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【閲覧注意】後味の悪い話『坂の上の家・ウィンダリア』


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6:
後味悪い流れなのでおはなしを投下します
世にきみょあらすじデータベースよりコピペ
「ウィルス」
海外留学から帰国したイズミ(広末涼子)。
飛行機が空港に着陸した直後、防護服を着た人が現われると共に白煙が舞い上がり、気を失う。
目覚めたイズミは自分が何者かに隔離されたと知り、
何らかの「ウィルス」に感染したらしいと気付く。
謎の薬を飲まされては検査を受ける日々に嫌気がさしたイズミは脱出を図る。
脱出には成功したが、その後、追ってきた特殊部隊員の
防護服の下に隠されていた顔が爛れているのを知って悟る。
イズミが隔離された理由は感染していたからではなく、
地上に蔓延した新種のウィルスからの保護だったと。
自分の手足を見るイズミ。今までになかった発疹が出来ていた。
絶望するイズミ……。
感染したと知った瞬間の赤い警告ランプのような演出と、
広末のアワアワした演技がすごく嫌でした。
「世にも奇妙な物語」で一番印象に残ってる話ってなに?
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4626337.html
59:
>>46
その話見たとき、
なんで筆談やらVTRやらで教えてやんなかったんだよと、
後味の悪さよりムカツキの方が先にたった。
49:
たった今見終わった邦画『ギミー・ヘブン』
ある富豪が自宅内で死亡した。第一発見者は養女(宮崎あおい)。
富豪の血がカーペットに不思議な模様を描いていた。
主人公江口洋介は、相棒の安藤政信とともに
街中に仕掛けられた監視カメラの視聴権をネット販売していた。
江口は『共感覚』の持ち主。
『共感覚』とは例えば数字や字にそれぞれ違った色がついて見えたり、音楽に感覚を感じたり、
普通の人が見えているのとは違ったように世界が見えたり感じたりする感覚のこと。
ある日、彼らの覗きカメラの一つであるOLの部屋から、住人であるOLが消える。
部屋に行くと、ベッドのシーツに不思議な模様が描かれていた。
江口はそれが「ピカソが自分の絵に残した模様」ということに気付く。
その後も彼らのカメラの前で人が死に、彼らはそれを企てている人間がいると推測、
その人物を『ピカソ』と呼んだ。
富豪の養女である宮崎が行方不明になった。
江口らは下水道に設置してあるカメラに女性が倒れているのを見つけ、保護する。
倒れていたのは宮崎だった。そのまま二人に保護される宮崎。安藤は宮崎に好意を抱く。
しばらくして、オンラインゲーム上で『ピカソ』と接触する二人。
どうやら『ピカソ』の目的は宮崎らしい。彼女を迎えに行くと言いピカソは接続を切った。
三人が外出中に仕事場が荒らされ、中継カメラはすべて不通、サーバもダメになってしまう。
そして寝室に、ピカソの模様が残されていた。
二人に迷惑をかけ「家に帰る」と言う宮崎に、江口は「警察に保護してもらえ」と言う。
安藤は「三人で逃げよう」と提案する。
しかし江口は恋人が妊娠していることを知り、待ち合わせ場所に行くのをやめた。
宮崎を連れて逃げる安藤。ピカソの追っ手に追い詰められるが、なんとか撃退する。
しかし、安藤は何者かに殺されてしまう。
ピカソになんとか接触をはかる江口。そして江口の前にピカソ、松田龍平が姿を現した。
51:
富豪の家の庭に江口を導く松田。江口に自分を殺すように挑発をする。
江口は「お前じゃない、お前は共感覚なんて持ってない、
あのピカソの絵が何を意味してるかお前にはわからないだろう」と言い、松田に背を向け去ろうとする。
慌てて江口に拳銃を向ける松田。そこへ宮崎が現れ、江口を庇うように松田に対峙した。
そして宮崎はある曲を江口に向って口ずさむ。
その音楽こそが、残されたピカソの模様に隠された、共感覚を持つものだけが感じられるものだった。
かつて、宮崎の父親が母親を殺し、宮崎は施設に入りやがて富豪の養女になった。
そしてそのとき離れ離れになった兄こそが松田だった。
しかし事件の真相は、妹に欲情した兄を、見つけた母親が叱責し、
兄が母親を刺し殺したというものだった。息子の罪を父親がかぶったのだった。
その後、兄は影となり宮崎の邪魔になるものは消し、宮崎の罪を自分がかぶった。
妹の未来を潰した罪滅ぼしのつもりだった。
そしてついに彼女の望むものが見つかった。そのために邪魔なものがあった。
それは、自分に好意を持ち自分を守ってやると言った安藤だった。
松田は自分が妹の秘密を守るんだと、自分で自分の頭を撃ちぬいた。
何故安藤を殺したのか詰め寄る江口。
宮崎は江口の運営する中継カメラサイトの不気味な抽象画を、ミッキーとドナルドとグーフィーだと言う。
みんながかわいいと言うものが怖かった、みんなと違って見えた、それを同じように見える人を、ついに見付けた。
数字が何色に見えるか、銀のコップがなに見えるか、石油ストーブの臭いはどんな感覚か、
二人はお互いの共通した共感覚を確認しあう。
小さい雨は英語のハロー、大きい雨は、ガーベラ。二人の上に、無数のガーベラが舞い落ちる。
そしてガーベラの中、江口は宮崎の首に、手をかける。
52:
その後、警察が来た後の富豪の庭には、三人分の死体の場所を示す白いラインが引かれていた。
どこか島の海岸線のような場所を歩いている人物が遠くに映っている。
歩いているのは、江口。江口は安藤らしき人物を背負って、ずっと坂道を下っていく。
ここで終了。そして最後のおんぶのチャプターのタイトルは、「ヘヴン」。
江口の子供を身ごもった恋人を思うと後味ワルー。
江口がピカソに会いに出かけるとき、顔を合わせずに泣いていたし…。
54:
江口も富豪の庭で死んでて最後の江口と安藤の場面はヘヴンのチャプター名の通りあの世ってことかな?
57:
>>54
そんな感じを受けた。
松田が倒れたところと宮崎が倒れたところが少し離れていて、
松田のほうの近くにもう一体分あったから
松田が使った拳銃で江口は自殺したのかなあとも思った。
宮崎をどうしても許せずに殺してしまって、
生まれてくる子の父親が人殺しになってしまうことを儚んだのだろうか…
とも思うがやっぱりスッキリしない。
86:
浅野忠信主演『誰がために(たがために)』
パレスチナ等の戦地で写真を撮っていたが、父が亡くなり実家の写真館を継いだ浅野。
幼なじみ(男)の妹でやはり幼なじみである池脇千鶴が大学の卒業記念に振袖姿を撮ってもらいに来る。
その時に付き添いで来ていた池脇友人エリカとしだいに打ち解けた浅野、二人は恋人同士になる。
エリカの妊娠がわかり結婚。その矢先、エリカが写真館の店先で首を絞められて殺されてしまう。
犯人は17歳の少年。エリカとは面識もなく、たまたま本屋で迷子の母親を探す彼女を見て、
後をつけてきただけだった。少年裁判のため浅野は傍聴もできず、「理由」も知ることができない。
一年ほど経ち、母親や池脇の努力の甲斐あって浅野は写真館の仕事をしながら平穏を取り戻していく。
エリカの母親はエリカが幼いときに夫と別れ、親子二人で暮らしていた。
エリカの母親は浅野に「一年経ったんだからもうあの子のことは気にしないで」と言うが、
浅野は理不尽に奪われた妻と子供のことを簡単に忘れることはできない。
ある日浅野のもとに記者がやってくる。加害少年のことを記事にしようと調べてるといい、
少年の本名、顔写真、そしてわずか一年少しで少年院から出て、
浅野の住む町の隣町に住んで父親のやっている外車の中古販売店で働いていることを教える。
記者を追い返すものの気になって少年を見に行く浅野。母親は彼が幼いときに家出、父親は暴力的だという。
葛藤をしながら、事件後に思わず買ったナイフを手に、浅野は家で、そして少年にギリギリまで近づきながら悩む。
87:
池脇の兄は妹がずっと浅野のことを好きだと気付いており、浅野にそれを告げる。
二人は徐々にだが距離を縮めるが、浅野は時折少年を見に行き、またナイフを手に一人葛藤を続ける。
池脇と二人で、エリカの母の故郷を訪ねる浅野。エリカも子供時代、母に連れられてよく来た町だという。
かつてエリカが感じた海の町の風を浴びる浅野。
また少年の店に行く浅野。車の中を見せてもらい、少年を助手席におびきよせる。
そしてついにナイフを手に少年に襲い掛かる。抵抗する少年にナイフは落とされるが、さらに首を絞めにかかる。
締め上げられて苦悶の表情を浮かべる少年。必死で締め続けるが、ふっと手を離し、そのまま浅野は立ち去った。
自分の町に帰ると、行きつけの店に友人たちや池脇、池脇兄が集まって楽しそうにしていた。
彼らは浅野を待っている。浅野と池脇は知らないが、池脇兄の発案で二人をくっつけちゃおうサプライズ宴会なのだ。
楽しそうに笑っている池脇を、店の外からじっと見つめる浅野。
=========
復讐は行われず、少年が妻を殺した理由も不明、少年が浅野を被害者の夫と認識したかも不明。
主人公の周囲の人々はみな善良な人たちで(おせっかいが多いが)、劇中の空気は優しい。
それだけに理由のはっきりしない理不尽な殺人がやけに現実感があり、
最後の浅野?友人たちの対比はなんともいえない隔絶感があった。
114:
>>87
浅野が、理不尽に妻子を奪われてものすごい葛藤に苦しみ続けている真っ最中での、
池脇兄、その周辺の、「二人をくっつけちゃえー☆」な親切さって、絶望的な温度差だな・・・。
135:
>>114
そうだね。
ただ浅野の内心はそんなにハッキリ描かれないし、
ぱっと見、表面上は温度差ないんだ。浅野も下がりすぎず、周囲も盛り上がりすぎてない。
全体の空気は穏やか。
でもその分、浅野の内に秘めた怒りとか葛藤とか、妻の思い出とかが描かれると
ほんとその温度差を実感するよ。
92:
この季節になると思い出す、
子供のころ見せられた、戦争の悲惨さを訴えるアニメ映画
タイトルはちょっと不明です。
8月6日が誕生日のちよちゃんはその前日、お母さんに質問する。
「わたしは何時ごろ生まれたのー?」
「そうね、朝の8時15分くらいだったわよ」
翌朝、時計とにらめっこしながらその時をわくわくしてまつちよちゃん。
そして8時15分。
「ちよちゃん6つになりました?わ?いわ?い」
おおはしゃぎで庭をかけまわるちよちゃんとそれを優しく見つめる母。
直後閃光と轟音。
吹き飛ばされた家屋の下敷きになって血だらけになり、息も絶え絶えになりながら
「ちよ…ちゃん…6つ…に…なりまし…た…」
絶命。
141:
>>92
「いかりじぞう」かな
俺も小1のとき見たっきりだがあのラストは今でもおぼえてる
95:
道徳かなんかの本に載ってた話。
超うる覚えだから細かな設定は気にしないで欲しい。
ある港町に住む少年は
偶然水をせき止めるボロボロの防波堤に開いた穴から水が漏れているのを発見する。
今にも壊れそうな防波堤、人を呼ぶ時間はない。
街の人を救うために少年は穴を自分の体で塞ぎ防波堤を支えた。
水が浸水していくなか意識が朦朧していく少年。
今穴から出れば助かるかもしれない。
少年は葛藤するが家族を思い浮かべとどまった。
翌日水はもうすっかり退き、防波堤は無事に建っている。
そして防波堤の様子を見に来た街の人間が凍死した少年を発見する。
少年は街を守った安堵で笑顔でいきたえていた。
だが何も知らない町人は
「死ぬまでそんなところで遊ぶとは・・」
と少年の死を滑稽に扱う。
少年の行動は誰にも知られなかったが、
空の上にはいつまでも街を見守っている彼がいるだろう、でエンド。
やりきれねぇ・・
108:
>>95
遅レスだがオランダの実話が元になってる話ですね
実話の方は少年も死なないし、記念碑が建ってるくらい英雄だったはず
96:
ちなみにその防波堤っていうのがどういう構造なのか全くわからん。
防波堤っていう言葉じゃなかったような気もする。すいません。
あと道徳じゃなくて宗教誌だったと思う。
105:
【D】の「ファンタスティックサイレント」の2話が後味悪かった。
重度の病気で外に出ることの出来ない主人公の少女。
少女をを受け持つ医者に、「お薬飲む代わりにお外になってるリンゴが欲しい。」とせがむ。
仕方が無いなぁと、医者は彼女に絵本を渡し、外へ出る。
* * *
少女は絵本に出てくる「貴族」に憧れていた。
首の襟巻きがあれば、きっと幸せになれるに違いない。そう信じていた。
ふと、シャンプーハットが貴族の襟巻きに形が似てることに気付き、
早首につけてみる。
その途端、光が少女を包み、病気が消えてしまった。
そのまま元気になって外を歩いていくと、人だらけの場所に辿り着く。
人々はいっせいに少女を見つめ
「おい、みてみろよ」
「あの襟巻きが貴族の証!」と、大騒ぎ。
そのまま王様のイスに座りパレードが始まり、楽しく幸せな時間・・・
ふと、気がつけば辺りは真っ暗で誰も居ない。
突然、空から光とともに人が降りてきた。
「さぁ、こっちだよ」
突然の事にためらうが、結局手をつなぎ空へ昇る少女。
* * *
「こんなに取れた。喜ぶだろうな」とリンゴの入ったカゴを抱える医者。
家のドアを開けるが「ん・・?なにか変だぞ・・・?」
そこには、ベッドの上で幸せそうな顔で死んでいる少女の姿があった。終。
死んでいた時、シャンプーハットすら付けていなかった事が後味悪いというか切ないというか。
107:
後味悪いっつーか切ない話だな
せめて幸せだったのが少女にとって救いだといい
220:
コンビニで立ち読みした季節物の怖い話本のある1話。
万引きで補導された女子高生が自宅で
留守番してたら基地外ピアノ調律師に
「美しいピアノの音色を出すには美しい環境が必要でお前のような不良娘は(ry
って理由で腕をぶった切られるお話なんだけども、
そのラストがもう…
外出から帰ってくる両親、娘の部屋に。
親「いるんでしょ?空けなさい」
娘「おかあさん・・・あたし・・・もう・・・ドアがあけられないの・・・」
('A`)ヨムンジャナカッタ…
235:
>>220
それ、何年か前のアワーズという雑誌の読みきり漫画で読んだ…。
ものすごい鬱になったの覚えてる。
そのコワイ本てのは漫画を集めた話なのかな?ちょっと気になった。
その漫画を読んだ時期ぐらいに、同じ作者か分からないけれど
やはり鬱になる漫画が載っていたのを覚えてる。
ストーリーの細かい所はうろ覚えだけど、確か片田舎にあるお約束というか
ある妖怪?元は人間?のようなモノがでるのだが、それを見ても声を
かけてはいけないというもの。そのモノはなんとも不気味な風貌で
顔の部分が丸く空洞(といっても、あちら側が見えるわけではなくて、くぼんでる?)
というもの。その絵がなんとも、気持ち悪い。
主人公は、幼少の頃祖母とそれに遭遇するが、「声を出しちゃあかん」といわれ
その時は事なきを得るが、数年後に知り合い(いじめられっ子?)がその姿に
なった様を見てしまい、声(というか「ヒッ」て感じの悲鳴だが)をあげてしまう。
それで、最後の〆は「きっと自分もああなるだろう」みたいな〆で終わってた
ような気がする。
「声をかけた」わけではなくて「悲鳴」もアウトかよっっと、その気持ち悪い絵と
(しかも、上手かった)共に後味悪かった('A`)
256:
>>235
作者は高港基資ですね。
「絶対音感調律師」「顔をみるな」がそれぞれタイトルだと思います。
246:
昨日見たDVDの『富豪刑事』(ファーストシーズン)が後味が悪かったので。
深田恭子扮する主人公の刑事の所轄内で男の子の誘拐事件が起こる。
男の子の家は小さな町工場で、従業員の給料を身代金にあててなんとか用意する。しかし、金はまんまと犯人に持ち去られてしまう。
そして、これに味を占めた犯人から再び、身代金要求の電話がくる。
二度目の犯行時の逃走の際、犯人は橋の上から現金が入った鞄を落とそうとする。
が、鞄が重すぎて老朽化した橋の手すりが耐え切れず折れてしまい、犯人はそのまま落下して死亡してしまう。
同時刻、パトロール中の婦警達が、林の方へ駆けて行く男の子の姿を見つける。
慌てて追いかけると林の中で廃屋を発見する。男の子はそこに閉じ込められていた。
男の子を開放し「君はずっとここにいた?」と聞く婦警。男の子は頷き、婦警は首をかしげる。
その後、深田の推理で犯人と男の子の父親がグルだったことが暴かれる。(犯人は工場の元従業員だった)
「あなたは、犯人が邪魔になったから手すりに細工をして殺したのです」という深田に「でも僕はずっとあなた達と一緒に居たじゃないか!」と反論する父親。
その時「別にあんたがやったとは言ってない」と、寺島進扮するヤクザ刑事が男の子を連れてやってくる。
廃屋に隠し通路を発見したのだ。「子供に殺しを手伝わせるなんて」とヤクザ刑事に詰め寄られる父親。
途端、父親は「違う太郎(男の子の仮名)は関係ない!太郎はやっていない!」泣き崩れる。そんな父親を見下ろして、男の子は悲しそうに「パパ……」と呟く。
247:
その夜、事件の顛末を深田は祖父(夏八木勲)に話す。
「町工場は倒産ぎりぎりまで借金を抱えていて、これまでも悪質な脱税や無理な借り入れを何度も行っていていたそうです。
今回ももし誘拐事件が起こり身代金が必要になれば、銀行の返済や従業員の給料もしばらく待ってもらえると考えたようです。
でも、だからって自分の子供まで巻き込むなんて……」
「そうかのう。お前の話を聞く限り、その男はその場しのぎで脱税したり狂言誘拐をしたりして、器の小さな小心者だと見える。
とてもじゃないが、共犯者を口封じに抹殺だなんて大胆な事ができるタイプじゃあない。」
「じゃあ、太郎君がお父さんをかばうために、手すりに細工をして犯人を殺したのですか」
「ああ、こんなことがバレたら自分は一流中学に進学できないからな」
 次の瞬間、微笑む男の子の顔の下半分だけが映る。
 驚いた深田恭子の顔のアップで終。
257:
中国の「ココシリ(可可西里)」(←地名)という映画
チベットガゼル?の密猟者を追う、チベット人の有志が無償で行っているパトロール隊の話
パトロール隊は、密猟者の集団を発見してつかまえるんだけど、
その時に捕まえたのは密猟者の本隊?ではなくて、農業だけでは食べていけないチベットの農民。
密猟のボスを捕まえるために、パトロール隊は更に跡を追うのだが、隊員の一人が肺水腫?(高山病の最終形態)にかかったため、補給を兼ねてひとり(仮にAとする)が一度村まで戻ることになる。
Aは病院代と補給物品の購入費を隊長に求めるが、隊長は金がないのでやむなく押収したチベットガゼルの毛皮を渡して、金に換えろという。
Aが出発したのち、長引くパトロールから食料が足りなくなってしまう。
隊長は、連行していた密猟者の農民たちを解放し、食料がないので自分たちで帰れという(一番近い道路までで100?)
農民たちを残してパトロール隊は追跡を続けるが、今度はパトロール隊の車も1台トラブルを起こしてしまう
Aが戻ってくるのを待て、と言って追跡を続ける隊長
そのころ、無事村に着き、病人も病院へ預けたAは、
補給品を満載して砂漠地帯を走っていたが、車がスタックしてしまう
とりあえず、荷台から荷物を降ろすA。
しかし、荷物を持って二・三歩歩いたところで流砂に足をとられてしまう
Aは流砂から逃れようとするが、体はどんどん沈むばかり。
やがてAはすべて砂にのみこまれ、スタックした車と荷物だけが残る
密猟者を追う隊長も車が使えなくなり、不毛地帯を歩いていると、密猟者農民らしき集団をみつける
「あいつら、山から出ることができたんだ」みたいな事を言って近寄る隊長
しかし、近づくと彼らは隊長に銃を向けている。
「これがオレたちのボスだ」という農民。
「おまえを捕まえにきた」と密猟者に囲まれながらボスに言う隊長
そして、隊長がボスを殴った瞬間、密猟者の一人が隊長に向かって発砲する
ボスは息のあった隊長にとどめをさして、去っていく
で、村では隊長の遺体を囲んで号泣
「現在では、パトロール隊は有志のものから公営?になり、チベットガゼルは○万頭にふえました」
とかいうような説明で終わり
258:
長くてすまなかった
日本で公開したか分からないんだけど、中国で見たから細部があいまいで、うまくまとめられなかったかもしれん
映画っていうか、ドキュメント風なんで仕方ないかもしれないが、なんか凄くもやもやしました
ちなみに実話らしい
さらに余談だが、北京オリンピックのマスコット(黄)はチベットガゼルをイメージ
270:
マイフレンドフォーエバーという、エイズの男の子との友情を描いた映画。
自分は号泣しました。
簡単なあらすじは、
輸血でエイズになった男の子と、内向的な男の子が友達になる。
お互い友達がいなかったからすぐに仲良くなる。
ある日新聞かなにかで、エイズの完全治療薬が出来たという記事を見て、
その薬をもらいに行こうとエイズの子を誘い家を抜け出す。
いかだ(?)か何かで川を下ったり、船に乗ったり、ネーチャン達と遊んだり、
野宿したりと、ちょっとした冒険をして友情も深まる。
色々あって、治療薬もガセネタとわかり、ガックリして帰るが、
エイズの子は無理が祟ってそのまま入院、数日後に死んでしまう。
そのエイズの子のお母さんが、落ち込む男の子を抱き寄せて、
「あの子はあなたのおかげでかけがえの無い経験をした。いい友達ができて幸せだった。」
うろ覚えだけど、このシーンでかなり泣ける。
でも良く考えたら、無理につれださなければ、もっと長生きできたんでは?
その少年の善意が、エイズの子の命を縮めたのかもと思ったら後味悪くなりました。
でもエイズの子は幸せだったと思いたいです。
長文ごめんなさい。
272:
>>270
世界の中心で愛を叫ぶもそんな感じじゃなかったっけ。
あっちはどうせ死ぬんだから寿命を縮めることになってでも
せめて夢をかなえてから死なせてやろう
みたいなスタンスだったような気がするけど
>>270もそんな感じで考えると少しは後味悪くならないかも…
274:
>>270
その冒険に行かなければ1年も2年も長生きできたというならともかく、
1週間とか1ヶ月くらいならベッドに寝たきりで過ごすより
友人と楽しい思い出を作った方が病気の男の子にとっても幸せだったと思いたい。
275:
>>270主演のエイズにかかって無い方の子は、凄い美少年で、
人気もあって将来が期待されてた子なのに、麻薬に手出して、顔も劣化して、
最終的にはちっぽけな犯罪で逮捕されてしまった。
しかも同時期にこの子と同じように美少年で将来期待されてた子達は、
みんな同じように麻薬とかに手出して顔も劣化して落ち目に…
後味悪い
317:
乃南アサ 「坂の上の家」
主人公は、気のいい若夫婦が経営するレストランの、アルバイトの女子大生。
その店には、いつも閉店間際にやってきてはダラダラと長居する、大変迷惑な家族客がおる。
家族仲は傍目にも冷えきっており、その4人のあいだにはおよそ家族らしい会話もなく
彼らは食事の最中も黙ったまま、本ばかり読んでいるのだ。
その家族のことを、主人公はいつしか陰で「悪魔の家族」と呼ぶようになる。
ある日街を歩いていた主人公は、「悪魔の家族」の長男(中学生くらい)が
同級生からイジメを受けている現場を目撃し、さらに次男(小学校低学年)が
遊び相手もおらずデパートの階段に座り、スナック菓子を
つまらなそうに食べているところを見る。
『あんなに幼い彼らが、私よりもずっと年をとった疲れた目をしている・・・』
と、主人公は何となしに嫌な気持ちになる。
また、その街では最近不審火事件が相次いでいるらしく、オーナー夫婦も不安そうな面持ち。
318:
数日後、昼間のレストランに、数人の主婦を連れた「悪魔の家族」の妻が来店する。
彼女たちの話から、悪魔妻は学校の教師をしているらしいこと、
また「悪魔の家族」が、店からも見える坂の上に建つ、立派な新築の家に
住んでいることなどがわかる。
素敵な先生然として主婦達に子育てのアドバイスをする悪魔妻に、主人公やオーナー夫婦は
『実の息子たちの無言のSOSにも気付かないで何が素敵なおかあさん先生だ!』
と憤る。
319:
それから幾日かたったある晩。閉店間際に、最近では家族ばらばらに到着するようになった
「悪魔の家族」が来店するが、次男がなかなか現れない。
遅れてやっと到着した次男はめずらしく晴れ晴れした表情で、長男に
「ばっちり大成功だよ、お兄ちゃんっ!」と声をかけ、長男も
「よくやったな、上出来だぞ」と返事をする。
初めて彼らの家族らしい会話を見た主人公は驚きを隠せない。
「早く注文して食べちゃいなさいよ」という悪魔妻に、
「いっらないよっ」
「僕も、いらない」
と返す子供達。
「あらそう。じゃ早く家に帰って、お風呂入って・・・」
悪魔妻が言い終わらないうちに、兄弟は顔を見合わせくすくす笑いだす。
つられて笑顔になりながら悪魔妻が窓の外を見ると、坂の上から煙が上がっている。
「・・・おい、あれ、俺たちの家からじゃないか」悪魔父が茫然とつぶやく。
「ぼく、ちゃんと火、つけられたよっ」
「ああ、何度も練習したもんな」
兄弟は笑いながらしゃべり続ける。
「これでぼくたち、冒険旅行に出られるよね?」
「ああ。でもお前は無理だぞ、刑務所に入れられるんだからな。冒険旅行は僕1人で行くんだ」
「え?なんで?お兄ちゃんがやろうって言ったんじゃないかっ!」
「僕、知らない。」
「ずるいよっ!」
主人公の目に、悪魔夫妻が坂の上に向かって駆け出す様子が、
スローモーションのように映った・・・
おしまい
327:
るろうに剣心の安慈和尚のエピソードが後味悪かった。
明治が舞台で、明治政府を滅ぼそうとする「十本刀」という集団が
主人公と敵対するんだが、安慈はそのうちの一人で目の下に黒メイクを施した坊さん。
安慈はかつて小さな村の和尚をやっており、
戊辰戦争で親を亡くした子供たちの世話をしていた。
心優しい安慈を子供たちは慕っているが、安慈は優しすぎて子供を叱るのが下手。
「和尚様は顔がやさしいんだから、もっと本気で怒らないとわかんないよ」
と一番年長の少女は言う。
ある日突然、廃仏毀釈により寺を解体すると村長から言い渡された。
それだけではなく村から出て行けという。
年長の少女の親は戊辰戦争の際に幕府側に味方していた。
その娘がいるために村は政府の恩恵を受け入れられないのだという。
一度は皆その通告に落ち込んだが「引越し先はどこにするかい?」との安慈の言葉に
子供たちは元気を取り戻し、口々に候補地を挙げていった。
滝に修行に行っていた安慈は轟音に気付く。それは寺が火をかけられ燃え盛る音だった。
子供たちは中にいるはずだと駆け寄ろうとしたところ、何者かに殴られ気を失った。
それは村長の指しがねだった。もたもたしている邪魔者たちを始末しようとしたのだった。
「幼くして辛い目にあってきたあの子たちにどうか幸を」と、安慈は昏睡しながら仏に祈る。
一命を取り留めた安慈が目覚めると、目の前には焼け焦げ崩れた寺の跡があった。
焦げた仏像のもとには、寄り添うような黒焦げの小さな死体が幾つも連なっていた。
救いを求めるように伸ばされたままの黒い腕には、年長の少女がつけていた腕輪がつけられていた。
安慈はその手を握り、手についた死体の炭を目の下に塗りつけた。
「和尚様は顔が優しいんだから」かつてそう言われた面影はなくなった。
手始めに村長たちを殺し、子供たちの位牌を抱えつつも破壊僧を名乗りながら、
やがて同じように明治政府に恨みを持つ者に出会い十本刀になった。
主人公たちの戦闘に敗北した後、安慈は政府への復讐計画は間違っていたと感じ、出頭した。
政府は、他の十本刀に行なった交渉と同様に、
有能な安慈に刑を与えない代わりに部下にならないかと持ちかけたが、
安慈はそれを断り、28年間にも及ぶ刑務所生活を送る道を選んだ。
349:
るろうに剣心で後味悪いのは宗次郎編
米問屋の親父がよその女と浮気して生まれた宗次郎は、
父亡き後は親子ほど年の離れた兄たちに使用人代わりにこき使われる日々。
幼い身で自分の体ほどある米俵を一人で運ぶよう言われ、
できなければ家の中にすら入れられず、冬の寒い中を米倉ですごす事も珍しくなかった。
兄たちは事あるごとに宗次郎に折檻を加え、宗次郎はいつも傷だらけだった。
だがどんな目にあってもいつも宗次郎は微笑んでいた。
ある夜に米倉の中で宗次郎は何者かの悲鳴を聞く。
駆けつけると、全身包帯まみれの男が警官たちを斬り殺していた。
男は目撃者である宗次郎も殺そうとして、やめた。
「死ぬのがそんなに嬉しいか?」
命の危険が迫ろうという時なのに、何故か宗次郎は笑っていた。
声を出して笑い出す宗次郎に、男は生かす代わりに包帯と食い物を持って来いと言った。
米倉に男を匿う宗次郎。男は志々雄と名乗る。
政府に言われ維新のための暗殺を請け負っていたが、
あまりに裏の事情を知りすぎたために維新後に斬られて火をつけられたという。
いつものように兄たちにボコボコにされた宗次郎。だが宗次郎は笑顔のままだ。
この家にきた頃は殴られたらよく泣いた。だが泣き声が耳障りだとより怒りを注ぐだけだった。
だから自然と、なにがあっても笑うようになった。志々雄に刃を向けられた時も自然と笑ってしまったという。
「この家の本当の子じゃないから仕方ないよね」
そう言う宗次郎に志々雄は生まれは関係ないという。
「お前が弱いのが悪いんだ。所詮この世は弱肉強食。強ければ生き弱ければ死ぬ」
志々雄は脇差を宗次郎に渡した。米倉の宿代代わりだという。
要するに家の者を斬ってこればおkという事。
宗次郎は床下に脇差を隠し、どうするべきか思案する。
考えた末に、殴られてもこれだけ痛いのだから斬られたらもっと痛い、
人を斬り殺すなんてだめだ、志々雄に脇差を返そうと思う。
351:
その頃兄たちは、買い置きの包帯が大量に消えている事に気づく。
殴られた宗次郎がいつものように使ったかと思ったが、それにしては半端無い量が消えている。
そういえば殺人犯がこの辺りに逃げてきたとの情報があった。
宗次郎が匿ったのだと察し、激昂した兄たちは宗次郎を殴りつける。
「どうせここには殺人犯がいるし、ガキが一人死んだっておかしくない」
兄は刀を取り出し宗次郎を襲う。助けを叫びながら宗次郎は床下に逃げ込む。
刀を手に震えていると、兄が後を追ってきた。宗次郎は絶叫しながら兄を斬り殺し、
他の兄や姉や義母たちをも殺していった。
雨の中死体に囲まれて立ち尽くす宗次郎に向かい志々雄は、
「泣いているのか」と聞く。宗次郎は笑顔で振りかえり、いいえと答えた。
笑いながらも確かに涙を流していたのに。
主人公の「お前は間違っている」攻撃によって宗次郎は改心するんだが、
戦った後に「お前は間違っている」と言うならともかく、
敵わない相手だからと「間違ってる間違ってる」と戦いの最中に精神攻撃して
相手のトラウマを引きずり出して勝ちを奪うという主人公の戦法が後味悪かった。
352:
>>351
こんな神アニメだったるろ剣がこの後のオリジナル展開で
低視聴率による打ち切りになったことが後味悪い。
354:
>>352
しかもその後出たOAVで主人公とヒロインが
梅毒らしき病気で死んでしまうのが更に後味悪い
367:
漫画(出典不明)より
小学生の私と弟母親の3人暮らし。
父親は腕のいい職人だった。だけど女作って家族を置いたままどこかへ行っちゃったのね
残された母親は私たちを育てるため、女手一つでがんばってくれた
私たちは貧乏で身なりが汚かったので、よく苛められたわ。
そんなある時、家庭訪問をやることになって先生が我家にも来ることになったの。
私は母親に「恥ずかしいから先生に来てもらうのイヤだ」って言ったの。そしたら、ひどく叱られたわ。
「貧乏なんてちっとも恥ずかしくないんだよ。そんな情けないことを言うなんて、もううちの子じゃない」って。
「だってお母さん、うちは先生に出すお菓子も買えないよ」
「大丈夫よ、そんなこと子供が気にしなくても」「どうするの?」
「お母さんはね、こう見えてもおはぎを作らせるとうまいんだ。おばあちゃんから習ったんだから!」
「ほんと?」「ほんとうさ!先生には、とびっきりおいしい手作りのおはぎをこしらえて出すから安心しな」
家庭訪問の前夜から、母親は小豆を水に浸し、次の日は朝早くから煮込んでいた。
私と弟はわくわくしながらそばで見ていたの。
出来上がったおはぎをみんなで味見したら、それはもうとても甘くておいしかった。
あのときの味は今でも忘れないわ。絶対に先生も喜んでくれる、そう信じていた。
ところが、先生は出されたおはぎに手をつけなかったのね。
帰り際に母親が言った。「先生。手作りですけどお嫌いでなかったら、どうぞお召し上がりになってください」
「いえ、せっかくですが、今おなかがいっぱいなのでもらって帰ります。」
先生はそう言って紙に包んでカバンの中にしまったわ。
それから1時間後。私は土手下の草むらで遊んでいて、投げ捨てられているおはぎを発見した。
紙包みからはみ出したおはぎが無残に散らばっていたわ。
それが私の母が作ったおはぎということは、包んである紙を見てわかった。
どうして先生が捨てたのかいろいろ考えた。考えながら涙が流れてとまらなかったわ。
母が作ったおはぎが悪いんじゃない。
捨てた先生が悪いんじゃない。
貧乏が悪いんだ。
370:
>>367
人生交差点じゃね
376:
由貴香織里『ルードヴィッヒ革命』より「赤頭巾」
このマンガはグリム童話のブラックパロディで、ヴィジュアル系サディストで巨乳好きの
ルードヴィッヒ(ルーイ)王子が、お供のヴィルヘルムを引き連れて理想の花嫁探しの旅を
するというお話。(レベルEのバカ王子とクラフトみたいな感じ)
さて、王子やヴィルが子供だった頃のお話。
バカ正直で人のいいヴィルは、いつも王子に振り回されて散々な目にあっていた。
そのヴィルをバカにすることなく、優しく慰める愛らしい少女がいた。名前はリゼッテ。
王子はリゼッテとヴィルが仲良くすることを面白く思っていないようだ。
不器用な表現しか出来ない王子をリゼッテは嗤う。
ある日、リゼッテは母から祖母の家への使いを頼まれる。
ケーキにワインと珍しく豪勢な品に首を傾げつつ、リゼッテは昔一度行ったきりの
森の奥の祖母の家へ向かった。
途中の道標が何者かに細工されたの気付かず、彼女は森の奥へ奥へと分け入っていった。
そして彼女は、焼け落ちた家と焼死体を発見する。
恐れおののくリゼッテの耳にオオカミの遠吠えが聞こえた。
すぐ側の大きな木の上からオオカミが彼女を見下ろしていた。オオカミは言う。
「お前と祖母は、森の生贄として捧げられたのだ。お前の両親がお前たちを
売り渡したのだ…」
リゼッテは家に駆け戻った。
377:
その頃、リゼッテの両親は裏の小屋で見つけた金貨で、沢山のご馳走を用意して
彼女の帰りを待っていた。
「遅いな。まさか隣村の兄妹(ヘンゼル・グレーテル)に焼き殺されたという
老婆の家の方へ行ってしまったのでは…」(身寄りがないのでずっと放置されている)
そこへ帰ってきたリゼッテは、テーブルの上のご馳走と金貨をみて
本当に売られたのだと信じてしまい、斧で両親を惨殺した。
悲鳴を聞きつけて駆けつけ愕然とするヴィルヘルムに、
頭から返り血を浴びたリゼッテは毒づく。
「ヴィルヘルムに優しかったのは、王子の側近で利用価値があるからだ。
使用人仲間はヴィルの人の良さを利用しているだけで、影では馬鹿にしている。
そんなことも知らない善人ぶりにイラつく。私が両親を殺したことも訴え出るんだろう」
そんなことはさせないとリゼッテは斧をふりあげた。
王子がヴィルを助けに入るが、その下りはそう後味悪くないので割愛。少女マンガだし。
(王子は他人が愚直なヴィルを利用するのが気に食わないようだ。
それくらいだったら正面からバカにしてこき使いたい)
しかし当然、金貨や狼の仕掛けは王子が行ったものだった。
逃げ出したリゼッテはその後、人殺しの快感が忘れられず暗殺者になったという…
381:
>>377
>しかし当然、金貨や狼の仕掛けは王子が行ったものだった。
王子なんでこんなことを・・・
382:
>>381
ヴィルを独占したかったからでは、
シリーズではずっと王子の世話役として付いて回ってるし。
この話、そういうコンセプトだと但し書きがあるけど、
王子だけが何やっても何のお咎めもナシなのが後味悪い。
387:
プラトニックチェーンっていう、ファミ痛かなんかの雑誌で連載してる小話の一つが後味悪い。
ある所にカップルがいた。そのカップルは女性の方から別れを告げ、終わった。
しかし別れた日を境に、男は「おわらないぞ わかれないぞ おわらないぞ わかれないぞ おわ…」
と女性に付きまとうようになった。
しかし女性は冷静で、何回か被害届けを出し、ついに裁判所から半径300m以内に近付いてはいけないという禁止命令が出された。
お陰で男は近付いては来ないが、引きこもった男はメールや電話、FAXなどで
「おわらないぞ わかれないぞ おわらないぞ わかれないぞ おわら…」と毎日送ってくるようになった。
番号を変えてもすぐに突き止められ、しまいには外出先のデパートや駅にも電話がくる。
ついには禁止命令を破り、男は女性の目の前に現れた。
「終わらないぞ!別れないぞ!」
男はその日の夜に自殺した。
388:
女性はそれで終わるかと思っていたが、ある日友達と電話していると、
「おわらないぞ わかれないぞ」と聞こえてきた。
またある時は窓の外から、ある時は道を歩いているときにも「おわらないぞ わかれないぞ」と聞こえてくる。
始め女性は精神的なものによる幻聴かと思っていたが、新たな彼氏とのデート中にも聞こえ、
彼氏にも「今なんか変な声がしなかった?」と言われる。
女性はやっぱり幻聴ではなかったのだ! とある探偵(みたいなもの)に調査を依頼する。
すると原因はカラスだとわかった。
男が生前数千羽のカラスを調教し、自殺する前に街に放ったのだ。
「おわらないぞ わかれないぞ」という言葉を刷り込んで……
389:
しつこすぎて後味悪いというよりウザい
423:
ガイシュツかも試練が、素人が作った短編映画を紹介するという番組で、
「怪獣迷子」って題名の特撮モノが後味が悪かった。
少年が、ある日草むらで小さい奇妙な物を見つける。
どうも何か生き物の子供らしい。興味津々の少年はそれを家に持って帰る。
その生き物は奇怪な外見だったが、一緒にテレビを見たり遊んだりして
日を重ねるにつれ、少年とそれは次第に仲良くなっていく。
そうして平和に暮らしていくうちに、ある日急に大きな怪獣が少年の街を襲う。
怪獣は何かを探しているらしく、街はどんどん壊されていく。
少年は、その探しているものが自分と仲良くしている生き物ではないかと思い、怪獣に向けてそれを差し出す。
案の定怪獣はその生き物の母親で、自分の子供を見つけようとやってきていたようだ。
安心して帰っていこうとする母親怪獣。
そこで唐突に、ウルトラマンのような正義の味方的なヒーローが飛んできて、
街をボロボロにした怪獣を母子もろともあっという間に火を吹きかけやっつける。
悪者を始末して街のみんなは大喜び。ヒーローも誇らしげ。
そして最後のカットは、地に落ち炎に包まれて燃えていく、自分の友達だった子供怪獣を呆然とながめる少年。
428:
手塚治虫の短編連作集「鳥人大系」
このマンガそのものはおもしろくて大好きだけど、個々のエピソードに後味悪いのが多い。
全体的に諷刺とかブラックジョークを利かせているから当然だけど。
おおまかな内容は、鳥類の知能が進化して地球の支配者になっていき、
人類は退化して彼らの奴隷になりやがて滅びてしまう世界でのいろいろな出来事。
個人的には↓のエピソードが忘れられない。
・まだ鳥がすっかり支配者になる前。
目の見えない老人が1羽のリズという名の鳥をかわいがっていた。
リズも老人が好きで、その美しいさえずりで彼の心を慰めていた。
ところが現実は、あたり一帯の人間はすでに鳥たちによって殲滅されていて、リズも仲間に、なぜ人間をかくまうのか、さっさと始末しろと責められる。
やむなく鳴き声で老人を誘導し、崖から転落させるリズ。
そしてリズの頼みで仲間たちが一斉にさえずる。
その声を聞きながら、自分は幸せ者だと死んでいく老人。
・鳥類が外見もかなり進化して、人間のように文明生活を送っている時代。
モッズ警部はある日妻が秘密クラブに所属していることを知る。
いまでは食肉部族の鳥もそうではない鳥も共存しているが、このクラブは食肉の本能を忘れられない者たちが、
非合法で入手した卵を孵して雛を殺して食べたり、雛鳥のキャンプを襲って子供たちを捕食するのが目的のもの。
妻のことで脅され、警部も雛鳥を口にすることを強要されるが、しだいに本能に負けていき、キャンプ襲撃に加わったりする。
結局最後には妻の裏切りにあって殺され、その肉はなんと総理大臣が食べている。
・唐突にいろいろな種族の宇宙人たちの会議の場面。
かつて、あまりにも愚かな地球の支配種族にあきれた宇宙人たちが、鳥の知能を進化させる物質を含んだ餌を投下した。
それによって今や鳥類が地球の支配種族にとってかわったが、その行為の愚かしさは前の人類と何ら変わることがない。
よって、こんどはゴキブリを進化させ、次の支配種とすべきである、とゴキブリにそっくりな宇宙人が主張するところでEND
このマンガが最初から「ゴキブリ大系」じゃなくてよかったけど。
432:
リア消のころ「日本のこわい話」「日本の残酷な話」とかのシリーズで呼んだ話
昔とある村で洪水が起こり何件もの家が流された。
ある男は流されながらも、幼い息子をやっとのことで抱きかかえ岸へ泳ごうとした
その途中で自分の老母もまた流されているのを見つける
息子と老母の二人を抱えては岸へ泳ぎ着くまでに全員溺れてしまう。
だからといって息子を岸に届けてからでは、老母を助けるのに間に合わない
考えた末に男はあっさり息子の手を離し、老母を助けて岸にたどり着いた
自力で助かった妻に事の次第を話すと、妻は何故息子を見捨てて
老い先短い老母を助けたのかと男を詰る。
それに対して、子供はまた作ればいい。老いた親への孝行こそ大切だと宥める男
その夜男の夢に観音様が現れ親孝行を褒める。
そしてその孝行によって息子も下流で助けられた事を伝える。めでたしめでたし
当時は水子(幼い子供も含む)は死んでもすぐに生まれ変わると考えられてたなんて
知らなかったのもあるけど釈然としない気分になった。
息子トラウマになるだろうな
436:
状況が、どちらを選んでも悲劇になるからなあ。息子は辛かったよね。
現代では一般的には子供を選んだほうがほめられるかもしれないけど、それが
絶対の正解と言い切ってしまうのも問題だし。
なんにしろハッピーエンドでよかた。
458:
「ぼくらの」というSF漫画
14人の中学生と小学生1人が未知の巨大ロボットに乗って怪獣と戦うという話。
ロボットは一度駆動するごとにパイロットの命を消費していく。
だからといってロボットに乗る事を拒否したら怪獣が暴れ回るだけだし、
しまいには「地球がポン」してしまうらしいので、死ぬ事を承知で子供たちは戦うざるを得ない。
勝利の判定は、怪獣たちの体のどこかにあるコアを潰す事。
子供たちが半分くらい死んだところで次にパイロットとなったのはマキ。
ボーイッシュな感じのマキにはもうすぐ弟が生まれる。
母にとってははじめて産む子供だ。マキは養子なのだった。
子供のできない夫妻に引き取られる前、マキはひどい虐待を受けていたらしい。
そんな自分をこの年まで育ててくれた義理の両親をマキは尊敬している。
また両親も、こんな年になってまで不妊治療を受けようと思ったのは
マキが励ましてくれたからだとマキに感謝していた。
マキは同じくロボと契約した者の一人であるウシロにあいにいく。
ウシロは妹のカナにしょっちゅう暴力を奮っている。
マキは自分の家庭の事情をウシロに話した上で言う。
「血の繋がりのないあたしの両親があたしを殴るのにどれだけ勇気がいると思う?
 あんたは血が繋がってるって事に安心してるからカナちゃんを平気で殴れるんだ」
自分は産まれてくる弟たちのためなら死ねる。
だからお前はカナちゃんのためにも、既に死んだ仲間たちや
これから死んで行く自分の命を無駄にせず、ちゃんと戦ってくれとマキは言う。
459:
弟が生まれるというその時になって召集がかかった。
ロボットのコックピットに転送されるマキたち。
皆が見守る中でマキはロボットを操作し、街を見渡すがなにかおかしい。
街の様子が微妙にだがいつもと違う。そして、見覚えのない戦闘機がロボットを攻撃してくる。
ここはどこだと叫ぶマキに、ナビゲーターのコエムシは「地球だ」と答える。
不思議に思いながらも戦闘を続け、戦況はこちらに有利に進んで行った。
マキは敵のコアを掴み出し、コアの装甲を剥がした。
コアの中はロボットのコックピットと同じような様子で、そして中には人間たちがいた。
敵の怪獣も、マキたちと同じように人間が操作しているロボットだったのだ。
この戦いは、並行世界同士の枝木の剪定のようなものだとコエムシは言う。
真の勝利判定は「コアを潰す事」ではなく「敵性地球人のパイロットを殺す事」。
前回までは敵性ロボットがマキ側の地球に来ていたが、今回はマキたちが攻めに行く側になったのだった。
相手は敵で、敵を倒さなければ自分たちの地球が滅ぶと知りながらもマキは人殺しを躊躇う。
だが、産まれてくる弟のためなら、ひどい親の血を受け継ぐ自分になら、
人を殺す事だってできるとマキは思い、コアを潰した。
元の地球に戻ったロボット。ロボットの目を通し、マキは弟が無事に生まれた事を確認後、死亡した。
マキのやった事は立派なんだが、義理の両親は
「実子ができるからって遠慮して家出でもしちゃったんじゃ」
と思ってまともに生活できなくなって生まれてきた弟もまともに育てられなくなったら……
と想像したらもう後味が悪くて悪くて
462:
CSIマイアミのエピソード。
釣り上げられたサメの腹から銃で撃たれた痕がある人体の一部が出てきたため、
科学捜査班は捜査を始める。
さらに港に足を撃たれて失血死した少女の遺体が浮き輪に乗って漂着する。
捜査していくうちにわかったのは、
キューバからの亡命者を乗せた船が嵐にあい、
亡命者か密輸してきた麻薬かどちらかを捨てなければいけなかった船長が
亡命者を捨てることを選び、銃をむけて彼らに海に飛び込むよう脅した。
サメから出てきた人物はおそらくそれに反抗して殺された。
少女の方は足を撃たれただけだが、撃たれる前に喘息の薬を大量摂取していたため
死にいたったと思われる、そして撃った人物は近親者である。
そして少女の兄を見つけ真相を聞く。
船で事件が起こったとき、兄は落ちた銃を拾い妹と海に飛び込む。
妹を浮き輪に乗せて数時間漂流していると、沿岸警備艇がやってくるのを発見する。
アメリカの法律ではキューバ人は陸にさえ上がれば亡命できる。
海の上で発見されればキューバに強制送還されてしまう。
しかし、怪我人は病院に連れていかれて亡命できる。
自分はこのまま陸に泳いでいけるが妹の体力ではそれは無理。
妹を銃で撃とうか迷う兄に、妹は撃ってくれと言う。
覚悟を決めて撃ったのだが、警備艇は自分たちの方には来ないで針路を変えて行ってしまう。
その後船上で喘息の薬を大量に吸入していた妹は失血死してしまう。
兄といってもまだ少年、妹のことを思ってやったことが裏目に出てしまってかわいそうだった。
464:
ゲームのロマサガ3で、ある村が怪物に狙われていた。怪物は村長に若い女を捧げるよう言ってきた。しばらくして、主人公がやってきた。村長の話を聞いて怪物のいる洞穴へ入った。すると村長はこともあろうに、巨大な岩で洞穴をふさいでしまった。
465:
仕方なしに主人公は奥に進んで怪物を倒して、村長の所へ向かった。そこでの村長の一言
「わたしが村長です」
何度聞いても
「わたしが村長です」
ゲームという特性を活かした後味の悪い話でした
470:
てゆーかなんで村長は主人公閉じ込めたの?
主人公は若い女で生贄にしようってことなんかな?
ロマサガ3やってないんでわからん
471:
(・з・)ストーリー的には
「怪物に生贄を要求され困り果てる村
偶然立ち寄った主人公は村長の依頼により洞窟へ怪物退治に向かう
しかしそれはタイミング良く村を訪れた流れ者の主人公を生贄にしようという村長の罠だった!
主人公は村長により洞窟へ閉じ込められてしまった
からくも怪物を退治した主人公は村へと帰還する
何か一言でも言わなけりゃ気がすまねぇ!
しかし再会した村長は自分がゲームキャラだという事を活かして
私は村長です...私は
と同じメッセージばかり話して責任逃れするのであった……
怒りに震える主人公!
怪物退治でEXPをゲットしたので、
そうでもないプレイヤー!
これからどうなるのか!?
これはクソゲーなのか!?
そろそろ塾の時間だし明日のこの時間にまた会おうぜ!!」
って事だろ
474:
ロマサガ系はフリーシナリオなせいか、
ある程度の矛盾は初めから諦めているようなフシがある。
上の話以外にも、イベントが終わるとその直後から、
何度話しかけても全く反応しなくなるNPCも多い。
477:
中学生の音楽の授業で聞かされた歌
うる覚えで曲名すら忘れたが、教科書にも楽譜と歌詞が載ってるくらいの有名な曲
大きな青い目を持つとても美しい女がいた
ある男はその女に心奪われてしまう
男は女を思うと胸が張り裂けそうな気持ちになる
苦しくて苦しくて男はついに女に告白する
「あなたの美しい瞳を見ると私の身と心は焦がれて死にそうになる。どうか、私の妻になってほしい」
しかし女はどうしても男の誘いには応じることができなかった。
女は悩んだあげく男にこういった。
「ごめんなさい。あなたの申し出には答えらません。かわりに私の目を差し上げます。」
女はそう言うと自分の目をスプーンでえぐり男に渡した。
478:
>>477
後味悪いって言うかエェー(;゜д゜) って感じ
そんな歌学校で教えていいの?
505:
>>478
聖ルシアの伝説を基にした歌と見た。
その後眼球もらった男もキリスト教信者になって、奇跡が起こって眼球復活するから安心シレ。
まあその後ふたりとも殉教するんだけどなw
501:
昔マイナーな雑誌で読んだ漫画。
昔、ある王国で、革命をたくらむ男がいた。
そこで、男は、王好みの女を妻として送り、
その女が王をたぶらかして贅沢や非道なことをさせて、
最後には王家をつぶす計画を立てる。
まずは、王好みの美女に育ちそうな少女を見つけ、
その少女を徹底的に教育することにした。
少女には革命のことは知らせないようにし、
男は父親代わりとなって少女を育てた。
おかげで少女は父親思いの子に成長した。
そして、少女が年頃になった頃、
男は王の妻として送ることを決意した。
少女がいなくなる寂しさをこらえながら送り出した。
少女は、男の期待どおり、
王をたぶらかし、堕落させた。
王は政治に心を向けなくなり、国は乱れた。
それと同時に、少女は国を乱した悪女といわれるようになった。
しかし、少女はそういう悪評には気にもとめずにいた。
この国がつぶれれば自分は男の元に戻れると信じていた。
502:
国は荒れ、ついに革命が起こった。
男率いる革命軍が、ついに王を捕らえて処刑した。
少女も捕まり、男の前に引きずり出された。
少女は男に、「これですべてが終わったんですね。」とつぶやいた。
その言葉に唖然とした男。
革命のことを知らなければ男は少女をこっそり生かすことにしていたのだった。
しかし、自分のたくらみに気づかれてしまい、少女を生かすわけにいかなくなり、
男は処刑を命じた。
「お父様!」という悲痛のの叫びの後、
少女は首を切られてしまった。
そして少女は稀代の悪女として後世に語り継がれた。
507:
>>502
殷周革命の話で見たな。
周公旦と妲己?
小説十八史略しか覚えてないが、そのあと女が首だけでケタケタ笑ってたとかいうエピソードもあった気がする
510:
501です。
書き忘れたけど、確か封神演義とか殷周革命をベースにした漫画だったと思う。
少女は妲己。革命した男の名前は忘れた。
(これ読んだ時、ジャンプで封神演義連載してた)
生首がケタケタ笑うのはなかったがな。
題名や作者は覚えてない。
殷周革命がベースの話って結構多いんだろうか。
623:
キングの「ライディング・ザ・ブレット」は後味悪かったなー。キシュツかもしれんが。
ある男が母親入院の知らせを受け、ヒッチハイクで母の病院へ向かうことに。
しかし真夜中、墓地の側で拾った車は、死神の運転する車だった。
死神は男に、お前の命か母親の命、どちらかを差し出せと迫る。
選べない時は二人とも命を貰う、と。
制限時間間際に男は叫んだ「母さんだ! 母さんを連れて行け!」
気が付くと男はあの墓地にいた。時間もまったく経っていない。あれは夢だったのか・・・。
その後母の病院に辿り着いた男を待っていたのは・・・・・・回復した母親だった。
母はその後、普通に天寿を全うしたと言えるくらいに長生きし、結局あれはただの夢だったのだろう。
だが・・・夢の中だったにしろ、自分は自分可愛さに、生死の境にあった母親の命を差し出してしまった、
その想いはその後一生つきまとうのだった。
631:
お盆だしなぁ。
実際に合ったけど、知り合いAから聞いた話ってのをしてみようか。
最初に言っとくけど、事実だけど、オチはないよ。そして、既出かもしれないけどね。
知り合いAは釣り好きで、よくO阪N港の釣りポイントに行ってたそうだ。
近いし、軽く行けるポイントで、結構O阪では皆に有名な港で、もちろん釣り人だけじゃなく、カップルや走り屋や色んな人達の
溜まる有名スポットなんだけども。
その年の正月も2日目には暇になって、ちょいと夜釣りにでも行こうって軽く思って、Aはそこへ行ったそうなんだな。
んで、糸を垂らして待ってたわけ。
そしたら、何か、引っ掛かったの。
魚じゃないのは長年の釣り人の感覚で解ったらしいから、チッとか思って引き上げたわけね。
そしたら、引き上げたそれ、Yシャツだったんだって。
しかも、一番目のボタン以外、全部止まってたって。
知り合いAはそれをジィッと見て。
―――あんた、中身は…?
思った瞬間、それを投げ捨てて道具片付けて、帰ったんだって。
帰りに一杯引っ掛けたいって思っても、正月2日で何所の行き付けのバーもやってなくて、イライラしながら自分の部屋じゃなく、
近所の実家に帰って、珍しく家族と一緒にご飯食べて、居間のコタツからいつまでも脱出せずに、酒飲んでゴロゴロ不貞寝してたんだって。
その年、その知り合いAが良い年だったかどうかは知らないけど、二度と正月に釣りには行かないって言ってたよ。
634:
>>631
色々沈められてるっていうからなぁ。
660:
何年も前にテレビで観た「素人投稿お笑いビデオ」という番組で、
ある小学生高学年くらいの姉妹のビデオなんだけど、
妹が部屋でテレビを観ているところを姉が来て、
脈絡もなくへらへら笑いながら殴りだして喧嘩になった。
そこへ母親が買い物から帰ってきて「またオマエか」と妹の方をネギで殴打し始めた。
うひゃうひゃ良いながら楽しそうに見物している姉。
ひととおり殴打したところで「なんでぶたれたか言ってみろ」と諭したところ、
妹が「ネギ」と答えた。母親が「違う! なんでぶたれたかって聞いてるんだ」と言ったら
「けっ…だからネギでぶったんじゃん」と答える妹。
ビデオはここで終わりなんだけど、ふだんからこうなんだろうな。と。
家庭崩壊の初期の様子なのに。なんか笑ってる場合じゃないゾと。
678:
講談社の「ミステリーランド」という、少年少女向けのラインの小説です。
(振りがなつきで小2?)
既出だったらすみません。
主人公の芳雄は、誕生日を迎えたばかりの小学4年生。
彼の住む神降市で、連続して猫を殺害&切断する事件が発生する。
芳雄はクラスメイト数人と子ども探偵団を結成し、犯人探しに乗り出した。
そんな折、芳雄は転校生の鈴木と友達になるのだが、彼は
「実は自分は神様で、猫殺しの犯人も知っている」と言い出す。
猫殺しの犯人の名前、芳雄の好きなテレビ番組の先行き、芳雄の将来(30代前半で事故死)
それ以外にも、芳雄は実は両親の本当の子どもじゃなくて、誕生日も実は違う日なのだ等
余計な事まで教えてくれる。
(だから誕生ケーキのろうそくが、毎年1本だけ吹き消せずに残るのだ)
そのどれもが憂鬱な結果で、芳雄のトラウマになりまくり。
そして猫殺しの犯人は、確かに当たっていた。
鈴木=神様への信憑性を深めて行く芳雄。
子ども探偵団は町内の廃屋をアジトとして使用しているのだが、そこで芳雄の親友・英樹が殺されてしまう。
芳雄は神様(鈴木)に英樹を殺した者をたずね、犯人に天誅を下すように頼む。
神様はあっさり了解し、その結果、探偵団の一員でかねてから芳雄が憧れていた少女・ミチルが
みんなの目前、学校の時計台から落ちてきた時計の針に串刺しになって死んでしまう。
「彼女はアジトでエッチしている現場を見られてしまったから、英樹を殺害したんだ」と神様は告げる。
そしてエッチの相手が共犯者だと言う事も。
英樹の殺害現場の状況から芳雄は、事件直後にミチルの提案で現場に真っ先に駆けつけてきた
刑事である自分の父が共犯者だと推理する。
679:
自分なりの結論に達した芳雄は、神様に最後のお願いとして、共犯者にも天罰を下す事を要求する。
その日は神様から聞いた、芳雄の本当の誕生日。
別の理由にかこつけて買ってもらったケーキにろうそくを立て、芳雄はそっとろうそくを吹き消す……
今までと違い、全部が消えた・・・と思いきや、その炎は流れ、目の前の真犯人の体に燃え移った。
全身を炎にまかれ、のたうつ芳雄の母親。
神様は間違えない。真犯人は母親だった。
そして自分が若くして事故死するのも本当なのだ。
さまざまな思いをはらみつつ、憂鬱に幕引き。
=終=
かなりはしょってるので真犯人が唐突ですが、それなりの伏線は張られています。
芳雄の好きな戦隊ヒーローの、ロボットの名前が「ネクロフィリア」や「ジェノサイド」だったり、
細かい所まで行き届いた、ちょっと嫌な雰囲気。
あらすじ化が下手なので、微妙に違うとかわかりにくかったらすみません。
自分の母親と憧れの女の子が出来てたら、やっぱりイヤだよなあ。
読んでしまった子どもも後味悪いですが、これどういう意味?と
聞かれた大人の方が後味悪そうだと思いました。
822:
昔見たアニメ、ウィンダリア。
うろ覚えの部分もあるので間違っていたらスマソ。
前提
・海の国と山の国は敵対している。
・しかし、海の国の王女と山の国の王子はロミジュリ状態の恋人同士
・この国では死ぬと魂は死者の船に乗る。死者の船の船員は生きている人間で
 高給を約束される代わりに何年も陸には帰ってこられない。
・贅沢な暮らしの為に自分の旦那を死者の船の船員にした女がいるが、孤独に
 耐えきれず、毎日港に通い夫の乗る遙か沖の海を行く死者の船に向け、早く
 帰ってきてと呼びかけている。
イズーとマーリンは、海の国の村で暮らす夫婦。
ある日、海の国を侵略しようと企む山の国が海の国の水門を開き水没させようとするが
水門が開いた事に気付いたイズーが素早く水門を閉じた事により一躍英雄となる。
この功績でイズーは海の国と山の国から英雄として誘いを受ける。この待遇にすっかり
有頂天となったイズーは一旗揚げて帰ってくるとマリーンが止めるのも聞かずに
山の国に行ってしまう。(ちなみに海の国の褒美は貝殻細工、山の国は金貨)
やがて山の国と海の国との間で本格的な戦争が起こる。それぞれの国の王子と王女も
互いの事に心を痛めながらも、立場上戦争に出陣。
その戦争でイズーは海の国の堤防の門を開き、海の国を水没させた事により山の国が
勝利。この戦争の最中に偶然であった王子と王女は海の国が負けた事により結ばれる事の
ない互いの未来に悲観し心中してしまう。
823:
山の国の勝利で更なる英雄となり有頂天となるイズーはマリーンの事をすっかり忘れ
愛人(山の国のスパイ)と共に毎晩派手に豪遊するが、そのイズーの存在を邪魔に思う
山の国の指示により愛人に殺されそうになり命からがら逃げ出す。
そこでようやく自分の妻であるマリーンの事を思い出し、自分が本当に生きる場所は
マリーンの側でしかないと自分の家に帰るイズー。
戦争の為すっかり荒れ果てた自分の家に驚きながらも、自分を出迎えたマリーンの
無事を喜ぶイズー。しかし、マリーンは再会を喜びながらも別れを告げ海の方へと
向かう。その姿を慌てて追うイズーは彼女の身体が海を渡り死者の船の方に向かう
姿を見て、ようやく彼女が戦で死んでしまった事を悟る。
沖を行く彼女の魂が乗った死者の船に向かい、自分が船員になるからこっちに来いと
叫ぶイズー。しかし、その彼に向かい、任期が終了するまで船は絶対に寄港しない
という声に驚き振り向くと、そこにいたのは毎日夫に呼びかける為に港に通っていた
女が孤独に耐えきれずとうとう石になっていた姿だった。
結構ファンタジーな絵柄のアニメーションだっただけに、この救いようのない結末が
なんとなく後味が悪かった。
826:
山の国の王子はアホだな。
折角戦勝国になったんだから、
「王女は俺様が頂くぜー!」
とか言って妻にしちゃえば
(この2人に関しては)ハッピーエンドだったのに。
829:
>>826
そうだよな。
827:
山岸涼子の「コスモス」
主人公は小学生の男の子。ごく普通の少年だが、喘息を患っている。
「今日は風が強いわねえ…大丈夫●●くん?」
こんな風の強い日は同調するように少年の胸の風も強くなる。
荒く苦しそうになっていく少年の呼吸。
車の免許を持っていない母は父に電話をかける。
「●●くんの発作が出てしまったの。病院まで連れて行って」
朦朧としている意識の中で母の声がかすかに聞こえた。
やがて父がやって来て少年を病院へ運んだ。
母は少年の自慢だ。きれいだし、料理が上手い。
いつも少年は母の手作りのお弁当をみんなに見せびらかしている。
クリスマスの日、少年は母のつくった七面鳥の料理をつまみぐいする。
だがとても不味い。失敗したわけではなく、子供向けの味付けではなかったのだ。
ごめんねと謝る母。そこに父から連絡が入る。今日は帰れないらしい。
母は泣きながら七面鳥を捨てる。少年には食べられないし、自分だけでは食べ切れないからと
お正月は親戚の家に行った。
楽しくすごす少年。一方、母は親族たちとなにか話していた。
浮気相手と正月もすごすようなあんな男とは別れなさい、そう親族たちは言う。
だが母は涙を浮かべながら、離婚だけはしないと親族たちに言った。
少年はその会話を聞いていない。
「そろそろ発作が出ないか心配だわ…近頃なかったし…大丈夫?●●くん」
ある日、母は心配そうな顔で少年に聞いてきた。
母のその顔を見ているうち、少年の胸にまた嵐が訪れる。
すぐに発作を起こし倒れる少年。母は電話へと走る。
「あなたまた●●くんが倒れたのよ 女と●●くんとどちらが大事なの 早く来て」
涙を流しながら母は受話器に向かい叫ぶ。
朦朧とした意識の中で少年は思う。
――僕の発作が起きた時だけパパはくる
835:
>>827
二回読んで意味わかった。重いな…
840:
>>827
母親は代理ミュンヒハウゼンなんとかなのかな。
夫を愛人のところから呼び戻したい、
その為には息子が発作をおこせばいい、
息子は緊張状態にある母親から発作を示唆され、実際に発作をおこす。
母親( ゚Д゚)ウマー
92

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