コンボイ「私がプロデューサー?」back

コンボイ「私がプロデューサー?」


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2:
第1話:プロデューサーへの道 前編
エネルギーを求めて、母なる星セイバートロン星を後にしたサイバトロン戦士とデストロン軍団は、戦いの末、地球に不時着した
そして、400万年の後に、再び蘇った彼らは、地球のエネルギー資源をめぐって、熾烈な戦いを再開する…
さて今日は、平和なサイバトロン基地から、物語を始めるとしよう
アイアンハイド「最近デストロンの奴ら、不気味なほどに静かですね司令官」
コンボイ「あぁ…きっと何かを計画しているに違いない」
3:
クリフ「コンボイ司令!765プロのプロデューサーからテレトラ1に通信が!」ガシャガシャガシャ
コンボイ「あの765プロから?」ガシャガシャ
ピッ
コンボイ「何です、プロデューサーさん」
P「お忙しいところ申し訳ありません」ペコリ
P「実は、貴方方サイバトロンに頼みたい事がありまして…」
コンボイ「頼みたい事…とは?」
P「今週末、我が765プロのLIVEを行う事になっているのですが、そのLIVEをデストロンが狙っているとの情報が入りまして…」
コンボイ「何!デストロンが!」
P「はい… ですので、貴方方に護衛をお願いしたいのです」
コンボイ「わかりました、護衛を引き受けましょう」
P「本当ですか!いやぁ、ありがとうございます!これで安心してLIVEを行う事ができますよ!」
P「それでは」ペコリ
コンボイ「」ペコリ
6:
スパイク「すごいや!あの765プロからお願いされるなんて!」タッタッタッ
マイスター「しかし司令官、そのLIVEとやらは何処で開催するんでしょう?」
スパイク「きっと日本だよ、マイスター副官」
コンボイ「日本!」
スパイク「ねぇ司令官、勿論僕も連れて行ってくれるでしょ?」
コンボイ「あぁ、お父さんが許してくれたら、連れて行ってあげよう」
スパイク「ねぇいいでしょう?父さん!」
スパーク「勿論、わしも連れて行ってくれるならな」
コンボイ「ハハハ、それでは出発しよう」
コンボイ「サイバトロン戦士トランスフォーム!」キガゴゴゴ
コンボイ「出発!!」ブゥーン
7:
そして、LIVE当日!
会場内部では、コンボイ率いるサイバトロン戦士一同が厳重な警戒体制をとっていた!
スパイク「楽しみだね、父さん!」
スパーク「あぁ、わしゃ興奮して夜も眠れんかったよ!」
8:
一方楽屋では、天海春香率いる765プロオールスターズが最後の調整をしていた!
亜美「ねぇねぇ兄?!あのロボット達ってサイバトロンだよね!?」ピョンピョン
真美「変形するんでしょ!?変形!」ピョンピョン
貴音「亜美に真美、あまりはしゃいではいけませんよ」
亜真美「「はーい」」
千早「それにしても、本当にサイバトロンを連れて来るなんて…流石ですねプロデューサー」
P「ハハハ、まぁお安いもんよ」
真「デストロンくらい、僕が追い返してやりますよ!」
P「真は頼もしいなぁ…」
律子「ほらほら!もう時間よ!」
春香「よーし!765プロファイトー!」
「「「オー!!!!」」」
9:
さあLIVEの始まりだ!
春香「みんなー!今日は来てくれてありがとうー!」
観客「ウオオオオオオオ!!」
スパイク「すごいや!本物のアイドルを見れるなんて夢みたいだ!」
スパーク「春香ちゃーん!応援してるぞー!」
ところがである!
このLIVEに、招かれざる客が混じっていた!
コンドルだ!
コンドル「キシャー!」ジー
11:
デストロン臨時基地
メガトロン「いやはや凄い熱気だわい」ニヤリ
サウンドウェーブ「メガトロン様、会場ニサイバトロンガイル」
メガトロン「それがどうした、間抜けなサイバトロンなど放っておいてかまわんわ」
スタースクリーム「メガトロン様、早いとこエネルギーを頂戴いたしましょう!」
メガトロン「黙れ!この愚か者が!まだ早い、もっと会場が盛り上がってからだ…」
12:
一方、LIVE会場の盛り上がりは、最高潮に達していた!
スパイク「もう最高の気分さ!」
スパイク「あぁ全くだ!来て良かったな、スパイク!」
ブロードキャスト「イイねぇ!ご機嫌なリズムじゃないの!」
14:
アイアンハイド「ん??あれはコンドルだ!皆危ない!」ピチューン
コンドル「キシャー!」ピチューン
ドカーン!!
観客「ウオオオオオオオアアア??」
ゴゴゴゴゴゴ
メガトロン「邪魔するぞ、人間共」ガシャガシャ
コンボイ「メガトロン!」
メガトロン「コンボイ、これは挨拶代りだ!」ピチューン
コンボイ「ホアァッ!!」ドーン!
SW「フレンジー、ジャガー、イジェークト!」カシャ!カシャ!
15:
さあいよいよ戦いだ!
ピチューン!ピチューン!
「こいつめ!」 「くらえっ!」
「細切れにしてやる!」
俺「やよいちゃんを守れぇぇぇ!」
観客「ウオオオオオオオ!!」
カン☆コン☆
stsk「お、おいやめねぇか!うわぁぁぁ!」ガシャン!
メガトロン「実に素晴らしい!まさにエネルギーの塊ではないか…!」ニヤリ
メガトロン「SW!エネルゴンキューブの制作だ!」
SW「了解」ジジジジ
16:
メガトロン「フフフ、どんどんエネルギーが溜まっていくわい」ニヤリ
メガトロン「まさか人間共からこんなにエネルギーが取れるとわな」ニヤニヤ
コンボイ「貴様の好きにはさせんぞ!メガトロン!」ダッ
ガン☆ゴン☆
メガトロン「ぐわぁ!」ガシャン!
17:
コンボイ「今だ!サイバトロン戦士、アタック!」
「「「オー!!!!」」」
ピチューン!ピチューン!
ドォーン!
メガトロン「エネルゴンキューブが!」
stsk「このままじゃ不利です!退却しましょう!」
メガトロン「ぐぐ…デストロン軍団!退却だ!基地に戻るぞ!」ヒューン
「やったやった!」「イェー!」
「ざまぁみろ!」
18:
LIVE終了後
P「おかげさまで、無事にLIVEを終えることができました」
P「ありがとうございます」ペコリ
コンボイ「こちらこそ、その言葉が聞けて安心しました」
スパイク「良かったですね、司令官」
19:
亜美「ねぇねぇ!変形できるんでしょ!?やってやって!」
真美「映画みたいに変形できるんでしょ!?」
マイスター「ハハハ、映画みたいにカッコよくは無いがね、 見せてあげよう!」ギガゴゴゴ
マイスター「どうだい?お二人さん」
亜真美「「すごーい!!」」キャッキャッ
??「ふむ…」
20:
スパーク「春香ちゃん、握手してくれてありがとよ」
春香「どういたしまして」ニコッ
スパーク「あぁ…スパイク…わしゃもう嬉しくて死んでしまいそうじゃ…」
スパイク「ぼくもまだ夢を見てるみたいだよ…」
やよい「バンブルさん、わたしじゃ何もお礼できないですけど…ハイタッチで元気を分けてあげますね!」
バンブル「えぇ!本当に!?嬉しいなぁ!」
やよい「いきますよ?!ハイターッチ!」パチン
バンブル「「イェイ!」」やよい
21:
コンボイ「さて、そろそろ我々は行くとしよう」
P「そんな…まだお礼もしていないのに…」
コンボイ「いえいえ、これ以上いるとお邪魔でしょう」
コンボイ「サイバトロン戦士!トランスフォーム!」ギガゴゴゴ
ギガゴゴゴ
コンボイ「発進!」ブゥーン!
スパイク「さようなら?!」
アイドル「「「さようなら?!」」」
22:
スパイク「ねぇコンボイ司令、もう少し日本を観光していいませんか?」
コンボイ「あぁ、そうしたいところだが…」
スパーク「今夜はもう遅いことだし、日本に泊まろうじゃないか」
コンボイ「そうしよう」
24:
???「君!ちょっといいかね?」
コンボイ「私になにか…?」
???「先程のLIVEで君の姿を見てティンときた!私の事務所のプロデューサーにならんかね!?」
コンボイ「失礼ですが、貴方は…?」
???「おぉっと失礼!私はアイドルプロダクションの経営をしとるものだ!」名刺スッ
スパイク「シンデレラガールズプロダクション代表取締役…?社長さんなの??」
社長「あぁそうだ」
25:
スパイク「すごいや!社長直々からスカウトされるなんて!」
コンボイ「しかし…我々にはデストロンから平和を守る使命が…」
社長「それだよ君ィ!今デストロンはアイドルのLIVEを無差別に襲撃しとる!今こそ君達の力が必要なんだ!」
スパーク「アイドルプロデュースをする方がデストロンの動きを読みやすいんじゃあないかい?」
コンボイ「しかし、基地の警備が…」
スパイク「ウルトラマグナスに任せれば大丈夫ですよ!」
コンボイ「…」
26:
社長「どうだ、引き受けてくれんかね?」
コンボイ「…わかりました」
サイバトロン「(°ロ°)」
社長「本当かね!それじゃあ私に着いてきてくれ!」
33:
第2話プロデューサーへの道 後編
では!プロデューサーへの道 後編を早始めよう
765プロのLIVEの護衛の為、日本にやってきたコンボイ率いるサイバトロン戦士達
無事デストロン撃退に成功した彼らは、CGプロダクション社長からスカウトされ、プロデューサーになる事を決意した…
35:
CGプロ事務所
社長「君達はここで待っていてくれたまえ」
コンボイ「わかりました」
社長「ちひろくん!プロデューサーを連れてきたよ!」ガチャ
ちひろ「社長!こんな時間までどこに行っt…えぇ!?本当ですか!?」ガタッ
社長「本当だとも!さぁ入ってきてくれ!」
コンボイ「お邪魔します」ガシャガシャ
ちひろ(な、なんであんな巨体で事務所に入って来れるのかしら…)
37:
社長「彼らサイバトロンが、今日からCGプロのプロデューサーだ!」
社長「彼女は千川ちひろ、我が事務所唯一の事務員だ!」
コンボイ「どうぞ、よろしく」指スッ
ちひろ「え、えぇ…よろしくお願いします…」ギュッ
社長「ところでちひろくん!アイドル達はどこかね?」
ちひろ「社長!今何時だと思ってるんですか!もう皆帰りましたよ!」
社長「おっと、もうこんな時間だったか…」
社長「それじゃすまないが君たち!
また明日アイドルに会ってもらうとしよう!」
38:
社長「今夜はここに泊まってもらって構わないよ!仮眠室はあそこだ!」
コンボイ「ご好意、感謝します」
コンボイ「それと社長さん、この事務所を我々が使いやすい様に少し改造してもよろしいですか?」
社長「あぁ、勿論!君達の好きにしてくれたまえ!なんてったって明日から本格的にプロデュースが始まるからね!」
39:
社長「それじゃあ今夜はゆっくり休んでくれたまえ」バタン
ちひろ「そ、それじゃあお先に…」サササ
コンボイ「こんな夜更けに女性1人で出歩くのは危険でしょう」
コンボイ「おいバンブル!彼女を家まで送ってあげてくれ」
バンブル「了解しましたです!トランスフォーム!」ギガゴゴゴ
バンブル「さあ乗って!」
スパイク「僕も着いていくよ!」ガチャ
ちひろ「えっと…あ、ありがとうございます…」ガチャ
バンブル「それじゃ、出発!」ブゥーン
41:
コンボイ「さて、この事務所にテレトラ1を設置しなくては…」
コンボイ[ウルトラマグナス!テレトラ1設置に必要な機材をこちらに運んでくれ!]
ウルトラマグナス[わかりました、コンボイ司令官!ホイルジャックとラチェットそれにパーセプターも派遣します!]
かくして、真夜中の事務所改造が始まった!
「おい!これはどこに置くんだ?」
「左!あぁいやもうちょっと右!」
「よし、オッケー!」
「おいサボるなよ!」
42:
ホイルジャック「テレトラ1の設置、完了いたしました!」
コンボイ「ごくろうホイルジャック」
ラチェット「ちょっとコンボイ司令!なぜホイルジャックだけ褒めるんです!」ムッ
コンボイ「あぁ君も、ご苦労様」
43:
一方、バンブルとスパイクは!と言うと!
ちひろの家へと向かっていた!
ちひろ「ね、ねぇバンブルさん…」
バンブル「なんです?」
ちひろ「ちょっと飛ばしすぎじゃないかしら…?」
ファンファンファン
\そこの車!止まりなさーい!/
スパイク「こりゃまずい!」
キキーッ!
44:
スパイク「どうかしました?お巡りさん」ガチャ
婦警「どうかしましたじゃないでしょ??免許証はもってるんでしょうね?」
スパイク「あぁ…免許証ね…でも無くてもいいんです」
婦警「ふざけちゃダメ、シメるわよ?」
スパイク「だって運転していませんから」
婦警「君、車の運転席に座ってたじゃない」
スパイク「これ、車じゃなくて友達のバンブルなんです」
婦警「バンブル?君ねぇ…訳のわからない事言ってお姉さんを誤魔化そうとしたってそうわいかないわy「オイラが説明したほうが早いよ」ギガゴゴゴ
バンブル「こういうことなんです、お分かり?」
婦警「」
45:
バンブル「オイラ達サイバトロンは色々な乗り物にトランスフォームできるんですよ」
ジャガー「…」ジー
婦警「」
バンブル「オイラの場合は「ガルルル!」
バンブル「ジャガーだ!逃げて!あぁっ!」ガシャン
スパイク「どうしてジャガーがこんな所に来たんだろう…」
46:
ジャガーの目的!それは!
ジャガー「ガルルル」カチッ!
スパイク「お巡りさん!充電用のケーブルある!?」
婦警「え、えぇ…」
スパイク「急いで!話は後です!」ボンネットパカー
スパイク「車のバッテリーで…!」カチャカチャ
スパイク「バンブル、待ってて!」ダッ
スパイク「こいつ!」カチッ
ジャガー「キシャー!!」ビリビリ
ジャガー「キシャー!キシャー!」ダッ
47:
バンブル「ふぅ…ありがとう、スパイク」ムクリ
バンブル「いきなりなんでびっくりしちゃったよ」
婦警「いやぁごめんね、サイバトロンとは知らなくて…でもいくら君達でもルール違反はダメよ?」握手
バンブル「はい、お巡りさん!以後、気を付けます」握手
スパイク「さ、早くちひろさんを送って事務所に戻らなきゃ!」
バンブル「おっとそうだったね」ギガゴゴゴ
バンブル「さあ乗って!」
ちひろ(何が何だかわからないわ…)
バンブル「出発!」ブゥーン
48:
千川家前
ちひろ「送ってくれてありがとうございました」ペコリ
バンブル「いえいえ、お安い御用です」
スパイク「それじゃあまた明日事務所で!」
ちひろ「おやすみなさい」
ブゥーン!
ちひろ「きっと疲れてるのね…今日はもう寝ましょう…」
49:
サイバトロンCGプロダクション基地
バンブル「ただいま戻りました」ギガゴゴゴ
コンボイ「おかえりバンブル」
スパイク「すごいや!あっという間に基地に様変わりしたね!」
パーセプター「皆がしっかり働いてくれたからね」
コンボイ「さて、明日からのプロデュースに備えて、今日はもう休むとしよう」
50:
デストロン臨時基地
コンボイ『さて、明日からのプロデュースに備えて、今日はもう休むとしよう』
スタースクリーム「お聞きになりましたか、メガトロン様!」
stsk「連中がアイドルプロデュースなんて始めたら、今回の計画も台無しです!」
メガトロン「恐れる事は無い」
サウンドウェーブ「ジャガー、リターン!」
ジャガー「ガルルル」ギガゴゴゴ
メガトロン「ジャガーがバンブルに取付たマイクロカメラが有る限り、奴らの行動は手に取るようにわしらに筒抜けなんだ」
メガトロン「フハハハハハハ!」
52:
そして、次の日!
社長「それでは!今日から新人プロデューサーとして!頑張って働いてくれたまえ!」
コンボイ「わかりました、社長さん」
マイスター「こちらも、全力を尽くさせてもらいますよ」
社長「さて、肝心のアイドルだが…なにしろ小さなプロダクションだから人数が少なくてね…まぁいい!入ってきてくれくれたまえ!」
55:
ガチャ
紗南「失礼しま…えっ」
乃々「あうぅ…もう帰りたいんですけど…」ビクビク
李衣菜「ほらほら乃々ちゃん!逃げないn…えっ」
面食らったのも無理はない!
56:
コンボイ「彼女達がアイドル…ですか?」
社長「あぁそうだ!我がプロダクションの希望の星さ!」
紗南「あ、あの社長…このロボットがあたし達のプロデューサーなの…?」
社長「そうだとも!早自己紹介してくれたまえ!」
コンボイ「私はコンボイ、そして彼らは私の部下達だ」
紗南「えっと…あたしは三好紗南…です…」
乃々「あ、あの…も、もりくぼ…森久保乃々ですけど…」
李衣菜「私は多田李衣菜です…ロ、ロックなアイドルを目指してます…」
コンボイ「これからよろしく」
アイドル「「「よろしくお願いします…」」」
ちひろ(事務所ってこんなに広かったかしら…)
57:
スパイク「アイドルなだけあって皆可愛いね、父さん」
スパーク「あぁ全く、こりゃ先が楽しみだな!」
社長「君達もどんどんスカウトして、アイドルを増やしてくれ!」
コンボイ「それで、まずは何をすれば…?」
社長「仕事については私よりちひろくんの方が詳しいだろうから、彼女から聞くといい!」
社長「それじゃあ、私は出かけてくるよ」
コンボイ「お送りしましょうか?」
社長「いや大丈夫!それでは、頑張ってくれたまえ!」ガチャ
バタン
ちひろ(ちひろ!覚悟を決めるのよ!)
58:
ちひろ「それではお仕事を説明しますね!」
コンボイ「えぇ、お願いします」
ちひろ「コンボイさんには、今日からアイドルのプロデューサーとしてレッスンや営業、LIVEバトルを行ってもらいます!」
コンボイ「なるほど」
ちひろ「わたしも精一杯サポートしますから、いっしょに頑張りましょうね!」
59:
ちひろ「では早、彼女達の実力を知る為にレッスンを!と行きたいところなのですが…まだうちは小さなプロダクションなので…専属トレーナーも、レッスンルームも無いんです…」
コンボイ「どのようなレッスンをさせてあげればいいんですか?」
ちひろ「まずはダンスレッスンからが理想ですが…」
コンボイ「わかりました」
コンボイ「マイスター!彼女達のダンスレッスンに付き合ってあげてくれ!」
マイスター「わかりました司令官!」
コンボイ「ブロードキャスト!君は音楽をかけてやれ」
ブロードキャスト「了解しました司令官!でも、一体どんな音楽をかければいいんでしょう?」
コンボイ「そこは君に任せるとしよう」
ブロキャ「わかりました!」
コンボイ「それでは、向こうの方でレッスンを開始してくれ」
マイスター「さあこっちだ!着いておいで!」ガシャガシャガシャ
アイドル「「「は、はーい」」」ゾロゾロ
60:
デストロン臨時基地
メガトロン「コンボイめ…中々上手にプロデューサーをしとるではないか…」
stsk「サイバトロンが日本に留まっては厄介です!早いとこ奴らを叩きましょう!」
メガトロン「黙れ!貴様に言われんでもわかっておるわ」
stsk「では何故出撃しないのですか?そんな腰抜けじゃ、デストロン軍団のリーダーは務まりませんなぁ!」
メガトロン「だからお前はバカなのだ、stsk」
stsk「なんだとっ!」
メガトロン「奴らのアイドルがLIVEをすれば、またエネルギーが手に入る…その時にまとめて奴らを叩きのめせば良いのだ」ニヤリ
stsk「しかし、返り討ちにあったらどうします?」
メガトロン「怖いのか?stsk」
stsk「まさか」
メガトロン「なら余計な口出しをせん事だな、弱い奴ほどよく吠える」
stsk「っ!」ぐぬぬ
SW「近クデLIVEバトルガハジマル」
メガトロン「今のを聞いたな!デストロン軍団!出撃!」
61:
政宗「エキサイティングトランスフォーマー!」
62:
ここは、とあるLIVE会場
今にもLIVEバトルが始まろうとしていた!
ザワザワ
観客A「ん?あれはなんだ?」
観客B「デストロンだ!」
メガトロン「うーむ実にいい熱気だ!やはりLIVEはこうでないとな」ニヤニヤ
観客C「サイバトロンを呼べ!」
観客D「みくにゃんを守れ!」
ワーワーワーワー!
メガトロン「まあ待て人間共」
stsk「うるせぇぞ!この虫ケラどもが!」
メガトロン「やめろ!stsk!わしらはLIVEを見に来ただけなのだ」
観客A「本当か!?」
メガトロン「あぁ本当だとも」ニヤリ
メガトロン「それよりLIVEを続けろ、せっかくのLIVEバトルなのだぞ?」
観客A「そ、そうだな!応援だ!応援するぞ!」
観客「「「ウオオオオ!!」」」
メガトロン「フフフ、馬鹿な人間どもで助かるわい…」ニヤリ
63:
さあいよいよLIVEだ!
アイドルの登場に大興奮する観客達!
?♪?♪
フレンジー「Yo!SW!踊らねぇのかい!」
その観客から溢れ出すエネルギーを、メガトロンは強奪しようと企んでいたのであった!
そうとも知らずますます盛り上がる観客達!
64:
メガトロン「フフフ、どんどんエネルギーが溜まっていくわい」ニヤニヤ
stsk「しかしこれでは効率が悪すぎます!どうして発電所を襲わないんです!」
メガトロン「貴様は何もわかっておらんようだな」
SW「エネルゴンキューブノ生産ガ完了シタ」
メガトロン「よぉし目的は果たしたぞ!デストロン軍団!引き上げだ!」
メガトロン「わしに続けぇ!」ヒューン
65:
サイバトロンCGプロ基地
ブロキャ「よぉーし!それじゃ、軽くイージーリスニングといこうか♪」ギガゴゴゴ
通信員であるブロードキャストは、カセットラジオにトランスフォームするのだ
?♪?♪
ブロキャ「さあ皆でディスコってみようぜ!」
マイスター「いいねぇ、中々ノれるじゃないの!イェイ!」クルン
李衣菜「なんだかロックなリズムですね!イェイ!」クルン
マイスター「上手じゃないか、李衣菜!」
紗南「うーん…ダンスの攻略法とかないのかな…」フラフラ
乃々「ダンスとか…むーりぃー」
66:
レッスンは尚も続いた!
マイスター「いいかい?私と同じ動きをするんだ」クルン
李衣菜「こうですか?ほっ!」クルン
紗南「よっ!…できた?」クルン
乃々「むーりぃー」フラフラ
ブロキャ「よう!乃々!一緒に踊ろうぜ!」
乃々「私には…むーりぃー」フラフラ
李衣菜「なんだか楽しくなってきました!ロックですね!」タッ!タッ!クルン
紗南「あたしも、踊れるようになってきたかも!」クルン
マイスター「良い動きになってきたね!」クルンクルン
?♪?♪
67:
マイスター「よし!今日はここまでにしよう!」
李衣菜「ありがとうございました!」ペコリ
紗南「お疲れ様でーす!」ペコリ
乃々「えっと…お疲れ様です…」ペコリ
ちひろ「以上で、細かい仕事の説明は終わりですよ」
コンボイ「ありがとう、ちひろ」
マイスター「司令官、レッスンが終わりましたよ」
コンボイ「ご苦労、マイスター、ブロードキャスト」
68:
コンボイ「バンブル!彼女達を家まで送ってくれ」
バンブル「了解しました!」ギガゴゴゴ
ちひろ「プロデューサーさん、彼女達は家の方向がバラバラなんですよ」
コンボイ「マイスター!ハウンド!君たちも彼女達を送ってくれ!」
マイスター「「了解!!」」ハウンド
バンブル「さあ乗った乗った!」
紗南「あ、ありがとう」ガチャ
マイスター「それじゃあ君も」
李衣菜「おじゃまします」ガチャ
ハウンド「さあ乗れよ、乃々!」
乃々「えっと…失礼します…」ガチャ
マイスター「よーし!出発!」
ブゥーン!!
69:
スパイク「初日は中々良い感じにいきましたね、コンボイ司令」
コンボイ「あぁ…だが、明日からが肝心になってくるだろう…」
つづく
75:
第3話 LIVEを守れ!
ナレーター(cv:政宗一成)
「母なる星、セイバートロン星を飛び立ち、地球に不時着したサイバトロン戦士とデストロン軍団は、400万年後再び蘇って、地球のエネルギー資源を巡って熾烈な戦いを再開する…
そして、コンボイ司令官は、
CGプロダクションのプロデューサーとしての新たな一歩を、無事踏み出したかに見えた」
76:
デストロン臨時基地
メガトロン(cv:加藤精三)
「フフフ…ついに完成したぞ!」
メガトロンが作ったもの!
それは!
メガトロン「できたぞ…ライブチャージだ!」ニヤリ
ライブチャージとは、LIVEで盛り上がる観客のエネルギーをエネルゴンキューブへと変換する装置なのだ!
メガトロン「フフフ、改良に改良を重ねた甲斐があったというものよ…」ニヤニヤ
メガトロン「早テストにかかるぞ!サウンドウェーブ!コンドルに近くのLIVEバトルを探させろ!」
サウンドウェーブ(cv:政宗一成)
「了解シタ」
SW「コンドル、イジェークト!LIVEバトルヲ探シテコイ」カシャ!
コンドル「キシャー!」ヒュー
スタースクリーム(cv:鈴置洋孝)
「メガトロン様!バンブルの奴に取り付けたマイクロカメラから、こんな映像が!」クルッ
ちひろ『えっ?ら、LIVEの依頼ですか!?』ガタッ
メガトロン「何!?コンボイめ…やるではないか…」ニヤリ
77:
サイバトロン基地CGプロ支部
ちひろ(cv:佐藤利奈)
「本当ですか!はい!ありがとうございます!では、失礼します!」ガチャン
スパイク(cv:水奨)
「どうかしたの、ちひろさん」
ちひろ「LIVEの依頼が来たんですよ!しかも単独LIVEですよ!」
スパイク「それはすごいや!やりましたね!コンボイ司令官!」
コンボイ(cv:玄田哲章)
「ありがとう、スパイク」
コンボイ「テレトラ1、今日のスケジュールを教えてくれ」
テレトラ1(cv:江原正士)
「ワカリマシタ」ピッ
テレトラ1「今日ハ、特ニ何モアリマセン」
78:
コンボイ「オフの三人には悪いが、LIVEの事を伝えなくては」
ちひろ「乃々ちゃんはさっき来てましたよ」キョロキョロ
ちひろ「どこにいったのかしら?」
コンボイ「よし、バンブル!君は紗南を迎えに行ってくれ!」
バンブル(cv:塩屋翼)
「わかりました、コンボイ司令官」
コンボイ「マイスター!君は李衣菜を頼む」
マイスター(cv:片岡弘貴)
「了解!」
79:
スパイク「ちょっと待って!バンブル、何か着いてるよ!」
バンブル「え?あ!本当だ!」カチャ
コンボイ「これは…マイクロカメラだ!きっとメガトロンの仕業に違いない…!」バキッ
マイスター「となると、今までの我々の行動は相手に筒抜けだったようですね…」
バンブル「じゃあきっとLIVEの事も…ごめんなさい司令官…オイラのせいで…」ションボリ
コンボイ「いやバンブル、君は悪くない」
80:
コンボイ「それより、私にいい考えがある」
81:
紗南「ねぇバンブル」ピコピコ
バンブル「なんだい?」ブゥーン
紗南「あたし達がLIVEをやるって本当?」カチカチ
バンブル「本当さ!」
紗南「そっかー…」
バンブル「嬉しくないのかい?」
紗南「忙しくなったら…バンブルとゲームができなくなっちゃうじゃん…」ションボリ
バンブル「元気だしなよ紗南」
バンブル「なんなら今からゲームセンターまで飛ばそうかい?」
紗南「本当に!?飛ばして飛ばして!」
バンブル「よぅし、行くよ!」ブゥーン!
82:
?♪?♪
李衣菜(cv:青木瑠璃子)
「シビれるサウンドですね!すっごくロックです♪」
マイスター「ハッハ…気に入ったかね、李衣菜」ブゥーン
李衣菜「もう最高ですよ!」
マイスター「よぅしもう少しボリュームを上げてやろう」
李衣菜「ウッヒョー!」
?♪?♪
83:
サイバトロン基地CGプロ支部
ちひろ「乃々ちゃーん?」キョロキョロ
ハウンド(cv:堀内賢雄)
「ちひろさん、どうかしました?」
ちひろ「乃々ちゃんが見つからなくて…探してくれるかしら?」
ハウンド「勿論です!この自慢の鼻で嗅ぎつけてみせますとも!」カチッ
乃々(うぅ…ただ机の下にいるだけなんですけど…)
ハウンド「こっちが怪しいな…」ピコーンピコーン
乃々(LIVEとか…むーりぃー)
ハウンド「見つけたぞ!」ピカッ!
ハウンド「さあ、コンボイ司令官の所にいくぜ!」ガシッ
乃々「むーりぃー…」ズルズル
84:
そして!
コンボイ「バンブルがまだ戻ってない様だな」
マイスター「どうしたんでしょう…まさかデストロンに…!」
アイアンハイド(cv:水奨)
「心配だな…私が見てきます!」ギガゴゴゴ
コンボイ「頼んだぞ!アイアンハイド!」
85:
K"ームアーKード
そしてここは、ゲームセンター
ギャラリー「わーお!信じられないや!これで連続1万点だぜ!?」
紗南「ほっ!いまだ!うーむやるね!バンブル!」ピコピコ
バンブル「ハハハ、どんなもんだい!」ピコピコ
???「ん!?」
アイアンハイド「こんな所にいたのか!」
バンブル「アイアンハイド!どうしてここに?」
アイアンハイド「戻って来ないから心配で探しに来たんだ」
バンブル「ごめんなさい…」シュン
紗南「バンブルを怒らないで!あたしが悪いの!」
バンブル「今回ばかりはオイラのせいさ…」
86:
アイアンハイド「さあ基地に戻るぞ!」ガシャガシャ
???「ちょっといいか?」
アイアンハイド「なんだい君は」
???「君たちはロボットだろ?開発者を紹介してくれないか」
アイアンハイド「君、サイバトロンを知らないのかい?」
???「サイバトロン?なんだそれは」
アイアンハイド「まあいい、事務所についておいで」ギガゴゴゴ
アイアンハイド「さあ乗って!」
???(この技術は…一体…)ガチャ
アイアンハイド「出発!」
ブゥーン!
88:
そして!
コンボイ「全員揃ったようだな」
???「こんなにもバリエーションがあるのか!一体どんな科学者が…」
コンボイ「アイアンハイド、彼女は…?」
アイアンハイド「私が連れて来ました!なんでも、サイバトロンについて知りたいとか…」
コンボイ「よろしい!では基地を案内してやってくれ」
アイアンハイド「わかりました、コンボイ司令」
アイアンハイド「案内しよう、ついておいで」ガシャガシャ
???「わかった!」タッタッタッ
89:
コンボイ「さて、今回のLIVEは、小規模ではあるが、きっと君たちの名を有名にするいい機会になるだろう」
李衣菜「「はい!」」紗南
乃々「…はぃ」
コンボイ「そのLIVEだが、メガトロンの奴が見過ごすとは到底思えん」
コンボイ「我々サイバトロンが、彼女達をデストロンから守り抜くのだ!」
サイバトロン「「「オー!」」」
90:
アイアンハイド「そういえば君、名前は?」
???「私は晶葉、池袋晶葉だ!」
アイアンハイド「覚えておくよ」
晶葉「君たちの開発者はどこだ?」
アイアンハイド「俺たちはロボットじゃなくてトランスフォーマーという超ロボット生命体なのさ」
晶葉「生命体?どうみてもロボットじゃないか」
アイアンハイド「俺たちはセイバートロン星からやってきた宇宙人なんだ」
晶葉「宇宙人?そんな非科学的なこと信じられないな!」
アイアンハイド「そのうちわかるさ」ガシャガシャ
91:
晶葉「ところで、今どこへ向かってるんだ?」
アイアンハイド「ホイルジャックのラボに向かってるとこさ」
晶葉「ホイルジャック?君たちの開発者か?」
アイアンハイド「サイバトロンの発明家ってとこだな」
アイアンハイド「ここだよ、晶葉」
プシュー
ホイルジャック(cv:阪脩)
「やあアイアンハイドくん」クルッ
アイアンハイド「やあホイルジャック」
ホイルジャック「なんの御用かな?」
アイアンハイド「この娘に色々と教えてあげてくれないか」
ホイルジャック「いいとも!何が知りたいんだね?」
晶葉「君たちについて色々教えてくれ!」
ホイルジャック「いいよぉ、教えてあげよう!」
92:
政宗「エキサイティングトランスフォーマー!」
93:
そして、LIVE当日
デストロン臨時基地
SW「LIVE会場ノ場所ガワカッタ」
メガトロン「でかしたぞ、SW!」
メガトロン「コンボイ…楽しみに待っとれよ…フフフ」ニヤリ
94:
一方コンボイは!
コンボイ「ハウンド!ここにLIVE会場のホログラムを写してくれ!」
ハウンド「了解!」ピカッ
コンボイ「上手く行けば良いのだが…」
ハウンド「大丈夫です司令官!奴らに私のホログラムが見破れるはずありません!」
95:
そう!我らがコンボイ司令はデストロンに、偽の情報を流していたのであった!
そうとも知らず、情報を聞きつけたデストロン軍団が集結していた!
コンボイ「出たなメガトロン!」
メガトロン「久しぶりだなコンボイ」ニヤリ
メガトロン「お前のアイドルは元気か?」ニヤニヤ
コンボイ「メガトロン!貴様の野望もここまでだ!サイバトロン戦士!アターック!」
「「「「「ウオオオオ!!」」」」
97:
さあいよいよ戦いだ!
ピューン!ピューン!ボカーン!
「こいつめ!」「とりゃ!」
「これでもくらいやがれ!」
「このやろう!」
カン☆コン☆
98:
コンボイ「皆待て!様子がおかしいぞ!」
ハウンド「これは…クズ鉄!」
マイスター「ただのスクラップです!」
コンボイ「罠にはめたつもりが…」
メガトロン「貴様の考えなどお見通しだぞ、コンボイ」ニヤリ
メガトロン「わしがホログラムなんぞに引っかかるとでも思ったのか!」ニヤニヤ
99:
コンボイ「続けろメガトロン!最後まで聞いてやろう…!」
メガトロン「今頃はわしの部下共が本当のLIVE会場でエネルゴンキューブの製作に取り掛かっとるころだ」ニヤニヤ
メガトロン「ついでに貴様の大切なアイドルも頂戴して行くがな」ニヤニヤ
メガトロン「貴様の負けだなコンボイ!ヌハハハ!」
コンボイ「いや!まだ勝負は終わったわけではないぞ!」
メガトロン「いやいやコンボイ、お前の負けだ!フハハハハ!」ヒューン
100:
マイスター「コンボイ司令、今すぐLIVE会場に向かいましょう」
コンボイ「サイバトロン戦士!トランスフォーム!」ギガゴゴゴ
ギガゴゴゴギガゴゴゴ
コンボイ「発進!」
ブォーン!
103:
そして、LIVE会場では!
?♪?♪
俺「森久保ォ!」
観客「「「ウオオオオオ!!!」」」
乃々「恥ずかしいんですけど…」
スパイク「LIVEは大成功だね!父さん!」
スパーク(cv:石井敏郎)
「あぁもう最高だな!」
李衣菜「みんなー!ロックですかー!」
「「「ウオオオオオ!!」」」
紗南「ゲームしたーい!」
「グヘヘ俺のジョイスティックでプレイしてくれー!」
「おいロリコンだ!ロリコンが出たぞー!」「排除しろー!」
?♪?♪
105:
LIVEは大成功に思えた
しかし!
SW「フレンジー、ランブル、イジェークト!」カシャ!カシャ!
SW「エネルゴンキューブ製作開始」
フレンジー(cv:城山知馨夫)
「「了解!」」ランブル(cv:難波圭一)
106:
アイアンハイド「…ん?」
ガサガサ
アイアンハイド「あれは…デストロンのスパイに違いない!」
タッタッタッ
アイアンハイド「これでもくらえ!」ピューン!
ドカーン!
???「きゃっ!?」ドサッ
107:
アイアンハイド「君は…晶葉じゃないか!何してるんだ!こんな所で!ここは関係者以外立ち入り禁止のはずだぞ!」
晶葉「すまん…でも君たちの事が気になって…つい…」
ピューン!ピューン!ドカーン!
ウワァァァァ!
アイアンハイド「しまった!」
108:
stsk「エネルゴンキューブの製作は終わりだ!さっさと小娘ども連れて行くぞ!」ピューン!ピューン!
SW「メガトロン様ガマダ来テナイ」
stsk「うるせぇ!メガトロンがなんだというんだ!今指揮をしているのはこの俺様だ!」
メガトロン「随分と威勢がいいな、stsk」ヒューン
stsk「メガトロン様!こ、これは…そのぅ….」
メガトロン「ライブチャージのテストは成功のようだな」ニコニコ
SW「エネルゴンキューブノ製作ガ完了シタ」
メガトロン「ご苦労だったなSW」
109:
メガトロン「小娘共を連れて引き上げるぞ!」
アイアンハイド「紗南!李衣菜!乃々!早く逃げろ!」ガシャガシャガシャ
ピューン!
メガトロン「ぐわっ!」ドーン!
SW「メガトロン様!」
110:
メガトロン「えぇい小癪な!」
メガトロン「トランスフォーム!」ギガゴゴゴ
SW「…」ガシッ
メガトロン「撃てぇ!」
SW「…」カチッ
ビューン!
アイアンハイド「ぐわぁぁ!」ドカーン!
111:
紗南「アイアンハイド!」
アイアンハイド「紗南…!早く…逃げろ…!」
紗南「でも…!」
ブゥーン!
スパイク「コンボイ司令官だ!」
李衣菜「プロデューサー!マイスターも!」
112:
コンボイ「サイバトロン戦士!アターック!」ギガゴゴゴ
「「「オー!」」」ギガゴゴゴ
ピューン!ピューン!
ビュビュビューン!
ボーン!
113:
stsk「このままじゃ不利ですぜ!」
メガトロン「ぬぅ…その小娘を捕まえろ!」ギガゴゴゴ
stsk「こっちへ来い!」ガシッ
乃々「あわわ…」
メガトロン「大切なお客様だ、丁重に扱えよ」
李衣菜「乃々ちゃん!」
メガトロン「引き上げるぞ!わしの後に続けぇ!」
ヒューン!
115:
コンボイ「メガトロォォォン!!!!」
116:
政宗「エキサイティングトランスフォーマー!」
117:
アイアンハイド「すいません、コンボイ司令官…私の責任です…」グッタリ
晶葉「私が悪いんだ…私が…」
コンボイ「いや…諦めるにはまだ早い…!」
118:
コンボイ「ランボルはいるか!?」
ランボル(cv:島香裕)「はい!」
コンボイ「お前のロケットブースターを貸せ!」
ランボル「ロケットブースターを?」
コンボイ「命令だ!」
ランボル「あ、あぁはい…」ガチャ
119:
マイスター「無茶です司令官!追いつけっこありません!」カチャカチャ
コンボイ「やれるだけはやってみる…!」
ゴォォォォ!!!
ヒューン!
120:
メガトロン「フハハハハ、作戦は大成功だぞ!」
コンボイ「メガトロン!」ヒューン
ビュビュビューン!
スカイワープ(cv:江原正士)
「ぐわぁ!」ボカーン!
stsk「メガトロン様、コンボイの奴が追ってきました!」
メガトロン「そんなバカな!」
121:
コンボイ「乃々を返してもらうぞ!」ヒューン
ビュビュビューン!
ボーン!
stsk「ぐわぁ!」
stsk「主翼をやられた!上手く飛べない!う、うわぁぁ!」ヒュー
stsk「ちくしょう!トランスフォーム!」ギガゴゴゴ
ポイッ
乃々「あわわわわ、た、助けて欲しいんですけど….」ヒュー
122:
ハウンド「今行くぞ!」ブゥーン!
ハウンド「よっと!」
ドサッ
乃々「死ぬかと思ったんですけど…」ガタガタ
ハウンド「無事でなによりだ!」
マイスター「さあデストロンの諸君!良いものをくれてやろう!」
ピューン!
SW「グワッ!」ボーン!
ドカーン!!
メガトロン「あぁ!エネルゴンキューブが!」
123:
メガトロン「おのれコンボイ!これでもくらえ!」カチャ
ビューン!
コンボイ「ほぁ!?」ボーン!
ヒュー
マイスター「あれはコンボイ司令官だ!」
ハウンド「やられたんだ!」
バンブル「落ちてくる!」
124:
ドンガラガッシャーン!
コンボイ「うぅ…」
メガトロン「この借りは必ず返すぞ!覚えておれ!」ヒューン!
バンブル「わー!大丈夫ですか司令官!?」
コンボイ「あ、あぁ…乃々は…彼女は無事なのか…?」ムクリ
ハウンド「彼女は無事です!」
乃々「えっと…ありがとうございました…プロデューサー」
コンボイ「君が無事でよかった…」
マイスター「これでメガトロンの奴も懲りたでしょう」
スパイク「乃々ちゃんも無事に救出できましたし、一件落着ですね!」
「「「HAHAHAHA!」」」
125:
コンボイ「さあ、LIVE会場へ戻るとしよう」ギガゴゴゴ
ギガゴゴゴギガゴゴゴ
ブォーン!
126:
ちひろ(結果的にLIVEは失敗してしまいましたが、デストロンの乱入という思わぬアクシデント、そしてプロデューサーの活躍で、彼女達の知名度は一気に上昇しました)
ちひろ(そして、彼女達の仕事が増え、事務所は大忙しです)
ちひろ(そうそう、晶葉ちゃんが迷惑かけたからってCGプロのアイドルになってくれたんですよ!)
ちひろ(この忙しさだと、次にこの日誌に書き込むのいつになるやら…)
プルルルルル!
ガチャ!
ちひろ「はい!CGプロダクションです!」
ハウンド「乃々!レッスンに行くぞ!」
乃々「むーりぃー」ズルズル
つづく
12

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