「やはり私の青春ラブコメはまちがっているなぁ」back

「やはり私の青春ラブコメはまちがっているなぁ」


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1:
ギャグマンガ日和と俺ガイルのクロス
2:
聖徳太子「うーん…もっとモテてもいいはずなんだが…ハーブの香りもするし」
聖徳太子「それに、何で私が部活動なんて」ブツブツ
聖徳太子「お、ここだな。へーい、いるー?」
雪乃「なにか依頼かしら?」
聖徳太子「ここに私を敬愛するやつがいるはずなんだけど…もしかして君?」
雪乃「あぁ、平塚先生が言っていたのは貴方ね。」
3:
聖徳太子「というわけで私が部長ね。いや、太子と呼んでいいぞ?ほれ、ほれ」
雪乃「……」
聖徳太子「それより君、なんか暗いな?」
聖徳太子「そうだ、これ食べる?ちょっと変な匂いするけど」
雪乃「けっこうよ。それより、臭い!はやくその臭いものを…すごい臭いわ。窓、窓」
聖徳太子「むっちゃむっちゃ…まず!!」
聖徳太子「ああもう、お茶入れてお茶!」
雪乃「……(どうして彼をここに呼んだのかしら?)」コポコポ
聖徳太子「ほら、はやく。このお茶女」
雪乃「(ジャージだし常識がないのね。)」イラッ
4:
聖徳太子「ねぇまだ??摂政である私を待たせるなんて君、偉そうだなぁ。まるで妹子だよ」
雪乃「…はいどうぞ、臭男さん」
聖徳太子「猛烈に指入ってるー!」
雪乃「あら、ごめんなさい。貴方には少し勿体なかったわね。」
聖徳太子「それになによこれ、紅茶じゃない!砂糖を入れんか―い!」
雪乃「それより、飲んだら早く帰って欲しいのだけど」
聖徳太子「え?…いいの?」
雪乃「ええ「ダメだ。」」
平塚「それは認めん。」
5:
雪乃「平塚先生…」
聖徳太子「そういえば、妹は何してるんだろう…」
雪乃「貴方…妹がいるの?」
聖徳太子「たかが5位の分際で偉そうに…この芋虫が!」
雪乃「どうやら複雑な家庭環境の様ね」ペラッ
平塚「雪ノ下、聖徳太子を頼んだぞ」
雪乃「承諾しかね「では、私は会議に戻る。彼を任せるぞ」」
雪乃「逃げたわね…はぁ」
聖徳太子「へーい、お手」
雪乃「……」ブンッ
聖徳太子「まりもっ!」
6:
雪乃「本が汚れてしまったわ…勿体ないけど新しいのを買わなければ」
聖徳太子「それなら私、いい物を持っているぞ」
雪乃「貴方が?」
聖徳太子「世界に100冊しかない限定版だぞ。」
雪乃「なんて本なのかしら」チラッ
『摂政スタイル ノーパンジャージ 聖徳ビバリーヒルズ流 着こなし術』
雪乃「だめよ…表紙で判断してはダメ…中身が、中身が素晴らしいかもしれないわ」ペラッ
7:
8:
聖徳太子「どう?どうかなー…けっこうカッコよく撮れてると思ったんだけど」
雪乃「資源を粗末にしてんじゃねー!」ブンッ
聖徳太子「ポピー!」
今日のポピー アイスランドポピー 花言葉 「慰め」
雪乃「全く…こんな本を100冊刷るなんて…いえ、確かこれは限定版と言っていたわね。まさか…」
聖徳太子「通常版は私プロデュースのお菓子付き! なんか変な匂いするけど」
雪乃「いますぐ木に謝罪しなさい。今なら腕だけで許してもらえるはずよ?」
9:
聖徳太子「腕だけって、腕だけじゃどうやってカレー食べればいいんじゃー!こらー!」
雪乃「友達にでも食べさせてもらいなさい。」
聖徳太子「友達…」
雪乃「あら、もしかして貴方」
聖徳太子「フィッシュ竹中さんがいるもん。」
雪乃「それはもしかして空想上の人物なのではないのかしら?」
聖徳太子「いるわーい!もう嫌だ、こんな環境…家でもなじられ学校でも…墨汁戦隊の私には休むべき場所は無いのか…ならば、よし、決めた。」
雪乃「一応聞いても良いかしら?」
聖徳太子「へっへーん。雪乃には教えませ~ん。雪乃にはな?ざまーみろー」
雪乃「じゃあ別にいいわ。」
10:
聖徳太子「もっと絡めこら?」
雪乃「ちょっと…貴方臭いわ。ああもうカレー臭い!」
聖徳太子「ガーン!」
雪乃(意外と打たれ弱いのかしら?)
聖徳太子「今に見てろよ…今に…妹子似の雪乃め…いつか冠位十二階の最下層に雪乃とつけてやる」
しばらくたって
11:
雪乃「今日は来ないようね。せっかく消臭剤を用意したのに。カレーだけじゃなく魚臭いなんて…一体何を食べているのかしら」
ざくっ、ざくっ、
雪乃「けど、読書するには一人のほうが…」ペラッ
ざくっ、ざっ、
雪乃「煩いわね。さっきから何をしているのかしら?」チラッ
聖徳太子「えっさ、ほっさ」
ざくっ
12:
雪乃「あれは…」
聖徳太子「ふひ?ぐっぴょりといい汗かいた?」
雪乃「嫌な汗ね…それよりどうして校庭に穴を?」
聖徳太子「よーしできたぞ。雪乃用落とし穴」
雪乃「なんてものを校庭に作っているのかしら」
聖徳太子「5Mはほったぞ。」
雪乃「5、5メートル!?」
聖徳太子「たけやりも仕込んだし」
聖徳太子「そうだ、雪乃用に猫入れとこ猫」ポイッ
にゃー
雪乃「何をしているのかしら?」
13:
聖徳太子「雪乃!いつの間に?来るなら言ってよ?歓迎したのに?」
雪乃「歓迎とはこれでかしら?」
聖徳太子「あ、雪乃専用落とし穴。隠すの忘れてた」
雪乃「まったく、たまに何か真剣にやってると思ったら」
由比ヶ浜「やっはろー ゆっきのーん!!」ドーンっ
雪乃「ちょ、今押されたら…きゃー!!」
聖徳太子「あ、落ちた」
由比ヶ浜「あれ?ゆきのんは?」キョロキョロ
14:
由比ヶ浜「あ、ゆきのんどしたの??」
聖徳太子「おーい、大丈夫か―?」
雪乃「大丈夫なわけないでしょ!」
聖徳太子「ほら、ネコ、ネコ!」
雪乃「ぬいぐるみじゃねーか!」
由比ヶ浜「あはは。ゆきのん楽しそう」
雪乃「楽しくないわよ!」
聖徳太子「うーん…助けるにしてもロープは無いしなぁ…あ、ツナならあるぞ。ツナ!」
雪乃「いらないって言ってるでしょ!」
由比ヶ浜「あ、私ドーナッツ作ったよ。ちょっと変な匂いするけど」
聖徳太子「どれどれ…むっちゃむっちゃマズ!」
由比ヶ浜「そっかな?…あはは、飲み込めないほどマズイね!」
雪乃「それより早く助けなさい!」
15:
・・・
・・

雪乃「はぁ、制服クリーニングしないと。」
由比ヶ浜「大変だったね、ゆきのん。はい、飲み物」
雪乃「ありがとう…嬉しいわ」
聖徳太子「え?私のは?」
由比ヶ浜「太子のはコレ」
聖徳太子「流石だ結衣。ごっくごっくマズっ!」
聖徳太子「墨汁じゃねーか!もう嫌だ。こんなの飲むのは墨汁戦隊ブラックぐらいだ」
雪乃「この前から言っている『墨汁戦隊』ってなんなのかしら?」
聖徳太子「体から墨汁が出る」
16:
結衣「すごーい! 墨汁出るの?」
雪乃「墨汁が体から出るわけないわ」
聖徳太子「ちなみにフィッシュ竹中さんは出るぞ。」
雪乃「嘘!?」
聖徳太子「血が」
雪乃「少し黙りなさい」
バシッ!
聖徳太子「イカスミ!」
聖徳太子「もう嫌だこんな部活」
結衣「二人とも仲いいよね。」
聖徳太子「うう…家でも殴られ学校でも殴られ…どこの不良漫画よ」
雪乃「いいじゃない。少し刺激がある方が楽しいわよ?」
聖徳太子「こんな刺激いらんわー!もう嫌だ。いつまでも黙ってやられる私ではないぞ。」
17:
雪乃「何かやるつもりかしら?」
聖徳太子「くらいやがれ。超必殺 飛鳥文化アターック」
結衣「わー太子すごーい!」
雪乃「暴れないで、せっかく入れたお茶が」
ガシャーン
聖徳太子「背中熱!」
結衣「あははは、太子バカだなー」
平塚「ずいぶん賑わっているじゃないか。」
雪乃「平塚先生、はやくこの産業廃棄物を廃棄してください。」
平塚「そう言うな。賑わっていいことじゃないか。」
18:
雪乃「いいえ、これは賑わっているのではなく、彼が一人で騒いでいるだけです。」
聖徳太子「なによそれ。まるで私に友達がいないみたいじゃないのさ!」
雪乃「あら?誰かいたのかしら」
聖徳太子「フィッシュ竹中さんがいるわい!」
聖徳太子「今はもういないけど」
雪乃「あら、それは…ごめんなさい。」
結衣「死んじゃったの?フィッシュ竹中さん」
聖徳太子「いや?元気に入浴してるぞ?」
雪乃「紛らわしい言い方はやめなさい。」ゲシッ
聖徳太子「ヨモギ!前にもこんなやり取りがあったような…)」
雪乃「はぁ…あの静かな日々に戻りたいわ」
聖徳太子「そうだ、久しぶりに彼女に会いに行くかな。」
19:
結衣「え!?」
雪乃「あ、貴方に彼女が?」
聖徳太子「そりゃもちろん…彼女いねぇ….」
平塚「ほっ…」
結衣「ほっ…」
雪乃「由比ヶ浜さん?」
聖徳太子「女子が二人もいて彼女が出来ないなんて」
平塚「あれ?私は女子じゃないのか?」
聖徳太子「うーん…おかしいなぁ」
平塚「私を無視するとは…くらえ」
聖徳太子「やはり私の…ぐはぁ!」
平塚「覚えておけ。40代までが女子だということを」
聖徳太子「やはり私のぐふっ、青春ラブコメはまちがっているなぁ」バタン
結衣「死んだ―!」
20:
雪乃「資源...埋め立て…火葬だと匂いが…とんだ産業廃棄物ね」
結衣「太子―!」
雪乃「ところでさっきから気になっていたのだけど…由比ヶ浜さん」
結衣「太子―…うわぁぁん」
雪乃「いつから彼とそんなに仲良く?」
結衣「彼、隋で私のサブレ…うわぁぁん!」
聖徳太子「まったく、うるさくって眠れやしない。ちょっとそこのお嬢さん。静かになさい。静かにまったくもう…」ブツブツ
結衣「太子が生きてたー!!」
21:
雪乃「ちょ、由比ヶ浜さん...匂いが、匂いが移るわよ?」
結衣「太子の匂いサブレが大好きなんだもん!」
聖徳太子 「おお…遂に私にもモテ期が…あぁ、こまったなぁサインの練習しないと」
雪乃「臭男いえ、聖徳太子君」
聖徳太子「え、なになに?私に何か..あぁ、もしかして告白?こまるなーこれでも私摂政だし―」
雪乃「貴方は退部よ」
聖徳太子 「まじで?」
雪乃「ええ。貴方は悪影響しか及ぼさないもの」
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