ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」back

ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」


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1:
ハリー「おらっ」
「ぐふっ」
ダドリー「そんな。ウェストスクールのマザーファッカー・ベンジャミンでも勝てないなんて」
モブ「やっぱハリーさん強えぇ」
ハリー「さてと…」
ダドリー「ひぃぃ、許して下さい。何でも買って来ますから」
ハリー「そう怖がるなって。毎度腕試しの相手を連れて来てもらって、むしろ感謝したいぐらいさ」
ハリー「それに従兄弟だしな。このぐらい水に流してやるよ。ちっとコーラ買ってこい」
ダドリー「……はい」
29:
柔道は別だ
ヤバイんだよ、柔道は・・・
そこらの魔術自慢とは全然違う
大理石で柔道はマジ ヤバイ
近ごろ゜闇の魔術″とか注目されてっけど・・・・・・・・・
あんなモンじゃねぇ
大理石のケンカじゃ あんな危険なしろもんはねぇよ
大理石はクディッチで見る空の上じゃねぇ
服を着てんだよ!!!
簡単に掴まれちまう!!!
クディッチで見る空の上じゃあ 柔道は実力の半分も出てねぇな
極めつけに体力が全然違う!
毎日ヘド吐くほど鍛えまくってんだよ
そこら毎日ブラついている魔法使いなんかはまず話にならねえ
わけなく投げられちまう
んで、叩きつけられる先は―――ここだ!!
芝でもマットの上でもねえ!
大理石の上なんだ
ステューピファイやコロポータスなんかよりよっぽど怖ぇぇよ・・・
一発でお終いだ
あやまる暇さえないんだからな!
ホーリーランド
歌うAV女優たち 【どんなマイクも握ります!】
女の子をストーカーから守って脱童貞してきた
オナホ気持ち良すぎワロタwwwwwwwwwwww
ハリー「透明マントでエロいことしよう」
マルフォイが女になったようです
ハーマイオニー「んっ・・・こんなところに隠せなんて・・・」
ハグリット「中にぎょうさんだしといたからな」
ピッコロ「ほう、ダンブルドアから二年の教材が届いたか」
ルルーシュ「闇の帝王だと?」
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2:
モブa「あの」
ハリー「ん? 何かようか?」
モブa「これを…」スッ
ハリー「これは、プレゼント? 何でまたこんな物を?」
モブa「だって今日、ハリーさんの…その…誕生日、だから///」
ハリー「Oops! すっかり忘れてたよ!もし良かったらウチに来るか? 忘れられないAniversaryにしてやるぜ?」
5:
ハリーの部屋
パンパンパンッ!
モブa「はぁんっはぁっんっ、来る、来る……!!」
バァーンッ
ハグリッド「扉を破って、ぬッ」
ハリー「な、何だてメーは!?」
その時ハリーは感じた。俺はこいつには勝てない、と。
長年磨き上げられたハリーの喧嘩屋としての本能は、二人の力量差を無慈悲なまでに見抜いたのだ。
蝶がカマキリに勝てぬように。馬がトラには勝てぬように。
ハリーはこの男には敵わない…少なとも、今は。
12:
ハグリッド「err,ハリー、手紙は読んでもらえたかな?」
ハリー「手紙? 何のことだ?」
ハグリッド「Jesus! やはりか! まぁいい、説明しよう!」
ハグリッド「お前は魔法使いだ」
ハリー「な、なんだってー」
ハリー「…なんてな。薄々気づいていたさ。僕が何か、特別だってコトにね!」
ハグリッド「かくかくしかじか」
ハリー(魔法界か。丁度良い。このmother fuckin'な世界にもウンザリしてたとこさ)
ハリー(少なともこんな所よりはずっとマトモだ)
ハリー「乗ったぜ! その話! 少なともセックスよりは楽しそうだ」
ハグリッド「Betcha!!」ニヤリ
14:
ハリー(ホグワーツ特急。思ったより普通の奴らしかいねぇな)
ハリー「Borin'」
ガラッ
マルフォイ「ここのコンパートメントにハリーポッターがいると聞いたんだが?」
ハリー(こいつ、確かダイアゴン横丁で会った…)
マルフォイ「ああ、君か。同室しても良いかな?」
ハリー「悪ぃな。ここは満席だ。他を当たってくれ、ドラコ坊っちゃま」
マルフォイ「僕をその名前で呼ぶな。君、もし僕が君ならもっと口のきき方に気をつけるけどね」
グラップゴイル「ぐぇへへ」ポキポキ
16:
ハーマイオニー「ちょっとあんた達! 何やってんの!?」
マルフォイ「まだ何もやっていないよ。君こそ列車をうろちょろと」
マルフォイ「もう点数稼ぎを始めるなんて。穢れた血は必死だねぇ、恐れ入るよ」
ロン・ネビル「なんだとー」
グラップゴイル「ふふん」
ボカッばきッ
ロンネビル「ぎぎご」
マルフォイ「ふんっ。さてと…」
ハーマイオニー「ひっ、せ、先生を呼んだわよ!」
マルフォイ「来ないさ。ご教員方は今忙しい。ウィージー、ネズミのように増えた君の兄弟を追い回す為にね」
マルフォイ「おらっこっち来い!」
ハーマイオニー「きゃっ」
27:
ハリー「全く、うるさいコトだな。勝手に人のコンパートメントに入ってきて」
ハリー「お前ら全員今すぐ出ていけ。さもないと…」
マルフォイ「さもないと、何だい?」ニヤリ
グラップゴイル「へへへ」
ハリー「良いね! 魔法界ってのは、最高にCrazyで、最高にCoolだ!」
ハリー「Com'on!」
刹那、ハリーは考えていた。
このコンパートメントはそれ程広くない。ハリーは主に打撃を得意とするストライカーだが、投げ関節にも心得がある。
ガタイは良いが恐らく格闘初心者であろうグラップとゴイルと比べれば、ハリーは充分にオールラウンダーと言えた。
ハリーは足を肩幅に開き、左足を一歩まえへ、そしてやや内股に立った。
マルフォイ「ははは! なんだその立ち方は!ハリー、君は怯えているのかい?」
ロン「いや、違う…」
34:
ネビル「そんな、あの立ち方はどう見たって怯えているよ! 僕分かるんだ。僕はいつもそうだったから…」
ハーマイオニー「ロン、違うってどういうこと?」
ロン「僕、パパに聞いたコトがあるんだ。遠い東の国のマグルの格闘技。そう、あれは空手の……」
ハリー「三戦立ち」
せまい立ち方で、前後左右に安定のよい立ち方として三戦立ちがある。三戦立ちは立ち方としても有効であるだけでなく、
三戦の構え、三戦の形をとおして足腰の鍛錬、足の絞めの訓練にも重要な立ち方である。
加えて、立ち方が非常に安定しており、船など不安定な土地においては無類の強さを発揮することを伝えておこう。
ハリー「御託は良い。さっさと来い」
ゴイル「調子に、乗るな!」
グラップ「おらっ!」
ハリー「むっ…!」
ばきッどかっ
40:
興奮するすれだな
45:
やはり主人公最強物は面白いな
46:
ネビル「ああ! やっぱり無理なんだ!やられちゃうよ!」
ハーマイオニー「先生! 先生はまだなの!?」
マルフォイ「ははは! いいぞ! グラップ!ゴイル! 入学式に相応しい顔にしてやれ!」
ハリー「……」
ばきッどこっ
グラップ「くっ!こいつ!」
ゴイル「こたえてないのか!?」
グラップゴイル「はぁっはぁっ」
マルフォイ「な!? 何故だ!? 何故効かない!? まさかお前、魔法を…」
ロン「いや、違う!」
マルフォイ「どういうことだ!?」
ロン「足場だよ。これほど揺れる列車、しかも狭いコンパートメントの中。余程の使い手でもないと
ロン「パンチに完全に体重を乗せることなど不可能ッ! 大降りも出来ないしね
ロン「比べてハリーは、格闘慣れしている上に三戦立ち…結果は明らかだ。それに…」
マルフォイ「…?」
48:
グラップゴイル「くそぅ、足が…」
ロン「この列車上であれだけのラッシュだ。素人の足腰が持つはずがない」
マルフォイ「なんだと!? グラップ! ゴイル」
グラップ「マ、マルフォイ様。そろそろひかないと先生が…」
ガタンッ。ぐらっ
ハリー「おいおい。喧嘩の最中によそ見なんて、なってないぜ?」
くいっ、しゅた、ガーンッッ!!
マルフォイ「な、な……」
ゴイル「グ、グラーーップ!!」
ネビル「今、何が起こったの?」
ハーマイオニー「グラップが自分から壁に…まさか魔法!?」
ロン「いや、違う!」
ハーマイオニーネビル「!?」
54:
ロン「正直驚いた。最初ハリーが三戦立ちをした時、僕は彼はストライカーだと思ったんだ」
ロン「だが今のは…彼は、生粋のグラップラー!(グラップだけにね!)」
ハーマイオニー「それじゃあ、今のも…?」
ロン「ああ、同じ極東の国に伝わる武術の一つ、Judoの……」
ハリー「小外刈」
小外刈りは、自分の右足を鎌のように曲げ、相手の左足の後踵にあて、相手の足先の方向に刈って倒すわざである。
ハリー「まぁ、倒す方向に若干のアレンジは有るがな。どうする? まだ続けるかい」
マルフォイ「ぐぐ……。ゴイル! グラップを抱えろ! 退散だ!」
ハリー「くくく。賢明だな」
106:
ハリー「ふぅ、まぁまぁ楽しめたかな」
ハーマイオニー「あの…助けてくれてありがとう」
ネビル「君、本当に凄いね! あの二人を追い返しちゃうなんてさ!」
ハリー「あーよせよせ。僕はそう言うのは好きじゃない。出て行ってくれ」
ハーマイオニー「でも…」
ハリー「出ていけ! 自分の身も自分で守れないのなら、さっきのように首を突っ込むのはやめろ
ハリー「僕は一人が良いんだ」
ハーマイオニー「な、なにそれっ!? 良いわ!出ていくわよ! 行きましょ! ネビル、ロン!」
ネビル「う、うん…」
ロン「…」
ハリー「それから、ロン。君は僕のことをグラップラーと言っていたがあれは間違いだ。僕は正真正銘ストライカーさ」
108:
ロン「!?」
ピシャリッ
ハーマイオニー「何なのかしら、アイツ! 本当に感じ悪いわ。大体学校についてすらいなのに‥‥」
ロン(ストライカーだと!? あれ程の投げを見せておきながらっ!
ロン(手の位地、体重のかけ方、列車の揺れに合わせた足の払い、完璧だった! なのに打撃専門だと!?)
ロン(だが、三戦立ちの時は確かに凄かった。いくら足場が悪いからと言って、常人であれば必ずダメージは残る
ロン(それをハリーは、相手のパンチをギリギリでいなし、相手の体力を最大限に消耗させていた……)
ハーマイオニー「ちょっとロン! 聞いてるの!?」
ロン「あ、ああ」
ハーマイオニー「もう、とにかくあんな人達には関わらない方が良いわ」
ロン「……」
ロン(僕の勘が正しければ、ホグワーツ。嵐が巻き起こるぞ!)
111:
マクゴナガル「ここで待っているように」
ヒソヒソ
ハリー(もう噂が広まっているようだな)
「あのでかい二人を軽々と倒したらしいわ」
「小指でノックアウトさせちまったんだろ?」
「いや、凄い闇の魔術をつかったらしい」
「クィリル先生が、便器に詰まったマルフォイを引き上げたらしいわ」
ハリー(……)
マルフォイ「やぁ、ポッター」
ハリー「やぁマルフォイ。お友達の具合はどうかな? もう看病しなくても良いのかい」
115:
マルフォイ「ご心配には及ばないよ。それより僕は忠告に来たんだ。」
ハリー「へぇ」
マルフォイ「ここは魔法学校だ。マグルどもが使う野蛮な技は通用しない。楽しみだよ、君がどうなるか」
ハリー「僕も楽しみだよ。マルフォイ、君を便器に詰めるなんて経験、滅多に出来るものじゃないからね」
マルフォイ「ふん。せいぜい今夜の夕食を楽しむんだな。君のホグワーツ最後の夕食を」
マルフォイ「行くぞ!」
ゴイル「」
116:


マクゴナガル「パークス・サリー・アン!」
マクゴナガル「ポッター・ハリー!」
広間の多くが有名なハリーポッターの組み分けを一目見ようと首を伸ばした。
帽子「Mmm....これは難しい。非常に難しい」
帽子「勇気もある。心も悪くない。才能もあるし…ほほう、野心もあるね。どこにしようか?」
ハリー「何処でも良いぜ。強いていうなら一番強くなれる所かな」
帽子「ふぅむ、ならばスリザリンか…」
ハリー「そうなのか? なら頼む」
帽子「スリザリンで良いのだな? 本当に?」
ハリー「ああ」
帽子「グリフィンドォォオオオオル!」
\ワーワー/
ハリー「……」
120:
ハリー(席はここで良いか)
ハーマイオニー「」むすっ
ハリー「げっ、お前は…」
ネビル「や、やぁ…」
ハーマイオニー「喋っちゃダメよ! 私たちまで野蛮人になっちゃうわ!」
ロン「は、はは」
ハリー「やれやれ」
ダンブルドア「挨拶じゃ! いっただきまーす!!以上!」
ガヤガヤ
131:
このハリーはメガネなんかしてないだろうな
134:
>>131
むしろ掛けているんじゃないか
スリルを求めて
153:
翌日
マダムフーチ「さて、皆さんは様々な予行を積んで来ましたが、さっそく実際に空を飛んでみましょう」
マダムフーチ「皆さん。これは非常に危険な実習です。もし、万が一私の指示と違う行動を…ッてネビルー!!」
ネビル「うわぁああああーーー!!!」
フーチ「降りて来なさーーーい!!」
ネビル「ぎゃああああああ!!!」
フーチ「早く!! 降りなさーーい!!」
「「あっ!」」
ヒュー
ゴリッ!
フーチ「ちょっとネビルを医務室に連れて行くので、私が戻るまで待機! 良いですね!?」
マルフォイ「」ニヤニヤ
154:
マルフォイ「さすが、勇敢なグリフィンドールの生徒はやることが違うねぇ。自分から地面にダイブするなんてなぁ」
ロン「黙れマルフォイ」
マルフォイ「んん〜? ウィーニーが彼の肩を持つなんて、もしかしてネビルは地面に小金でも見つけたのかなぁ?」
スリザリン「HAHAHAHA!」
パーバティ「止めてよマルフォイ!」
ロン「ぶん殴ってやる!」
ハーマイオニー「駄目よ!ロン! マダムフーチに言われた事を忘れたの? 騒ぎを起こしたら厳罰よ!」
マルフォイ「ふん」フワッ
ハリー「へぇ」
マルフォイ「腰抜けが! ここまで来れるかな?」スッ
ロン「あれは!」
155:
マルフォイ「そうさ! ネビルのヤツが持ってたバカ玉さ」
マルフォイ「あいつは運よく無事だったが、この玉はどうかな? この高さから落ちたら…」
ハリー「やめろマルフォイ!」
マルフォイ「ああ、ハリー。残念だよ。この高さからじゃ君の声は聞こえないんだ」
ハリーは地面に横たわる箒の感触をしっかりと確かめるように手を置いた。
ハリー「家族からもらったものは大事にするんだ」シュタッ、
ハーマイオニー「まさか! 駄目よハリー!退学になってしまうわ!忘れ玉ならまた買えば良いじゃない」
ハリー「聞こえないな」
ハーマイオニー「ちょっと! もうっ!!」
156:
ハリー「」フワッ、ぐんぐん
一同「おおぉ!」
ハリー「さてと、ここまでくれば聞こえるかな? マルフォイ」
マルフォイ「迂闊だなポッター」ニヤリ
一同「ああ!」
グラップゴイル「」ぐんぐん
ハリー「!」
マルフォイ「ふふふ。三対一だポッター。昨晩の夕食は堪能出来たかな?」
グラップ「叩き落としてやる!」
ゴイル「へへへ」
ハリー「こんな所まで一緒とは、仲の良いことだな?マルフォイ」
ハリー(……)
157:
ロン「あれは…まずいな!」
シェーマス「え!?どう言うこと? 」
パーバティ「ハリーって凄い達人なんでしょ?大丈夫じゃないの?」
ロン「いや、違うんだ。パパに聞いたんだが、一対一と一対複数ではその戦力差は何倍にも跳ね上がるんだよ
ロン「前回は足場の不安定な列車で、狭いコンパートメントの中、相手も一方向にかたまっていた
ロン「結果、ハリーの卓越した実力もあいまって勝利を収めるコトができた」
ロン「しかし今回は違う! 舞台は広い空の上。相手はハリーを取り囲んでいる!」
加えていうなら地面がない、こともハリーの不利を決定付けているものだろう。
通常、大人と子供ほどの実力差がない限り喧嘩屋は対複数をさける。それ程不利な状況なのだ。
主な対処法としては、狭い路地に入り込み一対一の状況を作り、一人ずつ確実に仕留めて行く。
つまり「対複数は絶対に避ける」のだ。ハリー程の実力であれば振り向きざまに一人ずつ仕留めて行くことも可能だろう。
しかし今回は地面がない。地面を蹴れないということはパンチに体重をのせることが出来ない。
箒にまたがるような不安定な姿勢では、首の太いグラップゴイルは、おろか、マルフォイすら一撃で沈めることは難しい。
ハーマイオニー「ハリー…」
158:
ハリーはゆっくりと下降を始めた。
マルフォイ「逃げるのか? ポッター」
ロン(それで良いハリー。勝ち目はないんだ。退くだけなら容易い!)
マルフォイたちは旋回下降をする。ハリーを囲む円が徐々に小さくなっていく。
ハリー「…」(そろそろか)
ハリー「」ぐんっ
急上昇
マルフォイ「隙が出来たぞ!追え!」
ロン「まずい!一人にでも掴まれたら最後だぞ!」
パーバティ「そんな!」
ハリー「」サッ
マルフォイ「ぐっ」
グラップゴイル「うぉ!」
161:
マルフォイ「ペッ!これは、土!?汚いぞポッタァー! グラップゴイル!ヤツを叩き落とせ!」
マルフォイ「!? 二人と落ちたのか!?こんな一瞬で!?お前何をしたぁー!?」
シェーマス「いくら動きが止まっていたからってあの巨体をあんな短時間で二人も…」
パーバティ「あまり力も使ってなさそうだったわね」
ロン「あ、あれは…」ガクブル
ラベンダー「一体なんなのよ?」
ロン「僕もパパに聞いたことが有るだけで実際に見たことはないんだが…あれは恐らく遥か東の国に伝わるAikidouの技…」
162:
ロンが言い解説役
165:
ハリー「小手返し」
相手の手首をとり、体の外側へとひねる、それが小手返しだ。
皆さんも自分でやって見て欲しい。手首をとり、自分の体の外側へとゆっくりとひねる。かなりの痛みを感じるはずだ。
やって貰えば分かると思うが、これならば非常に小さな力で相手の体制を崩すことが可能である。
実戦で使おうと思えば相当な練習が必要となるが、技はシンプルであるためその応用の幅は広い。
手首をたたんであげると上手くかかりやすい。
ハリー「ついでにもう一つ教えてやるよ、ほら」
マルフォイ「やめろ!やめろー!イデデデデデデッ!?ごべんごべんごべん!」
ロン(小手返し、さらにあれは四教…合気道まで使うとは…
ロン(もはや路上喧嘩のレベルじゃないぞ。ハリー、君は一体…)
マクゴナガル「ハリィィイイ!ポッタァァアア!」
マルフォイ「イデデデ!ぜんぜいだずげでー」
172:
ダンブルドア「ハロウィンパーティーじゃ!」
ネビル「しかしハリーは凄いね! シーカーになっちゃうなんて!」
ロン「たいしたもんじゃ」
ラベンダー「本当だわー」
パーバティ「ハリー、今夜私たちの部屋に来ない?」
ハリー「行きたいのはヤマヤマだが、女子の寮長さんが許してくれないだろう?」チラッ
ハーマイオニー「! ふん!」スタスタ
ネビル「あの日以来、ずっとあんな感じだね…」
ロン「それにハリー。上級生の間でも評判が良くないよ。調子に乗ってるだとさ」
ハリー「どうでもいいさ」
バターンッ!
一同「!?」
シェーマス「あれはクィリル先生?」
クィリル「ごにょごにょ」
174:
ダンブルドア「ハロウィンパーティーは中止じゃ! 監督生は生徒の引率!先生方は集まってちょ」
キャーキャー
ハリー「どうしたんだ?」
フレッド「なんでも、トロールが出たらしいぜ」
パーシー「心配いらない!みんな僕について来るんだ!」
スタスタ
ネビル「トロールだって。もし遭遇したらどうしよう…」
ロン「平気さ。あんなトロい怪物、力だけだし逃げれば良いのさ」
パーシー「さぁ、この回転する階段を登ってしまえばもうトロールは来れない。早く」
ドタバタ
175:
パーシー「そろそろ回転する頃かな」
ハーマイオニー「きゃー!」
ネビル「ハーマイオニー!トロールに追われてる!」
ラベンダー「早く登って!回転しちゃうわ!」
ロン「ダメだ。完全に腰が抜けてる」
「ハリーポッターが行けよ」
「例のあの人を倒したんだろ? トロールぐらい余裕だろ」
「最近でかい顔しやがって」
パーバティ「なっ…!無茶言わないでよ」
パーシー「そうだ!呪いも効かない皮膚を持ってるんだぞ!生徒がどうこう出来るものじゃない」
ネビル「でもあのままじゃハーマイオニーが…」
ハリー「チッ!世話の焼けるアマだぜ!」ダッ
183:
ロン「ハリー!いくら君でも無茶だ! 相手は人間じゃない!」
ハリー「そんな事より、誰か棒を持ってないか!?」
ジョージ「ほらよハリー!日本刀だ!」
パーシー「お前、なんでそんなものを…」
フレッド「魔除けの効果があるっていうからな。首なしニックを介錯してやる予定だったんだが…トロールに変更だ」
ハリー「助かる!」ダッ
ハーマイオニー「!? ハリー! 駄目よ! 私は良いなら逃げて!」
184:
ロン(無理ダッ!いくらなんでも無謀過ぎる!確かにここは魔法学校だが、ファンタジーの世界じゃない!
ロン( どんな居合の達人でもあんな太い肉を断つ事なんて出来ない! ましてやトロールの皮膚では…)
ハリー(息巻いて見たものの…実際にそばでみるととにかくデカイな
ハリー(腕も足も、周り一メートルはあるか。身長は三メートルは超えている。目を狙うのは自殺行為か)
ハリー(……)
「おい、どうすんだあれ?」
「あんな細長いナイフじゃ太刀打ち出来ないぞ」
ガヤガヤ
186:
ガァン!
ネビル「いきなり音をたてた!? せっかく奇襲のチャンスだったのに!」
ロン「トロールがハリーの方を向いたぞ!」
ザクッ
トロール「ヴォオオオアアア!!」
ブンッ
ハリー「」ササッ
ロン「成る程。末端でもっとももろく神経の鋭い指と爪の間を狙ってのヒットアンドアウェイか」
ロン(しかしそんな攻撃では何回やった所でトロールは倒せないぞ!
ロン(通路の端まで追いつめられたらそれで最後だ)
ザクッ
トロール「ヴォオオオアアア!」
187:
トーマス「な、なぁ。ハリーの日本刀の先端、光ってねぇか?」
ロン「!?あれは、ルーモスの呪文? 特に攻撃力に関係はないはずだが…」
ザクッ
トロール「ヴォオオオアアア!」
ラベンダー「ああ!ハリーはもう下がれないわ!やられちゃう!」
パーバティ「!? トロールが、前者を躊躇している!?」
ロン「……!? そうか!わかったぞ!」
ハリー「」ニヤリ
188:
やべぇこれまじ面白いwwww
191:
皆さんは、刀を持った相手と対峙した時にもっともやっては行けない
そして素人がもっともよくやってしまう行為は何だと思われるだろうか。
それは、「切っ先を目で追おうとする」事である。追おうとするということはつまり、そのような事は不可能なのだ。
刀とは腕だけで降るものではないし、手首だけで降るものでもない。
利き手を動点、もう片手を支点にして動かす刀の可動域はとても広く、
達人の切っ先ともなれば時100kmは優に超すスピードとなる。
ロン「……そしてハリーは、ワザとトロールが見えるように切っ先で痛みを与えていた」
ロン「切っ先を光らせたのもそこを意識させる為だ」
ザクッ
ロン「そこでトロールはこれ以上攻撃されまいと切っ先を目で追おうとするが、当然追い切れるはずがない
ロン「トロールはそれ以上前進出来ない。何故なら…」
ザクッ
ロン「そう。ハリーがトロールに与えようとしていたのはダメージじゃない」
ザクッ
トロール「ヴォオオオアアア!!」
ハリー「恐怖だ」
197:
ザクッ
ザクッ!
ラベンダー「見て!」
ネビル「トロールが退がっていく!」
ロン「刻んでいるッ! 怪物に恐怖を!刻み込んでいるッ!」
ロン(こうなればもう決まった。意思の折れた戦士など……)
ハリー「ふんっ!」ぐっ
ロン「ハリーがトロールの懐に! あの構えは、居合!」
ザザンッグサッ
トロール「きゅ〜……」
ロン「睾丸を斬り落としてその中へ刃をつきたてた。恐ろしい技だ」
203:
ロンというかロンの親父がすげぇ
なんで子供にマグルの、それも辺境の島国の武術の知識しこんでんだよ
マニアックにもほどがあんだろ
204:
おやじはマグル好きだからな
206:
ドシーン!

\ドッ/
ハーマイオニー「ハリー、ありがとう。
私、私…」
マクゴナガル「ハリーポッター! あなたはまったく…」
スネイプ(ふむ、ふむふむ)
スネイプ「ほほぉ…。我輩ならもっとスマートなやり方をとったが…、まぁ生徒としては及第点といったところか」
ハリー「…」
収集つかないわこれ
ネタもないし、ヴォルデモートのとこまで飛んで良い?
207:
まかせる
208:
スネイプとハグリッドだけ気になる
209:
せめてスネイプとの対決は頼む。
211:
チェスとか謎解きらへんはやってほしいな
212:
ハーマイオニーとのファックシーン入れてくれるなら跳んでもいいよ
213:
スレタイの説明だけよろしく
214:
ハーマイオニーが
ステキ!ダイテ!
ってなるならなんでもいい
225:
「きゃー!ハリーよ!」
「一緒に朝食なんていかが」
「Cool!SAMURAI!」
ハリー「やれやれ」
ロン「トロール事件以来ずっとこれだね」
ハリー「今日は魔法薬の授業があるだけでもウンザリだと言うのに…
ハリー「やぁ!お嬢さん方!僕達と一緒に朝食をとりにいこうか?」
パーバティ「ええ!」
ラベンダー「勿論!あー、でもハーマイオニーが居るし」
ハーマイオニー「私も行くわ」
ラベンダー「あら、めずらしい。あんなにハリーを毛嫌いしてたのに」
ハーマイオニー「お、同じグリフィンドール生だからね。分かり合う必要があると思うの。それだけよ」
228:
最近、ロン、ネビル、ハーマイオニーの三人が何かを調べる事に精を出している。
まあ、僕はそんなことに興味はないけどね。
トロール事件以来喧嘩を売ってくるヤツもめっきり少なくなった。
嬉しいやら、寂しいやら複雑な気持ちだ。
入学して早半年以上、小さないざこざはあるもの大筋平和にやっている。
ただ、スネイプ。ヤツは只者じゃない。
授業中、何度か背後からゴミ屑を投げて見たのだが、ヤツはそれをことごとくかわしやがった。
まるで後ろに目がついていたかのようだ。相当な使い手なのは間違いない。
229:
終業式も近付いたある夜
ガサゴソ、ガサゴソ
ハリー「ロンか? どうした?」
ロン「君に話があるんだ。談話室まで着いてきてくれないか?」
ハーマイオニー「こんな夜遅くに呼び出してごめんなさい。どうしても行く前に会っておきたくて…」
ハリー「ふぁ〜」
ハーマイオニー「その…もし私が帰って来なくても、私の事、わ、忘れられないでね」
ハリー「なんだそんな事か。今から僕の部屋に来るかい? 忘れられない夜にしてあげるよ」
ハーマイオニー「ハリー、私真面目に話してるんだけど…」
ハリー「…」
230:
ハリー(一体何だったんだ? ロン、ネビル、ハーマイオニー…)
ゾワッ
ハリー「な!? この殺気は一体!? 調べに行くか」ダッ
ハリー「殺気は、こっちからだ! 禁じられた廊下の向こう!」
ハリー「扉が、半分開いている…この先に?」
「待ちたまえ」コツコツ
ハリー「!?」
スネイプ「その先へ行く事は、我輩が許さん」
ハリー「スネイプ!? まさかお前…」
232:
スネイプキターーーーーーーーーー
233:
ハリー(そう言えばロン達はいつもスネイプが何か怪しいと言っていた)
ハリー「この先にロン達がいるかも知れないんだ。通してください」
スネイプ「ならん! この先には大いなる危険が待ち構えている。生徒を通すわけにはいかん
スネイプ「彼奴らなら大丈夫だ。闇の魔術でも使わない限り罠で死ぬ事はない。明日には保護されるだろう」
ハリー「もしロン達が罠を超えたら…?」
スネイプ「あり得ん! ダンブルドア先生を待つのだハリー!」
ハリー「Mr.スネイプ、あまり生徒を舐めない事だ」
スネイプ「どうしても通るか。止むおえん。止める」スッ
238:
ハリー(ガードの高い、移動と重心のバランスが取れたこの構え、これは…)
スネイプ「ムエタイ」
ハリー(参ったな…)
ムエタイは比較的メジャーなスタイルだ。ハリーも何人ものムエタイ使いを相手にしてきた。
だがハリーは焦った。ムエタイは確かにクセのないスタイルだ。しかしそれ故に弱点も少ないのだ。
スネイプ程の実力者ともなれば小手先だけの技は全く通用しないと言って良いだろう。
時間のないハリーにとっては一番やり辛い相手なのだった。
ハリー(しかもそれだけじゃない。奴はまだ何かを秘めている。かなり厳しいぞ)
スネイプ「さぁ、いくぞ!」ダッ
239:
魔法使えよ
241:
>>239が正論で笑う
242:
>>239
かつてこれほどまでな正論を見たことがあっただろうか
249:
>>239
俺の晩酌返せwwwwwwwwwwwwwww
257:
>>239
wwwww
338:
こんなに笑ったスレいつ振りだろうかwww
笑えるのに続きが凄く読みたい!!
あと>>239お前は俺のコーラ返せ
247:
ハリー「くっ!」ババッ
スネイプ「むっ」
スネイプ(恐ろしい程鋭いジャブだ。アゴに直撃すれば数秒のラグは必至。すなわち敗北)
スネイプ(構えもややボクシングよりだが全体的に広く取り、変則的な技も出せるようだな。正にオールラウンダー)
ハリー(俺のジャブを躱すだと!? コイツ、本当に人間か!?
ハリー(ひとまずは時間稼ぎだ。ムエタイの肘や蹴りは凶器だ。近付けたらまずい
ハリー(どうすれば良い? 何か手を考えなければ)
スネイプ「シュッ」
ハリー「フッ」
250:
その頃
ロン「この局、読みきった!」
ガーンッ!
ロン「チェックメイト!」
キング「ぎぎぎ」
ネビル「次が最後だね!」
ハーマイオニー「ロジックね!私に任せて!」
ハーマイオニー「これとこれよ!」
ハーマイオニー「さぁ、炎を飛び越えて!」
ネビル「ヴォルデモート!覚悟!」
254:
ロン「な!?クィレル!?お前が…」
ハーマイオニー「てっきりスネイプとばっかり…」
クィレル「邪魔なガキどもだ。私は今、ご主人様の為に賢者の石を探しているのだ。黙って死ね!」
ハーマイオニー「ロコモーt、きゃっ」
ロン「い! あの動きは…!」
クィレル「ははは! 私にはご主人様がついてる。その力も当然与えられているのだ!」
ロン「これは、ヤバイな…」
259:
クィレル「さぁ、まずはお前からだ!」
トス、ぐい
ロン「ぐむっ!?」
ネビル「ああ!ロンの全身から血が! これは一体……」
ハーマイオニー「そんな、手のひらをお腹に当てて回しただけなのに」
ロン「ごれば…ばっげじょー(八卦掌)」
ハーマイオニー「ロン!!」
クィレル「ほぉ…咄嗟に体を引き、威力を削いだか」
クィレル「だが、ここまでだ!小僧!」
ネビル「止めろー!」
クィレル「ふん」
264:
ネビル「ゴパァッ!」
ハーマイオニー「ネビル!」
クィレル「ちょうどストレスが溜まっていたところだ。ゆっくりいたぶってやる」
クィレル「まずはお前からだ。赤毛の小僧!」
ロン(くそっここまでか…! ハリーならどう対処するか、知りたかったなぁ)
クィレル「シネマ!」
ロン(無念ッ!)
「そこまでだ!クィレル! いや、ヴォルデモート!!」
「「!?」」
270:
ハーマイオニー「ハリー!? どうしてここに!?」
ハリー「おいおい、そんなことより自分の心配をしろよ」
ハリー「遅くなって済まねぇ。大丈夫か、ロン、ネビル、ハーマイオニー」
ロン「バリー、ヤヅば、バッゲジョーをづがヴ」
ハリー「馬鹿、もう喋るな!」
クィレル「ふん!知ったところでどうにも出来ない! 教えてやるよ。これは統一中国武術だ」
ハリー「クンフーみたいなもんか」
クィレル「ただのクンフーと一緒にされちゃ困る。闇の帝王が直々に、少林拳、太極拳、八卦掌から作り出した拳法
クィレル「その名も、龍拳だ」
ハリー「り、龍拳だと!?」
ロン(龍拳…。一体どんな武術なんだ! ハリー、油断するなよ!)
277:
ハリー「問題ない。トロールと比べりゃかわいいもんだぜ」
クィレル「ふんっ、果たしてそうかな?」
ハリー「」ズキズキ
ロン(あの汗…。走ってきたからだけじゃないな…恐らく骨を折ってる。何かあったのか?ハリー)
ハリー(やはりダメージはデカイが、学んだことも大きい。感謝するぜスネイプ)
〜〜回想〜〜
ハリー「シュシュシュッ!」
スネイプ「ふん」
ハリー(おかしい。いくらなんでも当たらなさ過ぎだ。それにコイツ)
スネイプ「フシュ」
ハリー「んっ!?」
ハリー(危ねえ。コイツ、かなりの頻度で俺の攻撃に見事なカウンターを合わせてきやがる!)
279:
スネイプ「どうしたポッター? パンチのキレが落ちてるぞ! 諦めたのか?」
ハリー「誰がっ!」
ハリー(布石はうった。右ストレートからの右キック。奴は既にこのパターンを読み切ってるはずだ
ハリー(その時、ガードが下がることを利用してアゴに入れる。ブラジリアンキックだ!)
ハリー「シュシュッ」
ハリー(よし!下がった!ここで)
ハリー「シュっ!!」
スカッ
ハリー「なっ!?」
スネイプ「ふふふ」
282:
スネイプ「知りたいか?ポッター。何故貴様の狙いがことごとくハズれるか。いや、ハズされるかを」
ハリー「ど、どういう意味だ!?」
スネイプ「我輩は読んでいるのだよ。貴様の、心をな」
ハリー「読心術!? 魔法だと言うのか!?」
スネイプ「当たり前だろう。忘れたのか? 我々は魔法使いだ。魔法使いぐらい使うさ
スネイプ「そしてそれは! 貴様にも可能だと言うことだ!ポッター」
ハリー「!?」
288:
スネイプ「さぁ習得するのだ! ポッター!我輩との戦いの中で!
スネイプ「でなければ闇の帝王にはとても勝てん!」
ハリー「スネイプ、お前…」
スネイプ「先生と呼べポッター!
スネイプ「そして、手加減はしない!分かっているな!」
ハリー「面白いじゃねぇか!」ニヤリ
〜〜回想終わり〜〜
291:
??「クィレル…俺様をだせ…」
クィレル「し、しかしご主人様」
??「貴様では…この小僧には…勝てん」
クィレル「お言葉ですがご主人様、私がこんなガキどもに負けるなどとお思…」
??「クィレル…俺様の言うことが聞けんというのか」
クィレル「めめ、滅相もない」
クィレル「おい、小僧!お前終わったな?」
ハリー「さっさとしろよ。こっちは後に予定がつっかえてんだ」
ターバンパラパラ
クィレル「ウグワォアアア!」
296:
ヴォルデモート「ハァ……いくぞ」
ヴォルデモートは深く腰を落とした。まるで水のように静かで滑らか、しかし鉄のように力強い動きだった。
ロン(凄い! 少林拳はその基本理念の一つに剛柔一体があると言うが、動作一つでそれがここまで伝わるとは…
ロン(先ほどの攻撃で感じたが、あれはただの八卦掌ではかった。魔法の力を感じた
ロン(これはかつてない程厳しい戦いになりそうだ。ハリー、大丈夫なんだよな!?)
ハリー「」スッ
ロン(あれがハリーの本来の構え。初めて見た。なる程攻防に関わらず、守備範囲の広い構えだ。正に…)
ヴォルデモート「オールラウンダーと言うわけか…ククク
ヴォルデモート「だが教えてやろう。どの様に優れた構えでも中国武術にはかなわないと言うことをな!」
345:
ハリー「」ジリジリ
ロン(ハリーの方から仕掛ける!)
ハリー「シュシュ」
ヴォルデモート「」パシパシ
ロン(鋭い! そしてなんて正確なパンチなんだ! 手で受け止めたヴォルデモートもたじゃ済まないはず!)
ヴォルデモート(なる程、読心術に対する対策は出来ているわけか。小癪な)
ハリー「シュッシュシュ」
ヴォルデモート「」パシパシパン
ハリー「シュッシュッ!」
ロン(ハリーのパンチは正確に顎を捉えている。はいるのも時間の問題か? しかしハリーは、焦っている?)
ヴォルデモート「ふふふ」パシパシパシ
ハリー(ぐっ! 何だこれは!? まるで硬いゴムの塊を殴っているかのような感触! 効いているのか!?)
346:
皆さんは、何かものを壊したくないと思った時それを凄く硬くするか、凄く柔らかくするか、どちらにするだろうか。
もうお分かりの方もいるだろう。そう、柔らかい方がずっと壊れ難く傷付き難いのである。
硬いと言う事はつまり、ぶつかってくる全ての力を正面から受けきらなければならないと言う事である。
地球上もっとも硬い物質とされるダイアモンドですら、鉄にぶつければ割れてしまうことがある。人体ならば尚更だ。
そこで、柔らかくすることであらゆる力を逃がすことが出来る。力を受けない事こそ最高の防御なのだ。
ヴォルデモートの構え、動作、筋肉の質はまさに柔を極めたと言って良いものだった。
ヴォルデモート「そして…」グッ
ロン(微かだが、あの予備動作は!?)
ハリー「!?」(来るッ)
ダダンッ!
ハリー「ぐふっ!?」(俺が反応出来ないだと!?)
ロン(はいった! い! あの見間違えるハズのない特徴的な動作! あれは、Taikyokukenの…)
347:
ヴォルデモート「天地両打」
ハーマイオニーネビル「ハリー!!」
ロン(どこの流派かは分からないが、あの低い姿勢から横にのびる攻撃は間違いなく太極拳だ!
ロン(しかしい! これ程いものだったのか……)
ヴォルデモート「太極拳とは本来こういう武術だ。その高戦闘はボクシングにも全く引けをとらない」
現在、多くの人が思い浮かべる太極拳は、実は中国政府が二次大戦後に国民意識の統一の為に作り出したものである。
本来もっと複雑で武芸色の強かった太極拳を、より簡単に作り変えたのだ。
ゆったりとした動作は練習のみで、基本の一つ一つをしっかりと確認するために取り入れられている。
達人同士の試合ともなれば、素人では動きを追うことすらかなわない。
ハリー(くっ!)「おらっ」
ヴォルデモート「何を焦っているのだ? ハリー。」パシ
ヴォルデモート「この右手は封じさせてもらう。むんっ」
ザクザクザクッ!
348:
ハリー「くっ」ズキズキ
ハーマイオニー「ああ! ハリーの右手が、何かに切り裂かれたみたいに!」
ロン(呪いか! 八卦掌をつかった!)
ヴォルデモート(ほぉ…コイツ、脇腹を骨折しているのか)
ヴォルデモート「お楽しみは終わりだハリー」ジリジリ
ハリー「…」
ロン(まずい! 今のヴォルデモートには隙がない! このままでは…)
ヴォルデモート「…」ジリジリ
ヴォルデモート(あの怪我では大きな反撃は出来ん… 大技で一気に叩く)
ヴォルデモート「むんっ」
ハリー「」クルっ
ロン(ハリーが後ろを向いた! それは! 当たるのか!?)
ヴォルデモート(後ろ回し蹴り、悪手だ…小僧。そんな大振りの技、俺様には当たらん。終いだ)
ヴォルデモート「はっぐふっ!?」メリメリ
ロン「!?」ハーマイオニー「!?」
351:
三階廊下
ダンブルドア「セブルス! どうしたんじゃ!一体」
スネイプ「ごほっごほっ。この先に、闇の帝王が…」
ダンブルドア「まさか…生徒達、ハリーが…」
スネイプ「心配だ」こくり
ダンブルドア「一刻も早く助けねば!」
スネイプ「いえ、我輩が心配しているのは闇の帝王ですよ…」
ダンブルドア「それはどういう…セブルス、その傷は…まさか」
スネイプ「そう。ポッターですよ」ニヤリ
352:
ヴォルデモート「ごぼっ」(馬鹿な!? 後ろから蹴りだと!?)
ハーマイオニー「ハリーが、消えて、また後ろに現れた!?」
ロン「!? ぞ〜が! ごほっごぼっ」
ロン(後ろ回し蹴りの回転と相性の
良い魔法! あれならば現れたと同時に攻撃が始まっている!)
ハリー「姿くらまし、または姿あらわしだ」
※姿くらまし、または姿あらわし
ハリーポッターシリーズの魔法の一つで、予備動作として体を回転させる必要がある。
ヴォルデモート「そうか! 予備動作の
回転を姿くらましの発動につかい、俺様の後ろへと回り込んだわけか」
ヴォルデモート(今ので肋骨を何本かやられたな)ズキズキ
ヴォルデモート「しかし二度めはない。分かっていれば対処の仕方はある」
ハリー「…」スッ
ロン(!?あのやや前に出た手の位地、姿勢…。そうかハリー…)
353:
ハリー「」ジリジリ
ヴォルデモート「…」ジリジリ
ロン(これで…決まる)
ハーマイオニー「ハリー…」
ネビル「ねぇ、ロン! ハリーは大丈夫なんだよね!? ね!?」
ロン「」ニヤリ
ロン「ごにょごにょ」
ハーマイオニー「!?」
ネビル「ねぇ!ロンは何て……」
ハーマイオニー「私も今ロンに聞いただけだから良く分からないんだけど…」
ネビル「」ゴクリ
ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」
355:
タイトルキター!!!
358:
タイトルきた!!wktkが止まらない!!
360:
ハリー「」くるっ
ヴォルデモート(ぬるい! 視界の外から来るということは、前にでれば当たらないという事だ!)ダッ
ハーマイオニー「筋肉や構えなんて関係ないわ!体重をかけて、骨を直接叩きつけるのよ!」
ハリー「」ガシッ
ヴォルデモート(何っ!?姿くらまししないだと!? この取り方は…)
ロン(この技は…)
ハーマイオニー「この、大理石にね!」
ハリー「大外刈り」
ッダーンン……!!
ヴォルデモート「がはぁっ」
363:
……!!!
ロン(まだ音が反響している。なんて威力なんだ!君の大外刈りは!!)
ハリー「!」
ヴォルデモート「ふふふ、俺様はタダではいかん。貴様を道連れにしてくれる!」
ハリー「くっ、放せ!」
ハーマイオニー「ハリー!」
ハリー「来るな! さがれ!」
ヴォルデモート「うぉぉおおおお!」
ハリー「ぐっ!魂が…引き込まれる!?」
ハリー(意識が…遠のいて行く…ここまでか…)
覚えておけ、ハリー
今日の俺様は世界に散らばる七つの俺様の一つでしかない
一人一人が皆仙術の如き武の道をいく
今日のように行くと思なよ…ハリー
ハリー…
365:

‥9と3/4番線
ロン「それじゃあハーマイオニー、僕は先に行くよ。また休暇中に」
ハーマイオニー「ええ。またね」
ハーマイオニー「…」
あの日以来、ハリーとは喋ることが出来ない。何故なら…
ラベンダー「またね!」
パーバティ「また二学期に」
ハーマイオニー「じゃあね!」
ハーマイオニー「…!」
369:
ハリー「退院したら学校が終わっているとは…」
絶対安静で入院していたから
ハーマイオニー「ハリー!」
ハリー「やぁお嬢さん。ご機嫌麗しゅう」
ハーマイオニー「怪我は、もう大丈夫なの?」
ハリー「ああ、おかげでピンピンしてるよ! 下の方もね!HAHAHAHA!」
ハーマイオニー「馬鹿は治ってないのね…そ、そんな事より、その…」
ハリー「なんだい?」
ハーマイオニー「夏休み、ロンの家にいく前に、よ、良かったらその……
ハーマイオニー「私の家に来ない!?八月の始めに!」
ハリー「ああ、なんだそんな事かい? それだったら今日からでも良い、僕の家においで。大人の魔法を教えてあげるよ」
ハーマイオニー「……!〜〜ッ!バカ!」ガシッダァン!
ハリー「Oh....ハーマイオニー。コンクリートで柔道はマジやばいって」

371:
乙!!
素晴らしかった!! マジ楽しめた!!
372:
完なんて冗談フォイ・・・
373:

スネイプ「ムエタイ」
wwwwwwwwwwwww
376:
透明マント以来の名作だわこれwww
383:
駄目だww何度見ても
スネイプ「ムエタイ」で吹くww
386:
ダンブルドアの全盛期はネテロ並み
391:
しかしダンブルドアが空気すぎたな…
392:
ハリーとホモ爺よりはハリーとスネイプのコンビのが胸厚だから仕方ない
395:
>>392
これは濃厚な隠れホモスレだったのか…
398:
実に面白かった
401:

世界を恐れさせた魔法使いじゃなかったのかよwwwww
405:
あー面白かった
スネイプ「ムエタイ」
がインパクト強すぎwww
42

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元ロキノン厨「自分が好きな音楽は特別、そんな音楽がわかる俺カコイイと思ってた」「ベタなJポップをバカにしてた」

「iPhone 5s/5c」SIMロックフリー版、全国のApple Store店頭に

商店街レイプ!!野獣と化した大型スーパー

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P「え!? 皆、チョコ作ってきてくれたの!?」

絶 対 に 実 写 化 し て ほ し く な い ア ニ メ

お前らが見た最高傑作のコラ画像を貼ってくれ

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