P「765プロ対抗・サイコロの旅!」小鳥「いえーい!」ドンドンパフパフback

P「765プロ対抗・サイコロの旅!」小鳥「いえーい!」ドンドンパフパフ


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1:
――AM05:00、765プロダクション
P「……というわけで、今日から『765プロ対抗・サイコロの旅』が始まるわけですが……」
小鳥「いえーい!」ドンドンパフパフ
P「現在、朝の5時です。外はまだ暗いです。当然、我々以外にはまだ誰も来ていません」
P「何故我々がこんな朝早くから事務所に来ているかといいますと……まぁ準備とかその他諸々のためですな」
P「この社運を賭けた一大イベント『765プロ対抗・サイコロの旅』……」
P「ルールは簡単。三人一組のチームを2つ作り、それぞれ最終目的地を目指して旅をしてもらいます」
小鳥「つまり計6人が今回この旅に参加するということですよね?」
P「その通り。今からクジを引いて、今回の旅に参加するアイドル6人を決めます」
P「さあ、今回槍玉に上が……ゲフンゲフン、大いなる冒険へと旅立つ選ばれし勇者は果たして……!?」ガサゴソガサゴソ
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪」
参加するアイドル(無効票は下にずらす)
>>3 >>5 >>7 >>9 >>11 >>13
3:
真美
5:
ゆきほ
7:
貴音
9:
あずさ
11:
美希ちゃん
13:

20:
P「……出ました」
P「真美、雪歩、貴音、あずさ、美希、響……」
P「今回はこの6人に犠牲……ゲフンゲフン、大いなる冒険へと旅立ってもらいます」
P「では、黒服の皆さん、行ってきてください」
黒服「「「了解」」」ザッ
小鳥「えっと、何やら物々しい方たちがいましたけど……彼らには何を?」
P「今から彼らには、今回の旅に参加するアイドルの家の玄関に張りこんでもらい」
P「通勤のために玄関を出た所を確保、我々の元へ拉致してもらいます」
P「我々がこんな朝早くから準備していたのは、このためです」
小鳥「うわぁ、プロデューサーさん、やることが鬼畜だぁ?♪」
P「ははは、そんなに褒めないでください、ははは」
28:
――AM07:30
雪歩「それじゃ、いってきまーす」
雪歩「……?」
黒服「萩原雪歩様ですね?」
雪歩「そ、そうですけど……」
黒服「申し訳ありませんが、プロデューサー様と音無小鳥様の命令により、身柄を確保させて頂きます」グッ
雪歩「!?」
黒服「さあ、車にお乗りください」
雪歩「あ、あぅぅ……」
バタン、ブロロロロ…
P「今、黒服の方たちから連絡がありました。6人全員の身柄を確保したそうです」
P「それでは、我々もスタート地点へと向かいましょう」
小鳥「はーい!」
36:
――AM08:00 東京駅
雪歩「……それで、どうして私達はここにいるんですか……?」
真美「わけわかんないよ?!玄関出たらいきなり怖い人に連れてかれて」
P「ごめんね♪」テヘペロ
響「ごめんね♪じゃないぞー!うがー!!」
あずさ「まぁまぁ、結局みんな無事だったんだから、いいじゃない?」
美希「あずさは優しすぎるのー、ぶー」
貴音「それであなた様……そろそろ、わたくし達をここへ連れてきた真意をお聞かせ願いたいのですが」
P「おっとそうだ、では本題に入ろう……単刀直入に言うと、お前たちには今から旅に出てもらいます」
P「ただの旅じゃない、今回お前たちの命運を決めるのは、このサイコロ1つだ!」
P「題して『765プロ対抗・サイコロの旅』!!」
小鳥「いえーい!!」ドンドンパフパフ
49:
P「ルールは簡単、今からお前たちには三人一組のチームに分かれて、それぞれ最終目的地を目指してもらう」
P「ただし、そこを目指すまでの経路は、すべてサイコロの出目で決めてもらう」
P「なんやかんやあって、一番早く最終目的地へ到着した方の優勝だ!」
美希「うーん、なんだかよくわかんないの」
貴音「まことに面妖な……あなた様の真意がわかりかねます」
P「いいのか貴音?もしかしたら全国各地の美味しいラーメンが食べられるかもしれないぞ?しかも本場で」
貴音「本場のらぁめん……」ゴクリ
貴音「あなた様、わたくしは何時でも旅立つ用意ができております」
真美「切り替え早っ!!」
小鳥「というわけで、皆にはこれから2チームに別れてもらうわよ?」
小鳥「さあ、このクジを引いてちょうだい?」
チーム編成(各チーム3人)
>>51
51:
ミキ
真美
あずさ
62:
P「決まったな、Nチームは美希、真美、あずささんだ」
小鳥「そしてSチームは、響ちゃん、貴音ちゃん、雪歩ちゃんね」
響「へ?SチームにNチーム?」
雪歩「普通、AチームとかBチームとかじゃないの……?」
P「それでは今から、お前たちの旅の最終目的地を発表する」
P「まずNチーム……お前たちが目指すのは……」
P「……北の最果て、北海道稚内市だ!!」ババーン
美希真美あずさ「……えっ?」
小鳥「そしてSチームのみんなが目指すのは……」
小鳥「……南の最果て、沖縄県石垣市よ♪」
貴音雪歩「……はい?」
響「おおおおおおお沖縄かああああああ!!何か燃えてきたぞぉぉぉぉぉ!!!」
72:
P「……というわけでNチームの引率は俺が行うぞ」
美希「よかった、ハニーと一緒なら安心なの♪」
あずさ「迷子にならずに済みそうね♪」
真美「責任じゅーだいだよ、兄ちゃん♪」
P「よし、では只今よりNチームの第一投だ」
P「もうわかってると思うが、出目に応じた所へ否が応でも向かってもらうからな」
P「1:一気に北海道上陸!函館!!」
美希「これはラッキーなの!」
P「2:ちょっとそこまで!大宮!!」
真美「ちっか!」
P「3:未開の地!前橋!!」
あずさ「あ、あのグンマー共和国の……」ゴクリ
81:
P「4:餃子王国!宇都宮!!」
美希「餃子……なんだか無性に食べたくなってきたの」
P「5:水戸黄門のお膝元!水戸!!」
真美「高確率で北関東だね……」
P「6:ちょっと寄り道!横浜!!」
あずさ「あらあら、逆方向じゃないですか……」
P「以上だ……さあ運命の第一投、誰が振る?」
美希「じゃあ美希が振るの!!」
P「わかった……俺達の運命はお前にかかってるぞ、美希……!」
美希「……ゴクリ」
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」チャカポコチャカポコ
美希「……えいっ!」
(コンマ00?09:
>>85
85:
1以外で
ksk
94:
P「出目は……2!大宮!!」
真美「ちょっとミキミキ?、しっかりしてよ?」
美希「やっちゃったの★」テヘペロ
あずさ「まぁまぁ、そういうときもあるわよ?」
P「それじゃお前ら、早電車に乗るぞ!」
――JR京浜東北線 東京→大宮
AM:09:00
P「というわけで、やってきました大宮駅!」
美希「なーんか旅って感じがしないの」
真美「まぁ大宮だからね……」
98:
あずさ「それで、大宮には何があるんですか?」
P「実は大宮は、全国有数の盆栽の街として有名なんだ」
真美「ぼんさいねー、あんまり興味ないなー」
P「そんな盆栽の街・大宮にちなんで、お前たちにやってもらうのは……」
美希「ま、まさか盆栽を作れっていうんじゃ……」
P「……大宮盆栽だー!!早飲み対決!!」ババーン
あずさ「……はい?」
P「さあ、ここにあるのは盆栽の街にちなんだ大宮のご当地サイダー、大宮盆栽だー!!だ」
P「このサイダーを一番早く飲んだ人の勝利!10ポインツ獲得だ!!」
真美「それ、ぶっちゃけ大宮あまり関係ないんじゃ……」
美希「それに10ポインツって……」
あずさ「でもなんだか楽しそうですね?」
101:
だー!だ!wwwwwww
103:
P「準備はいいか?それではヨーイ、スタート!!」
美希「……!!」ゴクッゴクッ
真美「……ぷはっ!炭酸の一気飲みはきついよー!……んぐ」クピクピ
あずさ「でもなんだか甘さ控えめで美味しいわね♪」
P「さあ三人とも頑張って飲んでおりますが……」
P「……」
P「…………」
P「………………」
P「……うっう?★(裏声)」
美希「ぶはっ!!」
真美「ぷうううううううううううう!!」
あずさ「……ごぼっ!!」ビクンビクン
P「ああっと、三人ともサイダーを吹き出してしまった?、勝敗無効!!」
111:
美希「ちょっ、飲んでる最中に笑わせるのは酷いの!!」
P「えへっ♪」テヘペロ
あずさ「ゴホッ……エヒッエヒッ……」
真美「ほら、あずさお姉ちゃんなんか、気管に入っちゃって大変だよ?」
P「だ、大丈夫ですか?あずささん……」
あずさ「エヒッ……だ、大丈夫です……」
P「さあ、茶番も済んだところで、第二投いってみましょう!」
真美「茶番って……じゃあ今度は真美が振るよ?」
P「OK!それじゃ出目発表!!」
P「1:牛タン食いてぇ!仙台!!」
真美「おおっ!いいねぇ!!」
P「2:餃子食いてぇ!宇都宮!!」
美希「なんだかお腹空いてきたの……」
P「3:納豆食いてぇ!水戸!!」
あずさ「好き嫌いが分かれるけど私は好きですよ?」
114:
P「4:イタリアン食いてぇ!新潟!!」
美希「新潟でイタリアン……?ちょっとイメージ湧かないの」
P「5:おそば食いてぇ!長野!!」
あずさ「ちょっと寄り道になっちゃうけど、お蕎麦、いいですね?」
P「6:中華食いてぇ!横浜!!」
真美「なんで頑なに横浜に向かわせようとすんだYO!!」
P「さあ真美、運命のサイコロを……どうぞ!!」
真美「……ゴクリ」
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」チャカポコチャカポコ
真美「……そりゃっ!」
(コンマ00?09:
>>117
117:

127:
P「出目は……4!新潟!!」
美希「おおっ、なんか一気に近づいた感がするの!真美、よくやったの!」
真美「どんなもんだい!!」エッヘン
あずさ「でも新潟でイタリアンって、どういうことかしら??」
P「それは到着してからのお・た・の・し・み♪」
P「さあ野郎ども、上越新幹線に乗り込めぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
美希真美あずさ「「「はーい♪」」」
――Sチーム
小鳥「さあ、Nチームは一路大宮へと旅だった訳ですが……」
響「いきなり大ブレーキだなー、まぁ横浜が出なかっただけマシなのかー」
小鳥「それじゃこっちも運命の第一投始めるわよ。さあ誰が投げる?」
貴音「それでは誠に僭越ながらわたくしが……」
小鳥「オッケー、それじゃ出目表を発表するわね」
132:
小鳥「1:いきなり九州上陸!福岡!!」
響「おお!いわゆる大アタリってやつだな!!」
小鳥「2:ちょっとそこまで!横浜!!」
雪歩「あっちのチームで言う大宮みたいなものかぁ」
小鳥「3:人は石垣人は城!甲府!!」
貴音「最終目的地が石垣だけに、ですか?」
小鳥「4:ここはお茶でも一杯!静岡!!」
雪歩「お茶かぁ……私はここがいいなぁ?♪」
小鳥「5:ババンババンバンバン!熱海!!」
響「ぴよ子、なんだかオッサンくさいぞ……」
小鳥「6:水戸黄門のお膝元!水戸!!」
貴音「なんと……これでは遠回りではありませんか……」
小鳥「さあ貴音ちゃん、運命の第一投を……どうぞ!!」
貴音「参ります……はいっ!」
(コンマ00?09:
>>135
135:
うす
148:
小鳥「出目は……あっちと同じく、2!横浜!!」
貴音「ああ……お許し下さい……」
響「まぁ、最初はこんなもんだぞー!」
雪歩「強運は最後まで取っておいたほうがいいもんね」
小鳥「オッケー?じゃ、電車に乗り込むわよ!!」
――JR東海道本線 東京→横浜
小鳥「やってきました、横浜駅!!」
貴音「横浜駅ですか……これが噂の『現代のさぐらだ・ふぁみりあ』……」
響「いっそ雪歩に任せたほうが工事が捗るんじゃないのかー?」
雪歩「えっ……?い、いやぁそんなぁ……///」
小鳥「割と乗り気ね、雪歩ちゃん……」
149:
スペインの方が早く完成するんじゃないの
150:
本家より工事期間長いんだろ確か
153:
1882年着工から完成まで300年かかると言われた本家は2026年完成予定だけど
ハマ駅は北上以来90年近く毎日工事やってる上に
同時に出来ねーからって工事の順番待ちしてる部分有るからな
154:
――AM08:30
響「で、横浜に来たのはいいけど、何をすればいいんだー?」
小鳥「そうねぇ……横浜も広いから、見るところは色々あるわね」
小鳥「この近くだと中華街にみなとみらい……ちょっと遠くだと、新横浜ラーメン博物館なんてのが……」
貴音「!!?」
貴音「い、今何と……?」
小鳥「え、新横浜ラーメン博物館……」
貴音「そこです!そこ以外に考えられません!!行きましょう!今すぐに!!」
小鳥「いや、本来横浜ではシウマイ弁当早食い対決を予定していたんだけど……」
貴音「確かにそちらも魅力的ですが、わたくし達が今すべきことは、らぁめん博物館に向かうことです!」
貴音「ああ、待っていてください……『らぁめんある所に四条貴音あり』の四条貴音が今向かいます……」ウットリ
小鳥「あちゃあ、スイッチ入っちゃった……」
響「……で、どうするんだー?貴音は一度こうなったら止まらないぞー?」
小鳥「仕方ないわね……ラーメン博物館に行きましょう」
雪歩「あぅぅ……いいのかなぁ……」
157:
――地下鉄ブルーライン 横浜→新横浜
――AM08:50
貴音「……なん……ですって……?」
係員「ですから、ここは朝11時にならないと開かないんですよ」
貴音「そんな……そんなことが……」
小鳥「……諦めましょう?貴音ちゃん」
貴音「……うう……」ポロポロ
小鳥「ほら泣かないで、中華街でラーメン食べさせてあげるから」
貴音「何をしているのですか?早中華街に向かいましょう!」キリッ
響「切り替え早っ!!」
雪歩「あ、あはは……」
167:
――地下鉄ブルーライン 新横浜→関内
――AM09:30
小鳥「やってきました、中華街!!」
貴音「嗚呼……ここがかの有名な……!」キラキラ
響「貴音がまるで子供のように目を輝かせているぞ……」
雪歩「なんだか無邪気でかわいいかも……」
――某中華料理店
店員「ハイ毎度ー、排骨湯麺アルヨー」
貴音「こ、この上に乗っているのは……?」キラキラ
店員「ン?排骨(パーコー)は豚のあばら肉を揚げたものアルヨー」
貴音「なんと……器から伝わってくる威圧感……このらぁめん、今まで食べたらぁめんとは一味違う……」
貴音「……では、頂きます」
175:
貴音「美味しいらぁめんの良し悪しは、まずはすぅぷから……」ズズッ
貴音「!!」ピキーン
貴音「こっ、これは……」
貴音「見た目からこってり系かと思われましたが、すぅぷは意外にもあっさり系……」
貴音「なるほど……こってりした排骨をのせているため、すぅぷまでこってりにしてしまうと味が相殺されてしまう……」
貴音「しかも排骨から出る脂によって、自然とすぅぷが丁度いい具合に……これはれべるが高いですね……」
貴音「続いてひときわ目を引く、この排骨……」サクッ
貴音「!!!」ズドーン
貴音「こっ、これはっ!!!」
貴音「衣はかりかり、それでいて中の肉はしっとりと……すぅぷとの相性も完璧……」ズズズッ
貴音「……麺との相性も抜群……恐れいりました」
貴音「例えるなら……『口の中が味のさぐらだ・ふぁみりあやぁ?』……ですね」
響「……なんだか貴音一人グルメレポーターみたいに盛り上がってるぞ……」
小鳥「まさに本領発揮といった所ね……」
雪歩「あっ、ホントだ、このラーメンおいし?♪」
185:
――JR根岸線 石川町→横浜
AM10:00
小鳥「さ、さあのっけからあっちに行ったりこっちに行ったりで時間を食ってしまいましたが……」
貴音「ああ……素晴らしきらぁめんでした……まだ口の中に余韻が……」ポワァー
小鳥「……貴音ちゃんが満足なら、それでいいかもね」
小鳥「それじゃSチーム、第2投の時間ね」
響「はいさーい!それじゃ次は自分が振るぞ―!」
雪歩「頑張ってね、響ちゃん!」
小鳥「それでは行き先の発表!!」
小鳥「1:たこ焼き食いてぇ!大阪!!」
響「大阪かぁ、一気に近づけるぞ!」
小鳥「2:お茶飲みてぇ!京都!!」
雪歩「お茶……私は京都がいいなぁ?」
小鳥「3:味噌カツ食いてぇ!名古屋!!」
貴音「名古屋……果たしてそこにもらぁめんはあるのでしょうか?」
192:
小鳥「4:おそば食いてぇ!長野!!」
響「これは遠回りになってしまうぞ……」
小鳥「5:チューリップ食いてぇ!富山!!」
雪歩「ちゅ、チューリップはあまり食べないと思うけど……」
小鳥「6:港のヨーコ・ヨコハマ!横須賀!!」
貴音「横須賀……これはたいむろすになりますね……」
小鳥「さあ響ちゃん、運命の第2投を……どうぞ!!」
響「なんくる……ないさぁ!!」
(コンマ00?09:
>>195
195:
ksk
196:
あちゃー
205:
横須賀www
211:
小鳥「出目は……6!まさかの横須賀!!」
響「うがあああああああやっちまったぞおおおおおおお!!」
貴音「誠に沖縄は遠いものですね……」
雪歩「だ、大丈夫だよ響ちゃん……悪運をここで使い切ったと思えば……」
小鳥「だけど運命には逆らえない!さあ皆、横須賀に行くわよ!!」
響貴音雪歩「「「はーい……」」」
――Nチーム 上越新幹線 大宮→新潟
――AM11:00
P「さあやってきました、新潟駅!」
真美「ふぃ?、東京から新幹線一本で行けるなんて恵まれてるねぇ?」
美希「でも終着駅の割には、なんだか古くてこぢんまりとした雰囲気なの」
あずさ「あら、それが逆にいいと思わない?」
あずさ「♪青い灯がゆれる 新潟駅よ? ってね」
215:
P「さあ、これから噂のイタリアンを食べに行くぞー」
真美「イタリアンって言うくらいだから、パスタ料理かな?」
美希「うーん……新潟のイタリアンって普通のイタリア料理とどう違うか想像できないの」
あずさ「わくわくしてくるわねぇ?」
P「すいませーん、イタリアン4つー」
店員「はいよー」
美希「なんだかイタリア料理屋とは思えない店構えなの」
真美「ねー兄ちゃん、イタリアンって何なのー?」
P「それはだな……」
店員「イタリアン4つ、お待たせしましたー」
P「っと、ちょうど来たようだな……皆の衆、刮目せよ!これが新潟市民のソウルフード、イタリアンだ!!」
222:
あずさ「こっ、これがイタリアン……ですか?」
真美「これって……焼きそばにミートソースかかってるよね?」
美希「うう……何だか奇妙な組み合わせなの……」
P「まぁまぁ、騙されたと思って食べてみんしゃい」
美希「わかったの……焼きそばにミートソースが合うわけが……」パクッ
あずさ「!!」
真美「こっ、これは……!」
美希「普通の焼きそばよりちょっと太い麺がソースに絡んで……」
あずさ「焼きそばソースの辛味とミートソースの酸味が絶妙にマッチして……」
真美「なんだろう……今までに食べたことのない麺類……そんな感じ……」
美希あずさ真美「「「おいしいの!」わ?!」YO!」
P「ははっ、それはよかった!」
227:
美希「ふぅ、満足満足なの♪」
真美「いやぁ女は度胸、何でも試してみるもんだねぇ?♪」
あずさ「今度は違う味も試してみたいわね♪」
P「さあ、皆満足したところで、運命のダイスロールのお時間です」
あずさ「じゃあ順番的に今度は私の番ね?」
真美「あずさお姉ちゃん、期待してるYO!」
P「それじゃ行き先の発表だ!」
P「1:日本海から太平洋へ!いわき!!」
美希「うわっ、すごく遠回りなの……」
P「2:魅惑の離島!佐渡!!」
あずさ「あらあら、こっちも中々の遠回り……」
P「3:ゴールドラッシュ!佐渡!!」
真美「ちょっと兄ちゃん!2と3が同じじゃん!!」
P「はっはっは」
233:
P「4:日本海に沿って!酒田!!」
美希「今のところこれがアタリかなー」
P「5:隣同士あなたと!山形!!」
あずさ「これもまぁ悪くはないわね?」
P「6:M属性なあなたに!佐渡!!」
真美「ちょっと!2分の1の確率で佐渡っておかしいでしょ!!」
P「はっはっは、そう簡単に稚内までたどり着けると思うなし!」
P「新潟を出した時点でこの運命は決まっていたのさ!!」
真美「ぐぬぬ……あずさお姉ちゃん!よろしく頼むよ!!」
あずさ「任せてちょうだい?!」
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」スカラカチャカポコ
あずさ「……そーれっ!」
(コンマ00?09:
>>236
236:
ksk
253:
P「出目は……4!まさかの酒田!!」
真美「ぃよっしゃあああああ!!!」
美希「あずさ!すごいの!やる時はやるの!!」
あずさ「えっへん♪」
P「っと、酒田となると、電車の発車までまだけっこうあるな」
P「てなわけでちょっち新潟をぶらぶらするか」
美希真美あずさ「「「はーい!」」」
――Sチーム 京急線 横浜→横須賀中央
――AM10:40
小鳥「さあ、やってまいりましたYO・KO・SU・KA!!」
響「横須賀って何が有名なんだ?」
小鳥「そうねぇ、スカジャン……も捨てがたいけど、やっぱりここは海軍カレーね」
貴音「ほぅ……らぁめんも良いですが、やはりかれぇも良いですね」
雪歩「スカジャンって何だろう……」
261:
店員「はい、海軍カレーお待たせしましたー」
小鳥「キタキタキタぁぁぁぁぁ!!」
貴音「ほう、これが噂に聞く……」
響「うわぁ!すっごく美味しそうだぞ!!」
雪歩「いただきまぁす♪」ハムッ
雪歩「……うわぁ、すっごくおいしい♪」
小鳥「なんだろう、昔ながらの味って感じがするわね?」
貴音「海軍かれぇ……船の上でも日付の感覚が狂わないよう」
貴音「週に一度必ずかれぇを食べる……昔も今もそのような習慣があるようです」
貴音「船の上では野菜が不足しがち……しかしかれぇなら必要な栄養をばらんす良く摂取することができる」
貴音「そんな海の男達へ思いを馳せて頂く海軍かれぇ……誠に美味なものですね、ふふっ」
響「また始まった、貴音の『ぐるめりぽぉと』……それにしても美味しいカレーだぞ!はむはむ」
271:
――AM11:00
小鳥「いやぁ、美味しかったわね♪」
貴音「わたくしはあれが食べられただけでも、横須賀に来たのは決して無駄ではなかったと思います」
響「そ、そうか?ありがとうだぞ!」
雪歩「さっきスカジャン屋というのがあったから、丁度いいと思ってお土産に買っちゃいましたぁ♪」
小鳥「さぁ、皆横須賀を満喫したところで、運命のダイスロール・第3投のお時間です!」
雪歩「そ、それじゃあ順番的に今度は私が振るね?」
雪歩「せ、責任重大だけど……私、頑張るよ!」フンスッ
小鳥「それじゃ行き先の発表、いくわよ!」
小鳥「1:あそこに見える対岸へ!木更津!!」
響「ま、またものすごい遠回りだぞ……」
小鳥「2:ここらで一杯お茶でも!静岡!!」
雪歩「お茶……お茶……」
小鳥「3:やっとかめ!名古屋!!」
貴音「名古屋めし……一度味わってみたいものです」
280:
小鳥「4:迷宮のクロスロード!京都!!」
雪歩「お茶……お茶……」
小鳥「5:なんでやねーん!大阪!!」
貴音「たこ焼き、お好み焼き……いけません、涎が……」ジュルリ
小鳥「6:異国情緒漂うオサレ街!神戸!!」
響「なんか1以外は順当に目的地に近づいてってるぞ!」
小鳥「まぁ、これはボーナスステージだと思って頂戴!」
雪歩「で、でも私、こういう時に限って1を出しそうで……ぁぅぅ」
響「大丈夫だぞ!雪歩はやる時はやる奴だぞ!!」
貴音「ええ、どんな結果になろうと、私は雪歩を恨んだりなどしません」
貴音「むしろ再びぐるめを堪能できる機会を与えてくれたと、感謝いたします」
雪歩「響ちゃん、四条さん……うん、私、頑張る!えいえいおー!」フンスッ
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」チャカポコチャカポコ
雪歩「……えーいっ!!」
(コンマ00?09:
>>283
283:
木更津ぅー……
296:
小鳥「出目は……4!京都!!」
雪歩「や、やったぁ???!!!」
響「やったぞ雪歩!大躍進だぞ!!」
貴音「ええ、これは非常に大きなあどばんてぇじになることでしょう」
小鳥「それじゃ皆!京都に向けて出発おしんこ?!!」
雪歩響貴音「「「胡瓜の糠漬け?!!!」」」
――Nチーム JR羽越本線 特急いなほ 新潟→酒田
――PM14:45
P「さあさ、やってきました酒田駅!」
真美「やっとついたぁぁぁぁぁ!」
美希「座りっぱなしは結構腰にくるの……」
あずさ「でも日本海を眺めながらの旅もなかなか良かったわよ?」
312:
美希「でもハニー?酒田では一体何するの?」
真美「酒田と言われても、いまいちピンとこないYO!」
あずさ「私達には普段は縁もゆかりもない場所ですからねぇ」
P「ふっふっふ……ここで諸君に食べてもらうのは……」
P「……『オランダ』だ!!」
美希「……は?」
真美「イタリアンの次は……」
あずさ「オランダ?」
P「そう、新潟にイタリアンがあるように、この酒田にはオランダがある!」
P「というわけで、行ってみよう!」スタコラサッサ
美希「オランダ……そもそもミキ、オランダ料理自体あまり知らないの……」
真美「オランダねぇ……酒田とオランダ、関係があるようには見えないけどなぁ」
あずさ「でもなんだかワクワクするわね?」
316:
店員「ありがとうございましたー」
P「さあ諸君刮目せよ、これが酒田のオランダだッ!!」
美希「え、これって……」
真美「これが、オランダ……と言うより、むしろこれは……」
あずさ「オランダ……せんべい?」
P「そう、これが酒田のオランダ、オランダせんべいだ!」
P「この酒田の地で作られているオランダせんべい、ただの煎餅じゃあない」
P「ここ庄内地方で穫れた米だけを使った、直径6センチ、薄さはなんと2.5ミリという超薄焼き煎餅だ!」
P「ちなみにこのオランダという名前だが、ヨーロッパのオランダとは一切関係ない!」
真美「えっ?」
P「庄内地方の方言では『私たち』のことを『おらだ』といってな」
P「私たちの米で作った煎餅→おらだのせんべい→オランダせんべい、というわけだ、わーっはっはっはっは!!」
真美「……」
美希「……さむっ」
あずさ「あらあら、中々トンチの効いたネーミングセンスですねぇ?」
322:
P「とまぁ御託はこれくらいにして、とりあえず食べてみんしゃい」
美希「いただきまーすなの」パリッ
美希「こっ、これは……!!」
真美「サラダ油に塩だけという最小限の味つけしかしてないからか、お米の風味がしっかり残っている……!」
あずさ「それでいて小さいサイズで薄焼きにしてあるからか、ついつい次のお煎餅に手が伸びてしまうわ……!」
美希「これは……おにぎりと同じくらい……いや、それ以上に美味しいお煎餅かも!」
P「だろ?まさに米どころならではのお菓子ってわけだ」パリパリ
P「薄焼きだから、歯の弱い小さな子どもやお年寄りまで老若男女問わず食べられる」パリパリパリパリ
P「まさに酒田を……いや、東北を代表する煎餅と言っても過言ではないな」パリパリパリパリパリパリ
美希「あっ、ハニーずるいの、そんなに食べて!ミキももっと食べたいの!」
真美「真美だってもっと食べたいYO!」
P「はっはっは、慌てない慌てない、まだあるからゆっくり食べんしゃい」
あずさ「これは765プロの皆にもお土産で買ってあげた方がいいわね」
あずさ「雪歩ちゃんの淹れるお茶と合いそうだわ♪」
328:
真美「……ふぃ?、美味しかったぁ?」
美希「ミキ、ついついお土産にたくさん買っちゃったの」
あずさ「ふふっ、事務所に帰ったら皆で食べましょ♪」
P「というわけで、やってきました運命のダイスロール、4投目!」
美希「じゃあ一周回って今度はミキが振るの!」
P「Roger、それじゃ行き先の発表だ」
P「1:北海道はもう目の前!青森!!」
真美「おおっ!いいじゃんいいじゃん!」
P「2:ビバ・チェリーボーイ!山形!!」
あずさ「う?ん、方向的には戻る形になっちゃいますねぇ」
P「3:きりたんぽきり○んぽ!秋田!!」
美希「きりたんぽ……おにぎりの究極進化系……これは是非とも食べたいの!」
332:
P「4:かまくらと焼きそば!横手!!」
美希「最近横手やきそばで有名になった所だね!」
P「5:五能線か奥羽本線か!能代!!」
あずさ「日本海を眺めながらの旅も捨てがたいわねぇ」
P「6:冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば!盛岡!!」
真美「盛るぜぇ!超盛るぜぇ!!」
P「さあ、決断の時だ……!」
美希「……ゴクリ」
P「美希、ダイスロールGO!!」
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」クネクネ
美希「……えーい!」
(コンマ00?09:
>>335
335:
ふりだし
339:
P「出目は……2!山形!!」
真美「あちゃあ?、戻る形になっちゃった?」
美希「うう……ごめんなの……」
P「そう気を落とすな美希、それに山形でもまだマシな方だ」
美希「えっ?どういうことなの?」
P「本来酒田での行き先候補の中に俺は是非とも『飛島』を入れたかったんだ」
真美「とびしま?」
P「ああ、地図で見てもらえばわかると思うが、酒田から日本海を渡っていく、この小さな島だ」
あずさ「あらあら……これはまさに最果ての孤島ですねぇ」
P「でも船の時間がどうしても合わなかったんで、泣く泣く断念したというわけだ」
P「だから気を落とすな?美希」
美希「……慰めになってない気がするの」
P「まぁまぁとにかく出てしまったものは仕方ない!山形へレッツゴー!」
美希真美あずさ「「「おー」」」
344:
――Sチーム 東海道新幹線 新横浜→京都
――PM14:15
小鳥「さあ、やってきました京都駅!」
貴音「ほう……ここが歴史と伝統を重んじる古都・京都……!」
響「うおー!観光地だけあって、人が多いぞ!!」
雪歩「海外の人もかなり多い気がするなぁ」
貴音「……して小鳥嬢、ここでは一体何を?」
小鳥「ふっふっふ……三人には今から、ある勝負をしてもらうわ」
雪歩「勝負……?」
小鳥「題して……『宇治金時早食い対決!!』」ババーン
響「宇治金時って、抹茶がかかっているかき氷だよな……」
貴音「ほう、早食いですか……」キラーン
雪歩「あぅぅ……私は早食いは苦手かも……」
350:
小鳥「……では店に入った所でルール説明!」
小鳥「今から三人には宇治金時の早食いで競ってもらいます!」
小鳥「一番早く食べた人には、10ポインツと、この店自慢のほっかほかの宇治茶をご馳走します!」
雪歩「宇治茶……!」
小鳥「もちろん負けた人にはお茶はなし!そのまま冷えた体で駅まで戻ります!」
響「うう……外はかなり寒いぞ……」
店員「お待たせしましたー、宇治金時どすえ」
貴音「なるほど、これがかの有名な……」
雪歩「はわぁ、これはおいしそうですぅ♪」
響「おー、これは冬でも食べたくなるぞー!」
小鳥「準備はいいわね?よーい、スタート!!」
355:
響「はむっ……くぅー!暖房が効いてるとはいえ、やっぱりこの季節にかき氷はくるぞー!」
響「でも美味しいぞ!……貴音はどれくらい食べてる……あれ?」
貴音「ふむ……苦味と甘味が絶妙に溶け合った、この抹茶しろっぷ……誠に美味です」
貴音「そしてこの餡……ふむ、極端に甘くなく、丁度いい味です……」
貴音「そして脇役であるにも関わらず存在感を放つ白玉……こちらも甘さを抑えた絶妙な風味です」
貴音「いずれも氷との相性は抜群……お見逸れ致しました」
響「……何だか知らないけど、味わって食べてるみたいだな……」
響「……雪歩はどうだ?」チラッ
雪歩「はふっ……はふっ……」ガツガツ
雪歩「……はぅぅ……ッ!」キーン
雪歩「おいひい……れもいたい……」
雪歩「……でも美味しいお茶のため、頑張らなきゃ!はふはふ……」
響「……雪歩は雪歩なりに頑張ってるみたいだなー」
響「っと、自分だって負けてられないぞー!!」
358:
貴音「さて……じっくり味わったところで……参りますか」
貴音「……いざ!」シャクシャクシャクシャク
響「!?」
響「貴音のやつ、急にスピードアップして……まずいぞ!」
響「雪歩は……」
雪歩「はふっ……はふっ……」
響「雪歩なりのペースで頑張ってるが、少なくとも自分よりは断然いぞ……」
響「うおおおおお!負けてたまるかあああああ!!」ガツガツ
貴音「……」シャクシャクシャクシャク
雪歩「はふっ……」ハフハフ
小鳥「いやぁ?、三人とも頑張るわねぇ」ズズズ
小鳥「……ぷはぁ、美味しいお茶だわぁ♪」ポワー
勝者>>360
360:
ゆきぴょん
364:
雪歩「……ぷはっ!ご、ごちそうさまでしたっ!」
響「!?」
貴音「そんな……私が負けるとは……」
小鳥「おおっと、この勝負を制したのは、まさかの雪歩ちゃんだぁ!!」
小鳥「まさに、美味しいお茶への執念の勝利!!」
小鳥「それでは雪歩ちゃん、ご褒美のお茶、召し上がれ♪」
雪歩「はい、いただきます!」ズズズ
雪歩「……!!」ピキーン
雪歩「こっ、これは……ッ!!」
雪歩「口の中に残る甘味に、じんわりと染みこむかのような苦味……」
雪歩「しかもただ苦いだけじゃない……これはお茶本来が持っている自然な苦味……」
雪歩「これはそれを最大限まで引き出した、まさに究極のお茶……!甘味との相性は抜群……!」
雪歩「……ぽぇぇ」ポエー
響「おお、雪歩の顔がとってもほころんでるぞ」
367:
雪歩「あの……これ、ぜひ響ちゃんと四条さんも飲んでください」
響「えっ、い、いいのか?」
貴音「わたくしは敗者……るぅる上わたくしがそれを飲むことは……」
雪歩「いいんです、こんな美味しいお茶、私だけ独り占めするわけにはいきませんから」
雪歩「こんなに美味しいお茶だからこそ、多くの人に味わってもらいたいんです!」ニコッ
響「雪歩……」ジーン
貴音「そこまで言われてしまっては、断るのはかえって失礼と言うものですね……」ジーン
貴音「では……」ズズッ
貴音「……誠に美味……先ほど雪歩が説明した通り……最早私の口から再度説明する必要はありません」
響「ううっ、お茶のあったかさと雪歩の優しさが冷えた体に沁みるぞ……おいしいぞ……!」
雪歩「ふふっ、よかったです♪」
小鳥「いやぁ、美しい友情ねぇ!」ウルウル
響「いや、元はと言えばぴよ子があんな競争やらせたんじゃないかー」
小鳥「ぴよぉ……」
371:
――PM14:45
雪歩「えへ……えへへ……」ニコニコ
響「雪歩、幸せそうだなー」
小鳥「たくさんお土産のお茶っ葉買ってたもんね」
貴音「あれだけ美味なお茶を、今度は自分で淹れられる……その喜びで満ち溢れているのでしょう」
小鳥「さあ、美味しいお茶を満喫したところで、やってまいりました、運命のダイスロール・第4投!」
貴音「それでは振る順番が一周回ったところで、再びわたくしが……」
小鳥「オッケー!それじゃ行き先発表としゃれこむわよ!」
小鳥「1:この勢いで九州上陸!福岡!!」
貴音「博多らぁめん……博多らぁめん……」ジュルリ
小鳥「2:猫も杓子ももみじ饅頭!広島!!」
響「広島かぁ、まぁ近付くに越したことはないぞ!」
小鳥「3:見渡す限りの砂丘!鳥取!!」
雪歩「鳥取かぁ……砂丘以外に何かあるのかなぁ」
374:
小鳥「4:まさかの四国上陸!高松!!」
貴音「らぁめんも良いですが、うどんも捨てがたいですね……」ジュルリ
小鳥「5:ちょっと寄り道!和歌山!!」
響「これは結構なロスになるぞー」
小鳥「6:スルーは良くないだがや!名古屋!!」
雪歩「名古屋まで戻らなきゃダメなんだ……」
小鳥「さあ運命は貴音ちゃんが握ったサイコロにかかっています!」
貴音「……」ゴクリ
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」クネクネ
貴音「……はっ!」
(コンマ00?09:
>>377
377:
ksk
385:
小鳥「出目は……4!高松!!」
貴音「なんと……」
響「でも自分、四国は初めてだぞー!」
雪歩「わ、私も……ちょっと楽しみかも」
貴音「実はわたくしも、本場の讃岐うどんというものを味わってみたかったのです……」ジュルリ
小鳥「それじゃ一路四国へ向けてレッツゴー!」
貴音響雪歩「「「おー!」」」
――Nチーム JR羽越本線・陸羽西線・山形新幹線 酒田→山形
――18:10
P「さあ、やってきました山形駅!!」
真美「もうすっかり暗くなっちゃったYO……」
美希「酒田と山形って、近いようで意外と遠いの……」
あずさ「地方は列車の本数が少ないから、仕方ないわね」
388:
真美「それで兄ちゃん、山形ではいったい何をするの?」
P「よくぞ聞いてくれました!新潟ではイタリアン、酒田ではオランダ……」
P「そしてここ、山形では……『フランス』だ!!」
美希「こ、今度はフランス?」
あずさ「あ、それってもしかして『ラ・フランス』ですか?」
P「流石あずささん、よくご存知!その通り!」
美希「ハニー、ラ・フランスって何?」
P「ラ・フランスとは、ここ山形の地で生産されている洋ナシの品種だ!」
P「濃厚な甘味と滑らかな舌触りで、とっても美味しいんだゾ!」
真美「じゅるり……」
P「しかぁし!ただお前たちに食べさせたんじゃあ面白くない!」
あずさ「え?」
P「ここ山形で諸君に行ってもらうのは、これまた山形の名産・さくらんぼを使用した闇のゲーム……」
P「題して『さくらんぼの種飛ばし競争』だッ……!!」
393:
P「……てなわけで、三人ともさくらんぼは食べたな?」
あずさ「はい、甘酸っぱくてとっても美味しかったです♪」
美希「ミキ、これでもう山形は満足かなーって♪」
真美「でもまた美味しい物が食べられるとなると、負けられないねぇ♪」
P「よーし、ちゃんと種は口に含んでるな?」
P「それじゃ、俺の掛け声とともに、種を口から飛ばすんだ」
P「最も飛距離の大きかった人が、ラ・フランスを食べられるぞ」
P「勝負はぶっつけ本番の1回きりだ!落ち着いて挑め!!」
美希真美あずさ「「「……」」」
P「それじゃ……はじめ!」
美希「んぺっ!」>>394
真美「ぷっ!」>>396
あずさ「ぷひゅっ!」>>398
(コンマの数字が一番大きい人が優勝)
394:
負けたらさくらんぼのヘタが結べるまでPとべろちゅー
396:
あーん
398:
あひっ!?なんか飛んできた
400:
P「それでは結果発表だ」
P「美希、8m68cm」
P「真美、8m24cm」
P「あずささん、8m01cm」
P「見事な接戦だったが、優勝は美希だ!」
美希「ばんざーいなの!!」
真美「あちゃあ……負けちゃったか」
あずさ「あと少しだったんですけどねぇ」
P「ちなみに、実際に行われている種飛ばし大会では女子の平均記録はだいたい8m……皆割と頑張った方だと思うぞ?」
P「さあ、優勝した美希には、ラ・フランスをご馳走してしんぜよう」
美希「やったなの!!」
401:
P「さあ、これがラ・フランスだ」
美希「うわぁ……すごく甘い香りがするの」
真美「皮をむいてない状態でもすっごい甘い匂いがするよ!」
あずさ「これは美味しそうだわ……」
美希「では、いただきますなの……」シャク
美希「!!!」
美希「ん?????!!」ニンマリ
真美「うわぁ、ミキミキ、ほっぺたを抑えながらのとろけそうな顔……」
あずさ「いいわねぇ、幸せそうねぇ?」
美希「口に含んだ瞬間、口の中に広がる濃厚な甘さ……」
美希「そしてこの滑らかな舌触りと、口に含んでいてもはっきりと分かる香り……」
美希「ミキ、今日この日のために生まれてきたと言っても過言ではないの……♪」トローン
402:
ラフランスは、熟れているのは本当美味い
403:
>>402
食べどき見分けづらくない?
405:
>>403
ヘタの回りを触ってみて、プニプニやわらかくなったら食べごろ
冷暗所で保存して、食べる30分前ぐらいに冷蔵庫で冷やすとおいしく食える
407:
真美「……」ジー
あずさ「……」ジー
美希「……」
美希「……わ、わかったの……二人にもひとくちだけ食べさせてあげるの……」
真美「さすがミキミキ、話がわかるねぇ?♪」
あずさ「それじゃお言葉に甘えて♪」
真美「……こっ!これは……ッ!!」
真美「なにこれ……もはやこれは洋ナシじゃない……洋ナシとは全く別のフルーツだよ……」トローン
あずさ「まぁ、なんて上品で濃厚な甘み……」
あずさ「これが本物のラ・フランスの味……自然と頬が緩んじゃうわ……」トローン
美希「でしょでしょ?まさに甘味の爆弾や?!なの♪」トローン
P「御覧ください皆様、三人の幸せそうな顔」
P「私にとって、この笑顔こそが何よりのご馳走であります……Pでした」
410:
――18:30
P「さあ、皆ラ・フランスを堪能したところで、運命のダイス……」
美希「はぅぁ……まだ口の中に甘味が残ってるの……消したくないの♪」
真美「これはぜひ亜美にも食べさせないと……だからお家に発送頼んでおいたよーん♪」
あずさ「ああ、もうこのまま山形に住むのも悪くないわねぇ♪」
P「みなさん!運命のダイスロール!第5投の!お時間です!!」
美希「むー、わかってるの」
真美「じゃあ今度は真美が振るね!」
P「OK、それじゃ行き先の発表だ!」
P「1:北海道はもう目の前!青森!!」
あずさ「つンがるかいきょおおおお、ふぅぅぅゆぅげぇぇぇしぃぃぃきぃぃぃぃぃッ!!」
P「2:うみねこのなく港町!八戸!!」
真美「へぇ?、これ『はちのへ』って読むんだ?」
P「3:石割桜夜ニ紛レ!盛岡!!」
美希「今のところ全部アタリなの!」
412:
P「4:寒い日にはきりたんぽ!秋田!!」
美希「う?ん、やっぱりきりたんぽも捨てがたいの」
P「5:牛タン食べに戻ろっか!仙台!!」
あずさ「牛タン……いいですけど距離的には少しですね」
P「6:もう今日中に北海道上陸しちゃえ!函館!!」
真美「おおおおおおおおおおおおおお!!!」
P「っと、今回は割と大盤振る舞いだぞ!」
P「真美、心して振るがいい!!」
真美「よっし……皆、行くよ……!」ゴクリ
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」ブレイクダンス
真美「……そりゃっ!!」
(コンマ00?09:
>>415
415:
はい
416:
海を越えましたよ!
419:
P「出目は……6!函館!!」
真美「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
あずさ「やっぱり真美ちゃんはサイコロ運強いわねぇ」
美希「ここ一番の引きはやっぱりすごいの!」
真美「どんなもんだぁい!」ドヤッ
P「それじゃ皆、遙かなる北の大地に向けてしゅっぱーつ!」
美希真美あずさ「「「おーっ♪」」」
――Sチーム JR東海道・山陽新幹線・瀬戸大橋線・予讃線 京都→高松
――PM17:05
小鳥「さて、やってまいりました香川県高松市!」
雪歩「もうすっかり暗くなってきちゃったね……」
響「讃岐うどん、楽しみだぞー!」
貴音「ええ、わたくし、先ほどから楽しみのあまり武者震いしております」ブルブル
422:
店員「へいお待ち!」
貴音「こ、これが本場高松の恐るべき讃岐うどん……」
響「あれ?でもこのうどん、つゆも何もかかってないぞ?」
店員「お嬢ちゃん、本当に美味ぇうどんってのは、この生醤油をかけるだけでいけるんだぜ」
雪歩「きじょうゆ?」
店員「そう、そいつぁうどんにかけるためだけに生産されてる特別な醤油だ!さ、試してみな」
響「わ、わかったぞ……」ツツツ
響「どれどれ……」ズズッ
響「!!」
響「こっ、これが本当の讃岐うどん……ッ!!」
雪歩「うわぁ……こんな美味しいうどん食べたことないや……」
小鳥「ゥンまああ????いっ!!」ズビズバ
423:
仙台のオイラちょっと残念
425:
>>423
萩の月美味いよな
駅弁のあったかい牛タン弁当(\1,000)も好きだ
426:
>>425
あの糸を引く時のワクワク感は異常
427:
>>426
想像以上に熱くなるよな
やけどしかけたわ
428:
貴音「……」
響「あれ、そういえば貴音がやけに静かだな……」
響「いつもならここらへんで『ぐるめりぽぉと』を入れてくるのに……」
響「おーい、貴音?」
貴音「……」
貴音「……はっ!!」
貴音「申し訳ありません……あまりの衝撃に、一瞬意識を失っていました」
貴音「この生醤油……ただの醤油ではありません……おそらくは魚介系の出汁が入れてありますね?」
店員「おっ、お嬢ちゃん中々するどいねぇ……その通り、そいつにぁ瀬戸内海で穫れたアゴ、つまりトビウオの出汁を使ってるんだ」
貴音「とびうおですか……なるほど、さっぱりとした魚介の後味の正体はこれだったのですね」
貴音「そしてこの麺……非常にこしが強く、それでいて醤油によく絡みます」
貴音「うどん本来の味と、それを引き立てる醤油の味……それらが口の中で融合することで、この讃岐うどんは完成されるわけです」
貴音「これほどまでにしんぷるであるにも関わらず、決してらぁめんに勝るとも劣らない……」
貴音「……否、並のらぁめんでは到底太刀打ちできるはずもない、恐るべき讃岐うどん……」
貴音「……誠に美味……恐れ入りました」
432:
――PM17:30
貴音「ふふっ、本場の讃岐うどん……これは再び高松を訪れる必要が出来ましたね」
響「それにしてもすごいなー貴音、あの後店のおじさんから」
響「『お嬢ちゃん気に入ったぜ!これ持って行きな!』って、うどん専用の醤油貰ってたもんなー」
貴音「お礼と言っては難ですが、わたくしのさいんをぷれぜんと致しました……無論、わたくしの三つ星認定つきで」
小鳥「貴音ちゃんの三つ星認定なら、きっとあの店は将来安泰ね!」
雪歩「そ、そうなんだ……」
小鳥「さあ、本場の讃岐うどんも頂いたところで、運命のダイスロール・第5投のお時間よ!」
響「じゃあ今度は自分が振るぞー!」
小鳥「……いいのね?」ニヤリ
響「な、なんだぴよ子……変にプレッシャーかけないでほしいぞ……」
小鳥「さあ、運命の行き先発表!」
433:
小鳥「1:でも僕はオリーブオイル!小豆島!!」
響「しょ、しょうどしま!?やばいぞ……」
小鳥「2:同じアホなら行かなきゃ損損!徳島!!」
雪歩「あぅぅ……1と2は遠回りだよ……」
小鳥「3:坊っちゃんが道後温泉に落ちた!ボッチャーン!!」
貴音響雪歩「「「……」」」
小鳥「……失礼、3:松山!!」
小鳥「4:カツオ食って日本の夜明けぜよ!高知!!」
貴音「なんと……ここまで全て四国から出られぬのですか」
小鳥「5:もういい加減九州行こうぜ!福岡!!」
響「や、やっとまともな出目が……」
小鳥「6:滑って転んで!大分!!」
雪歩「うう……これはけっこうターニングポイントかも……」
435:
小鳥「さあ響ちゃん!私達の運命はすべてあなたにかかっているのよ!!」
響「だから変にプレッシャーかけるなってば!うがー!!」
貴音「大丈夫です……ここまで紆余曲折ありましたが、我々は確かに目的地へと近づいているのです」
雪歩「えいえい、おー!だよ、響ちゃん!」
響「貴音……雪歩……」
響「……よっし!思いっきり振ってやるぞ!!」
小鳥「準備はできたわね?いくわよ?」
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」ベリーダンス
響「なんくる……ないさぁ!!」
(コンマ00?09:
>>438
438:
小鳥さんのベリーダンス
440:
小鳥「出目は……4!高知ぜよ!!」
響「あああ……しまったぞ、大して進んでないぞ……」
雪歩「だ、大丈夫だよ響ちゃん……」
貴音「そうですよ……言ったでしょう?我々は確かに目的地に近づいていると……」
響「ううー……」
小鳥「くよくよしてても始まらないぜよ!高知に向けて出航ぜよ!!」
貴音響雪歩「「「ぜよー!」」」
――Nチーム JR仙山線・東北新幹線・奥羽本線・津軽海峡線 山形→函館
――AM01:00
P「皆さんこんばんは……我々は今、函館駅にいます」
P「山形を出たのは午後7時ちょっと前……しかし現在時刻は翌日の午前1時です」
美希「うー……ハニー、ミキ、ねむいの……」
真美「子供は寝る時間だYO……」
あずさ「……」ウトウト
442:
P「もうすっかり街も寝静まってしまっています」
P「何せ山形から函館まで6時間以上もかかってしまいましたから……仕方ないね★」テヘペロ
P「……とまぁ実際のところ私も疲れておりますし」
P「何よりこの3人を連れて深夜の街を歩くのは非常に危険であります」
P「Nチームの一日目はこれにて終了……函館のイベントは翌朝に行いたいと思います」
P「とりあえず駅前のビジネスホテルを今夜の宿としたいと思います……以上、Pでした」
P「よしお前ら、もう少しの辛抱だぞー」
P「朝8時から二日目開始だからなー」
美希「うー……むにゃむにゃなの」
真美「遅寝早起きとかどんな拷問だYO……むにゃむにゃ」
あずさ「……」ウトウト
――Nチーム 一日目 終了
――現在地 函館
444:
――Sチーム JR予讃線・土讃線 高松→高知
――PM20:50
小鳥「さて、高知駅にやってきたぜよ!」
響「ぴよ子……そのキャラもうやめにしないか?」
小鳥「ぴよ……」
小鳥「とっ、とにかく!高知といえば、やっぱりカツオ!!」
小鳥「カツオのたたきに日本酒で一杯……ぴょへへへへ……」ニヤァ
雪歩「こ、小鳥さん何だか涎を垂らしながら不気味な薄ら笑いを浮かべて……怖いよぉ」
貴音「わたくし達はまだお酒は飲めませんが……小鳥嬢にとってはそれほど魅力的なものなのでしょう」
小鳥「待っててね?、カツオちゃ?ん♪」スキップ
445:
店員「ヘイまいど!カツオのたたきぜよ!」
小鳥「キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!」
小鳥「見て頂戴!この肉厚なカツオのたたき!」
小鳥「こんなの東京では絶対食べられないわよ!!」
店員「ヘイまいど!高知の地酒ぜよ!」
小鳥「キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!」
響「ぴ、ぴよ子がいつになく輝いてるぞ……」
雪歩「あぅぅ……小鳥さんが壊れちゃった……」
貴音「とは言え、わたくしも本場高知で食べるかつお、楽しみにしていたのです」
小鳥「それじゃみんな、今日一日お疲れ様!明日も頑張るわよ!」
小鳥「カンパーイ!」
貴音響雪歩「「「かんぱーい!」」」
448:
小鳥「では……いただきます」ハムッ
小鳥「……!!」バターン
響「うわああああ!ぴよ子が美味さのあまり失神しちゃったぞ!!」
雪歩「あぅぅ……だ、大丈夫ですか……?」
小鳥「……はっ!」
小鳥「だ、大丈夫……あまりの美味しさにちょっと気を失っただけ……」
小鳥「なに、なんなのこのカツオ……これに比べたら私が今まで東京で食べてきたカツオなんてダンボールみたいなもんじゃない……」
小鳥「肉厚なのは勿論のこと、口に入れた瞬間カツオの旨味が最大限に口の中に広がって、とろける……」
小鳥「それでいて香ばしさがカツオの旨味をより引き立てる……口から鼻腔に直接香ばしさが漂ってくる……!」
小鳥「こんなので日本酒をやったら、私、どうなっちゃうの……?」クイッ
小鳥「……!!!」ズバターン
響「うわああああ!またぴよ子が失神したぞ!!」
小鳥「……く、口の中が……大海原……まさに味の坂本龍馬ぜよ……」
響「い、意味わからないぞ……」
貴音「はむはむ……誠に美味です……はむはむ」
449:
――PM21:30
貴音「皆様こんばんは……四条貴音です」
貴音「小鳥嬢が完全に酔いつぶれて使い物にならなくなってしまいましたので」
貴音「わたくし達の一日目は、ここ高知で締めさせていただきたいと思います」
貴音「翌日、朝八時からわたくし達の旅の二日目を開始したいと思います」
貴音「それでは皆様、ごゆっくりお休みなさいませ……四条貴音でした」
響「ほらぴよ子!ホテルまでもう少しだからちゃんと歩いてくれー!」
雪歩「あぅぅ……これじゃ歩いてるというより、二人がかりで引きずってるみたいだよ……」
小鳥「ぴょへへへへへへ……こんろはぷろりゅうさあさんといっしょに……ぴょへへへへへへへ……」
響「しっかしひっどい顔だなー……真っ赤っ赤なうえに白目むいてるぞ……」
雪歩「こんなの顔面放送事故だよ……ぅぅ」
――Sチーム 一日目 終了
――現在地 高知
455:
――Nチーム 二日目
――AM08:00
P「おはようございます、こちらは函館、朝8時でございます」
美希「んー、ミキ、まだ眠いの……」
真美「真美もまだまだ寝足りないYO……」
あずさ「……」ウトウト
P「まぁまぁそんなこと言いなさんな、これから朝市で美味いもん食べるんだからな」
美希「!!」
P「大粒のイクラ丼……とろーりとろけるウニ丼……ああ、ホタテ、エビ、カニもいいなぁ」
真美「!!」
P「朝早くからとれたての新鮮な魚介類が頂ける……素晴らしいと思いませんか?」
あずさ「……はっ!」
P「よぉし、全員目が覚めたところで、朝市へレッツラゴー!」
美希真美あずさ「「「イエッサー!」」」
459:
店員「海鮮丼、お待たせしましたァ!」
P「うわぁ……本物はやっぱり違うな……ゴクリ」
美希「すごいの!新鮮な具が所狭しと丼に敷き詰められているの!!」
真美「エビにカニにイカにホタテにイクラにウニ……まさにいいとこ取りじゃん!」
あずさ「まるで丼の宝石箱ね?!」
P「それじゃ、いただきまーす!」
美希真美あずさ「「「いただきまーす!!!」」」
P「……なんだこのホタテ……肉厚で歯ごたえがあって、それでいてジューシー……こんなの東京じゃ絶対食えない……!」
美希「エビもイカも、すごいプリップリなの……!こんなの食べたことないの……!!」
真美「うぁうぁ?!兄チャーン、このイクラ、弾力が半端ないよ!こんなの初めてだよ!!」
あずさ「このカニ、すごぉく太くて大きい……ウニもミョウバン臭がなくて、すっごぉくとろけるわ……!!」
P「美味ぇ……ただひたすらに美味ぇ……!生きてて良かった……ッ!!」ポロポロ
真美「兄ちゃん、美味しさのあまり泣いちゃった……」
あずさ「きっと普段の給料ではこんなの滅多に食べられないのよ……」
美希「なるほどなの……」
461:
――AM08:30
P「……ああ、生きてるって素晴らしい……」ポワーン
美希「ハニー、まだ余韻に浸ってるの……」
真美「まぁ、これで兄ちゃんもラ・フランスを食べた時の真美たちの気持ちがわかったでしょ」
あずさ「やっぱり本当に美味しいものを食べるというのは幸せなことよねぇ」
P「……ハッ!そうだそうだ、朝市を満喫したところで、運命のダイスロール・第6投の時間だ!」
あずさ「それじゃあ二日目の一発目は私に任せてちょうだい?」
美希「あずさなら何となく安心できるの」
P「それじゃ、行き先発表!」
P「1:海の向こうのウニの島!奥尻島!!」
真美「兄ちゃん本当離島が好きだねぇ」
P「2:廃線になるまえに是非!江差!!」
あずさ「江差線ですか……もうすぐ廃線になっちゃうんですよね……」
P「3:いかめし食べなイカ!?森!!」
美希「ずいぶんシンプルな地名でゲソ……なの」
463:
P「4:日本で唯一日本海と太平洋に面する町!八雲!!」
真美「へぇ?、そうなんだ……」
P「5:初見で読めたらすごい!長万部!!」
美希「お、おしゃまんべ!?こんなの読めるわけないの」
P「6:キング・オブ・秘境駅!小幌!!」
あずさ「ひ、秘境駅……?」
P「いやぁ、一度行ってみたかったんですよ?」エヘッ
P「というわけで、あずささん、距離的には最も近付くことですし、ここは是非6を……」
真美「あずさお姉ちゃん!兄ちゃんの言うことだから、これはぜったい何かあるYO!!」
あずさ「えっと……よくわかりませんが、とにかく振りますね……?」
P「カモンレツゴー!!」サカダチ
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」ヘッドスピン
あずさ「……それっ!」
(コンマ00?09:
>>466
466:

468:
P「出目は……3!森でゲソ!」
P「森駅の名物駅弁・いかめしは全国の駅弁の中でもトップクラスに美味いでゲソ!」
P「それじゃ皆、行くでゲソ!!」
あずさ「お?!でゲソ♪」
真美「兄ちゃん、無理にキャラ作りしなくてもいいのに……」
美希「こういう時あずさは割と乗ってくれるから、ハニーとしてはありがたいのかも……」
――Sチーム 二日目
――AM8:00
小鳥「オハヨウゴザイマス、オトナシコトリデス……」
小鳥「キノウハ、トンデモナイシュウタイヲミセテシマッタキガシテ、ハゲシクジコケンオニオチイッテオリマス……」
響「まぁ、確かにアレは酷かったぞ……」
雪歩「お酒は人を変えちゃうんだ……」
貴音「何事も節度をわきまえる事が大切、ということですよ」
貴音「小鳥嬢は、それを身をもってわたくし達に教えてくれたのです」
470:
小鳥「……ピヨッ!?と、とにかく!皆おはよう!」
小鳥「Sチームの二日目、張り切って行くわよ!」
小鳥「まずは運命のダイスロール・第6投から始めるわよ!!」
雪歩「それじゃ、今日は私から始めるね?」
響「頑張れ雪歩ー!雪歩の強運なら大丈夫だぞー!」
小鳥「いい?それじゃ行き先発表するわよ!」
小鳥「1:やどげ?いいえ!宿毛!!」
貴音「これは高知よりもさらに奥に入ってしまいますね」
小鳥「2:鯛を食べ鯛!宇和島!!」
響「ぴよ子、魚が好きなんだな……」
小鳥「3:とりあえず四国脱出!岡山!!」
雪歩「遠回りだけど、新幹線に乗れるのかぁ」
473:
小鳥「4:四国脱出、更にその先へ!広島!!」
響「うん、悪くないぞ」
小鳥「5:九州上陸パターン壱!大分!!」
貴音「ふむ、九州に上陸さえしてしまえばごぉるは見えてきますね」
小鳥「6:九州上陸パターン弐!福岡!!」
小鳥「あ、ちなみに6はワープポイントとして、高知空港から福岡空港まで空路で行くパターンよ」
雪歩「!?」
雪歩「どうしよう……ここはやっぱり6を……」
響「雪歩!無理しなくていいぞ!ただ投げるだけでいいんだ!」
貴音「そうですよ、急がば回れ、です」
雪歩「……うん、そうだよね……!萩原雪歩、いきまぁす!!」フンスッ
小鳥「準備オッケーね?いくわよ?」
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」ポールダンス
雪歩「……えいっ!!」
(コンマ00?09:
>>476
476:
ファルコンパンチ
481:
小鳥「出目は……3!岡山!!」
雪歩「う?ん、なんだか中途半端な感じ……」
響「でも岡山からは新幹線に乗れるぞ!行ける所まで一気に行けるぞ!」
小鳥「はたしてそう上手くいくかな?ピヘッヘッヘッヘ……」
響「うう……だからそういうのはやめてほしいぞ……」
小鳥「それじゃ大都会岡山に向けて、いざ出発!」
貴音響雪歩「「「らじゃー!」」」
――Nチーム 函館本線 函館→森
――AM09:10
P「さあ、やってきました森駅でゲソ!」
P「大人気駅弁のいかめし……非常に楽しみでゲソ!」
真美「兄ちゃん……ぶっちゃけ見苦しいから変なキャラ作りやめようよ……」
P「うん……」
483:
>>481
一瞬CGかとオモタ
486:
P「とまあ茶番はこれくらいにしておいて、さあ刮目せよ!」
P「これが森駅名物・いかめしだ……ッ!」
美希「うわぁ……イカがまるごと入ってるの……」
真美「パンパンに膨らんでるけど、もしかしてこの中にごはんが……?」
P「その通り!」
P「イカの胴の中に米を詰め、醤油ベースのだし汁で炊き上げたのが、このいかめし!」
P「わざわざこれを食べるためだけに森駅を訪れる人もいるとかいないとか!」
P「……さあ、食べてみてちょーらーい」
あずさ「いただきま?す……はむっ」
あずさ「……これはッ!」
あずさ「醤油の味がしっかりとイカの身に染み込んでいて、それでいてイカの風味も損なわれていないわ!」
美希「中のご飯ももちもちしてて、醤油味との相性はぴったりなの!」
真美「美味しい!これは美味しいでゲソ!人気なのもうなずけるでゲソ!!」
P「おい」
492:
美希「ふぅ?、食った食ったなの」
あずさ「やっぱり北海道は魚介類が美味しいわね?」
真美「これって東京では買えないのかな?」
P「デパートの催事会場とかでたまーに駅弁フェアとかやってるだろ?」
P「そういうところには大抵売ってるはずだぞ」
真美「マジで!?これからはデパートの広告要チェケラだね!」
P「さぁ、やってまいりました運命のダイスロール・第7投のお時間です」
美希「じゃあもう一周回ってミキが振るの!」
P「了解!では、行き先の発表でござぁます!」
P「1:ぶらり函館本線の旅!小樽!!」
あずさ「札幌まであと少しですね?」
P「2:内浦湾をぐるりと回って!室蘭!!」
美希「あの対岸に見える所なの!」
P「3:サミットももう6年前!洞爺!!」
真美「もうそんなに経ったんだ……」
495:
P「4:初見で読めた君は偉い!倶知安!!」
あずさ「あらまぁ、ずいぶん可愛らしい響きの地名ねぇ」
P「5:キング・オブ・秘境駅!小幌!!」
美希「ハニーはどうしてもそこに行きたいみたいなの……」
P「6:エンペラー・オブ・秘境駅!小幌!!」
真美「同じじゃん!!」
美希「うう……3分の1の確率でハニーの思惑通り小幌とやらに連れて行かれちゃうの……」
あずさ「大丈夫よ?、3分の1なんて、そうそう引くわけないじゃな?い」
真美「そうそう!そうそう引くわけないよ!そうそう!」
美希「うー……そう言われると何だかとっても嫌な予感がするの……」
P「準備はOK?それじゃ、いくぜ!」
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」コサックダンス
美希「……もうどうにでもなーれなの!」
(コンマ00?09:
>>498
498:
小樽!小樽!
504:
P「出ました……6!小幌!!」
美希「あああああああああああああああなのおおおおおおおお!!!」
P「美希……ありがとな!」キラリン
美希「ううう……今回ばかりはハニーに感謝されても嬉しくないの……」
真美「まぁでも小幌なんて、今を逃せば一生行かないかもしれないじゃん?」
あずさ「そうそう、何事も経験よ?」
美希「わかったの……」
P「それでは小幌に向けて、いざ出発しんこー!」
美希真美あずさ「「「お―!」」」
――Sチーム JR土讃線・予讃線・瀬戸大橋線 高知→岡山
――AM10:35
小鳥「さあやって来ました、大都会岡山!!」
響「なー、どこが大都会なんだ?」
小鳥「こまけぇこたぁいいんだよ!!」
509:
貴音「……」キョロキョロ
小鳥「何を探してるの、貴音ちゃん?」
貴音「いえ……以前、岡山には『桃太郎らんど』という、日本最大級のてぇまぱぁくがあると聞いたのですが……」
小鳥「貴音ちゃん……それはゲームの中だけの話よ……」
貴音「なんと!ああ、あなた様はわたくしに嘘を申したというのですか……」ヨヨヨヨヨ
響「素直に信じる貴音も貴音だと思うぞ……」
雪歩「あ、あはは……」
雪歩(どうしよう、私も桃太郎ランドは実在すると今の今まで思ってたなんて言えない……)
響「それで、ここ岡山では何をするんだー?」
小鳥「時に響ちゃん……響ちゃんは『カツ丼』と言われたら何を思い浮かべる?」
響「え?そりゃあカツを卵でとじたアレじゃないのか?」
小鳥「そうね……雪歩ちゃんは?」
雪歩「え、わ、私はご飯にキャベツとカツをのせてソースをかけたやつの方が好きだけど……」
小鳥「そうね……でもここ岡山にあるカツ丼は、そのどちらでもないのよ」
貴音「なんと……誠に興味深いです」
512:
店員「はい、デミカツ丼お待ち!」
貴音「これは……一見、いわゆる『そぉすかつ丼』のようにも見えますが」
小鳥「これはね……大都会岡山ならではのカツ丼、デミグラスソースカツ丼!略してデミカツ丼よ!!」
雪歩「で、デミカツ丼……!?」
響「うーん……ソースカツ丼とあまり変わらないような気もするぞ……」
小鳥「と思うでしょ?とりあえず食べてみそ」
響「どれどれ……」ハムッ
響「!!」
響「合うぞ……!デミグラスソースとカツ丼!これは合うぞ!!」
雪歩「ソースカツ丼っていえば普通はウスターソースだけど……でもこれも、とってもおいしい!」
貴音「ふむ……でみぐらすそぉすの濃厚な味わいと、さくっと揚がったとんかつ、瑞々しいきゃべつ、あつあつのご飯……」
貴音「そのいずれもが主役と言わんばかりに味を主張し、かと言って味同士が喧嘩する訳でもなく、かえって互いが互いを引き立てている……」
貴音「私の知らない『でみかつ丼』……既存のかつ丼に全くひけをとらない味わい……誠に美味でした」
小鳥「ハムッ、ハフハフ、ハフッ!!うんまっ!!」
516:
小鳥「さーて、皆食べ終わったし、そろそろ行くわよー」
貴音「ええ…………はっ!?」
響「どうしたんだ、貴音?」
貴音「店主……この『とんかつらぁめん』というのは?」
店員「ああ、そいつは岡山の隠れ名物ってやつだ」
店員「ぶっちゃけ醤油ラーメンにトンカツをのせただけなんだが、まぁうまいんだこれが」
貴音「なるほど……」
雪歩「あ、これはもしかして……」
響「あちゃあ……貴音のスイッチが入っちゃったぞ……」
貴音「店主……『とんかつらぁめん』お願い致します」
店員「あいよー」
小鳥「ちょっ、貴音ちゃん!?」
貴音「小鳥嬢……申し訳ありませんが、わたくしはどうしても我慢ができそうにありません」ジュルリ
響「一度スイッチの入った貴音はテコでも動かないぞ……ぴよ子、諦めるんだな」
小鳥「仕方ないわね……」
519:
店員「はい、トンカツラーメンお待ち!」
貴音「これは……本当にらぁめんにとんかつが載っているのですね……」
貴音「まずはすぅぷを……」ズズッ
貴音「……なるほど、醤油ベースのあっさりとした味わい……大変よろしいかと」
貴音「次に、このとんかつを……いざ」サクッ
貴音「!?」
貴音「……なるほど、初めはすぅぷを吸ってべたべたになってしまう物かと思われましたが……」
貴音「とんかつ自体が揚げたてであるため、すぅぷを吸ってもさくさく感が味わえる……誠に素晴らしいです」ズズズ
貴音「麺との相性もばっちりです……このとんかつは薄めの肉を使っているため、麺ととんかつの食感が喧嘩しない……見事な創意工夫です」
貴音「とんかつらぁめん……初めての味わいでしたが、誠に美味でした」
響「やっぱり貴音はラーメンを食べてる時が一番輝いてる気がするぞー」
雪歩「幸せいっぱいって感じだね……いいなぁ」
小鳥「いっそグルメリポーターへの転職を勧めてみようかしら……」
523:
――AM11:15
小鳥「さあ、皆もう大都会岡山は満喫したわね?」
響「結局どこが大都会だったのか分からずじまいだぞ……」
小鳥「さあ、御託はさておき、運命のダイスロール・第7投の時間よ!」
貴音「それでは誠に僭越ながら、わたくしが務めさせていただきます」
貴音「願わくは、再び美味ならぁめんが食べられる所へ……」
雪歩「ま、まだ食べるんだ……」
小鳥「それじゃ行き先発表するわよ!」
小鳥「1:ちょwwwそっちは違うwww!松江!!」
雪歩「うー……大きな遠回りになっちゃうなぁ」
小鳥「2:くやしいのうくやしいのう!広島!!」
響「お隣さんだからあまりアドバンテージは稼げないなー」
小鳥「3:九州はもう目と鼻の先!下関!!」
貴音「ようやく九州入りが見えてきましたね……」
525:
小鳥「4:やっと九州入りですたい!福岡!!」
貴音「博多らぁめん……博多らぁめん……」ジュルリ
小鳥「5:S・A・G・A!佐賀!!」
響「はなわって今何してるんだろうなー」
小鳥「6:江戸の仇はここで討て!長崎!!」
雪歩「それ、まるっきり意味が違うんじゃあ……」
貴音「なんと……二分の一の確率で九州へ入れるのですか」
小鳥「まぁ福岡以外は微妙なところだけどね」
小鳥「それでも1以外は順当に目的地へと近づいてるから、そこまで悪くはないと思うわよ」
貴音「……わかりました」
小鳥「準備できたわね?いくわよ?」
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」リンボーダンス
貴音「……らぁめんっ!!」
(コンマ00?09:
>>528
528:
k
532:
小鳥「出たわね、出目は……5!佐賀!!」
貴音「なんと……福岡は通過してしまうのですか……」
貴音「ああ、本場の博多らぁめんが食べられると思っていましたのに……」ガックリ
小鳥「まぁまぁ気を落とさないで貴音ちゃん」
小鳥「アレだったら、次の佐賀では高確率で福岡に戻れる行き先表を用意してあげようかしら?」
貴音「なんと……!?わたくしにもまだちゃんすは残されているのですね!?」
響「ぴよ子なら本当にやりかねないぞ……」
雪歩「貴音さん、この旅の本来の目的を忘れちゃってるような気がする……」
小鳥「というわけで、この旅初の九州上陸!佐賀へレッツゴー!」
貴音響雪歩「「「らじゃー!」」」
537:
――Nチーム JR函館本線・室蘭本線 森→小幌
――PM15:15
真美「……ねえ兄ちゃん」
P「なんだ?」
真美「ここが、兄ちゃんが時間を限りなく無駄に使ってまで行きたがってた、小幌駅なの?」
P「ああ、そうだよ」
P「停車する列車自体が少ないから、かなり長い時間駅で待つ必要があったけど」
P「それだけ苦労してでも訪れる価値があると思わないか?この駅に!」
真美「まったく思わないYO!」ブーブー
あずさ「トンネルとトンネルに囲まれていて、海へ続く道があるだけで、陸への道は一切なし、ですか……」
美希「なるほど……これは間違いなくエンペラー・オブ・秘境駅なの……」
P「はっはっは、君たちにはわからんかね、この芸術性!この荘厳さが!」
真美「あんまりわかりたくないYO……」
541:
P「とにかく、次に目的地方向へ向かう列車は、PM17:55の東室蘭行きで、なおかつそれがその方面への最終電車だ」
P「つまりそれを逃すと、長万部方面へ引き返すか、あるいはここをキャンプ地とするしかなくなる」
美希「うう……こんな所で寝泊まりなんかしたくないの……」
真美「あ、でもほら、一応建物はあるみたいだよ?」
P「ああ、その建物な……実際そこには、つい最近まで『仙人』と呼ばれるおじいさんが住んでいたんだ」
あずさ「仙人?本当にこんな所に住んでいたんですか……?」
P「彼は20年以上もの間この小幌駅に住み続けていたが、2006年に衰弱している所を救助され、その翌年に亡くなったらしい」
あずさ「なんともまぁ、壮絶な人生ですね……」
美希「こんなところで生活するなんて、絶対無理なの……」
真美「まさに陸の孤島だよ……」
P「……」
美希「……」
真美「……」
あずさ「……」
542:
真美「ねぇ」
P「なんだ?」
真美「ぶっちゃけこの駅、何のためにあるの?」
P「釣り人とか山菜を取りにきた人とかがたまに訪れるらしい」
P「まぁ冬だから海へ向かう道も雪で封鎖されてるから、今は俺みたいな秘境駅ファンぐらいなもんだな」
美希「それにしたってこんな駅、いつ廃止されてもおかしくないと思うの……」
P「そうか?まぁ仮にこの駅が廃止されることになったとしたら、俺はJR北海道に猛抗議するがな」
あずさ「そ、そこまでするんですか……?」
P「そこまでするんです」キッパリ
美希「……」
真美「……」
あずさ「……」
P「……」
546:
美希「……暗くなってきたの」
P「っと、なんだかんだでもう17時か……」
P「いやぁ、やっぱ秘境駅ってのは時間がゆっくり流れているようで、あっという間に感じるなぁ」
美希「そう?ミキにはとっても退屈に感じるの」
真美「途中トンネルからトンネルへと向かう通過列車を眺めるのが唯一の退屈しのぎだよね、あはは……」
P「究極の退屈を楽しめる!これが秘境駅の醍醐味でしょうに!!」フンスッ
あずさ「うーん……やっぱりよくわからないです」
P「さて、列車到着まで一時間を切った所で、運命のダイスロール・第8投のお時間と致しますか!」
美希「やっと……やっとここから離れられるの……」
真美「じゃあ今度は真美が振るよ!」
P「それじゃ行き先発表いくぞー?」
548:
P「1:なんとここで逆戻り!長万部!!」
あずさ「あらら……これは手厳しいですね」
P「2:焼き豚?いいえ、焼き鳥です!東室蘭!!」
美希「焼き豚?焼き鳥?結局どっちなの?」
P「3:北海道の海の玄関口!苫小牧!!」
真美「うんうん、順当に近づいてるねぇ」
P「4:ジンギスカン食いてぇ!札幌!!」
あずさ「とうとう札幌も射程圏内ですか……」
P「5:味噌ラーメン食いてぇ!札幌!!」
美希「また札幌なの!でもラッキーなの!」
P「6:スープカレー食いてぇ!札幌!!」
真美「なんだ、4?6まで全部札幌じゃん!」
P「まぁ無理して小幌までついてきてくれたんだ、これくらいのボーナスはあげないとな」
551:
P「ってなわけで真美、安心して振っていいぞー」
真美「……そう言われると1を出しそうでなんだか怖い……」
美希「大丈夫なの、そう簡単に1なんて出ないの」
あずさ「そうよ?、このサイコロ、どういう仕組みか、1が出る確率が低く設定されてるみたいだから」
真美「だからそれがプレッシャーになって心臓に悪いんだってばYO!」
真美「ちょっとリラックスさせてちょ……」
真美「……」スーハースーハー
真美「……よし!」
P「覚悟は決まったな?それじゃいくぞ!」
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」エッサホイサエッサホイサ
真美「……GO!!」
(コンマ00?09:
>>554
554:
どこだ
558:
P「出目は……2!東室蘭!!」
真美「あちゃあ……アタリの中でもハズレの方だぁ?」
あずさ「でも、近付くに越したことはないと思うわよ?」
美希「そうなの、たぶんミキの不運なら1を出していてもおかしくなかったの」
P「あと少しで列車が来る!目指すは東室蘭だ!!」
美希真美あずさ「「「よっしゃ?!」」」
――Sチーム JR山陽新幹線・九州新幹線・長崎本線 岡山→佐賀
――14:00
小鳥「さあやってまいりました、佐賀フロンティア!」
響「ここが噂の海底浮遊都市・SAGAかぁー」
貴音「なるほど、ここが噂の『ろまんしんぐ佐賀』ですか……」
雪歩(み、みんな好き放題言ってる……正しくはゼノ・佐ー賀だよ……)
563:
響「でもやっぱり、佐賀と言われても何があるのかピンとこないぞ……」
貴音「かの有名なはなわ氏も、すっかり過去の人となってしまいましたし……」
雪歩「うーん、佐賀、サガ、SAGA……やっぱりイメージが湧かないや」
小鳥「まぁ正直、私もこの企画を始めるまでは佐賀なんて何があるのかわからなかったけど」
小鳥「あったんだなぁ、知る人ぞ知る佐賀のご当地グルメ……」
小鳥「その名も『シシリアンライス』!!」
雪歩「し、シシリアンライス……?」
響「シシリアンって何だ……?」
貴音「恐らくその『ししりあん』とやらをご飯にかけたものであると名前から想像できますが」
貴音「その『ししりあん』が何か分からぬ限り、名前からだけではどんな料理か分かりかねます」
小鳥「百聞は一見に如かず!とにかくお店に行ってみるわよ!」
569:
店員「こちら、シシリアンライスでございます」
雪歩「えっ?これって……サラダじゃないんですか?」
響「あ、よく見たら下にごはんがあるぞ!」
貴音「ふむ……見た感じは、ご飯の上にさらだをのせ、さらに炒めたお肉をのせた物と思われます」
貴音「しかしこれは……わたくしの『味覚らいぶらりぃ』をもってしても、どのような味か想像もつきません」
響「なんだ味覚らいぶらりぃって……初耳だぞ」
小鳥「まぁとにかく食べてみましょう?」
雪歩「そ、そうですね……では、いただきまぁす」ハムッ
雪歩「!!」
響「こ、これは……美味しいぞ!サラダとご飯なのに、何故か美味しいぞ!!」
雪歩「サラダとご飯なんて合うわけないと思ったけど……お肉が見事にふたつを繋ぎ合わせている……!」
貴音「なるほど……ご飯・さらだ・お肉……これら一見みすまっちとも思える三者を繋ぐ秘密……」
貴音「それはこの、まよねぇず……下地となるご飯、さっぱりとしたさらだ、甘辛い味付けのお肉……」
貴音「それら三者を、まよねぇずの酸味が見事に架け橋で繋ぐ役割を果たしている……恐れ入りました」
小鳥「うンめ!これ、うンめ!!」ガツガツ
574:
――PM14:30
貴音「そういえば結局『ししりあん』とは何だったのですか?」
小鳥「ああ、何か色合いがイタリアの国旗に似ていて、そこからシチリア島にちなんで名付けられたそうよ」
雪歩「へぇ?、小鳥さんって物知りですね」
小鳥「うんにゃ、さっき店員さんにこっそり聞いたの」
響「そんなことだろうと思ったぞ……」
小鳥「さぁさ、やってまいりました、運命のダイスロール・第8投!」
響「それじゃ今度は自分が振るぞ!」
小鳥「オッケー、それじゃ行き先発表するわね?」
小鳥「1:もうちょっと先へ進んでみよう!長崎!!」
貴音「ほう、長崎といえばちゃんぽん……こちらも捨てがたいです」
小鳥「2:それでも食べたい博多ラーメン!福岡!!」
響「うう……やっぱり入れてきたぞ……」
小鳥「3:やっぱり食べたい博多ラーメン!福岡!!」
雪歩「さらに倍プッシュだよ……あぅぅ」
578:
小鳥「4:どうしても食べたい博多ラーメン!福岡!!」
貴音「まぁ……わたくしの為にこれほど枠を割いてくれたとは……!」
小鳥「5:くまモンのお膝元!熊本!!」
雪歩「ようやくまともな出目だよ……」
小鳥「6:沖縄まであと少しでごわす!鹿児島!!」
響「おおっ!沖縄上陸も現実味を帯びてきたぞ!」
響「とはいっても、今回は半分以上の確率でハズレ選択肢なんだよな……」
貴音「いやぁ、それほどでも……」エヘヘ
響「褒めてないぞ……まぁ今更嘆いたってしょうがないか」
小鳥「準備はいいわね?いくわよ?」
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」エムジカイキャク
響「……さーっ!!」
(コンマ00?09:
>>581
581:
99
586:
小鳥「でました!3!福岡!!」
貴音「!!」パァァ
響「うわぁ……貴音が満面の笑みを浮かべているぞ……」
雪歩「やっぱりこの旅の目的忘れちゃってるよね、絶対……」
小鳥「さあ目指すは福岡!方向的には戻る形になっちゃうけど……この際仕方ないわよね♪」テヘペロ
貴音「ええ、致し方ありません♪」テヘペロ
響雪歩「「ははは……」」テヘペロ
――Nチーム JR室蘭本線 小幌→東室蘭
――PM19:15
P「さあ到着だ、東室蘭駅!」
美希「ひ、久しぶりに文明のある所に来た気がするの……」
あずさ「小幌と比べると、同じ路線の駅とは到底思えないわね……」
真美「もうすっかり夜になっちゃったよ……」
632:
P「さーて、ここ室蘭市では『焼き鳥』を食べるぞー」
あずさ「あら、いいわねぇ?」
真美「焼き鳥ねぇ、兄ちゃんのことだから、もちろん室蘭の焼き鳥は一味違うんだよね?」
P「まあな」
美希「なんでもいいけど、もうミキ、お腹ペコペコなの……」
P「頑張れ美希、もう少しの辛抱だ!」
P「もう少しで美味しい『焼き鳥』にありつけるぞ!」
P「てなわけでお店へレッツゴー!」
639:
店員「へい毎度!焼き鳥、焼きたてだよん!」
P「いやぁ、やっぱり目の前で焼いて貰えるのはいいなぁ」
真美「ん???っ、この炭火の匂い……たまりませんなぁ」
美希「はははっ、なんだか真美、おじさんみたいなの」
あずさ「この焦げるような匂いが食欲をそそるわねぇ」
P「というわけで、いただきまーす!」
美希真美あずさ「「「いただきまーす!!」」」ムグ
美希「……ねぇハニー」
P「なんだ?」
美希「これ、焼き鳥だよね?」
P「ああ、たしかにこれは『焼き鳥』だぞ?」
真美「でもこれって……」
あずさ「明らかに豚肉、ですよね……?」
P「そりゃあ鶏肉を使っているとは一言も言ってないからな……うんめぇ!」ウシウシ
647:
美希「ええええええええええええええええええええ!?」
真美「ちょっと兄ちゃん!これじゃ焼き鳥じゃなくて焼き豚じゃん!」
P「何を言ってる?これは豚肉を使った、正真正銘の焼き鳥だぞ」
真美「わけわかんないYO……」
あずさ「でもこれ、とってもおいしい……ついつい次の串に手が伸びちゃう♪」
美希「うん、最初はびっくりしたけど、豚肉もおいしいの!」
真美「普通ネギまって言えば長ネギだけど、ここでは玉ねぎなんだね?」
P「その通り!ささ、今度はこのカラシにつけて食べてみそ?」
真美「どれどれ?……!!」
真美「こっ……これは……っ!!」
真美「若干甘すぎるとも思えるタレの味に、さらにそこにカラシのパンチ力が加わることによって……」
真美「辛さと甘さが絶妙に融け合い、それが豚肉を包み込み、旨味を最大限まで引き出している……!」
真美「……かぁーっ!こいつぁビールが欲しくなるねぇ!!」
P「真美、おまえいくつだよ……」
あずさ「真美ちゃんったら、気分はすっかり飲み屋のおじさんねぇ?」
652:
――PM20:00
真美「かぁーっ!食った食ったぁ!!ぷっはー!!!」
あずさ「真美ちゃんったら、もうすっかり焼き鳥の虜になっちゃったわねぇ」
美希「この年にしておっさんの素質ありなの……」
P「さて、運命のダイスロール・第9投のお時間がやってまいりました」
あずさ「もう順番が3周もしたのね……それじゃ今度は私が振るわね?」
P「いいでしょう。出目によっては、時間的にこれが二日目最後のサイコロかもしれません」
P「それじゃ行き先発表!」
P「1:せいし工場がある紙の街!苫小牧!!」
真美「なんだろう、今兄ちゃんからなんとなく不純な何かを感じた気がする」
P「2:北海道の空の玄関口!千歳!!」
あずさ「北海道に来る時は皆お世話になるわね」
P「3:ボーイズ・ビー・アンビシャス!札幌!!」
美希「おおー、いよいよなの!」
654:
北海道のどのへんにどの街があるのかさっぱり分からん
658:
今室蘭市
662:
P「4:男は黙って!札幌!!」
あずさ「あらあら、そのフレーズもなんだか懐かしいわねぇ」
P「5:ラーメン食べなきゃらめぇぇぇぇっ!札幌!!」
美希「なんだろう、ここにきてハニーのテンションがおかしくなったの」
P「6:すすきので僕のアソコがテレビ塔!札幌!!」
真美「……」
P「なっ、なんだよぅ!半分以上の確率で札幌入りできるんだから、そんなに睨まないでくれよぅ!」
あずさ「プロデューサーさん?まさか私たちを置いてこっそりすすきのでフィーバーしてくるつもりじゃあないでしょうね?」ニコニコ
P「い、いやぁまさか、そんなわけないですよ?、あはは」
あずさ「ですよね?、安心しました♪」
P「うう……まぁいいや、とにかくあずささん、サイコロをどうぞ」
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」イナバウアー
あずさ「……そーれっ!」
(コンマ00?09:
>>665
665:
へい
673:
P「出ました……6!札幌!!」
あずさ「ようやく札幌……いよいよ旅も大詰めでしょうか?」
美希「なんだかここに辿り着くまで必要以上に時間がかかった気がするの……」
真美「半分以上は兄ちゃんが小幌に行きたがったせいだと思うなー」
P「えへへ♪」テヘペロ
P「とまぁなんだかんだで翌日の稚内入りが現実味を帯びてきたところで、一路札幌へ出発進行!」
美希真美あずさ「「「Roger!!」」」
――Sチーム JR長崎本線・鹿児島本線 佐賀→博多
――PM15:15
小鳥「さあ、やってきました福岡は博多駅!!」
貴音「博多らぁめん……博多らぁめん……」キラキラ
響「まるで修学旅行前日の小学生みたいに顔が輝いてるぞ……」
雪歩「普段の大人っぽい印象とはだいぶかけ離れちゃってるね……」
681:
店員「へい毎度!こちらラーメンたい!」
貴音「ああ、これがわたくしが長らく待ち望んだ、博多らぁめん……」
貴音「やはりまずは、この乳白色のすぅぷから……」ズズッ
貴音「ぐはぁっ!!」ズドーン
貴音「こっ、この濃厚なすぅぷの旨味……これは余程手間暇をかけて豚骨を煮込まない限り出せない味……」
貴音「すぅぷに関して一切妥協を許さない店主のたゆまぬ努力が、このすぅぷから伝わってきます……大変感服致しました」
貴音「続いて麺……やはり博多らぁめんといえば極細麺ですが……いただいます」ズズズッ
貴音「ぁあああああああっ!!!」ビクンビクン
貴音「この麺……これほどまでに極細であるにも関わらず、芯がしっかりしていて、かといって硬すぎるわけでもなし……」
貴音「その上……すぅぷに浸ることによって、食べているうちに違った食感に変わっていく、絶妙な茹で加減……大変素晴らしいです」
貴音「備え付けの紅しょうがをのせて……いざ」ズズズッ
貴音「あっ……ぁああああああっ……ん……っ///」ビクッビクッ
貴音「なんという……濃厚なすぅぷに一欠片の紅しょうが……これがあくせんとになり、豚骨の旨味と合わさることで、こってりとさっぱりの共存が実現している……」
貴音「これほどまでに食べていて全く飽きの来ないらぁめん、わたくし、生まれて初めてかもしれません……恐れ入りました」
691:
貴音「はてさて……あっという間に麺がなくなってしまいましたが……」
貴音「なんと、この店は替え玉が無料なのです……実にありがたいこと」
貴音「店主、こちらに替え玉をよろしくお願いいたします」
店員「ばってん!」
貴音「さて……それでは替え玉……いただきます」ズズズッ
貴音「ん……あっ……ぁん……っ///」ビクンビクンビクン
貴音「なんと……替え玉用の麺は先ほどよりも固めに茹でてあるのですね……」
貴音「なるほど……麺に含まれる水分が多くなると、すぅぷが薄まってしまい、豚骨の濃厚さが失われてしまう……」
貴音「一杯目と二杯目で、また違った楽しみ方のできるらぁめん……とことん私を飽きさせてくれません……」
貴音「名残惜しいですが、これ以上小鳥嬢達を待たせる訳にはいきませんので、これで最後と致しましょう……」
貴音「んくっ……んくっ……」ゴクゴク
貴音「ぷはぁ……感謝の極み……ご馳走様でした…………以上、四条貴音でした」
小鳥「あ、終わった?それじゃさっさと行くわよー」
響「あー、美味しかった美味しかった!」
雪歩(四条さん……途中からとても放送出来ないような声出してた……ぅぅ///)
696:
――PM16:00
貴音「ぽぇぇ……」ホワホワ
響「貴音のやつ……今世紀最大の顔の緩みっぷりだぞ」
雪歩「か、かわいい……」
小鳥「さて、博多ラーメンも食べたことだし、運命のダイスロール・第9投のお時間よ」
雪歩「そ、それじゃ私が……」
小鳥「ふふふ……ふふふふふふふふふふふふふ」
雪歩「!?」ビクッ
響「な、なんだ?ぴよ子、いつになく邪悪な笑みを浮かべてるぞ」
小鳥「おっと失礼……雪歩ちゃん?実はここ福岡は、サイコロの旅を行う上で重要なターニングポイントなの」
雪歩「えっ……?」
小鳥「まぁ雪歩ちゃんの強運なら、あの出目は出さないとは思うけど……もし出してしまったら……ぴょひっひっひっひっひっひっひ」
雪歩「ひっ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」
702:
響「ちょっとぴよ子!雪歩を必要以上に脅かすなー!」
小鳥「おっと、ゴミンゴミン……まぁ悪いことにはならないわよ……多分」ニヤリ
雪歩「ひぃぃぃぃぃっ!だからなんなんですかぁぁぁぁぁぁっ!!」
小鳥「とまぁ茶番はこれくらいにして……天国か地獄か、行き先発表いくわよ!?」
小鳥「1:キング・オブ・深夜バスの旅!東京!!」
響「……は?」
雪歩「と、とうきょう……?」
小鳥「YES!所要時間14時間以上!博多と東京を結ぶ深夜バス『はかた号』……!」
小鳥「高バスと言うよりむしろ拘束バスと言ったほうが相応しい、まさにキング・オブ・深夜バス!」
雪歩「ま、まさかこれで私が1を出しちゃったら……」
小鳥「その通り!一蓮托生、旅は道連れ世は情け!みんなではかた号に乗って東京へと戻ります!!」
響「こっ、これはいくらなんでもあんまりだぞー!!」
小鳥「この運命は福岡に止まった時点でもう決まっていたこと……潔く諦めなさぁい」
響「ぐぬぬ……」
貴音「ぽぇぇ……」ホワホワ
708:
小鳥「まぁ私もそこまで鬼じゃないし、流石にはかた号に乗るのは、この1を出した時だけよ」
小鳥「だいいち1なんてそう滅多に出ないから大丈夫よ♪」
雪歩「あぅぅ……」
小鳥「そのかわり、他の出目は大盤振る舞いよ?!」
小鳥「2:くまモンに逆らっては生きていけない!熊本!!」
響「おお……」
小鳥「3:この旅をどげんかせんといかん!宮崎!!」
雪歩「う?ん……」
小鳥「4:沖縄はもう目前でごわす!鹿児島!!」
響「おおお……!」
小鳥「5:目指すは海の向こう!奄美大島!!」
響「おおおおおおおおおおおおおおお……!!!」
小鳥「6:もういっそ沖縄上陸しちゃえ!那覇!!」
響「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
貴音「ぽぇぇ……」ホワホワ
720:
小鳥「ね?1以外はどれもアタリでしょ?」
小鳥「まぁ宮崎はちょっと遠回りになっちゃうけど、それでも南下できるのは悪くないと思わない?」
響「うーん、そう言われると決して分の悪い賭けではないような気もしてきたぞ」
雪歩「でもやっぱり怖いよぉ……あぅぅ……」
貴音「ぽぇぇ……はっ!!」
貴音「雪歩……人間というのは、重大な決断を迫られる時が必ずやってくるものです」
貴音「雪歩にとっては今がその時……しかしわたくしは雪歩がか細くも芯の強い子であることはよく知っています……そう、あの替え玉麺のように」
小鳥「切り替え早い上に、うまいこと言うわねぇ」
貴音「さぁ雪歩……今こそ勇気を出して、その手に握りしめた賽子を振るのです」
雪歩「四条さん……分かりました!萩原雪歩、一世一代の勝負に挑みます!!」
響「おお!頑張るんだぞ雪歩!!」
小鳥「覚悟は決まったわね?それじゃいくわよ?」
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」チラリズム
雪歩「……えーいっ!!」
(コンマ00?09:
>>724
724:
1
738:
小鳥「出目は……5!5!!5!!!奄美大島よ!!!!!」
響「やったぞ雪歩!大躍進だぞー!!」
雪歩「ふぇ……ふぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」
貴音「よしよし……安心したら泣きたくなってしまったのですね」
貴音「雪歩のお陰で勝利へと大きく近づいたのです……誇ってもいいのですよ」
響「そうだぞ!これは雪歩の大手柄だぞ!!」
雪歩「四条さん……響ちゃん……ありがとう、グスッ」
小鳥「いやぁ、まったく美しい友情たい!!」シクシク
響「だから元はといえば雪歩にプレッシャーかけたのはぴよ子じゃないかー」
小鳥「くっくどぅどぅるどぅ……」ピヨピヨ
小鳥「と、とにかっく!目指すは海の向こう!ここまで来たら沖縄は目前!奄美大島へ向けて出発よ!!」
貴音響雪歩「「「よっしゃー!!」」」
745:
――Nチーム JR室蘭本線・千歳線 東室蘭→札幌
――PM23:00
P「はい、現在我々は札幌駅に来ております」
P「現在時刻は日付が変わる一時間前……23時でございます」
P「まぁすすきのなら開いている店もあるでしょうが……」
P「さすがにこの時間のすすきのを中学生や高校生を連れて歩くのは、ぼくちんの良心が咎めました」
P「というわけで二日目はこれにて終了……札幌のイベントは翌朝に行いたいと思います」
P「それでは皆様、おやすみなさい……」
P「ほーら、お前らホテルまでもう少しだぞー、がんばれー」
美希「うーん、今日は朝早かったから、すごーくねむいの……むにゃす」
真美「こんな時間に真美たち連れて歩いたら、兄ちゃんブタ箱直行だYO……ねむぅ」
あずさ「……」ウトウト
――Nチーム 二日目 終了
――現在地 札幌
750:
――Sチーム JR九州新幹線 博多→鹿児島中央
――PM17:50
響「……なぁ、ぴよ子……」
小鳥「なぁに……?」
響「自分たち、奄美大島に向かってたはずだよな」
小鳥「え、ええそうよ?」
響「なのに、なんで鹿児島に来てるんだ?」
小鳥「ぴよっ……」
小鳥「仕方ないじゃない……奄美空港へ向かう飛行機はもう全部出ちゃったし……」
貴音「なんと、小鳥嬢……そのようなことも下調べしておかなかったのですか」
小鳥「ぴよぴよっ……」
雪歩「ま、まぁ、とりあえずこれからどうするか、みんなで考えよう?ね?」
???「あら、どうやらお困りのようね……」
753:
雪歩「!?」
響「そっ……」
貴音「その声は……!」
伊織「なーにしょぼくれた顔してんのよ、みんな」
小鳥「いいいいい伊織ちゃん!?」
雪歩「ど、どうしてここに……?」
伊織「た、たまたまよ、たまたま……」
伊織「それで?一体みんなどうしたっていうわけ?」
小鳥「じ、実は……」
伊織「そう……みんながサイコロの旅とかいう馬鹿げた企画をやってるのは知ってたけど」
伊織「まさかアンタの過失であと一歩の所で詰んじゃうなんてねぇ、小鳥?にしし」
小鳥「こけこっこぉ……」
758:
伊織「それで次の目的地は奄美大島……ね」
伊織「一応明日の朝イチの鹿児島空港発の飛行機に乗るという選択肢もあるけど」
伊織「明日まで待ってたんじゃ、相手チームにどこまで進まれるかわかったもんじゃない……そうでしょ?」
小鳥「ちゅんちゅん……」
伊織「まったく……仕方ないわね、今回だけ特例よ?私が奄美大島まで連れて行ってあげるわ」
響「えっ?」
伊織「この伊織ちゃんが所有するプライベートジェットで、奄美空港まで連れてってあげるって言ってんのよ!」
貴音「なんと……それは真ですか……?」
伊織「べっ、別に勘違いしないでよね!私はアイツのチームが勝つのが我慢ならないだけなんだから!!」
小鳥「ツンデレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
伊織「小鳥、しゃらっぷ」
小鳥「ほーほけきょ……」
雪歩「伊織ちゃん、本当にありがとう!」
伊織「礼なんかいらないわよ、さ、鹿児島空港へ行くわよ!」
768:
――PM18:30
伊織「さ、乗った乗った!これが私の自慢のプライベートジェット、いおりちゃん号よ!」
響「うわぁ……全体がピンク色の塗装って……」ボソボソ
貴音「しかも側面に大きく伊織の顔写真が印刷されていますね……これはかなり目立ちます」ボソボソ
雪歩「さらにコックピットの上の方に、うさぎの耳がついてる……航行に支障をきたさないのかな……」ボソボソ
伊織「なに?何か言った?文句あるなら乗せないわよ?」
小鳥「め、滅相もございませんぴよ!」
小鳥「さ、ここは伊織ちゃんの好意に甘えて、ありがたく乗せてもらいましょ?」
貴音響雪歩「「「おー!」」」
伊織「全員乗ったわね?それじゃちょっと奄美空港までよろしく!」
パイロット「Roger.」
キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン…
770:
――MAL(Minase Air Line) 鹿児島空港→奄美空港
――PM19:30
小鳥「到・ちゃーく!!」
響「伊織、本当にありがとうだぞ!」
貴音「この借りは、いつか必ずお返し致します」
雪歩「私たち、絶対勝つからね!」
伊織「当然よ!私が手助けしたんだから、負けるなんて許さないわよ?」
伊織「それじゃ私は一足先に東京に戻るわね……ま、せいぜい頑張ってちょうだい」
伊織「というわけで、羽田までちょっとお願いね」
パイロット「Roger.」
キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン…
響「行っちゃったぞ……」
雪歩「あんな簡単に飛行機を飛ばせるなんて、やっぱりお金持ちは違うなぁ……」
貴音「あれがあれば、何時でもすぐにらぁめんの本場まで飛んで行ける……羨ましい限りです」
775:
響「それで、奄美大島に来たのはいいけど、ここには何があるんだ?」
小鳥「そりゃあもちろん、黒糖焼酎!カーッ、楽しみだねぇ!!」
貴音響雪歩「「「……」」」
小鳥「ぴよっ……も、もちろんそれだけじゃないわよ!」
小鳥「ここでは奄美大島の郷土料理をいただくわ……その名も『鶏飯』!」
響「京阪?」
貴音「軽犯?」
雪歩「畦畔?」
小鳥「ちっがーう!鶏飯よ、け・い・は・ん!」
響「とりめしって読むんじゃないのか?これ」
小鳥「まぁまぁ百聞は一件に如かず!とにかく本日の宿までレッツゴー!」
貴音響雪歩「「「はーい!」」」
778:
店員「おまたせしました、鶏飯に黒糖焼酎かっか!」
小鳥「さ、きたきた、これがウワサの『鶏飯』よ!」
響「こ、これが鶏飯?」
雪歩「なんだか想像してたのと違う……」
貴音「ほう……名前から炊き込みご飯のようなものを連想しましたが、これはどちらかと言えばお茶漬けに近いですね」
小鳥「鶏飯ってのは、ご飯の上に鶏肉や卵、椎茸や更にはパパイヤの漬物をのっけて」
小鳥「さらにお好みで薬味をのせて、そこに鶏がらスープをかけて食べる料理らしいわよ」
雪歩「パパイヤの漬物……さすが南国だなぁ」
響「沖縄では割とメジャーだぞ!美味しいぞ!」
貴音「それでは、いただきます……」ハフッ
貴音「むぅ、これは……!」
786:
貴音「鶏がらすぅぷの優しい味わいと、鶏肉のさっぱりとした味わい、錦糸卵のまろやかさ……」
貴音「そして何より一際存在感を放つ『ぱぱいや漬け』……」
貴音「わたくし、ぱぱいやのお漬物は初めて食べましたが、これまた意外な味……」
貴音「てっきり甘ったるい物だと思ってましたが、これは甘辛く漬けてあり、ご飯との相性が抜群ときています」
貴音「わたくしにとって初めての鶏飯……大変満足致しました」
雪歩「わぁ……パパイヤの漬物っておいしいんだね」
響「だろ?まだ熟してない実を使うから、ただ甘いだけじゃなく、しっかりと味が染み込むんだぞ!」
小鳥「うめ うめ うめ」ザッパザッパ
小鳥「さらにこの島特産の黒糖焼酎(ロック)……」グイッ
小鳥「……かーっ!地球に生まれて良かったーッ!!」
響「ああ、ぴよ子の奴、また高知の時の二の舞になる予感しかしないぞ……」
貴音「まったく……小鳥嬢はお酒が絡むとすぐこれです……困ったものです」
春香「まぁまぁ、それがいわゆる小鳥さんらしさ、ってやつじゃないかな」
雪歩「そ、そうかなぁ……」
798:
雪歩「……」
貴音「……」
響「……」
春香「……」
小鳥「焼酎うんめぇwwwwwwwww」プハー
雪歩「は……」
貴音「は……ははははは……」
響「ははは……春香ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
春香「や、やぁ……皆頑張ってるみたいだね、ははは」
雪歩「ど、どうしてこんな所にいるの……?」
春香「いやぁ実は、昨日この旅にクジで選ばれなかったことで、急遽新しい仕事が飛び込んできちゃったんだ……」
春香「その名も『奄美春香の一週間 in 天海大島』ってやつ……だから昨日から一週間ここで暮らすことになっちゃって……」
響「どこの黄金伝説だ……」
小鳥「アッラー!?春香ちゃんがいるわ!?おっかしいわねぇwwwwwさては貴様、偽物だな!?wwwwwww」
808:
春香「あ、そうだ、それより旅の話を聞かせてよ!」
春香「サイコロ一個でここまで来たんだよね?皆たくましいなぁ?」
響「そんなことないぞ、ここまで来るのに伊織に助けてもらわなかったら……」
貴音「途中、四国へ寄ったり、かと思えば本州に逆戻りしたり……」
雪歩「たぶんプロデューサーのチームも、同じくらい苦労してるんじゃないかなぁ……」
春香「あ、あはは、そうなんだ……ねぇ、もっと詳しく聞かせて?」
響「おっ、いいぞ!ここで会ったのも何かの縁だからな!」
ワイワイワイワイ
小鳥「うーい!あたしをなかまはずれにすんなぁ!!ひとりぼっちにしないでよぉ!!えぐっえぐっ……あははははwwwww」
貴音「……というわけで奄美大島での意外な出会いにより、わたくし達は夜通し旅の話に花を咲かせたのでした」
貴音「これにて我々の二日目は終了……三日目も朝八時からの開始です……四条貴音でした」
貴音「それではお休みなさいませ……」
――Sチーム 二日目 終了
――現在地 奄美大島
817:
――Nチーム 三日目
――AM08:00
P「おはようございます、こちらは札幌、朝の8時でございます」
美希「うー……やっぱり朝は苦手なの……」
真美「北海道の朝は寒いよぉ……」
あずさ「……」ウトウト
P「さて、ここで皆さんに残念なお知らせです」
P「札幌の名物を食べられる店のほとんどは、朝10時前後にならないと開かない模様です」
P「開店まで待っていたのでは、Sチームに差をつけられてしまう恐れがあります」
美希「ジンギスカンとかスープカレーとか食べたかったの……」
P「まぁまぁ、それは運悪く札幌に戻る出目が出た時についでに、な?」
真美「それって、ほんまつてんとー、てやつじゃないかな……」
あずさ「……」ウトウト
P「そこでやむを得ず、急遽用意した企画……眠気覚ましにもピッタリなこの企画」
P「題して『スッキリお目覚め☆ガラナ早飲み対決』?!!」ドンドンパフパフ
822:
P「さあ、ここにあるのは道民のオアシス・セイコーマートで購入した、これまた道民の生命の水、ガラナ!」
美希「これがガラナ……コーラじゃないの?」
P「見た目は似ているが、味はまったくの別物だ!」
P「アマゾン原産のガラナの実から抽出されたガラナエキスを使用したこの炭酸飲料は」
P「なんとカフェイン含有量がコーヒーの約3倍!だから眠気覚ましにはピッタリってわけだ!」
真美「うーん、ちょっとフタ開けてみていい?」
P「いいぞー」
真美「……」プシュッ
真美「うあうあー……なんだか薬っぽい匂いがするよー」
あずさ「……はっ!」
P「ほら、ウトウトしてたあずささんでも蓋を開けた瞬間目覚める、これがガラナのチカラってやつだ!」
830:
P「というわけで、俺が合図をしたら一斉に飲み始めるんだ」
P「勝った人は、なななんと30ポインツ獲得だ!」
あずさ「そのポインツっていうのは、何か意味があるんですか?」
P「ぶっちゃけて言うと、ない!」
真美「やっぱりね……」
P「それじゃいくぞ?よーい……スタート!」
美希「……んく……ぷはっ!何この味、今までに飲んだことない味なの」
真美「くぴくぴ……うー、やっぱりこの匂い、なんか苦手かも……」
あずさ「こく……こく……でも何だか癖になりそうな味かもしれないわ」
P「……うっう?★(裏声)」
美希「!!……我慢、我慢なの……んく、んく」
真美「同じ手はもう通用しないよ、兄ちゃん……くぴくぴ」
あずさ「!!……!!……フンガッフッフ!!」ゴボッ
P「ああっと残念、あずささん脱落!」
あずさ「カハッ……エヒフッ……ヒハッヒハッ……」ゼエゼエ
838:
美希「あと少しで飲み終わるの……こくこく」
真美「真美だって負けてらんないよ……くぴくぴ」
P「……うっう?★(ドス声)もやし(裏声)」
美希「ぶひゃひゃいひゃあ!!」プゥゥゥゥゥゥゥ
真美「ブンベッバッハッ!!」プゥゥゥゥゥゥゥ
P「ああっと美希、真美、両選手脱落、この勝負、勝敗無効!」
美希「だっ、だからなんでハニーは飲んでる最中に笑わせたがるの!!」
真美「ううー、あと少しだったのにー……」
P「でもスッキリ目が覚めただろ?これがガラナのチカラってやつだ!」
美希「確かに目は覚めたけど、今のはガラナ関係ないと思うの……」
真美「あずさお姉ちゃんも相変わらず大惨事だし……」
あずさ「ガッポガッポ……ゴポッ……あらら、二人共やられちゃったの、残念ね?」
842:
――AM08:20
P「さあ、茶番も済んだところで、本日最初の運命のダイスロール・第10投!」
美希「それじゃ4周目だし、ミキが振るの!」
P「オーケー……さて、ここ札幌駅は道内各地の主要都市を結ぶ特急が数多く発着する一大ターミナル駅だ」
P「この意味……もうわかってるよな?」ニヤリ
美希「うう……北海道は広いから、あっちこっちに飛ばされたらかなりのタイムロスなの……」
P「さて、それじゃあお前らの命運を握る、行き先の発表だ!」
P「1:稚内まであともう少し!豊富!!」
真美「おおっ!?……と思ったけど、どーせ兄ちゃんのことだからウラがあるんだろうなー」
P「ぎくっ……や、やだなぁウラなんてあるわけないじゃないか、ウララララ?」
真美(あ、ウラあるのかくてーい)
P「2:動物園へ行こうずー!旭川!!」
美希「うん、決して悪くないの」
P「3:豚丼食べにブーブブー!帯広!!」
あずさ「帯広ですか……まるっきり東の方角ですね」
844:
P「4:あ?あ?あああああ?!富良野!!」
美希「キタキツネ、一度見てみたいの」
P「5:一度入ったら出られない監獄の街!網走!!」
真美「マジで!?……と思ったけど、冷静に考えたらそんな訳ないかー」
P「6:果てしない大空への夢!千歳!!」
あずさ「あらあら、戻っちゃいますね……でも千歳ということは……?」
P「……以上だ」
美希「ハニー、もしかして千歳って……」
P「え?なんだって?うひゃひゃひゃひゃひゃ……」
美希「……そっとしておこうなの」
P「それじゃ、本日最初の先行きを占う一投、お願い致します!」
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」バクテン
美希「……なのっ!!」
(コンマ00?09:
>>847
847:
くるか
863:
P「出目は……5!アズカバァン!……もとい、網走!!」
美希「うーん……これまたなんとも微妙なところなの……」
P「ちなみに札幌から網走まで、特急を使っても5時間以上かかるから覚悟しておくよーに」
真美「ゑっ?」
あずさ「さ、さすが北海道は広いわ……」
P「それじゃ乗り込むは特急オホーツク!発車まで今しばらく待てぃ!」
美希真美あずさ「「「はーい」」」
――Sチーム 三日目
――AM08:00
小鳥「おはようございます、現在、我々は奄美空港にいます」
小鳥「ここからは、空路での移動がメインとなるので、場合によっては何回も飛行機を乗り継ぐ必要があります」
雪歩「なんか前途多難な予感……」
貴音「ふふっ、嫌な予感ほど的中しないものですよ、雪歩」
響「離島便は本数が少ないことが多いから要注意だぞ!」
869:
春香「あ、あはは……それじゃ、皆がんばってね!」
響「春香も頑張るんだぞ!なんくるないさー!」
小鳥「サイコロの出目次第では、また奄美大島に戻ってくるかもねぇ?」
雪歩「うう……実際ありえるから怖い……」
小鳥「それじゃ本日最初のサイコロ、第10投のお時間です」
貴音「それでは四周目のとっぷばったぁは、わたくしめが……」
小鳥「それじゃ、行き先発表するわよ?」
小鳥「1:魚釣ろうぜ!喜界島!!」
響「割とすぐ隣りの島だなー」
小鳥「2:阿波踊りしようぜ!徳之島!!」
雪歩「それ、徳島じゃあ……」
小鳥「3:ダイビングしようぜ!沖永良部島!!」
貴音「ほう、海の美しいところなのでしょうね」
871:
小鳥「4:調査しようぜ!与論島!!」
雪歩「……もしかして世論調査と言いたいんですか?」
小鳥「5:そろそろ沖縄上陸しようぜ!那覇!!」
響「おおおおおおおおおおお!!」
小鳥「6:いい加減沖縄上陸しようぜ!那覇!!」
響「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
貴音「なるほど……三分の一の確率で沖縄ですか」
貴音「これは責任重大ですね……他の離島に行ってしまっては、でぃすあどばんてぇじが生じてしまう」
貴音「……らぁめんの神よ、今だけ賽子の神に身を委ねる浮気なわたくしをお許し下さい」
小鳥「準備はいい?いくわよ?」
小鳥「何っが出るかな♪何っが出るかな♪それっはサイコロ任せよ♪」カチャーシー
貴音「……はいっ!!」
(コンマ00?09:
>>874
874:
那覇以外
875:
那覇だね
876:
那覇だな
877:
那覇だ
883:
小鳥「出目は……5!せんだ!みつお!那覇那覇!!」
響「やったぞおおおおおおおお!!はいさああああああああああいい!!!」
雪歩「ひ、響ちゃんが急に生き生きしだした……これが沖縄パワーかぁ」
響「貴音、ありがとうだぞ!」
貴音「ふふっ、どう致しまして、です」
小鳥「それじゃ一路那覇空港へ向けて、総員待機!!」
貴音響雪歩「「「はいさーい!!」」」
――Nチーム 特急オホーツク3号
――AM12:00
アナウンス『まもなく、上川です。お降りのお客様は……』
真美「……ねぇ兄ちゃん、あとどれくらい?」
P「んー……3時間ちょいだな」
真美「うげー……いっそ真美も寝よっかな……」
美希あずさ「「……」」スヤスヤ
884:
響って那覇市民なのかな? それとも小さい離島?
885:
直系の我那覇姓なら琉球王族の可能性もあるぞ
887:
――Sチーム 奄美空港→鹿児島空港→那覇空港
――AM12:00
小鳥「さ……」
響「はいさーい、とうとうやってきたぞ、那覇空港!」
響「んー、やっぱり沖縄の空気は最高だぞ!!」
響「沖縄の空よ!大地よ!海よ!我那覇響は帰ってきたぞー!はいさーい!!」
小鳥「ぴよぉ……」
雪歩「ところで小鳥さん……今回の交通費とかってどこから出てるんですか?」
雪歩「湯水のように新幹線とか飛行機とか乗ってるから、つい気になって……」
小鳥「子供は知らなくていいこともあるのよ……ぴょひひひひひ……」
雪歩「あぅぅ……これ以上は聞かないようにします」
891:
貴音「ところで小鳥嬢、沖縄では一体何を?」
小鳥「それは、そ……」
響「はいさーい!実は是非とも貴音に食べてもらいたい麺があるんだ!」
貴音「麺……それはもしや、この沖縄の地に伝わる、かの有名な……!」
響「そう、ソーキそばだぞ!!」
貴音「なんと……わたくし、噂には聞いておりましたが、実際に食べるのは初めてなのです」ジュルリ
響「よし、それじゃ早食べに行くぞ!レッツゴー!!」
響「ほら二人も早く来るんだぞ!」
小鳥「……響ちゃん、完全に私の役割取っちゃった……ぴよぉ……」
雪歩「仕方ないですよ、響ちゃんはこの地に関してはプロフェッショナルですから……」
小鳥「うう……」
913:
店員「めんそれーたむ!麺そーれ!」
響「きたぞきたぞきたぞぉ!!」
貴音「これが『そぉきそば』……この一際目立つ具材は一体?」
響「それが『ソーキ』だぞ」
響「豚のあばら肉を、醤油や泡盛、黒糖とかと一緒に長時間煮込むんだが、とにかくうまいんだぞ!」
貴音「なるほど……それではまず例に習って、すぅぷから……」ズズッ
貴音「こっ、これは……」
貴音「……肉の旨味と魚の旨味……わたくしにはそう感じられました」
響「そう、ソーキそばのスープには、豚の出汁と鰹の出汁、両方をミックスして使ってるんだ」
貴音「なるほど……まさに大地と海の共演……沖縄ならではの味覚……大変素晴らしいです」
貴音「次に麺ですが……これは、らぁめんと言うにはいささか太いような気がします」
響「ソーキそばは基本的に太麺だぞ!スープが麺に絡みやすくて美味しいんだぞ!」
貴音「……」ズズズ
貴音「確かに……太麺であることで、麺がすぅぷをより多く吸い寄せ、口の中にすぅぷの旨味を運んでくれる……非常に合理的です」
貴音「無論、麺とすぅぷの相性も抜群……非の打ち所がありません」
920:
貴音「そしていよいよ、この『そぉき』……」ハムッ
貴音「こっ、これは……!!」
貴音「堅牢そうな見た目とは違い、非常に柔らかい……」
貴音「口の中に含んだ瞬間、舌の温度だけで自然と脂身が溶け、口の中に広がっていく……」
貴音「さらに長時間煮込んでいるためか、内部まで味がしっかりと染み込んでいる……」
貴音「その柔らかさから、麺と共に食べても違和感が生じず、すぅぷとの相性も完璧……」
貴音「ああ、食べるごとにだんだんと中身が減っていく器を眺めるのが、とても辛い……しかし食べずにはいられない……」
貴音「これほどまでに、わたくしに『じれんま』を感じさせるらぁめん……否、そぉきそば……」
貴音「……完璧です、さすが響がお勧めするだけのことはありますね」ニコッ
響「貴音に喜んでもらえて嬉しいぞ!えへへ……」
小鳥「うん、うん、うまい、うまい……げぇーっぷ!」
雪歩「小鳥さん……」
小鳥「な、何よ!人を憐れむような目で見ないでちょうだい!」
932:
――AM12:45
小鳥「さあ、やってまいりました、運命のダイスロール・第11投!!」
響「貴音ー、今度は二人で一緒にゆっくり沖縄回ろうなー♪」
貴音「ええ、響のためならば、わたくしは何時でも旅立つ用意があります♪」
雪歩「うわぁ、なんだか二人とも幸せそう、いいなぁ?」
小鳥「はいさいはいさいはいさい!ダイスロールのお時間よ!!」
響「じゃあ今度は自分の番だな!」
響「せっかく地元でのダイスロールなんだ、失敗する気がしないさー!」
小鳥「それでは運命の行き先発表!」
小鳥「1:……この旅の最終目的地!石垣島!!」
貴音「なんと……とうとう選択肢に入るようになったのですか……」
小鳥「2:もう少し、あと少し!宮古島!!」
雪歩「うん、地図で見たら本当にもう少しだ」
小鳥「3:ちょっと寄り道、いえ、寄り島!久米島!!」
響「うーん、なんとも微妙な方向だぞ……」
945:
小鳥「4:まぁ沖縄でゆっくりしていきんしゃい!名護!!」
響「うーん、美ら海水族館も捨てがたいぞ……」
小鳥「5:エビバディセイ!漫湖!!」
雪歩「な……っ///」
響「?」
小鳥「6:いっそ国境も超えちゃおう!台北!!」
貴音「はい?……たい、ぺい?」
小鳥「ほら、ちゃんと三人の分も持ってきたわよ!」
雪歩「……あっ、そ、それ……私のパスポート!」
響「自分のもあるぞ!」
貴音「わたくしのも……小鳥嬢、あなたまさか……」
小鳥「ぴよっへっへっへっへっへっへ!!!」
954:
小鳥「いやぁ、こんなこともあろうかと、皆のパスポートを事務所預かりにしててよかったわ?」
貴音「なんと……預けた時点でわたくし達は小鳥嬢の手のひらで踊らされていたというのですか……」
雪歩「まさか海外が行き先候補になるなんて……あぅぅ」
響「うう……今回の選択肢は、天国と地獄の差が大きすぎるぞ……」
小鳥「だーいじょーぶよ、逆に考えるのよ、1さえ出せばこの企画は終了!あなたたちの優勝!!」
響「でも……今に至るまで一度も1が出た試しがないぞ……」
小鳥「まぁ確かにこのサイコロ、どういうわけか1が極端に出にくくなってるみたいだけど……」
小鳥「でも確率的にはそろそろ1が出てもおかしくはないんじゃない?」
響「……ここで立ち止まってても始まらない……」
響「思いっきり振ってやるぞ!なんくるないさー!!」
小鳥「そうこなくっちゃ!それじゃいくわよ?」
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」タイキョクケン
響「なんくる……ないさぁ?!!」
(コンマ00?09:
>>957
957:
台北!
970:
小鳥「出目は……ああっと、まさかの5!さあ、エビバディセイッ!漫湖!!」
響「漫湖ー!!」
雪歩「ま……ぁぅぅ///」
貴音「小鳥嬢……貴方には恥じらいというものはないのですか?」
小鳥「恥じらいなんて、とぉの昔に捨てたわよ!」
雪歩「小鳥さん……」
小鳥「うっ……だ、だからその憐れむような目で見るのはやめて……」
小鳥「とっ、とにかく行くわよ!はい、漫湖ー!」
貴音雪歩「「……」」
響「漫湖ー!!」
――Nチーム 特急オホーツク3号
――PM13:00
アナウンス『まもなく、丸瀬布です。お降りのお客様は……』
P「あと2時間、か……」
P「……これは失敗したな、割とガチで」
978:
――Sチーム ゆいレール 那覇空港駅→奥武山公園駅
――PM13:00
小鳥「さあ、やってまいりました、漫湖公園!」
響「おおー、あいかわらず美しい漫湖だぞ!」
響「あっ、あっちでは小学生たちが漫湖で写生大会をやってるぞ!」
響「懐かしいなぁ、自分も小学生の頃は思いっきり漫湖をかいたぞ!」
雪歩「響ちゃん……」
貴音「雪歩、響を責めてはいけません……」
貴音「響にとっては、昔から慣れ親しんだ地名……むしろ響にとっては恥じらいを持つ方がおかしいのです」
貴音「無論、小鳥嬢はただ単に面白がっているだけですが……」
小鳥「ねえ響ちゃん?響ちゃんは漫湖のどんなところが好きなの?」
響「もちろん漫湖は、水がいっぱいあるところが好きだぞ!!」
雪歩「あぅぅ……///」
11:
――13:15
響「いやぁ、久しぶりに漫湖を生で見たけど、いい眺めだったぞ!」
小鳥「それはよかったわね、ビバ・漫湖!」
小鳥「さて、那覇空港に戻ってきたところで、運命のダイスロール・第12投のお時間です」
雪歩「そ、それじゃあ今度は私の番だね……うんっ!頑張るっ!」
貴音「賽子の神様も、きっと雪歩に微笑んでいただけることでしょう」
小鳥「オッケー?それじゃ、行き先発表、カマン!」
小鳥「1:栄光のゴール!石垣島!!」
雪歩「……」ゴクリ
小鳥「2:遙かなるゴール!石垣島!!」
響「おお、確率が上がったぞ……!」
小鳥「3:届きそうで届かないあのゴール!宮古島!!」
貴音「距離的には本当にあと少しなのですが……歯がゆいものです」
19:
小鳥「4:更に離れたあのゴール!久米島!!」
響「ここに行っちゃうとタイムロスだぞ……」
小鳥「5:まだチャンスはあるあのゴール!名護!!」
貴音「響がお勧めする『美ら海水族館』……是非行ってみたいものです」
小鳥「6:通り過ぎちゃったあのゴール!台北!!」
雪歩「や、やっぱりまだあるんだ、台北……」
小鳥「さあ、ここで終わるか!?あるいはまだ旅を続けるか!?」
小鳥「運命の……ダイスロール!」
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それは漫……サイコロ任せよ♪」ガニマタ
雪歩「サイコロの神様……お願いっ!!」
(コンマ00?09:
>>22
22:
はいさーい!
36:
小鳥「さあサイコロが転がる……!転がる転がる……!!」
雪歩「……」ドクン
貴音「……」ドクン
響「……」ドクン
小鳥「……」ドクン
雪歩「……?」チラッ
      ______
    / ●       /|
  /          /
/       ● /
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
37:
キターーーーーーーーー!!!!!!
42:
雪歩「え、2……これって……」
小鳥「なんという……なんということでしょう……!!」
雪歩「出目は……2!最終目的地・石垣島よ!!」
雪歩「私が……ゴールを……」
響「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ついに、ついにゴールだぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
響「雪歩ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!よくやったぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
貴音「雪歩……三分の一という確率は、決して期待できるような数値ではありませんでした……しかし」
貴音「あなたは見事その確率を引き当て、見事石垣島への切符を手にすることができたのです」
雪歩「響ちゃん……四条さん……」
雪歩「……」チラッ
小鳥「グスッ……まったく……いいモン見させてもらったぜ!」グッ b
雪歩「やった……私、やったんだ……」
雪歩「ふぇ、ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん……!」グスッ
響「泣く奴があるかー!ほら、みんなで雪歩を胴上げだー!」
貴音響小鳥「「「わーっしょい!!わーっしょい!!わーーーーっしょい!!!」」」
49:
――Nチーム 特急オホーツク3号 札幌→網走
――15:10
アナウンス『ご乗車お疲れ様でした。まもなく、終着・網走です』
P「よ、ようやく網走か……な、長かった……」
P「正直、北海道の広さを舐めてた……反省しないとな」
P「そーらお前ら、終点網走に到着するぞー、降りる準備しろー」
美希「ん……やっと着いたの……?」
真美「っはー、長かったぁ……」
あずさ「うーん……よく眠れたけど、腰が痛いわ……」
54:
――Sチーム 那覇空港→石垣空港
――PM15:20
小鳥「到っっっっっ着ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
響「ようやく、ようやくきたんだな……」
貴音「ええ、ここがわたくしたちの旅の最後の地点……」
貴音「しかし、長かったこの旅も、もう終わりと思うと、どこか寂しいものがありますね……」
雪歩「なんだかんだで、けっこう楽しかったなぁ、思い出もいっぱい作れたし」
小鳥「さて、と……到着したところで、プロデューサーさんに連絡しましょうか」
響「勝利の報告かー?」
小鳥「ええ、この旅の最中は、余程のことがない限りお互い連絡を取り合わないルールだからね」ピポパ
プルルルル…プルルルル…
58:
――Nチーム 網走駅
――PM15:20
P「……ってなわけで、網走駅の看板が縦書きなのは」
P「出所した受刑者が二度と横道に逸れないように、という願いを込めたからなんだ」
あずさ「なるほど、そういう理由が……」
美希「へぇ?、ハニーって物知りなの」
P「うんにゃ、さっきこっそり駅員さんに聞いた」
真美「そんなことだろうと思ったよ……」
プルルルル…プルルルル…
P「!?!?」
美希「あ、ハニーの電話が鳴ってるの……誰から?」
P「小鳥さんからだ……」
真美「なぁんだ、ピヨちゃんか……早く出ればいーじゃん」
P「それが……この電話では、緊急事態が発生した時か、どちらかが最終目的地に到着した時にしか連絡を取り合わないと決めてあるんだ」
あずさ「えっ?それってつまり……」
62:
――Sチーム 石垣空港
プルルルル…プルルッ
P『……もしもし』
小鳥「あ、もしもし、プロデューサーさんですか?」
P『……つかぬことをお聞きしますが、小鳥さんは今、どちらに?』
小鳥「……せーのっ」
貴音響雪歩小鳥「「「「石垣島でございます!」だぞー!」ですよー!」だぴょーん!」
P『そんな馬鹿な……俺達が、負けた……だと……!?』
響「うっわー、電話越しからでも絶望感がひしひしと伝わってくるぞ……」
小鳥「プロデューサーさん?負けたチームの罰ゲームの件、忘れていませんよね?」
P『ぐぬぬっ……!!』
真美『兄ちゃんなんだYO、罰ゲームって!?』
美希『美希たち、何も聞いてないの……』
あずさ『まさかまだ知らせていないルールがあったんですか?』
70:
響「なんだぴよ子、罰ゲームって?」
貴音「わたくしたちも、何も聞かされておりませんが……」
雪歩「この旅に、罰ゲームとかあったんですか……?」
小鳥「では説明してしんぜよう」
小鳥「この『765プロ対抗・サイコロの旅』、敗北したチームは……」
小鳥「……敗北が決定した地点から東京へ戻る手段として、航空機及び鉄道の使用を一切禁ずる!!」
小鳥「……でしたわよね、プロデューサーさん?」
P『ぐ、ぐぬぬぬぬ……』
真美『ちょっとー!なんなのさ、それー!』
美希『どうやって帰れって言うの!?』
あずさ『なんで予め知らせてくれなかったんですか?』
P『いや、だからそれはそういう取り決めで……』
ギャーギャーギャーギャー
響「うわぁ……これはしんどいぞ……」
雪歩「ま、負けなくてよかったぁぁぁぁ……」
85:
小鳥「というわけでNチームの皆さんは」
小鳥「そこから基本的にバス及びフェリーのみを使用しての帰宅となりますので、あしからず?」
小鳥「た・だ・し!苫小牧港及び小樽港の使用は禁止させて頂きますので、ご了承くださーい」
小鳥「お互いのチームの罰ゲームにおける使用禁止港……最初に決めましたよね?」
P『ちくしょう……ちくしょぉぉぉぉぉ……』
響「なーなー、ちなみにプロデューサー、今どこにいるんだー?」
P『……り』
響「えっ?」
P『……網走、だよ』
小鳥「ぶっwwwwwwwあwwwばwwwしwwwりwwwwwwwwアババーwwwwwww」
響「ぶははははwwwwこれは傑作だぞwwwwwwぶははははwwwww」
貴音「なるほど……最終目的地に近付けば近付くほど、敗北時の帰路が厳しい物になる……よく考えましたね……ぷっ、ぷくく……」
雪歩「……っ!!……っっ!!!」ビクンビクン
103:
小鳥「さて、私たちはこれから石垣島で最後の観光をしますが……」
小鳥「何か最後に言い残すことはありますか?」
P『……小鳥さん!俺は!いつか必ずリベンジをするので、覚悟しておい』ピッ
小鳥「さーて、私たちはのんびり石垣島を観光しましょう?」
小鳥「そして帰りは羽田までの直行便で快適な空の旅よ?」
貴音響雪歩「「「はーい!」」」
――Nチーム
P「いつか必ずリベンジをするので、覚悟しておいてくださ…………切られた」
真美「だからどうやって帰るのさ!鉄道も飛行機も使えないんじゃ何日かかるか分からないYO!」
P「い、一応網走から札幌へ向かう高バスがある……まずはそれに乗るんだ」
あずさ「しょ、所要時間は……?」
P「……6時間以上、ですね」
美希「これはしんどいの……往復11時間以上のとんぼ返りなんて前代未聞なの」
108:
これぞ試される大地
114:
――網走バスターミナル ドリーミントオホーツク号
――PM16:30
『札幌行き、発車します』
P「……」
美希「……」
真美「……」
あずさ「……」
――PM18:30
P「…………」
美希「…………」
真美「…………」
あずさ「…………」スヤスヤ
121:
――PM20:30
P「………………」
美希「………………真美、アメ食べる?」
真美「………………あんがと」
あずさ「………………」スヤスヤ
――札幌駅前バスターミナル
――PM22:45
P「さあ、戻ってきました札幌」
P「ここから今度は、高はこだて号で、一路函館へと向かいます」
美希「うー、腰痛いの……」
真美「真美は足が痛いよ……」
あずさ「ふぅ、よく眠れた……でも体の節々が痛いわねぇ」
128:
――札幌駅前乗り場 高はこだて号
――PM23:35
『函館行き、発車します』
P「……」
美希「……」
真美「……」
あずさ「……」
――AM00:35
真美「…………」ウトウト
P「…………」プゥ?
真美「!!」
P「…………」スヤスヤ
真美「……」
真美「…………」
133:
――AM02:35
P「………………」グーグー
美希「………………」ムニャムニャ
真美「………………」スゥスゥ
あずさ「………………」スヤスヤ
おっさん「ぶえっくしょい!!」
美希「……!!」
真美「……!!」
美希「…………」
真美「…………」
P「………………」グーグー
あずさ「………………」スヤスヤ
136:
――函館フェリーターミナル
――AM04:50
P「さーて、いよいよ北海道を離れる時がきたぞー」
真美「ちょっと兄ちゃん!オナラしたでしょ!!」
P「オナラ?俺が?あー、寝ている時に出ちゃったのかなー」
真美「おかげで寝かかってたところを起こされちゃったんだよ」
P「めんごめんご、てへぺろ」エヘヘ
P「さて、青森へ向かうフェリーは……07:40か……」
P「つーわけでお前ら、今のうちに仮眠とっとけー」
美希真美「「はーい」」
あずさ「……」スヤスヤ
141:
――津軽海峡フェリー びるご
――AM07:40
『本船は青森港へ向けて出航しました』
P「……」
美希「売店でガラナ売ってたから、買っちゃったの」
真美「あ、真美も後で買っておこーっと」
あずさ「……」スヤスヤ
……
…………
………………
146:
――ラフォーレ号 青森→東京
――PM21:00
『東京行き発車しまーす』
P「…………………………」グーグーグーグーグー
美希「…………………………」ムニャムニャムニャムニャムニャ
真美「…………………………」スゥスゥスゥスゥスゥ
あずさ「…………………………」スヤスヤスヤスヤスヤ
……
…………
………………
151:
――網走出発から38時間後 東京駅
――AM06:30
P「おはようございます……」
P「時刻は朝6時半……どうにか我々は東京に戻って参りました……」
美希「つ、疲れたの……ただひたすらに」
真美「人生最大の疲労感だよ、これは……」
あずさ「……」スヤスヤ
P「と、とにかく各自一旦家に戻るべし……さっき小鳥さんからのメールがあった……」
『皆さん、罰ゲームお疲れ様でした。今日は4人共休みということにしてあるので』
『疲れの溜まった身体をじっくり休ませてくださいね★みんなのアイドル、ぴよちゃんより』
P「……とのことだ」
美希「う……こんな状況で今日も出勤日とか言われたら、マジで死んじゃうの……」
真美「ぴよちゃんの、せめてもの慈悲ってやつかぁ、でも明日からまた出勤か、ははは……」
あずさ「……ふぁぁ……んーっ、まるで永遠の眠りから覚めたかのような目覚めだわ……」
P「……というわけで、765プロ対抗・サイコロの旅Nチーム、これにて解散!!」
160:
――エピローグ
――翌日 765プロ
P「いやぁ、昨日丸一日眠ったらすっかり疲れがとれてしまった」
P「さーて、今日からまた普段の仕事に戻るわけだが……」
ガチャ
P「おはようございまーす」
小鳥「あっ、おはようございます、プロデューサーさん♪」
P「お、おはようございます……ははは」
小鳥「もう、そんなに怖い顔しないでくださいな?」
響「元はといえば、プロデューサーが『小幌に行きたい』とかバカなこと言い出したのが敗因だと思うぞー!」
P「うっ……」
貴音「その通り……もし貴方様が小幌に行かず、すぐさま札幌へと向かったのであれば、まだ勝敗はわかりませんでした」
P「うう……反省してます」
166:
雪歩「まぁまぁプロデュサー、とにかくお疲れ様でした!早、京都で買ったお茶を淹れてみたので、どうぞ!」
P「おっ、これが例のお茶か……どれどれ」ズズッ
P「……!」
P「な、なんだこれは……俺の心の中に秘めたる、あらゆる負の感情が浄化されていく……!」
P「茶葉の質ももちろんだが、何よりお茶汲みを極めつつある雪歩の手により、さらなる高みへと昇華されている……!!」
P「……ぽぇぇ」ホワホワ
響「おー、やっぱりプロデューサーでも顔が綻ぶんだなー」
貴音「まぁ、なんと愛くるしい……」
雪歩「ふふっ、気に入って貰えてよかったぁ?」
P「ぽぇぇ……はっ!」
P「……そうだ、そういえば知ってるか?今回俺達がやったサイコロの旅で、今度特番を組むことになったらしいんだ」
真美「へぇ?」
美希「ということは、ミキのあんな姿やこんな姿も……恥ずかしいの///」
169:
あずさ「あらあら、私も、何か放送されて困るようなことしたかしら……」
P「まぁ流石にきわどいシーンとかは本放送ではカットされるようだが」
P「なんと後日発売されるBD版は、完全ノーカットだそうだ」
小鳥「ビヨッ!!?」
P「?」
小鳥「い、いいい今なんとおっしゃいました?」
P「いや、ですから今度サイコロの旅で特番を組むと……」
小鳥「その後です、その後」
P「後日発売されるBD版は、完全ノーカット……」
小鳥「プロデューサーさん……お願いですっ!!今すぐノーカットだけは取りやめるよう打診してきてくださいっ!!」
P「ちょっ、小鳥さん!?」
小鳥「あれを見られたら、私の……私のひとかけらだけ残っている乙女心が全部粉々に砕けちゃうんですぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」ビエーン
響「あー、ぴよ子のあんなシーンやこんなシーンか……」
貴音「あれは誠に酷いものでありました……」
雪歩「あれも全部収録しちゃうんだ……」
182:
P「いやぁ、でも……ほら、ここにもうあるんですよ、完成品のサンプルが」
小鳥「なんですとォォォォォォォ!?」
やよい「あっ、それ、この前のサイコロの旅のやつですか?見たいですー!」
千早「そうね、運が悪ければ私が同じ目に遭ってたかもしれないし……どんな旅だったか気になるわ」
真「あっ、それ、例の旅のやつ?見たい見たい!ってかどっちかというとボクは参加したかったなー」
亜美「そんな楽しそうなもの、みんなで見ないわけにはいかないじゃーん?」
律子「いったいどんな悲喜交交があったのか、興味深いわね……」
小鳥「い、いや、だからね?それは……」
P「小鳥さん……」ポンッ
小鳥「ぷ、プロデューサーさん……?」
P「……皆で見ましょう?」ニコッ
小鳥「ぴ、ぴよおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
765プロ対抗・サイコロの旅 おしまい
18

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松屋でごちそうさまって言ったら隣のハゲオヤジに鼻で笑われたwwwwwww

女子ジャンプ・高梨沙羅 4位・・・・

子役時代の杉田かおる「あなたあんまり才能ないわね」 言われたスタッフは30年間覚えていてずっと恨んでいた

影響力絶大の中国著名人「日本が好きだ」「甘ったれた民族に未来はない」「支那人は何も学ばない」と挑発 → 中国のネットで大炎上

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