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P 「響がちょろすぎて心配だからこっそり訓練しよう」


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1:
-765プロ-
美希「あはっ☆実はそれウソなの」
響 「嘘!?う、うぎゃー!また騙されたぞ?!!」ワーン
P 「.......」
小鳥「どうしたんですか、プロデューサーさん。響ちゃんをそんなに見つめて」
P 「いや....こうしてみていると響って本当に」
小鳥「本当に?」
P 「ちょろいですね」
小鳥「あぁ.....」
4:
P 「こうしてみてると、一日一回は誰かに騙されている気がします」
小鳥「たしかに響ちゃんはちょっと騙されやすいというか」
小鳥「純粋な所がありますからね」
P 「ええ、だからこそ心配になってしまって.....」
P 「東京は怖い所ですから、やけに高い壺を買わされたりとか」
P 「変な宗教に勧誘されてはまってしまったりとか」
小鳥「誰か怖い人に怪しいクスリを飲まされたりとかですね!」
P 「えぇ.......本当に心配です」
小鳥「そうですねぇ.....」
小鳥「......!」ティン
小鳥「なら、こっそり訓練をするっていうのはどうですか?」
P 「訓練?」
7:
小鳥「ええ。響ちゃんが無垢で純粋な天使だから人にだまされてしまうというのであれば」
小鳥「プロデューサーさんが響ちゃんをダマすとかで、訓練をしてあげれば」
小鳥「この世の汚さを知って、少しは疑り深くなるんじゃないでしょうか」
P 「そ、それはそれで罪悪感があるんですが.....」
小鳥「なにいってるんですか!響ちゃんの安全のためですよ!」
P 「響のため....!そうですね、わかりました!!俺、響をダマそうと思います!」
小鳥(プロデューサーさんもたいがいね)
P 「小鳥さん!それで....具体的には何をすればいいと思いますか?」
小鳥「そうですねぇ.....>>10とかどうですか?」
10:
宗教勧誘
15:
小鳥「そうですねぇ.....宗教勧誘とかどうですか?」
P 「しゅ、宗教勧誘ですか......!?小鳥さん、いきなりガチですね」
小鳥「響ちゃんのためですから、手は抜けません!」
小鳥「さぁ、プロデューサーさん!さっそく響ちゃんを勧誘してきてください!!」バシッ
P 「は、はい!!わかりました、行ってきます!!」スッ
P 「おーい!響ー?」
響 「んー?なんだーぷろでゅーさー?」
16:
響 「自分になにか用事か??」テクテク
P 「えっと、たいしたことじゃないんだけどな......」
P 「あー、その、なんだ?」チラッチラッ
小鳥(なにこっちみてるんですかプロデューサーさん!)
小鳥(ガンバですよ!ガンバ!!)
P (そんなこといっても...)
響 「どうしたんだ?なんか様子がヘンだぞ?」ジッ
P (ええい!もうどうとでもなれだ!)
P 「いや、たいしたことじゃないんだけどさ」
P 「響は宗教って、興味あるか?」
響 「宗教?」
19:
響 「特に信仰してる宗教はないけど....なんで?」
P 「いや、たいしたことじゃないんだけどさ」
P 「最近、ちょっと宗教にハマっててな」
P  「そのおかげで、色々と新たな道が見えてきたって思うんだ」
響 「ええっ!それ大丈夫なのか?」
響 「そういうのって、なんか怪しいイメージがあるぞ?」
P 「いや、意外とそんなことはないぞ?」
小鳥(プロデューサーさん!キョどりすぎてなんか怪しいですよ!)
小鳥(何回”たいしたことじゃない”って言うつもりですか!)
22:
P 「最初は俺も警戒してたんだけどな」
P 「話を聴くうちに、教祖様の話に引きこまれていってさ」
響 「ふんふん」フム
P 「教祖様はとても苦労なされたんだが、その中で神の力に目覚めたとおっしゃっていた」
P 「その教祖様が清めてくださった水を飲むと、なんだか身体の中の不浄が清められていくんだ」
響 「ん?水?」
P 「ああ、これがその水だ」チャポン
P 「この水を飲み続けるだけで、身体は健康に」
P 「心は清らかな気持ちで満たされるんだ」
響 「ぷ......プロデューサー?」
25:
響 「それ、本当に怪しいと思うんだけど.......本当にだいじょうぶなのか?」
P 「大丈夫?何を言ってるんだ響」
P 「この水を飲んでさえいれば、心配なんてまったく無用なんだ」
P 「この水さえあれば、お前達を絶対にトップアイドルにできる!そう感じてさえいる」
P 「この水さえあれば、俺の人生は順風満帆だ」
響 「ぷ、プロデューサー!!よくわからないけど、たぶんそれ騙されてるぞ!!!」
響 「そんな宗教すぐやめるさー!」
P 「やめる?なぜだ?」
30:
響 「だって....だってそれ、絶対変な宗教だよ!」
P 「そんなことはない!教祖様は神の力を持っている!!」ダンッ
響 「ひっ!」ビクッ
P 「そうだ、響!!お前もこの水を飲んでみないか!?」グイッ
P 「この水が飲めば、響のトップアイドルへの道はより確実なものになるに違いない!」
響 「プロデューサー、こ...こわいぞ......」ガタガタ
P 「そうだ!それがいい!!」
P 「さぁさぁさぁ!!!」グイグイ
響 「ひぃ....」ブルブル
小鳥(プロデューサーさん、迫真の演技ね....!って、あら?)
小鳥(だれかが事務所にきたみたい)
タンタンタン
ガチャ
貴音「おはようございます」
響 「た、たかね!!!」
33:
(アカン)
37:
響 「たかねええええぇ!!」ビエエ-
貴音「おや響、おはようございます」
響 「う゛ん、おはよ゛うたかね゛ぇ」ヒシッ
貴音「ど、どうしたのです響、そのように抱きつかれては照れてしまいます」ナデ
響 「うぅ、貴音....ぷろでゅーさーが....ぷろでゅーさーが...」
響 「ぷろでゅーさーがあぁぁ......」ウルウル 
P 「よ!貴音おはよう!!」
貴音「あなた様、おはようございます」ニコ
響 「......え?」
41:
P 「貴音、調子はどうだ?」
貴音「ええ、最近はみそらぁめんの魅力を再発見いたしまして」
貴音「毎日みそらぁめんを食べるのが楽しみでなりません」
P 「そ、そうか....ラーメンばかり食べるのもいいが、栄養には気をつけろよ?」
P 「身体は大事にしないとな」
貴音「はい、わかっております」
響 「あれ?いつものプロデューサー?」
貴音「はて、いつものぷろでゅうさぁとは...」
P 「......」
P 「そうだ貴音、のど渇いてないか?」
貴音「のど、ですか?言われて見れば少し渇いているような....」
P 「そうか、ちょうどよかった、これ飲むか?」チャポン
響 「っ!...だめっ!!」パシッ
貴音「響!?」
44:
P 「おいおい、何するんだ響」
響 「だめだ貴音!プロデューサーはあやしい宗教に毒されてるんだ!!!」
響 「不用意に近づいたら危険だぞ!」
貴音「しゅ、宗教?」
響 「そうだぞ!さっきも自分に、教祖さまが清めた水を飲まないか?とかって迫ってきたんだ!」
響 「貴音が来なかったら、どうなっていたかわからないぞ....!!」
P 「......」
貴音「まさか......にわかには信じられませんっ」
響 「嘘じゃないんだ!ほら、このペットボトルがその証拠だぞ!」ズイッ
貴音「こ、これは.............」
貴音「ふふっ」
響 「!?」
48:
響 「た、貴音!?」
貴音「ふふっ......なるほど、そういうことでしたか」
P 「ああ、そういうことだ」
響 「ど、どうしたんだ貴音!?」
貴音「ふふふ....」ナデ
響 「!」ハッ
響 「まさか..........」ゾク
響 「貴音もすでにプロデューサーと同じ宗教に......!?」ガクガク
貴音「ふふ、違いますよ、響」
貴音「ペットボトルのラベルをよく見てください」
響 「ら、ラベル.......?」クル
『ドッキリ 大成功ドリンク 水』
響 「!?」
54:
響 「は.......はぁ?」
響 「.......はぁ!?ドッキリ!!?」
P・小鳥「「いえーい!大成功?」」ブイ
小鳥「ふふふ、響ちゃんかわいかったわよ!」
小鳥「ビデオにもバッチリおさめたておいたから安心して!」
響 「 」
P 「おれが宗教にはまったかと思ったか?」
P 「安心しろ、俺は怪しい宗教にはまったりなんかしないさ」
響 「........」
P 「響?」
響 「............う」
P 「う?」
響 「うぎゃー!!!また騙されたぞーーー!!!!!」ウワーン
貴音「ああっ!待ってください響!!」
P (なんかちょっと違う感じになったけど、訓練にはなっただろう!!)グッ
57:
-翌日-
P 「いやぁ、昨日は大成功でしたね」
小鳥「ええ、プロデューサーさんも迫真の演技でした」
P 「そうですか?はは、お世辞でもうれしいです」
小鳥「いえ、お世辞なんかじゃありませんって」
小鳥「さてプロデューサーさん、今日はどんな感じでいきましょうか?」
P 「えっ、今日?もしかして、今日もやるんですか?」
小鳥「あたりまえです!昨日の一回で終わりにしたら、本当にタダのドッキリになっちゃうじゃないですか!」
小鳥「何回も繰り返して初めて、訓練の成果が出るんですよ!」
P 「な.....なるほど!確かにそのとおりです!!」
P 「よし、今日も頑張りましょう!!」
小鳥(やっぱりプロデューサーさんも相当ちょろいです!)
P 「.....で、どうしましょう?」
小鳥「うーん.....今日は>>60なんていいんじゃないでしょうか」
60:
マルチ商法
62:
あのさぁ
68:
小鳥「うーん.....今日はマルチ商法なんていいんじゃないでしょうか」
P 「こ、小鳥さん、本当にガチですね...」
小鳥「当たり前です、響ちゃんに世間の厳しさを教えてあげるんですから!!」
小鳥「厳しいくらいがちょうどいいんです!!」
P 「小鳥さん.......そうですね!」
P 「甘く考えてた俺が間違ってました!!さっそく行ってきます!!」
小鳥「はい!頑張ってください!」ビデオセット
P 「お、おーい、響??」
響 「ん??」
74:
響 「なぁにプロデューサー?」テクテク
P 「いやぁ、たいしたことじゃないんだけどな」
P (考えろ俺......マルチ商法......考えろ......!)
P (ティン!)
P 「いやぁ響!俺、実はすごいことを発見したんだ!!」
響 「ん?たいしたことじゃないのか、すごいのか.....どっちなんだ?」
P 「すごいことだ!!」
響 「へー、よかったな!プロデューサー!!」
P  「ああ、ありがとう響。......どんな発見をしたか知りたいか?」
響 「うん!知りたい!」
P 「本当に知りたいか?」
響 「本当に知りたい!」
P 「本当の本当に?」
響 「本当の本当に!!もープロデューサー!焦らさないでおしえてよー!!」
79:
P 「実はな......ちょっと耳貸せ」
響 「ん、わかった」ススッ
P 「実はな」コショコショ
響 「うひゃっ、プロデューサー、耳に息かけないで!くすぐったいぞ!」ゾクゾク
P 「仕方ないだろ、我慢してくれ。ほら、耳かして」
響 「うぅ?、しょうがないな」ススッ
P 「........実はな、響......俺」コショコショ
P 「簡単に儲かるいい話を見つけたんだ」
響 「ふむふむ......は?」
82:
響 「プロデューサー、なんだって?」
P 「だから、簡単に儲かるいい話を見つけたんだって」
響 「ね、ねぇ、プロデューサー!」
P 「お、何だ響?さっそく興味を持ったのか?」
響 「そんなわけないだろ!どう考えてもこれ昨日と同じパターンじゃないか!!」
響 「さすがに二日連続では騙されないぞ!!!」
P 「.........ちょっと待て、よく考えてみてくれ響」
響 「......どういうことだ?」
P 「二日連続でドッキリしたって騙されない」
P 「そんなの誰だってわかる」
P 「それなのに、俺があえて二日連続で響にドッキリを仕掛けるわけじゃないか」
響 「......ん、んん??」
P 「今回は本物だよ」
響 「...........そう......なの.....か?」
小鳥(ちょろい!ちょろすぎるわ響ちゃん!)
87:
響 「いや、でもやっぱりちょっと怪しいと思うぞ」
P 「そうかもな。まぁとりあえず話を聞いてみて、それから判断してみないか?」
響 「プロデューサーがそういうなら....でも、ホントに聞くだけだからね!」
P 「ああ。....まぁとは言っても、そんなに特別なことをするわけじゃないんだ」
P 「営業活動の一環、見たいな感じかな」
響 「営業?営業なら自分結構得意だぞ!」
P 「ああ、だから響ならかなり稼げるかもしれない」
P 「俺の友人はこれで成功してフロリダに城を買ったって言ってたし、稼げる人は相当稼げるらしいんだ」
響 「城!?すごい!!」
88:
(ちょろい)
93:
P 「まぁこれは極端な例だけどな」
P 「普通はちょっとしたお小遣い程度だな。響の家族のご飯代くらいにはなると思うが」
響 「へ?、ハム蔵たちのご飯代だけでもだいぶ助かるぞ」
響 「みんなが城を買ったって言ってたら嘘だって思うけど、それくらいならなんか信憑性があるね」フフン
P 「だろう?」
響 「それで、どんなことをするんだ?」
P 「ああ、肝心の内容がまだだったな」
P 「やることは簡単でな、みんなで物を売るっていうだけなんだ」
響 「ん? それだけなのか?」
P 「簡単に言うとな」
94:
ドキドキ…
99:
響 「ふーん、それなら自分にもできそう!」
P 「響ならかわいいからすぐに売り上げトップになれるさ」
響 「自分完璧だからな!それぐらい当然さー!」
P 「ハハハ」
P 「えーっとな、売るのはこの浄水器なんだけど」ゴト
響 「ん?なんかよく見るやつだな。事務所でも使ってるよね」
P 「まずは響にコレを買って貰って、しばらく使ってもらう」
響 「えっ、自分が買うのか!?」
P 「ああ、商品を売るにはその商品のよさを自分が知らないと売り込めないだろ?」
響 「たしかに....」フム
P 「それに、この分のお金は何人かに営業すればすぐに取り返せるから気にしなくても大丈夫だ」
響 「へ?、必要経費ってやつだな」
P 「さすが響。飲み込みがいいな」
響 「えへへ.....」テレ
104:
P 「話を続けるぞ」
響 「うん」
P 「で、浄水器をしばらく使ったら、今度は浄水器をみんなに売ってもらう」
響 「営業だ!」
P 「そうだ。これは知り合いでもいい、誰かの家に訪問してもいい」
P 「とにかく浄水器を売り込むことが大切なんだ」
響 「営業は足で稼げ!だな!律子が前に言ってたぞ!」
P 「既にそんなことまで知ってるとは.....本当に響は億万長者になってしまうかもしれないな」
響 「いやー!おだてても何もでないぞ!!」テレ
P 「まぁとにかく、響なら何人かはすぐに売れるだろうから、すぐに黒字になるとおもう」
P 「仕入れも自分でやる必要があるが、物自体はこっちが手配するから、響は仕入れに必要なお金を用意してくれるだけでいい」
響 「なるほど」
110:
(アカン)
114:
P 「とにかくまずはやってみることが大事だろう」
P 「お金は後でいいから、とりあえずこの浄水器をうちに取り付けてみてくれ」ゴト
響 「うん!わかった!!」
響 「お金は明日にでも持ってくるね!!」
響 「よーし、やってやるぞー!!」メラメラ
P 「..................」
117:
P 「...............あ、そうだ」
P 「響は普段から頑張ってるから、特別におまけでこれもつけてあげるよ」ゴソ
響 「ん、この箱は?」
P 「響へのプレゼントさ」
P 「ほら、あけてみてくれ」
響 「うん!ありがとう!!」
響 「なんだろうなー」ゴソゴソ
パカ
『ドッキリ 大 成 功!!!』
 
響 「!?」
123:
響 「は.......はぁっ!?」
響 「えっ、えっ!!?うそっ!!」
P・小鳥「「いえーい!大成功?」」ブイ
小鳥「ふふふ、響ちゃん今回もかわいかったわよ!」
小鳥「このビデオも永久保存ね?!」
響 「 」
P 「......響、途中から本当に儲かると勘違いしてしまっただろ?」
P 「あれはマルチ商法っていってな、詐欺の一つの手口なんだ」
127:
響 「マルチ.......商法....」
P 「高額な商品を買わせて販売者が儲かるというシステムだ」
P 「今回はドッキリだったけど、ああいう手口には騙されたらだめだぞ?」
小鳥「プロデューサーさんの口の上手さにびっくりです....あ、浄水器元の位置に戻しときますね」
P 「あぁ、ありがとうございます小鳥さん」
響 「........」
P 「ん、響?」
響 「............う」
P 「う?」
響 「うぎゃー!!!またまた騙されたぞーーー!!!!!」ウワーン
小鳥「ああっ、待って響ちゃん!!」
P (.......今回もいい訓練になったな!!)グッ
140:
-さらに翌日-
P 「いやぁ、昨日も大成功でしたね」
小鳥「二日連続は厳しいかとも思いましたけど....」
小鳥「プロデューサーさんの頑張りで上手くいきましたね!」
P 「ええ、頑張りました!」
小鳥「........さて!今日は何をやりましょうかね?!」
P 「もしやと思いますが.........今日もですか?」
小鳥「はい.........あたし、響ちゃんが本当に心配になりました」
小鳥「だからこそ、もっと真剣に響ちゃんと向き合わなきゃって思ったんです!!」
P 「小鳥さん.....そこまで響のことを.......感動です!」
P 「わかりました!俺も全力を尽くします!!!!」
小鳥(もうなにも言うまい)
P 「さぁ小鳥さん、今日は何をやったらいいですか!」
小鳥「はい!今日は>>143でいきましょう!」
143:
ねずみ講
145:
ねずみ講とマルチの違いとは
158:
小鳥「はい!今日はネズミ講でいきましょう!」
P 「ネズミ講ですか.....すみません、小鳥さん」
小鳥「はい?なんですかプロデューサーさん
P 「提案して頂いて申し訳ないんですが、ネズミ講はやめにしませんか?」
P 「昨日のマルチ商法と手口が似ているから、あまり響の訓練にならないと思うんです」
小鳥「あ?、言われてみれば確かにそうですね。すみません!」
P 「いえ、こちらこそ注文をつけてしまってすみません」
小鳥「そうですね........じゃあ、>>160なんてどうですか?」
160:
結婚詐欺というドッキリしかけて言い出せなくて結婚してピヨ子が無事死亡すれば解決やねん
172:
ピヨ子・・・
185:
小鳥「そうですね........じゃあ、結婚詐欺なんてどうですか?」
P 「結婚詐欺!?正気ですか小鳥さん!!」
小鳥「ええ、もちろん正気です!」
小鳥「アイドルにとって恋愛というのはとても繊細な問題です」
小鳥「一度でもスキャンダルされたら終わり........」
小鳥「だからこそ、訓練して容易には異性に流されないようにすることが必要なんです!!」
P 「なるほど......血迷ったかと思いましたが、言われて見ればその通りです!」
小鳥「あたしはいつでも本気です!」ビデオセット
P 「すみません、小鳥さんの本気を舐めていました....これは俺も本当に気合を入れないと.....!」
小鳥「よーっしっ、頑張ってきてください!プロデューサさん!」パシンッ
P 「はいっ!行ってきます!!!」テクテク
P 「ひーびーきー!」ガバッ
響 「うおわっ!!プ、プロデューサー!!?」ビクッ
191:
響 「プロデューサー!なんだよいきなり!びっくりさせないで欲しいぞ!」
P 「あー、響.....悪い、ちょっと疲れててな」
P 「思わず抱きついてしまったんだ。スマン、許してくれ」スッ
響 「べ、別に、いいけど....」
響 「.........プロデューサー、疲れてるのか?」
P 「あー、いや」
P 「たいしたことじゃない、忘れてくれ」
P 「................」フゥ
響 「ん、プロデューサー本当に大丈夫か?」
小鳥(プロデューサーさん、最初から全力ですね!)ハァハァ
193:
P 「いや...」
響 「むー」ジィ
P 「......実は少し、疲れてるんだ」
響 「やっぱり.....プロデューサー、ちょっと休んだほうがいいぞ」
P 「ああ、そうだな....少し隣で休憩してもいいか?」
響 「うん!どうぞ!」スッ
P 「サンキュ......よっこいせっと」ボスッ
響 「あはは、プロデューサーおっさんみたい」ケラケラ
P 「むぅ....」
197:
響 「ほら、プロデューサーこれ飲むか?さんぴん茶!」
P 「ありがとう」ゴク
P 「...ふぅ~、あったまるなぁ」
響 「えへへ....」コク
P 「あぁ.....響の笑顔を見てると、癒されるなぁ」ポツリ
響 「!?」ゲホッ
響 「とと、ととと突然どうしたんだ!?自分びっくりしたぞ!!!」
P 「え?」
響 「そんな真顔で”笑顔に癒される”なんて言われると、恥ずかしいよ...」
P 「は!?お、俺、口に出してたか!?」
響 「はっきりと言ってたぞ」
P 「す、すまん!疲れのあまり思ったことがそのまま口に出てたみたいだ!」
響 「いいけど......プロデューサー本当に大丈夫か?これ二回目だぞ?」
P 「.................」
201:
P 「二回目?」
響 「だって、さっき突然抱きついてくるし....?」
P 「あー....」
響 「...........」
響 「プロデューサー、もしかして......何か悩みがあるのか?」
P 「..........!」
響 「もし何か困っているんなら、自分、相談に乗れると思うぞ!」
P 「響......」
響 「プロデューサーから見たら、まだまだ頼りないかもしれないけど......」
響 「でも自分、少しでもプロデューサーの力になりたいんだ」
P 「だが.....こんなこと響に言うわけには」
響 「遠慮はムヨウさー!ほら、どーんと言ってみてよ!」
203:
P 「...........」
P 「ありがとう....響」
響 「.....うぅん」
P 「...........」
P 「実は.....俺」
響 「......うん」
P 「.......」ブルブル
P 「...........」スーハー
P 「......っ」グッ
P 「.............借金が............あるんだ......」
響 「.....っ」
小鳥(プ、プロデューサーさん、鬼気迫る演技だわ......!!)
210:
響 「..........」
響 「.....どれくらい、あるんだ?」
P 「............俺一人では返しきれるか、わからないくらいだ」
響 「そんなっ」
響 「.......」
響 「どうしてそうなったのか......聞いてもいいか?」
P 「............あぁ」
P 「きっかけは、些細なことだったんだ」
P 「響たちをプロデュースし始めて間もない頃のこと、覚えてるか?」
響 「........うん」
215:
P 「あの頃はまだファンの数も少なくて、オーディションにも優勝することもできなかった」
P 「営業回りに行っても相手にされないことが多くて、なかなかチャンスをつかむことができなかったんだ」
響 「そうだったのか!?そんなこと、自分達には一言もっ......」
P 「心配を、かけたくなかったんだ」
P 「そんなことで、響の笑顔を曇らせたく.....なかった.....」
響 「っ.....!」
P 「.......話を続けるぞ」
P 「営業のきっかけもつかめない、ファン数もなかなか増えていかない」
P 「どうしたらいいか悩んでいたそんな時、俺はある一つの方法に気が付いたんだ」
響 「方法?」
P 「それが........資金営業」
響 「資金.......営業?」
219:
P 「資金営業......簡単に言えば、こっちがお金を出して、営業させてもらうっていうことだ」
響 「ま、まさかっ」
P 「ああ、765プロは弱小プロ...お金をばら撒くほどの資金力はない」
響 「だから、プロデューサーのポケットマネーで....!?」
P 「効果はてきめんだったよ」
P 「営業さんたちの食いつきがまるで違って見えた」
P 「金の力を実感したのは、あの時が始めてだ」
P 「それからも俺は、ここぞというタイミングで資金営業を使って、各地に積極的に売り込んでいった」
P 「みんなに、本来の実力を発揮できる場所を与えることができるなら....その一心だった」
P 「気が付いたときには......もう、戻れないところまで来ていた」
響 「そんな.....!そんなのって.......!!」
223:
P 「すまないな、響.....こんな話を聞かせて」
響 「うぅん.....こっちこそごめん、プロデューサー」
P 「おいおい、どうして響が謝るんだよ」
響 「だって....プロデューサーがそんなに風になってまで頑張ってくれてたなんて」
響 「自分、全然気が付かなくて.....」グス
P 「泣くなよ、響....」
響 「でも....」
P 「.....ありがとな、響」ナデ
響 「う、うぅ.......」グス
響 「............」
響 「.........どうしたら」
P 「ん?」
響 「どうしたら、プロデューサーを助けられるんだ?」ウルウル
231:
響 「自分達のためにプロデューサーがそんなことになってるだなんて」
響 「自分、耐えらないぞ!」
P 「響、それは」
響 「教えてよプロデューサー.....自分ができることなら、なんでもするから.....!」ウルウル
P 「響.......」
響 「............」ウルウル
P 「.......」
P 「..............俺の借金の額は、一人ではとても返せない」
P 「.......................だが」
P 「二人なら、返せるかもしれない」
響 「うん.....」
P 「そしてそれが、アイドルなら......尚更可能性は高くなるだろう」
響 「っ!」
P 「響」
P 「俺と、結婚してくれるか?」
240:
響 「ぷ、プロデューサー.......!」
P 「こんな借金まみれの俺だが.....いや」
P 「すまない......いくらなんでもこんなの駄目に決まってる」
P 「響......すまない、今の言葉は忘れてくれ....追い詰められて余裕がなくなってるみたいだ」
響 「.....っ」
響 「.................」
響 「.................」
 
響 「....................いいよ」
P 「..............」
P 「......え?」
響 「.................」
響 「プロデューサーとなら、結婚しても、いいよ」
251:
P 「.......本当、か?」
響 「うん」
P 「借金があるんだぞ?」
響 「わかってる」
P 「アイドルだって、もしかしたら続けられなくなるかもしれない」
響 「それでもいい」
P 「どんな暮らしになるか、わからないんだぞ!」
響 「............いいよ。プロデューサーと........一緒なら」
255:
P 「響.......!本気、なんだな」ジッ
響 「本気、だぞ」ジッ
P 「................わかった」
P 「ありがとう.........響」
響 「......」
響 「あはは、思ってたのとちょっと違うけど」
響 「これで自分も人妻だね!」
響 「あはは....」
P 「ははは....」
P 「..........そうだ」
P 「響.............これを」スッ
響 「ん?なんだこれ?」
P 「.......開けてみてくれ」
269:
響 「も、もしかして、結婚指輪.....だったりして?」
P 「...........」
響 「いやいやいや、まさかね.....えへへ.....」
P 「...........」
響 「じゃあ、あけるね?」ソッ
パカ
『ドッキリ 大 成 功!!!』
響 「!?」
270:
うわあああああああ!!
291:
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
-765プロ-
響 「うぅ....ううぅ.....もうなにも信じられないぞ」エグエグ
P 「.................」
P (響の奴、隅っこで丸まって.......見ていて痛々しい......)
P (だがこれで....響も人を疑う事を覚えてくれただろう)
P (だから.....やってよかったんだ....そうだよな.......)
P 「......大丈夫か?響」
響 「大丈夫じゃ.......大丈夫じゃないよ!こんなに騙すなんてさすがにひどすぎるぞ!!」グシ
響 「特に、最後なんて悪質なんてもんじゃなかったぞ!!!」ウルウル
響 「プロデューサーは自分になんの恨みがあってこんなことするんだ!」エグエグ
P 「最後のはやりすぎだった、すまない......」
302:
響 「ううぅう...........」グシグシ
響 「......プロデューサー」
P 「ん、なんだ?」
響 「...もしかして」
響 「プロデューサーは、自分のこと嫌いになっちゃったのか?」
響 「もしそうなら......こんなまわりくどいマネしないでそう言ってほしいぞ!」ウルウル
P 「!」ズキッ
P (くっ...やはり響の心を深く傷付けてしまったみたいだ......)
P (良心が......)ズキズキ
P (だが、ここで全てのネタばらしをしては意味がなくなってしまう...)
P 「..........」
305:
P 「..........っ」
響 「......」
響 「....なにも、言ってくれないんだな」
P 「.......っ!」
P (胃が....)キリキリ
響 「......」
響 「.....ごめん。困らせちゃったね」ジワッ
響 「......ごめんね....」ポロポロ
P 「!?」
P 「ひ、響!?」
315:
響 「あれ、ごめん...また涙が....っ」グシグシ
響 「おかしいな...ダメだ、これじゃもっと嫌われちゃう...」グシグシ
P 「......っ」
P (響.....!)
P (俺は.....俺は一体、何をやっているんだ)
P (響を守ろうとして、それで響に深い傷をつけたんじゃ意味ないじゃないか)
響 「うっ....うぇっ.......うえええぇぇえん」ビエー
P (響にこんな顔をさせてしまうなんて、プロデューサー失格....いや、人として失格だ!)
P 「すまない!すまない響っ!!!」ダキッ
響 「う........うぇ?」グスッ
325:
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
響 「もー!!そういうことなら早く言ってよ!!」
響 「自分、自分ホントに嫌われたと思ったんだからね!!!」
P 「すみませんでした......でも、言っちゃったら意味が...」
響 「口答えしない!」
P 「はい.......」
響 「.........」
響 「......自分、こわかったぞ....」
響 「ホントに、自分のこと嫌いになったわけじゃないんだよね?」
P 「そんなことあるわけないだろ!」
P 「響は俺の大切なアイドルだ。どんなことがあったって、絶対に嫌いになんてならないよ」
響 「そっか....うん、ありがと」ニコ
336:
P 「響...なにかして欲しい事はないか?」
P 「今回のお詫びと言ってはなんだが、俺にできることならなんでもやるぞ」
響 「え、いいよそんなの」
P 「そんなこといわないでくれ!」
P 「そうでもしないと俺の気が済まないんだ!」
響 「んー、プロデューサーがそういうなら.......本当になんでもしてくれる?」
P 「ああ、プロデューサーに二言はない」
響 「じゃ、じゃあ......頭、なでて.....とか?」
P 「わかった!....って、えっ、そんなことでいいのか?」
響 「うん。だって、プロデューサーは自分の為を思ってやってくれたんでしょ?」
響 「なら、そんなひどい罰なんて出来るわけないさー」
345:
P 「響.....」ジーン
P 「ああ、いっぱいなでてやるぞ」ワシワシ
響 「えへへ......」
P 「響、この三日間、本当にすまなかったな」ナデナデ
響 「いいよ、頭撫でてもらったし、もう許してあげる!」
響 「でも、もう絶対こういうのやめてね!心臓に悪いさー」
P 「ああ、もう二度と響を傷つけるような事はしない。約束するよ」ナデナデ
響 「うん...」
響 「..........」
響 「..........あのさ」
348:
P 「ん?」
響 「もし自分がだまされやすいっていうなら.....」
響 「えっと......」
響 「プロデューサーに、自分のこと守って欲しい..........」
響 「.............ずっと」
終わり
363:
律子「営業から帰ってきたら響とプロデューサー殿が婚約してる.....?」
律子「............は!?どういうことですか!!?」
P 「どうもこうも.....なぁ?」チラ
響 「う.......うん」テレ
律子「な、な、な.......!!」
律子「」フラッ
伊織「ちょっと律子!?」ガシッ
あずさ「律子さん!?しっかりしてください!」
ワーワ-ギャーギャー!!!
真美「そういえばピヨちゃんいないね」
亜美「あー、さっきお姫ちんが、”響を苦しめた報いを!!”とか言いながらって連れてってたよ」
千早「もう、帰ってこないかもしれないわね....」
-完-
38

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