ほむら「まだ……ダメ。。。まだダメよ、まどか///」back

ほむら「まだ……ダメ。。。まだダメよ、まどか///」


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1:
まどか「ウェヒヒw いいじゃん、先っちょだけ、先っちょだけだよ! ほむらちゃん!」
ほむら「ダメ……ダメよ、まどか。。。」
まどか「でも、私もう、、、我慢できないよ……」
ほむら「ま、待って、まどか! まだ、準備が……」
まどか「もう入れるのにちょうどいいくらいクチュクチュだよ? まだダメなの?」
ほむら「クチュクチュだなんてそんな……/// そんな言い方、やめて。。。」
まどか「トロトロって言ったほうがいい? それともドロドロかな?」
ほむら「そんな言い方、、、少し卑猥だと思うけれど……」
まどか「ほむらちゃん。。。ほむらちゃんがそんなこというと、私もう。。。」
ほむら「ダメっ! まだ早い、まだダメよ!」
まどか「も、もう我慢できないっ! 入れちゃうよっ、ほむらちゃんっ!」
ほむら「いやっ、ダメっ、ダメだってば、あっ……」
ズブッ……トロトロ
まどか「ほら、ほむらちゃん、平気だったでしょ? もうパン入れても」
ほむら「そうね、、、チーズフォンデュ専用のチーズだったから早く溶けたみたい。。。私が慎重すぎたのね。。。」
10:
まどか「ああ、すっごいトロトロだよぉ…」
ほむら「ええ、そうね…」
まどか「こんなふうに!掻き混ぜたらぁ」グチュッ グチュ
ほむら「…ひっ!」ビク
まどか「ウェヒヒ…とっても気持ちいいなって」グチュグチュ… デロッ
ほむら「だ、だめ…ダメよぉ…まどかぁ!」
まどか「どうして?ほむらちゃんだって好きでしょ?こうやってたっぷり混ぜちゃうの!」グチャグチャ
ほむら「あっ…ぁあッ!溢れちゃう!ダメぇ!溢れちゃうからあ!」ガクガク
まどか「ウェヒヒ!ウェヒヒヒ!」グジュグジュ
ほむら「あっ…!…―――??ッ!」
ベチャッ
まどか「あー」
ほむら「だから言ったのに…!勢い良くかき混ぜすぎたらこうなるに決まってるじゃない…」
まどか「チーズこぼれちゃったあ…もったいない」
ほむら「…店員さん!すいません、お手拭をいただけますか?」
11:
グツグツ
まどか「よし、できたよ!ほっかほかだよ!きっとおいしいよほむらちゃん」
ほむら「そうね…先に食べてていいわよ」フキフキ
まどか「はい、あーん」
ほむら「!?…ま、まどか!?」
まどか「ティヒヒ、ほむらちゃん今両腕が塞がってるんだもんね。仕方ないよ」
ほむら「だ、だから先に食べてって…」
まどか「そんなの私の良心が許さない…ほら、いいから!あ?ん」
ほむら「うう…」
まどか「あーん」
ほむら「…んっ…」パク
14:
ほむら「あひっ!」ビクン
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「ま、まろかっ!あひゅいっ!こ、これ!これあひゅいのっ!!」ビクンビクン
まどか「ほむらちゃん猫舌なんだね…これでも結構冷ましたんだよ」
ほむら「ほふっ、はふうっ!…うふうっふぇ、ふいへぇ!」ビクッ ビク
まどか「抜いて?ダメだよぉ…もったいない…ちゃんと味わって…?」グイッ
ほむら「……ッ!?!?」ビクビクビクビク
まどか「ウェヒヒ…ほむらちゃあん…」ズボッ グイッ ズボッ グイッ…
ほむら「――???ッ!!??ッ…ほっ、ひぐ……!?」ビク… ポタポタ
まどか「ふふ、うふふふ…」ウットリ…
17:
ほむら「…だいふさめたわ」モゴモゴ
まどか「そっかぁ、じゃ…串を抜くから、ちゃんともっていってね?口で…」
ほむら「ん…」
スッ… トロ?…
ほむら「あっ…あ」
まどか「あ?、よだれが糸ひいちゃって…ほむらちゃんいけないんだ」
ほむら「だ、だって…これはまどかが…!」
まどか「口の中に残ってるまま喋ったら行儀が悪いよ?さ…飲み込んで」
ほむら「……ぅ…んっ…」コクンッ
まどか「…ふふ、良くできたね…ほむらちゃん…」ナデナデ
ほむら「…はぁっ…あ…まろかぁ…」トロン
21:
ほむら「…じゃあ、ね?ほら机も拭き終わったし…」
ほむら「…まどか…今度は二人で一緒に…」
スッ トロ?…
ほむら「……え?」
まどか「はい、あーん…」グイッ…
ほむら「ま、どか…?い、いったい何を…」
まどか「私は食べさせる側…ほむらちゃんは食べる側…」
まどか「ほむらちゃんが…私のあげたチーズフォンデュでおなかいっぱいになったなら…それはとっても嬉しいなって…」ニコォ…
ほむら「ひっ…!そ、そんな…まどか!やめてえっ…!」ブルブル
25:
まどか「嫌だよ…」ニコニコ…
まどか「ほむらちゃんはこれから…ずーっと一方的に食べさせられて…おなかパンパンになってこのお店を出るの」
まどか「その為に私…このチーズフォンデュを使うね」トロォ
ほむら「だ、ダメ!だめなの…!やめてぇ!まどか!あなたの空腹を思う私の気持ちも考えてっ!」ガタガタ
まどか「…ごめんねほむらちゃん。でも、私決めたから」
ほむら「まどか…まどかぁ!まど……おぐぅっ!」ズボッ!
まどか「てぃひ…てぃひひひ、てぃひっひひ…!」ズボズボ
ほむら「ほごっ!あふっ…!あひっ!」ビクンビクン
まどか「…ああ?可愛い…!ほむらちゃん!可愛いよ…!」ズボズボ
ほむら「―――はぁうっ!はふっ!…あひぅうぅ!!」ガクガクガクビクビク
まどか「チーズフォンデュズボズボされてそんなにおいしいんだね!ほむらちゃん!良かったねえ!あは…!」ズボッゾボッ
ほむら「あひぃ、ふぅっ!ひっ、ひぃうううっ!おひひ!お、おひひいへふぅ!まろかぁ?!」ガクガク ポロポロ
まどか「あは!あはははは!うぇひひひ!!」ズボズボ…
マロカァ――ッ!
ホムラチャン!ウェヒ――ッ!!
30:
なぎさ「マミ、なぎさはほむらが羨ましいのです!食べにいっていいですか!?」
マミ「ダメよ。他人のふりをしていなさい」
杏子「なあ、さやか…なんで皆急に黙ってほむらとまどかから目を逸らすんだよ…?なあ?」
さやか「…」
さやか(このさやか称するところの悪魔である暁美ほむらを、こうまで手籠めにしてしまうとは)
さやか(まこと恐るべしはまどか…って言うかなんであんな盛り上がってんだろあいつら)
さやか(ていうか何であたしあんな無様なのを悪魔とか思ってたんだっけ?)
さやか(……)
さやか「―――おし!なんかもうどうでもいいやッ!!」ダンッ!
杏子「!? さ、さやか?」ビクッ
さやか「店員さん!チーズフォンデュひとつくださいッ!」
おわり
35:
グツグツ
杏子「な、なあ!もういいだろ!?さやかぁ!」ワクワク
さやか「うるさいなあ…もうちょっと待ってって言ってんでしょ。まだ点火から一分も経っていないっつうの…」
杏子「そ、そっか…」シュン
さやか「……」
グツグツ
杏子「……」ソワソワ
さやか「杏子、ちょっと聞きたいんだけどさあ」
杏子「! な、何さ、さやか!」
さやか「あんたひょっとして…『初めて』なの?」
杏子「……っ!!?」ビクッ
36:
杏子「な、何言ってんだよさやか!この私だぜ!?そんなことあるわけないじゃん!」
さやか「そう…」
杏子「そう!その通りよぉ!あは、あはは…!!」
さやか「………」
杏子「あは…あは…」
さやか「…………」
杏子「ごめん…実はそうなんだ…」
さやか「やっぱり…」ハァ
39:
杏子「やっぱ変…だよね…この年でさ…経験ないって」
さやか「いや、別にそんなことないと思うけど…」
さやか「割とマイナーなメニューだし」
杏子「…う…」
グツグツ
さやか「さ、そろそろ出来上がるよ杏子」
杏子「う、うん…」
さやか「…ふ」ニコ
さやか「ま、そう心配しなさんなって。このさやかさんが、ガンガン教えまくっちゃいますからね。食べ方」
杏子「さ、さやか…!やっぱりさやかは優しいな!」
40:
スッ… テロ?…
杏子「こ、これが…チーズフォンデュ…」ゴク…
さやか「そうだよ。これが今から杏子の口の中に入るの」
杏子「で、でもこれ…すげえ熱そうだし…!」
さやか「大丈夫だよ…見た目ほどじゃないから…ほら」グイ
杏子「うう…!ほ、ほんとだな!信じるからな!」
杏子「…っ!ん…!」
チロッ… 
杏子「ん、う…ほんと、だ…?熱くない」
さやか「でしょ?つーか今の先っちょで舐めただけじゃん…ほら、かぶりついて味わえって…」
44:
杏子「……っ…」ドキドキ
杏子「…っ、ふ…ん」パク
ジュル… ジュルルッ… ニチャッ
杏子「あ、あふ…あ、おいひ…」トロン
さやか「ね?怖がることなんてないんだよ…さあ、私に全部任せて…」ズル… ズボ
杏子「ん、ひぅ…しゃやかぁ…ん…っふ…!」ブルッ
さやか「………」ズボ…ズボ
杏子「んっう!ひゃう…あ、あひゅ、しゃやひゃ…っふぅう、あひゅいよお!」ビクン!ビク…!
さやか「ん、中の方は熱かったりすんだよね…ごめん。私嘘つきかも」ズブズブ
杏子「……!!ひゃあゃやっ!あひっ!ひろいよ…うっふぅ…んふっ…ひゃぁあ…!」ガタガタ
47:
杏子「あっあっ、んうぁ…!あん…!」ピクン…
さやか「……」ズボッズボ
杏子「―――あひっ!あっあ!ああっああ…!」ビクビク
さやか「どう?串、とっちゃっていけそう?」ズボズボ
杏子「っふあ…ら、らいひょうふ…!らいひょうふらから…!!ッッ!んあぁあっ!うう!」ビクビク
さやか「分かった…じゃ、抜くよ」ズボ… 
ズル… ズルッ… ニトォ…
杏子「…ん、っふ…ぅ…はあ…」ブルブル
杏子「…さや、かぁ…」ポケー…
さやか「ほら、ごっくんって…」
杏子「…んッ…」コクン
杏子「ぷはっ…はぁ…ああぁ…」ヘナ
さやか「ちょ、杏子?」
49:
なんで出し入れしてるんだよww
50:
杏子「ばかやろぉ…さやかぁ…嘘つき…」ポスン
さやか「…ごめんごめん。熱かった?」ナデ
杏子「…ん、うん…舌がひりひりする…」スリッ…
杏子「…いいよ。でも、許す。さやか…優しくしてくれたもんな…」スリスリ
さやか「…ん…」ナデナデ
杏子「……っ!」ピクン
杏子「さ、やか…はぁ…っ」ブルッ
さやか「ふふ、あんたらしいね。流石に食べ足りないか…」
さやか「…もう一本いっとく?」
杏子「……」ゴク
杏子「……うん」
サヤカァ…
キョウコ…
55:
なぎさ「マミ!マミ!…なぎさはもう限界なのです!チーズフォンデュを食べたいのですーっ!」
マミ「だ、ダメよ!絶対ダメ!」
マミ(そんな…佐倉さんと美樹さんまで…!)
マミ(この破廉恥な空間に染まってはいけない!私たち二人が最後の砦…!)
マミ(…最悪、私はどうなってもいい…なぎさだけは…そう、なぎさだけは死守しないと!何としても!)
チーズフォンデュオマタッシャシター
マミ「!?」
なぎさ「あ、やっと来たのです」
マミ「そんな…なぎさ!?」
なぎさ「マミ、ごめんなさい…さっき黙ってこっそり頼んじゃったのです」
マミ「な、なんてことなの…!」ブルブル
59:
グツグツ…
なぎさ「わあ、もうトロトロなのです…!なぎさは子どもだから、店員さんが気を利かせてくれたのです?」
マミ「だ、だめ…なぎさ…!それをこっちに渡して…!」ブルブル
なぎさ「…独り占めはよくないのですよ。なぎさだって…食べたいのです」
スッ… トロォ?…
なぎさ「チーズ…チーズフォンデュを…」ニヤ…
マミ「…ひっ」ブルッ
なぎさ「心配しないで…なぎさはマミのことが大好きだから、マミには一番最初に食べさせてあげるのです…」
なぎさ「恩返しですよ…これは…だから、全部受け入れて?マミ…」ズイッ…
マミ「いや…いやぁあ…!」ブルブル
62:
マミ「ダメ…お願いなぎさ…!正気に戻って…!」ブルブル
なぎさ「なぎさは正気ですよ?誰よりも…ねっ!!」ズイッ
…ズボォ!
マミ「ふぅおごっ…!!…っ!?!?…うえぇ、え…っ!」ビク!ビクビク…!
なぎさ「ありゃ、勢いよく突っ込みすぎたのです」
マミ「いだ…!?あ、あづっ、あひゅいっ!なひ、なひは…ぬ、ぬいへぇっ!!」ポロポロ
なぎさ「熱いチーズなんてめったに食べられないのです。羨ましいのです、マミ」ズボッ ゴボッ!
マミ「うっ!?ぐっ!?ふぐぅ!…っ、あひ、ふぁぁぁあっ!っぐふううぅう…!!」ポロポロ
なぎさ「あはは…泣くほどおいしいのですか!マミぃ!なぎさも早く食べたいのですぅ!!あはは!」ズボッズボッ!
67:
ズボッ ズボッ!
マミ(あ、あ…なに…この感情は…?)
なぎさ「まみ…ああ、マミ…!!」
ズボッ! ガボォ!
マミ(あつくて、いたくて…苦しいはずなのに…舌いっぱいに広がるこのあじわい…)
なぎさ「好きです!好きですよぅ!マミっ!!チーズよりも熱く!マスカルポーネより深いもの…!ああ…マミ!!私のマミ!」
ズボッ ヌチュ… ズボォ
マミ(おちちゃ…だめ…おちちゃだめなのに… でも、むりぃ…こんなのたえられない、たえられないよ…)
マミ(ぱぱ、まま…ごめん…わたし…わた、し…!あ、ああぁ…!!)
ズボッ! ズルルゥ!
マミ「…おい、ひい…」ポロポロ
なぎさ「…!」ズボッ ズボッ
マミ「おいひいっ…!ちいひゅふぉんひゅ…!おいひいのぉおおぉ…うっううううぅ…!」ポロポロ
73:
なぎさ「マ、マミ…!マミィ――ッ!!」ズボズボズボッ!!
マミ「???????ッ!!―――ッヒュッ………!!」パクパクパク
ビクン!ビクン…!
なぎさ「愛してる!愛してるのですっ!!マミ!受け止めてぇ!なぎさのチーズフォンデュ!!」ズブブブブ…!!
マミ「あ、ひ、ひ…っ!!う、うん、うんっ!!きへぇ!なひはあっ!!!」ポロポロ
なぎさ「串を抜くのです―――ッ!!」ズルズルズル…!!
マミ「あっあっあっ!!あ!!あぁあああぁアアアァ――――ッ!!」ガクガクガク
ズルッ… ネトッ…
マミ「ぁ…っ…――――」パタリ ペチャッ
なぎさ「!? ま、マミ!?」
77:
マミ「…すぅ…すぅ…」
なぎさ「気絶してる…はぁ、びっくりしたのです」
マミ「な、ぎさぁ……すぅ…」
なぎさ「…ふふ、かわいい寝顔しやがって、なのです」
なぎさ「……」サラッ
マミ「なぎさ…すき…」 ポロッ… キラッ
なぎさ「…っ、ふ、うふふ…」
なぎさ「やれやれです…一生離さないですよ…マミ」チュッ
マミ「んぅ…ん……」スヤスヤ
なぎさ「起きたら、無理やりしちゃったのを謝らないとですね」
なぎさ「また『めっ!』て怒られちゃうと思うとぞっとしますが…ま、必要経費ですね」ヒラヒラ
なぎさ「…マミ、良い夢を…」ナデ
マミ「………すぅ…」スヤスヤ
81:
まどか「ほむらちゃん…ウェヒヒ…よかったよ」
ほむら「まろかぁ…まろか…」
さやか「ふっ…あんたもっ…タフだね…ほんと!」
杏子「あっ、あっ…しゃやか、さやかの為らからっ!あああっ!」
なぎさ「くぅ…くぅ……」
マミ「すぅ…すぅ……」
『…今夜のお夢は甘い夢
  チーズフォンデュの濃ゆい夢…』
90:
…暁美ほむらが新たな理によって導いたこの世界は、ひとえにその『愛』によってつなぎとめられている。
愛という世界構築の起源、宇宙に根付いたらたな基礎は、その形をさまざまに変えながら世界に『顔を出す』。
チーズフォンデュ、その味わいの深さは底がない。まさしく愛のごとく。
チーズフォンデュ、その湧きあがる熱きは永久に衰えることを知らない。まさしく愛のごとく。
チーズフォンデュ、その美味を極めたることに果てはない。まさしく愛のごとく。
愛とチーズフォンデュ。さまざまな共通項に結ばれたこのふたつが、複雑に絡み合い現世に顕現したのは至極当然のこと。
フォンデュは世につれ、世はフォンデュにつれ。
われらが主となった悪魔が望んだとあらば、これを受け入れることもまた定めであろう。
我々に感情はない。しかし、理解はできるのだ。腐肉を洗われたる白骨のごとく、眼前の光景の荘厳なるかな。
見よ、世は愛に満ち満ちている―――
―――あるインキュベーターの観察日誌より――     …劇終…
91:

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