雪ノ下「黒歴史?」back

雪ノ下「黒歴史?」


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1:
雪ノ下「ねぇ、比企谷君、黒歴史って何かしら」
八幡「……いきなりどうした」
雪ノ下「いえ、以前あなたが部室で黒歴史がどうのと頭を抱えていたのを思い出して」
八幡「……あー、あったな」
八幡「というかあれ見てたのお前、あの時平塚先生のとこ行ってなかったか」
雪ノ下「ええ、ちょうど話終わって戻って来たら気持ち悪いゴミク……いえ、比企谷君がそう言ってたところだったのよ」
八幡「誤魔化せてないから、完全に伝わってるから」
八幡「……あー、つーかまじか。新たな黒歴史確定なんだが」
2:
雪ノ下「だからその黒歴史とやらが何なのか教えなさい」
八幡「……なんつーか、過去の自分がした行いをなかったことにしたいことと言うか、ふと思い出した時に頭を抱えて恥ずかしくなるようなことと言うか」
八幡「まあそんな感じだ」
雪ノ下「なるほどね」
八幡「お前にもあるだろそういうのの一つや二つ」
雪ノ下「……ないわね」
八幡「……へ?」
雪ノ下「私、常に自分の意思に責任を持って行動してるもの。頭を抱えて恥ずかしくなるような思い出なんかないわ」
八幡「……まじかよ」
雪ノ下「……でも、比企谷君が出来て私に出来ないことがあると言うのも不愉快ね。……それが例え黒歴史とやらでも」
八幡「おいおい」
雪ノ下「だから」スッ
八幡「お、おい」
雪ノ下「……ふふ、これならいつか黒歴史になるのかしら」ギュッ
3:
八幡(手を……)
八幡「ちょ、離して」
雪ノ下「いやよ、今黒歴史を作ってる最中なんだから邪魔しないで」ギュッ
八幡「まじかよ……」
雪ノ下「……ふふ、ねえ比企谷君。私良いことを思いついてしまったわ」
八幡「……なんですか」
雪ノ下「確実に黒歴史を作る為に」
雪ノ下「色々と比企谷君で試してみると言うことよ」
7:
八幡「怖い、まじでお前が何を考えてるのかわからなくて怖い」
雪ノ下「はぁ、やっぱりその頭には何も入っていないのかしらゴミ谷君」
八幡「それ、ただの悪口だから、何も掛かってないから」
雪ノ下「さて、普通に手を握るだけじゃ黒歴史にならないかもしれないし、さっそく色々試してみようかしら」
八幡「無視かよ……」
雪ノ下「まずは繋ぎ方でも変えてみましょうか」ギュッ
八幡「おい」
八幡(つーか)
八幡(これっていわゆる……)
八幡(恋人繋ぎじゃ)
雪ノ下「……」ニギニギ
雪ノ下「……ふふ」
9:
雪ノ下「比企谷君の手って意外と大きいのね。それに温かい」ニギニギ
八幡「……」
雪ノ下「確か、手が冷たい人は心が温かいって迷信があったわね」
雪ノ下「ふふ、本当だったのね」
八幡「……おい、迷信って言っといてそれを肯定するのはやめろ」
雪ノ下「……」ニギニギ
八幡(はい、安定の無視)
雪ノ下「……あら、なんだか手から汗が出てきているわね気持ち悪い」
八幡「……ぐっ。こんな状況だったら仕方ないだろ。つーかだったら早く離せ」
雪ノ下「いやよ、私はやり始めたことを途中で物事を投げ出したことはないの」
雪ノ下「だからすごく気持ち悪いけど我慢するわ」ニギニギ
10:
雪ノ下「……」ニギニギ
八幡「……」
雪ノ下「……」ニギニギ
八幡「……」
八幡「……おい、そろそろ」
雪ノ下「……」
雪ノ下「……確かにそうね、そろそろ」
八幡「……ふぅ、ようやく解放される」
雪ノ下「そろそろ次の黒歴史製作に移りましょうか」
12:
八幡「……おい」
雪ノ下「手を握る以上の黒歴史となると……」
八幡「おいって」
雪ノ下「……抱擁、かしら」
八幡「……いや、いやいや」
八幡「なぁ雪ノ下、さすがにそれは」
雪ノ下「何、比企谷君は気持ち悪いから黙ってて欲しいのだけれど」
八幡「いや、気持ち悪いことと黙ることに関連性がないから。つーかその気持ち悪い比企谷君に抱きつこうとする意味がわからないから」
八幡「あれ、何が悲しくて俺は自分でこんなことを……」
雪ノ下「……はぁ」
雪ノ下「……本当にうるさいわね」ギュッ
八幡「え」
雪ノ下「……なるほどね、これは黒歴史確定だわ」ギュウ
15:
雪ノ下「……」ギュー
八幡「……まじでか」
雪ノ下「……」スンスン
八幡「ちょ、におい嗅ぐのやめて」
雪ノ下「うるさい」スンスン
八幡(なんか、良い匂いするわ柔らかいわでやばいんだけど)
八幡(雪ノ下の二つの山頂が控えめながらもしっかりと自己主張してるんだけど)
雪ノ下「……ふんふん」ギュッ
八幡(ふんふんとかいつもの雪ノ下なら絶対言わないこと言い出してるんだけど)
雪ノ下「……」スンスン
八幡「……つーかこれ黒歴史確定なんだろ、ならもう離れていいだろ」
雪ノ下「……」ギュッ
雪ノ下「……悪くないわね」
八幡「……え」
雪ノ下「やっぱりこれじゃダメね、悪くなさすぎて黒歴史にはなりそうもないわ。他のことで黒歴史を作らないと」
17:
八幡「……おい、これ以上何をしようってんだ。もう俺色々と限界なんですけど……」
雪ノ下「……」
雪ノ下「……」
雪ノ下「……」
雪ノ下「……接吻、ね」
八幡「……」
八幡「……は?」
19:
八幡「いやいや、お前自分が何言ってるかわかってる?」
雪ノ下「当たり前じゃない、さっきも言ったはずよ。自分の意思に責任を持って行動していると」
雪ノ下「だからもちろん今の発言もそう。ちゃんと理解した上で言っているわ」
八幡「……いや」
八幡「だとしても、だ。……キ、キ、キスとかは、その、恋人同士とか好きなもん同士でするもんだろ……」
八幡「だから「比企谷君は私のことが嫌い?」」
23:
八幡「……は?」
雪ノ下「はぁ、何度も言わせないで、比企谷君は私のことが嫌いなのかって聞いてるのよ」
八幡「……それ「早く」」
八幡「………………嫌いじゃ、ない」
雪ノ下「……」
八幡「……」
雪ノ下「……ふふ」
雪ノ下「私も、比企谷君のこと『嫌いじゃない』わ」
雪ノ下「だから、ふふ、問題ないじゃない」
25:
八幡「……けど、お前それじゃあ」
雪ノ下「黙って」
八幡「はい」
雪ノ下「目を閉じて」
八幡「……いや「目を閉じて」」
八幡「……はい」
雪ノ下「……」ゴクッ
雪ノ下「……」スッ
「やっはろー!」ガチャ
29:
雪ノ下「……」サッ
八幡「えっ、あっ、これは……」
雪ノ下「こんにちは、由比ヶ浜さん」ニコッ
由比ヶ浜「やっはろー!ゆきのん!いやー遅れてごめんね、優美子が離してくれなくてさぁ」
由比ヶ浜「ってあれ?ヒッキーそんなとこで突っ立ってどうしたの?」
八幡「……い、いや何でも、ない。ちょっとストレッチをな。終わったからもう座る」スッ
由比ヶ浜「ふーん」
八幡(……セ、セーフなのか?色々と)
(…………しかしもう少しで……雪ノ下と……)
由比ヶ浜「あ、ゆきのん、あたし喉渇いたから紅茶飲みたいんだけど紅茶セット使ってもいい?」
雪ノ下「い、いえ、由比ヶ浜さん、ちょうど私も飲みたかったから私がやるわ」
雪ノ下「だから由比ヶ浜さんはそこでゆっくりしてて」
由比ヶ浜「えー、ならしょうがないかー。……えへへゆきのん!ありがとう!」
雪ノ下「ええ」スッ
3

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