明久「高校生の休日」back

明久「高校生の休日」


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1:
明久「今日から連休かぁ。どうしよう?家でゲームしてようかな?」
明久「でも買ったゲームはやり尽くしちゃったし、新作を買う資金もないんだよね」
明久「せっかくの休日なんだしゴロゴロするだけじゃ面白くないなぁ」
明久「よし!皆誘って遊ぼうっ」
4:
明久「まず雄二に電話しようかな」
プルッ
明久「おっ、ワンコールで出た。ねぇ雄二?」
翔子『その声・・・吉井・・・?』
明久「あれ?雄二声変わり?」
翔子『吉井、違う・・・』
明久「あぁ霧島さんね。雄二と一緒にいるの?代わってもらえる?」
5:
翔子『それは無理・・・』
明久「トイレでも行ってるの?」
翔子『雄二はもう私と『向こう側』へ行く準備を済ませちゃったから・・・』
明久「え?何それ?」
翔子『吉井・・・・・・ごめんなさい』
ガチャッ
明久「なんだろう?深く考えない方がいいかな・・・?とりあえず、雄二の無事を祈っておこう」
6:
明久「雄二は遠いところへ行ったから無理か。じゃあ次は」
プルルルルルルルッ!
康太『・・・・・・なんだ?』
明久「ムッツリーニおはよー」
康太『・・・・・・俺は今から寝るんだが』
明久「随分夜更かしだね」
9:
康太『・・・・・・徹夜で商品の整理をしてた』
明久「なるほど。睡眠時間なんかよりエロ優先だよね」
康太『・・・・・・眠い』
明久「ならしょうがないね。今日薄着の秀吉と遊ぶけどムッツリーニは来れないんだね」
康太『・・・・・・おい日向・・・つ!・・・・・・強強打破を・・・俺の血管に直接入れろ・・・・・・っ!』
明久「来てくれるんだね」
14:
明久「よし、ムッツリーニは確定と。あとは秀吉に連絡だ」
プルルルル
優子『はいもしもしー』
明久「あれっ?もしかして秀吉のお姉さん?」
優子『ごめんねー。今秀吉シャワー浴びてるからアタシが出ちゃった』
明久「shower time!?!?」
優子『吉井君そんなに発音良かったっけ!?』
16:
明久「ごめん、気が動転してついネイティブになっちゃったよ」
優子『そ、そう。それで秀吉に何の用かしら?遊びの誘い?』
明久「そうだよー。湯上がり卵肌で僕の家に来てって伝えてもらえる?」
優子『分かったわ』
明久(木下さんも来てくれたりしないかな?最近は前より打ち解けてきたし)
明久「もし良かったら木下さんも一緒に遊ばない?」
17:
優子『え・・・?』
明久「あっ、嫌なら大丈夫だよ!?あはは」
優子『そっちこそ嫌じゃないの・・・?』
明久「え?」
優子『アタシ女よ・・・?』
明久「うん」
優子『吉井君、ついに女にまで興味が!?』
明久「女にまで!?木下さんの中で僕どうなってんの!?」
18:
明久「まぁ暇だったら是非秀吉と一緒に来てよ」
優子『ありがと。特に予定無かったしアタシもお邪魔させてもらおうかしら』
明久「本当に?嬉しいな」
優子『そ、そう?じゃあ何かお土産持って行くわね』
明久「いやいや気使わなくて大丈夫だよ。あっ、でも・・・」
優子『何かしら?』
明久「ゲームのコントローラ持ってきてね?」
21:
明久「ふぅ。これで4人か。家でまったりするならこんなもんだよね。5人以上だと家では遊びにくいもんね」
明久「皆が来るのは一時間後くらいか。軽く掃除しよっと。木下さん潔癖っぽいしね」
明久「あっ、掃除終わったらシャワー浴びとこ。何があるか分からない世の中だって大人がよく言ってるし」
明久「ふぅ。久しぶりに眉毛整えてやったよ」
明久「なんとなくブルガリの黒を軽くつけておこう」
25:
ピンポーン!
明久「はーい。今開けまーす」
康太「・・・・・・秀吉の柔肌は?」
明久「うん、ムッツリーニ。人の家来たらまずは家主に挨拶をしようね」
康太「・・・・・・お前は・・・明久・・・っ!?」
明久「僕の家に僕がいてその反応はおかしいよね?」
康太「・・・・・・冗談」
明久「微塵も冗談に聞こえないよ。まぁとにかく入って入って」
28:
康太「・・・・・・やたら部屋が綺麗」
明久「さっき掃除したんだー」
康太「・・・・・・珍しい」
明久「そりゃあ基本的に姉さんが家にいる時期しか掃除しないからね」
康太「・・・・・・いるのか?」
明久「いや、姉さんは今アメリカだよ」
康太「・・・・・・じゃあ何故?」
明久「今日は秀吉だけじゃなくて木下さんも来るから」
康太「・・・・・・姉妹セットは珍しい」
明久「姉 姉妹じゃないけどね?まぁそういう理由で掃除したの」
30:
康太「・・・・・・この匂いは・・・アロマキャンドル?」
明久「そそ。さっきまでつけてたんだー」
康太「・・・・・・木下(姉)対策は万全か」
明久「だって幻滅されたくないじゃん?だからなるべく部屋綺麗にして、匂いにも気を使っておかないと」
康太「・・・・・・男子高校生らしい」
明久「そりゃあ男子高校生だからね。最近一部の人に勘違いされてるけど男子高校生だから」
31:
ピンポーン!
明久「来たっ」
ガチャ
秀吉「おう明久。待たせたかのう?」
明久「待ちわびたよ秀吉!」
優子「こんにちは吉井君」
明久「こんにちは木下さん。ささ、遠慮なく入って」
優子「お邪魔しまーす」
秀吉「お邪魔するのじゃ」
33:
秀吉「む?今日は妙にこ綺麗じゃのう」
明久「そりゃあ秀吉と木下さんが来るわけだし多少はね」
優子「あら気を使わせちゃった?」
明久「気にしないでいいよー」
秀吉「特別なことがなくてもたまには掃除するべきじゃぞ?いつもの明久の部屋は酷い有様じゃからのう」
明久「そ、それは内緒にしてよ秀吉!」
優子「いつもはどんな風になってるの?」
34:
秀吉「The男の部屋って感じじゃな」
優子「え?何それ気になるわね」
明久「興味持たなくていいから!」
康太「・・・・・・脱いだ下着の放置は当然・・・」
優子「坂本君の!?」
明久「僕のだよ!」
37:
秀吉「それと部屋から常にペヤングの匂いがしてたのう」
優子「男達がアレしたあとの臭いってペヤングっほいんだ・・・そうなんだ」
明久「ねぇ木下さん?アレって何?いつもの僕の部屋のペヤング臭はペヤング食ったから発生してるんだよ?何を考えてるの?」
秀吉「姉上、自重するのじゃ。趣味がバレてしまうぞい」
優子「ハッ!つい素が」
40:
康太「・・・・・・うちの雄二×明久商品のお得意様だから」
明久「またまたぁ。今日のムッツリーニは冗談ばっかり言って」
康太「・・・・・・・・・・・・・・・」
明久「えっ?」
優子「冗談よね?土屋君?そんなわけないわよねぇー?」
康太「・・・・・・・・・・・・冗談」
康太(・・・・・・一瞬、堅気の目じゃなかった)
明久「冗談か。よかったぁ」
秀吉「知らぬが仏じゃな」
43:
秀吉「さて、今日は何して遊ぶのじゃ?」
優子「とりあえずゲームコントローラは持って来たわよ」
康太「・・・・・・とりあえず撮影セット一式持ってきた」
秀吉「ムッツリーニは何をしに来たのじゃ」
明久「うーん、ゲームやるのもいいけど時間が時間だし先にお昼にしない?」
優子「もう12:30だしね。そうしましょ」
明久「じゃ来たばっかで申し訳ないけど買い物へ行こうか」
45:

秀吉「何か買って作るのかの?」
明久「それでもいいけど時間かかっちゃうしなぁ」
康太「・・・・・・作るのは手間」
明久「夕飯なら材料買って作るのも楽しいけどね」
優子「吉井君って自炊するんだっけ?」
明久「時間があればする方だよー」
優子「へぇー」
優子(エプロンかぁ。うん、似合う)
47:
秀吉「じゃあ昼はその辺でファストフードを買って夕飯は明久の家で作るのはどうじゃ?」
明久「僕はいいけど皆時間平気?」
秀吉「ワシは問題無しじゃ」
康太「・・・・・・平気だ」
明久「木下さんは?」
優子「アタシは秀吉も同じ時間に帰ろうかしら」
明久「でもこの流れだと恐らく泊まりになるよ?」
優子「泊まり!?」
54:
明久「うん。やっぱり女の子は厳しいよね」
優子「ちょっと待って!私のことなんてどうでもいいのよ!」
明久「どうでもいいの!?」
優子「男子ってそんなに簡単にホイホイと男同士で一夜を共にするの!?」
明久「へぇ?そりゃするけど。何か変なの?」
秀吉「安心するのじゃ明久。姉上が変なだけじゃ」
61:
秀吉「ワシらはこのまま明久の家に泊まるが姉上はどうするのじゃ?」
優子「このままってあんたたち着替えとかどうするのよ?」
康太「・・・・・・明久のを借りるが?」
秀吉「明久に借りるに決まっとるじゃろう」
優子「服の貸し借りですって!?」
66:
明久「なんで木下さんは衝撃受けてるの?」
秀吉「すまぬ。そういう人種なのじゃ。姉上、どうするのじゃ?姉上も明久に服を借りて泊まるかの?」
優子「あんた馬鹿?アタシ女なんだけど」
秀吉「下着の心配をしておるのか?」
康太「・・・・・・・・・」ダバダバダバダバ
71:
明久「そうだよね。僕が貸せるのは男物だけだし」
秀吉「あっ、でも明久の姉上の物があるじゃろ?それを借りれぬか?」
明久「姉さんのかぁ。多分勝手に使っても怒られないと思うよ」
康太「・・・・・・使用許可が出てる・・・だと・・・!?」
明久「ムッツリーニはちょっと黙ってて」
優子「ちょっと待ちなさい!なんでアタシが泊まる方向で話進むのよ!」
76:
明久「あははごめんごめん」
優子「吉井君のお姉さんに下着借りるなんて申し訳ないわ」
秀吉「よく考えたら上のサイズが全く合わんしの。姉上の場合付けなくても違和感ないが」
優子「秀吉?姉を殺人鬼にしたいの?」
秀吉「ごめんなさい」
優子「だからアタシは夕方一旦着替え取りに帰るわ」
明久「あ、泊まるんだ」
78:
優子(だって楽しそうなんだもん。アタシだって高校生なんだからお泊まり会とか好きだもん)
優子(それに男達の夜を体験したいし)
明久「なんて話してるうちに駅前についたよ」
秀吉「何食べるかのう」
明久「木下さん何が食べたいものある?」
優子「アタシは皆に合わせるわよ」
83:
秀吉「男子高校生の外食はパターン少ないぞい?」
優子「例えば?」
明久「うーん僕らは基本、ラーメン、牛丼、ハンバーガーだからね。あと金に余裕ある時だけ焼肉」
康太「・・・・・・選択肢が少ない」
優子「これが男子なのね。うんうん」
秀吉「何のうなづきなのじゃ」
88:
ミスった
秀吉「男子高校生の外食はパターン少ないぞい?」
優子「例えば?」
明久「うーん僕らは基本、ラーメン、牛丼、ハンバーガーだからね。あと金に余裕ある時だけ焼肉」
康太「・・・・・・選択肢が少ない」
優子「これが男子なのね。うんうん」
秀吉「何の頷きなのじゃ」
93:
明久「あっ!ちょうど目の前にラーメン屋があるよ」
康太「・・・・・・じゃあここで」
秀吉「そうじゃな」
優子「あんた達決めるの早いわね」
明久「女子は迷いながら選ぶの好きだよね」
優子「女子はそうやって選ぶのが楽しい生き物なのよ」
99:
店内
優子「アタシラーメン屋ってあんまり入らないから新鮮だわ」
明久「その感覚は分からないなぁ」
康太「・・・・・・週1以上行くから」
秀吉「高校近くの店はほとんど制覇したのう」
優子「男子高校生の日常風景の一つなのね。勉強になるわ」
明久「何の勉強だろ?」
103:
テーブル席で秀吉と優子が隣同士
優子の正面が明久って座り方です
秀吉「さて注文するかの。ワシはラーメンでやわめ、味普通、油少なめ半ライスじゃ」
明久「麺かため味濃い目油普通でライス」
康太「・・・・・・ラーメン、全部普通であとネギチャーシューライス」
優子「皆早いわよ!」ドン!
105:
明久「ごめんごめん」
優子「あと麺の硬さ?とか指定しすぎよ!あとどんだけライスつけるのよ!」
康太「・・・・・・家系だからしょうがない」
秀吉「ムッツリーニよ、説明になってないのじゃ」
明久「こういう系統のラーメンは麺のかたさ、味の濃さ、油の量を指定出来る店が多いんだよ。あと、基本的にこういう店のラーメンは味濃いからライスが必須なんだ」
康太「・・・・・・常識」
優子「男子の常識なのね・・・」
111:
30分後
明久「あー美味しかった」
秀吉「満腹じゃ」
康太「・・・・・・満足」
明久「どうだった?」
優子「凄く美味しかったわ」
明久「たまにはラーメンもいいでしょ?」
優子「でも途中から吉井君が酢を、秀吉達が豆板醤を大量に投入し出した時は目を疑ったわ」
康太「・・・・・・場合によってはライスも突っ込む」
113:
秀吉「男は存外凝り性なのじゃ。工夫するのが楽しいのじゃ」
優子「ふーん。そういうものなのね」
康太「・・・・・・この後どうする?」
明久「腹ごなしにちょっとぶらつこうよ」
テクテク
優子「あら?こんなところにゲームセンター出来たのね」
康太「・・・・・・先週出来た」
114:
明久「オープン記念でクレーンゲーム500円で10プレイだったよね」
康太「・・・・・・・・・全く興味のない人形を取りまくった」
優子「無意味なことしてるわね」
秀吉「じゃが偶然島田の妹が店の前を通りかかったからの、プレゼントしたのじゃ」
明久「葉月ちゃん大喜びだったよね」
優子「へぇー。いいとこあるじゃない」
117:
明久「木下さんってゲーセン来たりするの?」
優子「たまに代表や愛子達と来るわよ」
秀吉「女子はプリクラ好きじゃからのう」
明久「他に何かしないの?」
優子「たまに愛子が太鼓のゲームとかゾンビ撃つのやってるわよ」
明久「工藤さん音感良さそうだもんね」
康太(・・・・・・この店のハイスコアを独占してるK.Aはあいつか)
118:
優子「ゾンビ撃つやつはストレス解消になるんだって」
明久「工藤さんもストレス溜まることあるんだ。なんかイメージ出来ないなぁ」
秀吉「自由奔放に見えるからの」
優子「愛子だって女の子なんだから繊細な悩みがあるのよきっと」
優子(このムッツリスケベの事でモヤモしてるんでしょうね)
康太「・・・・・・なんだ?」
優子「なんでもないわ」
康太「・・・・・・そうか」
121:
秀吉「せっかく珍しいメンバーが揃ったんじゃし、記念に撮るかの?」
明久「秀吉ったらマジJK」
秀吉「からかうなら明久の奢りじゃ」
優子「吉井君が支払いなら撮ろうかしら」
明久「ちょっ、木下さんまで!?」
優子「嘘よ。きっちり割り勘しましょ」
康太「・・・・・・一人ちょうど100円」
126:
撮影後
優子(うん、なかなか可愛く写ってるわ)
秀吉「姉上が撮る前に髪直したりするから時間かかったのう」
優子「秀吉うっさい」
明久「落書きは木下さんに任せちゃってOK?」
優子「ペン二本あるんだから吉井君も書きなよ」
明久「じゃあえっと『木下記念日』っと」
優子「ふふ。なによそれ」
129:
明久「だって木下さんと撮るの初めてじゃん」
優子「なるほどね。あはは。アタシ、男子と撮ったの初めてだからなんか楽しい」
明久「僕も女子と撮ったの初めてだよ?」
優子「そうなの?意外だわ」
優子(島田さんと姫路さんもう少し欲張りなさいよ)
秀吉「イチャついてるうちにあと1分じゃぞ?」
優子「イチャついてにゃいわよ!」
133:
明久「プリ転送するアドレス僕ので平気?」
優子「いいわよ。後で送ってね」
明久「あ、でも僕木下さんのアドレス知らないや」
優子「今交換すればいいでしょ」
明久「そだね」
ドン!
康太「・・・・・・完成」
136:
秀吉「この後どうするのじゃ?」
明久「スーパー行って夕飯の食材買おうよ」
康太「・・・・・・スーパーならここから徒歩5分」
優子「そうしましょ。買い物終わったらアタシは一度家にお泊まりセット取りに帰るわ」
明久「お泊まりセット、」クス
優子「なんで笑うのよ」
明久「木下さんって可愛い言い回しするなぁって」
優子「?っ!///////」
137:
優子「いいじゃない!お泊まりセットはお泊まりセットなのよ!それ以上ても以下でもないのよ!」
明久「ごめんってば。ちょっと面白くて」
優子「まったく!吉井君はまったく!」
明久「許してよ木下さん?!」
秀吉「大丈夫じゃ明久。別に姉上は怒っとらんのじゃ」
秀吉(怒りながらも口元がニヤついとるのじゃ)
康太「・・・・・・スーパー着いたぞ」
140:
スーパー
優子「夕飯は何にするの?」
明久「作るのが簡単で皆で食べれるものかな」
優子「じゃあお鍋ね!」
秀吉「名案じゃな」
康太「・・・・・・この時期にピッタリ」
秀吉「じゃあワシとムッツリーニはあっちに野菜類を取りに行ってくるのじゃ」
優子「アタシと吉井君は魚やお肉コーナーへ行きましょうか」
141:
店員「新商品の試食を行っておりまーす」
明久「あっ!木下さん!試食やってる!しかもお鍋!」
優子「こーら。走らないの」
店員「新商品よせ鍋つゆを使用しております」
明久「うまい!」モグモグ
優子「あんまりがっつかないの。夕飯前にお腹いっぱいになっちゃうでしょ」
店員「よろしれければ奥様も一ついかがですか?」
144:
優子「ふぇ?」キョトン
店員「あっ!ご結婚はまだでしたか!これは失礼致しました!ですけどあのー、もしよろしければ彼氏とのお夕飯にお鍋なんていかがですかね彼女さん?」
優子「か、かかかかかか彼女じゃないですよ!全然!これっっっっ!ぽっっっちも!嫁じゃないですよ!!!!!//////////」
優子「でもこれ買います/////////」
明久「なにこれマジ美味しい」
優子「あんたはどんだけ食べてんのよ!」バン
145:

優子「じゃあアタシは一旦お泊まりセット取りに帰るから!///////」
明久「じゃあまた後で合流だね」
優子「合流するから!後で!///////」
秀吉「姉上のテンションがおかしいのじゃ」
康太「・・・・・・何かあった?」
明久「試食に夢中だったから分からないや」
149:
木下宅
優子「とりあえず落ち着くのよ木下優子」
優子「落ち着いて行動するの。落ち着いてお泊まりセットを用意するのよ」
優子「歯ブラシ良し、歯磨き粉良し、お風呂用品良し、パジャマ・・・これで平気かしら?ちょっと子供っぽい?」
優子「あーもう!!!なんでこんな悩むのよ!!!」
優子「パジャマこれしかないしこれで決定!」
優子「・・・・・・一応愛子に相談しよ」
152:
優子「愛子電話出ないし・・・」
優子「まぁしょうがないわね。諦めてこのパジャマ持っていこう」
優子「お風呂用品あるとなかなかの荷物ね。っていうか、あれ?アタシ吉井君の家でお風呂入るの?」
優子「それってなんだかスッゴイ恥ずかしいじゃない!///////」
優子「あ、家で入って行けばいいのか」
入浴後
優子「サッパリしたー」
優子「下着ってちょい可愛いめのしていった方がいいのかしら?」
153:
明久宅
明久「木下さん遅いなー」
秀吉「別れてから3時間は経ってるのう」
康太「・・・・・・夕飯作って待ってる?」
明久「そうしよっか」
ピンポーン!
秀吉「来たようじゃな」
優子「遅れてごめんなさいっ」
154:
明久「木下さん来た?ってどうしたのその荷物!?」
優子「えっ?」キョトン
秀吉「登山にでも行くつもりかの」
康太「・・・・・・リュックがパンパン」
優子「女子は荷物が多いの!」
明久「とにかく荷物下ろしなよ」
秀吉「さて、揃ったことじゃし、夕飯作り始めようかの」
優子「エプロン出さないと」ガサゴソ
明久「エプロン持参なんだ」
優子「当然でしょ」
155:
出会いましては簡単すぎるよ?!
明久「あれ?誰か携帯鳴ってない?」
秀吉「ワシじゃないぞい」
康太「・・・・・・俺は常にサイレントマナーモード」
優子「アタシだわ。ごめんなさい、先料理始めててっ」
明久「了解!じゃあ僕らではじめとこう!」
秀吉「ワシも頑張るのじゃ!」
優子「あ、もしもし?愛子?」
157:
愛子『さっき電話出れなくてごめんネ?っ』
優子「あぁさっきの電話ね」
愛子『何の用事だったのカナ?』
優子「ちょっと聞きたい事があったのよ。でも解決したわ」
愛子『ん?なんて?ごめん!聞き取れなかった!』
優子「解決したって言ったのよ。なんだか騒がしい音が聞こえるけどどこか行ってるの?」
愛子『その通り!実は今美波ちゃんの家にいるんだよー』
161:
優子「珍しいわね」
愛子『部活の帰り美波ちゃんと瑞希に会ってね、聞いたらお泊まり回するらしいからボクも混ぜてもらったってわけ!』
優子「あんまり二人にセクハラするんじゃないわよ?」
愛子『あはは。それは約束出来ないカナ。あっ!もしかして優子ヤキモチやいてる??ボクと遊べなくて拗ねてる??』
優子「んなわけないでしょ」
明久「秀吉ー!魚もう入れてー!ムッツリーニは野菜切っといてー!」
愛子『ん?今吉井の声しなかった?』
164:
優子「え?だって、その、一緒にいるし」
愛子『吉井君といるの!?』
明久「あれ?ムッツリーニどこ?」
秀吉「ムッツリーニは明久のエロ本探索に行ったぞい」
明久「ムッツリーニなにしてんの!?」
愛子『ムッツリーニ君もいるでしょ!?絶対!!』
優子「そうだけど」
愛子『ゆ、優子さんは、木下優子さんはボクに内緒でムッツリーニ君達と何してるのカナ?』
優子「何って、そっちと同じよ」
166:
愛子『お泊まりしてるの!?ムッツリーニ君や吉井君達と!?』
愛子(ムッツリーニ君がボク以外の異性と外泊!?そ、そんなの許さないよ!)
優子「だからそうだって言ってるでしょ。吉井君達にお呼ばれしたの。さっきの電話はこれ関連のこと聞こうとしたのよ。あれ?愛子?もしもーし?」
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