【閲覧注意】後味の悪い話『DJへの手紙』back

【閲覧注意】後味の悪い話『DJへの手紙』


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5:
乙です。
山岸涼子の漫画から。題名失念。たぶんガイシュツだろうけど許して
--------------
上司のきつい怒鳴り声を聞くのがほとほと嫌になり、両親の反対を振り切って
街を出て田舎で働く事にした主人公。
海が近くにあり、漁業が盛んな村で花などを教えている未亡人の家へ
住み込みの家政婦として雇ってもらう。
物腰柔らかで穏やかな未亡人はかつて見てきた上司達とは一線を画していて、
"やはり越してきて正解だった"と主人公は喜んだ。
先輩家政婦にいろんな事を教えてもらいながら、主人公は充実した生活を送っていた。
けれど、気になることがあった。時折、甲高い鳥の鳴き声のような音が
どこからともなく聞こえてくるのだ。
決して聞いていて気持ちのいい声ではなかったが、未亡人も先輩家政婦も
別段驚いた様子は見せない。日常茶飯事の事なのだろう。
鳥が鳴いているだけだろうと自身を納得させ、多少気にしながらも主人公は普通に日々を過ごしていた。
そんなある夜、主人公が寝ていると、奇声と共に何かが主人公の上に落ちてきた。
あわてて電気をつけてみると、片腕を失い、落ち窪んだ目を光らせた
不気味な少年が「鬼、鬼」と繰り返しながら涎をたらしていた。
主人公の悲鳴を聞きつけて未亡人や先輩家政婦が駆けつけ、不気味な少年を取り押さえる。
奇声を上げて「鬼だ、鬼だあ」と泣き喚く少年。
恐怖に震える主人公へ、未亡人は「あれは私の息子だ」と説明した。
生まれつきあんなふうの少年を見せて、主人公を驚かせたくなかった。
だから今日まで隠していたと未亡人は告白した。
少年は普段離れの小屋で暮らしているのだという。
次の日から、主人公は少年の世話を任せられるようになった。嫌がる主人公だったが、
先輩家政婦に「普段は大人しい子だから」と諭され、嫌々ながら食事の差し入れ等をこなしていた。
主人公の方でも、"こんな息子を持った彼女のつらさは計り知れないはず。頑張らなくては"と
未亡人に対して同情の念を抱きながら不気味な少年の世話に耐えた。
そんなある日、村で祭りが開かれた。未亡人や先輩家政婦のすすめもあって、主人公は祭りに行く。
漁業が盛んな村ということもあり、祭りは大量に釣った魚をみんなで分けるという内容のものだった。
6:
いくらか魚をもらい、家に帰ろうとする主人公を一人の女が呼び止めた。
「あなた、あそこの家で家政婦をしているんでしょ?」
「ええ、そうですけど」
「あそこに、とっても可愛い男の子がいるでしょう。だいぶ大きくなった頃じゃない?」
主人公は言葉を返しあぐねて戸惑った。本気で言ってくれているのだろうか?
別の子供のことを言っているのだろうか。
「ちょっと小生意気な所があってとっても可愛いのよ。頭も良くて。船に乗った時なんか、一人前にオールを漕いでさ」
「え?片手で?」
「まさか。しっかり両手で握っていたわよ。大人顔負けの上手さなの」
釈然としないまま、主人公は家路に着いた。どういう事だろう?頭が良い?両手で握って?
混乱しながら家の門をくぐると、例の叫び声がまた響いた。
また少年が暴れているのだと離れの小屋に向かった主人公の目に、「鬼だ」と
泣き叫びながら頭を抱えている少年と、少年の後ろに恐ろしい形相で棒を握り締めながら
仁王立ちになっている鬼の姿が映った。
主人公は取り乱し、そばに立っていた先輩家政婦に「本当に鬼だわ、○○さん(少年)が襲われている!」と
助けを求めるが、先輩家政婦はばつの悪そうな顔をして佇んでいるばかり。
戸惑う主人公を前に、鬼が仮面を外した。仮面の下に現れたのは未亡人の顔だった。
「○○(少年)なんか、死ねばいいんだ。私の大事な人を奪ったんだから。
あの人ではなく、○○が死ねばよかったんだ」
恐ろしい形相をして叫ぶ未亡人を呆然と見つめながら、主人公は意識を失う。
未亡人の夫、つまり少年の父親は溺れる少年を助けようと海へ入って死んだ。
少年だけが助かったのだ。
病室で目覚める主人公。そばで泣きじゃくっていた母に聞けば、あの村はあの後
大洪水によって何もかも流されてしまったらしい。空前絶後の大津波であったと。
助け出されたのは主人公だけだった。
未亡人も少年も先輩家政婦も、真実と共に海の底へ沈んでしまった。
8:
場面変わって、回復した主人公は街へ戻って仕事を始めていた。
きつく怒鳴り散らす上司を前に、打たれ強く仕事をこなす主人公に対する上司達の評価は高い。
「最悪ね。どうしてあんなふうに怒鳴り散らすのかしら」
上司の横暴を愚痴る同僚に対して、主人公は笑って返した。
「でも、怒鳴る人って好きよ。変に優しいよりはずっとまし」
主人公はあの村での出来事を回想した。
あの女性が言っていた男の子は本当にあの少年について言っていた事だったのだろうか。
あの未亡人が見せた鬼のような一面は現実だったのだろうか?
主人公は首をふり、自身の考えを打ち消した。あれは、生か死かの狭間で見た一種の夢だったのだ。
あの女性が言っていた男の子は別人で、あの少年は生まれつき腕がなく精神異常だったのだ。
そうでなければ、自分が腹を痛めて生んだ子をあんなふうに思える人間がいるはずがない。
あれは夢だったのだ。
すべてが海に沈んだ今、真実を知る術はない。
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これ、一応ラストは「真実は闇の中?」みたいな締めだけど
まず間違いなく少年はたびかさなる虐待によって精神に変調をきたし、
腕を切断されてる。
全体的に不気味でこわい雰囲気で、ぞくぞくしながら呼んだ。
山岸涼子はこういうリアルなこわさが上手いと思う
14:
もう出たかもだけど、アニメ「重戦機エルガイム」最終話。
妹を敵側に洗脳され、戦わされていた主人公。遂に彼女の奪還に成功する。
彼女の首筋に打ち込まれたコントロール・ハーケンを外す手術を施すのだが、どうやら失敗したっぽい。
ラストで着飾った仲間に別れを告げる主人公と、笑顔で見送る戦友達。
「さあ、帰ろうオリビー(妹)」
「うん、お兄ちゃん」
妹を抱き上げる主人公。「あはははは」と子供のように笑う妹。
飛び去る主人公達の機体を見つめながら、ヒロインの一人が言う。
「ダバ(主人公)はこれからの一生を、人形のようになったオリビーを世話して生きるのよ・・・」
がっくりと膝をつくもう一人のヒロイン。
カメラがロングになってEND。
・・・何でここまで救いのない話にするんだか、不思議だった。
16:
そういえば子供の頃本で読んだ話で何故か妙に印象に残ってる話が、
2つ程あったな…
17:
一つが、赤い傘の女、とかいうタイトルだったと思う。
 ある女生徒が、休み時間、ぼーっと窓から外を眺めていた。
その日は雨が降っていて、外には誰一人出歩く者は居なかった。。
ふと、向かいの校舎の屋上に人が居るのが見える。
『こんな雨の日に何やってるんだろう…』
屋上の人は、赤い傘をさしてただ立っていた。
女生徒は不思議に思いながらも、その場を立ち去った。。
19:
 数日後、また雨の日、女生徒はまた教室から外を眺めていた。。
『あれ?またいる…』
向かいの校舎の屋上には、また赤い傘の人が立っていた。
女生徒は気になって目を凝らして見ると、髪が長く、どうやら立って
いるのは女性だと分かった。。
 もう少しで顔が見えるのだが、傘が邪魔で見えない…。
女生徒は気になっていたが、休み時間も終わってしまい、結局窓から
離れた。
 しかし、家に帰っても、赤い傘の女のことが気になって気になって
忘れられない。
 翌日、その日も雨だったので、またあの女が現れるのではないかと
女生徒は休み時間に窓から外を眺めた。
『あ…』
やはり、赤い傘の女はまた屋上で立っているではないか。またよく
目を凝らして見る。

……
………!?
『え』
女生徒は自分が今見たものが信じられなかった。赤い傘の女性は
赤い傘を差しているのではなかった…。
20:
 それは赤い傘ではなかった…。
よく見るとそれは赤い飛沫を上げていた。
女の頭から広く赤いものが吹き上げている。
そうだ、傘じゃない。これは女の頭から流れ吹いている赤い血
だった…。
 『…っ』
女生徒は怖くなって走り、クラスメートに自分が見たものを伝えた。
しかし、クラスメートと共に、窓際に戻ると、もう屋上にはあの
赤い女は居なかった。。
21:
 家に帰ると母親が買い物に行くというので、女生徒はついて行くこと
にした。
 スーパーで買い物を済ませ、外にでて、ふと後ろを振り返った。
と、屋上の駐車場に、赤い傘を差した人が立っていた。
よく見ると、それはあの学校の屋上にいた女ではないか。
女は笑っていた…。
女生徒はいよいよ本当に怖くなり、急いで帰ると部屋に引きこもった。
 次の日、その日も雨で、学校に行く準備も済ませ、女生徒は、ふと
部屋の窓から外を見た。
 向かいの建物の屋上に、またあの赤い女がいた…
女生徒は、恐怖に震え、その日から外に出られなくなった。。
 
 という話。なんでもない話でしょ。これ、漫画で読んだんだけど、
やっぱ絵が怖かったから未だに忘れられないんだなぁ。。
23:
「ひげを剃る男」だったかな?
ある男は口ひげを生やしているんだが、ふと気紛れにひげをそってしまう。
ずっとひげを生やしていたから妻はさぞびっくりするだろうと思いきや、
反応がない。
妻だけじゃなく、その夜妻と一緒に訪ねていった友達2人も驚かない。
普段から悪戯好きな妻が友人に根回しをして、
驚かない演技をしているんだろうと思った男は妻に、
「そろそろひげを剃ったってことを認めてくれよ」という。
ところが妻は「あなたは今までヒゲなんて生やしていなかった」という。
電話して訪ねた友人もヒゲ云々の意味が分からない様子。
勤務先の友人もヒゲが生えていたとは決して言わず、
ヒゲが生えていたと思っているのは自分だけ。
過去にバリ島だかなんだかで妻と一緒に撮った写真にはちゃんとひげを
生やしている自分が写っているのに、妻はそれを見ても狂人を見る目で自分を見る。
妻とは精神科医に掛かろう。という話で一旦落ち着くんだが、
今度はヒゲ以外で記憶の齟齬が出てくる。
一緒に行ったバリ島には行っていないというし
(土産は別の場所で買ってきたという)
ひげを剃った夜に会った友人は2人とも名前すら聞いたことがないという。
男の両親はまだ存命の筈だが、妻は父親は既に亡くなった、という。
男は自分が狂っているのか妻が狂っているのか分からなくなり、
有り金を持って精神科医を訪ねる前に家出する。
そして両親の家を訪ねようとするんだが、
毎週訪ねていた筈の家の場所が分からなくなっている。
24:
男は自分が狂っているんだという結論に達し、中国に行き、
フェリーに1日中ずっと乗ってホテルへ帰るという日常を数回繰り返す。
そうこうしている内に、ヒゲもうっすら生えてきた。
変な日常なりに、何となく落ち着いた気もする。
ところが数日目、ホテルに帰ると、
ボーイが「奥様はフェリーが嫌いなんですね」と声をかけてくる。
驚愕して部屋に戻ると、妻が全く当然の顔をしてベッドの上で雑誌を読んでいた。
男は混乱し、まずかみそりでヒゲを剃り、
それから顔の皮膚をずたずたに切り裂いて死んだ。
この話自体、意味不明で後味が悪かった。
なのに訳者が「読者は作中の嘘に騙されるだろう」と後書きで語っていて、
その嘘を見抜けない自分にも後味の悪さを感じますた。
27:
>>24
自分も嘘が見抜けない
作者の意図がわからない
32:
親父が俺が相当前に作って、冷蔵庫に入れておいたイカの塩辛を、
「食えるかなあ」というので適当に「食えるよ」と言ったら食ってしまった。
その後食中毒から肺炎を併発して、死んでしまった。
34:
そのとき親父は風邪をこじらせて、家で長く寝込んでいたんだけど、うちは父子家庭
だったから、親父の身の回りの世話や食事の世話は、俺がやることになった。
親父は食欲が落ちていて、俺が作ったもののほとんどを残すことが多かった。
だから親父は親父なりに、俺が作ったものをいつも食わないのは悪いと思ったのか、
そういう気遣いがあったんだろう。
それで>>32の話になるわけだが、後味が悪いだろう。
36:
なんかね…もう…やるせないよ…
47:
確か、幼稚園か小学校低学年で読んだ絵本で『僕は怒った』っていうのが後味悪かった。
お話としては、ある夜に遅くまでおもちゃで遊んでいる男の子がいて、その子がお母さんに
「もう寝る時間だからおもちゃをしまいなさい」
って言ったら、その子が急に怒り出して、
家なんて壊れちゃえばいいって思ったらその通り家が壊れて、
その時、その子の父親が
「いい加減にしなさい」
って怒るんだけど、それがその子をさらに逆上させたのか、今度は
この街なんて壊れてしまえばいいって思うと本当に街が壊れて、
今度はお母さんが
「いい加減にしなさい」
って言ったのかな?確かそんな言葉を言ったら、その子はまたさらに逆上して
この世界なんて壊れればいいって思うと
地球が壊れて、みんな宇宙に放り出される。
最後は祖母に
「もう怒るのはやめなさいな」
って諭されて、
僕はなんで怒っていたんだっけ?ってその子が思って、
地球とか壊れたまんま、宇宙空間の中でその子はベッドに潜り込んでFinっていう・・・
なにこれ?っていう絵本が18年以上経った今でも忘れられない。
55:
>>47
子供に対しては、「人の話を聞かずに怒ってばっかりだと周囲がなくなる(離れていってしまう)よ」、
そしてそれを子供に読ませている親に対しては、
「叱り付けるだけでなく優しく諭すことも大切」みたいなことが言いたいのかな?
うーん…。
71:
家族殺しで思い出したグリム童話の一篇。
ある一家。夫婦と子供三人(六歳の兄、四歳の弟、そして赤ん坊)
母親は赤ん坊に行水をさせていて、兄弟は裏庭で遊んでいた。
兄が弟に言う。
「次は屠殺ごっこをしよう。俺が屠殺人で、お前は豚な」
兄はナイフを取り出して弟の首を切り裂いた。
ぎゃあっという悲鳴を聞いて母親が駆けつけると、弟はすでに事切れている。
母親は激怒して落ちていた石で兄を殴り殺してしまった。
呆然として屋内に戻ると赤ん坊はおぼれて死んでいた。
一瞬にして子供三人を失った母親は首をくくってしまった。
仕事から帰った父は家族が全滅しているのを見て、
倒れてしまい、ほどなく病死した。
100:
高校の頃に付き合い始めた彼女がいるのだが、両親が離婚し彼女は母親の実家へ引っ越すことになった。
当時1995年はポケットベルなら普及していたのだが、数文字程度の文字列では心は満たされず
俺のバイト代で公衆電話から電話をかけたり手紙のやりとりをする遠距離恋愛がスタートした。
名古屋と越後湯沢間の距離は遠いが心だけは今までと変わらず近かった。温かかった。
彼女は向こうの大学へ進学、卒業後に「学費を出してくれた母親へ全額返済してから一緒になりたい」と言い
地元企業へ就職、俺も大学卒業後は働きながら彼女が来るのを待ちつつ遠距離恋愛が続く。
あるとき、悲しいことに彼女の母親が事故に遭い、軽い後遺症を背負うことになる。
できるだけ看病したいという相手の気持ちを受け、30歳ぐらいの結婚でもいいからと励まし遠距離恋愛が続く。
ここ数年は彼女がこちらへ来る機会が増え、当時と大きく変わった名古屋の町並みに驚いたり
万博へ行ったり二人で暮らす部屋を探したり、俺だけこっそり彼女の母親と3人で暮らせる部屋を探したり。
そして先月、彼女は俺の知らない人と幸せになったらしいです。
共通の友人宛に式の案内が来たんだそうです。
彼女の母親が遭った事故で後遺症が残ったのか、今ではわかりません。
急に電話が繋がらなくなったままです。
105:
後味悪いというかやりきれない話だな
218:
山村美沙の短編
主人公は旅行会社の添乗員(男)
独身の男3人女4人の会社の同僚同士のツアーに同行することになった。
行きの飛行機の中でサービスに配られたアメの中に毒が入っており、
女性客Aが死亡する。その後旅行を続行するも、
途中で同行するようになった一人旅の女性Bが観光地の崖から転落死する。
さすがに意気消沈したツアー客達は、予定を切り上げて帰国することになった。
主人公はツアー客の中のやや年配の大人しそうな女性Cが気になるようになっていたため、
彼女に告白しようと「後で大事な話があるから部屋に行く」と告げる。
しばらくしてCの部屋のドアを開けてみると、Cは服を引き裂かれた状態で死んでいた。
実はAとBを殺したのはCで、理由はどうしても結婚相手をこの旅のなかで得たかったから。
7人では女が一人余るから、アメの中に自分の持っていた毒を混ぜて
邪魔な女を一人減らすつもりでいたが、途中で一人旅のBが同行するようになったため
Bを崖から突き落とした。
主人公から大事な話があると告げられたCは、自分の犯行がばれたものと思い込み、
残っていた毒で自殺。
最期に見栄をはるために、乱暴されて死亡したように自分で服を引き裂いていた。
219:
>実はAとBを殺したのはCで、理由はどうしても結婚相手をこの旅のなかで得たかったから。
>最期に見栄をはるために、乱暴されて死亡したように自分で服を引き裂いていた。
コーヒー吹いたw
小説書く能力ってのも劣化するもんなんだな。
西村京太郎に負けず劣らず無茶苦茶だw
220:
まあ、大事なのはドラマになって売れるかであって、本当の良さではないからな。
228:
後味の悪い話
学生の頃、学校の食堂で「こうして食うのがうまいんだよ」とか言って、
うどんに食堂備え付けの”天カス”と一味唐辛子を山ほど入れて、しかもその上
いちご味だか梅味だかの、ガムを入れてかき混ぜている奴がいた。
「馬鹿だこいつ。食べ物で遊ぶなよ」とか思ってたら、本当にそれを食べ始めた。
今でも人がうどん食ってるところを見ると思い出す。
あれ、絶対後味悪いと思うんだけど・・・
250:
本当は恐い家庭の医学で見た後味の悪い話。
のんびりした性格で、会社でも出世コースから外れた男がいた。
彼の妻は、「恐妻」という感じの女。
娘が中学受験をすることになってから、妻はいっそう厳しくなった。
家でのんびりしていると、家事を押し付けられる。
夜静かにテレビを見ていて、勉強している娘に「うるさい」と言われると、
妻から「テレビは禁止します。」と怒られた。
ある日、娘の部屋からとんでもないことが聞こえてきた。
妻「あなたはしっかり勉強して、大学はいって、お父さんのような人と結婚しちゃだめよ。」
娘「じゃあ、お父さんと正反対の人と結婚すればいいのね!」
妻「そうよー。」
男は、自分が邪魔者扱いされてると感じた。
事件間近になって、妻はさらにピリピリしてきた。
夕食の準備しているところを見て、
何気なく「おお、今日もトンカツか。」というと、
妻は「そんなに嫌ならこれでも食ってろ!」と
キャベツの入ったビニール袋を顔に投げつけてきた。
彼の夕食は本当にそれだけだった。
251:
中学受験の親子面接の日がきた。
男は娘が合格するように父親らしさを見せようと緊張していた。
しかし、男は面接中に何度か気を失った。
面接の後、妻から罵倒され、娘は彼を軽蔑の目で見た。
男は、何でこんな時に寝てしまったんだろうと自分を責めた。
合格発表の日、男は朝から緊張していた。
娘が受かってなかったら…、妻と娘はどう思うのか…、と思うと気が気でならなかった。
妻の恐い顔が頭に浮かんでくる。そして、彼は倒れた。
その頃、妻と娘は嬉しそうな顔で帰宅していた。
娘「受かったって知ったら、お父さん喜んでくれるかなー。」
妻「そうね、お父さん大喜びよ。」
そして、家で倒れている男を見て、妻と娘は愕然とした。
男は、過剰なストレスの結果、脳内出血を起こしていた。
回復しても、言語障害と右半身の麻痺が残るらしい。
娘は、「お医者さんになってお父さん治してみせる。」と言い、
妻は男の手を握って涙を流した。
「彼はこの時になって家族の愛情を知る事となった。」というナレーションで終わり。
合格発表のときの妻と娘のニコニコ顔がなぜか恐かった。
263:
思い浮かべてください。
目の前にA4のコピー用紙が一枚あります。
それを両手で水平に持ち、側面を見詰めます。
薄い側面を徐々に眼球に近づけて・・・・・・
スラアアアアアアアアアアアアアアアッシュ!!!!!!!!!!!!
264:
ちょwwwww
いてええええええええええええええええええええええ
279:
今日やってた、世界の衝撃映像を集めた番組の中で
一つやるせない映像があった。
無実の罪を着せられ、多額の賠償金を支払わなければいけなくなった男が、
「そんな金額は払えないし、誰も信じてくれないなら無実を叫びながら死んでやる!」
と、手づくり爆弾を抱えて喚いてた。
通報で駆け付けた警察官が報道記者に化けて対応するも、男は爆発カウントダウンを開始。
警察官がみんな退避したのを確認して男は起爆スイッチを押して爆死した。
それがまた、「オマヌケ犯人特集☆」みたいなコーナーの次の映像だったから
コイツも爆弾不発→タイーホ→笑 ってなるのかと思いきや、
爆発と同時に炎が上がり男が消えて画面にモザイクがかかったのを見てポカーンとした。
しかもその後の調べで、男はマジで濡れ衣だったことが判明。
さらにその爆弾は他人を巻き込まないため、きっちり一人が死ねるように計算されてたことも判明。
なんだかなぁ(´・ω・`)
この番組、他にも刃物男が銃殺されたり
事故起こした運転手がリンチされたりする映像もあってなかなかショッキングだった。
280:
>>279
みたみた。すげぇ好みな番組だったwwwww
281:
>>280
あ、見た?
いろんな意味ですげー番組だったよね。
307:
年末年始の特番で見たやつが今でも…。
よくある素人さんチャレンジモノなんだけど。ちょと長くなった。
スノーボードが上手い人(Xさん)で、なんて言うのか曲滑り?普通のコースじゃない様な所で
(うる覚えだけど石の階段とか、坂を利用して屋根の縁だとか)
滑るのが特別上手い。
で、そういった場所でXさんが滑ってる映像後にTVのレポーターが
「では今回Xさん(上手い人)に特別にチャレンジしていただきます!」と
今回の会場が披露されるんだけど、そこはどっかの寺院の長い急勾配の石の階段。
で、その石段を滑るんじゃなく、その中央に設置されてる鉄製の手すりの上を
上から下まで滑り降りる、ただし石段の途中にある踊り場みたいなところには
手すりが無いのでそこはジャンプして後半に上手くつなげる、と。
問題は下の石段の部分にうっすら積雪はあるもののなんのクッションも用意されて無く
普通に転んでも怪我するだろよ、な状態。
ヘルメットはしてたと思うけど、手足は防護もしてないみたいだったし
ボードに両足固定してんのに大丈夫なのか?無茶やらすなーTV局…。
308:
とXさん滑り出した!おお!サスガ!!と2Mも滑らんうちにつんのめる!
どうやら手すりの接合部部にボードがひっかかったらしい。
勢いのついたまま階段を転げ落ちていくXさん。
そして落下したままの状態で動かなくなっちゃってる。相当な打撲を負った模様。
そんな状況なのにレポーター「あー失敗ですね。後ほど再度チャレンジして頂きましょう!」
そんで本当に後で2回程させてたよ。
初めは余裕そうだったXさんも2回目からは見て分かる程顎も足も震えてるし(痛みもあるだろう)。
Xさんも止めとけばと思ったけど、レポーターが「はい!やれますね?やりますね?
じゃもう行きますか?」な感じで断れない方に持ってってる。
多分成功して「新年オメデト」に持って行きたいんだろうけど、死ぬよその人?
最後は階段の途中で落下してぴくりとも動かないXさんの映像で中継終わった。
あの人後遺症もなく生きてんのかな…。
345:
>>308
亀で悪いけどそれスノボじゃなくてスキーじゃなかった?
40歳くらいのおっさんで、しかも『この番組が終わるまでに成功させます』みたいな
帯が出てて(当然生放送)テレビで放送してない間もずっとチャレンジさせてた
結局成功しないで司会が空気嫁みたいな表情しながらエンドロール
312:
>最後は階段の途中で落下してぴくりとも動かないXさんの映像で中継終わった。
うわぁぁぁ・・・
これは抗議とかなかったんだろうか?
316:
どこのTV局か全然覚えてないゴメン。
特番の中の一つの中継コーナーだったし、メイン司会が誰だったかも?
本当に抗議来なかったんかな…来てたと思うけどなぁ。
このコーナーもXさんが了承したから行われたんだろうけどさ
1回目失敗後のorz体勢の時に、下向いた顔がもう真っ青になってて(((( ゚д゚))))ガタガタだったもん。
ちょっとした放心状態だったんじゃないかな。
そんなXさんに「まだやりますよね!ね!!」って。
虚ろな目で(((( ゚д゚))))しながら頷いてんだよ、もう止めろと。
寺院は…名称や場所は伏せられてたんじゃないかな、確か。
門前から階段しか映ってなかったと思う。一休さんの最初のシーンみたいな。
山の中っぽかったしギャラリーも多くて10?15人位だった。
こういう挑戦ものって失敗しても番組の最後に『また頑張ります!』って
再度本人が映ったりするよね。
気になって最後まで見たけど、確かXさん写らんかったよ。
 
誰か見た人いないかな、数年前の放映だったと思うんだけどな。
331:
さくらミステリー?に載ってた漫画。
(主要登場人物)
主人公……優秀な弁護士。女性。息子を女手一つで育ててきた母親でもある。
息子……母と同じ弁護士になったばかりの一人息子。
青年……主人公親子が住むマンションの隣室に引っ越してきた。無口でやや陰気な感じ。
主人公は母子2人でとあるマンションに暮らしている。隣の部屋には入居者がいない。
ある日その空き部屋だった隣室に一人の青年が引っ越してきたが、見た目からして大人しそうなその青年は
主人公と目があった途端なぜか怯えたような顔になり、そのまま逃げるように場を去った。
青年の失礼な態度に対し、まともに挨拶もできないなんて……と呆れる主人公。
息子は怪しげな隣人を「実は泥棒なんじゃないか」などと揶揄する。
とはいえ2人ともそんな不気味な隣人のことなど真剣に気にとめはしなかった。
しかしその日以降、主人公たちは隣室から聞こえてくる青年のうなされるような声に毎晩悩まされることになる。
薄い壁でもないのに眠りを妨げるほど大きく自室に漏れ伝わるその声に苛立つ2人。
堪りかねた息子が隣室のドアをドンドン叩きながら静かにしてくれと怒鳴ると一旦静かになるが、
結局翌日にはまた同じようなことが繰り返されるので、息子もそのたびに隣室のドアを叩き文句を言う。
そんなことが続いたある日、主人公は青年が逮捕されたことを知らされる。
3人の通行人をいきなり刺した、殺人未遂の罪だった。
332:
青年の逮捕に驚く反面、心のどこかでは起こるべくして起こったことだとも感じる主人公。
そんな彼女の元に一件の弁護依頼が入る。なんと逮捕された青年からの依頼だった。
主人公はひとまずその弁護を引き受けることにし、早仕事に取り掛かる。
警察が言うには、青年は罪は認めながらもその動機などに関しては徹底的に黙秘を続けているとのこと。
被害者は年齢も性別もバラバラで、青年との接点も無い。いわゆる無差別の犯行とみられる。幸い死者は出なかった。
弁護のために何とか動機を聞き出そうとする主人公だが、青年は「僕には言えない」の一点張りで話が進まない。
困惑する主人公はその後、青年が高校時代にひどいいじめを受けていたということを知る。
いじめとの因果関係を睨んだ彼女は青年の母校に足を運ぶ。ちなみにそこは息子の母校でもあった。
彼女たちは全くおぼえていなかったが、どうやら青年と息子は同じクラスの生徒だったらしい。
青年(と息子)の当時の担任教師にいじめのことを問い質す主人公。
しかし教師はいじめを認めつつもまともに取り合おうとせず、
誠意の無いその対応に主人公は怒りを露に教師を罵り青年の心の傷などについて切に叫ぶ。
が、そんな主人公に向け、教師は意外なことを口にした。
青年をいじめていた首謀者は主人公の息子なのだ、と。
何をバカなことをと信じない主人公。しかし教師に「かつて自分たちと息子と青年とでいじめのことについて
話し合ったことがあったのを忘れたんですかか」と尋ねられ、徐々にその時のことを思い出し始める。
333:
教師の言った通り、主人公は息子の高校時代に青年(当時高校生)に対するいじめのことで学校に呼ばれたことがあった。
しかし当時の彼女は息子可愛さから教師の言うことを嘘だと決め付け、更にいじめの被害者であった青年に向かっても
「うちの息子に何の恨みがあるのよ!」と罵倒の言葉を浴びせていた。
実際にいじめの首謀者だった息子はその呼び出しの後、同じくいじめに加担していた他の同級生と共に
以前よりも酷い暴行を青年に加え、更に次またチクったら殺すからなと刃物を青年の首に当てながら脅しをかける。
息子のその脅しは青年にとっていまだに恐怖そのもので、またその時のことがきっかけで
彼の中に「自分が何かを話す=殺される」という図式が歪んだ形で根付いてしまっていた。
過去を思い出した主人公は、どうしてこんなことを忘れていたんだろうと愕然としながら考える。
(ちなみに主人公はほんの数分前に、いじめについてなかなか詳細を語らない教師に向かって
「いじめの加害者はすぐに忘れるけど被害者は心の傷を忘れられないんですよ!」と啖呵を切っていた)
334:
女手一つでも立派に子供を育てられるし仕事だってできると証明したくて弁護士を続け、
息子に対しても時に厳しく接してきた主人公。
勉強に関しては特に熱心で、成績が悪いと殴ったこともあった。
息子がいじめをするようになったのはそういった母からの抑圧で溜まったストレス発散が目的。
高校を卒業しいじめのことなどすっかり忘れていたのは自分たちだけで、
不幸な偶然で再会してしまった青年にとっては今でも息子は自分をいじめ殺すとまで言った恐ろしいいじめっ子で、
主人公はいじめられている自分を呼ばわりして怒鳴りつけてくる存在のままだった。
もうどこにいってもダメだ、今度こそ殺されるんだと怯える青年。
思いつめた彼は、刑務所に入れば奴らから守ってもらえると考え、今回の犯行に及んだのだった。
諸悪の根源は自分だったと悟った主人公は涙を流し、そして青年との面会に向かう。
過去を思い出したことを主人公が告げると、主人公はようやく口を開き自分の言葉で動機などを語った。
そして、自分の勝手で人を刺したことは事実だし絶対に許されることじゃないから罪を償いたいというようなことも話す。
主人公は青年に、なぜよりによって自分に弁護を依頼したのか、復讐のためか、と尋ねた。
青年はそれは違うと首を振り、ただあなたなら僕を救ってくれそうだと思ったからと返す。
主人公は涙を流し、青年を全力で弁護すると宣言する。
これからが私の本当の贖罪だ──というモノローグ?でEND
色々つっこみどころあるんだけど、とりあえず実行犯の息子が反省する描写とか一切無しなのが一番ひっかかる。
430:
よくある後味の悪い話を体験してきた。
場所は電車。
ベンチシートの上に膝たちになり、窓の外を見てはしゃぐガキ。
もちろん、靴ははきっぱなし。
興奮してるもんだから、靴を履いた足で何度も蹴られた。
最初はガキだからガマンしてたが、三十分以上続くと、我慢の限界。
とりあえず、親に向かって何度かガンつけた。
すると、母親らしき女は言った。
「ケイトくん。お兄ちゃんに怒られるからやめなさい」
大人しく座りなおしたが、たまらなく後味がわりぃ。
434:
>>430
無言でガン付けするだけじゃおまいも同類
きっちり言って聞かせろよそのバカ親に
ただし言葉は選んで
435:
>>434
じゃあ、お前はそうしろよな。
ぜってー無理だろうけどwwwwwww
口で言うのは簡単だな?
468:
>>435
相手がヤクザでもあるまいしオバサンに言うのは簡単だろ
444:
中学校の道徳の教科書に載っていた話。
主人公の少年Aの学校では夕方にやっているラジオが流行っていて、
送った手紙が人気のDJに読まれると学校でヒーローのように扱われていた。
ある日Aと敵対している三人組の一人が送った手紙が読まれ、学校で調子にのりまくる。
Aと仲の良いB、Cの三人で手紙が読まれる方法を考える。
するとBがある方法を提案した。
それは架空の友人Dを作って「Dは癌に犯されている。ラジオを楽しみにしているから、
僕達の手紙を読んで元気づけたい」と言う内容を手紙に書く、という方法だった。
その内容で手紙を送ると早読まれ、三人は学校で人気者に。
敵対している三人の悔しそうな顔を見て満足していた。
それからも毎日のように送ったが、その度読まれ、A、B、Cの三人は段々と複雑な気分に。
DJの人が手紙の内容を信じていることに罪悪感を覚えたのだ。
三人はDJに直接謝るために放送局に行く。
入り口で止められたが、隙を突いて局内に入り、ディレクターに頼み込んで
スタジオに入れてもらう。
だが、中にDJらしき人はいなかった。
するとディレクターが話し始めた。
「DJの人は今日の朝亡くなった。半年前から余命を告げられ、10日前から
スタジオ入りもできなくなった。一週間前に病室で最後となる明日の分までの録音をやった。
リクエストの手紙も自分で選んでいた。最後のリクエストは癌にかかった友人に贈る手紙を選んでいたよ。」
A、B、Cが何かを言おうとすると、ディレクターは
「君たちはファンだったんだね。話したかったことは胸にしまってもう帰りなさい」
三人は帰り道のバスに揺られながら涙を流し続けた…
DJの人はD君に自分と違って生きて欲しい、って思いながら選んでいたんだろうなぁ。
道徳の教科書はこんな話多い。乱文スマソ
460:
忍空のアニメ版エピソード。
某高級ホテルに滞在する風助達一行。
そこで藍跳は古い友人・剣山と再会する。
意気投合する風助達。そこで剣山は藍跳にこのホテルのオーナーは紳士面しているが裏社会のボスでありホテルも悪徳経営だと告げる。
翌朝、ホテルで騒動が起こる。ホテルの隠し金庫が盗まれたのだ。
警察とオーナーは宿泊客を疑い、犯人が見つかるまで宿泊客にホテルの出入りを禁止する。
通告を聞いて怒りだす剣山。実は彼は村の借金を返しにいく途中で返済期限は今日までだったのだ。
足止めを食らって困ったのは藍跳だけではなかった。子供に芝居のチケットをプレゼントされていた老婆(その日が最終日)。
重病人の父親の最後を看取る為に宿を取っていた青年。
461:
見かねたトウジと風助はトウジの飛行機を剣山達に貸す。
この後、老婆と青年に貸し出す予定なので早く戻ってくるように釘を刺す里穂子。
剣山と藍跳は笑顔で飛び立って行った。
飛行機の中で剣山は藍跳に実は自分達の村に金を借してたのは、あのホテルのオーナーであること、
自分には町で働きながら大学に通っていることを告げる。
その頃ホテルでは青年の元に父の訃報が届く。老婆のチケットの期限も切れてしまい、改めて犯人に怒りを
募らせる風助達。と、そこで驚くべき事実が発覚する。何と盗まれた金庫が剣山の部屋から発見されたのだ。
そう、このホテルから金を盗んだのは剣山だったのだ。
463:
一方、何も知らない藍跳は剣山と共に村に到着する。しかし時すでに遅く村の人々は立ち退いた後だった。
気落ちして帰る二人。村の出口では警察と風助達が先回りしていた。
厳しい口調で剣山を問いつめる風助。剣山は罪をあっさり認める。
あんな腐った人間の金なら盗んでもかまわないだろうと思い、村を救う為に泥棒をしたと・・・。
しかし結果として剣山は村も救えず多くの人間に迷惑をかけてしまったのだ。
激高した藍跳は剣山を殴りつける。そこに剣山の弟がやってくる。
弟も村を救う為に金を用意してきたのだ。ただし犯罪で得た金などではなく勤め先の主人に給料を前借りして。
自分のやったことの愚かさを知り、愕然とする剣山。
風助達にあの青年や老婆に謝罪を頼み逮捕されてEND。
469:
あしたのジョーの金竜飛の過去の話
子供の頃(竜飛は七、八歳)戦時中で父は戦争に参加、竜飛は母と二人で戦場を逃げ回った。
しかし母は空襲で竜飛の目の前で死んでしまう。
それから竜飛は一人で空襲を避けながら逃げ続けた。
そんなある日。
竜飛が歩いていると戦死した兵士の近くに食べ物が置いてあるのを見つけた。
戦争の影響でまともに食べ物を食べていない竜飛にとっては、ちょっとの食べ物でもご馳走にしか見えなかった。
竜飛がそれを持って行こうとすると、誰かの手が竜飛の背中を掴んだ。
さっきの死体だと思っていた兵士は生きていたのだ。
薄汚れた兵士は必死に竜飛にしがみついてきた。
竜飛は思わず傍にあった岩で何度も何度も兵士の頭を叩いた。
兵士は死んでしまったようだ。
470:
それから数時間後。数人の兵士達がその付近に現れ、捜索を始めた。
脱走兵を探しているのだという。
すぐに先ほど竜飛が頭を砕いて殺した死体は見つけられた。
見つけたとき、その兵士の中の上官らしき人物が話し始めた。
「彼は金青連という男で、今、戦場のどこにいるとも分からない、
食べ物もなく、飢えているであろう自分の妻と子のために、食べ物を与えたい一心で、
毎日のわずかな食料に手もつけず、それを持って隊を抜け出したんだ。
金にとって命よりも大切な食料を…だれがこんな風に殺して奪ったんだ!」
その話が終わるやいなや、竜飛はさっき食べた食料を突然すべて吐き出した。
それを見た兵士達は竜飛が犯人だと気づき、竜飛を殴りつける。
そんな中、竜飛は呟いた。
「金青連は…ぼくの父さんの名前だ…」
そう、顔も薄汚れていて分からなかったが、先ほどの兵士は竜飛の父だったのだ。
竜飛に必死にしがみついてきたのも、竜飛に何か言おうとしたからだった…
まぁこの漫画自体有名だしアレなんで、是非読んでみてください…
505:
>>470
その話に関しては、
金竜飛の凄絶な過去話に圧倒されて、一時は完全な劣勢に追い込まれる
矢吹ジョーだったが、金竜飛の「舞舞(チョムチョム)」に翻弄される
中で、彼自身の人生に関わるある人物の顔が脳裏をよぎった。
「食えないだと……、力石は食えなかったんじゃない。食わなかったんだ。
 俺との約束を果たすためにだ。俺のために死んだんだ」と
金竜飛の過去話を超えるものを、自分自身で見つけだし一戦を制す。
考えたら、金竜飛がジョーに自分の過去を話してなければ、葛藤そのものが
成立しない話だし、恨の国の人らしい正々堂々とは縁遠いエゲツなさだとしか、
思えんかった。
471:
どのくらい後味悪いかはわからんが。
ある小学校に頭はいいが体力のない少年Aがいた。
Aは体力がなく、学級会のドッヂボールなんかでAが入ると
大抵Aが足を引っ張って負けてしまうという事で嫌われていた。
同じクラスには、勉強はさっぱりだが体力があり運動神経も
よく、笑いを取るのが上手で割と人気者なBがいた。
Bは人気者な方では有ったがデリカシーのない笑いの取り方を
するので少しクラスメイトに距離を置かれていた。
ある時、学級会のドッヂボールでAとBが同じチームになった。
Bは取り柄らしい取り柄は運動神経が良いくらいだったので物凄く
頑張ったんだが、Aが失敗したり邪魔をしたりで結局負けてしまった。
それまではBが同じチームなら勝てると言われていたのに負けて
しまった事でAは大分クラスメイトから非難され、結果Bを代表とした
やんちゃ者グループから虐められるようになった。
Aは頭が良かったので、Bの虐めに取り合わずにおとなしくしていた。
472:
数年後、地域の3小学校の生徒が集まる中学校に進級した。
相変わらずAは頭がよくて体力がなく、Bは頭が悪くて
運動神経が良かった。
進級して世界が広がったことでBはAを虐めなくなったが、
進級した事で自分より頭がいい人が増え、しかも彼らの小学校が
3校の中で一番レベルの低い学校だった事も有って、頭が
いいことしか取り柄のなかったAは自分に自信が持てなくなり、
また他の2校の生徒から「こんな問題も解けないのか」という
中傷を受けるようになってストレスをためるようになってしまった。
そんな中で、Bのいたやんちゃ者グループと仲良くなった2校の
生徒が以前B達グループがAを虐めていた事を知ってAに対して
「虐められていたのか」「どういう虐めだったのか」と執拗に
聞き出す事をはじめた。
元々ストレスをためていたAは、とうとうキレて「Bがあの時
自分を虐めなければ今こんな思いをする事もなかった」と考えて
Bを虐め返すようになった。
Bは頭は良くなかったが「自分がやっていた虐めのせいでAが
嫌がらせを受ける羽目になった」と理解してAに犯行はしなかった。
ところが、コレを見ていたやんちゃ者グループは元々デリカシーの
ない笑いの取り方をするBに仕返しをするいい機会だと考えてBに
嫌がらせをするようになった。
Aの行動に関しては理解して我慢できたBだが、友達だと思っていた
やんちゃ者グループに嫌がらせをされるようになって、自分は
そんなに不愉快な事をしていたのかと悩むようになってしまった。
474:
やんちゃ者グループが自分に嫌がらせをしなくなった事で
余裕を取り戻していたAはBが落ち込んで悩んでいる事に気付き、
その発端が自分にあると気付くと虐めをやめてBに八つ当たりの
謝罪をし、Bの悩みを聞くようになった。
しかしやんちゃ者グループは嫌がらせをやめず、Bは友達だと
思っていたグループの執拗な嫌がらせに根気負けしてとうとう
自殺してしまった。
当時はそれほどニュースにはならなかったが、Bの親が学校に
怒鳴り込みにきて、クラスの見て見ぬ振りをしていた女子の
「男子が虐めをしていた」という発言に大変怒って首謀者達に
謝罪をさせろと言い出した。
ところが当の男子は「Aが虐めをし始めて他のクラスメイトも
一緒にやりはじめた」とは言ったが、「Aは途中で虐めをやめて
Bの悩みを聞いていた」ことは誰もが知っていたのに言わなかった。
ずっとBの友達だと思っていたAが首謀者だと知らされたBの親は
Aを口汚く罵り、Aは自分のせいだと深く思い悩むようになって、
Bのあとをおうように自殺した。
Aの親は学校とBの親の説明に平身低頭に謝ったが賠償金を
支払うだけの金銭的余裕がなく「死んでお詫びとさせて下さい」と
書き残して自殺した。
当時の虐めていたやんちゃ者グループはお咎めなしだった。
475:
>>474
うわあああああああああ!!!!!!!!
後味わりいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!
481:
でもこうして>>474が書いてるって事は
誰かが事実を話したんだよね?
485:
事実を話した人がいると言うか、Bが虐められて自殺をし、
Aが後追い自殺して、Aの親が詫びに自殺をしたという事は
元から知ってた。
ただ細かい関係は知らなくて、中学校の同窓会でいろんな人が
「ああいう事が有ったけど、実はこういうことでもあったんだ」
ということを自分に話してきて、それを繋ぎ合わせた結果の
がこうだった。
今まで明るみにでなかったのは、時代が時代だったし、場所も
大分田舎だったから「臭い物に蓋」って体質が有ったんだと思う。
もう10年以上も前の話だから時効だよねってことで皆の口が
軽くなったんじゃないかと。
487:
これ以上ないぐらい後味悪い話だなぁ。
胸糞悪い部分もあるけど、一概に誰が悪いとも言いにくいしな。
(実際にはもっと複雑に入り乱れた話なんだろうし)
489:
農学板より
158 :農NAME:2006/08/15(火) 15:23:22
宿直での出来事・・愚痴です。長いです。吐き出します。
tel「急に子猫を引き取ることになった。今からみてほしい」
私「時間外料金かかりますし、元気も食欲もあるんだったら一晩様子見ませんか?」
患者「このままほっとけっていうんですか?どうしたらいいか分からないのに?」
・・・(面倒くさいから)来て下さい→来院。
生後半年くらいの猫。
FVR様症状とノミ寄生。元気・食欲あり(院内でa/d与える)
フロントラインプラスを塗布。
点眼方法を説明し、実際教え、抗生剤投薬の必要性を話す。
患者「私がするんですか?家で?できるわけないじゃないですか」
患者「私は忙しいんです。私だって病気を持っているんです」
私「・・・失礼ですが、あなたがひきとられたなら面倒をみるのはあなたの責任では?」
患者「私が無責任って言うんですか?」
・・・ぶちきれてご帰宅。もちろん清算せず。
翌日院長宛てに電話。
患者「名誉をひどく傷つけられた。私だって病気なのに。」
患者「まったく何にもしてくれなかった。あのひとをクビにしてください。」
もちろんクビにはならなかったけど、悪いのは私なんでしょうか。
電話の途中でメンヘラーだと気が付かなかった私の落ち度?
ほんっと夜間の新患は診たくない。
492:
 時代劇漫画だが、平田弘史「首代引受人」がなかなか後味悪い。 
「首代」とは合戦時に、命を助けて貰う代わりに敵にお金を払う約束手形を発行すること。
しかし首代は不名誉な上に百両もの大金であるため、いざこざが起きやすい。
そのためこの漫画の主人公である半四郎のような凄腕剣士が取り立てを代行する、という物語。
その中の一編。
とある合戦で出会った侍二人が戦い、負けた侍(仮に甲とする)が上記の経緯で命乞いをする。
そして勝者(仮に乙とする)に発行される首代手形。その後二人の侍は長く出会うこともなかったが、
勝者の乙の家が止むに止まれぬ事情で傾き、乙は今際の際に「甲の家から首代を取り立てるがいい」と家族に申し渡して事切れる。乙家中の男衆は甲の家を訪ねるが、甲の家は非常に富み栄えており
首代を支払うくらいは容易く思われた。胸を撫で下ろす乙家の男達。
しかし、昔の恥を露呈する形になる甲本人及び甲家の者達は、孫娘に良家との縁談が進んでいる
こともあり、臭いものには蓋とばかりに乙家の人々総勢八名を騙まし討ちにし、惨殺する。
その際、唯一生き延びた乙家の男が瀕死で出会ったのが首代引受人である半四郎であり、
乙家から首代の取立てを請け負った半四郎は、甲家の孫娘の祝言の席に乗り込んでゆく。
493:
悠然と祝いの場に踏み込んだ半四郎は、居並ぶ人々の前で甲家の非道と乙家の悲惨とを滔々と
語り「あまりの悲惨ゆえ、百両に五十両上乗せして(甲家の)遺族に渡してやってくれ」と告げる。
面目を丸潰れにされて激昂する甲達。しかしその時、甲に対して花嫁である孫娘の声が響く。
「おじい様、どうか首代を払ってくださいませ。その家の方々の霊を弔うためにも」
純白の打掛を纏った孫娘の必死の訴えだったが、頑迷な祖父達は聞く耳を持たない。
はらはらと涙を零した孫娘は「……八人様に、お詫び申し上げます」と呟くなり、懐剣で自らの
喉を突いて自害する。呆然とする人々の中、孫娘の婿になるはずだった若者は憤怒の表情で甲を
睨みつけながら「銭がそれほど! 孫娘を、多くの者を死なせるほどに大事だと言うのか! 
こんな家に婿入りなど出来るか!」「八重どの(孫娘の名)……そなた一人を死なせはせぬぞ。
黄泉の旅路は二人連れじゃ」周囲の者が止める間もなく割腹し、間もなく事切れる。
華やかな祝いの席が血の海となり、狂乱した甲達は次々に刃を抜いて半四郎に斬りかかるが
全て切り伏せられ、最早抗う気力も無くした甲家の一人が差し出した百五十両を受け取った半四郎
は馬に乗って去ってゆく、という結末。
心優しい孫娘と若者らしい潔癖さを持った婿の二人が、金欲にまみれた祖父たちの因果で
本来は晴れて夫婦となるはずだっためでたい日に、真っ先に死ぬというこの理不尽。
なんともやるせない話だった。
506:
私の父の知り合い家族の話なんだけど、自分の子供(幼稚園ぐらい?)を連れてお祭りに行ったらしい。
そこで可愛い箸が売ってたので、子供に買ってあげたんだって。
子供はそれが嬉しくてしょうがなかったのか、箸を持ったまま走り出した。
でもその時つまづいて、こけた拍子に箸が眉間に突き刺さり、即死。
…この話を親から聞いた時は、ずいぶん後味の悪い感じが消えなかったものです。
507:
>>506
どこの地方にもある都市伝説の一種だよね。
うちの地元では、りんご飴を食べ終えた割り箸をくわえたままコケて
喉に突き刺さって、救急車で運ばれた後死亡だった。
友人の地域では、焼きソバの箸で死亡だった。
509:
>>507
さあ…自分の親から聞いた話なんで都市伝説を聞かされただけなのか、知り合いの事実なのかは不明だな。
まあでもこんな切ない話は本当にはないほうがいいと思うけどね。
510:
>>509
実際によくある事件だよ。
ただ、「○○の知り合いの○○」というのはそこから発生した都市伝説が多い。
でなきゃ、うちの会社は6人しかいないのにうち4人の知人関係者が
その手の事故で亡くなってることになってしまうw
521:
>>507
俺の友達は4才の時に歯ブラシくわえたまま転んで口の奥に刺さって救急車で運ばれてたな。こういう話は結構多いんだろうな。
513:
杏林大学の割り箸事件でしょ。
結局医者は無罪になってよかったけど。
514:
子供って危険が一杯だよなぁ
どっかのマンションでバリアフリーのために手すりをつけたら
そこを足場にして転落死した事件が起こったとかも聞いたし
エスカレーターやエレベーター、自動ドアなんかも
割と危険な気もするが…
536:
高校生のころ、私は電車通学してた。
ある時、電車の中で痴漢にあった。振り払っても、逃げても
追いかけてくるし、心底怖かった。
しばらくして、痴漢が同じ学校のテニス部のコーチ
だということに気づいて、友達に話した。
そしたら、友達の口から広まったらしく、テニス部の
女の子たちが大勢でやってきて、でたらめ言うなとか
嘘つきとか散々ののしられた。特に主将の子はものすごく
怒っていて、休み時間も放課後も怒鳴りまくられた。
結局そのまま、痴漢の件は私の思い違いということに
なってしまった。
数年後、そのコーチが部の女の子にセクハラをして騒ぎになり、
首になった。やっぱりあいつはそういう奴だったんだと思う一方、
私がもっとちゃんと先生に訴えたりしていたら、被害者が
増えなかったかもしれないと悩んだりした。
537:
さらにその数年後、同窓会があった。
以前私を吊るし上げたテニス部の元主将が、私の顔を見て、
「あの時はごめんねー、まさかあんな人だとは思わなかった」
と言ってくれた。他の子も謝ってくれて、私もほっとした。
ところがその同窓会の帰り道、テニス部だった子が
こっそり教えてくれた。
テニス部の元主将は、以前からものすごくコーチのことが
好きだった。痴漢騒ぎの後、嘘つきを黙らせましたとコーチに
自慢げに話をしていたそうだ。
卒業してからも、部の手伝いを理由にテニス部に出入りしていたが、
コーチが他の人と結婚することになったとたん、突然態度が
変わった。高校の先生やPTAの人たちに、コーチがセクハラ
をした、自分たちもされていたと泣きながら電話をかけ、
教育委員会とか警察とかにも手紙を送りつけたそうだ。
あっという間にコーチは首になり、結婚もダメになった。
どうして学校でも有名な美少女だった主将が、ひょろひょろのチビで
不潔感のあるハゲのコーチにそこまで執着したのか、今でも
よくわからない。
587:
母の友人Aさんの話。
Aさんには進学校に通う娘がいた。成績もよく真面目で、いい娘さんだったそう。
そんな彼女に彼氏が出来て、軽く遊び始めた。
ある日、娘がぼんやりとして帰ってきた。Aさんは疲れているのかな、と思った。
聞くと、どうやら彼氏と二人乗りをしていたバイクで転倒したらしい。ヘルメットはしていたし、
すぐに起き上がれたのでそのまま帰ってきたという。言葉もしっかりしていて、
元気そうだった。Aさんは心配したが、大丈夫だと言うのでその晩は寝かせておいた。
翌朝、娘は起きてこなかった。起こしに行くと部屋中血まみれ。耳から大量に血を流して娘が倒れていた。
即入院。命に別状はなく、幸い日常生活は可能だったが、少し思考が鈍くなった。
そのため進学校の高度な授業についていけなくなり、成績はがた落ち。
元々真面目で成績も良かった彼女はひどくショックを受けて、
頭は金髪、夜な夜な遊びに出るようになってしまった。
Aさんは娘の気持ちが少しでも和らぐように、前から飼いたがっていた犬を娘に買ってあげた。
娘さんはとても喜んで、表情も明るくなり、素行も落ち着いてきた。
ほっとした矢先、仔犬は病気にかかりあっという間に死んでしまった。
娘さんはそれ以来、ますますふさぎこみ荒れているそうだ。
その後どうなったか私の母も聞いていないので、ここで話が途切れている。
ここで終わられるとめちゃくちゃ後味悪いのだがどうすることも出来ない。
590:
>>587
頭を怪我したせいで人格が変わるとか能力が低下することって
普通にあるらしいね。
何人も殺した連続殺人鬼の脳をレントゲンで撮ってみたら
一部が潰れてた、とかいう話を聞いたことがある。
593:
>>590
異常犯罪と前頭葉の関係性ってやつね。
潰れてたっていうのは聞いたこと無いけど。
600:
>>590,593
ヘンリー・ルーカスだな。脳の広範囲に損傷を負ってた殺人鬼。
668:
ある日曜の朝。男は外ではしゃぐ子供の声に目を覚ます。
「いったい何なんだ?」
男が外を見ると、恐竜が外を歩いている。
訳が分からないままリビングにいる妻に聞いてみる。
「さあ?よくわからないわ。でも害はないみたい。子供も喜んでいるし。」
確かによくみると恐竜には実体がないようで、CGのように見えた。
陽光差し込む麗らかな午後
家族は外の恐竜のパレードを見ながらくつろいでいた。
「パパ、あれは何?」
子供が指を指した先には見慣れない恐竜。
男は図鑑をもってきて調べてみる。
「ああ、あれは少し進化した恐竜だな」
そこで男は気づく。
「そういえばさっきから恐竜の姿が全体的に進化してきているな」
そして外のパレードは恐竜から哺乳類へと変化してきた。
「まるで太古の昔からの進化の過程をシミュレートしているようだ」
海底三千メートル
一基の原子力潜水艦
艦長室
「我々はこの腐敗した世界を一掃し、新たな世界を創ることを目的とし、その為の手段を持つ。」
その言葉を最後に艦長は無線を切り、核ミサイル発射のボタンを押した。
その瞬間、彼の脳裏には彼の今までの人生がまるで走馬灯のように回想していた。
681:
>>668
ちょっとわからないんですが、進化する恐竜のCGは、地球自身が滅亡を予期して
走馬灯を見てたって事ですか?
682:
>>681
そう。
地球の見た、46億年ぶんの走馬灯という発想はすごいな星さん。
世界史好きの自分は、過去のいろんな大戦やら人物やらを見てみたい気もするけどw
746:
少し前に週刊新潮で読んだ話。
昔、自分の子供に「悪魔」という名前をつけたDQN親父がいた。
現在その悪魔君は、児童養護施設で暮らしているそうだ。
なんでも、DQN親父が経営していたスナックが倒産し、夫婦は離婚。
挙句の果てに、親父は覚せい剤に手を出して刑務所行きになったとか。
まあDQN親父にはふさわしい末路だ。
でも何の罪も無い悪魔君には酷な話だね。
彼は将来サッカー選手になりたいらしいのだが、とにかく幸せになって欲しいと思うよ。
749:
>>746
あきる野市側が受理せず裁判に発展。
結局「悪魔」は認められず「亜駆」君になったはず。
しかし「なぜ悪魔と命名しようと思われたんでしょうか?」の問いに
「悪魔はすごい。悪魔は魔法が使える。」って返したあの親父はまさにDQNだった。
その事件がらみで珍名をつけられた子供の例が挙げられてたけど
双子に「原爆」「水爆」と付けてた親がいた。しかも受理済み。
この親も間違いなくDQNなわけだが、その名で生きていく子供を思うと後味悪いね。
752:
>>746
あれ、ひどいんだよなー。
両親どっちも「子供イラネ」って言って施設行きになったんだってさ。
名付けでゴネた時はさんざん子供のためみたいなこと言ってたのに。
754:
しかも名前を変えない以上は、
「ああ、あの・・・」と思われてしまうその子の人生・・・
756:
15になったら申請して変えられるよ>名前
上のほうで人の最期の話があったけど、看護師さんから聞いた話。
ある夕暮れ、若い看護師さんが病室の窓の外に白く舞うものを見た。
屋上に干してたシーツでも落ちたかな、と下をみると、倒れていたのは若い女の子。
彼女は入院患者で、白血病を告知されたばかりだった。
本人はそうではないかとずっと疑っていたが、周りは「悪性貧血」といってごまかしていた。
告知された時、彼女は「やっぱりそうなんだ、覚悟はしてた」と静かに前向きに受け入れていたそうだ。
地面に叩きつけられた彼女はまだ息があった。
慌てて処置をしたけれど、もう耳からも出血していた。
「いたいイヤだ助けてお母さんなんでこんなことしちゃったんだろ
いやだ死にたくないお母さんまだ死にたくない死にたくないぃいい!!」
…そう声を上げると、すー…っと全ての状態が低下して亡くなったそうだ。
夕暮れ時、これからのことについて色々考えてるうちに発作的に飛び降りちゃったんだろうなあ…
760:
>>756(ノД`)コワイヨ
怖すぎる・・・
後味悪いねそれは・・
891:
おいらも後味悪かったショートショートでも投下。
主人公は、大財閥の御曹司のクローン。
大切な御曹司に万一の事があった場合、パーツのスペアを取るために用意されていた。
いろいろ条件を同じにしておくため、二人は兄弟のように育てられたが、
御曹司の方は悪い奴ではないが、無茶ばかり。小さい頃から腕を折ったり足を切ったり、
結局成人するまでに、クローンは手足や眼球、内臓などいろいろと持って行かれ、
すでにあっちこっちが作り物になっていた。御曹司はもちろん健康体。
クローンがいいかげん人生がイヤになっていたある日、カーレースに参加していた(か何か)
御曹司が、ついに頭をつぶした。急ぎ、クローンの脳の一部が移植される事に。
だが今度は、クローンはきっぱり断った。そんな事をしたら、今度こそお終いだ。
母親の目を見つめ、自分の人生を主張するクローン。しかし、母は説明する。
御曹司の脳は殆どが潰れており、結局はクローンの脳が全て使われるらしい。
それでは、今こそ自分は御曹司本人となり、健康な身体と、まともな人生を取り戻せるのか!
喜ぶクローン。だがその頭に、脳の情報のダウンロード装置が取り付けられる。
装置の中には、万一の為に保存してあった御曹司の全記憶。
今から、クローンの脳は、全て御曹司の記憶に書き換えられてしまうのだ。
泣き叫ぶクローンに、母親はにっこりと微笑む。
「さようなら。今まで、ご苦労さまでした。」
948:
地獄少女の後味悪い話。
登校拒否の女の子がいて楽しみはメル友とメールをすることだった。
女の子は学校の先生が毎日家に来るのを苦痛に思っており
地獄少女に頼んでその担任を地獄に送ってもらおうと思い依頼。
(地獄少女というのは自分の恨んでいる人を地獄に送ってくれる女。
ただし、呪った人も死んだ後地獄にいく。
依頼をすると藁人形をくれ、その藁人形についてる紐を解くと契約成立とされる。)
ある日母に呼ばれたので部屋から出てみると担任で、初めて腹を割って二人で話をした。
担任が思っていることを正直に話をしてくれたのが嬉しく次の日女の子は登校した。
放課後職員室で学校に来てくれて嬉しい等話をしていた。
女の子自身も学校に来れたのが嬉しく担任が席を外した隙にメル友にメールを送った。
送信した直後担任の机の携帯が鳴った。
まさか…と思い中を見てみると自分のメールが。
女の子は責めたが担任は相手がその女の子だとは知らなかったと言う。
女の子も、そのメールに随分救われたし…と言い最終的に和解。
だが担任はメールで自分を呪い殺すように地獄少女に頼んでいることを知っていた。
そして担任は、生徒に授業は聞いてもらえないし教頭にも毎日のようにどやされる。
もう生きて居たくないから殺してくれと女の子に頼んだ。
女の子は迷ったがメールで担任が色々悩んでいることを知っていたので
契約をし担任を殺した。
担任が目を覚ますと船に乗っており三途の川を地獄少女と共に流れていた。
その時初めて呪い殺した人も死後地獄に行くことを知らされる担任。
「勝手なものね…」地獄少女に言われ女の子が地上で泣いてる所を見せられ
「そんな…」と言うところで終了。
どっちも悪くないのにどっちも地獄行きなんてーとおもたです。
955:
あろひろしという漫画家の短編
主人公がある日友達のアパートに遊びにいくと、いつの間にか友人は彼女と同棲を始めていた。
いつの間にこんなかわいい彼女を見つけたんだよ、と聞くと友人は嬉しそうに答えた。
「実は彼女、俺の妄想なんだ」
友人はずっと独り身で彼女が欲しくてたまらなかった。
いつの頃からか、こんな彼女がいたらなあという妄想を始めたという。
そんな日々を続けていくうちに、なんとなく彼女がいるような気がし始めた。
はじめはいるような気がするという存在感程度だったのが
日が経つにつれてぼんやりした影となりついには実体化したのが今の彼女だというのだ。
主人公にはその真偽は分からないが、嬉しそうな友人の顔を見ていると
それ以上聞きただすこともできなくなり、その日は分かれた。
しばらくして主人公はまた友人を訪ねたところ、今度はなんと子供が生まれていた。
なんだなんだ、いくらなんでも子供は早すぎるだろうというと友人は
「いや、どうもこの子も妄想みたいなんだ。
 綺麗な彼女にかわいい子供までいて俺は幸せだ」
やはり主人公はそれ以上は何も言えなくなり、帰る事にした。
しかし帰り際に友人がぽつんともらした一言が気にかかった。
「でも、俺は子供まで妄想してたっけ…」
956:
さらにしばらく後に主人公は友人を訪ねた。
友人はアパートの入り口にぽつんと座っていた。
どうしたんだと聞くと友人は答えた。
「…間男が出てきた」
ある日気づくと間男がいて、彼女とイチャイチャしていたそうだ。
子供も間男になつき、友人は全員から相手にされなくなっていた。
「どうも子供も間男も、彼女が妄想して生まれたみたいなんだ」
そう言う友人の姿が一瞬ふっと薄くなる。
「今度は妄想たちが俺の事を忘れ始めたみたいだ。
 あいつらが俺の事をすっかり忘れてしまった時、きっと俺は…」
その日分かれて以後、友人との連絡が途絶えた。
主人公は今でも時々思う。
あのアパートの扉の向こうでは、今でも妄想たちだけが幸せに暮らしているのだろうか…
981:
殺人犯松本とキャリア刑事佐伯の二つの視点で話が進む。
娘を失い心に穴が空いた松本は、宗教に救いを求めるあまり
娘を取り戻すための悪魔的な儀式に手を染めていく。
儀式とは自分の娘と条件の近い生贄を差し出すこと。
松本は無能な警察を挑発しながら次々と生贄を捧げ(=幼女連続殺人)、
ついに理想的な条件の女の子を見つける。
一方、佐伯は政治家の隠し子であり警察長官の婿養子という立場から職場では孤立し、
夫婦仲も醒めきり、娘だけが心の支えになっている。
佐伯は周囲の批判や軋轢に晒され、心身を削りながらも幼女連続殺人犯を追い、
挑発的な犯人を止めるためにメディアを使って犯人に呼びかけるが、
その結果自分の娘が殺人犯の標的になる。
982:
松本が娘を付け狙い犯行に及ぼうとしたそのとき、張り込んでいた佐伯の部下によって
松本は捕らえられる。刑事は松本に語りかける。
刑事「探しましたよ佐伯さん…」
佐伯は娘を殺されたことで全てを失い、離婚して佐伯姓から松本姓に戻り
娘の復活のために殺人を繰り返していた。
ラストで松本は自分を捕まえたかつての部下に問いかける。
佐伯「私の娘を殺した犯人は捕まりましたか?」
刑事「いいえ、未だ何の手がかりも掴めません…」
連続殺人犯に娘を殺された佐伯=松本が娘を蘇らせるために連続殺人を犯すという話。
全く救いのないラストに読後感が異常に重い。
986:
>>982
佐伯=過去視点で松本=現在視点なんだな。すげぇ・・
てか「慟哭」ってあの、表紙が異様に恐いやつか
98

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