姫柊「先輩を監禁しました」back

姫柊「先輩を監禁しました」


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1:
古城(目を覚ましたらベッドの上で鎖に繋がれていた)
古城「おーい、誰かいないかー?」
「・・・」
古城「まあ、誰も来ないよな」
古城(つーか、この部屋どっかで見たことあるな・・・)
ガチャ
???「ああ、先輩起きたんですね」
古城「ひ、姫柊?」
姫柊「はい、なんですか?」
ストライク・ザ・ブラッド (4) 蒼き魔女の迷宮 (電撃文庫)
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2:
ヤンデレ
3:
古城「はぁ・・・よかった、助けに来てくれたんだな」
姫柊「はい?なにを言ってるんですか先輩?」
古城「何って姫柊は捕まった俺を助けに来てくれたんじゃないのか?」
姫柊「いいえ違います。先輩を捕まえたのは私ですし・・・それにここは私の部屋です」
古城「は?」
古城(どういうことだ?姫柊が俺を捕まえた?獅子王機関の命令なのか?)
4:
姫柊「安心してください獅子王機関は関係ありませんし、先輩に危害は加えません」
古城「じゃ、じゃあなんで?」
姫柊「先輩を守るためです」キッパリ
古城「ど、どういうことだ?」
姫柊「今まで先輩は色々と危険な目にあってきましたね?」
古城「あ、ああ・・・」
姫柊「だからです!私はもう先輩が傷つく姿は見たくありません!だから先輩を監禁して誰とも関われないようにしたんです!」
古城(姫柊はどうしちまったんだ・・・もともとストーカーっぽいところはあったけどまさかこんなことに)
5:
ここまでいつもの日常か
6:
古城「でも俺が本気になればこんな鎖なんて・・・」ジャラッ
姫柊「無理ですね」
古城「そんなことないぞ、見てろよこんな鎖なんて・・・あれ?」ジャラッ
姫柊「その鎖は雪霞狼の技術を応用して作ったものです力づくでは壊せません」ドヤッ
古城「なら眷獣で・・・」
姫柊「加減できますか?」
古城「うっ・・・」
姫柊「確かに先輩の眷獣はとてつもなく強力です、でも先輩はそれを完全にはコントロールできていません。それをこんな所で使ったら・・・こんなマンションくらい簡単に吹き飛んじゃいますよ?」
8:
古城「な、なら助けを呼べばいい、ここは姫柊の部屋なんだろ?叫べば凪沙が気付くんじゃないのか?」
姫柊「その点は心配ありません結界を張っておきました。私が結界を解かない限り声どころか電波や熱も遮断します」
古城(打つ手無しかよ・・・)
姫柊「先輩・・・いいじゃないですか。先輩はここにいれば安全ですし不自由しませんよ、外に出ないと誓ってくれるなら鎖も外してあげます」
古城「姫柊・・・本気なのか?」
姫柊「私はいつだって本気です」
9:
もともとヤンデレの素質があったよな
割と自然だわ
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10:
古城「それに凪沙だって・・・」
姫柊「そうですね凪沙ちゃんには気の毒ですけど我慢して貰いましょう」
古城(・・・今の姫柊には何を言ってもムダみたいだな)
姫柊「あ、そうだ!先輩お腹空いてませんか?」パアァ
古城「あ、ああ・・・」
姫柊「じゃあ用意しますね!」ニコニコ
古城(どうやら姫柊は俺が監禁されることに納得したって思ってるみたいだな・・・すっごい笑顔だし)
12:
姫柊「先輩、お待たせしました!」
古城(なんだかよく分からないが凄い豪華な食事だ)
姫柊「先輩のお口に合えば良いんですけど///」テレテレ
古城「で、でもさ姫柊。鎖に繋がった状態じゃ食べれないぞ?」
姫柊「はい、だから・・・あーん///」
古城(そう言って姫柊は俺の口元に料理を運んできた)
13:
古城「い、いやそれは」
姫柊「・・・そうですよね、先輩は私の作った料理なんて食べませんよね」ズーン
古城「い、いやそういうことじゃなくてちょっと恥ずかしいというか!でもすごいうまそうだから」アタフタ
姫柊「そうですか!でも大丈夫ですよ誰も見てないので恥ずかしがらなくても大丈夫です!」パアァ
古城(なんつーか、すごい感情の起伏が激しいというか・・・なんだか情緒不安定だな)
姫柊「ではあらためて・・・あーん///」
古城「お、おう」モグモグ
14:
姫柊「ど、どうですか?」オソルオソル
古城「う、うまいぞ」
姫柊「そうですか!まだたくさんありますからね!」パアァ
古城(とりあえず姫柊の機嫌を損ねないようにしないと)
姫柊「♪♪」
15:
古城「ごちそうさま」
姫柊「お粗末様です♪」
ピンポーン
姫柊「誰でしょうか?」
トテトテ
ユキナチャン、コジョウクンシラナイ?
古城(凪沙!)
古城「凪沙!ここにいるぞ!」
17:
イエ、シラナイデス。センパイドウカシタンデスカ?
カエッテコナインダヨネー。ドコカデアソンデルノカナー?
古城(聞こえてない・・・くそっ結界か)
シンパイカケテゴメンネ。
イイエ、ハヤクカエッテクルトイイデスネ。
バタン
ドタドタドタ
古城「ひ、姫柊・・・なんで槍持ってるんだ?」
19:
姫柊「先輩・・・なんであんなことしたんですか?」
古城(やばい、姫柊の目から光が・・・)
古城「なんでって・・・」
姫柊「何で分かってくれないんですか!」ザクッ
古城「!?あああああ」
姫柊「これは」ザシュッ
古城「おい、ひめ・・・やめ」
姫柊「先輩を」ザクッ
姫柊「守るためなんです!」ザクッ
古城「・・・」
姫柊「先輩?」ユサユサ
古城「・・・」
姫柊「先輩!?」ユサユサユサ
21:
セッカロウで刺したら普通に死ぬんでしょ古城くん
23:
>>21
槍を包丁に変えておいてください
22:
普通にさしてワロタ
25:
ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、ゴメンンサイ
古城「うっ・・・」
古城(そうか、俺は姫柊に刺されて・・・そうだ姫柊は!?)
姫柊「先輩!」ポロポロ
古城「ひ、姫柊!?なんで泣いてんだ?」
姫柊「だって私が先輩を・・・」ポロポロ
姫柊「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
古城「姫柊、大丈夫だから。ほら何ともないだろ?」
姫柊「でも、私の所為で先輩が・・・」グスッ
26:
古城「大丈夫だから、ほら落ち着けよ」
姫柊「先輩はこんなに優しいのに、なんで先輩ばかり危険な目に遭うんですか!?」
古城「・・・」
姫柊「・・・どうして」グシュッ
古城(ひとしきり泣いた姫柊は疲れたのかそのまま俺にすがりつくように寝てしまった)
28:
姫柊「先輩、起きてください。先輩」ユサユサ
古城「うーん、あと十分」
姫柊「早くしてくれないと遅刻してしまいます」ユサユサ
古城「う、ん?」ガバッ
姫柊「やっと起きましたね」
古城「お、おう」
古城(なんつーか、鎖に繋がれて起きるのにも慣れてきたな)
姫柊「じゃあ朝ご飯にしましょう」ニコッ
29:
この雪菜は無理矢理血を飲ませてきそうだな
30:
古城「なあ遅刻って学校には行かせてくれるのか?」
姫柊「ダメに決まってるじゃないですか、私が遅刻してしまうということです」
古城「ま、そうだよな」
古城(そういえば、俺ってどれくらい監禁されてるんだ?最初に起きたのが何時か分からないし、姫柊に殺されたあとも結構死んでたよな・・・)
姫柊「はい先輩。あーん///」
古城「お、おう」モグモグ
古城(こればっかりは慣れそうにないな・・・)
・・・
姫柊「じゃあ、行ってきますね。鎖は外しておきますけど結界を破らない限り外には出れないですし、監視の式神もついていますので変なことはしないでくださいね」
古城「・・・ああ」
姫柊「では行ってきます」
バタン
31:
凪沙「あ、雪菜ちゃん・・・おはよう」アオザメ
姫柊「凪沙ちゃん・・・おはようございます」シュン
凪沙「古城くん・・・何処行っちゃったんだろうね?」ハハハ
姫柊(・・・ごめんなさい、でも先輩を守るために必要なことだから)
姫柊「先輩のことだから、そのうちふらっと戻って来ますよ・・・」
凪沙「そうだよね、元気ださないと!」ニコッ
32:
???「ねえ、ちょっと」
姫柊「・・・藍羽先輩、どうかしましたか?」
浅葱「あなた、古城のバカがどこに行ったか知らない?」
姫柊「いえ・・・何も」
浅葱「・・・本当に?」
姫柊「はい」キッパリ
浅葱「・・・そう」
姫柊「顔色悪いですけど大丈夫ですか?」
浅葱「あなたも相当だけどね・・・目元、腫れてるわよ」
姫柊「っ・・・私はこれで」ペコリ
33:
姫柊「ただいま帰りました」
古城「・・・おかえり」
姫柊「先輩、大人しくしていましたか?」
古城「ああ、ずっと寝てた」
姫柊「そうですか、吸血鬼らしくていいことですね」
古城「なあ・・・学校の連中どうだった?」
姫柊「・・・先輩は思ったより人望があるみたいですね」
古城「・・・そうか」
姫柊「はい、藍羽先輩なんかやつれてましたよ」
古城「浅葱が・・・」
姫柊「・・・先輩、ここから出たいですか?」
古城「ああ」
姫柊「・・・そうですか」スルリ
35:
古城「な、なに脱ぎ始めてるんだ!?///」
姫柊「餌付けです、先輩はいやらしい人ですから吸血衝動にはあらがえませんよね?」
古城「そ、そんなことねぇよ!」シドロモドロ
姫柊「そんなこと言って・・・鼻血出てますよ?」ペロリ
古城「!?・・・何してんだ姫柊そんなもん汚いだろ!」
姫柊「汚くないですよ、世界一高貴な吸血鬼の血ですから」ペロペロ
古城(姫柊が俺の血を飲んでる・・・やばい!吸血衝動が)
姫柊「血って結構美味しいですね・・・クセになりそうです」
古城「姫柊!」ガシッ
姫柊「ほら、やっぱり我慢できない」クスッ
37:
古城「・・・」
姫柊「あれ?どうしたんですか、血・・・いらないんですか?」
古城「やっぱりダメだ・・・こんな風にお前の血は吸えない」
姫柊「ど、どうしてですか!?私はそんなに魅力がありませんか!?」ウルッ
古城「お前を血の従者にしちまうかもしれない、そんな無責任な事はできない」
姫柊「大丈夫です!私は一生先輩のそばにいるって決めたんです!」
古城「姫柊の気持ちは嬉しいけど・・・ダメだ・・・」
38:
姫柊「・・・そうですか」
古城「ひ、姫柊?」
姫柊「出てってください・・・」
古城「お、おい、待てy
姫柊「出てってください!」
古城「姫柊・・・」
姫柊「私は先輩と一緒いる資格はありません・・・今回のことがばれれば高神の杜に戻ることになるでしょうね」ポロポロ
39:
古城「なあ姫柊もし高神の杜に戻ったら他の任務に行かされたりするんだよな?」
姫柊「そうですね・・・おそらくは」
古城「危険な任務もあったりするんだろ?」
姫柊「先輩?何を言ってるんですか?」
古城「お前は俺が傷つくのを見たくないって言ってたけどな・・・俺だってお前が俺の知らないところで戦ってるなんて嫌だ!」
姫柊「先輩・・・」
40:
古城「だから・・・何て言うか。お前と一緒にいたいんだよ!」
姫柊「な、な、何恥ずかしいことを口に出してるんですか///」
古城「お互い様だろ?」
姫柊「確かにそうですけど///」
古城「こんなコトしなくてもずっとそばにいるからさ・・・それにお前は俺の監視役だろ?」
姫柊「約束・・・ですよ?」ギュッ
古城「ああ、約束だ」
姫柊「なら・・・私の血を吸ってください。今度は・・・私を吸血鬼にしてください」
古城「いいのか?」
姫柊「はい、私は先輩の監視役ですから」ニコッ
41:
とりあえず終了
最後駆け足ですまん
もっとストブラSS増えないかな
42:

ストブラSS初めて見たよ
4

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