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P「アイドル達にマッサージをして疲れを取ってやろう」


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律子「マッサージって……。素人がやって大丈夫なものなんですか?」
P「ふっふっふ。こいつを見てもらおうか」 ピシッ
律子「セラピスト2級……って、こんなものいつの間に取ったんですか!?」
P「いやぁ。最近は向こうから仕事が舞い込んでくようになったじゃん?」
律子「まぁ……。ウチもSランクアイドルも何人か抱えるくらいにはなりましたからね」
P「だろ? だから思い切って有給消化して取ってきた」
律子「『だから』って……。そんな気軽に取れるものなんですか? 資格って」
P「いやぁ。一応専門の勉強したり学校通ったりしながらだから気軽ってわけじゃないけど」
律子「まったく、変なところで器用なんだから……」
P「ま。そういうことで、アイドル達の疲れを癒してやろうとだな」
26: 以下、
律子「ん……。ん? いやいや、ちょっと待ってください。そもそもセラピーとマッサージは違うんじゃ」
P「まぁ確かに違うなぁ。後者は国家資格だし。ていうか律子、資格マニアだろ? 知ってるんじゃ」
律子「マニアって何ですか! マニアって! 私のは実務用のです。簿記とか宅検とか」
P「まぁ……お前らしいとはお前らしいけど」
律子「と・に・か・く! 違うのならやっぱ素人マッサージには違いないんじゃ――」
P「んー。お前は按摩だのツボだのといろいろ勘違いをしてるみたいだな」
律子「勘違い?」
P「セラピーやマッサージと一言で言っても、その実いろいろ種類があるのさ」
律子「? 種類って――」
P「まぁ口で言うよりはやって見せたほうが確実か……。おい、>>27こっちこい!」
27: 以下、

28: 以下、
律子「ちょっ……。だから話はまだ」
P「まぁ黙って見てろって。おーう、こっちだこっち」
響「うが? なぁにプロデューサー」 トテトテ
P「お前、最近疲れが溜まってきているんじゃないか? 踊りにキレがないぞ?」
響「うぐっ。……や、やっぱ分かるのかー? 最近足が重くて仕方がないんだぞー……」
P「典型的な疲労蓄積の症状だな。じゃあ響。ちょっとそこのイスに靴脱いで腰掛けてくれるか?」
響「? 靴を脱ぐのか? まぁいいけど――なにか始まるのか?」 ポフン
P「ん。まぁじゃあちょっと失礼……」 スッ
響「わわわっ! な、なんだ急に足を撫でたりして!」 バタバタ
P「こーら暴れるな。大丈夫だ。ちょっとマッサージしてやろうと思ってるだけだよ」
響「ま、マッサージ? もしかしてツボを押したりしていたーいアレか?」 ブルブル
31: 以下、
P「違う違う。まぁ、少しじっとしてな」 プニッ
響「きゃッ!」
P「んー。やっぱ凝ってるな。なぁ律子、ぬるめのお湯を盆に用意してくれないか? あとタオル」 プニプニ
律子「ぬるめのお湯? ……まぁいいですけど」 トテトテ
響「お、おぅい、プロデューサー。あんまりぷにぷにしないで欲しいさー……」
P「んなこと言ったってマッサージだから仕方がないって。嫌かもしらんがちょっと我慢してくれよー」 ナデリ
響「ふぅッ! く、くすぐったい……」 プルプル
P「まぁ、こんなになったのも頑張って働いてくれてるってことの裏返しだろうな」 フニフニ
響「ちょ、ちょっとプロデューサー! 聞いてるのかー!」
P「ちょっと待ってろよ。すぐ俺の指捌きで気持ちよくさせてやるからな」 ワキワキ
響「指で気持ちよくしてやるって……! や、やっぱプロデューサーはヘンタイだぞ!」 ジタバタ
P「なんでや」
34: 以下、
律子「……今しがた不適切な発言が聞こえたのですが」 ガチャッ
P「え? 何が?」 キョトン
律子「……まぁいいです。はい、お湯です。少し温かめにしておきましたよっと」 カチャン
P「おう、サンキュ。じゃあ響、ここに足を入れてじっとしてな」
響「う……。へ、変なことしない?」 チラッ
P「しないしない。ていうか律子がいるのにそんなことしたら殺される」
律子「当然です」
響「そ、そうだよな。ふぅ、ちょっと安心したぞ」 チャポン
P「じゃ、今からマッサージをするぞ。事後承諾になっちゃったが、響、いいよな?」
響「う、うん。まぁよく分からないけど、マッサージしてくれるのなら願ったり叶ったりだぞ」
P「律子も。俺のマッサージが素人療法じゃないことをよーく目に焼き付けておくように」
律子「……まぁいいです。どういうものか見せてもらいます」
P「よっしゃ! じゃあ始めようか」
律子(よく考えたらコレって立派なセクハラなんじゃないかしら)
39: 以下、
P「まずは足をお湯で洗うように揉む」 チャプチャプ
響「あっ。なんだか気持ちがいいぞ……」
P「かかと、くるぶし、指の付け根を重点的に揉むんだ。すると次第に筋肉もほぐれてくる」 フニフニ
響「何でだろう。お風呂で自分もマッサージはしてるのに、それとは違う感じがする……」
律子(なんだか気持ち良さそう……)
P「自分でやると、どうしても膝を抱えた姿勢になって、どうしてもリラックスした姿勢にはできないからな」
律子「まぁ、私みたいに体が硬いとそうなるかもしれませんね」
響「そうなのかー……。あッ! そ、そこはくすぐったいぞ!」 モジッ...
P「おっと悪いな。でも我慢だ。……で、足を十分揉みおえたら今度はツボだ」
響「つ、ツボ!? 痛いのはヤだぞ!」 バッ
P「だから痛くないって。ツボ治療なんだから……」
響「ほ、本当か? 本当なんだな? 痛かったら許さないぞ」 オソルオソル
P「本当だって……。あー、せっかく解したのにまた緊張して硬くなってる」 モミモミ
43: 以下、
P「さ。足裏がほぐれてきたら、優しく筋肉間にあるツボを押す。当然強く押す必要はない」 ムニッ
響「あっ。本当に痛くない。むしろ気持ちがいいかも……」
P「これで血流を柔らかくしつつ、筋肉をさらにほぐす。こうやって足裏は大体完了だ」
律子「『足裏は』?」
P「足のマッサージなのに足本体をマッサージしなくてどうする。さ、響、ちょっとズボンの裾を上げてくれ」
響「こ、こうかー?」 モジ...
P「そうそう。……なんで照れてるんだ? いつも足出してるのに。今更だぞ」
響「そっ! それとこれとは話が違うの!」 ペチペチ
P「あたた。こらこら、あんまり頭を叩くなよー。さもないと本当に痛いツボを押しちゃ……」
律子「……」 ジーッ
P「コ、コホン。じゃあ次は足首、ふくらはぎに動きをうつすぞ」
46: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1392686119/43-43 2014/02/18(火) 13:52:22.81 ID:4iJ7irk00
P「足首は正直軽く回す程度でいい。あまり動かすと、軟骨を痛めたりするからな」 クニクニ
響「うーあーうー……気持ちいいー……。プロデューサーもなかなかやるじゃないかー」
P「そいつはどうも。で、次は優しく撫でるように、揉むようにふくらはぎへ手をスライドさせる」 フニーン
律子「見てる分だと、かなーり危ういラインですね」
P「自覚してる。で、ふくらはぎは非常にデリケートで、下手に揉むと肉離れや筋肉痛を引き起こす」
律子「そうなんですか? じゃあ尚更プロに任せたほうが――」
P「だーから大丈夫だって。こういうのはプロだから安心だとかそういうんじゃないから」 モミモミ
律子「では安心できるか否かはどこで?」
P「んー。これは持論だけど、知ってるか知らないか、だろうなぁ」 モミモミ
律子「知ってるか知らないか、ですか。……本当に大丈夫なのかしら」
P「自前のアイドルなんだから生半可な知識でやってるわけないだろ。それに響の顔見てみろ」 グニ
響「あぶー……。ひゅたりとも、なにか話でもしてるのかー……」 トローン
律子「……よだれ垂らしてる。ちょっと見てられない顔ですね。リラックスしてるのは分かりましたけど」
P「そういうことだ。……俺もこんな顔してるとは思わなかったけど」
51: 以下、
P「ま、これをしばらく繰り返してお湯で洗うように揉んでいく」
響「うーん。ここまで気持ちがいいなんて?……」
P「最後は足裏、足首から血行を助けるように、押し上げるように按摩すれば――」
響「ふにゃ?……」 グテー
律子「あーあー。だらしない顔しちゃって……」
P「ま、この通りだ。本当ならふくらはぎとか尻だとかまでをマッサージするのがベストなんだが――」
律子「……」 ニッコリ
P「わ、わかってるって。やらないよ流石に」
律子「よろしい」
P「ま、そういうことで後はタオルで優しく拭いてやれば完璧かな」
律子「やれやれ。最初は半信半疑でしたけど、ここまで響がリラックスするなんて」
56: 以下、
P「ま、ここまでやっておいてなんだが、実はこれ、フットセラピーってやつなんだ」
律子「フットセラピー……。そんな種類のセラピーもあったんですね」
P「セラピーは要は治癒術。按摩から精神安定まで幅広いのがそうなんだよ」
律子「ふぅん。そんなものなんですねぇ」
P「とりあえず、マッサージの腕と、セラピーについては分かってくれたな?」
律子「……まぁいいでしょう。この顔を見せられちゃあ効果がないとは思えませんからね」 ペチペチ
P「じゃ。マッサージは問題ないということで」
律子「技術的にはいいとしても、風紀的にはグレーなんですがね……」
P「ま、そこについてはマッサージしてほしい人を募って、希望者だけ……という形で」
律子「ん。それならいいでしょう。じゃあ、私、お湯捨ててきますね」
P「おう、サンキュ」
57: 以下、
響「ん。んぁ……あれ。もう終わったのか?」 ムクッ
P「おう。……もしかして寝てたのか」
響「えっ? いや、えへへ。あんまり気持ちよかったから」 エヘヘ
P「そうか。そいつは重畳。……で、どうだ? 足の具合は」
響「ん……。お、おう? すごいぞ! 足が軽い! まるで魔法みたいだぞー!」 ブンブン
P「そっかそっか。そりゃあ良かった。マッサージした甲斐もあったもんだよ」
響「うんっ。プロデューサー、ありがとだぞー……?」 アレ?
P「……? どうした響。何かあったか?」
響「えっ? あ、いや。その――」 モジ...
P「……もしかして膝より上が重たいまま……ってことか?」
響「うぇっ!? わ、分かるのか?」
P「あぁ、いや。それは別に響の身体が何ってわけじゃない。こっちの都合でな」
響「都合?」
63: 以下、
P「膝から上はマッサージできなかったんだよ。つまり完全にマッサージはできなくてさ」
響「な、何で?」
P「そりゃあ服の都合もそうだし、風紀的にもあれだしな」
響「風紀……あっ。そ、そういうことかー///」 カァッ
P「ま、お前もふとももだの尻だのを触られるのは嫌だろうし、仕方ないことだよ」
響「……ま、まぁ、でもこれだけ劇的な効果あるのなら、本当に、仕方なーく、マッサージさせてあげなくも――」
律子「ふぅ。動いてたら私も疲れちゃった……」 ガチャ
P「おー、律子。後片付けありがとな。……で、響。何か言ったか?」
響「……な、なんでもないぞ!」 ダッ! ガチャン
P「おーおー。あんな走って。足、少しでもマシになったのならいいけどな」
律子「効果覿面って感じですかね」
66: 以下、
.
  ヒビキン ハナシアイ オワッター?        エッ ハナシ ジャナクテ マッサージ?
      ナニソレ! ミキ モ マッサージ サレターイ!
   アラアラー       ワタシ モ タノンデ ミヨウカシラ
     ヘェ プロデューサー ッテ マッサージ デキルノカー  ウッウー
律子「……早向こうで話題になってますね。説明しなくても?」
P「説明くらいはするよ。ま、あいつらにも身体ほぐして欲しいって奴がいれば役に立てるんだが」
律子「プロデューサー件マネージャー件マッサージ師ですか」
P「すごい肩書きだな」
律子「手当ては出ませんよ?」
P「別にいいさ。俺があいつらの助けになりたくてこの資格を取ったんだ」
律子「あんまりコキ使われないように。代わりにプロデューサー殿が疲れ果てても大変ですから」
P「ん。その時は律子が肩でも揉んでくれ」
律子「はいはい」
70: 以下、
P「……と、まぁそういうことだ。トレーニング中でも待機中でもいつでも頼ってくれ」
真美「はいはい! 兄ちゃんに質問だYO→!」
亜美「ひびきんの話だと、肩揉みとか足のマッサージとか中途半端にしかできないって聞いたけど」
真美「どうしても完全にはマッサージとかしてくれないの→?」
P「仕方のないことだ。人の目もあるし、まさか事務所で水着になるわけにもいかんだろ?」
亜美「亜美は別に構わないんだけどな→。ね、いおりん?」
伊織「ちょっ……何で私に振るのよ! 当然嫌よ!」
美希「美希は全然平気だよっ! デコちゃんは気にしすぎだと思うな」
伊織「アンタと一緒にしないでよ、この毛虫!」 ギャーギャー
真「でも確かに最近、肩とか腰とかが硬いんだよなぁー」 グッグッ
やよい「セラピーかぁ。えへへ、そういうお店行ったことないから、ちょっといいかも」
春香「そういうお店に行くと高いし、ありがたいです」
72: 以下、
P「ま。そういうことだ。何かあったらすぐ頼れよー」
あずさ「それはいいんですが――ちょっとよろしいですか? プロデューサーさん」
P「はい。どうしました、あずささん? 早何か?」
あずさ「いえ。そこまでセラピーにお詳しいのなら、他にも嗜んでいるものがおありでは?」
P「え? えぇ。他にはアロマやミュージックとかもやったりしてますけど」
あずさ「うふふ。あら素敵。じゃあ今度プロデューサーさんのお家にお邪魔してみようかしら」
その他アイドル「「「!!!」」」
P「あ、いいですねぇ。アロマセラピーとか特に信者を増やしたいと思ってて……もしかしてご興味が?」
あずさ「えぇ。アロマセラピーに前々から興味がありまして。教えてくれるのなら是非?」
律子「ちょ、ちょっとあずささん!」
あずさ「あら? 何かしら?」
76: 以下、
律子「今言ったばかりでしょう! 風紀的に逸脱することは――」
あすざ「それはあくまで『マッサージ』の話でしょう? 私はあくまでアロマについて知りたくて?」 ウフフ
律子「う……ぐ……」
美希「そうだね! 美希もちょうどアロマなんとかに興味があったの!」
真「そうだよね! まぁ、『ついでに』マッサージをしてもらうかもしれないけれど」
亜美「人目に付かない部屋の中なら、まぁ合意さえあればいいよね→」
律子「あ、あんたたち……!!」
P「なんだなんだ。みんなそんなにアロマセラピーについて興味があるのか。嬉しいッ!」 ウルウル
律子「そこ泣かない! ダメです! プロデューサーとはいえ、男の人の家を訪ねるなんて――」
伊織「別にいいじゃない。プロデューサーなんだし」
雪歩「じ、実は何度かお邪魔もしてますし」 オドオド
真美「今更って感じだよね→」
律子「うぐぐぐ……」
94: 以下、
律子「だ、だいたいそんな押しかけたらプロデューサーが迷惑するでしょ!」
P「そうでもないぞ。結構家広いほうだs」
律子「迷惑するでしょ!!!」
P「いや。s」
律子「迷惑するでしょ!!!!!」
P「……はい」
律子「ほら、プロデューサー殿もこう言ってるし。とにかく自重しなさい。いいわね?」
響「それはちょっと強引すぎるぞー……」
美希「圧政なの」
律子「おだまり! 人を律するためなら手段が悪でも是とされるのよ」
雪歩(それなんて罪と罰)
律子「とにかくプロデューサーにもプライベートがあるんだから、いいわね? はい、解散!」
97: 以下、

――……
――――――…………
P「ふぅ。やっと仕事が終わった」
律子「お疲れ様です。……もう、あの子達にも困ったものだわ」
P「さっきのことか? 別にいいじゃないか、趣味の一つくらい。実際オススメだそ? アロマセラピー」
律子「……はぁ、あの子達にしてこの人ありだわ」 クター
P「ん? 律子も大分疲れてるみたいだな」
律子「誰かさんのせいでね……」 ボソッ
P「じゃあ俺の出番だな」 ヨイショ
律子「え? 出番って……あっ!」 ピクンッ
P「肩揉みもとい、肩たたき。気持ちいいだろ?」 クニクニ
律子「ぐッ……うぅぅぅぅぅ?……。悔しいけど確かに気持ちがいい……。これもセラピーの?」
P「これは按摩だな。どっちかと言えばマッサージの部類」
107: 以下、
P「ありゃ。思った以上に凝ってるな。こんなんどうだ?」 グリグリ
律子「んっ……。あ、いいですね、これ。すごく気持ちいい」
P「肘を使うんだよ。こうやって……本当は温めたタオルがあればいいんだけど」 コリコリ
律子「あぁ?……。これいいです。セラピストにやってもらうだけでこんなに違うなんて……」 ア゙-...
P「力加減と揉む場所を俺らは知ってるからなぁ。気持ちよさは折り紙つきと保障するよっ! ……っと」 グイ
律子「あンッ!」 ビクッ
P「あ、ごめん。もしかして痛かった?」
律子「い、いえ。ちょっと凄く気持ちがよくって……。声が出ちゃっただけです。続けてください」 アセアセ
P「そうか? じゃあ続行続行」 モミモミ グイグイ
律子(や、ヤバいわ。今気持ちが良すぎて声出ちゃったけど……。変に思われてないわよね?) カァ...
P「次は首周りだな。ちょっと髪に触れるかもしれないが、そこは堪忍な」
律子(そ、そうだ。せめてもうあんな声はもう出さないようにしなきゃ)
P「じゃあさっきのもう一回いくぞー。うりうりー」 グリグリ
律子「んッ……んんッ……!」
110: 以下、
P「ちょいと失礼。うなじ触るぞー」 クイクイ
律子「は……い……」 トローン
P「綺麗なうなじだなぁ。えっと、確かこうやるんだったっけ」 コキコキ
律子(あ……プロデューサーの手、暖かい……)
P「んー。こうだったかな? あぁもう。温タオル無い版のじゃやりにくいや」 モミモミ
律子(このまま眠っちゃいそうな……)
P「ふぅ。後はこうやってっと。どうかなお客さん。お加減の方は?」
律子(……) トローン
P「……あれ? 律子。おーい、律子ー」 ポンポン
律子「……え。あ、はい? ぷりょうーさーどの?」 ハッ
P「……そんなに疲れてたのか? 涎垂れてるぞ」
律子「えっ? あっ!!!」 ズッ
114: 以下、
律子「す、すいません。あんまり気持ちよくって半分眠っちゃってました」
P「ははは。お世辞でも嬉しいよ。で、どうだ? 具合は」
律子「えっ? あっ。すごい! 肩と首がすごく軽いです!」 クルクル
P「そうだろう、そうだろう。まぁ気に入ってもらえたのなら良かったよ」
律子「すごいですね。響もそうでしたが、まさか微睡むくらいの気持ちよさだったとは思いませんでした」
P「ま、中途半端なやり方でも満足にいく結果が出たのなら嬉しいよ」
律子「これを最初に知っていれ――何ですって?」 ズイ
P「あ? 何か変なことでも言ったか?」
律子「い、いま『中途半端なやり方』って……」
P「ん? 按摩中にも言わなかったか? 本当は温タオルを使って寝転がってするものだって」
律子「じゃ、じゃあ本当のプロデューサー殿の按摩って――」
P「うん。もう少し気持ちよくさせてあげる自身はあるよ」
律子「マジですか……」 ボーゼン
P「ん。マジだよ」
118: 以下、
律子(中途半端でこの気持ちよさ、この効果! なら本格的にやったらどれくらいのモノなのかしら……)
P「できればもう少し肩から腕にかけてまでをマッサージしてやりたかったんだけどな」
律子(味わってみたい。でも、さっきあの子達にあぁ言った手前、裏切るのは――) ウーン
P「でもまぁ、流石に着衣の上からできるもんじゃないし、温タオルがあったとしても続きはできないけどな」 アッハッハ
律子(でも……でも……)
P「どうした律子、さっきから押し黙って。何か考えごとか?」 ジッ
律子「あ、あの、プロデューサー殿」 モジ...
P「ん?」
律子「もしよろしければ、この後――」
――ガタン!
.
122: 以下、
律子「!!!」 バッ
P「なんだ?」 クルッ
あずさ「うふふ、こんばんは?」
P「……あれ、あずささん。こんな時間にどうかしたんですか?」
あずさ「いえいえ、ちょっと忘れ物をしたのでとりに来ただけです。お構いなく?」 ウフフ
P「そうですか。気をつけて帰ってくださいねー」
あずさ「はい?。プロデューサーさんも、律子さんもお気をつけてー」 スタスタ ガチャ
P「……で、どうした律子。何かあるんだろ?」
律子「い、いえ。なんでもありません……」 タラー...
P「? そうか」
125: 以下、

――……
――――――…………
P「ふぅ。結構遅くなっちまったな……」 テクテク
P「しかし皆がみんなセラピーに興味を持ってくれるなんて! くぅ?! みんな良い子たちでよかった」
P「さて。俺も帰ったらキャンドルでも焚いて本でも読んで――ありゃ?」
P「俺の家の前に誰かいるな。配達かな?」 タッタッタ
P「いや、あれは……>>126?」
126: 以下、
あずさ
128: 以下、
P「あずささん?」
あずさ「あらあら? 奇遇ですね、プロデューサーさん」 ペコリ
P「いや奇遇って――どうしたんですか? こんなところで」
あずさ「それが道に迷ってしまいまして、気が付いたらここに……」
P「気が付いたらってそんな。まぁ分かりました。律子を呼んで迎えに――」
あずさ「プロデューサーさん? 律子さんはマッサージの途中で寝ちゃうくらいに疲れているんですよ?」
P「えと、じゃあ小鳥さん――は、病欠か。うーん、俺でよければ送りますけども……」
あずさ「ご安心を。住所さえ分かればタクシーを呼んで一人で帰れますわ」
P「そうですか? と、とりあえず外は冷えます。一旦家に上がってください」
あずさ「うふふ。失礼します」
131: 以下、
P「どうぞ。ホットココアです。身体が温まりますよ」
あずさ「ありがとうございます。いただきます」 コクコク
P「じゃあ、とりあえずタクシー呼んできますんで、そこで寛いでいてください」
あずさ「あっ。待ってください」
P「? 何か?」
あずさ「どうせプロデューサーさんの家に来たんです。ちょっとセラピーのこととか教えていただけませんか?」
P「しかしもう時間が――」
あずさ「大丈夫です。私、もう大人なんですから」
P「……そうですね。じゃあ少しだけ」
あずさ「うふふふふふ」
P(なんか今日のあずささん。気のせいか目がギラついてて怖いなぁ)
134: 以下、
既成事実を作っちまえばこっちのもんよ
137: 以下、
P「……とまぁ、香油を焚いて、その香りを嗅ぐ、触れる、吸うなどして薬効を得て――あずささん、大丈夫ですか?」
あずさ「はい? 大丈夫……とは?」
P「いえ。何だか疲れているように見えて」
あずさ「そんな。そう見えました?」
P「えぇ。なんだか肩を動かしたり、身体を擦ったりするような動作が見えましたし……」
あずさ「そうなんですか? ごめんなさい。きっと無意識にしちゃってたのね」
P「では、本当に疲れが……?」
あずさ「えぇ。最近どうも腰や肩が重くって……。寝ても取れないから悩んでたんです。もう歳なのかしら」
P「なに言ってるんですか。そういうのは俗に言う「凝り」ってやつですよ。按摩とか風呂でゆっくりしたら取れますよ」
あずさ「そうなんですか? でも按摩なんて私、したことないし……」
P「んー……。もしあずささんさえ宜しければ、俺がマッサージしましょうか?」
あずさ「あら? よろしかったんですか?」
P「えぇ。昼に宣言したとおりです。まぁ、あくまであずささんが宜しければの話ですけど」
あずさ「うふふ。私は疲れさえ取れるのなら構いませんよ。よろしくお願いできますか?」
140: 以下、
P「任されました! とは言っても、はは。先に言い分けさせてもらいますと、ちょっと手を抜かざるを得ないんですけどね」
あずさ「あら。それはどうして?」
P「いやぁ。マッサージ箇所が腰周りだと、どうしても、手を触れられない場所が、ですね?」
あずさ「私は別に気にしませんよ? だから遠慮なんてしないでください」 ニコッ
P「い、いや。でもですね。按摩ですから揉んだりするんですよ? それでも?」 オドオド
あずさ「何度も言いますが構いませんよ? あくまでマッサージですもの。手が触れるのは当然のことですもの」
P「ですが、その……。そう! 着衣の上からだと問題があるんです! なのでそこは――」
あずさ「それも問題ありません」 ヌギヌギ
P「わ、わぁ! し、下着でもだめです! だめ……」 アワアワ
あずさ「うふふ。何でプロデューサーさんが怯えているんですか。大丈夫ですよ、ほら」
P「えっ……えっ? これは水着?」
あずさ「これなら大丈夫でしょう? プロデューサーさん」 ウフフ
P「う……。まぁ、それなら何とか……」
あずさ「うふふふふ」
P(……あれ? そういえばあずささんっていつの間に下を水着に着替えたんだろ)
146: 以下、
P「しかし本当にいいんだろうか……」 ブツブツ
あずさ「プロデューサーさん?」
P「えっ。あ、はい? やっぱり心変わりを――」
あずさ「あんまり女に恥をかかせないで下さい……ね?」 ポッ...
P「!!」
P(そうだよな。あずささんはあくまで疲れを取ってほしくて俺を頼ってきてくれたんだよな)
P(あずささんだって本当はとても恥ずかしいはず。それなのに俺はいいわけ並べてのらりくらり……なんて情けない!)
P(言い訳なんて捨てて、全身全霊でマッサージするべきだ! 頼られているんだ! 覚悟を決めろ、俺!)
P「すいません、あずささん。今の言葉で俺、覚悟を決めました。全力でやらせてもらいます」
あずさ「そうですか? うふふ、楽しみです」 ニッコリ
P「今から準備をしてきますので、少し待っていてください」 タッタッタ
あずさ「おかまいなく?」 ウフフ
あずさ(誘い受け成功……なのかしら?)
149: 以下、
P「お待たせしました。照明、オレンジ、薄暗め。アロマはシナモン。ミュージックは落ち着いたピアノジャズ」
あずさ「うふっ。なんだかムーディーでオトナな雰囲気。……素敵ですよ、プロデューサーさん」 ポッ
P「ありがとうございます。さ、あずささん。こっちへ……」
あずさ「はい///」 スッ
P「じゃあ横になってください。すぐに始めます」
あずさ「お願いします。優しく、してくださいね……」 ドキドキ
P「えぇ――あずささん?」
あずさ「はい?」
P「いえ。仰向けじゃなくてうつ伏せでお願いします。あと俺の首に腕を廻してるのも……。じゃないと――」
あずさ「で、でもこうしなきゃ、キs」
P「マッサージができないので……。え? 今何か言いましたか」
あずさ「えっ? ま、マッサージ? あ、そうでしたね。マッサージでした。うふふ、ごめんなさい」 アセアセ
P「はい。じゃあうつ伏せになってください。始めますよ」
あずさ(あらあらー?)
153: 以下、
P「では……」 ヌチャッ
あずさ「きゃっ! い、今のは?」
P「あぁ、驚かせてしまいましたか。マッサージオイルです。優しい香りがするんですよ」
あずさ「そ、そうでしたか。中断させちゃってごめんなさい」
P「いえ。では、続けさせてもらいますよ。まずは肩や腕からです」 グイッ グイッ
あずさ「うふふ……ちょっとくすぐったいです」
P「首周りがすこし硬いですね。ちょっとほぐしていきましょう」 ムニムニ
あずさ「あっ、そこ……。すごく気持ちいいです」
P「ここですか?」 クイッ
あずさ「もうちょっと右です」
P「んー。ここですか」 クイッ
あずさ「んッ……」 ピクッ
P「ははは、当たりですね。じゃあこの辺を重点的にやっていきましょう」 モミモミ
あずさ「///」
155: 以下、
あずさ「なんだかスースーします。これもオイルの特性なのかしら」
P「そういうのはむしろアロマの方の効能でしょうね。肌の感覚が鋭くなっていいでしょう」 モミモミ
あずさ「えぇ。なんだか夢の世界にいるみたい……」
P「じゃ、グリっといきますよ。痛かったら言ってくださいね」 グリグリ
あずさ「ふぅっ……!」 ビクン!
P「タオルタオル……。よいしょっと」 グリグリ
あずさ(変な声出しちゃったかしら。プロデューサーさんに聞こえてなければいいけれど)
P「続けますよー」 グリングリン
あずさ「んっ……! んっ……! んんっ……!」 ピクッピクッ
あずさ(こ、声が出ちゃうッ……! あぅ……っ)
P「気持ちいいですか? 痛くないですか?」 グニグニ
あずさ「だっ。大丈夫です……! ちょ、ちょっとしげ、刺激がッ……強いで、すけど……ッ!」
P「それは良かった」 グリン
あずさ「……ッ!」 ビクン
159: 以下、
あずさ(律子さんの時のを見てたけど、まさか肩揉みだけでこんなに気持ちがいいなんて……)
P「じゃ、次は肩から背中に移りますよ。リラックスしてくださいね」
あずさ「は、はいぃぃ……」 フゥ...フゥ...
P「……? あれ。あずささん息、上がってます? 大丈夫ですか?」
あずさ「い、いえ。ちょっと刺激が強かっただけで……大丈夫です」
P「そうですか。時々くすぐったくて息があがることもあるようなので、苦しくなっても仰ってくださいね」
あずさ「はい、ありがとうございます」
P「では続けますよ」 ムニー
あずさ「あ……。今度は刺激的な感じが消えて、なだらかな感じに気持ちが良いです……」
P「背中はあくまで骨格を正す程度にしておきます。あんまりやると変に影響出ちゃいそうですし」
あずさ(……あぁ、今度はなんだか眠くなってきた) トローン
P「ふぅ、ふぅ。しかし1日に3人もやると、なかなか疲れるなぁ」 グイグイ
あずさ(雲の上にいるみたい……。身体が蕩けそう……)
163: 以下、
あずさ「……」 スヤスヤ
P「次はいよいよ腰周りか……。気合を入れて、よっと!」 ムニ
あずさ「ひゃんッ!」 ピクン
P「あ、起きました? というか寝てましたか」
あずさ「え、えぇ。ごめんなさい。私、寝ちゃってたみたいですね」
P「今ちょうど腰周りを始めるところです。デリケートな場所ですから、何かあったら声を」 ムニュムニュ
あずさ「え、えぇ。ところで今プロデューサーさんが揉んでいるのって……」
P「わき腹の……肉ですね、はい」 モニュモニュ
あずさ「お、お肉……。あ、あんまり揉まないでくれると嬉しいです」 アセアセ
P「ん? あぁ、大丈夫ですよ。うつ伏せになった分、腹部の肉が一時的にわき腹へ行ってるだけです」
P「別に肉が掴めるからって、あずささんが太ってるわけでもなんでもないんです。誰だってそうなるんです」
あずさ「そ、そういうんじゃなくて乙女の心情的に、ですね……///」
P「我慢してください」 ボヨヨン
あずさ(ならどうして何かあったら声をって言ったのかしら)
166: 以下、
P「んー。やっぱ腰も凝ってますね。ちょっと力を込めてみようかな」 グイグイ
あずさ「んぅッ!」 ビクン
P「やっぱまだやや硬いな……。少しほぐすか」
あずさ(ま、またあの時の刺激がッ! ど、どうして!?)
P「えーっと、腰の筋肉を少しリラックスさせるには……っと。あぁ思い出した」
あずさ(もしかして、凝りをほぐす時にあの刺激がくるのかしら。だとしたら今から――)
P「うりゃうりゃうりゃーっと!」 グニグニグニ
あずさ「んんんんんーッ!!!」 ビクンビクンビクン
P「あっと、ごめんなさい、痛かったですか?」 チラッ
あずさ「ひ、ひえ。らいじょうぶれす……」 フゥフゥ
P「そうですか。じゃあ続けますよ」
あずさ「あ……。ま、待ってくだしゃい。まだ心の準備が」
P「よいしょっと!」 クニュッ
あずさ「――ッ!」 ビクンッ
170: 以下、
P「よし、良い感じに腰の筋肉がリラックスしてきたな。……あずささん?」
あずさ「」 トローン
P「あずささーん。あずささん自身まで脱力しないでもいいんですよ」
あずさ「」 パクパク
P「え? 『マッサージのせいで全身に力が入らない』? もしかして痛かったんですか?」
あずさ「」 ブンブン
P「ははぁ。『その逆で、とても気持ちよかった』と」
あずさ「」 コクコク
P「まぁ気持ちよかったのならいいか。よく分からないから、とりあえず続けますね」
あずさ「?ッ!」 ジタバタ
P「もうすぐ終わりますので、もう少し我慢してくださいねー」 グイグイ
あずさ「――ッ!」 ビクンビクン
175: 以下、
P「なんかあずささんの顔が上気してるけど、どうしたんだろう」
あずさ「」 ピクッ ピクッ
P「さて。ちょっと次はデリケートな部分に触れますので――何かあったら声を」
あずさ「」
P「では……ごめんなさい」 グニュ
あずさ「!」 ビクン
P「……」 モミモミ
あずさ(お、おしりの上の方にプロデューサーさん手が……) アワアワ
P「……」 グイッ
あずさ「ンあっ……!」 ビクッ
P「!」 ピタッ
あずさ(! よ、よりにもよって一番艶っぽい声がっ)
178: 以下、
P「えっと……」
あずさ「……」 カァ...
P「すいません。流石に無遠慮すぎましたね」
あずさ「……」
P「じゃあこれで――」
あずさ「…い…で……」
P「えっ?」
あずさ「……や、やめないで……くだ…さい……///」 カァァァァッ
P「えっ……。で、でも――」
あずさ「二度も――」
P「?」
あずさ「二度も恥を、かかせないで、ください……」
P「! ……わ、分かりました。続けます」
あずさ「///」 プスプス
187: 以下、

――……
――――――…………
P「……」 モミモミ
あずさ「……ッ! ……ッ!」
P「……っと!」 グニッ
あずさ「……ンッ!」 ビクン
P「終わりました。これで一通りは終了ですよ、あずささん」
あずさ「ふぇ……? お、おわったんれすね」
P「はい。……ってあれ。シーツに口紅の後が……」
あずさ「あぁっ! ごめんなさい! もう変な声を出すまいって、私、ずっと噛んじゃってて……」
P「ん……。ま、まぁ声を上げるくらい痛かったんでしょう。ならこっちのミスです。気にしないで下さい」
あずさ「で、ですが……って、あら?」
194: 以下、
あずさ「あら? あらあらー?」 ブンブン
P「どうですか? 俺のマッサージの成果は」
あずさ「すごいです。何だか身体についていた重りを全て取っ払ったかのような、そんな感じです」
P「ふふふ。頑張った甲斐がありましたよ」 ハハハ
あずさ「えぇ、本当にありがとうございました……っ!?」 ハッ
P「? ど、どうしました?」
あずさ「い、いえ。すいません。ちょっと汗をかいてしまったので、お風呂をお借りしても」
P「え? えぇ、どうぞ。廊下を突き当たって左です。……迷いませんよね?」
あずさ「流石に迷いませんっ! じゃあ失礼します」 タタタッ
P「はーい。電気はつけて足元には気をつけてくださいね」
あずさ「……」 タッタッタ バタン
あずさ「……」 クチュッ
あずさ「やっぱり濡れてる……。どうしましょう、気付かれてなければいいけど……。あぁ、恥ずかしい……」 ガックシ
196: 以下、

――……
――――――…………
あずさ「今上がりました。ごめんなさい、マッサージだけじゃなくてお風呂までお借りしちゃって……」
P「気にしないで下さい。俺も悪ふざけがすぎましたし」
あずさ「せっかくのマッサージオイルもシャワーで流しちゃって……。お恥ずかしい限りです」 ペコリ
P「問題ありませんよ。仄かに香るくらいが華なんです。あずささんみたいな綺麗な人だと尚更に」
あずさ「あらあら?。お世辞がお上手ね。とっても嬉しいわ」
P「俺はお世辞なんて言いませんよ。心の底からの言葉です。あ、タクシー呼んでおきました」
あずさ「ありがとうございます。うふふ……」
P「ははは……」
あずさ「……」
P「……」
201: 以下、
P「あの――」
あずさ「えっとですね、プロデューサーさん」
P「えっ? あ、はい。なんですか?」
あずさ「ちょっと、今日の夜のことは忘れてください。私、ちょっと変だったみたい」
P「今日の夜? そ、それはまたどうして」
あずさ「変な期待してやってきて、勘違いしてとってもお馬鹿な立ち回りを演じた挙句自滅……」
あずさ「とっても恥ずかしくって、とてもじゃないけど記憶に残せません」
P「いや。ははは……。もしかしたらアロマの香りでちょっとハイになってたのかもしれませんね」
あずさ「うふふ。そうかもしれません。でもこれじゃ終われない」
あずさ「予行演習ができたと思って、次こそは、と仕切りなおしをさせてもらいます」
P「予行演習? 仕切りなおし?」
あずさ「いつか分かりますよ、きっと」 スタッ
203: 以下、
P「――もう行くので?」
あずさ「はい。あんまり遅くまでいるとご迷惑でしょうし。それにタクシーを待たせるのもいけません」
P「分かりました。本当はエントランスまで送りたいですけど――」
あずさ「ここで大丈夫ですよ。では、失礼します。今日はありがとうございました」 ペコリ
P「あ、はい。あずささんも帰りは気をつけて。じゃあまた明日」
あずさ「はい。また明日」 スタスタ
P「……」
あずさ「……」 スタスタ ガチャッ
P「……あ、あの!」
あずさ「? はい?」 クルッ
205: 以下、
P「えっと……。なんていえばいいのかその」
P「まぁ、あずささんが忘れて欲しいと言ったので、言わないよう思ってたのですけど――」
P「まぁ、何ていいますか。忘れないうちにといいますか」
あずさ「……?」
P「……あ、あずささんに『三度目の恥はかかせません』」
あずさ「!」
P「そ、それだけです! おやすみなさい!」 バタン
あずさ「……」
あずさ「……ふふっ」 クスッ
あずさ「うふふふふ」 クスクス
あずさ「ふふふっ。とっても酷い人。そんな事いわれちゃったら」
あずさ「もう、今日のことは忘れられないじゃない」 ポロ...
209: 以下、

――……
――――――…………
真「プロデューサー! ちょっと肩の具合が悪いんですよ。見てもらえますか?」
亜美「兄ちゃ→ん。亜美、 足つっちゃった→。もみもみしちくり→」
伊織「ひょ、ひょっと! 手がとまってるらないの! 最後まれやりきりなさいよねー!」 プンスカ
雪歩「伊織ちゃん。口からよだれ垂れてるよ……」
P「だー! 落ち着けお前ら。俺には手は2本しかないんだ。そんな無茶苦茶いうんじゃない!」
春香「……最初は誘惑やイタズラ目的だったのに。今はすっかり人気だね、プロデューサーさんのマッサージ」
千早「効果と気持ちよさは折り紙付き。加えてダイエット効果もあるんだもの。……痴態を晒す代わりにだけれども」
響「うー。そろそろ変わって欲しいぞー……」 ウズウズ
貴音「最近らぁめんを食べ過ぎましたかもしれません。早くかろりぃを消費しなくては……」 フラフラ
春香「人気なのはいいけれど、プロデューサーさんの体力は持つのかなぁ……」
律子「こらー! あんたたちまだやってたの! 早くスケジュール確認して各自動きなさーい!」 カンカン
211: 以下、

――……
――――――…………
P「……ふぅふぅ。やっと今日が終わった」
P「最近はプロデューサーというより、完全に専属マッサージ師になってるなぁ」
P「ま。あいつらが満足してくれているのなら別にいいけど……」
P「……って、あれ?」
P「また誰か俺の家の前にいる。あれは――」

214: 以下、
腹減ったので終わります
乗っ取りして、誰か続き描いてもらっても嬉しいです
218: 以下、
ありがとう!
乙!
220: 以下、

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