雪ノ下「もしも由比ヶ浜さんが奉仕部に入部しなかったら……」back

雪ノ下「もしも由比ヶ浜さんが奉仕部に入部しなかったら……」


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1:
奉仕部
ガチャ
八幡「うっす」
雪ノ下「こんにちは、引きニート君。相変わらず目が腐ってるわね」
八幡「お前は相変わらずの罵倒だな……ほら、この前お前に借りた本返す」
雪ノ下「あら?もう読んだのね」
八幡「お前が他人に勧めるだけあるな。良かったよ」
雪ノ下「詳しい感想は紅茶でも飲みながらしましょうか。待ってて、いま淹れるわ」
八幡「ああ、悪いな」
雪ノ下(比企谷君が奉仕部に入部して半年、か……)
雪ノ下(彼と過ごす時間が、こんなにも自分を満たしてくれるなんて、最初は全く思いもしなかったわね)
やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。 (通常版)
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11:
アカン奉仕部がただの愛の巣になってしまう
12:
雪ノ下(私と同じように独りで、群れるのを拒み、嘘を嫌う。似ているようで……でも全く違う。それが比企谷君)
雪ノ下(彼が入部して以来、いくつもの依頼が奉仕部に寄せられた。その中には私では解決出来なかった依頼もあった)
雪ノ下(でも彼は、比企谷君は私には出来ない方法で、それらの依頼を解決していった)
雪ノ下(決して誉められた方法ではなないものも、中にはあった……でも、だからこそ、彼は解決できた)
雪ノ下(私に似ているのに、私にはないものを持ってて……それでいて、私を理解してくれる)
雪ノ下「……比企谷君」
八幡「あっ? どうかしたか?」
14:
雪ノ下「いえ……ただ呼んでみただけよ」
八幡「なんだそりゃ……」
雪ノ下「それより……紅茶淹れたわよ。はい、どうぞ」
八幡「おっ、サンキュー」
雪ノ下(最初は互いに離れていた定位置も、今では隣り合わせね)
八幡「ふぅ、相変わらずお前の淹れた紅茶は旨いな」
雪ノ下「そう……ふふっ」
17:
――――
――
雪ノ下「今日はそろそろ終わりにしましょうか」
八幡「今日も依頼こなかったな。まあ、その方がいいがな」
雪ノ下(ええ、だって比企谷君とずっと二人きりで居れるもの)
八幡「ふぁあ、ねみぃ……」
雪ノ下「あら? 寝不足かしら?」
八幡「お前に借りた本ずっと読んでたからなあ……帰ったら、寝るわ」ウトウト
雪ノ下「……ねぇ、比企谷君」
八幡「なんだ?」
雪ノ下「その……そんなに眠いのなら、少し寝ていったらどうかしら」
22:
八幡「寝ていくって……ここでか?」
雪ノ下「他にどこがあるのかしら」
八幡「寝る場所がねえだろ……硬い机に伏して寝るなら帰ってふかふかのベッドで寝るわ」
雪ノ下「……硬くなければ、いいのかしら?」
八幡「言っておくが鞄を枕に、ってのはなしだぞ? あれ結構かてえんだよなあ……」
雪ノ下「あ、安心しなさい……硬くはないわ」
八幡「鞄じゃないなら何を……」
雪ノ下「……」ポンポン
八幡「えっ……」
雪ノ下「膝枕じゃ……だめ、かしら」
23:
雪乃の膝枕って柔らかいの?
30:
八幡「いや、だが……」
雪ノ下「嫌、なのかしら」
八幡「ち、ちげえよ……別に嫌では……」
雪ノ下「なら、問題ないわ」
八幡「……いい、のか?」
雪ノ下「何度も言わせないで。ほら、早く」ポンポン
八幡「あ、ああ……なら、少し、膝借りるぞ」
33:
雪ノ下「んっ……少し、チクチクするわ」
八幡「わ、悪い……」
雪ノ下「気にしないで、あなたは眠りなさい」ナデナデ
八幡「お、おい! なんのつもりだ?」
雪ノ下「こうすれば、眠りやすいと思ったのだけど……」
八幡「ガキじゃねえっつうの……ったく」ウトウト
雪ノ下(そう言いながらも、今にも寝そうじゃない。素直じゃないわね)ナデナデ
八幡「……Zzz」
雪ノ下「おやすみなさい、比企谷君」ナデナデ
37:
雪ノ下「……比企谷君」ナデナデ
八幡「……Zzz」
雪ノ下(普段は腐っている目のせいで気付きにくいけど、改めて見るとやはり整った顔立ちをしてるわね)
雪ノ下(もし……目が腐っていなければ、見た目だけであなたに好意を寄せる人も、いたのかもしれない)
雪ノ下「……良かったわ、比企谷君の目が腐っていて」
雪ノ下(比企谷君を本当に理解していない人なんかに、渡したくないもの)
38:
ゆきのんの独占欲が…
41:
雪ノ下「……あなたの側にいるのは、あなたを理解している人だけでいい」ナデナデ
雪ノ下「ねえ、比企谷君。前にあなたが私に友達になろうと言った時、何故私がそれを断ったか、分かるかしら?」
八幡「……Zzz」
雪ノ下「私もあなたも、群れるのを拒み、嘘を嫌う……だから、友達だなんて、そんな曖昧な関係にはなれない」
雪ノ下「……いえ、違う」
雪ノ下「私は……あなたとそんな曖昧な関係になりたくない」
八幡「……」
48:
雪ノ下「私にとって、あなたは特別なの……初めてなのよ、私をこんなにも理解してくれる人は」
雪ノ下「だから、友達なんて関係じゃ不安なの。足りないの……もっと、深く、絶対で、壊れない関係を……」
八幡「……」
雪ノ下「ねえ、比企谷君。あなたは私をどう思っているの?」
雪ノ下「私とあなたは似ているけど、違う」
雪ノ下「でも、独りで、群れるのを拒む私たちが、こうして今日まで一緒に過ごしてこれたのは……共通する想いがあるからだと、私は思う」
雪ノ下「もし、もしも、私のあなたに対する想いが共通するものなら……私は」
51:
このまま幸せになってほしい
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56:
八幡「……共通する想い、だなんてものこそ、お前の嫌う曖昧な関係と同じだろ」
雪ノ下「 ひ、比企谷君!? あ、あなた、起きて……」
八幡「頭撫でながら独り言、言われ続けて寝れる訳ないだろ」
雪ノ下「ご、ごめんなさい……睡眠を邪魔してしまったわね」
八幡「別に気にしてねえよ。寝心地は良かったし……」
雪ノ下「そ、そう……」
八幡「……」
雪ノ下「……」
62:
雪ノ下「その、比企谷君……」
八幡「なんだ」
雪ノ下「さっきの言葉は、どういう、意味かしら」
八幡「どうもこうもないだろ。そのままの意味だ。互いに認識していない想いなんて曖昧だろ」
雪ノ下「……っ!」
雪ノ下(そんな、比企谷君……あなたは……)
八幡「その、だからなんだ……曖昧だから、言葉にして、はっきりさした方がいいだろ」
雪ノ下「!?」
69:
八幡「……雪ノ下」
雪ノ下「……な、なにかしら」ビク
八幡「俺は……その、お前が、す、好き、だ」
雪ノ下「……っ」
八幡「こ、これで、その、はっきりしたな」
雪ノ下「……まだよ」
八幡「なに?」
雪ノ下「まだ、私があなたの想いを言葉にしていない。これでは曖昧なままよ」
八幡「も、もういいだろ。こっちは言ったばかりで恥ずかしいんだよ、いま言われたら……」
雪ノ下「そ、そんなの、私だって同じよ。だから、あなたは黙って聞きなさい!」
八幡「ぐっ……」
雪ノ下「比企谷君、私も、あなたが――――」
76:
――――
――
八幡「な、なあ、雪ノ下」
雪ノ下「なにかしら、比企谷君」
八幡「お前なんで俺の膝の上に座ってんの?」
雪ノ下「いいじゃない。この前は私があなたに膝を貸したのだから」
八幡「そういう問題じゃねえだろ……」
雪ノ下「でも嫌じゃないでしょ?」
八幡「……うっせ」
雪ノ下「素直じゃないのね」
八幡「お前が積極的すぎんだよ……接し方変わりすぎだろ」
雪ノ下「はっきりとした方がいいと言ったのはあなたでしょ?」
八幡「まあ、そう、だが……」
79:
実は扉の向こうでは平……いや、なんでもない
80:
雪ノ下「ねえ、比企谷君」
八幡「んだよ」
雪ノ下「好きよ」
八幡「だ、だから積極的すぎるだろ!

雪ノ下「あなたは?」
八幡「…………俺も好きだよ」
雪ノ下「ふふっ、なら問題ないじゃない」
八幡「ぐっ……やっぱお前には敵わねえな」
雪ノ下(さらに一歩踏み出した私と彼とのこの関係は、この奉仕部があったからだと思う)
雪ノ下(私と彼が二人きりで過ごし、互いに認識し、理解できたからこそ、築けた唯一無二の関係)
雪ノ下(そこに第三者はいない。私と彼だけ。それだけで十分な関係、それだけで成り立つ関係)
雪ノ下(他者から見れば、特異な関係かも知れない。二人だけしか許容できず、他の介入を許さないこの関係は間違っているかも知れない。でも……これが私と彼の青春なのだから仕方ないじゃない)
雪ノ下(だから、私と彼の青春は間違っていない)
81:
終わりです
支援保守ありがとうございました
87:
2っきり最高だった
83:
乙!
90:
乙です
8

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