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芳佳「リーネちゃんはシャーリーさんともっと仲良くなるべき!!」


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シャーリー「リーネ、準備はいいか?」
リーネ「はい。いつでもいけます」
シャーリー「それじゃあ、準備運動がてら軽く走ろうか」
リーネ「はい。よろしくお願いします、シャーリーさん」
シャーリー「ははは。畏まらなくていいよ。私のことは呼び捨てでもいいのに」
リーネ「ごめんなさい。でも、呼び捨てになんてできません」
シャーリー「そうか?残念だな」
エイラ「宮藤、宮藤」
芳佳「どうしたんですか?」
エイラ「今日、シャーリーとリーネが訓練のペアになってたの知ってたか?」
芳佳「知ってますよぉ。数日前からカレンダーに丸印つけてましたから」
ルッキーニ「芳佳ー。この辺りがよくみえるよー」
芳佳「そうなの?それならそこで私も見る!」
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4: 以下、
シャーリー「ペースはこれぐらいでいいか?」
リーネ「あの、シャーリーさんのペースで走ってください。私に合わせるとどうしても遅くなりますから」
シャーリー「折角なんだし、並んで走りたいだろ?」
リーネ「それだとシャーリーさんの準備運動にならないような……」
シャーリー「いや、準備運動にまでスピードは求めてないよ」
リーネ「あ、そうですよね。ごめんなさい」
シャーリー「とにかく、このペースを維持するから。しっかりついてくるんだ」
リーネ「はいっ」
エイラ「いいなー。リーネとシャーリーが一緒に走ってる光景、いいよな」
芳佳「ですねー。迫力があります」
ルッキーニ「リーネもすごいけどー、やっぱりシャーリーがすごーい」
芳佳「でも、リーネちゃんはあまり楽しそうじゃないですね」
エイラ「滅多にあの二人が組むことはないからな。リーネのやつ、緊張してるんじゃないか?それにしても、すげー」
芳佳(そういえば、リーネちゃんってシャーリーさんやバルクホルンさんとも普段はあまり話してないような……)
6: 以下、
シャーリー「なんか見られてるな」
リーネ「え?」
シャーリー「ほら、向こう。ルッキーニたちがいる」
リーネ「本当……。どうしたんでしょうか?」
シャーリー「珍しいからだろうなぁ」
リーネ「珍しい?」
シャーリー「ほら、私は殆どルッキーニ以外とは戦闘でも訓練でも組むことがないからね。ましてやリーネとなんて今回で……えーと何回目だ?」
リーネ「3回目ぐらいです。私も普段は芳佳ちゃんと一緒に坂本少佐の訓練を受けていますから。シャーリーさんやバルクホルンさんとはあまり……」
シャーリー「そういえばそうだな。というか、普段でも私とはあまり喋ってないよな?」
リーネ「え?あ、ごめんなさい……。シャ、シャーリーさんのことはとても尊敬しています!!」
シャーリー「そんな取り繕うとしなくてもいいから。ありがと、リーネ」
リーネ「は、はい。ごめんなさい……」
ルッキーニ「おおおー!ブルンブルンしてりゅー」
エイラ「サイコーだな。もっと一緒に訓練したらいいのに、あの二人」
芳佳「そうですよね。一緒に訓練しない理由って何かあるんですか?」
8: 以下、
バルクホルン「――宮藤。ここで何をしている?」
芳佳「え?」
バルクホルン「訓練の時間は過ぎているぞ。こっちにこい」
芳佳「あぁ!あの!!あと3分だけ!!せめてリーネちゃんとシャーリーさんのランニングが終わるまでお願いします!!」
バルクホルン「何を言っているんだ。他人の訓練風景を見て、何が楽しいんだ。時間の無駄にしかならない。早く来い」
芳佳「で、でも!シャーリーさんとリーネちゃんが一緒に訓練している光景は珍しいですから!!見たくなります!!」
エイラ「ダナ」
ルッキーニ「なるー」
バルクホルン「珍しいのは認める。新人を鍛えるのは少佐の役目であり、私やシャーリーは必要ではないからな」
芳佳「そうなんですか?」
エイラ「リーネは内向的だし、シャーリーと組ませたほうがいいと思う」
ルッキーニ「あたしもおもうー」
バルクホルン「そういうわけに行くか。教官として優れている少佐を差し置いて、私やシャーリーが新人を直接的に教育するわけにはいかない。稀に補助として参加するぐらいがいいんだ」
芳佳「確かにそうですけど。でも、リーネちゃんとシャーリーさんは一緒に訓練したほうがいいと思います。相性もいいですし」
バルクホルン「そうなのか?それは気づかなかったな。リーネの能力を考えれば、分からなくもないが……」
9: 以下、
シャーリー「なんだぁ?バルクホルンまで見てるな。あいつ、宮藤と訓練するって張り切ってたのに、何してんだ?」
リーネ「……もしかして、心配されているんでしょうか?」
シャーリー「なんの心配だ?」
リーネ「私が上手くシャーリーさんと訓練できるかどうかって……」
シャーリー「それは私が上官として失格ってことになるのか?」
リーネ「ち、違います!私が足をひっぱって、シャーリーさんに迷惑をかけるって意味です!」
シャーリー「それはないよ。リーネは優秀だからね。……訓練では」
リーネ「ごめんなさい。実戦ではまだ私……うっ……」
シャーリー「あぁ。悪い悪い。冗談だって、冗談」
リーネ「いえ、本当のことですから……」
シャーリー「ほら、顔を落としてると宮藤が余計に心配するぞ?」
リーネ「は、はい……ごめんなさい……」
バルクホルン「能力面での相性はいいかもしれないが、性格的にはあまりよく無さそうだが」
芳佳「そんなことありません!!リーネちゃんとシャーリーさんはゴールデンタッグですよ!!」
バルクホルン「よし、分かった。訓練を始めるぞ、宮藤。私は少佐のように甘くはしない。いいな?」
10: 以下、
芳佳「坂本さんも十分厳しいんですけど……」
バルクホルン「私から見れば少佐のやり方は手緩い。最も効率の良く技術を高める訓練であることは分かるが、どうしても精神的な部分での成長を緩慢にさせる」
芳佳「えぇ……」
バルクホルン「私はお前の緩みきった心を鍛えてやる。こっちだ」
芳佳「よ、ヨロシクオネガイシマス」
エイラ「死んだな」
ルッキーニ「だね」
シャーリー「おーい、お前らぁ。訓練の見学をするのは自由だけど、あまりジロジロ見てやるなよー。リーネが気にしちゃってるからなー」
リーネ「そ、そんなこと……」
シャーリー「こういうことははっきり言っておかないとな。訓練の度にギャラリーが増えても嫌だろ?」
リーネ「そうですね。ごめんなさい」
シャーリー「わかったかー?」
エイラ「わかったー。それより、今から飛行訓練だろー?双眼鏡は使ってもいいのかー?」
シャーリー「それはいいけど、何見るんだよー?面白くないだろー?」
ルッキーニ「ぶるるんぶるるんみりゅー」
11: 以下、
シャーリー「まずはルート通りに飛んでみるか。私の後ろにぴったりついてくるんだ。絶対に視界から外すな」
リーネ「は、はい」
シャーリー「よし、行くぞ!!」
リーネ「了解っ」
エイラ「飛んでったなぁー」
ルッキーニ「おおぉー!すごいゆれてりゅー!!」
エイラ「おぉー……すげぇ……ゆれすぎにもほどがるってー……おぉー……」
ルッキーニ「こうして遠くから見るのもいい!」
エイラ「だろ?お前はいつも近くで見すぎだかんなー」
美緒「私にも見せてくれ」
ルッキーニ「げ!?」
美緒「何を驚いている?」
ルッキーニ「いえ、別に……。どうぞ」
美緒「すまんな。――ほう?シャーリーの奴、上手くリーネを引っ張っている。普段、ルッキーニと共にいるだけあって年下の扱いには長けているな」
13: 以下、
ぽよよんぽよん
12: 以下、
シャーリー「――今日はこれぐらいにしておくか」
リーネ「あ、ありがとうございました、シャーリーさん」
シャーリー「疲れたか?」
リーネ「いえ、そんな……」
シャーリー「それじゃ、また夕飯のときにね」
リーネ「あ、はい」
エイラ「いいもの見たなー」
ルッキーニ「あい」
美緒「うむ。確かにいいものを見た。やはりシャーリーも教官に向いているな。若干、優しすぎるところもあるが、あれはあれで必要な人材だ」
エイラ「なら、シャーリーとリーネが組む時間を増やしたらどうだ?」
美緒「何故だ?」
エイラ「リーネとシャーリーの相性、良いみたいだし」
美緒「しかし、シャーリーにはユニットエンジンのほうに力を入れて欲しい。本人もそれを望んでいるために、新人教育に時間を割かせるのはな……」
ルッキーニ「シャーリーに聞いてみよ。きっとシャーリーもいいっていうとおもうー」
14: 以下、
シャーリー「え?私が、ですか?」
美緒「できることならリーネだけでなく宮藤も見て欲しい」
シャーリー「少佐がいるんだし、私は必要ないですね。むしろリーネの才能を潰してしまうかもしれない」
美緒「そうは思わんが、やはりそういう立場はまだ早いと考えているか」
シャーリー「時々やるからいいんですよ。私はユニット弄ってるほうが性に合ってます。誰かを二人、三人と引っ張れないです」
美緒「そうか」
シャーリー「すみません。少佐が私を評価してくれたのは嬉しいですけど」
美緒「聞いてみただけだ。気にしないでくれ。ではな」
シャーリー「はい」
ルッキーニ「シャーリー!」
シャーリー「どうした?」
ルッキーニ「リーネと一緒に訓練しないのー?」
シャーリー「それは少佐の役目だ。私の出る幕はない」
ルッキーニ「シャーリーはリーネと仲良くなりたくないの?」
シャーリー「仲良くって言われてもな……。仲が悪いわけじゃないから、何も無理に関係を深めようとしなくてもいいだろ」
16: 以下、
ルッキーニ「でもぉ」
バルクホルン「シャーリーの言うとおりだ、ルッキーニ少尉。必要以上に馴れ合うこともない」
シャーリー「お。そっちも終わったのか?」
バルクホルン「ああ。宮藤はあそこだ」
芳佳「うぅ……」
ルッキーニ「芳佳、生きてる?」
芳佳「た、たてないの……あしにちからが……はいらなくて……」
ルッキーニ「ガクガクしてりゅぅ」
芳佳「うまれたての、うまって……こんなかんじなのかな……」
シャーリー「宮藤が可哀相だな」
バルクホルン「新人にはあれぐらいが丁度いい」
シャーリー「責任もって風呂までつれていってやれよ?」
バルクホルン「分かっている。こい、宮藤。私が直々に洗ってやろう。感謝しろ」
芳佳「はい……おねがいします……」ヨロヨロ
シャーリー「……」
19: 以下、
バルクホルン「ほら、しっかりしろ」
芳佳「あるけません……」
バルクホルン「仕方のない奴だ」
芳佳「……あの。バルクホルンさん?」
バルクホルン「どうした?」
芳佳「シャーリーさんに言ったことなんですけど」
バルクホルン「必要以上に馴れ合う必要はないということか?」
芳佳「はい。やっぱりそのほうがいいんですか?」
バルクホルン「私たちはスクールに通っているわけではない。信頼さえできていればそれでいいだろう」
芳佳「確かにそうですけど……」
バルクホルン「言いたいことがあるならはっきり言え」
芳佳「リーネちゃんはもっと仲良くなってもいいと思います。シャーリーさんとは」
バルクホルン「険悪な関係でもないはずだが」
芳佳「はい。だけど、リーネちゃんはシャーリーさんやバルクホルンさんとはあまり喋っていないような気がするんですけど」
バルクホルン「……言われてみればそうだな」
20: 以下、
芳佳「それどころか、ハルトマンさんともエイラさんとも……」
バルクホルン「リーネの性格を考えれば当然だろう。それとハルトマンは元々口数が少ない。お前も対して接してはいないはずだ」
芳佳「……そうでした!!」
バルクホルン「それにだ。リーネには宮藤とペリーヌがいる。お前たちがリーネの支えになってやればいい」
芳佳「でも、思うんです。私は坂本さんやバルクホルンさん、シャーリーさん、それにミーナ中佐ともよく話してます」
バルクホルン「それはお前から話しかけに言っているだけだろう」
芳佳「それはそうなんですけど、だからこそリーネちゃんには年上の人とももっと仲良くしてほしいなって……」
バルクホルン「リーネは目上の者とは距離をおいているような感じはあるがな」
芳佳「シャーリーさんだって、今よりリーネちゃんと仲良くなれたらきっと嬉しいはずです」
バルクホルン「シャーリーとリーネの仲を深めさせてどうするつもりだ」
芳佳「え?いえ、深い理由はないんですけど」
バルクホルン「宮藤が心配する気持ちも分からなくもないが、リーネもシャーリーも現状に不満はないようだ。他人が外から口出しすることもない」
芳佳「でも……」
バルクホルン「さてと、脱げ」
芳佳「あ、はい」スルッ
21: 以下、
しれっと
あまりにも自然に「ぬげ」
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22: 以下、
リーネ「あれ……?芳佳ちゃん、まだ戻ってきてないんだ」
ペリーヌ「何をしていますの?」
リーネ「あ、いえ、芳佳ちゃんを探していて……。一緒にお茶でもどうかなって……」
ペリーヌ「宮藤さんなら先ほど、バルクホルン大尉と大浴場のほうへ入っていったのを見ましたが」
リーネ「そうなんですか……。やっぱり、芳佳ちゃんはいいなぁ」
ペリーヌ「は?あんなお調子者のどこがいいんですの?」
リーネ「だ、だって、訓練後に上官でそのうえ年上のバルクホルンさんと一緒にお風呂なんて、普通はできないですよね?」
ペリーヌ「宮藤さんは常識が欠如していますからね」
リーネ「私なんて坂本少佐にも直接誘われたことは……」
ペリーヌ「……リーネさん。つまり、年上の上官と一緒に入浴がしたい。そういうことですの?」
リーネ「ち、ちがいます!!そういうじゃなくて、芳佳ちゃんはすごいなーってだけで……」
ペリーヌ「頼めばいいではありませんか。ミーナ中佐やシャーリー大尉なら二つ返事で同伴してくれますわ」
リーネ「で、できませんよ!!」
ペリーヌ「ええ。その通り。普通はしませんわ。リーネさん、それが正しいのですから、宮藤さんを羨ましがるようなことはしないように」
リーネ「は、はい。ごめんなさい……」
23: 以下、
リーネ(でも、誰とでも仲良くなれる芳佳ちゃんは羨ましいなぁ……)
シャーリー「よっ。リーネ」
リーネ「シャーリーさん。どうも」
ルッキーニ「リーネだぁー」
リーネ「もしかして今からお風呂?」
ルッキーニ「うん!」
シャーリー「メシ前に風呂に行こうと思ってさ」
ルッキーニ「リーネも一緒にどう?」
リーネ「え!?」
シャーリー「どうした?」
リーネ「えっと、もう済ませたので……ごめんなさい……」
シャーリー「そうか。残念だな。行こう、ルッキーニ」
ルッキーニ「あーい。またあとでねー」
リーネ「う、うん」
リーネ(なんで断っちゃったんだろう……私……。もう一度入ってもよかったのに……)
24: 以下、
大浴場
芳佳「バルクホルンさん。リーネちゃんと話してあげてくださいよぉ」
バルクホルン「私がリーネにか?見ての通り、私はリーネが喜びそうな話題など持ち合わせていない」
芳佳「リーネちゃんの悩みをきいてあげるとか」
バルクホルン「それはお前やペリーヌが聞いてやれ。リーネも素直に話してくれるだろう」
芳佳「……それもそうですね」
シャーリー「なんだ。まだ入ってたのか?」
ルッキーニ「よしっかー!!」
芳佳「ルッキーニちゃん、いらっしゃい」
バルクホルン「そろそろ上がるつもりだ。この後も任務があるからな」
シャーリー「宮藤のこと隅々まで洗ってやったのか?」
バルクホルン「上官が下士官を洗うなどあり得ない。逆ならまだしもな」
ルッキーニ「洗ってもらったー?」
芳佳「うん。バルクホルンさんって洗いなれてるみたいで、すっごく上手なんだよー」
バルクホルン「宮藤!!余計なことは言うな!!」
25: 以下、
シャーリー「バルクホルンは変なところで器用だな」
バルクホルン「貶しているのか?」
シャーリー「別に」
ルッキーニ「いいなー。たいいー、あたしもあらってー」
バルクホルン「シャーリーに洗ってもらえ。宮藤、出るぞ」
芳佳「あ、はい」
シャーリー「バルクホルンはハルトマンと宮藤の世話はよくするんだな」
バルクホルン「今回は異例だ。週に1度あるかないかぐらいだ。間違えるな」
シャーリー「結構多くないか?」
芳佳「そうだ。シャーリーさん」
シャーリー「なんだ?」
芳佳「リーネちゃんと色々お話してあげてくれませんか?」
シャーリー「なんで?」
芳佳「きっとリーネちゃんもシャーリーさんやバルクホルンさんともっと仲良くなりたいはずなんです」
シャーリー「そんな感じしないけどな。ま、なるべく気にはしてみるよ」
27: 以下、
食堂
ペリーヌ「どう思われます?」
エーリカ「どうって言われても、ねぇ?」
サーニャ「難しい問題だと思います」
ペリーヌ「そうはいいますけど、やはり円滑な連携には普段の良好な交友が大事だと思いますわ」
エーリカ「そういうペリーヌも少佐以外とはそんなに話してないじゃん」
エイラ「だよな」
ペリーヌ「それはわたくしが少佐以外と話す理由がないだけですわ」
エーリカ「それならリーネも同じだね」
ペリーヌ「違います。リーネさんは寧ろ交友を深めたいと願っているようですから」
エーリカ「年上の上官とね……」
サーニャ「リーネちゃんはエイラともあまり話さないの?」
エイラ「そうだなー。雑談は殆どしたことないなー」
サーニャ「そうなんだ……」
エイラ「でも、リーネとシャーリーは絶対に仲良くなるべきだな。常に一緒に走っているぐらいには仲良くなるべきだ」
28: 以下、
エイラwwww
29: 以下、
エーリカ「邪念を感じるね」
エイラ「ベツニヤマシイコトナンテナイッテー」
ペリーヌ「後方支援向きのリーネは前衛向きのシャーリー大尉、バルクホルン大尉、ハルトマン中尉とはコミュニケーションをとっておくのも悪くないはず」
エーリカ「少佐とミーナは?」
ペリーヌ「リーネさんにはまだ早いですわ」
エーリカ「はやいんだ」
サーニャ「リーネちゃんがそれを望んでいるなら、私たちで背中を押してあげたいな」
エイラ「シャーリーと仲良くさせるなら手伝うぞ」
ペリーヌ「では、どうすればよろしいでしょうか」
エーリカ「リーネは積極的じゃないからね。誘われてるのを待ってる気がする」
エイラ「じゃあ、シャーリーに頼もう。色んなことに誘ってくれって」
サーニャ「色んなことって?」
エイラ「一緒にランニングしようとか、訓練しようとか、お風呂で洗い合いしようとか」
エーリカ「それ、リーネが遠慮すると思うけど」
ペリーヌ(思ったより、大変なことですわね……)
30: 以下、
廊下
芳佳「あ、リーネちゃん」
リーネ「芳佳ちゃん。お疲れ様」
芳佳「リーネちゃん、もしかして待っててくれたの?」
リーネ「うん。お茶でも一緒に飲もうかなって」
芳佳「いいの!飲む飲む!!」
リーネ「よかったぁ」
芳佳「……ねえ、リーネちゃん」
リーネ「なに?」
芳佳「余計なお世話だって思うかもしれないけど……」
リーネ「うん?」
芳佳「シャーリーさんやバルクホルンさんが苦手ってことはないかな?」
リーネ「ど、どうして?」
芳佳「それは……お茶を飲みながら話そう!」
リーネ「うん。そうだね」
31: 以下、
テラス
芳佳「ほら、リーネちゃんってあまりバルクホルンさんみたいな年上の人とは話さないから、少し気になって」
リーネ「……私は芳佳ちゃんみたいにはなれないの」
芳佳「え?」
リーネ「すぐに誰とでも仲良くなれる芳佳ちゃんが羨ましいぐらいで……」
芳佳「そんな。私なんて……別に……」
リーネ「ううん。気を遣わないで。私は上手く人と話せない。それは自覚していることだから」
芳佳「で、でも、ほら!!私やペリーヌさんとはよく話すから大丈夫だよ!!」
リーネ「芳佳ちゃんと仲よくなれたのは、芳佳ちゃんが私のことを気にかけてくれからだし、ペリーヌさんとは紅茶やお花の話ができるからで……」
芳佳「だけど……あの……」
リーネ「ごめんね」
芳佳「謝らないで」
リーネ「芳佳ちゃんが心配してくれるのは嬉しいし、自分でもこのままじゃいけないって思うけど……」
芳佳「そうなんだ……」
リーネ「うん、ごめんね。芳佳ちゃん。私も芳佳ちゃんみたいになれたら、良かったんだけど……」
32: 以下、
廊下
ミーナ「これも少なくなってきているわね」
美緒「そうだな……。急を要するものではないが、買出しはしたほうがいいか」
ミーナ「それならシャーリーさんに頼みましょうか。すぐに買ってきてくれるわ」
美緒「ところで、ミーナ」
ミーナ「どうしたの?」
美緒「シャーリーとリーネの相性についてどう思う?」
ミーナ「え?何かトラブルでもあったの?」
美緒「そういうわけではないが、エイラやルッキーニが相性がいいから訓練の時間を増やすべきだと言ってたのでな」
ミーナ「基本的にリーネさんと相性が悪いって人はいないでしょうね。誰とでもそれなりの戦果はあげてくれるはずよ」
美緒「そうか……」
ミーナ「それがどうかした?」
美緒「いや、新たな飛行訓練ができるかもしれんと考えていただけだ」
ミーナ「飛行訓練ね……。いいと思うわ。試してみたらどうかしら?」
33: 以下、
美緒「簡単に言ってくれるがな……」
ミーナ「でも、リーネさんはどう思うかしら」
美緒「あの性格だからな。難しいかもしれん」
ミーナ「何をさせるつもりなの?」
美緒「リーネが前衛に指示を出す訓練だ」
ミーナ「バルクホルンに代わって戦闘指揮をさせることを視野にいれているのね」
美緒「まだまだ指揮ができるほど実力はないが、こういうことは早めにしておくべきだ」
ミーナ「でも、リーネさんの性格上、それは厳しいわね」
美緒「今は飛ぶことに精一杯だからな」
ミーナ「上官に指示をだすのもどうかと思うけれど」
美緒「状況によってはあり得ることだ。そういった意味でもリーネには訓練の中だけでも指示を出せるようになって欲しい」
ミーナ「あのリーネさんができるようになるには、もう少しシャーリーさんとの関係を深めないといけないわね」
美緒「ふむ。そこが最大の問題だな」
ミーナ「そういうことなら買出しの件も含めてシャーリーさんとも話しておかないといけないわ」
35: 以下、
ブリーフィングルーム
シャーリー「買出し!?やるやる!!やります!!」
美緒「そう言ってくれると助かる」
ミーナ「買うものはここにまとめておいたから、確認してね」
シャーリー「了解!それじゃ早……」
美緒「待て。もう一つ、頼みたいことがある」
シャーリー「なんですか?」
美緒「暫く、お前とリーネを組ませたい」
シャーリー「それは構いませんけど、何かあるんですか?」
美緒「リーネの才能を引き出すための訓練を始めようと思ってな」
シャーリー「才能ですか」
美緒「そうだ。それに伴い訓練中はリーネの指示に従ってもらうことになるが、いいか?」
シャーリー「リーネ次第ですね」
美緒「そうか。すまんな。お前にとっては屈辱的な訓練になってしまうが」
シャーリー「あははは。まさかぁ。こう見えても、私規律とか階級とか気にしてませんから。正しいと思えば宮藤の命令にだって従いますよ」
36: 以下、
廊下
芳佳「難しいのかなぁ……」
ペリーヌ「どうしたらいいのやら」
芳佳「あれ、ペリーヌさん。何かあったんですか?」
ペリーヌ「そういう貴方こそ、何かありまして?」
芳佳「実はリーネちゃんのことで……」
ペリーヌ「上官との親交を深めさせてあげたい……ですか?」
芳佳「すごい!!どうしてわかったんですか!?」
ペリーヌ「顔に書いてありますわ」
芳佳「そんな……私ってそこまで単純なのかな……」
ペリーヌ「それでリーネさんに何か言っていまして?」
芳佳「ええと、苦手なの?ってきいたら、私じゃ上手く話せないからって」
ペリーヌ「年下であるルッキーニさんやサーニャさんとはそれなりに話しているようなのですけどね」
芳佳「一応、シャーリーさんとバルクホルンさんには話しかけてくださいってお願いはしたんですけど」
ペリーヌ「リーネさんのことですから頷くばかりで会話が続かないでしょうね。苦笑いする大尉が目に浮かびますわ」
37: 以下、
芳佳「そこまで言わなくても……」
ペリーヌ「だからこそ困っているのですけどね」
芳佳「え?どうしてペリーヌさんが困ってるんですか?」
ペリーヌ「貴方に話すようなことはありませんわ」
芳佳「えー!?」
シャーリー「おーい。お二人さん」
芳佳「シャーリーさん?」
ペリーヌ「噂をすれば……」
シャーリー「リーネを探してるんだけど、どこにいるか知らないか?」
芳佳「リーネちゃんなら、部屋にいるはずです」
シャーリー「そうか。サンキュ」
ペリーヌ「あ、あのぅ、リーネに何か?」
シャーリー「これからデートしようと思ってね」
芳佳「デート!?」
ペリーヌ「あ、あらぁ。そうですの。それは好都合ですわね……」
39: 以下、
リーネの部屋
リーネ「うーん……」
リーネ(芳佳ちゃんみたいに、もう少し積極的になれたら、シャーリーさんやバルクホルンさんとももっとお話できるんだろうけど。できそうもないよぉ……)
シャーリー「――リーネ、入ってもいいか?」
リーネ「シャーリーさん!?ど、どうぞ!!」
シャーリー「悪いな、休んでるところ」
リーネ「い、いえ。それで何か……」
シャーリー「これからデートでもしないか?」
リーネ「え?」
シャーリー「街までドライブデートさ。どう?」
リーネ「い、いえ、あの、他の人を誘ったほうが……」
シャーリー「リーネがいいんだよ」
リーネ「そんな、どうして……」
シャーリー「二人っきりで話したいこともあるんだ」
リーネ「は、話……!?」
40: 以下、
食堂
エイラ「なに?デートだって?」
ペリーヌ「ええ。確かにそう言っていましたわ」
芳佳「私が気にかけて欲しいなんていったから、シャーリーさんが変な方向に勘違いしちゃったのかなぁ……」
エーリカ「買出しでしょ?」
ルッキーニ「でも、そういうことはいつもあたしを誘ってくれてたよ?」
サーニャ「シャーリーさん、初めからリーネちゃんのことを……」
ペリーヌ「ありえますわ。だから、デートに……」
エーリカ「だから、買出しでしょ?」
芳佳「私たちでも何か応援できることをしましょう!!」
エイラ「いいな、それ!二人がいい感じになれば二人で走る機会も多くなるだろうし……」
芳佳「そうですよ!!エイラさん!!」
ルッキーニ「ぶるるんしっぱなしだー!!」
エイラ「よし!これは期待がもてるな!」
エーリカ「なんの期待?」
41: 以下、
シャーリー「さ、車に乗ってくれ」
リーネ「あの……」
シャーリー「……そんなに嫌か?」
リーネ「嫌じゃないです!!」
シャーリー「ほら、乗って」
リーネ「は、はい」
シャーリー「それじゃ、しゅっぱーつ」
リーネ「……」
シャーリー「ふんふふーん」
リーネ(何か話さないと……いけないかな……)
シャーリー「リーネ」
リーネ「あ、はい」
シャーリー「坂本少佐以外でリーネと仲が良い年上の上官って誰になるんだ?」
リーネ「え?えーと……仲がいいって言える人は……いないかもしれません……」
シャーリー「ふぅーん。そうかぁ」
42: 以下、
リーネ「……」
シャーリー「……」
リーネ(会話、終わっちゃった……!?えーと……)
シャーリー「この辺はまだダメだな。もう少し先に行ってから……ふふん……」
リーネ「あ、あの……」
シャーリー「どうした?」
リーネ「シャ、シャーリーさんの好きな食べ物ってなんですか!?」
シャーリー「ハンバーガー」
リーネ「そ、そうですか!」
シャーリー「うん」
リーネ「……」
シャーリー「ふんふんふーん」
リーネ(もう、黙ってよう……運転の邪魔になるし……)
シャーリー「それ聞いたってことは、今度作ってくれるってことか?」
リーネ「え!?あ、はい!作ります!作ります!!」
44: 以下、
シャーリー「だったらさぁ、ついでにバーベキューもしようか」
リーネ「バーベキューですか?」
シャーリー「あれ好きなんだよ、私。みんなで食べたら美味いしさ。その場でリーネがハンバーガー作ってくれると嬉しい」
リーネ「いいですね。きっとみんなも賛成してくれると思います」
シャーリー「どうだろうなぁ。バルクホルンがなんかネチネチ言ってきそうだけど」
リーネ「そんなことはないと思いますよ……」
シャーリー「どうだろうなぁ」
リーネ「……」
シャーリー「……」
リーネ「あ、えーと……」
シャーリー「少佐に言われたことなんだけどさ。暫くの間、私とリーネで訓練してほしいって」
リーネ「私とですか?」
シャーリー「ああ。なんでもリーネの才能を引き出すための訓練らしい」
リーネ「どんなことをするんですか?」
シャーリー「リーネが指示を出して、その通りに私が動く。それだけさ。難しく考えなくていいんじゃないか」
45: 以下、
リーネ「そ、そんなことできませんよ!!」
シャーリー「やりたくないってことか?」
リーネ「シャーリーさんだって、そんなことしたくないんじゃ……」
シャーリー「私は別に。リーネの命令にだって従うよ」
リーネ「だ、だって、私なんて新米中の新米で、階級も……」
シャーリー「嫌なら嫌って言ったほうがいい。少佐だってリーネが嫌って言えば諦めるだろうし」
リーネ「シャーリーさんから言ったほうが……。坂本少佐に意見するなんて、できませんし……」
シャーリー「私はやりたい」
リーネ「それは命令だからですか?」
シャーリー「違うよ。リーネと訓練したいから。リーネと訓練できるなら、どんな内容でもやるってことさ」
リーネ「そんな……どうして……」
シャーリー「でも、リーネが私とは組めないっていうなら、仕方ない。リーネからその旨を少佐か中佐に説明してくれ」
リーネ「む、むりです!」
シャーリー「それなら私をこき使う訓練をすることになるな」
リーネ「それもできません……」
46: 以下、
シャーリー「リーネ。それはちょっとダメじゃないか?」
リーネ「え……でも……」
シャーリー「本当の気持ちをいってごらんよ。私と訓練をしたくないのか、それとも私に命令なんて絶対にできないのか」
リーネ「……」
シャーリー「どっち?」
リーネ「……シャーリーさんと訓練はしたいです。でも、シャーリーさんに命令をするようなことは、たとえ訓練でもできません」
シャーリー「どうして命令できないんだ?」
リーネ「それは……だって……」
シャーリー「私の上官だからです、は無しね」
リーネ「尊敬しているからです」
シャーリー「……」
リーネ「私、本当にシャーリーさんのこと尊敬しているんです。だから……たとえ訓練でも命令するなんて……できません……」
シャーリー「ふぅん。なるほど」
リーネ「ごめんなさい……」
シャーリー「謝らなくていいよ。ま、リーネには無理だろうなとは思ってたしね。出来るようになるにはあと2年ぐらいかかりそうだ」
48: 以下、
リーネ「何年たとうが無理だと思います」
シャーリー「あははは。リーネらしいな」
リーネ「ごめんなさい」
シャーリー「褒めたつもりなんだけど」
リーネ「……基地に戻ったら、坂本少佐に言ってみます」
シャーリー「それは助かるな。よろしく」
リーネ「はい……」
シャーリー「お?見通しがよくなったな……ふふん……」
リーネ「でも、あの、普通の飛行訓練なら私、いつでもシャーリーさんと――」
シャーリー「飛ばすぞ……」
リーネ「え?」
シャーリー「いくぞぉ!!!」
リーネ「きゃぁ!?シャーリーさん!?やめてください!!スピードおとしてください!!!」
シャーリー「イヤッホゥー!!!」
リーネ「いやぁぁぁ!!!!」
50: 以下、

シャーリー「おーい、ついたぞー」
リーネ「……」ヨロヨロ
シャーリー「しっかりしろよ」
リーネ「きもち、わるい……です……」
シャーリー「ルッキーニはいつも楽しんでくれてたんだけどな」
リーネ「うっ……ごめんなさい……」
シャーリー「ちょっと休憩するか」
リーネ「お、お願いします」
シャーリー「どこで休もうか……」
リーネ「うっ……うぅ……」
シャーリー「大丈夫か?」
リーネ「はい……うっ……」
シャーリー「向こうにベンチがあるから、そこで休もう」
リーネ「はい……そうしましょう……」
51: 以下、
シャーリー「落ち着いたか?」
リーネ「はい、なんとか。ごめんなさい、私の所為で」
シャーリー「あははは」
リーネ「な、なんですか?」
シャーリー「お前、可愛いなぁ」ナデナデ
リーネ「え?え?」
シャーリー「私がスピード出して運転したから酔ったんだから、自分の所為にすることないよ」
リーネ「ごめんなさい」
シャーリー「……リーネ」
リーネ「なんですか?」
シャーリー「お前は私のことを尊敬しているって言ってくれたな」
リーネ「はい」
シャーリー「だったら私は、リーネのことをもっと好きにならなくちゃいけないな」
リーネ「そんな、私が勝手に言っただけですから……。シャーリーさんはいつも通りにしてくれたら……」
シャーリー「訓練、一緒にしよう。私、益々リーネと組んでみたくなったよ」
52: 以下、
リーネ「わ、私なんて!!そんな……!!」
シャーリー「ルッキーニも狙撃手みたいなものだし、リーネと役割はそんなに変わらないだろ?」
リーネ「ル、ルッキーニちゃんと比べられても困ります!!私、ルッキーニちゃんみたいになんて……」
シャーリー「だから訓練するんじゃないか。違うか?」
リーネ「そうですけど……」
シャーリー「決まり。明日から始めるぞ」
リーネ「で、でも、私は坂本少佐との訓練も……」
シャーリー「少佐と私、どっちが大事なんだよ?」
リーネ「え……!?」
シャーリー「ほら、答えてみろ」
リーネ「そ、それは……えっと……あの……その……」
シャーリー「早く」
リーネ「それは……その……ぐすっ……」
シャーリー「おぉ、悪い悪い。意地悪すぎたか?」
リーネ「決められません……」
54: 以下、
シャーリー「はいはい。みんな大事だよなぁ」ナデナデ
リーネ「はい」
シャーリー「リーネの気が向いたときでいいから、私のところに来てくれ」
リーネ「でも……」
シャーリー「遠慮はしなくていい。リーネは特別だ」
リーネ「い、いいんですか?」
シャーリー「そうだな。バルクホルンじゃないけど、私を姉だと思ってくれていいよ」
リーネ「……」
シャーリー「変なこといったか?」
リーネ「い、いえ……。その少し……びっくりして……」
シャーリー「姉とは思えないってことか」
リーネ「違うんです。逆です」
シャーリー「逆?」
リーネ「シャーリーさんはその、前から少し……私の姉に似てるなって……思っていて……」
シャーリー「へぇー。似てるのか?」
56: 以下、
リーネ「雰囲気が少し……」
シャーリー「それなら好都合だな。お姉ちゃんって呼んでくれてもいいよ」
リーネ「や、やめてください。間違えて呼んでしまいそうですから」
シャーリー「あはははは。大丈夫大丈夫。私もお前の事は妹だって思うから」
リーネ「恥ずかしいですから!!」
シャーリー「ほら、そろそろいくぞ。お姉様についてこーい」
リーネ「ま、待ってください!!お……シャーリーさん!!」
シャーリー「結構、時間潰しちゃったなぁ。急ぐか」
リーネ「は、はい」
シャーリー「早くこい」ギュッ
リーネ「シャ、シャーリーさん……」
シャーリー「迷子になるといけないからね。手を繋いでいこうか?」
リーネ「そこまで子どもじゃないですから」
シャーリー「そうなのか。妹ってよくわかんなくてさ。じゃ、やめるか」
リーネ「……いえ、このままでいいです」
57: 以下、
そういや姉ちゃんも巨乳か
58: 以下、
ぽよんぽよん姉妹
59: 以下、
シャーリー「えーと、買うものはこれとーこれとー……」
リーネ「これもですよね」
シャーリー「サンキュ、リーネ」
リーネ「いえ……」
シャーリー「うーんと、あとはー」
リーネ「シャーリーさん!」
シャーリー「あったか?」
リーネ「この抱き枕、抱き心地が最高です」ギュゥゥ
シャーリー「……」
リーネ「……あ、ごめんなさい。つい」
シャーリー「買ってあげようか?」
リーネ「い、いえ!大丈夫です!!自分で買いますから!!」
シャーリー「姉を頼っていいんだけどな」
リーネ「ダメです!」
シャーリー「おいおい。妹のくせに反抗的だな。……反抗期ってやつか?」
60: 以下、
リーネ「――よし。シャーリーさん、積み込み終わりました」
シャーリー「乗ってくれ」
リーネ「はいっ」
シャーリー「それじゃ帰るか。予定の時間をオーバーしてるから心配してるだろうな。いや、怒ってるかもなぁ」
リーネ「あの、シャーリーさん」
シャーリー「どうした?」
リーネ「誘ってくれてありがとうございます。とても楽しかったです」
シャーリー「私もだよ」
リーネ「また……その……機会があれば……」
シャーリー「そうだな。また一緒に行こうな」
リーネ「はいっ!」
シャーリー「さぁて、さっさと帰るかぁ」
リーネ「そうですね!」
シャーリー「――いくぞぉ!!!フルスロットルだぁ!!!」
リーネ「きゃぁぁああ!!!!」
61: 以下、
ミーナ「遅いわね……」
バルクホルン「シャーリーの無茶な運転の所為で、事故にでも……」
美緒「シャーリーの技術は本物だ。事故にはならないだろう。もしその他の要因なら厄介だが」
エーリカ「あ。あれじゃない?」
美緒「なに?――うむ。間違いない。あれだな」
ミーナ「よかった」
シャーリー「到着ー」
リーネ「……」ヨロヨロ
バルクホルン「どこで油を売っていた?」
シャーリー「色々あったんだよ。すみません、少佐、中佐。予定の時刻を超過してしまいました」
美緒「いや、構わん。トラブルにでもあったのではないかと思っていたところだったが、無事ならいい」
エーリカ「リーネ、どうしたの?顔色悪いけど」
リーネ「うっ……」
バルクホルン「シャーリーの運転の所為に決まっている。ルッキーニ少尉がもつ猫のようにしなやかな三半規管を持っていないとこうなる」
リーネ「ご、ごめん、なさい……」
63: 以下、
シャーリー「少佐、中佐。ちょっといいですか?」
ミーナ「なにかしら?」
シャーリー「リーネからいいたいことがあるみたいで」
美緒「ほう?珍しいな。なんだ?」
リーネ「あ、あの……シャーリーさんとの訓練はできません」
ミーナ「え?」
リーネ「訓練であっても、尊敬している人に命令はできませんから」
美緒「ただの訓練と割り切れないか?」
リーネ「はい。できません」
エーリカ「シャーリーを上官扱いするなんて、リーネはいい子だねぇ」
シャーリー「どういう意味だ!!」
バルクホルン「いや、リーネは正しい。たとえシャーリーであっても、上官は上官だ。訓練であろうとも命令するの難しいだろう」
美緒「そうか……」
リーネ「そ、その代わり……えっと……シャーリーさんやバルクホルンさん、それからハルトマンさんとエイラさんともロッテを組む時間を増やしてください!!……我侭言ってごめんなさい」
ミーナ「あらあら。それはどうしようかしら」
64: 以下、
バルクホルン「つまり、上官たちとの連携を重視した訓練に切り替えたいということか」
リーネ「は、はい。できれば……」
エーリカ「生意気だなぁ」
リーネ「ご、ごめんなさい」
美緒「はっはっはっは!!そうかぁ!まさかお前からそれを申し込んでくるとはな!!はっはっはっは!!」
リーネ「だ、だめですか?」
シャーリー「少佐。私からも頼むよ」
美緒「……前向きに検討してやろう」
リーネ「あ、ありがとうございます!!」
エーリカ「じゃ、リーネは私と組もうかぁ?」
リーネ「え!?あの、そんな急にハルトマンさんとなんて……」
シャーリー「何言ってんだよ。私とだよなぁ?」
リーネ「あの……」
バルクホルン「荷はこれか。どこに運べば良い?」
ミーナ「こっちよ」
65: 以下、
食堂
芳佳「リーネちゃん、仲良くなれたのかなぁ」
エイラ「せめて毎日ランニングするぐらいの仲にはなっててほしいんだけどな」
ルッキーニ「シャーリーならダイジョーブだってー」
ペリーヌ「とはいえ、あのリーネさんですからね。不安ですわ」
サーニャ「……おなかすいた」
シャーリー「ハラへったー。メシはまだかー?」
リーネ「……ただいま」
芳佳「シャーリーさん!!リーネちゃん!!お帰りなさい!!」
ルッキーニ「シャーリー!デートどうだったのー!?」
シャーリー「大成功だよ。な、リーネ?」ギュゥゥ
リーネ「きゃぁ!?は、はい……」
エイラ「よっしゃー!!!」
芳佳「おぉぉ……すごい……むねがったいして、さらにおおきく……」
ルッキーニ「にゃはー!!あたしもまぜてー!!」
68: 以下、
リーネ「ちょっとルッキーニちゃん!?」
ルッキーニ「しゅごいー。ちっそくしゅるぅ」ギュゥゥ
シャーリー「息できないだろ」
エイラ「宮藤!!やったな!!」
芳佳「はい!!エイラさん!!」
ペリーヌ(よかったですわね。リーネさん)
サーニャ「リーネちゃん、よかったね。シャーリーさんと仲良くなれて」
リーネ「うんっ」
芳佳「リーネちゃん!!あとはバルクホルンさんやハルトマンさんとも……!!」
リーネ「もう大丈夫だよ、芳佳ちゃん」
芳佳「え?」
リーネ「私、もう怖がらないことにしたから。芳佳ちゃんみたいにはできないけど、私はがんばるから」
芳佳「そうなんだ。応援してるよ」
リーネ「でも、何かあったら芳佳ちゃんをすぐに頼るかもしれないけど、いいかな?」
芳佳「勿論!私も真っ先にリーネちゃんの胸を借りるから!!寧ろ貸して欲しいから!!」
71: 以下、
エイラ「リーネの胸は借りたくなるなぁ」
リーネ「そ、そうですか?」
エイラ「ああ」
リーネ「私、エイラさんにも色々ご迷惑をかけると思いますけど、よろしくおねがいします。その代わりになるかどうかはわかりませんけど、私にできることはなんでもしますね」
エイラ「ホントか?ホントだな?」
リーネ「はいっ」
エイラ「分かった。いつでも私を頼れ、リーネ!」
リーネ「はいっ!」
サーニャ「何かあれば私もリーネちゃんの力になるわ」
リーネ「うんっ」
ペリーヌ「……ふんっ」
リーネ「ペリーヌさん」
ペリーヌ「何も言わなくて結構です」
リーネ「今まで通り、お願いします」
ペリーヌ「まぁ、リーネさんを真に理解できているのはわたくしぐらいですからね。困ったことがあれば、言いなさいな」
73: 以下、
エイラ「なにいってんだ、こいつ」
シャーリー「といっても、姉である私に相談しろよ?」ギュッ
リーネ「あ、はい……」
ルッキーニ「うにゃー……おっぱいにつぶされりゅぅ……」
シャーリー「おい、こら。いつまで私とリーネの間にいるつもりだよ」
ルッキーニ「シャーリー!!あたしもシャーリーを一番に頼るからね!!」
シャーリー「当たり前だろ。ルッキーニとリーネはまずは私に相談すること。いいな?」
ルッキーニ「あい!!」
リーネ「あはは……」
エイラ「なぁ、シャーリー?」
シャーリー「なんだ?」
エイラ「そこまで仲良くなったんだから、毎日リーネとランニングしたらどうだ?」
シャーリー「お。それいいな。リーネ、どうする?」
リーネ「はい。よろこんでっ」
芳佳「やったぁぁぁ!!!!」
75: 以下、
エイラ「よし!!」
シャーリー「なんでお前たちが喜んでるんだよ?」
芳佳「リーネちゃん!!リーネちゃん!!リーネちゃん!!」
リーネ「な、なにかな?」
芳佳「時間とかも決めたほうがいいと思う!!毎日同じ時間に走ったほうが規則正しい生活を送れるよ!!」
リーネ「う、うん。そうだね。シャーリーさん、何時にしましょうか?」
シャーリー「うーん。やるなら夕方ぐらいがいいかな」
リーネ「分かりました。では、1730時前後でいいでしょうか」
シャーリー「それぐらいでいいかな」
エイラ「宮藤、カレンダー毎日丸印つけないとな」
芳佳「それならもうカレンダーに大きな字で「毎日リーネちゃんとシャーリーさんが走る」って書きますよ」
エイラ「日付が見えなくなるだろ」
芳佳「日付なんてどうでもいいです!!」
エイラ「……だな!」
サーニャ「エイラも心配してたのね。リーネちゃんのこと。ふふっ」
77: 以下、
美緒「随分と賑やかだな。何かいいことでもあったのか?」
芳佳「坂本さん!!だって、リーネちゃんとシャーリーさんが仲良くなって毎日走るんですよ!!」
エイラ「騒がずにはいられないんだな!!」
美緒「ほう?積極的になったものだな」
リーネ「いえ、あの……ごめんなさい……」
ミーナ「謝らなくていいのよ。リーネさんに積極性が出てきて嬉しいのよ」
リーネ「ミーナ中佐……」
エーリカ「ごはんまだぁ?」
芳佳「リーネちゃん、作ろう!!」
リーネ「うん!」
エーリカ「はやくしてよー」
バルクホルン「シャーリー。リーネがここから更に成長するかはお前に掛かっているかもな」
シャーリー「それはないな」
バルクホルン「何故だ?」
シャーリー「リーネは勝手に成長するさ。今日みたいにみんなで少し背中を押してやればそれだけで十分さ。何ていっても、私の妹だからな」
80: 以下、
翌日 滑走路
シャーリー「リーネー。はしるかー?」
リーネ「はぁーい。いまいきまーす」
シャーリー「よろしくな」
リーネ「こちらこそ」
シャーリー「ルッキーニもどうだー?」
ルッキーニ「はしりゅー!!!」
シャーリー「それじゃあ、お姉様についてこーい」
リーネ「了解!」
ルッキーニ「うにゃー!!ぶるんぶるん!」
エイラ「すげー……これから毎日あれみれるのか……たまらないなぁ……宮藤ぃ」
芳佳「えへへ……ですねぇ……リーネちゃんもシャーリーさんも見事なまでに……おぉ……」
エイラ「あそこにミーナ中佐も入れば完璧なんだけどなぁ……」
ミーナ「何が完璧なのかしら?」
エイラ「……え?」
84: 以下、
「ぎゃぁぁぁぁ!!!!」
「エイラさん!!ごめんなさい!!ミーナ中佐!!私が悪いんです!!エイラさんは関係ないんです!!だからそれだけは!!!ああ!!!エイラさぁぁん!!!」
シャーリー「……ん?」
リーネ「どうかしたんですか?」
シャーリー「いや、なんでもない。きっと空耳だ」
ルッキーニ「あにゃぁ……バレたんだ……」
リーネ「あの……」
シャーリー「ん?」
リーネ「このあと一緒にお風呂……どうですか?」
シャーリー「あのなぁ」
リーネ「あ、ごめんなさい!!調子に……」
シャーリー「入るに決まってるだろ。ルッキーニと一緒に洗ってあげるよ、リーネっ」
リーネ「あ……ありがとうございますっ。シャーリーさんっ」
END
85: 以下、
悪は滅びた
86: 以下、
おつ
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