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【閲覧注意】後味の悪い話『アギラ様、シンプル・プラン』


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6:
世にも奇妙な物語から「ホーム、スウィートホーム」
主人公(江口洋介)はある男から代理父の仕事の依頼を受ける。
流石に父親の代理はできないだろうとその家にいくと当たり前のように受け入れられる。
妻と男の子2人は主人公と本物の父が入れ替わったように気がついていない様子。
次第に本物の父親のように振る舞い、その家族に愛情がわく主人公。
一方、本物の父親は遊び歩いている。
そして契約期間が過ぎて、名残惜しさを感じる主人公。
本物の父親よりも父親らしいことをしてきた自信のある主人公は、
本物が家に入るところを見ている。
そして、本物に家族はこう言った。
「パパ、お帰り」
入れ替わったことに気がついてない家族とか、報われなかった江口とか、
見ていて切なくなった。
しかもこれがオムニバスの最後の話だったのが余計後味悪い。
布団に入ってあの家族のその後を延々と考えてしまった。
「世にも奇妙な物語」で一番印象に残ってる話ってなに?
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4626337.html
17:
それ実は家族は気付いてて「父親なんて誰でも同じ」とか考えてたりして。
18:
俺は絶対にそんな家庭にはしないぞと誓い、数年後には幸せな家庭を築く江口。
しかし、気付かない所で妻や子供は代理人と入れ替わって遊び惚けている。
赤の他人と幸せそうに一家団欒を過ごす江口…。
という話の続きのを受信しました。
20:
うん、おもしろい
21:
スレチかもしれませんが…もう12年ぐらい前に見た漫画なんですけど、物語が凄い昔の話で、たしか主人公が男で
ある男が女の人に惚れて2人共惹かれ合っていくんだけど、当時の時代は女の人が何かの儀式でギロチンされて、その首を誰かに授ける?みたいなのがあって
ついに彼女の番になってしまう。
主人公は止めるんだけど儀式だから仕方ないみたいな感じで彼女も悲しい笑顔で去ってって結局死んじゃうんですけど…
で、彼女が最後
山のふもとに何かを残したみたいで
(すっごい適当(笑)
どうしても思い出せない)
主人公が一生懸命登ってやっと着いた!
って思ったら山のふもとには石が何個も積んであって主人公は放心状態気味で笑ってそこで終わりなんですけど…
すっご??い気になるし後味悪いし気持ち悪いしって感じで。
誰か知ってる人いますか?題名とかストーリーが何となくしか思い出せなくて;でも当時は衝撃的だったし怖かったし半分トラウマ…でも気になるからもう1度読みたい!!
38:
>>21の作者が好きでコミックを持っていたので詳しく。
主人公のアムサが住む地方には、「バンディラ様」と呼ばれる神を祀った山がある。
天災で家族を失ったアムサは、他の人々のようにその悲しみを「これもバンディラ様の御心」と受け入れる事が出来ず、家族を奪ったバンディラに復讐するために山を目指して旅に出る。
しかし旅の途中アムサは行き倒れ、カジュという少女に助けられる。
怪我の手当てや食事の世話を献身的に行うカジュに、アムサは徐々に惹かれていくが、カジュはバンディラに仕える巫女だった。
そのカジュも、アムサの旅の目的を知りながら彼にほのかな気持ちを抱いているようで、バンディラを巡って分かり合えないもどかしさを感じている。
アムサの怪我が癒えた頃、カジュの村ではバンディラに巫女をいけにえとして捧げる儀式の準備が進んでいた。
その儀式でカジュがいけにえとなる予定だと知り、アムサはやめるよう説得するが、「バンディラ様の元で幸せになるの」と儚い笑顔を見せるカジュ。
ついに儀式の当日、アムサの目の前でカジュはいけにえとして首を切り落とされる。最後までバンディラのために死ねる喜びを感じたままで。
家族だけでなくカジュまでをも奪われたアムサは、復讐の怒りにまかせてバンディラの山を登りはじめる。
険しい山の頂上にようやくたどり着いたアムサ。
しかし、そこにいたのは神ではなく、無造作に積み上げられた数個の小石だった。
「こんなもののために君は死んだのか・・・」とカジュを思い、そのままアムサは力尽きる。
それからしばらく経ち、ふもとの村では人々が噂をしている。
「バンディラ様に会いに行った少年は戻ってこないなぁ。」
「当たり前だ、バンディラ様と戦ってかなうはずないんだから・・・。」
アムサが頂上で力尽きたせいで、バンディラの正体を知らない人々の畏怖がさらに強まってるのが('A`)だった。
この作者はもう漫画描いてないのかな?うっすら悲しいハッピーエンドを描くのが上手かったような気がするんだけど・・・。
55:
>>38さん
詳しく話を載せてくれて
ありがとうございます!
しかも分かりやすかった!そうそう、こうゆうストーリーでしたっ!
かなり私うろ覚えだったんですね;
恥ずかしい…
やっぱり後味悪いです…
本当にスレチでお見苦しくて申し訳ありませんでした。
皆さん色々教えてくださって本当にありがとうございました!
34:
さっき見たニュース。
「インド某町の病院の井戸から沢山の胎児の遺体
が発見された。遺体は全部、女児だった。」
このニュース見て前スレの世界の女性差別・女性蔑視に関するレスを思い出した。
マジだったのか…orz
37:
インドでは娘が3人いると結納金で家が潰れる
といわれているらしい。
結納金目当てで結婚され、ころされる娘さんも少なくないとか。
ちなみに中国では一人っ子政策のため、
男子比率がめっちゃ高くなっているらしく、
他の国から女の子を買ってきたり、(これは日本の農家でもやってるが)
誘拐組織が横行し、孤児が田舎に売り飛ばされたりという事が少なくない。
インドの女の子が中国に嫁げば結納金要らないのにな。
幸せになれるかどうかは別として、殺されるよりはましだろうという気がする。
39:
>>37
渡航費用その他、斡旋業者やマフィアにぼったくられて、同じことになるに決まってる>中国に嫁げば
70:
だれだったかの短編集。
宇宙最強の戦艦と、桁外れの戦闘能力を誇る乗組員達(15名ぐらい)がある星に不時着した。
現地の住民に、食料を分けてもらい、久々に宇宙食以外の料理を楽しんだ。
現地の住民は、文化こそ発展してないものの、みな楽しそうに暮らしている。
一方で、アギラ様?みたいな名前の神がそこにはいた。
アギラ様には毎年、生贄として村の子供を毎年一人捧げなくてはならない。
その話を聞いた乗組員達は、私達がアギラ様から解放してあげよう、と、名乗り出る。
辺境の怪物ふぜいが、宇宙最強の我々に適うわけも無い。食事のお礼をしよう。
と、乗組員達は軽い気持ちで申し出た。
アギラ様の穴で、生贄の少女と共に待っていると、すさまじい咆哮が。
穴から出たアギラ様の全身は、戦艦以上に大きく、乗組員の自慢の武器、
戦艦のあらゆる攻撃が効かない。
それでも、星をも砕くと言われる戦艦最強の武器を使い、やっとのことでアギラ様を倒す。
戦艦はほぼ大破。乗組員の半数が死亡し、他のものも負傷を負う。
「もう大丈夫だよ」と少女に微笑む乗組員。それでも少女は震えている。
「あなたが倒したのはアギラ様じゃない・・・」
その時、先ほどの怪物以上の咆哮が。
その咆哮は、我が子を必死に探すような哀愁を帯びていた。
をわり。
72:
>>70
ありがちではあるけど、それだけに単純に怖くて絶望的なオチだ。
85:
>>70
面白そう。
読んでみたいけど、タイトルか作者分かる方いませんか。
アギラで検索したら、ウルトラセブンの怪獣とかしか出てこなかった…。
87:
>>85
梶尾真治「宇宙船<仰天>号の冒険」。今入手するとしたら残部がわずかだけど
ハヤカワ文庫JA
「フランケンシュタインの方程式―梶尾真治短篇傑作選 ドタバタ篇 」
ISBN:4150307377
279頁 文庫 早川書房 (2003-09-15出版)
に収録されている。他にもここで紹介されていた作品が入っているので、主観だが
新品で買ってもいいと思う。
88:
昨日の本こわクラブでやってた話
主人公の看護婦が働いている病棟の備品には、不吉なテディベアがあって
そいつを身近に置いた患者さんは早死にしてしまうというウワサ
実際にそのテディを身近においていた患者が突然ポックリ逝っちゃったりしたので、
主人公はマズイと思って資料室にテディを隠しておく
そんなある日主人公と仲良くやっていた患者(かりに田中さんとしておく)の
容態が悪化、田中さんは、息子夫婦を事故で失っていたので遠い遠い親戚を
呼ぶが、親戚は「そんな婆ちゃんどうでもいいや」みたいな態度で帰っていく
89:
それから田中さんは生死の境を行ったりきたり。
見ていてとても苦しそうだと思った主人公は
資料室にあの人形を取りに行き、田中さんの枕元においておく。
それから数日して田中さんは静かに息を引き取った。
ここで終わりなんだけど、田中さんは死にたいなんて一言も言ってないの。
主人公の勝手な善意で殺される、っつうかテディ置かれる。
本人がそう望むなら安楽死もありだとは思うけど、主人公の主観で逝去っつうのは
なんだかな…と思った
しかもこれ感動系の路線で流されてたのが余計にモヤモヤした
92:
毎年、この時期になると良く起こる、パチンコに夢中の親が子供を
車に置き去りにして死亡させるニュースが今年は聞こえてこない。
急になくなるわけがないし、事件がおこっても報道しないように
何らかの圧力がかかったりしているのだろうか・・とか考えると
後味が悪い。
95:
>>92
いや、確か既に長野県の佐久市で起きてるな。>幼児の蒸し焼き
……今年の件数はともかく、甲子園と同じくらいに夏の風物詩となっている
この種の殺人が「まだ」起きているのが本当に凄いと思う。
馬鹿の下限っていうのは存在しないんだろうなー……底が知れないよw
昔は人並みに義憤を感じていたような気もするが、最近では
「あー? そんな人間モドキの子供ならそもそも生きててもあんまし良いことなさそうだしー。
 別に死んでもいいんじゃね? あと、親は裁判とか面倒だし時間の無駄だからパチ屋の駐車場で
 火あぶりとかどうよ? 」と思う俺。
127:
>>95
信号待ちしていると、
パチンコ屋の駐車場にちっこい看板が立ってるのが目に入った。
「幼児の車内放置事故を防止しましょう!」
とかって書いてあった。
ほんとに防止したかったら 警備員が車を一台ずつ確認して回る位すればいい。
あんなちっこい看板で思いとどまるようなパチンコDQN親がいるだろうか?
それに
 事 故 って
何か後味悪い。
133:
>>127
同意
「車内放置 殺 人」にすべきだね。
101:
俺が小学5年の時の話。
友達と一緒に学校から帰宅している時だった。
たわいない話をしながら歩いていると100メートル先の公園の角から
ものすごい形相で自分たちを睨んでいるおばあちゃんがいた。
友達が「うわ、こわ・・」「回り道する?」と言ってたが俺が
「隅の方あるいたら大丈夫だろ?」と言い、怯えながら歩くことにした。
そして公園の角に差しかかろうとしたとき、そのおばあちゃんはなんと石を思いっきりこちらに投げてきたじゃないか。
「うぼあびゃがでええああ!!!」と奇声を発しながら。
2人で「うわああああー!」と今来た道を戻ろうと走って逃げたが、なんとそのおばあちゃんは俺たちを追いかけながら石を投げてきた。
しかもい!奴は懸命に逃げる俺たちにポケットから石をリロードし投げる行為を繰り返した。
学校の中に逃げ込み、友達と息を殺しながら校門の外を見た。
なんとか逃げ切れたようでその場で2人でしゃがみこんでしまった。
友達を見ると涙目になりながら怯えている。
しかも眉毛の上に石であてられたであろう傷がついていた。
友達は「なんだよあのばばあ・・ 今度会ったらこっちが思いっきり石ぶつけてやる!」
そう思うのは当然だろう。
でも俺はそのおばあちゃんは憎めない
やっぱり身内は憎めない
121:
事件と言えば百貨店の傘つき事件!
女が百貨店店員の目を傘でついて眼球破裂。
逃走して行方を追っていたが、
母親が娘が犯人かもしれないと通報してきた。
家族にそれっぽいことをほのめかしたらしい。
概要聞いただけでいやな気持ちになるが、
捕まってすぐに刑事責任を問うのは無理、入院措置。
そこまでイッてるのか?
親もそんなの野放しにするなよ・・・
失明はしなかったみたいだけど、
被害者の女性は傘がトラウマになるんじゃないか?
傘なんてありふれたもんがトラウマになったら・・・
123:
>>121
あれ、あの被害者さん失明免れたの。朝ニュース見た時は「今後失明のおそれあり」って言ってたから。
後味悪すぎる事件なだけに、一つでも救いがあってよかった。
134:
眼って意外に丈夫だからね。
ぼくが中学のころ、同級生が野球のボールで眼球をクシャクシャになるくらいつぶされたが、
翌日には治っていたよ。眼球の中の水分が出ただけらしいんだ。
135:
>>134
それ、何気にめちゃ怖い
137:
花京院だなw
157:
マジックナイトレイアースの第1部
別々の学校に通う今までなんの接点もなかった女子中学生3人が
東京タワーで接触、その途端不思議な光に包まれ異世界に飛ばされる。
そこでは意志を具現化する事が出来、魔法も普通に使える世界で
最も意志の強いエメロード姫と呼ばれる少女が世界を治めていた。
だが部下の男・ザガードがエメロード姫を拉致監禁してしまった。
人々の不安によって産み出される魔物や、姫を救おうとして
ザガードの部下に返り討ちにされる者が続出したりと大変な状況。
世界を再び救う救世主として中学生たちは召喚された。
「RPGみたい!」と大興奮の中学生たちは姫を奪還する事を決意。
武器や魔法を習得したり、巨大ロボみたいなのをGETしてとうとうザガードのもとへ。
ザガードも巨大ロボに乗って応戦してくるが、中学生たちはなんとか勝利。
ザガードを倒した後にエメロードを迎えに行くが、エメロードはザガードの死を嘆き泣いていた。
エメロードとザガードは恋仲にあった。だが世界を治めるエメロードが恋に溺れるわけにはいかなかった。
そもそもザガードは、個人としての自由を奪われ、ただ一人の少女が
世界を守るという重荷を背負わされる世界自体を疑問視しており、
エメロードを連れて辺境へと逃げていった。要するに駆け落ちのようなもの。
意志の力が全てを左右する世界なので、エメロードは儚げな美しい少女の姿から
悲しみと怒りに燃えた大人の女へと姿を変貌させ、同じくロボに乗って中学生に襲いかかる。
躊躇いながらも身を守るため中学生たちはエメロードを殺害してしまう。
また光に包まれる。東京タワーに戻った中学生たち。
異世界に飛ばされる前と一秒も経っていないようで、周りの景色は変わらない。
だが中学生たちは自分の行った重みに涙し、戸惑う人々の中で互いに抱き合い
「こんなのってないよ…!」と泣き叫んだ。
166:
今夜、見たコピペ
金星  「あれさ、グランドクロス?おまえ参加する?」
木星  「うぃ」
火星  「参加」
地球  「一応いまんとこ」
海王星「あー・・・あれなぁ・・俺公転周期微妙にあわねぇんだよなぁ・・・」
水星  「マジ?」
天王星「周期なげーと大変なんだよなぁ」
土星  「だよな、そっちどーよ?」
冥王星「いや、おれ・・・」
金星  「どしたん?」
冥王星「その、おれ・・・無理なんだ・・・」
海王星「なんで?周期だいじょぶっしょ?」
冥王星「そうじゃなくて・・・」
水星  「なになになに、まさか自転がらみ?あらあらあらきてんじゃねーこれ、うはww」
冥王星「はは・・・そうじゃないよ。そうじゃなくて・・・俺やめるんだ」
木星  「うん?」
冥王星「……惑星・・・止めるんだ」
一同  「…」
167:
(´・ω・)プルートタンテラカワイソス
168:
セーラームーンどうするんだろうね。
キン肉マンにも、惑星のやついたのにね。
169:
>>168
セーラームーンのプルートって人気なさそうな小麦色の女の人だったよな・・・
クビにされても支障なかったらそれはそれでカワイソス
183:
>>169
プルートがクビになったら支障ありすぎ。
彼女は時の門の番人だからいなかったら…
といっても、一回死んじゃったといえば死んじゃったみたいだけど。
170:
惑星どころか衛星の「ムーン」が一番えらそうにしてるんだから、元惑星でも引け目に感じる必要はない罠。
175:
そういやセーラームーンって「地球」はいたの?
176:
>>175
主人公たちが危なくなると助けにくるタキシード仮面というのが地球だったかと。
227:
黒柳徹子がユニセフ大使としてアフリカに行った時の話。
内戦で虐殺が行われたと言われていた国行って、難民キャンプを
訪れた。そこで出会った子供が孤児だと聞いたので「誰があなたの
親を殺したのか覚えてる?」と聞いたが、子供は覚えていないと言う。
ところが、数日後(?その日のうちだったかもしれない)
「本当は顔を覚えているんだ」と子供が言い出した。
「じゃあどうして前に聞いたときはそう言わなかったの」と尋ねたら
「だって、あの時の通訳だったんだもん」と……。
 ユニセフ大使の通訳をやるような人だから、きっと優秀な人
なんだろうけど、そういう人でも虐殺には加担したのかと思ったら
この先もその国はいろいろ大変なんだろうなと思った。
でも、そもそも、なんでそんなことを聞いたんだよ、トットちゃん……と
思うと、なんだかもやもやして、後味が悪い……。
229:
>>227
自己レス。
ユニセフ大使じゃなくて、ユニセフ親善大使か。
ぐぐったら、今はキティちゃんまでユニセフ親善大使なんだな…。
無表情な猫が何を親善するんだ…。
(かわいいとは思うけど)
230:
>>227
うまくできすぎてて、作り話としか思えんのだが
231:
>>230
本人がそう語ってたよ。自分の覚え違いかと思って調べたら、
いろいろ出て来たわ。
ルワンダだったんだね。
まあ、本人が作ったんだろうと言われるとなんともしようが無いが。
242:
機動刑事ジバン・34話「壮絶!ジバン死す」
怪人(名前は忘れた)とマッドガルボ(対ジバンの戦闘生物)のリンチを受けたジバンが
腕を引きちぎられ、「目が見えない」と叫びながら死んだシーン。
このシーンを見た私は、「主人公が死んだから、この番組はバッドエンドになるな」と次回予告を見る前に
チャンネルを変えた思い出がある。
243:
>>242
その後が気になって仕方がない!
誰か教えてくれ。
244:
>>243
よく覚えていないけど、ジバン基地に秘密の装置みたいなのがあって
生き返った。
そんでついでにパワーアップして、新装備のでかいペンチみたいなので
怪人をはさんだりバズーカで撃ったりして仕返しした。
246:
>>242
バッドエンドじゃなかったけど
最終回でボスのギバロイドがずっと一緒にいた部下達を意味もなく処刑したり
機械人間のジバンが人間と暮らす事ができなくて旅にでたり
なんか切ない終わり方だったよ。
324:
海に落ちた乗用車の事件。
概要聞いただけで胸が苦くなる。
旅行に行った帰り道で飲酒運転した車に追突され、海に落ちる。
夫婦は自力で脱出したものの子供は車の中。
母親が何度ももぐって子供を一人ずつ救出したけど、一人は間に合わなかった。
連れ出した二人もその後死亡。
325:
>>324
しかも相手は飲酒運手・・・
332:
>>324
ニュースの記事ですら鬱がにじみ出ている
両親は必死に救出しようとした…。福岡市東区の「海の中道大橋」で、25日夜発生した幼児3人が死亡した
家族5人車転落事故。4回海に潜り、沈んでいくRV内から何とか2人の子どもを救い出した母。立ち泳ぎで
子どもを抱きかかえ救助を待った父。しかし、陸に上がったわが子の体は冷たかった。海中から見つかったもう
1人の子どもも、助けてあげることはできなかった。愛(いと)しい3人を一度に失った両親は、ただ泣き崩れた。
 「ヘッドライトがまぶしいと思い、ルームミラーを見ると猛スピードで車が接近して来た。直後にものすごい
衝撃と体に痛みを感じた」。大上哲央さん(33)は救助された後、事故の様子を親族らにこう話した。
 哲央さんは追突直後の記憶が、そこでいったん途切れている。気が付いたときは海面に浮いていた。どうやって
車外に逃れたのか覚えていない。
 視界の中には頭部分を海中に突っ込んだかたちで転落したRV。後部荷台の窓ガラスは追突の衝撃からか大破して
いた。「子どもが! 子どもが! 」。大声で叫んでいた哲央さんの妻かおりさん(29)はそこから車内に潜り込んだ。
 哲央さんが運転、かおりさんが助手席。3人の子どもは後部座席に乗っていた。1回目。かおりさんは長女紗彬ちゃん(1つ)
を車内から引き出し、哲央さんに引き渡す。2回目。二男倫彬ちゃん(3つ)も引き渡せた。3回目。
残る長男紘彬ちゃん(4つ)を 引き出そうとするがうまくいかない。車が沈み始める。いかないで…。
 すがりつくように4回目に挑んだ。だが、海中に沈んでいった。
 レスキュー隊員が投げ入れた浮輪にしがみついた大上さん夫妻。叫び声が夜の海に響いた。
「もう1人中にいる! 助けて! 助けて!」。
2人の子どもを抱えたまま、通り掛かった漁船に救助された哲央さんとかおりさん。紘彬ちゃんも26日午前2時前に海中から
引き上げられ、 子ども3人は福岡市内の2つの病院に搬送された。しかし、だめだった。「ひろー」「ともー」。
治療室のカーテン越しに、わが子の名を呼ぶ哲央さんの叫び声が響いた。
371:
童話作家、小川未明の「野ばら」という作品。
隣接した大きな国と小さな国のとある国境には、それぞれの国の軍人が一人ずつ
配属されていた。大きな国の側には老軍人が。小さな国側には青年軍人が。
最初はお互いを監視していたものの、うら寂しく退屈な国境のこと。次第に言葉を交わす
ようになった二人は、そのうちに仲良く将棋を指すような間柄になる。のどかで平穏な日々。
国境の近くには野ばらが繁っていて、花の時期にはみつばちがぶんぶんと舞い踊る。
そんなある日、大きな国と小さな国が戦争を始めてしまう。敵味方の関係になってしまった
二人は戸惑いを覚え、大きな国の老軍人は「私はどうせ老い先短い。首を取って手柄になさい」
などと小さな国の青年軍人に告げる。青年軍人は頭を振って「どうしていまさら貴方を殺せる
でしょうか。私は最前線に行きます」と行って激戦区に旅立つ。
一人残された老軍人は、あの青年ははたして無事であろうかと案じながら日々を過ごしていたが
やがて大きな国が小さな国を制圧し、小さな国は滅びてしまったという連絡を受ける。
青年の安否を気にしつつぼんやり国境に佇んでいた老軍人は、うとうとと居眠りを始める。
夢うつつの中、老軍人が人の気配に気付いて顔を上げると、丁度小国の軍隊が整然と、声一つ
上げずに行軍してくるところだった。しかも、列の先頭にはあの青年軍人の姿が。
呆然とする老軍人の前、青年は黙礼をしてそれから野ばらの香りを嗅いだ。
思わず彼に何かを言おうとした瞬間に老軍人は目を覚まし、それが夢であったことを知る。
その後、やがて野ばらは枯れてしまい、老人は暇をもらって故郷に帰った。
有名な「赤いろうそくと人魚」もそうだが、この人の書く童話はやけに物悲しくて
やるせないオチが多い。いや、綺麗な話も多くて好きなんだがね。
435:
個人的な後味悪話なので、興味の無い方はスルーして下さい。
15、6年ほど前、私が独身だった頃、何となく常連が集まるパブがあって小さなパブ
でテーブル席数個、カウンターに数名・・で一杯一杯みたいなマイナーなパブだけど、
マスターが若くて楽しい奴だったので固定した常連客がいつも時間閉店の午前2時ごろ
までにたむろっていて、私もその中の1人だったのだけど、そのうち常連客仲間の
女の子Aとマスターがくっついて出来婚となって、私たち常連客の手作り結婚式で
二人は式をあげた、式を挙げた段階でAは妊娠6ヶ月に入っていて、当然店には
来なくなったけど、マスターは相変わらず店を開き、私たちも常連客として続いていた。
やがてAは元気な男の子を産んで、マスターが父親になったことで私たちも
舞い上がって、マスターの収入が少しでも上がるようにと、より一層店に集まる
事が多くなったが、赤ちゃんが生まれて3ヶ月ぐらいした時、私達が居る前で
マスターに電話が入り、電話はAかららしく、マスターがおろおろと慌てて
「Aが誤まって息子を床に落としたと言ってきた!今から行って来るわ!」と
店を飛び出していって、常連客一同ポカーン
結局、赤ちゃんは助からなかったし、Aが誤まって落としたのではなく
育児ノイローゼになっていたAが、発作的に床に赤ちゃんを叩き付けてから
マスターに電話してきて、慌ててマスターが駆けつけたときには赤ちゃんは
もう息をしてなかったらしい。
実は出来婚だったAが、突然の結婚出産に精神的に不安定になっていたのに
マスターが私たちに遠慮して何も言わなかったので、事情を知らない常連客達が
店に長居をすることでマスターの帰宅時間が遅れ、それがより一層、Aを赤ちゃんと
孤立化させの悪循環・・・とうとう最悪の結果に。
マスターは店を閉めてAとも離婚、赤ちゃんの死の真相は私たちには知られて
いたのに、何故か事件にはならなかった・・・と、いうのはその後アルバイトの
子から聞いたけど、マスターもAの消息も判らず、常連同士も白けてその後
会う事もなくなったが、あの時、私達が店に入り浸らなかったら赤ちゃんが死ぬ事も
無かったのか?とか思うと今でもやりきれない思い出。
437:
>>435
別にあんたらのせいじゃないと思うが。あんたらが営業時間外まで居座って騒いでいたならともかく、閉店時間には帰っていたんだろ?
できちゃった婚ならそうなりに、ちゃんと嫁に配慮しなかったマスターと、感情のままに自分の子供をたたきつけた女の責任でしょ。
438:
手塚治虫恐怖短編集より 「アトムの最後」
2055年の休館中のロボット博物館に一組のカップルが到着。男が守衛を射殺し扉を破って、二人は中に入る。
中には無数のロボットが安置されていた。二人はその中からあの有名な鉄腕アトムを見つけ出しスイッチを入れる。
急に長い眠りから覚まされ困惑するアトムに男は事情を語りだす。
未来のこの世界はロボットによって人間が支配されており、人間はロボットの娯楽のために闘技場で
人間同士殺し合いをさせられたりしていた。
男もそうした剣闘士の一人で、試合直前に武器を奪って闘技場を脱走し、
幼馴染の女をさらってここに逃げてきた。
男はアトムに言う。
「君は人間のために闘ったロボットだと聞く。もし本当にそうなら自分たちを守って欲しい」と。
アトムは愛し合う二人を守ることに決め、彼らを抱きかかえロボットに追われながら無人島まで到達する。
だがそこにも追っ手が迫る。アトムは二人を隠れさせ自分は追っ手たちを食い止めて時間を稼ぐ事にする。
アトムは最後の戦いに赴く前に男と会話を交わす。
「僕の時代では人間とロボットの関係はうまくいっていたのに未来ではこんな風にになってしまうなんて…
でも君たちはそうじゃなくて良かった」
男はアトムの言葉に違和感を感じる。
「もしかして彼女がロボットだと知らなかったのかい?僕は知ってるとばかり思ってた」
もう時間が無い。アトムは空へ飛び立っていった。
439:
残された二人。男は女を問い詰める。
「君が人間じゃないって本当か!?」
「本当よ。でも信じて。あなたを愛している。お願い!信じて!」
女は泣いて懇願する。
だが男は女を射殺し、追っ手の中に突っ込んで自殺的な最期を遂げる。
描写は無いけどたぶんアトムも死亡。
あらすじにしたらあっけないけど本当は男の回想が長くていくつか伏線張ってた。
解説に手塚が描いてはみたけど二度と読み返したくない作品ってこれかも…
アトム=ヒューマニズムって世間の図式に反発して描いたらしいけど本作は黒歴史なのかな…
sage忘れごめん
444:
>>439
この話、最初に読んだときは衝撃的だった。
回想部分で、男の子供時代が描かれるけど、本物の武器使って
遊んでるんだよね。しかも、発砲をためらったりしない。
冒頭の守衛の射殺と含めて、前半部分では男の方が異常者のように
印象づけておいて、実際に異常なのは世界の方だったと分かる
展開は強烈だったなぁ。
おそらくは本当に男を愛していたのだろうヒロイン(ロボット)を、
怒りのあまり結局殺してしまうラストもつらい。
ちなみに、どこかで「最期」でなく「最後」なのがポイントなんだ
みたいなことを読んだけど、単に誤字なんじゃないの?って気がする…。
507:
昔、植田まさしの『フリテン君』であった後味の悪いネタ。
フリテン君が不燃ごみを捨てにいくと、
空きビンを持ったおばさんに
「今日は不燃ごみの日じゃないわよ!
まったく最近の若い子はごみの日も守れないのね…」とネチネチ言われる。
その後、フリテン君は手袋をして、灯油かアルコールらしき物を持ってきた。
それをおばさんが捨てたビンに注ぎいれ、綿で蓋をした。
その後、ごみ収集所は騒ぎになった。
警察官と思われる人達が、
「これは火炎瓶ですね」「悪質だな」といいながら、
ビンの指紋を採取している。
その様子を焦った表情で見るおばさん。
おばさんにネチネチ言われたぐらいで、
ここまでやるのが後味悪い。
この間フリテン君が無表情なのが恐い気がした。
519:
その世界の地球は悪魔に侵略されようとしていた。悪魔の力は強大で、弾丸、化学兵器、ミサイルなどが全く効かない。
しかし、そんな人類に救世主が現れる。
それはある科学者と、その息子だ。科学者は無敵のスーツを開発し、息子は超人的な身体能力を持っていて、父の作ったスーツを纏い、悪魔に立ち向かう。
驚異的な防御力を誇るスーツと、科学技術を結集して作られた武器によって悪魔は次々と殺されていく。
地球のマスコミは突如現れたヒーローに大きな期待を寄せ、その戦果を連日報道する。
そして半年後、最後の悪魔も倒されるのだが、そいつが死ぬ間際、一粒の種をヒーローに植え付け、こう言い残した。
「お前の体に地球上全てを覆い尽くし、人類を滅亡させるに十分な量の花粉を排出する花の種を植え付けた。
お前はそのスーツで生き延びる事が出来るだろうが、その他の生けとし生きるもの全てはその粉を少しでも吸っただけで死に絶えるのだ。
だが、心優しい俺はそれを回避する方法を教えておいてやる。
その種を焼き尽くすのさ。お前の体ごとな。そうすればその種が成長する事は無い。
それが成長し、花粉を撒き散らすまでの期間はあと半年。さぁどうする?
人類のために死ぬか?自分のために生きるか?お前ほどの力があれば人類を滅亡させるのは容易かろう?」
522:
滅亡、さもなくば死。最悪の選択を迫られる事となったヒーローはその葛藤に悩まされる事になる。
流石の父もこの種を摘出する事は出来ず、ただ時間だけが過ぎてゆく。
一方、その事を嗅ぎ付けたマスコミは掌を返したようにヒーローを糾弾し、彼と親しかった者全てを逮捕し、拷問を加えた後、火刑に処した。
中世ヨーロッパの魔女狩りのように。世界中で冤罪が多発し、人類は自ら疑心暗鬼によって悪魔の望んでいた地獄絵図を繰り広げていた。
父が築いた要塞化した研究所は国連軍の攻撃をよく防ぎ、ここだけは安全地帯だった。
が、そんな光景を見るに見かねたヒーローは人類に戦いを挑む事を決意する。
父親にある事を告げて。
それから間もなく、国連軍とヒーローの戦いが始まった。
いや、戦いなどというものではなかった。一方的に焼き尽くし、叩き潰し、殺し尽くした。
その結果、地球の人口は1万人にまで減少していた。
一方、父は今回の騒動に加わらなかった人全てを集め、自分の研究所に匿っていた。
生き残っている人類はそこにいる人だけである。
ヒーローもそこだけは狙おうとせず、やがて悪魔滅亡から半年が過ぎようとしていた。
地球滅亡の日を明日に控えて、ヒーローの胸中は穏やかなものではなかった。
やはり、死ぬのが怖いのだ。しかし、最後まで自分を信じてくれた人たちを巻き込むわけには行かない。
変身を解き、意を決してガソリンを浴び、体に火をつける。
地球を救った不死身の肉体とともに、体内に宿った悪魔の種も燃えていく。
ヒーローは笑顔のまま散っていった。これで人類は滅亡の危機から救われた。
少なくとも数十年は。実は、父が救った1万人というのは全員が女だったのだ。
524:
もう少し考えろよ父
527:
ツッコミどころというか、攻で思いつきそうな回避法が多すぎて……。
いや、作品内ではちゃんと細かく設定されてるんだろうけど。
530:
意外と穴だらけじゃないかな?
ツッコまれそうな穴をガチガチに塞いだ作品は面白くないとオモ。
ある程度読者に想像の隙を与えた作品、考える暇もないくらい勢いがある作品の方が面白い。
でも読んだ人間はそう思えるけど、あらすじだけ伝えられると穴が気になるもんなんだよな。
532:
てか、今回の騒動に加わらなかった人を全員集めたとか言いながら
男は赤ちゃんすらいないからな。
俺の妄想では、既に真の黒幕は父でケテーイ。
581:
後味悪い小説つーと「シンプル・プラン」かな。サム・ライミ監督で映画化されたから
わりかし有名だと思うが、原作は映画の数倍後味悪し。
幼い頃貧乏で苦労した主人公と兄、そしてその友人が、森の中にかなり前に墜落したらしい飛行機の中で
大金を見つける。飛行機が墜落しているのに、そんなニュースは聞いた覚えはない。きっと犯罪がらみの金で、
公にして探すわけにはいかないのだろう。だったらこのまま自分の物にしてしまえ・・・。
だが、そうではないかもしれないし、探しに来る者がいるかもしれない。とりあえず金は自分が預かり、
もし探しにくる者があったりして、ネコババが発覚する心配がでてきたら、直ちにその金は焼却し、
知らんぷりを決め込む。まさに単純明快、シンプルなプランのはずであった。
翌日、偽装工作をしに戻った兄弟は、帰ろうとしたところを保安官に見つかり、
パニックを起こした兄は思い余って保安官を殺してしまう。主人公はそれを事故に見せかける工作をするが、
その最中、保安官が目を覚ます。保安官は気絶していただけだったのだ。が、主人公は
今度こそ保安官を殺し(兄は気付いていない)、それを事故にみせかける。
582:
続き
その後、兄と友人は奥さん・恋人に金のことを教えてしまい、さらに金遣いまで荒くなって他人の興味を惹き始め、
主人公は二人が殺しあったようにみせかけ、奥さん・恋人もろとも抹殺。
主人公も妻に金のことを教え、リゾートマンションを購入してしいたというのに・・・。
考えの足りない二人を消して一安心したところに、購入したリゾートマンションが詐欺だったことが発覚。
決して裕福ではない二人がなぜそんな物を購入したのか探られる恐れがあるため、訴え出ることもできない。
だが、秘密を守りきれば大金は自分たちのものだ。
やがてFBI捜査官がこの町を訪れる。金持ちの娘を誘拐した犯人の乗った飛行機が、
身代金と一緒にこの辺りに墜落しているらしいのだ。主人公は捜査官と保安官を現場付近に案内するハメになるが、
身代金がないのを彼らがどう思うか知ることもできる。
が、身代金がないことを知った捜査官は態度を豹変させた。実は男は犯人の一味だったのだ。
男は保安官と相討ちになり主人公は助かるが、とうとう事は公になってしまう。
それでもまだ、金を持ち去ったのが自分だとバレなければ大丈夫だ。そんな主人公の儚い希望も、
本物のFBI捜査官の、「金の一部にわからないようにマークがつけてある」という言葉で砕け散った。
どの札にマークがついているかわからない以上、一枚たりとも使うことはできない。
映画ではここで、主人公は家に帰って妻と共に金を全て燃やしてENDだったが、原作はもう一山。
584:
原作では、主人公は家に帰り、あの金は一枚たりとも使えないと妻に打ち明けたが、あろうことか妻はまさにその日、
一枚だけ抜き取って使ってしまっていたのだ。
念のために遠く離れた町の、監視カメラもないような小さな店を選んだから大丈夫と妻は言うが、
何人も死人を出している以上、ほんのわずかな危険も冒せないと、主人公は金を回収に向かう。
その店で主人公はデタラメな理由を並べて札を交換してもらおうとするが、店員は応じようとしない。
そこでマスクをつけて強盗に押し入り、銃を突きつけるがやはり店員は金を渡そうとせず、
揉みあいになり主人公はマスクを取られ、さっきの変な男だとバレてしまう。
もうこうなったら口を塞ぐしかない。主人公は店員を射殺し、レジを開けるが、中にあったのはわずかな金額。
たったこれっぽっち、なぜ素直に渡してくれなかったんだ・・・。死体の脇でそんなことを考えていると、
犬を抱いた老婦人が入ってきてしまう。
犬もろとも老婦人を始末し、家に帰った主人公は、妻と共に札束を燃やすのであった・・・。
何が後味悪いかって、最後の犠牲者と一緒にワンちゃんも殺されちゃったことかな。
591:
昨日見た「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」より。
既出とは思うが、一応。
舞台は一年戦争末期。
連邦軍が開発した新型のガンダム「アレックス」を破壊するため、
ジオン軍特務部隊のサイクロプス隊は北極基地を襲撃。
だが間一髪、アレックスは破壊を免れシャトルで宇宙へ脱出する。
スペースコロニー・サイド6に住むアルフレッド(アル)は、戦争に
憧れを抱く母子家庭の少年。
ある日、アルは初めてモビルスーツによる戦闘を目撃し、コロニー
に侵入して撃墜されたザクのパイロット・バーナード(バー二ィ)
と出会う。
バーニィはジオンの階級章と引き換えに、アルが偶然撮影した画像
を貰い受ける。それは、連邦軍が秘密裏にサイド6へと運び込んだ、
アレックスの納入されたコンテナの画像だった。
グラナダ基地へ帰還したバーニィはサイクロプス隊へと転属。隊と
共に再びサイド6に向かい、そこでアルと再会する。
隊長のシュタイナーは無邪気に入隊を希望するアルを監視するため
彼の入隊を認め、バーニィにその監視を命じる。
ともに過ごす中アルとバーニィには友情が芽生え、またアルの隣人
でアレックスのテストパイロットでもあるクリスチーナ(クリス)と
バーニィは、互いの正体を知らぬまま惹かれ合うようになる。
592:
やがて、もたらされた情報を元にサイクロプス隊はアレックス破壊
のため基地に潜入。
だが作戦は失敗し、サイクロプス隊はバーニィを除いて全滅する。
一人生き残ったバーニィは、諜報部員からサイド6に核を撃ち込む
計画があることを聞かされる。
一度はサイド6から逃走しようとし、アルと仲違いになるバーニィ。
だがアルやクリスを守るため思い止まる。
バーニィはアレックスを破壊することで核攻撃を中止させようと、
仲直りしたアルと共に墜落したザクを修復する。
出撃の日、ちょうどその日は母と寄りを戻したアルの父がサイド6
を訪れる日であった。ただ一人出撃するバーニィを気にかけながら、
母と共に父を迎えに行くアル。
ところが、そこでアルは父から核搭載のジオン艦隊が撃破されたこと
を聞かされる。
もうバーニィが戦う必要は無い。戦いを止めようとアルはバーニィの
元へと急ぐ。だがバーニィは、既にクリスの乗るアレックスと交戦中
であった。
アルの叫びも虚しく、アレックスを撃破しながら爆散するザクの中で
バーニィは死ぬ。
その後クリスはサイド6を離れ地球へ転属。アルは学校の朝礼で戦争
が終わったことを告げられ、一人涙を流した。
593:
>>592
そこは最後に、結局アレックスがザクのパイロットがバーニィだと知る事は
なく殺してしまった。とすると後味悪さ、アップですぜ。
594:
>>593
アレックスじゃなくてパイロットのクリスな。
アルは戦争の凄惨さを知らず、無邪気に戦争というモノに憧れてるんだよな。
だが次第に同じような考えを持つ友人達に違和感を覚え、戦争物のゲームにすらも嫌悪感を覚えるようになる。
サイクロプス隊も実際はアレックスの存在を確認する為だけに送り込まれた捨て駒だったが、
それを解っていながらプロの意地でやり遂げようとする。
595:
嘘だと言ってよバーニィ
599:
>>595
これの元ネタなの?
603:
>>599
うん。0080各話のタイトルは、
1.戦場までは何マイル?
2.茶色の瞳に映るもの
3.虹の果てには?
4.河を渡って木立を抜けて
5.嘘だといってよ、バーニィ
6.ポケットの中の戦争
更にこのタイトルの元ネタは、1919年に起きたメジャーリーグ史上最大の汚点、ブラックソックススキャンダルから。
八百長の罪に問われたスター、“シューレス”ジョー・ジャクソンに対してファンの少年が投げかけた言葉が、
「嘘だと言ってよ、ジョー」
605:
>>603
もしやサブタイは全て、そういう有名な発言や映画や曲のパロディになってるの?
620:
>>605
ガンダムはわからんが、
戦場までは何マイル? は、
マザーグースのバビロンまで何マイルのもじりっぽい。
河を渡って木立を抜けて は、クリフォード・シマックのSF、
虹の果てには はロバート・ロスナーのミステリ。
他二つはちょっと思い当たらないけど、ガンダムのデータサイト探せば
どっかにあるんじゃないかな。
622:
>>620
全部なにかのパロらしいね。
発売当時、雑誌に載ってた。
596:
小説版のほうはバーニィが生きてるって匂わせて終わってるな。
これだと後味悪くないな。
597:
ガノタの中で人気無いけど一番好きなんだよね。msはミラーズリポートで後味悪くなくなったし
>>596
匂わせてる、っていうか後書きでも「生きてます」みたいに書いてるぜ
598:
>>597
作者本人が後悔してなかったっけ?
ラストをOVA版と同じにすればよかったって
602:
>>598
小説版のあとがきでは、OVAに忠実に小説化するか、全く違うオリジナルの話にするか悩んだけど
最後のバーニィ生存の数行を書くためだけにあえてOVAに忠実な筋にしたってな事書いてあった。
実際、俺も小説版読んだおかげですごく救われた気分になった。
作者がやっぱり後で気が変わってそんな事言ったのかもしれないけど
少なくとも俺はあれで正解だったと思う。
685:
グリム童話『ガチョウ番の娘』のパロディー
お姫様と召使い(アネット)は子どもの頃からずっと一緒に過ごしていた。
姫はアネットをとても大事にし、「大切なお友達」として接っしていた。
しかし姫がどんなに「お友達」と思っていても身分の差がありアネットは引け目を感じていた。
子供の頃姫が無茶をして怪我をした時もアネットのせいにされ折檻されたりして、アネット自身は姫を「お友達」とは思えなかった。
そんなアネットには恋人がいてとても幸せで、もうじき他国へ嫁入りする姫と離れられると思っていた。
しかし姫はアネットを他国に連れて行く、と言い出した。
アネットを一番位の高い召使いにもしてあげる、とも。
アネットは余所者がいきなりそんな位についても…と躊躇うが姫は王様や王子様はとても良い方だし大丈夫よ、と。
アネットは姫に問う「それは…ご命令ですか?」
それを聞いた姫は「何を言うの!?貴方は大事なお友達なのよ!」と悪魔で友達を自分の側に置いておきたい。
アネットは恋人がいることを告げるが姫は
「あぁ、貴方の家がお世話になってる人ね、それを良い事に貴方に漬け込んでいるのね」と勘違い。
「大丈夫よ、手は打っておいたから」アネットは何の事だか解らなかったが嫌な予感がし、恋人の家に。
恋人はすでに城に連れて行かれていた。(描写はないが多分牢獄が処刑)
恋人の家族が「うちの子が何を…」と嘆き悲しんでいるのを見て、アネットは怒る。
686:
そしてついに嫁入りの日。
姫は馬に乗り、アネットと二人で他国へ。
その道中にアネットは姫に憧れているので服を変えて欲しい、と。
姫は快く変える。王族の証のペンダントも。
そして立場逆転。
アネットは復讐したのだ。
姫はただうろたえるばかり。
そして王様にアネットが偽者と見破られ、
「主人を騙した奴にはどんな罰を与えれば良いか」との王の質問に
「裸にして内側に針を仕込んだ樽に入れ死ぬまで馬に引かせる」と答えたアネットはその通りにされる。
アネットは姫に助けを求めるが姫は
「私がそんなに羨ましかったの?でももうどうする事も出来ないのよ」と。
アネットは処刑される。
姫は大事な友達を失い涙を流す。
王や王子、周りの者は「あんな召使いに涙を流すなんて何て心の美しい姫だ!!」と感動する。
その後も姫はアネットの墓参りをしたりしている。(終)
姫は純粋にアネットを大事にしてるし、アネットもちゃんと姫に仕えていた。
誰も悪くない…。
687:
いや、姫は悪いだろ、恋人勝手に処刑してるし。
691:
>>687
まぁあれだよ。
天然って怖いねって話。
764:
地元の朝刊でやっている連載物。
地元の著名人が今までの人生を振り返るというもの。
今まで数人の著名人が連載して、今はある女性が連載している。
今日の回を読んでなんだか後味悪かったので、抜粋して書いてみる。
「三人の子どもとは一緒にいたい。でもどうしても夫とは別れたかった。
長女を連れ、婚家を後にした。二人の男の子は私の後は追わなかった。
一人で生き通さなければならぬ私は常に定年後を考えていた。
そのためには留学をして、仕切りなおしをせねばならぬ。
小学校二年の長女に頼んだ。
「徳島のおばあちゃんの家に一年間だけ行ってくれないか」と。
長女はすぐわかったと言ってくれた。
長女が一年徳島に行って我慢してくれたおかげで私の今がある。
長女は徳島にいる間に祖母にしこまれて、小学三年になったころには
炊事一切ができるようになった。
私は長女が五年になった時から、生活費を渡し家計をまかせた。
だから長女は貧乏世帯やりくり名人と今も威張っている」
子ども、かなり辛かったんじゃないかな…。
もう少し、子どもに対して、なんというか…。
848:
『人獣細工』、いわゆる「ひとぶた」に関してのあらすじ。細部が食い違ってたらごめんなさい・・・。

主人公の女性は先天性の病気で、全身の臓器のほとんどが機能してくれないため、生まれたころから臓器移植の連続であった。
彼女の父親というは学者さん。
ドナー不足の現在、考案された方法というのが異種移植と呼ばれるもので、豚の受精卵に移植者の皮膚サンプルから遺伝子を抽出、
培養したものを豚の受精卵に組み合わせ、拒絶反応の出ない、本人と同じ遺伝子型の臓器を作り、それを用いるというものであった。
彼女の父親を中心に薦められた研究は、今や常識的な物であり、大抵の移植には豚のものが使われるようになったという。
彼女はその試験的な存在でもあった。
彼女の臓器のほとんどは豚のそれであった。
彼女には友人もいて、それこそ普通の女子として暮らしていたが、一方で「ひとぶた」と罵る者もいた。
彼女は懐疑した。はたしてこの状態を「人」と呼べるのかと。
角膜や涙腺や声帯、挙げ句は子宮や卵巣までもが、形こそ人間とはいえ、豚のそれであったのだから。
しかし彼女の右肩には赤黒い魚のようなアザがあった。父親曰く、そのアザは彼女が生まれた頃からあったものであり、
そのアザの部分は数少ない「彼女のオリジナルな部分」であった。
移植により、体のほとんどが豚に置き換わっていく中、彼女はアザだけは残しておいてほしいと父親に懇願する。
この部分を失ってしまうことは、自分自身がを失ってしまうことと、彼女は願付けたのだった。
父親はどうしてもそのアザを消そうとする節があったが、彼女のアザに対する執念は深く、結局はアザは残ることとなった。
そして時が経ち、父親が他界してしまう。
彼女も大人となり、父の遺品でもある研究データを整理していると「1」と書かれたビデオテープを発見する。
それを観ることで父親の片鱗に触れることができると彼女は信じ、ビデオを回す。
854:
人獣細工

テープの内容というのは父によって処置された母豚が、大量の奇形子豚を排泄するかのように生み出す光景を写した物で、
子豚はそれこそ、ほ乳類とは呼べるが非常に未熟でグロテスクな外見だった。
その奇形子豚の中に一匹、魚の頭のような赤黒いアザがある個体を、彼女は発見してしまったのだった。
彼女は豚から作り上げられた存在だった、というわけです。
話によるとたしか脳みそも、人として機能するけど結局は豚のソレ。
彼女が神聖視していたアザは実は・・・・っていう感じでよろしいですかね??汗
長文でしかも文章稚拙で申し訳ないです。
個人的には衝撃は受けた物の、オチ自体は明確だったので、それほど後味悪い印象は受けませんでした。
それでも堪えるものはありましたね。
856:
>>854
面白かったよありがとう
857:
ダンカン監督出演『七人の弔』
山奥に七組の親子が二泊三日のキャンプに参加するためにやってくる。
主催者であるダンカンに迎えられ、マイクロバスでキャンプ地へ向かうがどの親も様子がおかしい。
このキャンプは子供を虐待している親が、子供の臓器を秘密裏に売るためのキャンプだった。
参加した時点で口止め料の500万円がもらえ、二日目の夕飯までに辞退しなければ5000万円もらえる。
さらに、もし途中で体力的に厳しい子供がいたら失格となり、その分浮いたお金は他の参加者に配当される。
ダンカンはコーディネーターで、後ろにはなにやら物騒な組織がついているらしい。
子供たちが消えた後も、怪しまれないようなフォローは保障されていた。
1日目の夕飯には子供たちの分にだけ薬物が混入され、翌日の登山までに回復できるか、
臓器の健康具合を確かめるようになっていた。
数人の子供たちは熱に苦しむが、翌日の登山には全員参加できるように。
登山中、参加者の山崎一(七人の子沢山。会社が倒産)の息子と、
温水洋一(以下ぬっくん。消費者金融で借金まみれ)の息子がいなくなってしまう。
2人はがけから落ちかけ、がけの途中の足場でやっと立っている状態だった。
他の親たちはそのまま落ちれば自分たちの取り分が増えると傍観状態。
ぬっくんがロープを持ってきており、山崎がそれを自分に巻きつけ子供を助けに行く。
そして、まずぬっくんの子供を助け、それから自分の子供を背負う。
なぞなぞ大好きな息子は父親に背負われながら、こう言った。
「会社がつぶれて、家族で一番困ってる人はだれだ!」
山崎はしつけというには厳しすぎる折檻で児童相談所に通告を受けたことがある。
七人も子供がいて、いちいち口で言ってる暇がないのだ。今度は八人目の子供が生まれる。
「ヒントは僕が世界で一番好きな人!」
それどころじゃない山崎は「答えはあとで」と言い、必死でロープをたぐる。
その時、誰かがロープをナイフで切った。必死で岩を掴む山崎の上から、誰かが手を差し伸べて息子を引き上げた。
それはぬっくんだった。ぬっくんは子供を引き上げた後、山崎にも手を貸す。
年長の子供二人は、ダンカンに何かを言われしぶしぶ手を貸した大人たち、
そしてロープの切れ方が不自然だと、何かこのキャンプはおかしい、と思い始める。
858:
キャンプ地に戻ってくると、荷物をあさっている泥棒に出くわすぬっくん。
ぬっくんに包丁をつきつけ泥棒は車を用意しろと叫ぶ。
「お父さんを離せ!!」
普段はおとなしくてもの言わぬぬっくんの息子が、そう叫んで泥棒に飛び掛った。
泥棒はそれをかわし、ぬっくん息子を人質に取る「近づいたらコイツを殺す!」
それを聞いた他の親たちは、ぬっくんが止めるのも聞かずにじりじりと泥棒に近づく。
年長の少年が機転を利かせ、無事泥棒を捕獲。ぬっくんの息子も無事だった。
ダンカンは泥棒をどこかに捨てに車で出かけていく。
親たちはカラオケを見つけ、どんちゃん騒ぎを始めた。
山崎は、少し迷っているとぬっくんに言う。ぬっくんもだ。
何故あんなに借金してしまったんだろうと思うぬっくん。
「でもいいじゃないですか、あなたには他にいっぱい子供がいるし…」
ぬっくんのその言葉に、山崎は声を荒げた。「他にって言うな!!」
その頃、先ほどの騒ぎでも違和感を感じた子供たちは七人で集まっていた。
親たちは自分たちを殺そうとしているのでは?
ぬっくんの息子の怪我の手当てをしていた少女が、ふとぬっくん息子の体のあざに気付き、驚く。
自分にも同じようなあざがあるからだ。
また別の少年も、もっとひどいあざがあると体を見せる。
年長の少年が尋ねた。「この中で児童相談所の世話になったことがあるやつは?」
全員が、手を上げていた。
859:
戻ってきたダンカンは馬鹿騒ぎの親たちに激昂した。
「子供たちが集まって何か話している。あなた方の不審な行動を怪しんでる。何故監視してない」
ダンカンは人数分のアイスを買ってきていた。
夕飯後、この睡眠薬の入ったアイスを子供たちに配るのだ。
年長の少年がダンカンを山小屋の一室に呼び出した。
このキャンプの目的を問い詰める少年。
ダンカンは「じゃあ君だけ助ける、他の子には言うな」とあっさり白状した。
自分たちの臓器が親によって売られたことに愕然とする少年。
「でも君以外の子供たちはみんな、自分は親に愛されてると自分に言い聞かせているようだ。
 このことを知って、親たちに捨てられたと知って、
 親から受けた心の傷を抱えたまま長い間生きていく辛さ」
ダンカンの体にも、またひどい傷跡が残っていた。
「君は他の子に話さない、話せないだろう」
少年は呆然と呟いた。「話せなかった、でも」少年の手にはトランシーバーがあり、窓の外には子供たちが全員いた。
山崎の息子が「お父さんがそんなことするはずない!!」と叫んで走り出した。
それを止める年長の少年と、ダンカン。ぬっくんの息子もまた、そんなの嘘だと泣いた。
860:
そしてついに最後の夕飯の時がきた。ダンカンがアイスを全員に配る。
年長の少年が「忙しいのにキャンプにつれてきてくれたお父さんお母さんにお礼を言おう」と提案する。
もう諦めたように「これからもお母さんと一緒にいて」と、母の内縁の夫に言う少女。
自分の似顔絵を父親に渡す少年。ただ、「ありがとう」と母親に言う少年。
「これからはいい子になるから…」父親と後妻にそう告げる少女。
親たちは複雑そうに、居心地悪そうに生返事をするばかりだった。
ぬっくんの息子は、何か言おうとするが泣くばかりでなにも言うことができない。
そんな息子が、自分が泥棒に包丁をつきつけられた時、大きな声で「お父さんを離せ」と叫んだ。
そう思ったぬっくんは、思わず息子のアイスを取る。そして、息子にティッシュを差し出そうとする。
そのティッシュは、消費者金融の広告が付いていた…。
ぬっくんは一度取り上げたアイスを、再び息子の前に、戻した。
年長の少年の父親は「素直な息子でうらやましい」と皮肉を言う。少年はおざなりに皮肉を返した。
まさかこの最低の父親がこの期に及んで考え直すとは、思えなかったのだろう。
最後に、山崎の息子が「なぞなぞこれからもいっぱい覚えるから」と言った。
山崎はがけで、息子が出したなぞなぞを思い出す。
「あの答えって、父さんか…」
嬉しそうな息子の顔を見て、父親は息子のアイスを取り上げた。
「正解したから父さん商品としてアイスもらうぞ!」
ダンカンに促され、全員自分のアイスを食べ始めた。山崎は、息子から取り上げたアイスを。
861:
そして、親たちが全員机に突っ伏して倒れていた。呆然とする山崎。
それを見つめる子供たちと、ダンカン。
真実を知ったとき、子供たちはこう決めたのだ。「自分を売った、そんな親いらない。殺そう」
「子供の臓器じゃなくてもいいんでしょう。虐待されてる子がいなくなるより、親がいなくなったほうがいい」
「もうあんな人たちと暮らせないよ」
「いくらで私たちを買ったか知らないけど、その半額、子供料金でいいよ」
山崎の息子と、ぬっくんの息子は反対した。
最後の場で、親が答えを出す。信じたければ信じればいい、ダンカンはそう言い、子供たちの条件を飲んだ。
子供たちと山崎は行きと同じようにマイクロバスに乗り、キャンプ場を後にした。
キャンプ場には木の枝で作った墓標と、少年の一人が描いた親たちの絵が残された。
それを見送るダンカン。
ぬっくんの息子は、一人やるせない顔をしていた。少女が傍らに座り、慰める。
ぬっくんの息子が歌を歌い始め、少女、そして他の子供たちも一緒に歌い始めた。
 いーいーな、いーいーな、にーんげんっていーいーなー
??????
親たちの消息はダンカンのバックの組織がうまいことやるんだろうけど、
これからこの子供たちがどうなっていくのか、簡単に明るい未来じゃないのが後味悪い。
あと山崎の家は最初の口止め料と半額分で3000万と結果的に一番得しちゃったのも、
後味悪い。
865:
あっ!!
みんな、ぬっくんのとこは「温水」って脳内変換して読んでね!
867:
>>865
わろたwありがとう
869:
田村由美の短編で確かタイトルは「針の目」
モデルの青年は平凡な女性と付き合っている。中学からの付き合いだ。
歩き煙草が癖の青年を彼女は注意し、青年は二つ返事で煙草を投げ捨てた。
CMに出た青年は一気に知名度は上がり、高級マンションに引っ越した。
隣室の住人は上品な感じの婦人で、娘がいるらしい。
引越しの手伝いをしている彼女のストッキングに電線が走っているのを発見する。
その事を指摘すると「いいのいいの誰も見てないんだし」と彼女は笑った。
青年は彼女への思いが冷えるのを感じた。
デートの時、彼女はジーパンにTシャツという格好で来る。
最近青年にやたらかまってくる女優の方がキレイだし色っぽい。
青年は彼女を放置し、仕事場と女優の家を往復する日々を送る。
久しぶりに帰宅すると、留守電に彼女からの電話が何十件と入っていた。
気持ち悪い、マジかよと嫌悪する青年。それからも毎日毎日電話がかかってきた。
やがて留守電に記録されるのは陰気な無言電話ばかりになった。
部屋の前にゴミをぶちまけられたり、あげくには部屋の中すら荒らされた。
そして常にどこかからか視線を感じるようになった。まるで針で刺されいるかのような鋭い視線。
青年は精神の安定を欠くようになり、仕事も失敗続き。
「所詮見かけだけのモデル上がりだ」と皆に言われる。
隣室の婦人の娘をはじめて見る。まだ幼いが美しく、しかし片目に眼帯をつけていた。
娘が抱えている人形も同じように片目がなかった。気味悪いと青年は思う。
部屋を出て見ると、階下に彼女がおり、こちらを見つめていた。
今までされた嫌がらせへのストレスが爆発し、青年は彼女を殴りつけた。
数日後、その場面が盗撮されており、週刊誌に載せられた。
女優はすぐに手を切ってき、仕事も干された。
870:
気づくと、青年は椅子に座っていた。しかも、縄で椅子に縛り付けられていた。
目の前には婦人と娘がいた。嫌がらせの数々は婦人が行なったものだった。
青年の持っていた煙草を吸い「こんなものどこがいいの」と悪態をついた後に婦人は語り出す。
婦人はかつて妻子持ちの男と不倫していた。娘を身篭ったまま男のもとを去った。
娘は美しく成長し、劇団に入った。子役として華々しくデビューする予定だった。
そんな娘の姿を男に見せようと婦人は娘を連れ、男のもとに行こうとした。
その時、煙草を持った青年が歩いてきた。投げ捨てられた煙草は、娘の片目に刺さった。
眼球が潰れ、視力を失い、役者としての生命は絶たれた。もう男に会う事もできない。
娘は残ったもう片方の目で青年の顔をしっかりと見ていた。
CMに現れた青年を見てすぐに娘は犯人だと指摘した。
その青年が隣室に越してくるとわかり、まだ空室だった隣室の鍵をこっそりつくった。
青年の部屋で拾った髪の毛と、娘の目を潰した煙草についていた唾液は同一人物のものだとわかった。
煙草に火をつけてその先を人形の目に向けたことがある。
人形の片目は焼け焦げて穴ができた。人形ですらそうだった。
あまりにも酷過ぎて娘の目はもう角膜を移植しても治らない。
目を渡せと婦人は縛られた青年の目の前に刃物をつきつける。
そこに、彼女が訪ねてきた。彼女はすぐにその場を去って行った。
いいぞ、早く警察を呼んできてくれとすがるように彼女に願う青年。
走り去った彼女は通りすがりの警察官をスルーし、そのまま橋の上へといく。
そしてカバンの中から取り出した包丁を川に投げ捨てる「手間いらずだわ」
青年は来るはずもない警察の助けを待ちながら、婦人に責め立てられ続ける
その片割れで、娘が片目だけで青年を睨み続けていた
888:
>>870
それ読んだけど、ものすごく怖かったよ。
娘の目に煙草が刺さった時、「じゅっ」って音がリアルすぎた。
煙草は確か投げ捨ててないはず。
娘の目の高さと火のついた煙草を持った手の高さがちょうど同じで、
まさしくズバッと入った感じ。
886:
星新一か小松左京か忘れたけど。
ある宇宙船が未知の星に不時着した。生物がいるらしいが、どんな
生物かわからない。そのうちに宇宙船の周りにわらわらと生物が
集まってくる。人間に似た姿のその生物(宇宙人?)は友好的な
笑顔で宇宙船を取り囲んでいる。
恐る恐る宇宙船から出た乗組員は大歓迎を受ける。
特殊な翻訳システムで宇宙人と会話も出来る。どうやら本気で大歓迎
してくれているらしい。豪華な建物に連れて行かれて、快適な部屋に
通され、暫くしたら食事が出てきた。地球で食べるものと同じ食事で
とても美味しい。
乗組員たちは感激した。ゆっくり休んで、宇宙船の修理をして地球に
戻ろう。なんていい星に不時着したんだろう。
食事をして存分に休んで外に出た。宇宙船がない。
宇宙人は満面の笑みで
「すばらしい資源をありがとう。あなたたちは最高のプレゼントをくれました」
宇宙船の素材はその星では大変貴重な物質。食事して休んでいた間に宇宙船は
細かく分解され、跡形もなくなっていた。もう地球に戻れない。
……宇宙人、それはちょっと酷いだろう。
890:
>>886
星新一だな
910:
>857-861で思い出したダンカンの糞映画「生きない」
ダンカン添乗員の自殺志願者を集めた沖縄バスツアーに
急病になった参加者の姪の女子大生(大河内奈々子)が混じってしまう。
みな普通のツアーを装うが様子が変なのでそのうち奈々子にバレる。
奈々子は帰りたがるがダンカンが帰してくれない。
奈々子は必死にみなを鼓舞し、映画終盤で生への希望を持たせるのに成功。
ダンカンは怒って「お前らバカだ!」とバスから飛び降り(確か)崖下へ。
そしてなぜか参加者だけが残ったバスへタンクローリーが突っ込み全員死亡。
その事故のニュースを病院で聞いて笑うダンカン。
でも「生きない」のタイトルを思い出せなくてwikipedia調べたら載ってた
ダンカンの悪行の方が後味ワルだった。
911:
>>910
スタッフロールの後に事故のニュースが流れるんだっけか。
イヤな演出だよなあ。
91

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