やる夫が独裁君主になるようです 小ネタ
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ちょっと小ネタです
913
Ｑ >>1はどうして 話が脇道にそれてばかりなのか？
A そもそも 「やる夫雍正帝」自体が脇道だからです。
┌──────────────────┐
│あたり前ですが ...│
│>>1も最初は、やる夫スレ読者でした。 ....│
└──────────────────┘
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ やる夫スレって面白いお
／ （ ●） （●） ＼
| ､" ﾞ)（__人__）" .）| _＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
＼ ｡｀ ||||＝＝(⌒)ー、| | |
＿＿／ |||| ＼ 〉| | |
| | / , |￣￣￣￣￣|￣￣ .| | |
| | / / ヽ回回回回ﾚ | | |
| | | ⌒ ーnｎｎ.ヽ＿＿＿/ |_|_＿＿＿＿_＿＿＿＿_|
￣ ＼＿_､("二） └─┘￣ｌ二二ｌ二二 ＿|_|＿_|＿
┌───────────────────────────┐
│特に歴史スレの ...│
│ハンニバル様・新関が原様・フューラー様・光武帝様などは ...│
│大いに楽しませて いただきました │
└───────────────────────────┘
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> A そもそも 「やる夫雍正帝」自体が脇道だからです。
な、なんだってー
914
┌─────────────────┐
│で、楽しませていただいた事もあり │
└─────────────────┘
∩＿
〈〈〈 ヽ
＿＿＿_ 〈⊃ }
／⌒ ⌒＼ | | 自分も 歴史スレに貢献したいお！
／（ ●） （●）＼ ! !
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼| l どうせならスケール大きく
| |r┬-| | ／ 三部作を つくるお?ｗ
＼ ｀ ー'´ ／／
/ ＿＿ /
(＿＿＿） /
┌────────────┐
│自分も 参加してみようと ...│
│思ったわけですが・・・ │
└────────────┘
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当時妄想していたタイトル(仮)
━━━━━━━━━━
第一部･便は流れず
━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第二部・伊藤誠が光武帝になるようです
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━
第三部・斜め上の雲
━━━━━━━━━━━
当時妄想していた配役メモ(仮)
【李載先】 沢越止 【大王妃】 美心 【李完用】 カイジ
【李載冕】 澤泰介 【趙秉式】 村岡隆. 【李夏榮】 安藤守
【李?鎔】 兵藤和也. 【趙秉世】 黒崎義裕. 【李耕植】 北見
【貴人張氏】 西園寺世界. 【趙秉稷】 利根川幸雄. 【李範晋】 一条聖也
【英親王 李垠】 御厨仁. 【趙秉鎬】 坂崎孝太郎. 【金鶴羽】 涯
【厳尚宮】 ナギ 【趙寧夏】 船井譲次. 【安ケイ壽】 黒沢
【趙秉甲】 遠藤勇次
【洪啓薫】 ヤムチャ
【閔升鎬】 ラプラスの魔 【金炳学】 ジャミトフ・ハイマン.... 【申泰休】 タオパイパイ
【閔台鎬】 柴崎元治 【金炳始】 バスク・オム. 【趙羲淵】 ベジータ
【閔種默】 桜田ジュン. 【金嘉鎭】 ジェリド・メサ 【権エイ鎮】 ナッパ
【閔謙鎬】 くんくん 【金玉均】 アムロ・レイ 【李斗鎬】 ドドリア
【閔泳駿】 水銀燈 【禹範善】 ザーボン
【閔應植】 薔薇水晶 【金弘集】金宏集 成歩堂龍一 【李範来】 キュイ
【閔泳奎】 ペン銀燈 【金允植】 御剣怜侍 【李軫鎬】 アプール
【閔泳綺】 雪華綺晶 【魚允中】 ゴドー
【閔ヘイソク】 金糸雀 【鄭秉夏】 牙琉霧人 【洪鐘宇】 ミスターサタン
【閔泳達】 翠星石 【兪吉濬】 王泥喜法介. 【李逸植】 碇マダオ
【閔泳翊】 蒼星石 【権東寿】 日向マコト
【閔泳煥】 真紅 【尹雄烈】 ブライト・ノア. 【権在寿】 青葉シゲル
【閔商鎬】 雛苺 【洪英植】 レツ・コバヤシ. 【尹孝定】 鈴原トウジ
【朴泳孝】 シャア 【高永根】 加持リョウジ
【徐光範】 カツ・コバヤシ
【徐載弼】 カミーユ・ビダン 【尹容善】 鷲巣巌
【崔益鉉】 ざいぜんむりょう
伊藤やる夫 【高宗】 伊藤誠
陸奥やらない夫 【閔妃】 桂言葉
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┌───────────────┐
│ところが問題がありまして・・・ .│
└───────────────┘
┌──────────────────┐
│>>1はアスキーアートをいじくったことが │
│一度もなく、 │
└──────────────────┘
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼ えらい手間がかかるお
／ ∪ （__人__） ＼ みんな どうやって作ってるのかお？
| ｀ ⌒´ |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒)
ノ | / / / (⌒) ./ / /
／´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
┌───────────────┐
│やる夫スレをどう作ってよいか ..│
│全然判らないのでした。 │
└───────────────┘
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┌──────────────────────┐
│で、「やる夫スレのはじめかた」様などを参考に .│
│何とか作り始めたのですが、正直不安です。 .│
└──────────────────────┘
＿＿＿_
／ ＼ こんなんで
／ _ノ ヽ､_ ＼ 読んで貰えるのかお？
／ oﾟ⌒ ⌒ﾟo ＼
| （__人__） | _＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
＼ ｀ ⌒´ ,／ .| | |
＿＿／ ＼ | | |
| | / , ＼ .| | |
| | / / r. ヽ | | |
| | | ⌒ ーmｍ |＼ ｍm) |_|＿＿＿＿_＿＿＿＿__|
￣ ＼＿_､("二）￣￣￣￣￣ｌ二二ｌ二二 ＿|_|＿_|＿
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┌───────────────┐
│そこで、まずは原作つきで │
│比較的短めのスレから │
│始めることにしました │
└───────────────┘
＿＿＿_
／ ＼
／─ ─ ＼ まずは失敗してもダメージの少ない
／ （●） （●） ＼ 習作から始めるお！
.＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ | （__人__） Ｕ |
| | | ＼ ⊂ ヽ∩ < ちなみに【金玉均】の通名は
| | | ／ , '､＿ ＼ ／ )＿＿ 【岩田周作】だお
| | | | |＿＿＿＼ “ ／ | |
| | | ＼＿＿＿＿, ＼＿／ | | |
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┌───────────────────┐
│それで、三部作(笑)を取りやめ ....│
│とりあえずの習作として作ってみたのが │
└───────────────────┘
【ニート生活】やる夫が独裁君主になるようです【四十五年】
1 ：1 ◆X5UaPQqEtg：2010/01/29(金) 19:01:51 ID:o/Z2F3Y2
元ネタというかパクリネタ
宮崎市定 著
雍正帝―中国の独裁君主
┌─────────────────┐
│宮崎市定氏元ネタの │
│「やる夫が独裁君主になるようです」 │
│だったわけです。 .....│
└─────────────────┘
, -;‐;‐;-;､
/ __ ‐-‐___ ',
| -｀￣- ｜
,|_(二)ｰ(二)_.|_
{ |´ ､,} ｀| ｝
`! / 小.ヽ |'
| ､､ ' |
ノ{＼ ､___, ／ﾊ＼
／ { ヽ >ｰく / | ＼
,ハ ヽ ∨ヾフ'∨､__,| ,ハ
/ ヽ く´ ヽハ,/ ヽ / |
【京都大学名誉教授 宮崎市定】
921
┌───────────────────────────┐
│ありがたいことに「独裁君主?」は読者さんも増え、 .│
│ヌーそく様にも まとめて頂けるようになったのですが・・・ .│
└───────────────────────────┘
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
／ ＼
／ ＼
／ -──- -──- ＼ まとめてもらえたときは
／ ＼ 本当にうれしかったお！
／ / ヽ /´ ヽ ＼
／ ,' ｨ=＝=y､ ', ,' ｨ=＝=y;;;;）) ', ＼
／ (;;;;;;;;;;）) } { ヾう ｝ ＼
／ ／''、 ,/ '、 / ＼
| ｛{ / / / / ,／ | ＼. / / / / |
| ヽ / / / / ,/ ∧ ', / / / / .|
| 人 ｛ / ヽ ｝ |
| （ し.） ヽ＿＿_／ ＼＿＿_ﾉ ｜ ＿＿＿＿＿＿＿
＼ ｀¨ |. ｜ ／ ││
＼ 人 |,ｨ´~￣~｀ﾞ､´￣￣ﾞヽ | ／ ││
＼ （ し.） ヾ_ ヽ ,ﾉ ／ ││
/ ｀¨ `‐---------‐" ＼ ││
／ ＼ ││
／￣ ＼ ││
／ ││
／ ││
／ ││
| │ ││
| │ ││
| │ ││
ヽ ＿＿＿＿＿ ?⌒ ＼´￣｀）― ､ ││
ヽ ＿ ?¨ ヽ ー´ ー ´＿_ ノ ││
ヽ ￣ ／ Ｙ´ ￣￣ ｀ヽ―― ＿_ ││＿＿＿＿＿＿
＼ ノ ｛ ｝―― ￣ ││
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ ││
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┌────────────────────┐
│しかし、作ってるうちに限界を感じました。 .│
└────────────────────┘
雍正帝―中国の独裁君主３８ｐ
太子以外の諸皇子らは幼時には何れも大臣などの家で養育されたが、四阿哥は成人するまで、
宮中に置いて第二皇后の手許で育てられたから、父帝も一番良くその人柄を知って見込みをつけておかれたのだ。
_-─―─- ､._
,-"´ ＼
/ ヽ なんで？どういうことか よくわからんお
/ ＿／::::::＼_ヽ
| :::::::::::::: ヽ だいたい第二皇后って何だお？
l u （ ●)::::::::::( ●)
` ､ （__人_） /
`ｰ,､_ ／
／ `''ｰ─‐─''"´＼
┌─────────────────────────┐
│なにしろ元ネタが半世紀以上前の一般向け本ですし、 │
│よくわからない点が多くなってきたのです │
└─────────────────────────┘
971
┌───────────────────┐
│特にわからなかったのは、チベット問題です。.│
└───────────────────┘
＿＿
.───┐ ／ ...::::::..＼
￣￣￣| | ／ ...::::::::::.＼ 宮崎教授が「雍正帝」を書いたときは
| | ／ ...:::::::::::::.＼ まだ共産軍の侵攻前だったのかお
| | | ...::::::::::::::::: |
| |. ＼､ ......::::::::::::::::::／ でも今、チベットネタは
二二二 」 ＿ ＿ ゞ ...:::::::丶 特にデリケートな話題だお
─┴┐ ⊆ﾌ＿)＿_./ ┌ヽ ヽ┐
二二二二二二ｌ / | | | |
＿l＿＿＿＿_| ／ |＿| |_|
| ／ __, ノ |─l ┌─────────────────────────┐
|───/ ／lﾆ/ /二ﾆ luul.... │チベットは雍正帝の時代に中国領土となったわけで、 .│
| ___| | | |_|. │詳しく調べてみる必要がありました。 ..│
└─（ ）(ﾆ| |./二ﾆ). └─────────────────────────┘
￣￣ / ）
｀ー ´
923
┌──────────────────┐
│で、図書館やネットで調べてみると・・・ .│
└──────────────────┘
＿＿＿＿
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼ けっこうネットに論文が載ってるお！
／ ///（__人__）/// ＼
| `Y⌒y'´ |
＼ ﾞー ′ ,／ ＿＿＿＿＿＿＿
＼＿ ＿＿／. |＼＿＿＿＿＿＿＼
＿__.| `ｰ―i´＿ | | |＝ |iiiiiiiiiii|
/⌒ヽ ＼____/＼ ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ. | | | =. | !!!!!!!|
| ヽ＿＿＿＿| ＼＿＿. ＿_. | | |三 |＿「r.､
| ／/ //￣.＼ //⊃ヾ). |＿|＿／（ ）￣ )）
ヽ _＿＿＿＿_//r_/| |.||⌒ヽ?〔￣￣!￣￣￣／￣￣＼（(
┌─────────────────────────┐
│いろいろなことが解り ..│
│自分の中で 全体の話が 繋がるようになったのでした .│
└─────────────────────────┘
＿＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ´￣｀ ´￣｀ ＼ なるほど、チベット仏教の宗派対立で
／ ,. ― ､ ,. ― ､ ＼
/ （ ● ） （ ● ） 丶 アルタン・ハーン
| ´"''" "''"´ | ↓
＿| /// { 人 } /// | チョクト
/´: : :＼ ゝ-ィ´ ｀"j- '′ / ↓ .
|: : r: : 丶. |.r-‐''" ／. グーシ・ハーンの介入かお！
|: : |: : : : ,／ ｀ﾞ'' ―U ―― '' "´ ヽ
|: : |: : ／ ｒ―――──―─―─――――‐
|: : : :/ | ｒ―――――――――――――
ヽ_ / ―-､ |｜ﾚ'￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ﾚ′ ,. -=┴-､ |｜|
｛ / ト､＿|｜| ,.-―-、
＿ト､人 {、 r勹l三|｜| / ヽ
l＼ ｀ー=ぃ┸' ＼|｜| ｉ ｉ ｉ ｉ ＿__,| r――、l＿_, ｉ ｉ
｜ ＼ )） |｜| | | | | （ (０) | | l |(０ )） | |
924
┌────────────────────┐
│ところが、そうこうしてるうち ......│
│スレ作るより、調べものしてる時間のほうが │
│長くなり、興味もあちこちに広がり・・・ .│
└────────────────────┘
＿_
＿＿＿＿ 〈〈〈〈ヽ
♪ ／ ⌒ ⌒ ＼ 〈⊃ }
,.イﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ丶 ／ （⌒） （⌒） ＼ | |
./ 「 |.! (⌒/ （__人__） ヽ i どうしてこうなった！
_/ i.| |.! | | |r┬-| | l
.| i.| |.! | ＼ `ー'´ ／ /
.| i.| |.! ヽ＿ ` ー ´ /
.| i.| |.! ヽ |／⌒ヽ_ ♪
_ 〉 i.L＿＿＿＿＿＿＿＿｣.! 丶 ⌒ヽ
_「￣￣￣￣￣＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾟ＼ /´二二二二二二二〉 人＿＿_ノ
| ＼二二二二二二＼.,/ ,/ /＿_／
| | / ,/ /
| | / ,/ /
┌────────────────────┐
│今のような状態と なってしまったわけです。 ....│
└────────────────────┘
＿_
/〉〉〉〉 ＿＿＿＿
♪ { ⊂〉 ／ ⌒ ⌒ ＼
,.イﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ丶 | | ／ （⌒） （⌒） ＼
./ 「 |.! i / （__人__） ヽ⌒)
_/ i.| |.! どうしてこうなった！ l | |r┬-| | |
.| i.| |.! どうしてこうなった！ ヽ ＼ `ー'´ ／ |
.| i.| |.! ヽ ` ー ´ ＿／
.| i.| |.! ／⌒＼| / ♪
_ 〉 i.L＿＿＿＿＿＿＿＿｣.! ／⌒ /
_「￣￣￣￣￣＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾟ＼ /´二二二二二二二〉 ノ
| ＼二二二二二二＼.,/ ,/ /､＿ ヽ
| | / ,/ / ｀￣ゝ ）
| | / ,/ / ／ ノ
925
┌─────┐
│結論。 .....│
＿＿＿_. └─────┘
／ ＼
／ ＼ 話が広がるばっかで
／ ＼ いつまでたっても終わんねーお
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | | ┌──────────────┐
.＼ “ ／＿＿| | │やる夫スレを作るには ...│
＼ ／＿＿＿ ／. │調べ物をしないほうが良い。 .│
└──────────────┘
※一応、やる夫雍正帝とのび太万暦帝の最終回だけは もう出来ています
三部作(笑)については もうあきらめてます
太平天国の乱については 調べても>>１の能力不足でよくわからなかったので保留中です
926
続けて小ネタ
. ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓|
|┃ ┃|
|┃ エ ナ ジ ー ボ ン ボ ン の 秘 密 ２ ┃|
|┃ ┃|
|┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∫ι＿＿＿＿＿＿＿＿/丁了
丿;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ヾ.ヽ.
ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,,.,.,.,.,.;;.ヾヽ
.ﾍ. ..ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;::;::::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,.,.,..,.,.ヾ.ゝ.., ﾍ
ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.,＿＿＿., λ
ﾍ ,,__ノヾ~~~~~~~~~~~ ~ 紫 禁 城 ~~~~~~~~ ~ ゞ,ノﾍ
ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,ノゞゞ
/⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒.. ﾐﾐ::l
三三, ,,三三 三三, ,三三 ,三三 三三 ﾐﾐﾐl
┌┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┤＿ヽ
│ ／,,;;;;;;;; ／]ミ;;,, ／,,;;;;;;;;;／]ミ;;,, ..│ﾐﾐ?
┌士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿士士士士士士士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿士士
. . 彳／三三三三三三彳／.|ﾐ 彳／三三三三三三彳／ |ﾐ
. 彳／三三三三三三彳／.. |ﾐﾐﾐ |彳／三三三三三三彳／ . |ﾐﾐﾐ
. 彳／三三三三三三彳／ .. |ﾐﾐﾐﾐﾐ .. 彳／三三三三三三彳／ .|ﾐﾐﾐﾐﾐ
┏━━━━━━━━━━━━┓
清（しん、1636年 - 1912年）
┗━━━━━━━━━━━━┛
927
／￣＼
. | |
|＼ .＼＿／ /|
＼＼ ＿.|＿_ ／/_
／／ ＼＼ ┌─────────────────┐
／／＿＿_ ＿＿＼＼. │【ｲ冬養正】は ......│
／／ ＼(●)＼ ／(●)／ ＼＼ │ .│
| ｜ ／￣(__人__)￣＼ ｜|. │明朝有力武官のなかで .│
＼ ＼／ ｀ ⌒´ .＼／／ │ .│
..《ゝ ＿＿＿ "` ＿＿＿ ィ∠》. │最初に後金に寝返った男であり・・・ .....│
..∧ ＿_|――|＿_ ／＼ └─────────────────┘
【ｲ冬養正(とうようせい)】
. ┃
. ／￣＼ ┌──────────┐
. | | │その子孫も ......│
＼＿／ │ ..│
/＼ _|＿_／ヽ │代々後金(清朝)に ..│
／＼ ／::::＼ │ ..│
..... . |（●） （●）､.:| │仕えるのであった │
| ,(__人__), ::::|. └──────────┘
| .|r┬-| .:::::::|
.. ＼ ｀ﾆ´ :::::／
／｀ー‐--‐‐―´＼
.. 【ｲ冬図頼(とうずらい)】
. ┃
. ┃
928
／￣＼||i. ┌───────────────────┐
| |. │そして、のちに一族の娘が産んだ皇子が │
＼＿／ │ ......│
| |ii │皇帝になるという .....│
i||／ ￣ ￣ ＼||i │ ......│
／ ::＼:::／:: ＼||i │ものすごい幸運にめぐまれる .│
i||／ .<●>::::::<●> ＼i. └───────────────────┘
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／.←【ｲ冬養正】のひ孫【康熙帝】
i||/,,― -ー ､ , -‐ ､|i ┌───────────────┐
（ , -‐ '" ） │その上さらに │
`;ー" ` ー-ー -ー'|i │ ...│
そi|l l て ｶｼｰﾝｯ!! │一族姉妹を康熙帝の後宮に入れ .│
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| │ ...│
| ワ ゴ ン | │勢力をのばす .....│
└───────────────┘
929
┃ ┣━━━━━━━━━━┓
┃ ／￣＼ ┃
┃ | | ／￣＼
＿＿＿＿_ ＼＿／....ｰ-く | |
／ ＼＼＼＼＼ ＿, -‐'´: : ｀ | 7: : : : : ｌ| ＼＿／
/ ＼＼＼＼＼ {｢: :｀ヽ: : : ;r-ﾄﾍrｨZ_: :ｿ /＼ _|＿_／ヽ
/ ／ ￣￣￣￣＼ 〉: : :{レｨ＾ｰ'′ ヽ ＼ ／'''''' '''''':::::::＼
｜/ ┌─────┐ ∠,ニ_／ / l| l lﾄ､ Ｖ |（●）, ､（●）､.:|
(6 │ 1661年 │ ／ | l┌─────┐ ....| ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::|
｜ . │ 病死 .....│ / ー- ､｣ｌ . │ 1663年 │ .| ｀-=ﾆ=- ' .:::::::|
＼.└─────┘ .了二_＿_} │ 病死 .....│ ＼ ｀ﾆﾆ´ .:::::／
＼＿＿＿／ ￣{二ﾆＺ..└─────┘ ／｀ー‐--‐‐―´＼
┏━━━━━━━┓ ｀ヽﾌ ｰｭ-イ-､ 【ｲ冬國維(とうこくい)】
┃ 三代..【順治帝】 ┣━━━━━┳━━━━━━ 【ｲ冬氏】 ┃
┗━━━━━━━┛ ┃ ┏━┻━━━┓
┃ ┃ ┃
／￣＼ ,,..-‐::''''''::ｰ:.､
| | .,r"::::::::ﾊ::::∧:::::::`.､ ＿ _,. -‐＜⌒ヽ、
＼＿／ /::::::::::/,/'ﾚ' 'ヽi､::::::', / }: : :＿: : :_;≧､!
| i::::::::::/ ⌒ ⌒ヽ､::i { ,ｲ／: ;∠Vｺ: :l: : ヽ
／ ￣ ￣ ＼ !::::::::::i （●）, （●） i':::i.... ｀オｦ/,ｨ ,厶 /.:,ﾑ: l: :|
／ ::＼:::／:: ＼ |:::::::::::| ,ﾉ(､_,)ヽ､ i::::i.. ／/ //-|: ,仮丁 Zｨｆﾘ川V
／ .<●>::::::<●> ＼ |:::::::::::i ト‐＝‐ｧ' |:::i.. ﾚ' / ヽ､」/,,,｀´ ｀´!′
| （__人__） |━━━━━━ i::::::::::::i ｀ニニ´ ノ::::i V ,.ﾆ=ﾐｭ- 二..ノ
＼ ｀ ⌒´ ／. i::::::::::::i|｀ｰ-- ｒ-一'"::::::::i 妹【ｲ冬妃】
┏━━━━━━━┓ 姉【ｲ冬貴妃】
┃ 四代..【康熙帝】 ┃
┗━━━━━━━┛
930
┌─────────────────┐
│つまり、【康熙帝】は 実のいとこ姉妹と .│
│ .│
／￣＼. │うらやまけしからん事を ......│
| |... │ .│
＼＿／. │やっていたわけである。 .....│
|. └─────────────────┘
l^ヽ /^l ／ ￣ ￣ ＼
ヽ ｀_/ / .／ ＼ ／ ＼ ＞諸君らでは真似できまいｗ
r'ヽ ヽ ／ ⌒ ⌒ ＼
ゝ、 r'ヽi| （__人__） |
`ヽｰ､ノ ＼ ｀ ⌒´ ／
931
┌────────────────────┐
／~￣￣￣￣.＼ │だが、残念なことに │
／ .＼..... │ ......│
| 人川川川川入 |.... │ｲ冬姉妹には なかなか子が生まれなかった。 ...│
| ./.'''''' '''''':::::::ヽ |... └────────────────────┘
| .|（●）, ､（●）､| |
| | ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, | | ┌──────────────────┐
| ヽ､ ｀-=ﾆ=- ' .ﾉ |.. │このままだと、皇帝が代替わりしたら ....│
´'ーァへ、｀ﾆﾆ´. , ｨ´￣｀ヾ´. │ .│
,.<／ ｀ヽｧ'´｀ヽｧ'´/ |... │一族は権勢を 失ってしまうだろう .│
／ _Ｌ.＿＿/＿_ Ｖ- 、 !. └──────────────────┘
,′ ￣ ` ｰ ､ ＿_ ｀`'′ ＼ ／ | ／￣`（ﾌて´￣:｀:ヽ._ __
l ｀ヽ､ ,／ | ／ ゝ(´￣｀ヽ::／ヘ::｀ヽへ＿
` ｰ┬─ ｧ- 、 ､ ﾄJ,ｨ< l. / ノｸ´￣:?／::::::::::::!::!:::∧し ヽ
/j. / ｀ヽ_y'^'´ ｌ ヽ / i /7／:::::::::／:::::/ :::/ﾍ!ﾉﾉｿノん ',
/ ﾊ__/ / l '､ !.. _＿ゝ //:::／:::／ｲ :::::|::::/ 彡て !
,' l. ｌ/ ｀ヽ､＿/ l. l'′. ＼ ／て:ﾌ７://::://:/|:::::/!:::! に( ノ
ｌ |,/ ,ｲ | l . ／ ソ::∧///__/_i/__|::/ :|:::! iヾゝ
l,／{ ／! l | /. く ノγﾍ !/|:/,,､｣￣|:i !:i _＿_ ハ ＼
／ <ヽ` ｰﾁﾆ′ | ,ﾉ! /. ＼ヽ {⌒i | !|:|で;;ﾞj､ |′ ｌ:! _.,,､、` / ∨￣
/ ｀′/?'´ |─? ´ 〃 ! ﾄゝ};| ﾘ｀￣ ? !' ｲ::;;j`ゝ∧ ヽ、
{ ／ヾ ! ／ !ｲ Oｌ ? ´￣´ /ｿﾉ丁￣
｀ ? ´ ヽ _ ,ノ＿_ - ´ //l ||:ﾍ / /ソ ! |
/ | | || :|ﾍ _ __ ｲO ! i l ※結局男子は誕生しなかった
i ! ! :!」_| ヽ ´ - ｀ ／ | | i. |
| i | | ト二ﾆヾ ､_ ＜ iﾕ. |!| ! !
932
＿＿＿ o
( ;;;;;＿;;;;; )／''' ┌─────────────────┐
丶.-'~;;;;;;;;;;;;;;~'-､ │そこで、日本でも よくあったことだが │
／~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ヽ、.... │ .│
,;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、.. │次善の策として【ｲ冬貴妃】は・・・ .│
./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ......└─────────────────┘
l;;;;;;;;;' ~''''''''''~ ';;;;;;;;l
.l;;;;;;;;;; ;;;;;;;l 子育ての経験も
l;;;;;;;;;;' .;;;;;;l しとかないとね
k;;;;;;;' '''''' '''''''' ;;;;;l
ﾍ ヽ;; （ ●）, ､＜ ─☆ ┌─────────────────────┐
∧ ///,,ﾉ(､_, )ヽ､,, ///l │身分が低い側室が生んだ皇子を 引き取って ..│
／ ｷ ｀-=ﾆ=- ' /ヽ、. │ ..│
./ ヽ 、 ｀ﾆﾆ´ ／ ヽ. │宮中で育てる事にしたのだった .│
/ ヽヽ､_ ___ ／ | └─────────────────────┘
｀＼＼／／【ｲ冬貴妃】
スタート 貴人 嬪 妃 貴妃 皇貴妃 皇后
｜-━━┿━━┿━━┿━━━┿━━━┿━┫
88彡ミ8。 /)
8ﾉ/ノ＾＾ヾ8。( i )))
ココの子供 |(| ∩ ∩|| / /
从ゝ__▽_.从 /
/||＿､＿|| /
/ （＿＿＿)
＼(ﾐｌ＿,＿(
/. ＿ ＼
／_ ／ ＼ _.〉
／ ／ ／ /
(二/ （二）
933
┌──────────────┐
│清朝では、皇子は .....│
│ .....│
│母親の実家などで養育される。 ..│
└──────────────┘
├─────┤ r====n 、
_|三三三三三三|_／＿_／-＼ ／ ｀ ､ゞヾ;ゞゞ
====／三三三三三三三＼============ ｀ ､ゞヾヽ,.ゞ:,,
┝┿┿┿┿┿┿┥l l l l l l l l l l l l／ ｀ ､ゞヾ;ゞゞ
￣i￣i,;;*,';,';,|l:≡≡:l|,:;.:;';,':,￣￣i￣￣i￣ ｀ ､ ／＼
￣￣,:'';.:;';,'*:, ,:;*.';:;';,':,￣￣￣￣￣￣ ｀iｰ i´ ／＼
￣／ ｀ ､
｀i､ ｀ ､
=i=================i= ﾄ｀i､ ｀ ､
| || || | ＼ﾄ｀i､
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l l l /_^__|_|__l__|_|_!_!__|_|_|_.^_ゝl l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l
i￣ |::|三|::|::|三三|::|::|三|::|￣￣i￣￣i￣￣i￣￣i￣￣i￣￣i
934
┌─────────────────┐
│まあ、皇帝の子を生むくらいだから .│
r '´ `ｰ､, - ､_ ＿＿＿│ .│ .＼ `,
､ , - v ─ ' r -,.'..:'"´::::::::::::::::::::│多くが大臣の娘とかの .│ ヽ l ─,,-- ､
＿ ／::::::::::::::::::::::::::::::::.│ .│ .i ', l;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ
;;;;;;;;;;;;`ヽr ､, ､ , '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::│お嬢様なのだろうが・・・ .│.ヽ | i l |'"￣`´ヽ;;
r─'`､;;;;;_;＼r`/::::::::::::::＿, -､＿ ,. .:. └─────────────────┘.. ',.:l､|:. ::| i | __ `
ヽ. r' `r'_ﾉ;;;;;l l:::::ﾉ`ｰく.／:.:.:.:.`ヽ､:.:.:.:.:.:.:ヽ::::::::::::::::::::::::|ｦﾆ | i |if､f､:::::::::::::::::::::::;.､,!ｱ￣ ` !| !:: ::| | ! ｌ |'´￣
;;;;;`k-';;;;;`,r┴'イ:.:.:.:.:.'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.ヾヽ､::::::::::::::;l !､ |::.ﾄr'fr'､_,.-─-ｧ'´,.- ＿ ,! |:: .::;!:.|::| l:.|くｦﾗ
;;;;;;;;;`､;;;;; ,!:.:.:.:.:.:.;.:.:.l`､:l`､:.:.＼:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＼:::::;;;;|､ fヾ,!､| `__ ､ '´ ` " |:: .:;'r ┘! l::| '
;;;;;;;;;;;;;',;;;/:.:./:.:.:,':.:.:f'´ `´ ヽ:.:.:.i,:.:.:.:.ﾄ､:.ヽ;,:.:.:.:.:.',ｰ-ゝ __|'＿ ,.|` :::! " ` l/./ .:/ f´`i |l l::l
;;;;;;;;;;;;;;;Y:.:.;':.:.:.:.l:.:.:.|:: `;.:.:|;;,;.:,;| ヽ;,:l;;;,:.:.:.:,l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ::| ,!:/::::/ f:`i::;!,!:| l::|-,
;;;;;;;;;;;;;;;|:.:.:l;.:.:.:.:.ﾄ;.:,;|: l;;L|;;;;;ム_ l;;fi;;;;;;,;;ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'､ :| ､ //:::;/ '､_r',.ｲ:::| ';:|´ /
､;;;;;;;;;;;;l;.:.;,l;,:.:.:,;,:'､'ｙL_ ,.lr'"!;ム ､ l;/,!;;.ｨ'; - ､:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.;,;,;>, :!, ､-,.─ ｧ ｲ:; ' ,.r ﾆ ' ｰ !;:::| !| ／::
',';;;;;;;;;;;;ヽ;;;ヽ;,;,;,`r' r'r_､ ´ ｲ rj:;;i'ｨ "´ l;!f´,!,!:.:.:`.ー.─..'´:,;!r､ヾヽ ヽ､,. ' 彡', ":::::|:::::::::::::i`､:l i|´:::／
,!,!;;;;;;;;r'´.:`ーf ､;ヽﾞ'､fr;;', ヽ'_ﾆﾝ r'ﾒ/､;,;,;.:.:.:.:.:.:.;,;／::| ＞＼ ､､ .::i!:: |i:::::::::::::ｌ:::i!', lｨ´;;;;;
ﾉ;;;;;;.∧ ` ､--,>:.:.`'､ ` " ﾑr,'´;;;;;;`ーァ '"´:／:!' |:::::::::＼ ..:::;..::'l |:|::::::::::::';:,!:ヽ '､;;;;;;;
､;;;;;/::::＼ ﾆ`ー､;,;,;', ､ /ﾄr';;;;;;;;;;;;;／;;;／;へ;.:|! |::::::::::::::| ヽ､ .......:::;. .::'":::: '､ |::|:::::::::::∧:::`､ ヽ;;;;;
::i;/::::::::::; >. ..:.:.`;ｧﾍ __ ,. ／ :|`..ｰ-r'´ｌ;;;; '::::/:.:.:.:.:ﾄ, !:::::::::::::::l::::;/::i￣:::::::::::: ` ｰ!-!-..'":::::ヽ::::ヽ `､;
:::|:::::::／::::: ` = r '´, へ､ ／.:: L''_ ;;|:::::|/:::::/:.:.:.:.:.:.:| `r､:::::::::;. !'":::::|:::::::::: ＿ __ ,.! ､l::::::::::::::`､::::`､ `
::::',／:::＿_r'´::::::￣::;. .:'´:.:.`ヽ､ ＿ ,. '´.::__ ,. ┴:;:`i'r くr v'､:.:.:.:.:.:.:.:| l:::￣:::::::l:::;. ┘' " ´ ￣ ＿ ,!|::::::::::::::::ヽ:::::＼
【 後 宮 の 美 女 の み な さ ん】
935
┌───────────────┐
│ときには、育てるに力不足の │
＿＿＿ o │ ...│
.( ;;;;;＿;;;;; )／''' │実家が ジャンクな娘に │
丶.-'~;;;;;;;;;;;;;;~'-､. │ ...│
／~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ヽ、... │皇帝の お手がつくこともある ..│
,;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 └───────────────┘
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ
r'⌒ｉ;;;;' ~''''''''''~ ';;;;;;;;l ,. ､ 【烏雅氏】ちゃんが生んだ子を
/ !;;;; ;;;;;;;l {⌒ヽ 私が育てるわよ！
j |;;;' .;;;;;;l } }
, -─ﾑ |;;' '''''' '''''''' ;;;;;l / .〃?-､
／ ＼ l;; （●）, ､（●）､.::;; ﾉ / ／ ＿ } ┌──────────────┐
ﾉ ＿＿ ヽ..ヾ!. ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, l ' {_, ‐' ヽ │そういう母親が生んだ皇子を │
i ｀ヽ/ ..!ｷ ﾄｪｪｪｲ' /ヽ、 | {__,. --- /..... │ .....│
j ＿＿__ ﾉ / ヽ 、 |,ｒ-ｒ-| ／ ヾ { }... │ひきとって 手ずから .│
ｌ ｀Y / ヽヽ､_ ｀ﾆﾆ´__／ ヽ, '{_￣ ｀ ﾘ. │ .....│
ﾉ ｀＼＼／／ ＼ ｀iー- / │育てようというのだ ....│
└──────────────┘
936
┌────────────────┐
│烏雅氏の子とは、康熙帝の四男・・・ ..│
└────────────────┘
- - 、
/ (● ●）ヽ.
ゝ（_人_） ノ.
/ ヽ
（| |）.
.し Ｊ
＿＿＿
／＼ ／＼
／ (●) ( ● )＼ ┌─────────────┐
/:. (__人__,) ヽ.. │すなわち、四阿哥【やる夫】 ..│
/::::... | │ │
|::::::::::.... / │のちの【雍正帝】である。 │
ヽ:::::::::::::::....,,,ｨ-ｲ￣´|_ . └─────────────┘
/ ;;ｨ"ﾌ´／ (;/＼,,＼
／ヾイ´〉Ｙ / ,i人 .ヽ ゝ、
(ヽﾉ / ,,/,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;〈Ｘ,,;;""ヽ,
ヾ( ,,,;;;(( ﾉﾉ" ;ﾍ,,〈_, ,ノ
〈ｲ 〉""(ヽ ,;;;／￣￣＼〉
Ｙ/ ゞヽ ,ﾉ >
,〈______;;λイ＼ ,,,;;;;;;;;ゞ‐┐
∨ ;;;;;;;ｿi⌒ ゝ‐"" ;;;;;;;;;;〈
└r,;;;イ'""> 〉;;;＞∠ー｀く
_,,ゝ-ゝへ〈,,,,,,,,,,｝;;;; """"＼
,,,,;;;;;;;;;;;;;（::::::;;;;:::::;;;;;」;;;;;;;;;(;;___ ___）;;;;
""""""""'''''''':::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''''''""￣
【雍正帝 やる夫】
937
┌────────────────┐
│なお、生母【烏雅氏】は │
〃///ヾ i ll i ! l i l | l ヽ ヽ │ .│
. i:|//i::i 》 /| li !ﾒ l l ! i | ', ', │やる夫が無事に成長し .....│
〆i !:Ｌ〃 i ', | ! | l ﾄ, ! / l ! i } ! │ .│
// / |:|'" i 斗弋Ｔ､‐- ', | ヽ ! /i /! /! ! l. } | │【ｲ冬貴妃】の後ろ盾も得たので .│
/ i |:l ', i弋ゝ‐-Ｙ=､丶｀ ',.| /_.!ﾑ､/_l / / ﾊ !. └────────────────┘
. | !:l ∧. ! ﾋ_q ）＿ヽ ﾚ' ﾚ' 7 ﾒ .ｲ / l !
. l |:|. ,ﾍﾍ ,r‐‐tｧ/ ／| ,/ ﾚ
. l l｣ i ヽゝ:::::::::::.. ゞﾟノ/／ﾉ |,ｲ. ←１年後「嬪」に ２年後「妃」になる
! ﾄ､ ! .:::::..´ソ" l:｣ ,-'´ のちに娘(やる夫の妹)を ｲ冬一族に嫁がせる
i |. 丶 ､_ ,､_ ´ ／', , ／／
. ', ﾄ､ ゝ . ‐/ ﾌ_,, ｨ ´ !,〃 ,..-'´:∠＿. ┌───────────────────┐
. ', |::::｀:‐-.､｀＞ . _ / /l´ ﾞ!i lｲ/:::::::::::::-= 二､_. │後宮での地位が 格段に強くなるのだった .│
､_＿_ﾍ !::::::;ｨ;=＝,‐､ ;_/ / ! !| |::::::::::::::::::::::::::::::::::. └───────────────────┘
::::::::ｆf《ﾍ i::≪::::::〃!,ｨ´｀‐-ヾ､l_／_il l､::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::ゞ》 ﾍ. ﾄ､::::ﾞ彳/ゞ/r‐---､i／´::::| /:::＼:::::::::::::::::::::::::::
やる夫の実母【烏雅氏 徳妃】
スタート 貴人 嬪 妃 貴妃 皇貴妃 皇后
｜-━━┿━━┿━━┿━━━┿━━━┿━┫
88彡ミ8。 /)
8ﾉ/ノ＾＾ヾ8。( i )))
今ココ！＞ |(| ∩ ∩|| / /
从ゝ__▽_.从 /
/||＿､＿|| /
/ （＿＿＿)
＼(ﾐｌ＿,＿(
/. ＿ ＼
／_ ／ ＼ _.〉
／ ／ ／ /
(二/ （二）
938
┌──────────────┐
│話を ｲ冬一族に戻すと・・・ ..│
└──────────────┘
∫ι＿＿＿＿＿＿＿＿/丁了
丿;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ヾ.ヽ.
ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,,.,.,.,.,.;;.ヾヽ
.ﾍ. ..ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;::;::::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,.,.,..,.,.ヾ.ゝ.., ﾍ
ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.,＿＿＿., λ
ﾍ ,,__ノヾ~~~~~~~~~~~ ~ 紫 禁 城 ~~~~~~~~ ~ ゞ,ノﾍ
ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,ノゞゞ
/⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒.. ﾐﾐ::l
三三, ,,三三 三三, ,三三 ,三三 三三 ﾐﾐﾐl
┌┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┤＿ヽ
│ ／,,;;;;;;;; ／]ミ;;,, ／,,;;;;;;;;;／]ミ;;,, ..│ﾐﾐ?
┌士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿士士士士士士士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿士士
. . 彳／三三三三三三彳／.|ﾐ 彳／三三三三三三彳／ |ﾐ
. 彳／三三三三三三彳／.. |ﾐﾐﾐ |彳／三三三三三三彳／ . |ﾐﾐﾐ
. 彳／三三三三三三彳／ .. |ﾐﾐﾐﾐﾐ .. 彳／三三三三三三彳／ .|ﾐﾐﾐﾐﾐ
┌───────────────────┐
│後宮では .│
│ ......│
│皇后が 相次いで病死していたので・・・ │
└───────────────────┘
_ｒ 、
, -_'ﾞﾉ＼｀_f_ヽ_
/'´ヽ､!l＿.＞､＿|）
, - ―‐:,○ ○――-'、
ゝ_, ィ´__ ///// ＼ ｒ'i
__ r､ｉ「l /L｀二二￣ヽ ヽ｣ﾑ _ ＞また出番これで おわりかしらー
（__// {|´il , ―‐;----! ､/丶ﾉ ｲ l--､
// に)ゝ､ ＿＿__ ノ 入＿_〕 ヽヽ._ﾉ
￣￣´《 / ┛┗ | l !＿｣ ｌ |
イ | ： / ﾄ､_〃 ´￣￣
/ ＼..／ ヽ
／ ,┻、 ＼ ←康熙１３年に産後の肥立ちが悪く死亡
／ ／: : : : ＼ ＼
/ ／: : : : : : : : : ＼ ヽ
一番目【孝誠仁皇后 金糸雀】
-‐ '´￣￣｀ヽ､
. ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ name .| ｌ │ |
.ﾚ!小ｌ only 从 |、|
ヽ|l | ﾉ ./
＼ .ﾉ/／ ←康熙１６年に皇后になるも
. 丶, .__ , イ ／ 翌年に病死
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,:|ｰ:::::ヽ、
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
二番目【孝昭仁皇后】
939
┌─────────────┐
,,..-‐::''''''::ｰ:.､. │なんと、康熙２０年にｲ冬姉が .│
.,r"::::::::ﾊ::::∧:::::::`.､. │ │
/::::::::::/,/'ﾚ' 'ヽi､::::::',.. │一段上の皇貴妃となり .│
.i::::::::::/ ⌒ ⌒ヽ､::i.. └─────────────┘
.!::::::::::i （●）, （●） i':::i
|:::::::::::| ,ﾉ(､_,)ヽ､ i::::i
|:::::::::::i ト‐＝‐ｧ' |:::i ┌─────────┐
i::::::::::::i ｀ニニ´ ノ::::i │後宮のトップと │
i::::::::::::i|｀ｰ-- ｒ-一'"::::::::i ,r‐-､ │ │
.i;:r ''ヽ;;;>､,,,＿,)`'>ﾊ:i‐z､___,r=-､'''''7 │なったのだった！ │
,i' ／ ￣/``'''''└ﾞ┴'---' ﾆﾆ} {ﾆ）. └─────────┘
i i ,,r,-'"'`Y
i !`ﾌ``ﾞﾞ ￣i￣￣￣ ~￣~
`i >‐- ,,,_V i 皇貴妃【ｲ冬氏】
スタート 貴人 嬪 妃 貴妃 皇貴妃 皇后
｜-━━┿━━┿━━┿━━━┿━━━┿━┫
88彡ミ8。 /)
8ﾉ/ノ＾＾ヾ8。( i )))
いまココ |(| ∩ ∩|| / /
从ゝ__▽_.从 /
/||＿､＿|| /
/ （＿＿＿)
＼(ﾐｌ＿,＿(
/. ＿ ＼ ※皇貴妃はほとんど「第二皇后」「準皇后」
／_ ／ ＼ _.〉 皇后が居る場合には、皇貴妃は原則立てない
／ ／ ／ /
(二/ （二）
940
┌────────────────┐
│四阿哥【やる夫】は ...│
│ .│
│康熙１７年に生まれてるから・・・ │
└────────────────┘
, -;‐;‐;-;､
/ __ ‐-‐___ ', 太子以外の諸皇子らは幼時には
| -｀￣- ｜ 何れも大臣などの家で養育されたが、
,|_(二)ｰ(二)_.|_ 四阿哥は成人するまで、
{ |´ ､,} ｀| ｝ 宮中に置いて第二皇后の手許で育てられたから?
`! / 小.ヽ |'
| ､､ ' | - - 、
ノ{＼ ､___, ／ﾊ＼ / (● ●）ヽ.
／ { ヽ >ｰく / | ＼ ゝ（_人_） ノ.
,ハ ヽ ∨ヾフ'∨､__,| ,ハ / ヽ
/ ヽ く´ ヽハ,/ ヽ / | （| |）.
【京都大学名誉教授 宮崎市定】 .し Ｊ
┌───────────────────┐
│なるほど、 .....│
│ ......│
│「宮中で第二皇后の手許で育てられた」 ...│
│ ......│
│となるわけである │
└───────────────────┘
＿＿＿ o
( ;;;;;＿;;;;; )／'''
丶.-'~;;;;;;;;;;;;;;~'-､.
／~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ヽ、 コレうちの弟。
,;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ
l;;;;;;;;;' ~''''''''''~ ';;;;;;;;l /＼＿＿_／ヽ.
.l;;;;;;;;;; ;;;;;;;l. ／ '''''' ''''''::::＼
l;;;;;;;;;;' ;;;;;;l | （ ●）, ､（ ●）.::| ＋
k;;;;;;;' .;;;;;;l | ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::| よろしくお願いします?
ﾍ ヽ;; （●）, ､（●）､.::;; ﾉ | ´ﾄｪｪｪｲ｀' .:::::| +
∧. ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, l ＼ |,ｒ-ｒ-| .::::／ +
／ ｷ ｀ﾄｪｪｪｲ｀' /ヽ、,,.....イ.ヽヽ ｀ﾆﾆ´ーノﾞ-､.
./ ヽ 、 ｀ﾆﾆ´ ／ ヽ | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
/ ヽヽ､_ ___ ／ | | ＼/ﾞ（__)＼,| i |
｀＼＼／／ .＞ ヽ. ハ | |｜
皇貴妃【ｲ冬姉】 弟【隆科多(ロンコド)】
, ? -
/ （● ● よろしくだお！
ゝ （__人）^）
. ⊂ /／
（ 〈
`? ヽ_）
941
┌─────────────────┐
│なお、ｲ冬一族は康熙２７年 .│
│ .│
│戸籍が漢旗人から .│
│ .│
／￣＼. │満洲人の名族【ｲ冬佳】氏に変わり │
| |. │ .│
＼＿／. │よりいっそう権勢を強めることになる │
/＼＿|＿／ヽ.. └─────────────────┘
／／ ヽ:::＼
.|（ー）, ､（ー）､.::|
.| ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .:::| わが一族が満洲人に 認定されたわけです
.| ｀-=ﾆ=- ' .:::::::|
＼_＿｀ﾆﾆ´ .:::::／
/ ヾ､ // ＼ ヽフ
ヽ＿⌒）ﾊ // | ﾚつ||)
i⌒l ミﾟДﾟ,,彡⌒) ヽ_ノ ￣
| | ヽ＿＿"" ヽ_ﾉ| |
ヽ ￣￣￣/ ヽ ヽ＿ノ
￣￣￣ / /ヽ＿_)
（＿_ﾉ 父【ｲ冬國維(とうこくい)】
942
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＿＿＿ o
| | | | | | o( ;;;;;＿;;;;; )／''' ┌──────────┐
| | | | |丶.-'~;;;;;;;;;;;;;;~'-､ │だが残念なことに │
| | | |... ／~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ヽ、.... │ ..│
――――──. ,;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、.. │翌年の康熙２８年 ...│
┌┬─../;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ......└──────────┘
││......l;;;;;;;;;' ~''''''''''~ ';;;;;;;;l
││.....l;;;;;;;;;; ;;;;;;;l わたしも もう長くなさそう・・・
└┴ .l;;;;;;;;;;' .;;;;;;l お迎えが来そうだわ
..k;;;;;;;' ::::'''~ ~''''::: ;;;;;l.
ﾍ ヽ;; （●）, ､（●）､.::;; ﾉ.. ┌──────────────┐
∧./// ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,/// l │ｲ冬姉は重い病気にかかり ....│
／ ｷ .´ﾄｪｪｪｲ｀ /ヽ、 │ .....│
./ ヽ 、 .|,ｒ-ｒ-| ／ ヽ. │危篤となってしまう .│
/ ヽヽ ｀ﾆﾆ ／ |. └──────────────┘
｀＼＼／／皇貴妃【ｲ冬佳(ﾄﾝｷﾞｬ)氏】
943
／￣＼
| | ┌──────────────┐
＼＿／ │すると、夫であり いとこでもある .│
| │ .....│
／￣￣￣ ＼ . │康熙帝は・・・ .....│
／ :::::＼:::／＼. └──────────────┘
／ ｡<一>:::::<ー>。
| .:::｡ﾟ~（__人__）~ﾟj なんとか回復してくれ！
＼、 ゜ ｀ ⌒´,;／゜ 元気になってくれ！
／ ⌒ヽﾟ '"'"´(;ﾟ ｡
/ ,＿ ＼ ＼／＼ ＼
と_＿＿）_ヽ＿つ_;_ヾ_つ.;._
┌──────────────────┐
│大急ぎで ｲ冬姉を .│
│ .│
│さらに一段上の皇后に立てたのだった │
└──────────────────┘
|. `| | ｌ l. |
／￣＼ 「￣￣￣￣￣￣| | ,' / ﾉ￣￣|
| |. | ヽ_ｊ / /／ |
＼＿／ | ヽ_ﾊ/′ │
| | |
／ ￣ ￣ ＼ | 皇 后 権 利 書 |
／ ＼ ／ ＼.. | ・・・ ・・・ ・・・ .|
／ U ⌒ ⌒ ＼ | ・ ・ ・・ ・・・ |
| （__人__） |/| |
＼ ｀ ⌒´ ／ｌ|.| ：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：： |
ヽ､--ー､＿＿,-‐´イ l ﾘ ：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：： |
＞'´/ ／ _,.ﾉ|/ l.| ：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：： .|
,ｒ７′_,.ﾚｧ‐‐'′、 l i ｌ| _＿ |
/,厶イ_:.:/ ヽヽ. :l .| 〃. ｀ヾ |
/7 /:.:「 ゝL／| ：：：：．．．．． |l 康 ||.. |
／〈 /:.:.:.:', ／ // | ：：：： |ｌ 熙 l|.. |
∧',. ﾍ /:.:.:.:.:.:', ／ 〃 | ヾｰ-‐ｼ |
／ ヽヽ V:.:.:.:.:.:;.ｲﾍ ﾄｒ'′ .! ￣´ |
l ｀ヽ >､ﾌ:.:.:.:／:.:./ ｌ └─────────────┘
944
_r-------ヵ､_
// .∧', ┌───────────────┐
//, ∧', │すなわち康熙帝三番目の皇后 .....│
// ∧ﾑ │ ...│
. //,' .∧;ﾑ . │孝懿仁皇后であるが・・・ │
/./, ∧;ﾑ.... └───────────────┘
/./,' ∧ｉﾑ
. /;/,' .r======ヵ .∧;;ﾑ
. /ｌ/,' i!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i! ∧ｉ;ﾑ ┌──────────┐
/;;/,' └＝＝＝┘ .∧;;;ﾑ. │そのかいもなく ......│
/;;// ∧;;;;ﾑ │ ..│
. /;;/ﾏ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣∨∧.. │立后した次の日に │
/;;;;ﾑ─────────────∨∧ │ ..│
..仏ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾏ │死亡した。 .│
∨ r≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡7 /. └──────────┘
∨ .∨ ,ｨ＜二二≧≦二二＞､ ./ /
∨ .∨ ＿,/ ￥ ∨＿ / /
. ∨ .ヾ＞_､__二二二__, ｨ＜./ /
. ムニニニニニニニニニニニゝ
945
┌──────────────────┐
│康熙帝は、中国の歴史上 ......│
│ .│
│もっとも長い在位を誇る皇帝だが・・・ │
└──────────────────┘
∫ι＿＿＿＿＿＿＿＿/丁了
丿;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ヾ.ヽ.
ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,,.,.,.,.,.;;.ヾヽ
.ﾍ. ..ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;::;::::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,.,.,..,.,.ヾ.ゝ.., ﾍ
ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.,＿＿＿., λ
ﾍ ,,__ノヾ~~~~~~~~~~~ ~ 紫 禁 城 ~~~~~~~~ ~ ゞ,ノﾍ
ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,ノゞゞ
/⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒.. ﾐﾐ::l
三三, ,,三三 三三, ,三三 ,三三 三三 ﾐﾐﾐl
┌┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┤＿ヽ
│ ／,,;;;;;;;; ／]ミ;;,, ／,,;;;;;;;;;／]ミ;;,, ..│ﾐﾐ?
┌士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿士士士士士士士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿士士
. . 彳／三三三三三三彳／.|ﾐ 彳／三三三三三三彳／ |ﾐ
. 彳／三三三三三三彳／.. |ﾐﾐﾐ |彳／三三三三三三彳／ . |ﾐﾐﾐ
. 彳／三三三三三三彳／ .. |ﾐﾐﾐﾐﾐ .. 彳／三三三三三三彳／ .|ﾐﾐﾐﾐﾐ
┌────────────────────┐
│皮肉にも、ｲ冬姉は在位一日、 ......│
│ ....│
│中国の歴史上 もっとも在位の短い皇后と ....│
│ ....│
│なったのだった │
└────────────────────┘
946
┌───────────────────────┐
│そしてｲ冬姉が居なくなり、重しを失った後宮では・・・ │
└───────────────────────┘
＼ ヽ | j /ｰ-､L -､ヽ./
＿ ヽ ＼ ヽ{、 / ,. ‐ﾍ／｀ｰ'ー 、-_--
￣ ／フー-. ._ヽ、ヽ _j 〉 フ´ l ヽ＼ ￣
／／: : : : : : : :｀丶ﾄ＼ { 〈 ／ l , l l | lヽ
. /./‐: : / . : : . ! !:ヽj! ヽ ヽ ﾄ､| / / /,ﾚ ﾉl ! !l jﾄ ヽ
/':. : : :/:/: . . : j: ﾄ:. :}丶 l ヽト､ _| ﾚ､_{ ! / /-j/ !/ ／ﾘ/ }
:.: : : :/:/: : : ／l､ハ:.ﾄ､ :＼ｰ' lﾄ､ /rK / /-‐ ' /┴_-､
:.: : : l{ {:.:／ ｽ' ＼ﾉ , ! /ヽ´ { } ｀ヾ! ,. へ、 ´r_‐'く1
:.:. :. :{ヽ´ _{:}｀ jく _〈 l く ／ 勹 ´＜ゝ!
､:.:.:.:..＼ / 7 j ヽ ＜_ - ´￣ ´ ﾉ'
｀ ー, ´ ----- ､ ,′/へ / ＼ ｀
∧ィ- ＿ / / r／ ヽ rｰ' ｀ _ー------‐ ´
/ -‐ ￣ ／ jl l { ｀ へヽ
,. '´_ = ' }l } ﾄ
---┬‐‐ ´ ／´ j! ＼ヽ
l:!: :| | !| lﾊ ヽ ＼､-､
ヽl:j!:| /' ヽ ＼ ＼ｰ＼、
┌──────────────────────────┐
│妃嬪たちの間で 激しい勢力争いが おきてしまうのである。 │
└──────────────────────────┘
947
／￣＼
| |
＼＿／ ┌───────────┐
| │勢力争いといえば、 ....│
／ ￣ ￣ ＼. │ │
／ ::＼:::／:: ＼. │さらに激しいのが ..│
／ .<●>::::::<●> ＼. │ │
| （__人__） | │皇子たちによる ..│
＼ ｀ ⌒´ ／.... │ │
┏━━━━━━━┓. │後継者争いだが・・・ ...│
┃ 四代..【康熙帝】 ┃. └───────────┘
┗━━━━━━━┛
┃
┃
┏━━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━┻━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━
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＿＿＿＿＿ ／￣￣＼
／0￣＼ ／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ ／ _ノ ＼
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ |:::::::::::::::::| |.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.| | （ ●）（●） ＿＿＿_
〈● ﾉ＼ ／＼ ●〉 ＼＿__／ ／￣￣￣＼ |::::::::/ ⌒ ⌒ | | （__人__） ／ ＼
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ ＿＿__ ／ ─ ─ ＼ .|:::::::〉 （ ●） （●）| | ｀ ⌒´ﾉ ／ ⌒ ⌒ ＼
. ） Y （ ／ ＼ ／ （●） （●） ＼ .（@ ::::⌒（__人__）⌒) | } ／ （●） （●） ＼
..／γ⌒ ⌒ヽ＼ ／ ⌒ ⌒ ＼ | （__人__） | .| |r┬-| | ヽ } | __´___ |
/ | | ヽ | ・ .. ・ | ＼ ｀ ⌒´ ／ ＼ `ー'´ ／ ヽ ノ ＼ `ー'´ ／
| ヽ＿＿人＿＿ノ | | `ー' | ／ ＼ ヽ、___ ーーノﾞ- .> <
＼ `ー'´ ／ ＼＿＿＿＿／
長男【胤?】 二男【胤ﾈ乃】 四男【胤?】 八男【胤祀】 十三男【胤祥】 十四男【胤ﾈ題】
きめぇ夫 オプーナ やる夫 いく夫 やらない夫 できる夫
948
☆ _＿＿＿_ ┌──────────────────┐
☆ ／, = ､ ?､ ｀＼ │臣下たちも勝ち馬に乗ろうと ....│
./-/ +/◎ ﾉ､=「ｌ=ヽ │ .│
/ `=●ー ´ ヽ｀ ヽ │必死になって政治運動をおこなうので ..│
l =「|=ﾞ | ?? ｌ |. └──────────────────┘
| ?＾ | ?~＾ | ｌ
ヽ /⌒ー⌒ｰ⌒ヽｌ ﾉ ＿＿＿＿
>━━o━━━━ｲ ／ ? ､? ､ ＼ やったぞ！
／ / ＿＿＿ |. | . / , -| ＾|＾ |- ､ ヽ ライバルが失脚したぞ！
/⌒ヽｌ ヽ.＿＿ノ ﾉ | _ | / _/ `?●?′ ＼ヽ
ヽ＿ | ` ー─ /⌒ヽ(＿) |（＿ 三 | 三 ＿） |
´￣￣￣｀| |／ | | | ￣￣￣￣￣￣ | | |
`ー ´ ヽヽヽ （＾U＾） /// ＿＿＿＿
[皇太子派] ＼ヽヽ（二二二）ノ ﾍ ／ ? ､? ､ ＼ やつらの
━━, ─､━／○＾ . / , -| ＾|＾ |- ､ ヽ 利権を奪え！
,┴ ､二○= ／ ノ / _/ `?●?′ ＼ヽ
| |ヽ＿ ノ / |（＿ 三 | 三 ＿） |
` ─´ ─、＿ / | | | ￣￣￣￣￣￣ | | |
( __ ノ ヽヽヽ （＾U＾） ///
[大阿哥派] ＼ヽヽ（二二二）ノ ﾍ
━━, ─､━／○＾
,┴ ､二○= ／ ノ
┌────────────────┐ | |ヽ＿ ノ /
│少しく、清朝の政治も乱れていく。 ....│ ` ─´ ─、＿ /
└────────────────┘ ( __ ノ
[八阿哥派]
949
┌──────────────┐
│【ｲ冬國維】も ..│
│ .....│
／￣＼. │最有力者【八阿哥 いく夫】を .....│
| │ .....│
＼＿／. │皇太子に立てようと ..│
/.＿. |__／....ヽ |. │ .....│
／'''''' '''''':::::::＼ ＿|. │いろいろやらかすのだが・・・ .│
. |（●）, ､（●）､.:| |:::|. └──────────────┘
| ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::| |:::|ｰ､
. | ｀ﾄｪｪｪｲ ' .::::::|(ニ､｀ヽ 娘には 子が生まれませんでしたから
＼ ｀ﾆﾆ´ .::::: /::/ﾆ ﾉ かわりに【八阿哥】に恩を売って
,,.....イ.ヽヽ、ﾆ__ ーーノﾞ￣| | 権勢を維持しましょう！
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ | |
| ＼/ﾞ（__)＼,| i､ |
＞ ヽ. ハ | |ヽ＿ノ
950
┌─────────────┐
│しかし、陰謀は │
│ │
│康熙帝にバレてしまい・・・ .│
└─────────────┘
／￣＼
| | _,..ｨ=z.､
＼＿／ ／.三三三＼
| / ﾆ三三三三ト､
＿|＿＼￣ ¨¨ ―- _ ﾝ ! V三三三三.Vヽ- 、
.-´ ｀｀ヽ ￣ ｰ . ／ il { ー――-ミﾆ|三三ヽ
／::::::::::|:::::: ｀ヽ ｀ヽ/ i ! ＼ ﾉ三三./
／:::＼::::::::<● > ﾉし ｀ヽ ,. _∠ ノ ヽ ｀ ー┬ｧ 千三三/{__
/ <●>::::::::::⌒ ⌒ ,.r'"￣￣￣￣￣´ ‐ ´ ＼. {/ ﾆ三三ﾑ三｀ヽ ／￣＼
| ⌒（_人__） r-'γヽ ｀三 } ﾆ三三|三三 {.... | |
ヽ ）vvﾉ: ﾉﾚ'"! /`ｰ- ..__ ,.、 ＜ ＿_...z=＝ﾆ三.,ｲ ヽ. ﾆ三/三三ハ ＼＿／
ヽ （__ン: ,／/ ! /三／l:i {{ ￣ーｫ ￣￣￣／ ヽ＼ ﾆ. /＼＿. |__／ヽ
ヽ＿ .,／ｲ/ ! /三/ !{ |:! ヽ ,ｨ′ ｀ ノニ.... ヽ／'''''' '''''':::::＼
⌒`､?ー-__ フ"/::::{ j ! / / ヽ.l:! i:l `ｰ- ._/´ ／´. | （ ;:;:;:;:;:;:;ﾉ ､（ ;:;:;:;）
ゝ､__,,.r'''",､ 1/.::::ﾉ Y / ヾ.ヾ､ 〈r ､ _ ノ. |. | )､_, )ヽ､,,.::::|
:::...::: / ､( ／:::} {::::::::.| ﾞ､/ ＼ヽ、 イ´ `ー ¨¨ ヽ.`ーく＿＿..|...._（;:;:;:;;;:; ｀-=ﾆ=- ' .:::::）
:::::....ノ／/::::＼.::::....＼:::::| ﾞ､ ヽ≧z -- イ´ ー‐ｧ ¨´. ／ ||＼＿ `--'|||＿:／
/ / |＼／ / /ｌ |
┌────────────────┐ / /__| ＼/ / | |
│【ｲ冬國維】は .│ ヽ、//////）/ | |
│ .│ / ￣￣ / | |
│失脚させられて しまうのであった。 │ ....____,/ )--- ヽ ヽ つ
└────────────────┘ ...⊂---― 'ｰ----'【ｲ冬國維(とうこくい)】
951
┌──────────────────┐
│で、なんだかんだで │
│ .│
│後継者レースの勝利者となったのが .│
└──────────────────┘
∫ι＿＿＿＿＿＿＿＿/丁了
丿;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ヾ.ヽ.
ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,,.,.,.,.,.;;.ヾヽ
.ﾍ. ..ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;::;::::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,.,.,..,.,.ヾ.ゝ.., ﾍ
ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.,＿＿＿., λ
ﾍ ,,__ノヾ~~~~~~~~~~~ ~ 紫 禁 城 ~~~~~~~~ ~ ゞ,ノﾍ
ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,ノゞゞ
/⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒.. ﾐﾐ::l
三三, ,,三三 三三, ,三三 ,三三 三三 ﾐﾐﾐl
┌┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┤＿ヽ
│ ／,,;;;;;;;; ／]ミ;;,, ／,,;;;;;;;;;／]ミ;;,, ..│ﾐﾐ?
┌士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿士士士士士士士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿士士
. . 彳／三三三三三三彳／.|ﾐ 彳／三三三三三三彳／ |ﾐ
. 彳／三三三三三三彳／.. |ﾐﾐﾐ |彳／三三三三三三彳／ . |ﾐﾐﾐ
. 彳／三三三三三三彳／ .. |ﾐﾐﾐﾐﾐ .. 彳／三三三三三三彳／ .|ﾐﾐﾐﾐﾐ
＼
＼
. ＼ .／￣＼
. ＼ .＿＿| |＿＿
＼ r'´.￣￣ ＼＿／ ￣ ｀､::. ＿＿＿
l} ､:: ＼ﾍ,___,_＿_＿ .|＿_＿＿_./::.＿＿| .|＿＿＿＿＿＿＿＿＿_＿
|l ＼:: | | ／￣￣＼ ｜､:.. | [], _ .|: [ニ]:::::
|l'-,､イ＼: | | ／ ノ ＼ ＼ ｜::.. ﾍ￣￣,/:::(_＿)::
|l ´ヽ,ノ: | | ／ <○>::::::<○> ＼|l､::: ￣￣::::::::::::::::
|l | :| | | | （__人__） |l:::::＜ くぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；
|l.,＼＼| :| | | ＼ ｀ ⌒´ ／.ll::::
|l | :| | |,r'",´￣￣￣￣￣｀ヽ､|l::::
|l＿＿,,| :| | | ::::.... ..:::|l:::: ／ヽ
|l￣｀~~| :| | | |l:::: ノ:- ￣::.―-/＼
|l | :| | | |l:::: ●） ヽ .:::.::::＼ ＜ はっ！
|l | :| | | ''"´ |l:::: （, （● ） ..:::::l ＜ 承知いたしました
|l ＼＼[]:| | | |l:::: (､_, ﾝヽ､,, .:::::::::l
|l ｨ'´~ヽ | | ｀`' |l:::: ﾄ=‐ヽ ..:::::: ｲ、
|l-''´ヽ,／:: | | ''"´ |l:::: ｀ニ´ ヾ:.＼
|l ／:: | ＼,'´＿___..:::::::::::::::_`l__,ｲ:::: ヽ- ― ′l :【ロンコド】
l}ィ:: | `´::::::::::::::::::::::::::::::`´::::::
952
/＼＿＿_／ヽ
／ '''''' '''''' ＼
│:::::::（ー）, ､（ー） l ＜ 勅命にございます・・・・・
│/') ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,, │ ＜ 陛下の跡を 継がれるべきお方は・・・・
/‐::: ｀-=ﾆ=- ' /
_,,,l ;! |:::＿＿__＿＿/
, -‐'ﾞ゛ i::.. | .ヽ/;ヽj! `‐-､_
l ﾉ::. .:|、 .ヽ,:ヽ| <゛~ヽ、
,:''`` ''"ﾞ.|;;:‐''ﾞ|.ヽ、 ヽ;::| / .|ﾞl
,: ヽ::il;;! ヽ､ヽ| / | :|
|＼ /＼ / | ／/ /
＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/ ┌──────────────┐
＼ /. │意外にも、 │
∠ 四阿哥 やる夫様です！ ＞ │ .....│
／＿ ＿ ＼ . │【四阿哥 やる夫】であった。 .│
￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .|￣. └──────────────┘
/／ |/ ＼/ ＼|
ｍ ｎ _∩ + + ∩_ ｎ ｍ
⊂二⌒ __） + /＼＿＿_／ヽ + （ _⌒二⊃
＼ ＼ ／..::'''''' '''''' ＼ ／ ／
＼ ＼ |.: （●）, ､（●）､| ／ ／
＼ ＼ |.:::: ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,| ／ ／ ┌──────────────────┐
＼ |.::::::: ´ﾄｪｪｪｲ｀ | ／. │そして、【ｲ冬國維】の子【ロンコド】は .│
＼＼.::::: |,ｒ-ｒ-| ／／ │ │
＼｀ｰ‐―｀ﾆﾆ´´／ │やる夫の皇帝就任に 功績があったから │
/ ・ ・ /. └──────────────────┘
953
┌───────────────────┐
│雍正初期には 大将軍【年羹堯】とともに ......│
│ .│
│大変な権勢を 持つようになる。 │
/＼＿＿_／ヽ （ こ └───────────────────┘
／ ::::::::::::::::＼
. | ,,-‐‐ ‐‐-､ .::::| ┼'っ 北京の物流は すべて私の管理下にあります
. | '"⌒` ,: '"⌒` :::| l それに中央の人事も 私を通すように！
. | , ､＿:< ＿_,､ .::|
＼ /＼i_i_i_／ヽ ::／ l |
／｀ー‐--‐‐―´＼
歩軍統領【ロンコド】
_._._._ __ _._._._ __ _._._._ __
| | | | |. |.|| | | | | |. |.|| | | | | |. |.||
） . ｖヽ. 丿 ｿ ） . ｖヽ. 丿 ｿ ） . ｖヽ. 丿 ｿ
ヽ ノ＿＿. _/___/ ヽ ノ＿＿. _/___/ ヽ ノ＿＿. _/___/
ﾉ____ノ∵∴∵ヽ /：∴/ ﾉ____ノ∵∴∵ヽ /：∴/ ﾉ____ノ∵∴∵ヽ /：∴/
/∴∵/：(･)∴.(･)ヽ /∵：/ /∴∵/：(･)∴.(･)ヽ /∵：/ /∴∵/：(･)∴.(･)ヽ /∵：/
/∵∴/∵／ ○＼：ｌ ./：∴/ /∵∴/∵／ ○＼：ｌ ./：∴/ /∵∴/∵／ ○＼：ｌ ./：∴/ ﾜｶﾘﾏｼﾀ
/∴/：/：./三 | 三|：| /∵：/ /∴/：/：./三 | 三|：| /∵：/ /∴/：/：./三 | 三|：| /∵：/
/∵/：/∴| ＿_|＿_ |：| /：∴/ /∵/：/∴| ＿_|＿_ |：| /：∴/ /∵/：/∴| ＿_|＿_ |：| /：∴/
/∴/：/ヽ.：| === .|ノ:∵：/ /∴/：/ヽ.：| === .|ノ:∵：/ /∴/：/ヽ.：| === .|ノ:∵：/
/∵/：く∴:ヽ＼＿＿／∵∴/ /∵/：く∴:ヽ＼＿＿／∵∴/ /∵/：く∴:ヽ＼＿＿／∵∴/
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954
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. |.:.: : : : : | ・・・ ・・・ ・・・
. |:. : ¨二ﾆ=ミ ＿ノ 廴_ 幺=ﾆ二¨ |
. |: ≫ ´ __ ? :ｉ|ｉ:ｉ|ｉ: ? __ ｀ ≪ | ・・・ ・・・ ・・・
. | i{ ( ・ ) 川 li|il 从 ( ・ ) }ｉ |
. | ≧=― ‐=彡 ミ=‐ ―=≦'ﾞ |
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ヽ / ヽ : : : /
／＼. { : : } : : : ／＼
／ ヽ 人: : : : ノ: : : : : :.:.:.:.:.＼
／ ≧=‐≦ ＿ ≧‐=≦: : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::＼
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､ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/ / ／ .|::::'´::::r┘ !「`L00、|.l└ｸ_;厂 /
. ＼＼｀´ |:::|. l| l 〈::/ ､ ! '／ |::::「|:::| l| |Lｎ:::r┘|.l _lﾆユ、 ./
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┌＜二三三三三≧ ､ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/ / ／
∨三三三三三三７ . ＼＼｀´ |:::|. l| l 〈::/ ､ ! '／
∨‐' ´￣￣二二ﾕ＿
. r=＝ﾆ二ニ三三三三三二≧ /＼＿＿_／ヽ
｀ヽ三斗‐〒::￣｀::.:‐＜三／ ／'''''' '''''':::::::＼
/:: /:: | !|ﾞ＼::.､ ＼:. :.ﾍ .| ≦ﾟ≧ﾐ :≦ﾟ≧､ .:| ＋
|::. i::.::.: l ﾉ_ ヽ,, ﾄ､ﾊ | ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::|
!::.:|:.:.从 ≦ﾟ≧ﾐ:≦ﾟ≧ﾄN | ´ﾄｪｪｪｲ｀ .::::::| +
. |:.（|:.⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃i/ ＼ |,ｒ-ｒ-| .::::／ +
'､:ヽ:. :.! |r┬| ｊ:|ｿ ,,.....イ.ヽヽ、｀ﾆﾆ´ーノﾞ-､. /＾)
ヽ ヽ:|＞､ ｀ﾆﾆイ!// : | '; ＼_____ ノ.| ヽ iヽ __ ‐┘（
. ( ⌒ ){i <,!ﾄゝ ｀ｌ( ⌒ ) .| ＼/ﾞ（__)＼,| i |´⌒ )二 ﾄ､
大将軍【年羹堯】 歩軍統領【ロンコド】
955
＿＿＿＿
／ ＼ 丿＼ ,. ‐- .. _
／ ( ○）}liil{（○） ／ __ ｀` ｰ- 、
／ ::::::⌒（＿人__）⌒ヽ , ｨ／ ゝヽ￣ヽ ｰ- '
| |!!il|!|!l| | _ ／ { {ヽ、_ ヽ' ﾉ_,.〉
＼ |ｪｪｪｪ| ／ｧー- ､＿ ... -‐ ' ヽヽ、 ｀＞､..ﾉ=┘
／j >-‐ ' ´／ / / ／ _ノ ＼ `ｰ '!
, -‐ 7´/{⌒| ／ _/ ｊ ＞‐'
/ / /／| 〉‐ｆ／ ＼' ! , ' ´
/ ,' > .|/ ﾚ ﾟﾉ | ,.. -‐ '"
/ { ヽ | 〉 ／＿＿ ｔ ,. -‐ ' ´
| ヽ| / ／ ' ` ヽ、 ／
| ｀!/／ ／
：/＼＿＿_／ヽ ＿
..：／|||'''' '''''':::::::＼： /::::::::::｀丶、
：.| （ ）, ､（ ）､..::|： , -'─‐- ､::::::::＼
：.| " ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,""..:::|： ,ｲィ_二仁｀ヽ:::＼::::::}
：.| ´,rｪｪｪ､｀ .:::::::::|： , - ､ 〃ｨＯ Ｏ ｀!iい:::::i／
：.＼ |,ｒ-ｒ-| .:::::／…... { ） _rｍｲ/ こﾌ ﾘ !｜::|
：／ ヾ｀ﾆﾆ||´ ／￣"''''ヽ：..,ゝ‐､ﾉ 辷７1ｌ{_ イノ レ',rnｍ
弋__ノ 〈 _/（<_仆_>）､ __∠ｲ_/＞へァ′
／ﾄヽｨ/l 廴＿//::.:_/￣ ヽ／
＿_＿__√￣￣´::.::jノ::Ｌﾉー─‐'::.:.ｲｰ一 '´ , - 、
＿廴 厶-､::.〉::.::.::.::.::.::.::.::.::.::弋_¨´ （ ）
（￣ /￣｀ﾒ､::.::.:＞‐､::.::.::.::.::.::.:＼｀ ー- 、 ゝ __ﾉ
`ー､ __∠二Y ｀´ └､::.::.::.::.::.::.冫 と_
ゝ∠ﾆﾆ ､=､/ ､ ＿ ＿_ 冫￣｀>'´ _ノ ｀ 、
｛. ＿＿儿ﾉ - _ /⌒ヽ／ _ ＿ j
｀￣￣ ¨´ ￣廴__ 〈=r､｀く ｀ ー'￣ ￣
｀ヾ ＼ ヽ
＼_ｿ
956
／ , ´￣／ ＼￣／ ＼ ￣ ｀ ､
／ ／ × ＿_× × ＼
,〃 >､ ＿ ィﾌ: : : :√:了丁:卞､ _, ＜
／/ ／ /￣: : /: /: : :.／} : /: 厶イ: : ｀Y: : : : :ヽ
/ ／ ｉ: : : : :√/￣不:./: /: / }: : ヽ: :.| : : : : : i
. ′ ∠.ィ {: : : : / /／＿_/／ / _二二}: :ｌ : : : : : |
厶 r‐ T丁 ｜: :.:/ r≠＝ﾐ、 / ￣ 〃: l : : : : : :!
|: : :.|: :.:|: | X ｌ: : :{ |ｉ ｡ ヽ ′、 ﾟ ｲ{: : : : : : :/
/: : ｲ: : :ｌ: Ｋ }ｌ: : :l ゞ __ノﾉ ､ 二彡ﾊ: : : : : /
／:／: : : : :ヽ| X l: : ﾞ､ ｀二ﾆ ＼ ',: : :.〃
／ : ' : : : : : : : :.Ｋ l: : :.ヽ ﾉ }: : ｲ
: : : : : : : : : : : ,: ヽ >く l: : : : ＼ ハ/ﾊ
: : : : : : : : : ／ : : Ｋ >|: : : : : :＼ ,. -‐? ' |': : l
: : : : : : :.／: : : : :.| × |「「「￣￣ /一''下/ /X | : : ヽ
: : : : :／: : : : : : : jく >| 〈 ヽ ∧ |: : : :ハ
: :.:／: : : : : : : : :/ × ./＼ ＼__ ィ′ / X |: : : : : :ヽ、
／: : : : : : : : : _/／ Y l＞ ｀¨´ , ｲ ／ ハ､:_:_:_: : :＼
: : : : : : : : :／ ＼ × | >ｰ ､ ｀ ー ‐≦、廴＿_/| ｀丶:＼
: : : : : : :.:/ ｰ十、 | ｢｀ヽ＼_／イ´}｜ / ＼}
957
┌─────────────────┐
│ただし、いくら権力闘争が起こっても │
│ │
│凄惨な殺し合いにならないのが │
│ .│
│清朝宮廷の強みであり・・・ .│
└─────────────────┘
∩＿＿＿∩
| ノ ヽ/⌒) むざむざ殺されるぐらいなら・・・
/⌒) (ﾟ) (ﾟ) | .|
/ / ( _●_) ミ/ ∩―?、
.（ ヽ |∪| ／ ／ (ﾟ) ､_ ｀ヽ
＼ ヽノ / / ( ● (ﾟ) |つ ダメモトで
/ / | ／(入__ノ ミ 反乱しましょうよ！
| / ､ (＿／ ノ
| ／＼ ＼ ＼＿＿＿ ノﾞ ─ｰ
| / ) ) ＼ ＿
∪ （ ＼ ＼ ＼ ←【九阿哥の側近たち】
＼＿)
l´ ｌi FUCK！
. lｰ‐' !
l | 兄弟同士が武力で争うなんて
| | 考えてもいねーYO！
l L＿.
/⌒'| /￣ヽｉ￣ヽ ＿Ω＿＿＿
r‐'ｉ | | | | ／|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|＼
| ! ' ! ! l. |＿.|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|＿|_＿＿
! ,! ｀| ／ ⌒ｗｗ⌒ ＼
| ヽ | ／ （ ◎） （◎） ＼
. ＼ | / ∵∴⌒Y__人__Y⌒∵∴ ｌ
. ＼ / | ｝r┬-｛ |
＼ | ＼ `ー'´ ／
やる夫に粛清された【九阿哥 do夫】
958
┌─────────────────┐
＿＿＿）＿＿ .│その結束力と自己犠牲の精神で │
／O ヽ │ .│
| ゜ ??? | │平和と安定を維持できたのであった ....│
| _ノ ヽ､ .| └─────────────────┘
|毛〉-（ ◎）-（◎）|
（@ ::（ （（__人__））） 陛下は、われ等が 先祖を幽死させられたことを恨んで
| / |r┬-| | 清朝を呪っていたと公言されたが とんでもない！
＼ `ー'´ ／
.イ.ヽヽ、ー?彡-ノﾞ-､. われ等だって代々
／ ＼＼＿＿.// ', 命がけで お仕えしてきたのですぞ！
./ ＼＼ // !|
やる夫に粛清された皇族【蘇努〈スーヌ〉】
＿＿＿）＿＿
／O ヽ
| ゜ ??? | 「不忠者」と言われるのだけは・・・
| _ノ ヽ､ .|
|毛〉 ｡（ ◎）-（◎）。 これだけは何としても
（@ ::（｡（（__人__）））｡ 納得出来ませんのじゃ！！
| ゜ ｀ ⌒´ | ゜
, ＼ ｡ .／
／ ⌒ヽ ?彡´(;ﾟ
/ ,＿ ＼ ＼ ／＼ ＼
と_＿＿）_ヽ＿つ_;_ ヾ_つ.;.
【蘇努〈スーヌ〉】
959
_:-''''-y-:.,___
/ ヽ ゝ ヽ-..,.......,,_ ┌────────────┐
| ;:: i: 〈ﾆ Ｙ＼ ヽ. │なお、ｲ冬妹は .│
〈〉 ﾉ: j:: i_ ヽ､ i │ │
i ＼ ノ .j: Ｙ"ヽヽ Ｖ │乾隆年間まで 長生きし .....│
ヽ个-::'"_ノ /"'-i ! λ ヽヽ └────────────┘
/ ||"'''､ ノ | | /| iﾉ
ﾉ i | l ﾗ |/､-::.. ／/ ﾉ|ﾚ |
| |〉i v ' "'-.､"､ ",,..;;iノﾚ ふっ すべての おんなたちは
i |ヽヽ, "-'" .ｨｪ/| わたしの まえに ひざまづくのよ
i | ヽい ! i. ｌ
'"'i"i''"'l | ｎ〉〉､ ､_,_'-_∠ l
i i ﾉ | 〉-〈 〉､ ''／ ＼i ┌────────────────┐
i i"'''-!ヽU"）（/＞i._// ＼ │隠然たる勢力を持ち続けるが、 .│
/￣"l l / ＼ｖLん - !､ヽ n ヽ │ .│
/| | i i "!-､"''-､ｌ"-"＞,:: |. │それはまた別のお話。 .│
/ // "''ヽヽ ﾉ i. └────────────────┘
960
┌─────────────┐
│以上、やる夫スレ版 ...│
│ │
│「宮廷の諍い女」でした。 ....│
└─────────────┘
∫ι＿＿＿＿＿＿＿＿/丁了
丿;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ヾ.ヽ.
ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,,.,.,.,.,.;;.ヾヽ
.ﾍ. ..ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;::;::::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,.,.,..,.,.ヾ.ゝ.., ﾍ
ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.,＿＿＿., λ
ﾍ ,,__ノヾ~~~~~~~~~~~ ~ 紫 禁 城 ~~~~~~~~ ~ ゞ,ノﾍ
ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,ノゞゞ
/⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒.. ﾐﾐ::l
三三, ,,三三 三三, ,三三 ,三三 三三 ﾐﾐﾐl
┌┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┤＿ヽ
│ ／,,;;;;;;;; ／]ミ;;,, ／,,;;;;;;;;;／]ミ;;,, ..│ﾐﾐ?
┌士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿士士士士士士士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿士士
. . 彳／三三三三三三彳／.|ﾐ 彳／三三三三三三彳／ |ﾐ
. 彳／三三三三三三彳／.. |ﾐﾐﾐ |彳／三三三三三三彳／ . |ﾐﾐﾐ
. 彳／三三三三三三彳／ .. |ﾐﾐﾐﾐﾐ .. 彳／三三三三三三彳／ .|ﾐﾐﾐﾐﾐ
961
ζ ／￣＼
／￣￣￣￣＼ | |
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/||| へ.__, ,_ﾉ |||| ＼＼ ＿.|＿_ ／/_
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┃初代 【ヌルハチ】...┃ ∧ ＿_|――|＿_ ／＼
┗━━━━━━━━┛ 【ｲ冬養正(とうようせい)】
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┏━━━━━━━━┓ 【ｲ冬図頼(とうずらい)】
┃二代.【ホンタイジ】...┃ ┃
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┏━━━━━━━┓ ｀ヽﾌ ｰｭ-イ-､ 【ｲ冬國維(とうこくい)】
┃ 三代..【順治帝】 ┣━━━━━┳━━━━━━ 庶妃【ｲ冬氏】 ┃
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/〃 ｊ| ﾄ{ｆ_ｌｊ` |/ｒｊ}ｼﾉﾉﾘ .| （__人__） |. |:::::::::::i ト‐＝‐ｧ' |:::i . | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
.../ !! 八 ､ゝ ∠ィ´ ＼ ｀ ⌒´ ／ i::::::::::::i ｀ニニ´ ノ::::i ...| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
/ //∧|>､ ｀ ,.イ| } .┏━━━━━━━┓ i::::::::::::i|｀ｰ-- ｒ-一'"::::::::i .【隆科多(ロンコド)】
【烏雅氏】 ━━━┳━━┫ 四代..【康熙帝】 ┣━━━━━━━ 【ｲ冬貴妃】
男子を産んだので ..┃ ┗━━━━━━━┛
その後 身分が大幅に .┃ ↑
レベルアップ ┃ │
┃ │
／￣￣￣＼ │
／ ─ ─ ＼ ────────────────┘
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | やる夫は、生まれたとき
＼ ｀ ⌒´ ／ カーチャンの身分が 低かったから
／ ＼ ｲ冬氏様に引き取られて
┏━━━━━━━┓ 育ったんだお。
┃ 五代..【雍正帝】 ┃
┗━━━━━━━┛
964
乙でした?
自分は本編も万暦帝や朝鮮役の話も楽しんでますので作者さんはどんどん好きな話をやっちゃってくださいｗ
しかし色々と懐かしい顔ぶれが出てきたな?
965
本日は以上です
ありがとうございました
万暦帝の続きは、１２月始めには投下するつもりです
966
乙でした
そろそろ次スレを
ところで隆科多だけ名字違うのは、これは字なのかな？
969
満洲人になったので【ｲ冬佳・隆科多】と満洲風の名になったのではないかと。
974
チベットって隋唐の皇帝のルーツになってる既述あるな
吐蕃も強国だった
どうしてこうなった？
979
>>974
それを言ったらモンゴルとかウイグルとか遊牧民や騎馬関係のとこはみんなそうやで。
経済はもともと沿岸部には勝てないし、軍事面でも騎馬そのものが弱体化するとね
980
>>974
共産党が国民党に勝ち、周辺諸国を切り伏せたってのは
アメリカから武器貰い、日本が満州に残した設備を確保して
周辺諸国が持ってない近代工業設備と近代兵器手に入れたから
中共がいきなり近代兵器手に入れたらそりゃ同じ近代兵器と工場持ってない非先進国じゃ勝てないよ
981
満州国の遺産ということか
やれやれ
982
仏教が浸透してから戦闘民族っぽさがなくなっていったとも言われてるねチベット
983
侵略されちゃった点を除けば、戦闘民族っぽくなくなったほうが近代社会には向いてるよな
984
英米に支援してもらえなかったのも大きいな
チベット、ウイグル
985
その二か所に関しては自業自得としか、清朝に宗主権あるからそこと交渉してと
ロシア、イギリスの折衝丸投げしてたら列強は清朝の一部と認めるわけで…
その後二次大戦後圧迫激しくなったから独立国だと主張してもね
986
>>985
それは自業自得というのはちょっと厳しいと思う
彼らはそれまでの中華的冊封体制の常識的処理をしただけなんだから
それを西洋的領土概念が軍事力によって植えつけられたのであって
987
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