これっくらいの♪お弁当箱に♪おにぎりおにぎりちょいと詰めて♪back

これっくらいの♪お弁当箱に♪おにぎりおにぎりちょいと詰めて♪


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お米は絶望していた。
広く広大な水田の中で、たっぷりの太陽を浴びてのびのびと育った自分が、こんなちっぽけな箱の中に押し込められて行くことに。
お米「なんだこの世界は・・・・!」
お米数百粒に対して、おおよそ考えられぬ圧力をかけ圧縮し、整形される。
それだけでも尋常ではないストレスがお米達に襲いかかる。
さらに追い討ちをかけるが如く、小さな箱の中にギュウ、ギュウと押し込められる。
そして降ってくる謎の異物(刻み生姜にごま塩)
逃げる場所もなければ、助かる見込みもない。
そんな世界を何と言うのだろう?
お米「ここは・・・・・!」
お米が発する言葉に周りがざわめく、言ってはならない言葉。
誰もが見て見ぬふりをする言葉。
だが躊躇なくお米はその言葉を放った。
お米「地獄だ!!!」
〜お弁当箱の唄〜
-
-
5 :
14 :
からすは不服であった。
別に好きで鳴いている訳ではない。
正確には、鳴くしかないのである。
カラス「・・・・・くそっ」
遺伝子には抗えぬ、その絶対的な使命。
鳴かなければならぬ、と身体が勝手に動く。
カラス「鳴きたくない・・・・・」
だが、鳴かなければならない。
それがカラスであり、彼達の存在理由でもあるのだ。
カラス「カーーッ!」
夕焼けの空に虚しくカラスの声がこだまする。
何とも言えぬ感情がカラスによぎる。
カラス「俺の存在理由って・・・・」
虚しい。
こんな感情がカラスの背中に襲い掛かるのである。
〜カラスの唄〜
18 :
21 :
雪はうんざりしていた。
犬という存在に。
毎年毎年、同じ時期に、同じ様に降っているのに喜んで駆け回っている。
飽きもせず毎年。
犬「ハッハッハッ」
また今年も犬は駆け回る。
雪「なんなんだ・・・・」
たまに小便もするときもあるのだ。
それもうんざりする一因でもある。
犬「ワオーン♪」
ただ、雪は喜びながら走る犬を見てこうも思うのであった。
まぁ、悪くもないよな
〜雪の唄〜
20 :
ポケットを たたくとビスケットは ふたつ
22 :
少年「・・・・・・」
少年は餓死をする直前であった。
横たわり、力が入らない。
声もかすれかすれにしか出ない。
少年は思い出していた。
昔、母親に教わった歌である。
少年「・・・・・・・・」
ポケットを叩く。
が、出る筈もないのだ。
ここは現実。
無情な現実。
食べる物が無ければ死ぬしかない。
少年「うっ・・・・・くっ・・・・・・・」
少年は淡い期待を込めながらも、生命が断つその時までポケットを叩き続けた。
〜ビスケットの唄〜
24 :
今までで一番好き
23 :
27 :
明日はちゃんとハロワ行けよ
30 :
暇なのだ。
ハロワは、行かない。
29 :
33 :
ハチ「働きたくない・・・・」
周りのハチ達は女王バチのために働いている。
蜜を体の中に溜め、巣に帰る。
そしてまた、花の蜜を取りに出掛ける。
これを死ぬまで何十回、何百回も繰り返す。
ハチ「はぁーーー」
あほらしい、とハチは思っていた。
何の為に産まれてきたのだろう?とハチは自問自答する。
やはり、女王バチのためなのだろうか。
王の為に死ぬまで働くのが使命なのだろうか。
そんな事をハチはここ最近ずっと考えている。
ハチ「もう、いっその事」
この巣を出てしまおうか?
そんな事がハチの頭をよぎる。
いや、無理だ。ここは居心地が良い。
出て行ったとしても死ぬだけなのは分かりきっている。
何よりも、面倒くさい。
ハチ「はー、めんどくさい・・・」
彼は、今日も働かない。
ー〜ハチの唄〜
32 :
トナカイは両親を怨んでいた。
こんな鼻を持たされた事に。
何処へ行っても笑われる。
「何そのお鼻ー!」
「おもしろーい!」
悔しくてしかたがなかった。
周りのトナカイは格好良く、凛々しい。
だが自分はどうだ。
トナカイ「・・・・・この鼻のせいで」
真っ赤な鼻。
紅に染まる、鮮やかな目立つ赤。
周りのトナカイ達からは化け物と言われ、子供達には笑いものにされる。
トナカイ「くそ・・・・」
そんな気分沈むトナカイの所におじさんがやってきた。
おじさん「まーた、グチグチしとるのかい?」
おじさんとトナカイの鼻を優しく摘む。
おじさん「お前の鼻は他のトナカイには無い、素晴らしいものじゃ。」
おじさん「じゃから、こんな仕事も出来るのだぞ?」
ああ、またこの季節か。と、トナカイは不貞腐れる。
一年に1回だけ、活躍の出来る赤い鼻。
ただの1回だけだ。
しかも、一晩中走り回される。
やはり、普通の鼻で産んでくれなかった事を恨むトナカイなのであった。
〜真っ赤なお鼻のトナカイの唄〜
34 :
36 :
41 :
そして、壊れる。
儚いものである。
次々と生み出されるシャボン玉達。
だが、皆運命は決まっている。
ある程度の時間が経つと消えてしまうのだ。
シャボン玉「消えたくない・・・」
シャボン玉は恐怖に怯える。
生み出されてしまった限りは消える運命にあるからだ。
シャボン玉「なんで、なんで・・・・・」
消えなくてはいけないのか?
それは簡単だ。
そういう運命だから。
もがいたところで、どうにかなるものでもない。
運命は実に残酷である。
シャボン玉「消え・・・た・・・・・くな」
パンッ
〜シャボン玉の唄〜
42 :
青年「・・・・・・」
青年は手を握ったり、開いたりしながら歌を歌っていた。
青年には幼馴染みの女の子が居た。
よく小さい頃に2人でその歌を歌いながら遊んでいた。
青年「まーたひらいてー」
何もかもが懐かしいと、青年は感慨にふける。
一緒に遊んでいて本当に楽しかったあの頃。
離れ離れになる訳は無いと思っていた。
だが、無常にも別れの日が来てしまった。
青年「てーをうって、そーのーてーを」
青年「うーえーにー・・・・・・」
女の子は引越してしまい、連絡がつかなくなってしまった。
青年はその気になれば連絡先くらい掴めただろう。
だが、しなかった。
何故か?
青年「・・・・・・」
聞くのが恥ずかしかったからだ。
そんな理由で、未来の恋人になったであろう人を逃がしてしまい、今の今まで恋人は居ない。
青年「はぁ・・・・・」
哀れな青年である。
〜結ばれなかった唄〜
43 :
列車「・・・・・・」
本当に続いているのだろうか?と列車は思う。
乗る人が減っているのは紛れもない事実。
このまま行けば廃線は確実。
線路はいつか途切れてしまう。
列車「いやだなぁ・・・・」
何十年と走り続けた。
だが、まだ走りたいのだ
この路線で。
列車「・・・・・・・」
どうにもならないのは分かっていた。
お客が乗らなければお金が入らない。
お金が入らなければ続ける事が出来ない。
簡単なことだ。
列車「いつまで出来るのだろう」
何時まで出来るかわからない。
いつかは無くなるのだろう。
だが、その時までは走り続けようと誓う列車なのであった。
〜線路の唄〜
44 :
おにぎり『を』にぎり
なんだぜ
46 :
まじでか
45 :
48 :
少年はあの日にあの歌を歌ったのを思い出して苦笑した
確かに100人の友達はできたのだ
しかし、ふとしたことで仲たがいをしてしまった
そのおかげで今は1人でおにぎりを食べている
かつての100人の友達はあの歌のように富士山でおにぎりを食べていた
少年「あっ・・・」
少年は気づいた
母から教えてもらったあの歌
あの歌の歌詞と同じまったく同じ状況であると
(100人の友達は『誰か』の友達、つまり100人で食べるということは・・・)
49 :
良ねー
53 :
深い
51 :
桃太郎「くっ・・・・・・」
これで何十回目の敗北だろうか。 桃太郎は勝てない鬼に苦悩していた。 最初の鬼は簡単に勝てたのだが、倒していくうちに鬼は 強くなっていった。
桃太郎「くそっ!」
今では歯止めが利かない程に強くなってしまった。 無数に並ぶ仲間(猿、犬、キジ)達の墓。 だが諦めるわけには行かなかった。
桃太郎「また、仲間を集めなくては・・・。今度こそ必 ず・・・・・!」
犠牲になった仲間達。
桃太郎を精一杯助けてくれる村人達。
そんな彼達の想いを無下には出来ない。
桃太郎「倒す!!」
桃太郎は諦めない。
必ず勝機が訪れる日を信じて。
〜桃太郎の唄〜
52 :
ありがとうございました。
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タグ :おべんとうばこのうた 投稿日時:2014年05月28日 09:00 | 投稿者:brow2ing_02 | コメント(10)
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この記事についたコメント

1.ぶらぶら

正しい歌詞は
カーラースー
なぜなくのー
カラスはやーまーにー

2.ぶらぶら

「おにぎりを握り」はデマな ttp://www.poc39.com/archives/1162

3.ぶらぶら

おにぎりを握りはデマだと指摘しようと思ったら既にされてた

4.ぶらぶら

そんなことより、さんしょうさんがさくらんぼさんに改変されてた
いや、さくらんぼ入れるならせめて最後にいれろよ

5.ぶらぶら

※4
うちの周りは昔からさくらんぼさんだった!
調べたらさんしょうさんなんだな…
何がどうしてさくらんぼさんになったんだ…

6.ぶらぶら

※5
さんしょう(山椒)さんは子供にはよく分からないから保育の現場ではさくらんぼさんに変えてる所が多いらしい

7.ぶらぶら

米2
まじかよ危なかったぜ

8.ぶらぶら

※2がガチ
嘘とか屁理屈論を信じてドヤ顔で広めるやつがいるから困る。
どんどん正しい知識を広めて貰いたいところ。

9.ぶらぶら

※2
サンキュー

10.ぶらぶら

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