ほむら「最近誰かに見られてる気がする・・・」back

ほむら「最近誰かに見られてる気がする・・・」


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7:
ほむら「最近誰かに見られているような・・・」
まどか「(じー・・・)」
ほむら「!」クルッ
まどか「・・・」プイッ
ほむら「・・・気の所為かしら・・・」
まどか「(じー・・・)」
8:
ほむら「授業にも集中出来なかった」
ほむら「一体誰かしら・・・」
ほむら「人に恨まれることも羨まれることもしていないのに・・・」
ほむら「これじゃぁおちおちまどかの家にも侵入できないじゃない!」
ほむら「みんな死ぬしかないじゃない!」
9:
マミ「あの、暁美さん?」
ほむら「! ・・・何かしら、巴マミ」
ほむら「(・・・もしかして彼女が・・・?)」
マミ「いえ、特に用はないのだけれど・・・でも、あなたはお困りのようね?私で良ければ話を聞くわ」
ほむら「(こうして私の機嫌を取ろうとして・・・彼女は何をたくらんでいるの・・・?)」
10:
ほむら「それには及ばないわ」
マミ「いや、でも、やせ我慢、していないかしら?」
ほむら「ええ、生憎と。心配かけたようでごめんなさい。私はこれで」
マミ「あ、ちょっと暁美さん!」
マミ「待って、暁美さん!」
ほむら「巴マミ。腕を離してはくれないかしら?」
マミ「いえ、離さない、離しません」
マミ「あなた・・・震えているわよ?」
ほむら「・・・」
12:
マミ「怯えているのね?」
ほむら「いいえ、私にそんな感情はないわ」
ほむら「震えている?そうね、今日はいつにもまして冷えているから」
ほむら「あなたの心配は徒労よ。解かったら今すぐ腕を離して、魔女探しを続けなさい」
マミ「待ちなさい、暁美ほむら」
マミ「小生意気な娘ね。確かに今日は冷え込んでいるけれど・・・それなら、あなたが汗をかくのは道理にあわなくって?」
マミ「・・・今日はどうやら、魔女の気配はないわ・・・付いてきなさい・・・」
ほむら「う、ちょ、巴マミ!?」
17:
ほむら「(・・・強引に連れてこられてしまった・・・)」
ほむら「(・・・相変わらず、ファンシーでゴシック・・・乙女趣味な部屋・・・)」
ほむら「(・・・この亀のビーズクッションも・・・やっぱり・・・あるん、だよね・・・)」
18:
マミ『あら、暁美さん。それ、気に入ったの?』
ほむら『あ、あの、は、はい・・・とっても、可愛い、です・・・』
まどか『だよねー。マミさんってかっこよくってしっかりしているのに、意外と可愛いものに目がいっちゃう人なんだよ?』
ほむら『あ、へ、へぇ、そ、そうなん、ですか・・・確かに・・・お部屋、とっても可愛い、です』
マミ『鹿目さん、意外に、は余計です』
マミ『気に入ったのなら・・・一ついかがかしら。流石に自分でも、こんなには買いすぎたって思っていたのよ』
ほむら『え、良いんですか?』
マミ『えぇ、どうぞ』
まどか『うわぁ、ほむらちゃん良いなー。マミさん、私は駄目ですか?』
マミ『鹿目さんには駄目です』
まどか『うへぇ・・・酷いよマミさん差別だよー・・・!』
ほむら『あ、あの、じゃ、じゃぁこれ、鹿目さんに・・・!』
マミ『ふふ、冗談よ鹿目さん。好きなもの一つ、差し上げるわ』
19:
マミ『それよりも暁美さん』
ほむら『ふ、ふぁい!』
マミ『人から貰ったものを簡単に、まして送り手の目の前で人に渡そうとするのは失礼ではなくって?』
ほむら『え、あぁ・・・ご、ごめんなさい・・・』
マミ『ふふっ、そんな怯えなくて良いのよ』
マミ『ただね、何が言いたいかと言うとね』
マミ『その子は今まで私と一緒に暮らしてきた家族だから・・・大切にしてほしいな』
ほむら『家族・・・は、はい!大切に、します・・・』
ほむら『私、絶対にこの子を離しません!』
マミ『ふふ、そう言ってもらえると嬉しいわ』
まどか『ふわーん、マミさん、どうしよー。みんな可愛くて迷っちゃうよー』
まどか『二つ、いや三つ!三つじゃ駄目ですかぁ?』
マミ『上目遣いしてもだーめ』
まどか『うぅぅ・・・じゃぁ、解かりました。マミさん、私マミさんのお家の子になります!今日からこの子達は私の物です!』
マミ『鹿目さん・・・あなた何を言って・・・』
ほむら『あ、あの!そ、それじゃぁ私もなります!』
マミ『暁美さんまで!?』
まどか『やったー!じゃぁほむらちゃんは私の妹だね!マミさんは・・・』
マミ『ちょっとあなた達、何を勝手なことを・・・』
まどか『メイド長』
マミ『私家政婦!?』
まどか『じゃぁ専属のパティシエ』
マミ『鹿目さん・・・あなたにとって私はミキサーやボールと何も変わらないの・・・?』
22:
ほむら「(・・・結局、あのお人形は・・・何処かに行ってしまった・・・)」
ほむら「(・・・申し訳ないことしたわね・・・)」
ほむら「(・・・ごめんね、タートン・・・)」
マミ「あら・・・暁美さん」
ほむら「!?」
ほむら「ち、違うの・・・これは!」
マミ「・・・あなたが人形を抱くというのはシュールだけれど・・・」
マミ「・・・中々良い絵柄ね・・・」
ほむら「だから・・・違うと・・・」
マミ「・・・良かったら、差し上げるわよ、その子」
ほむら「・・・え?」
23:
マミ「『気に入ったのなら、(ひとつ)いかがかしら?」
マミ「『流石に自分でも、こんなには買いすぎたって思っていたのよ』」
ほむら「・・・!?」
ほむら「・・・マミ・・・さん・・・」
マミ「ちょ、ちょっと暁美さん!?突然俯いて、どうしたの!?」
ほむら「(・・・駄目だ・・・)」
ほむら「(・・・こんな弱いところ・・・見せられない・・・)」
カシャッ
ほむら「――なんでもないわ、巴マミ」
ほむら「・・・お人形、あなたが良いのであれば、いただきます」
ほむら「ありがとう、巴マミ」
ほむら「・・・今度は絶対に、無くしたりしませんから・・・」
マミ「え、ごめんなさい、ちょっと聞こえなかったわ?」
26:
ほむら「気にしないで・・・それより、もう失礼するわ。お邪魔しました」
マミ「・・・そのくらいの礼が払えるのなら、せっかく入れた紅茶とお菓子を食べていかないのは、不躾だと思わないかしら?」
ほむら「・・・」
マミ「・・・♪」
ほむら「・・・解かったわ」
ほむら「食べていけば良いのでしょう・・・?」
マミ「ええそうよ」
マミ「召し上がれ」
30:
ほむら「・・・巴マミ・・・」
ほむら「・・・あのクロワッサン・・・」
ほむら「・・・ティーポット分全部飲まされたわ・・・」
ほむら「うぅ・・・お腹がたぽたぽしている・・・」
ほむら「(・・・でも、久しぶりだった・・・)」
ほむら「(・・・巴マミと、ああしてお茶を飲むのは・・・)」
ほむら「(・・・それに、タートン・・・)」
ほむら「・・・おかえり」
まどか「(じー・・・)」
ほむら「!?」
31:
ほむら「・・・はぁ」
ほむら「・・・いい加減・・・」
ほむら「・・・いい加減にして・・・」
カシャッ
ほむら「まさか、あなただったのね」
カチッ
まどか「う、うへあっ!ほ、ほむらちゃん!?」
ほむら「・・・何か用かしら・・・鹿目まどか」
まどか「え、あ、あの、その・・・」
まどか「ぐ、偶然だね!ほむらちゃんは・・・これからお家帰るところ?」
ほむら「・・・ええ、そうよ」
34:
ほむら「あなたは?何をしていたの?」
まどか「ふ、ふえ!?わ、わたし!?」
ほむら「あなたの自宅はこちらではないでしょう・・・?」
まどか「あー、えっとぉ・・・わたし、わね?」
まどか「あのー・・・そのぉ・・・」
ほむら「・・・まぁ良いわ」
まどか「え?」
ほむら「鹿目まどか・・・あなたさえ良ければ、だけれど」
ほむら「これから巴マミの家に行かない?」
38:
ほむら「美味しい紅茶、美味しいお菓子、可愛い人形がもらえるわ」
まどか「え、あ、そ、そうなんだ・・・良いなぁ・・・」
まどか「でも・・・行って、迷惑じゃないかな?」
ほむら「そんなことないわ」
ほむら「だって、あそこはあなたと私の家でもあるのよ?」
ほむら「あなたがお姉さん、私が妹、そして巴マミはメイド長・・・」
ほむら「でしょ?まどか?」
まどか「え?なんのこと!?わたししらなよぉ!」
ほむら「・・・ふふっ、冗談よ」
まどか「う、ふえ!?ほ、ほむらちゃん!手、引っ張っちゃ、転んじゃうよ!」
ほむら「さぁ、行きましょう。まどかお姉さま・・・ケーキも紅茶もおかわり自由の夢の国へ」
ほむら「寂しがりやな黄色の巻き耳うさぎが背中を向けて泣いているわ」
終わり
42:
終わりですが、意味がわからない。何が巻き耳うさぎだよ、と。特に深い意味はないです。スレ乗っ取り申し訳ない。
ああ、謝ることたくさんだ。本編にも即していると思えないし。でも、まぁ、思い付きを達成できたから、自分的には満足です。
読んでくれた人はありがとう。すごい励みになった。さや杏子はこの間さやかが枕だどうのとやったので
気が向いたら書いてみます
44:
結局まどかのストーキングは、ほむらと仲良くなりたいけどうーん、という解釈で進めました
それも書ききれずに乱文散文もうしわけなかった
50:
ほむら「・・・あの・・・」
マミ「あら?どうかした?」
まどか「どうかしたの?ほむらちゃん?」
ほむら「いえ・・・あの・・・」
ほむら「二人とも・・・まだ起きているかなって」
マミ「ええ、わたしはまだ・・・
まどか「えへへ、わたしも、まだ」
まどか「全然眠くならないんだよね・・・おやすみしたのに」
マミ「そうね・・・どうしようかしら・・・明日は祝日だけれど・・・夜更かしは体に悪いわよね・・・」
ほむら「あ、あの!」
ほむら「わ、わたし・・・修学旅行とかって、病気でしたことなくて・・・」
ほむら「こうして・・・誰かのお家にお泊りするのも初めてで・・・」
ほむら「夜更かしとかも・・・あまり・・・」
ほむら「えっとぉ・・・だから・・・」
ほむら「二人が良いのであれば・・・そのぉ・・・」
55:
まどか「そうだよね!やっぱお泊りはそうでなくっちゃ!」
まどか「あ、マミさんは無理しなくても大丈夫ですよ?わたしとほむらちゃんはまだ若いんで、肌ストレスなんてへっちゃらですから!」
マミ「鹿目さん、上等じゃない!私なんて夜食を食べれば胸に脂肪が溜まる美貌体質なのよ!たかだか夜更かしがなんですか!」
まどか「ああ・・・だからかぁ・・・」
ほむら「・・・良いなぁ・・・」
マミ「な!二人とも、駄目、触らないで!」
まどか「マミマミマミマミマミ」
ほむら「マミマミマミマミマミ」
マミ「ちょ、ちょっと二人とも、ふざけすぎ、ふざけすぎよ!」
まどか「説明しよう!マミパイをマミマミするとマミマミした分だけ自分の胸をマミることが出来るのだ!」
マミ「か、鹿目さん!止めて、い、い、痛い、痛いから、痛いってば!」
ほむら「鹿目さん・・・もっと、搾り取るように揉まないと・・・失敗しちゃいます・・・」
マミ「や、止め!そんなに優しく揉まないで!!」
57:
まどか「マミマミしてごめんなさい」
ほむら「マミマミしてごめんなさい」
マミ「二人とも・・・反省してないでしょう・・・」
まどか「申し訳ございませんでした」
ほむら「申し訳ございませんでした」
マミ「良いわ、頭を上げて、二人とも・・・」
まどか「それ隙あり!」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ほむら「!?」
まどか「誠に申し訳ございませんでした」
マミ「鹿目さん・・・あなた、今までとは随分な変わりようね・・・いつもはそんなに高揚したりしないでしょう・・・」
マミ「もしかして、暁美さんの前だから・・・?」
まどか「ふぇ!?ち、ちがうよぉマミさん!」
マミ「・・・どうやら図星のようね・・・」
ほむら「?」
59:
まどか「ふわわわわ!マミさん!そんなことないです、鹿目まどかはいつもこんな感じです!」
マミ「さっきも自分がお姉さんで暁美さんは妹と・・・あなた・・・」
まどか「うわー!うわー!これ、メイド長の風情で妾をからかうとは!打ち首じゃー!マミりじゃマミりじゃー!」
マミ「そんなに動揺しちゃって・・・可愛いわ、鹿目さん」
まどか「うえーんほむらちゃん助けてー!マミさんがいじめるよー!」
ほむら「あ、はい・・・えと、よしよし、よしよし」
マミ「あら、妹に慰められるお姉ちゃん、情けない」
まどか「いいもん、じゃぁ私はほむらちゃんの妹だもん!ほむらお姉ちゃん、私の仇を取ってよ!」
ほむら「あ、え、あ、えと・・・こ、来い!マミぱ「ティロ・フィナーレ!」
まどほむ「!?」
61:
マミ「あなたたち・・・本当に懲りないようね・・・」
ほむら「あぅ・・・」
まどか「あかんよぉおねえ・・・うちら死ぬんや・・・」
マミ「ふふ・・・流石の私も堪忍袋の緒が切れてしまった、とでも言おうかしら・・・」
マミ「こんなに体が軽いのは初めて・・・」
マミ「もう何も恐くない!」
まどか「ええと・・・『お菓子の魔女マス。五回ルーレットを回しての総計三十出せ』か。え、10を出したらマミる・・・?」
マミ「鹿目さん、マミる、だなんて書いていないでしょう!?縁起でもないこと言わないでちょうだい!」
ほむら「ええと・・・ライバル登場マス。『使い魔を仕留め損ない、指定のマスに移る。』あたしって、ほんとばかマスへと・・・」
マミ「それじゃぁ次は私かしら。そーれ「ティロ・フィナーレ」!?ちょっと二人とも、声を被せないで!」
62:
まどか「マミさん秘蔵の契約ゲーム楽しかったね。明日はもーっと楽しいよね、ほむほむ?」
ほむほむ「ほむっ♪」
51:

最後のほむほむのセリフ回し好きだよ
続いてくれてもいいいんだからね
49:

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