【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『赤い靴・呪いのメール』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『赤い靴・呪いのメール』


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1:
赤い靴
小学4年の頃の話。
当時、俺は仲良しグループの中で楽しく遊んでいた。
仲良しグループとは、俺、俺の親友のKと、T、R(どちらも女)の4人の事。
この4人は小2?3と連続で同じクラスになり、席も何回か近くなったりして自然と仲良くなった。
小4でK、Tとはクラスが離れてしまったが、それでも放課後に皆で廊下で待ち合わせしてよく遊んでいた。
ある夏の暑い日、いつものように放課後廊下に集まって、今日は何して遊ぶかを話し合った。
少しして、Kが窓の向こうを指さして言った。『あの高いマンション行ってみない?まだ行った事無いよね?』
そのマンションは15階建て、ここらの町の中でも一番高さのあるマンションだ。
当時のここらのマンションは住民以外でも自由に出入りでき、よくこのグループで近くの色んなマンションに行っていた。
だがあの高いマンションは少し遠く、友達も一人も住んでいなかったので、何か近寄り難い感じだった。
するとRが言った。『あそこはダメだよ…』意味深に言ったものだからKは『何で?』と勢いよく返した。
『よくわからないけど…親からあそこは行っちゃダメって言われた』
そうRは言った。俺は『何が』ダメなのか気になり、『何だよそれ、行ってみようよ!気になるじゃん』と言って
全体を行く雰囲気に促した。
するとRは『んじゃうちイイや…ごめんね』と言って先に帰った。
TはRが帰った事を少々気にしていて『行ってみたい』的な事も言っていたが、気を遣い結局Kと2人で行く事にした。
そのマンションまでは3kmぐらいあっただろうか、少し遠く、着いた頃には少々足がくたびれていた。
この日は雨上がりの晴天で、アスファルトと雨水が混じった変なにおいが辺りを包み込んでいた。
いつもマンションを探検する時は、エレベーターを使わず階段で一番上まで上がり、下にも階段で降りていたが、
この日は疲れていたので、上へはエレベーターで行き、上から階段を降りながら探検しようという事になった。
しかし、Kが疲れたから休もうと言い出したので、探検の前にエレベーターホールにあるベンチで一休みする事にした。
92:
10分ぐらい学校の話など色々していたら、2つあるうち片方のエレベーターが1階へ降りてきた。
目の前のエレベーターが開いたが、誰も出て来なかった。あれ?と思って俺が中を覗きに行ったら、
真っ赤な女物の靴がエレベーターの中に揃えて置いてあった。人は誰も乗ってない。
俺はKを呼び、その赤い靴を見せようとしたが、2人で再度エレベーターを覗くとその赤い靴は消えていた。
『あれ・・・さっきはあったのに』少し奇妙に思いながらも、2人で15階までそのエレベーターで上った。
このエレベーターの停止階は1・3・5・8・11・14で、停止階以外の階に行く時は、最寄りの階から階段で行く形になっている。
俺は最初『あれ、14階しかないのか?』と言ったら、Kがそう教えてくれて14のボタンを押し、着くのを待った。
5階の停止階を過ぎる時だった。通り過ぎる一瞬、向こうにさっきの赤い靴が置いてあるのが見えた。
俺が『あ!さっきの…』と言った時には5階を完全に通り過ぎていた。Kが『何?』と聞き、
俺は『さっき1階で見たはずの赤い靴が5階にあったんだ!』と言ったが、Kは俺が何を言っているのか分からない様子で、
信じないというよりはどうでもいいという反応だった。
俺は何か気掛かりになって、8のボタンを押した。5階のエレベーターホールまで降りて確かめようと思ったのだ。
俺はKに『先に上行って待ってて』と言い、8階で降りた。8階のエレベーターホールには何も無く、俺はそこから7、6…と階段で降りていった。
そして5階。見渡してもあの赤い靴はなかった。さっきのは何だったんだろう…と思いながら、5階からエレベーターを呼んだ。
片方のエレベーターは『14』を表示していて、『あぁ、Kはもう着いたんだな』と思い、急いで向かおうとした。
そしてエレベーターが5階に着き、ドアが開いた。俺は一瞬『うわ!』と声をあげてしまった。
あの真っ赤な靴が揃えて置いてあったのだ。全体が奇妙に赤く、テカテカと光っている。人は乗ってない。
俺は何か、そのエレベーターで上に上がるのが怖くなった。しかし上ではKが待っている。俺は仕方なく階段で駆け足で
15階まで上る事にした。何か俺は焦っていた。早くKに会いたい、という妙な孤独感に襲われていた。
93:
そして15階に着いた。…しかし、15階のどこを探してもKはいない。もしかして俺が遅すぎるのに腹を立てて先に下に降りたのか。
俺は寂しくなり、Kの名前を大声で叫んだ。『K?!どこだ?!』マンション中に俺の声がこだまする。
近くにいるなら聞こえるはずだ。…しかし返事が無い。もっと下にいるのか。はたまた声が聞こえていながら無視しているのか。
俺の精神状態はだんだんおかしくなっていった。不気味な光景をたて続けに見た恐怖感。それをKに伝えられないで一人で彷徨う孤独感。
…俺は一刻も早くKに会いたい、このマンションから抜け出したいと思い、15階から1階までエレベーターで降り、マンションの外でKを待つ事にした。
14階に降りてエレベーターを呼び、乗る。今度は赤い靴は無く、何かホッとした。そして1のボタンを押し、早く着いてくれと思いながら目をつぶり待っていた。
俺は怖くて仕方なかった。目をつぶりながら、かがみ、エレベーターの向こうを見ようとしなかった。
そしてエレベーターが止まった。ドアが開いたが俺は怖さで顔を上げようとしなかった。すると大人の男の声がした。
『子供一人発見しました。小学生のようです』
『え…?』
顔を上げると警察官が2人、俺を見下ろしていた。1人は無線で会話していた。そしてもう1人が俺に話しかけてきた。
『どうした?何でこんな所にいるんだ?』
俺は訳がわからなかったが、安堵感からその警察官に思い切り抱きつき号泣した。
そして俺はその場で警察官に色々聞かれた。そこで『他にもKと一緒にいた』と言ったら、その警察官の顔が一気に青ざめたようだった。
後で、Kは15階から飛び降りて即死したと聞いた。警察官はその件で住民から通報を受けこのマンションに来たらしい。
何故飛び降りたかは不明。防犯カメラには俺とKの姿しか無く、俺は警察から色々尋問みたいなのをされたが、結局この一件は事故として済まされた。
ただ、俺は確かに見た。
奇妙に揃えて置いてあった赤い靴を、3回も。
もう大分昔の話で忘れかけていたのだが、この前の仙台での報道を見て思い出してしまった。
あの報道にしろこれにしろ、本当にただの事故だったのだろうか。
135:
先生
昨日、学校での話。
先生が、いきなり変なこというから、何かと思って聞いてると、
「えー、先生は亡くなりました。事故死です。みんなも車には気をつけるように」
とか言ってて、みんなわけがわからないように顔を見合わせていて、一人の不良っぽいヤツが先生に、
「誰先生が死んだんですか?」
って聞くと、
「私です。今は病院にいます」
とか言い出した。
その不良はもちろん本気にしてなくて、
「じゃあ今日の授業はなしですかー?笑」
って言うと、
「社会はないだろう」
といった。(その先生は社会の先生)
そういうと先生は教室からでていった
その後クラスはその先生の話題で持ちきりだった。
しばらくして、1時間目がはじまろうとしたとき、校内放送で、全校集会があることが言われた
その全校集会の内容は、その先生がなくなったことを示唆する内容だった。
137:
>>135
ちょwwwww
その先生責任感強すぎwww
同業者だけど俺責任感なさすぎwww
俺が死んでも学校に出ることはまずないなw
193:
呪いのメール
自分なりに恐かった事を書いてみようと思う。
もう4、5年は経ったし、何より関係者全員無事に生きてる。
恐い思いだけだったんだからいいやと思う反面、やっぱりあれは何だったのか不思議で仕方がない。
つたない文章だし、あやふやな表現もあるかもしれない。そこは勘弁してほしい。
本当に体験した出来事なのにいまいち自分の中で未消化なもので。
事の発端は仲間と飲みに行った時。この話は実は他のスレでも書いた事がある。
その時は全部書ききれなかったので今回書かせてもらおうと思う。
仲間8人で居酒屋に飲みに行った時の事。早くに酔い潰れてしまった女の子がいた。俺の友人の連れだ。
座敷で広い座卓に突っ伏して眠りこけた彼女をほっといて俺たちは楽しんでいた。
そろそろ帰るかという話になり、彼女を起こそうとするが起きようとしないので、
誰かが「携帯鳴らしてやれよ。起きると思うぞ。」と言いだした。
彼氏である友人がニヤニヤしながら彼女の携帯に呼び出しを始めた。
音から察するに、携帯は彼女の突っ伏した腕の下にある事がわかった。
携帯ストラップも腕の下から覗いている。
10秒鳴らして、周囲の迷惑を考えてか友人は鳴らすのを止めた。
「あ?駄目だわ。こいつ、寝起き悪いんだよね。」
酒も入ってるし、無理に起こすのも可哀相だからと、しばらく待つつもりで俺たちは腰を降ろしたその時、
友人の携帯にメール着信が入り、開いた奴の顔からいきなり血の気が引いた。
「うわ、なんだよ…これ。」
なんだなんだと俺たちの間でそいつの携帯がまわされた。
差出人は眠りこけてる彼女。本文は『眠い、寝かせてよ。』
彼女の携帯は、ずっと彼女の腕の下だ。ストラップも見えている。
すうっと首の辺りが寒くなった気がしたものの、飲みに来ていた他の仲間は
「よく出来た悪戯だろ。すげえな。」と感心したので、俺たちもその答えに納得して、その夜はお開きになった。
194:
それからしばらくして、俺は仰天する事となる。彼女が亡くなったのだ。
もともと体は弱かったらしい。詳しく聞くのも悪いと思ったので結局聞いていない。
彼氏である友人の希望で、俺は付き添って葬式に出る事になった。
他の仲間もやってきて斎場へ向かい、受け付けを済ませ、式の邪魔にならないよう隅の席で小さく無言で固まっていた。
読経が始まり皆うなだれている。その時ふと、飲み会の事を思い出してゾッとした。
そしてなぜか、そこに居る仲間たちも自分と同じ事を思い出しているに違いないという気持ちがした。
じき、焼香かなという頃、いきなり携帯が鳴り始めた。おそらくその場に居た全員の。
勿論俺たちは消音にしていた。でも相当数の携帯のバイブが一斉に反応したのでかなり音が響く。
中には会場に入る前に消音にし忘れた人もいて、あわてて切っていた。
呼び出しは始まりと同じくいきなり切れた。全員一斉に。俺たちは黙って顔を見合わせるしかなかった。
斎場を出て各々携帯を調べたら確かに同時に着信があった事がわかった。それも非通知。
非通知着信拒否設定も意味がなかったらしく、女の子の中にはパニックに陥る子もいた。
195:
喫茶店に入って、これまでの事を話し合った。
飲み会に来ていなかった連中に説明をしたり、逆に俺たちが知らなかった他の事件について教えてもらったり。
結論として、亡くなった彼女はかなり不気味な存在であることが判明した。
俺の知ってる彼女は内向的。おとなしく、どちらかといえば地味。
控えめな人好きな友人のチョイスなので、あまり気にはかけなかった。
飲み会でも喋らずに黙々と飲んでるタイプ。
ブスでも美人でもない。というか、印象が薄くてすぐに忘れてしまうんだ。
覚えてるのは貝殻が好きだった事。いつか、店先でインテリアの貝殻を手にとって耳にあてていた。
「私の耳は貝の耳、海の響きを懐かしむ。」と口ずさんでいた。多分詩だと思う。
「それ、海の音じゃないよ。自分の体の中の音が反響してるんだってさ。」
と、ロマンの欠片も無い俺が茶化すと、ぼんやりした生気の無い彼女の顔に一瞬笑みがのぼった。
「〇君もそのうち自分の貝殻に耳を傾けるようになるよ。今にね。きっとそうなるよ。」
そうかな、楽しみだね?なんて笑って肩をすくめてみたが、彼女は真剣そのもので反応の薄い彼女にしちゃ、
珍しいなくらいにしか思わなかったんだ。
彼女の言ってた事が、今回の件だったのかは最後までわからない。
196:
他の奴も彼女の風変わりさに気付いていたらしい。
ある女の子は彼女が他界する一ヵ月前に街中で会ってしばらく一緒に歩いていったそうだ。
買い物したらしくショッピングバッグをいくつか持っていたので手助けすると彼女はとても喜んだらしい。「あなたには特別に教えてあげる。私ね、ちょっとだけ先の事がわかるんだ。」女の子は面白い冗談だと思ったようで、
すごいじゃん、株とか先物取引とかわかったらお金持ちになれるよと相づちをうったらしい。
「そういうのはわかんない。興味ないからね。」と言われ、どういうのがわかるの?と尋ねると、
誰も居ない交差点の角を指差して「あそこに居る男の子わかる?あの子はあさってここで死ぬんだよね。」
そこまで聞いて全員顔を見合わせた。
「それって〇のとこの?」
女の子は首をたてに振った。「だって冗談だと思ったんだもん。」
死亡事故は、その通り起こっていた。彼女は日にちも言い当ててた事になる。
彼女の彼氏、つまり俺の友人は重い口を開いた。
「あいつ、慢性的にこの世に恨みをもってたよ。それでいて、時々猛烈にこの世界に愛着を感じていた。
多分、心を病んでたと思う。俺がどうかしてやれるかなと思ったけど駄目だったらしい。」
以下、奴の話。
197:
バイトで知り合った二人が付き合い始めてしばらくして、彼女はよく友人に話していた事があった。
彼女は時々、まとまりがなくなるというのだ。
普通の人のように形状を維持できない。分散してしまう。この板でいうとアリス症候群みたいなものだろうか。
友人は彼女の分裂症を疑ったが、放っておけず色々話を聞いてやったらしい。
まとまりが無くなった彼女は色んな物に部分的に入り込んだり、色んな物が見えたりするとの事。
飼ってる猫、掃除機、水の入ったコップ、石、そして携帯。
彼女が眠りながら無意識か有意識か携帯を操ったのは、どうもここら辺らしい。
携帯電話に彼女の一部が入り込んだのか、はたまた彼女が携帯になってしまったのか。
まだその時は手の込んだ悪戯だと思い込もうとした。やろうと思えば出来ない悪戯じゃない。
非通知着信拒否してた奴は設定ミスか思い違いでもしてたんだろうと。
死んだ人を冒涜してる奴がいるかもと思うと腹もたった。友人は実際、憔悴しきっていたし。
気まずい気分になり帰るかという話になった。今日の葬式の携帯については忘れようと。
その時、また携帯が鳴りだした。メールの着信。差出人は非通知。全員一斉に。『ねえみんな、面白かった?』
冗談にしてはひどすぎると俺が言い掛けたその時、女の子の一人が泣きだした。電源を切ったのに着信したらしい。
198:
半狂乱の仲間たちをなだめて帰宅したのは夜遅くなってから。
疲れていたものの眠れるはずもなく、酒を飲んで気を紛らわせていた。
数日後、一通のメールを受信した。非通知。非通知着信拒否設定にしていたのに。
以下全文。
『○君、(彼女)です。急な事でびっくりしたと思います。
年々私は生きてる感じがしなくなったので、もう死んでしまうんだろうな、ってわかってたよ。
生きていても楽しくなかったし、意地悪な人ばかりで正直煩わしかったし。
嫌いな人を呪い殺してやりたいよね。私にはそれが出来るし。
でも、そうしようとしたら、(彼氏)君や、話を聞いてくれたり、慰めてくれた〇君や他の人達の顔が浮かんでくるの。
この世に未練なんか残すんじゃなかったよ。
どっちつかずで今も彷徨ってる。
電波にのればどこにでも行けるんだよ。すごく便利。
意地悪な人のとこに行って色々してやりたい。でも○君は賛成しないかな。
困ったことに、どんどんまとまりが無くなってきてる。
そのうち自分がわからなくなるかもしんない。
その前に仕返ししたいなあ。引っ張るだけでいいんだよ。
じゃあ、またね。』
199:
メールを受け取る前日、俺は携帯のアドレスを変更していた。悪戯はもうこりごりしていたので。
明日になったら必要最低限の人に新しいメアドを知らせるつもりでいた。
誰も知らない俺のメアドに彼女からのメール。
偶然というより「私、こんな事出来ちゃうんだよね。」というメッセージに思えた。
やっぱり彼女は病んでたと思う。それを自分で持て余してたようだった。
病んだ心で彼女が誰か引っ張らないか、間違えて俺や彼氏の友人を引っ張ったりしないかガクブルしてたが、
今でも生きてるところをみると、彼女は分散してしまったに違いない。
彼女にとっては幸せじゃないかな?あれから誰も死んでいないし。
そのことを思うと泣けてくる。もっと優しく接してやれたのにってな。
そしたら恨みなんてきれいさっぱり消えたかもしれない。
それから一年くらいして『着信アリ』を観た。
あんな風にならなくてよかったと思った。
長文、駄文、スマソ。
200:
非通知のメールってあるの?
201:
その時は俺もそう思った。だけど実際に届いてみれば、なんだか信じざるを得ないし。
届いた内容について考えたらかなり些細な事に思えたからな。
非通知着信拒否設定も電話のみで安心してたのかもしれない。
でも差出人不明のメールが非通知として届いたのは事実だから恐かったんだ。
うまく説明できないが。
多分俺も含めて誰も携帯ショップに相談とか行ってないと思う。
もし悪戯でそんな事出来るなら、これほどひどい話はないわな。
202:
読みごたえのある長文乙。
怖さもあるけど・・・ちょっぴりせつなさもありますね (-人-)
212:
藁人形
小学校3年生のとき、近所の男の子に石を投げられて「でぶす!!」と言われた。
あったまにきたから、家に帰って飾ってあった注連縄を解いて藁人形を一心不乱に作った。当時私は毎月サスペリアを熟読していたので、漫画に出てくる藁人形を真似して作った。
石を投げてきた男の子は、学年が一つ下だったから名前がわからなかった。
隣に住む男の子が同じ学年だったため、さっきの男の子の名前を聞いた。
お手製の藁人形にその男の子の名前を筆で書いた紙を貼って、近所の砂場で拾ったでっかい釘を藁人形に刺した。
親には「注連縄をそんな風に藁人形にするなんて。」と呆れられたきがします。
それから間もなく、私をデブスといった男の子は腕を骨折していました。
当時の私は、「なーんだ、死ななかったんだ。」と藁人形の力の無さに憤慨していました。
今考えれば、腕の骨折だけでもすごいじゃん…って感じですけどね。
261:
カーテンの隙間
大学4年の夏。
当時入居していたのは、住宅街の学生向けアパート。
設備と築年数に比べ、家賃が破格に安いため大学3年の春に
移ってきた所だった。
単位もほぼ取り終わっていて、週に2日学校に出れば問題なく
卒業出来る感じだった。
時間を持て余していた俺は、徹夜でゲームしたり本読んだり
ネットしたりっていうダラけた日が続いていた。
262:
夏のある日。
俺は、冷房つけるの嫌いなので常に窓は全開。昼間は網戸だけ
夜は網戸とカーテンをひいている。
その夜もいつものように網戸とカーテンをひいて、8畳間の
リビングにねっころがりながら、ゲームに熱中していた。
3時過ぎくらいだったと思う。
夏の盛りで暑いのは当然だが、なんだかジトっとした嫌な
空気だった。
ふと気付くと、変な音が聞こえてくる。音、というより声か。
テレビやラジオのボリュームを絞った感じの、やけに遠くから
聞こえてくるようなかすれた声。
始めはゲームの中の音かと思ったけど、耳を澄ましてみると
どうも違うらしい。
音は外から聞こえてきていた…。
263:
窓はテレビとちょうど対角の位置。
ゲームをしてる俺は、窓を背後にして座っていたわけだ。
正直ビビリな俺。
どうせ酔っ払いかなんかだろうと思いつつも、後ろを振り向けずに
いた。
でも、その時見てしまった。
テレビ画面の中。ゲームの背景の黒い部分。
そこにちょうど窓が映り込んでいた。
ひいたカーテンとカーテンの細い隙間。
そこに縦に連なるようにして、顔顔顔顔顔顔顔顔。
一様に無表情で、目があるはずの部分は真っ黒。
264:
そこで恐怖のあまり意識が飛んだらしい。
というか、実際には手近にあったタオルケットに頭から突っ込んで
震えてたら何時の間にかウトウトしてしまったんだと思うが。
気付いたら朝でテレビ画面はそのままだった。
タオルケットかぶる直前までで止まっているゲーム画面を見て、
あれは夢じゃなかったんだなぁと再確認するとますます怖くなった。
それ以来、迷惑顔の友達のところを渡り歩いて、極力一人で家に
いないようにして、卒業までを過ごした。
今でも、テレビやディスプレイの黒い部分に映りこむ背景は
怖くて凝視出来ない。
そのアパートを建てる前の土地が何だったのかは判らない。
今、そういうのに詳しい友達に聞いて調べてもらってる。
279:
運命の人
はじめまして。
私にとっては怖いけど、それほど怖くない話ですが書かせて下さい。
現キャバ嬢の友人が、霊感占いにハマリました。
彼女が占ってもらう内容は恋愛。「運命の人」
事あるごとに電話やメールで占い師さんのお告げ?を話してくれるのですが、
その信心ぶりは日を追う毎にエスカレートしていきました。
彼女が泊まりに来たある日、いつものように占い師さんが如何に凄いかを語りながら、
バッグから小さな白い紙を取り出しました。
そして「塩、あるよね。ちょうだい」
嫌な予感を感じながらも塩を渡すと、予想通り白い紙に塩を盛り始めました。
「何してるの・・?」と私。
「これやらないと運命の人が遠ざかっちゃうんだって。霊とかじゃないから平気だよ」
「これ、普通の塩だよ。ご利益ないんじゃない?」
「これかけるから平気。」
彼女はそう言って、持参した小さいボトルの中の水を盛り塩にかけました。
「これ、難しいんだ。ちゃんと三角にしないと逆効果になっちゃうから」
そう言いながら綺麗な三角の山を形作る彼女。
この頃から、少しおかしいと思い始めました。
続きます。
280:
「占い師と話してたら、最近、霊感ついちゃったみたいでさ」
ファミレスで食事をしていた時、突然、彼女が言い出しました。
この店の厨房には二人いる。
後ろの客、おっかないもん連れてるよ。
あんたのこと、死んだ犬が守ってるよ。
レジのところにいる奴、さっきから話し掛けてくるんだ。
・・・など等、食事中の会話としては不適当と思われる話題のオンパレード。
盛り塩から2ヶ月程、全く連絡がなかったのですが、その期間は生霊に取り憑かれ、
私に迷惑がかるからと敢あえて連絡しなかったそうです。
彼女曰く、その生霊は彼女の運命の人の現恋人とのこと。
彼女の存在に気付き、彼を渡したくなくて彼女に生霊をとばした・・という事らしいです。
「大変だったよ。夢にまで出てきて。絶対に渡さないって首を締めるんだもん」
「え・・。もう大丈夫なの・・?」
「大丈夫。占い師に言われた通りずっとこれ身につけてたら、諦めたみたい」
彼女の手首にはハートが二つついた銀のブレスレットがありました。
「このブレスレットさ、占い師が念を入れてくれたんだ。始めはあの女(運命の人の現恋人)が
邪魔してたんだけど、今はもう運命の人の気持ちがこっち向いてるの分かったみたい」
ブレスレットを愛しそうに撫でる彼女の眼が怖かったです。
「もうすぐ出会えるんだ」って呟きながら・・。
281:
運命の人が誰かは今は分かりませんが、彼女は本当に運命の人と近づいてきてると信じています。
この夏、旅行に行った後に出会うのだと占い師に言われたそうで、ここのところ旅行に誘われているのですが、
休みがなかなか取れないのと、なんだか怖くて日程を決めていません。
「この期間を逃したらまた数年、離れ離れになっちゃうんだよ。お願い」と、必死に都合をつけようとする彼女。
今、出会わなければ運命の人は現恋人と結婚してしまうそうです。
彼らが離婚するまで、彼女は待ち続けなければならなくなる。
そうすると彼女と運命の人の未来が変わり、産まれるはずの子供の一人と会えなくなくなる。
あの女(運命の人の現恋人)は自分を憎んでるから、早く出会わなければ引き裂かれる。
旅行の日程が決まらないのはあの女が邪魔してるからだ。
あの女がいるから、彼も私と出会えなくて歯がゆい思いをしてる。
まだ見ぬ運命の人を遠距離恋愛の恋人のように話す彼女に尋常ではない怖さを感じています。
毎晩のように誘いの連絡が来ています。
ブレスレットのハートの輝きが薄れてきたから、早くしなきゃと写真まで送ってきます。
彼女は淋しかったんでしょうか。
占い師の「運命の人」という言葉にしがみつき、見ず知らずの女を憎み始めています。
旅行に行った後、彼女の前に運命の人が現れなかったら・・と思うと怖いです。
文才のなさも手伝って、文字にするとただの日常生活みたいになってしまいました。
ちっとも怖くなくて申し訳ありません。
ただ1日に20通以上も「早く決めなきゃ」と届くメールを受け取る私は非常に怖いのです・・。
284:
>>281
矛先がこっち向いたら恐ろしいね。
474:
あけてください
幽霊を一度でも見てしまったら、生きていられない。
そんなものがほんとうにいると分かってしまったら、もうトイレの扉は開けられないし、
風呂場で頭を洗うのもできないだろう。普通に生活なんかできない。確実に発狂する。
そう思っていた。
アパートの退去期限が迫っていたので、俺は夜中まで作業をしていた。
電気はもう止めていたので、部屋のなかは真っ暗だった。
あと残っている家具はベッドとテレビと絨毯、カーテンのみになった。掃除はまだだが、
なんとか作業完了の目処は立った。
今度住む所は近場だったので、荷物はすべて手で運んだ。何十往復したか分からない。
時計を見ると午前3時。朝から20時間、休みなしだったので腰が痛い。脹脛は震える有様。
さすがに限界で、俺はベッドに腰掛け、煙草に火を点けた。3本立て続けに吸って、
しばらくぼうっとしていた。
そのとき、庭のほうで足音がした。ザクッ、ザクッ、ザクッ、と割と早足。
庭を夜に歩く一階の住人なんかいない。また、外部の人間が裏手の庭に入るには、柵を
乗り越えてこない限り、不可能だった。
一瞬、思い浮かんだのが、包丁を持った泥棒の姿。違うとしても、まともな人間ではない。
足音が俺の部屋の前まで来たけど、カーテンが引いてあるので見えない。
(鍵、かけてたっけ…)
ちょっと焦ってドアに手をやったとき。
ドンドンドンドンドンドン!ドンドンドンドンドンドンドンドン!
夜中にも拘らず、物凄い勢いでドアを叩かれた。そして、
「※※※あけてくださーい。※※※あけてくださーい」
という声。幼い、といってもいいくらいの女の子の声。
※※※――ガラス?ハヤク? 声は大きかったんだけど、よく聞き取れなかった。
475:
ちょっとこれやばい!
頬から、首筋、全身へと鳥肌が広がった。霊だとしたら、入れちゃいけないんだっけ?
慌ててカーテン越しにドアを押さえようとしたとき、15センチほど開いてしまっている
のに気づいた。(カーテンは5センチくらい寸足らずだから、下の方がちょっと見える)
(でていけ!でていけ!でていけ!)
そう念じて両手でドアを閉め、カーテンの上から押さえつけた。
「でていけ!」って声に出して叫ばなかったのは、近所迷惑だと思ってたから。
パニクってるようでも、意外と人間って冷静な部分残ってるもんだね。
それからあと2回、ドアを開けられた。凄い力。どう考えても幼女の腕力じゃない。
こっちは勢いをつけないと閉められなかった。しかもドアはずっと叩かれっぱなし。
つまり、向こうは片手なのに?ここでわずかに頭の片隅にあった、「生きてる幼女説」
が、完全に消えた。
ドンドンドンドンドンドン!ドンドンドンドンドンドンドンドン!
「※※※あけてくださーい。※※※あけてくださーい」
(でていけ!でていけ!でていけ!)
5分くらいドアを挟んで攻防が続いた。ずーっと鳥肌消えないまんまなのが怖かった。
カーテンには、まえに飼ってた猫が引き裂いた部分があって、そこから少しだけ
相手が見えた。
髪の位置からすると、身長は1メートルあるかないか。淡い暖色系の上着。暗かった
から自信ないけど、そう見えた。
476:
その姿が消え、ドアにかかる力がなくなってからも、俺は全力で押さえ続けた。
去っていく足音が聞こえなかったから。
午前3時40分。俺の部屋の斜め上に住んでる人が、トイレに起きたらしい。
他に起きてる人が近くにいる!
その考えで呪縛が解けて、俺はダッシュで部屋を出た。もう手は震えてるし、
膝は発砲スチロールになったみたいにふわふわ、ごわごわだった。
その日は引越し先の部屋で、電気を点けたままで寝た。
んで、今の感想はというと、凄いことがあったなあ、くらいのもの。
風呂にもトイレにも入れるし、普通に生活できている。
478:
>>476
なかなか怖い
昨日着信あり見たばかりだったからリアルに映像が浮かんだ
480:
>>476
相手が必死に助けを求めに来た人だったらとてつもなく失礼な件
479:
相手が分からず、用件も聞かず、なんでいきなりテンパるのかねー。
馬鹿?
482:
>>479
?4年間で裏手の庭に外部の人間が入り込んだのを見たことがない。まして深夜。
?足音がしてきた方向の部屋は2部屋あるが、空室。
?1階の住人は、他の部屋の庭には入ってこない。これも1度も見たことがない。
?住人に子供はいない。
?裏庭を覆う柵(1.5M)の存在。
?指摘の通り、何らかの事情があるかもと思った。でも上記を考えると普通ではないので
 とりあえず、入られないことを優先した。
?冒頭で書いたように、俺がかなりのヘタレ。
545:
>>482
久々にちょっと怖かった…
525:
ビジネスホテルのトイレ
流れを断ち切って、一つ話を。
古い話になる。
20年程前に調布にあるビジネスホテルに泊まった時だが、風呂上がり
ビールを飲み過ぎて催してきた為にトイレに入って、「それ」は起きた。
用を済ませ(これは運が良かった)、流し終わったその瞬間に灯りが消えた。
完全な暗闇、焦ってドアを開けようと5歩程歩いた時にパニックになった。
トイレは1×2メートルの広さ。
5歩、そんなにある訳がない。
全力で走ったと思う。5,6秒走った時に手に何か感じたが気にせず走り、
多分時間にして10秒位だろうか、いきなり壁(?)にぶつかり部屋の中に
飛び出して洗面所前の壁に激突した。
そのまま振り返りもせずに部屋を飛び出し、エレベーターホールでホテルの
従業員と激突し気を失った(これは後でホテル側から聞いた。私の記憶には無い)。
526:
気が付くと青ざめたホテルマンが必死に私の名を呼んでいる所だった。
フラフラしながら上体を起こして事情を説明すると、はっきり顔色が変わったのが判った。
一体何だ?との気持ちが強かったが、自分が酔っていたのも事実だし、ホテルマンも
「気のせいでは御座いませんか?」との事。
しかし全力で走った為なのか脚はガクガクいうし、ホテルマンの顔色も尋常では無い。
ふと、彼の視線が私の手元に集中しているのに気が付いた。
私も自分の手に目を向け、そして凍りついた。
30センチ以上はあろうかという長い髪の毛が無数に手に絡みついていた。
ホテルマンに荷物を取ってきて貰い、早々にホテルを引き払った。
あの部屋には二度と近づきたくなかったし、ホテルに居る事自体が耐えられなかった。
ホテルに問い質す気持ちにもなれない程にそこを出たかった。
ホテル側でも何の説明もせず、キャンセル料も取らず仕舞いだった。
詳しく聞き直す事も無かった様に思う。
私以外にも何かあったのかもしれないな、と思う。
未だにトイレのドアを閉める事に躊躇を覚える。
随分と昔の事になってしまったが、それきり調布には近づいてさえいない。
528:
ピンポン
ちょっと長くなっちゃうかも知れませんが…。
今から5年くらい前、友達が体験した話です。
 友達=A
 友達2=B
 友達3=Cとします。
全員、霊感はありません。
5年前の夏、夜中の2時近くに何となく「花火しようぜ!」と
盛り上がってしまった3人は、近所のコンビニで花火を買い込み、
Cの運転する車で入鹿池に向かいました。
ここは、愛知近郊の人間ならみんな知ってるやばめの心霊スポットなんですが、
恐れを知らぬ短大生の3人は、むしろ歓迎、くらいの気持ちで、特に気にも留めずに出発。
地元のしょっちゅう走ってる道なのに、何故か迷ってぐるぐる回ってしまったり、
すれ違った車に人影が見えなかったり…と、
怖がりの私からしたら耐えられないような兆候があったにも関わらず、3人は無事池に到着。
空が白みかけるまで花火をして帰りました。
(帰りがけ、Bは池の上に舟影を見た気がする、と言ってました)
独り暮らしのAを近郊の自宅に送り届けたあと、Cは車で帰宅。
BもAの家に置きっぱなしにしていた原付で帰宅しました。
ほどなくして、Aが寝ようとすると、玄関から「ピーーーン、ポーーーーーン」とチャイムの音。
(ワンルームなので、ボタンを押し込むと「ピン」離すと「ポーン」が鳴るチャイム。
 友達連中は大抵、面白がって30秒近く押し込んでから離す)
夜明け前に訪問者があるわけもなく
「お、Bのヤツ、驚かしに戻ってきよったw」と思ったAは、
いっちょ笑かしたろ、とパンツを半分下げ、半ケツ状態で勢いよくドアを開けました。
しかし、ドアの前には誰もいません。
隠れてるのかも(ままある事なので)、とドアの裏を見ても、やっぱり誰もいません。
首をかしげつつドアを閉めて、戻ろうとするとまた
「ピーーーーーン、ポーーーーーーーン」
529:
今度は走ってドアに飛びつき、外に飛び出しました。やっぱりいない!
走って階段を駆け下り、アパートの周辺を探しますが、やっぱりいない!
そもそも、Aのアパートは↓のような構造で(ずれてたらすいません)
2階の一番奥にあるAの家のチャイムを押した後、
薄いアパートの廊下を足音もたてずに走り、
鉄の階段をやはり音もなく駆け下りて、どこかに隠れるなんて不可能なんです。
Aの全身に一気に鳥肌が立ちました。
  ベランダ側。こちら側は全部田んぼ。
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|
 |  |  |  |  ここ   |
 |____|____|____|____|
 |__________廊下_______|
 |ШШШШШ←階段
    駐車場
これは絶対、池からヤバいのがついてきた!!
Aはダッシュで家に戻り、実家のおばあちゃんが持たせてくれたお守りと
食卓塩を握り締めて、慌てて布団をかぶりました。すると
「ピン…、ポーーーーン ピーーーーーン ポーーーーーーン
ピーーーーーン ポーーーーーーン ピーーーーーン ポーーーーーーン
ピンポーーーンピンポーーーーンピンポーンピンポーンピンポーン…」
恐怖のあまり、それがどの位続いたかAにはわからなかったそうですが、
朝の5時過ぎに新聞配達の音がするまで、恐怖で身動きが取れなかったそうです。
翌日、半泣きで「Bくん、昨日の朝ウチに来たやんね?」と聞いてみたけれど、
当然「ハァ?」と返されてしまい、しばらく怖くて一人でいられず、しばらくBに泊り込んでもらってました。
534:
おまわりさんの人形
私の家は郊外にあり、駅から20分ほど歩いた所にある。
今日は幾分疲れたので私は近道して帰ろうと思った。
いつも近道して帰ればいいじゃないかと思う人もいるだろう。
近道しない理由、その道には古いおまわりさんの等身大の人形が立っているのだ。
その辺りは木が生茂り、昼間でも暗く、近所のイタズラ盛りの子供達でも気味悪がり
あまり近づかない場所なのだ。夜中なら尚更だろう。
私は疲労に負け、勇気を振り絞り近道する決心をした。
早足で歩く。夏のぬるい風が木々の葉をゆらりとゆらしている。
そんな風でも疲労している私の身体には心地よかった。
535:
だんだん人影らしきものがボヤーっと見えてきた。
おまわりさんの人形、彼は月に照らされ私に横顔を向けてまっすぐ前を見つめている。
なんだ、そんなに思ったほど無気味じゃないな…。
彼の目の前を通りすぎて私はひどく驚き足を止めた。
私に向けてた反対側の横顔に赤いペンキで流血の様な落書きがしてあったのだ。
誰のイタズラだろう。心臓をドキドキ鳴らしながら私は再び歩き始めた。
思えばあの人形もかわいそうだ、毎日ああやって突っ立って、雨風に晒され…
私は振り返りあの人形を眺めた。彼は相変わらず目の前を見続けている。
夕飯時に私はあのおまわりさんの人形の事を妻に話した。
「全く、酷いイタズラする奴がいるもんだよ。」
「何言ってるのあなた、あのおまわりさんの人形、気味が悪いからってだいぶ前に
 町役場の人が撤去したのよ。」
618:
茸狩り
茸狩りに行った。
程よく育ったヤマドリを見つけた。
やった?、などと思いつつ、そいつをひょいとツマミあげた途端
傘の裏側から、正体不明の蛆の様な虫がモリモリ落ちて
手の上でのた打ち回った。
某時空刑事の蒸着プロセスよりもく、茸を投げ捨てた。
643:

一昨日の事なんだけど、暇だったから繁華街に出てぶらついてたんだけど、
たまたま、いつも同じ授業受けてる女の子に会って、お互い暇だったんで
一日買い物したりして遊んだんだ。その子がへんな子で、無音っていうのかな?
とにかく静かになるのを異様に嫌がる。映画がだめだったり。恐がるって方が
正しいかも。当然寝るときはテレビは付けっ放し。カバンの中にはウォークマン
と大量の予備電池。そういえばテストのある授業では見たことがないし・・・
とにかく異常に嫌がる。その時は聞けなかったんだけど、今日同じ授業だったんで
「なんで?」って聞いてみた。
「声聞こえちゃうから」
「ずっと話かけてきてるの。もしアレがなんて言ってるかわかったら・・・」
その時は変な子だな、と思っただけだけどよく考えたらすごく怖い
645:
>>643
知り合いで同じような人見たことある。
その人は、何もない広い場所がやたら嫌いだったから、
かわったひとだな?とは思ったけど、
今思えば、その類なのかな?
650:
>>645
「広場恐怖症」というのがある。それか?
651:
>>650
広場恐怖症って?
ちょっと気になる精神的なもん?
652:
>>651
パニック症状のひとつみたいだよ。
656:
人魂
これは、私が沖縄に旅行中のできごとです。
私は友達と真夜中に肝試しに行こうと
近くの海岸にある墓場まで出かけることにしました。
はじめは、幽霊なんて信じていない私にとって、
墓場で肝試しなんて楽勝だと思っていた私でしたが、
墓場についたとたん絶句しました。
海岸からなにやら青白い光が墓場のほうへながれていたのです。
「もしかして、人魂…」
そう思ったとき後ろのほうで、おばあさんの声がしました。
「あれは、目に見えない発光する虫が
 潮風にふかれて流れてきているだけじゃよ…」
わたしは、
「なーんだひとだまじゃないのかぁ」
と声のするおばあさんの方向をみるとそこには、
無縁仏があるだけ…
一部始終を見ていた友達は、
今でもその日のことを話してはくれません。
844:
カラオケ店の子供
昔5階建てのカラオケでバイトしてた時のお話
3階の部屋が客で埋まったら4階に、
4階が埋まったら5階にって感じで部屋を回すのがお決まりだった
一つでも部屋を使うと最後に閉めって言ってそのフロアを全部掃除しなきゃいけないもんで
3階が埋まってても5分ぐらいで部屋が空きそうなら「今満室なんですよー5分程…」って感じで客待たせて4階を使わないようにする努力してたw
流石に待ちが二組以上だったら4階開放してたけどね
その日は平日だってのにめずらしく4階まで埋まってて。
出てくるような客もいなかったから仕方なく5階を開放したんだよね
つっても5階に入ったのは父母子供二人の4人家族一組だけ 
んで部屋案内して1時間ぐらいたった時かな
その家族部屋から苦情が来た、何やら5階を走り回る子供がいるらしい
インターホンに出た店長はすぐに注意しにいきますのでってな感じで謝ってた。
んで店長が部屋の人数とか年齢をチェックしたんだけど
5階の家族部屋以外に小学生以下の子供がいるような部屋は無かった
俺らにも「今日って子供入ってたっけ?」って聞いてきたけど
「今日は子供入ってないっすね」って感じで返した
取り合えず3、4、5階見回りしたけど子供は見つからなかった
「やっぽ子供はいないですねー」って報告してたら
インターホンがなった もちろん家族部屋から
曰く、子供が益々騒がしく走り回ってるとのこと 
こりゃまいったなーwと思い取り合えずお飲み物でも出そうって事になった
「申し訳ありません、これ、サービスになります」って飲み物渡して
一階に下りると店長が「ちょっとフロント見てて俺上言ってくる」って小走りで上行った
まさか5階かwなんて思ってたら家族部屋からトゥルルルって…出てみると店長で「N(俺)ちょっと脚立と懐中電灯もって部屋きて」って頼まれた
うほwって思いながら脚立もって5階の家族部屋に行った
845:
部屋につくと何やら店長と父親が話してた、
上見ると普段は鍵がないと開けられない天井裏に行くため?のドアが開いてた
蓋?がプラ?ンとなってて溜まった埃がフワフワと降ってきてる感じだった 
汚ねwって思った
「N、脚立押さえてて」って言うと店長が脚立に上がって
そこの穴に上半身突っ込んで何やら点検してる感じ
「鍵が壊れちゃってるみたいですね?申し訳ありません」って店長が申し訳無さそうに言った
しっかし子供がうるさいわ天井のドアが開くわでこの家族も災難だなw
今日は料金頂くわけにはいかないな とか考えてた
「どこの部屋の子かしら、親御さんは心配してないかしら?」って
子供二人に抱きつかれた母親が俺に聞いてきた
天井の事で文句言われると思ってたから反応が遅れた
「3階の方かもしれないですね(嘘)あはは;」って感じで返してたら
「どうやって上がったのかしらね、そんなに簡単に上がれるものなんですか?」って言われた
「エレベーター以外にも階段がありますから、
なので階段を使って上に来ちゃったんじゃないですかね」と返した
一呼吸おいて父親が俺に向かって言った
「歌ってたら急にバン!って上の蓋が勢いよく開いて、
ビックリして(家族四人共)上見たら知らない子供が頭出して部屋を覗いてたんですよ」
ゾワっとしたわ!wブルっとしたわ!w
おいマジかよ店長w言えよ馬鹿wこえーよ俺早く下戻りてーよwって思った。
「私達ビックリしちゃってしばらく何も言えずにじーっと見詰め合ったんです」と母親が
「ボク危ないよ?って言おうと思ったらスっと顔引っ込めて逃げちゃったんです」と父親が
「こえええええ!」って子供の心の声がハッキリと聞こえた。
今思えばあれは俺の心の声だったのかもしれない
店長が「誠に申し訳ありません、すぐ別の部屋を用意させて頂きます」と言うと
俺に別(3階か4階)の部屋に案内するよう指示した
飲み物などは全てそこに置いて新しい部屋に案内し
「今回は御代の方は結構ですので」と新しく飲み物をサービスした
思わぬ展開に家族は喜んでた。思わぬ展開に俺はブルってた。
846:
5階の部屋に指示通りやった事を報告しに戻ると
店長がニヤニヤしながら「こえええww」って言ってきたw
俺もだ馬鹿wって思ってたら「いやさ、鍵壊れてるつったけど実は鍵壊れてないんだよねwうははw」って俺はあの時、チビったのかな?
どうやら何とか誤魔化そうと鍵が壊れてるって事にしたらしい。
上半身穴に突っ込んでるときは正直「やべええwこんなとこ覗きたくねぇw」って思ったとか
取り合えず蓋閉めて鍵閉めなおして部屋片付けてフロント戻った。
何がこえーってさ、俺思い出したんだよ。店のルール。
「一部屋でも使ったらそのフロアは掃除しなくちゃいけないって事」
一人で、店を閉める夜中の3時付近に。
店長が何か言いたそうにじーっとこっち見てたのを覚えてるよ。
俺は0時で帰ったw
翌日出勤すると店の中はその話題で持ちきりだった、
何やらあの後遅番の人が5階閉めに行ったら天井のドアがまた開いてたらしい。
技術専門スタッフに来るよう本社に連絡入れたあとしばらく5階に客は入れなかった。
306:
裏S区の話がめちゃくちゃ怖かった…今携帯だから張れなくてすいません
314:
>>306
裏S区
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4632596.html
ヤマノケ
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4586557.html
八尺様
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4586568.html
地下の丸穴
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589017.html
リゾートバイト
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589657.html
危険な好奇心
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589674.html
372:
賑やかなホームページ
ちょっと前に2ちゃんかどこかで読んだ話なんだけど、
誰か知ってる・覚えてる人がいたら教えてほしい。
あるホームページ(癌のキャリアの人のだったかな?)の管理人さんはすごく穏やかでいい人。
掲示板もいつも賑やかで、応援のメッセージで溢れてる。でもしばらくしてから
手術が近くなってきたからなのか、だんだん管理人さんのメッセージやコメントへのレスが
荒々しくなっていく。
で、ついには掲示板で大ゲンカになってしまって、閉鎖されてしまった。
それからしばらくして、その管理人さんの名前でググったらたまたまヒットしたページがあった。
どうやら管理人さんが手術を無事に終えて、
再びホームページを開いたらしく、以前の大げんかのお詫びなんかも書いてあった。
よかったなあ、って思って掲示板に書き込んでみる。
徐々にその掲示板ももとの賑やかさを取り戻していった。
あるときに掲示板でただ一言「e(かな?うろ覚え)」とだけ書いてある書き込みがあった。
なんだろうと思っていると、いつの間にかその書き込みは削除されてしまった。
どうやら管理人さんも意味のない言葉だと思ったらしい。
それからしばらくして、ふと、その書き込みのことを思い出した。
「あれってこのホームページのソースコード(?)を意味してたのかも……」
で、ソースコードを覗いてみたら、そこには管理人が書いたメッセージがあり、
病気が実は治っていなかったこと、
末期でもうすぐ死が近いこと、書き込んでいる人への恨み妬み、
あらん限りの汚い言葉や罵倒がびっしりと書き込まれていた……。
って話。
660:
田所君
初めて投下します。
小学生のころ、同級生だった「田所君」(仮名)の話。
長文になります。
田所君とは、小学5年から6年の夏休み明けまで同じクラスだった。
田所君は、かなり勉強の出来るやつだった。
学校の図書館を「根城」(当時は意味が分からなかった)と呼び、
本の読みすぎですでにメガネをかけていた。
推理小説が好きで、図書館にある面白い本をいろいろ教えてもらったのを覚えている。
「根暗」「ガリ勉」「メガネ」の三冠王だった田所君。
これだけなら真っ先にイジメの的になるところだが、
彼には他の追随を許さない類まれな才能があった。
彼は「怖い話をするのが抜群にうまかった」のだ。
そして、彼の話すべてが彼の創作だった。
今にして思えば、どこかで聞いたことのある話だったり、
当時の事件をホラー仕立ての話に改変していた、ということなのだろうが、いかんせん小学生。
湯水のように怖い話を語り続ける田所君を誰もが崇敬の目で見ていた。
全ての話を自ら「創作だ」と言っていたことから、
よくありがちな「オレは霊が見える」「お前、悪霊がついてるぞ」みたいなインチキ霊感を騙ることもなかった。
「これは僕が考えた話なんだけど‥‥‥」と田所君が話し始めると、
教室が一瞬で静かになったものだった。
俺たちクラスメイトは、畏敬の念をこめて「怪談先生グレート」と呼んでいた
(「グレート」と付けたのは、学校の先生よりも尊敬されていたからだ)。
小学生ではよくある意味不明のあだ名だ。
普段は略して「グレート」と呼んでいた。もはや田所のタの字もない。
そんな田所君だが、2回だけ創作ではない話をしたことがある。
661:
5年生だった当時、彼の話に惹き込まれるように、
学校(全学年)で空前のホラーブームが巻き起こった。
最初は、怖い話大会のようなものが毎度の休み時間に行われるようになった。
続いて「コックリさん」が流行し、さらに占いが大フィーバー。
放課後は廃屋や墓地に行って肝試し、夜まで帰らない子が続出した。
しかし、この「夜まで帰らない」というのが大問題に発展。
親から苦情が噴出し、さすがの教師陣も対策に乗り出した。
これにより、ホラーブームは一時収束した。
それでも、田所君に怖い話をせがむ子が後を絶たず、
さすがに先生たちどころか親にまでにらまれると思った彼は
一つ目の「創作ではない話」をした。
662:
その話は、分かりやすく言えば「言霊信仰」の話。
「僕が話をするとき、なんで『これは僕の考えた話なんだけど』って最初に言うか分かる?そういうとさ、
みんなは頭の中で『ああ、これは作り話だ』って思うでしょ?
実はね、これってすごく大事なんだよね」
いつもと違う語りに、みんな「アレ?」という表情を
していたのを覚えている。もちろん俺もその中に入っていたが。
そんな俺たちに構わず、田所君は続けた。
「『ことだましんこう』って考え方があってね。
字は言葉の霊って書くんだけど、意味はね、
すごく強い気持ちで言葉をしゃべると、その言葉が力を持つって意味。
たとえばね、たけし君(仮名、超ビビり)はよく冗談で
僕に「死んじまえー」って言うでしょ?でもさ、
たけし君が本当に本当に僕が嫌いで、憎くて、殺してやりたいくらい恨んでたとするでしょ?
そんなたけし君が、僕に向かってそういう思いをありったけ込めて「死んじまえ!」って言ったとする。
そしたらね、たけし君の強い気持ちが言葉に引っ付いて僕のところに来るんだ。
そしてね、その言葉が僕に届くと僕は死ぬんだ。言葉に殺されるんだよ」
663:
もうこの時点でたけし君は失禁モノだ。
しかし、他の連中(俺を含め)は「言葉で殺せるわけねーだろ!!」と笑い飛ばした。
当然だ。もし田所君が正しかったら、毎日が葬式で殺し合いだ。なんてデンジャラスな学校だ。
「そうならないのは、みんな本気じゃないからさ。
まあ、そういう考え方があるってこと。
それでね、この気持ちって言うのは、自分のものじゃなくてもいいんだ。
他の人の気持ちでもいいんだよ。だから僕はわざわざ
『僕が考えたんだけど』って最初に言うんだ」
俺たちはポカンとした。
どういう流れでそうなるのか理解できなかったからだ。
「僕が前話した『人形の群れ』の話は覚えてる?
あの話を聞いたとき、どう思った?」
その話は割りと最近聞いたので、みんな覚えていた。
664:
人気の人形で遊んでいるうちに誤って口に入れて
窒息死した子がいて、販売元が念のため回収。
しかし回収した沢山の人形には、子供の
「人形を突然奪われた悲しみ」と「もっとこの人形で遊びたい」
という強い思いが焼きついていて、その思いが
死んだ子の霊の「寂しい」という怨念と結びつき集合体に。
そして夜な夜な巨大な人形の集合体は元の持ち主の子供の所に行き、
「もっと遊びたい」という子供の思いをかなえた後、
死んだ子が寂しくならないよう窒息死させていくという話だ。
確かにあの話は怖かったが、結局は田所君の作り話だ。
怖がるとたけし君と同列に見られる、という思いもあり、
見栄を張った俺たちは「どうせ作り話じゃねーか」そう言った。
665:
「僕の言いたいのはそこなんだよね。
もし『これは実際にあった話なんだけど』って言ったら、
みんなはどう思う?きっと、『うちの人形は大丈夫かな』とか
『うちに来たりしないよな』とか『捨てた人形が来たりして』とか、
不安になるんじゃないかな。だって、本当にあった話なんだもの。
みんなの人形がそうならないって、断言できないよね」
誰も何も言えなかった。俺たちの中に、一気に不安が噴出した。
え、あれ本当の話だったの?つーかグレートまじで言ってんの?
もしかしていままでの話全部実話なの?もう混乱のきわみだ。
「ああ、人形の群れは作り話だから安心してよ。
でもね、いまみんなが感じた不安な気持ち、
これが思いとなって僕の話に力を与えちゃうんだ。
一人とか二人とか、ソレくらいだったらきっとたいしたことない。
でも、何十人とか何百人とか、沢山の人が不安に思って
『本当に起こるかもしれない』って考えたら、
ソレが集まってすごく大きくて強い思いになるんだ。
その思いが、僕の怪談の『人形の群れ』に引っ付いたらどうなるか分かる?
それまでは僕の作り話だった『人形の群れ』が、本物になるんだ。
『本当におきるかも』っていう思いが強ければ強いほど、より本物になるんだ。
だから僕は、そうならないように作り話しかしないんだよ」
666:
田所君の「創作ではない話」を聞いた俺たちの心は一つだった。
「シャレにならない」。
つまり、怪談話を怖がれば怖がるほど、実際に起こるんだよ、と言われたようなものだ。
今考えれば言霊信仰とは全然関係ない気もするし、
これもある意味で創作だったのでは、とも思うが、
当時これを言われた俺たちは言霊信仰の真偽よりも
「怖がるとマジで起きる」というシャレにならない話に震え上がった。
この田所君の「創作ではない話」は、あっという間に全校に広まった。
そりゃそうだろう、今までなぜ田所君が作り話しかしなかったのか、
その理由が明らかになった上、怖がると嘘の話も本物になる、と言われたのだ。
これを機に、学校のホラーブームは完全に収束した。
これが、田所君の「創作ではない話」の一つ目だ。
667:
その後ホラーブームがぶり返すこともなく、俺たちは6年生になった。
ブームは収束したが全く怪談話をしなくなったわけではなく、
俺のクラスは時折田所君の怪談を楽しんでいた。
田所君の怪談を聞きに、他のクラスからもたまにやってきていた。
大きな問題もなく、せいぜい放課後に教室を占拠するくらいで
先生たちも大目に見てくれていた。
そして小学生最後の夏休み明け。
田所君は夏休みの終盤に体調を崩していたらしく、
2学期が始まって1週間ぐらい休んでいた。
「一人だけ夏休み延長してんじゃねーよ!」とみんなに言われ、
弱々しく笑っていたのを覚えている。
ともあれ、1週間お預けを食らっていた俺たちは、
今日の放課後楽しみにしてるぜ、と口々に言った。
いつものように放課後の教室に集まった俺たちは、
夏休みの思い出を交えながら田所君の怪談を聞いた。
その時の田所君の話は「蓋の話」。その内容は、以下のとおりだ。
668:
「ある小学生が、夏休みを利用して一人でおじいちゃんと
おばあちゃんが住んでいる田舎に遊びにいった。
田舎といっても寒村というわけではなく、それなりに栄えている町だ。
小学生は、自由研究で神社やお寺を調べるつもりだったので、その町の神社などを回っていた」
「町外れの小山の上に建っている神社に行ったとき、
小学生はその裏手に何か妙なものがあるのを発見した。
木でできた蓋だった。直径150センチくらいの円盤で、
汚れ具合から見てずいぶん古いものだった。
手にとって見てみると意外なほど重く、かなりしっかりしたものだった。
厚さは10センチ近くあり、木の板を何枚も重ねて作ったもののようだった。
表は木目が分かるほどだったが、裏は何故か真っ黒に爛れていた」
669:
「小学生は、蓋があるならこの蓋をしていた穴か何かがあるのでは、と思い、
周辺を散策した。しかし何も見つからず、
諦めて帰ろうとしたときにふと思い立って神社の社の中を覗いてみた」
「その発想は正解だったようで、社の中には同じような蓋が置いてあった。
祭壇の上に飾られており、周囲を幾重にも注連縄が張られていた。
何に蓋をしているのかどうしても気になった小学生は社の中に入り、
祭られている蓋に近づいた」
「しかし不思議なことに、蓋は祭壇に立てかけられているだけで
『何かに蓋をしている』わけではなかった。
余計に好奇心をくすぐられた小学生は注連縄をくぐり、蓋の裏手に回った。
すると、薄暗い中分かりにくかったが、
蓋とほぼ同じ大きさの金属の円盤が貼り付けられているのが分かった。
この金属板もまたずいぶんと古いもののようで、酸化して真っ黒だった。銅か青銅のようだった」
673:
「小学生は、その金属板が何なのかとても気になったので、
蓋をはずそうと試みた。しかし、蓋と金属板はぴったり張り付いているようで
びくともしない。諦めた小学生は、せめて記録に取っておこうと思い、
金属板の裏側を写真に撮り、持ってきていたスケッチブックに写生した」
「その後、田舎から帰ってきて写真を現像に出したのだが、
肝心の金属板の写真がない。どういうことか現像屋に問い詰めると、
真っ黒の写真が何枚かあったそうだ。
撮影の順番からソレが金属板を写したものだと分かった。
小学生は無理に頼み込み、その真っ黒の写真も現像してもらった」
674:
「それから、小学生は夢に悩まされるようになった。
夢の中で彼は同じように金属板と蓋をはがそうとするのだが、どうしても開かない。
爪が剥がれるのも構わずに躍起になるが、結局何もできずに夢から覚める。
日を追うごとに小学生は、あの金属板が何なのか気になって気になって仕方なくなっていった」
「その日も同じように蓋と格闘する夢を見るが、いつもと異なっていた。
蓋が、少しだけずれたのだ。小学生は歓喜した。
遂にこれが何か分かるときが来た、そう思っていっそう力を入れるが、その日はそれ以上動かなかった」
「ところが、その日から夢を見るたびに少しずつ蓋が開いていった。
小学生ははやる気持ちを隠そうとせずに、毎晩毎晩蓋と格闘した。
夢から覚めても考えるのは蓋のことばかりで、
夏休みの宿題も自由研究も放り出していた。起きているあいだすることは、
真っ黒の写真を眺めるか、金属板の絵をひたすらスケッチすることだった」
675:
「そして遂に、蓋がされていた金属板の表側が現れた。
小学生は狂喜して思いっきり蓋を引いた。するとどうだろう、
あれほどびくともしなかった蓋が、いとも簡単に外れた。
小学生は、金属板の表側の全貌を見た」
「それは、ただただ真っ黒の金属板だった。
だが、まるで吸い込まれそうな黒だ。
小学生は、金属の表面に触れようとして手を伸ばした。
その時、彼の耳に何かが聞こえてきた。それはとても小さな声で、
ひたすら何かを呟いていた。どうやら金属板から聞こえてくるようで、
小学生はなんといっているのか確かめようと耳をつけた」
676:
「アケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロ
アケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロ
アケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロ
アケロアケロアケロアケロアケロアケロアケロ」
「ひたすら『アケロ』と呟く声が聞こえた。
びっくりして離れようとしたが、耳が離れない。
それどころか、さっきまで耳が感じていた
金属の冷たさがいつの間にか消えていた。
次の瞬間、真っ黒の表面から赤黒く爛れた2本の腕が出てきて、
彼の頭をわしづかみにした。抵抗する暇もなく、
小学生は真っ黒の金属板の中に引きずり込まれた。
そして、そこで夢から覚めた」
677:
「夢から覚めた小学生には、もはや恐怖心などかけらもなかった。
ただただ、夢だけでなく現実の金属板も確認したい、その一心だった。
彼は既に、あの金属板に取り憑かれていた。
小学生には確信があった。あの時はびくともしなかったが、今なら開けられる。
夢であけた自分だからこそ開けられる、そう信じて疑わなかった」
「もはや夢など待たずともよい、
すでに金属板以外のことなど考えられなくなっていた小学生は、
親に黙って再び神社に向かった。
そして、小学生はそのまま行方不明になった。
夢と同じように、金属板の中に引きずり込まれたのか、
あるいは別のことが起きたのか、それは定かではない。
結局あの金属板が何だったのか、それは誰も分からない。
知っているのは、小学生と、蓋をした『誰か』だけだ」
678:
田所君の話の面白いところは、創作にもかかわらず
話のラストで全てが明らかになるわけではない、というところだ。
この「蓋の話」にしても、結局その金属板が何なのか分からずじまい。
話が終わり、ひとしきりブルッた後、俺たちは話の続きというか
あの金属板が何だったら面白いか、という話題で盛り上がった。
ありきたりだが、あの世に繋がっている鏡、というのが多数だった。
あの世じゃなくて地獄だ、いや精神世界だ、鏡じゃなくて時空のゆがみだ、
といろいろな想像を話して楽しんだ。
だが、何故か分からないがみんなその話に小さな違和感を感じていた。
そしてその後、田所君が伝説となった出来事が起こる。
680:
田所君は翌日、学校を休んだ。
そもそも体調不良で1週間休んでいたこともあり、
また具合が悪くなったんだろうか、と誰もがそう考えていた。
しかし、田所君はその翌日もそのまた翌日も学校を休んだ。
そんなに悪かったのか、と不安になった俺たちは、
先生の元にいきお見舞いに行きたいです、と言った。
ところが、先生は首を横に振った。
先生いわく「田所君のところは今大変だから、見舞いには行くな」
俺たちは驚いた。大変て、もしかしてかなりやばい病気とか?
ひょっとして、あの日無理してたのか?
など、さまざまな憶測が飛んだ。
そして田所君が休んで約2週間、先生の口から事実が語られた。
田所君はあの日、「蓋の話」をした日から行方不明になっていた。
681:
先生も、田所君の親があまり話そうとしないので
詳しい話を知っているわけではなかったが、
どうやら田所君は、「蓋の話」をした日家に帰らなかったようで、
それ以来行方が分からなくなっているらしい。
既に警察も動いていて、誘拐もありえるとのこと。
彼の最後の目撃情報は、「蓋の話」をした夕方、最寄の駅で見かけたというものだ。
いったい田所君はどこに行ってしまったのか。
駅以降の田所君の足取りをつかめないまま1月が経ち、
警察も継続捜査という形で対策本部を解散した。
田所君の家族もそれを了承したらしい。
682:
だが、俺たちは田所君の居場所を知っていた。
あまりにもばかばかしくて、でもそれ以外ありえないと思っていた。
それに気付いたのは、先生から田所君が行方不明になったと聞かされた日の放課後だった。
その日から公開捜査に切り替わり、誘拐の線もあるから、
ということで午後の授業は中止。帰りはもちろん集団下校。
一度家に帰り、その後近場の公園にみんなで集まった。
「行方不明」というあまりに日常からかけ離れた事態に
どうしていいかわからず、その日はみんな静かだった。
ぽつぽつと彼の話をしているうちに、
その場にいたみんなが同時にあることに気付いた。
田所君は「蓋の話」をしたとき、言うべき言葉を言わなかった。
あの時感じた小さな違和感の正体。それは、彼の話に
「これは僕が考えた話なんだけど」
という言葉が抜け落ちていたことから来るものだった。
それに気付いた瞬間、全員が「ああ、そういうことだったのか」と奇妙に納得した。
683:
あの話は、実話だったのだ。
話の中に出てきた「小学生」とは、田所君自身だったのだ。
彼は、彼の話してくれた内容に違わず行方不明となったのだ。
怪談先生グレートは、文字通り自ら「怪談」になった。
そう考えると、不思議と悲しくはなかった。
やっぱりあいつ、グレートだな。誰かがポツリといった。
みんなの心のうちを代弁する言葉だった。
田所君の最後の怪談は、彼自身の話。そして彼は伝説となった。
これが、田所君の話した「創作ではない話」の二つ目だ。
あれから20年が経ったが、田所君は今でも見つかっていない。
田所君の親もすぐに引っ越してしまい、祖父母の田舎はどこなのか、
とか写真やスケッチの話を聞くことはできなかった。
今から考えればずいぶんとムチャクチャな結論なのだが、
俺たちの中では彼に敬意を払う意味も込めて
彼の行方不明の原因は「金属板」だとしている。
当時のクラスメイトで同窓会をするときは
「自ら怪談となったグレートに乾杯」が決まり文句だ。
以上が、田所君にまつわる話だ。
思った以上に長文になってしまい申し訳ない。
156:
山の物の怪
携帯で過去スレ見てたら、「バイク乗った爺さんが、山で物の怪に遭遇」って話見つけて。
そういえば、うちの親父も「小さい頃山に行った時に妙な物見た」って話をしてたのを思い出した。
洒落怖かは分からんが、「親父はその体験がトラウマで山には入れん」とか言ってるので書いてみる。
親父が小学生の時、日曜日に爺ちゃん(親父の親父)と某山に山菜取りに行ったそうな。
山の麓に車を駐車して、歩いて山道に。
そして山道から横に分け入って木が鬱蒼と生い茂る場所で山菜探し開始。
迷わないように爺ちゃんの側にずっと付いていたがいつの間にか爺ちゃんと
段々離れていってしまい気が付いたら案の定遭難してしまったそうなw
方向が分からなくなって、自分がどっちから進んできたのかすら分からない。
でも大声で爺ちゃんの名前を呼んでみたら、遠くから返事が。
(良かった?。焦ったじゃん)と思いながら返事のした方へ。
そしたら、遠くから手を振っている影が見えたのでホッして
「オーイ」と手を振り返しながら、そこへ走っていく。が、何かおかしい。
爺ちゃんにしては、その人は背が小さすぎる。
159:
>>156の続き
その爺ちゃんではない人だと分かって立ち止まっても、その人
は大きく手を振りながら「おーい」と言っている。
「ああ、同じく山菜取りに来てる人かな」と思ったが、そうとう近くにいるのに
黒い影のままだ。普通、表情や服装とかも太陽の光で分かる距離だったらしい。
立ち止ったままでいると、その影の人は手を振りながら2,3歩親父の方に近づいた。
すると、その影の背が一気に1mくらい伸びたんだってw
「えー」と思って親父が後ずさると、その影は縮んで元の大きさにw
(ここまで聞いて、俺はその場面を思い浮かべて滑稽になり爆笑www
でも、親父はビビって失禁しそうだったそうな。)
影は今度は10歩程近づいてきて立ち止まる。「おーい」と手を振りながら。
すると影の背は2m程の高さになって、その影の正体を確認できた。
本当に真黒な肌に上半身裸、そして下半身は黒い褌を着けており、手と足が異様に長い巨人。
メタボチックな腹。地面までつくほどの長黒髪で
骸骨のような顔で目は無し、鼻の穴と、顎が外れたような開き方の口。
文じゃうまく説明できないな。
親父がこの話をしてくれた時、メモ帳に奴の絵を描いてくれたんだがw
続きます。
162:
>>159続き
ごめん、「最初の過去スレを見て?」は、「まとめサイトを見て」って言いたかったんだ。
続き書きます。読みにくい文ですみません。
影の正体が背が伸びる変質者で、親父は恐怖で硬直。
親父が立ちすくんでいる間にも、どんどん近付いてきて周りの木よりも高い、
巨人に成長。その体が木々に当たって、枝がポキポキと折れる。
そして巨人は一言「おい。」
親父は叫びながら走って逃げ出したが、つまずいて転んでしまい
後ろを振り返ると、奴はまた最初の影に縮んでたってw。
距離が離れる程小さくなり、距離が近くなるほど大きくなる法則が分かった
処で親父は立ち上がり、爺ちゃんの名前叫びながらまた走り始める。
時々後ろを振り返るが、どんなに木の間を縫って逃げ回っても奴は追いかけてくる。
一定の距離を保って。
走りつかれて、立ち止まると少しづつ奴は大きくなりながら迫る。
これの繰り返しが何時間にも感じる程続き、そして、やっと車が走る山の曲がりくねった道路に出た。
そこは爺ちゃんと来る時に通った道路だったので、とりあえずその道路を走って
車を停めた駐車場まで行こうと思いながら振り返ると奴が追いかけてこない。
消えた。安心して力が抜け、歩き始めてしばらくすると、前から爺ちゃんの乗った
車が走ってきて、丁度山を下りて息子が遭難したことを警察に届けようとしてた
たところ。頭叩かれて、助手席に乗り放心状態。山の景色を窓から眺めてると一瞬、
巨大なさっきの奴が木と木の間からキョロキョロとしているのが見えて、
ギョッとしたが、すぐに通り過ぎて見えなくなった。
山を下りて街に出るまでずっとガクブル。
これで親父の体験談終了。親父からこの話聞いて爺ちゃんに真実かどうか
確かめると、その時は親父は本当に怯えてて、黒い怪獣に追いかけられたとか真剣に言ってたらしいw。
親父が嘘を言ってるのか本当の事を言っているのか分からない。
でも、親父は山に異常な拒否反応を示し、某山の名前聞いただけで、
ガチで顔色変わります。
遅文長文失礼しました。
212:
エレベーターの行き着く場所
その日は仕事帰りに、自宅近くのショッピングモールに買い物のために寄りました。
時刻は20時すぎだったと思います。
そのショッピングモールは、デパートというには小さすぎる地方の商業施設なのですが、
普段着などのちょっとした買い物にはとても便利なので私はちょくちょく利用していました。
建物は6階建てで、5階と6階が駐車場、商業施設は地下1階から地上4階までの5フロアです。
そして地下1階は現在改装中で立ち入り禁止となっていました。
モールは21時に完全閉店なので、20時半くらいだったその頃はフロアのほとんどの店が閉店準備をしていて、
緑色のネットがかけられていました。
私は4階で買い物を済ませたあと、店の人にも悪いし急いで帰ろうと、
フロアの端にあるエレベーターへと向かいました。(エスカレーターは既に止められていました。)
213:
エレベーターに乗り込むと、私は1階のボタンを押しました。
そのエレベーターには何度か乗ったことがあるのですが、窓がなくて息苦しいし、
照明は暗いし、動きは遅いし音は大きいし、後ろについている鏡がやたらと大きいしで、
あまり居心地のいいものではありませんでした。
エレベーターが動き出してからふとボタンを見ると、
押した筈の1階にランプがついておらず、そのひとつ下の地下1階にランプがついていました。
押し間違えたんだなと思ってもう一度1階のボタンを押してみましたが、ランプはつきません。
エレベーターは低く稼働音を響かせてどんどん下降していきます。
そしてそのまま工事中で立ち入り禁止である筈の地下1階に到着し、扉がゆっくりと開きました。
工事中のそこは照明が一切付いておらず真っ暗で、誘導灯の灯りだけが緑色に光っていました。
もちろんテナントは一切なく、がらんとした空間が広がっています。
なんだか気味が悪くなったのですぐに閉ボタンを押して1階に上がろうと思ったのですが、
扉が閉まりかけたその時視界に何かが映りました。
暗闇に慣れていない目で最初はなんだかよくわからなかったのですが、
どうやら閉まりかけのエレベーターに乗ろうと走ってきている人のようでした。
214:
そこで私は開ボタンを押して待つことにしたのですが、暗闇に慣れてきた目で
もう一度その人影をよく見てみると、走ってくるその人影はゆうに2メートルはありそうなほど
背丈が高く、異様に頭が小さくて、とても痩せていました。
そんな姿をした人が真暗なフロアを、両手を後ろで組んだような感じで、
くねくねと身をよじらせて倒れそうなのをこらえる感じでこちらに向かって移動してきていました。
怖くなった私は急いで閉ボタンを押しました。それを見て急いだのか、
それはより一層身をよじらせながらこちらに向かってきました。
私は怖くて怖くて何度も閉ボタンを押しました。ようやくゆっくりと扉が閉まり始め、
その時誘導灯の光に照らされてその人影の姿が少し見えたのですが、
頭に髪の毛はなく坊主頭のように見えました。
それとよく見てはいないのですが、裸足だったことを覚えています。
扉が閉まった後も馬鹿みたいに閉ボタンを連打していたのですが、
エレベーターは中々動きだしません。私は1階ボタンを押すのを忘れていました。
慌てて1階ボタンを押したのと同時に、エレベーターの扉からドン!とものすごい力で叩いたような音がしました。
私はまたしても1階ボタンを連打しながら、1階に着いたと同時に走って外に飛び出しました。
その後はすぐに友達に連絡して、迎えに来てもらいました。
この話は友達にはしませんでした。
585:
佇む男
1,2年前の事。
深夜に彼女とケンカして彼女が家を飛び出していった。
最初は「誰が追っかけるかよ」とか思ってたんだが
3分もしないうちに心配になって探しにいく事に。
んで適当に歩いて探し始めたんだがなかなか見つからない。
少し歩き回って近所のコインパーキングの前に差し掛かった辺りで
ふとコインパーキングの方から気配がした。
普段ならコインパーキング利用してる人だろうと気にも
止めないんだがその時はやけに気になって気配がした方を見た。
そしたら料金を支払う機械?の裏手に
傘をさしたびしょ濡れの男(スーツ着てたからたぶん男)が佇んでた。
雨も降ってないのに傘を差してるのはおかしい、
それにびしょ濡れなのもおかしい。やばいもん見つけてしまったと
思ってヒヤヒヤしてたら向こう側から彼女が歩いてきた。
ちょうどコインパーキングの前で俺を見つけたらしく立ち止まったので
ダッシュで腕つかんで家まで帰った。帰った後無理に腕引っ張るから
痛いとかさんざん文句言われたがその時の状況を説明したら許してくれた。
ごく稀にこんな体験するんだが初投稿につき見難い文章ですまん。
27 :22:
オービスに写る姿
そんでは遠慮なく書きます。
まぁ俺はトラブルが発生した為、大船にある某電機メーカー工場へ向かって
打ち合わせなりなんらり済ませて自宅へ直帰(青葉区まで。この時点でPM10:00頃だった記憶が)
する予定だった。普通なら横横乗って東名で青葉インターってパターンなんだが、その日に限って
なんか寄り道したい気分になった。それでも次の日に差し支えると思って帰ろうと横横に乗った。
あれは確か日野のインターだったと思うが(某メーカーには殆ど行かない為記憶が曖昧)乗って暫くしたら
営業車(SUNNY)が遅くなった。登りだから遅くなったんだなぁと思っていたのだが
どう考えてもパワーが出ていない感じになった。それでも普通に走るから無視していた。
そんで料金所に着き、保土ヶ谷バイパスへ向かえばいいのだが
俺は何をとち狂ったか首都高・湾岸線方面に向かってしまった。
(この時点で自分がムショウに怖くなった。死ぬかもしれない!って動物的勘で思った。)
しかも意識はあるのに気分が高揚してしまい(ROCK MUSICを聞く感じなのかな?)
SPEEDも出したくなり120?くらいで走っていたと思う。
(会社勤めの人ならわかると思うが度超過違反を犯すと後々面倒な為、普段は絶対に度には気をつける)
そのまま横羽線に突入し川崎辺りで目の前が真っ赤になった。
一瞬なんの事かと思い我に返る。
そこで自分が今無謀な運転している事や川崎にいる事を知り、汗だくになりながら
家に帰ろうと思った。(この時点でオービスの事はまったく考えていなかった)
怖くなって嫁に電話をしたのだが、嫁は酔っているの?とかまったく意に介していない様子。
俺自身が何故意味も無く川崎にいるか?が一番自分で知りたい事なのだが・・・
続く
28 :2

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