P「雪歩が拷問器具にハマってるって?」 真「はい」back

P「雪歩が拷問器具にハマってるって?」 真「はい」


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1:

 故
 開
  い
  た
3:
誰に使ってるか気になって
4:
落とし前のために
8:
知識スレかと思って
17:
真「これ、雪歩のカバンなんですけど……」
ジャラジャラジャラ
P「アイツ……事務所に持ってくるほどハマってんのかよ」
真「初めて見た時はビックリしましたよ」
真「ていうか、拷問器具っていうと人型で大形なモノばかりだと思ってましたけど、意外にも小さいのたくさんあるんですね」
P「まぁ拷問にも種類があるからな。バリエーションに合わせて色々な器具も生まれるもんさ」
真「ふーん……」
真「じゃあプロデューサー、この洋梨みたいなこれは?」スッ
P「ん……ああ」
P「それは『苦悩の梨』。有名な拷問器具だよ」
18:
真「あ、やっぱ梨なんですね」
P「ああ、ちょっと貸してみ」
P「この上んところのリングの部分を回すと……」
キリキリキリ....
P「こんなかんじに、先端の部分が四方に広がっていくんだ」
真「ほぉー」
P「使う時は、このまま口の中に入れて、中に入れた後にリングを回す」
P「そうすることで顎を無理矢理固定させたり拡張させる拷問器具なんだ」
真「猿ぐつわみたいですね」
P「しかもこれ、中央部分からは尖ったキリが出てくる」キリキリキリ....
真「これで喉を貫くってことですね。酷いなぁ」
P「一節じゃ膣内にも入れたケースがあったらしい」
真「うえぇぇ」
P「食うか?」スッ
真「要りません!」
20:
真「プロデューサー、このうさぎの仮面みたいなの何ですか?」スッ
P「『がみがみ女のくつわ』だな。口もとから内側に突起物が出てるだろ?」
P「こいつで舌を固定させて喋らせなくする拷問器具だ」
真「へええ」
P「この突起物には鋭い針や刃物が仕掛けられてあって、少しでもしゃべろうとすると舌を傷つけちまうんだ」
真「うわ、こわいっ」
P「男尊女卑の強かった中世ヨーロッパではこいつを女にかぶせて市内を歩きまわさせたんだとさ」
真「晒し者にするってわけですね。酷いなぁ」
P「ちなみにこいつの似たような奴で『飢餓のマスク』ってのもある」
真「飢餓?」
P「がみがみ女のくつわとは違って内側にボール状の鉄が仕込まれてるんだ」
P「こいつをつけると呼吸困難になるうえ物も食えないし水も飲めない。もちろん舌すら噛めない」
真「うひゃあ……それはキツイなぁ」
P「このマスクの拷問には女性だけでなく男性も被害にあったらしい」
25:
真「なんだろこれ、メリケンサック?」スッ
P「にしちゃあデケーよ。こいつは『猫の爪』って拷問器具だ」
P「先端がほら、猫の爪の様にカーブした鉄製のカギ針がついてるだろ?」
P「こいつで背中をズターっと」ブンッ
真「うわっ、あぶなっ! 振り回さないでくださいよ!!」
P「ちょっと振っただけでも肉をズタズタにしてもぎ取れちまう、かなり強力な拷問器具だ」
真「名前とのギャップが凄いですね……怖いなぁ……」
P「昔はこいつを本気でブン回したわけだからな。肉はおろか骨まで削りとった事例もある」
真「うひゃー」
P「力の無い女子供でも使える、便利な器具だ」
真「使う機会は皆無ですけどね」
P「そうか?」チラッ
真「そーですよっ!!」
27:
このP詳しすぎんだろwww
28:
真「万力……じゃないねこれ。どう見ても頭嵌める所あるもん」
P「パッと見でわかるよな。『頭蓋骨粉砕機』」
真「名前までマンマじゃないですか」
P「あまりシャレたネームが思いつかなかったんだろ。しゃーない」
P「ま、見ての通り。下のヘルメット部分と上のネジ部分で構成されたわかりやすい万力型の拷問器具だ」
真「これ、あれでしょう? 頭をはめてネジ回せばゴシャーって潰れちゃうっていう」
P「うん全くその通り。本当にわかりやすい器具だよなこれ」
真「……あれ?でもこれじゃあ壊れるの頭蓋骨じゃなくて顎じゃないんですか?」
P「うんそれもその通り。結局これ顎しか壊れねえんだよな」
真「矛盾してるじゃないですか」
P「まぁ、本当に頭蓋骨壊しちゃったら自白する前に死んじまうからな」
真「名前だけ大仰に、ってことですか」
P「だろうな。ちなみにこのヘルメットの顎の部分に針がついたやつもある」
真「ますます顎粉砕機ですね」
P「な」
32:
P「人類史上世界中で最も使われてる拷問器具といえばこれ、『鞭』だ」ブンッ
ペシーンッ
P「おお、うるせっ」
真「ほぇー。鞭って馬を躾けるためのしか見たこと無かったけど、こんなにあるんですね」
P「鞭はそれ自身が拷問になりえるし、他の拷問と併用することも出来る。オールラウンダーだな」
P「多分一番種類の多い拷問器具だろうな」
真「ここにあるのは……革ひも型、割竹型、釣り針型……あと1つはなんですかこれ?」
P「革製の鞭を何本も付けた、言わば『強化型』だな」
真「テレビのSM嬢風芸人がこういうの持ってましたね」
P「あれはパチもんだけどな。まぁ、本物持ってるほうが恐ろしいが」
P「割竹型は中国で生まれたらしい。こいつで10回も打たれリャすぐお陀仏だ」
真「割竹は本当に危険ですからね。……うぅ、おぞましい……」
P「ちなみに、1530年のイングランドでは鞭打ち条例という条例が出来るほど日常的に鞭打ちが行われていたんだそうな」
真「どうかしてるよ全く」
P「な」
41:
真「あ、これ知ってる。『石抱き』ですよね」
P「そうだな。石抱きは日本で有名な拷問の1つだ。どんなものかは知ってるだろうが一応説明すると」
P「先の尖った三角柱の柱を床に並べ、その上に罪人を正座させる。もちろん素足だ」
真「うぅ……それだけで十分痛そう……」
P「次に罪人の背後に柱を用意して固定する。拷問途中で逃げないようにな」
P「そんでお決まりの板石だ。板石はこの拷問だけの為に作られる特注品で一枚約49キログラム」
真「そんな……一枚目でアウトじゃないですか……」
P「乗せる時もただ乗せるわけじゃない。揺さぶったり、力を加えたりもしたらしい」
真「鬼畜!」
P「ただ、あくまで拷問だ。殺しちゃいけないから医者が立ち会って行ってたんだと」
P「最悪、死んじまっても罪人だからオッケーってことだったらしいが」
P「ちなみに、石抱きはこの板石を最高10枚まで使用する。合計490キロってことだな」
真「490キロって……小鳥さん何人分だろ……」
P「な。想像つかねえわ」
50:
真「うわっ! なんだこのイス!」
P「『拷問椅子』だ。見ての通り、そこら中から針が出てる」
真「そりゃ見りゃ解りますよ!」
真「そうじゃなくて、なんでさも当然の様にソファーの隣に置いてあるんですか!!危うく座りそうになりましたよ!!嘘だけど!!」
P「知るかよ雪歩に聞け」
真「うー……」
P「さっきも言ったとおり、この全体的に尖ってる椅子が『拷問椅子』。罪人自身の体重を利用した拷問器具だ」
P「首と膝を固定する鉄輪がついてて座ったら最後、身動きが取れん。もちろんお分かりの通り、座る時は全裸だ」
真「うあー解りたくなかったー!」
P「さらには膝の上に重石を乗せるという」
真「ひぎゃー!!」
P「この程度じゃ致命傷には至らんけどな。 そういう時には……」
真「……な、殴ったり……身体を揺すったり?」
P「プラス、椅子を火で熱して火責めもする」
真「うーわー!!!」
53:
P「さて、罪人の自重を利用した拷問はあと3つほどあるんだが……真、知ってるか?」
真「し、知るわけ無いじゃないですか!」
P「ほんとに?」
真「………」
真「………さ、三角木馬……とか?」
P「なんだ、知ってるじゃないか。真はエッチだなぁ」
真「ち、ちが!! 最近の少女漫画って過激な描写多くて……!!」
P「というわけでこれが『三角木馬』だ」ジャンッ
真「ちょっ、またソファーの隣にっ!」
P「これまた有名な拷問器具だな。座る部分が鋭角になっててそこに罪人を座らせる」
P「さらに足首には重りを吊るすことで尻や陰部に激痛を与えるってわけだ」
真「お、重りはボクが見た漫画には無かったなぁ……」
P「なんなら座るか?」
真「え・ん・りょ・し・ま・す!!」
59:
真「……? プロデューサー、なんですかこの女の像は?」
P「ん、ああそれか。前開くからちょっと開けてみ」
真「はぁ。 ……よっと」ガチャッ
無数の釘「やぁ」
真「うぎゃー!!!!」
P「『鋼鉄の処女―アイアンメイデン』。かなり有名な拷問器具だ」
真「は、はりっ、はりっ!針ぃっ!!」
P「観音開きできる女人像型の棺でな、中には無数の釘が付けられてる」
P「しかも釘の位置は綿密な計算のうえ身体の傷つきやすい部分に付けられてるってんだから怖えよな」
真「あばっ、あばばっ、あばばばばばばば」ガタガタ
P「そうびびんなって。悪かったよビックリさせて」
真「び、びび、びびってませんし!!!」ブルブル
P「泣くなよ」
真「泣いてませんしーっ!!」グスッ
61:
P「鋼鉄の処女には拷問用と処刑用の二種類あるんだ」
真「……あんな中に閉じ込められたら即死だと思うんですけど……」
P「どっこい、拷問用は皮膚を2,3ミリ刺す程度で痛みよりも恐怖を与えるほうを重視してる」
真「じゃあ、処刑用は釘が長いってことですね」
P「それに足して足元が開くようになってる。死体処理の為にな」
P「つっても釘の配置は急所は外すようにしてる。死ぬまでの時間をより長引かせるための処置ってわけだ」
真「お、恐ろしい……」
P「ちなみに、名前の由来は像に模してある『聖母マリア』から来ている」
真「あ、これマリア様だったんですか」
P「いいネーミングセンスしてるよな、アイアンメイデン」
真「響きはカッコいいですね。実物は最悪ですけど」
P「違いない」
67:
真「プロデューサー……これ、ギロチンですよね……」
P「もはや何も言うまい」
P「ギロチン。18世紀後半にフランスで生まれた処刑具だ」
真「首を断つ道具……簡潔で残酷ですね……」
P「いや、そうでもないんだ。むしろギロチンは人徳的な処刑具だと言われてる」
真「えっ」
P「というのも、当時は技量不足な処刑執行人が多かった為に、苦痛が長く続くのが普通だったんだ」
P「しかしギロチンは違う。一瞬で寸分の狂いも無く首を切るから苦痛は無い」
P「ギロチンは苦痛から解放するための処刑具なんだよ」
真「へぇ」
P「ただ、ちょうど生まれた頃がフランス革命の時期でな。処刑の手間もかからんから多くの人間が犠牲になったんだ」
真「うわぁ……」
P「一分間に一人の割合で人の首を切り落としていたという事例もあることからギロチンの恐ろしさがよく分かる」
真「結果的にやっぱり怖い処刑具じゃないですか」
P「怖くない処刑なんてないんだよ、真。 何時の時代でも処刑は恐ろしい」
72:
真「……牛?」
P「そう、牛を模した拷問器具、『ファラリスの雄牛』だ。 史上最悪の拷問器具と言われてる」
真「えっ……そ、そんなにヤバいんですか?」
P「拷問の仕組み自体は単純なんだがな」
P「真鍮製の牛の彫像なんだが、腹の所に人一人分入れるスペースがあるから罪人をこの中に入れて下から火で炙る」
真「火炙りの刑ですか。 ……でもそれがヤバい所ですか?」
P「用途がな」
P「『ファラリスの雄牛』は数ある拷問器具の中でも特殊な『観賞用』の拷問器具なんだ」
真「……えっ」
P「火で炙られている罪人の絶叫が、さも牛が鳴いているように聞こえるんだと」
P「これを作らせたシチリア王のファラリスがパーティを開いてはこいつを好んで使ったと言われてる」
真「う、うわぁ……酷い……」
P「それだけじゃない。こいつの最初の犠牲者はこいつを作った張本人なんだ」
P「しかも、好んでこいつを使っていたファラリス自身もこいつで拷問されたらしい。因果応報だな」
真「なんかもう呪われてるんじゃないですか? ……怖いよ……」
76:
P「とまぁ一先こんなもんか。まだまだ拷問器具、処刑具はたくさんあるんだが」
真「何もしてないのに気分悪くなって来ました……」
P「だな。この辺にしておこう」
P「拷問、処刑の歴史ってのは凄惨で残酷なものだ。人の心を無くしているとしか思えないものがたくさんある」
P「そう考えると、人々を笑顔にするのが目的のお前らアイドルと対極にあると言ってもいい」
P「だがな、敢えて人間の残酷さを知ることでアイドルが人々に与えるものの大切さってのがよりわかったと思う」
P「だとすれば、こういった処刑や拷問の歴史を知るのも悪くはないのかもしれないな」
真「綺麗にまとめましたね」
P「こんな感じでいいだろ」
真「そうですね。それじゃあ取り敢えずこの話は終わりとして……」
P「まずは……そうだな」
P・真「「雪歩をシメよう」」
―終わり。
77:
(性的に)
78:
(快楽的拷問で)
79:
性的に〆るんだろ?描写はよ
8

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