モバP「……今日は休みか」back

モバP「……今日は休みか」


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1:
医師「典型的なワーカーホリックですね。環境が変わった事で不安がストレスに繋がっているのでしょう」
医師「不眠症はスタミナドリンクの飲み過ぎもあると思います。モバPさんが普段口にしているスタミナドリンクには、通常よりも多くのカフェインが含まれていました。大変でしょうけど、これ以上は控えるように」
モバP「はい」
医師「抗鬱剤と不眠症のお薬出しておきますね」
モバP「よろしくお願いします」
2:
医師「今モバPさんに必要なのは精神を休ませること。スケジュール関連もあるのでしょうけど、気を張りすぎです。休暇を取って一日何もしないで過ごすというのも大事なんですよ?」
モバP「わかってはいるんですけどね……はは」
医師「まずは一日だらだら過ごして、気が向いたら釣りやハイキングでも積極的に行なってみましょう。趣味を持つことがモバPさんには一番の薬かもしれません」
モバP「明日は久しぶりの休日なので、酒でも飲んでだらだら過ごしますよ」
医師「いいですね。携帯スマホの電源はオフにして、外のことは忘れましょう」
モバP「それが仕事柄難しいんですよね……。常に仕事のことしか考えていませんでしたし」
医師「まずは実践です。次回のカウンセリングは来週の水曜でいいですか?」
モバP「夕方なら大丈夫です」
3:
モバP「今晩は飲むか」
使用済みの手頃なマグカップに息を吹き掛ける。埃を飛ばし、ウイスキーを注いだ。
人目もなければグラスや氷など必要ない。
バスローブに着替え、窓からの眺めを視界に収める。
トップアイドルを多く輩出し、有名になるにつれて自然と面子を気にする必要が生まれた。
住む場所は豪華になっていく。
ここまで来るのには、多くの困難があり、思い返して見ても自分一人では到底辿り着けない道程であった。
アイドルの知名度と比例して、仕事量は増え、自分一人では事務所は回らない状態が続いた。
しかし、資金面では既に余裕があったので、自分が厳選した新米の女性プロデューサーを何人か雇った。
ちひろさんはスタドリ片手に満面の笑みを浮かべていた。
4:
俺が今でも直接担当しているのは、渋谷凛、島村卯月、佐久間まゆ、神谷奈緒、北条加蓮、双葉杏の6人だけ。
最近まで本田未央も担当していたのだが、彼女は今フランスで活躍している。
杏はただ新米の手には負えなかった。
本当は全員を担当したいのが本音だ。
しかし今の仕事量では到底無理なのである。
なので、年長組とは飲みに行ったり、雪美など年少組とはできるだけコミュニケーションを取るようにしている。
この夢が覚めないで欲しい。
いつまでも皆と共に光の道を歩いていきたい。
長かった。
冷蔵庫にある千本近いスタドリ。
モバP「趣味か……」
そういえばないな。
どれほど考えてみても、自分にプライベートなどなかった。
ただ精一杯、我武者羅にプロデュースを続けてきたのだ。
酒の力で何もかも忘れ、意識は遠ざかっていった。
5:
ちひろ「モバPさんの住所?」
卯月「私と凛ちゃんも今日休みだから、プロデューサーさんのおうちに遊びに行こうって話していたんです」
凛「そういうことなんだ。やっぱり迷惑かな?」
ちひろ「うーん、アイドルが休日に男性の部屋に遊びに行くのは……あまりお勧めはできないんですけどねぇ」
卯月「そう……ですよね。残念だけど諦めよう、凛ちゃん」
凛「プロデューサーに悪いもんね」
ちひろ「あ、いや!ダメとは言ってません。休日にわざわざ事務所に顔を出してくれたんだもんね」
ちひろ「そうですね、ならこの書類を届けて貰えますか?私のお使いのついでなら、多少寄り道しても問題ないでしょう。……戻ってこなくていいからね」ニコ
卯月「ちひろさん!ありがとうございます!」
凛「ありがとう。今度お礼するから」
ちひろ「期待して待ってますね」
6:
凛「ここが、プロデューサーのいるマンション」
卯月「大きい!凄いハウスですね!」
凛「……なんからしくない感じだよ」
卯月「プロデューサーさんも立場があるから」
凛「わかってる。別に嫌なんじゃないよ」
卯月「さあ、オートロックを外してもらお」
モバP『ふぁい……』
卯月「プロデューサーさんのお部屋ですか?卯月です!開けて下さい」
モバP『はあ!?え?なんで?』ガチャ
凛「これからプロデューサーの部屋行くから」
卯月「上のほうですね」
モバP『おい!』
7:
卯月「エレベーター大きい」
凛「プロデューサーっぽくないよね」
卯月「たしかにね」
凛「あ、この部屋だ」
卯月「プロデューサーさん!来ちゃいました!」
モバP「……頭痛い」
凛「失礼だよ、プロデューサー」
モバP「あ、違う違う。昨晩飲み過ぎてさ……」
凛「お酒臭い……」
8:
卯月「こんなこともあろうかと!ファブ〇ーズ!」シュッシュッ
凛「用意周到」
モバP「何しに来たんだ」
凛「あー、プロデューサー。こんなにお酒飲んで……体壊すよ」
モバP「医者には飲めって言われたけどな」
凛「言い訳無用。卯月!」
卯月「はい!」ジョォォォ
モバP「おぃぃぃ!人のウイスキー勝手に流しに捨てるんじゃない!」
凛「プロデューサーを想う私たちの愛の鞭だよ」
卯月「顔洗ってきてください」
凛「ご飯は?」
モバP「まだだけど……」
凛「食材は買ってきたから私と卯月で何か作るよ」
モバP「お、おう」
9:
卯月「……抗鬱剤?こっちの紙には不眠症予防薬処方って……」
凛「……プロデューサー、どういうこと?」
モバP「あ…………。いや、言わないぞ?余計な心配掛けたくないし。自分のアイドルに相談するプロデューサーなんかいな……」
凛「もう掛けてるよね?心配。私たちに遠慮なんかしないで相談くらいしなよ」
卯月「そうですよ!私たちの絆はそんなヤワじゃありません!プロデューサーさんは、たまには私たちに甘えてください」
凛「どんな悩みでも受け止めてあげるからさ」
モバP(二人の愛が重い……)
10:
モバP「俺、最近前線から退いただろ?プロデューサー業をさ」
凛「担当アイドルは減ったけど、トップアイドルをプロデュースしてるんだから退いてはいないんじゃ……」
卯月「なんか私たち老兵みたいでイヤです」
モバP「言い方が悪かった。俺は何事も全て一人でこなしたいんだ。事務所のアイドル全員をプロデュースしたい。でも、限界がきた」
モバP「二百の夢が6の夢になり、それがどんなに頑張っても俺の限界なんだって。いや、それは甘えであって、今でも100人くらいならプロデュースはできるはずなんだ」
モバP「慕ってくれるのは有難い。でも、これ以上担当を増やせば、アイドルたちのモチベーションは下がる」
凛「そうかな?」
11:
モバP「今でも俺のワガママで6人を特別扱いしてるようなものだ。これ以上増えたら、「どうして私はプロデュースしてくれないの?」って不満が募るだろ?いや、既に不満を抱えているだろうさ。口にしないだけでな」
凛「まあね。私も担当アイドルから外されていたらそう思ったかも。…………人数は関係ないけどさ」
モバP「年少組は誰かをプロデュースすれば贔屓になる。みんな仲間外れは嫌なんだ」
凛「なら全員プロデュースすればいい。酷なこと言うけど、プロデューサーなら私はできると思う」
モバP「俺もそう思っていた。しかし限界だ。スケジュールが頭から抜けてしまうんだよ」
凛「そんなに私たちが信用できない?スケジュール管理くらい自分たちでできるよ」
モバP「そうだ。わかってんだよ。俺のワガママだって。お前たちが自分を完璧に管理できたら、俺はもう必要ない存在になっちまう。アイドルの仕事を取ってきてくれる便利なお兄さんだな!」
12:
卯月「なんですかそれ?必要ないなんて誰が言ったんですか?私たちに仕事を取ってきてくれることが、プロデューサーさんのお仕事じゃないんですか?それは大事な事じゃないんですか?」
凛「今のプロデューサーはおかしいよ。支離滅裂で何か焦ってるみたい」
モバP「トップアイドルのスケジュールにミスは許されない。俺は完璧でなくてはならないんだ」
13:
卯月「……プロデューサーさんは何を恐れているんですか?」
凛「私は最後までプロデューサーじゃなきゃ嫌だ。他の人が担当についたらアイドル辞める」
モバP「子供っぽいとこあるよな、凛は」
凛「いいよ、子供でもさ。それでプロデューサーといられるなら」
卯月「私のプロデューサーも一人だけです。それはきっと皆も同じ。でも、プロデューサーさんに迷惑を掛けたくないから」
卯月「だから、皆は何も言わないんだと思います。それはプロデューサーさんのことが大切だから」
凛「皆大人だね。私より全然大人だ」
15:
モバP「……はぁ、俺もまだまだ未熟ってことか……。情緒不安定気味なのかもしれないな……。悪かった……今までのは全部失言だ、忘れてくれ……」
凛「卯月、ご飯よろしく」
卯月「うん。凛ちゃんはプロデューサーさんをお願い」
凛「ねえ、プロデューサー?今から膝枕してあげる」
モバP「は?」
凛「はい!寝る!」パンパン
モバP「あ……ああ」
凛「気持ちいい?」
モバP「……最高だ」
凛「ゆっくりおやすみ」ナデナデ
モバP「…………」Zzz
16:
凛「もう寝たみたい。何が不眠症よ」
卯月「やっぱりプロデューサーさん、疲れていたんだね」
凛「こんなに追い詰められるくらい悩んじゃって。ほんと、らしくないよ」ナデナデ
卯月「今でも全員のプロデュースしてるのにね」
凛「本人は6人しか担当してないつもりなんだよ」
卯月「新しいプロデューサーさんにいっつも口出してるの皆知ってる」
凛「それが皆が大好きなプロデューサーなんだよ」
卯月「うん」
18:
卯月「……え?……凛ちゃん、冷蔵庫のなか……」
凛「スタドリでいっぱい……」
凛「こんなものに頼ってまで……いつもありがとう」チュッ
卯月「あーっ!凛ちゃんずるい!」
凛「私は正妻だからいいんだよ」
卯月「なら、私は愛人で!」ニコッ
凛「浮気だめ絶対」
卯月「英雄色を好むだよ、凛ちゃん」
凛「ぐぬぬ……」
卯月「私は側室ね?」
凛「仕方ない。三人で幸せになろう。あとでプロデューサー襲おうか」
卯月「いきなり3人はちょっと……」
凛「物は試しだよ」
卯月「……初めてだけど頑張るよ」
モバP(愛が……重い……)
19:
こんな苦労をしている全国のプロデューサー諸君に朗報だ。
なんと13人同時プロデュース体験が可能なアイドルマスターワンフォーオールが、本日バンダイナムコさんから発売されるぞ!
これであなたのプロデュース能力をシミュレーション!
みんなが君を待っている。
PS3で、プロデューサーをしてみないか?
凛「私は予約したよ」
卯月「私もです!」
医師「カウンセラーもイチオシさ!」
モバP「くぅぅ?疲れた……」
凛「あ、起きたんだ」
卯月「プロデューサーさん!3Pですよ!3P!」
モバP「PS3だけにな」
おしまい
2

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