千早「最近カロリーメイトしか食べてないわ」 雪歩「えっ?」back

千早「最近カロリーメイトしか食べてないわ」 雪歩「えっ?」


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千早「最近カロリーメイトしか食べてないのよ」
雪歩「そ、そうなんだ……でも何でまた?」
千早「仕事が忙しくて、料理とかする暇がないのよ」
雪歩「あー、千早ちゃん一人暮らしだもんねぇ」
千早「…………」
雪歩「?」
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3: 以下、
千早「……最近、カロリーメイトしか食べてないわ」
雪歩「え、いや……うん。それはわかったけど……」
千早「…………」
雪歩「…………」
千早「……手料理、とか……」
雪歩「え?」
千早「……いや、別に……」
雪歩「…………」
千早「…………」
雪歩「……あー」
千早「…………」
5: 以下、
雪歩「……じゃあ今夜あたり、千早ちゃん家に行って、何か料理作ってあげようか?」
千早「! そんな……悪いわよ雪歩! でも、いいのかしら!?」
雪歩「えっ、いや、まあ……うん」
千早「そう? じゃあ悪いけどお言葉に甘えちゃおうかしら。悪いけど!」
雪歩「いや、まあ……うん。いいよ。うん……」
千早「ウフフ! そうと決まればウフフ! 早く帰って食材の買い出しに行かないといけないわね! ウフフ!」
雪歩「俄然テンション上がってきたねぇ、千早ちゃん」
千早「そうかしら? ウフフ!」
雪歩「千早ちゃんが楽しそうで何よりだよ」
6: 以下、
千早かわいい
7: 以下、
萩原さんだろ
9: 以下、
>>7
仲良くなって呼び方が変わったのならばなんら不自然ではない
35: 以下、
実際に千早も「雪歩」と呼んだことがあるし
多分下の名前で呼びたいけどなかなか切り出せない微妙な距離感なんだろう
仲良くなってから下の名前で呼び出すのは何もおかしくないね
8: 以下、
千早「あ、でもどうせなら、もう一人くらい誰か誘ってみようかしら」
雪歩「あー、それはいいねぇ。せっかくだもんねぇ」
千早「よし、じゃあ次に事務所に入ってきた人を半ば強引に拉致監禁しましょう」
雪歩「監禁はだめだよぉ……」
千早「それは冗談よ」
雪歩「千早ちゃんがまだ理性を保ってて良かったよぉ……」
ガチャッ
千早・雪歩「!」
10: 以下、
伊織「あら? 今日は千早と雪歩だけなの?」
千早「これはこれは水瀬さん。いいところにおいでなすったわね」
伊織「? 何なの?」
雪歩「えっと、今日、千早ちゃん家で料理作るんだけど、よかったら伊織ちゃんも一緒にどう?」
伊織「いいわよ」
雪歩「返事早っ!」
千早「流石は水瀬さんね。あなたはできる子だと思ってたわ」
伊織「そんな大層なことでもないでしょうに……」
千早「そうと決まれば善は急げよ。さあさあ! さあさあ!」
伊織「何で今日の千早はこんなテンション高いの?」
11: 以下、
?千早宅?
雪歩・伊織「おじゃましまーす」
千早「どうぞ。何もないところだけれど」
伊織「確かに……って言いたいところだけど、前来た時に比べて、結構インテリアとか充実してきてるわね」
千早「ええ、雪歩や春香に色々勧められてね。あと、我那覇さんとかにも」
伊織「ふぅん。いいんじゃない? 私、こういうシックにまとめてる感じ、結構好きよ」
千早「ふふっ。ありがとう、水瀬さん」
雪歩「あ! これ私が勧めたアロマだ。買ってくれてたんだね、千早ちゃん」
千早「ええ。この香りで、日々の仕事で荒みきった心を癒しているわ」
伊織「どんだけ過酷な仕事してんのよ……」
千早「ふふっ。冗談よ」
伊織「今日の千早は本当にテンション高いわね……」
16: 以下、
千早「さて、じゃあちょっと食材の買い出しに行ってくるわね」スッ
雪歩「あ、私も行くよ」
千早「いえ、ここは私に行かせて。どうせ調理の方では大して戦力になれないから」
伊織「じゃあ私が行くわよ。私もその、料理はそんなに……だし」
千早「いいのよ、水瀬さん。スーパーはすぐ近くだし、買う量もそんなにないし」
雪歩「でも千早ちゃん、何買えばいいかわかってるの?」
千早「ええ、大丈夫よ。なんくるなるわ」
伊織「いや、でも私達、そもそも何の料理を作るかも決めてないじゃない」
千早「大丈夫よ水瀬さん。それもドラゴンボールでなんくるなるわ」
雪歩「うーん……千早ちゃんが何言ってるのかちょっとよくわからないけど……まあせっかく千早ちゃんがこう言ってるんだし、とりあえずここは千早ちゃんに任せてみようか。伊織ちゃん」
伊織「……まあ、雪歩がそれでいいならいいけど……」
雪歩「でも、もし何か困ったことがあったら、いつでも電話してね? 千早ちゃん」
千早「ふふっ。ありがとう、雪歩、水瀬さん。それじゃあちょっと行ってくるわね」
バタン
伊織「…………」
18: 以下、
伊織「なんか今日の千早は別人のようにテンション高かったわね」
雪歩「そう? でも最近の千早ちゃんって、結構あんな感じだよ」
伊織「そうなの?」
雪歩「うん。そりゃまあ今までみたいに、クールな感じでいるときの方が多いけどね」
伊織「ふーん」
雪歩「…………」
伊織「…………」
雪歩「…………」
伊織「……ていうか、前からちょっと気になってたんだけどさ」
雪歩「? 何?」
伊織「千早って、前は雪歩のこと、『萩原さん』って呼んでなかった?」
雪歩「あー、うん」
伊織「それがなんか、いつのまにか『雪歩』って呼び捨てするようになってるみたいだけど……」
雪歩「うん」
20: 以下、
伊織「一体いつのまに、そんなに仲良くなってたの? あんた達」
雪歩「あー、それはね」
伊織「うん」
雪歩「ちょっとしたきっかけっていうか……いや、そんな大層なことじゃないんだけどね」
伊織「うん」
雪歩「あれは……ある晴れた日の午後だったっけ」
伊織「え? 何これ結構長くなる系の話?」
雪歩「ううん。そんなんじゃないよ」
伊織「そうなの? じゃあ良かったわ。続けて頂戴」
雪歩「うん。ある晴れた日の午後……私と千早ちゃんは、レッスンを終えて、一緒に事務所からの帰り道を歩いていたの」
伊織「うん」
21: 以下、
雪歩「そしたらね……道の反対側から、赤い洗面器を頭に乗せた男の人が歩いてきたの」
伊織「あ、赤い洗面器!?」
雪歩「うん。その人はね、洗面器の中に入ったたっぷりの水を一滴もこぼさないようにしながら、ゆっくりゆっくり、こっちに向かって歩いてきてたの」
伊織「……そ、それで?」
雪歩「私は男の人って苦手だから、あんまり近付かないようにしてたんだけど」
伊織(それって男とか女とかの問題じゃない気が……)
雪歩「千早ちゃんはどうしてもその洗面器が気になったみたいで、すれ違いざま、勇気を振り絞って、その男の人に聞いたの」
伊織「え? 何て?」
雪歩「『ちょっとすみません。どうして、そんな赤い洗面器を頭に乗せて歩いているんですか?』って」
伊織「な、何気にすごいことするわね千早は……それで、どうなったの?」
雪歩「それでね、その男の人はこう答えたの。『それは君の……』」
 プルルルルルル
雪歩「! で、電話!? あ、千早ちゃんから……もしもし」
伊織「ちょっともう、今いいとこだったのに……ってあら? 私の方も着信してる……え? 春香から? もしもし?」
23: 以下、
千早『ふっふっふ』
雪歩「?」
伊織「あ、あれ? こっちからも千早の声が……?」
千早『そう。今、私はあなた達二人に同時に電話を掛けているわ』
雪歩「…………?」
伊織「…………?」
千早『私は携帯を一台しか持っていないのに、何故こんなことができるのか? ふふふ……気になるでしょう? 気になるわよね?』
雪歩「え、えっと……」
伊織「……いや、普通に春香がそこにいて、春香の携帯を借りたんでしょ……」
千早『えっ!? な、何故それを!?』
伊織「いや、普通に発信者名表示されてるし……」
千早『……ちょっ! 春香! なんで非通知設定にしてないのよ!』
春香(やや遠くから)『ええっ! そ、そんなこと言われても……』
25: 以下、
千早『これじゃ私のドッキリが台無しじゃない! どうしてくれるのよ!』
春香(やや遠くから)『ええっ! ご、ごめんね千早ちゃん……』
伊織「……とりあえず切っていいかしら? これ」
千早「……その必要には及ばないわ」ガチャッ
伊織「うわっびっくりした!」
雪歩「え? あれ? 帰って来てたの、千早ちゃん?」
千早「そういうことよ。まさかこんなに近くにいるとは思わなかったでしょう?」
雪歩「う、うん。それは思わなかったけど……」
千早「驚くのはまだ早いわ。なんとここに、四人目の仲間がいるのよ! さあ!」バッ
春香「……ど、どうも……」
伊織「うん、知ってた」
春香「ですよねー」
26: 以下、
最近カロリーメイトしか食べてないって
「っべー最近忙しくて2時間してねえわー」の類かと思った
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4088706897/
27: 以下、
めんどくさいちーちゃんはかわいいという風潮w
一理ある。
28: 以下、
伊織「……つまり、春香も千早の家に来ることになってたってこと?」
千早「そういうことよ。まあ正確には、雪歩と水瀬さんと一緒にこの家に向かってる途中で、春香からメールが来たのだけれど」
伊織「じゃあ何でそのときに言わないのよ」
千早「秘密にしといたほうが面白いかなーって」
伊織「私のやよいを誤魔化しに使わないで頂戴」
千早「はい、すみません」
雪歩「あ、じゃあもしかして、それで春香ちゃんとスーパーで待ち合わせしてたとか?」
千早「……エスパー?」
雪歩「いや、それくらい普通に推測できるよ! それで千早ちゃん、買い出し一人で行くって言ってたんだね」
千早「完璧な推理だわ……それでこそユキホ=ハギワラね」
雪歩「何でワールドワイド!?」
32: 以下、
伊織「それでサプライズのつもりでやったのが、あのバレバレの二重通話だったのね……」
千早「……本当はあの謎を伏線とした上で、ここに春香を連れて来てネタばらし……の予定だったのだけれど」チラッ
春香「いや、そんな目で見られてもね? そもそも私、何も聞かされてなかったからね?」
雪歩「え? じゃあ春香ちゃん、私達が来てるって知らなかったの?」
春香「うん。そもそも私、普通に千早ちゃんに料理作ってあげるつもりでメールしたから……」
伊織「え? 春香も?」
春香「うん。ここ数日、千早ちゃんが『最近カロリーメイトしか食べてないわ……』って頻りに欠食アピールしてくるから、そろそろ作りに行ってあげようかなと……」
雪歩「…………」ジー
伊織「…………」ジー
千早「……んっん! ゴホンゴホン! ら?らら?♪」
33: 以下、
伊織「……まあ要するに、料理を作ってくれそうな子に片っ端からアピールしてたってことね」
千早「水瀬さん。人をそんな魔性の女みたいに言わないで頂戴」
伊織「え、いや、まあ……うん。別になんでもいいんだけどね」
春香「ま、まあ過程はともかく、こうして皆集まったことだし、さっそく調理に取り掛かろうよ!」
雪歩「そ、そうだね! それで、結局何を作ることにしたの?」
春香「ふっふっふ……女子四人が集まれば、もうこれしかないよね!」
千早「鍋ですよ! 鍋!」
春香「あーん千早ちゃん! 何で私の台詞取るのー!?」
千早「ふふっ、さっきのお返しよ。春香」
春香「くすん……千早ちゃんのいじわるぅ」
伊織「あーもうなんでもいいからとっとと切ってがばっと入れましょ」
雪歩(伊織ちゃんがなんか色々雑になってきてる)
36: 以下、
春香「さあ! 鍋ですよ! 鍋! それも女子に人気のトマト鍋!」
雪歩「わーい」
千早「結局さらっと決め台詞を言うあたりが春香らしいわね」
春香「ぐっ……な、なんだよぉー。別にいいじゃんかよぉー」
伊織「はいはいもう茶番はいいからとっとと入れてくわよ」ヒョイヒョイ
春香「くすん……なんか伊織も冷たいよぉー」
雪歩「泣かないで春香ちゃん。後でエノキ多めに入れてあげるから」
春香「ありがと雪歩……でも春香さん的にはお肉多めの方が嬉しいかな……」
千早「太るわよ」
春香「ふっ! 太らないよ! 春香さんレッスンいっぱいしてるもん!」
千早「へぇ……なら、いいのだけれど」
春香「くすん……本当は最近ちょっと増えましたよ……くすん」
伊織「ん、これ結構いけるじゃない」
雪歩(自由だなぁ)
38: 以下、
春香「ふはー、お腹いっぱい」
千早「満腹になったわ」
雪歩「トマト鍋ってヘルシーな感じで食べやすいから、ついつい食べ過ぎちゃうよねぇ」
伊織「でも、すっごく美味しかったわ。流石は春香と雪歩ね」
春香「いやあ、それほどでも……」
雪歩「私は別に、そんな……」
千早「私も特に……」
伊織「いや千早は実際特に何もしてないでしょ」
千早「……くっ」
春香「あー、でもこう、いい感じに体が温まると、なんか冷たいものが食べたくなってこない?」
千早「ああ、分かるわ春香」
雪歩「うんうん。やっぱりデザートは欠かせないよねぇ」
春香「というわけで伊織、ちょっとアイス買って来て」
伊織「はいはい分かったわよ……って、え?」
40: 以下、
春香「アイス、買って来て」
伊織「……私が?」
春香「うん」
伊織「……一人で?」
春香「うん」
伊織「……Why?」
春香「ユー、アー、一番年下」
伊織「色々雑じゃない!?」
41: 以下、
千早「まあまあ水瀬さん。これも芸能界のしきたりというものよ」
伊織「ち、千早まで……」
雪歩(……なんとなく読めてきたから黙っとこう)
春香「いい? 伊織。これは伊織がこれからも芸能界でやっていくための修行なんだよ」
伊織「修行って……」
春香「伊織はさ、これまでの人生でパシリに行かされたことなんてないでしょ?」
伊織「ふんっ、この私がパシリだなんて……そんなの、あるわけないじゃない」
春香「じゃあ一回くらいパシッとかないと! これも勉強の一つだよ」
伊織「勉強って……」
千早「そうよ水瀬さん。もちろん、お金はちゃんと払うから」
伊織「……はぁ、分かったわよ。じゃあ夕食のお礼ってことで、行ってきてあげるわ」スッ
春香「流石伊織! 伊織はやればできる子だって、春香さん信じてたよ!」
伊織「…………」
春香「な、なんでそんな猜疑心に満ちた目を向けるのかな……はは……」
44: 以下、
春香「で、無事に伊織をパシリに行かせたわけだけど」
雪歩「あ、やっぱりなんか裏があるんだね」
千早「当然よ、雪歩。ここに来るまでに春香と綿密な打ち合わせをしていたのだから」
雪歩「あれ? でも春香ちゃん、私達が来てること自体知らなかったってさっき……」
春香「それはもちろん演技ですよ、演技!」
雪歩「へー、そうだったんだ。徹底してるなぁ」
春香「まあ、スーパーで千早ちゃんに会うまで知らされてなかったっていうのは本当だけどね」
千早「かつ、春香のミスで二重通話のからくりがいとも簡単に解かれてしまったのも本当だけれどね」
春香「そ、それは千早ちゃんが説明を色々省いたからでしょー!」
千早「はいはいそうね。ごめんね春香。よしよし」ナデナデ
春香「うぅ……こうやって千早ちゃんに頭を撫でられると何も言えなくなる春香さんなのでした……」
雪歩(春香ちゃんかわいい)
45: 以下、
春香ちゃんかわいい
47: 以下、
雪歩「で? 今から一体何をするの?」
千早「ええ、よく聞いてくれたわ雪歩。これは私たっての希望なのだけれど――……」
 ――十数分後。
ガチャッ
伊織「買って来たわよー」
パーン! パーン! パーン!
伊織「!? な、何!?」
千早「水瀬さん!」
春香「伊織!」
伊織「え? ……え?」
雪歩「お、おめでとうございますぅ!」
伊織「…………え?」
49: 以下、
伊織「…………」
千早「…………」
春香「…………」
雪歩「…………」
伊織「……いや、何が?」
千早「……いや、まあ……」
春香「……うん……」
雪歩「……えっと……」
伊織「…………」
千早「…………」
春香「…………」
雪歩「…………」
伊織「……いや、だから何なのよ!?」
51: 以下、
伊織「サプライズのお祝いをしてみたかった……ですって?」
千早「そうなのよ。よくあるでしょ? 誕生日とかで」
伊織「あー……まあ、そうかもね」
千早「うん」
伊織「いや、うんじゃなくて」
春香「……つまりね、伊織」
伊織「春香」
春香「……千早ちゃんは一度でいいから、サプライズのお祝いをしてみたかった……ってことなんだよ」
伊織「はあ」
春香「…………」
千早「…………」
雪歩「…………」
伊織「え!? そんだけ!?」
54: 以下、
千早「そんだけ、とは随分ね。私にとっては大事なことよ? 水瀬さん」
伊織「あ、はいすみません……って違うでしょ!」
春香「出た! 伊織のノリツッコミ!」
雪歩「やっぱりキレが違うよねぇ」
伊織「そこ二人も、いちいちどうでもいいことで盛り上がらない!」
千早「……まあ要するに、一度サプライズでお祝いするっていうのをしてみたかったので、水瀬さんでやってみたってことなのよ」
伊織「いや、まあそれは分かったけど……」
千早「……ただ、一つだけ失敗があったとすれば……」
伊織「…………」
千早「……今日、水瀬さんをお祝いする理由が特に思いつかなかったってことよ!」
伊織「偉そうに言うことか! ていうかそれが最大の失敗でしょうが!」
千早「くっ……水瀬さんにしては的確な反論ね」
伊織「私にしてはって何!?」
56: 以下、
雪歩「まあまあ、伊織ちゃん」
伊織「雪歩」
雪歩「千早ちゃんは、伊織ちゃんをお祝いしてあげたかっただけなんだよ。だから、千早ちゃんをあまり責めないであげて」
伊織「雪歩……」
春香「そうだよ、伊織。千早ちゃんの、伊織をお祝いしてあげたかったっていう気持ちは、本当だから……」
伊織「春香……」
春香「…………」
雪歩「…………」
千早「…………」
伊織「……っていや、流石にここから良い話にするのは無理あるでしょ!」
春香「ですよねー」
57: 以下、
伊織「ったくもう、飛んだ災難だったわ」
千早「ふふっ……まあまあ水瀬さん。そう言わずに」
伊織「いや、主犯格のあんたに窘められてもね……」
千早「まあそれもそうね。ただ、これは気持ちばかりなのだけれど……」スッ
伊織「!? こ、これは……ゴージャスセレブプリン六本木デラックスバージョンじゃないの! ど、どうしてここに!?」
春香「今日、このときに備えてスーパーで買っておいたんだよ」
千早「水瀬さんのために……ね」
伊織「春香、千早……」
千早「だから、まあ……色々と変な事に付き合わせてしまったけれど、これで許してもらえないかしら? 水瀬さん」
伊織「ま、まあそういうことなら……許してあげなくも、ないけど?」
雪歩(伊織ちゃんちょろかわ)
58: 以下、
黙って皆を見てる雪歩激かわ
59: 以下、
こいつら可愛いなぁ
60: 以下、
春香「よし、じゃあ伊織の買ってきてくれたアイスもあわせて、皆でスィーツタイムとしゃれ込みますか!」
雪歩「わーい」
伊織「……な、なんか悪いわね。私だけゴージャスセレブプリンもらっちゃって……」
千早「いいのよ水瀬さん。私のワガママに付き合わせてしまったのだから、それくらい」
伊織「千早……っと、ごめんなさい、電話だわ。……律子から? はい、もしもし?」
伊織「……え!? 竜宮のニューアルバムの海外レコーディングが決定!?」
千早・春香・雪歩「!?」
伊織「うん、うん、それで……そうなの!? す、すごいじゃない!」
伊織「……うん……うん……ええ、分かったわ。それじゃあまた、明日のミーティングで……うん。じゃあね」ピッ
伊織「…………」
千早「…………」
春香「…………」
雪歩「…………」
伊織「……え、っと……」
伊織「な、なんか……そういうことになった、みたい……」
63: 以下、
春香「す、すごいじゃない伊織! おめで……」
千早「ストーップ!」
春香・雪歩・伊織「!?」
千早「春香。今のは流石に先走りすぎよ。あなたの焦る気持ちも分かるけど、今はまだ言ってほしくない言葉だわ」
春香「…………え?」
伊織「………? ちょ、ちょっと千早、どういう……」
雪歩「……あっ」
伊織「? 何? 雪歩」
雪歩「うん。多分だけど……伊織ちゃん、春香ちゃん、ちょっと耳貸して」
春香・伊織「?」
千早「…………」
65: 以下、
 ――数分後。
ガチャッ
伊織「買って来たわよー」
パーン! パーン! パーン!
伊織「な、何かしらこれはー」
千早「水瀬さん!」
春香「伊織!」
伊織「な、なんなのー」
雪歩「竜宮ニューアルバムの海外レコーディング決定!」
千早・春香・雪歩「本当に、おめでとう!!」
伊織「…………うん。どうも、ありがとう……」

67: 以下、
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69: 以下、
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ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの?」蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ
一方通行「あァ!? 意味分からねェことほざいてンじゃねェ!!」黄泉川ァアアアアアアアアアア!!
さやか「さやかちゃんイージーモード」オナ禁中のリビドーで書かれた傑作
まどかパパ「百合少女はいいものだ……」君の心は百合ントロピーを凌駕した!
澪「徘徊後ティータイム」静かな夜の雰囲気が癖になるよね
とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)【禁書×けいおん!】舞台は禁書、主役は放課後ティータイム
ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」これは無理だろ(抗う事が)
岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「わっはっはっはっは!」ゲェーッハッハッハッハ!
紅莉栖「とある助手の1日ヽ(*゚д゚)ノ 」全編AAで構成。か、可愛い……
岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」……サティスファクション!!
遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に?」パワーカードだけがデュエルじゃないさ
ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」ただでさえ天使のミクが感情という翼を
アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」小僧・・・!
クラウド「……臭かったんだ」ライトニングさんのことかああああ!!
ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」ビターンビターン!wwwww
僧侶「ひのきのぼう……?」話題作
勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」いつまでも 使える 読めるSS
肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」まさにVIPの天才って感じだった
男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」壁ドンが木霊するSS
ゾンビ「おおおおお・・・お?あれ?アレ?人間いなくね?」読み返したくなるほどの良作
犬「やべえwwwwwwなにあいつwwww」ライオン「……」面白いしかっこいいし可愛いし!
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