エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」和「!?」back

エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」和「!?」


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3:
和「…」カチカチ
和「(この『ハギヨシ』という人…なかなか手強いですね)」カチ
和「(でも…)」カチ
ツモ 300、500
和「ふぅ…(ギリギリ逃げ切れました…)」
和「(さて、そろそろ明日の準備をして寝ましょうか)」
和「(明日の時間割は…)」
エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」
和「!?」
4:
エトペン「」
和「…」
和「気のせい、でしょうか…」
和「エ、エトペン?」
エトペン「」
和「…」
和「やはり、気のせいですね」
エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」
和「っ!!!」
5:
和「あ、ああ…エトペンが…」
和「エトペンが喋るなんて…そ、そんなオカルト…」
和「ありえません!」
エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」
和「ひっ!」ビクッ
和「(やっぱり喋ってる…でも)」
和「ど、どうせこんなの誰かの悪戯に決まってます」
和「そう。これは悪戯です。お、大方、部長あたりがこっそり仕掛けた」
エトペン「美穂子かわいいよ美穂子」
和「ひっ!」ビクッ
6:
和「(さっきとは違う言葉…)」
和「ず、随分と手の込んだ悪戯ですね。部長らしいと言えば部長らしいですが」
和「でも、もう驚きませんよ。そろそろタネ明かしといきましょうか」
和「きっと部活で私の居ない間に…この辺りに…」ゴソゴソ
和「小型の録音再生機でも…」ゴソゴソ
エトペン「和ちゃんのデカパイ揉むね」
和「えっ?」ムニュ
和「ひっ!」
エトペン「」ズズズ
和「う、動いた…!」
7:
和「(おかしいです)」
和「(エトペンを調べても録音再生機のような物は無かった…)」
和「(しかも、エトペンに触った感触がいつも通りでした)」
和「(つまり内部に機械的な細工が施されている訳でもない)」
和「こ、こんなオカルト…」
和「ありえません!」
エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」ズズ
エトペン「みほこーみほこー」バッ
和「(跳んだ!?)」
エトペン「美穂子かわいいよ美穂子」ガラッ
和「(ま、窓を)」
エトペン「みほこぉ?」バッ
和「(飛んだ…)」
8:

久「ふむ。それで昨日はそのまま放心して、気が付いたら朝になっていたと」
和「はい。夢であって欲しかったんですけど、部屋の何処にもエトペンが見当たらなくて」
和「本当に部長は何も知らないんですか?」
久「残念だけど知らないわ。というか、話を聞く限りだと人為的な現象と思えないわ」
和「でも、そんなオカルト…」
久「ありえるのよ。そうでもなければ説明が付かないでしょう?」
和「う…」
まこ「じゃが困ったのう。そのエトペンとやらが無きゃ、和は本来の実力を出しきれんのじゃろ?」
和「はい…」
久「取り敢えず美穂子に連絡を取ってみましょう」ピッ
久「和の話が本当ならエトペンと対面しているかもしれないわ」プルルル
優希「じぇ?風越の福路さんって機械オンチなんじゃ…」
咲「機械オンチでも流石に携帯くらいは使えるよっ!」
10:
アーリーガートーウーノハルハー マダハヤイーカラー
華菜「キャプテンの携帯に電話だし」
美穂子「ええと、これはどうすれば話せるのかしら」
華菜「ここの応答ってトコを指でタップすれば話せますよ」
美穂子「タップというのは…」
華菜「こう、指で触れることです」ポチ
『もしもし美穂子?今大丈夫ー?』
美穂子「上埜さん!大丈夫です!どうかしましたか?」
『んー…単刀直入に聞くんだけど、丸っこいペンギンのぬいぐるみを知らない?』
美穂子「あぁ、それでしたら…」
エトペン「美穂子ちゃんマジ天使」
美穂子「今朝からずっと私の傍を離れません」
11:
『ぬあーっ!また喋った!何製だコイツ!』
『お、落ち着いて華菜ちゃん!』
『焦りからは負の感情しか生まれぬ。森羅万象、あらゆる現象を受け入れるべし』
『なんかすーみんの様子もおかしい!どうなってんだし!』
『池田先輩、この藤田プロのカードをあげますから落ち着いて…』
『落ち着けるかァ!とにかくそのペンギンはダンボールか何かで封印するべきだし!』
『池田ァァ!電話中くらい静かにしろァ!』
久「どうやらエトペンは美穂子が持ってるみたい」
優希「何のツッコミも無しだじぇ」
和「早くエトペンを迎えに行きましょう!」
まこ「ここから風越まで歩くんはちょいとキツいと思うがのぉ」
久「ならヒマそうな人に迎えに来てもらいましょう」
12:
ブロロロロ…
智美「ワハハー。久は人使いが荒いなー」
久「ごめんごめん。お礼はちゃんとするから」
智美「頼むぞー」
咲「お礼って、何のことですか?」
智美「ジュース一本」
咲「…」
ゆみ「蒲原、今後は久の頼みは無視した方が良いぞ」
久「失敬ね。なら、次からはジュース二本でどう?」
智美「おっ。それは美味しいなー」
ゆみ「蒲原…」
桃子「本人がそれで良いなら、それで良いんすよ…加治木先輩」
智美「と言ってる間にとうちゃーく」ギャリイイィ
14:
久「失礼します」ガチャ
エトペン「美穂子かわいすぎワロタ」
和「エトペン!」ダッ
智美「うお、ペンギンが喋った」
ゆみ「あれはぬいぐるみだ、蒲原」
桃子「ぬいぐるみだとしても変っすよ」
美穂子「みなさんお久し振りです」
まこ「合宿の時以来じゃのぉ」
和「探しましたよエトペン!」
エトペン「みほこーみほこー」
華菜「一周回って喋らないペンギンがおかしく見えてきたし。あははは」
コーチ「池田ァ!しっかりしろァ!」
優希「カオスだじぇ」
15:
久「あー、早だけどそのペンギンは引き取らせて貰っても良いかしら?」
エトペン「美穂子はかわいいなあ!」
美穂子「良いですよ。元々は原村さんの私物ですから」
和「良かった…エトペン…」
純代「これにて一件落着ッッッ!」
華菜「あはは、めでたしめでたし?」
未春「華菜ちゃんしっかりして!」
優希「何はともあれ、無事にエトペンが戻って良かったじぇ」
まこ「そうじゃのぉ」
咲「いえ、この感じ…」
優希「じぇ?」
咲「何かが…来ます!」
エトペン「美穂子は美穂子、み、みみほほみほ、こみほここ子こ子、子っ子、子子」
18:
智美「何だー?ペンギンの様子がおかしいぞー」
ゆみ「小刻みに振動しているな」
桃子「心なしか、さっきよりデカくなってないっすか?」
智美「ワハハー。そ、そんなわけ…」
ゆみ「いや、どうやら気のせいではないようだ」
桃子「どんどんデカくなるっすね…」
智美「…」
ゆみ「…」
桃子「…」
超エトペン(185cm100kg,C132W90H105)「みほこーみほこー」
20:
優希「エ、エトペンがムキムキになったじょ!」
未春「そしてあの肉体…ケン○ロウがモデルになっている!」
華菜「どうでもいいし!それより早く逃げましょう、キャプテン!みんな!」
超エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」
久「あの身体であの台詞はゾッとするわ」
まこ「とんでもないことになったのぉ」
和「エトペン…」
咲「和ちゃん、あれはもうエトペンじゃない!」
和「そんな…」
和「変身出来るのなら、どうしてエトピリカじゃなくてケン○ロウに…」
優希「そこか!」
21:
エトペン「美穂子ちゃんかわいい桃尻ナデナデ」グイッ
美穂子「きゃっ!」
智美「アレは所謂…」
ゆみ「お姫様抱っこだな」
桃子「冷静に解説してる場合じゃないっすよ!今にも連れ去られそうっす!」
エトペン「みほこぉ?」スタスタ
純代「待て」
純代「此処を通りたければ…」ゴゴゴゴ
純代(激)「この私を倒してからにしろッッッ!」
エトペン「美穂子かわいいよ美穂子」バシッ
純代(激)「ぐはァッ」
華菜「ああっ!すーみんデストロイモードがいともたやすく破られたし!」
咲「(すーみんデストロイモード?)」
22:
エトペン「美穂子かわいいよ美穂子」ガラッ
星夏「マズい!窓から逃げますよ!」
華菜「(いたのか文堂!)」
和「待ってエトペン!」
エトペン「みほこぉ?」バッ
智美「おお、羽根が生えて飛んだぞー」
ゆみ「思いっきり目立ってるな」
桃子「先輩!風越のキャプテンさんが連れ去られちゃったっすよ!いいんすか!?」
智美「そんなこと言われてもなー」
ゆみ「あのムキムキはどうにもならん」
桃子「…そう言われるとそうっすね」
27:
久「どうしましょう」
まこ「追うしかないじゃろ。こりゃ歴とした誘拐じゃ」
優希「でもすごいスピードで飛んでいったじょ。何処に居るのかなんて…」
和「私に任せて下さい。何となくですが行き先は分かる気がします」
咲「すごいよ和ちゃん!」
華菜「文堂、お前今まで何処で何してたし」
星夏「ロッカーの中でカードと一緒に隠れてました」
智美「さーて、ここはまた私の出番かなー」
コーチ「テメェら車に乗れ!二組に別れて福路を探すぞァ!」
29:
Aグループ
智美「次はどっちだー?」
和「右です」
智美「ワハハー。了解ー」グイッ
久「ちょっ、と。もう少し安全運転で頼むわ」
智美「緊急事態なんだろー?このくらいは許してくれー」
ゆみ「と言いつつ普段と全く変わらない運転だぞ」
桃子「この揺れにも慣れてきたっすね。慣れは恐ろしいっす」
星夏「(何故風越で私だけAグループ…)」
30:
Bグループ
華菜「コーチ!次は多分左です」
コーチ「左折ァ!」
優希「イケダ!さっきから適当なことばかり言ってるじぇ!」
華菜「華菜ちゃんにはキャプテン・センサーが付いてるし!それから上級生には敬語を使え」
まこ「おんしらは二人で十人分くらいのやかましさじゃのぉ」
咲「池田さんって賑やかで、一緒にいると楽しいですね」
未春「そちらの片岡さんも、見ているだけで元気が出てきますよ」
まこ「おんしらは二人で一人分くらいの静けさじゃのぉ」
31:
和「次は右、まっすぐ、まっすぐ、右、左………」
智美「ワハハ。ラジャー」ギャリンギャリン
久「なんだか変なところに来ちゃったわね」
ゆみ「徐々に人気が無くなってきたな」
桃子「どこまで行くんすかね…」
智美「それは神の味噌汁ってヤツだなー」
星夏「(そんなボケより前を向け!…ん?アレは…)」
星夏「あの車、コーチの車です」
智美「共通の場所を目指してるって訳かー」
和「あ、あの建物からエトペンの気配を感じます!」
久「アレって…」
35:
コーチ「本当にこっちで良いんだろうな池田ァ!」
華菜「はい。段々近づいてますよ!」
咲「外も暗くなってきましたね」
未春「そうですねぇ」
まこ「落ち着きすぎじゃろ」
優希「ムッ!鶴賀の車を左に確認!」
まこ「どうやら目的地は同じようじゃの」
華菜「コーチ!私のキャプテン・センサーがあの建物を指してます!」
コーチ「何だと?あのデケェ建物は…」
36:
バタン!
智美「着いたぞー」
コーチ「そっちも来たか」
久「和、本当に此処で合ってるの?」
和「間違いありません。エトペンはこの中です」
華菜「キャプテン・センサーもここを示してるし」
桃子「ってことは…」
ゆみ「ここが黒幕の本拠地、だな」
咲「部長、ここって…」
久「ええ」
久「龍門渕高校よ」
37:
透華「来ましたわね…原村和!」
一「見たところ鶴賀の先鋒と初心者と、風越の副将は居ないみたいだよ」
衣「咲と遊ぶぞー!」
智紀「…」
純「おいお前ら!」
透華「なんですの?純」
純「なんでそんなに落ち着いてんだよ!コイツどーすんだ!」
超エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」
美穂子「困ります…」
透華「原村和に引き取って貰いましょう」
純「だぁー!アイツら絶対オレらのせいだと思ってるって!」
久「失礼しまーす」ガチャ
38:

久「ふむ。つまりこの超生物はそちらの仕掛けたものではない、と」
透華「その通りですわ」
純「早くなんとかしてくれ…」
華菜「キャプテン!大丈夫でしたか!?」
美穂子「ええ、特には何も」
華菜「良かったぁ…」
和「エトペン!もとに戻って下さい!」
超エトペン「ころたんのデカリボンはみゅはみゅ」
衣「やめろー!」
智美「モンブチーズが犯人じゃなかったのかー」
ゆみ「そうなると益々不思議だな」
桃子「どうなってるんすかねぇ、アレの中身」
40:
久「さて、和。あのムッキムキのエトペンをどうするの?」
和「持って帰ります。姿形は変わってもエトペンはエトペンです」
久「あのムッキムキのエトペンを持って帰れるの?」
和「う…」
久「仮に持ち帰っても、この間みたいに脱走するかもしれないわよ。ムッキムキだし」
和「ムッキムキでも…ムッキムキでも!」
和「エトペンは私の、家族なんです!」
和「だから…」
優希「じぇー!またエトペンが変身しそうだじょ!」
和「!」
超エトペン「美穂子みほこ子みみみ、み、み子みみ、み子子ほみほ」
41:
和「しっかりして下さい!エトペン!」ダッ
咲「近付くのは危険だよ和ちゃん!」
超エトペン「ほ、ほ、子み子みこほほみ、子っ子こ」
和「エトペン!!目を醒まして!!」
超エトペン「み美こ、ほみみ穂みっみ、子ほ」
和「うぅ…どうすれば…」
美穂子「手伝いましょうか?」
和「!」
美穂子「ほら…」
美穂子「こわくない」
超エトペン「み、み、穂っ、子」
まこ「おお…エトペンが…」
優希「小さくなっていくじょ…」
42:
エトペン「みほこーみほこー」
桃子「元のサイズに戻ったっす」
智美「でもまだ喋ってるぞー」
ゆみ「ここからが問題だな」
透華「私の出番ですわ!ハギヨシ!」パチン
ハギヨシ「はっ」
透華「アレを持ってきなさい」
ハギヨシ「ここに」スッ
まこ「流石じゃのぉ」
久「何?これ」
透華「これはぬいぐるみの思考が読めるハイテクマシーンですわ」
透華「本来は衣の対戦相手用に造られた物ですわ。衣と麻雀を打った後は、何も話せなくなる人が多くて」
透華「そうなってしまった人の為に造られたのですわ。しかし何らかの不具合でぬいぐるみの思考を」
久「もう分かったわ。聞かなかったことにしましょう」
44:
透華「これを使いなさい、原村和」スッ
和「ありがとうございます」
和「(エトペン…)」
和「(貴方は今、何を考えているのですか?)」
ピピッ
華菜「出たし!」
優希「こ、これは…」
エトペン『福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい』
45:
智美「思っていたことをそのまま言葉にしていただけだったなー」
ゆみ「気味が悪い事を言いながらも、実は心の中で謝罪を…なんてことはなかったな」
桃子「か、体と口が勝手に…!とかだったら、ここで一件落着だったんすけどねぇ」
純「どうしようもねーゲスペンギンだな」
一「欲望に忠実すぎるよね…」
エトペン「みほたそ?」
和「どうすれば良いのでしょうか…」
久「そうねぇ、いっそここは思い切って…」
久「望み通り、美穂子のおっぱいを揉ませてあげれば良いんじゃないかしら?」
華菜「コラァ!そんなことはこの華菜ちゃんが命に代えてでもさせないし!」
47:
咲「でも、確かに福路さんのおっぱいおっぱいって言ってますよね」
優希「引いてダメなら押してみろ作戦だじぇ!」
まこ「いやいや、許可が降りるわけないじゃろ」
久「美穂子、頼める?」
美穂子「上埜さんの頼みなら仕方ないですね」
華菜「に"ゃ"ーーッ!!!」
コーチ「うるせェぞ池田ァ!ちょっとこっち来いァ!」グイッ
オメェハワタシノチチヲモメァ! ニャーー!! ニゲルナコラァ!
文堂「(骨は拾います)」
エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」
和「福路さん…お願いします」
美穂子「ええ。はい、どうぞ」
エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」ムニュ
48:
和「エ、エトペン?」
エトペン「」
49:
咲「気配が…」
衣「消えた、か」
久「どうやらエトペンは元通りになったみたいね。流石私」
和「エトペン!うぅぅ、良かった…!」ギュッ
エトペン「」
53:

和「ふぅ…」
和「(色々ありましたが無事、我が家にエトペンが戻ってきました)」
和「もう何処にも行かないで下さいよ?エトペン」
エトペン「」
和「ふふっ…さて」
和「そろそろ寝ましょう…」
和「お休みなさい、エトペン…」
エトペン「」
エトペン「カン」
54:
乙ー
5

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