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そもそも意識と身体がつながってない感じ


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3年くらい前、東京のマンションで暮らしてた時の話。
ある休日の午後、特にすることもないし昼寝でもしようと思って寝室で布団に入った。
少しして、玄関の外で話し声が聞こえ始めた。おじさんと思われる声で、多分2人。
そしてそのうち、私がいる部屋の中に向かって何か言い始めた。
玄関から寝室までは距離があったから何を言っているかハッキリとは聞き取れなかったけど
「おーい、誰か中にいるのか」みたいなことをこっちに向かって言ってたように思う。
私は『マンションの部屋の中に人がいるのは普通でしょ…。
それより、なんでインターホンを押さないんだろう?』と疑問をいだきながらも
とりあえず玄関まで行って、外にいるのが誰なのか確認しようと思った。
でも、身体が動かない。目も開かない。
上手く説明できないんだけど、身体が硬直してるとかじゃなくて、そもそも意識と身体がつながってない感じ。
意識だけが携帯電話でいう圏外にあるというか、身体が意識からの電波を受信してないというか…。
で、『あれ??』とか思っているうちに、今度は玄関から、どうやらドアを開けようとしている音がしてきた。
134 :
私は『やばい、誰かわからないけど中に入って来ようとしているなら確認しに行かなきゃ』と
焦るんだけど、そういう焦りも身体には伝わってなくて、身体は未だリラックスしたまま。
そうこうしてるうちに、どうやったのか分からないけど
そのおじさん達が中に入り、廊下を通り、ダイニングキッチンまでやってきた。
見えてはいないけど、そんな音と気配がした。そしてそこでまた話を始めてしまった
会話の内容はというと、細かいことはよく覚えてないんだけど、
「この場所はこうで、こういう傾向があって…」と現場調査?でもしてる雰囲気だった。
その間も私は意識だけはあるけど目も開けられず身体も動かせず。
と、急におじさんの一人が「やっぱり何かいるぞ」みたいなことを言い出して
ダイニングキッチンから私がいる寝室に続く引き戸をバッと引いた。
『うわ、やばい!見つかる!』と思った。思ったのに、特に何も起こらない。
確かにおじさんが寝室に来た気配はあるのに、おじさんは無言のまま。
そして、「ああ、大丈夫だ」と言ってダイニングキッキンに戻っていった。
その「大丈夫だ」っていうのが、私の存在に気付いてないんじゃなくて、
気づいてるけど問題ないっていう感じだった。
霊はいるけど悪霊じゃないから大丈夫、みたいな…。
そのあともおじさん達は少し話をして、そして部屋から出て行った。
135 :

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