御坂「ちょっとあんた」上条「げえっ!!!ビリビリ!!!」back

御坂「ちょっとあんた」上条「げえっ!!!ビリビリ!!!」


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1:
御坂「な、なによ!そんな嫌そうな声出すことないじゃない!」
上条「いやだああああああああ!!!!ビリビリいやだああああああ!!!!」ヒィイイイイイイ
御坂「はあ!?ちょ…!」
上条「うわああああああああこないでええええええええええええ!!!!!!」コヒューコヒュー
御坂「こん…の!!正気に戻れぇえええええええええええ!!!」バチッ
ズギュン!!!
上条「お」ヒョイッ
御坂「!?」
3:
御坂(え…よ、よけた?この至近距離で……いつもみたいに、右手で防いで…ない…?)
上条「」アワワワワワ
御坂「ちょ、ちょっとあんた今…」
上条「ッッ!!!!」ダッ
御坂「あ!こら待ちなさい!」
上条「あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」ドヒュンッ
御坂「っ!!?」
御坂「………なんなのよ、一体…」
4:
上条「こ、ここまで来れば…!!」ゼエゼエヒューヒュー
上条「……けど、一体なんだったんだ?御坂をみた瞬間体の震えが止まらなくなって、思わず全力で逃げてきちまったけど…」
上条「…追ってきて……ないよな?…」キョロキョロ
上条「……一応、見つからないように路地裏を通って帰ろう…」テクテク
上条「……っ」ピタッ
7:
路地裏
スキルアウトA「…気分悪りぃなおい」
スキルアウトB「簡単な仕事のはずが、まさか暗部組織が丸々一つ関わってやがるとはな…逃げるしかねぇだろ」
スキルアウトC「結局俺らタダ働きじゃねぇか!!!ああっ!!?」ガンッ
スキルアウトD「どっかに手頃なサンドバックちゃんいねぇかなあ!!」ドガッ
………
上条「」ブルッ
上条「…さ、寒気?……な、なんかよくわかんないけど、やっぱりこの道はやめておこう…」
11:
上条「なんだろう…今日はやけに周りの空気がピリピリしているというか…」
上条「時々寒気もするし…風邪でも引いたか?早いとこ帰ろう」
……
上条「…ただいまー」ガチャッ
ドサッ
上条「はぁ、今日はなんだかいつもの倍以上疲れた気がする…」
上条「…あ、やべ、眠気が……せめて…着替えない………と……」
上条「……ぐぅ」
ドサッ
12:
上条「っ」ガバッ
上条「」スタスタスタ
上条「」ガラッ!
イン「…いたた…あ、ごめんね?起こしちゃったかn
上条「おい!!早く中に入れ!!!」
イン「ひっ!?」ビクッ
上条「早くしろ!!…っああもう!!!」グイッ
イン「うわっ!」ズルッ
ピシャッ!
13:
上条「……」
イン「…えと、えと、あなたは…」
上条「ちょっと黙ってろ…!!」
イン「…う、うん…」
上条「……だめだ」
イン「えっ?」
上条「ここじゃ駄目だ。もっと人の多いところに行かないと…」
イン「…あ、え?なんで、かな?ていうか、そもそもあなたいったい
上条「知らねぇよ!!黙ってついて来い!!」クワッ!!
イン「はいぃっ!!」
18:
1時間後
上条「くそっ!どうなってんだ!?人混みに入った瞬間に人々がバラバラに散っていきやがる…!」
イン「こ、これは人払いなんだよ。ていうかあなた走るのいかも…もう限界…」ハァハァ
上条「人払い?それって…
上条「ッッ!!」ゾワワァッ
?「もういいかな?残念ながら悠長に追いかけっこしてる時間はないんだ。僕達にも、その子にもね」
イン「あ、あなたはっ!」
ステイル「随分と逃げ回ってくれたね。悪いことは言わない。早くその子をこっちに渡すんだ、少年」
27:
上条「……」ブルリ
ギュッ
イン「……あ」
ステイル「うん?もしかして震えてるのかい?いやなに、その子を大人しくこちらに渡してくれさえすれば、一般人の君をどうこうする気はないよ。安心してくれ」
ステイル(なんだ?こちらから殺気を出した気つもりは無いが……無意識にもれていたのか?)
上条「」ブルブル
イン「…」
イン「…大丈夫。怖がらなくていいよ?私があの人について行けば、あなたはなんの被害も受けないんだよ」
上条「」ガチガチガチ
イン「よく分からないけど、私を助けてくれようとしたんだよね。ありがとう、あなたは凄く勇気のある人だね。手を引っ張ってくれたとき、驚いたけど、嬉しかったよ」
上条「」フー!フー!フー!
イン「……それじゃあ…」
32:
グッ
イン「……?」
上条「…」ブルブル
イン「あの……手を、離して欲しいんだよ?」
上条「っ」ブルブルガチガチ
ギュッ!
イン「……」
上条「…い……くな…」ブルブルガタガタ
イン「…え…」
37:
ステイル「…なんだというんだ、君は。その子をこちらに渡すのか、渡さないのか」
イン「…だ、だめ…ダメだよ…っ!!」
上条「…わた、さ、ない…!」ブルブル
ステイル「……ああ、もう、いい。元々不必要に走らされて苛ついていたところだ。少し痛い目を見てもらおう」ボッ
上条「っ!!!」ガタガタガタガタ
イン「だめ!早く逃げて!!」
ステイル「インデックスは白い教会を着ている。その辺の加減はしないよ」
上条「っ!!!!っ!!!!」ガチガチブルブルガチガチ
ステイル「少し熱いが…気絶してしまえば問題ないだろう!!!」ボウッ!!
38:
イン「い、いけない!はやく私の後ろに…
上条「っ!!」ドン
イン「……え…」ドサッ
ゴォオオオオ!!!
イン「だめっ!!……よけてぇっ!!!」
上条「ひ」ヒョイ
ステイル「!?」
イン「!?」
42:
上条「あわわわわわわ」ダラダラダラダラ
ステイル「…恐怖で足がすくんでいると思ったが…う、うまくよけたじゃないか」
イン「……」
ステイル「だけど…これはどうだい!?」ボボウッ!!
イン「あっ!」
ステイル「八方から襲いかかる火の大槍だ!!素人がこれをよけることなど絶対に
上条「て」ヒョイ
ステイル「!?」
イン「!?」
47:
上条「ひぃ、ひぃ!」ガタガタガタガタガタガタ
イン「す、すごい…脂汗ダラダラ流しながら綺麗によけてる…!」ドキドキ
ステイル「イノケンティウス!!イノケンティウース!!!」地面バンバン
イノケンティウス「ンギャーオ!!」
ステイル「行け!魔女狩りの王!とにかく奴に一撃当てろ!」キー!
イノケンティウス「任せろ」ゴアッ!!
イン「いけないっ!炎の範囲が広すぎる!!これじゃ絶対よけれない!!」
上条「お」ヒョイ
ステイル「!?」
イノケンティウス「!?」
イン「!?」
54:
上条「やばいやばいやばいやばい死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」ダラダラダラダラダラダラダラダラ
イン「今どうやってよけたの?ねぇ今のどうやって
ステイル「こ、こうなったら!!ここら一帯をまとめて吹き飛ばして
上条「やめろおおおおお!!!!」バキッ
ステイル「ごふぁっ!!?」ドサッ
上条「やめろ!!もうやめろ!!やめてよ!!!やめろ!!危ないだろ!!!やめろ!!!」ドカバキボコドカバキボコ
ステイル「へぶっ!!へぶっ!!へぶっ!!」
イン「も、もうやめるんだよ!その人のライフポイントはゼロなんだよ!」
上条「はあ……はあ…」
捨て犬「……」ピクピク
上条「………」
捨てイル「……ぉ
上条「やめろ!!!!」バキッ!!
イン「やめて!」
58:
2時間後
捨て犬「」チーン
神裂「」チーン
イン「すごい…素手で聖人まで倒しちゃうなんて…」
上条「ひぃ!!ひぃ!!」ブルブルガチガチガタガタビクビク
イン「無傷のこの人が一番重症だし…」
上条「おんもこわい…おんもこわい…」ダラダラダラダラダラダラ
イン「……三人とも病院に連れて行くんだよ」
60:
なんやかんやでペンデックスさん起動
ペン「目標、上条当麻を目下最大の障害物と認識。直ちに迎撃体制に移ります」
神裂「っ!!?あれはドラゴンブレス!!よけなさい上条当麻!!」
ズアッ!!
上条「け」ヒョイ
ステイル「ぐああああああああああああああ!!!!!」
神裂「ステイルー!!!」
ペン「目標の無力化に失敗。直ちに体制を立て直し再びこ
上条「やめろ!!!!!!」ベチンッ!!
ペン「ひんっ!!」キュピーン
62:
上条「このっ!!!このっ!!!死んじゃうだろ!!!俺が死んじゃうだろ!!!やめろ!!!このっ!!!!」ペシッペシッペシッペシッ
イン「あうっ!あうっ!」
パラパラー
神裂「っ!?あの光の羽はっ!?いけないっ!!よけなさい上条当麻!!」
上条「お」ヒョイ
イン「ひゃうっ」ドサッ
神裂「……あ、よけたんですか」
上条「ここここわこわここここわかっっっっ」ブルブルガタガタピクピク
イン「た、助かったんだよ…」
捨て犬「」チーン
6

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