【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『続・神に愛されるという事』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『続・神に愛されるという事』


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9:
夜の公園
文章下手ですまんが、聞いてくれ。
俺はほぼ毎日ランニングしてるんだが、先日(現在進行形?)変な体験をしたんだ。
その日のコースは、とある公園に行って一休み、それから普通に引き返してくるというものだった。
それでその公園に着いて休憩してたんだよね。だけど夜の9時だったから、
もう真っ暗だったんだよ。しかも公園には俺一人。さすがに薄気味悪くて、もうそろそろ行こうかな、なんて考えてたんだ。そしたらさ、
遠くのほうに誰かいるんだよ。
もちろん人がいるのはおかしな事じゃないし、俺も体力回復してたんだけど、遠目にみても動きがおかしい。例えるならシャドウボクシングみたいな感じ。それになんか言ってるんだ。すごい高い声。夜の公園ってのも相まって、妙にゾクッとするものがあった。
今考えると、そこでさっさと走りだせば良かったのかも知れないけど、俺は恐怖と同時に「もっと近くで見てみたい」っていう好奇心を抱いちゃったんだ。
320:
その公園は中央に小さい丘があるところで、近づいてみるとその人は丘のてっぺんにいることがわかった。
だから、木なんかの陰に隠れて丘の近くまで行ったんだ。そしたら言ってることが段々分かってきて、
どうも「○○○○」(人の名前)をしきりに言って、それから呪文みたいなのを唱えてた。お前ら多分知ってると思うけど、「危険な好奇心」ってあんじゃん?
この時、あれを思い出しちゃって。こういう基地外は何するかわかんないとこある。こりゃ見つかる前に逃げた方がいいなと思って、そーっと離れたんだ。
そしたらその人がゆーーーーっくりこっち向いて、すごい形相でこっち見て来たんだよ。
ビビって「うわああああああああああ!!!」って叫んじゃって、泣きながら走った。
10分くらい走って後ろを見たけど追いかけてはこなかったみたいで。でもまあその日は眠れなかったよ。
その日から毎日俺の家のポストに虫の死骸が入ってる。気持ち悪いんだけど、どうすればいいんだろう。
【洒落怖】洒落にならない怖い話『危険な好奇心・ハッピータッチ』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589674.html
324:
葬列
ある日AさんがBさんの家で飲み会をし帰りがすっかり遅くなってしまいました
夜道を歩いていると向こうから何やら行列がみえます
その行列の人たちは喪服を着ており葬式だということが分かりました
はて…?この近所で誰か亡くなったのかな?とAさんは行列の一人にきいてみました
「これは誰の葬式ですか?」
というとその人はこうつぶやきました
「その先の家のAさんのです」
なんとこの自分の葬式だというだ
驚いたAさんは振り向くとそこには葬式の行列はありませんでした
怖くなったAさんは駆け足で家に帰りました
しかし家に帰っても奥さんや子供がいないのです
途方に暮れたAさんは仕方なく、さっきまで一緒に飲んでいたBさんの家まで戻ることにしました
Bさんの家に着くとAさんはBさんにこの奇妙な出来事を伝えました
するとBさんは
「お前、飲みすぎなんだよ今お前の家に電話するから」
とBさんはAさんの家に電話しました
すると普通に電話から奥さんの声が聞こえました
「ほらな?普通に家にいるだろ?」
そういうとBさんはAさんを連れそいAさんの家まで行きました
そしたら今度はAさんの家族はいました
Aさんもこれは夢でもみたのだと思いました
325:
しかしそれから数日後Aさんは交通事故で亡くなりました
葬式をしている最中Bさんは数日前Aさんが行っていた奇妙な出来事を思い出していました
BさんはAさんは自分の死を予言していたのではないか?と
やがて葬式も終わり参列し棺を霊柩車に運んでいるときでした
Bさんの後ろでこんな会話が聞こえました
「これは誰の葬式ですか?」
「その先の家のAさんのです」
Bさんはハッとしました
今の声は間違いなくAさんの声でした
Bさんは後ろで会話してた人にこう言いました
「今喋ってた人はどこに行きました?」
するとその人は
「ええっとその先のAさんの家に走って行きましたよ
でも妙だな?その人何というか黒いもの覆いかぶさった感じで顔が良く見えてなかったんですよ」
といいました
BさんはAさんの家のほうへ向かいましたが、そこには誰もいませんでした
「Aがみた参列というのはこれのことだったのか……」
355:
お遍路ツーリング
ちょっと長くなるが実際に合った経験を
自分は自転車ツーリングを趣味としているんだが、
冬の間は行かずに、春先に自転車で遍路をして体力を取り戻すのが恒例となっている
去年の春も自分は例年通り落ちた体力を痛感しながら走ってた
そんな時に遍路の中で最長の区間の時に風向きが逆風になりなかなか進めず、
このままでは次の札所には間に合わないのが明らかだった
そこで次の札所を飛ばし、先にもう一つ先の札所が近いのでそっちに行き、
飛ばした札所は夜に移動し朝一で打つ事にした
無事に納経時間内に打ち終わり、飛ばした札所に行く最短の峠を越える前にある
駅の近くのコンビニで夕食をとっていたら酒を飲んだ乞食遍路に絡まれた
しかし暗くなる前に峠道を超えたかったので、あしらおうとしたが解放されず、
恨みがましい目で見送られながらやっと解放された時には日がだいぶ傾いていた
急いで峠を登り、頂上付近の村集落についた時には完全に薄暗くなっており、
これはかなり急がなきゃなと思ってこいでいた
357:
普段自分は違うルートで行くのでこの時は自転車用ナビに頼っていたんだが、
そのナビが集落内の二又で別れるところで突然ルート変更をした
このナビは結構優秀で傾斜の低いルートを選んでくれるので
今回もそのための変更かと疑いもせず新たなルートに進んで行った
後から地図を調べると、本来のルートだとそのまま川に沿って下るだけだったが、
その時通っていったルートは緩やかながらさらに登って行った
民家もまばらになったところで完全に日が暮れてしまい真っ暗になり、
夕方の知らせる用から夜間走行用のライトに切り替えようとしたがつかない
電池は昨日取り替えたはずなんだがと思いながら
予備の電池に交換作業をしていたら周りからがさがさと音がした
キャンプツーリングをしていたら動物に出会う事なんてよくある事だし、
その時も動物かと思い、電池を交換し終えて再び登り始めた
しかしガサガサ音は斜め後ろからついてきて、
その脇が草むらから果ては両脇が林になってもついてくる
もちろん登りで荷物も積んでいるので15km/hぐらいしか出ていないので
大抵の動物ならついてこれるだろう
358:
しかし流石になんだか嫌な感じがしたので頂上も見えたので
ペースを上げたら向こうはそれ以上にペースを上げ近づいてきた
その状況に自分はパニックになりだし、やっとの思いで頂上につき、
下りだから引き離せると思ったが甘かった
その3 次で終わりです
下りの危険を冒しながら飛ばして降りたのだが嘲笑うかのごとく、
密集している林の中をガサガサ音を立てながら追いかけられ
さらには何を言っているのかわからないがぼそぼそと低い声で語りかけてきた
一心に南無大師遍照を唱え、お大師様に救いを求めたが音と声がやむことはなく、
最後の方は半狂乱で下りなのに全力で漕ぎ、カーブを攻めてを繰り返した
やっと明るい知っている広い道が見えたときにはっきりとした声で「また」ときこえ、やっとガサガサ音は消えた
その先にあるコンビニが見え、逃げ込むように店内に入った時は店員さんは
驚くような眼をしていたが、自分が遍路の格好をしていると気付くと、
接待として温かいお茶をいただきそこでやっと一息つけた
359:
その4
本来の予定ではさらに暗い海岸沿いの道を通って札所の前まで
夜のうちに行くつもりだったがそんな気分にもなれず、一つ手前の大きな市で宿を取ろうと考え
携帯を見たら家族や親しい友人からおびただしい数の着信が残っていて、
かけなおすとなんだか嫌な予感と助けを呼ぶ自分の顔がよぎったと皆が口をそろえて言った
これが無事だった原因なのか、なんなのかはわからなかったが、
そこで人の繋がりや恐怖から解放されたはずみなどで涙が出てしまった
その後は無事に回りきる事が出来たが、あれが一体何なのかはコンビニや宿の人、
お寺さんまで聞いてみたがそんな話は聞いたことがないと言われた
となるとあれは、確認されていない霊だったのか、
それとも邪険に扱った乞食遍路の呪いだったのか、
もしくは自分の内に巣食うものだったのかは今もわからない
ここの人たちであれが何なのか知っている人がいたらぜひ教えてほしい
361:
>>359
四国のお遍路?
【閲覧注意】四国の心霊スポットにまつわる話『3本足の野良犬・79番札所天皇寺』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4355522.html
367:
>>361
すっごい亀でID変わってしまってるだろうけど四国であってる
今年も春になったら行こうと思ってるんだが去年の出来事が頭から離れないんだよ
うちの寺の坊さんは3番目の自身に巣食うものを乗り越えたのではないかと言ってた
最後に人とのつながりを感じた事で部分的だが悟りを開けたのではないかと
ただ、土地の者(可能性としては乞食遍路に化けていた)を怒らせた可能性もあるからその辺に行くときは注意した方がいいとも
他にもお四国参りを何度もしていると恐怖体験や不思議体験をしているが
390:
ええっと、俺の話をしてもいいですか?
397:
謎の駅と老人の地図
俺は五年前、大学一年の時に糖質になった。
最初は何となくやる気が起きないことから始まったんだが、そのうち
大学の構内とか、人込みの中とかで、俺の悪口が聞こえるようになったんだ。しかも人が気にしてるような、えげつない悪口が。
当時、俺はそれが幻聴だなんて解らなかった。ただ、誰かが腹の立つ
ようなことを、こそこそと囁いているというような認識だった。
俺は次第に鬱病のようになり、部屋に引きこもってしまった。それでも
悪口は聞こえてくる。俺は怖くなって、下宿の隙間という隙間を目張り
して、完全に籠城するようになった。
心配した友人が訪ねてきたのだが、話をするうちに、どうも俺の方が
おかしいという結論になり、病院へ行った。そしたら糖質だった。
(簡単に書いたが、ここまでで半年は経過している)
398:
周囲と相談し、俺が一人で生活することは困難という結論に至った。
俺は大学を休学し、急遽田舎へと帰ることにした。都会のK駅を発った
のは、夜の七時くらいのことだった。駅に至るまでの雑踏や、電車の
中では、始終、本物と変わりない悪口が聞こえていた。
電車の外は段々と暗くなり、乗客も次々降りてゆく。
俺が住んでいたK府(つうか京都府)から田舎のN駅までは、一度だけ
乗り換えをしなければならなかった。
俺は予定通りY駅で降りたんだけど、乗り換えるべき電車がない。
困り果てて駅員に相談したところ、どうやら俺は駅を間違えたらしい。
399:
「この駅で降りるはずがないんだけどなあ」と思いつつ、俺は駅員に
Y駅へ至るまでの路線を聞き出した。駅員は、この駅から出る電車
に乗り、X駅で乗り換えをしなければY駅には着かないと言った。
おかしい、おかしいと首を傾げつつ、俺は糖質だから、
俺の方こそおかしいんじゃないかとも思った。
駅員が指示する電車に乗り、俺はX駅へと向かった。
けれど後々のことを考えれば、やっぱおかしかったのかもしれない。
電車の中では、やっぱりずっと悪口が聞こえていた。
(X駅が何であったかよく覚えていない。知らない駅だった)
400:
X駅に着いたのは、二十分ほど経った後だ。
ただX駅に着いて愕然としたのだけど、そこは山の中の駅だった。
まあN駅まで田舎の路線を走っていたこともまた事実だが、
それにしてもこの寂れ具合は驚いた。狭い山の中の集落で、まばらな
家々が見える他は、ただ田んぼがあるばかりだった。
駅員からは乗り換えるだけでいいと聞いていたけれど、次の電車が
いつ来るのか不安になってしまった。だって、線路は一本だけしか
なかったし。時刻表のようなものもプラットフォームにはない。
明かりは電球が一つあるだけだし、誰もいないのに悪口は聞こえてくる
(また間違えたのwwみたいな)し、気分は最悪だった。
とりあえず、俺はまた駅員に路線を聞いてみることにした。
駅員がいるのか、という疑問はあったが。
401:
はっきり言うと、駅員はいた。真っ暗な駅舎の中、受付にだけ光が
灯っていて、軍人みたいな制服に身を包んだ駅員が、一人だけ。
「Y駅に行く電車はいつ来ますか?」と聞いたけど、駅員は
ぐごご、と低いうなり声を出すだけだった。重ね重ね同じことを
たずねても、駅員は唸り声を出して、何かを催促する手振りをする
だけだった。はっきり言って、知的障害なんじゃないかと思った。
どうやら駅員が切符を出せと言いたいらしいと気付いて、
俺は切符を出した。すると駅員は、何も言わず切符を切ってしまった。
それはY駅まで行くための切符だったのに、俺は愕然とした。
402:
「貴方は話が解らないんですか? 他の人を呼んでください!」
俺がそう言うと、駅員は駅舎の外へ行けというような手振りをした。
言われるがまま(?)俺は駅舎の外に出たんだが、全く誰もいない。
やはりあの駅員は知的障害だったのかもしれない。
「お前はあの駅員と同じ知恵おくれだ」
みたいな幻聴が繰り返し脳内に響いていた。多くの人が非難していた。
母親に電話しようと思ったが、圏外だった。
俺は駅舎へ退き返そうとしたが、あの知的障害の駅員に会うと思うと
何となく嫌だった。(知的障害の駅員というのは確かに変だが)
ただ、何もない田園風景の、遠くから、何かが祭囃子のようなもの
が聞こえていることも確かだった。それが幻聴であるか、全然判断
がつかないけれども。もしかしたら駅員は話の分かる地元民に聞け
と言いたかったのかもしれない。俺は音のする方向へ足を向けた。
403:
誰もいない道を歩いて、十分ほどした後のことだろうか。
向かい側から、一人の老人が歩いてくるのが見えた。
その老人には片足がなく、義足をしていた。歩くたびに、こつこつと
金属質な音が聞こえる。俺は老人を捕まえて、今まであったことの
事情を話した。すると老人は、
「この十字路を真っ直ぐ行って、突き当りを左に行ったら、トンネル
が見えるけえ、そこを通って、次に見える角を右に、その次の次の角
にバス停があるけえ、そこからY駅に行けるけえな」と言う。
それが本当に正しい言葉かどうかは解らなかったし、ややこしい
老人の説明に俺は混乱した。すると老人は「地図を書いてやろうか」
と言った。(上の説明だけやけに覚えているのは、地図が今もあるから)
404:
老人は手帳を取り出して、ページの余白に地図を書いてくれた。
手帳には変な文字が多く書かれていて、余白は少なかった。
「この通りに行けば間違いはないから」と言って、老人は地図を渡す。
その地図を見て、俺は首を傾げてしまった。
地図自体は問題ないとして、そこに書かれている文字が、見たことも
ない文字だったからだ。ひらがなでもなければ、漢字でも、ハングル
でもない。強いて言えば、子供の落書きみたいな文字だ。
「この文字は、何ですか?」と聞くと、老人は「バスの出る時間や」
とだけ言った。俺は理不尽な気持ちになりつつ、老人に礼を言って、
その通りの道を進むことにした。
408:
言われるがまま道を進み、トンネルを抜けると、確かにバス停があった。
バス停には、サングラスを掛けたババアが一人だけ座っている。
こんな真夜中に何でサングラスなのか、ちょっと疑問に思った。
けれども知恵おくれの駅員といい、老人が書いた謎の文字といい、
その程度の疑問はもうどうでもよかった。
とりあえずバスを待てばいいわけだから、老人の渡した地図を
ポケットに仕舞おうとした時、俺はぎょっとした。
二つ折りにしようとした紙片の裏側に、その文字がびっしりと書かれて
いたからだ。
409:
老人の言っていたバスが来たのは、10時くらいのことだったか。
バスに乗ったのは、俺と、サングラス姿のババアだけだった。
その時に気付いたんだけど、ババアは目が見えないらしかった。
ババアはY駅に向かう途中のバス停で降りた。
はっきり言えば、俺はつつがなくY駅に着いた。
というか、何で今まで着けなかったのか。
全くの疑問としか言いようがない。
はっきり言えば最初の時点でY駅に辿り着けなかったこと自体が
おかしいし、駅員に知的障害者が採用される訳がないし、老人の書いた
文字も変だった。ただその時点で俺自身がおかしかったわけだから、
統合失調症ゆえの妄想なんじゃないかとも思った。
一時間ほど遅れてN駅到着し、俺は二年間田舎で休養していた。
その間、様々な幻聴や妄想が俺を苛んでいた。
ただ症状は比較的軽い方で、俺の病気はその二年で治ったんだ。
410:
そこまではいい。
ただ問題は、先月の大晦日、俺が実家に帰省した時だ。
ふと俺の部屋を整理し、懐かしい思い出に浸っていた時、古いコート
のポケットから一枚の紙片が出てきたんだ。そのコートは、俺が
五年前に糖質で帰省した時のものだった。
紙片というのは、もちろん老人が書いてくれた地図だ。
それが今、俺の手元にある。
今からうpするんで、ちょっと待って。
【洒落怖】洒落にならない怖い話『全く意味がわかりません・通学バスの老紳士』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589038.html
411:
これが表。
これが裏です。
初めてやるので、ちゃんとできていますか?
421:
>>411
田舎の爺さんにしてはずいぶん高級なシステム手帳を使ってるんだな
422:
>>421 どうなんでしょうね。あそこは、普通に俺の住む国と何ら変わりなかった
ようですし、、、何より、爺さんは俺をこっちに戻してくれましたし。
412:
表の矢印に書かれてるのは、バスの時刻ですね。
413:
きさらぎ駅ちゃうん?
文字は面白いね、数字は読めるんだから文字が下手とかじゃなくて未知の言語?
【洒落怖】洒落にならない怖い話『きさらぎ駅』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4622980.html
414:
>>413 きさらぎ駅って何ですか?
少なくとも老人が喋っていたのは、日本語でしたが。
416:
メモの方で確実にわかるのはこの辺か
10234
95678
A10
あとはなんか「88」みたいなみたいな字が結構な頻度で書いてあるね。
418:
あーたしかきさらぎ駅の葉純も片足がないおじいさんがなんたらとか言ってたな
419:
きさらぎ駅って、調べてみて初めて知りました。
いえ、何と言うか。。。
そんな名前の駅だったかもしれません。確証はないですが、少なくとも
ひらがなで書かれた駅だったことは覚えています。ほんと、糖質でしたし、
五年前のことなので、記憶があいまいなのですけど。
駅の描写とか、かなり近いものがあります。
420:
ただ、今から思い出せば、あそこには障害者しかいなかったんですよね。
当時は俺も糖質でしたし、障害者の楽園みたいな場所があったらいいのにな
と空想していたんで、それゆえに見た妄想だと思ったのですが。
しかし、きさらぎ駅の話を知って、ぞっとしました。
431:
犬の呪い
お前ら犬に呪われたら本気でヤバイぞ。マジで注意しろ。
俺もいろいろ調べてはいるんだが、どうも要領を得ない。
呪いに詳しいやつがいたら助言がほしい。
もともと家には俺が生まれる前から犬がいたんだが、俺はこの犬が嫌いで仕方なかった。
いわゆる馬鹿犬で無駄吠えはするし噛み癖は抜けないしでどうにも馬が合わなかった。
でも両親や兄ちゃんはそんな馬鹿犬を溺愛してたな。手のかかる子ほど可愛いとかそんな感じで。
432:
犬って結構人を見てるんだな。
俺が犬に対していい感情を持ってないってことがわかってるんだ。
父ちゃんや兄ちゃんが帰ってくるときには尻尾を振りながらお迎えするんだが、
俺に対しては餌をやるときでさえそっけない態度で本当に可愛くない。
俺は回りに家族がいないときは「クソ犬」と呼んでひそかに憂さ晴らししていた。
中学校にあがるころ犬が死んだ。結構いい年だったし大往生だったと思う。
俺はクソ犬がいなくなってせいせいしていたが、母ちゃんはペットロス症候群みたいになって、
日に日に元気がなくなっていった。
433:
当時の俺は母ちゃんの元気が無くなっていくことより、
夕飯のおかずが日を追うごとに少なくことが気になってた。
今考えると相当なクソ野郎だな。
それを見かねた兄ちゃんがある日小型犬を買ってきた。
母ちゃんは前のクソ犬のことを吹っ切れないようだが、
それでも少しずつ良くなっていった。俺もこの犬は可愛がった。
クソ犬と比べて素直だし何よりすっげえ可愛いんだわ。
434:
そんなこんなで時は流れて今年大学に入った。
俺は環境が変わるとストレスを感じる性質で、何日か寝苦しい日が続いた。
つい2日ほど前の話だが、その日は珍しくすんなり眠れた。
435:
夢にクソ犬が出てきた。
何でこんな夢見なくちゃいけないんだよと毒づいていると、
「お前が嫌いだった」とクソ犬が喋ってきた。
もちろん犬がしゃべるわけないんだが、確かに聞こえた。
「俺が死んでからも、ずっとお前のことを見続けてた。
俺より長生きするお前が憎かった」
クソ犬は続けざまに言った。
「お前を呪うことに決めた」
そういうと急に目の前が真っ暗になり、気づいたら目が覚めていた。
436:
起き上がってみると、なぜか周りの家具が大きく見える。
そしてなぜか俺の隣に男が寝ていた。俺はパニックした。
いろいろ考えてみてもグルグルと頭は空回りするばかり。
そのうち男が寝返りをうって顔を見ることができた。
その男は俺だった。
437:
急に頭が冴えてきて、鏡の前に移動すると、そこには小型犬の姿が映った。
俺は確信した。これはクソ犬の呪いだ。
呆然としていると後ろで男がもぞもぞと動いた。どうやら目を覚ましたようだ。
俺の姿を認めるとそいつは一言こう言った。
438:
「おはよう、クソ犬」
そのとき背筋が凍りついたのを良く覚えている。
それからあいつの目を盗んでいろいろ解決策を模索しているが、
決定打が見つからない。
誰かこの呪いを解いてくれ。
俺はいま慣れない前足でこの文章を打っているワン。
440:
>>438
死ぬほど怖い話ではないわ
439:
面白い
442:
テンポが良くて好き
最後疑獣化じゃなくて呪ってやるって言われたとこで終わらせたら、リアルっぽくてもっと怖かったかも
476:
長井戸八尺女:
岡城下七不思議のひとつ。岡上の北、近戸御門を下りて、約二丁の所にのしかかった怪巌がある。その下に長さ二間位の浅い柄杓井戸がある。昔大殿の勘気にふれて下げ截にされた女の怨霊が出る。
身の丈八尺もあるように見えるという。その後、霊を弔うために井戸の裡に観世音の石像が沈められたという。
『竹田奇聞』
八尺様の元ネタこれ?
【洒落怖】洒落にならない怖い話『八尺様』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4586568.html
532:
沈まぬ太陽
もう十年も前の話だが、裏の世界のようなものを見た事がある。
当時の私は友達のいないぼっち女子中学生で放課後や昼休みは学校の図書館で専ら読書に勤しんでいた。
小さい図書館だった為に一年くらい通うと興味のあった分野の本はおおかた読み尽くしてしまい、
次はどの分野の本を読もうかと思案していると、一冊の本が目に入った。
タイトルは「沈まぬ太陽」という本で、今でも忘れない。図書館の一番奥の本棚の、一番下の段に置いてあった。
本というよりは小冊子といった方が近いかもしれない。
表紙は太陽に月が溶かされ、下にある人間界と人間も溶かされているような絵だった。
表紙を見た瞬間に絵が原子力爆弾を表しているのか?と考えたがそうでは無かったのだと思う。
内容もまた奇妙だった。
533:
あるページには押し花がされていたり、あるページには文章で「太陽は沈まない。太陽が沈まないと隠れる事ができない」と書いてあったり、
またあるページからは変な絵が延々と書かれていた。どのページの絵にも太陽は書かれていたが、一ページだけレモンがテーブルに乗っかっているだけの絵があった。
テーブルには「ようこそ」と書いてあった。さらに気付いてしまった。
その本はページ数が途中からバラバラだった。レモンの絵は真ん中にあったのにも関わらず1ページだった。
気味が悪かったのと、何か嫌な感じがしたので本を戻そうか迷ったが、好奇心には勝てずに本を読み進めた。
流石に破いて並べる訳にはいかないので対応したページを順に読んでいくと、レモンの絵はただの表紙であり、
次のページから出てくる太陽が徐々に姿を変えて人間を溶かして、最後は太陽が人間の形になるという構図が完成した。
完成したところで、だと思う。
534:
遠くから何か叫ぶような声が聞こえて同時に周りにいた人達が私をジロジロ見ていた。目つきはなんだかギラギラしていた。
居心地が悪くなって私は図書館を後にした。
外に出るとなんだか空気が濁っている感じがした。普段は全くそんな事は感じないのだが。
気にしすぎだと思い家までの帰路につくと、いつもと同じ道を通っているのに、見たこともないような景色が広がっていた。
無意識に進む。何故か不安感は無かった事を覚えている。
535:
しばらく進むと見たこともないような防波堤で数人の釣り人が釣りをしていた。海は墨汁
のように真っ黒、空は赤に近いピンク色だった事は覚えている。
変な形の魚が釣り人のバケツの中を暴れまわっている。
釣り人は近付いた私に一瞬驚いたようだが一瞥くれるとすぐに釣りに戻った。
離れようとした時ボソッと声が聞こえた「喰われるぞ」
「え?」と言ったのも束の間、私はカラスのような鳥に手を突つかれた。同時に釣り人がバケツに入れていた魚を鳥に向かって投げた。群がる鳥。
釣り人は、方角を指差すと
「急げ」と。その方向に全力で駆け抜けた。途中一度だけ振り返ると、太陽が近づいて来ていた。釣り人や鳥、景色も蒸発していった。
538:
そこで私は目を覚ました。
気付いたら病院のベッドの上だった。近くにいた看護師さんに話しかけるとすぐに医者を呼んでくれた。
話によると私は本を読みながら突然倒れ、1ヶ月まるまる病院で寝ていたそうだ。枕元にはクラスメイトが製作してくれた寄せ書きがあった。
間も無く両親が到着して、二人とも号泣してしまい、宥めるのが大変だった。
539:
後日談が3つある。
1つ目
裏の世界で助けてくれた釣り人は私が小さい頃に亡くなった叔父だった。
叔父と言っても遠くに住んでおり二度三度しか会ったことが無いそうだ。昔のアルバムに一緒に写っている写真があった。
それからは毎年必ず墓参りに向かい、墓前で近況報告を欠かさず行っている。
2つ目
裏の世界で鳥に噛まれた傷は現実にもあった。私は裏の世界を臨死世界だと最初は考えていたのだが、
だったら体に出た噛み傷はなんだったんだと今でも思う。
精神的に受けたと勘違いすると体には傷が浮かぶ事があると聞いた事があるがそれだろうか。ちなみに倒れた時には全く外傷は無かったそうだ。
全身を鳥に噛まれていたらどうなったんだろうと今でもゾッとする。
540:
3つ目
実は私が気を失っている間に一人クラスメイトが自殺していた。
Kという男子で私とは殆ど関わりの無いいわゆる不良だった。周りの評判もあまり良くなかった。
どう評判が悪かったかは割愛するが彼の寄せ書きには「沈まぬ太陽」という記述があった。彼が図書館で本を読んでいるところを見たことが無かったので驚いた。
後日、読む気は無かったが学校の図書館でもう一度本を探してみた。本は無くなっていた。
その後で、Kと仲の良かったSに話を聞くと、Kは私が気絶する前に読んでいた本を読んで見たかったようだ。Sは止めたがKは聞かず、
図書委員から聞き出して本を借りて行ったそうだ。だが読んだ時点では何も起きず、呪いの書と名付け、燃やしてしまったそうだ。
徐々にKはおかしくなっていき、最終的には首を吊って自殺したそうだ。寄せ書きはおかしくなる寸前に書いたものだった。
その後は何も起きることなく、普通に大学を卒業して今は普通に仕事をしている。読書は今でも大好きだ。ただ一つ作者不明の作品は読まなくなった。
長文失礼しました。
途中規制に引っ掛かり、間が空いてしまいましたこと申し訳なく思います。
541:
面白かった
555:
廃屋の噂
小学生の時、近所に廃屋があった。
噂では、そこで気の狂った夫に奥さんが刺されて殺されたらしく、
その頃された奥さんの幽霊が出るとの事だった。
その廃屋の裏口には鍵が掛かっていなくて自由に入れるが、
何故か内側からはどうやっても扉が開かないということだった。
出るためには一番奥の部屋の割れた窓から出るしかないが、
出るまでに振り向いてしまうと、奥さんの幽霊に錆びた包丁で刺し殺されてしまうとも囁かれていた。
噂は、近所のお兄ちゃんが実際にはいっただとか、
友達の友達がそこで幽霊を見たらしいといった、真偽の怪しい噂だった。
六年生だったオレと友達のAとBは、中学生に上がる前に、小学校生活最後の思い出として、その噂を確かめようと思い立った。
556:
途中で駄菓子屋に寄ったり、Aの家から懐中電灯と、
Bの家から高校で野球をやっていたBお兄ちゃんの金属バットを持ち出すために寄り道をしながら、
オレ達は夕方に廃屋についた。
夜だと怖すぎるが、昼間だと面白くなさそうだと言う事で夕方にしたが、
鮮やかなオレンジ色の夕焼け空の下で影濃く佇む廃屋は、雰囲気としては十分すぎるほど不気味だった。
草が俺たちの腰ぐらいの高さまでぼうぼうと生えた玄関を抜けて裏手に回ると、
確かにそこに裏口はあった。
尻込みしているオレとAを馬鹿にしながら、Bは勝手口の扉に手をかけた。
すると、扉は錆びた音もなく開いた。
僕たちはあまりの普通さに、少し拍子抜けした気分になった。
557:
暫くオレたちは扉を開けたり閉めたりして騒いでいたが、
近くのスピーカーから五時のチャイムを聞くと、そろそろ入ろうかとAが口にした。
言いだしっペと言う事で先ずAが中に入り、十数えた後にオレとBが外から扉を開ける。
その間にAは、本当に内側から扉が開かないのかどうかを確かめると言う事になった。
ふてくされたようにAが廃屋に入り扉を閉めると、直ぐに慌てたAの声が聞こえた。
十数えてから扉を開けると、Aは涙を浮かべて飛び出すように外に出てきた。
何故か怒り狂っているAに誰も外から扉を押さえていない事を説明したがAは信じず、
結局、オレとBも交互に一人で入って、本当に中からは扉が開かない事を確かめさせられた。
558:
暫くそうして交互に入って遊んでいたが、正直なところ、オレ達はもうそれ以上奥に進む気はなかった。
十分に怖い思いもしたし、それを存分に楽しんだからだ。
それで今日はもう帰ろうと言う事になった時、廃屋の表に停めておいた自転車の前で、Bが青い顔をしてポケットをまさぐり始めた。
どうやらBは、鍵を廃屋の中で落としたらしい。
オレ達は文句を言いながら裏手に戻り、Bに早く探しにいくようにせき立てた。
しかしすっかり日が傾き殆ど夜同然の暗さになったせいか、Bは一人で入るのはイヤだとだだをこね始めた。
仕方なくオレとAは、扉を石で押さえて開けっ放しにしておく事を条件に、Bの自転車の鍵の探索を手伝う事になった。
561:
しかしどれだけ探しても、Bの自転車の鍵は入り口の近くでは見つからなかった。
そこでAが自宅から持ってきた懐中電灯を照らしながら少し奥に進んだ時、
突然、裏手の扉が閉まってしまった。
慌てた僕たちが焦って何とか扉を開けようとしていると、
外から女の甲高い笑い声が聞こえてきた。
幽霊だ。
AかBのどちらかがつぶやいた。
僕らは完全にパニック状態になり、
Bは泣きながら持ってきた金属バットで扉を叩き始め、
Aは懐中電灯をめちゃくちゃに振り回し始めた。
オレはとにかく怖くて、その場にしゃがみ込んで怖い怖いと声を上げて泣いていた。
563:
その内にAが割れた窓から出ようと叫び、僕らはパニックになったまま間取りを知らない廃屋の中を真っ直ぐ勝手口から遠ざかるように走り出した。
広くもない廃屋だから、その場所は直ぐに見つかった。
廃屋の居間のガラスが確かに噂通り割れていて、そこには段ボールが張ってあるのがAの懐中電灯の光に照らされていた。
Bがバットでそこを思い切り叩くと、ガムテープででも貼ってあっただけなのか、すんなり段ボールは外れ、オレ達はそのままそこから外に飛び出した。
オレ達は、それまで一度も振り向かなかった。
噂が、今のところ全て真実だったからだ。
564:
オレ達は外に出てもまだ生きた心地がせず、全力で自転車まで走った。
そうして辿り着いた自転車を停めておいたところには、柄の悪そうな中学生の男女が、
僕らを指さして腹を抱えて笑っていた。
呆然とする僕たちに、彼らは入り口の近くで怖々何科を探している僕たちを脅かすために扉を閉めた事を白状した。
安心したオレたちが自分たちの涙で濡れた顔を見合って笑い出した。
中学生の不良達曰わく、ここに元住んでいた人たちは借金で夜逃げしただけで、誰も死んでは居ない事をオレ達に教えてくれた。
扉が中から開かないのも立て付けが悪いだけで、中学生ぐらいの力であれば、数人で体当たりすれば普通に開くらしい事も、合わせて教えてくれた。
オレたちは急に怖がっていた自分たちが恥ずかしくなり、ここで煙草を吸っている事を誰にも言わないことを不良達と約束すると、そのままその場で解散してそれぞれの家路に向かった。
Bの自転車の鍵は、取り敢えず公園で遊んでいる家になくした事にした。
565:
翌日、Bは学校に来なかった。
朝のホームルームの後先生に聞くと、Bは昨晩から高熱が出て入院したと教えてもらった。
オレ達はその日の放課後Bの家を訪ね、応対してくれたBのおじいちゃんにBの入院先を聞くと、
その週の土曜日にBのお見舞いに私営の病院を訪れた。
ベッドの上で暇そうにしていたBは、オレ達が病室に顔を出すと、とびっきりの笑顔で迎えてくれた。
聞けば、Bは背中に出来た傷から菌が入り、昨日までは本当に生死の境をさまようほど危険な状況だった事を笑いながらオレ達に説明した。
確かに、その時のBは少しやつれていたように見えた。
それでも元気そうなBの様子を見て、オレ達は見舞いで親から持たされた果物を皮も剥かずに食べながら、その日の面会時間ぎりぎりまでBとくだらない話しをしていた。
566:
Bが入院してから二週間後、Bが死んだ。
原因は破傷風だった。
オレに子供が生まれ、その子の予防接種を受けに行った時に知ったのだが、
オレ達が生まれた年は、副作用かなんかの問題で破傷風の予防接種が実施されておらず、
そのためにBは破傷風菌にかかってしまったのだと、最近分かった。
やがてBの葬儀も終わり、オレとAが中学二年生になった頃、例の廃屋は火事で全焼した。
不良の煙草のからの出火だとか、地主が解体費用を惜しんで火を点けただとか噂は多くあったが、
けっきょく真相は分からなかった。
567:
実は、なんでこんな話を書き込んだかというと、
先週の日曜日に久しぶりにAと呑む機会があり、その場でBの話が出たからだ。
そこでなんのきなしにAが言った。
結局、なんでBは背中なんか怪我したのだろうか。
その場では酔いのせいでアホだったからだとか、おっちょこちょいだったからだとか言っていたが、
今日ふと、オレは思った。
Bの母親は、Bが錆びた金属かなにかで背中を傷つけたせいで破傷風にかかってしまったと医者に言われたと、通夜の席でオレの母親に話していた。
あの時扉を急に閉められたオレ達はパニックになった。
Bはそのとき金属バットで扉を叩いていたが、後ろに居たAに当たらないように、もしかしたら振り返ったのかも知れない。
あの噂を無視して。
もちろん、その噂自体眉唾物どころかその前段階の話からして嘘だったと言う事は十分に承知しているが、
どうしてもその事がオレの頭から離れない。
でなければ、どうやって木造平屋建てのあの廃屋で、錆びた金属が背中に刺さるというのだろう。
夫に殺された妻の幽霊ではなかったのかも知れないが、あそこには、きっとなにか居たのだと思う。
錆びた包丁を持ったなにかが。
568:
はきだせて少しすっきり。
東京の福生市であった実話です。
廃屋は燃えた後シャトレーゼっていうアイス屋になって、
今ではそこも潰れてマンションになってます。
今でも福生に住んでいる小学生のAの子供にその場所の事を聞くと、
そのマンションには火事で焼け死んだ人の幽霊が出るらしいと話していてびっくり。
具体的に幽霊を見た訳じゃないし、Bが死んだのも、本当にたまたまどこか別の場所で怪我をして破傷風になっただけなのかも知れない。
でも、噂話が発端で、その殆どの真相が明らかになっているのに、Bの背中の傷が謎なままなのがオレにとっては何よりも怖い。
幽霊も怖いけど、実はそこに錆びた包丁を持った浮浪者かなにかが居たのかも知れないと思うと、
オレとAが無事だったのは本当にたまたまなのかも知れないと思えて尚怖い。
とりあえず、Bの冥福を祈って合唱。
これで俺の話は終わり。
573:
電話が苦手
昔から、電話が苦手なんだ
多分親戚が死んだって連絡が子供のころ、夜中にかかって来た事があるからだと思う
呼び出し音が響くと、毎回ゾクッと嫌な予感がするんだ
また、何か悪い知らせなんじゃないかって
俺はその時、休日だったから録画した映画をボーっと見てたんだよ
昼飯食ったちょっと後だったな
それで、まぁちょっとウトウトし始めたら電話が鳴ってさ
いつも通り嫌な予感を抱きつつ、電話に出たんだよ
「はい、もしもし、××です」
眠りかけてたのを邪魔されたし、多分ちょっと不機嫌だったと思う
時計見たら午後2時25分
電話の相手は男の声だった
その電話は、ただの宅配便の連絡だった
近くまで来てますので、これから窺っても宜しいでしょうか、って内容だった
574:
「ええ、大丈夫です」
先日留守にしてて荷物受け取り損ねて、再配達を頼んでたからそれだと思った
「今家に居ますんで、はい、来て下さい」
それでは、って言って電話は切れた
夏でパン一だったから、ズボンちゃんと履かなきゃな、なんて考えつつ受話器を
玄関のベルが鳴った
早すぎる
俺の家はマンションの7階で、下に車停めて電話かけてきたとしても登ってくるのに一分はかかる
また嫌な予感がしてた
霊感とかは無いし、死んだらそれっきりだと考えてるけど、まぁオカルト話とかは好きでさ
お、とうとう俺もオカルト体験かな、なんてなんか冷静な所もあってね
受話器持ったまま、ソファにかけてあったジーンズ引っかけて、インターホンをとった
さっきの男の声で、宅配です、っていうから
「あ、はい。今出ます」
って答えて、もし強盗かなんかだったら嫌だし、玄関のゴルフクラブの位置を確認した
いざとなったら、って考えて
575:
で、ドアの覗き穴から外の様子窺ったら、まぁ普通に宅配の人がいた
アマゾンのダンボール箱持ってる、制服で帽子被った人
俯いて、受取証? あの判子押すヤツとかチェックしてる
なんか拍子抜けして、顔を扉から離して、チェーン外して、鍵開けた
扉開けて、荷物受け取って、判子押して、まぁいつも通りだ
鍵閉めて、チェーンかけて、ソファに荷物投げて、腰かけた
映画を巻き戻さないとなーって考えて、コントローラー載せてる机に目をやった
受話器が無い
さっき、受話器を戻そうとしてベルが鳴って、どうしたっけ?
玄関から電話の呼び出し音が聞こえた
不安になってきた
日差しは強いけど、クーラーかけてたから、ちょっと寒かった
576:
多分荷物受け取る時に、無意識に置いたんだろうと思いながら玄関に戻った
靴箱の上に受話器はあって、ピロピロ鳴ってた
こんな短時間に電話ってのも珍しい
リビングに戻りながら、手にとって、外線押して、耳にあてた
「もしもし」
「はい、もしもし、××です」
「は?」
××は俺の名字だ
「ええ、大丈夫です」
「え、ちょっともしもし?」
電話の向こうで、映画の音が聞こえてる
なんかヤバい
「今家に居ますんで、はい、来て下さい」
「いえ、ちょっと……」
電話の中と、目の前のモニターで同じ映画の、違う台詞が流れてる
なんか寒い
577:
玄関のベルが鳴った
受話器から耳を離して、モニターを見たら、電話の中で聞こえてたのと同じシーン
インターホンに出たら、宅配便だって男の声
あれ、と思って部屋を見るけど、さっき置いたダンボール箱が見当たらない
「あ、はい。今出ます」
玄関に行って、さっきと同じように荷物を受け取った
どう考えても意味わからない
時計を見たら午後2時27分
受話器を戻して、映画を巻き戻した
映画のシーンで、経った時間を逆算しようと思ったんだ
最初に電話かかって来た時から、荷物受け取ってソファに戻るまでで大体二分半
そこから、二回目に荷物受け取ってソファに戻るまでが二分15秒
荷物は、ちょっとビビりながら開けたけどちゃんと自分が注文したスリッパだった
なんだったのか、結局良く分らない
599:
ネトゲの粘着は異常
前やってたネトゲで見た粘着がすごいバイタリティでなんか異常な世界だったな
十数垢同時プレイである古参中堅プレイヤーが大勢に嫌われてるように演出
仲間内の新人に紛れてその人の言動監視
拾った言動は2chでその人になりすまして攻撃的な脚色つけて荒らし
ヲチ板のスレは完全掌握されていて、その人をどうやって退会に追い込むか議論するスレになってた
被害受けてる本人は黙々と調べていて結局一人の人間が一年半もの間すごいがんばってアンチ工作していて
影響されやすい新参やライト層が流されて集団心理が形成されてるってのが明るみに出た
約1年半も起きてる間のほとんどの時間を使って人を憎み行動し続けるってどんな状態なんだろうって思った
霊とか関係なさそうだけど、こういう病的な行動とる人とそれに多くのひとが影響されてしまう構図ってすごい怖い
ゲームの仮想空間だからよかったけど、現実の苛めや紛争でもそうやって作ってしまえるんだろうな
670:
病院の廊下を這いずる人影
中学生の時、腕を骨折して通院している時期があった。
ある日、病院内でジュースを買おうと、
通院中よく利用していた自販機(一番端の通路の行き止まりにある)に行くと、
二つあった自販機の横の壁に、ドアがあることに気付いた。今までその場所には結構行っていたが、
死角になっていたのか目に付かなかったのか、そんなものを見つけたのは初めてだった。
ただ、その時はあまり気にしていなかった。
さらにもう少し日が経って、もう退院間近となった日、
またジュースが飲みたくなってその自販機の前に行くと、例のドアが少しだけ開いていた。
一瞬、えっ?と思ったが、好奇心に負け、向こう側をちょっと覗いてみようとドアを開けた。
ドアの向こうにはかなり長い廊下が一本続いていて、人は通っていなかった。
突き当りに曲がり角も見えたが、どういう訳か廊下の電気が全て薄暗く、かなり見づらかった。
しばらく見ていたが特に何も起こらず、なんだつまらない、とドアを閉めようとした時、
突き当たりの曲がり角から人影が曲がってくるのが見えた。
人影はこちらに向かって歩いて来ている様だった。よく目を凝らしてみると、
まだ距離が遠くて表情は分からなかったが、その人影は片腕だけが異常なほど長く、
地面に引きずっていて、しかも何故か首を左右に振りながら歩いていた。
その不気味さに気付いてぞくっとした瞬間、ゆっくりと歩いていたそいつが、
変な大股?歩きになり早足でこちらに向かって来た・・・。
パニックになって慌ててドアを閉め、ジュースも買わずに待合室に走った。
その後そこには退院まで近付く事も避けていたので、結局あれの正体は分からないままだった。
生きていた人間だったとしても、そうじゃなかったとしても、もうあんな怖いもの二度と見たくない。
677:
スーツ姿の男
820: おさかなくわえた名無しさん 2012/12/24(月) 10:21:53.98 ID:aEGm2XNZ
職場での修羅場
フェイクあり、自分はデパートで働いてた
突然事務所にスーツ姿の男が来た
「下の階で男の人が皆さんを呼んでますよ、全員(5人程度)××フロアにすぐ降りるように」とまくし立てるように言ってくる
「全員が呼ばれるなんて、まさか変なクレーマーが器物破損を起こしたとか」とその時点でガクガクブルブル
そのフロアに行くといつも通りな感じでスタッフの女の子が客と応対してる
スタッフに話を聞くと「しばらく居るけど、誰も呼んでない。男の人も居ない」と言い出す
そう言われて背筋が寒くなった、わけがわからないしそもそもあいつは誰だと・・・
678:
821: おさかなくわえた名無しさん 2012/12/24(月) 10:31:11.45 ID:aEGm2XNZ
まさか幽霊と思い事務所に戻ると、明らかに部屋の様子がおかしい
椅子が動いていたり、引き出しが全部開いている
財布が無かった
慌てて外に飛び出すと財布を持ったさっきの男がキャッシュコーナーでお金を引き落としているところに遭遇
(盗みが済んでほっとしたらしく、同じデパート内のキャッシュコーナーで引き落としてた)
それからはもうバトルロワイアル状態、上から抑え込んだりもしたけど弾き飛ばされたり殴られたりした
警備員を呼ぶ余裕すらなかったが、あまりの騒ぎにやってきて皆でボコボコにしてようやく逮捕
余罪3桁の有名なデパート荒らしでした・・・
犯人がキャッシュコーナーに居なければ絶対捕まえられなかった、思い出してもぞっとする
事務所に誰か残すべき、と言われたが下手に残していたら逆に危なかったかも
679:
822: おさかなくわえた名無しさん 2012/12/24(月) 10:54:56.85 ID:zUigPeZl
乙。肝心な所が抜けてるアホ犯人でよかった。
823: おさかなくわえた名無しさん 2012/12/24(月) 11:28:01.71 ID:eQuwJJx6
そんなアホが3桁も事務所嵐って
やりなれ過ぎて油断しちゃったのかな
826: おさかなくわえた名無しさん 2012/12/24(月) 20:06:03.59 ID:aEGm2XNZ
スーツの人を関係者と勘違いして(男性社員に制服が無く、人の出入りも激しい)事務所を空けたのはうかつだったとか
犯人を刺激して乱闘に持ち込んでしまったのは不味かったとか
連絡体制が混乱して居たとか
反省したいポイントがいくつも出てきたよ・・・そもそも事務所の位置も良くなかった
制服の決まって無い職場は危ないな
>>822
包丁持っていたりしたら確実に刺されていた、色んな偶然が重なったから良かった
>>823
その辺りは聞きそびれた、とにかく全国紙に乗るレベルの犯人です
680:
すぐ金おろさないとおろせなくされるからだろ
730:
空気転換に地元の話を一つ
といっても調べれば出てくる話だし、昔話だけれども。
考察なんかもあるから興味を持ったら調べてみると面白いかと。
731:
寅子石
昔、その地に寅子という大変器量の良い娘がいた。その娘は長者の老夫婦の娘で、老夫婦も歳が行ってから出来た一人娘で随分と可愛がっていたらしい。
さてその寅子、近隣の男だけではなく、離れた地の豪族までもが結婚を申し込むほどの娘で、その娘に惚れた男どもは皆仕事も放り出して一日中寅子のいる屋敷の周りをうろついたり、寅子を想って夜まで物思いに耽るなど村自体の生活にまで影響が出始めた。
老夫婦のほうも、一日中押しかけてくる男どもから誰を婿にするべきか、と頭を抱えていたらしい。
豪族に嫁に出すのもいいが、心優しい寅子は誰か一人を選べないとまで言い出す始末。
732:
そんなうちに、老夫婦は結婚を申し込む男達を全員呼び集め寅子に会わせると言いながら料理を振舞った。
たいそう豪華な膾と沢山の酒に気を良くした男どもは食って呑み楽しんだ。しかし一向に寅子は顔を見せず、しだいにじれてきた男どもが老夫婦に寅子を出せ、と声を上げた。
すると老夫婦は悲しそうな顔で
「寅子は皆に分け与えました」
先ほどから食べていたその膾、鹿でも猪でもなく寅子の肉。
寅子は苦しみのなか、老夫婦に自分が命を絶ってこの肉を皆に分け与えてほしいと言ったそうだ。
男どもはおいおいと泣き、その寅子を偲び、苦悩を与えた償いを込め寅子石という供養塔を立てたという。
733:
この寅子石、今でもしっかり残されていて、近くには子膾神社という神社もある。
複数の類話があって、これは私が祖母から口伝で聞いたものを今の言葉に少し変えたもの。自分の出身地に悲しく恐ろしい昔話があるのは、この板的には自慢できるのだろうか。
737:
【洒落怖】洒落にならない怖い話『神に愛されるという事』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4622893.html
続・神に愛されるという事
覚えている人がいるか解りませんが、書き込みにきました。
「あと五年の命」と言われた者です。
まとめサイト等でも探せませんでした、すみません。
五年以上たちましたが、ぴんぴんしております。
とりあえずご報告まで。
五年の期限をすっかり忘れていて、いま六年目くらいと思います。
とりあえず元気です。
745:
まとめサイト、それです。
「来年の二月に」って書いているのに再来年になってしまったorz
下の子が小さいんで、あっぷあっぷしているたのと、昨年のちょうど今頃
胆石の手術で入院したりばたばたしてしまったので、月日がたってしまいました。
左手のリハビリは続けていますが、元通りにはほど遠いです。
夢も見ますが、頻度は下がってます。
本やで「師匠シリーズ」の本を見て、「あ!もしかして今年?!」と思ったら
去年だったという。
まとめサイト見たら、生存報告待ってるってあったので本当にすみません。
あと、神主の「寿命が延びましたね」は、高齢で妊娠した人へ言うお祝いの一種
みたいな言葉で、古い言い回しだけどうちの地方ではまだ言う人がいますとの
事で、「息子が成人するまで」云々はわたしの思い込みでした。
でも、今実際生きているんで、もう思い込みでもなんでもいいやー!!と。
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【吹いたら】オモシロイ画像張って家wwwwwww【死亡】

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