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【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?『グラウンドに蠢く影』


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5:
行方不明の友人
朝っぱらから失礼、数ヶ月前の話
今でも信じられないマジ話
その日、11年前に行方不明になっていた友人が見つかったと報があった
しかし、どうもその電話主(その友人の親)が釈然としてない様だった。
それで、その数日後に休暇が取れたから会いに行ってみたけど
その友人の見た目は行方不明になった当時、私が別れて最後に見た当時のまま
まるで友人だけが刻を遅くして今に行き着いたかのように何も変わっていない。
最初はやっぱり母親も疑ったがDNA鑑定も行い同一人物ということも判明
友人の証言は
「ショーコ(私、仮名)と別れて4日しか経ってない
朝起きたら突然母も弟も老けていた。突然変な質問をされた。本当にショーコ?」と本人も混乱していた
今は友人は通信制に通って再勉強中
戸籍上は今は28歳。しかし見た目はそこらへんの女子高生と大差はない
若干羨ましい、若さの面で
316:
ちなみに、友人は何事もなく部屋で起き、居間へ入ってきたそうです
玄関に靴はありませんでした、その時は友人の靴をしまっていたらしいので。
328:
>315
神隠し・・・?
関係ないが、15年ほど前、an・anという雑誌の読者ページで、
「朝起きたら周りが10年進んでいた。進学したい憧れの学校もとっくに卒業。
何が起こったか周囲は教えてくれないが、自分は相当放埓だったらしい。」
という投稿を読んだことがあった。>315読んで思い出した。
その雑誌が、「ムー」ではなくオカルトとは全く関係ない「anan」なのが怖かった。
自分だけわけが分からないというのも洒落にならないな・・・
336:
>>328 そういうのって一番怖いよね・・・汗
347:
くぼみ
数年前、俺が大学時代の話。
当時まだまだ遊び盛りで、友人数人と車で心霊スポット巡りを楽しんでいた。
そんなある日、そろそろ夏休みも終えそうな時期で、ほんのりと肌寒い時期だった。
唐突に友人Aが、ある心霊スポットに行きたいと言ってきた。
それはとある山で、地元の人しか知らないようなマイナーな場所だったが自殺が起きただの
夜に近づくと連れてきてしまうだのと中々やばげな場所。
勿論反対する者も無く、俺、友人A、B、C、Dの五人で行くことに。
アパートから車で30分、俺、B、C、Dの四人でその場所に向かった。
(Aはその地元の人間で実家通い)
Aが指定した場所に着くと、すでにAの姿が。
地元のスーパーの駐車場にちょっと止めさせてもらってその山へは徒歩で向かうこととなった。
そこから歩いて数分。細い農道の先にその山の入り口は見えた。
348:
そしてこの中で唯一自称霊感が有ると言っていたBが「何か山が暗いものに覆われていてよく見えない…」
もちろん俺から見たらそんなことは無い。少しばかりであるが、月明かりも手伝って上のほうの木々程度なら
見えるくらいだ。
こいつ目悪かったっけ?と思いながら山に入ることに…
またまた山に入る前に、Cが鉄パイプ(水道管?)のようなものを見つけ、用心の為にと持って行くことになった。
ちなみにCは昔から古武道だか古武術だか習っていると言っていたので、いざと言うときはコイツに任せて逃げようと思った。
山に入るとBが「何か気分が悪くなってきた…視界も暗くなってきた気が……」と。
それは同感で、俺も一際暗く感じた。というか木がかなり生茂っているので暗くて当然だった。
「誰でも同じだわwwww」と、皆からBがいじられているウチに、唐突に鳥居が出てきた。
定番だなあ…と思いつつも、俺は内心結構ちびりそうで、後ろを振り返っても何も見えない。
ライトの光しか便りに成らないくらい本当に漆黒の闇だった。
Bが「ここからはちょっと行けんわ…」と半べそを掻き出し、無理にでも連れてこうもんなら泣き出しかねないくらいだったので、
仕方なくB、Aを置いて先に行くことにした。Aも地元民の癖して相当びびっていた様子だった。
349:
テンションが冷めないウチに俺、C、Dで「もっといこーぜwww」と先にガンガン行くことに。
すると、何かちっさいくぼみのようなモノがあった。例えるなら貝塚のようなもの。
その中には木の破片みたいなもんが入っていた。
もしかして………皆何か感じたのか誰も手に取って調べようとしない。
俺もあいつらと残ってたほうがよかったかも…とちょっと後悔しだしたそのとき、木々の奥で何か光った気がした。
いや、光というよりは白いモノ。アレだけ暗い中ぼわっとした感じで浮かんで見えた。
「おい…」と他の連中も気づいていたみたいで、俺が泣きそうな声で「そろそろ戻るか…」と切り出した。
そして、ゆらっとまたソレが表れて揺れた。
段々近づいている気がする…
そこで逃げればよかったものの、なかなか動き出すことが出来ずソレを見入ってしまっていた。
ゆらっゆらっと段々と近づいて来ているソレは何か分かった時、俺はもう駄目かと思った。
それは顔だった。男とも女とも分からない顔。ただ長い髪もうっすら確認できたので恐らく女だろう。
その表情も笑っているような泣いているような怒っているような…
むしろ全ての感情とも取れる顔でゆっくり…そして確実に迫ってきていた。
350:
本当に恐怖で声が出ない。それでも何とか腹の底から叫び出そうとしたその時……
「タアアアアアァァァ!!!!!!」と間近でとてつもなく甲高い叫び声が聞こえた。
Cだった。Cはそう叫ぶと、鉄パイプを高々と挙げあろうことか全力疾走でその顔に突っ込んでいった。
「タアアアアァァァ!!!!!!!」とその顔を木っ端微塵にするか如くパイプを何度も何度も打ちつけている。
もうこっちはどうしたらいいのか分からない。
Dは俺に「行くぞ!」と迫ってきた。正直俺もDもCは何かに憑かれたんじゃ…と思い逃げ出すことに。
何とかA、Bの元に辿り着いた。
A、BもCの声が聞こえ、更に全力で駆けてきた俺達に混乱していた。
もう俺とDもどう説明したらいいのか分からない。
ただ「Cはもう駄目かもしれん…」と声を絞り出すと、後ろからぜいぜい息が切れたCが駆けてきた。
「お前らが行くもんで暗くて分からんかったわ!」とCはライトを持っていたDにちょっと切れていた。
「いや…お前がおかしくなったのかと…」と俺が言うと、Cは「そんなわけあるか!ただあいつを払おうと思っただけじゃ!」と。
ことの顛末をA、Bに話すと、Bは「それやばいんじゃ…」と言ったが、Cは「いや、もう逃げるように消えたぞwwww」と余裕綽綽だった。
どっちにしても怖いことには変わり無いのでそそくさと山を降りることにした。
あれから数日…いや、何年たっても特に何も起こらず暮らせていますw
特にCは相変わらず元気で、なかなか幸せな生活を送っている。
今はもうその場所から皆チリジリになってしまったが、集まって飲むことは結構あるので機会があればまたあそこに行ってみようかな…
正直なところあそこが何だったのかもよく分からないし、あのくぼみもよく分からないままなわけだし…
354:

俺と姉貴は中二の頃まで一緒の部屋だった。
もとより中の悪い俺たちは口をきくことすら稀だった。
中学二年生、俺の足の傷に変化はさほどない。
その日、いつもの時間帯に起き、立とうと
した時だった。急激に足に激痛を感じ、驚き
倒れてしまった。家中にまで響き渡る勢いだった。
駆けつけた母が来て部屋の明りをつけると
布団は血で染まっていた。
そして、その血は俺の脚の傷からだった。
今までに血は何度も出ているが、この量は
あの四年生以来の量だ。
俺も母も驚き、暫くは動けなかった。
俺はその日学校を休んだ。
体調が悪いわけでも無いので、休めた分
嬉しかったが、それと同時にやることが無かった。
父は仕事。母は買い物。
家にいるのは俺と、眼が見えなくなった
婆ちゃんの二人だけだ。
だが、婆ちゃんも寝たきりで話すのも困難だ。
悩みに悩んだ末、結局は昼寝をした。
355:
ゆっくりと目が冷めた。
時計を見ると既に七時。寝すぎた。
昼寝の特有の頭痛が起きる。部屋の明りをつける。
暫くボーッとして下へ降りる。
母は既に夜の仕事へ行った様だ。
茶の間にはご飯の支度がしてある。
一人でご飯を食べていると姉が帰宅した。
姉は帰るといつもすぐさま自室(俺と同室だが)に向かい、
一時間くらいしたら下に下りてきてご飯を食べる、
という極めて変な奴だった。
だが、父が帰ってきて、すでに十時だというのに
一向に下りてくる気配が無い。
俺はおかしいと思い、姉の様子を見に行く事にした。
扉を開けると、姉は椅子に座って本を読んでいた。
そして、俺の顔を見ると、急に立ち上がって
俺の腕を掴んで俺を椅子に座らせた。
わけのわからない行動に混乱していると、
姉が物凄い形相でキレ始めた。
姉はヒステリックだ。それも異常なまでに。
姉が高校に入ってからはほとんど精神科へ
行っていたくらいだ。
そして、俺も我慢できなくなりキレると、姉が
こう言ったのだ。
「手前のせぇで昨日は眠れなかったのに何
 逆ギレしてんだクズ野郎!」
356:
訳が解らなかった。というより、眠れないって言うのは
こっちのセリフだろう。
こっちはいつもあんたが夜中まで勉強してるから
明りが眩しいからアイマスクまでしてるってのに。
だが、姉のいう話は本当にチンプンカンプンだった。
姉が寝ていると俺が起こしたらしい。
姉は何事かと思い俺を見ると不思議に思った。
俺は正座をしていて、白目を剥いていたそうだ。
そして、姉が擬視していると、俺は何かを話し始めた。
だが、姉は俺が何を言っているのか理解出来ないうえに、
起こされたと言う怒りで「聞こえねぇよ!」と言うと、
俺は舌打ちを打ち、そこで崩れ落ちたように眠り始めた
そうだ。
姉はそれを話し終えるとずかずかと下に下りていった。
俺は身に覚えの無い話をされて、唖然としていた。
寝ぼけていたのか?
けど、寝つきはいいし、寝起きもいい。
ハッとした。
姉のさっきの言葉だ。
「白目を剥いていた―」
有り得ない。それだけは有り得ない。
何故なら俺はいつもアイマスクをしている。
それに、何故それを確認できたんだ。
夜中なのに。
暗闇の中、何故体位まで解ったんだ。
357:
俺も姉も無言のままその日は就寝についた。
いつもの事だからあまり気にはならない。
だが、さっきの姉の話の内容を考えていると
やはりなにかゾッとするものがある。
何を伝えようとしていたんだろう。
それは本当に俺だったのか。
そして、今朝脚が血まみれだった事を思い出し、
コレが原因だったのかと思い、納得
することにした。
余談だが、その日から姉は時々変な声が
聞えるようになった。
その変な声とは、俺がいっていたらしき言葉だ。
394:
十柱神社
日本の各地に十柱神社(とばしら)と言うのがある。
大抵、日本書紀に出て来た神様だとかを祭ってい神社で
10人の神を祭るから、10柱というのだそうだ。
土木工事なんかの御利益があると言われている。
ただ近所の十柱神社は不思議なことに、
祀られている神様の数が9つしかワからん。
というか、10番目は「来るもん」だそうだ。
あと火気厳禁で神事でも火を使うことは一切禁止されている。
ずーっと気になっていたんだけれど、先日ある工事関係の人から
この神社の秘密を聞くことが出来た。
実は10人目の柱とは人柱のことで、
「とばしら」神社が火(ひ)を嫌うのは
「ひ とばしら」となる事を隠したいからで
そういう事に気を使い、神経質になるぐらいぐらいには
その儀式は行われていたんだそうだ。
十柱神社の裏手を掘り返すと
そのときに使った鉄器やらが過去の遺物として
大量に出てくるはずだ。と。
521:
大きなひと
深夜、OLのAさんが自宅で熟睡していると、誰かが体を揺さ振ってくる。
目を覚ますと、そこには見ず知らずの男が立っていて、作業的にAさんの体を揺さぶっている。
驚いたAさんは悲鳴を上げ、同居している両親の部屋に逃げ込んで警察に通報。
その間男は、追って来るでもなくAさんの部屋から動かなかったらしい。
到着した警察の調べに由ると、この男は隣県の施設に住む知的障害者で、一昨日から行方不明になっていたらしい。
Aさんの家はマンションの9階で、窓も玄関も鍵がかかっていた。
男は警察の尋問に対し「大きなひとにつれてこられた」と答えるだけ。
因みにこの男の身長は優に180cm。「大きなひと」って?
どんな方法で何故Aさんの部屋に?
その後Aさんは引っ越したとの事。
527:
>>521
リアルに怖いわ
543:
叩かれるドア
年末に体験した死ぬほど怖い話。
私は去年の夏から実家の近くで一人暮らしを始めました。
二階建の安いアパートで、私の部屋は二階の真ん中の部屋です。
年末、忘年会で遅くなり終電ギリギリで帰路についた時の話を聞いて下さい。
私の家は駅に面した大通りから小道に入り、夜になると人気が無くなるような場所だったのですが
実家から近い事もあり怖い事なんか何もないだろうと思っていました。
その日は少々酔っ払って家まで歩きながら鞄の中の鍵を探していたんです。
この角を曲がって30メートル程で家に到着。というとこまで来て私は異様な音に気付きました。
ガンガンガンガンと、一定のリズムで何かを叩く音がするんです。
昼間だったら何か工事でもしてるのかとも考えるのですが、こんな時間に何だろうと思いながらテクテク歩いていると、音はどんどん大きくなります。
544:
何事かと周囲を見回した私はショックで固まりました。
私の部屋のドアの前に女性が立っていて、一定のリズムでドアを叩いてるんです。
もう、一目で普通じゃないって分かって、なんていうか、その女性が生きていようが死人だろうが、ともかく産まれて初めて命の危機という物を感じました。
私はその女性に気付かれぬよう、不自然にならないように家の前を通過したんです。
怖いからこのまま実家に……と思った瞬間。
緊張してたのか手にしていた鍵を落としてしまったんです。
鍵が落ちたチャリンという音と同時に、一定のリズムだったドアを叩く音が止んで。
鍵を拾う事もできず、振り向く事も出来ずに固まっていると
ダダダダダダ!!
と、すごい勢いでアパートの階段を駆け降りる音がして
そこからもう私は絶叫しながらダッシュして、コンビニに逃げ込んでからも一時間ぐらい震えが止まりませんでした。
546:
パニックで携帯を落としてしまい、コンビニで電話を借りて(電話Boxに行くのも怖かった)
母親に電話して迎えに来て貰い、同時に警察にも連絡しました。
鍵と携帯は見つからず、警察が家の中を見てくれたのですが侵入された形跡もなく。
一応危ないから鍵を変えるまで。と今は実家にいるのですが、怖くて部屋に帰れません。
あの女性が死者でも生者でも、思い出すだけで震えます。
547:
怖いね!
鍵とケータイは、どうなったんだろ
何か座敷女の話思い出したよ
てゆーか、引っ越すまで実家にいた方がいいよ!
548:
携帯は翌々日に止めました。
止める前に母親に電話してもらったんですが(怖くて自分じゃできませんでした(・_・、))コールはしたものの誰も出なかったそうです。
母親にも実家に戻ってくるように言われているのですが、実家で猫、一人暮らしの家でインコを飼っているので難しいのです。
それと、実家と家の距離がとても近く、ここにいても安全かどうか。。
今は母親がインコに餌をあげに行ってくれていますがいつまでもこんな事できないし、私は何か怨まれるような事をしてしまったのでしょうか。
553:
>>548
でもそれはその場所にこだわってる人のような気がする。
だから近くに実家があっても関係ないんじゃないかな。
さっさと引き払ってインコも猫に気をつけて飼えばいいじゃないか。
その女は男であれ女であれ、そこに住んでいる奴に突進してくる気がする。
早く汁。
575:
事故物件
姉貴が家を出て1人暮らしをすることになった。何件かに絞って、見に行くことになり、俺と母が一緒に行く事になった。
その中でも1件を、姉貴が気に入り俺もそこにするように勧めた。だけど、母だけ納得がいってないようだった。
8年ぐらい前の物件だが、外装も綺麗に修繕され、内装もクロスなども張り替えてあってとても綺麗だった。
母は色々と室内を見て歩き、その中の2箇所に嫌な顔をして震え始めた。風呂場と押入れの前だ。
その場で決めようとする姉貴を制して、もっと違うところを選ぼうと言い出した。今になって思えば、その時の不動産屋の
顔が、妙に引きつっていたように思う。その日は決めずに家に帰り、母になぜあの場所を反対したのか聞いてみた。
母が言うには「あんたら本当に何にも感じなかった?風呂場の壁は、まるで血が付いた様にドスぐろかったし、
押入れの襖なんか、ズタズタに引き裂かれてたじゃない!それに、何か腐ったような腐敗臭もしたし」との事だった。
母は、昔から人とは違う何かを持っており、その言葉にはいつも驚かされたが、それが間違っていたことは1度も無かった。
俺は気になり、不動産屋に行ってみた。家賃の安さも妙に気になって................。不動産屋は申し訳なさそうに、話し始めた。
「3年前ぐらい前にあの部屋で殺人があり、風呂場で惨殺され、押入れの中で棒に括られ腐乱死体で発見された。」との事。
それと、「お払いをしているから大丈夫。」との事だった。俺は、物凄く腹が立ちなぜその話をしなかったのかを問い詰めた。
だけど、ただ謝るばかりだった。
577:
その後に一度でも入居者が入れば告知義務はなくなる
だからそういうことがあった部屋はそのあとバイトを一ヶ月くらい住まわせたりする
603:
グラウンドに蠢く影
7?8年位前の私の体験です。
夏に、親父と私(小学生)が2人で、
車に乗って出かけた事がありました。
目的はよく覚えていないのですが、確か祖母の家に行く、
とか、その様な感じだったと思います。
夜の10時くらいでした。
親父が、タバコを買うのでちょっと待っていてくれ、
と言い、住宅街の暗い夜道の脇に車を止めました。
車には私一人です。私は車の窓を何気なく開けました。
車を止めた場所からすぐ近くにあった、学校らしき建物。
そのグラウンドの上に誰かいるのが、
薄暗い灯りによって見えました。
4?5人ぐらいだったでしょうか。
みな、手にホウキのような物を持っていて、
何かが入った袋のようなものを取り囲んでいました。
かなり大きいそれは、もぞもぞと動いていました・・・
親父は、まだ帰ってきませんでした。
あれは確実に「人間」で、しかも「大人」では無かったと思います。
私は視力がかなり良いほうなので、背丈や顔の特徴から、
当時の私と同じくらいの子供だったと確信しています。
長めのスカートも見えたので、少女もいたのでしょう。
彼らが、ホウキのような物で、
その袋を殴り始めたのは、それからすぐの事でした。
604:
袋の中からは、うめき声らしき物が聞こえました。
鈍感ながらここで初めて、恐怖が襲ってきましたが、
今、窓を閉めると、閉める時の音でバレてしまうと思い、
それも出来ずに、私はその光景をずっと見ているだけでした。
子供たちは、袋に入った塊を殴り続けています。
だしぬけに、それを足で踏みつけたのは、
スカートを穿いたあの影でした。
うめき声は、もうかなり小さくなっていました。
どれだけ長かったでしょうか・・・
タバコを手にした親父が漸く帰ってきました。
そして、親父がドアを開ける音に安心しました・・・が、
その途端、殴打の音が突然止んだのです。
反射的に、ハッと振り返りました。
グラウンドに並列に並んだ小さな影は・・・
微動だにせず、私の方向を向いていました。
全員の手にはホウキ。
動かなくなった袋。
605:
安心は一気に吹き飛びました。
私は座席の下に潜り込むように隠れ、
車が発進するのを、ただひたすら待ちました。
親父は怪訝な顔をしていましたが、
そういう事に対して割と無関心な人で、
深くは追求されませんでした。
私も、説明する気になどなりませんでした。
帰り少しが遅くなったのは、ただ、
札の通る自販機が遠くにしか無かったから、
と聞かされました。
あの後、私が知る限りでは、
その様な感じの事件は無かったように記憶していますが、
それは私が知らないだけで、もしかしたら・・・とも考えたりします。
これが霊感などは全く無い私の、
ただ一度だけの、不可解な恐怖体験です。
606:
怖っ
775:
ガガガガガガガガ
死ぬほど怖い話か・・・
これは、僕の実際の体験談なんだけど、起こってからもう一年にもなるので、今まで誰にも話してなかった(というか言えなかった)けど、ここで話そうと思います。
とりあえず、書きますが、海外に滞在中で日本語を使うのは久しぶり、文章力には期待するな(@@;)
今から約1年前、僕が高校2年生だったころの話。11月7日、その日の事は忘れません。
その日は予備校の授業が夜遅くまであり、家からチャリで20分かかる母校の中学校に差し掛かったときには、既に10時半を回っていました。
ふと、僕は中学校の前で止まり、
「もうすぐアメリカに留学行っちゃうし、自分の母校ぐらいは最後に見ていくか・・・」
と、思い、自転車を学校の正門の方に向けてこぎだしました。
その時です、ポケットの中の携帯電話が鳴りました。
誰かな、と思い名前を見てみると"A子"。
このA子は、というのは、中学校の頃からのすごく仲がいい友達で、僕の彼女だった事もあったぐらいです。
でも、正直その時僕は、「ゲッ」と思いましたね。なぜなら彼女、統合失調症(?)だったか、何かの精神病をその時患ってましたから・・・。
僕は塾でとても疲れていたので、彼女の話し相手になる体力が残っていませんでした。まぁ、とりあえず電話出ましたけどね。
776:
僕「もしもし?? 今日は何かようあるん??」
A子「・・・・」
僕「もーしもーし??」
A子「ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ」
ひたすら彼女の声が、"ガ"の文字が電話から連発。あまりにも意味不明なんで、正直その時は笑っちゃいましたね。
僕「おぃおぃ、今日は悪いが疲れてるから付き合ってる暇はないよ。もう電話切るな。おやすみ?。」
そして、僕はその時、中学校に寄るという事をすっかり忘れて家路に着きました。
777:
それから、程なくしてたある日、家で勉強をしていると友人の一人から電話が掛かりました。
友人「おぃ、エル(←僕)、明日のA子の葬儀、一緒に行かないか??」
僕「・・・は??、何だって??A子が何??」
友人「お前知らないのか? A子が飛び降り自殺したんだよ!」
僕「・・・・マジで・・・」
次の日、僕とその友人は少し僕の家から離れた葬儀場に一緒に向かいました。
そこで、たくさんの人が見守る中、A子は、透明な棺の中で静かに眠っていました。
顔から堕ちたので、顔は当時ぐちゃぐちゃだったそうですが、綺麗に手術で整えられ、整然ボサボサだった髪、歯型などで割れた爪、全てが綺麗になった彼女がそこにはいました。
葬儀の後、僕は詳しい事情をA子の母に聞くことにしました。彼女は泣きながら色々な事を話してくれました。
778:
A子の母「彼女は、ちょっと友達と中学校へ行ってくる、何て言って家を出たけど、まさかそこで自殺するなんて・・・。」
僕「中学校で・・・。そうですか。彼女が亡くなったのは、大体いつごろぐらいなんです?」
A子の母「発見されたのは、11月7日の夜遅くよ。警察の話では、死亡推定時刻は10時半ぐ
              ら
              いらしいけど・・・」
・・・・・え?
870:
ホームの隙間
俺昔中央線のとある駅で、ホームと電車の隙間に落ちた小学生
助けたことある。すぐに駅員や人だかりができて、救出できたんだが、
両腕を抱えあげたのは間近にいた俺だった。
その小学生の男の子、真っ青な顔でガタガタ震えながら、俺にしがみ
ついてきた。そして、俺の耳元でうめくように、
「おじさんが足引っ張った」と言った。
うなされるように何度もそうつぶやいた。
小学生は担架に乗せられ、役務質に連れて行かれた。
俺がその後姿をぼうっと見送っていると、
突然首根っこをつかまれ、引き倒された。
「えっ! 何だ!!!!」って・・・
結局俺の後ろには誰もいなかったんだけどね。
でも、シャツのボタンが2つ、弾けとんでた。
881:
ブラウン管の汚れ
昔、ツレが話してくれたんやけど、文章力がないから
つまらなんだら、ごめんなさい。
その男がまだ小学生の時二段階ベッドの下で
うつ伏せで寝ながらジャンプを熟読していると、
ふっ…と気付くと視界の端っこに白いワンピースを着ている女が立っているのに気付いた。
「(うお!!)」そこで振り向けず固まってしまい冷や汗が滝の様に流れたそうです。
「(だ、誰や!!おかんはあんな服着いひん!!…この世のもんではない!!)」
一発でわかったそうです。そして、恐る恐るゆっくりと顔を上げると
髪の長い生気の感じられない白い顔の言うなれば貞子の様な見知らぬ女が
恐ろしい目でソイツを見下ろしていたそうです。
「うお!!コワッ!!」
ソイツは布団のに潜りガタガタ震え暫くその気配は消えず、
ようやく気配が消えても生きた心地がせず
布団から出れずそのまま眠りに付いたそうです。
朝、目が覚めてもあの冷たく恐ろしい目が忘れられなかったが
いつもと同じ部屋、いつもと同じ日常の…筈だったが…
昨夜女が立って居た場所、壁を隔てた丁度隣の部屋、丁度その場所にテレビがあるが
ブラウン管をみてソイツはまた絶句してしまう。
ブラウン管の汚れが、あの女の顔に浮き上がっていた。
見間違いではない。あの女の冷たい恐ろしい目付きだった。
そのブラウン管の汚れはどんなに拭いても消えず
一週間位ソイツを睨み付けていたそーです
ごめん、おもんなくて
882:
>>881
ちょw俺今ちょうど同じような体勢で読んでたからメチャ怖かった。
69:
ラフティングスポット
忘れたくても忘れられない、私にとっては強烈な実体験です。
あの頃 私は疲れていた。肺に持病をもつ義父が亡くなって喪があけた直後
母が難病で入院し 徹夜の看病が数ヶ月続いていた。半年前から予約していた
旅行も諦めていたが、妹達は看病疲れの私に気分転換するようにと送り出してくれた。
四国の吉野川は 全国でも有数のラフティングスポット。初心者の私には決して
優しい場所ではないことは予想できたが、そこで起こったことは想像を絶する出来事だった。
8人乗りのボートは6艘。私は先頭のボートだった。激しい川の流れに翻弄されながらも
私達は大騒ぎしながら楽しんでいた。出発して2時間ほど過ぎた頃だったか、ガイドが
「あれ、何だろ?」
と つぶいた。ふと見ると黒くて丸いボールが浮き沈みしていた。
?? 私は何気なく身を乗り出してそれを確認すると・・・
うつ伏せの男性が流されてる!!!! 
一瞬で全員凍りついた。言葉も出ない。「彼」は白いポロシャツにベスト
チノパンに白いスニーカーの中年男性だった。ガイドは他のボートを停止させ
私達だけが「彼」を追いかけることになった。しかし 川の流れは激しく、
初心者ばかりの私達はなかなか「彼」に追いつけない。中には震えて泣き出す子
もいた。私は思わず叫んだ。
「しっかり漕いで!みんなで漕がなきゃ追いつけないよ。
今 救助すればまだ間に合うかもしれないじゃない!!」
77:
その瞬間、低い声が聞こえてきた。
「いやだ いやだ このまま流されるのは いやだ
 このまま海の藻屑になるのは いやだ
 帰りたい 家に帰りたい
 ここはいやだ 寒い 冷たい・・・」
水の中から「彼」を追いかける私達の映像が 頭の中にあざやかに見えた。
まるで自分自身が流されているかのように。不思議な感覚だった。
その時 あんなに追いつけなかった「彼」がす?と私のもとに流れてきた。
「つかまえた?!!」
私は彼のベストにオールを引っ掛けてガイドを呼んだ。そしてガイドと一緒に
「彼」を思いっきり引き上げた。が、
その時 彼のシャツがめくりあがってお腹が見えた!!
赤 青 紫の死斑がブワァ?とうきあがっていた。
手はグローブのようにふやけてろうそくのように真っ白で
腕から皮がベローンとたれさがっていた。
間に合うどころではない。警察に通報し ボートをつけやすい砂地をさがした。
「何か臭わないか?」誰かが言った。次の瞬間 猛烈な腐敗臭が襲ってきた!
おもわず顔を伏せると 足元が赤い??
えぇ!!!!!!後ろに乗せた「彼」を見ると 目 鼻 口 耳から
血が流れ出している??????!!!
このままじゃ血の海になる!!!みんな 死に物狂いでオールをかきまわして
必死で漕いだ。砂地にボートをつけるとみんな蜘蛛の子を散らすように逃げた。
後からきたボートのガイドと一緒に ガイド達は「彼」を砂地へおろした。
私は横たわった彼の元で どうか成仏できますようにと手をあわせた。
「やっと帰れる」 その時私の口から出た声は 男の低い声だった。
129:
顔写真
コピペだけど、怖かった。
---------ー------------------
オレがまだ中学の頃の話。
バスケ部だったから、体育館の中で練習をしているとき、他校の生徒らしき集団が見学(?)に来ていた。
体操着を見るとどこかの学校だと思ったが、どこの学校かは分からなかった。
その集団の中の一人の女がオレに話しかけてきた。
なぜか妙になれなれしくて、前に一度会ったことがあるとでもいうような接し方。
こっちとしては、なんとも言えない気分で。なんで、オレに話しかけてるんだ?という思いがあった。
そして、部活がおわり学校を出た。なんとなく体育館を振り返ってみると、
体育館のずっと高い所にある窓(ハシゴを使って登らならなければならない)から、
さっきの女が直立の姿勢でこちらを見ていた。
その時の女の表情は無表情で、
なぜそんな誰も登らないような高い窓から見下ろしているんだろうと思った。
しかも、俺と目があったにも関わらず、ただ無表情でこちらを見ていた。
そのときは、不気味さより苛立ちがあったように思う。
家に帰宅して、夕食を食べて2階にある自分の部屋でくつろいでいたら。
下の方で母親とお客さんが話している様な声が聞こえてきた。
結構、長い間話し声が聞こえてきているので、気になって部屋から出て話し声に耳を傾けた。
なんだか深刻そうな話題のようで、子供心に「これは、ヤバい事の話」だなという感じがわかった。
そして、階段の下を見下ろすと母親とさっきの女が1対1で会話をしていた。
130:
母親はいつにもまして、早口で深刻そうな話し方。
その女は今にも泣きそうな話し方だったのを覚えている。
その翌日だったとおもうが、うちで飼っていた犬が行方不明になった。
首輪だけがきれいに残されていた為、きっと誰かが悪戯したのだろう。
オレはその女がやったような気がしてしょうがなかったが、証拠もないため誰にも言わなかった。
なぜ、俺がそう思ったのかという理由はその女が前日、
俺の母親との会話で泣きそうな話し方をしている中に、
怨念のようなものが含まれていたのを感じたからだ。
前日の会話で何があったのか俺には分からなかったが、
その女が学校で俺に直接接触してきた事や、
母親と何か深刻な話しをしていたことからも分かるように、
自分達の家族に関わっている事は確かだった。
俺はそのことが気になっていたが、
親に直接聞くことはなにかタブーに触れてしまうような気がして怖くて聞けなかった。
それから、数日後の夏。
中学生が水死体で発見されるという事件があった。
131:
その生徒は他校の生徒だったが、
中学生の頃はこういった類の話はあっという間に広まり、学校内はその話でもちきりだった。
そして、その生徒の顔写真もうちの学校では、なぜか出まわっていた。
俺がその写真を見たときは驚いた。
その女だったからだ。
自殺…なぜ…なにがあったんだ。
今現在、なにがあったのかは分からないままです。
家の中でもその話題はしません。
でも、なぜ俺が今ごろになって、この話を思い出したのかと言うと。
最近、その女が夢のなかにでてくるからなんです。
あの女が体育館の窓から見下ろしている時の情景が、
ホラー映画の様に不気味な映像になって夢にでてくるんです。
そして、何よりも不気味なのはその女の顔を見ると、
のっぺらぼうやマネキンのように何もない白い顔。
どんな顔だったかは今でも思い出せません。
633:
おせんころがし
1/3
唐突ですまんが、俺が以前に経験したことを一つ書いてみる。
かれこれ5,6年前になるか、まだ大学生の頃。
夏休みのある日、突然に思い立ってツレと後輩を誘って”12時間で房総半島一周ドライブ”をやってみた。
そもそも思いついたのが17時くらいで、ツレの家まで行ったらもう19時近かった気がする。
そんなわけで最初の目的地の犬吠埼についたのが22時過ぎ、適当に灯台付近をぶらついて夜の海を見たり、都心と違う夜空にあれやこれやと言いながら3人で騒いでた。
まだまだ当初の目的には程遠いので程なく運転を再開して、0時頃に普段の生活サイクルからか後輩が後席で沈没。
「なんだよ話し相手が減っちまったよ」とか言いながらも、寝ちまったんじゃしょうがないって後輩を起こさないように段々とおしゃべりも少し控えめにしていった。
634:
2/3
二人ともしばらく黙ったままそれから30分くらい経って、あるトンネルに差し掛かった時、
不意にツレが「今、入り口のところに首の無い地蔵が立ってなかった?」と、急に言いやがった。
自分も思い返しながら、「そうかなぁ、有ったら気づくと思う…けど……」と言った。
この時、自分で上の台詞を口に出してる途中で、なんか怪しい雰囲気を感じたのを覚えている。
覚えているのは、目で周囲を確認した時に壁面(コンクリと思われる)がなぜか凸凹していたこと、普通のトンネルよりも薄暗かった(電灯の間隔が広かった?)ことぐらい。
そして、上の台詞を言い終わった直後に、後ろから白衣の鬼婆が追いかけてくるイメージ(陳腐だろうけど滅茶苦茶怖かった)を強烈に感じてアクセルを踏み込んだ。
「やばい、逃げる!」と俺が言うと、ツレも同時に「逃げろ!」と言い返してきた。
(ツレはトンネルが崩落してくるイメージを感じたらしい…)
それまでは時60km/hぐらいのダルダル運転だったけど、一気に100km/h近くまで急加して15分くらい走った。
そしてコンビニを見つけたので、お互いに「怖かったけど気のせいだよな、あはははー」的な会話をしようと駐車場に車を入れた。
だけど、全然追いかけられてるイメージが消えない!
むしろ、背中をシートから離せない!
結局二人とも車から降りれず、逃げるようにさらに南下を続けた。
635:
3/3
その後………
車内に有ったお守りや御神籤を握り締め、知る限りの神様仏様にすがりながらヤケクソで南無妙法蓮華経?♪と二人でわめきながら3時間くらい車をぶっ飛ばし続けた。
途中で急激な方向転換をしてみたり、似た車が後ろから来た時にわざと追い越させて「あっちにくっつけ?」と念じて見たりとかしたら少し楽になった。
でも、猫の轢死体を2回見て、見たたんびにまた怖くなった。
最後に房総半島一周を諦めて、木更津から海ほたるまで渡ったらやっと安心してシートから離れる事が出来た。
今でも時々ツレと会うとこの話しがでて、その度に「今度確かめに行こうぜ?」とか言うのだけど、
正直怖くて無理!
なので、知っていればこれだけでも教えて欲しい。
Q:本当に首の無い地蔵は有ったのか?
憶えている情報:
このコンビニが鴨○シー○ールドの近くのだった事は憶えている。
基本的に大き目の通りを選んで走っていたので、裏道などは通っていない。
トンネルを抜けてから別のトンネルを通ったかは憶えていない。
どうやら付近に”○○○ころがし”という地名があり心霊スポットのようだ。
カキコ初めてなんで、変な事やってないか心配だけど、笑って許してもらえるといいなぁ…。
636:
>>635
「おせんころがし」?
639:
>>636
まぁぶっちゃけ正解なんだけど。
書いても良いのか判断つかなかったんで、書いて無いだけ。
書かない方が調べるの楽しいかも知れんしw
でも伝承を調べると、おせんは婆ちゃんじゃないんだよね…
ほんと、なんだったんだろ?
929:

俺の中学校は、通学路とは別に近道があった。
かなり複雑な道で、千切れた鉄条網、膝ぐらいまである草、地面のぬかるみ・・・
だが、10分は短縮できたので、いつもそこから行っていた。
中二の冬だったかな。帰り道だった。
千切れた鉄条網をくぐろうとしてはっと横を見たら、
10mくらい先の地面にポッカリと穴が開いていた。
そこから見ても分かるぐらいだから、近付くとやっぱり結構大きかった。
幅1mくらい、深さは2mくらいだった。
勿論、朝にこの場所を通った時はそんな穴など無く・・・
穴の中をよくのぞくと、土に塗れた小さな人形があった。
足は片方折れていて無かったが、顔は何故かやけに綺麗。
角度を変えてもっと見ようとして、あることに気付いた。
穴の側面、つまり穴の横側にもう一つ穴があったのだ。
どうしよう、気になるなあ・・・と思い、
降りて行ってやろうと決め、身を屈めた瞬間、
側面の穴から何か飛び出てきた。
折れた人形の足だった。
汚い土の色に、綺麗な肌色がよく映えていた。
??と思って穴をよく目を凝らしてみると、
ゴソゴソと何かが動いていた。
穴の中に誰かいるんだ。
930:
気付いて間もなく、あの汚い人形の本体(足が折れたやつね)が、
ずるずると穴の方へと動いていった。糸でもつけていたのだろうか、
奇妙な動きで穴の方へと向かった行った。
もう一言も出さずに帰ったけど、そこに筆箱を落としていた事に、
家に帰ったときに気付いた。次の日、行くのはめちゃくちゃ嫌だったが、
だからといっていかないわけにも行かなかった。
あの穴はまだ残っていて、なるべく見ないように探したんだけど筆箱は見つからない。
まさか、と思って穴に恐る恐る近付いてみたら、
やっぱり、穴の底に筆箱が落ちていた。
昨日の人形の足もそのままだ。でも人形の本体の方は無かった。
どうしよう、どうしようと思っていたら、
奇妙な動きで筆箱が穴へと引き摺られて行った。
やっぱり、側面の穴からはゴソゴソ音がしていた。
そこから足早に立ち去り、二度と行かない決心をした。
新しい筆箱はもちろん、中身も全部新しいのを買った。
俺は中学三年から、遠回りしてでもちゃんとした道を通うようになった。
951:
ドルフィンリング
ドルフィンリングと言うイルカの形をした指輪が流行った大昔の話。
当時私はリア消(低学年)で10歳年の離れた姉がいるんだけど、
姉はいわゆるDQNで夏休みになるとほぼ毎晩DQN仲間をうちに連れてきては親と喧嘩をしていた。
で、この当時子供嫌いのお兄さん(以下A)、
優しいお姉さん(以下B)と言う二人がいつも家に遊びに来ていた。
Aさんは私が姉の部屋に近づくと凄い怒って「ガキがくんじゃねーよ!」って怒鳴り散らすのね。
その度にBさんや他の人たちが「小さい子にそんな事言うなよ?」とフォローしてくれて、
「Cちゃん(私)だって遊びたかったんだよね」とか言ってお菓子くれたり、部屋に入れてくれた。
正直私はAさんが嫌いだった。
だって人の家に来て泊っていったりするのに優しくしてくれないし、
私が姉の部屋に近づこうとすると「チッ!」って舌打ちして威嚇するし、
たまに外で会っても「ガンくれてんじゃねーぞ!」とか言ったりしてとにかく怖かったから。
逆にBさんのことは大好きだった。
BさんはAさんと違っててうちに来る度に花火やお菓子をくれたり、
Aさんのフォローもしてくれたり、外で会えば必ず声をかけてくれて、
友達のいない私が寂しいだろうからって一緒に遊んでくれたりもしたんだ。
Bさんの口癖は「Cちゃんが私の妹ならいいのに」だった。
956:
そんな荒れた夏休み(我が家の黒歴史)が終りに差し掛かったある日、
急にAさんがドルフィンリングをくれた。
姉の部屋にも行かず私の部屋に来て「ほら」って投げてよこしたピンクのラッピングした箱に入ってた。
誕生日でもなんでもない普通の日なのにおかしいな?っとは思ったけど、
友達いなさ過ぎて頭がお花畑だった私は「やっとこのお兄さんとも仲良くできるんだ!」って思った。
当時の流行り物だったし初めてAさんがプレゼントしてくれた物で、
当時の私の指には親指でもブカブカだったけど凄く嬉しくて貰った日は握りしめて寝たんだ。
そしたら真夜中に手が熱くなってびっくりして目が覚めた。
959:
Aさんから貰った指輪が焼けたように熱くなってた。
せっかく貰った指輪が壊れた?!って熱いわ寝ぼけてるわで
ギャン泣きしたのを今でも覚えてるんだけど、誰も様子を見に来てくれないのね。
真夜中だからしょうがないんだけど、横に寝てたはずの母もいなくて、流石におかしいなっと思った。
指輪はそのころには熱くなくなってて、その指輪を握りしめて明かりがついてたリビングに行ったら、
両親が真っ青な顔して「お姉ちゃんが事故にあった」って言った。
この辺りはもうほとんど覚えてないんだけど、
姉とそのDQN仲間たちがバイクでどこぞの山に遊びに行ってその帰りに
仲間全員バイクの玉突き事故?にあったらしい。
姉の容態は電話じゃよくわからなかったけどとにかく危ない状態だったらしい。
なのに両親リビングにいてちっとも病院に行こうとしないの。
961:
私はパニックになって「おねーちゃんが死んじゃうかも知れない!病院に行こうよ!」って
泣いて訴えたが両親は頑として動かなかったのね。
で、私が自棄になって私だけでも行くから!って
パジャマのまま玄関に向かったら父が全身で阻止してきた。
私はAAのズサーみたいな感じでドアに突っ込んでいく父の異常さが怖くてまた泣いた。
母親は「Cちゃんお部屋にもどろ?ね?ね?」って一生懸命宥めてくれるんだけど、
その母親の顔も泣きそうっていうかおびえまくってた。
その両親の異常な雰囲気で私も「あ、コリャなんか変だぞ?」って
妙に冷静になってよく見ると両親ちゃんと外着に着替えてたんだ。
何でだろうっと思った瞬間、ピンポンが鳴ってBさんの声が聞こえて
「Cちゃん迎えに来たよ、お姉ちゃんの所においでー!」みたいな事を言ってた。
963:
私は「Bさんが迎えにきた!おねーちゃんところ行こう」って
親に言ったんだけど両親ガクブルして顔真っ青なの。
母親は私を全力で抱き締めて締めて苦しかったし、
父親は何かブツブツ言い出すしかなり異常な状況だった。
あまりに異常すぎて私は親が狂った!っと思ってBさんの名前を呼びまくった。
「Bさん怖いよ!おねーちゃんが死んじゃう!パパとママがおかしくなった!!Bさん!Bさん!!」って。
でも相変わらずBさんは助けてくれるどころか玄関の外で
「Cちゃん、お姉ちゃんのところにおいで」しか言わないの。
しかも声は凄く冷静…っていうかむしろ楽しそうな感じ。
968:
「Cちゃーん、お姉ちゃんの所おいでー」
「Bさん怖いよ!たすけて!」
どのくらいそのままギャーギャーしてたかわからないけど
急にまたAさんから貰った指輪が熱くなって手をはなそうと思ったんだけど、
手だけ金縛りにあったみたいにグーの形のまま動かない。
その内喉が苦しくなって声がうまく出なくなってきて、
しまいには叫んでるつもりが全く声が出なくなった。
母親が口をパクパクさせてるのに声が出なくなった私を見てぎょっとしてたけど、
声が出なくなったせいで更にパニックが加して暴れる私を抱き締めてる力は緩めてくれなかった。
その間もBさんは楽しそうに私を呼んでた。
その内かすれた声が出てきたなっと思ったら、今度は勝手に言葉が溢れてきた。
969:
「お前なんか私のお姉ちゃんじゃない!私のお姉ちゃんは○○(姉のフルネーム)だ!!」
「私は知ってるんだぞ、私に友達がいなくなったのはお前(Bさん)が私の友達をいじめて私に近寄
るなって言ったからだ!!」
「お前が持ってきたお菓子や花火は全部□□(近所の商店)で盗んだ物だ!気持ち悪い!!」
「お前なんか大嫌いだ!お前は私のお姉ちゃんじゃない!帰れ!二度と家に来るな!」
「私の家族は全員こっちにいる!私をそっちに連れて行こうとするな!!!」
971:
実際はもっと田舎のヤンキー口調で方言も入ってたけど大体こんなことを叫んだ。
と言うか、この叫んだ内容は私は全然知らなかった。
Bさんが私の友達を苛めてなくした事も、いつもくれるお菓子が盗品だった事も。
パニック状態だったのに更にパニックに陥ってそこから何も覚えてない。
たぶん気を失ったんだと思う。
目が覚めたらもう朝で泣きはらした母親とげっそりした父親がいた。
そして「病院から連絡があったお姉ちゃんは足を折っただけだよ、お昼になったらお見舞いに行こう」
って言ってくれた。
そしてそのときは理解できなかったけど
「A君にお礼を言いなさい。その指輪は一生大事にしなさい」って言われた。
973:
ここまで書いたらもう察しがついてる人もいるけど、姉たちが起こした事故でBさんは亡くなってました。
それも両親が病院から連絡を貰うより前…多分即死に近かったんだと思います。
それなのに両親が病院に行こうとしたら玄関の向こう側にBさんが見えたらしい
(玄関の一部がすりガラスになって外が見えるタイプだった)。
姉と一緒に出かけたはずの彼女が無事でいるはずない!っと
思った両親は家から出るに出られず、時々
「Cちゃんを迎えに来ました。あけてください」と言う声が怖くてリビングにいたそうな。
そしてAさんも事故当時は意識がなくて危うい状況でしたが意識を取り戻し、
面会できるまで回復をまってお見舞いにいった時、
Aさんはろれつの回らない状態ですが泣きながらぽつぽつと話してくれた。
974:
Bさんがなぜか私に執着して「Cちゃんは妹のようだ」「妹にしたい」
「C(私)は私の妹!他のこと仲良くさせたくない、一緒にいる!」となってた事や
万引きしたお菓子などを与えてた事など。
そして、Bさんになついてた私を遠ざける方法が解らなくて、むやみに怒鳴ったりして申し訳なかった、
流行のアクセサリーを持ってれば女の子だから友達ができるんじゃないかと思って指輪をあげた…
と話してくれました。
あれからもう15年以上経つけど、私は毎年夏はお盆が終るまで帰省できないでいる。
Bさんが私を諦めて無いからだって姉や両親は言うけど、確かに夏場になると例の指輪が
(熱くなりようがない状況でも)焼けたように熱くなって変な事が起きる時があるんですが、
それはまた別の話。
長文失礼しました。
979:
>>974
実話で本当の体験談かい?
だとしたら不思議で怖すぎるんだけど
980:
>>974
良い話だった!
ありがとう。
982:
Bが毎年家にやってくるのを実家の家族は見ているのか
986:
>Bが毎年家にやってくるのを実家の家族は見ているのか
Bさんの姿を両親が見たのはこれっきりですが、姉(婿とって実家に住んでる)は毎年見ているそうです。
年を重ねるごとに輪郭が変わってきてここ数年ほぼ別人
(数年前には大きな犬っぽかったらしい)のようになってるらしいですが
お盆の送り盆(お盆最後の晩)に来るそうです。
お祓いは何度か頼んでますが、やはりお盆の時だけはきてしまうそうで…
私はBさん関係以外の霊感は全くないので分かりませんが、
姉は「なんとなくわかる」という人なのでそういうものかもしれないと納得?しています。
実家も引越しを考えましたそうなんですが、よくわかりませんがなぜか引越しをしていません。
私だけ中学進学と同時に父方の叔母の家に預けられていました。
残念ながら実話です。
989:
>>986
犬っぽいってどういうことだろうね
成仏できなくてさ迷ってるうちに妖怪化してきたんだろうか?
996:
>>989
この辺りは私も本当にわからない。
見て無いから…っていうのもあるんだけど、姉が妙に落ち着いてる事もわからないし、
私の部屋が小学卒業当時のまま保存されてる(掃除はされてる)のも疑問と言えば疑問。
あと帰省のときはこの歳になっても必ず姉が迎えに来てくれるんだけど、
それも回り道したりして地元についてからもわざわざ一回休憩はさんで家に帰ってる。
でもぶっちゃけ聞くのが怖いから夫や子供には『我が家のしきたり』って事で済ませてる。
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