ソーニャ「おい、お茶」やすな「はい、ソーニャちゃん」back

ソーニャ「おい、お茶」やすな「はい、ソーニャちゃん」


続き・詳細・画像をみる

4:
ソーニャ「それじゃ、先に寝るぞ。明日も早いからな」
やすな「うん、おやすみソーニャちゃん」
やすな「……」
やすな「……はぁ」
やすな(……分かってるけど、淋しいなぁ)
やすな(高校生の頃が懐かしいな……)
やすな(……)
やすな(……ソーニャちゃん)
7:
やすな「ん……」
やすな(もう朝かぁ。ソーニャちゃんは……もうお仕事に行っちゃったかな?)
やすな「……」
やすな「今日はお仕事休みだし、どーしよっかな……」
やすな「ソーニャちゃんも休みだったら良かったのになぁ」
やすな「……」
やすな「とりあえずご飯食べよ……」
ピンポーン
やすな「?誰かな。はーい」
やすな「どちら様ですか?」ガチャ
あぎり「おはようございます?」
やすな「あ!あぎりさん!」
9:
あぎり「やすなさんだけですかぁ??」
やすな「はい……ソーニャちゃんはお仕事で……」
あぎり「そうなんですか?」
やすな「どうしたんですか?」
あぎり「ん?。もしやすなさんが暇なら、一緒にお買い物なんかどうかなと思いまして?」
やすな「え?」
あぎり「どうですか??」
やすな「最近ずっと暇で暇が腰にしがみついてるぐらいですよ!」
あぎり「じゃあ、一緒に行きましょ?」
やすな「あ、ちょっと用意してきますね!中に入って待ってて下さい!」
あぎり「分かりました?」
12:
あぎり「……」ジーッ
やすな「あ、あぎりさん?どうかしました?」
あぎり「あ、なんでもないですよ?」
やすな「わたしの身体をなんか見てた気がしたので……」
あぎり「ん?、特に意味は無いですよ?」
やすな「そ、そうなんですか?でも、恥ずかしいからあまり……///」
あぎり(……)
やすな「ところで、何処に行くんですか?」
あぎり「あ、特に考えてませんね?」
やすな「じゃあじゃあ!お洋服屋さんに行きましょうよ!」
あぎり「構いませんよ?」
14:
ソーニャ「……」
ソーニャ(まだターゲットが来るまでは少し時間があるな……)
ソーニャ(わざわざ朝早く出た意味があまり無い気もするが……)
ソーニャ(……ん?あれは、やすなとあぎり……か?)
やすな「えー!?あぎりさん、好きな人が出来たんですか!?」
あぎり「ん?、まぁそうかもしれませんね?」
やすな「どんな人なんですか!?」
あぎり「それは?……秘密ですよ?」
やすな「えー。教えて下さいよぉ!」
ソーニャ(……)
ソーニャ(……楽しそうだな)
ソーニャ(だが、何故あぎりが?)
ソーニャ(……)
19:
ソーニャ(気になるが、持ち場から離れるわけにはいかないな……)
あぎり「ん?、ヒントを出すとしたら、そうですね?……」
やすな「なんですか!?」
あぎり「わさわさしてる人、ですかね?」
やすな「わ、わさわさ?」
あぎり「そうですよ?」
やすな「わさわさ……?」
ソーニャ(……わさわさしてる人だと?)
ソーニャ(……い、いや、それはあり得ないだろう)
ソーニャ(そんな素振りは今まで一度も……)
22:
あぎり「……」ニヤッ
ソーニャ「!?」
ソーニャ(こ、こっちを見て……今、笑わなかったか?)
やすな「どうしたんですか?あぎりさん」
あぎり「なんでも?……ないですよ?」
ソーニャ(ま、まさかあぎりの奴……本当に!?)
ソーニャ(くそっ、そうなるとやすなが……)
ソーニャ(だが、持ち場から離れるわけには……!!)
ソーニャ「くそ……さっさとターゲットが出てくれば……!!」
26:
あぎり「そう言えば?、高校卒業してからソーニャと同棲始めてましたけど、どうですか??」
やすな「あはは……最初は良かったんですけど、最近はなんか倦怠期って感じで」
あぎり「そうなんですか?」
やすな「高校生の頃が懐かしいですよ」
あぎり「……」
ソーニャ「くそ……くそ……!!」
ソーニャ「あぎり……あぎりぃ……!!」
ソーニャ「早く……早く出てこいターゲットめ……!!」
ソーニャ(やすなは……やすなは、殺す事しか知らない私が、初めて守りたいと思った存在だ……)
ソーニャ(あぎりには……渡せない……!!)
30:
やすな「あ!ちょっと急ぎましょうあぎりさん!」
あぎり「どうしたんですか??」
やすな「今から行くお店、開店セールをするんですよ!先着何名様とかありますし!」
あぎり「じゃあ、急ぎましょうか?」
ソーニャ「……」
ソーニャ「……行ったか」
ソーニャ(……)
ソーニャ(……やすな)
ソーニャ(……)
32:
やすな「ふぃー、結構色々ありましたね」
あぎり「そうですね?」
やすな「ところであぎりさん、まだ時間は大丈夫ですか?」
あぎり「大丈夫ですよ?」
やすな「じゃあ、お昼ご飯食べに行きましょう!わたし、良いお店知ってるんです!!」
あぎり「はい、構いませんよ?」
やすな「じゃあさっそ……く……?」
ソーニャ「……」
やすな「ソーニャちゃん?」
あぎり「……あっれぇ??お仕事はどうしたんですか??」
ソーニャ「もう終わったんだ」
やすな「そ、ソーニャちゃん?なんか、恐いよ?」
ソーニャ「やすなはちょっと黙ってくれ。……あぎり、話がある。来い」
やすな「そ、ソーニャちゃん……」
あぎり「……」
36:
ソーニャ「……あぎり、お前どういうつもりだ?」
あぎり「何の事かさっぱり?」
ソーニャ「とぼけるな!!お前、私が近くにいたこと、気づいていただろ」
あぎり「え??そうだったんですか??」
ソーニャ「……あぎり、言っておくぞ。やすなは渡せないからな」
あぎり「……」
ソーニャ「お前がどう思ってるかは知らん。だが、もしやすなを……」
あぎり「渡す……ソーニャ、甘いですね?」
ソーニャ「何!?」
あぎり「私はやすなさんを……奪う気でいますよ?」
ソーニャ「!」
あぎり「やすなさんから聞くと、最近、倦怠期……みたいじゃないですか」
ソーニャ「そ、それは……」
38:
あぎり「寂しがってましたよ?やすなさん」
あぎり「暇で暇が腰にしがみついてる……とも言ってましたし」
ソーニャ「それは……仕事が……」
あぎり「……確かに、それは分かりますよ?」
あぎり「でも、もっとやすなさんに構ってあげるべきじゃないんですか?」
ソーニャ「……」
あぎり「……何も言い返せないみたいですね、ソーニャ」
ソーニャ「……悔しい、が、事実だから、な……」
あぎり「だから、やすなさんは私に任せて、ソーニャは仕事に……」
ソーニャ「だからって……だからって、そんな事、出来るか!!」
あぎり「……わがままですね」
39:
ソーニャ「……ああ、そうだよ。私はわがままだよ」
ソーニャ「仕事は勿論大事だ。だが、やすなもそれ以上に大事なんだよ」
あぎり「……じゃあ、どうしてやすなさんにもっと構ってあげられないんですか?」
ソーニャ「……」
あぎり「……ちょっと、甘え過ぎなんじゃないんですか?」
ソーニャ「何……?」
あぎり「やすなさんに対して、甘え過ぎだと言ってるんですよ?」
あぎり「感情や思いなんて、すぐに変わっていくものだと私は思います」
あぎり「このままこんな生活が続けば……やすなさん、きっとソーニャに愛想を尽かしますね」
ソーニャ「そんな事!!」
あぎり「無い、と断言出来るんですか?」
ソーニャ「……」
41:
あぎり「……何も言い返せないんですか?」
ソーニャ「……」
あぎり「じゃあ、やすなさんは私が……」
ソーニャ「……出来ない」
あぎり「?」
ソーニャ「それだけは、出来ない」
あぎり「……」
ソーニャ「頼む、あぎり……私から、私からやすなを奪わないでくれ……」
ソーニャ「やすなは、バカで、お調子者で、だけど、殺し屋なんかやっている私に、友達だと言ってくれた、大事な存在なんだ……」
ソーニャ「殺す事しか知らない私が、やっと見つけた、守りたいと思った存在なんだ……」
ソーニャ「だから……」
42:
あぎり「……じゃあ、やすなさんにも本心を聞いてみましょう」
ソーニャ「やすなに……?」
あぎり「やすなさん」
やすな「……」
ソーニャ「やすな……」
あぎり「今の話、全部聞いてもらってましたよ」
ソーニャ「なっ……!」
やすな「……ソーニャちゃん」
ソーニャ「……」
やすな「……まず、あぎりさん」
あぎり「なんですか?」
やすな「……ごめんなさい!!わたし、あぎりさんの気持ちには、応えられそうにないです!!」
やすな「やっぱり、わたしは、ソーニャちゃんが一番……一番好きですから!!」
ソーニャ「やす、な……」
43:
やすな「ソーニャちゃん。わたしはね、ソーニャちゃんに初めて会った時から、ずっと親しい関係になりたいって思ってたんだよ」
やすな「そうじゃなかったら、あんなに攻撃されてまで付き纏ったりなんかしないもの」
やすな「それは今も同じで、変わってないんだよ」
ソーニャ「……やすな」
やすな「だから、ね?ソーニャちゃん。わたしの事はそんなに気にしなくても……」
ソーニャ「……それでも、すまない、やすな」
ソーニャ「あぎりに言われて気づいたよ。私はどこか、甘えていた」
ソーニャ「……もっと私はやすなと……やすなと、一緒に居るべきなんだ」
ソーニャ「仕事を理由にせずに、やすなと一緒の時間を作るべきなんだ……」
ソーニャ「だから……やすな、今まですまなかった……」
やすな「……ソーニャちゃん」
49:
あぎり「……やれやれ?。これでソーニャも少しは素直になりましたか??」
ソーニャ「え?」
あぎり「これで安心ですね?」
やすな「え、ええ!?」
ソーニャ「あ、あぎり!!貴様今までのは演技か!!」
あぎり「他人の私が見てもよろしくない状況だと思いましたからね?」
あぎり「だから、ソーニャに色々と分からせてあげるためにやってみました?」
ソーニャ「……はぁぁ」
やすな「ソーニャちゃん」
ソーニャ「……やすな?」
やすな「……好きだよ?」
ソーニャ「な!?い、いきなりなんだ!!?」
やすな「ソーニャちゃんは?」
53:
ソーニャ「あ……いや、それは……」
ソーニャ「……好きに、決まってるだろ」
やすな「……ソーニャちゃん!」
あぎり「……ソーニャ?」
ソーニャ「……なんだ」
あぎり「言っておきますけど……私がやすなさんを好きというのは……」
あぎり「演技ではありませんからね?」
ソーニャ「!?」
あぎり「次、同じ事があったら……問答無用で、やすなさんは私が貰いますから、ね?」
あぎり「それじゃ、お幸せに?」
54:
やすな「……行っちゃったね、あぎりさん」
ソーニャ「……なぁ、やすな。一緒に、昼食べに行かないか?」
やすな「え?うん、もちろん!!」
ソーニャ(……二度と同じ過ちはしないからな、あぎり)
やすな「それじゃ!れっつごー!」
ソーニャ「ああ!こら引っ張るな!!」
くぅ疲
おわり
59:
乙!
6

続き・詳細・画像をみる


【悲報】 AKB運営 「メンバーとファンの間にアクリル板を設けて握手会やります」wwwwwwwww

米初のヤクルト工場落成 世界で24カ所目

一才五ヶ月の娘が私の携帯で誰かと話してたOTL

【閲覧注意】飛び降り自殺した女の子の死体wwwwwwwwww

ブス女「終電……なくなったね」←一言で帰らせろ

【画像】「Youは何しに日本へ?」(テレビ東京)が神回だったと話題にwwwwwwwwww

異次元につながる穴?米カリフォルニア上空の雲に開いた不思議な穴

【ハンター×ハンター】蟻編の面白さは異常wwwww

【悲報】 AKB運営 「メンバーとファンの間にアクリル板を設けて握手会やります」wwwwwwwww

菅直人さん「吉田調書公開せぇや」 内閣官房「いやです」

「子供は作らない。あんな理性の無い生き物嫌いだからさ」

【ブラック・ブレット】8話まとめ ティナちゃんが性的すぎてヤバイ

back 過去ログ 削除依頼&連絡先