「マミが相手か……相手にとって不足はないぜ!」
マミ「あら、自信満々ね?」
杏子「へへへ……あたしも伊達に長く一人で生きてきたんじゃないのさ!」
マミ「へえ、これは油断してられないわね」
まどか「さあ二人とも準備はいいかな? それでは調理開始ー!!」ピピーッ
16:
マミ「もう何を作るかは決めたわ……お先に!」
まどか「マミさん早い! 早くも材料を選び終えて調理に入ったよ!」
さやか「小麦粉をふるいにかけて、卵を黄身と白身に分けて……」
ほむら「やはり得意の洋菓子できたようね」
まどか「対する杏子ちゃんは……」
杏子「ふーっふーっ! よーし!」
まどか「ちょっ、コンロを無視して焚き火を始めたー!?」メラメラ
18:
さやか「うわー、何やってるんだか……これはマミさんの圧勝かな?」
ほむら「それはないわ」
さやか「えっ、なんでさ?」
ほむら「あの自然な炎こそ佐倉杏子の調理場……ちゃんと意味があるのよ。むしろ、不利なのは巴マミの方」
さやか「えー? あんなに手馴れてるし、絶対美味しいのができると思うけど?」
ほむら「ええ、それは間違いないでしょう……でも、巴マミはこのルールでは本来の実力を出せないのよ」
QB「それは僕から説明しようか」
19:
QB「マミのお菓子作りが上手いと思われているけれど、実はそうじゃない」
QB「マミが作るのが上手いのは、ただのお菓子じゃなくて『お茶菓子』なのさ」
QB「マミの作るお菓子はあくまで紅茶に合わせたもので、紅茶がメインなんだ」
QB「飲み物を同時に出せないこの大会では、マミは圧倒的に不利なのさ」
QB「そのうえ、この試合のテーマは『香りのいい料理』」
QB「紅茶の香りを引き立てるためにお菓子を作ってきたマミにとっては、相性最悪のルールさ……!」
さやか「そんな、マミさん……!」
21:
マミ「あらあら、ひどい言われ様ね……私もそのくらい、対策はしかりしてきたわよ?」チャチャチャチャッ
まどか「マミさん卵の白身を泡立てるー! その細腕のどこにそんなパワーが!?ってくらいのスピードだよ!」
シャルロッテ「ベーキングパウダーがなくてメレンゲ……どうやらシフォンケーキやね」
さやか「シフォンケーキ?」
シャルロッテ「膨らし粉を使わずに、泡立てた卵白と油だけで膨らませるケーキのことや。ふわっふわやで」
さやか「へえ?」ジュルリ
23:
杏子「お……よし、こいつに決めた!」ピチピチ
まどか「杏子ちゃんも材料選びが終わったみたいだね! 活きのいいお魚だよ!」
知久「あれはイワナだね」
シャルロッテ「イワナ?」
知久「そう、白身が美味しい川魚だね。あのくらいのサイズだと塩焼きが合いそうかな」
さやか「繊細なケーキとワイルドな焼き魚の対決ってわけですね!」
ほむら「……いいえ、杏子の料理はそんなに簡単なものじゃないわ」
24:
杏子「ここをこうして、ぐりぐりっと」
まどか「おお!? 杏子ちゃんは包丁を使わずに内臓を取っちゃったよ!」
知久「口からワタを取るやり方だね。手際がいいなあ」
さやか「どういうこと?」
ほむら「杏子のサバイバル料理……彼女の持ち味は素材を生かし、そして『香り』を使いこなすこと」
29:
さやか「香りって、この試合のテーマまんまじゃん!?」
ほむら「佐倉杏子のモットーは食べ物を粗末にしないこと」
ほむら「色々なものを無駄にせず美味しく食べるため、彼女は料理を始めた」
ほむら「素材の臭みやクセを和らげ、食欲をそそる香りをプラスする……」
ほむら「佐倉杏子はそんな野草、香草の扱いが一番得意なのよ……!」
さやか「ま、マミさん……!」
33:
まどか「3・2・1……そこまでー!!」ピピーッ
まどか「それじゃあ二人とも、審査員に料理を運んであげてね!」
杏子「先にいかせてもらうぜ」
マミ「ええ。さすがにお魚とケーキならお魚が先よね」
杏子「そういうこと……これがあたしの料理だ!」ドンッ
「「「こ、これは……」」」
36:
QB「なんだいこれは? 真っ黒な炭の固まりじゃないか!」キュップイプイ!
シャルロッテ「お魚どこいったん? これじゃ食われへんわ……」
まどか「え? あれ? 杏子ちゃん……?」
杏子「へへ……何も言わずに、そいつをナイフで割ってみな!」
知久「ん? おお……!」
39:
ホワッ… ジュワア…!
QB「な……中から魚が!」キュップイ!?
シャルロッテ「ええ匂いやわあ」スー
知久「これは……笹の葉だ。イワナを笹の葉で何重にもくるんで蒸し焼きにしたんだね?」
杏子「その通り! こいつがあたしの料理、『イワナの笹包み焼き』さ!」ドドンッ
41:
さやか「凄い、ここまで匂いがくるよ……」
ほむら「ホイル焼きのように蒸し焼きにして、そのホイル代わりの葉で香り付けまでしているのね……」
ほむら「それに、直火での調理にガスコンロを使うとガスの匂いがついてしまう」
さやか「あの焚き火にも意味があったってこと!?」
ほむら「ええ。けど、まだ別の香りが……」
44:
シャルロッテ「アム……んん!? お魚の中からもっとええ匂いがしてきたわあ」
知久「内臓を抜いたイワナのお腹の中に、山菜とキノコが詰めてあるんだね……中からも外からも香りが楽しめるようになってる」
QB「く、悔しいけど美味いよ……! 中の具材には少し味噌も混ぜてあるね……!」ハフッハフッ
ほむら「あれが佐倉杏子の実力というわけね……」
さやか「何あれ……全然料理なんかできそうにないと思ってたのに、凄いレベル高いじゃん……」
杏子「どうだい? さやかー! 後でさやかにも食わしてやっからなー!」
さやか「……」ゴクリ
47:
まどか「美味しそうだったねえ……それじゃあ次、マミさんの料理だよ!」
マミ「はい、皆さん召し上がれ」コトッ
シャルロッテ「シフォンケーキの生クリーム添えやね。ふわっふわやわー」
QB「ん、この匂いは……そうか!」
QB「ケーキ自体に紅茶を練り込んだんだね!? さすがマミだよ!」
知久「うん、確かにいい香りだ……でも」
48:
ほむら「駄目ね。あれでは杏子には勝てない」
さやか「なんでさ!? マミさんの紅茶は凄いんだよ!?」
ほむら「知っているわ……けれど、ケーキに練り込んだものでは香りも数段落ちるのも事実」
ほむら「それにシフォンケーキの性質上、生地に水分は多く含ませられない……練り込んだ紅茶も少量でしょうね」
さやか「そんな……」
49:
シャルロッテ「それじゃあいただきまー」アーン
マミ「ちょっと待ってもらえるかしら?」
シャルロッテ「す?」ピタッ
マミ「まだこのケーキ、最後の仕上げが残ってるのよ……」
マミ「ティロ・フィナーレ!」ボッ
52:
まどか「うわ!? クリームに火がついたよ!」
知久「ん、溶けないクリーム……これは、生クリームじゃなくてメレンゲなのか」
マミ「イタリアンメレンゲにウイスキーをかけたものです。火が消えたら召し上がれ」
さやか「イタリアンメレンゲって?」
ほむら「卵白を泡立てたメレンゲに熱いシロップを加えたものよ」
54:
QB「こ、これは美味いよ! クリームが香ばしくて甘くって!」モフモフ!!
知久「ケーキ自体には砂糖を使ってないのか……甘いメレンゲとよく合うね」
シャルロッテ「幸せやわあ……」
マミ「ふふ……イギリスには紅茶にブランデーを加えていただく『アイリッシュティー』という飲み方があるそうです」
マミ「今回はお茶の付け合わせではなく、ケーキ自体で紅茶を表してみました」
マミ「これが私の『アイリッシュ・シフォン』です!」ババンッ
56:
まどか「第一試合からレベルの高い試合になったね! でも決着はつけなくちゃならないよ!」
まどか「審査員のみなさん、お手元のスイッチをどうぞ!」
ピピピッ
マミ マミ マミ
まどか「決まったー! 3対0! マミさんが決勝進出です!!」
57:
杏子「ええ!? くっそー……」
知久「杏子ちゃんの料理も凄く美味しかったんだけどね、決め手は香りの統一感さ」
杏子「統一感……?」
知久「そう。杏子ちゃんのイワナは外側の笹のさわやかさ、内側の山菜やキノコの香り。この2種類が別々の香りになっていた」
知久「対して、マミちゃんはケーキとクリーム、料理全体で一杯の紅茶を表現した。その統一感が素晴らしかったんだよ」
杏子「……」
60:
マミ「……佐倉さん」
杏子「……」
杏子「……あーあ、負けちまったか。自信あったんだけどなあ」
杏子「このテーマでここまでやられたら、さすがにかなわねーや」
杏子「いい勝負だったよ。大会が終わったらあれ、あたしにも食わしてくれよな?」スッ
マミ「……ええ、喜んで!」アクシュ! ギュッ
64:
まどか「さあさあ、さわやかに終わったところで第二試合だよ!」
まどか「テーマはこちら!」ジャジャン
美樹さやか
VS
暁美ほむら
テーマ:おふくろの味
まどか「……って、これほむらちゃんに不利じゃない?」
66:
まどか「とにかく、試合開始ー!」ピピーッ
さやか「おふくろの味……ねえ」
ほむら(おふくろの味……もう長い間ループしすぎて、そんなの忘れてしまったわ)
杏子「二人ともなかなか動かないな」
マミ「人によって違うものだと思うし、難しいテーマね」
67:
マミ「それでも美樹さんが有利かしら」
杏子「何でだ? ほむらだって親はいるんだろ?」
マミ「私たちのように身寄りがないとは聞いてないけど……一人暮らしは長そうよ」
マミ「それに美樹さん、お母さんに直接料理を教わってるらしいしね」
さやか「おふくろの味……よし、これだ!」
69:
まどか「まずはさやかちゃんが動き出したよ! あれは……ひき肉だね!」
さやか「その通り! あたしが最初に習った料理を作るよ!」
ほむら「お、おふくろの味……おふくろの味……」フラフラ
まどか「ほむらちゃんも動き出したけど……なんだか迷ってるみたいだね」
杏子「ニンジン、ジャガイモ、タマネギ……ときたら、やっぱあれかなあ?」
マミ「あれかしらね?」
70:
さやか「こうして、叩くようにして空気を抜いて……っと」ペタペタ
まどか「さやかちゃんはハンバーグだね! もうかなり形になってきたよ!」
知久「変わったところはないけれど、丁寧に作ってるね。練習の跡がよく見えるよ」
杏子「ハンバーグかあ……いいなあ」グギュルル
マミ「観戦ってお腹がすくものね……」クウゥ…
74:
ほむら「こっちを煮込んだら、次はこっちを濾して……」ワタワタ
まどか「ほむらちゃんも順調……かな? 机の上のルーからするとやっぱり」
杏子「カレーか」
マミ「カレーね」
杏子「さすがに自炊してるだけあって、手際はいいなあ」
マミ「でも随分忙しそうね……鍋も二つ使ってるし、大がかりだわ」
75:
さやか「よーし完成!!」
まどか「おっと、さやかちゃんは完成した、けど……」
ほむら「こっちは煮込んで……これは炒めて……」ホムホム
まどか「ほむらちゃんはまだかかりそうだね」
まどか「冷めちゃうし、先に審査やっちゃおうか。さやかちゃん、よろしくー!」
さやか「がってんだー! 『さやかちゃん特製ハンバーグ』でーす!」ゴトッ
78:
シャルロッテ「これは食いでがあるわあ」
知久「肉厚だけど中までしっかり火が通ってて、ジューシーだね。このソースはトマトかな?」
さやか「はい! ハンバーグを焼いた後のフライパンでタマネギとホールトマトを合わせて作ったさっぱりソースです!」
QB「これはいいね! なんだかチーズの味もしないかい?」ハグハグ
知久「ん……繋ぎに細かく削ったチーズを加えたのか! ハンバーグの中心に入れるタイプは多いけど、これは珍しい」
知久「ボリュームの満点だけど、優しくて落ち着く味だね」モグモグ
80:
杏子「いいなあ……」グーキュルルルー
マミ「あれだけずっしりきそうなメニューだと、見てる方は生殺しもいいところね……」クルルルルー
杏子「しかしさやかの奴、嬉しそうだな……」
マミ「こうしてみると一番女の子らしいかもしれないわね、美樹さんって」
さやか(食べて喜んでもらえるのって嬉しいなあ。恭介にも早く食べさせてあげたいな)
85:
ほむら「で、できたわ!」
まどか「ほむらちゃんもようやく完成だー!」
QB「とはいえ、これだけ遅れたんだ。審査は厳しくなるのを覚悟してもらわないといけないね」
まどか「ええ!? 駄目だよそんなの!」
QB「しっかり時間内に終わらせた美樹さやかに不公平だろう?」
まどか「うう??……」
ほむら「ありがとう、まどか……私は大丈夫、心配には及ばないわ」
86:
ほむら「『ほむほむカレー』です……どうぞ」コトッ
シャルロッテ「市販のルーを使ってたみたいやし、普通のカレーやなあ」
知久「ご飯が少し茶色というか、うっすらと黄色っぽいかな?」カチャ…
QB「知ってるよ、これはサフランライスっていうんだろう? 本格的だね!」
知久「それじゃあ、いただきます」
パクッ パクッ パクッ
90:
「「「……」」」
さやか「……?」
ほむら「どう、かしら……?」
ポタッ ポタッ
シャルロッテ「なんちゅうもんを食わせてくれたんや……なんちゅうもんを……」ポロポロ
まどか「えええ!? 審査員が泣き出しちゃったよ!?」
93:
QB「美味い! これは……これは美味いよお!!」ガフッ ガツガツ
知久「これは……なるほど」
まどか「え? え? みんなにもわかるように説明してよ!」
知久「うん……でも、その前に聞いておきたいな」
知久「ほむらちゃん、このカレーはどうして『おふくろの味』なんだい?」
94:
ほむら「私は一人暮らしが長いから……おふくろの味といっても、思い出せなかったわ」
ほむら「だから考えてみた。もし私がお母さんとして家族に食べさせるなら、どんな料理を出すだろうって」
ほむら「そこで考えたのが、これ」
ほむら「とにかく材料を無駄にせず、食べられる部分は全部味わってほしかったの」
知久「なるほど……本当に、これは凄い」
さやか「な、なになに? 何がどう凄いのさ?」
知久「それは、ほむらちゃんの使ったキッチンを見てみればわかるよ」
95:
ほむキッチン
さやか「別に変わったところはないよね……」
マミ「待って。おかしいわ」
杏子「ああ。ゴミ箱にも三角コーナーにも、生ゴミがほとんど入ってねえ……!」
QB「そういうことさ」キュップ…ゲフー
97:
QB「暁美ほむら、君は普通にカレーを作る鍋とは別に、もう一つ鍋と使っていたね」
ほむら「……ええ」
さやか「どういうこと?」
QB「ほむらはもう片方の鍋で、普通なら捨てる部分を調理していたのさ」
QB「肉のスジや骨、野菜の皮や端っこ、葉っぱの部分まで」
QB「よく洗って、食べられる部分をぎりぎりまで削いで、さらに炒めて煮込んで、食べられない部分は丁寧に濾した」
QB「カレーの鍋で水代わりに使ったのはそのスープだ。それだけじゃなくて、あの茶色っぽく色のついたご飯も……」
ほむら「ええ、そのスープで炊いたものよ」
98:
知久「肉なら骨際、野菜は皮に近い部分に一番栄養があって美味しいとは言われるけど、ここまで実践するのは骨が折れるね」
杏子「す、すげえ……食い物を粗末にしないって、日ごろ言ってるあたしにもそこまでは……」
ほむら「普段からやっているわけではないわ」
ほむら「でも、家族に伝えたいこと、食べてもらいたいもの……それを考えたら、自然とこうなった」
ほむら「これが私の『おふくろの味』よ」
知久「なるほど……よくわかったよ」
103:
まどか「それでは第二試合の結果を発表するよ!」
まどか「審査員のみなさん、お手元のスイッチをどうぞ!」
ピピピッ
ほむら ほむら ほむら
まどか「さすがほむらちゃん! ほむらちゃんが決勝進出、マミさんとの決勝戦が決定しました!!」
104:
さやか「あはっ、負けちゃったね」
ほむら「美樹さやか……」
さやか「そんな顔しないで、胸張りなよ! あんなの出されたら、いくらハンデがあったって勝負にならないって」
さやか「あたしもまだまだ……お母さんに教わるばっかりで、自分がどうしたいって考えた料理になってなかった」
さやか「でも、そのことに気付いたからには、次は負けないからね!」
ほむら「……ええ、ありがとう。いつでも受けて立つわ」
106:
まどか「さあ、決勝戦は……」
知久「まどか、悪いんだけど、さすがにお腹いっぱいだよ」
QB「満腹すぎる状態だと、審査も厳しくならざるをえないね」キュップイ
シャルロッテ(うちは空気読める魔女やもん。うちはまだいけるって言わんもん)
杏子「あたしは腹減ったよ」ギュルルイモンナー
マミ「同じく……」キュルフィナーレー
107:
さやか「あ、転校生……ほむらのカレーってまだ残ってるんじゃない?」
ほむら「ええ、少し作りすぎてしまったわ」
杏子「マジ? それは無駄にできねーな!」ダッ
マミ「ぜひいただくわ!」ダダッ
シャルロッテ「う、うちももっと食べたい!」ギューン
108:
まどか「あ、ちょっと勝手に……もう!」
まどか「それじゃあ決勝戦は後日開催するよ!」
まどか「今日はここまで、次回の放送をお楽しみにー!!」
≪おしまい≫
<ちょっ、私の分も残しといてよぉー!!
111:
乙、腹減ったなぁ・・・・・・ハンバーグカレー食いたくなったわ
115:

チャーハン作った
10

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