ミカサ「エレンの歯ブラシ…」ちゅぱちゅぱレロレロback

ミカサ「エレンの歯ブラシ…」ちゅぱちゅぱレロレロ


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1:
ミカサ「エレンのパンツ…」クンクンスーハー
アルミン「…ミ、ミカサ?そこで何してるの…?」
ミカサ「…! いつからそこに」
アルミン「えっと…歯ブラシがどうのこうのってところから」
ミカサ「…これは その 歯ブラシの強度を調べていたの」
アルミン「…じゃあ手に持ってるものは?」
ミカサ「これのその布の …生地を調べていた」
アルミン(やべぇ言ってることメチャクチャだよ…)
アルミン「じゃあ"エレンの"って言ってたのはどういう意味なの?」
ミカサ「……」
5:
エレン「ふーいい風呂だった」
ミカサ「!!」
アルミン「あっエレン」
ミカサ「…」ジュポッ!
アルミン「ふぐぅ!?」モゴモゴ
ミカサ「エレン、大変!!アルミンがあなたの歯ブラシをちゅぱちゅぱしてるの!!」
アルミン「!!?」
9:
エレン「ハァ?」
ミカサ「見ての通りよ!アルミンはとんでもない変態だったの!!」
アルミン「???っ ぷあっ」ペッ
アルミン「ちょ、ちょっと待ってよミカサ!!君が先に――」
エレン「ん?そういやお前手に持ってるのなんだソレ?」
ミカサ「」ハッ
ミカサ「これは…」
ミカサ「これはアルミンが頭に被ろうとしていたエレンのパンツよ」
15:
アルミン「ええええ!!?」
ミカサ「アルミン さいてい ひどい」
アルミン「意味わかんないよ!!違うんだエレン!!僕はミカサが」
エレン「えーっと…状況が飲み込めないんだけど?」
ミカサ「エレンにげて このへんたいは私がころす」
アルミン「勘違いしないでよぉ!!僕の話聞いてよぉ!!」ウルウル
エレン「なんかよくわかんないけどさ、お前ら疲れてるんだよ…今日の訓練は確かにキツかったしな」
16:
エレン「とりあえず俺の歯ブラシ?返せよ…」
エレン「アルミンの言う通りさ、なんかの間違いだろ?」
アルミン「うっ…うっ…」グスングスン
ミカサ「この状況でも動揺しないエレンはさすが」
エレン「そもそもなんでミカサはここにいんだ?ここは男部屋だぞ」
ミカサ「!」
ミカサ「たまたま通りかかったらエレン達の部屋から何かをしゃぶる音が聞こえてきた」
エレン「はぁ…」
ミカサ「そしたらハァハァ言いながらアルミンが『エ、エレンの歯ブラシ…エレンの味…』とエレンの歯ブラシを舐めていた」
アルミン「う、うわぁぁああん」
エレン「…ま、まさか…なぁ?」
17:
エレン「とにかく話は明日だ。今日はもう体を休めようぜ」
アルミン「ひっく…ひっく…」スタスタ
アルミン「…」ゴソゴソ
ミカサ(ふて寝…
  ごめんねアルミン 私とエレンのためなの しょうがないの)
ミカサ「エレン、気をつけて…いつでも逃げれるようにs
エレン「分かったから寝ろ、な?」
ミカサ「あぅぅ」ガチャバタン
エレン(何か良く分からない事になったなぁ…ミカサの言ってる事は本当なのか?
  現に俺の歯ブラシはびちゃびちゃだし…)
アルミン(ひどいやミカサ…信じてたのにっ…)
19:
翌日…
アルミンの噂は瞬く間に訓練兵の中で広まっていった…
もちろん広めたのはミカサ
アルミン「うぅ…少し寝坊しちゃった。それに目が痛いよ…」
ジャン「ようアルミン。話は聞いたぜ!お前も物好きなんだなぁ?」プッ
アルミン「は?」
ユミル「愛の形はいろいろあるからな!気にすんなって!」
アルミン「え?」
サシャ「聞きましたよアルミン!その、特殊な趣味をお持ちなんですね?」
サシャ「ああでも私は気にしませんよ!私が気にするのは主に食べ物の事で――」
アルミン「あ、あのさ…」
22:
これには仏のアルミンも激怒
23:
アルミン「一体どこからそんな話が?」
サシャ「ミカサから話を聞いたんですよ?」
アルミン「!!」
アルミン「い、今ミカサはどこに―?」
サシャ「へ?あぁさっき外に行きましたね」
アルミン「ありがとうっ 話の途中だけどごめんっ――」ダッ
ドンッ
アルミン「わっ…」
ライナー「おっアルミンじゃねぇか」
アルミン「ライナー!ミカサを見なかっ
ライナー「お、俺さぁ…お前の趣味嫌いじゃないぜ?」ニカッ
アルミン「ひっ…いぃゃあああああ!!」ダダダダッ
25:
アルミン(どうして!!どうしてなんだよぉ!!ミカサぁっ!!)ハァッハァッ
コニー「おい!アルミン!」ガシッ
アルミン「僕は変態じゃなぁあいいぃ!!」
コニー「落ち着けってアルミン!!俺だよ、コニーだよ」
アルミン「コ、コニー…ごめん…」
コニー「お前どうしちゃったんだよ」
アルミン「あ…あああ…僕は…」
コニー「…」
コニー「俺は知ってるぜ、犯人はミカサだってこと」ボソッ
アルミン「!!!」
26:
このコニーは賢い
27:
コニーがバカじゃない!?
28:
コニー「昨日の夜見たんだ…ちょっとトイレに行く途中にな」
アルミン「そうなの!?」
コニー「ああ…あれは確かにミカサだった」
ミカサ『エレン…エレン…これはエレンの髪の毛…間違いない…』クンクン
コニー「―ってな。」
アルミン「…」ゾッ
アルミン「そんな事より助けてぇ!!ミカサと会って話をしないとぉ!」
コニー「落ち着けアルミン!この事は二人だけの秘密だ」
アルミン「うっ…うん…っ」
コニー「それでさ、ちょっと俺には考えがあるんだ」
34:
その日の夜
エレン「今日は一日大変だったよ」
エレン「会う人会う人にお前との事言われてさ」
アルミン「あのね…エレン…僕じゃないんだよ」
エレン「…そ、そうか…」
アルミン(うわぁぁ絶対少し引いてる!!)
アルミン「エレン!!証拠を持ってくる!!僕じゃないって事を証明するから!!だから信じて!!」ガバッ
エレン「お、おう…とりあえず俺風呂行ってくるわ」スタスタ
アルミン「…必ずだ…必ず…!」
アルミン(待ってろミカサっ!僕はもう弱くないんだっ!!)キリッ
36:
コニー「よう、来たなアルミン」コソコソ
アルミン「こんなところに呼び出して…一体何をするつもりなの?」
コニー「この物陰にいれば俺たちからあの部屋が見えてもあの部屋から俺たちは見えないんだ」
アルミン「…!」
アルミン「な、なるほど…!!」
コニー「今エレンのパンツに見せかけておいてあるものは実はライナーのパンツなんだ」
アルミン「ふむふむ」
コニー「ミカサがパンツに気を取られている間にアイツを取り押さえる!!これでどうだ!!」ドヤッ
アルミン「ふむ…」
アルミン「ん、?んー?」
コニー「我ながら完璧だと思うぜ。それでミカサを縛り付けておいて…」
アルミン「コニー あの」
コニー「エレンが戻ってきたらそれですべてが明らかになる!!」
37:
アルミン「どうやってミカサを取り押さえるの?」
コニー「おう、そりゃもちろんロープかなんかで」
アルミン「ミカサを?」
コニー「そうだぜ。ミカサをだぜ」
アルミン「…」
コニー「…」
アルミン「む、無理だよ…もう終わりだ…僕は一生変態の名を…」ガクガク
コニー「やべぇ!!俺たちだけじゃ絶対ミカサを取り押さえる事なんて不可能だった!!」
アルミン「うわぁぁああああ」
39:
コニー「どうしよう!!どうしたらいいんだ!?」
アルミン「ミカサの力には勝てない…僕は全てを諦めるしかない…」
コニー「お前も何か考えろよ!!」
アルミン「エレンからも拒絶され……」
トン... トン...
コニー「!! 静かにっ」
アルミン「!?」
コニー「ミ カ サ だ … !ミカサが来たぞ!」ボソッ
アルミン「!?!」
42:
コニー「つうかなんであいつはエレンが風呂に行くタイミングを知ってるんだ!?」
アルミン「分からない…分からないよ…」
コニー「クソッ 無理でもやるしかねぇ…頼む、ライナーのパンツゥッ!!」
アルミン「あ・・あわわわわあわ…」ガクガクガク
ミカサ「……エレン…」
ミカサ「エレンの飲みかけのコップ…」ペロペロ
ミカサ「昨日はじっくり堪能出来なかったエレンの歯ブラシ…」
ミカサ「あれから…使ったのかな…」クンクン
45:
ミカサ「ふぅ…これはエレンの味」チュポチュポ
コニー「」
アルミン(コニーも固まってしまった…)
ミカサ「…?」
アルミン(ああっ!パンツに気づいた!)
コニー「うお、マジか」ハッ
ミカサ「……」ジーッ
ミカサ「…」ガッ
ザクッ ジョキジョキジョキッ
コニー「!!?」
アルミン(パンツを…切り刻んだ!!?)
48:
ミカサ「誰?」
コニー・アルミン「!!」ビクッ
ミカサ「誰がこんな事をしたの?」
アルミン「や、やばいよ…逃げようよコニー」
コニー「クッ…」ゴクリ…
ミカサ「…アルミン…?」
アルミン(ひぁあああ!!?)
ミカサ「それとも…まさか、エレンに気づかれた」
コニー「もう行くしかねぇ!!あいつは武器を持っていない!
  男二人の力にはさすがのミカサも勝てねぇだろ!」ヒソヒソ
アルミン「嫌だよぉぉおまた僕が濡れ衣を着させられちゃうかもしれないじゃないか!!」
50:
コニー「う、うおぉおおおお」ダッ
アルミン「コニー!!!」
ミカサ「!?」
ミカサ「―っ!」ドスッ
コニー「ぐぇあ」
ミカサ「――ふんっ」ゴチッ
コニー「あぐぇ」
ミカサ「…あなたがやったの?コニー」
コニー「」
アルミン「うわぁあもうやめてよぉおおお」ダダッ
ミカサ「アルミン…あなたまでどうして」
52:
アルミン「ミカサが悪いんだ!!昨日の事ぜんぶ僕のせいにしたからっ」グスッ
ミカサ「…」
ミカサ「ごめん アルミン」
アルミン「…へっ」
ミカサ「あの時はどうしようもなかった…
 エレンに見つかっていなければあなたのせいにするつもりもなかった」
アルミン「で、でも…君は皆に言いふらしたじゃないか…」
ミカサ「それは昨日の夜…あの後まだ頭の中がパニックで…偶然会ったサシャに言ってしまった」
アルミン「それでサシャからどんどん広まっていったって言うのか…」
コニー「ん‥いてて」
ミカサ「コニーはどうしてここに居るの」
54:
アルミン「あっコニーは実はかくかくしかじかで…」
ミカサ「…あなたも見ていたの?」ギロッ
コニー「ひい!俺は言いふらすつもりはねぇぞ!!いやっつもりなんてないですっ!!」ビクビク
ミカサ「そう…そういう事なら」
コニー「ふう…命だけは助かったぜ」
アルミン「悪気が無いなら良かったけど…広まった噂はどうにもならないよ…」
ミカサ「私からちゃんと真実を伝える」
アルミン「そっか…ならいいんだけど」
ミカサ「ところで」
ミカサ「エレンのパンツはどこなの?」
57:
コニー「あ、しまった」
アルミン「ん?」
コニー「いや…ライナーのパンツ持ってくるときにさぁ…置いてきちまったみたいだわ」
ミカサ「じゃあ、エレンのパンツはライナーとベルトルトの部屋?」
アルミン「そ、そうなるよね…」
コニー「やっべぇ!!」ダッ
アルミン「ところでパンツなんて代えがいくらでもあると思うんだけど」
ミカサ「あのパンツはエレンが今までで一番多く履いているパンツ」
アルミン「あぁ、そうなの…(これ以上は何も聞かないでおこう)」
58:
ライナー&ベルトル部屋
ライナー「うーん?置いてあったから俺のパンツだと思ったんだがやけに小さいなこれ」
コニー「ライナー!!」バンッ
アルミン「!!」
ミカサ「なっ……」
エレンのパンツを履いたライナーがそこには居た
ミカサ「い、嫌」
アルミン「ラ、ライナー!とにかくそれ脱がないと」
ライナー「何だぁ?揃いも揃って?」
ミカサ「いやああああああああああああ!!!!!!!!!」
60:
コニー「ミカサ!落ち着け!!」
アルミン「ライナー!!早くそれ脱いで!!」
ミカサ「いやああああああああああああああ!!!
 エレン!!!!!エレンのぉおおおお!!!」ジタバタ
ライナー「おいおい、一体何が…?」
ベルトルト「うぅーん…何だ今の悲鳴は」ムク
ざわざわ…
ジャン「うるせーな、何の音だよ」
マルコ「ライナー達の部屋だな」
サシャ「何か今すごい悲鳴がしませんでしたかー?」
ユミル「おいおい女子部屋まで丸聞こえだぞ」
ミカサ「ああああああああエレェェェン!!!!!!!!!」
63:
クリスタ「きゃっどうしてぱんつ一丁なのっ…」
ユミル「クリスタは見ちゃダメだ」
アルミン「ま、まずい…皆が集まってきてしまった…」
コニー「エレンが来る前になんとかしねぇと…」
ミカサ「それはエレンのパンツウウウウウウウウウウウ!!!!!」ジタバタ
アルミン「ミカサ!あんまり騒がない方が」
ジャン「ハァ?何だって?」
ベルトルト「確かに。お前そんなパンツ持ってたっけ?」
ライナー「いやだから置いてあったから」
ユミル「すげーパツパツだぜ?」
エレン「おい、皆集まって何してんだよ」
64:
サシャ「なんかライナーがエレンのパンツを履いてるとかどうとか」
ユミル「写真に残しておきてぇところだな」ブフッ
エレン「ん? よく見えねぇ…」
ミカサ「エレンのパンツ返せええええええええええ!!!!!!!!」
コニー「おいミカサ!!エレンが来てるんだぞ!」
クリスタ「えぇーっと?一体何が?」
エレン「ちょっとゴメンなアルミン そこどいてくれ」
アルミン「あっ エレン ダメ!!!」
ライナー「お、おうエレン これってお前のパンツか?」
67:
翌日
ヒソヒソ ザワザワ
ジャン「まさかライナーがな…」
アルミン(予定外の方向に話が進んでしまった)
ベルトルト「さすがに何も言えないなぁ…ちょっと危ないとは思ってたけど」
ミカサ「エレン…エレンのパンツ…」グズッグズッ
サシャ「何か良く分かりませんけど、元気出してくださいよミカサ」ポンポン
コニー「…ま、まぁ」
コニー「これでアルミンの疑いも晴れたし、いいんじゃねーの?」
ミカサ「私はよくない…ライナーを絶対に許さない」
69:
エレン「やっぱり皆疲れてるんじゃないのか アルミン?」
アルミン「え?」
エレン「だっ てあの…ラ、ライナー…」ガクブル
アルミン(エレンもさすがに危険を感じているみたいだな…)
アルミン「まぁ、でも」
アルミン「コニーの言う通りかもしれない、ね…」
アルミン(ちょっと心苦しいけど…)
コニー「そうそう、一件落着だぜ!!」
ミカサ「…エレン…の 歯ブラシも…パンツも…全部…私のもの…」
エレン「俺はどうしたらいいの?」
ライナー(パンツは切り刻まれ よく分からぬままホモ疑惑を被せられ)
ライナー(ベルトルトにまでドン引きされた俺は一体…)
終わり
7

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