律子「4月から消費税率が8%に引き上がるんですよプロデューサー殿!」back

律子「4月から消費税率が8%に引き上がるんですよプロデューサー殿!」


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1:
律子「プロデューサーは、金銭感覚がなさ過ぎます!」
P「え? そ、そうか?」
律子「そうですよ。まったく!」
P「いや、そんなに浪費とかしている自覚ないんだけど……」
律子「自分で気づいていないっていうのが、一番の問題ですよ!!」
P「そうかな……たとえば?」
律子「たとえばですね、昼食です」
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10:
P「昼食? 今日はたるき亭で済ませたけど……いや、この辺りの定食屋は全部制覇したんだけど、やっぱり値段も味もたるき亭が最高だよな」
律子「プロデューサー」
P「え?」
律子「そうやって昼食を毎日、外食で済ましているのが問題なんです」
P「いや、でも値段も安いし、栄養も考えたメニューにしてるんだけど」
律子「いくら安くても、外食は財布に優しくありません。私なんて自分でお弁当を作っているから、1食あたり200円以下ですよ」
P「ええっ!? そんなに安く作れるの?」
律子「まあ前の日の残りのオカズとかもあるんですけど、ご飯はちゃんと朝炊いて卵焼きとかも作ってるんですよ。ほら」
P「うお、美味そう! ああ、ウインナーもタコさんになってて、こういうの大人でも嬉しいよな」
11:
律子「私だって料理はそんなに得意ってわけじゃないですし、本とかを読みながら作ってます。コストを考えると昼食はお弁当が最強ですよ」
P「けど俺、朝にそんな時間ないし、そもそも料理とか得意じゃないしなあ……」
律子「仕方ないですね……じゃあ私が作ってもいいですよ」
P「え?」
律子「どうせ自分の分を作るんですから、手間は同じですよ」
P「え? いいの?」
律子「材料費はキチンともらいますよ? 領収書を見せますから」
P「いや、そんなの必要ないけど、本当に俺の分も作ってくれるの?」
律子「プロデューサーは金銭感覚がないですからね。同僚として同情しますし、協力しますよ」
P「な、なんか嬉しいな……そうか、律子の手作り弁当……」
12:
律子「なんですか、子共みたいに喜ばないでください。そもそもプロデューサーに金銭感覚がないのが問題なんですから」
P「す、すまない」
律子「問題は昼食だけじゃなくてですね」
P「え?」
律子「夕食とか、どうしてるんですか?」
P「もっぱら、外食を……」
律子「やっぱり」
P「お、男の独り暮らしってそんなもんだろ! ましてこういう仕事だし、遅くなることも多いんだよ!!」
律子「そうは言いますけどね、外で夕食を摂ったりしたら一食あたり千円じゃ収まらないでしょ!?」
P「それは……」
13:
律子「どうせお酒も飲んでるんでしょ?」
P「うっ! 鋭いな、律子」
律子「そんなことだと思いました。飲むな、なんて言いませんよ? でも、飲むにしても帰ってから家で飲んだ方がはるかに安上がりですよ」
P「……」
律子「プロデューサー?」
P「家飲みなんて、寂しいだけだよ」
律子「……」
P「コンビニで弁当なりツマミを買って帰ってさ、1人で飲み食いしてると……時々ふと我に返るっていうか……落ち込むっていうか……」
律子「プロデューサー……わかりました!」
P「え?」
14:
律子「私が夕食を作ってあげます!」
P「え?」
律子「ちゃんと材料費はいただきますよ?」
P「いや、そうじゃなくて……」
律子「私が一緒に食事につきあうなら、寂しくないでしょう?」
P「それは……そうだけど……」
律子「私はまだ飲めませんけど、お酌ぐらいしてあげますよ」
P「律子のお酌……悪くないな」
律子「でしょ? まあこれも、金銭感覚のないプロデューサーのためなら仕方ないですから」
P「い、いや、でも、若い男の部屋に通うっていうのは……俺の帰る時間って遅いし」
律子「確かにこの業界って、深夜まで収録とかの仕事もあったりとにかく不規則ですよね」
P「だろ。だから律子にそんな負担かけられないし、終電の時間とかもあるから」
律子「私もそれは考えたんですけど」
P「うん」
15:
律子「いっそプロデューサーの部屋で、寝泊まりしようかと」
P「……え?」
律子「そうすれば、帰りの終電とか気にしなくて済みますし」
P「いやいやいやいやいやいやいや! いきなり同棲なんて」
律子「勘違いしないで下さいプロデューサー」
P「え?」
律子「同棲じゃなくて、ルームシェアです」
P「言い方変えただけだろ! 一つ屋根の下に住むことに変わりないだろ!! 同棲もルームシェアも一緒だよ!!!」
律子「いえ、同棲とかいう生々しいものじゃなくてですね」
P「……」
律子「助け合い精神による、相互補助生活ですよ。プロデューサーになにかあると、困るのはウチのプロダクション全員。私も同僚として困るわけですから」
16:
いやそれはおかしい
17:
P「といっても俺の部屋、ワンルームだぞ」
律子「パーテーションで仕切りますよ」
P「いやしかし……律子は不安じゃないのかよ」
律子「不安ってなにがですか?」
P「その、俺がなにかするんじゃないか……とか」
律子「プロデューサーを信頼していますから」
P「そ、そう言ってもらえるのは嬉しいけど。でもな、俺だって……」
律子「なんですか?」
P「い、いや、なんでもない」
律子「それに一緒に生活するなら、朝食だって作ってあげますよ」
P「あ! それは嬉しいな」
20:
律子「プロデューサーは、朝はパン派ですか? ご飯派ですか?」
P「俺は別にどっちでもいいんだけど」
律子「じゃあ交互にしますね。飽きちゃうのもあれですし」
P「え? いや、同せ……じゃなかったルームシェアの件は決定なの?」
律子「家賃とか光熱費とかは、折半でいいですよね? ちゃんと計算して請求しますから」
P「決定なんだな。ま、まあ……嬉しくないわけじゃないけど……」
P(俺の理性、持つかな……)
律子「とりあえず今日、お部屋にうかがいますね」
P「今日!? そ、掃除とかしてないんだけど……」
律子「私がしてあげますよ。そもそも、そうだろうと思ってましたから」
P「いやでも……」
律子「ところでプロデューサー、ISUMの件なんですけど」
P「え、あの、急に仕事の話なの?」
21:
律子「当たり前です。ISUMですけど……知ってますよね?」
P「あ、ああ。一般社団法人音楽特定利用促進機構だよな、4月から発足だっけ」
律子「消費税率も4月から上がりますし、色々と大変ですよね」
P「そうだな。ISUMも、そもそもブライダル業界からの要望で発足するんだよな」
律子「結婚式で演奏したり原曲として流す音楽とか、利用方法によって権利者が異なって事務手続きが煩雑だったんですよね」
P「本来なら結婚式で流す音楽とか、私的利用の範囲でいいような気もするんだけどな」
律子「それは私もそう思いますけど、あれは確かご祝儀が入場料として見られるんでしたっけ」
P「ほとんどいいがかりだよな。まあ、4月からは結婚式にかかる費用は確実に上がるだろうなあ」
律子「なにをのんびりした事を言ってるんですか。上がるだろうなあ、どころじゃないですよ」
P「え?」
22:
律子「結婚式でかける音楽、どのくらいかかると思います?」
P「ええと……どのくらいだ?」
律子「1回の式で、大体10曲ぐらいかけるのが普通らしいんですけど……」
P「うーん。じゃあ、10曲で5000円ぐらいとられちゃうのか?」
律子「10曲なら約2万6000円程度です」
P「えっ!?」
律子「約2万6000円ですね」
P「そ、そんなに取られるの!? 10曲入ってるCD買うよりはるかに高いの!?」
律子「だから言ってるじゃないですか。結婚式の費用、音楽だけでもそれだけ高くなるんですよ。四月から」
P「待てよ。確かそれって、会場内だけではなく、記録ムービー等にも適用されるんだよな?」
律子「そうなんですよ」
23:
P「うわあ……それに加えて消費税率アップかあ」
律子「4月から消費税率は8%になるんですけど、今後更に10%まで上がりますからね」
P「そうだったな……」
律子「電気料金も4月から値上げっていう情報もありますし」
P「そういう情報収集とか分析とか、律子得意だよな」
律子「プロデューサーの苦手分野は、私がフォローしないと」
P「くっ……」
律子「それに結婚となると、式だけじゃありませんよ。新居とか、それに伴う家具調度品とか引っ越し費用とか。それら全てに上がった分の消費税率が課せられるんですから」
P「ああ……」
律子「そこで私、考えたんですけど」
P「え?」
24:
律子「もういっそ、4月になる前に結婚したらどうかと」
P「……え?」
律子「3月中に結婚するんですよ」
P「誰が?」
律子「プロデューサーが」
P「誰と?」
律子「私と」
P「……え?」
律子「その方が経済的だと思うんですよ」
P「え? ちょっと待って、待って。結婚するの? 俺と律子が」
律子「嫌ですか?」
P「嫌じゃないよ。むしろ……で、でもそれって……」
28:
律子「本番まで1ヶ月きってるなら、準備を急がないといけないですね。あ、でも大丈夫ですよ。ちゃんと手はずは整えておきますから」
P「いやでも、俺はまだ結婚なんて……」
律子「あら? プロデューサーは、結婚しない主義なんですか?」
P「そんなことはないよ。いつかは、誰かとするつもりだけど」
律子「それなら3月中に私としましょう。経済的にもその方がいいです」
P「いやそれは急すぎない?」
律子「いずれするなら早いほうがいいですよ。虫歯だって早めに歯医者さんへ行けば、痛い思いせずに済むんですよ?」
P「虫歯と一緒にしていい問題じゃないと思うぞ」
律子「3月中に結婚するメリットは、おわかりですよね?」
P「いやそうじゃなくて、そういうことじゃなくない?」
律子「?」
29:
りっちゃんがコワレタ!
30:
P「結婚っておつきあいを経て、そういう段階を経て……」
律子「なに言ってるんですか。私たち、もう同棲してる仲じゃないですか」
P「え?」
律子「同棲」
P「あれ? 同棲じゃ無くてルームシェアじゃなかったっけ……」
律子「なに言ってるんですか、プロデューサーが言ったんですよ? ほら、思い出してください。さっき言ってたこと」
32:
P「言い方変えただけだろ! 一つ屋根の下に住むことに変わりないだろ!! 同棲もルームシェアも一緒だよ!!!」
34:
律子「……ね?」
P「うん……」
律子「同棲してるわけですからこれは、結婚を前提としたおつきあいと言ってもいいと思いませんか?」
P「いや……でも……その同棲もまだこれからじゃあ……」
律子「今日お部屋にうかがう、って私さっき言ったじゃないですか」
P「ええと……そうだったな」
律子「つまり本日から私たちは、同棲状態なわけです」
P「……あれ?」
律子「今日はもう私たち、同棲してるんですよ?」
P「そうなるのか……な? あれ?」
36:
律子「同棲という経過を経たわけですから、もう結婚しましょう」
P「え、と……あれ?」
律子「しましょう、結婚」 
P「ええと……あの……でも……」
律子「しましょ?」
P「その……」
律子「結婚しましょうよ。ダーリン☆」
P「しよう!」
41:
律子「なにをですか?」
P「え? いや、だから、結婚……」
律子「プロデューサーは、結婚したいんですね? 私と」
P「え? あれ、だって……」
律子「したくないんですか?」
P「いや、したいよ! するよ、結婚!! 律子と!!!」
律子「プロデューサーがそう言うなら……私もいいですよ」
P「え……あ、うん」
律子「でもほら、それならちゃんとしてもらわないと」
P「なにを?」
43:
律子「プロポーズですよ。ちゃんとそれは言ってもらわないと、私も心を決められません」
P「いや、でも……あれ?」
律子「結婚、するんですよね? じゃあプロポーズを」
P「あ、はい……結婚してください」
律子「もっと気持ちを込めて。まだまだそんなもんじゃないでしょ!」
P「律子が好きだ! 結婚してください!!!」
律子「プロデューサー殿が、そこまで言うなら……いいですよ////」
P「そ、そうか」
律子「じゃあ私はちょっと、所用があるので……」
P「あ、ああ」
45:
バタン
律子「ふ……」
律子「ふうぅう???」↓
律子「……ふう」ペタン
律子「緊張した。緊張した緊張した、緊張したあぁ?あ!」
律子「でも、シュミレーション通りにできたわよね。うん!」
律子「……」
律子「……えへ」
律子「えへへへへへへへへ////」
律子「やった?。やったわ……えへへへへへへ////////」
律子「一生分の勇気を出しちゃったわ。えへへ?♪」
P「そういうことか」
律子「げえっ! プロデューサー!!」ジャーンジャーン
46:
P「おかしいと思ったんだよ。なんかいつもと違うな、って」
律子「うう?////」
P「こ、こんな手の込んだことしなくても……俺の心は決まってたのに」
律子「えっ?」
P「ま、まあ言われて確かに今した方がいいな、とは思ったから良かったのかもな」
律子「プロデューサー殿……////」
P「まずは社長に、報告と挨拶に行くか」
律子「私の両親にも会ってくださいね」
P「そうだな。じゃあ……忙しくなるな」
律子「大丈夫ですよ。さっきも言いましたけど、ちゃんと手筈は整えていますから」
P「さすが律子。これからもその調子で頼むな」
律子「はい!」
P「一生、だぞ」
律子「はい////」
お わ り
49:

今月中に律子と結婚しなきゃ(使命感)
50:
以上で終わりです。
理知的でなかなか素直になれないりっちゃんは、こんな風に本気アプローチをしてくるんじゃないかと思いました。
ありがとうございました。
51:
面白かったけど途中までのりっちゃんに狂気を感じた

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梅原「さみぃなぁ・・・」

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