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【閲覧注意】後味の悪い話『顔剥ぎソフィー』


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5:
ニンテンドーDSの「有罪×無罪」というゲームのお話
このゲームはプレイヤーが裁判員の1人となり、
被告人が有罪か無罪かを他の裁判員とともに評議しながら見極め、
事件の真相を解き明かしていくアドベンチャーゲーム。
ゲームは4つの事件で構成されていて、それぞれの事件に繋がりはない。
後味が悪かったのは、最終章である第4の事件
「学院理事一家連続殺人事件」
ストーリー全部書くと長くなるので要約して登場人物紹介
マモル :被告人。女学院の理事長のマスオカと、その長男の妻のユキエを殺害した罪で起訴されている。
  両親は居ないが、妹と2人で懸命に暮らしていた。
チヒロ :マモルの妹。女学院の生徒で、一年前にいじめを苦に自殺している。
マスオカ :この事件の被害者。女学院の理事長兼校長。
ユキエ :この事件の被害者。主婦。
ケンイチ :ユキエの夫。高校教諭。
被告人であるマモルは妹チヒロのかたき討ちのために、妹の高校の学園理事・マスオカと、
偶然家にいたマスオカの義理の娘・ユキエを殺害した罪に問われているところから4章が始まり、
ここから事件の真相を解き明かしていくことになる。
436:
以下、ゲームを進めていく中で明らかになる真相
実は、ケンイチとチヒロの間には、恋が芽生えていた。
教師と教え子という禁断の関係が世間に知れ渡れば破滅である、
そう考えたケンイチは、学校の保険医に相談を持ちかける。
その保険医こそが、ユキエである。
ユキエはケンイチをそそのかし、二人を別れさせる。
別れを告げられたチヒロは、その夜、学校内のクリスマスツリーの電飾を使って
首吊り自殺をはかる。
自殺の原因は学校の裏サイトの中傷によるものだと報じられ、
唯一の肉親を失った兄マモルは、度々学校に対して怒りをぶつけた。
数ヵ月後、ケンイチとユキエは結婚。
ケンイチは自殺したチヒロに未練タラタラだったが、
ユキエはケンイチを異常なほど愛し、教え子であるチヒロとの恋を知っている者として
弱みを握っているゆえに、結婚後も夫を言いなりにする。
そんな妻との暮らしに精神的にも限界になったケンイチは、理事長である父親に
妻と別れたいと、今まで隠してきた教え子との恋のことも、全て話す。
父親は全て察していたようで、妻側に手切れ金を渡して離婚させようとした。
しかし
ストーカー並みの執着心を持つユキエが離婚に応じるわけが無い。
自分と夫の仲を邪魔するものは排除する。
離婚と手切れ金の話を切り出した義父を、ユキエは殴り殺したのだ。
437:
ユキエが理事長を殺害したその日。
兄のマモルは、妹チヒロの自殺の原因が裏サイトの中傷ではなく、
(その中傷自体も、ストーカー妻ユキエによる工作)
禁断の恋の相手の教師ケンイチと、その妻ユキエであることを知り、
妹の復讐のために教師夫妻を殺害しに理事長宅を訪問する。
出てきたのは、理事長を殺したばかりのユキエだった。
ユキエは応接間にマモルを通すと、理事長殺害を知られないよう、
マモルを殺害しようとするが、気付かれて避けられてしまう。。
もみ合った末、マモルは応接間のクリスマスツリーの電飾でユキエを絞殺。
この時、夫であるケンイチは外出(チヒロの墓参り)していたので、
難を免れた。
理事長マスオカを殺した犯人→妻のユキエ。離婚と手切れ金の話を切り出されたから。
ユキエを殺した犯人→兄のマモル。妹の復讐のため
これが裁判で明らかになる真相だった。
公判が終わり、プレイヤーキャラが裁判所の外へ出る。
他の裁判員の人達と別れのあいさつなんかしたりして、
「あぁ、このゲームもエンディングか」と思ってるところに、
1人のキャラが話しかけてくる。
438:
話しかけてきたのは、証人として出席していた夫のケンイチだった。
「妻は自業自得です。自分がしたことと同じことをされて死んだのですから」
と、ストーカーだった妻への愛情なんて欠片もない言葉を放つ。そして
「これでずっと彼女と一緒にいられる」と嬉しげに、
プレイヤーキャラにある物を見せてくる
それは自殺したチヒロの遺髪だった。
「僕は今も昔も、彼女を抱きしめていることしかできないから」
と言いながら、ケンイチは去ってゆく。
何故、彼がチヒロの遺髪を持っている?
学校のせいで死んでしまい、学校を恨んでいたマモルが、学校の関係者に遺髪を
分けるわけが無い。
ではなぜ?
遺髪は死体発見前でないと入手出来ない。
そして主人公は先ほどのケンイチの言葉を思い出す。
「妻は自業自得です。『自分がしたことと同じことをされて死んだ』のですから」
「僕は今も昔も、『彼女を抱きしめていることしかできない』から」
つまり。
ケンイチがチヒロを抱きしめて身動きできない状態にし、
ユキエがクリスマスの電飾を使って絞殺して、自殺に見せかけた・・・?
主人公再び裁判の場に立つことを予感しながら、ゲームは終了する
467:
眉村卓の短編SF「モデル・コーポ」。70年代に書かれた小説だ。
書かれた当時より少し未来の話。東京は急に近代都市として発展を遂げていた。
しかしそれは国が他の県をないがしろにしてまで都に予算を与えたからであり、世間では反発が強まり、今日もどこかで暴動を起こした連中が機動隊と揉み合っていた。
だが新聞記者である主人公は、どこか1つの都市を発展させれば他の都市もそれに追従するだろうから、国全体を発展させるためにはまずどこかがモデル都市にならなければならないと考えていた。東京には日本全体のモデル都市となる資格があるのだ。
そんなある日、上司から高校時代の同級生だった男を取材してくるよう命じられる。
彼は昔から常人と違った発想をする男で、発明家としていくつか特許を取って財産を築いたが、あくどい稼ぎ方をしたことで日本にいられなくなり、渡米していたはずだった。
それが近年になって密かに帰国し、都内でマンションを経営しているという。そのマンションは、なぜか他のビルより遥かに電力を消費しているというが…。
468:
そのマンションに向かった主人公だが、高層ビルだらけの東京には似つかわしくない、3階建てのただの建物だった。しかしその中身は、どうした事か何十階ものフロアが存在する。これは一体…?
元同級生の発明家は主人公の取材に答えた。この建物は米国の学者が提唱した「空間を折り畳む理論」に基づいて作られている。外見は3階建ての建物だが、中には何十階ものフロアが収納された異次元空間になっているのだ。
そしてその異次元空間を生み出すには莫大なエネルギーが必要であるため、それに電力を使っているのだと。住民達は東京に住めるだけで感謝してるからマンションの仕組みには文句を言わないし、大勢住まわせられるから電気代も元は取れるのだ。
469:
主人公「ちょっと待て。この空間を維持するのに電気エネルギーを使ってるってことは、もし停電でも起きたらどうなるんだ?」
発明家「この空間そのものが維持できなくなり、空間の歪みが元に戻ろうとする反動から原爆並みの大爆発が起こるだろうね」
主人公「この東京のど真ん中でそんな爆発が起きたらどうするんだ?今すぐこんな危険なマンションはやめろ!」
発明家「冗談じゃない。このマンションが成功すれば、他にも同じようなマンションが立つ事になるだろう。ここはその為の第1号、モデル・コーポなんだ。
だいたい危険だというなら、元々東京なんて危険だらけじゃないか。爆薬そのものの石油やガソリンを積んだ車が引っ切り無しに走ってる。
僕を止めたいんならそれら危険物を全て取り除いてからにして欲しいね」
追い返される主人公。確かに奴の言う事には一理ある。新しいものを広める為には、どこかがまずモデルとならなければならない。それは都市もマンションも同じじゃないのか…。
いや、何かが間違ってる!奴にはっきり言ってやらねば…と振り返った瞬間、町中の明かりがフッと消えた。雪でどこかの送電線が切れ、停電が起きたのだ…。
次の瞬間、主人公は思わず身を伏せたが、何の意味も無かった。一瞬目の前が真っ赤に染まり…。
558:
今も日曜朝七時から戦隊の前にやってるバトルスピリッツっていうカードゲームのアニメシリーズ
その中の一つ少年激覇ダンとその続編ブレイブの主人公の顛末が後味悪かった
少年激覇ダンはカードバトルが得意な主人公の少年が、カードバトルこそ至高とされる異世界に行って圧政を敷く王様を倒す為に冒険するというストーリー
最終的に元の世界も含めた世界存亡をかけた王様との戦いに主人公が勝利して世界を救ったところでブレイブに続く
ブレイブの序盤はそれから2年後が舞台
熱血漢だった主人公は滅茶苦茶クールになってる
性格が前作ガラッと変わってて面喰ったけど、世界救ったし2年もたてばこうもなるかと思ってたら性格が変わった本当の理由は
異世界の王様と繋がってた権力者のせいで世界からバッシングを受け両親や友人からも裏切られて
挙句の果てに前作での仲間を一人殺されてしまい、怒りを堪えるのに必死で他の仲間達からも離れて耐えてたせいだった
これでも悲惨だけど最終的に主人公は世界を救うために爆発に飲み込まれて生死、行方不明のまま終わる
ブレイブ作中で主人公はヒロインや仲間達との触れ合いで生きる気力を取り戻してるのがなおのこと後味悪い
カードアニメって大体ぶっ飛んでるけど朝アニメ、しかも戦隊の前にやってるアニメでこんな設定にするかと唖然とした
559:
奇抜なストーリーにしようとしてよく分からないバッドエンドになっちゃったのか
560:
三部で勝って帰国したのに
五部でボスに半殺しの再起不能者にされてたポルナレフ思い出した…
わざわざスポット当てて不幸な展開に巻き込むなや
561:
漫画ドクター早乙女の今週の話が後味悪かった
母から虐待されている少年Aと血友病で入院している少年Bの話で、
Aは自分の母におびえながらも母を愛しているが仲の良いB母子をうらやんでいる
ある日Aは退院したBと公園に遊びに行くが、仕事がうまくいかず機嫌が悪いA母に見つかり叱られる
見かねたBがAをかばうがA母に突き飛ばされ鉄棒に頭をぶつけてしまう
その場では元気だったBだが夜から体調を崩す
しかし退院したての上普段からかわいがってくれている母に心配させたくない一心で隠してしまう
翌日Bは意識不明になっているところを発見され病院に運ばれるが亡くなってしまう
Bの死を知りB宅に線香をあげに行くAだが悲しみに暮れるB母に抱きしめられながら心の中で思う
「お母さんのせいで死んじゃったんだろうけど言わないよ。お母さんは怖いけど警察に捕まったらかわいそうだし、
本当のことがわかったらおばさんに嫌われちゃう。B君は充分かわいがられたからもういいよね?」
Aが勇気を振り絞って虐待母を告発するのかと思ってたのにコレでぞっとした
575:
>>561
次回に続くんじゃなかったかな?
578:
>>575
続くのかな?ドクター早乙女って他にも後味悪いまま終わった話ちらほらあるし今回もこのまま終了な気がする
あまりの暗さとアオリの悲惨さに予告まで見てなかったけど続きっぽい予告だったなら見落としゴメン
977:
>>561の続きが今週のヤンマガに載ってたけど相変わらずモヤモヤした
Bの母親はBが亡くなって以来、Aをよく家に招くようになった。
一方のAも母親やその彼氏がいる家にいるのが嫌で、喜んでBの家に遊びに行っていた。
ある日、いつものように母親から暴力を受け、指の骨を折ってしまい、更に母親に「目障りなんだよ!もう帰ってくるんじゃない!」と言われてしまう。
病院へ行って治療を受けるも、もう家に帰る気になれなかったAはBの家へ行く。
Bの母親は優しく歓迎してくれて夕飯もご馳走してくれるが、会話の中でBの母親が妊娠した事を知ってしまう。
それを聞いたBはショックを受け、Bの家を飛び出す。
「こんなんい遅く帰ったらすごく怒られて殴られる」と帰るかどうか迷って街中を彷徨うA。
そこにあまりに帰りが遅いので探しに来たAの母親が現れる。
咄嗟に逃げ出そうと道路に飛び出してしまい、車に轢かれそうになるA。
そして、病院に運ばれるAとその母親。
Aはすり傷程度で済んだのだが、母親はAを庇った事で命の危険もあるほどの重傷に。
Aは主人公の医者に「いくら殴られても蹴られてもいいからお母さんを助けて下さい!」と泣きながら懇願する。
その後、母親は奇跡的に一命を取り留めたものの、首から下の自由が利かなくなる。
Aは虐待から解放されたが、それと同時に母親の介護という大きな負担を背負う事となった。
母親にアイスを食べさせてあげているAを見ながら看護婦は思う。
もし、今後介護に疲れ果て、母親の存在を疎ましく思った時、虐待されていた記憶が蘇らないだろうか。
そして、その時体が動かない母親にどんな対応をするのだろうか、と。
567:
806: おさかなくわえた名無しさん 2012/11/09(金) 22:39:10.90 ID:GBIuC5D3
多分非難されるとは思うけど。
ものすごく料理上手な彼女だった。
外食して美味しいと思うと、「これ今度作ってみたい」と言って
実際に彼女の家に行くと作ってくれて、しかも美味い。
食べた店と同じ味ではないが、アレンジされててそれがまた美味い、
元々のきっかけとなった店には行く気無くなるぐらい。
幸せだな?と最初は思ってたが、だんだん行きたくなる店が減ってきて、
しかも食べても「彼女のが美味いな・・・」とがっかりする事が増えてきた。
仲間と食べに行っても、皆が美味いとほめる中、自分は内心微妙で
でも周りに合わせる為に「美味い」と作り笑いをするようになった。
ある日デートで珍しく美味しい店にあたって、心から「美味いな?!」と感嘆したら
「だねー!今度作ってみよっと!」とニコニコしてる彼女を見て、
なんか、せっかく出た幸せの芽をブチッと摘み取られたような気分になり、
もしこのまま付き合って、結婚なんかしたら外食や会食が全く楽しめなくなる人生かと思って
思わずゾッとしてしまった自分に気付き、急に彼女が重くて冷めてしまった・・・。
手料理を押し付ける人というわけでは無かったんで、本当に申し訳なかった。
メシマズで不幸になった話はよく見かけるけど、こういうパターンもあるんだなと面白く後味悪かった。
嫁のメシがまずい『捨てても戻ってくる恐怖の緑肉』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4447185.html
569:
>>567
いっそのこと夫婦でレストランでも始めればよかったんじゃないだろうか?
妻が夫より稼ぐってのは離婚の元になるかもしれんが
570:
すっげえ創作臭い話だな・・・
お料理上手だからって寿司のシャリとかプロ並みに握れるのかよ
炭火焼きとか石窯焼きとかサラマンダーとか家じゃむりだろ
そばとかいいそば粉取り寄せて玄人はだしの手打ちすんのかね
仲間とメシ行くのってグルメ評論に行くんじゃなくて
みんなで会話しながら食事するのを楽しむもんだろ
ちょっと味が落ちるくらいで普通の人間はテンション下がらないよ
話書いたヤツがいたら彼女の家には料理関係なんでも揃ってるとか
俺は実はかなり偏食でアレルギー持ちとか後出ししそうだけど
579:
>>570
たしかにありえないよねw
他の物がカスに思えて幸せ奪われると思うくらい料理美味すぎるなんて魔法使いとスーパー料理人とかマンガの話みたいだわ
あえて実話と考えると男がカスみたいにお粗末な味の店しか連れてかないので女が遠まわしに料理で抗議してたとかww
572:
むしろ彼女の手料理っていう付加価値で本人が実際以上に美味だと錯覚していただけというオチは
577:
昔NHKでやってたYAT安心宇宙旅行っていうアニメ。
極貧の宇宙旅行会社が行く先々の星でトラブルを起こすっていう賑やかなアニメだったんだけど、個人的に後味の悪い話があった。
子供の頃見たきりなのであやふやだけど、ある時主人公が勤める宇宙旅行会社の宇宙船がある星に墜落してしまう。
そこは文明の無い星で獣っぽい生物しか住んでいなかったが、一人だけウサギのような可愛い小動物と一緒に暮らす人間の男が居た。
男は主人公の旅行会社の名前が入ったナイフ?を持っており、昔旅行会社で働いていたが、ある日この星に旅行会社が降り立った際置き去りにされたという。
しかし航海記録はあるものの男の事を含め全く記憶に無い現在の社員達。(その後写真がみつかり男が本当に昔社員だった事が分かる)
原因は男と一緒にいたウサギのような小動物で、こいつらは天敵から身を守るため自分より強い生物やその周りを洗脳し自分達を守らせる習性があったのだった。
星に帰りたい男の代わりに今度はヒロイン(強い)が小動物達の洗脳の餌食になるが、敵に襲われる小動物を見て結局男が「こいつらには俺が必要だ」と悟り、小動物を守るため星に残るという結末。
小動物は可愛かったが男は利用されているようにしか見えなかった…本当にそれでよかったのかと今でももやもやする。
583:
昔読んだ漫画。タイトルは確か『親切なクラスメイト』。細かいとこうろ覚え。
主人公は引っ込み思案な女子高生。
転校してきたもののその性格のせいでクラスの誰とも話せない。(席も一番隅の一人席)
中途半端な時期に転校してきたため一部の教材やジャージ等が間に合わなかったので誰かに借りなくてはならないにも関わらず、だ。
昼休み、屋上で一人時間を潰す主人公に一人の女子生徒が話しかけてくる。
彼女は浅野と名乗り、主人公と同じ学年だという。
584:
>>583の続き
突然話しかけられて戸惑う主人公だったが、浅野の明るさに心を開き事情を話す。
すると浅野は足りない教材やジャージを貸してくれるという。
半信半疑ながら自分のクラスと座席を教えると、足りないと言った教材に加えて浅野直筆のまとめノートが机に入っているのだった。
ジャージやシューズも貸してくれた上に「髪は結んだ方が良いよ」と髪留めもプレゼントしてくれる浅野。
ただ一つ気になるのは、それらの品物について「誰に借りたの?」と尋ねられ、主人公が「浅野さんに借りた」と答えるたびに教師も生徒も皆驚いたり不思議がったりすることだった
585:
>>584の続き
足りなかった品々が無事手元に届き、借り物を浅野に返した後主人公は思い切ってクラスの女子に浅野について聞く。
そしてわかったのは、「浅野は主人公が転校してくる以前に交通事故で死亡したこのクラスの生徒」ということだった。
さらに浅野は生前から世話好きで「ほとんど押し付けの親切で正直ありがた迷惑」と一部の生徒には煙たがられるほどだったという。
「きっと死んでからも困っている人を放っておけなかったんだよ」と主人公に言う女子。
これをきっかけに主人公はその女子と親しくなり、クラスにも溶け込めた。
586:
>>585の続き
ところが、その数日後の授業で教室移動があった際に主人公の口が「先に行ってて」と勝手に動き、主人公は教室に取り残される。
気配を感じて振り向くと凄まじい形相の浅野が立っていた。
「あんな奴と仲良くするなんて許せない」「もう私を頼ってはくれないんだね」と迫ってくる浅野。
そして主人公が浅野からもらった髪留めをしていないとわかるとやにわに主人公の髪を鷲掴みにし、
「髪は結べって言ったじゃない」
そう言うと浅野は主人公を三階にある教室の窓から放り出したのだった。
良い話と見せかけてこのオチだったから個人的に後味悪かった。
590:
「くしゃみ」(1)
何かの漫画で読んだ話。
主人公は建設会社の社長である。最近くしゃみに悩まされていた。
会社の会議中はもちろん、食事中、睡眠時間でも
くしゃみは治まらず、精神的にも参ってしまっていた。
食事中、食べ物を口に運ぼうとする。しかし
「ハーックション!!」
口に入れかけた食べ物を盛大に撒き散らす。
「きったな?い私ご飯いらない」
ゴミを見るような目で主人公を睨み付けた娘が部屋に戻る。
「あなた、大丈夫?」
主人公の妻が心配そうに声を掛ける。
「森の伐採計画は大丈夫そうですか?」
実は主人公は大規模な森林伐採を行う工事を計画していた。
森林を破壊し、その上に新しい土地を作ろうというわけだ。
「あそこの森は私が子供の頃からあったものでね。そこでよく
かくれんぼなんかをして遊んだの。その時にね、森の奥から
お?いって声が聞こえたような気がしたの。子供の頃の話だから
あれだけど今でもね、あの森は何か神秘的な感じがするのよ」
「くだらん、早く薬を出せ」
591:
「くしゃみ」part2
くしゃみのせいで食事は出来ないので点滴で栄養を取るしかなく
睡眠を取る事も出来ないため完全に寝不足となり、病院のベッドで
寝たきりの状態となった主人公
「ひどい花粉症があったものですな」
会社の役員も心配の声を掛ける。すると医者が
「いえ、ここまでひどいのは花粉症ではありません。
強力な薬を投与したのですがそれも効き目がない。後は
鼻への外科的処置しかないのですがそんなの前例がない」
度重なる疲労についに精神的に参った主人公は果物ナイフで
鼻をそぎ落としてしまった。顔面血だらけの主人公。
唖然とする医師、幹部、そして妻
「ハーッハッハwwwどうらくしゃみめww、これで出て来れないらろw
ブ・・・ブエーックション!!!」
そぎ落とされた部分からくしゃみと共に大量の血が噴出す。
「そ・・・そんなバカら・・・」
「あなたお願い、工事を辞めて!今すぐ工事を辞めるの」
「し・・・しかし・・・」
「止めるの!!あなただってもう原因が何か分かっているでしょう?」
主人公は小さくうなづいた
592:
「くしゃみ」ラスト
森林の伐採計画は取り辞めとなった。
それどころか大規模な植え込みまで行われた。
「あなた、もう大丈夫。森があなたを許してくれたのよ」
「そうなのか?」
「きっとそうよ」
「あなた、どうしたの?」
「あぁ、目がかゆくてな」
「あなた・・・・」
「かゆいぃ・・・」
「あなた!!!」
「かゆいぃぃぃぃぃぃぃっぃぃぃ!!!!!」
「終」
603:
XBOXやPS3で出来る、ダウンロード専売ゲーム『ブラザーズ』が後味悪かった。
PS3だと、最近配信されたばっかりなので、ネタばれ注意です。
既出だったらすみません。
ゲームのジャンルは、アクション謎解きアドベンチャーで、
力の強い兄と、非力だけど身軽な弟を使い分けて、マップ上にあるギミックを解いて進んでいく。
二人の少年(兄弟)が病に倒れた父親を救うために、大樹から取れる薬を求めて旅をする、というのが物語のプロローグ。
物語終盤で、兄弟は、とある部族に生贄にされかけていた少女を助けるんだけど、
少女と行動するうち、兄と少女はいい感じになって、道中イチャイチャしだす。
弟は、イライラしながら、
「そんなことしてる場合じゃないでしょ、はやく大樹を探さなきゃ」って感じで
兄を嗜めるんだけど、あんまり真剣に取り合ってもらえない。
その後、兄弟は少女に狭い洞穴に導かれるんだけど、突然気を失ってしまう。
少女は蜘蛛女(アルケニー?)で、兄弟を油断させ、食料にしようとしていた。
目が覚めた兄弟は協力し合って、なんとか蜘蛛女を倒すんだけど、
蜘蛛女の悪あがきで、兄は腹部を刺されて重症を負ってしまう。
命からがら蜘蛛女の巣をでると、そこには探していた、万能薬の湧き出る大樹が!
もはや動くことも出来ない兄を寝かせて、弟は大樹を登り、
木の幹の中から湧き出る万能薬(液状)を皮袋につめ兄の下に戻る。
しかし、兄はすでに息絶えていて、いくら万能薬を飲ませようとも生き返りはしなかった。
弟は、大樹の下に兄の亡骸を埋め、一人、父を救うため故郷の村へ戻る。
――ここまでがゲームの内容
604:
何が後味わるいって、操作キャラが死ぬっていうのもショックだけど、
10歳かそこらの幼い弟を操作して、死んだ兄を埋葬しなくちゃいけないってのが精神的にくる。
大樹の近くに穴を掘り、兄を引きずって穴に入れ、土を被せて均して、土を被せて均して…という一連の動作をプレイヤーが行わなくちゃいけない…。
確かに兄は油断していた部分もあったけど、あまりにも死に方が無様すぎる…。
何か兄を助ける方法があるんじゃないかと、(泣きすぎてヘロヘロになった)弟を操作して、
兄の死体の周りをうろうろするも何も打開策はない。
父親は弟が持って帰った薬のおかげで一命を取り留めるんだけど、
兄の墓(もちろん骨は埋まっていない)の前で嘆き悲しむ。
父親の気持ちを考えるとなんとも言えない…。(母親は他界)
兄の死後、弟の成長が見られたことだけが救いだった。
というか、作品のコンセプトはそこなんだろうけど、どうしても後味悪く感じてしまった。
607:
>>604
ちらっとトレーラー見たが仲良さそうな兄弟が協力し合いながら進んでいく様子が伝わってくるな
そりゃ最後にそれじゃ後味悪いわな
613:
>>604
ダウンロード専売の洋ゲーは後味悪い…ってかエグいやつが多いよなぁ
お国柄的なものもあるんだろうが、最近やったLIMBOも何とも言えない結末だった
LIMBOはデンマーク製の謎解きアクションゲーム
全編モノクロ調のシルエットで表現された画面が特徴で、
森の中で目を覚ました少年を操作してトラップを回避していくんだが
死に覚えゲーと言われるレベルで少年がよく死ぬうえに、死に様がいちいちグロい
(大きなトラバサミに挟まれて四肢切断、プレス機に挟まれて圧死等々)
なのに作中では一切ストーリー的なものは語られていなくて
公式に「運命に逆らい、妹を探して少年は LIMBO の世界に足を踏み入れる。」とあるだけ
正直プレーヤー的にはわけがわからない状態でステージを進めていくと、
最終的に空から梯子と神々しい光が差し込んでいる場所があって
その前にしゃがみ込んで地面に何かを埋めている(或いは花を摘んでる?)女の子がいる
少年が近付いていくと女の子がはっとした感じで立ち上がって、そこで唐突に暗転
614:
まぁそれだけなら兄妹が再会できたんだなで終わりなんだが、問題はその後のエンドロール
背景に表示される景色はさっきまで少年と女の子がいた場所なのに何故か誰もいない
おまけに周りは薄暗くて梯子は朽ちてて、地面には二箇所土が盛り上がりそこにハエがたかってる
制作者から回答は出てないんでこのエンディングに関しては色々考察が出てるんだが、
どう考えてもいい意味じゃないだろう…としか思えなくて後味悪い
散々死にまくってようやく報われた!って直後だから余計に
ちなみにLIMBOってのはキリスト教で「辺獄」のこと
地獄の周辺部にあって、地獄に落ちるほどでもない罪を犯した者が行く場所らしい
617:
>>613
なんか色々考察があるみたいだけど、
妹が事故かなにかで死んで辺獄に落ちる。兄は妹に会うために自殺して、辺獄へ。
辺獄の難関を色々突破して、最後に妹に出会ってエンド。って感じかな?
無論、現実世界では二人は死んでいる。
個人的には、少年はまず地獄に落ちてる。最後に地獄の壁を突破して辺獄に到達してんじゃないかと思う。
自殺者は地獄に落ちることになってるから。
608:
墓場鬼太郎
とある病院にて患者がゾンビとなってしまう不思議な事件が起こった。
医学的には死んでいるにも関わらず、普通に息をするし話も出来る。
調査を進める内、輸血した血液に問題がある事が判明する。
という事で血液を提供している銀行が原因を調査することとなった。
調査を任されたのは水木という青年で調査を進める内、とある奇妙な家に辿りつく。
そこには幽霊のような女と全身包帯を巻いた夫が呆然と立ち尽くしており、
驚いた水木は逃げようとするも夫に捕まってしまう。
「手荒な事をして申し訳ありません」
ミイラ男は水木に謝罪した後、とある話をする。
自分達は幽霊族という部族であり、平和な生活をしていたが、
「人間」が突如現れ、迫害を受けてしまい、幽霊族の生き残りは自分達だけと
なってしまったこと、生活のたしをするため、女が自分の血を提供していたことであった。
会社に報告するのを半年以上待つという事を条件にその場を後にした水木であったが、
半年後、再び訪れてみると夫婦は死んでいた。気の毒に思った水木は妻の方をなんとか
墓場に埋め、父親は完全に腐乱していたため放置した。
609:
墓場鬼太郎続き
その後、墓場から産声を上げて生まれてきた赤ん坊が
這い出てきた。これが後の鬼太郎である。
最初は不吉だと水木は鬼太郎を殺そうとするが、最終的には
同情し、鬼太郎を家に連れて帰ることとなる。
すくすくと成長した鬼太郎は不気味な容姿をした子供となり、
夜になるとどこかへフラフラと出かけてしまう。
深夜徘徊をしている鬼太郎に対し、水木とその母親は問い詰めるが
「仲間に会いに行っていた」と繰り返すばかりで埒があかず、
これ以上深夜徘徊を繰り返すならと鬼太郎を家から追い出す。
最後は目玉だけとなって復活した父親と共に闇の中へと消えていく・・・
というのが現在のバージョンであるが、実は旧バージョンは結末が異なるのだ
612:
墓場鬼太郎ラスト
深夜徘徊を繰り返す鬼太郎を不振に思った水木は夜中、
鬼太郎の後をこっそりつけていく。
街の明かりは完全になくなり、見た事もない異世界へと迷い込んだ水木。
鬼太郎の姿もいつの間にか消えている。
驚いた水木はパニックになるが、そこへ鬼が現れ、「お前は地獄へ迷い込んだ。
もう現世には戻れないよ」と告げられ、水木はその場で絶望してしまう
水木が消えてから一週間が経つ。気が気でない水木の母は鬼太郎を呼び出し、
心当たりがないか問い詰めるも不気味な笑いを浮かべて「知らない」ととぼける鬼太郎
懸命に水木を探す母親を見た鬼太郎は目玉親父から「地獄の片道切符」を貰い、
それを水木母に渡す。
「なんだいこれ?」「地獄の片道切符ですぜ。嘘だと思うなら夜中についていらっしゃい」
夜中になる。鬼太郎の後をついていく水木母。深い森の中を歩き、断崖絶壁の崖へと辿りついた。
崖の下からは死者が呼ぶ声が響いており、誘惑されてフラフラと崖下へ行こうとする水木母。
鬼太郎「崖の下から♪」目玉親父「心地よいメロディーが聞こえてきますぜ♪」
騙されまいと正気を取り戻した水木母。隙をついて鬼太郎を崖から突き落とす。
「ぎゃあぁぁぁ」という悲鳴をあげて崖下へと吸い込まれていく鬼太郎。
半狂乱となった水木母は髪を振り乱して山を降り、警官に助けを求める。
鬼のような形相で助けを求める水木母。「どうしたんですか!?」驚きの表情で叫ぶ警官。
水木母はそのまま狂人となってしまいました。尚、水木青年の行方は
現在も不明です・・・という文章で物語は幕を閉じる
618:
ちょうど今日の放送に被害者と同じ役者が出てて思い出したけど『相棒』の『聖戦』って話
一人の男性が自宅を爆破されて殺される事件が起きた
警察の調べによると被害者の男性にはかつて薬物を使用してバイク事故を起こし、人を殺した前科があるらしい
そのことから警察はそのバイク事故で息子を失ったAが犯人ではないかと疑ったが、ただの主婦に爆弾は作れないだろうとすぐに候補から外される
しかし、主人公の刑事は独自に得た証拠からAが犯人であると確信し、部下と共に調査をはじめた
二人が調査を進めている間他の捜査員達は、被害者の元友人で昔彼に麻薬を売り、爆弾制作の経験もあった男を容疑者として捜査を行っていた
訪ねてきた捜査員から逃げ出して行方をくらました男を犯人であると断定した警察は、男を指名手配し男の家族の下に向かう
男の家族は男とはもう縁を切ったという姉と入院して余命幾ばくもない母の二人
捜査員達は弱った体で何度も迷惑をかけてすいませんと頭を下げる男の母に困惑しながら、男が来ることを予期して病室の前に待機する
そしてやってきた男を逮捕し連行するも、男は母を見舞う権利をチラつかされても容疑を否認し続けた
一方で調査を進展させることの出来ない主人公達は男の母の病室を訪れていた
もはやいつ死んでもおかしくないその様子を見て主人公の部下は「嘘でも息子さんは犯人じゃなかったと言おう」と訴えるが、主人公はそれは出来ないと返す
主人公達が去った後、男の姉は主人公達は男が無実だったことを伝えにきたと嘘を吐いたが見抜かれてしまった
男の母が死ぬ前にと一刻も早く男の無実を証明する為に調査を続ける主人公達だったが成果は挙がらない
とうとう何も成果が挙げられないまま男の母が亡くなってしまう
主人公の部下は憤り「あなたに逆らってでも嘘を吐くべきだった」と主人公に怒りをぶつけるのだった
619:
それ以降も証拠をつかめない主人公達は一か八か、もうすぐ証拠が掴めるとAに揺さぶりをかけることにした
Aが自決用にもう一つ爆弾を持っている可能性が高く、それを見つければ決定的な証拠となるからだ
そうして自決用の爆弾の隠し場所に向かったAを追いかけた主人公達は、主人公達もろとも爆弾を爆発させようとするAの説得を試みる
けれどAは説得に耳を貸さず爆破スイッチを押そうとするが、そこへ被害者の妻が現れて自分とAを手錠で繋いだ
夫を殺された憎しみをぶつける被害者妻にAの怒りが爆発した
Aの息子が死んでから抜け殻のようになったAを捨ててAの夫は去っていった
数年後、Aの夫は不治の病に侵されて死亡した
夫が死ぬ前に病室でAは復讐したいと言ったがこのときはまだ冗談半分だった
それからしばらくして、Aの働くレストランに被害者家族が訪れた
被害者の顔を見て驚いたAは被害者の娘に熱いスープをこぼしてしまう
Aの顔など忘れてしまっていた被害者は「娘が火傷したらどうするんだ」とAを怒鳴りつけた
その時、Aは復讐を決意したのだ
「火傷が何だ、私の息子はお前の夫に殺されたんだぞ!」と半狂乱になるA
復讐を遂げて最高の気持ちで息子の所に行くと言うAの隣で、被害者の妻は吐き気を抑えていた。妊娠しているのだ
それを見た主人公の「何の罪もない無垢な子供を道連れにして息子の所に行くつもりなのか」という言葉に、遂にAは爆破スイッチを手放した
警察署に向かうパトカーの中でAはふと、息子が赤ん坊だった頃に好きだった歌を口ずさみはじめた
幸せだった頃の思い出であるその歌は、Aが独房に入れられてからも止むことはなかった
628:
その相棒の話でもそうだけど
主人公の右京さんの独善がたまらなく嫌いだ
昔は官房長がストッパーだったのに
死なせちゃって、もう右京の大暴走が毎回酷い
天皇ばりにあの世界ではアンタッチャブルになってる
630:
フリーゲーム「帽子世界」のメルシナリオがかなり後味悪い
様々な価値観によって成る世界があって(戦の世界や、法の世界に、玩具の世界など)
それら一つ一つの世界は管理人がいて、管理人は帽子の力で自分の世界を形作っている
そういった世界を全部ひっくるめて「帽子世界」としている、大体そんな世界観のゲーム
ゲーム開始時に6人の主人公を選べて(全部各世界の管理人)、メルはその一人に過ぎないのだが
一応メルシナリオが主軸となって全主人公のシナリオは書かれており、大筋は同じ
そしてそのメルシナリオが一番キツい。と少なくとも俺は思う
メルは夢の世界の管理人で、同時に帽子世界の最古の住人(ちなみに外見は全キャラ中最年少レベル)
夢の世界も全ての帽子世界で最古の世界であり、メルは帽子世界の始まりから現在のすべてを見てきた
幾多のアバター(住人)が自分の価値観を育て、帽子を得て、独自の世界を作るのを見てきた
そのメルが、突然他の世界の管理人(選ばれなかった5人の主人公候補)の帽子を奪う
「帽子取り」を始めるところからゲームは開始される
631:
「過帽子症候群」という病気があり、帽子は絶大な力を管理人に与えるが、徐々に被っている管理人の自我を侵食してゆき
最終的に管理人は消えてなくなり、管理人が消えると管理人を食った帽子も消える
帽子を脱いでも無駄。帽子を消すこともできないので、治療方法はない
この過帽子症候群への対処方法が帽子取りというシステムで、メルはそのために帽子取りをやっている
物語の後半で、実は帽子世界というのは大勢の人間の脳を繋げた演算システムだということが判明する
現代の医療技術では治せない患者の脳同士を繋げ、独自のネットワークを形成し、仮想世界を作り上げる
その結果が「帽子世界」。管理人とアバターは全て、肉体を失い脳みそだけになった人間たちだった
そして「帽子」とはそのネットワーク内でハブにされ、徐々に機能を失い停止した個人の脳みそ
「帽子」を被ることによって二人分の能力を得られるので、管理人は絶大な力を行使できる
だが機能停止した脳に自我を侵食され、やがて二つの脳は共に機能停止してしまう。これが「過帽子症候群」の正体
帽子取りとは、奪った帽子の管理人の一人の自我を自分の脳に移し
残すことでたった一人の帽子を失った管理人だけを救う手段でしかない
それを現実世界で目覚めた仲間の一人であるヨウコは知って、メルを止めるよう現実世界のスタッフに協力を仰がれる
結局メルは止められず、5つの帽子を奪い取り、ついに6つの帽子は揃ってしまう
現実世界に帰還したヨウコは退院扱いとなり家に帰されるのだが、その前にさらなる事実を知らされる
632:
「帽子世界」は単なる医療システムではなく、新たなる資源開発問題への対処実験システムだった
大量の人間の脳を繋げたネットワークの演算力は現代のコンピュータのそれをはるかに上回り
「具現化エンコード」という技術で、データを現実世界に具現化(召喚という感覚に近い)することができる
この具現化エンコードに現在足りてないのは演算力だけで、メルが帽子を奪ったトップテンの管理人たちは特に高い演算力を持つ
つまり人命を惜しんでいたのではなく、貴重なサンプルが失われることをスタッフたちは惜しんでいたのだ
それを聞かされたヨウコは当然キレて、警備員たちに取り押さえられる……という場面で、突然メルと仲間が現実世界に現れる
具現化エンコードに足りないのは演算力だけ。メルの本当の目的は6つの帽子(脳)を並列コンピュータにすることで
具現化エンコードの要求値に足りる演算力を手にすることだった
現実世界に具現化さえしてしまえば過帽子症候群に怯えることもない
メルは帽子世界全体を管理するエイプスというスーパーコンピュータを抑え、全てのアバターと管理人を具現化するために
警備員たちを蹴散らして研究施設の地下深くに進む
633:
そこで待っていたのは、帽子世界を作り上げたビッグママ
メルのビッグママ嫌いは帽子世界では有名で「帽子世界七大迷惑」に数えられるほど
その理由をメルは決して語らないが、物語の終盤で自分のパートナーのショコラにだけは打ち明かす
それは不完全なシステムを作り上げ、多くの人命を失わせたビッグママは責任を取る必要がある、という理由
責任を取るにはどうすればいいの?という質問に対しメルは「そりゃ死ぬしかねーな」と一蹴
だけど同時にそれは、最古にして始祖の帽子世界の住人で、そんな世界を作り上げてしまったメル自身にも跳ね返る
ようするに自己嫌悪というか、近親憎悪
エイプスの前で待ち構えていたビッグママは、メルが自分の実子であることを打ち明ける
生まれた頃から植物人間だったメルは帽子世界のシステムを使わなければ生きられない子供だった
また、ビッグママ自身も帽子世界全体を管理するプログラムになる過程で、自分の肉体を失っていった
文字通り血肉を削る想いで、子供たちを救いたかった
それを聞かされてもなおメルはビッグママ・プログラムを倒し、エイプスを奪うことに成功する
635:
これでEDに入るわけだが、なぜビッグママがメルを止めたがったのかは言われておらず
また帽子世界全体の管理プログラムを倒して大丈夫なのか?という疑問の答えもEDで解決される
つまり、メルがこれから帽子になって管理プログラムになるのだ。メルの望み通り帽子世界は救われた。だがそこにメルはいない
メルはヴェール状の帽子となり、パートナーのショコラがそれを受け継ぎ、EDは終わる
……が、2回目以降のEDで追加場面がある
なんかいかにも黒幕そうな男が研究所で起きたことを電話報告している内容なんだがその最後が
「おやすみなさい。ビッグママ」で締めくくられる
なんだよビッグママ生きているのかよ!
じゃあエイプスの前で全てを打ち明け始めたビッグママの話を遮って「もうやめろ…」とらしくなく言って
ビッグママプログラムが倒れるのを、仲間は振り返らずにエイプスに向かったが、自分は一度だけ振り返り
その後みんなの脳みそがぷかぷか浮かんでいる巨大ビーカーの横でらしくなく体育座りしていたメルは
ビッグママが不完全な世界を作った責任を「死ぬしかねーな」で取らせ、自分もそれから免れることはできないとばかり
帽子になることで帽子世界を救ったメルはどうなるんだよ!
ビッグママ生きていたうえになんか黒幕っぽいじゃねーか!下手するとメルに言ったこと嘘っぱちの可能性もあるぞ!
とかなんとか、ただでさえ「ほろ苦い(主人公メルにとっては)ハッピーエンド」だったのがそれですらない可能性が提示されるという……
636:
最後の7行ほどがよくわからないけど、
とりあえずその世界観考え出したやつすげえ
637:
双子のような二人
http://syarecowa.moo.jp/283/26.html
洒落怖まとめ読んでたらどう考えてもここ向きの話発見
648:
映画『LOOPER』の終わりが後味悪かった
うろ覚えなのは許してくれ
舞台は2044年のカンザス州。
主人公・ジョーは、2074年の未来社会からの犯罪組織からの依頼を受け、過去にタイム・トラベルしてくる標的の処理を仕事とする殺し屋だった。
(未来の世界では、人間の遺体はDNAなどから瞬く間に犯人が特定されてしまう。
また、殺し屋とはいっても、顔に麻袋を被せられ雁字搦めにされた標的を打ち殺し、遺体を焼却炉で焼くだけの簡単な仕事だが……)
ある時、仕事仲間であるセスがジョーの家に逃げ込んできた。
649:
なんでも、殺そうとした相手が30年後の自分自身だったというのだ。
ジョーは一時期セスを匿うも、セスへの無関心故、上司にセスの場所を教えてしまう。
ループを閉じる為、若いセスは囚われ、老いたセスも命を狙われることになる。
老いたセスを炙り出す手段は、若いセスを拷問に掛けるというものだった。
650:
(若いセスに「15分以内に来い」という火傷を負わせ、指を切り落とすなどすると、老いたセスにそのダメージが来る)
タクシーに乗って若いセスの元へたどり着いた老いたセスは、両足と両腕を失っていた。
そして、老いたセスは待ち構えていたジョーの上司に頭を打ち抜かれて殺される。
(若いセスの安否は不明だが……まあ両腕両足切り落とされてるから生きてはないだろう)
651:
ジョーの次の依頼で処理することになったのは、30年後の未来からやってきた自分自身だった。
未来の自分を殺せずに(しかも拘束されていなかったので)取り逃がしてしまったジョーは、彼が標的にしている相手が、
老いたジョーの妻の仇でもあり、30年後に未来の犯罪王「レインメーカー」となる幼い子供であることを知る。
652:
刺客からの追撃を逃れたジョーは、さとうきび畑の中にいる一軒家にたどり着き、サラという女性と、その子供のシドと出会う。
なんだかんだで『シド=レインメーカー』であることを知ったジョーだが、
サラが『大切に育てる』『いい方向に進めば・・・』と立ちふさがったため、殺すのを躊躇い、
若いジョーは老いたジョーからシドを逃がすことを決める。
(若いジョーと老いたジョーは記憶が共用されているため、老いたジョーもシド=レインメーカーであることを知ってしまう)
653:
しかし、老いたジョーはしつこく追ってきた。
サラは、さとうきび畑の中にシドを逃がし、銃を構えた老いたジョーの前に立ちふさがる。
若いジョーは、今にも老いたジョーがサラを撃ち殺そうとしたとき、母親を目の前で殺されたことがきっかけで悪の道に進むシドのビジョンを見る。
「俺には見えた、息子のために死ぬ母、息子を探し回る俺、彼の目の前に広がる悪、悲劇が見えた」
「だから、変える」
656:
老いたジョーがサラを撃ち殺すよりも早く、若いジョーは銃を自分に向けてぶっ放した。
若いジョーが死んだことで、老いたジョーも姿かたち無く消滅する。
サラとシドが抱き合い、ラストはシドがベッドの上で眠る姿で終わり
707:
夢日記みたいなスレからコピペ
788 彼氏いない歴774年 sage 2014/02/10(月) 22:39:30.50 ID:z9p2YiVH
こんな夢を見た。
夢の中では自分は高校生。普通に学校に通い、授業を受けていた。
しかしある時、戦争が始まる。
情報統制のためか、それとも夢故のあやふやさからか、敵国がどこなのか、何を目的とした戦争なのかも解らない。
次第に激しくなる戦闘。我が国は劣勢のようだ。
人員不足のために高校も兵科学校へと改組され、授業内容も
銃器の扱い方や戦闘訓練、塹壕の堀り方などへ変転していった。
全寮制となり、脱走を企てるものを阻むため、敷地の外周には高い塀。
通用門には二十四時間体制で見張りが就いていた。
暫くの訓練期間の後、我が校の生徒も出撃する時がきた。
クラス毎に小隊を組み、 番号の若い順に前線へ赴く。
戦禍は激しさを増し、一度出撃すれば生還出来るものはほぼいない。
その少数も、かろうじて “生きてはいる” という状態だった。
708:
私は考えた。
敗戦が見えているような劣勢の中、戦地へ赴くということは、死にに行くのと同義だ。
見ず知らずの他人に殺される位なら、いっそ自害したほうがましなのではないか、と。
同様に考えた者がいたのか、拳銃自殺した者、投身自殺した者が何人か出た。
彼らの遺体は見せしめの為、回収まで死後三日間放置された。
所属する小隊の出撃を翌日に控えた夕方、私は校舎の屋上に立っていた。
グラウンドは塹壕訓練のため至る所に穴があき、二日前に飛び降りた者の遺体を、烏が啄んでいた。
その姿が、私の決心を僅かに揺るがせた。あれは数日後の私の姿だ。
709:
万に一つの可能性に賭けるか、それとも、結果が同じならば自らの手で終わらせるか。
暫しの逡巡の末、フェンスを乗り越え、改めて地上を見下ろす。
大きく息を吐き出し、アスファルトの床を蹴った。
ふっ、と内臓が持ち上がる感覚。
と、その時。
校内の、そして街中のスピーカーから音声が聞こえてきた。
その音声は、我が国の敗戦と、そして終戦を伝えるものだった。
目が覚めてから、現実で似たようなことがあってもきっとこう行動するだろうなぁ
とか、タイミング悪すぎだろ、だから喪なんだ
とか、色々考えさせられた。
でも後味悪いけど、漫画みたいでなかなか面白かった。
717:
>>709
なんかそういう短編小説がありそうな気がしてきた
……こんな感じの夢、最近見てないな
719:
筒井康隆の短篇「秘密」1/2
人を驚かすのが好きな少年がいた。
物陰に隠れて、通りかかった人の前に「わっ!」と現れて反応を楽しむのだ。
ある日、少年は家の玄関に隠れて誰かがやって来るのを待っていた。
人の気配を感じた少年はいつものように「わっ!」と飛び出した。
少年の祖母が酷く動揺した顔をして震えながら立ち尽くしていた。
祖母はそのままバタリと倒れ死んでしまった。
あまりの出来事に少年は「おばあちゃんが…」と泣き叫び家族が駆け付けた。
祖母は体が弱かったので、家族は祖母が突然発作を起こし死んでしまったと思い込み少年を疑いもしなかった。
720:
筒井康隆の短篇「秘密」2/2
その後少年は何事もなく大人になり普通の生活を送っていた。
しかし彼は祖母の事を忘れることはなかった。
彼は思う、あの事は一生自分だけの秘密にしようと。
734:
ポケットモンスターブラック2、ホワイト2のあるイベントが後味悪かった。
ストーリーはいつものポケモンシリーズと同じで、主人公がポケモンを捕まえたり、悪の組織と戦ったりしながら、ポケモンマスターを目指すというもの。
ストーリーを進めていくと、ハネムーン中の新婚カップルに出会い、カップルの男のからタワーオブヘブンの鐘を鳴らしてきて欲しいと頼まれる。
タワーオブヘブンとは、死んだポケモンを慰めるために建てられた塔で、最上階にある鐘の音を聞いたカップルは幸せになれるというジンクスがある。
735:
>>734の続き
主人公はその依頼を受け、タワーオブヘブンへいくんだが、各階にモナミ、トキコ、カナデ、ノゾミという4人の女性トレーナーが待ち受けていて、主人公に鐘を鳴らさせまいとポケモンバトルを挑んでくる。
しかも、4人の手持ちのポケモンはかなり強くて、一筋縄ではいかない。
何とか彼女たちを倒して鐘を鳴らしてカップルのもとへ戻ると、カップル男が「鐘の音は聞こえなかったけど、まあ鳴らしてきてくれたんなら」と貴重なアイテムをくれる。
736:
>>735の続き
そこで主人公が男に塔にいた4人の女について話すんだが、男はそれについては無関心で、しかも「彼女もポケモンみたいに6人同時に連れ歩ければいいのに」みたいなとんでもないことを言い出す。
一応補足しとくと、ポケモンの世界ではポケモンは一人最大6匹までしか携帯できない。理由は不明。
どうやら、塔にいた4人はバトル前のセリフから過去に男に振られたらしく、それを暗示するかのように4人の名前の頭文字をとって合わせると「モトカノ」になる。
男の女をポケモン扱いするような発言もだし、鐘の音が聞こえなかったってことは今付き合ってる女とも…
798:
BJと言えばかなりうろ覚えなんだが
新幹線が開通して騒音やら何やらでイライラした男が新幹線に向かって石を投げると
走ってる新幹線が石を弾き飛ばしてアパートの中に居た男の妻(臨月?)に当たって妻が重傷
妻の手術はBJがする事になって「なぁに治療費は新幹線関係者からがっぽり取ってやるさ」と
一見良い話なんだがそもそも男が石を投げたのが悪いんだし
妻も男もBJも男が石を投げた石だとは知らないし
でも男がイライラして石を投げたのは新幹線のせいだし・・・と読んだ後凄いモヤモヤした
823:
>>798
BJって世相ゆえか大気汚染や水質汚染や騒音のような公害問題扱った話結構あるけれど、大体どれも後味悪いよね
それで思い出したBJのエピソードが飛行機の騒音に悩まされている人の話
飛行機の騒音でノイローゼになって、何度も病院に担ぎ込まれている人が、今度は熱湯を耳にぶっかけて両方つぶしてしまう
何故か119番がつながらないので、村の人たちが医者を探すとたまたま村にいたBJと遭遇
BJは「私が治せば二度とそんな心配はなくなる」と言って自宅へ患者を運んで手術
数日たって見舞に来た村人たちが、またノイローゼにならないかと心配するとBJは「ノイローゼにはならん」と断言
そこで音を鳴らして、徐々に大きくしていって聞かせる実験を始める
すると音量が100ホーン(あまりに大きい音に村人はアッチョンブリケの顔)を超えたあたりで、何も聞こえなくなったという患者
BJが施した手術は、あまりに大きな音を感じ取ると鼓膜が外れて音が聞こえなくなるようにするというものだった
数日後、手術料は騒音公害の元凶である空港財団からとろうと電話したBJだが、しばらくしてきたのはあの患者
患者は「もう一度手術をして鼓膜を普通のものにしてほしい」と言い出す
村人たちは騒音公害と戦っている、それなのに自分一人だけ聞こえないというのは納得できない、
だが村人全員に手術などできる訳がない、解決するには結局騒音の源の排除しかない、という患者
そこに空港財団の理事長が来て、「騒音反対派にかたっぱしからあの手術をしたいからうちの嘱託医に手術法を教えてほしい」と言う
BJは理事長を追い返すと、自棄になったような表情で「さっさと手術室にはいんな」と告げる
「自分だけがいい目を見る訳にはいかない」っていう患者の心情は理解できなくもないけど、根本となる騒音の排除にはまだまだほど遠いし、
ノイローゼの発作でこの患者は死にかねない(手術の時は内耳まで火傷して、一気に片づけないと感染症の恐れがあったのでマジで危なかった)
って考えるとなあ…
802:
そのBJ原作電子書籍で買って読んだら
国鉄の判断で手術中だけ新幹線止める→手術成功
男「な・・・先生、国鉄もちょいとアジなことをするじゃねえか!!へへ」
BJ「バカやろう!そんなことより国鉄からゴッテリ見舞い金をふんだくることを考えろ」
男「もしとれなかったら・・・?」
BJ「百年かかっても取る方法を考えろ
私は私のオペを妨害したやつを・・・決して許さないタチだ」

後味が悪かったな、すまん
ブラックジャックの最高のシーンといえばこれ
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4549389.html
877:
大学時代お世話になってたA先生から聞いた話
A先生には同じ大学で教鞭をとるB先生と言う心理学の先生の知人がいた
ある日講義が終わった後、1人の女学生が「先生助けて」と呟きながら
両腕を見せたそうな。
その両腕は恐ろしいまでのリスカの痕跡で占められた。
事の重大さと異常性に戦いたB先生は、すぐさま大学専属の
スクールカウンセラーを斡旋し、自身はすぐに場から離れたそうだ
ちなみにこの女学生がどうなったのかは不明。
少なくともA先生は聞いてない
最初A先生から聞いたときは、女学生からすればB先生の講義を聴いて
B先生の考えに共鳴しこの人なら悩みを聞いてくれると思って来たんだから
心理学専攻なんだし聞いてやれよと思ってしまったんだが、
よく考えてみたら心理学専攻の教授だからこそ、
精神を病んだ人間の恐ろしさを理解しているだろうし下手に深入りすると
マジでヤバイことになるから、さっさとスクールカウンセラーに
バトンタッチしたのは英断なんだよね。
880:
>>877
心理学の教授は、学問としての心理学であって、
カウンセラーではないからな
881:
心理学っていうとなにやら人の気持ちを魔法のように理解できる学問と思われがちだが、
基本は「眠い→睡眠欲」「お腹すいた→食欲」「社会に認められたい→社会認知欲」とか
本当にごく当たり前の人の行動を一つ一つ解析して名前つけるだけのものだしな
884:
数十年前、私が小学四年生位の時の話。
うちの地元は結構な田舎だった。
だから近所付き合いも濃く、私自身は知らない人でも両親や祖父母とは幼なじみだったり知人友人だったりで、外で遊んでいるとよく知らない人から声をかけられたり、お菓子やみかんを貰ったりしていた。
そんな環境で育った私は、ある時一人の女性と知り合った。
確か一番初めは夏の頃。友人と遊んでいる時、 暑いから家でジュースでも飲んでいきな、と声をかけられたんだったと思う。
友人共々お邪魔して、おやつやジュースを頂きながら聞くところに寄ると、その女性は私の母の幼なじみで、そのお宅の一人娘。婿を取って両親と四人で暮らしているらしい。
子供の私達の学校であった話やくだらない話も聞いてくれて、優しいお姉さんと私達はすぐに仲良くなった。
885:
その後も何度か同様に遊んで貰っていたが、冬のある日。
帰り際にお姉さんから、もう着ないから良かったら、とセーターを渡された。
私は発育が良かったため、身長はお姉さんと同じくらい。だから私にも着れるだろうと渡してくれたんだと思う。
けれど、そのセーターはまだ新しく、申し訳なくて断った。
それでもお姉さんは、もしも気に入らなかったら○○姉ちゃん(私の母)に着て貰って、と引かなかった。
断りきれずありがたく頂いて、母にも報告しサイズも丁度良かったため、私の服になった。
その数日後。
お姉さんは首を吊り、自殺した。
886:
動機は不妊症による心労だったそうだ。
だから私達子供を招いて遊んでくれていたんだろうか。
セーターは形見分けのつもりで渡してくれたんだろうか。
「もう着ない」とはこういう意味だったのか。
と、子供心に酷くショックを受けた。
もしかしたら、セーターを渡してくれたのは、気づいて欲しいというサインだったのかもしれない。
私が気づいたところで止めることが出来たのか、何を出来たのかわからないけれど、今でもたまに思い出しては後悔している。
貰ったセーターも、ずっと着続けほつれサイズアウトした今でも、捨てることが出来ずにタンスの中にある。
974:
先週のこち亀「クアッドコプターの巻」
麗子の家から宝石がなくなった。
セキュリティーに異常はなく、犯人も犯行手段も掴めない。
その頃両津は小型ラジコンヘリで宅空便を始めていたが、ヘリ搭載のカメラに極小サイズのラジコンヘリが何度も映っているのに気付く。
現場に向かうと、麗子の家の窓から室内へ侵入し出てくる超小型ヘリを確認する。
犯人は小さな町工場の社長だった。
不景気で経営が行き詰まり、自社製作の小型ラジコンヘリで宅空便を始めていた。
しかし麗子の豪邸の開いた窓から宝石が机の上に出しっぱなしになっているのを見て以来、盗んでは換金し開発費に当てていた。
両津は社長を諭し逮捕しようとするが、麗子が陰で犯人が両津ではないかと疑っていた事を知ってしまいキレる。
数億円程度なら麗子にとって大した損害ではないとして犯罪を見逃した。
後日社長は超小型ラジコンヘリを更に改良し、それをアメリカに売り込むと言う。
両津との共同会社だが、ほぼ両津の技術泥棒らしい。
また麗子の家から宝石がなくなり始めるが、両津は「カラスが持ってったかもねー」と泥棒をほのめかして終わり。
【画像】三大こち亀の有名シーンってこの3つだよな?
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4627907.html
975:
>>974
後味の悪さより技術力に吃驚だよ
16:
昔のゲーム『スプラッターハウス』のエンディングが後味悪かった。
主人公の大学生、リックは、恋人のジェニファーと一緒にとある廃屋へと迷い込む。
しかしそこは、超心理学の権威と謳われた天才、ウエスト博士の館だった。
博士の作り出したおぞましい怪物達によってジェニファーはどこかへ連れ去られ、リックもボロボロにされて牢屋に放り込まれた。
17:
しかし、満身創痍のリックに手を差し伸べる者が居た。
それは、古代の精霊(悪魔?)が宿った仮面、『ヘルマスク』。
装着者の身体能力を著しく強化するその仮面は、不気味な声を上げながら横たわるリックの顔に張り付く。
強靭な力を以って復活したリックは、恋人を助ける為に、異形の化物たちと壮絶な戦いを繰り広げることになる……
18:
ポルターガイストから十字架の悪魔など、館に潜む化物たちとの壮絶な戦いを潜り抜け、リックはついにジェニファーの元へたどり着いた。
しかし、彼女はリックの目の前でおぞましい化け物へと姿を変え、「ヘルプミー」と叫びながらリックに襲い掛かってきた。
(負けるとゲームオーバーなので)リックは襲い掛かってくる恋人を、今まで出会ってきた化物同様、殴り飛ばすしかなかった。
元の姿に戻ったジェニファーは、「サンキュー、マイダーリン」と言い残し、リックの腕の中からするりと消えて行った。
悲しみに暮れる間もなく、リックは館の奥へ進む。
20:
胎児のような化物を蹴散らしながら、とうとう館の奥へとたどり着いたリックは、化物たちの母体を殴り殺し、館に火を放つ。
火だるまになってなお襲い掛かる怪物たちを蹴散らしつつ、リックは館を脱出した。
しかし、脱出した先で待っていたのはヘルマスクの裏切りであった。
ヘルマスクは仮面からするりと抜け出し、完全体の「ヘルカオス」としてリックの前に立ちはだかる。
恋人を殺され、自身を利用された怒りに燃えるリックは、ただの人間に戻ってしまったにもかかわらず、拳1つでヘルカオスに立ち向かう……
21:
ヘルカオスを打ち破ったリックは、精霊を失ってただの仮面と化したモノを叩き割る。
燃え盛る館と、黒ずんだ姿で立ち呆けるリックの姿を背景に、淡々とスタッフロールが流れ始める……
スタッフロールの後、砕け散った仮面は再び元に戻り、不気味な笑い声をあげるのであった。
これでこのゲームはEND、エンディング分岐は無し
22:
一応、ジェニファーの魂は『もう一つの館』に囚われており、それを助け出すためにリックは再びヘルマスクの力を借りる……という『スプラッターハウスpart2』という作品がある。
ジェニファーを助け出してハッピーエンドで終わるものの、日本では発売されておらず、
気の抜けた効果音に加え無駄に多い即死要素など、アクションゲームとしての出来も悪いため、ファンからは無かったことにされている。
(現在はバーチャルコンソールにて600wiiポイントでDL可能、ちなみに前作スプラッターハウスは800wiiポイント)
23:
>>22
スプラッターハウス2は、メガドラで出てなかったっけ?
違うやつ?
一応「3」まで出て、「3」はファイナルファイトみたいな格げーになってしまった記憶が
25:
>>23
格ゲーでなくてベルトスクロールアクションかな3は
ファイナルファイト、キャプテンコマンドー、天地を喰らうとかみたいな
ちなみにマルチエンディングだった
59:
漫画『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』に
登場する敵キャラの一人、ソフィーの生前のエピソードが
個人的にはきつかった。
この漫画のあらすじを簡単に書くと、
死霊が生きた人間を殺したり傷つけたりする事件が多発しているため、
『魔法律』という法律を霊に適用して裁く機関がある。
魔法律を扱えるのは特殊教育を受けた『魔法律家』のみで、
その中でも霊に裁きを与えあの世に送れるのは、
最高位の『執行人』のみ。
天才執行人の主人公と、その助手が幽霊事件を解決していくというストーリー。
執行人の数は、悪霊に比べて慢性的な人不足である。
そのため、強すぎる悪霊は『魔監獄』という牢屋に
一時的に封印する事になっている。
ソフィーは、その魔監獄の最下層に封印されていた悪霊。
ソフィーの見た目は幼女で、中身も幼稚な子供。
特徴は、自分の顔に異常なまでの劣等感を抱いていること。
生前は『仮面の女』と呼ばれ、死後、悪霊となった後も
500年間で2000人もの人間の顔を剥いでは
その人間になりすますことから、『顔剥ぎソフィー』の異名をとった。
顔を剥ぐ理由は『可愛くなりたいから』
なりすます理由は『同じ顔が二つあるのは耐えられないから』
ソフィーの本当の顔はそばかすだらけの醜い顔で、
自分と同じように醜い顔の人間は殺さない。
60:
主人公たちは、牢獄を脱出したソフィーを何とか追い詰め、刑を執行する。
地獄に送られる間際、ソフィーは床に崩れ落ち、
「お姉ちゃん…どうして?」と泣きそうな顔で呟いた。
生前のソフィーは、ヨーロッパにある裕福な家の娘だった。
「100回目のお留守番おめでとう」とテディベアをプレゼントする姉。
その顔は美しく、ソフィーとは似ても似つかない。
「どうして私はパーティーに連れてってもらえないの?」というソフィーに
姉は「ソフィーを守るためだよ」と謎の答えを返す。
場面が変わり、執事に話す姉。
「あのガキ、ブサイクなくせして、パーティーに行きたいなんて!
 あんな醜いガキ連れてったら家の恥だっての!」
ソフィーの前では優しい姉を演じていたのに、影では口汚く罵る。
物陰から見たソフィーは、そんな姉の姿にショックを受け、
幼く無邪気なのが災いしてか
姉をフォークで刺し殺しその顔の皮を剥ぐ。
悲鳴を上げ「お前は誰だ」と叫ぶ両親に、ソフィーはこう言って笑った。
「これで私もパーティーに連れてってもらえる?」
ソフィーが地獄に送られた痕を見て、助手はソフィーの生前を想うのだった。
61:
>>60
文章にするとかなり怖い話だな・・・
72:
何年生の時かは忘れたけど進研ゼミ小学講座やってた時の話
赤ペン先生に添削してもらうやつが楽しくて結構テストを解いて郵送してたんだけど
ある日、絵日記を書こう!みたいな欄があったから自分の家で飼ってた犬のことを書いたら
さらっと新キャラがコラショの仲間になったよ的な感じで本誌に登場してたこと
名前もイラストもそのまま同じく出てたからびっくりした
時間かけて一生懸命かいた絵を勝手に使われて泣きそうだった
それがショックすぎて進研ゼミすぐやめた
78:
>>72
これまじ?
82:
>>78
うん
白くて耳たれてて目もたれてる犬
83:
>>82
こいつか…
wiki見てみると社会の先生のペットという設定でその先生にもモデルがいるらしいが…
そこまで特徴的なキャラクターというわけではないがタイミングを不気味な話だな
85:
>>72
え?小学校が「勝手に使われた」何て思うの?随分権利関係に厳しい子供だな
73:
昨日やってた仰天ニュース
アメリカで4人ぐらしをしてた一家で、夫の留守中に妻が何者かに襲われ、生後間もない女児が誘拐された。
幸い居間すぐに検問が張り巡らされ、5日後誘拐された赤子は発見された。無残な姿となって
だが司法解剖の結果、赤子は誘拐事件のあった日に殺害されていた事が判明。容疑は一転して夫婦に向けられた
家宅捜索した所、犯行に使われた道具が次々と発見されて行き、3年前にも同じような事件が起きていたことが判明する
夫は何も知らないと言っていたが、妻は高笑いをはじめ、自分がやったと告白した
実はこの一家の夫は差別主義者で、妻は3年前に長女を産んださい「オレが欲しかったのは跡取りにできる男の子だ。使えない女だな、お前は!」
と日々殴る蹴るなどのDVを受けていた。2年後
7

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