京介「外堀から埋めていく」back

京介「外堀から埋めていく」


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2:
京介「………うし、持つべきものは全部揃えた。行ってくるかな!」
大介「どうした京介、出かけるのか?」
京介「親父、帰ってきたら話……いや、決闘してくれないか?」
大介「何をわけのわからんことを言っとるんだ。今日は鍋らしいから早く帰って来い。」
京介「5時には帰る。だからリビングじゃなくて親父達の部屋で二人きりで話がしたい。…………出来るなら桐乃が帰ってくる前に。」
大介「………分かった。こっちもそろそろ釘をさしておくべきころだと思っていたところだ。」
京介「けっ、その釘へし折ってやるよ。じゃ、行ってくる。」ガチャリ バタン
3:
[AM 9:03]
ピンポーン
京介「みーかーがーみーくーん! 遊びましょー!!!」
御鏡「…………何をやってるの? 京介君。」
京介「どわっ!! お前外に居るならいるってそう言えよ!!」
御鏡「ちょっとコンビニ行ってたんだ。入る?」
京介「おう、おじゃましまーす。」ガチャリ
4:
京介「しっかし…、相変わらずオタ一色に染まってるなここ。」
御鏡「ううん、残念ながらそれ以外のもあるんだ……」ユビサシッ
京介「へぇ?、何があるんだ………てギターじゃねえか。もしかして…」
御鏡「うん、一応まだ兄さんと同居っていうか僕が居候してるんだ。」
京介「はぁ? ここってお前が家賃払ってるんだろ? なんでお前が居候なんだよ。」
御鏡「あー、それはね……」
6:
???「……俺がココ買い取ったんだよ。」
京介「どっひゃあ!?!? だだだだだ誰!? …………ってお兄さんか。」
御鏡(兄)「確か高坂だっけか、久しぶりだな。」
京介「ど、どうも。」
御鏡「そういうわけ。だから今じゃ僕が兄さんに頭が上がらないんだよね。」
京介「だったらお前が引っ越せばいいんじゃないの?」
御鏡「引越しする時間がないし、それにグッズが増え過ぎて移動させるのも大変なんだよね…」
京介「まあ玄関先のラブドールも5体に増えてるぐらいだしな。お前ここに俺達以外の客呼べねえぞ?」
御鏡「え? 桐乃ちゃんとか黒猫ちゃんとか呼んだことあるけど?」
京介「…………は?」
御鏡「…………は?ってどうしたの?」
京介「御鏡、歯食いしばれ。」
御鏡「え? ちょ、ちょっと京介君? な、なんで拳を振りかぶってグハァァァァァァィァァ!!」
7:
御鏡「ひ、酷いよ京介君。僕何もやましいことしてないのに!!」
京介「す、すまんまさか…」
桐乃『え!? 御鏡さんってあの超プレミアりんこりんの等身大フィギュア持ってるの!? 見たい見たい見せて見せて連れてけー!!!!!!!』
京介「なんて桐乃が言ったなんて考えもしなくてな、つい。」
御鏡「まさか持ち帰りするなんて思わなかったよ。」
京介「それはすまん。あとで言っておくわ。(絶対返さないと思うけど…)」
10:
京介「てか、お兄さんよくココ買えましたね。」
御鏡(兄)「………まあ一応、不安だったから一括で買った。」
京介「ちなみにどれくらいしたんすか?」
御鏡(兄)「…耳貸せ。」
京介「? はい。」
御鏡(兄)「………」ゴニョゴニョ
京介「は、はぁぁぁぁぁ!?!? ぞ、そんな高いんですかここ!?」
御鏡(兄)「まあ。」コクリ
京介(い、言えねぇ。そんなに高いと言えねぇよ。一応億はあったとだけ言っておこう。)
13:
京介「でもなんでそんな金持ってんですか!? ただのヒモが!!」
御鏡「え? き、京介君知らないの?」
京介「は? 何を?」
御鏡「これ、見てよ。」スッ
京介「なんだこのCD………て、あれ?」
京介「こ、このジャケ写!!」
御鏡「うん、そうだよ。」
御鏡(兄)「俺だ//」
京介「すっげぇぇ!!! しかも確かこの曲めっちゃ売れてたやつじゃないですか!」
御鏡(兄)「……一応Mステ出たしな。」
京介「や、やべぇよただのヒモだったお兄さんが超有名人になってる!!! 人類のゴミだったあのお兄さんが!!!」
御鏡(兄)「コウ、こいつっていつもこんなに失礼なのか?」
御鏡「う、うんまあね……」
14:
京介「何があったんですか!? お兄さんと俺が最初に会ってからこの2年の間に!」
御鏡(兄)「コウ、言ってないのか?」
御鏡「うん、別に言う必要ないかなって。ていうか兄さんワイドショー賑わせてたからもう知ってるものだと。」
京介「ワイドショーってなんだその物騒な言葉! お兄さんなにやらかしたんですか!?」
御鏡(兄)「………んした。」
京介「な、なんです?」
御鏡「結婚したんだ兄さん。」
京介「………マジ?」
御鏡(兄)「…」コクリ
京介「」
15:
京介「誰と!? まあ確かにお兄さんイケメンだし相手には困らなかったろうけど…」
御鏡(兄)「……一昨年の夏コミに行った時に、コウから紹介された。」
御鏡「てか、そろそろ帰ってくるんじゃないの? 京介君も知ってる人だよ?」
京介「だ、誰!?」
ガチャリ
フェイト「たっだいまーダーリン!!」
京介「」
16:
京介「お兄さんダメです!!! あなたほどの有名人がこんな人類にとって害しか及ぼさないクズと結婚だなんて!!!!」
フェイト「こ、高坂君? 久しぶりに会ったっていうのに何失礼なこと言っちゃってくれてるの!?」
御鏡(兄)「大丈夫だ高坂、全部分かって結婚した。」
フェイト「え、ダーリン酷くない?」
17:
京介「御鏡ぃ!!! なんで止めなかった!!!」
御鏡「だ、だって……。二人ともラブラブ過ぎて吐き気がするくらいだから僕が何を言っても聞かなかったんだ。」
京介「く、くそぉ!! フェイトさんなんて産業廃棄物は攻で焼却場行きがデフォなのに!!」
御鏡(兄)「やめろ高坂。」
フェイト「ダーリン! そうよもっと言ってやってちょうだい!!」
御鏡(兄)「事実は時に人を傷つけるんだ。俺はハニーが傷ついてるところは見たくない。」
フェイト「ごめんダーリン。ダーリンの言葉で傷ついた。」
京介「そ、そうですよね。いくらフェイトさんがゴミだからってそんなこと言っちゃダメですよね。すみませんフェイトさん。」ニコリ
フェイト「うわぁぁぁんダーリン!! 高坂君がいじめる!!!」
御鏡(兄)「大丈夫か? よしよし、俺がいるからなー。」
京介(なんだこの茶番)
18:
京介「…………で、結局お兄さんの結婚相手はフェイトさんだったと。」
フェイト「ええ、そうよ。」
京介「やっぱなんかの間違いじゃないんすか? おかしいっすよ。」
フェイト「そろそろ泣くわよ私。」
御鏡「京介君、兄さんがまともになってメジャーデビュー出来たのもフェイトさんのおかげなんだ。」
京介「へ?」
御鏡(兄)「あの出会いは鮮烈だった…」
京介「え、何これ回想?」
19:
????
[一昨年 夏コミ会場]
御鏡「あ、兄さん。あれがこの前話したフェイトさんだよ。」
アーヤバイワヤバイワスイドウトメラレルー
御鏡「フェイトさん! どうも!」
フェイト「あ、御鏡君。…そちらは?」
御鏡(兄)「あ、どうも。こいつの兄です(…結構綺麗な人だな。タイプかも。)」
フェイト「こちらこそ、よろしくお願いします。それで、御鏡君。ちょっとお願いが……」
御鏡「なんですか?」
フェイト「お金かして?」
御鏡「またですか!? この前五万貸したじゃないですか!!」
フェイト「ごっめーん、パチスロで全部すっちゃった!」テヘペロ
御鏡「なにやってんですか!? 水道代払えないからってことだったじゃないですか!?」
フェイト「そーなの。だから水道止められそうでもー困っててね!!」
御鏡「なんですその無駄なハイテンション! 一回死んだ方がいいですよ! てか死んでください!」
フェイト「え、酷くない?」
御鏡(兄)(こ、この人………。間違いない!)
御鏡(兄)(生粋のクズだ!!!)
20:
御鏡(兄)(…勘だが、この人このまま放っておくと間違いなくあと数年で死ぬ! ただの勘だが)
御鏡(兄)(それになんだ、この守ってあげたくなる感覚は?)
御鏡(兄)(こ、これはまさか……)
御鏡(兄)(母性本能か!?)
21:
御鏡(兄)(お、俺がなんとかしないと!)
御鏡(兄)「あの……」
フェイト「? どうしました?」
御鏡(兄)「金だったら、俺が貸しますけど。」スッ ゴマンエン
フェイト「ほ、本当!? ありがとう!」
御鏡「ちょ、兄さん!?」
御鏡(兄)「あと、俺バンドやってるんですけど。この後ライブなんで、見に来ます?」
フェイト「本当!? 行く行く!!!」
御鏡(兄)「……お金ないんすよね。ライブ終わったらご飯食べに行きませんか? 奢ります。」
フェイト「うん!! やったこれで食費が浮いたわ!!! あ、じゃあ私サークルの方行くからこれで! 絶対ライブ行くからね!!! ご飯よろしく!」ブンブン
御鏡(兄)「はい、じゃあまた。」
御鏡「ちょ、ちょっと兄さん!? どういうつもり!? あの人どう見てもクズなんだよ!!」
御鏡(兄)「…………コウ」
御鏡「なに!?」
御鏡(兄)「……俺、ビッグになるわ。」
御鏡「…………は?」
御鏡(兄)「俺、ビッグになってあの人支える。決めた。」
御鏡「え、えー…………」
22:
????
御鏡「それで、その後フェイトさんの生活全てを兄さんは支えることを決めたんだ。家事を全てマスターして女の子に貢がせるのもやめてメジャーデビューして…」
御鏡「今じゃ完全にフェイトさんが兄さんのヒモだよ。」
フェイト「てへぺろ♪」
京介「」
23:
京介「フェイトさんマジクズっすね。尊敬します。いい加減就職して下さい。」
フェイト「さ、さっきから失礼よ高坂君!
それに私就職してるもん!!!」
京介「いや嘘でしょ。」
御鏡(兄)「……本当だ。」
京介「う、嘘だ!!」
御鏡(兄)「ハニーが稼いだ分は全部貯金。生活費やハニーの趣味遊びパチスロサークル経費競馬競輪飲み代宝くじは俺の金で全部払えってハニーには言ってる。」
京介「もう本当ゴミっすねフェイトさん。」
フェイト「な、なによ、 なにか問題でもあるっていうの?」
京介「開き直るな問題しかねぇよ!!!」
24:
京介「てか、あなたみたいな人がよく就職できましたね。」
フェイト「あ、うん。一応○○社に入れたの。」
京介「○○社って超有名出版社じゃないですか!!!」
フェイト「そ、ハニーのお金で面接の塾に必死に通った結果よ!!」フンス
京介「どこまでもクズっすね、軽蔑します。」
御鏡「そういえば……今日ここで打ち合わせするんでしょ? あの子と。」
フェイト「ええ、下手なファミレスよりここの方がいいから。使ってもいい? ダーリン。」
御鏡(兄)「……あぁ」
フェイト「ありがとー!!」ギュー
京介「おえっ…。で、ここにその作家さん?が来るの?」
黒猫「ええ、そうよ先輩。」
京介「あ、そうなんだ。何書いてるの?」
黒猫「ラノベよ。時代の先を行く作品になったわ。」
京介「へー、面白そうだな。」
黒猫「面白いのよ。先輩も後で読んだら?」
京介「あぁそうさせてもら……………て、え?」
黒猫「どうしたの?」
京介「く、黒猫?」
黒猫「ええ、どうしたの? まさか別の存在にでも見えたの? まさか、ついに邪気眼に目覚めることが出来たの!?」
京介「」
25:
京介「どういうことだ御鏡ぃぃ!! そういやさっき黒猫がここに来たことあるって言ってたな!! 黒猫に何をするつもりだぁ!!!!!」バキッ
御鏡「ち、違うよ京介君!! 呼んだのは僕じゃなくて義姉さん!!」
京介「…………あ、そうなのか? すまんあともう少しで殴るところだったわ。」
御鏡「殴ってるからね? 思いっきり右ストレートが入ったからね?」
31:
京介「で、なんでこんな有名人と変態とクズの巣窟にいるんだ黒猫。」
黒猫「確かにここはクズと変態の巣窟だけど、同時にここは私とクズとの打ち合わせ場所だから仕方ないでしょう。」
フェイト「え、えーっと…いい加減クズ呼ばわりはやめてくれない?」
御鏡(兄)「…ハニーやめとけ、仕方ないよ。クズなのは事実だろ?」
フェイト「え、酷くない?」
御鏡「そういうやりとりをどうして兄さんがフェイトさんを膝枕しながらできるの!? 」
御鏡(兄)「コウ、うるさい…」
御鏡「え、これ僕が悪いの?」
32:
京介「ん? てことはだ。黒猫、お前もしかして……」
黒猫「ええ、○○社からデビューが正式に決まった……これは話したわね。一緒に作品を作ってる編集者がこのカスよ。」
京介「黒猫、辛かったんだな…。気持ち分かるぜ。俺もこのクズと関わるたんびに酷いめにあってきたからな。」ポンッ
黒猫「う、ううっ……」
フェイト「いい加減にしろぉぉぉぉぉ! いつまで私をいじめるのよぉぉぉぉ!!! そろそろ泣くわよ!! ダーリンの膝の上でね!」
京介「チッ……」
黒猫「チッ…」
御鏡(兄)「ここまでだな……。高坂、一応謝っとけ。ハニーは拗ねると面倒なんだ。」
京介「……すみませんでした。」
フェイト「…えん」
京介「はい?」
フェイト「500円ちょうだい!!! それで許したげる!!」
京介(ちょろいな)
33:
京介「へぇ、それにしても黒猫がフェイトさんの担当とは思わなかったよ。」
黒猫「私も驚いたわ。ここ10年で一番の出来に仕上がった作品を持ち込んでみたら…フェイトさんがやってきたのよ。」
フェイト「私も驚いたわ。編集部で後輩から『先輩やばいっす!! ついにガチの電波少女が来ちまったっす!!』って言われて行ってみたら黒猫ちゃんなんだもん。」
黒猫「本当に大丈夫か、あの時は不安しかなかったわ……」
フェイト「顔を見られて絶望の表情を浮かべられたのは久し振りだったわ……」
34:
黒猫「まさかこの人とリアルバクマンやることになるとはね………」
フェイト「本当は編集者と作家の関係ってもっとサバサバしてるのよ。それなのに黒猫ちゃんとは、ね……」
京介「どうだったんですか?」
御鏡(兄)「………俺とコウが深夜になって、打ち合わせしてたファミレスにハニーを迎えに行ったら」
御鏡「ガチ泣きしながら黒猫ちゃんがフェイトさんに怒鳴られてたね。」
京介「おいクズ、何黒猫泣かせてんだよ。ぶっ飛ばすぞ!」
フェイト「ち、違うの! この子が自分の作品を卑下するようなこと言ってたからついカッとなって……」
黒猫「あの頃の私はどうかしてたわ。彼女に怒鳴られて目が覚めたの。」
京介「そっか……。ならいいんだ。」
フェイト(私、なんでこんな年下の男の子に怒鳴られてるんだろう…)
35:
黒猫「それで、先輩は結局ここに何をしに来たの? この女をいじめに来たの?」
京介「………アレ、決行することにした。」
黒猫「あれって………、まさかアレのこと!?」
京介「あぁ。そのために……御鏡に頼みにきた。」
御鏡「僕?」
京介「ああ、出来れば……お兄さんにもお願いしたいんですが……」
御鏡(兄)「……なんのことだが知らんが、内容による。」
京介「じゃあ、これを読んで下さい。」スッ
御鏡「…なにこれ? えっと……嘆願書?」
御鏡(兄)「……だいぶ真剣な話になりそうだな。」
フェイト「ね、ねえ高坂君。私には?」
京介「…………………………あ。そういえばフェイトさんも一応社会人でしたね。」
フェイト「そういえばってなによ!!」
京介「お願いします。出来れば数は多い方がいいし、それに……」
京介「社会人の方や、有る程度の地位を確立している方の力を借りたいんです。」
フェイト「……………なんかよくわからないから、それ見せて。」
京介「はい、お願いします。」
36:
??????
御鏡「……………京介君。」
京介「なんだ?」
御鏡「ついに君はエロゲーの主人公達と同じ道を辿る使命に気付いたんだね!!!」
京介「そんな立派なもんじゃねぇよ。」
御鏡(兄)「さらりととんでもないこと口走ってる……」
フェイト「最初から薄々そうなのかなって思ってたんだけど……まさか本当に、とはね。」
京介「実は、この計画は黒猫が発案したんです。」
御鏡「そうなの?」
黒猫「ええ。もっとも……、私は冗談というか……できっこない案として言ってみただけだったんだけど……。この男は…」ハァ
京介「いや、俺の家族に関してはそれは例外なんだ。こういう数の暴力に、親父は少なからず影響を受ける。」
フェイト「で、京介君?」
京介「……なんすか?」
フェイト「あなた、私たちがこれに協力するって本気で思ってるの?」
37:
京介「…」
御鏡(兄)「…………………まあ、文面だけならそう大したことじゃないんだろうけど」
御鏡(兄)「つまりは、そういうことなんだろ?」
京介「………はい。」
御鏡(兄)「そうか。」
京介「はい!」
御鏡(兄)「よし、いいぞ。」
フェイト「は?」
御鏡「へ?」
黒猫「はい?」
京介「……へ?」
48:
京介「前回までのあらすじの始まり始まり?」
赤城「親父さんになんかかっこよさげになにかしらのなにかしらをぼかしつつ宣言して旅路に立った高坂は」
真壁「なんか御鏡さんちに図々しく押しかけて行ってクズ(元含む)の方々と鉢合わせたらしいです……てなんですかこれ?」
京介「ん? いや、出番のないやつらに出番を供給してあげようってな。」
真壁「なんですかその上から目線、死んで下さい。」
赤城「そんなことはどうでもいい。高坂! なんでこいつを呼んだんだよ!! この泥棒猫を!!!!!」
京介「なんだ、お前らまだ続いてたの?」
真壁「ええ、昨日は激しかったです。」
赤城「はぁぁぁぁん!? な、何が激しかっただぁ!?」
真壁「………瀬奈さんの妄想が。カップリングは僕とお兄さんです。受けが僕でした。」
赤城「…………………なんかごめん」
京介「…………えー、では本編どうぞ。」
49:
京介「え、いいんですか?」
御鏡(兄)「………ああ。」
フェイト「い、いいのダーリン?」
御鏡(兄)「だって、断る理由がないから。」
フェイト「いやそういう問題じゃ!」
御鏡(兄)「それに、こういう形で名前を使ってもらえると宣伝になるし。」
フェイト「……………はぁ。もういいわよ、そういうことにしておいてあげる。」
御鏡(兄)「……………ありがと、ハニー」
御鏡「じゃ、署名といく? 兄さん達。」
御鏡(兄)「いやもう書いたけど」
御鏡「早っ!! なにその無駄な俊敏さ!」
御鏡(兄)「面倒なことはさっさと済ませるに限る。」
御鏡(もしかして面倒だから書こうとしたのこの人?)
50:
京介(そのあとは早かった)
京介(黒猫にも署名してもらった俺は足早に御鏡(兄)宅を出た)
京介(機動力(あの痛自転車)を確保した俺は真っ先に沙織の家に行った)
京介(出迎えたのが来栖姉妹だったのには驚いたが好都合でもあった。マスケラのコスプレを強要された時は流石に参ったけど)
京介(そのあとこの世の天国であるあやせ宅に行ったはずだが、何故かそこは地獄だった)
京介(玄関口に出てきたのがお母様だったことを、俺は一生忘れることはないだろう。マジでトラウマになるぞあれ。なんで小一時間問い詰められなきゃいけないの?)
京介(あやせが仲裁してくれなきゃ死んでたな、うん。そのあとコレ見せたら表情一変したけど。久しぶりに手錠をはめられたけども)
京介(結局署名してくれたことには驚いた。まさかあのあやせのお母様が賛同してくれるとは、な)
51:
京介(その後も方々を駆け巡った俺は最後に大魔王様……もとい真奈美の家に行った)
京介(コレを見せた時の爺ちゃんとばあちゃんの顔は、もう二度と見たくない。)
京介(辛そうな顔して、それでも『桐乃ちゃんがそうしたいんなら、仕方ないな。な、ばあさん?』って言ってくれた。)
京介(大魔王様は何も言わずに、ただただ無言で名前を書いてくれた。あの時見えた一筋の涙に、俺は恥じない行動を取らなきゃいけないと思う)
京介(そして………)
京介「ただいま、親父。」
大介「おう」
京介(決闘が、始まる)
52:
京介「よっこらせっと…。はぁー疲れた」
大介「本当に5時きっかりに帰ってくるとはな」
京介「言ったろ? 桐乃には聞かせたくないって」
大介「………やはり、桐乃絡みか」
京介「じゃなきゃこんなに移動しないっつの」
大介「はあ…………。なら、俺から先に言わせてもらおう」
京介「おう、いいぜ。かかってこいよ親父」
60:
大介「さて…………、俺はお前に釘を刺すといっただろう?」
京介「…なんだよ、もったいぶらずに早く言ってくれよ」
大介「少しは黙って話を聞けないのか…。まあいい」
大介「お前と、桐乃。ちょっと近づきすぎじゃあないのか?」
京介「……」
大介「悪いことは言わん。普通の兄妹に戻れ」
京介「戻れって……俺たち別に」
大介「田村さんちの娘さんから話は聞いた」
京介「な!?」
大介「二年前、お前たちは付き合っていたそうじゃないか」
京介(ま、麻奈実のやつやりやがった!俺が帰るまでの間に電話かけてやがったな!)
大介「………正直、驚かなかった俺がいた」
京介「………まあ、俺シスコンだからな」
大介「開き直るな!!!!!!」
京介「!?」ビクッ
61:
大介「………すまん、少しあつくなった」
京介「い、いや、仕方ないだろ」
京介(そう、仕方ないんだ。それだけ大事なことなんだから)
京介(親父にとって。そして、俺にとっても)
62:
京介「……親父、じゃあ今度は俺の話を聞いてくれ」
大介「あぁ。俺の希望としては、お前がこの家を出てきちんと自活すると言って欲しいところなんだがな」
京介「あぁ、俺この家出ようと思うんだ」
大介「……そうか」
京介「なんだよ、俺が思いどうりに動いてくれて嬉しいんじゃないのか?」
大介「……まだ続きがある」
京介「…」
大介「そうだろう? もっと大事で、よっぽと俺にとって聞きたくはないことが」
大介(桐乃が絡んでるのは間違いないだろう…)
大介(まさかとは思うが………駆け落ち!?)
63:
大介(く、くそ……。ここになって聞きたくなくなって来た。我ながら情けない…)
京介「親父、お願いがあるんだ」
大介「…………なんだ」
大介(や、やめろ。やめてくれ!!)
京介「四月から桐乃は俺と麻奈美と同じ大学に通うだろ?」
大介「ああ、それがどうした?」
京介「俺、大学から徒歩二分のすっげーいい物件を友達から紹介してもらってさ。そこに引っ越そうと思ってるんだ」
大介「…………で?」
京介「そこに桐乃も一緒に引っ越してもらいたいんだけど。ほらさ、やっぱり家賃とか金がかかるならなるべく減らしたいじゃん? 一緒の方が何かと都合いいし」
大介「…………まあ、兄妹が同じ大学に通うから一緒のアパートに暮らすという話はそう珍しくない。 ………続きを話せ」
京介「以上だ」
大介「そうか」
大介「…………ん?」
64:
大介「…………い、以上、だと?」
京介「あ、ああ。以上だ」
大介「…………か、駆け落ちとかじゃないのか?」
京介「は、はあああああああああ!?」
大介「ち、ちがうのか?」
京介「なんで俺が桐乃と駆け落ちしなきゃなんないんだよ!? そんなに俺って信用ないのか!?」
大介「ない」
京介「………うんごめん親父分かってた」
65:
大介「そ、そうか。それならいいんだ」
京介「………まあ、だからと言って」
京介「これで親父との決闘が終わりってわけじゃないんだ」
大介「………ほう」
京介「親父。俺、桐乃のこと好きなんだ」
大介「それは…」
京介「妹として、そして…一人の女の子として」
京介「桐乃が好きだ」
66:
京介「だから、さっき言った同棲期間ってのは、俺たちが真剣に将来のことを考えるための期間なんだよ」
大介「どういうことだ」
京介「俺たちは兄妹だ。間違いなく親父とお袋の間に生まれた兄妹なんだよ」
京介「だから、この先どうなるか全く分からない。予想外の事態が起こるかもしれないしな」
京介「真剣に考えてみたいんだよ。将来のことも、友達とのことも、親父やお袋のことも」
京介「俺と、桐乃のことも」
67:
京介「親父、頼む。このとうりだ!」ガバッ
大介「…………ダメだ」
京介「…………」
大介「俺と母さんはな、お前たちに幸せになってほしいと思ってる」
京介「ああ、知ってるよ」
大介「分かっとらん!!! お前たちがよくても、周りはどう見ると思うんだ!! 」
大介「決して受け入れてはくれんぞ! 気持ち悪いモノを見る目でお前たちが見られるんだぞ!?」
大介「俺には、それが耐えられん……」
京介「……親父」
大介「それにだ! もし今お前たちが愛し合ってるとしよう。それでもだ! そんな目で見られ続けた結果、お前たちから笑顔が消えていくと思うとどうしようもない!!」
京介「…」
大介「わかったか京介。分かったらこの話はなしだ」
京介「………親父、ちょっと見て欲しいものがある」スッ
68:
大介「……なんだこれは」
大介「『高坂兄妹の同棲についての嘆願書』…………なんだこれは」
京介「そのままだよ」
京介「それは、俺と桐乃の事情を全部説明して、それでも賛成してくれた人たちの署名なんだ」
大介「………」ペラッ ペラッ
京介「すげぇだろ? これ、今日一日だけで集めたんだ」
京介「それにさ、それの一番すげえところはな」
京介「それに署名してくれた人のほとんどが『桐乃のためなら、構わない』って言ってくれたんだよ」
70:
京介(あやせ親子がいい例だろう。あの親子ほど桐乃を思ってくれてる人たちは、黒猫ぐらいじゃないか?)
京介(まあ美咲さんも凄かったけどな。キャッシュで[ピー]円くれそうになったのには驚いた)
大介「……さすが俺の娘だ」
京介「だろ?」
大介「ああ」
71:
京介「俺、こう思うんだ」
京介「俺や桐乃って、本当に周りの人に恵まれてるって」
京介「俺たちには、こんなにも頼れる人たちがいる。この御鏡って覚えてるか? 桐乃の偽彼氏だったやつ。こいつなんて俺たちのためならなんでもするって二年前から言ってくれてるんだぜ?」
京介「俺たちには、こんなにも俺らのことを理解してくれてる人がいるんだ。勿論、全部納得してくれてるって人はこの中でもそう多くない」
京介「それでも、署名してくれたんだ」
京介「桐乃のために、な」
72:
大介「………………京介」
京介「ん?」
大介「俺は、ダメだな」
大介「こんなことで………」
京介「お、親父!? なにないてんだよ!」
大介「こんなにも俺の娘が愛されてるって知って、つい、な」
大介「あと京介、お前は一つ間違えてる」
京介「あ、なにが?」
大介「ほとんどが桐乃を思ってっていったな? 多分だが、お前の幸せも同じくらいこの人たちは願ってるぞ」
京介「………そうか、そうだといいなぁ」
73:
大介「京介、お前に聞きたいことがある」
京介「なんだよ」
大介「俺がもし、同棲を許可したとしよう。そしてお前たちが二人で暮らしていくと仮定する」
大介「お前は同棲している間、桐乃を泣かせない自信があるか?」
京介「いんやまったくない」
大介「」
74:
京介「当たり前だろ? 俺が桐乃を何年も泣かせないなんてそんなの無理だって。そんなことが出来る人間なんてこの世にゃいないね。親父にだって絶対無理だろ?」
大介「そ、それとこれとは話が別だ!」
京介「ただ、桐乃の事に関して一つだけ自信があるんだ」
大介「ほう、なんだ」
京介「あいつが怒ったり、悲しんだりするだろ?」
京介「そのあと、俺は、誰よりも早く桐乃を笑顔に出来る自信があるぜ! ま、要するにアフターケアだな」
京介「なんせ俺は」
大介「………」
京介「桐乃の兄貴だからな!!!」
75:
大介「………………はっ」
京介「?」
大介「ハッハッハッハッハッ!!! な、何を自信満々に言うかと思えば結局それか!」
京介「な、なんだよ!! 悪いかよ!」
大介「………京介、お前らしい」
京介「………だろ?」
大介「いいだろう、同棲でもなんでもしろっ! そして桐乃に愛想つかれて帰ってこい!」
京介「いやだね、そんなことになったら俺はここじゃなくて田村さんちにお世話になる!!!」
京介「はっ」
京介大介「ハッハッハッハッハッ!!!」
76:
京介「本当にいいのか!?」
大介「もうお前のことなど知らん! 好きにしろっ!!」
京介「セリフのわりになんかすげー笑顔だぞ親父!?」
大介(実はな京介、さっき麻奈実ちゃんから電話があった時、あの子は同時にある写真をFAXで送ってきていたんだ)
大介(恐らく、二年前ぐらいの引越し祝いの時だな。俺はその場にいなかったから知らなかったんだが……)
大介(お前たち二人が並んで写ってる写真だった)
大介(桐乃に腕を組まれて若干嫌そうなお前と、とても嬉しそうな桐乃だった)
大介(俺はそれを見たとき、ふと思ってしまったんだ)
大介(ああ、なんてお似合いな二人なんだろう、とな)
77:
京介「じゃ、じゃあ俺! 桐乃にこのこと伝えてくる! 行ってくる!!」ガチャリ
桐乃「や、やっほー」
京介「」
78:
京介「き、桐乃!? お前、いつからそこに!?」
桐乃「え、えっと……『ただいま、親父』から、かな?」
京介「一番最初からじゃねえか!!!」
桐乃「わ、悪い!? あんたこそなに恥ずかしいこと喋っちゃってるわけ!?」
京介「うるせぇ!! てかお前7時までこの時期は部活じゃねえのかよ!?」
桐乃「あたし、受験生なんですけど。明日には卒業なんですけど。」
京介「そうだったよ畜生!!!!」
79:
大介「………母さん」
佳乃「はい、なんですか?」
京介「はぁ!? お袋なんで!?」
佳乃「桐乃と一緒にずっっっと聞いてたわよー」
京介「なんでそんなに軽いの!?」
桐乃「……//」
京介「そしてなんでお前はそこで照れるんだ!! もっと他にあるだろ!?」
大介「母さん、飲みにいくぞ!!」
佳乃「はいはい……今日はやけ酒ね」
大介「京介、あとは勝手にしろ」ガチャリ
京介「お、親父……」
80:
京介「………桐乃」
桐乃「な、なによ」
京介「お前、なんで親父と俺が話してるときに入ってこなかったんだ?」
桐乃「あんたのシスコン発言にドン引いてたから」
京介「頼むから冗談だと言ってくださいお願いします」
81:
京介「そういやさ、俺、まだお前に言ってもらってないことあんだよ。」
桐乃「は? 何?」
京介「なんでこの状況でそんな不快な顔できるの!? 少しは兄貴のお願い聞いて!」
桐乃「はぁ……で、何?」
京介「俺たちさ、前付き合ってたじゃん?」
桐乃「うん、で?」
京介「いやそんなに急かすなって…。で、つまりは恋人同士だったわけだ。んで、今度からは同棲ルート突入できるかもしれないわけだ」
桐乃「言い方がなんかエロい、てかマジきもい」
京介「照れ隠しと受け取っておこう。で、俺が何を言いたいかというとな…」
京介「俺は今までお前に好きだ好きだ言いまくってきたのに、桐乃は俺に言ってくれてねえじゃん!? なんでだよ言ってくれよお兄ちゃん悲しいぞ!!!」
桐乃「……」ウワー
京介「ひ・く・なー!!!」
82:
桐乃「ま、まあ落ち着いてよ。一応理由だってあるんだしー」
京介「……おう」
桐乃「んじゃゆうね? だってさ…」
桐乃「言ったら、止められなくなるじゃん。この気持ちを、さ」
京介「…」
桐乃「最初は勿論言うつもりなんてなかったし、付き合い始めた時終わりがくる関係だって分かってたから言えなかったの」
京介「…そう、だったのか」
桐乃「で、なによ。京介ってばあたしが『京介ぇ、好きだよ♪』って言ってくれないから寂しかったわけ? なに? どんだけシスコンなのよw」
京介「あぁ、めちゃくちゃ寂しかったぜ」
桐乃「ふぇ!?」
京介「認めてるだろ? 俺は多分千葉県で一番のシスコンだってな!! 俺は妹への愛で動いてると言っても過言ではないわぁ!!」
桐乃「き、きもっ!! マジきもいんですけど!? なんでそんな恥ずかしいこと実妹の前で言えるのよ!」
京介「シスコンだからな、当たり前だ」
桐乃「開き直るなぁ!!!」
83:
京介「だからさ、桐乃」
桐乃「……な、なによ」
京介「お前の気持ち、教えてくれないか?」
京介「俺、それが聞けたら多分、めちゃくちゃ頑張れるから」
京介「例えその答えがどうであれ、俺はこの先一人でも生きていけ」
桐乃「はぁ? 何言ってんの? バカじゃないの!? バカなの!? 死ぬの!?」
京介「ひとが真剣に話してるのにそんなにバカを連呼するな!!」
桐乃「絶対許さないから」
京介「なにをだよ」
桐乃「一人で生きていくなんて絶ッッッッッッッッッッッッ対に許さないから!」
京介「桐乃、お前…」
桐乃「あーもう!!! 言うの恥ずかしいからなあなあで誤魔化しちゃおうって思ってたのに!!! もういいぶっちゃけりゃいいんでしょ!? いいよいったげる!」
桐乃「あたしは京介のことが大好き!! もう好き過ぎて離れたら死んじゃうレベルに愛してると言っても過言じゃないわよ!」
桐乃「京介が側にいない日常なんてかんがえられない!! あたしを好きだって言い続けてくれて嬉しかった。大学で何人かに告られてるって聞いた時は嫉妬でどうにかなっちゃいそうだった!」
京介「お前知ってたのか!?」
桐乃「後で聞いたら全部即答で断ってるって聞いた時はもっと嬉しかったの! だってあんたがあの約束まだ守ってくれてるって分かったから。だから、だからだからだからだから!」
桐乃「一人で生きていくなんて、言わないでよぉ………」
84:
京介「………………桐乃」
桐乃「ぐすっ……、なに?」ギュッ
桐乃「ふ、ふぇぇ!?!?」
京介「ありがとな、すっげー嬉しいよ」
桐乃「………わ、分かったからはなしてよぉ!」
京介「いや無理、今桐乃が愛おし過ぎて離したくない。てか離れんな。むしろ離すもんか!」
桐乃「……しょうがないな京介は。ほんとシスコンだよね」ギュッ
京介「そういうお前は生粋のブラコンだからな?」
桐乃「悪い?」
京介「ついにそっちの面でも開き直りやがったか……。なあ、桐乃。俺と一緒にくらしてくれるか?」
桐乃「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ……。仕方ないなぁ。いいよ、あたしがあんたの面倒みたげるから」
京介「家事スキルは俺の方が断然上だけどな」
桐乃「うっさい! これから出来るようになるの!!!!!」
京介「あぁ、俺の嫁になるために?」
桐乃「……………………………ふぇ?」
京介「…………し、しまった!!! ついプ、プロポーズしちゃった!!! ちょ、い、今のなし」
桐乃「いいよ」
京介「……………………………はい? き、桐乃さん?」
桐乃「もういーや、あんたとお父さんの約束なんか知らない。あたしはそんな約束してないしー」
桐乃「いいよ、あたし、あんたの奥さんになったげる」
85:
京介「…大変嬉しくて今すぐにでも抱きたいくらいなんですが桐乃さん一ついいっすか?」
桐乃「だ、抱きたいってあんたバカぁ!?
な、なに急に変なこと言ってんのよ//」
京介「だぁぁぁぁそこにつっかかるなぁ!
なんでそこは照れるのに奥さん関係じゃ平気そうなんだよ!?」
桐乃「……照れ隠しじゃん。バーカ」
京介「……………やばい、今ので我慢の限界が来た。」
桐乃「ど、どうしちゃったのよ」
京介「もう今にでもお前を襲いそうでやばい。自制心が…」フシュー
桐乃「は、はぁぁぁぁぁ!?!?!?」
京介「だから、他のことで満足させてくれよ」フシュー
桐乃「ちょ、ちょっと急になにいってんの// く、口でなんて」
京介「ちがぁぁぁぁう!!! なんだその思考回路!? ビッチなのか!?」
86:
桐乃「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!? あ、あんたがしろって」
京介「だからちがうんだって!俺は!」
京介「ただ、あと一回だけでも、好きってお前に言って欲しかっただけだっての…」
桐乃「……………ふーん、そゆこと」
京介「……………だめか?」
87:
桐乃「うーん…………」
京介「…」
桐乃「兄貴」
京介「……ん?」
桐乃「お兄ちゃん」
京介「ん、んん!?」
桐乃「京介」
京介「…………おう、なんだ?」
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