御坂「MARVELS in 学園都市」【後半】back

御坂「MARVELS in 学園都市」【後半】


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6:
浜面「ちょ、ちょちょちょっと待て!何だよそれ!悪魔を・・・護衛だぁ!?しかもアイテムでって・・・」
土御門「なーに、ちょっとした観光案内ってことだぜい」ポンポン
浜面「絶対麦野に崩されちまうぞ俺・・・っつか何で俺がそんなことを!?」
土御門「暗部の仕事も減ってきてるし、いいじゃないかにゃー。そんじゃ、このメモに日取りと待ち合わせ場所書いてるから。任せたぜい」
浜面「あ!ちょっと!待て!待って!」
 ?????
浜面「――・・・ということで」
フレンダ「結局、面倒ごとを押しつけられた訳ね」
絹旗「まったくこれだから超浜面は」
滝壺「でも暗部の仕事がもう昔と全然ちがうもんね。最近は施設の警備とか情報の流出の火消しとか」
フレンダ「学園都市の闇側が、異世界に目ェいってるからね?」
麦野「だからってなんでそんな得体の知れないのを護衛しなきゃなんないのよ!仕事でもないのに!」
浜面「ウヒー!」
フレメア「大体、浜面はいつも麦野に怒られてる。にゃあ」
絹旗「あ、フレメア、昼寝から起きましたか」
フレンダ「お姉ちゃんに会いたくてこんな所で一緒に寝泊まりすることになるなんて・・・ごめんねフレメア」グスン
フレメア「え、大体そのつもりでこっちに来たんだけど」
フレンダ「あれ?」
フレメア「アイテムの皆と一緒にいる方が楽しいかと思って。にゃあ」
絹旗「さすがフレンダの妹」
滝壺「アイテム、というか暗部が緩くなったからこそだね」
フレメア「で、大体何の話してたの?」
浜面「悪魔が来るんだ」
347:
フレメア「にゃあ!?」
滝壺「はまづら、ふれめあをこわがらせちゃだめ」
麦野「っつーか・・・めちゃくちゃ面倒じゃん・・・はあ?・・・スパイダー野郎がこっち来てから学園都市がムチャクチャよまったく・・・」
絹旗「そういえば滝壺さん、一時期口調が超丁寧語になってましたよね?確かウルトロンの超二度目の襲撃の時くらい」
滝壺「あまりの環境の変化に対してちょっとイメチェンしようかと思って」
フレンダ「このSSの前々作の『御坂「恵まれし子らの学園」』の時の滝壺の口調が変だったからフォローって訳よ」
フレメア「大体、無理がある」
 Prrr・・・
絹旗「おっと、お仕事の超電話ですかね」
麦野「はいはい、何の任務ですかにゃーん?今メチャクチャ面倒な仕事受けたから軽いのにしろよな」
浜面「こっち睨まないでください・・・」ビクビク
電話の女【なに?暗部以外の仕事も受けてるのアンタ達。まあそれより、久々の大きな仕事よ】
フレンダ「お!何何?」
電話の女【最近学園都市に異世界の連中がゾロゾロいるでしょ?その中には学園都市に偶然紛れ込んだ奴もいるらしいの。そういう連中を元の世界に帰すのが仕事よ】
麦野「断るわ」
絹旗「超メンドそうな仕事ですね」
フレンダ「結局ムチャクチャな話な訳よ」
滝壺「北北東から信号がきてる」
電話の女【こいつらときたら・・・これ、アレイスターからの仕事なのよ。前のサノス・ダークサイド事件で異世界との隔たりが軽くなったからこっちに迷いこんじゃう奴が多いのよ】
電話の女【学園都市的にもそれって面倒事とか事件が増えるし、本人達も帰りたいだろうからさ、丁重にお帰りしてもらうのがあんたたちの仕事】
絹旗「でも元の世界に戻す超方法なんて超知りませんよ」
電話の女【それはリード・リチャーズとかいう科学者が作った装置を提供してもらえることになってるわ。アレイスターとリード・リチャーズが話しあってそういう結論になったんだって】
フレンダ「つまり異世界へ自由に行き来できる装置って訳!?」
電話の女【そこまでのものじゃないそうよ。そんなものをこっちに渡すと問題になりそうだから、『標的を本来いるべき世界に転送する装置』ってだけらしいわ】
フレンダ「なぁんだ?」ブー
滝壺「よくわかんないけど、例えばスパイダーマンにその装置を使うとスパイダーマンの世界に強制送還する装置?」
電話の女【そゆこと】
348:
麦野「はァ・・・まあ、メンドそうだけど受けるわ。で、その装置ってのはどこ?」
電話の女【リード・リチャーズが直接渡しに行くそうよ。それを受け取ったら学園都市中にいる異世界の連中を転送してってちょうだい】
絹旗「ていうかそんな装置があるならサノスやらダークサイドやらも超簡単に解決できたんじゃ・・・」
電話の女【あ、その装置ってややこしいけど『元の世界に帰りたいと思ってる者』にしか効果がないらしいわ。『帰りたくない』って思ってる奴は効かないし、ほっといていいわ】
絹旗「ご都合主義な超設定」
フレンダ「今更な訳よ」
麦野「はいはい了解。とにかく異世界人を追い返すのね。はいはい」ピッ
電話の女【こいつらときたら――】プツッ
浜面「あー、悪魔さんが来るのに仕事受けちゃった」
麦野「あァ?」
浜面「なんでもないですすんません」
フレンダ「あ!その悪魔を装置で追い返すのってどうよ!?」
絹旗「無理ですね。『帰りたいと思ってる者』にしか効果が超ないって言ってたじゃないですか。聞いてなかったのですか?」
フレンダ「ぐ、ぐぬぬ」
滝壺「ふれめあ、私達は仕事になっちゃうけどどうする?」
フレメア「大体私もアイテムだよ!一緒にいるよ!にゃあ」
フレンダ「アンタはアイテムじゃないでしょ」
フレメア「いいの!」
浜面「あー、あのー皆さん、そろそろ悪魔さんが学園都市に来るので待ち合わせ場所でお迎えしなくちゃならないんで、そろそろ行きませんか?」
麦野「はァーメンド。浜面運転しろよな」
浜面「当然だぜ!」
フレンダ「私はバットモービルに乗ってく訳よ!」フンス
滝壺「ばっとまんからもらったんだったね」
絹旗「私も超のりたいです!」
フレメア「大体私も!にゃあ!」
麦野「じゃあ女性陣はバットモービルで行きましょうか。浜面、アンタはキャンピングカーで」
浜面「グスン・・・俺には滝壺がいるもん!」
滝壺「5人も乗れるかな?バットモービル」
フレンダ「前にいっぱい乗ったから大丈夫な訳よ!」
浜面「」
350:
 ―学園都市のとある場所・・・・・・
?????「ここで会ってるよな?ちょいと早く来ちまったみてぇだが・・・ぜいたくはいえねえや」シュボッ
 ブロローン キキッ WWOOOO キキッ
 ガチャ
浜面「お?もう来てたのか。待たせちまったか?・・・あんたが異世界から来た悪魔ってのだよな?」
麦野「へえ・・・肌が真っ赤なこと以外はパっと見普通の人間ね」
滝壺「だぼだぼの革コートにタバコくわえてるから悪魔とは思えないね」
絹旗「で、でもオデコの辺りに超何か・・・角を折ったみたいな痕が・・・」
フレンダ「結局、異世界の人にしては控えめで人間的な見た目な訳よ」
フレメア「でも大体強そう。にゃあ」
浜面「俺は浜面仕上。こっちは仲間のアイテムだ」
滝壺「たきつぼだよ」
絹旗「絹旗です」
フレンダ「フレンダって訳よ!」
フレメア「その妹のフレメア!」
麦野「麦野さんよ。アンタは?悪魔さん」
ヘルボーイ「俺ァヘルボーイって名前だ。悪魔って言われてるが、生まれてからこっち、ずっと人間と一緒に育ったんだ。ファンタジーなのを想像してそうだが、そうでもねえぞ」
351:
>>350
ヘルボーイ:アメコミ出版社、『ダークホースコミックス』のコミック、『ヘルボーイ』の主人公。二度の映画化、邦訳本の販売から日本でも知名度は高め
 第二次世界大戦期、ナチス・ドイツが戦況の逆転を狙い、謎の男『ラスプーチン』主導のもと、強力なパワーをもたらす儀式をとりおこなった
 が、儀式後にも目立った変化がなく、ナチスは儀式を失敗と判断したが、離れた地では悪魔の赤子が現世に現れていた。それがヘルボーイである
 ヘルボーイを発見した『トレバー・ブルッテンホルム教授』が保護し、育てることになった。ヘルボーイという名前を与えられ、人間と何ら変わりなく大切に育てられた
 成長してからは『超常現象調査局(B.P.R.D.)』にエージェントとして参加。世界中の超常現象(ゴーストや妖怪などの怪奇現象)を解決する活動を行っている
 見た目は真っ赤な肌にシッポ、頭に折った角の痕がある。だぼだぼなコートを着ており、中には悪魔などの対策として聖水や十字架などオカルトグッズが入っている
 悪魔でありながら、超能力や魔力の部類は全く扱えず、武器として大型の銃を携帯している。また、石でできた右腕はヘルボーイ最大の武器でもある
 かなりのタフネスで、打たれ強い(不死身とも言われている)。また、現世に来て50年以上たつが全く衰えていない。長年の経験から超常現象に関する知識は高い
 実は本当の名は『アヌン・ウン・ラーマ』といい、石の右手は『竜神 オグドル・ヤハド』の封印を解き、世界を終焉に導くための鍵である
 本人はこのことをラスプーチンに聞かされるまで知らず、ラスプーチンは『オグドル・ヤハド』を復活させようとヘルボーイを利用しようとする
 ヘルボーイ本人はそれを拒否し、自身の運命と戦うことになる。その右腕は一部では『雷神トールのハンマー』とも言われている(真相は謎)
 また、ヘルボーイの『本来の』力が浮き出ると頭部の角が生えてくる。そのたびに本人がへし折っているが
 日本でもヒットした『パシフィックリム』の監督、ギレルモ・デルトロが監督した映画『ヘルボーイ』と、その続編が制作されている。多少キャラの性格や設定が違う
 映画の中ではヘルボーイの髪型が『チョンマゲ』。コミックでは後頭部が影になっててハッキリしていないが、一部ではチョンマゲしている風にも見える
 また、さらなる続編の3作目が制作されるとも言われている
 コミックのタッチは独特で、世界観もオカルトテイストなもの。ちなみに、バットマンとクロスオーバーしたコミックもある
360:
麦野「はいはい、いつものごとくストレートまっすぐど真ん中な名前ね」
フレンダ「結局、アンタは何の目的で学園都市に来た訳よ?」
HB「どうやら俺はこっちの世界の魔術師に召喚されたが、その裏に俺の知ってる奴が絡んでるニオイがすんだ。そいつが俺をこの世界に召喚されるように仕向けたんだろうぜ」
浜面「知ってるやつ?」
HB「そもそも俺ぁ元々いた世界・・・この世界に来るまでいた世界が俺の生まれた場所じゃあねえんだ。すげぇややこしいがな、俺はどっかから召喚された、得体の知れねえ存在さ」
HB「ここに来るまでいた世界の事を『俺の世界』って言うことにするが、俺の世界で昔、ナチスの連中が異世界とリンクする不気味な儀式をして、召喚されたのが赤ん坊の俺さ」
HB「そんで俺ぁ何十年と生活してきた。人間としてな。だがある時に俺を召喚した奴が突然姿を現した。ハゲ坊主さ。そいつぁ俺が『世界を滅ぼす存在』だとかぬかして利用しようとした」
HB「返り討ちにしてやったが、しつこくてな。俺をこの世界に召喚させたのも、そのハゲだろうってこった」
滝壺「むずかしい」
HB「召喚魔法とやらを実行したのはこっちの世界の魔術師かもしれねえが、そいつにそうさせるように仕向けたんだろうぜ」
フレンダ「結局、その黒幕っぽい奴がこの学園都市にいるかもって訳ね」
HB「察しがいいな。そういうこった」
絹旗「超アテはあるんですか?」
HB「ねえな」
絹旗「Oh・・・」
麦野「とにかく、アタシらとブラブラしてるだけでいいんでしょ?だったら面倒ごとはおこさないでね。んで、アタシらの仕事も手伝うこと」
フレンダ「え!こいつに手伝わせるの!?」
麦野「異世界の連中を追い返すのが仕事だろ。こいつはむしろその類じゃないの。ちょうどいいんじゃない?それに強いんでしょうし」
HB「俺にできることならやってやるぜ。そのうち俺の敵も見つかるだろうし」
麦野「うーっし、そんじゃHB、アンタは浜面のキャンピングカーに乗ってね」
浜面「えッ!サシっすか!?」
HB「っせっと」ゴグン
浜面「ぐんってなった!お前さんが乗ってキャンピングカーがぐんってなった!」
361:
絹旗「で、どうします?今超テキトーにバットモービルで学園都市を超ドライブしてるだけですが」
滝壺「こうやってブラブラしてたら異世界の人と遭遇するだろうし、それしかないから」
麦野「町をフラついて異世界人と遭遇ってずいぶんブっとんだ話よね・・・」
フレンダ「でも結局、この仕事って終わりがない訳?」
麦野「1日で十分だろ。それ以上延長するならまた電話が来るでしょ」
フレメア「大体、おおざっぱ」
麦野「大人はあるていどおおざっぱなもんよ」
絹旗「純粋な子供に超悪影響ですよ麦野」
HB「なあ、ハマヅラだったか?お前、あのチームで男は一人か?」
浜面「おう。下っ端の雑用さ!」
HB「どういうチームだ・・・バランスがねえな。そういえば学園都市にゃ超能力を扱うヤツが大勢いるって聞いたが、お前もか?」
浜面「いや、俺は無能力。麦野達は能力者だがな。しかも麦野にいたってはレベル5だぞ?学園都市に7人しかいないんだぜレベル5。麦野って一番大きいヤツな。気ィつけろよ」
HB「へえ・・・ゴブリンやら悪魔とは山ほど戦ってきたが、超能力ってえのは敵に回したくないもんだぜ」
浜面「お?バットモービルが止まったぞ。降りるみたいだな。降りようぜHB」
浜面「ってアイス食うのかよ!」
絹旗「フレメアが超食べたいってきかなくて」ペロペロ
フレメア「大体、絹旗も食べたがってた」ペロペロ
滝壺「はまづらもたべる?」ペロペロ
浜面「おっ、おお!た、滝壺の食べかけのアイス・・・やべっ、はなぢが」ドクドク
麦野「いくらなんでもそれは耐性なさすぎだろ」ペロペロ
フレンダ「結局、食べれる状態じゃなさそうな訳よ」
 パサッ
滝壺「?・・・あ、あの人ハンカチ落とした。届けなきゃ」
絹旗「滝壺さんは超紳士ですねー」
滝壺「ねえ、ハンカチ落としたよ」トントン
ガンビット「おっと、これはこれはご丁寧にありがとうお嬢さん。こんなカワイコちゃんに話しかけられるなんて、ハンカチを落としちまったことに感謝だな」
滝壺「?」
362:
>>361
ガンビット:前々作にもちょこっと登場したX-MENのメンバーで、イケメンミュータント。物体に破壊エネルギーを付加する能力を持つ
 また、赤い目には『相手を惹き付ける能力があり、目と目をあわせていれば性別関係なくガンビットに惹かれる。が、認知して耐性をしていれば効かない
 カッコイイ戦い方にイケメンということで人気も高いのだが、コミックでは不遇。南極においてけぼりにされたり、元カノとぎくしゃくしたり
 あげく、あるアーティストに『このキャラがなんで人気なのか理解できない』とまで言われちゃったり。でも日本人アーティストのタケダサナはお気に入りらしい
 格ゲーのマブカプシリーズに参戦してることから日本でも知名度は高い。昔アメコミを見ていた、もしくはマブカプをやっていた人で『ガンビットがすきだった』という人は多い
363:
フレンダ「ちょっと、滝壺ナンパされちゃってる訳よ」ボソボソ
絹旗「しかもおそらく超異世界人ですよ。見た目的に」ボソボソ
浜面「おい!レミー!滝壺になれなれしくすんじゃねえぞ!」
ガンビ「おっと?連れがいたのか?」
浜面「俺ァ滝壺のダンナだ!」バン
滝壺「はまづら・・・///」
絹旗「超跳躍しすぎです」
フレンダ「もうそんな仲な訳?・・・」
麦野「ん?ちょっと待ちなさい。浜面、コイツと知り合いなの?」
浜面「ギクッ・・・あ、ああ・・・まあな」
ガンビ「っちぇ、じゃあここは引き下がるか。他にもカワイコちゃんはたくさんいるみたいだし」
麦野「失せろ。キャップ連れて来い」
絹旗「超直球です」
フレンダ「結局キャプテン一筋な訳ね・・・」
ガンビ「キャップだって?・・・あ!アンタらアレだろ。アベンジャーズと一緒にドーマムゥとかサノスと戦ったっていう・・・」
麦野「まあな。キャップとな」
ガンビ「ってこたあミサカ、シライ、ウイハル、サテンのダチか?」
フレンダ「お?涙子達も知ってる訳?」
ガンビ「あいつらは俺の生徒だったんだぜ。学園で授業してやったからな」
絹旗「初春さん達の先生ですか・・・私達は異世界人を超捜索してるんですが、あなたも超追い返すべきでしょうか?」
ガンビ「おいおい勘弁してくれ。まだこっちで色々やることがあんだよ。なあハマヅラ」
浜面「お、おう・・・」タラー
絹旗「?・・・超怪しいです」
364:
ガンビ「あら?お前秘密にしてんのか?」
浜面「!お、おいレミー!言うんじゃねえ!」
フレンダ「何?浜面のくせに隠しごとな訳?」
浜面「い、いやこれはだな・・・」アセアセ
HB「なあレミーとやらよ。この辺でハゲの坊主を見てねえか?」
ガンビ「何?・・・いや、教授は見てないな」
HB「あン?」
滝壺「はまづら・・・隠しごとはナシで」
絹旗「超吐きやがれです!」
浜面「っく・・・仕方ねえ・・・実はな・・・」
 BAMF!
浜面「うおあ!?っと!」
麦野「!?いきなり煙が・・・」
フレメア「!いきなり人がいる!これって大体、空間移動?にゃあ」
ナイトクロウラー「レミー!シアゲ!ここにいたか!」
浜面「カート?なんだあわててよ」
ガンビ「俺達を探してたのか?」
ナイトクロウラー「話は後だ!早く隠れないと!」
<BOOOOM・・・ BOOOOOM・・・ BOOOOOOM・・・
HB「?なんだぁ?遠くから爆発音か?・・・それも近づいてきてるぜ」
ナイトクロウラー「!まずい!」
浜面「お・・・おい・・・何がなんなんだ?」
 BBBOOOOOOOOOOOOMMM!
麦野「!?」
ジャガーノート「I'M ジャガイモッ!」
 BOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!
365:
>>364
ナイトクロウラー:テレポート能力を持つミュータントで、X-MENのメンバー。青い肌にシッポが生えており、悪魔のような見た目をしている
 本名カート・ワグナー。その見た目から(加えてミュータントということで)人々から弾圧され、追われていた所をプロフェッサーXに拾われ、X-MENに
 『BAMF』という効果音と煙を伴ってテレポートする。その際に生じる煙は硝煙の匂いがする。能力を応用して相手の一部分だけをもぎとるようにテレポートもできる
 また、壁に張り付いたり、暗闇でも目が見える能力も備えている。悪魔のような見た目に反してクリスチャン
 一匹狼タイプのウルヴァリンと仲が良い。決してウルヴァリンがX-MENで孤立しているわけではないが、特にナイトクロウラーとは仲が良い。それほどナイトクロウラーは良い人
 実写映画版の二作目『X-MEN 2』にも登場。コミックでは『ミュータントの救世主』と言われる少女、ホープを守るために戦死してしまった
 が、最近の展開では平行世界の『エイジ・オブ・アポカリプス』の世界のナイトクロウラーを正史世界に連れてきて代役をしていもらっている
 ちなみに、MVC3のトリッシュのEDにて登場し、トリッシュに悪魔と間違われて追い回されている
ジャガーノート:主にX-MENのヴィランとして登場するキャラクター。勘違いされがちだがミュータントではない。
 本名はケイン・マルコ。実はプロフェッサーX(エグゼビア)の義理の兄。親の再婚で義兄弟になったが、エグゼビアがちやほやされていることに嫉妬していた
 成長してから偶然『サイトラックの魔石』を発見。魔神『サイトラック』の力を授かり、誰にも止められない超パワーを得る。ハルクらと並び、MARVELを代表するパワーファイター
 強力なフィールドを覆って攻撃を無効化もできる。頭には中華鍋のようなヘルメットをかぶっており、そのメットがテレパス能力も無効化している
 これらの能力は魔神サイトラックに由来するものであり、本人のものではないため、サイトラックとの契約が消えれば能力は消えてしまう。が、逆に契約すれば無敵のパワーを得るのだ
 ある事件の際には義弟であるエグゼビアを守るためにサイトラックと再び契約を決意することも。キン肉マンのバッファローマンみたいと言えばピンとくるだろうか
 実写映画版三作目の『X-MEN ファイナルディシジョン』でも登場したが、のみこみやすくするためかパワーファイターのミュータントという設定に変更された
 格ゲーのマブカプシリーズでも参戦しており、ゲージ消費技が頭から突進する『ヘッドクラッシュ』一択という男前っぷり
 ちなみに、コミックでは2011年のクロスオーバーイベント『フィアー・イット・セルフ』にて、恐怖の神『サーペント』の神器を得て『クールス』と呼ばれる『大地を壊す者』になる
 サイトラックと契約していた頃よりを遥かに凌駕する圧倒的(すぎる)強さを得た。マグニートーに空母を叩きこまれてもケロっとしているくらい。あまりにも強すぎてどうしようもない
 サーペントの武具を得たため、サイトラックとの契約が消えた。X-MENのコロッサスが新たにサイトラックと契約し、コロッサスが新ジャガーノートとなった
 サイトラックのパワーを得たコロッサスはクールスをも上回るパワーになり、敗北。その後もウルヴァリンに敗北し、クールスのパワーもサイトラックのパワーも失った
I'M ジャガイモッ?:マブカプシリーズにおける空耳ネタ。
 『I'm ジャガーノート!』と名乗っている。のだが、直訳すると『私はジャガーノートです』と、すごく丁寧な自己紹介になるため、その方面でもネタにされたり
 『ジャガーノート』の部分が『ジャガイモ』に聞こえるという空耳
366:
フレメア「中華鍋がビルを壊しながらつっこんできた!にゃあ!」
浜面「ッゲ!ジャガーノート!」
ジャガノ「見つけたぜェェェ!ハマヅラァ!ガンビットォォォ!てめェらこの前のポーカーでイカサマしやがったなァァァ!」
ガンビ「ッゲ!」
滝壺「ぽーかー?はまづらポーカーしてたの?」
絹旗「というかルール超知ってたんですか?」
浜面「うう・・・実は俺とレミーとカートとこいつ、ジャガーノートと賭けポーカーをしてたんだが・・・どうやらイカサマがバレたらしい」
ジャガノ「このジャガーノートをペテンにかけるとはふてェ野郎だぜ!覚悟しろ!ブチのめしてやるッ!」
ガンビ「カート!」ガシッ
ナイトクロウラー「うん、がんばってシアゲ」BAMF!
浜面「ああッ!カート!レミー!てめェらだけで避難すんじゃねー!」
ジャガノ「ジャガノッ!」BOOOOOOOOOOMMM!
浜面「うおあっ!?あぶねー!」
フレメア「パンチ一発でコンクリートに大穴!」
HB「下がってろフレメア、俺が止める」
麦野「ッチ!街ぶっ壊すからにはこいつは送り返す組でいいのよね?とにかくブチのめしてから元の世界に追い返すわよ。あと浜面あとでえぐるからな」
浜面「」
ジャガノ「I'm UNSTOPPABLE!(俺は止められねえ!)」
372:
フレンダ「た、滝壺!フレメア!バットモービルに避難する訳よ!」アタフタ
浜面「俺もかくまってくれー!」タタタ
ジャガノ「にげんじゃあねェー!」グオ
浜面「ウヒー!」
麦野「っと、そこまでよ肉ダンゴ野郎」フォン
ジャガノ「!・・・フン、エネルギーブラストで盾を・・・だが!このジャガーノート様は誰にも止められねェ!」
 THOOOOOOOOOOOOOOMMM!
麦野「!?なんッ!」
ジャガノ「ジャガノッ!」OOOOOOVVVVVV!
HB「下がれムギノ!俺が止める!」
 DOOOOOM!
HB「UGH!」
ジャガノ「っへ!けっこう丈夫な奴もいるみてェだが・・・俺には勝てっこねえぜ」
絹旗「この街でこれ以上超暴れさせません!超窒素ぱーんち!」ドゴ!
ジャガノ「あン?・・・なんだあそのパンチは」
絹旗「か、硬ェ!超頑丈です!」
ジャガノ「ウヌハハハハハ!」グオ
麦野「絹旗!伏せな!」
 ドオン!
ジャガノ「AGH!」
絹旗「あ、超ありがとうございます麦野!」
麦野「こんのダンゴ野郎!溶かしつくしてやる!」
ジャガノ「HA!この俺を倒せると思うな!」
373:
麦野「部分的に身体が消滅した状態で元の世界に帰してやるぜ!」ドオドオ!
ジャガノ「ウヌハハハハハ!この俺に傷をつけることなど不可能!」
麦野「ッチ!なんなんだいあの防御力は!まるで魔法じゃないの!」
HB「だったら物理で殴ってやるぜ!」
麦野「!ヘルボーイ!?素手で!?」
HB「BOOOOM!」BOOOOOOOMMM!
ジャガノ「っ・・・石でできた腕か?なかなか丈夫じゃねェか。だがこのジャガーノートには傷はつかん!」DOOOOM!
HB「グア!」
絹旗「超頑丈ですよアイツ!どうするんですか!?麦野の超原子崩しでも効かないなんて!こうなったら向こうの目的の超浜面を差し出すしか・・・」
浜面「イケニエにはしないで!」
麦野「こうなりゃもう手加減ナシでフルパワー原子崩しをブっぱなすしか・・・」
ジャガノ「HAHAHAHAHAHA!さあハマヅラ!おとなしく俺にブチのめされるんだな!」
HB「そうはさせるか!」BOOOM!
浜面「!」
ジャガノ「っぐ、しぶといなお前」
HB「こっちも丈夫な体が持ち味でな!」BOOOM!
HB「俺ぁ巨人の軍団とだって素手で戦ったんだ!」BOOOM!
HB「ナペ蓋かぶった肉だるまなんざ朝飯まえなんだよ!」BOOOOOMMM!
ジャガノ「GHHH・・・てめぇ」
浜面「すげえ・・・ヘルボーイのヤツ、一歩もひいてねえ」
麦野「・・・へぇ、やるね」
ジャガノ「もう加減はナシだ!オオオオオオオ!HEAD CRASH!」
 DOOOCCCOOOOOOOOOOOOMMM!
HB「ッ!」
 THOOOOOOOOOOMMM!
フレメア「ヘルボーイがふっとばされた!にゃあ!」
滝壺「がんばれへるぼーい。そんなへるぼーいを私は応援してる」
フレンダ「きゅ、救助に行くべきなのかな・・・・・・!・・・あ、あれって・・・」
374:
>>373
BOOOM!?:ヘルボーイは石の腕で殴る時、口で『BOOOOM!』と言うことが多い。ドラえもんのドラザキッドが空気砲を打つ時に『ドッカーン!』って言うのみたいな感じ
巨人の軍団と?:世界各地の魔物などと戦ってきたヘルボーイの相手の中には巨人の軍団もいた。日本を訪れて妖怪を退治したりもしている
375:
HB「GHH・・・あのやろう・・・」ガララ・・・
 「お前!今あいつにぶっとばされたな!だがすげえ根性だ!」
HB「・・・あん?」
削板「お前のその根性!気に入ったぜ!俺が代わりにあいつを倒してやろう!」
HB「・・・てめえ何モンだ」
削板「俺は学園都市のナンバーセブン!削板軍覇だ!」バウーン
削板「行くぜ!」ダーッシュ
ジャガノ「ハマヅラァ?・・・てめェの臓器を闇市に回せばそれなりに稼げるだろうぜェ」
浜面「ヒー!勘弁してくれ!話をもちかけたのはレミーだったんだ!」
ジャガノ「てめェが取り分の4割を持ってったのは知ってんだ!あの二人が3割ずつ!一番ムカつくからてめェをブチのめす!」
浜面「横暴だ!」
絹旗「麦野、超本当にやるんですか?」
麦野「どうなるか知らないけど全開原子崩しかますっきゃないね」
ジャガノ「I'm Juggerunaut!(私はジャガーノートです!)」
削板「根性ー!」バコーーーン!
ジャガノ「ッ!?」
麦野「!あ、あいつは・・・」
絹旗「レベル5の超ナンバーセブン!」
削板「なんかしらんが学園都市をめちゃくちゃにする輩をほっておけん!その根性をたたき直してやる!」
ジャガノ「なんだぁ???!てめェ???!」
376:
削板「根性ー!」ドコーン!
ジャガノ「HEAD!CRASH!」DOOOOOMMM!
 CHOOOOOOOOOOMMM!
絹旗「すごい・・・あの人、ジャガイモと超渡り合ってますよ・・・」
麦野「・・・ったく、これだから第7位ってのはなんでもありでずりーんだよな」
HB「あいつはてめぇらの知り合いか?」ノソッ
絹旗「あ、超復帰ですか」
麦野「知り合いってほどじゃないけど・・・あいつはレベル5の一人よ」
HB「ふぅん・・・やるじゃねえかアイツ」
浜面「っく!俺だって能力がありゃあ・・・」
麦野「黙ってろ」
浜面「」
削板「根性ォォォ!」ドッゴーン!
ジャガノ「ジャガノォォォ!」DOCOOOM!
 CHOOOOOOOOOOOOOOMMM!
削板「・・・・・・っぐ・・・やるな・・・すげえ根性だ・・・」
ジャガノ「・・・フハハ・・・お前もな!」
削板「お前の根性・・・気に入ったぜ。俺は削板軍覇だ」
ジャガノ「俺はジャガーノートだ。・・・フフフ、おもしれえヤツだなグンハ」
 ガッシィ
滝壺「おとこの友情」
フレンダ「結局、あの第7位はなんでもありな訳ね・・・」
フレメア「にゃあ」
377:
削板「しっかしお前みたいな根性のあるヤツがなぜこんな暴走を?」
ジャガノ「あ!そうだった!ハマヅラァ!」グオ
浜面「ヒー!思いだすんじゃねえ!」
削板「おいおい強敵(とも)、何をそんなに怒ってるんだ?」
ジャガノ「こいつが俺の金をだましとりやがったんだ!」
削板「なんだと!?お前の根性をたたき直してやる!」
浜面「あーん!敵が増えたー!」
削板「・・・と、言うところだが、これ以上兄弟に街と人を傷つけさせるのも根性にさわる。兄弟、いくらとられたんだ?」
ジャガノ「3500ドルだ」
削板「細かいのは知らんが、俺が建て替えるぜ」
ジャガノ「ナニッ!?」
浜面「ほ、本当か!?」
削板「レベル5だからか研究のなんとかでなんか知らんがいくらかあるからな!」
絹旗「さすが超レベル5・・・」
ジャガノ「グンハ・・・いいのか?」
削板「おう!だが代わりに、俺の根性をさらに鍛える練習相手になってくれ!」
ジャガノ「ウワハハハ!お安い御用だ!ハマヅラァ!今回は兄弟に免じて勘弁してやるが、次はぶっとばすからな!あとガンビットとナイトクロウラーにも言っとけ!」
浜面「は、はひ!」
削板「それじゃあ行こうぜ兄弟!根性だ根性!」
ジャガノ「ウワハハハ!」ズーンズーン・・・
麦野「・・・」
絹旗「・・・」
浜面「・・・・・・・・・これにて一件落着!」
麦野「は・ま・づ・ら・ァァァ!」
浜面「ウヒー!俺に平和はないのかー!」
378:
 ・・・・・
滝壺「で、なんでズルしたの?」
浜面「いや・・・あのですね・・・」ボロッ
絹旗「これ以上超ウソつくと超窒素ぱんち連打ですからね」
浜面「実はな・・・」
フレンダ「あんたのせいでこっちまで危険だった訳よ?」
浜面「俺な・・・」
麦野「てめえくっだらねえ理由なら原子崩し2連発だぞ」
 浜面「俺皆の役に立ちたくてッ!」
滝壺「!」
絹旗「・・・・・・?」
フレンダ「・・・結局、どういう訳?」
浜面「第七学区に教室があるんだよ・・・『タスクマスターの超人育成教室』。そこで俺、訓練してもらってんだ」
滝壺「・・・」
浜面「教官に指導してもらってる。スパイダーマンの世界の人、すっげー教えるの上手いんだ。その人に習ったら俺も少しは皆の役に立てるくらいの力は得るかもしれねえ・・・」
麦野「・・・」
フレメア「大体、浜面も悩んでるんだね」
HB「いい奴じゃあねぇか。おめーらのためにがんばってるんだろ?で、その授業代にあてるためポーカーをしてたってトコか」シュボ
浜面「そういうことだ・・・あの教官、教えるのは上手いんだがかなり細かく徴収してな・・・」
滝壺「はまづら、がんばってたんだね」ナデナデ
絹旗「これじゃ超怒りずらいですね・・・」
フレンダ「結局どうする?麦野」
麦野「・・・っち、やめだやめだ。シラけちまったし。あのダンゴ、送り返すどころかこっちに居座るみてーだし、仕事の続きといきましょ」
浜面「む・・・麦野」キラキラ
HB「そんじゃ、パトロール再開とすっか」
379:
>>378
タスクマスター:このシリーズの2作目にちょこっと登場したキャラ。普通の人間ながら、一度見た動きを完全に再現することができる才能を持っている
 キャプテンアメリカの動きやデアデビルなど、超人の動きを駆使して戦う。その動きを人に教え込むことも非常に上手く、普通の人間を鍛え上げている
 『シビル・ウォー』の後、アメリカの各州に超人チームを配備する計画に際し、多くの人材を鍛え上げた名教官となった。本人は給料ももらえるし天職だったらしい
 金にがめつい。デッドプールとつるんでハメはずしたりする仲(でも友人とはいえないカモ)
380:
 ・・・・・
浜面「フー、一時はどうなるかと思ったが、ナンバーセブンのおかげで何とかなったな。それに麦野達も何とか俺を消さないでくれて安心したぜ」
HB「良い仲間じゃあねぇか。お前のためにあの怪物と戦ったんだぜ?お前一人なら今頃カーペットになって売りに出されてるぜ」
浜面「シャレに聞こえねえよそれ。とにかくレミーとカートに今度会ったらとっちめなくっちゃあな。あいつら俺をおいて・・・ぐっ」
HB「鍛えてるんだろ?リベンジしたらどうだ?」
浜面「つってもまだ基礎が固まって、その後の実技を習ってる途中だからなあ。どーも俺に会うスタイルってーのを模索してるらしい。不器用って不便だね」
HB「俺が教えてやろうか?腕に力を込めて相手にぶつけるんだ。コツは、気合だな」
浜面「ありがと。ためになったよヘルボーイ。教官みたいに教えるの上手いなお前。教室開いたら?絵本の読み聞かせ教室でもやりゃ流行るんじゃね?泣いた赤鬼とかさ」
HB「じゃ、料金20ドル。サイフからもらっとくぞ」
浜面「え?ちょっと、何?」
HB「教えてやったろ。パンチのレクチャー。聞いてただろ?聞こえなかったならもう一回教えてやるが、料金発生な」
浜面「マジかよ!そんなんで20ドルもらえんのってハイパーバブルじゃん!くっそ、俺も教室開こうかなー」
 BOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!
浜面「!?な、なんだあ!?」
HB「どうやら次の面倒ごとらしいな」
381:
絹旗「今度はなんですか!?超騒音でしたが!?」
滝壺「とりあえずバットモービルから降りよう」
フレメア「大体、なんか大きなものが落ちてきたみたいな音だったけど」
麦野「またあのダンゴ野郎だったら今度こそキレるからね私」
フレンダ「」
滝壺「?どしたのふれんだ?」
フレンダ「・・・・・・あれ・・・見て」
浜面「おいお前ら!大丈夫か!?何なんださっきの音は!」
HB「?・・・どしたフレンダ。・・・・・・ン?・・・・・・なんだ・・・こりゃあ」
コンボイ「Oh・・・・・・ここはどこだ?・・・UHH・・・・・・」
フレンダ「巨大ロボットが降ってきた訳よ・・・」
麦野「あーもう・・・キレてェ?」
382:
>>381
コンボイ:今や誰もが知る『トランスフォーマー』シリーズの代表的キャラクター。海外では『オプティマス・プライム』という名前
 トランスフォーマーシリーズの第一作目、通称『G1(ジェネレーション1)』における、正義のトランスフォーマー軍団、サイバトロンの長官
 トラックに変形することができる。ちなみにサイバトロンは海外では『オートボット』という名前で、サイバトロンはトランスフォーマー達の星の名前
 敵対する悪の軍団『デストロン』と戦闘中、地球に落下して永い眠りにつくが、ふとしたことから目覚め、地球と宇宙を舞台に両陣営の戦いがはじまった
 指揮官だけあって的確な指示を出したり、自ら前線に立って敵と戦うその勇姿はもはや伝説。腕をエネルギーアックスにしたり、銃など武装もあるが素手での格闘が多い
 ・・・のだが、海外で制作された『G1』のアニメが日本で放送される際、セリフが全体的に厳しく毒舌になっていたりする
 声は玄田哲章が吹替えを担当したのだが、ドスの効いた声の効果もあって口の悪い感が倍増。なぜか部下にキレることが多い
 また、コンボイ(オプティマス)名物の一つとして、『私にいい考えがある』と、難局を打破する名案をピコーンするのだが、その考えはたいてい失敗する
 あまりにも失敗率が高いため、このセリフは逆にフラグと言われ、ネタにもされている。そして攻撃を受けたり落ちるときは『ほわあああああああ!』って言う
 マイケル・ベイ監督の実写映画も3作制作され、TFファンをおどろかせた。しかもクオリティの高すぎる超絶CGを駆使してリアルなTFを再現している
 アニメでの変形は『ガシャーン!』というより『グニョグニョ』という感じで、ロボットらしい変形とは言えなかったが、映画では物理的には可能な変形を描いている
 声もアメリカ版、日本吹替え版共にG1のコンボイと同じ声を当てているこだわり。ちなみに日本版でもこれを期に、コンボイの名はオプティマスに変更されている
 さらに口の悪さもG1をほうふつとさせるほどの毒舌。『スクラップが!』とか『その顔を剥いでやる!』など、到底正義の味方とは思えない口ぶり
 もちろん、落ちる
383:
着てしまったか司令官ww
384:
コンボイ「GHH・・・確か私は・・・戦闘中にエネルゴンのエネルギーを受けて・・・・・・ここは?テレポーテーションか?」
フレンダ「ちょっとアンタ!何者な訳よ!」
浜面「フレンダ・・・お前巨大ロボに話しかけんじゃねえよ前置きなしに」
コンボイ「ううむ?・・・人間達!ここは地球で間違いないな。・・・だが私の知っている地球とは少し違うのか?」
フレンダ「そんなおっきな図体なんだから動かないでよ!?ビルが壊れちゃう訳よ!」
フレメア「大体、アナタはだれ?」
コンボイ「ああ、私はサイバトロン司令官のコンボイだ。君達・・・ここはどこなんだ?」
浜面「サイバトロンってなんだ?」
HB「さあな」
麦野「アンタは別の世界からこの世界に来たんだろうよ。偶然かしらねーけどな」
コンボイ「なんと!別世界に転送されたというのか・・・なんということだ」
浜面「大丈夫か?落ちてきた衝撃でケガしてねえか?」
コンボイ「ああ、大丈夫だ」
フレンダ「まったく、異世界人ってだけでも迷惑なのに、それに加えて巨大なロボって迷惑レベルも倍増って訳よ。絹旗も何か言ってやりな!」
絹旗「ちょ、ちょ、超!かっこいいです!」
フレンダ「あれ?」
絹旗「こ、コンボイさん!私は絹旗と申します!超よろしくです!」
コンボイ「ああ、ありがとう。しかしどうやって元の世界に戻れるのだろうか」
麦野「あー、それならアタシ達が帰してあげれるけど?」
コンボイ「本当か!」
絹旗「む、麦野!コンボイ司令官を帰すんですか!?それは超あんまりです!」
麦野「いや、本人が帰りたがってるし」
浜面「それよりどっか壊れてたりしたらコトだぜ。俺が見てやろうか?」
コンボイ「大丈夫だと言ってるだろうが!!!」
浜面「!?」
386:
>>384
大丈夫だと言ってるだろうが!!!?:G1のアニメにてコンボイが吐いた暴言。
 空中高くへ上昇中に敵の攻撃を受け、地上に墜落してしまったコンボイに対し、部下であり副官でもあるマイスターが
 『大丈夫ですか?ラチェット(軍医)に診てもらっては?』と心配して声をかけると、『大丈夫だと言ってるだろうが!!!』とキレながら部下をふりほどいた
 声もドスが効いていて怖い
元の世界?:MARVELコミックからもトランスフォーマーのコミックが刊行されていた。その後、コミック化の権利がいくつかの会社を移動して今もなお刊行されている
 ちなみに、実写映画版二作目の『トランスフォーマー リベンジ』に登場した敵、『ザ・フォールン』はMARVELから刊行されたアメコミに登場したキャラ
 逆に言うと、コミック以外では登場していない超マイナーなキャラだったらしい。TF達の最初の13人の一人という壮大な設定
エネルゴン:TF達のエネルギー。食糧とも言える。これを奪い合ってサイバトロンとデストロンが戦うことも
387:
滝壺「きぬはた、こんぼいも帰りたいみたいだし、ここは帰ってもらう方がいいかもしれないよ。それにここにいたら周りに迷惑だろうし」
絹旗「うう・・・じゃ、じゃあせめて写真を!」
コンボイ「いいとも」
絹旗「浜面!超上手く撮ってください!」
浜面「は・・・はい」
コンボイ「私はフレームに入ってるか?これで」
絹旗「もっと!もっと超近くに!」
浜面「はーい、とりますよー」
コンボイ「上手くとれよ!命令だ!」
浜面(なんでキレるんだよ・・・)パシャ
HB「どういうタイミングでキレるんだこいつぁ」
絹旗「超ありがとうございます!超ありがとうございます!」ペコペコ
コンボイ「いや、私こそ。ありがとうキヌハタ」
絹旗「今度またぜひこの世界に遊びに来てください!」
コンボイ「ではお言葉に甘えさせてもらおうかな」
HB「そんな簡単なもんなのか?」
麦野「面倒なことにこの世界は異世界との交流にかけちゃ観光名所だからね」
コンボイ「ではそろそろ私は――」
 THOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!
コンボイ「!?何だあの音は!」
フレンダ「また何か降ってきた訳よ!」
滝壺「・・・あれって・・・大きなロボット」
メガトロン「見つけたぞコンボイ!今日こそ決着をつけようぞ!」
388:
>>387
メガトロン:コンボイの永遠のライバルにして、悪の軍団デストロンの首領。破壊大帝と呼ばれるTFを代表する大物キャラクター
 銃に変形できるが、変形すると手持ちサイズに縮小し、部下に引き金を引いてもらうという何とも悪の大ボスとは思えない姿になる
 腕がエネルギーのモーニングスター(トゲトゲの鉄球)にすることもでき、腕にも大きな銃を装備している。コンボイとはガチのステゴロ(殴り合い)もしたり
 部下からも慕われているが、副リーダーの『スタースクリーム』は常にメガトロンの座を狙っており、事あるごとにメガトロンになりかわってデストロンのニューリーダーを宣言してる
 その都度、『このスタースクリームめが!』と一喝するメガトロンとペコペコするスタスクの姿は、TFを代表する様式美の一つである
 しかし、何度も何度も寝首をかかれそうになっているにもかかわらず、結局最後にはスタスクをいつもの副官のポジションにおいてあげる優しい面も。というかネタにされている
 実写映画版でももちろん登場するが、銃に変形ではなく異星のジェット機に変形。二作目では異星のタンク、三作目では地球のトラックに変形する
 制作サイドが『悪のボスが銃に変形して手持ちされて戦うなんてカッコわるいじゃん?ダースベイダーがライトセーバーに変身したらダサいでしょ?』という事で設定変更された
 コンボイ(オプティマス)と3作通して何度も戦うも、最後はあまりにも残虐な倒され方で負けた
 数あるTFシリーズで、コンボイとは何度も何度も作品と世界を変えて戦う永遠のライバルであり、互いに戦うことが何よりも大事という場合もある
 コンボイいるところにメガトロンあり。メガトロンあるところにコンボイあり
 また、G1のメガトロンは続編といえる映画版のアニメ映画にて破壊されるが、ガルバトロンとして復活パワーアップする
389:
コンボイ「メガトロン!なぜ貴様が!」
メガトロン「忘れたかコンボイ。お前がエネルゴンのスパークを受けた時、わしも同時に受け、この世界に転送されたのだ」
コンボイ「おのれ!この世界を破壊させはせんぞ!」
メガトロン「破壊こそ我が全てだ!」
コンボイ「来い!メガトロン!」
フレンダ「ちょーーーっと待ったァーーー!」
コンボイ「!」
メガトロン「なんだ人間めが!我々の戦いの邪魔をするな!」
フレンダ「こんなトコで戦うんじゃないっての!見なさい!周りの一般人がめちゃめちゃ写真とってる訳よ!」
 「すげー!巨大ロボだー!」パシャパシャ
 「めっちゃカッコイイ!」
絹旗「超超超カッコイイです!コンボイ司令官もメガトロン閣下も超カッコイイです!」パァー
浜面「絹旗が完全にのまれてるな・・・」
HB「一番はしゃいでるぜコイツ」
滝壺「そんなきぬはたを私は応援してる」
コンボイ「ムウ・・・ここでは周りへの影響が大きいか」
メガトロン「知ったことか。わしはコンボイをスクラップにするのが目的よ。ゆくぞ!」
フレンダ「ああもう!このままじゃ学園都市がめちゃめちゃになっちゃう訳よ!」
麦野「おい、おめーら。アタシらがおめーらを元の世界に送り返してやるからそっちでやりな。ここじゃ迷惑だ」
メガトロン「そんな暇はない!今すぐコンボイ!わしと戦え!」
麦野「・・・やっべー・・・キレそー」
コンボイ「まてィ!メガトロン!こんなとこで戦うのは危険だ!」
メガトロン「やかましい!貴様が来ないならこっちからゆくぞ!」
フレンダ「あー!何とかならない訳ー!?」
コンボイ「私にいい考えがある」ピコーン
395:
浜面「おお!司令官!何か考えがあるのか!?」
コンボイ「ここで戦うと周りの人間が危険だ。だが周囲には高いビルがいくつもある。ビルの上なら人間を巻き込むことはない!ビルの上で勝負だ!メガトロン!」
メガトロン「面白い!ならば貴様の申し出を受けてやろう!いくぞコンボイヤァーーー!」ギューン
フレンダ「ま、待ちなさいよ!それって結局、一つ間違えばさらにトンでもない事に・・・」
コンボイ「今度こそ決着だ!メガトロン!」ギューン
滝壺「・・・ビルの上に行っちゃった」
HB「おい、周りの人間を避難させとこうぜ。こりゃヤバイかもしれねえ」
メガトロン「ウハハハハ!お前もサイバトロンも今日までだ!」
コンボイ「降伏するなら今のうちだぞメガトロン」
メガトロン「我々の決着は力でのみ!くらえヤァ!」コン!
コンボイ「この老いぼれが!スクラップがお似合いだぞ!」カン!
 コン! カン! カコン!
浜面「・・・なんか音が軽くね?」
滝壺「巨大ろぼっと同士の殴り合いなのに、鉄パイプを当てあってるみたいな音」
フレメア「大体、迫力に欠ける」
絹旗「超かっこいーーー!」
麦野「・・・早く追い返しましょうよ」
396:
>>395
音が軽くね?:もちろん全部が全部ではないが、TF同士の殴り合いは音が軽いことが多い
397:
コンボイ「くらえい!」コーン!
メガトロン「ぐあっ!・・・ウウム・・・」
コンボイ「ここまでだなメガトロン」
メガトロン「それはどうかな?・・・それ以上動くと下にいる人間どもめがけて発砲してやるぞ!」
コンボイ「貴様・・・卑怯な手を!」
メガトロン「ウハハハハ!勝ちさえすればいいのだ!くらえィ!」コーン!
コンボイ「ぐおッ・・・っく」
メガトロン「ビルの下に叩きおとしてくれる!」ジャキ!
 DOOOOOOOOMMM!
コンボイ「ほわああああああああああああああああああ!」
 ガラガラガラ・・・・・・
 THOOOOOOOOOOOOOOOMMM!
コンボイ「Oh・・・・・・Ghh・・・」
フレンダ「結局落ちてきて大迷惑な訳よ!」
浜面「ビルも半壊しちまったぞ!」
滝壺「そんなこんぼいを私は応援してる」
HB「誰かさんがビルの上で戦うなんて言うからだな」
コンボイ「うう・・・おのれメガトロンめ!まだまだこれから――」
麦野「これ以上迷惑かけんじゃねえコラァ!」ビーム!
コンボイ「ほわああああああああああああああ!?」チュドーン
絹旗「む、麦野!なんてことするんですか!」
麦野「どー考えてもおかしいだろコイツら!もうぶっとばして追い返すしかねえだろ!」
メガトロン「ヌウ・・・何をしているかと思い、降りてみれば・・・貴様ら!わしらの1対1の戦いの邪魔をするな!」
麦野「うるせえオラァ!」ビーム!
メガトロン「AAAIIIEEEEEEE!」チュドーン
麦野「これ以上学園都市で戦うってんならブチのめすからな!」
メガトロン「ヌウウ・・・人間の分際で――」
麦野「わかったかコラァ!」ビーム!
メガトロン「AAAAAIIIIIEEEEEEEEEEE!?」チュドーン
402:
浜面「で、とりあえず落ちついた所で、あんた達は元の世界へ帰ってもらえませんかね」
メガトロン「ヌヌウ・・・なんという威力のレーザーだ・・・こやつを武器にすれば我らデストロンの勝利は確実」
フレンダ「悪いことは言わないからやめとく方がいい訳よ」
麦野「あァ?」
浜面「原子崩しでけっこう痛手を負っておとなしくなったけど、まだ野心はあるみたいだな」
HB「おい、こっちの機械野郎はヤバそうだぞ」
コンボイ「オォウ・・・・・・だ、ダメージが・・・オォウ・・・」バチバチ
滝壺「むぎのの原子崩しがマトモにあたったからかな」
絹旗「ああ・・・・・・コンボイ司令官・・・超あんまりです麦野!」グスン
麦野「んなこと言ったって・・・」
HB「とりあえず元の世界に戻してやりゃ、地元の連中が治すなりなんなりするんじゃあねえのか?」
滝壺「ちょっとそれはあんまりじゃない?何とかしてあげようよ」
フレンダ「それに結局、まだ『異世界人を元の世界に帰す装置』ってのを私達は持ってない訳よ」
フレメア「大体リードとか言う人が作って持ってきてくれるって話だったけど・・・」
HB「どちらにしても俺達ァどうすることもできねえってことか」
メガトロン「わしが手当てをしてやろうか」
浜面「え!?アンタら敵だったんじゃねえのかよ!」
メガトロン「コンボイを倒すのはこのわしの手でだ。人間の女に手柄をとられるのはシャクだからな」
滝壺「意外な展開」
メガトロン「どれ、わしにみせてみ――」
 MMMMMOOOOO・・・・・・
絹旗「!あれを超見てください!異次元の渦が!」
浜面「また何か来るってのか!?」
スタースクリーム「フフフ、見つけましたぞメガトロン様・・・いや、メガトロン!どうやら傷を負っているとみた!今日こそ貴様を打ち倒し、デストロンのニューリーダーになってやる!」
404:
>>404
スタースクリーム:TFを代表する有名キャラクターの一人にしてデストロンのナンバー2。航空参報としてサイバトロンと壮絶な戦いを繰り広げている
 G1シリーズでは戦闘機F-15に変形し、空中飛行可能というけっこう貴重なTFでもあり、本人の色違い版の部下達『ジェットロン』を率いて戦う
 そんなスペックの高いスタスクだが、事あるごとにメガトロンの座を奪おうと画策したり、ジェットロン達からは上司とも思われていない節もあり、カリスマ性がこれっぽっちもない
 見栄っ張りで傲慢だが臆病で、卑怯な手も使う。メガトロンがピンチの時には『そんなカッコウでデストロンのリーダーとはな』などと調子に乗って言いたい放題だったり
 メガトロンを失脚させて『ニューリーダー』になることにこだわり続ける永遠の2番手。結局最後にはメガトロンに『この愚か者めが!』と怒られるのが定番
 これはもはやTFのお約束のようなものでもある。G1以外のシリーズでもスタスクは登場すると大体2番手、裏切り、卑怯などといったエッセンスが含まれているものが多い
 が、『マイクロン伝説』における『アルマダスタースクリーム』は、従来のスタスクイメージとは違って正々堂々としたキャラとして描かれており、『きれいなスタスク』とも言われている
 スタスクというキャラそのものの人気は高くいが、マイクロン伝説でのスタスクはとても人気が高く、高評価されている
 実写映画版シリーズにも当然のように登場している。が、1作目ではあまりセリフもなく、デザインも従来とは違い、カッコイイキャラといった感じだった(ラストで唯一生き残った)
 2作目からはいつものスタスクに。メガトロンにヘコヘコしているだけでなくしっかりオシオキもされていた。声もそれっぽい声に変更。3人がかりでオプティマスと戦うも腕を折られる
 3作目ではゴマすりモミテもしっかりマスターしているだけでなく、TF相手ではなく人間(サム)を追いかけまわしてに調子に乗りまくるなどスタスクアクセル全開
 だがそのサムに爆弾で頭部を破壊される。TFにやられるのではなくサムにあっさりとやられてしまう辺りがスタスクらしいとも言えなくもない
 ちなみに、G1でのスタスクは当時世界最強の戦闘機のF-15に変形するが、実写版では当時の世界最強戦闘機のF-22に変形する。カッコイイ
405:
メガトロン「スタースクリーム!?」
フレンダ「結局またアンタの連れって訳!?」
スタスク「突然姿を消したアンタを探していたら雷に打たれ、この世界に転送されたらしいが・・・どうやらコンボイと戦闘になったみたいだな!」
浜面「え、あの人敵?味方?」
スタスク「今なら俺のビームキャノンで倒せるぜ!」ジャキ
メガトロン「この愚か者めが!こんな所でまでわしの邪魔をする気か!」
スタスク「何とでもいいな!今日こそ俺がニューリーダーになるんだ!」BEEEEEE!
メガトロン「たとえケガを負っていてもお前なんぞにやられるメガトロン様ではないわあ!」サッ
HB「お、おい!お前がかわしたら・・・」
 BEEEEEEEE!
滝壺「こんぼいに当たっちゃった」
絹旗「あー!コンボイ指令かーん!」
 バチバチバチバチ!
フレンダ「まずい訳よ!中枢部に当たっちゃったみたい!」
浜面「皆下がれ!コンボイ司令官が爆発するー!」
コンボイ「ほああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
 BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMM!!!
406:
>>405
コンボイ司令官が爆発する?:G1のアニメで実際にあったシーン。邦訳版での訳だが
 ダメージを負ったコンボイをサイバトロンが修理している最中に、デストロンのメカで優秀な『コンドル』がサイバトロン基地内に潜入し、コンボイを攻撃
 「皆下がれ!コンボイ司令官が爆発するー!」というセリフと共にコンボイ大爆発。伝説となった
407:
絹旗「コンボイ司令かーん!」ウアーン
スタスク「ッチ!はずしたか!だが次は・・・」
絹旗「うわーん!よくもコンボイをー!」ギューン
スタスク「!?ナニッ」
絹旗「超窒素ぱーんちッ!」ドッゴォ!
スタスク「ウギャーーーーー!」CHOOOOOOOOOOMMM!
滝壺「なんと」
HB「キヌハタのパンチ一撃でやっつけちまった」
スタスク「GHHH・・・」プスプス
メガトロン「まったくこのスタースクリームめが!」
スタスク「ど、どうかお慈悲を!メガトロン様!」
フレンダ「なにコレ」
浜面「おい!スタースクリームとかいうヤツ!コンボイが爆発しちまったじゃねえか!どうすんだよ!」
スタスク「そんなこと言われても・・・」
メガトロン「もはやこれほどのダメージでは応急手当も意味がないぞ」
麦野「おいおい・・・やばいんじゃねえの?」
 MMMMMMOOOOOO・・・
リード「YAH☆YAH☆YAH☆遅れてゴッメーン!宇宙一の天才リード・リチャーズだよん♪遅れちゃったけど『異次元帰還装置』を持ってきたよ!」
滝壺「あ、やっと来たりーど」
フレメア「大体きもちわるい」
リード「ややっ!?これは何と言うことだ!巨大ロボットが3体も!これは興味深いな!」
浜面「リードさんアンタこの人を治せるか?」
リード「ンなの楽勝☆」
浜面「じゃあ治してやってくれ!その後で元の世界に戻すからよ!」
リード「ウーン、OK!フフッ☆」
麦野「ムカつくなあ原子崩すぞ」
408:
リード「お?いら?は?宇宙?♪うちゅ?にーんじゃ?♪にんじゃ?ゴームズ?♪」カチャカチャ
HB「ヘンな奴だがマジで治してやがる。すげえもんだ」シュボッ
フレンダ「結局、私達はこの『異次元帰還装置』を使ってコンボイとかメガトロンとかを元の世界に帰すのが仕事って訳ね。見た目はSFな銃ってカンジだけど・・・」
滝壺「昔のマンガみたいな銃だね」
麦野「こいつらを追い返した後はまたブラブラしてこーいう連中を追い返すのね」
フレンダ「うはー、メンドそー」
絹旗「うう・・・コンボイ司令官、早く超元気になってください」
浜面「これじゃあこの先が思いやられるぜ・・・」
HB「なあに、こいつらが特殊なだけであってだな、こんな面倒な連中がゴロゴロいるってんじゃねえんだ。気楽にいこうぜ」フーッ
麦野「なんでアンタはそんな楽天的なのよ」
HB「俺のいた世界に比べりゃこの世界は平和すぎてアクビが出ちまうぜ。考えも緩くなるってもんだ」ポイッ
 「ちょっと君、今タバコポイ捨てしたでしょ」
HB「?」
 THWIP!
スカーレットスパイダー(ベン・ライリー)「だめだよ、ポイ捨て禁止。ハトのエサクッキーなら道に放ってくれてもいいけどね」
麦野「スパイダーマン」
HB「知り合いか?」
麦野「この街じゃ知らない奴はいないわよ」
Sスパイダー「僕のことを?こっちは初対面だけど僕を知ってくれてるなんて、これがモテキってやつなのかな?」
麦野「・・・ん?」
409:
>>408
スカーレットスパイダー:スパイディことピーター・パーカーのクローンであるベン・ライリーがコスチュームを着た、別のスパイダーマン
 顔も性格もピーターとそっくりで、正義感も強いため、当初こそスパイディと戦ったがすぐにヒーローとして活動することになる
 後に『ピーターのクローン』ではなく、『ピーターがベンのクローン』であると発覚し、ピーターはスパイダーマンを引退、ベンが本物のスパイダーマンとして活動することに
 しかしその後に『実はやっぱりベンがクローンで、ピーターがオリジナルでした』という展開になり、ピーターを助けて消滅してしまった(有名な『クローンサーガ』)
 ピーターの叔父であるベンおじさんの名前と、メイおばさんの旧姓のライリーという名前をもらってベン・ライリーという名前に。性格もいい奴でジョークも言う
 スカーレットスパイダーの外見は、スパイダーマンとは多少異なり、蜘蛛の巣のデザインがなくスッキリした見た目だがパーカーを着ている
 ウェブシューターもスパイディの場合は手首のコスチュームの中側にあるのか、描かれていないことが多いが、ベンの場合は外側にしっかりと描かれている
 ピーターが引退してベンがスパイダーマンとして活動している間はスカーレットスパイダーのコスチュームとは異なり、従来のスパイディとほぼ同じコスチュームに着替えている
 それでも細部のデザインは異なり、ウェブシューターも外側についている
 クローンサーガというエピソードそのものは評価が悪いが、スカーレットスパイダーそのものの人気は高く、ベンではない別人がその名を継いでいる
 ちなみに、格ゲーのマブカプ3でスパイディのDLCとしてスカーレットスパイダーのカラーがある。ちゃんとパーカーを着ている
410:
浜面「ありゃ?麦野達ってスパイダーマンと一緒に学園都市を守ってたんじゃ・・・もしかしてウソだったの!?」
麦野「んなことない!一緒に写真とったし!」
滝壺「・・・ちょっと待って、このすぱいだーまんは見た目がちょっと違う」
麦野「!」
Sスパイダー「おいおい、もしかしてピーターのことかい?僕のそっくりさんのことを言ってるのかな?まあホントは僕がピーターのそっくりさんなんだけどね」
浜面「???」
フレンダ「どういう訳?」
Sスパイダー「あー、まず僕ってこの世界とは別の世界の人間なんだよね。強盗を捕まえて帰る途中に嵐に巻き込まれて、気がついたらこの世界にいたんだ」
HB「・・・偶然こっちに来たってのか」
Sスパイダー「この世界・・・この街がミュータントでいっぱいなのには驚いたけど、もしかしてこの世界にピーターが来たことがあるってこと?」
絹旗「なるほど、スパイダーマンの世界から来た超別人のスパイダーマンということですか」
リード「いいや、ちょっと違うね」カチャカチャ
Sスパイダー「ヤア、あんたはFFのMr,ファンタスティックだね。あんたもここに?」
リード「君は『僕達とは別の世界から来た』みたいだ。僕達の世界にいたベン・ライリーは、ピーターのために消滅してしまったからね」
浜面「!」
フレメア「だ、大体どういうこと?」
リード「ベン・ライリーはピーター・・・スパイダーマンのクローンだったが、ピーターを助けるために身を呈して守ったんだ。君は・・・僕達の世界と似た平行世界のベンということだろう」
滝壺「ややこしい」
Sスパイダー「確かに僕はピーターのクローンだし、身を呈して助けた。でも僕はこうやってピンピンしてるよ。ピーターだって元の世界でヒーローとしてやってるし」
フレンダ「結局・・・どゆこと?」
リード「『ベン・ライリーが消滅しなかった可能性の平行世界』から来たんだろう。そういう風に、世界というものは無限の可能性から成り立っているんだ」
リード「ベン、君がいた世界は僕達の世界とは違う『もしも・・・WHAT IF』の世界さ。話が合わないのはそういうことだ」
絹旗「超理解できたようなできてないような・・・」
HB「つーかテメェ、口調がおかしいぞ」
フレンダ「普段がおかしい訳なんだけどね」
413:
>>410
WHAT IF:アメコミではしばしばある『もしも○○が○○だったら・・・』という作品のこと。ドリフじゃないよ
 『もしもベンおじさんではなく、メイおばさんが亡くなったら・・・』、『もしもFFが皆、能力が同じなら・・・』といったIFの展開を書いている
 MARVELだけでなく、DCにもこのシリーズはあり、『もしもスーパーマンがアメリカではなく、旧ソ連に墜落していたら・・・』などがある
 大体は単発の話だが、『エイジ・オブ・アポカリプス』のように大型クロスオーバーにも発展している。これは平行世界とカウントされている(厳密にはこれはWHAT IFではないが)
 シヴィル・ウォー』や『AvX』などの大型クロスオーバーでもWHAT IFのストーリーもあり、無限の可能性を秘めている
 このスカーレットスパイダーは『もしもベンが生き残っていたら・・・』という世界のキャラということで
417:
麦野「なるほどな。つまりはコイツはあたしらが知ってるスパイダーマンのクローンか」
Sスパイダー「へえ、平行世界のピーターがこの世界にいるってことか。面白そうだけど顔を合わせたらビックリするだろうな」
フレメア「ややこしいったらありゃしない。にゃあ」
HB「そんじゃ、元の世界に戻してやるか?」
Sスパイダー「ちょっと待ってよ。せっかく来たんだからもう少し遊ばせてくれない?ピーターにも会ってみたいし、何よりこの世界居心地がいいんだ。皆が声援をくれるんだもん」
麦野「・・・しゃーねーなァ・・・後で追い返すからね」
Sスパイダー「オッケー」
リード「HAHAHA☆こりゃまた一悶着ありそうだ。さあて、修理完了だよ♪」バン
コンボイ「ウウム・・・・・・何とか治ったか。感謝する、Mr,ファンタスティックとやら」
絹旗「ヤッター!さすが超無敵のコンボイ司令官!」
リード「いいっていいって!僕も異世界のロボットの構造を知れてラッキークッキー洗濯機ーだよ♪」
浜面「で、メガトロンとスタスクは?」
メガトロン「このスタースクリームめが!後先考えずに行動するから失敗するのだぞ!」ガミガミ
スタスク「お、お慈悲を・・・メガトロン様・・・」
Sスパイダー「君の気持わかるなー、先のこと考えずにクローンとか登場しちゃうから話がむちゃくちゃになっちゃうんだよ」
メガトロン「こやつの言う通りだ!最初から最後までをしっかり練らねば着地点があっちやこっちになって迷走してしまうのだ!」
スタスク「グスン・・・」
浜面「説教タイムかよ」
滝壺「まるでヒーロー」
HB「おい、おめーらそろそろ帰ェる時間だぜ」
メガトロン「ム!そうか。迷惑をかけたな人間ども」
フレンダ「意外と改心してる訳」
絹旗「ああ・・・コンボイ司令官達が超帰還してしまうなんて・・・」
418:
メガトロン「さらばだ人間ども!いずれわしがデストロンを率いて侵略に来てくれるわ!ウハハハハ!」
スタスク「次こそはニューリーダーとなった俺様の勇姿を見せてくれるぞ!」
コンボイ「さらばだ少女達・・・我々は我々の世界で・・・いつまでも待っているぞ」
麦野「はいはい、待っててもらっても行きゃしないわよ」
フレンダ「そんじゃリードお手製のこの銃型装置で!」BEEEEE!
 MMMMMOOOOOOOOOO・・・・・・
滝壺「ホントに帰っちゃった」
フレメア「銃からビームがでて元の世界に帰すなんて・・・子供っぽい。にゃあ」
リード「HAHAHA☆1200円で商品化してるよ♪」
フレンダ「えい」BEEEE
リード「あれ?どうして僕に向けて――」MMMOOOOO・・・
滝壺「りーども帰っちゃった」
麦野「ナイスフレンダ」
フレンダ「当然な訳よ」
HB「帰ったってことは、奴さん元の世界に帰りたいって気持ちもあったんだな。家族かなんかがあるんだろうぜ」
浜面「さあ、俺達は仕事を再開しようぜ。コンボイ司令官達の暴れた痕はほっとくしかねえな」
絹旗「スパイダーマンはどうするんですか?というかスパイダーマンが二人になっちゃうと呼ぶのが超面倒ですね」
Sスパイダー「僕のことはベン、もしくはスカーレットスパイダーでいいよ。僕はちょっと街を探索してくるね。そんじゃ」THWIP!
419:
浜面「さて、そんじゃ学園都市を散策に・・・・・・」
滝壺「?」
HB「どしたハマヅラ」
浜面「・・・あ?・・・言っていいのかな?なんか・・・これでもかってくらい異世界人っぽい連中が目にうつっちまったんだが・・・」
フレメア「え?」チラッ
シュレッダー「このバカモンどもが!ディメンションXを経由してタートルズの隠れ家に行く途中だったのに、貴様等に移動装置の操縦を任せたらこうなってしまったではないか!」
ロックステディ「あァ?・・・でもボス、ここはキレイな街ですぜ。別に問題はないんじゃないですかねぇ」
ビーバップ「フゴッ・・・そうッスよ。俺達ァハンドルとアクセルを間違えただけでさあ」
シュレッダー「脳タリンが!アクセルとブレーキなら間違うかもしれんが、どうすればハンドルと間違うのだこのブタ!」
ロックステディ「そんなこと言ったってなあ・・・」
ビーバップ「ボスが操縦すりゃあ良かったのに」
シュレッダー「吾輩は作戦を立てるのに忙しいのだ!貴様等は吾輩の命令をちゃんとこなすだけでいいのだ!」
ロックステディ「運転下手なんだぜきっと」
ビーバップ「ああ、こないだレースゲームでめちゃくちゃ暴れてたからなボス」
シュレッダー「聞こえてるぞバカモン!」
423:
>>419
シュレッダー:1984年に発売されたアメコミ、『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』の悪役。日本でもテレビなどが放送されて有名
 タートルズの悪の組織、フット団のアメリカ支部リーダーであり、日本人。本名は『サワキ・オロク』。兄弟弟子がタートルズの師匠であるスプリンター先生
 異次元から地球を侵略にきた『クランゲ』と手を組み、スプリンターが暮らしている下水道に触れた者をミュータントに変えるアイテム『ミュータンジェン』を投げ込んだことから全てが始まった
 ミュータンジェンの影響でスプリンターはネズミの姿に、そして亀どもがタートルズになった
 悪役といってもやることなすこと失敗しており、87年のアニメ、通称『旧テレビ東京版(旧テレ東版)タートルズ』では全体的にセリフが面白く訳されてるkとおもあって愛されキャラに
 タートルズからは鉄板頭や鉄仮面などとからかわれていたり、クランゲからも本名の『サワキちゃん』と呼ばれている。本人は嫌がっているものの、自分で鉄板頭と名乗ることも
 次回予告でドラえもんのマネを披露したり、おかあちゃんへ手紙を書いたりしている。しょっぱいアンチョビが大ッキライ。「それだけはやめろぉ!」と言うほど
 ・・・と、面白キャラでもあるが、他の作品では冷酷なキャラとして描かれていたりもする。でもファンからの愛称はサワキちゃん
ロックステディ:シュレッダーの子分。人間だったがミュータンジェンの影響でサイの姿になった。見た目的には強そうだが実はそうでもない
 特にオツムの方が弱く、命令もロクにこなせない。シュレッダーに「このバカモン!地下室は地下にあるにきまっとるだろ!」と怒られるほど
ビーバップ:シュレッダーの子分。人間だったがミュータンジェンの影響でイボイノシシの姿になった。見た目的には強そうだが実はそうでもない
 同じくオツムは弱く、ロックステディと一緒にミスをしてシュレッダーの計画を失敗させてしまうことが多い
ディメンションX:タートルズ世界における異次元。クランゲの故郷
428:
麦野「は・ま・づ・らぁ???!またメンドそうなのを見つけやがってェ?!」
浜面「俺のせい!?視界に入っちゃった俺のせい!?」
シュレッダー「ちくしょう、ドリルモジュールのエネルギーが足りない。これではディメンションXへ帰れぬではないか!ビーバップ!ロックステディ!今月のお給料は70%カットだぞ!」
ロックステディ「そんなあ!そりゃあんまりですぜボス!」
シュレッダー「ええい黙れこのウスラトンカチ!修理するから黙っていろバカモン!」カチャカチャ
ビーバップ「ひどいぜボスったら・・・おいロックステディ、あそこにいる人間がこっちにらんでやがるぜブヒ」
ロックステディ「あぁ。ちょうどイライラしてたとこだしストレス発散しようぜ相棒」
フレメア「こっちきた!にゃあ」
滝壺「下がっててふれめあ」グイ
ロックステディ「おうおうねーちゃんたち!俺たちゃちょいと激ぷんおこおこ丸なんだ。理由はねえけど殴らせろや」
フレンダ「結局、変なヤツらな訳ね・・・」
麦野「浜面、ヘルボーイ、テキトーにあしらってやりな」
HB「おう、任せろ」
浜面「今こそタスクマスター教官に習った戦法で戦う時だな!しかも相手はチンピラ、俺の土俵だぜ!」ポキポキ
ビーバップ「たまげた。ありゃあミュータントか?全身真っ赤なヤツがいるぜ」
ロックステディ「かまやしねえ、やっちまえ!」
 WHAM! SMAK! BOOOOOOM!
ロックステディ「か、勘弁してくれェ?!」
ビーバップ「やめてよしてぶたないで!」
429:
>>428
ドリラモジュール:シュレッダー達フット団がしょっちゅう使う乗り物。先端がドリルになっており地面をホリススム。モグラちゃんとも言われる
431:
フレンダ「てんで弱い訳よ」
浜面「おら、誰にケンカ売ってんだコラ」ポキポキ
ロックステディ「こりゃまずい、ひとまず退参だ?」ドタバタ
ビーバップ「おい待ってくれよロックステディー」ドタバタ
麦野「おい逃がすんじゃないわよ。とっとと送り返すわよ」
フレンダ「あ!そうだった」
シュレッダー「ようし、これであとはエネルギーの充電が完了すればディメンションXへ戻れるぞ。フフハハハ!やはり我輩は天才だな!」
ビーバップ「ボスゥ?!早く逃げましょお?!」
シュレッダー「どうしたお前達・・・なんだ後から追ってくる連中は!」
ロックステディ「あいつらがおれたちにヒドイことするんだ!早くモグラちゃんに乗って行きましょう!」ウィーン
シュレッダー「まったく貴様等は面倒事を次から次へと起こしやがって!」ガチャン ドドドドドドド
HB「おいおいアイツら変な機械に乗って行っちまったぞ!」
絹旗「あんな超ドリルなメカが学園都市を暴走したら超まずいですよ!」
麦野「ったく、どきなアンタら。原子崩しで狙撃して・・・」
 「お嬢さん達ィー!何をそんなにあわててるのサア!」バッ
麦野「!?いきなり人がッ!しまった!」ビーム
 「UGYAAAAAAAAA!」ビビビ
滝壺「人に当たっちゃった」
浜面「ヤベえ!」
麦野「そ、そんなつもりじゃ・・・いきなり前に出てくるから・・・・・・って・・・」
 プスプス・・・
マスク「フウ?ッ。燃えたぜェ。熱い情熱のエネルギーってヤツ?僕ちゃん心臓がドックンドックンいっちゃってるぜホラ」ドックンドックン
浜面「む、麦野の原子崩しをくらったのに黒コゲになっただけ!?」
絹旗「心臓が超飛び出してどっくんどっくんしてますが・・・う・・・超キモイです・・・」
435:
>>431
マスク:ダークホースコミックスのコミックに登場する奇想天外なトリックスター。映画化されて非常に有名。むしろアメコミ原作ということを知らない人が多いくらい
 話の内容は緑色のマスクをかぶった男が別人のように変貌し、驚異的なパワーを手にするというもの。コミックと映画では異なる点も多い
 共通しているのは『ハイテンションでハチャメチャな怪人になる』こと。ほぼなんでもアリで、バイナマイトを飲み込んでドモンしてもゲップですむほど
 ポッケから無数の銃器をとりだしたり、心臓が飛び出したり、目玉が飛び出たりとギャグ漫画のようなことをしまくる。映画では北欧神話のロキの力が宿っているという設定に
 特に映画は『ジム・キャリー』が主演を演じたこともあり大ヒットし、日本のテレビでも度々放送され、知名度はとても高い。吹替えの山寺宏一の演技もあってハチャメチャっぷりがすごい
 続編も制作されたが、1作目のようにはヒットせずに終わった。コミックの方は暴力表現が多いものらしい
439:
麦野「な!?てっ、てめぇ!なんで平然としてやがる!」
マスク「ちょいとやめておくんなまし?。女の子がそんな声を荒げるもんじゃありませんのことですわ?」ケタケタ
滝壺「不気味」
マスク「それよかサ!何あわててンの?トイレならこの近くにないから俺っちが代わりになってあげるよ!」ビバーン
フレンダ「ひいっ!?トイレに変身しやがった!」
マスク「世界最先端の日本のウォシュレット水洗トイレよ。エンリョせず使って?」ンガー
絹旗「変身系の能力者でしょうか・・・それにしても超変態です」
浜面「た、滝壺のトイレ姿・・・」ボタボタブー
滝壺「はまづら?」
フレメア「大体、私達はサイとブタの人を追っかけるんじゃなかったの?」
フレンダ「ッハ!そうだった!こいつが邪魔したから忘れてた訳よ!」
マスク「え、ストーカーするの?俺もやるやる?!」グルグルグル
絹旗「超元の姿に戻りました・・・」
フレンダ「あのヘンなドリルモグラを止めなきゃなんない訳よ!邪魔しないで!」
マスク「Oh、ンなの楽勝☆」ヒョイ
 VVVVVVVVVVVVVV!
シュレッダー「なんじゃあこりゃあ?!ドリルモジュールが宙に浮いちまってるぞオイ!」
ロックステディ「うひいいい!怖いよボスゥ?!」
シュレッダー「やめろ暴れるなボケナス!機械が壊れる!」
ビーバップ「高いの怖いー!」
麦野「メカを空中で止めた・・・念動力系の能力?ホント何者よコイツ・・・」
マスク「ボクにかかりゃこんなの朝飯通り越して夜食前なのじゃぜい」
HB「・・・不思議とコイツには感じるものがあるぜ」
441:
>>439
感じるものが?:ヘルボーイとマスクは同じ出版社のコミックス。共演したかどうかは知りません
448:
ビーバップ「うえあああ!高いよ怖いよ?!」ガタガタ
シュレッダー「ふおおおやめんかこのオタンコナス!」
ロックステディ「オウチに帰りたいよお?!」ガタガタ
シュレッダー「・・・・・・もうこんな生活ヤだ・・・」
フレンダ「とにかく止まってるあのメカごとこの銃で元の世界に送り返すわけよ」BEEE
 MMMMMMMOOOOOOOOOO・・・・・・
マスク「WHAO!今の何?瞬間移動のマジック?俺もできるよホラ」シュン
マスク「ホラ」シュン マスク「ホラ」シュン マスク「ホラ」シュン マスク「ホラ」シュン マスク「ホラ」シュン マスク「ホラ」シュン
フレメア「今度は分身した!にゃあ!」
麦野「てめえ異世界人か!」
マスク「ありゃ、間違えちゃった??メンゴゴンメ」シュン
浜面「こいつめちゃくちゃだな・・・」
マスク「ボクちゃんパーティに行く途中にトラックに激突されてサ、吹っ飛んで地球52周した辺りで気付いたらこの世界にいたってストーリーなの。別の世界ってテンションあがるよなァ?!」
滝壺「めちゃくちゃすぎるよこの人」
HB「何だかしらねえがとにかく元の世界に帰しゃいいだろう」
フレンダ「それもそうね。そんじゃ結局、短い間だった訳よ」チャキ
マスク「ウワオ!いきなり銃なんてコワイ!お金ならホラ!撃たないで!」ドザザザザアーーー
絹旗「今度は超山ほどのコイン!?」
浜面「・・・」ソ?
滝壺「はまづら、ネコババ禁止」
浜面「じょ、冗談だぜ滝壺。フレンダ!早くこいつやっちまえ!」
フレンダ「浜面のクセに私に命令するんじゃないの!くらえ?い変な緑の顔の人?!」BEEE
マスク「当たるかバカモン!」ヒョイ
フレメア「身体に穴が!?にゃあ!?」
麦野「帰りたくないのかよお前!」
マスク「知らない人の光線銃はくらっちゃいけないって学校で教わったもんねー♪」
454:
HB「おいテメエ!これ以上ややこしくすんじゃねえ!大人しく元の世界に帰りやがれ!」
マスク「アラ怖い怖い。ちびっちゃうよおいら?」ジョバジョバ?
HB「き、きたねぇっ!てめえ!」グオ
浜面「落ちつけヘルボーイ!いちいちかまってたら身がもたねえぞ!」
マスク「ちょい待ち。今何時?ヤッバイパーティに遅れっちまう!ヘイ嬢ちゃん!早く俺を元の世界に帰してくれ!俺は何も悪いことはしてない!こんなトコに縛るんじゃあないよ!」
麦野「こっ・・・この野郎・・・」
フレンダ「結局ムカつく訳だけど・・・そこまで言うんならとっとと帰してやるわ――」
 「まてーーーい!」
フレンダ「!?」
 デーデデーデデーデデーデデーデー♪デーデデーデデーデデーデデーデー♪
絹旗「何!?何ですかこの超BGMは!?」
滝壺「皆、アレ」
浜面「!?」
レディプール「魅惑の美人アサシン!レディプール!」バーン!
キッドプール「子供だけどクレイジー!キッドプール!」バーン!
ドッグプール「(◆ω◆)」バーン!
ヘッドプール「ゾンビで首だけでタケコプター完備って属性ありすぎヘッドプール!あ、こいつは犬のドッグプールね」バーン!
デッドプール「そして俺ちゃん!オリジナルにして原点にして変態!デッドプール!」
 デッドプールコープス『みんなそろって!宇宙最強デッドプールコープス!!!』
   \DOKAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAN!/
459:
>>454
デッドプールコープス:宇宙の危機を救うために結成された、デッドプールの、デッドプールによる、デッドプールだけのチーム。狂気の沙汰
 かつてない脅威の前に、デップー一人では荷が重いため平行世界のデップーをかき集めたクレイジーチーム。人気もありおもちゃ化もしている
 翻訳本も出た『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』の続編に登場する
レディプール:女性版デップー。ポニテの金髪美人。マスクの下の素顔は焼けただれているが、後に治って美人さんに
キッドプール;子供版デップー。カタナではなくビームサーベル二刀流
ドッグプール:犬版デップー。デップーのマスクをした犬
ヘッドプール:ゾンビ版デップー。ボートのプロペラエンジンにまきこまれて身体がバラバラになり、首だけになった。『MWM』にも登場し、デップーとヘップーの出会いがコープスの始まり
デッドプール:ヤッホイ!俺ちゃんだよ!そうだよ!俺ァあんたのことも見てるんだぜ!自分で言うのもなんだが俺ちゃんの人気ってパネェね!俺ちゃんが登場する他のSSも見ろよな!
463:
浜面「なんじゃあこいつらあああ!」
滝壺「ふれめあ、見ちゃダメ」サッ
フレメア「アワワ・・・」
麦野「何なんだよ全くさあ!次から次へと!」
デップー「落ちつきなむぎのん。俺ちゃんズが来たからにはもう安心だぜベイベー」
HB「問題しかねえと思うがな」
レディプー「何て言い草よ。私達、この世界がヤバイってっから来たってのにっ」
滝壺「やばい?・・・」
絹旗「むしろあなた達が超ヤバイです・・・」
ドップー「(◆ω◆)」
ヘップー「そりゃこの短編だけ色んなキャラ出すぎだもんな。ゴチャゴチャってレベルじゃあねーもん」プロペラペラペラ・・・
フレンダ「うええ・・・首だけ・・・」
浜面「タケトンボで浮いてやがる・・・何なんだこいつらあ!」
マスク「オエエ、お前らキモイ!変態!こっち来ないで!」
デップー「何よ!アンタこそキモイじゃないのさ!顔色悪いよダイジョブ?」
麦野「あああ?????・・・今日一日でストレスが・・・」ゲッソリ
レディプー「まあジャガノにTFにタートルズの敵とかね、つめこみすぎよね」ポンポン
キップー「この世界ってば色々おかしいもんね」
HB「お前らが言うかそれを」
フレンダ「もうッ!結局早く帰ってほしい訳よ!」
デップー「せっかく来たのに即チェンジ!?あんまりだ!」
マスク「さすが現代ッ子!恐れをしらねー!」
浜面「てめえもイキイキしてんじゃねえ!」
469:
フレンダ「ええいっ!もう帰りやがれー!」BEEE!
マスク「来るぜベイビー!あれにあたったら終わりだゼイ!」
デップー「NO!人気者の俺っちが数レスで退場なんてもったいないのん!」
レディプー「あら、よく見たらアンタいい男ね。強いの?強い男じゃないとアタシは興味ないわよ」
マスク「ご心配なくお嬢さん。私は宇宙一のトリックスターさ」キラーン
ヘップー「うげえキモイ!かっこつけちゃってェ?!歯は真っ白でキレイね」ペラララ
ドップー「(´◆ω◆`)」
キップー「アンタ鏡みたほうがいいよ」
マスク「そんじゃ俺様の神秘のパワーを見せてやるぜ!この世界にゃ長居しちまったしアンタらをアタクシの世界にご招待するわん!」
ドップー「Σ(◆ω◆;)」
キップー「まじで!?ヤッター!」
レディプー「私達は全宇宙を守るデッドプールコープス。あなたの世界を救いに行くのも一興ね!」
デップー「ちょちょちょ!ちょマテよ!この世界はほっとくの!?学園都市だよ!?マスクの世界行ってどうすんの!」
ヘップー「俺達がいたらこのSS話進まねえからな。しょうがねえぜ」ペラララ
マスク「そいじゃ行くぜえ!オラにかかりゃ次元移動なんざオチャノコだ!」
 MMMMMMMMMMMOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO・・・
レディプー「いくわよ!デッドプールコープス・アッセンブル!」ギューン
キップー「わーい!マスクの世界とか全然しらないから楽しみー」ギューン
ドップー「(`◆ω◆′)」ギューン
ヘップー「数レスでも出れただけで十分だよな。んじゃあな学園都市?」ギューン
デップー「わーんヤダヤダ!まだ帰りたくな?い!」
マスク「グヘヘヘ、じょうちゃん、おじちゃんと行こうねェ?」グイ
デップー「ほあああああああああああああ!」ギューン
絹旗「・・・」
浜面「・・・」
HB「・・・帰ろうぜ」
473:
 DOOOOOOOM!
滝壺「また轟音」
麦野「もうッ!もうッ!もうっ・・・・・・ホントなんなの今日・・・」ハア・・・
絹旗「落ちついてください麦野・・・私達も超つらいんです」グスン
浜面「・・・おい・・・ありゃあ・・・・・・なんなんだ?・・・」
HB「・・・ビルよりも大きい・・・巨人!」
ウルトラマン「デュアッ」キョロキョロ
フレンダ「何か困ってるみたい・・・」
浜面「たぶん異世界から偶然来て、この世界に戸惑ってるんだろ・・・」
ウルトラマン「ヘアッ!?」ビクゥ
HB「・・・ヤロォ、俺と目が合ってビビりやがった・・・」
麦野「フレンダ、帰してあげな・・・」
フレンダ「うん。この方がお互いのためって訳よ」BEEEE
ウルトラマン「ダアアッ!」
 MMMMMMMMMOOOOOOOOOOO・・・・・・
仮面ライダー1号「ここはどこだ?いつの間にか知らない街に来ているぞ」
仮面ライダー2号「きっとショッカーの仕業だ!おのれショッカーめ!」
滝壺「バッタのカッコした人達が・・・」
浜面「見るからに異世界人だ。俺でも気付く」
フレメア「大体、慣れって怖い」
麦野「・・・・・・フレンダ」
フレンダ「クーリングオフビーム!」BEEEEE
 MMMMMMMMMOOOOOOOOOOO・・・・・・
474:
>>473
ウルトラマン:言うまでもない日本を代表するヒーロー。光の巨人。アメコミで描かれたこもある。
 ちなみに、スーパーマンの悪バージョンのキャラの名前もウルトラマン。光の巨人の方はそれよりも後に登場したとのこと
仮面ライダー1号:言うまでもない日本を代表するヒーロー。正義のライダー。
 1号を演じていた藤岡弘がバイクスタンドで事故ってケガしたため、代役として2号が登場した
仮面ライダー2号:正義
477:
仮面ライダー1号「ム!何だ!光線銃か!」
仮面ライダー2号「きっとショッカーの仕業だ!」
 MMMMMMMMOOOOOOOOOOOO・・・・・・
悟空「なんかしんねえけど、修行してたら知らねえとこに来ちまったみてえだ。早くけぇらねえとチチにどやされっぞ?」
フレンダ「ええい帰りやがれ光線!」BEEE
キン肉マン「うわーんミートォ?!どこに行ったんじゃあ?!テリーマーン!ロビーン!迷子になってしまった?!」ビエー
フレンダ「送り返しビーム!」BEEE
ケンシロウ「・・・・・・北斗神拳は――」
フレンダ「いいかげんにしろレーザー!」BEEE
浜面「なんなんだこりゃあ・・・・・・次から次ってレベルじゃねえぞ・・・」
滝壺「ちょっと異常」
HB(・・・いくらなんでもこりゃ・・・・・・何かあるんじゃあ・・・)
麦野「はあ??????・・・・・・もう・・・疲れたわ・・・」ゲッソリ
アンパンマン「君、大丈夫かい?僕の顔をお食べ」スッ
麦野「!?頭がッ・・・」
フレンダ「麦野にエサを与えないでください!」BEEE
 MMMMMMMMMOOOOOOOO・・・・・・
479:
>>477
悟空:世界でも人気の日本の漫画、『ドラゴンボール』の主人公の孫悟空。ヒーローとも言えるがヒーローとは違うのかもしれない
 MARVELのエピソード、『オンスロート』にてFFのリードとスーの子、フランクリンが遊んでいたおもちゃ(人形)が悟空にとても似ている。おそらく悟空
キン肉マン:ドジで強いつもりのスーパーヒーロー。心に愛がなければスーパーヒーローじゃないのさ
 マンガ初期ではアメコミ調の絵柄。作者もアメコミに影響を受けたと公言している。本編にキャプテンアメリカやピーピーマン(スーパーマン)、スッパイダーマン(スパイディ)もいた
ケンシロウ:外国でも人気の世紀末ヒーロー。アニメのOPや決め台詞はアメリカでも浸透している
 作品内の世紀末感がインパクトがあったのか、アメコミでも荒廃した世紀末的な世界観の物語が数多く描かれることになった(直接の関係は不明)
アンパンマン:日本が誇る、世界一優しいヒーロー。たまにアメコミのヒーロー達とどちらが強いか議論されている
 アメコミヒーローでも救うのが難しい『飢え』から人々を救う偉大なヒーロー
483:
 ・・・・・夜
麦野「あああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・疲れたぁぁぁ・・・」グテー
絹旗「超カオスでしたね今日の学園都市は」
フレンダ「結局、簡単な仕事と思ってたけど想像以上だった訳よ・・・」ゲッソリ
浜面「もしかして上はこういうことを見越して俺達に仕事させたんじゃねえのか?・・・」
フレメア「アイテムって大変なんだね?」
HB「・・・」
滝壺「でも、いくらなんでもおかしすぎると思う。今まではこんなことなかったのに・・・」
フレンダ「そりゃサノスとダークサイドのせいで世界の壁が?とかいう話な訳でしょ結局」
絹旗「まったく、超人騒がせですね」
HB「・・・こりゃちょいとにおうぜ。何者かが糸を引いてるんじゃあねえのか?」
浜面「なんだよ何者かって。ッハ!黒幕ってやつか!」ガタッ
フレメア「なんでテンションあがるの」
絹旗「前に言ってたあなたの超宿敵とかいう人ですか?」
フレンダ「ああ、坊主頭のハゲとか言ってたっけ」
HB「・・・可能性はあるな。いや、そうじゃなきゃ納得できねえ」
麦野「そんじゃあ、明日はそいつをブチのめして終わりにしましょ。そうじゃなきゃ毎日こんなことあったら身がもたないわ・・・」
フレメア「でも大体、どこにいるの?」
HB「さあな・・・いつもは向こうから俺の前に現れるんだが」
浜面「滝壺、探せねえか?」
滝壺「さすがに会ってもない人を探すのはできない」
麦野「細かいことは明日にしましょ。もう今日はゆっくり休みたいわ・・・ハア・・・」
488:
浜面「女性陣はもうおやすみか。ヘルボーイ、銭湯行こうぜ銭湯」
HB「セントー?」
浜面「一言でいやあ風呂だ。すっきりするぜ」
 ?????
 カポーン
浜面「いやあ?、あったまるねえ。・・・というか、こんなとこで再会するとはな大将」
上条「俺もおどろいたぜ。何がって、お前が召喚された2体目の悪魔と一緒にいることにな」
HB「悪魔悪魔って言うけどよ、俺ァ物心ついた時からずっと人間と一緒に過ごしてきたんだ。お前さんが思ってる悪魔ってーのとはちと違うぜ」
上条「ああ、悪い。そういうつもりじゃないんだ」
HB「気にしてるんじゃねえよ。それより、お前さんこの辺りでハゲの坊主を見てねえか?」
上条「へ?」
浜面「アンタの宿敵ってやつか」
HB「そいつがいるのはわかってんだ。この混沌もヤツの仕業だろうぜ。どこかに潜んで不気味な儀式でもしてるんだろうに」
上条「うーん、見たってんじゃないけど、12学区に変な集団が出没するって話を土御門から聞いたな」
浜面「12学区?宗教がどうのこうのいうとこか」
上条「俺が実際に見たんじゃないし、ただの噂でしかねぇけど」
HB「ハマヅラ、明日はそこに行くぞ。きっとヤツだ」
浜面「そうだな。ありがとよ大将。いい情報が手に入ったぜ。そんじゃそろそろあがろうか」ザバー
上条「それじゃ俺もあがろっと。インデックスもあがってるころだろうし」
HB「カミジョウ、帰りに悪魔に遭遇しないように気をつけろよ」
上条「ハハハ、いくら上条さんでも夜道に悪魔と遭遇したりなんかしませんよ」
491:
 ―――次の日・・・
 キキーッ
フレンダ「ここって訳ね・・・12学区にある怪しい施設・・・」
絹旗「久々に超アイテムっぽい仕事になりそうですね」
滝壺「フレメア、危ないからここで待ってようね」
フレメア「えー」
浜面「なあに心配することはないぜ。麦野一人でも十分なのに俺やヘルボーイもカチコミかけるんだ。すぐに終わるさ」
麦野「浜面はここで待機よ」
浜面「」
絹旗「浜面超0点っ!」プギャー
浜面「お・・・俺は力になりませんか?」グスン
麦野「じゃなくて、滝壺とフレメアを万が一の時に守る役よ」
浜面「!・・・・・・任せてくれ!」
フレンダ「ま、結局そんなの必要ない訳なんだけどね」
HB「・・・」
滝壺「どうしたのへるぼーい?」
HB「・・・静かすぎる」
滝壺「え?」
 BBBPPPRRRRRRTTTTTTTTT!
麦野「!」
フレンダ「建物の中から銃撃!?」
HB「早くバットモービルの中に!」
フレメア「わわっ!」アタフタ
滝壺「ふれめあ!早く!」
浜面「ちきしょう!何だッてんだ!」
 ピタッ・・・
麦野「・・・銃撃が止んだ・・・・・・軍服を着こんだあの男が合図をしたのか」
絹旗「・・・あれは超何者でしょう」
HB「・・・ヤロォ」
クロエネン「とうとう嗅ぎつけたか、ヘルボーイ」
493:
>>491
クロエネン:ヘルボーイに登場する悪役で、ナチスの将校。ガスマスクを常につけ、軍服に身を包んだ姿をしている
 本名カール・ルプレクト・クロエネン。ヘルボーイを召喚したラスプーチンによって蘇生させられる。高い医療技術を持つ
 映画版でも1作目に登場。コミックとは打って変わって一切喋らず、機械仕掛けの身体となっている。身体中に武器を仕込んでおり、ソードトンファーなどを扱う
 ソードをブンブン回してキリッと決めポーズをきめたりする。そのカッコつけっぷりからか、一部ではカルト的人気を獲得した
 今でもなお根強い人気を持ち、アメコミ画像スレなどでも画像が貼られることが多く、クロエネン閣下と呼ばれている
 ちなみに、コミックでは普通にしゃべるし一人称は『僕』。戦闘などは(>>1が知る分では)ない
 このSSではコミックの性格と映画の戦闘力を合わせた感じということで
499:
麦野「・・・知ってる奴かい?」
HB「ああ、アイツはクロエネンっつう変態野郎さ。俺の言ってた坊主ハゲの腰ぎんちゃくだ」
麦野「ってことはこの場所でビンゴってことね」
クロエネン「正直、こんなに早く見つかるとは思っていなかったよ。でももう十分だ。この世界は混沌に包まれた・・・君達も目の当たりにしたんじゃないかな?」
絹旗「!・・・やはり異世界人が超異常に多いのはあなた達の・・・」
クロエネン「そうさ、我らが導師の計画によるもの。ヘルボーイ、君もその計画の一翼を担ってもらうことになっている。私はここで、導師の計画の邪魔をする者を迎え撃つ役だ」
HB「またろくでもねえ計画なんだろうぜ。だったら邪魔するっきゃねえな!」
クロエネン「やめておいた方がいい・・・と言っても聞かないのだろうな。今君達を数百の銃口が狙っている。僕の味方・・・もっとも、僕達の世界とは別の世界の人間達だが」
浜面「!」
クロエネン「平行世界の組織・・・『ヒドラ』さ。我々の目的達成後にヒドラの目的である世界制服とやらに協力してあげることになっている」
ヒドラ党員「ハイルヒドラ!」
ヒドラ党員「ハイルヒドラ!」
ヒドラ党員達『ハイルヒドラ!』
滝壺「緑の服の戦闘員・・・多い」
フレンダ「結局、大勢を相手にすることになる訳ね。フレメア、滝壺、浜面、バットモービルで戦う訳よ!」
フレメア「了解!にゃあ」
浜面「おう!」
500:
>>499
導師:クロエネンらはラスプーチンのことを導師と呼び、忠実に従う
ヒドラ:MARVEL世界の悪の組織その三。ハイドラとも言う元ナチスの残党によって結成された悪の秘密結社。メンバーは緑のコスチュームに身を包んでいる
 映画『キャプテンアメリカ:ファーストアベンジャー』の悪役としても登場。映画ではレッドスカルが率いていたが、コミックでは違う
501:
HB「いくぞ!」
麦野「待ちなさい。あんな連中、建物ごとあたしの原子崩しでぶっとばせばいいのよ」フォン・・・
 ビーム! バリィッ!
麦野「!?・・・何・・・かき消された?」
クロエネン「この世界のこともそれなりに調べさせてもらったよ。君達の特殊な能力というものを無効化する装置を作ったんだ。ずいぶん勉強したんだよ」
麦野「能力者対策だって?・・・学園都市のモンがあいつらに手をかしたってのかい?」
クロエネン「話す必要などないね。だが一つだけ教えてあげよう。能力無効化されているのは建物だけだ。この中では大事な儀式が行われているからね」
麦野「・・・つまりアンタはぶっとばせるってことね」
HB「あらいざらいしゃべってもらおうぜ。大体の奴は殴ったりして痛めつけりゃ秘密をしゃべるもんだぜ!」バッ
クロエネン「来るか」シャキン
HB「うらあ!」BOOOM!
クロエネン「HA!」SHUNK!
絹旗「麦野、私達はヒドラだかハイドラだかいう連中をやっつけます」
フレンダ「バットモービルなら火力にものいわせれる訳よ」
麦野「ああ、私とヘルボーイであのガスマスク野郎を――」
 MMMMMMMMOOOOOOOOO・・・・・・
麦野「!?」
クロエネン「おっと、お客さんが来たみたいだ。『偶然』、今、この時に・・・僕達の味方になってくれるかな?」
麦野「こ、これは異次元の渦・・・中から何か――」
カーネイジ「YYYYYYYYEEEEEEEEEEEAAAAAAAAAAAAAA!」
502:
>>501
カーネイジ:スパイディ史上最悪にして最狂のヴィラン。黒いスパイディとも言えるヴェノムから派生したさらなる脅威。
 本名クレタス・カサディ(キャサディ)。重犯罪をいくつもしてきた極悪人で、更生する気のないガチの超悪人
 ヴェノムの本体であるエディ・ブロックが刑務所に収監された際、クレタスが同じ牢に入れられていたのだが、エディがヴェノムに変身して壁を破壊し、牢屋から脱獄した
 その際、壁にくっついていたわずかなシンビオート(ヴェノムを形づくる共生体)がクレタスに付着し、ヴェノムとは違う真っ赤な第3の蜘蛛超人、カーネイジとなった
 スパイディを上回るパワーを持つヴェノムのさらに上を行くパワーを持っており、スパイディとヴェノムの二人がかりでやっとたちうちできるほど強い
 触手は刃のように形を変えて武器にもなり、吸血機能も持つ。さらには再生力も高く、宇宙空間でバラバラに引き裂かれても(負傷したが)無事だった
 見た目はスマートになったヴェノムに、身体中から触手がうごめいている。色は赤だが、スパイディとは少し違い、血の色のような赤
 ヴェノムはスパイディに仕返ししたいだけで、基本的には無関係の人々は助けるスタイルだったのに対し、こちらは全くの無慈悲
 ヴィランを集めてNYの人々を襲いまくり恐怖に陥れた『マキシマム・カーネイジ』事件などを引き起こした。スパイディ以外のヒーローも出張るほどの大事件を数度起こす
 また、シンビオートの子を作ることもでき、キャプテンアメリカやウルヴァリンにも寄生させ、支配下においたこともある(カーネイジ・USA事件)
 スパイディとバットマンがコラボした際には、『あの』ジョーカーと組むことに。それほど狂気のキャラということなのだろう(が、ジョーカーはそれ以上の狂いっぷりだった)
 アルティメット版では、ピーター(スパイディ)のDNAを含む様々な人のDNAを基にして作られた生命体。シンビオートも含まれている。
 グウェンの命を奪うだけでなく、その姿もコピーしてしまった
504:
HB「なんだありゃあ!」
クロエネン「余所見をする余裕が?」ZANG
HB「ARGH!・・・てめえ!」
絹旗「・・・スパイダーマン?・・・いや・・・違う?」
麦野「見るからにバケモンだね・・・何だいアンタ」
カーネイジ「FUUUU・・・・・・いつの間にか知らねえ平行世界にきちまったのか?まあかまわねえ・・・女、お前は健康か?」
麦野「・・・ハア?」
カーネイジ「俺ァ腹ペコなんだ!健康的なサラサラの血よりドッロドロの血としっとりした肉がくいてェ!」グオッ!
麦野「!っ」フォン
 ドオン!
カーネイジ「AAAAAAIIIEEEEEEEEE!」ジリジリ
麦野「何よコイツ!いきなり・・・しかも」
カーネイジ「イイねェ・・・おもしれェ」ウジュルウジュル
麦野「再生してやがる。ッチ・・・」
絹旗「麦野、気をつけてください。こいつは超ヤバイですよ」
カーネイジ「YYYYYEEEEEAAAAAAHHHHHHHHHHHH!」
 BLAM!BLAM!BLAM!BLAM!BLAM!
ヒドラ党員「たとえ首を切り落とされようと!次の首が生えてくる!それがヒドラだ!」BBBPPPRRRTTTTTTTTTTT!
フランダ「おらおらおらー!私のモービルさばきをみろって訳よー!」キキー!
滝壺「めがまわるー」
フレメア「大体、頑丈だから無茶に回避することないのにー!」
浜面「ウオエエエエ!」
フレンダ「建物ごと砲撃って訳よー!」
 BBBOOOOOOOOOOMMM!
505:
HB「このっ!いいかげんしつこいってんだ!」ブオッ!
クロエネン「私の戦闘技術は君のと違い、芸術だよ。石の腕を振り回したり、銃をやたらめったら撃ちまくる君とは違ってね」ヒュンヒュンヒュン!
 ZANG! SLAAASHHH!
HB「ぐあっ!・・・GHH・・・・・・」
クロエネン「さすがに頑丈だが、それだけだ。その動きでは私には届かない」ヒュンヒュンヒュン
HB「・・・てめえら・・・自分の世界だけじゃなく、この世界で何をたくらんでやがる」
クロエネン「同じだよ。ラグナロク計画さ。世界の終わり・・・君が導師の話を聞かないからこの世界で『破壊をもたらす者』を呼び醒ますんだ」
HB「んだと・・・」
クロエネン「異世界との交流は未知のエネルギーを生み出す。この世界は我々が来る以前から、異世界との交流地となっていた・・・そして今、この世界と異世界との壁は薄まっている」
クロエネ「異世界人が異常に多いと言っていたが、それは我々が儀式によって『偶然』を誘発しているからさ。異世界人が雷に打たれただの、嵐に巻き込まれただのでこの世界に来てるのさ」
クロエネン「異世界人がこの世界に導かれ、その時に開く異次元の門・・・ゲートから異世界のエネルギーがこの世界に流れ込む。そしてこの世界には多大なエネルギーが集まっているんだよ」
HB「あいかわらず訳のわからねえことをベラベラ言いやがって・・・とにかくてめえらをブチのめしゃあ全部解決ってことだろ!」ブン!
クロエネン「それは少し違うな。すでに無駄だ。この世界には十二分に異世界エネルギーが流れ込んだ。たとえ門が開くのが一瞬でも、エネルギーはこの世界に溜まっている」SLASH!
HB「るせえ!もうウンザリだ!」
カーネイジ「暴れんじゃねえよ!おいしく食ってやっからよお!ビーフステーキとフィッシュフライってトコか!」
麦野「このっ!」ドオドオン!
絹旗「超窒素ぱーんち!」ドオン!
カーネイジ「RRRRRAAAAAAAA!はねッ返りなヤツだな!」シュン!
 SLASH!
麦野「ッ!っつう!(触手みてーなのが・・・ナイフみてーに!)」
絹旗「麦野!」
 ヒュオ
絹旗「!」キィン
カーネイジ「あン?てめェの肉は冷凍肉か?」
絹旗「窒素装甲です。そう簡単に超突破できませんよ!」
カーネイジ「へェ・・・じゃあ調理法を変えなくっちゃァなァ」
 THWAP!
Sスパイダー「アンタがコック?偽装表示より千倍ヤバイよねそれって」
麦野「スカーレットスパイダー!」
506:
>>505
ラグナロク計画:ラスプーチンが目指す計画。ヘルボーイの持つ特別な力を利用して龍神オグドル・ヤハドを現世に召喚し、世界を滅ぼすこと
507:
カーネイジ「HA!スパイダーマン!こんなトコにまで出てくるたあな!俺達ャ赤い糸で結ばれてるんだろうぜ!」
Sスパイダー「キモチワルイ口説きだけど、君の思うクモ男と僕は別人さ。彼のクローンだよ。でも君をやっつけることはできる」
絹旗「スカーレットスパイダーさん!協力してくれるんですか!?」
Sスパイダー「言うまでもないだろそんなこと。それよりコイツをさっさとやっつけようぜ!」
絹旗「はい!」
麦野「目には目を、クモにはクモってか」ドオ
カーネイジ「いいねェ!新鮮な肉にクモ野郎のデザート追加だぜェ!」
Sスパイダー「僕は食べ合わせがわるいよ。悪いこといわないからチーズバーガーにしときな」SMACK!
ヒドラ党員「おのれ!あのモービル、なんて装甲だ!」
ヒドラ党員「直接叩くぞ!」
フレメア「建物から出てきた!にゃあ」
フレンダ「爆弾でも取り付けようっての?そうはさせんって訳よ!」
 BBBBBPPPPPRRRRRTTTTTTTT!
滝壺「まだ建物内の人達が撃ってきてる。へたには動けないよ」
フレンダ「っちぃ!銃でけん制して回り込んでくる訳!?」
 ガチャ
フレンダ「!?浜面!?」
浜面「直接来る奴は俺に任せろ!滝壺、フレメア、こっから出るなよ!」
滝壺「はまづら!」
フレメア「大体危ないよ!」
浜面「おめーらを守れって麦野に言われたからな!アイテムで一番下っ端がリーダーに逆らう訳にはいかねえぜ!」ダッ
滝壺「はまづらー!」
508:
浜面「きやがれヒドラ!俺はタスクマスター教官に指導してもらったんだぞ!」
ヒドラ党員「ハイルヒドラ!」グオッ
浜面「とあああ!」ジャンプ
ヒドラ党員「!?」
浜面「『デアデビルのアクロバット戦法』!」
 バキッ! ドカッ! スカーン!
ヒドラ党員「何っ!ぐえ!」
ヒドラ党員「がはっ!」
浜面「『ルーク・ケイジのラフファイト』!」
 ボゴ! ボグ! ボガ!
浜面「『スパイダーマンのトリッキー攻撃』!」
 ズガ! ドグ! スパン!
フレメア「すごいすごい!大体、浜面つよい!」
滝壺「・・・はまづら・・・かっこいい」
フレンダ「っちぇ、なかなかやるじゃん。よーし!こっちはこっちでやる訳よー!」
カーネイジ「RRRRRRAAAAAAAA!」
麦野「っく!さわんじゃねえ!」ブオ!
絹旗「超窒素ぱんち!」ドン!
Sスパイダー「スカーレットキーック!」KICK!
カーネイジ「GGHHH・・・AAAAAAAAAAA!」
麦野「ッチ!こいつタフだね!」
絹旗「超手強いです」
カーネイジ「YYYYYYEEEEEEEEEE!」TWHAM!
絹旗「!」 DOOOOOOOM!
Sスパイダー「キヌハタ!」
麦野「大丈夫だ。絹旗は見た目以上に頑丈だよ。あのくらいじゃやられないよ」
 ガラガラ・・・
絹旗「つつ・・・やりやがりましたね。もう超手加減しませんよ」
 ウジュルウジュル・・・
絹旗「・・・?」
 ガバァ!
絹旗「!う――」
509:
麦野「!?絹旗!?」
 ウジュルウジュル
絹旗「?!ッ・・・???!」ジタバタ
麦野「なんだいありゃあ!スライムみたいなのが絹旗を!」
Sスパイダー「!あれは・・・まずい!ということは――」
 WHAM!
Sスパイダー「ARGHHH!」
麦野「!こ、今度は何!?」
ヴェノム「よおスパイディ。やっと見つけたぜェ」
Sスパイダー「ヴェ、ヴェノム!」
麦野「今度は黒いスパイダーマンかよ!」
ヴェノム「久々にこの世界に来ててめェをぶちのめそうと思ったが、仕事サボって女に代わりさせてるってんでガッカリしてたぜ。まあそうこうしてててめぇを見つけたがな」
Sスパイダー「む、麦野・・・絹旗を助けてくれ。早く!」
麦野「あ、ああ!」
カーネイジ「・・・ブロックじゃねえか。こいつァクモ野郎のクローンだってよ」
ヴェノム「ッチ、てめぇもいたとはな。まあスパイダーマンをぶっちめるのが俺の目的だ。今のお前は犯罪をしていない。スパイダーマンを倒そうとしてるだけなら手を組むのもアリだ」
ヴェノム「それにクローンだろうと何だろうと、コイツをブチのめすことに代わりはねえ。同じスパイダーマンだってんならな!」
カーネイジ「HAHAHA!いいぜェ!ヴェノムとカーネイジのチームアップだなァ!」
麦野「絹旗!絹旗!」
絹旗「―――」ウジュルウジュル
麦野「!?・・・おいスカーレット!こりゃどうなってんだ!」
Sスパイダー「ヴェノムのシンビオートがキヌハタに取り付いてるんだ!取りはがさないとキヌハタが――」
絹旗「AAAAAAAAAAAA!」
510:
>>509
ヴェノム:スパイディのライバルとも言えるキャラで黒い第2のクモ超人。このSSシリーズの1作目のラストと2作目の冒頭にちょろっと出てる
 カーネイジとは基本的に敵対しているものの、時によっては手を組んだこともあった
 数日前から学園都市に潜伏していたものの、スパイディがカゼで休み、御坂がスパイダーレディをしていたのでやることがなかったということで
シンビオート:人間に寄生する共生体。少しの欠片からカーネイジになるほど増殖力は高い
511:
HB「!?キヌハタ!?」
クロエネン「へえ、また味方が増えたか。それに何かすごいことになってるね」
フレンダ「絹旗!あれは何かヤバイ訳よ!」
浜面「!?待ってろ!今俺が――」
ヒドラ党員「余所見するな!」BOK!
浜面「っが!てめえらあ!」
絹旗「AAAAAAAAAAAA!」
ヴェノム「おっと、俺達の共生体がいつの間にかあの少女にもとりついたか。だがスパイダーマンの味方をするからこうなるんだぜ」
麦野「てめえええ!」ドオオオ!
ヴェノム「!?AAAAGGGGGGGGGHHHHHHHHH!」
Sスパイダー「共生体をとりのぞけ!」SMACK!
カーネイジ「知ったことかァ!」SLASH!
Sスパイダー「GHHH!」
ヴェノム「このアマ!」WHAM!
麦野「っぐ!」
ヴェノム「スパイダーマンの味方ってだけじゃなく俺にブラスト浴びせるたあ根性あるじゃねえか!」THWAP!
麦野「!足をッ」グイイ
ヴェノム「女を殴るのは性に合わんがてめえは別だ!」BOKKK!
麦野「っがは!」
ヴェノム「くらいやがれ!」ブオ!
 ボギャアァ!
ヴェノム「!?AAARRRGGGHHHHH!」
麦野「!・・・なに?・・・・・・絹旗?・・・」
シンビオート・絹旗「私の仲間に超触れるんじゃないです!」
Sスパイダー「・・・おったまげた・・・キヌハタ、シンビオートを支配してるよ」
512:
ヴェノム「んな・・・お前・・・シンビオートを」
S絹旗「あなた達にできて私にできない訳が超ありません!さあ悪のスパイダー達!超覚悟しやがりなさい!」ボッカーーーン!
ヴェノム「AAAARRRRRR!」
麦野「つ・・・強い!」
ヴェノム「GGGHHHHH・・・」
カーネイジ「ちげェぜ。ヴェノムが弱いんだよ!」SKASH!
ヴェノム「!?GGGAAAAAAAAAA!」
麦野「!仲間割れだ!」
ヴェノム「てめェ・・・何を・・・」
カーネイジ「俺を騙せると思ったかよ。エディ・ブロックはそんな野蛮な奴じゃねえ。ヤツが俺と組むなんざよっぽどのことじゃねえ限りありえねえ。てめェはブロックじゃねェ」
ヴェノム「!」
麦野「・・・何?どういうこと?」
Sスパイダー「ヴェノムの中身が僕の思ってた奴と違うってことらしい」
ヴェノム「・・・フフフ、そうさ。俺はヴェノムであってヴェノムじゃない」ウジュル
テレスティーナ「テレスティーナ=木原=ライフライン。このシンビオートは以前、学園都市で発見されたわずかな欠片を成長させたものさ」
麦野「・・・木原」
Sスパイダー「お、女の人なのォ!?」
カーネイジ「ッヘ、ンなこったろうと思ったぜ」
テレスティーナ「この共生体はスパイダーマンの能力と、元の宿主との記憶も持っていた。私はそれを研究してヴェノムになったのさ!」ウジュル
ヴェノム「だがなカーネイジ。俺はてめェの敵じゃあねえ。俺の標的はこのガキどもさ。テメェと組むってのはウソじゃあないぜ」
カーネイジ「HA!そのひんまがった根性は気に入ったぜ。いいぜ・・・ダーリン」
HB「あの女もてめえらの手の内か!」BOK!
クロエネン「フフ、バラしてしまったなら仕方ない。部外者という設定で行くつもりだったがね。彼女が我々に協力してくれたのさ。見返りは異世界の知識」
HB「この建物にムギノ達の能力が効かねえ装置も・・・」
クロエネン「彼女からの手土産だ。用心棒もやってくれるからずいぶん助かるよ」SLASH!
513:
S絹旗「どちらにせよ、超やっつけられるのに代わりはありませんよ」ウジュウジュ
麦野「絹旗、アンタ大丈夫かい?そんな気色わりィの着て」
S絹旗「超大丈夫です。私はスーパーマンのスーパーブレスも制御したんですよ。このくらい超当然です」フンス
ヴェノム「俺以外がシンビオートを纏うんじゃあねえ!」グオ
S絹旗「どっせい!」ズドム!
ヴェノム「ッ!ガフッ・・・」
S絹旗「あなたは確か超投獄されていたはず・・・超脱走してシンビオートを発見したというところでしょう。私がまた超刑務所送りにしてあげます!」バゴン!
ヴェノム「ARRRGGGHHH!」
カーネイジ「ガッツがねェぞォ!こうやるんだよ!」グアッ
麦野「させっかっての!」ドオン
カーネイジ「GGGAAAAAAA!」
Sスパイダー「新たなシンビオートを纏った人物か。名前は何になるかな?トキシン?ハイブリット?」THWAP!THWAP!
カーネイジ「!?ック!」
Sスパイダー「いや、能力からとってオフェンサーとかかな!」TWHAM!
カーネイジ「GHH!」
滝壺「きぬはたもすごいことになってる・・・」
フレメア「大体、そろそろおしまいにしよう!」
フレンダ「OK我が妹!くらえい!バットモービル秘密武装!ミサイルサーカスって訳よー!」
 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!
ヒドラ党員「!?」
ヒドラ党員「ひ、一つの首を切り落とされても、また次の首が――」
 ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボーーーン!
フレンダ「結局、全部撃ち落とす訳よ」
514:
>>513
トキシン:カーネイジが生み出した卵が、警察官のパトリック・マリガンに寄生して誕生した第4のスパイダー。そのパワーはカーネイジをさらに上回る
 宿主のパトリックが正義感が強い人物で、さらにスパイディの活躍を見て彼を目標にしてヒーローとなった。見た目はカーネイジの触手が消えてスッキリした見た目で、下半身が黒
 カーネイジをたやすくブン投げたりするほどのかなりのパワーを持つ。カーネイジとヴェノムは『新たなスパイダーマン』となるであろうと思い、手を組んでトキシンを倒そうとした
 シンビオートの破壊衝動に時折悩まされるものの、ヒーローとして地道に活動することに。現在はトキシンのシンビオートは初代ヴェノムことエディの下にいる
 ちなみに、トキシンという名前はエディが孫ができたら名付けようと思ってた名前。エディ(ヴェノム)の子とも言えるカーネイジの子、ということで名付けられた
ハイブリット:ライフ財団がヴェノムのシンビオートを基に人工的に作りだしたシンビオートが5人に寄生し、それらが融合した脅威のシンビオート
 それぞれラッシャー、ライオット、アゴニー、ファージ、スクリームというシンビオート共生体になったが、スクリーム以外の共生体が融合してハイブリットになった
 もう多すぎると公式でネタにされたり
548:
>>514で書いた『トキシンという名はエディが孫に名付けようとしていた名前』ってくだり、『VENOM VS CARNAGE』の原書で見たからそう書いたけども
自分が間違って訳してるのかもしれないので。あれは翻訳本も出てないし原書のみな上、どんだけトキシンで検索してもその手のことが描いてないので俺の勘違いかもしれない
もし違ってたら言ってくらはいね
515:
浜面「だっしゃー!」ドゴオ!
ヒドラ党員「ッガハ・・・・・・ぐ・・・」
 ドサッ・・・
浜面「ハア・・・ハア・・・・・・うっしゃーーー!勝ったぞおおお!」
クロエネン「!ヒドラがやられた!?」
HB「余所見すんじゃねえって言ったのは誰だったっけ!」BOOOM!
クロエネン「!ARGH!」
HB「石の腕でブン殴るしかできねえけどよ、俺にいわせりゃそれで十分だぜ!」
クロエネン「!」
 BOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!
カーネイジ「食わせろォ!」グオ
麦野「お断りよ!」フォン ドオ!
カーネイジ「GYAAAA!」
ヴェノム「こぉのォォ!ガキィがああああ!」
Sスパイダー「口が悪いね。女性はツツマシク、だよ」THWAP!
ヴェノム「っ!・・・目が・・・」
S絹旗「超窒素!アッパー!」ボグゥ!
ヴェノム「ッガ!」
Sスパイダー「そろそろシアゲだ!」
 THWAP!THWAP!THWAP!
カーネイジ「!?ッグ!?ウェブで動けな・・・」
Sスパイダー「キヌハタ!」
S絹旗「了解です!超窒素!スマーッシュ!」
 BOOOOOOOOOOM!
ヴェノム「GAAAAAAAAA!」
麦野「ヴェノムをカーネイジにぶつけて、一か所に集まったとこで・・・あたしの出番って訳ね」フォンフォンフォンフォン
カーネイジ「!どきやがれテメェ!このッ」
ヴェノム「GHHH・・・」
麦野「溶けな」
 ドズオ!
516:
 ガラガラ・・・
クロエネン「・・・GHHH・・・・・・」
HB「フレンダ達の砲撃と、吹っ飛んだてめえで建物はブッ壊れたぜ。てめえらの儀式てのももうしまいだ」
クロエネン「・・・フフフ・・・・・・もう遅い・・・導師の目的はすでに・・・儀式などもう必要ない・・・これは終わりではないよ・・・始まりさ」
HB「そうかい。そんじゃまた終わらせるだけさ。歯ァくいしばれ」
 BOOOOOOOOMMM!
クロエネン「ッガ・・・・・・」
 MMMMMMOOOOOOOOOOOO・・・・・・
HB「!・・・・・・渦に消えていく・・・元の世界に・・・俺の世界に戻ったってことか・・・」
Sスパイダー「うひょー、すんごい威力だねメルトダウナーって。4つ同時撃ちで威力激増か。ヴェノムもカーネイジも戦闘不能にしちゃって・・・」
麦野「すばしっこい奴らだったけど、動けなくしたら造作もないね」
フレンダ「麦野ー!絹旗ー!」タタタ
フレメア「大体平気ー?」タタタ
S絹旗「ええ、そちらも超やってくれたみたいですね」
フレンダ「っ・・・結局、黒い絹旗は不気味な訳よ」
フレメア「ちょいと怖い。にゃあ」
滝壺「そんなきぬはたを私は応援してる」
S絹旗「そんなに超引かないでください。見た目よりこれ、超大丈夫なもんですよ」
浜面「・・・はあ・・・はあ・・・お、俺もがんばりましたよ・・・・・・」
フレンダ「あ、忘れてた」
S絹旗「モブ戦闘など超眼中にないです」
浜面「しどい・・・」
滝壺「そんなはまづらも応援してる」
麦野「おつかれさん。ありがとね浜面」ポン
浜面「!」
フレンダ「麦野が浜面をねぎらった!?」
滝壺「むぎの、はまづらは渡さないから」ムッ
麦野「いらねえよ。あたしにゃキャップがいるからね」
517:
HB「おうい、大丈夫かおめえら」
フレメア「あ、ヘルボーイ。そっちも大体勝ったんだ」
HB「ったりめえだろ」
Sスパイダー「やるじゃんレッド」
フレンダ「で、結局こいつらはどうする訳?ヴェノムとカーネイジだっけ?」
S絹旗「カーネイジの方はリードさんに超任せましょう。元の世界に超引き渡しましょう。ヴェノムの方は、中の人が学園都市の人間なので超刑務所行きですね」
滝壺「しんびおーとだけ引き剥がしてりーどに渡した方がいいね。あと、ひどらの人達も」
麦野「はぁー・・・疲れたわ。こいつらをそれぞれ配達してとっとと帰りましょ」
浜面「ヘルボーイはどうすんだ?アンタの敵もやっつけたみたいだし、もう帰るのか?」
HB「残念ながらそうはいかねえらしい。クロエネンをぶっ飛ばしたが坊主の方はまだだ。ヤツの言ってた目的ってのもあるしな」
フレメア「じゃあまだ学園都市にいるんだね!にゃあ」
HB「悪いな。まだ世話になるぜ」
麦野「かまわないけど、雑用はしてもらうからね」
HB「へえへえ」
絹旗「さあ、超後片付けして帰りましょう」ウジュル
フレンダ「うげ、そのシンビオートってのキモイ訳よ・・・元の絹旗に戻ったけどそれ着脱自由なの?」
絹旗「そうみたいです。私の言うこと超聞きますよ」
浜面「バットモービルにシンビオート・・・アイテムがどんどん強化されてくな」
Sスパイダー「その方がいいじゃん。まだ敵はいるんでしょ?」
HB「そゆこった。異世界がどうのこうののエネルギーがどうのこうのの敵がな」
フレンダ「まったく、退屈しないわね・・・学園都市」
フレメア「でも大体、この街を守るためにがんばろ!」
フレンダ「結局、そういう訳よね」
絹旗「戦いは超終わらないってことですね!」
滝壺「ぼーっとしてたいけど」
麦野「いいや、気を緩めちゃだめよ滝壺」
麦野「私達の戦いはこれからよ!」
 第四編『ハイブリット・ワールド』完
523:
 ―窓のないビル―
アレイスター「最近、学園都市に異世界者を招いているというのは君か」
ラスプーチン「久方ぶりだな、アレイスター・クロウリー。と言っても、この世界のそなたとワシが出会うのは今が初めてだが」
アレイスター「グレゴリ・ラスプーチン。異世界の君と出会うことができるなんて、想像もしていなかったよ」
ラスプーチン「そなたはこの街を作り、大きな計画とやらを推し進めているそうだが、ワシのやっていることはそなたの手助けになるやもしれぬぞ」
アレイスター「異世界の者がこの世界に『偶然』やってくることを誘発していることがかい?別の世界のエネルギーを集めて何をしようとしているんだ?」
ラスプーチン「すぐに知ることとなろう・・・『破壊をもたらす者』をな」
 最終編 『学園都市最後の日』
525:
>>523
ラスプーチン:ヘルボーイに登場する謎の怪僧。ヘルボーイを魔界から召喚した張本人であり、自らを父と名乗っている
 本名はグレゴリ・ラスプーチン。実在した人物がモデル。奇妙な魔術を扱い、竜神『オグドル・ヤハド』を復活させて世界を滅ぼそうとしている
 第二次大戦中、逆転を狙ったナチス・ドイツに協力する形で強大な力をもたらす儀式を行い、その結果ヘルボーイが現世に召喚された(が、アメリカが保護した)
 何度か命を落としているものの、そのたびに復活し、ヘルボーイの前や様々な場所に突然姿を現す
 このSSでは、実在した人物のアレイスターとは元の世界で顔見知りであったという設定で。互いに
526:
 ―学園都市―
THWIP!
強盗「チクショー!スパイダーマン!どうせならウェブだけじゃなくサインもくれよ!」
スパイディ「カタギのころの君ならすすんでサインしてあげたけど、今は君が色んな人にゴメンナサイの書類にサインしなきゃならないんだよ。まったく」
黄泉川「サンキューじゃんスパイダーマン。いつも御苦労さん」
スパイディ「そりゃかまわないけど、この街そろそろポリス・アカデミーでも開校したらどう?ジャッジメントとアンチスキルだけじゃ足りないんんじゃない?」
黄泉川「ま、考慮しとくじゃんよ」
スパイディ「ぜってー適当だろ、ソレ。じゃあね、またパトロールして君達のお仕事を横取りさせてもらうよ」
 THWIP!
 THWIP!
佐天「あ、スパイダーマンさーん!」ブンブン
スパイディ「やあ佐天、初春、黒子、御坂。女子会に行く途中かい?」チャクチ
黒子「そんな大層なものではありませんの」
初春「ケーキバイキングですよ!どれだけ食べてもいいんですよ!ケーキですよ!」キラキラ
佐天「行くって決まってからずっとこの調子で・・・」
御坂「スパイディはいつものごとく治安活動?」
スパイディ「まあね。やっと後任が現れたと思ったら不定期で休暇をとるふまじめヒーローときたもんだから」
御坂「しょ、しょうがないじゃない!あたしだって色々都合もあるし・・・スパイディが復帰したんならもうスパイダーレディーなんて不要でしょ?」
佐天「そんなことないですよ!スパイダーレディーもスパイダーマンさんもずっと必要ですよ!」
黒子「レディーの引退など絶対にダメですわよ。そりゃあ毎日するのは勧められませんが、たまに活動するからこそレア度も高まってファン層が厚く・・・」
初春「ですね。スパイダーレディーファンの方ってけっこういるんですよ」
スパイディ「嫉妬しちゃうなあ。最近は女の子の方が需要あるのね」
御坂「っく・・・まあ・・・たまにならやるけどさ」
527:
黒子「ッシャ」ッグ
スパイディ「じゃあさっそくだけどさ、僕の代わりにパトロール行ってくんない?なんだか僕もケーキ食べたくなってきちゃった」
御坂「ふざけんなあ!」ビリッ
スパイディ「うわお!当麻じゃないんだから急にビリビリ攻撃しないでよ!」
佐天「スパイダーマンさんも一緒に来ればいいじゃないですか。ジャッジメントもアンチスキルもいるんだし24時間パトロールする必要ないですよ」
黒子「治安をほっといてケーキバイキングに行こうと言うのは少し言いづらいですが・・・休息と思ってくださいまし」
初春「息抜きも大事ですよー。それに教授やジーンさん達も来るそうですよ」
スパイディ「へえ、学園の皆が?」
佐天「はい!こないだ話したA.I.M.の事件の時、教授がこっちに来てたんですが、その後にどうせだから『恵まれし子らの学園』の皆も来たらどうかって話になりまして」
御坂「といっても、マグニートー達は学園に残ってるらしいけどね。来るのはX-MENの皆よ」
スパイディ「そりゃ面白そうだ。スコット達の驚く顔が目に浮かぶよ。学園都市はミュータントに優しい街だからね」
スコット「僕が何だって?ピーター」
黒子「あら、皆さんおそろいでお迎えに来てくださったのですか?」
ハンク「そんなところだね。君達が一向に現れないからこちらから出向いたのさ。街並みを見て周るのもかねて」
初春「すみませんお待たせしちゃって」
ボビー「いいっていいって。スコットが『この街をもっと闊歩しよう!』って言うもんだからさ」
スコット「ボビー、君だってこの街を堪能したいだろう?それとも、アイスマンと呼ばれる君は心まで冷たいのかな?」
ボビー「冗談だって!路上でティッシュを配ってるのを笑顔で受け取れるこの街はサイコーだよ!」
佐天「いたって普通のことなんですけどね」
ウォーレン「その普通のことというのが、僕達の世界のミュータントは味わえないものなのさ。最近は少しずつミュータントへの偏見も見直されてきてるけどさ」
スパイディ「君達の世界は僕の世界とそっくりだけど別の歴史をたどっているからなあ。ミュータント圧制は撤廃される日がくるかもね」
教授「それは我々、X-MENにかかっているということだろうねピーター。参考までに是非この街の情景を見て周りたいのだが、いいかな?」
御坂「いいわよ。前はあたし達がそっちの世界でお世話になったんだし、今度はこっちの番ね」
初春「え・・・ケーキは・・・・・・」
528:
一通「・・・で、スキルアウトどもの王になった気分はどうだァ?スッポン野郎」
スポーン「俺の故郷と似たものだ。スキルアウトの者達も居場所を求めている。能力者が幅をきかせるこの街での居場所をな・・・奴らには、指導者が必要だ。少しの間だけでも俺がその役を担う」
打止「荒くれ者達の王ってカッコイー!ってミサカはミサカはスポーンと並び歩きしながら称賛する」
一通「いつまでこっちにいるつもりなンだ?てめェの世界はほっといていいのかよ?」
スポーン「少しの間だ。ブラックハートがもたらした混乱から立ち直りつつある奴らを放ってはおけん。ブラックハートが喰らった魂も解放され、皆無事だった。だが傷は負っている」
番個「こりゃあホントに王様気分ね。民の傷が癒えるまで王国を離れられんってか?ギャハ☆」
スポーン「・・・お前はもう少し乙女らしくすればかわいげのあるものの」
番個「んな!?」
一通「まァ、てめェがそうするってンならそうしろや。で、なンで今日はその大事な民をほっぽって第7学区なンぞをブラブラしてンだ?しかも俺らまで」
スポーン「何から何まで俺が決めるべきではない。時には奴らだけの『時』も必要だ。俺はこの街に来てまだ間もない。観光くらいかまわんだろう?」
打止「それはもちろん!ってミサカはミサカはスポーンとの学園都市にちょっとウキウキしたり」
番個「おっとっと、そうもいかないかも。あそこに見えるは我らがおねーさま達と、脅威の蜘蛛超人サマよ」
スポーン「?・・・奇妙な連中だ」
一通「しかもやけに大所帯じゃねェか。・・・ン?・・・どっかで見たことあンなァ・・・・・・」
打止「あれだよ!ウルトロンの二回目の襲撃のときにお姉さま達が行ってた異世界の・・・」
一通「あァ、そォいやそンなこともあったな」
スポーン「何か知らんが行くぞ」
529:
麦野「ん???ッ、今日は平和ね?学園都市。つい最近まではヘンテコ集団が次から次へと現れて大変だったけど、大分落ちついたってとこね」
滝壺「でも油断できないよむぎの。へるぼーいの敵がまだいるんだからね」
麦野「わかってるわよ?。滝壺にそんなこと言われるなんて私もヤキがまわったわね」
フレンダ「バットモービルが整備中だからとはいえ、私達一応暗部の人間なのに第7学区をぞろぞろ歩いててもいい訳?」
絹旗「別に今回が超初めてという訳でもないんですからいいじゃないですか。それよりこの超シンビオート、元があのヴェノムとやらだったのでスパイダーマンの超能力も使えるみたいです」
フレンダ「ああ・・・そういえばそんなものも身につけたよね絹旗・・・もうどんどんバケモノ集団になってっちゃってる訳よ」
HB「そにゃ皮肉か?俺へのあてつけか?」
フレンダ「べっつに?」
浜面「ヘルボーイのせいじゃねえって。元々アイテムのリーダーは人間離れした――」
麦野「はまづらァ??何が言いたいのかにゃ?ん?」
浜面「・・・人間離れした美しさと気品を持ち合わせた淑女なんだからな」
HB「へえ」
フレメア「大体、今日はゆっくり学園都市散歩なんだからケンカしないでね」
絹旗「それと、ヘルボーイの超宿敵の捜索も」
HB「あのハゲ坊主を探して歩くなんざ前代未聞だぜ。ったく」
浜面「・・・ん?・・・・・・ヘルボーイ・・・アンタの探してる悪い奴って・・・ハゲの坊主頭なんだよな?」
HB「?・・・ああ」
浜面「・・・・・・俺の見間違いじゃなきゃあ・・・あそこにいるのは」
 ピカッ
HB「!日光を反射した頭!あのハゲ坊主ッ!」ダッ
麦野「あ、ちょっと!」
530:
御坂「あ、一方通行一家」
一通「誰が一家ですかァ?」
打止「おねえさまー!ってミサカはミサカはダッシュ!」
佐天「おおっ・・・なんかすっごくかっこいい感じの人が」
番個「このスッポンが?ギャハ☆ずいぶんファンシーな目なのねアナタ」
スコット「こっちの世界にも多種多様な人達がいるみたいだな・・・面くらってばかりだよ」
ジーン「ミコトのクローンさん?はじめまして、ジーン・グレイよ」
フェニックス「私はフェニックス・フォースことX-MENのフェニックスです」
打止「なんか火だるま人間が!ってミサカはミサカはフェニックスさんにびっくりする!」
スパイディ「フィニックスフォースが身体を得て、燃え盛る女性のような姿になってるなんてこと自体が面くらうよ僕としてはさ」
スポーン「すさまじい力を感じるな。フェニックスとやら、お前は高位の存在なのか?」
フェニックス「元、ですが。御坂と白井と初春と佐天とピーターに器を与えてもらってミュータントに近い存在へと変化したのです。パワーは落ちていますが、価値あるものを得ました」
スポーン「・・・」
教授「いい生徒を持ったとつくづく思うよ」
御坂「で、黒いアンタは何なの?紹介してもらえるかしら?」
打止「あのねー、この人は――」
HB「うらあああ!」グオッ
教授「!?」
532:
スコット「教授!」
HB「てめえの悪だくみなんざお見通し――」
 ZRAK!
HB「ARGH!」
ウルヴァリン「チャックを背後から襲うなんていい度胸じゃねえか」
初春「!・・・ろ、ローガンさん!」
ボビー「何がどういうこと!?いきなり赤鬼が教授に襲いかかったと思ったら、ローガン元校長がその赤鬼を迎撃した!」
HB「・・・てめえ・・・またナチスの将校とかか」
ウルヴァリン「悪いが俺はカナダ人だ。それもずっと歳よりのな。チャックに何しようってんだ」
HB「チャック?俺ァそいつを――」
教授「・・・私は君を知らないが?」
HB「・・・・・・・・・あー・・・・・・その・・・」
フレンダ「ヘルボーイ!追いついた・・・いきなり飛び出すなんて一体何な訳?」
麦野「・・・アンタ達・・・第一位ファミリーと第三位ファミリーが集合ってことはまた学園都市の一大事なの?」
御坂「・・・いや、そっちの連れがつっかかってきただけよ」
浜面「ヘルボーイ、こいつが前から言ってたハゲ坊主か?」
HB「・・・あー・・・えーっと・・・」
スパイディ「・・・ップ」
ウォーレン「ハゲ・・・」プクク
ボビー「坊主・・・」プクク
教授「ピーター、ウォーレン、ボビー、後で話がある」
ウルヴァリン「で、チャックがなんだってんだ?」
HB「・・・・・・すまねえ、人違いだ」
佐天「・・・なんだかわかんないけど」
黒子「とりあえず落ち着いた所で、話を整理しましょう」
534:
初春「・・・では一通り自己紹介は終わりましたね。そちらが異世界から来たスポーンさんで、こっちがこれまた異世界から来たヘルボーイさん。で、こちらがX-MENの皆さんですね」
滝壺「異世界の友達がどんどん増えてくね」
浜面「いいことなのかどうかも定かじゃねえけどな・・・」
一通「おら三下2号、スッポン野郎はスキルアウトの支配者だぞ。ペコペコしろや」
浜面「俺はもう引退しましたの!」
スポーン「そのようだ。この男にはしっかりと居場所があるらしいからな」
滝壺「///」
浜面「まあな!」ドヤサァ
佐天「おーおー、見せつけてくれますねー」ニヨニヨ
ジーン「私達だって負けてられないわ。スコット、皆に見せてあげましょう」グイッ
サイク「えっ・・・い、いやちょっとそれは」アセ
フレンダ「結局、気分悪い訳よ」
黒子「嫉妬ですのね。まあその点わたくしにはお姉さまがいらっしゃるので――」
御坂「そう来ると思ったわよっ!」ビリッ
黒子「メルボージャー!」ビリビリ
スポーン「これが日本で流行しているという『YURI』か・・・」
番個「いらぬこと覚えてんじゃないの」
トニー「やあ、皆揃ってこんなところにいたのかい」ドドド・・・
絹旗「超アイアンマンさん」
打止「来てたんだーってミサカはミサカは空中から降りてくるシュルヘッドの訪来にびっくり」
トニー「アイテムから依頼があってね。特別製の『アイテム』を持ってきたんだ」
麦野「お、完成したの?」
トニー「まあね。今バナーが指定の場所に運んでくれてるよ。・・・いや、正確にはハルクか」
スパイディ「えっ・・・暴れたりしてないの?」
トニー「落ちついてるよ。最近はずいぶん理性的になってるからね」
御坂「怪力無双の超人を配達係にするんじゃないわよ」
535:
禁書「あっ、皆集まって何してるんだよー」トテテテ
御坂「インデックス、当麻・・・」
上条「あれ?もしかしてまた厄介事に遭遇しちまったのか?・・・」
初春「安心してください。今は何ごともありませんよ」
スパイディ「今は、ね」
番個「怖くなること言わないでよ・・・」
一通「おゥ、この赤鬼野郎が例の召喚された悪魔とやらだ。もう一体はこっちのスッポン野郎と俺とガイコツ野郎で退治したぜ。もう気にすンな」
上条「そうなのか・・・ガイコツ野郎ってもしかしてゴーストライダー?」
一通「なンだ、知ってたのか」
上条「あはは・・・まあ・・・」
禁書「ねーたんぱつ、人が多すぎて知らない人だらけだから説明してほしいかも」
御坂「しょうがないわね。あの黒いのが――」
麦野「っつうかキャップはどうしたのよ?なんで一緒に来てないのさ」
トニー「スティーブだって色々忙しいんだ。そうそうこの世界にヒマつぶしに来るような人間じゃないんだよ」
麦野「っく・・・」
HB「話だけでも人数がどんどん膨れあがってくな。気が遠くなるぜ」
スポーン「安心しろ。俺もだ」
一通「なんか知らねェ間に交友録が広がってっちまってるからなァ・・・」
ローガン「・・・別の世界と交差しすぎなんじゃねえのか?そのうち取り返しがつかなくなるぞ」
御坂「――ってとこね」
禁書「スポーンにヘルボーイにX-MEN・・・より取り見取りなんだよ!」
上条「ゲテモノ集団って感じだけどな」
HB「あァ?」
スポーン「言ってくれるな」
上条「すんませんすんませんすんません」
536:
ウルトロン【本日は晴天なりー、本日は晴天なりー、午後14時頃から気温が上昇するので熱中症に気をつけてくれ学園都市】
御坂「今日も暑くなるみたいね」
スパイディ「ウルトロン天気予報は的中率100%だからね。あんなにおっかないヴィランだったとは思えないよ」
黒子「学園都市を2度も襲撃したんですものね・・・今となっては笑い話ですけど」
ローガン「笑えねえよ」
ハンク「そんなウルトロンを受け入れる学園都市の柔軟さは見習うべきところかもしれないがね」
スコット「うーむ・・・ミュータントの受け入れに通ずるものがあるかな?」
ジーン「学園都市には見習うべき点が多すぎるわね」
フェニックス「ところで、あなた達が教授と見間違えた方というのは・・・?」
フレメア「あ、そうだった。ねえ皆、大体最近、ハゲで坊主頭の人って見てない?」
初春「ハゲで・・・坊主の人ですか?・・・」
ウォーレン「・・・」チラッ
ボビー「・・・」チラッ
絹旗「・・・」チラッ
フレンダ「・・・」チラッ
浜面「・・・」チラッ
番個「・・・」チラッ
一通「・・・」チラッ
麦野「・・・」チラッ
上条「・・・」チラッ
教授「ようし、君達の頭の中で72時間お説教タイムといこうか」
HB「すまなかったチャック。しっかり見りゃ全然似てねえのに、俺ときたら頭に血が上って・・・」
佐天「仕方ないですよヘルボーイさん。見間違えられる教授も教授ですから」
打止「プロフェッサーがロンゲだったらこんなことにはならなかったんだよってミサカはミサカはフォローをいれてみたり」
トニー「君達、少々口がすぎるぞ。チャールズをハゲだのツルツルだのマルコメXだの・・・」
スポーン「・・・俺のことじゃないとは理解しているが、なんかムカつく」
禁書「スポーンは気にしすぎなんだよ」
滝壺「そんなちゃーるずとすぽーんを私は応援してる」
537:
黒子「で、その坊主の方がどうかいたしましたの?」
HB「そいつがこの世界にいらんことしようとしてんのは明白だ。俺をよこし、別の世界の連中が大勢来るように仕向けて何か企んでやがる」
御坂「・・・迷惑極まりないわね」
麦野「ここ最近アタシ達が探してるんだけど、手下のクロエネンってヤツらをやっつけて以降は何の情報もないのよ」
上条「もう帰ったんじゃねえのか?」
浜面「いや、クロエネンって野郎の話じゃあもう準備は完了してるらしい。だからそろそろ何らかの動きがあるってヘルボーイが言うんだが・・・」
初春「監視カメラの映像を調べましょうか?ウルトロンさーん!」
ウルトロン【――何だ?何か調べものか?】
初春「ハゲ頭の坊主頭の人ってここ最近学園都市にいますかー?」
ウルトロン【・・・】チラッ
教授「そうかそうか、機械だろうと手加減しないぞ。腕がなるよ」
ウルトロン【残念ながらそれだけでは手掛かりが少なすぎるな。坊主頭の人間などいくらでもいる】
佐天「そらそうだよね」
初春「うう・・・」
番個「っつか向こうが動きだしてからでいいじゃん?このひろーい学園都市で探すなんて骨が折れるよ」
ローガン「言えてるぜ。妙なことしやがったら即ぶっとばしゃすむ話じゃねえか」
HB「何をしでかすかわかったもんじゃねえから言ってるんだよ。昼飯の最中に街がサラ地にされちまったら元もこもねえだろ?」
スパイディ「そんなレベルの相手なの?スパイダーセンスじゃ対応できそうにないや」
トニー「科学の力でなんとか・・・」
スポーン「俺が探してやろう。魔法を使えばあっという間だ」
禁書「スポーン魔術が使えるの!?」
スポーン「まあな」
禁書「すごいすごい!なんだか親近感わくんだよ!」
一通「じゃァ探してやりな。引っかかった魚の骨はとっととスッキリしてェだろうしなァ」
ラスプーチン「その必要はない。驚異の者達よ」
538:
御坂「!」
スパイディ「おっと・・・噂をすれば何とやらってとこか?」
HB「・・・ああ、アイツがそうだ」
一通「なるほど、ハゲで坊主だな」
スポーン「だが妙な感じだ・・・何か・・・虚無を感じる」
麦野「何よそれ。とにかく向こうから現れたんだから手厚い対応してあげましょう」
ラスプーチン「拳を握る必要などない。そなたらと対峙する気はない。ワシはな」
ローガン「だってよ。どうする?」
HB「何をたくらんでやがるッ・・・これ以上他人をひっかきまわすんじゃねえ」
ラスプーチン「そう言ってくれるな息子よ。ワシは今までそなたの右腕で、竜神オグドル・ヤハドを目覚めさせようとしてきた。・・・だが今は違う」
ラスプーチン「別の次元世界というものを知り・・・ワシは新たな可能性を見出した。異世界の力は大いなる力を秘めている・・・そしてそれは、竜神に勝るとも劣らない絶大な力」
ラスプーチン「その力を持ってして・・・この世界を滅ぼし、全ての世界を滅ぼし、我が野望を達成する!」
番個「・・・相当狂ってるヤツね」
絹旗「超クレイジーってやつです。頭がイかれてるってとこですか」
トニー「まあいいじゃないか。ご大層な目標をかかげてるだけなんだから。そういう輩をやっつけるのが私達の仕事だ」
教授「そういうことだ。X-MEN、悪者をこらしめてあげるんだ」
ラスプーチン「フフフ・・・悪者か・・・・・・そなたがその悪者になるのだ。チャールズ・エグゼビア」
教授「!・・・・・・何を――」
 ッ
教授「!!!!!」ゾゾゾッ
スコット「・・・?・・・教授?」
教授「AAAAAAAARRRRRRRRRRRRRRRRRRGGGGGGGGGHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!」
539:
佐天「!?な、何なに!?」
フェニックス「教授からすさまじいフォースが!これは一体・・・」
ハンク「貴様!教授に何をした!」
ラスプーチン「スイッチを押しただけだ。チャールズ・エグゼビアの中に潜んでいたもう一つの精神・・・それらが一つなり、そこにワシが『邪悪な心』を与えた」
ローガン「!!!」
ラスプーチン「チャールズ・エグゼビアの精神と、もう一つの精神、そしてワシが与えた邪悪な心が一つとなった時、この世界に集まった異世界のエネルギーを吸収して新たな存在へと昇華する」
フレンダ「結局なんのことだかサッパリな訳よ!」
御坂「教授ともう一つの精神って何よ!」
ラスプーチン「磁界王、エリック・マグナス・レーンシャー・・・マグニートーの精神だ」
御坂「!?」
ラスプーチン「チャールズ・エグゼビアがマグニートーの精神に直接触れた時、マグニートーの精神が逆流してチャールズ・エグゼビアの精神に潜んだのだ」
ローガン「・・・冗談じゃねえ・・・・・・そいつは・・・」
ラスプーチン「色々調べさせてもらったよ。二つの精神が融合し、悪の心が芽生えた時・・・『破壊をもたらす者』が誕生する」
浜面「おい!プロフェッサーがヤバい!」
フレメア「まっ、まぶしい!にゃあ!」
滝壺「すさまじいエネルギーが収束しているのを感じる・・・危ない!」
 カッ
ローガン「・・・冗談じゃねえ・・・・・・こいつは・・・こいつはッ!」
トニー「やられた・・・まさか・・・奴のことだったとは・・・」
スパイディ「皆、戦うか身を隠すか決めてくれ。今すぐに・・・」
スコット「そんな・・・教授!」
オンスロート「エグゼビア教授なる人物がまだいればその呼びかけには答えれただろう。だが見ての通り奴はもういない・・・
 今より、そして永久に我は・・・・・・ONSLAUGHT(オンスロート)
540:
>>539
オンスロート:プロフェッサーXとマグニートーの悪の心が融合し、教授が人間に対する怒りと絶望で溢れた時に誕生した究極の破壊神
 1996年のMARVELの大型クロスオーバーイベント『オンスロート』にて登場した大物悪役。見た目はマグニートーに似ているためか日本では間違う人もいる
 とある事件でマグニートーの精神に直接攻撃をしかけた教授の精神に、マグニートーの邪悪な心が融合。教授の暗黒面と一つとなり潜んでいた
 その後、教授はミュータントの様々な問題を抱え込み、ストレスと怒りが頂点に達しようとしていたが、人間がミュータントらしき人物をリンチしたというニュースを見て爆発
 精神の奥で潜んでいた邪悪な心が解き放たれ、オンスロートとして目覚めた。教授を取り込み、手始めにあの難攻不落のジャガーノートを叩きのめした
 X-MENのメンバーを翻弄した後、FFのリードとスーの子であり、将来的に史上最強のミュータントになると言われているフランクリン・リチャーズをも取り込む
 時間とともにどんどん成長、パワーアップし、大量のセンチネル軍団を支配下におき、ミュータントではなく人間を攻撃するようにプログラムし、NY中を恐怖に陥れた
 『エイジ・オブ・アポカリプス』の世界から来た究極のミュータント、Xマンことネイト・グレイをも取り込み、無尽蔵なエネルギーを得てさらに成長し、全ての生命を滅ぼそうとした
 能力は教授のテレパス能力とマグニートーのマグネティック能力を併せ持ち、どちらも本人のものよりもかなり強力なパワーを持っている
 さらにフランクリンの現実改変能力も扱え、数々のヴィランを作りだしたり、太陽をも作りだした。ネイトの無尽蔵なエネルギーもあるため驚異的なパワーを持つ
 ジャガーノートをぶちのめした際、サイトラックの魔石も奪っているため物理的に破壊することは不可能なほどの防御力も得ている。が、ヒビが入ったり、ソーやハルクの全力では壊れた
 単純に腕力もすさまじく、初期の段階でジャガーノートをカナダからニュージャージー州まで吹っ飛ばしたりした
 当初は教授の思想の延長で、ミュータントを守るために人間を滅ぼそうと考えていたが、ネイトの精神を見た際、『エイジ・オブ・アポカリプス』の世界(平行世界)を目にする
 その世界ではミュータントが世界を支配し、荒廃した世界となっていたため、オンスロートは激怒し、『ミュータントも人間も滅ぼす!』と結論に至った
 ミュータントが生き残ってもロクなことにならないと知って世界を滅ぼそうとするも、X-MENやアベンジャーズ、FFと他の数多のスーパーヒーローが集結して戦い、世界は救われた
 オンスロートは純粋なエネルギー体のため、物理的に倒すことは不可能だったため、ミュータント以外のヒーロー達、アベンジャーズやFF達はオンスロートの『器』となるべく特攻
 オンスロートに肉体を与えたところでX-MENの総攻撃でなんとか倒すことができた。このイベントでほとんどのヒーローが全滅するという大胆な展開となった
 それまでのMARVELユニバースは様々な設定が積み重なっていたため、アメコミおなじみの『リセット』をするためにMARVELヒーローを全滅させるべく描かれたのがオンスロート
 その後に『ヒーローズ・リボーン』というイベントでヒーロー達は帰還することとなる
 日本でも邦訳本が発売されており、格ゲーの『MARVEL VS CAPCOM』のラスボスとしても登場しているため知名度は高い(邦訳本は今は絶版となっている)
 ちなみに、コミックで約10年後に『オンスロート・リボーン』というイベントで復活するも、大きく弱体化していた。ファンからはかなり不評
 さらに約10年後の近年、またもや復活したとのこと。こちらは>>1は未読なので詳しくは知らないが、10年ごとに復活する決まりでもあるのだろうか
541:
御坂「オンス・・・ロート・・・?」
ジーン「教授!?教授はどこにいったの!」
オンスロート「エグザビアの夢はついえた。グレゴリ・ラスプーチンがもたらした邪悪な心がスイッチとなり、私は目覚めたのだ」
ローガン「てめえが俺の知ってるオンスロートなわけがねえ。その世界のチャックはマグニートーに精神攻撃なんざしてねえだろ」
スコット「いや・・・あった・・・美琴達が来ていた時、マグニートーが宇宙から戻ってきて我々を倒そうとした時・・・」
佐天「!マグニートーを止めるために教授が精神に入ったんだった!」
初春「佐天さんがマグニートーさんのメットをとって・・・やりましたね」
スパイディ「・・・あの時にマグナスの精神が・・・・・・でも、そのエグゼビア教授は不満や問題はあまり抱えていないんじゃないの?僕らの世界より比較的平和な世界だっていうじゃないか」
トニー「だからこそ、ラスプーチンの邪悪な心が必要だった・・・ということかな」
麦野「それに加えて、異世界連中が来るときに流れこむっていうエネルギーを充満させて、それも吸収したっていうのね」
オンスロート「そういうことだ」
一通「おィ、こいつとの戦いも蜘蛛野郎達は経験済みか?」
スパイディ「まあね。と言っても、僕はその時は一般人だったんだけど」
ローガン「俺は直接戦ったぜ。思いだしたくもないがな。構えろ。ヤツは・・・ヤバすぎるぜ」SNIKT!
一通「・・・へェ・・・キリがねェなァ、この街にいると」
スポーン「・・・何と言うほどの邪悪なエネルギー。ヤツは野放しにはできんな」ジャララ・・・
HB「この坊主野郎・・・てめェの目的ってのはこれか!」
ラスプーチン「そうだ。究極の破壊神・・・これぞあらゆる世界を滅ぼす邪神!全てを無に帰す存在だ!」
オンスロート「やかましいぞラスプーチン。貴様にはもう用はない。元の世界へと戻り、永劫にその世界に縛られるがいい!」カッ
ラスプーチン「!?何ッ!・・・や、やめ――」VVVVVOOOOOOOOOOOOッ!
浜面「お、おい・・・坊さんが消えちまったぞ」
トニー「本来の世界へ追い返されたみたいだな。まったく、とんでもないものを置いていってくれたよ」
オンスロート「さて、この街のミュータント達のために人間を滅ぼすとしよう。全てのミュータントのために」
ウルヴァリン「るせえ。もうてめえにゃまっぴらだぜ!」SNIKT!
黒子「ジャッジメントですの!オンスロートさん、あなたを逮捕しますの!」
アイアンマン「アーマー、オンスロートの過去の記録を洗え。弱点を探るぞ」
アーマー【了解しました】
一通「はァ・・・結局、戦うハメになるンだな」
スポーン「気を引き締めろアクセラレータ。ヤツは思っている以上に危険だ」
麦野「ったく、いくわよ皆。もう後には引けないわ」
HB「すまねえムギノ、後始末がすんだらきっちり礼はするぜ」
スパイディ「ゴホッ・・・あれ?風邪がぶり返したかな??ウチに戻って休んだり・・・」
御坂「冗談よね?スパイディ。あんたを弾丸にしてレールガンぶっぱなしましょうか」
スパイディ「うへえ、オンスロートを相手にする方がよっぽどいいや!」
オンスロート「来い、ヒーロー達」
543:
>>541
僕はその時一般人?:『オンスロート』のイベント当時はスパイディの『クローン・サーガ』の時期でもあった。当時はベン・ライリーがオリジナルであると言われていた時期
 ピーターは自分がクローンと言われ、スパイダーマンを引退していた。そのためスパイダーマンとして活動していたのはベン・ライリーの方
 とは言うものの、スパイダーマンはオンスロートと直接対決はしておらず、センチネル軍団と戦っていた
547:
サイクロップス「X-MEN!教授を取り戻すぞ!」ダッ
アイスマン「合点!」
マーベルガール「言われなくてもよ!」
エンジェル「ハンク・・・じゃなくてビースト、どうやれば教授を助けられる?」
ビースト「こんなことは前例がない・・・私でも計算不可能だよ」
フェニックス「ローガンさん、対応法は?」
ウルヴァリン「んなもん関係ねえ。ヤツをとっちめて、アーマーの中にいるチャックを助けてぶっちめる。それだけだ!」
アイアンマン「アーマー、どうだ?」
アーマー【計算しましたが観測不可能なデータが多すぎます。ローガン氏の言う通りにするのが最適かと】
アイアンマン「おいおい、それでも科学の結晶である私のアーマーか?」
アーマー【アップグレードの時期でしょうか】
アイアンマン「帰ったらやってやるよ。それと、キャップとソーにも連絡を入れてくれ。バナー・・・ハルクも来るだろう」
アーマー【了解しました】
麦野「キャップも来るって?こりゃ百人力だね!」
御坂「どうかしら、キャプテンやソーが来る前に片づけちゃうから!」バリリィッ!
黒子「わたくしも!」ヒュヒュン
オンスロート「・・・電撃と鉄針のテレポート攻撃か。無駄だな」フオッ
 BAAAAAAABRRROOOOOOOOMMM!
御坂「ッ!?」
スポーン「エネルギー波か!下がれ!俺が守る!」
 VVVVEEEEEEEEEEEE!
オンスロート「ほう・・・面白い輩もいるな」
スポーン「貴様は悪魔よりも危険な存在だ。俺の魔法のエネルギーブラストをくらわせてやる」
フェニックス「私もお手伝いします!」
スポーン「ああ、いくぞフェニックス。呼吸を合わせろ」
 BBBBAAAAAAAAAAABBBBOOOOOOOOOOMMMMM!
滝壺「・・・すごいエネルギー」
佐天「これは私達の手にはとてもおえませんね」
初春「あ!見てください!オンスロートの足が揺らいでます!」
549:
オンスロート「むう・・・やるな・・・やはりフェニックス・フォース。力は落ちてもそのパワーは絶大か。そしてスポーン・・・貴様も面白い」
スポーン「なかなか頑丈だな。フェニックス、もう一度いくぞ」グ・・・
フェニックス「はい!」
 シュン
スポーン「!テレポート!?フェニックス!後ろだ!」
フェニックス「!」
オンスロート「星々を塵と化すその力、我がものにふさわしい」ガシィ
御坂「フェニックスを捕まえた!?何を・・・ッ」
スパイディ「マズい!そうはさせるか!」THWIP!THWIP!
アイアンマン「止めろ!ヤツにフェニックスを渡すな!」BEEEEE!
ウルヴァリン「この野郎ッ!俺のダチに手をだすな!」SHUNK!
オンスロート「邪魔をするな」TWHAM!
スパイディ「GHH!」
フェニックス「な・・・なにを・・・」
オンスロート「我が一部となり、共に全てを滅ぼそうぞ」
 RRRRRREEEEEEEEEE・・・・・・
フェニックス「!?ッ・・・ッ!・・・・・・」
ジーン「フェニックス!」
エンジェル「フェニックスを・・・取り込んだ!?」
ビースト「彼女ほどのパワーを持つミュータントを吸収したところでオーバーヒートを起こすはずだ!だが・・・もしその力を支配するとしたら・・・絶大なパワーが奴のものに!」
オンスロート「MMMMNNNN・・・・・・心地いいぞ・・・我が力はさらに増す」
ウルヴァリン「っく・・・あの野郎・・・フェニックスを取り込みやがった」
550:
アイスマン「この野郎!フェニックスを帰せ!」TSHHHHH!
サイク「教授だけでなくフェニックスまで・・・手加減はせん!」ZAAAK!
HB「ムギノ!俺達も攻撃だ!」BLAM!BLAM!BLAM!
麦野「これ以上ヤバくならないうちに一気に決めるわ!」ドオドオオ!
アイアンマン「これに乗るっきゃないな」VVVZZZAAAKKK!
御坂「あたしの超電磁砲をッ・・・お見舞いしてやるわ!」ドオン!
オンスロート「その程度では私を止めることなどできぬと知れ!」BRBAM!
御坂「っつ!?・・・な、なんてパワー・・・」
黒子「皆さんの攻撃がまるで効いていない?・・・」
オンスロート「我が力を思い知れ。学園都市」OOOooo・・・・・・
アーマー【BEEP!BEEP!危険です。オンスロートの周囲に想定の260%のエネルギーが収束しています】
アイアンマン「なんだって!?皆を守れ!フィールド全開!」
オンスロート「全ては我が手の中に!」
 BBBAAAAAAAAAABBBRRRRRRRROOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!
551:
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
・・・

御坂「・・・う・・・・・・うぅ・・・っ!皆!」
スパイディ「・・・」
ウルヴァリン「・・・」
アイアンマン「・・・」バチバチッ
黒子「お姉さま・・・ご無事ですか?」ヨロッ
御坂「黒子!・・・ええ。初春さんと佐天さんは!?」
初春「ゴホッ・・・だ、大丈夫です・・・」ガララ
佐天「麦野さんと一方通行さんが盾になってくれましたので・・・」
一通「・・・無事か?」
打止「う、うん・・・ってミサカはミサカはおどおどしながら返事したり」
番個「・・・スッポン・・・あんたも盾になってくれたの?」
スポーン「・・・GHH・・・・・・」フラッ
滝壺「大丈夫?すぽーん」
浜面「いでで・・・あの野郎・・・なんてことしやがる・・・」
絹旗「辺り一帯が超瓦礫の山ですよ・・・いつつ」
麦野「・・・ッチ・・・やりやがったなオンスロート・・・」
フレメア「ヘルボーイ?ヘルボーイ大丈夫?にゃあ」
HB「GHHH・・・・・・なんとかな・・・」ガララ・・・
サイク「・・・」
アイスマン「・・・」
エンジェル「・・・」
ビースト「・・・」
マーベルガール「・・・うう・・・皆・・・」フラッ
御坂「ジーン・・・大丈夫?」
マーベルガール「・・・ええ・・・でも皆が・・・」
黒子「息はあるようですの。オンスロートは?・・・」キョロキョロ
一通「・・・消えやがったか・・・まずいぞ。ヤロォ体制を立て直す気だ。吸収した力を整理するためにな」
麦野「そいつはヤバいね・・・早いとこなんとかしないと学園都市が滅ぼされちゃうわ」
553:
上条「ゲホッゲホッ・・・無事かインデックス」ガララ・・・
禁書「う、うん・・・ありがとうとーま」
御坂「アンタ達も無事だったのね」
初春「あれ?今までどこに・・・」
上条「い、いやあ・・・あの坊主のおっさんが現れた辺りから、いつもの厄介事に巻き込まれるのかと思って後ろに下がっていたんだが・・・」
禁書「面倒事を大きくしないための仕方無い判断だって言ってたんだよ」
黒子「言い方によっては隠れてたと・・・」
上条「だ、だが!オンスロートの野郎が現れてからはさすがにヤバいと思って俺も前線に加わろうとしたんだ!でも戦いの衝撃で何度も後ろへ戻されて・・・」
佐天「右手が無かったらヤバかったですね」
禁書「それより!早くオンスロートを見つけださないとまずいんだよ!起きてスパイディ!」ユサユサ
スパイディ「・・・う・・・うぅ・・・・・・」
ウルヴァリン「・・・っ・・・あの野郎・・・」ムクリ
スポーン「俺の魔法で応急手当をしよう」MMMOOO・・・
サイク「・・・っ・・・ぐ・・・X-MEN、立ち上がれ。早く教授を助けださなくては・・・」
アイスマン「・・・あ、ああ・・・頭がクラクラするよ」
アイアンマン「・・・」ムクリ
滝壺「?・・・あいあんまん?」
アイアンマン「・・・」
絹旗「ッ!滝壺さん!危ないッ!」
 BBBEEEE!
滝壺「うわっ」
浜面「!?す、スターク!てめえ滝壺にビームだなんて何を――」
 BOK!
浜面「ッガ!?」
御坂「ちょ、ちょっと!何してんのよ!」
ウルヴァリン「・・・マズイ、オンスロートに操られてる!」
黒子「!?」
アイアンマン「ご名答ローガン。これから私はオンスロートのボディガードに就職したから、立ち向かうなら世界最強の鎧の騎士を相手にすることになると思ってくれ」
554:
>>553
オンスロートに操られてる?:エグゼビアの能力を扱えるオンスロートは他人を洗脳し、支配下におくことも可能。コミックではハルクが操られ、ケーブルと戦った
555:
初春「そんな!トニーさん目を覚ましてください!」
ウルヴァリン「無駄だ。今のコイツにゃ何言っても通じねェ」
御坂「!こんな時こそ当麻の右手よ!」
上条「おう!アイアンマン!てめえを幻想から助けてやる!」
アイアンマン「そうはいかないよ。君達全員のデータはあるんだから、そう簡単に思い通りにはさせないさ」ギューン
上条「!飛ぶなんてずるいぞ!」
スパイディ「ジーン!サイキックでトニーを解放してやって!」
アイアンマン「その前に退参するかな。おっかないおっかない」ギューン
番個「あ!逃げやがった!あの裏切りモンめェ?!」
滝壺「・・・いや、違う。おんすろーとの所へ行ったんだ。・・・私達に居場所を教えるために」
黒子「!そうですわ!トニーさんの後を追えばオンスロートのいる所へ行けますの!」
絹旗「いつもより超煙を巻いて飛んでるのはそのためでしょうか?」
ビースト「きっと彼のアーマーは精神を操られてはいない。本人だけでアーマーは何ら干渉を受けていないのでは?」
打止「シェルヘッドのアーマーが気をきかせてくれてるの?ってミサカはミサカはアーマーの機転に感心する」
一通「っつっても中身を止めるほどのことはできねェらしィな。とにかく追うしかねェ」
サイク「エンジェル!ジャンプガール!煙が消える前に後を追ってくれ!」
エンジェル「OK!行くよ黒子!」バサァ
黒子「X-MENのリーダーの言うことには逆らえませんの」シュン
フレンダ「私達も!こーい!バットモービール!」パチン
 キキーーーッ
浜面「指を鳴らしただけでバットモービルが来た・・・」
フレンダ「皆乗る訳よ!自力で来れる人は来てね」
556:
フレンダ「結局、アイテム全員乗り+ヘルボーイはちょっと多すぎな訳よ!」ギュウギュウ
HB「これが終わったらダイエットするから勘弁してくれ」
浜面「いでえ!絹旗!足が!足がァ!」
絹旗「超仕方ありません。これは超不可抗力です」
麦野「ッチ・・・街中大パニックじゃないの・・・前みたいに雑魚敵が多い訳じゃないのが救いかしら」
滝壺「・・・気をつけて、前方にすごいパワーを感じる」
絹旗「AIM力場ではないのですか?」
滝壺「・・・似てるけど・・・わからない」
フレンダ「!」
 キキーッ
フレメア「うわっ!大体急ブレーキは危険だよ!」
麦野「どした?フレンダ」
 THWIP!
スパイディ「急げ、急げ、急げ!学園都市を僕達の世界みたいにはさせないぞ!」
 THWIP!
スパイディ「!?・・・ウェブがもう一つ!?・・・・・・ッ!」
一通「摩擦を操作しててめェらを素早く移動させてる。下手すっと転ぶぞ」スイー
初春「うわわっ!こ、こけそうです!」アタフタ
佐天「なかなか爽快ですよー!サイクロン佐天さん時代を思い出すなー」スイー
一通「打ち止めと番外個体はヒーローさンに任せてきたが・・・てめェらも残るべきだったンじゃねェのか?」
佐天「いえ、トニーさんがああなったからには何とかしないと・・・私達にも何かできるかもしれない!
初春「そ、そうですッ。きっと何か・・・できることが・・・」
一通「・・・ッヘ」
佐天「!あれ見てください!」
一通「・・・さァて、どうやって正気に戻すンだ?」
アイアンマン「来たか。アクセラレータが相手とは、頭をフル回転しなきゃならないかな?」
557:
フレンダ「・・・あ・・・あれって・・・」ガタガタ
浜面「なんだってんだよ一体・・・!」
滝壺「向こうにおんすろーとが見える。でも守り番がいるみたいだね」
ハルク「ハルク、オンスロートのために戦う。ハルク、ヘンな鳥捕まえた」
エンジェル「・・・っぐ・・・・・・ううっ・・・」
絹旗「あれはウォーレンさん・・・超ハルクさんにとっちめられたんですね」
フレメア「大体、アイアンマンと同じで操られてるんだねきっと」
麦野「ヘルボーイ、降りてアイツの頭をスッキリさせるわよ」
HB「おう」
スパイディ「そ・・・そんな・・・なぜ君がここにッ!」
スカーレットスパイダー「久しぶりだねピーター。と言っても、君の世界じゃあ僕は消えちゃったんだっけ?」
スパイディ「ベン!どうして・・・」
Sスパイダー「話は後にしようか。オンスロートが君をやっつけるようにって僕に言ったんだ。ボロボロになった君に僕の世界のことを説明してあげるよ」THWIP!
スパイディ「!君までオンスロートに・・・っ!」
一通「なるほどな。手下を増やして迎え撃つってのか」
アイアンマン「それだけじゃない。オンスロートは今も力を蓄えている。そのための時間稼ぎさ」
一通「・・・力ずくでどかすぜェ」
オンスロート「・・・学園都市に7人しかいないレベル5・・・いわば高レベルのミュータント・・・我が力の一部となる覚悟はできたか?垣根帝督」
垣根「誰がてめェなんぞに・・・さっさと解放しやがれ。こちとら忙しいんだよ!」
オンスロート「いいや、一つとなるのだ。未来永劫」MMMMMOOOOO・・・・・・
垣根「う・・・っぐ・・・・・・うおあああああ!」
558:
ハルク「HULK SMASH!」BOOOOM!
HB「ARRGHHH!」
麦野「ッチ!敵に回ると厄介この上ないわね!」ドオ!
ハルク「GHH・・・」
絹旗「麦野!手を貸します!超シンビオート!」ウジュルウジュル
S絹旗「超窒素シンビオートぱーんち!」ドォン!
ハルク「っ!・・・ハルク、強いヤツと戦うの面白い」
S絹旗「なんて頑丈な・・・」
HB「うらあ!」BOOOOM!
ハルク「ARGH!」
スパイディ「やめろベン!僕は君と戦えない!」
Sスパイダー「くっさーいセリフだね。そういうのもう流行らないって!」BOK!
スパイディ「ARGH!」
Sスパイダー「おっと、おっこっちゃったか。追いかけなくっちゃね」THWIP!
一通「ッチィ!」
アイアンマン「さすがアクセラレータ。予測が難しい攻撃をするな」
初春「トニーさん!もうやめてください!あなたはオンスロートに操られているんですよ!」
佐天「目を覚まして!一緒にオンスロートを倒すんです!」
アイアンマン「声援を送ってくれると元気になるね。でもオンスロートの精神支配はそんなもんじゃ解けないよ」
初春「そんな・・・」
佐天「漫画だとこういうので元に戻るのに・・・」
アイアンマン「さあて、君達をとっとと片づけようかな。他の皆もどこかに潜んでいるんだろう?そっちもやっつけなくちゃならないからね」
一通「・・・」
オンスロート「・・・未元物質の能力か・・・フフフ・・・もはや私にできぬことはない。この学園都市のミュータント以外のすべての生物を!指を鳴らすだけで消しさってくれよう!」
 パチンッ
559:
滝壺「!来る!」
麦野「スポーン!マーベルガール!今よ!」
マーベルガール「HAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
スポーン「AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
 VVVVVVVVVVVVVVVVAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!
オンスロート「!?何ッ!空間移動で・・・我が前に!」
 THOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!
アイアンマン「?・・・何が・・・」
一通「オンスロートの野郎が学園都市を吹っ飛ばそうとするってのは予測出来た。スッポン野郎とジーンの奴に後方で待機させてたのさァ」
アイアンマン「・・・」
一通「イマジンブレイカーで防ごうにも距離が離れてっから、打ち消す前に街が吹っ飛ぶだろォしなァ」
 シュン
黒子「今ですの!」ガシャン
アイアンマン「!黒子!?」
黒子「ウォーレンさんと別行動をして隠れていましたの!トニーさんのスキを狙ってこの装置をつけるために!初春!」
初春「はい!アーマーを強制シャットダウンさせます!」ノーパソガパッ
アイアンマン「・・・そういうことか!」
オンスロート「おのれ・・・邪魔を!」
スポーン「今だX-MEN!来い!」
 シュン!
オンスロート「!魔法での空間移動・・・3人を同時に!」
サイク「X-MEN!ATACK!(攻撃だ!)」ZRRRRRAAAAKKK!
アイスマン「くらえ!」CHOOOOOOOOOOOM!
ウルヴァリン「それ以上させねえぜ!」ZANNNGGG!
マーベルガール「フェニックスと教授を返してもらうわ!」ZZZAAAAA!
ビースト「上手くいった!オンスロートの攻撃はなんとか防げたみたいだ」
打止「でもまた一気に消し飛ばそうとするかもってミサカはミサカは不安をぬぐえない」
番個「それを防ぐためにチーム分けしたんじゃないの。オンスロートはスッポンとX-MENが抑えて、その間に鉄頭達を解放するって作戦で。で、もしものための隠し玉も」
禁書「とうま・・・早くアイアンマン達を解放してほしいんだよ」
560:
スパイディ「GHH・・・ベン・・・・・・」
Sスパイダー「悪いねピーター。でもオンスロートの命令なんだ。君にはここでリタイアしてもらう」
 THWIP!
Sスパイダー「!?・・・ウェブが・・・!」
スパイダーレディー「蜘蛛のヒーローはあんた達二人だけじゃないって知ってた?この学園都市じゃあたしがいるのよ」
スパイディ(・・・御坂・・・コスチュームを着て・・・)
Sスパイダー「へえ、そうかい。君もオンスロートに歯向かうんだろ?だったら一緒にやっつけてやるよ」
スパイディ「・・・レディー・・・当麻は?」フラ・・・
レディー「アイアンマンの近くでおろしてきたわ。他にハルクも操られてるみたいだった」
スパイディ「・・・トニーにベン、そしてハルクが操られてるのか・・・オンスロートだけでも厄介なのに、まったくもう」
Sスパイディー「ちょっとちょっと、おしゃべりはそこまで。蜘蛛のマスクかぶったら饒舌にならなきゃいけないってきまりでもあんの?」
レディー「そうね、それじゃアンタをノして、正気に戻してあげるわ。行くわよスパイディ」
スパイディ「ああ、スパイダーデュオの連携を見せてあげようぜ!スパイダーマンにさ!」
568:
スパイディ「行くぞレディー!僕らのコンビネーションもウルヴィーとサイクに比べりゃ達人級さ!」THWIP!
レディー「軽口をたたく暇があるなら洗脳を解く方法を考えたらどう?アンタお得意の科学分野でさ」THWIP!
Sスパイダー「っ!ウェブで身動きが・・・」
スパイディ「二人の人間の精神が融合して誕生した怪物の精神支配のことを科学って言えるの?それってジョークのつもり?」BOK!
レディー「異世界とか別次元とかを科学で解決しちゃう類でしょアンタ達。天才ならなんでも科学ってことで解決できるんだから楽よねホント」SMAK!
Sスパイダー「っうぐ!このッ!やっかましっくて集中できないぞ!イヤマフもってくるべきだったな!」THWIP!
レディー「おっと、女の子だけどクモ糸は完備してるわよ」THWIP!
Sスパイダー「ウェブでウェブを?・・・シロウトにしては狙いが正確だな。でも糸で綱引きをするってんなら女の子でも手加減しないぞ!」グイイ!
レディー「うおっと!?ちょっと!女子中学生と細マッチョ男の綱引きってどこに需要があんのよ!」ビリリッ!
Sスパイダー「ARRGHHH!で、電撃?・・・そっか・・・スパイダーウーマンといえば電撃だもんね・・・COF」
スパイディ「わーい、イチャイチャしてないでかまってちゃーん」SMASH!
Sスパイダー「GAH!っこの!オリジナルのくせしてナマイキな――」
スパイディ「ヘイ!御坂!」THWIP!THWIP!
レディー「ちょっと、本名言うんじゃないの」THWIP!THWIP!
Sスパイダー「!?」
スパイディ「ごっめーん。でも僕の気持、理解できた?」SMAK!
レディー「ヒーローも楽じゃないわね、ホント!」KRAKOOM!
Sスパイダー「ARGHHHHH!」
Sスパイダー(な・・・何だこの二人・・・・・・組んで一日二日のインスタントチームじゃない・・・互いの動きを互いが読んで、互いがサポートしあってアクションしている・・・
 ・・・・・・いくつもの山を越えてきた戦い方だ・・・・・・この二人・・・凄まじく共闘(たたかい)なれている!)
570:
佐天「もうこうなったらこっちのモンですよ!初春のパソコンさばきでトニーさんのアーマーはダウンです!」ムフー
初春「・・・・・・」カタカタカタ
黒子「アーマーの動きさえ封じれば、洗脳解除は後回しになろうとも何とかなりますの!」
アイアンマン「そりゃ困ったな。アーマーを占拠されちゃあ身動きできなくなってしまうよ。鋼鉄のアベンジャーがJCに手玉にとられる・・・うん、悪くない」
一通「・・・」ヒキッ
佐天「ふっふっふー、強がってるのも今のうちですよ!初春にかかればちょちょいのちょ――」
初春「・・・だ・・・ダメです・・・・・・トニーさんのアーマーに侵入できません・・・」
佐天「い?」
アイアンマン「そりゃそうさ。このアーマーは地球で最も厳重なセキュリティで守られてるんだ。ファイヤーウォールなんか目じゃないぞ」
黒子「・・・多少はそうかもと思っていましたが・・・やはりですの」
初春「すみません・・・」
一通「関係ねェ。どっちにしろぶっとばして目ェ覚ましゃイイだけだ」
アイアンマン「学園都市第一位の男との戦いとなると、今後何らかの参考になりそうだ。できれば1アクションごとに解説してくれるかな?」
一通「てめェ・・・」
 バッ!
上条「アイアンマン!てめえをその幻想から解放してやるッ!」グオッ
初春「!上条さん!背後から・・・」
佐天「いっけー!そげぶパンチをくらわしちゃえー!」
 ベキョ
上条「いっでええええええええええええ!」
アイアンマン「ハルクのパンチでも耐えてみせるこのアーマーに素手で殴りかかるなんて大した根性だ」
一通「ッチィ・・・何してンだよ」
上条「っぐああああ・・・・・・っぐ」
アイアンマン「その右手なら異能力を無効化するそうだが、私の科学の力なら異能力にカウントされないのかな?ぜひ調べてみよう」
上条「!」
 BBBEEEEE!
アイアンマン「・・・・・・盾か。君はいつまで人のために盾になるんだ?スティーブ」
キャップ「無論、永遠にだ。トニー」
573:
麦野「一度は一緒に戦った上、写真もとった仲なんだし、あんまりこういうことしたくないけど!」ドオオ!
S絹旗「これもハルクさんのためです!超ウェブ攻撃!」THWIP!THWIP!
ハルク「?・・・クモの糸?」
S絹旗「超今です!ヘルボーイさん!」
HB「おうせキヌハタ!うらあ!」BOOOOOMMM!
ハルク「GAAAA!」
麦野「ッチ!殴り合いの泥試合じゃないの!状況を打破する方法はないの!?」
 BOOOM!
フレメア「!・・・」
滝壺「どうしたの?ふれめあ」
フレメア「・・・今の音・・・」
 BOOOOOM!
浜面「!何だあの音は!」
フレンダ「すっごい騒音な訳よ・・・まさかオンスロート?」
 BOOOOOOOM!
フレメア「大体、違うと思う。・・・あれは・・・雷鳴」
 BOOOOOOOOOOOMMM!
フレメア「雷神!にゃあ!」
S絹旗「!スパイダーセンスが超反応してます!あれは!」
 ZZZZAAAAAAAAAKKKKK!
ハルク「GGGGAAAAAAAAHHHHHHHHHH!」
HB「!?雷!?」
ソー「我はアスガルドの王、オーディンの息子!雷神ソー!盟友の危機と聞きつけ、いざ駆けつけん!」マイティトウジョー!
576:
ウルヴァリン「この俺がフェニックスフォースを助けるために戦うなんてな!とんだ皮肉だぜ!」ZAK!
スポーン「口よりも腕を動かせクズリ。俺が片づけてしまうぞ」SMASH!
アイスマン「あのさ、僕の氷攻撃ってオンスロートの中にいる教授やフェニックスまで寒くなったりしないかな?」FFFAAAA!
マーベルガール「きっと大丈夫よ。そんな心配よりどうやったらこの頑丈なアーマーを壊せるかを考えて!」SSSZZZAAA!
サイク「手加減はナシだ!全力でかかれ!」ZRAAAAKKK!
オンスロート「いくら貴様らが束になろうと・・・我が前では何の意味にもならん!」VVVVVOOOOO!
アイスマン「GHHHH!」
スポーン「GAA!何というエネルギーだ・・・」
ウルヴァリン「へこたれる暇はねえぜ!手を休めるな!」
 THOOOOOOOOOM!
削板「なんということだこの状況!どこのどいつがこんなことをしやがったんだ!学園都市がメチャクチャじゃないか!」
ジャガノ「・・・・・・」
削板「あのデッカイ奴の仕業か!おのれ!俺達の学園都市になんてことを!この俺が根性をたたき直してやる!」
ジャガノ「!ま、待てッ!やめろ兄弟!」
削板「!?なんだ兄弟!何をビビってるんだ!」
ジャガノ「び、ビビってねえ!このジャガーノート様がビビるもんか!・・・だが・・・だがアイツだけはヤバい!ヤバすぎるんだ!お前がアイツにやられるのを見たくねえ!」
削板「なんだと!?この俺を倒すほど根性があるヤツなのか!?だったら確かめに行かなくっちゃな!」ダッ
ジャガノ「!待て!」
 CHOOOOOOOOOOMMM!
サイク「RRGGHHHH!」
アイスマン「・・・Ghh・・・つ、強い・・・」
オンスロート「その程度か。その程度でこの私に挑むというのか?話にもならん。私は今やフェニックスのパワーをも得ているのだぞ。貴様等なんぞがこの私に――」
削板「根性ォー!」ドッゴォーーーン!
オンスロート「!?」
ウルヴァリン「な、なんだ!?」
削板「学園都市を脅かすてめえの根性!叩き直してやるぜェ!」ドグオーン!
オンスロート「・・・レベル5、削板軍覇・・・面白い」
578:
>>576
ヤバすぎる?:オンスロートに完膚なきまでぶちのめされたジャガーノートは、かつてないほど恐怖していた
579:
スパイディ「どうかなベン?ここらで暴力での解決はおしまいにして、多数決で勝負決めるってのは?」
Sスパイダー「ここまでやっておいてそんなこと言うのか?とんだ甘ちゃんだなピーター!」THWIP!
スパイディ「もう!戦いたくないだけだってのに!」
レディー「スパイディ、洗脳を解く方法はないの?」THWIP!
スパイディ「強力なテレパスなら解除できるけど、教授はいないし、ジーンはオンスロートの攻撃から街を守るので手いっぱいさ!」
レディー「っく・・・どうすれば・・・」
 PI
Sスパイダー「!ARRRGGGHHHHH!」
レディー「!?」
スパイディ「な、なんだ!?急にベンが・・・」
食蜂「私の出番力みたいねェ☆」
レディー「!しょ、食蜂!?」
食蜂「あらぁ、スパイダーレディーさんが私のことを知ってるとは光栄ねぇ☆」
レディー「あ・・・い、いや・・・これは」
食蜂「大丈夫よぉ☆御坂さんがマスクかぶってヒーローごっこしてるなんて言いふらしたりしないんだゾ☆」
レディー「ナアアアアアア!やっぱりバレてるゥゥゥ!」
食蜂「頭を見なくても気づくわよぉ。そもそも効かないんだからそれが証拠にもなるしぃ」
スパイディ「君はたしかレベル5のテレパス、食蜂じゃないか。前にサインあげたよね?」
食蜂「ええ、お久しぶりねウォールクローラー。安心して、あっちのクローンさんの洗脳は私が解除してあげる」
Sスパイダー「GHHHHH!GAAAAAA!」
レディー「・・・ちょっと、大丈夫なの?なんかすっごいうめいてるけど・・・」
食蜂「・・・・・・」ギギギ
スパイディ「食蜂・・・オンスロートの洗脳は強力なんだろう?」
食蜂「・・・えぇ・・・言いたくないけど、私一人じゃ及ばないかも。・・・でも、エクステリアなら!」ギュイイイ!
580:
>>579
強力なテレパスなら?:ハルクがオンスロートに洗脳された際、強力なテレパス能力を持つケーブルによってなんとかギリギリでハルクの洗脳を解除した
ウォールクローラー:スパイディの通称の一つ。壁を這う者の意
581:
食蜂「・・・っく」ギギギ・・・
レディー「エクステリアを使っても難しいの?」
食蜂「黙ってて!・・・」ギギギ・・・
Sスパイダー「GHHHHH!」
スパイディ「・・・ベン・・・」
Sスパイダー「AAAAAAAAAA!」
スパイディ「ベン、オンスロートなんかに支配されるな。僕達はヒーローだろ?悪人の手先なんかまっぴらだ。負けるんじゃない」
Sスパイダー「AAARRRGGGHHHHH!」
スパイディ「ベンおじさんの名をもらった君は、立派なヒーローだ。僕の声が聞こえてるなら、目を覚ますんだ。・・・一緒に悪い奴をやっつけよう!」
Sスパイダー「AAAAAAAAAAA!」
 カッ!
食蜂「ッ!・・・はぁ・・・はぁ・・・」
レディー「・・・大丈夫?」
食蜂「・・・えぇ・・・御坂さんに心配されるなんてねぇ」
レディー「そんな口が聞けるなら大丈夫ね。スパイディ、そっちは?」
スパイディ「・・・ベン?」
Sスパイダー「・・・・・・まいったな・・・君にヒーロー認定されるなんて、この先数えきれないほどの困難がありそうだ」
スパイディ「おかえり、ベン」ニコッ
レディー「戻ったみたいね。ありがとう、食蜂」
食蜂「・・・・・・別にぃ・・・私もヒーローに教えてもらったからよぉ・・・大事なことをねぇ」
582:
黒子「キャプテンさん!来てくださいましたのね!」
キャップ「遅れてすまない、白井くん。どうやらトニーは洗脳されてるみたいだね」
一通「その口ぶりじゃァしょっちゅうあることみてェじゃねェか。対策は?」
キャップ「上条くんの右手なら一撃だろう?」
上条「そ、それが・・・あのアーマーがあって直接殴れません」ショボン
佐天「おもっきし殴ったんですけどね・・・」
キャップ「ならばアーマーをこじ開ける方法を探すんだ。私がトニーを引き受ける。君達はアーマーへハッキングを試みてくれ。可能性は低いがね」ダッ
一通「しょォがねェ、俺も行くぜェ」ダッ
佐天「だってさ初春!もっかいチャレンジしてみようよ!」
黒子「しかしそう簡単にいくものでしょうか・・・」
初春「・・・?・・・待ってください・・・・・・これは」カタカタカタ
アイアンマン「来るかスティーブ。シビル・ウォー(内戦)で苦い思いをしたのにまだこりないか?」
キャップ「あの時とは違う。今は君が悪の側だ。間違いなくな」WHAM!
一通「ベクトル操作でひっぺがしてやんぜェ!」グオ!
アイアンマン「そうはいくものか。君とも色々あったじゃないか。私がその能力の対策を考えてないと?」
一通「!?能力が通じねェ!」
アイアンマン「以前、ウルトロンが君の能力を攻略しただろう?それを参考に新しいプログラムを作ったのさ」BOK!
一通「ッガ!」
キャップ「一方通行くん!」
初春「トニーさんのアーマーと回線がつながってます!」
アーマー【初春様、佐天様、白井様、ご迷惑をおかけしています】
佐天「え!?これってどういうこと!?」
初春「アーマーのシステムをハッキングすることはできませんでしたが、こちらからの接触に反応してアーマーのコンピューターがこちらに話しかけてきてくれてるんです」
上条「?」
黒子「トニーさんはともかく、アーマーのコンピューターは洗脳されていないから、こちらに協力してくれるということですのね」
アーマー【そういうことです。私はトニー様の命令に逆らうことはできません。可動を停止することはできませんが、何かできることはあるかと】
初春「うまくトニーさんの命令違反にならないような行動ならできるんですね」
佐天「なら!こうしましょう!ゴニョゴニョ・・・」
583:
>>582
しょっちゅうあること?:以前、トニーはウルトロンに洗脳されて、せっかく倒したウルトロンを復活させてしまったことがある
シビル・ウォーで苦い思い?:ヒーロー同志が対立して戦ったクロスオーバーイベント、『シビル・ウォー』の際、キャップとアイアンマンが本気で戦った
 戦いは性能的に上回るアイアンマンが優勢で、キャップはボコボコにされた。2度目の戦いでは逆にアーマーのシステムをダウンさせ、キャップが一方的にボコった
 ちなみに、この時トニーは『キャップが放った全てのパンチの軌道を記録している』というヘンタイじみたことをしていたことを暴露した
584:
一通「グハァ!」ガクッ
アイアンマン「おいおい、学園都市最強が膝をつくんじゃないよ。スティーブ一人に任せる気か?」
一通「ンの野郎ォ・・・もう手加減しねェぞォ!」
キャップ「落ちつけ一方通行くん。これはトニーの冷静さを奪う作戦だ」
一通「ック・・・」
アイアンマン「さすがだな。冷静に物事を見れれば君は一番の指導者だよ。でも、これならどうかな?」バッ
キャップ「!」
一通「何を――」
 ウィーン ウィーン
アイアンマン「あれ?」
 ドドンガドン♪ ドドンガドン♪
一通「・・・盆踊りしはじめやがったぞ・・・これも冷静さを奪う作戦かァ?」
キャップ「・・・うーむ・・・トニーの頭脳は私には理解できないからな・・・」
アイアンマン「ど、どうしたんだこれは!アーマーが勝手に・・・ッハ!」
黒子「佐天さん、あそんでる場合じゃありませんの!」
佐天「二人をリラックスさせようと・・・」テヘ
初春「アーマーさん、タップダンスしてタップダンス!」
アーマー【承知しました】
 タタタタン♪タタタン♪タタタタタタタ♪
一通「・・・」
キャップ「・・・見事なステップだ」
アイアンマン「か、身体が勝手に!」
黒子「う?い?は?る?!」
初春「じょ、冗談ですよ!アーマーさん!空気の換気のためにもフェイスオープンしましょう」
アーマー【承知しました】カパッ
アイアンマン「!?な・・・アーマー!何を――」シュン
 シュン
アイアンマン「!」
黒子「私がこちらまで移動させてさしあげました。さ、そげぶのお時間ですわよ」
上条「顔面に手加減なしの全力パーンチ!」
 キュアン!
一通「おィ、あれがお前らの世界でトップの天才さンかァ?」
キャップ「・・・いや・・・リードとかハンク・ピムとかもいるし・・・・・・いや、でも彼らも・・・ううむ」
585:
麦野「雷神さんのご登場かい。こりゃ何とかなるかもね」
HB「北欧神話のトール?マジもんとはおどろいたな」
S絹旗「ソーさん!ハルクさんを超解放してあげてください!」
ソー「任せろシンビオートを纏いし少女よ!なかなかえきぞちっくな見た目だが大丈夫かい?」マイティチョットヒク
ハルク「HULK!SMAAAAAASHHHH!」BOOOOOOOOOM!
ソー「ッ!」マイティナグラレ!
S絹旗「そ、ソーさぁん!」
HB「・・・あれで神か?ムギノのがよっぽどおっかねえんじゃあねえのか?」
麦野「っちい!疲れが増えるだけだったか!」
フレンダ「結局、ハルクの暴走はそう簡単に止められない訳よ・・・」
滝壺「・・・」
フレメア「大体、バットモービルの中から見てるだけしかできないのかな・・・」
浜面「・・・!おい、あれは?」
フレメア「向こうに何か落ちてる?にゃあ」
フレンダ「ちょっと待って、ズームで調べる・・・!あれは麦野がアイアンマンに注文してた『アレ』な訳よ!」
滝壺「!」
浜面「そうか!アイテムのアジトに運ぶようにハルクに任せたって言ってたな。それを運ぶ途中で洗脳されたってとこか・・・」
フレメア「大体、あれがあれば大きな戦力になるかもしれない!」
フレンダ「でもあれって結局、麦野が遊び半分で作らせた上にめっちゃピーキーな品・・・私達じゃ扱いきれない訳よ」
滝壺「・・・私が使う」
浜面「!?滝壺?」
滝壺「あれはAIM力場をエネルギーにして稼動する特別製品。私が体晶を使ってAIM力場を多少は操作できるようになったら、上手く起動するとおもう」
フレンダ「で、でもあそこはハルクのすぐそばな訳よ・・・危なすぎる訳よ!」
滝壺「それでも行く。皆はここで待ってて。近づくと危ない」ス・・・
フレンダ「滝壺!さすがにマズイ――」
 ガチャ
浜面「うおおおおおおおおおあああああああああ!」ダダダダダ!
滝壺「!?はまづら!?」
フレメア「もうダッシュで『アレ』を取りに!にゃあ!」
586:
ハルク「ハルクみんな倒す!ハルク最強!UGAAAAAAAAAA!」CHOOOOOM!
S絹旗「うあああ!」
HB「ARRRGGHHH!」
麦野「っぐううう!なんてパワー・・・!?浜面!?」
浜面「うおおおおおおおおおおおおお!どきやがれハルクゥー!」ダダダ!
ソー「!?少年!危険だ!」マイティトビダシキンシ!
ハルク「ハルク、邪魔するヤツぶっとばす」
 BOOOOOOOOOMMM!
麦野「!」
滝壺「はまづらぁー!」
 ドサ・・・
浜面「・・・・・・ぐ・・・・・・うう・・・」ズリ・・・ズリ・・・
S絹旗「!は・・・浜面・・・ハルクさんの超パンチを受けてもまだ・・・」
フレンダ「・・・大したモンよ浜面。滝壺!浜面のがんばりに応えてあげる訳よ!体晶を使って『アレ』を操作する訳よ!」
滝壺「・・・・・・うん!」
 ガシィ
浜面「・・・つ・・・つかんだぜ・・・・・・滝壺ォーーー!受け取ってくれェーーー!」ポチッ!
麦野「!あれは!」
S絹旗「アイアンマンさんに注文していた・・・」
HB「なんだあ!?ハマヅラが箱のボタンを押したら、中から何かが・・・」
 ビューン! ガキィ!ガキィ!ガキィ!
HB「!・・・タキツボか?・・・お前・・・ソレを吸い寄せたのか」
アイアン滝壺「はまづら・・・ありがとう。後は任せて」ウィーン
587:
ソー「あれはアイアンマンのアーマー!?だが少し見た目が違う・・・」マイティマチガイサガシ!
麦野「あれは私がスタークに作らせた『AIMをエネルギーにして稼動するアイアン・アーマー』よ。滝壺が体晶を使ってアレを起動させてるみたいね・・・」
HB「なんであんなもんを?」
麦野「・・・それは・・・」モニョモニョ
S絹旗「キャプテンさんがアイアンマンさんと仲が良いと聞いて、それにあやかろうと・・・」
ハルク「メタルマン、ハルクの相手する気か?ハルク、メタルマン倒す!」
アイアン滝壺「はまづらが身体をはって託してくれたこのアーマー、簡単には負けないよ」
 グアッキィィィン!
HB「!すげえ!とっくみ合いをして互角だぞ!」
ハルク「ムムム・・・お前、強い!」
アイアン滝壺「負ける気がしない」PTOOM!PTOOM!
麦野「ミサイルまで装備してんのか・・・」
ハルク「GHHH・・・」
アイアン滝壺「えーい」グアオッ
 ZZOOOOMMM!
ソー「なんと!ハルクを放り投げた!」マイティメガトビデル!
麦野「・・・なんであんなパワーが」
S絹旗「・・・おそらく超愛のパワー」
HB「おい、雷神。今がチャンスだ。お前さんは雷を操れるんだろ?」
ソー「そーだ」マイティソー!
HB「アイツに強力な雷をくらわせんだ。神経系をリセットして洗脳を解除すんだよ」
ソー「そーか!」マイティソーカ!
麦野「絹旗、滝壺を手伝うよ」
S絹旗「超了解です!」
588:
ハルク「Ghh・・・ハルク、油断した」
アイアン滝壺「はまづらのかたきは私がとる」BBBEEEEE!
ハルク「AARRRGGGHHH!」
麦野「やるじゃないの滝壺。完全にアーマー使いこなしてるね」ドオオ!
アイアン滝壺「むぎの、早くはるくの目を覚ませないと」
麦野「それなら考えがあるよ。絹旗、動きを封じてやりな」
S絹旗「超了解です。シンビオート製のウェブを超連打します」THWIP!THWIP!THWIP!
ハルク「Ghhh・・・」
S絹旗「これだけウェブをくらえば、いくらハルクさんでも超なかなか身動きとれまい!」THWIP!THWIP!THWIP!
麦野「雷神さんよ!」
ソー「・・・任されよ」マイティバリバリ!
ソー「マイティ・サンダー!」マイティサンダー!
 ZZZZZZAAAAAAAAAAAAAKKKKKKKKK!
ハルク「・・・」
フレンダ「結局、どうなった訳?」バットモービルキキーッ
麦野「今の一撃でウェブも一気に焼け解けたね。ハルク?大丈夫?」
ハルク「・・・」ムクッ
ハルク「・・・COF・・・・・・まあまあだな」
S絹旗「どうやら超上手くいったみたいですね」
HB「やっとか。タキツボの機転のおかげだな」
アイアン滝壺「そんなことないよ。皆が力を合わせたから」
ソー「その通り。そしてこの勝利のためにその身をささげた少年に敬意を払おう」マイティナミダ!
フレメア「大体、浜面ががんばったからだね・・・」
フレンダ「結局、ちょっとは役にたった訳ね」
S絹旗「浜面・・・超パシリとしてやりとげたとは・・・」
麦野「代わりを探さなくっちゃあね・・・」
HB「いいダチだったぜハマヅラ・・・」
アイアン滝壺「はまづら、見守っててね」
ハルク「ハルク、ハマヅラにあやまる・・・」グスン
浜面「・・・・・・あの・・・意識はしっかりしてるんで・・・ちょっと切ないです」
594:
削板「くらえ!すごいパーンチ!」ドーン!
オンスロート「Ghh・・・」
アイスマン「すっげえ。ただのパンチなのにオンスロートが揺らいでる!」
マーベルガール「いえ・・・ただのパンチじゃないわ。何かのエネルギーを纏っている・・・でも一体どういうものなのかは全然わからないわ・・・」
ウルヴァリン「学園都市にゃあんなヤツもいんのか。おもしれぇ」
ジャガノ「やめろグンハ!オンスロートにかかわるんじゃねェ!」ダダダ
ウルヴァリン「!?てめェはジャガーノート!?」
ジャガノ「ウルヴァリン!アイツを止めろ!オンスロートに消される前に!」
サイク「君は・・・ローガン元校長やピーター達の世界のジャガーノートか」
アイスマン「あのジャガーノートが人の心配だって?オンスロートに洗脳されてんじゃないの?」
ジャガノ「だまってろ!グンハは知らねえんだ!オンスロートがどれほど恐ろしいヤツかを!」
スポーン「ジャガーノートとやら、そう思うならお前が行動すればどうだ」
ジャガノ「ッ・・・ヤツには勝てねえ・・・誰も勝てやしないんだ!」
スポーン「だから何もしないと?ならば失せろ。貴様がここにいれば邪魔になるだけだ。面積もとるしな」
ジャガノ「!っ・・・」
削板「ふん!お前もなかなか根性があるな!俺の攻撃を受けてもまだ平気とはな!」
オンスロート「我を倒せると思うな能力者。貴様は『原石』・・・いわばミュータント。他の能力者よりも・・・我には馴染むだろう」GAKI!
削板「!?」
 GGGGGOOOOOooooooo・・・・・・
サイク「!マズイ!あの少年も取り込まれる!」ZZZAAAAK!
スポーン「止めろ!これ以上力を与えると手がつけられなくなるぞ!」FFFSSSHHAAAAA!
オンスロート「我がものとなれ・・・レベル5」SHAZAM!
オンスロート「HAAAAAAAaaaaa・・・・・・」
ウルヴァリン「・・・ッチ!」
ジャガノ「きょ・・・兄弟ィィィーーー!」
595:
ジャガノ「オンスロートォ!うおおおおおおおおお!」DASH!
サイク「!ジャガーノート!?」
ジャガノ「HEAD CLASH!」DOCOOOOOOOOMMM!
アイスマン「いったー!ジャガーノートの頭突きアタックは効くぞー!」
オンスロート「ジャガーノート・・・ケイン・マルコよ。貴様の力はその程度か。フェニックスだけでなく、2人のレベル5を吸収した私に勝てる可能性が何%あると思う?」
 TWHAM!
ジャガノ「AAARRRGGGHHHHH!」
サイク「あのジャガーノートを一撃で!?」
アイスマン「マジかよ!」
ウルヴァリン「俺が相手する!スリム!ブラストで援護しろ!」ダッ
サイク「はい!」
ジャガノ「Ghhhh・・・・・・」ボロ・・・
スポーン「・・・ジャガーノート、勇気を振り絞ったな」
ジャガノ「・・・ウグ・・・・・・」
スポーン「それで、どうする?このままノンキに眠りにつくか、兄弟と呼ぶ男を助けるために立ち向かうか」
ジャガノ「・・・」
スポーン「お前が選べ」
ジャガノ「・・・・・・・・・な・・・ナメんじゃあ・・・ねェ・・・俺は・・・ジャガーノートだ・・・抑制不能だ!ダチ一人守れねェで何がUNSTOPPABLEだ!うおおおおおおお!」
スポーン「・・・行くぞ。俺もアイツらも目的は同じだ」
ジャガノ「I'M JUGGERUNUNT!(私はジャガーノートです!)」
596:
スパイディ「立てるかい?ベン」
Sスパイダー「ああ、大丈夫だよ。まだ頭の中がクラクラするけどね」
スパイディ「頭痛薬でもあげるべきなんだろうけど、もっと頭痛がひどくなる問題が待ち構えてるんだ。一緒にがんばろうぜ」
Sスパイダー「キビシーな。僕なんかが行ったところでオンスロートにとっては変なクレーマー程度にしかならないんじゃないかな?」
スパイディ「・・・御唱和ください。大いなる力には??」
Sスパイダー「わかってるって。冗談冗談。大いなる責任がともなう、だな。行こうぜ兄弟」
レディー「さすがクローン。中身も同じ、立派なヒーローね」
食蜂「さ、私達も行くわよスパイダーレディーさん?腰抜かしたりしないでね」
レディー「え・・・食蜂も来てくれるの?」
食蜂「ここまで来たら無関係とは言えないしぃ・・・それとも私じゃあなたの邪魔にしかならないかしら?」
レディー「・・・いいわ。アンタもヒーローの仲間入りね」
食蜂「そんなんじゃないわよ。まだね・・・」
レディー「ようし!行くわよスパイディ!ベン!食蜂!学園都市を守るのよ!」
Sスパイダー「熱いなァ。ピーターの影響かい?」
スパイディ「うっそ、僕こんなんじゃないでしょ」
Sスパイダー「そうだよな。どっちかっていうとショクホウの方が好みのタイプだよな」
 ・・・・・
キャップ「トニー?トニー?しっかりしろ」
アイアンマン「・・・・・・グ・・・」
佐天「もう、上条さん本気で殴りすぎですよ」
黒子「そもそも触れるだけで十分なのに目いっぱい殴る必要はありませんの」
上条「すんません・・・」
一通「おィ、鉄男。さっさと起きてオンスロートの野郎をブチのめしに行くぞ」グイ
アイアンマン「・・・Ghh・・・女の子ならまだしも、男に殴られる趣味はないぞ私は・・・」
初春「よかった。いつものトニーさんだ」
597:
S絹旗「何してんですか浜面。超早く立ってオンスロートを超倒しに行きますよ」
浜面「・・・キビシすぎるだろ・・・」
HB「おい、こいつは確か味方だったよな?」
エンジェル「・・・Ghh」
麦野「あ、忘れてた。確かX-MENのウォーレンだったな」
フレメア「大体、私達が来る前にハルクにやられてた」
ハルク「すまんエンジェル。平気か?」
エンジェル「・・・あ・・・ああ・・・・・・黒子は?」
アイアン滝壺「あくせられーた達と一緒にいるみたい。力場が動いてるからたぶん大丈夫だよ」
エンジェル「そうか・・・」スック
フレンダ「ちょっと大丈夫?ボロボロな訳よ」
エンジェル「これくらいでへこたれるもんか。俺だってX-MENだ。オンスロートを倒して教授とフェニックスを助けなきゃ」
麦野「いいねえ、その根性。そんじゃとっとと他の連中と合流するわよ」
S絹旗「ハルクさん、浜面を超運んでください」
ハルク「任せろ」
 ・・・・・
 THOOOOOOOOOOOOOMMM!
ウルヴァリン「GAAAHHHHHHHHH!」
サイク「ローガン!くそ!」ZPRAKT!
オンスロート「効かぬわ!」VVVVVAAAAAAAAA!
サイク「AAAAAAAAAHHHHHHH!」
マーベルガール「スコット!」
アイスマン「ジーン!危ない!」
オンスロート「磁力の嵐をくらえ!」FFFOOOOOOMMM!
マーベルガール「!」
スポーン「UUUUGGGGHHHHH!」GGGGGGAAAAA!
マーベルガール「スポーン!?・・・魔法で受けて・・・」
スポーン「GHHH!なんというパワー・・・」
オンスロート「我が力に抗うか・・・」
 CHOOOOOOOOOMMM!
スポーン「AAARRRGGGHHHHH!」
ウルヴァリン「・・・Ghh・・・スリム、立てるか?」
サイク「・・・は、ハイ・・・なんとか」
ウルヴァリン「だったら戦うぞ。チャックは何としても助けだす。バイザーをとって、フルのブラストをくらわせてやれ」
サイク「え・・・だけどそれほどのブラストは危険だから使うなと教授が・・・」
ウルヴァリン「時にはいいつけを無視するってのも必要だぜ、優等生」
598:
>>597
スリム:サイクロップスのあだ名の一つ。やせているからスリム
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