【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『余命推定アプリ』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『余命推定アプリ』


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7:
道案内
俺じゃないけど友人(以下A)の体験談。
ある日の深夜、Aは友人に金を貸しっぱなしだったことを思い出し電話をかけた。
深夜に電話をかけて金の催促なんて非常識だけどAはその時金に困っていて、
もしすぐ返してくれるならなかなかの大金が返ってくる予定だったとのこと。
電話をかけた、と簡単に言うもののAはその友人と重大な連絡を取る機会が
無かったため基本はLINEやSkypeで会話していた。
そのため普通に電話をかけるのは初めて。
LINEやSkypeが使えない時用にメモってあった電話番号を見ながらキーパッドに入力してかけたらしい。
数回コールしたのち、低く通った声で「もしもし?」と出た。
Aは友人が電話に出るなり金を返せとまくしたてた。
すると友人、今日買い物のついでに金を下ろしたから今すぐ返せる金が手元にあると応答。
それならいいかと安心したAはいつも通り友人とくだらない話を開始。
話題はセブンイレブンのコマーシャルでやっていた食べ物に。あれ美味そうだよなーと何気なくAが言ったところ
友人「じゃあさ、俺の家の近くに毎回品切れ率が低いセブンあるからさ、そこ寄るついでに俺の家来いよ。」
428:
>>427続き
それは名案だと思い支度をして、携帯片手にチャリを漕ぐA。
友人の家の場所を忘れたと言うと電話で案内してくれるとのこと。
「真っ直ぐ行ったら突き当たりにパーキングエリアあるだろ?そこ右に出て大通りまで」
「弁当屋あった?じゃあさ、そこの横に細い道あるから入って。近道になるから」
友人の指示が的確で分かりやすかったこともあり、家の場所を思い出してきたA。
しばらくチャリを走らせているうちに完全に思い出す。もう電話の案内はいいなと思い一言言って電話を切った。
友人宅に到着。しかし、部屋が暗い。あいつあの短時間で寝たのかな?と思い呼び鈴連打。
すると友人が全く予測していませんでしたと言わんばかりの不機嫌な顔で出てきた。
「何だお前!?時間考えろよ!?ふざけんな!!」
Aも言い返す。
「お前が今から金返すっていうから来たんだろうが!!!」
友人は
「は?金?ああ、返してないな。けど俺そんなこと言ってないぞ?第一、お前に電話してないし。」
その言葉を聞いて不思議に思ったAは携帯を出して、通話履歴を見た。やはりそこには友人の電話番号。
この履歴を友人に見せてはい論破。
と思っていたのもつかの間、衝撃の事実が友人の口から飛び出した。
「いや、あのさ、俺が自分の電話番号覚え間違えるってことは無いと思うけどさ、お前この番号違くね?」
段々怖くなってきたので友人に念のため携帯で確認するよう頼む。
やはり番号はAがメモを間違えて取っていたことが発覚。
つまりあの電話は完全に間違い電話だったらしい。
一連の流れの後、友人は恐怖に怯えているAに優しく声をかけた。
「まあ、あのさ、お前が間違い電話かけた相手もたまたま金の件に心当たりがあったんだろ。すげえ偶然だなww。金はさ、悪い。今週中には返せるから。」
しかしAの恐怖心は収まらない。理由を友人にまくしたてるA。
「だって!だってな!俺、間違い電話の相手に自宅からここまで案内してもらったんだぞ!!」
その一言で友人もゾッとした。
事実ならばAの家どころか友人の家も何者かに割れているからだ。
この出来事もあり、2人は引っ越したらしい。
そしてAは電話に怯えている。理由は言うまでもない。
自分にかかってくる電話に出たらまたあの友人に似た低い声の奴が出るかもという予感がするからだ。
447:
クレーンゲーム
中古ゲーム屋でバイトしてた時の話します。
レジの奥にモニターがあって 監視カメラの映像がそこで見れる仕組みになってた
俺はそこでカードゲームのスリーブを入れたり 値札貼り 店限定カードパックの作成をしてた
んでついでに万引きとか監視をしてた
夕方の4:30くらいになると いつも4才くらいの男の子がクレーンゲーム(ゲームとか入ってる奴)の前に
立ってるの気付いたんだよね
ただケースの中を物欲しそうにずっと眺めてて コインを入れて遊んでるところは見たことなかった
でも俺がマンガを棚にしまいに行くと さっきまでいたその男の子がクレームゲームにいなかった
カードでも見に行ったのかな?ってその時は思ったけど レジからその場所までホントに何秒もかからない
448:
また戻ってモニターを見ると その子はまた元の場所に立ってた
そしてそんな事が2.3回あったので 俺はレジのモニターの映像をiPhoneで録画して
クレームゲームのとこに行ってみる事にした
行ってみると やっぱりいない 念のため店じゅう見回ったけど 見つからなかった
俺はバイトが終わって 録画がしたiPhoneの映像を見てみた
そしたら その男の子はずっと映像に映ってた 俺はその男の子の体をすり抜けて通っていた
ちょっとびびったね 俺は一ヶ月後にそのバイトやめたけど
まだ働いてる奴に聞いたら その子の母親らしき女も一緒に映ってるのを見たらしい...
おしまい。
449:
まずクレームゲームとかいう斬新なゲームについて教えていただきたい
450:
わろた
すまん クレーンゲーム
462:
花子さん
小学生の時、花子さんが見たくてトイレを見張ってたことがあるんだ。
諦めかけるぐらい時間が経ったとき、赤いワンピースの女の子がトイレに入っていくのを見た。
出た!と思って友達を直ぐさま呼びトイレの前で待ち伏せたんだけど何も起こらない。
結局、ワンピースを着た上級生を見間違えたんだろうってことになった。
私の中でも遠い思い出と成った。
でも思い出してみるとおかしな事に気付いた。
その子は裸足だったのだ。そしてトイレに入った後
すぐに長い時間見張っていたのにも関わらずトイレから出て来なかった。
もしかしたら本物の花子さんだったのかもしれない。
463:
>>462
いいな見れたんだ
私も花子さん目当てで放課後ずっとトイレにいたらいつの間にか最終下校時刻過ぎてて見回りの先生に怒られた挙句反省文書かされたという嫌な思い出
465:
花子さんて何人いるんだ?
466:
>>465
一つの県に1人くらいじゃない?
で、ローテーションで学校まわってる
468:
くまモンより多いと思うとすごいな
494:
霊感
書けたから書きます。
体験した話。高校くらいかな?今まで霊感0だったのに霊感が急にでてきて、
最初は金縛り→鳥の囀りが人の呻き声→心霊スポットでみまちがいって思うような
物を度々みるって感じだった。
しばらくすると金縛りの解き方も本能的にわかって解けてたんだけど、環七沿いの後輩
の家に泊まった時だけは別だった。
496:
二人で雑魚寝をしてて、明るかったから明け方頃だったと思う。
ふと目が覚めたとオモウト、指先や爪先から徐々に金縛りにあった。
日頃ないくらい強烈な金縛り。しかもかけてた布団もズルズルとはがされた。
怖くなって目を瞑ってたんだけど、明らかに自分を中心に何かが回ってる気配がした。
絶対に目を開けるもんかって思い、(みちゃうから)必死に金縛りを解こうと頑張ってたとき、
まぶた越しに何かが通ったのがわかった。
そこで何故か俺は、もがいてる自分に気付いた後輩が目を覚まして、助けに来てくれたと思った。
でも実際はちがかった。
498:
目を開けると、1DKの部屋のすみにとぐろを巻いた、顔が人間
で短髪。顔は真っ黒で体は蛇のばかでかい何かがウネウネしながらこっちをずっとみてた。
直感でまじでやばいって思ったが、目も閉じられず30秒ほど固まったままだった。
っとその時、上半身が勝手に起き上がったと思うと、何かが体(お腹あたり)に顔から入った。
例えると嘔吐してる時に近い感覚。
499:
んで大声で叫んだら、後輩が起きて怒られた。
それから暫くは体に異変がでて、今でも忘れられない日々が続いた。
そんななか、知人の紹介で俺を見てくれる人があらわれた。
会ったとかじゃなく、ただ名前住所生年月日を伝えただけ。
それから暫くすると、家に封筒が届いた。
中を開けると、高級和紙?に魔方陣みたいな物が浮き上がってる紙にこうかかれてた。
あなたは前世、江戸時代の首切りの番人だったの。それで
その時切られた人が、現世で呪って色んな物を呼び寄せてるの。
蛇や生首よく見たよね。怖かったよね。でももう大丈夫。お祓いしたから、今後はでないわよ。
500:
そう書かれてた。バカにされるのが嫌で、誰にも話してないのに見た物をあてられてて、信じざるおえなかった。
そして、本当にそれ以来体は絶好、金縛りなくなった。
今は気配を感じる程度だけになり、幽霊を信じた俺がいる。
駄文で、すいませんでした。ただ誰にも話せなかった話を書かせてもらいました。
昨日金縛りにあったから…
501:
今の自分に関係のない前世の事で祟られるのも迷惑な話だよな
しかも自分が犯罪をやらかして処刑された奴が呪いにくるだなんて
逆恨みもいいとこだ…
まあお祓いはして貰えたにしても
まだ少しでも何らかの影響があるんなら
前回のお礼と経過報告も兼ねて、お祓いの人に手紙とか書いて
もっかいアドバイス貰った方が良くないか
502:
文章からしてまだリアっぽいし
本格相談して相談料発生しても困るような
首切りの番人でそれなら歴代山田朝右衛門の生まれ変わりはいったいどうなってる事やら
503:
山田朝右衛門の場合は単に首斬っただけじゃなく
胴を試し斬り用にしてさらに死体を解体して売ってたけどな
506:
>>503
死体の肝臓や脳や胆嚢や胆汁等を原料にして薬を作って販売していたんだよ。
505:
ただ単に金縛りにあっただけだろ?
で、胡散臭い占い師に前世がどうのこうの言われたという
626:
酒飲みおかん
またまたお邪魔しますよ。俺の話なんて読んでる奴いないからもし邪魔なら言ってくれ。
すぐ辞める。
俺のおかんが酔っ払った時に話した与太話。
今年実家に帰ったとき、おかんが今まで体験してきた不思議な話をたくさん聞いた。
本当にただの与太話なのか、はたまた実話なのかは確認しようがないが、
俺は聞いたとき年甲斐もなくワクワクしたんだ。
627:
おかんの話はいつもブッ飛んではいるが妙に納得させられる話が多い。
親父曰く昔から不思議な女だったと言ってはいたが、俺たちには見えない、聞こえないものを
普段から感じて生きているおかんの話は文字に起こして書く事が勿体無いくらいに雰囲気がある。
なるべくその雰囲気を壊さないように文字に起こしてみようと思う。
では、印象に残った話を何個かしてみるか。
ちなみに俺は2ch初心者だ。もし不愉快に感じたら言ってくれ。すぐ辞める。
628:
おかんが学生時代に体験した話。
おかんは当時絵を描くのが好きで、絵かきサークルみたいなのに所属していた。
大学3年の春、新歓コンパがあったらしい。
もともと酒好きなおかんは周りのことは気にせず一人で飲んだくれていたそうだ。
するとどこからともなく1年生の女の子が隣に座ってきた。
酒は好きでも宴会の雰囲気が嫌いと言ったその女の子とはすぐに意気投合し、
お互いに自己紹介なんかしながら飲んでいた。
なんでもおかんと歳は同じで2浪して大学に入ってきたらしい。
この女の子を以下A子とする。
629:
A子はウィスキーをロックで煽り、店員にじゃんじゃん酒を持ってこさせたそうだ。
流石に飲みすぎだとおかんが注意するとA子は「私、水で死ぬんです」なんて突拍子もないことを言い出した。
酔っているとはいえ初対面の人間にいきなり
そんな暗い話を振ってくるなんてちょっと変わってるな何て思いながら、
「何で?」と聞いてみた。
A子曰く、中学時代自分はいじめをしていたと言うのだ。
なんでもクラスに貧乏臭い見た目の女の子が転校してきたらしい。
最初はなんとも思っていなかったのだが、中学2年の2学期の中間試験でその転校生はものすごい好成績で、学年で一気に一位になった。
630:
今までずっと一位だったA子は嫉妬した。貧乏で汚い見た目、家も廃屋のようだったという。
そんな子が転校してきていきなり一位になって、
急に周りの子に「天才」などとチヤホヤされ出したのが気に入らなかった。
そこからA子含む三人組でその転校生をいじめ始めた。
貧乏を馬鹿にし、縦笛を捨てたり、教科書に落書きをしたり。
まあありがちないじめ。転校生は特に何か言ってくる訳でもなくただただ耐えていた。
631:
そんなある日転校生の父親が死んだ。
彼女は2週間ほど学校を休んだが2週間後には、何事もなかったかのように戻ってきた。
何をされても、何があっても動じない彼女にA子達は余計に苛立ちを隠せなくなったらしい。
「父親が死んだのに全然悲しそうじゃない!この冷血人間!」などと罵倒し始めた。
そんな毎日が続き、冬休みに入る頃A子の仲間の一人が転校生の父親の墓がある寺を見つけ出した。
どんなに苛めても手応えがなかったので、父親の墓を荒そう!なんてとんでもない計画を立て始めたのだ。
632:
寺に行き「○○家」の墓を見つけ、バカだの死ねだのそんな文句を墓石に書きなぐったそうだ。
そこまで話を聞いたおかんはA子のことをひどく軽蔑したそうだ。
死人の墓に行き、文字どうり死者に鞭打つような行為に吐き気がした。
A子自身「子供だったとはいえとんでもないことをしてしまった」なんて言っていたらしいが、
おかんは「あ、、この子もうダメだな」と思ったらしい。
633:
その後もA子の話は続く。一通り墓石に悪口を書いたあと、それだけでは飽き足らず、
墓に石を投げ始めた。
その時、転校生が泣きながら大人のような太い声で「やめて!」と入ってきた。
転校生は「私はあんた達に何もした覚えはない。何でこんな仕打ちをするのか」みたいなことを大声で叫んでいたらしい。
初めての反発にイラついたA子達は転校生に掴みかかり、取っ組み合いの喧嘩になったそうだ。
掴みかかられたA子は勢いあまり、転校生を突き飛ばしてしまった。
634:
転校生は墓石に頭をぶつけ気を失った。
A子達は「ヤバイ!!」と思い逃げようとしたとき、転校生がむくりと起き上がった。
すると転校生はひとりひとり指を差し「お前は鉄で死ぬ」「お前は火で死ぬ」「お前は水で死ぬ」
と言いそのまま帰ってしまった。
呆気にとられていたA子達は言い知れぬ恐怖を感じたらしい。
それ以来A子達仲良し三人組はいじめをやめ、あまりつるまなくなったそうだ。
高校受験で忙しかったのもあるが、一緒にいると何か良くないことが起こりそうで
何となく離れて行ったそうだ。
635:
それから数年、三人は別々の高校へ進んでいた。
高校二年の夏突然その三人のうちの一人が半狂乱になり電話をしてきた。
なんでも鉄で死ぬと言われた子が原付に乗っているときトラックに跳ねられて亡くなったらしいのだ。
そんなの偶然だとA子は高を括っていたが、
その数ヵ月後今度はこの前電話をかけてきた友人(火で死ぬと言われていた)が火事で亡くなったそうだ。
A子はだんだん怖くなり高校三年になる頃には完全な引きこもりになっていた。
しかしいつまでもそうしている訳にもいかず、渋々大学に入学したそうだ。
636:
ここまでおかんに話し終わったA子はまた酒をじゃんじゃん頼み始めた。
おかんは正直あきれ果てていたし、それなりの報いがあって当然だと思っていた。
「水で死ぬ」のかはわからないがこの先何事もなく幸せな人生を歩むのは無理だろうと。
しかしA子は得意げに「私はお風呂も湯船にはつからないし、温泉にもいかない。海水浴だってプールだって行かない。最近では水族館などとにかく水が有るところには絶対に行かないようにしてるから水で死ぬなんてありえない」
と行ってのけたのだ。
638:
おかんはそれ以上言及はしなかったらしい。
俺は「で、結局A子はどうなったんだよ」と聞くとおかんは「死んだ」と一言。
なんでもその話をおかんにした数ヵ月後に死んだらしい。
死因は肝硬変。
「若いのに。不安を紛らわすためにお酒を飲みすぎたんだね。お母さんにその話した時は
もう顔も黄色かったし、消化器系の病気特有の臭いがしてたもん。ある意味水で死んだのかね、、」
なんて言いながらおかんはウィスキーを飲み始めた。
648:
阪神ファンのおっさん
小学校の頃、クラスの奴らと野球で遊んだ後に日課となっていた壁当ての投球をしていた時の話。
当時俺はプロ野球が好きだったため、村田兆治のマサカリ投法や山内泰幸のUFO投法など色々真似しつつ熱心に投球。
ある日、人から聞いた話とチラッと見たうろ覚えな映像の記憶を頼りに阪神の村山実のフォームで投球をしていた。
数十球くらい投げたところで阪神の帽子を被ったおっさんがネット裏からこちらをじーっと見ているのに気づき、一度中断。
(近所の阪神ファンかな?)と思い、近付いていくといきなりこう言われた。
「村山はな、もうちょい腰を落とさなアカンわ。せやけど、君なかなか似てるで。」
初対面のガキにいきなりフォームのダメ出しなんて普通だったらなかなか強引なおっさんと思う所。
しかし、当時の俺はそんなことよりも自分のフォームを見て一発で村山実と分かったおっさんに対してただ感心をしていた。
そこから野球談義に花が咲く。
今年は巨人がまた独走?とかホークスとライオンズはいい勝負しそうとかありきたりなものを。
話しているうちに暗くなってきたことに気付いたのでおっさんに一言言って別れを告げた。
その際、おっさんはこう言い返してきた。
「また明日も同じ時間に来ればな、おっちゃんがホンマもんの村山のとこへ連れてったるで。」
おっさん村山の知り合いかよ!?すげーなおっさん。心の中でツッコんで家まで急いだ。
649:
次の日の朝刊、ふと見るとお悔やみ申し上げます。の記事がまず目についた。
そこに書いてあった人のうちの1人の苗字は珍しいもので、それが学校の近所にいる人の苗字と一緒だったため若干興味津々。
放課後、いつも通り野球して遊んだ後、おっさんの約束など忘れてその苗字の家まで何となく行ってみた。
そこの家の前を阪神の帽子被ったおばさんがブラブラ歩いていたので声を掛けてみた。(今考えると非常識極まりないけど)
「すみません。あの、ここの誰かが亡くなったんですか?」
するとおばさん、微笑みながら阪神の帽子を手に取りこう言った。
「ぼく、よく知ってるね。あの人はね、大の阪神ファンだったのよ。」
その時、俺は見てしまった。
悲しそうに語るおばさんの後ろ、開いていた玄関から見えた遺影の人物を。
紛れもなくあのおっさんだった。
俺は怖くなり、おばさんに礼を言ってからそこをダッシュで離れた。
もし、その時間帯におっさんの言いつけ通り来ていたら………。考えたら軽くゾッとする。
しかもその頃、当然村山実はこの世にいない人だった。
221:
リアル
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 01:50:55.86 ID:J6F+HRJj0
行く前にこれしとけよ
まず全身が映る鏡の前に立つ
鏡面は北向きにしておく
家に無ければデパートとかショッピングモールにあるやつでも可(向きに注意)
正面に立ったら両手を胸の前で組む
両手組む時は必ず右指が上になる形で
組んだらそのまま自分の足のつま先見る
つま先を見ながら足を45度右に回転させる
あとは両手ほどくだけ
おしまい
幸運の神様が見守ってくれる
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 01:56:29.48 ID:J6F+HRJj0
>>27
鏡の前でお辞儀しながら右を向くだけじゃ取り憑かれないからな
条件はこれで全部だ
心霊スポット行くぐらいなら
これぐらいやれるだろ
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 01:57:09.06 ID:psRj+cDy0
>>31
リアルの奴だよな
これ本物?
38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 02:00:28.28 ID:J6F+HRJj0
>>33
本物
リアルのやつと同じだと思う
【洒落怖】洒落にならない怖い話『リアル』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589627.html
41:
大学1年の時に休み時間によくパソコン室に行ってたんだけど、
そこで俺によく声をかけてくる男子学生(B君としておく)がいた。
最初は挨拶程度と言うか軽い会話程度だったんだけど、ある日B君が
「いろんな大学の学生が集まるパーティーがあるから来ないか?」と言ってきた。
俺はそういう人の集まりが苦手だったから断ったけど、B君はしつこく誘ってきて
仕方なく「行く」と答えてしまい、その「パーティー」に参加する事に。
しかしその「パーティー」の前日からインフルエンザになってしまい、
パーティー当日も熱があって具合悪かったからB君に
「ごめん、具合悪くて行かれない」とメールしたら「だったら友達と車で迎えに行くから、
詳しい住所教えて」と電話が来た。B君に異常なものを感じた俺は
「行ったらみんなにインフルエンザうつしちゃうから・・・
それに熱があって吐き気があるからこれから病院に行くんだ」と言って電話を切った。
それで俺は親の車で病院に行ってたんだけど、俺の携帯には(家に置いていた)
B君からの着信とメールが入りまくってて留守電には893みたいな声で
「テメー何で来ねえんだよ!」「氏ねや!」みたいな伝言が入ってた。
―その後大学内でB君を見かけなくなったんだけど、大学の掲示板と
学生課が出してる学内メールに「大学内で本学の学生のふりをして
「パーティーに参加しないか」と誘う不審な人物にご注意下さい。
その人物は「経済学部2年の○○○○」と名乗っているそうですが、
調査した結果、本学内に「○○○○」という名前の学生が
在 籍 し て い る 事 実 は あ り ま せ ん。」
その○○○○って名前がB君の名前だった。それから数ヵ月後、
とある事件の容疑者として写真と名前が出てたのがB君だった。
47:
>>41のは宗教勧誘っぽいな思った。
顕○会で信者の男が大学生騙して監禁した事件を連想した。
65:
けじめ
今からかなり前の話なんだが、けじめをつけるために話す
その時は冬休みで、俺の家族は婆ちゃんの家に行ってたんだ
名前は伏せるけど結構な山奥で尚且つ雪国だから、近くの山でソリとかで遊べるんだ
だから、暇なときはいつもそうして遊んでた
それが婆ちゃん家に行く楽しみでもあったんだ
俺は婆ちゃん家に行くと決まって遊んでた友達がいた
小6と小4の兄弟で、上が俺と同い年なんだ
小6の方をA、その弟をA弟とする
66:
その日は晴れてたし夕方まで遊びまくるぞーって意気込んでた
でも朝からずっとソリで遊んでると飽きてくるわけだ
それで俺たちは昼食の後、かまくら作ろうって平地を探して少し奥まで入ったんだ
今思えば馬鹿だったと思う
朝晴れてたところで午後からどうなるか分からないし、家の近くで作れば良かったんだ
でも、当時の俺たちは秘密基地みたいなのに憧れてたんだと思う
それで、作り始めて少ししたら案の定雲行きが怪しくなってきた
67:
俺とA弟は帰ろうと言った
でも、Aがかまくらがもうちょっとで出来そうだからって帰ろうとしなかった
放っておくわけにも行かず手伝っていたんだが、いよいよ雪がちらつき始めた
さすがにAもヤバイって思ったんだろうな
やっと帰る気になってくれた
でも、もう遅かった
途中で吹雪はじめてしまった
68:
いくら雪国で育ったと言ってもまだ子供だったから、パニックでどうしようもなかった
そんな中、明かりを見つけた
山小屋だった
俺たちは無我夢中で入ったんだけど、
今思えばそんな所に山小屋なんてなかったはずなんだよな
でも、そんなこと気づかずに俺は中に入って安心してた
寒かったけど外よりはましだったから3人でくっついて、これからどうするか話してた
悩んだけど、帰るに帰れない状況だから吹雪が止むのを待つことにした
そうと決まると、好奇心旺盛なAが小屋の中を探索し始めた
その間、俺とA弟はくっついて座ってた
69:
そしたら、突然Aが扉があると言って駆け戻ってきた
入ったときは吹雪で全体が見えなかったし、他に部屋があってもおかしくはない
俺とA弟はAに続いてその場所を見に行った
そこには確かに扉はあったんだけど、棚が前に置かれていて3分の1しか見えていなかった
普通に考えたら怪しい
でも、Aは開けようと言い出した
この時は俺もA弟も何故か楽しくなってきていて、3人で棚を動かすことにした
棚の中の置き物とかを出せば、案外軽くてすぐに動かせた
今考えればこの行動は正しかったのかは分からないが、好奇心には逆らえなかった
Aを先頭に、扉を開けた
70:
そこには、鏡台が一つ置いてあった
さすがに俺はゾッとした
それまでに怖い話は読んだり見たりしてたから、なんとなく嫌な感じがした
でも、Aはそんなこと気にしない
興味津々といったふうに鏡台に近づいていった
俺とA弟は入口で突っ立っていた
その部屋はそんなに広くなくて、奥に鏡台が一つあるだけ。
鏡の背は壁にぴったりとつけられていた
俺は霊感とか無かったけど、殺風景な中の鏡台っていうのがすごく不気味で嫌だった
71:
A弟は帰りたいと呟いていた
俺も同感だったが、外は吹雪。どうしようもない
少しして、Aが突然血相を変えて走ってきた
「帰るぞ!」と叫んで部屋から飛び出す
俺たちはわけがわからなかった
Aは鏡台の部屋から出るなり扉を閉めると、棚を扉の前に置いた
そして開かないように棚にたくさんの物を置いていく
その全てが、まるで狂っているかのようで怖かった
目は血走っていたし、かなり息が荒かった
俺は吹雪による寒さとは違う何かを感じた
ようは、悪寒ってやつだ
それはA弟も同じみたいで、兄を見ながらガクブルしていた
その時、たぶんAは既に手遅れだった
完全に発狂していた
72:
再び、「帰るぞ!」と叫ぶ
でも今は吹雪で帰れるわけがない
俺とA弟は必死で止めた
でも、Aは外へ飛び出した
吹雪の中で早く来いと叫んでいる
俺はもう何がなんだか分からなくなり、Aに従うことにした
この時はまだ、いつものAだと思っていた
ただ、混乱しているだけだと自分に言い聞かせた
俺はA弟の手を取ると、Aを追って走った
吹雪でわけがわからないけど、ただひたすらAを追った
ひたすら走って、前方に明かりを発見した
一足先に着いていたAはガンガン家の扉を叩いていた
追いついて見ると、そこは婆ちゃん家だった
助かった…って俺とA弟はわんわん泣いた
でも、Aだけは血走った目で扉をガンガン叩いていた
73:
すぐに婆ちゃんと俺の両親が出てきた
俺たちを見て両親は安堵の表情を浮かべて、それからAの両親へ電話をしに行った
部屋に入ると既に7時を過ぎていた
かまくらを作り始めたのは昼食を食べてすぐだったし、2時間もかかっていないはずだった
それなのに、なぜこんな時間なのだろう
俺とA弟は顔を見合わせた
Aはじっと座っていた
10分もしないうちにA両親がやってきた
A母は2人を抱きしめて泣いていた
俺は婆ちゃんと両親に事情を聞かれた
全て話すと婆ちゃんの顔からサッと血の気が引いた
74:
婆ちゃんはAに「何を見た?」と詰め寄った
俺を含め他の面々は全く理解できなかったけど、婆ちゃんの雰囲気から只事じゃないのは分かった
婆「引き出しの中に何を見た?」
A「分からない。…けど、変な動物みたいだった」
そこで、Aは暴れだした
ごめんなさい、ごめんなさいと叫んでた
俺とA弟は2人で俺の部屋で寝るように言われた
75:
翌日、俺とA弟が起きるとAと婆ちゃんの姿がなかった
Aの両親の姿もなくて、A弟は俺の家でしばらく過ごすことになる、と俺の両親に言われた
次の日の午後、婆ちゃんが帰ってきて俺たちを車に乗せた
車は知らない人が運転していた
それから3時間くらい乗っていたら、知らない寺の前におろされた
運転手は寺の住職の息子だと言った
俺たちは本堂の中へ通された
そこには住職が待っていた
住職は俺たちを座らせると、Aのことだ、と語り始めた
76:
Aは×××に取り憑かれているらしい
(×××の部分は聞き取れなかった)
引き出しの中で動物を見たと言っていたのは、たぶんこれのこと
ちなみにそれは死骸だったらしい
それは、死骸が綺麗なほど危険度が低い
でも、Aが見たのはかなり喰いちぎられていたらしく、住職には手に負えないと言われた
俺とA弟は絶望した
なんでそんなものがあるのかというと、
あの山小屋は昔民家だったそうだ
そしてそこには両親と娘一人という、3人の家族が住んでいたらしい
しかしその家族は謎の死を遂げた
(一斉に別々の方法で死んでいたらしい)
その後、近所の家の住人が病気にかかったり大きな怪我をしたりしたため、徐々に周りが引っ越していきあの家だけが残ったのだそうだ
77:
しかし、近隣の集落にまで何かが起こってはいけないと、そこに住んでいた人々はある人物にお祓いを頼んだ
その人物が、この寺の住職の先祖だった
先祖がその家に行くとすぐに理由が分かったそうだ
やはり×××が憑いていた
×××ってのはその集落の辺りに伝わるものらしい
憑いた原因はその家が呼び出したから。
詳しいことは教えてもらえなかった
先祖は考えた末、鏡を置いてそこに小動物の死骸を生贄として捧げて×××を祀ることで大人しくしてもらうことにした
なんで鏡なのかというと、先祖から伝わる方法なんだそうだ
しかし、それを俺たちが破壊した
死骸が喰いちぎられていたのはそれに×××が怒ったから。
俺たちは泣きながら、ごめんなさいと謝った
78:
住職はAの元へと案内すると言った
その道中で、住職は一つ不可解なことがあると言った
それは、あの山小屋と俺の婆ちゃん家は数キロ離れているということだった
もうその時点で本当に恐ろしくて仕方がなかった
でも、責任があるからAがどうなったかをきちんと見ろ、と言われたからついて行った
離れみたいなところにAはいると言われた
近づくにつれて悲鳴と引っ掻くような音が聞こえてきた
ぎゃぁぁぁあ!
とか
がりがり
とかいう感じ。
A弟はずっと泣いてた
離れの戸を開けると、しめ縄みたいなやつの長いやつで囲まれた隅にAがいた
昔の面影はなかった
79:
俺はそこで気を失った
本当にヘタレだと思うけど、怖かったんだ
目が覚めると本堂に戻っていて、近くに住職がいた
婆ちゃんも、俺とAの両親もいた
なんか、すごく真面目な顔をしてたのを覚えている
俺と一緒にA弟も目を覚ました
すると、住職の前に座るように言われた
Aはもう帰れないらしい
そして、それを見ていた俺たちの身にも何が起こるか分からないそうだ
両親は泣いていた
80:
それから俺たちは会うことはなかった
俺はすぐに自分の家に帰ったし、A一家は引越した
Aがどうなったかは俺には分からない
ここまで聞いてくれてありがとう
俺、これからA弟に会ってくる
はじめに書いた通り、全部けじめのためなんだ
これから会うっていうのは、A弟と寺に呼ばれたから行ってくるんだ
たぶん、Aの話なんだと思う
もし書き込みできたらまた報告に来ようと思う
質問があったらまとめておいてくれるとありがたい
96:
結論から話すと、俺は無事
Aは残念ながらダメだったそうだ
A弟はやっぱり泣いてた
変わらないな、とか思った
あの日俺たちが寺から帰った後、Aは1日中叫んでいたらしい
もう会えないのが分かったのかなー、って俺は思った
そんなわけないんだけどね
それで、Aは一週間耐えたらしい
住職もお経?(というか祓う言葉)を唱えたり、息子に協力してもらったりしてどうにか助けようとした
でも、ダメだった
それだけ、Aに憑いてたやつは凶悪だったんだな
97:
なんで何年も経った今、そんな話をされたのかというと、
今回俺たちが話を聞いたのはあの住職の息子からなんだ
あの住職はもう亡くなったらしい
でも、普通の死に方じゃなかったんだって。
やっぱり、Aを祓おうとしたからかな
住職が取り憑かれたんだろう
それで、息子以外は住職の奥さんも息子の嫁も子供もやられたそうだ
この寺はもう息子一人になったから、最後に俺たちを呼んだらしい
そして、真実を話した
98:
俺たちはこれを聞いたことで、それに憑かれるかもしれないと言われた
でも、真実を知ってほしかった、と。
俺とA弟はもう仕方ないって思ってたから、諦めた
息子は泣きながら謝ってた
これはあの日の責任だからな
勝手に立ち入ってしまったこと、Aを止められなかったこと
Aが死んだのは、俺たちのせいでもあるから
A弟は結婚していい奥さんもらって、子供も1人いる
自分はどうなってもいいから、家族は守りたいって言ってた
Aの両親と俺の両親は健在
俺の婆ちゃんは少し前に亡くなった
普通に病気だった
俺も一応嫁がいる
子供はいないけどな
正直、憑かれるのは怖いけど周りには迷惑かけないようにしようと思う
ここに書いたのは、お前らにこんな目に遭ってほしくないからだ
好奇心が皆を泣かせることになってしまうってことがある
お前ら、あんまり怪しい場所には不用意に入るなよ
【閲覧注意】怖い話に出てくる住職「すごいの憑けてきたね… 」
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589599.html
99:
聞いてくれてありがとう
これで名無しに戻るわ
その前に質問あったら答える
100:
Aがとりつかれた後に>>99はなにか心霊現象に遭遇した?
101:
ないよ
でもそれらしいことは何回かあったな
霊感ないからなんとも言えないけど
115:
包丁さん
今正直、幽霊に取りつかれているみたいで、鬱であんまりうまく書けるか分からん
この話は今の幽霊とは関係ないんだが、俺の中で一番やばかった話なので聞いてほしい。
もう20年以上前だが、小学1年の頃話。
当時の実家は、ボロイ小さな平屋で、玄関から入って、
左にトイレ、右に風呂場、キッチン。洗面所はなくてキッチンの流しを兼用していた。
まっすぐ入ってリビング用に使ってる部屋、奥に入ってタンスとか物が置いてある部屋や寝室があるという作りになっているんだ。
深夜にトイレに起きて用を足して、寝室に戻ろうと、廊下を渡ってリビングに入った。
瞬間、異様な空気に感じた。
薄暗いリビングの奥方から青白い光と電信柱みたいに馬鹿デカい気配がこっちに向かってくるんだ。
錆びた鉄のような匂いを伴って、ゆっくり部屋の奥から向かってくるその気配に俺は立ち往生していた。
親がいる寝室へはその気配に塞がれている状態になっていて助けを求めることができない。
玄関に行こうとしてその気配に背を向ける恰好になるのはまずい。
そうこうしているうちに気配は肉眼で認識できる位置にやってきた。
俺はその馬鹿でかい気配の正体に驚愕した
それは、白いワンピースみたいな服を着たやっと立ち上ばかりの2歳?1歳くらいの女の子が
手に出刃包丁を持ってこっちにまっすぐ向かってくるんだ。
116:
>>115続き>
歩みは遅いんだが、頭が真っ白になってた。
認識はしているのに体が動かない。
ゆっくりした動作の幼児が無表情のまま自分を刺そうとしている
俺は、右手で女の子頭、左手で包丁を持った手を抑える形になっていた。
よく幽霊はものすごい力があるといわれいるが、その時の力は強かったが
それでも小学生でも抑えられる程度のものだった。
その姿勢のまま数分経った頃。俺は腕が疲れてきてこのままじゃ刺されると思ったのと、
相手が遊んでいるような雰囲気を直感し、包丁があたらない形で左側に体を倒し、
そのまま死んだふりをした。小学なりにとっさに考えたアイデアだ。
「うわ、やられた」と言って、そのまま必死で目をつぶった。
俺は目を閉じた瞬間、本当に刺されて殺されるかもしれないと恐怖したが、
薄め越しに見た彼女は、そのまま立ちつくし、その後、足元や頭の周りなどうろうろしだした。
この時初めて大声で親を呼ぶアイデアが浮かんだが、もうどうすることもできなかくなっていて、
俺は閉じた目をさらに強くつぶった。
どのくらい時間が流れただろう。気配は完全に自分の周りから消えていた。
目をゆっくりあけると、
気配と青い光はキッチンの方にあった。キッチンの流しの上は窓になっていて、
俺はいたずらでそこから外に出たことのある経験上、奴もそこから外に出ていくのではないかと
期待した。しかしその気配はキッチンの奥の食器棚と冷蔵庫の辺りをウロウロしている。
117:
116の続き>
このまま親のいる寝室に戻ればよかった。
俺は恐怖から解放された安堵感から好奇心が生まれ、奴がキッチンで何をしているのか気になった。
そーと音を立てず、ゆっくりキッチンに向かった。
半開きの引き戸に手を掛け、ゆっくりキッチンの方を覗き込んだ。
その瞬間奴の顔が自分の顔すれすれに現れ、憎しみと嘲りに満ちた表情でにやっと笑った。
そのあとすぐ記憶が飛んだ。
気付いた時には、母親曰く俺は廊下に倒れていて、その後水ぼうそうと高熱で2週間うなされ死にかけたらしい。
親は知らない
俺はその間ベットであの女の子に馬乗りで首を絞められ続けていた。
150:
写真立て
俺が大学時代の20年以上前の話。
友達がワンボックスの車を買ってもらったからって、
仲の良い女の子達も誘って、紅葉狩りに行ったんだ。
山奥で湖があって山道を歩くようなところなんだけど、結構有名なとこだったみたいで、
丸太で階段とか手すりが作ってあって整備されてて歩きやすいし、
気温も丁度良くて本当に気持ちよかった。
しばらく歩くと黄色と黒のロープが厳重に張られてて通行止めになってるところがあった。
151:
コース的にそっちにも行けてしまうけど、
こっちに来ちゃだめですよーって物理的に行けないように止めてあるんだけど、
ロープがくくってある木をちょっと登ると越えられそうな、運動神経あれば行ける感じ。
紅葉にも飽き始めてたので、俺はその先にあえて行ってみることにした。
運動神経には自信があって、女の子にもかっこつけたかった。
周りの反対を押し切って、あまり深入りしないからってロープを超えて入って行ったんだ。
152:
そしたら案外すぐ崖になってて、落ちたら30?40M下の湖に落ちちゃうよっていう
火曜サスペンスに出てきそうな場所だった。
まあ確かに危ないけどなんもないんだなーと思って周りを見渡してたら、
崖ぷちの木の根元に写真立てが崖側に向けて置いてあるのを見つけたんだ。
崖側に周りこんで見てみると、普通の家族写真で笑顔で父親、母親、子供3人で写ってた。
まさかと思って周りを見たけど生花もお線香もない。
しかし、写真立ては無造作に捨てられてるわけでもなさそうだった。
ちょっと気味が悪くなって、すぐに友達の元に引き返した。
153:
みんな一応何かあったのかって聞いてくれたから、
「崖があって、写真があって、花が置いてあった。」といたずら心から少し話を膨らませて答えた。
これは非常に不味かった。
女の子達は呪われるんじゃないかと言い出して泣き出しそうなほど怖がった。
まあまあ別に悪いことしたわけじゃないんだしとか言って、残りのコースを歩いて車に戻ったんだ。
そしたら、最初に車に乗り込んだ女の子が大絶叫。
154:
すぐさま車の中を見ると後ろの座席に写真立てが置いてあるんだよ。
背筋が凍りついた。完璧に覚えてないからわからないけど、崖にあったのと同じ物のようだった。
連鎖的に他の女の子達も悲鳴を上げて阿鼻叫喚の地獄絵図。男共も茫然自失状態。
なんとか車の持ち主の友達が「うちの親戚の写真だわ。ごめん。ごめん」と訂正を入れて勇敢にも写真立てをトランクにしまった。
強引すぎるフォローだが、その場は収まって、なんとか無事帰宅。
155:
次の日に、彼とあったが、昨日の話はほとんどしなかった。
写真立てがどうしても気になったので聞いてみたが、
トランクはおろか車の中のどこにもなかったらしい。
その日、彼がとりまくってたインスタントカメラの写真が卒業しても配られることがなかったことを考えると
俺よりももっと凄まじい物を見たかもしれない。
あんまり大した話じゃないですね(汗 申し訳ない。
165:
刃物人間
従兄弟の数年前の体験談。幽霊関係無いけど。
当時、車の免許を取ったばっかりだった従兄弟。
何かトラブルを起こしたら怖いと会社と家の間の移動はしばらく徒歩と電車だったそう。
そんな従兄弟、ある日残業で夜遅くまで働いていた。
何とか電車に乗ることができ、電車を降りて駅を出てから家までひたすら歩く。
その家までの帰り道で従兄弟は何かが落ちているのを見つけた。
革でできた何かは恐らく財布かパスケース。お人好しすぎる従兄弟はそれを交番に届けることに。
家に向かっていた足を方向転換させて逆の方向の交番へ向かった。
途中の自販機でオロナミンCを買ってチビチビ飲みながら歩いていると
前から人が歩いてくるのに気が付いた。
こんな時間におかしい!幽霊か!?
そう思って前から歩いてくる人を観察したが顔もある、手もある、足もある。普通の人。
166:
だが、普通の人がこんな時間に暗い道を一人で歩くか?そう思っていたら声を掛けられた。
「お前だろ?お前だろ?お前だろ?お前だろ?お前だろ?お前だろ?」
こんなことをブツブツ呟いて近付いてくる。ここで従兄弟は幽霊じゃないけど別の意味でヤバイ人と確信。
更にその人は刃物?鋭いものを取り出して「ニノニノニノニノ……」などとワケの分からないことを呟く。
ヤバイ、走らなきゃ。逃げなきゃ死ぬ。そう思っても足が動かない従兄弟。
相手は非情にも距離を詰めてくる。1歩、1歩、また1歩…………。
ここでとっさに従兄弟は飲みかけのオロナミンCを相手に投げつけた。相手がひるんでる隙にすかさずダッシュ。
回り道をして交番へ駆け込んだ。しばらくして冷静さを取り戻し個室で警察の人の事情聴取に答え、ついでに落し物を渡した。
警察「これ、何ですか?」
従兄弟「あの、刃物を持った人に会う前に拾った物で…………」
警察「財布?かなぁ……。」
すると、その財布的なものから紙切れがハラリと落ちた。慌てて拾い、それを確認する警察。
その紙切れはジャニーズの人気グループ、嵐のコンサートのチケットだった。
ここで警察、従兄弟共にある考えが浮かんだ。
警察「こういうチケットって、入手できたらすごい貴重ですよね。落としたら気が気じゃ無くなるだろうなぁ。」
従兄弟「あの、これってあの刃物持った人の物かもしれませんよね?あそこで大人しく渡しても良かったかも……」
警察「いや、逃げて正解ですよ。そこで正直にそれを渡して、もしその人の物だったらあなたが疑われて何をされるか分からなかった。」
そして警察がパトロールに行かせている物を現場に向かわせて、
それから交番に来て従兄弟を家まで送ると提案した。
こうして、従兄弟は何事もなく警察に家まで送り届けられて終わった。
後日、やはりあのチケットは刃物人間のものと確信。
何故なら、TVでやっていた嵐のステージの観客席に半狂乱の刃物人間がいたからだ。
それくらい、奴は目立っていたらしい。
187:
余命推定アプリ
死ぬほど怖くはないけど、じんわりと背筋が固まるような話を。
ただ、俺はこれ最恐に怖い話だと思ってる。
さっきテレビで関係する話が出てて思い出したので。
数年前の事。俺はとある企業でとある研究チームの一員だった。
といっても白衣を着て薬品を扱うような研究職じゃない。
俺達がやってたのは「カメラの顔認識システムとその応用」の研究。
1台のメインコンピュータにアプリケーションを入れてそこに各地の防犯カメラの映像を送ると、
顔を認識して「ID:0001はX→Y→Zを通った」ってログを勝手にどんどん作成してくれる、みたいな。
ただ、そんなのは当時でも結構ありふれてたから、
そのベースとなる顔認識アプリケーションにじゃんじゃん機能を加えていくことになった。
数撃ちゃ当たるって奴だな。
最初に取り組んだのは「年齢推定」の実装だった。聞いたことあるんじゃないかな。
メカニズムとしては天気予報と同じで、予め顔と年齢をセットで数千通り読み込ませておいて、
カメラが顔を認識したらその「正解リスト」を基に予想値をはじき出すって感じ。
シンプルな方法の割には精度が高くて、試験段階でも4割くらいはピッタリ当てて、
後は誤差プラマイ8歳程度。
結構面白かった。
でもまあ「年齢推定」なんてのも色んなとこが挑戦してて、
もっと独特なモノを実装せねば、と奮闘していた。
幸い俺達の手元には大量の顔写真&個人情報サンプルがあったので色々と試すことが出来た。
名前、学歴、出身地・・・などなど。
流石に名前予測は無理だった。ああいう離散的な物はコンピュータには理解できない。
だが驚くことに、学歴推定(中卒・高卒・大学卒・一流大卒の4パターンだったが)は6割近い正答率を誇った。
また出身地も、北海道から沖縄までの連続的な値としてコンピュータに認識させると(都道府県レベルで)10%近い正答率だった。
「なんだ10%か」と思うなかれ、これは結構衝撃的だった。
年齢の推定は人間でもおおよそアタリは付けられるが、
出身地の推定を10回に1回もピッタリ当てられる人はそうそういないだろう。
要するに、十分量のサンプルがあればコンピュータの推論は割りとアテになる、ってこと。
ここまで前書き。本題はここから。
188:
ある日チームでも結構マッドなサイエンティスト(Aとする)が
「余命推定やってみようよ」と言い出した。
当時全盛期だったデスノートの影響でも受けたのだろう。
しかし個人情報サンプルには当然ながら「余命」なんて欄は無い。
「撮影年・没年が分かっている歴史上の人物の写真でも使えばいい。
白黒でも認識精度に大きな影響は無かっただろう?」
もちろんカラーのサンプルに比べると精度は落ちるが、顔認識のメカニズム上、ほとんど問題はない。
しかし、それではサンプル数が足りないのでは?
「要は顔と撮影日と死んだ日がわかりゃいいんだ。天災やら事故やらの被害者を使えばいい」
ちょっと待て、それじゃ外発的な要因で死んだサンプルが混ざることになるぞ。
「それでいいんだよ!」と(・∀・)ニヤニヤするA。
どうやらヤツは「相貌からその人の健康状態を推定し・・・」というのではなく、
いわば道端の占い師まがいの事をコンピュータにやらせるつもりらしい。
死者をサンプルに使う事には少なからず抵抗があったが、
その頃の俺達は好奇心旺盛な奴らばかりだったので、すぐに手を付け始めた。
毎日毎日チマチマと写真、没年-撮影日=余命を入力していき、
数週間でサンプル数は2000に到達した。
そして試験運用。といっても、「正解」がわからないので誤差計算もしようが無いのだが。
最初に試したのは俺だった。システムを起動し、カメラの前に立つ。
すぐに顔に照準が定まり、コンマ数秒の計算の後弾き出された答えは・・・「60」だった。
ふむ。男性の平均寿命が80代であることを考えると、いい線行ってるのでは?
言い忘れていたが、俺達は皆20代前半で、リーダーだけ30代。
次々と他のメンバーも試してみたが、やはりサンプルが少なかったのか答えはバラバラ。
23、112、75、42・・・と、結構無茶苦茶な答えばかりである。
一際強烈だったのがAで、なんと「余命0年」を宣告されてしまった。
やはりコンピュータに占い師の真似事をさせるなど無理だったのかもしれない。
だが、手動で2000ものサンプルを打ち込んだだけに、このままお蔵入りとする訳にはいかない。
一晩、ログ自動生成モードにして会社のサーバーに保存されている様々な場所のカメラ映像を擬似的に読み込ませた。
翌日、コンピュータはしっかりと何千もの認識ログを吐いていた。
189:
統計処理を施すと、興味深い事実が浮かび上がってきた。
撮影場所によって、その推定値に大きなバラつきが見られたのだ。
読み込ませた映像の中でも、例えば小学校で撮影されたカメラの余命推測平均は「106」(確か。以下同じ)だった。
これは、全ログの平均値「46」に比べて遥かに大きい数値である。
逆にそれを最初に下回ったのはサービスエリアで撮影された映像で、その平均値は「38」だった。
車に乗っている奴は早く死ぬ、とでも言いたいのだろうか。
以下平均値はどんどんと減少していき・・・
余命平均ワースト2位は県内のある老人ホーム。平均値は「15」。
最下位は?お察しの通り、病院だった。なんと平均値「4」!
いやちょっと待て、病院とはいえ、いくらなんでも余命平均値4年というのはおかしい。
部活で怪我をして運ばれてきたような、まだまだ先の長い子供だって大勢いるはずだ。
何かエラーが発生したのかもしれない、と生ログを参照した。
そして思わず声を上げてしまった。
「ID:1234 VALUE:34(←この場合推定余命を示す) ...」
といった書式でズラーっと書いてあるんだが、「34」とか「50」みたいな普通の数に混じって、幾つも存在してはならない数が記載されていたのだ。
負の数である。
念のため他の場所のログもザッと確認してみると、
マイナス付きの物は何処でも2,3個は発見されたが、病院のログほどではなかった。
文字通りに解釈するのであれば、「余命マイナス3年」というのは
「死んでから三年経過」ということになる。
余命マイナスの者が極端に多いお陰で、余命平均値が大きく下がってしまったのだろう。
・・・と冷静さを保とうとする努力はしたが、もう全身嫌な汗が出っぱなしだった。
190:
その後チームで話し合いを重ねたが、嫌な結論にしかたどり着かなかった。
即ち、「余命推測等というのは誤差が大きすぎてアテにならない」
あるいは・・・「私達の周りに、余命マイナスの者が平然と闊歩している」
当然採用したのは前者の結論。上層部には「顔認識を利用した健康状態の調査」をしていた事にして適当な報告書を書き、(これは元から予定していたことだったが)
このプロジェクトは闇に葬り去られることとなった。
私達は毎日何百もの人々とすれ違い、目線を交わしている。
その中に「余命マイナスの顔」は無い、とどうやって言い切ることができようか。
191:
うわっち、重要なオチを書き忘れてたよ・・・
Aは「余命0年宣告」を出されてから一年経たずに、本当に死んでしまった。
通勤ラッシュ時にホームから大ジャンプを決めたらしい。
なぜコンピュータにそれが予測できたのか?
全くわからない。
コンピュータが知り得た情報は「サンプル」と「対象者の顔」だけである。
しかし、事実としてAは宣告通りに死んでしまった。
「死相」という言葉がある。
人がもうすぐ死にそうだ、というのが何となく分かってしまう「能力者」がいるのだと。
非科学的なことは信じたくないのだが、
この事件以来、俺は防犯カメラと人混みが怖くてたまらなくなってしまった。
よほどの生命の危機や必要に追われない限り病院にも近寄らないようにしている。
192:
以上、長文乱文失礼しました。
質問・意見があったらどうぞ遠慮なく。
199:
>>192
面白かった、ありがとう
28

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