【閲覧注意】後味の悪い話『あたし、時計』back

【閲覧注意】後味の悪い話『あたし、時計』


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2:
昔世界仰天ニュースか何かで見た話。
アメリカのある職場で宝くじを共同購入する事になった。
当たれば出資者で山分けする約束。
中年女性Aが代表してくじを買いに行くんだけど、帰り道
ふと思い立って自分の分のくじも(もちろん自分の金で)購入する。
そして発表当日、一枚だけ高額当選したくじがあった。
それはAが後で買ったくじ。
山分けだ!と大喜びする同僚たちに対しAは「これは私が個人で買った分だから全額私のもの」と主張。
裁判になるが、結局記録されていたくじの購入時刻からAの主張が正しいと分かり
当選分は全部Aのものとなった。
Aは複数のゲストルームがあり広いバーベキューコーナーもあるような豪邸に移り住むが
遊びに来てくれる友人は誰もいなくなり、無用の長物になってしまったというオチ。
Aががめついような印象は受けるけど、ちゃんと正当な権利だし
じゃあ山分けしたら良かったの?というとそれも違う気もするしで後味悪かった。
13:
>>12
それ自分もみたことあるわ、つか同僚の立ち場に自分がたって考えれば
例え言ってることが本当でも納得いかないよな
17:
個人でも買ったことを報告しとかなかったのかな
18:
アメリカだと宝くじの高額当選は公表される場合がほとんどみたい
本当に当たった人がいるの、と疑う人がいるかららしい
22:
アメリカの宝くじは「高額当選した男が後日殺害される」とか一度や二度でなく
何度もトラブルになってるのにどうして当選者情報を公開しようとするかね…
疑われても何でも人死にが出ないほうが良いに決まってると思うんだが
23:
オーストラリアで宝くじ当選者を大々的に報じたら、
初の誘拐事件が起きて、捜査の不手際もあって誘拐された子供死亡
以後大々的に報道するのはやめたとか
24:
ゲーム『ペルソナ3』のEDが後味悪い。
簡単にストーリー説明すると、
一日と一日の間にあるという「影時間」
通常、人間の記憶には残らないこの時間に適応した
主人公たちは、影時間のみ現れ人を襲う「シャドウ」という
怪物を討伐し、人々を守ろうとするっていう話。
このゲームの主人公は感情の起伏が少なく、クールというより
無感情に近いキャラとして描かれていて、
選択肢に「どうでもいい」がしょっちゅう出てくるような子。
細かいところは割愛するけど、
主人公の仲間に、財閥のお嬢様がいる。
実は、シャドウも影時間も、その財閥が10年前に行った
実験により生まれたものだった。
その時、最強のシャドウが生まれてしまい、
やむなくその場にいた少年の体に封印することになる。
それが主人公で、体内のシャドウの影響で
感情も薄くなっていた事が判明。
さらにその時の事故で両親も失い、
親戚中を転々としたあげく元の街に戻ってきたというのが真実だった。
最終的に主人公は、ラスボスを自分の命と引き換えに封印する。
影時間もシャドウも消滅した世界で、
彼は卒業式の日まで根性で生き続けるが、
結局力尽きて死亡し、封印を固定するための人柱となった…というエンド。
何というか、主人公の人生に救いがなさすぎて…
その後の続編でも生存ルートないし、
プレイするたび暗い気分にしかならなかった。
28:
>>24
それだけで終わっていればどうやっても回避できない結末として悲劇的な良さもあったけど
後日発売された後付で台無し感が酷かった
33:
シャーリィ・ジャクスン「どうぞお先に、アルフォンズ殿」
ランチ用のジンジャーブレッドがちょうど焼き上がった時、小学生の息子が勝手口で誰かと話しているらしい声がした。
「どうぞお先に、アルフォンズ殿」「いやいやそちらこそお先に」「いやいやそちらこそ」
などと、漫画の台詞をまねて笑っているので母が訊ねると、友達を連れてきた、と言うので一緒に上がらせた。
(訳註によると、当時の漫画【アルフォンズとギャストン】の台詞)
息子が黒人の少年を連れてきたので母は内心驚くが平静を装う。
友達は、戦争ごっこで日本兵の死体に見立てて遊ぶのだと、木切れを山ほど抱えている。
34:
息子が無理矢理やらせたと思って叱ると、息子は、違うよこいつが戦争ごっこのためにわざわざ家から持ってきたんだよ、と言う。
息子が友達の皿からスクランブルエッグを取り上げたので叱り、友達には、
やられっぱなしはダメよ遠慮なくお食べ、うちの子はいつでも食べられるんだし、おばさんあなたみたいな可哀想な子がたくさん食べているのを見るのが好きよ、おかわりもありますからね、と言ってやる。
トマトシチューを出すと息子が、こいつもトマト嫌いなんだよ、と言うので、
お前が嫌いなだけでしょ、この子は何でも食べて力持ちになって、どしどし働けるようにならなきゃいけないのよ。と言ってやる。
35:
あなたのお父さんは働いているの、と遠慮がちに訊ねると、工場で働いています、と答えた。
そらご覧なさい、とばかりに、だから二人とも好き嫌いなく何でも食べて力持ちになりなさい、と言ってやると、息子が言った。
友達の父は工場の監督で力仕事の必要はないそうだ。
あなたのお母さんは何をしているの、と訊ねると、友達は首をかしげて
「何って…僕らの世話をしてくれます、働いてないです」
と答えた。
あらまあ働いてないの、と応じると息子が、ママだって働いてないじゃないか、と生意気そうに言う。
子沢山だと働く余裕なんかないわよね、と思っていると、友達には姉が一人いるだけとわかった。
36:
友達の姉は教師になるんだそうだ。
あらまあ大出世だわね、皆あなたの姉を誇りにお思いでしょうね、と本心から言うが、友達は戸惑ったような表情。
ランチを終えた友達に、息子の古着をあげてもいい、おばさんの古着を仕立て直せば母親も姉も着られるだろう、遠慮しなくていいのよ、と言うが友達はまた戸惑ったような表情を見せた。
服ならたくさんあるし、ママは縫い物が得意じゃないしお店でいつでも買えるから、せっかくだけどおばさんのお気持ちだけでいいんです。
と礼儀正しく答える友達に被せるように息子が続けた。
古着を選んでる暇なんかないよ、これから皆で戦争ごっこするんだから!
37:
友達がジンジャーブレッドをもう1切れ取ろうとしたので、母はすばやく皿を引っ込めて言った。
あなたみたいな子は普通、誰かが古着をくれると言えば喜ぶものだけどね。
息子は、こいつだってママがどうしてもと言えば貰ってあげると思うよ、と返した。
友達は下を向いて、おばさんを怒らせるつもりじゃなかったんです、と言った。
母は、怒ってなんかいませんよ、ただあなたにちょっと失望させられただけ、と答えた。
勝手口から息子と友達の内緒話が聞こえる。
…お前のママ、まだ怒ってるのかな。
…怒ってなんかいないよ、いつものヒステリーさ。
…僕のママも時々ああなるよ。
38:
「そんな事どうでもいいや、早く戦争ごっこに行こうよ!お先にどうぞ、アルフォンズ殿」
「そちらこそ、アルフォンズ殿」
「いやいやそちらこそ、アルフォンズ殿」
「いやいやいや、そちらこそ!」
まあ当時の白人なんてこんなもんかな、という。
大変、息子が黒人を連れてきた!あらまあうちの子より小さくて痩せてるわ、黒人の家庭なんてどうせ父親は失業中で母親が通いのメイドや子守で稼いでいてあまり手をかけてもらってないのよ可哀想。
恵まれない人には施しをしてあげなくては、この子は黒人にしては素直ないい子だし。
という悪気のない勘繰りが外れてムッとしたのかな、と思うと後味悪い。
39:
マルコムXが自分達の活動に賛同する白人さえ拒み続けたのも、そういう理由だったのかな・・・
白人が同情しても、結局それは黒人を下に見ているから湧いてくる感情にすぎないっていう
40:
マルコムXも最後殺されちゃうんだよね
42:
なかよしで連載してた闇は集うっていうホラー漫画
この話は正と死の間の空間にいる番人が毎回訪れるさまよえる魂の話を聞く
訪れる魂は人間界では不慮の事故で死んだり殺されたりと何らかの理由がある
その話を聞いて番人と本人が「元の世界でもう一度生きる」「このまま消える(成仏する、文字通り消滅する)」
どちらかを選択する、というもの
番人の所に悪魔のような子に滅茶苦茶にされた、というお嬢様が訪れる
裕福な家庭で育ったお嬢様は性格も優しくていい子だけど学校ではやっかみもあってちょっと浮きがち
でもそんな中でも唯一明るく話しかけてくれる違うクラスの爽やか青年がいる
ある時、お嬢様の家に孤児院育ちの不良少女が引き取られてくる
お嬢様は同い年だという事もあって仲良くしようとするけど不良少女の方は
「同い年なのに生まれた家が違うだけでこんな差が…」と馴染もうとしないどころか
家では物に八つ当たりしたりとやりたい放題
お嬢様と同じ学校にも通わせてもらうが、学校では「両親のいない可哀想な少女で
引き取られた金持ちの家でもメイド扱いでいじめられている」という風に装う
(実際はそんな事はない。不良少女はお嬢様の家では大切なお客様の扱い)
元々お嬢様に反感を持ってたクラスメイト達もその通りだと思ってお嬢様をいじめだす
ある時、不良少女がお嬢様が私を階段から突き落とした!と主張する
不良少女はかわいそうな子、という認識があった学校の人間たちはお嬢様を一斉に非難
でも爽やか青年だけは「お嬢様がそんなことをするはずない」と庇う
それが気に入らない不良少女
夜にお嬢様の部屋を訪れて今までのことを侘びて、クラスの皆に本当のことを話す、
お詫びにもならないけど明日は温室のバラを持って行きたい、という
お嬢様は喜んで一緒にバラを摘みに行こうと一緒に温室に行くことに
しかし、温室に入ると不良少女はお嬢様に襲い掛かる
43:
「金持ちってだけで偉そうな態度で気に入らない!私とアンタの差って何よ!」と
園芸用のハサミで殺そうとする
そして二人でもみ合う内に自分が殺されてしまった、と語るお嬢様
このままではあの子が両親やみんなに何をするかわからない、生き返りたいと告げる
けれど番人はお嬢様に向かって「もう本当の姿になったらどうですか?不良少女さん」と言う
すると、今までお嬢様だと思っていた相手がいきなり不良少女の姿に変わる
実は、あの時殺されたのはお嬢様ではなく不良少女の方だった
これまでの話も不良少女がお嬢様の振りをして語っていただけ
バレてしまっては意味がない、という不良少女
何故かわからないが、殺されてから気がつくとお嬢様の姿に変わっていた
だから、このまま生き返れば自分がお嬢様として生きていけると思った
でもバレてしまったし、自分の今までの人生なんてろくでもないからもうこのまま消えていい
と言う不良少女に番人が「本当に望みはないのか?」と聞く
なら最後に自分を殺したお嬢様のその後が気になるのでそれが見たい、と答える不良少女
そこで、番人は不良少女の魂を他の人には見えない(幽霊状態)で事件の起きる少し前の屋敷に戻す
事件が起きる時間まで少しあるので、屋敷の中を漂っていると
お嬢様の両親とこの家の顧問弁護士が話をしているところに偶然出てしまう
何気なく聞くとなんと実はお嬢様はこの家の本当の娘ではなく、本物は不良少女だと言う
44:
驚く不良少女だったが、話を聞くと自分たちは同じ産婦人科で生まれて
そこで取り違えられてしまった、もうすでにDNA鑑定も終わっている、とのこと
「鑑定が終わるまで下手な事になってはと事情を言えなかったが、
 不良少女が本当の娘でなくても、どの道引き取るつもりでいた。二人とも私たちの娘だ。」
「お嬢様も、自分が本当の娘ではないと知っても私たちを受け入れてくれた、
 本当にいい子に育ってくれた。事故とは言え不良少女には辛い思いをさせてしまった。」
その言葉を聴いて愕然とする不良少女。
そうこうしている内に時間が来て、温室で事件が発生してしまう。
「じゃあ私は本物のお嬢様!何もしなければシンデレラになれてたんじゃない!消えたくない!!」
そう思いながら消えていく不良少女…
ちなみに、この温室の事件には目撃者がちゃんといて、お嬢様が正当防衛だというのを証言する、
と発言して終わりになる
不良少女は自業自得だからしょうがないとはいえ、お嬢様のその後を考えると…
どうみても、事故とは言え人を殺したという事実を相手が悪いと割り切れるようなタイプではなかったし
犯罪にはならなくても、人生のトラウマとして背負っていくことになりそうだったし
何より、学校での不良少女はいい子でお嬢様は悪い奴という誤解は、一切解けていないので
こんな事件があったらより一層ひどいことになるし、転校とかはあるだろうがここでの汚名は被ったままなんじゃ…
お嬢様の人生に、トラウマと汚名しか残らないような終わり方でモヤモヤした
45:
今もネットで読めるけど「あたし、時計」というマンガ
舞台は山奥の田舎村。その村には時計が立っている。
電信柱状の細長い筒の上に少女の体がついている。それが時計。
普通に生きていて、その少女が大声で時報を告げる。少女は村のために役立ってると張り切って時報を告げる。
46:
ごめん、頑張ってストーリー書いてたけど、もう時計の描写からして難しいわ。
たぶん今でもネットで読めるから「あたし、時計」でググってくれ。かなり後味悪いけど面白いから。
48:
自分でも見つけてきた
「あたし、時計」
http://mavo.takekuma.jp/ipviewer2.php?id=171
これのストーリーを文章で俺は説明出来なかった 読んでもらえば分かると思う
66:
>>48
ちょっと泣いてしもうた
49:
読んだ。シンプルやけど可哀想な話だった
確かにこれはネタバレ書くより実際に読んだ方が面白いたぐいの話だと思うわ
54:
小学校のころ読んだ「スーホの白い馬」って話がなかなか後味が悪いというか理不尽だった
簡単にまとめると、羊飼いでおばあさんと二人暮らしのスーホ っていう少年がだ親からはぐれたと思われる白い子馬を保護するのよ
で、まあ一緒に暮らしていくうちに絆が芽生える訳。
それで数年後に領主主催の競馬大会が開かれる
スーホは優勝賞金でおばあさんに恩返しするために馬と一緒に大会に出て 優勝したんだが、領主はスーホの白馬が欲しくなって家来に命令してスーホを半殺しに
して馬を奪い取った
これだけでも酷いが、後日領主が白馬に乗ろうとしたら白馬に振り落とされた
それで、それを逆恨みした領主は逃げ出す白馬を矢で射させる
白馬は傷だらけになりながらもスーホの元に帰るんだが、数日後に息絶えてしまう
全ての元凶である領主に天罰が降らないのが理不尽だった
しかもこの話は教科書に載ってた
73:
>>54
これを上演する子供向け劇団の公演のポスター作る仕事があってあらすじ読んで鬱になったわ
なんで夏休み中の浮かれた子供相手にこんな悲しい物語を提供するんだろうと思った
55:
そのあと、スーホの夢に白馬が現れ、自分の皮を使って楽器にするように頼んだため
スーホは馬の皮で弦楽器をつくりました。
これがモンゴルの伝統である、馬頭琴の由来です。
馬は死して楽器を残す。
68:
動物好きだと評判の奥さんが近所にいて、
その人が「植物って気持ち悪いわよね、物言わず伸びるんだものー」と言った。
何とその人、猫好きを公言しているのに
飼い猫がポンポン子猫産んだからって
生まれたばかりの子猫をダンボールに詰めて沖合に持って行って
投げ込んだらしい。
「さすがに心が傷んだけど」と抜かしていたが
俺は背筋が凍った。
もう一人、イヌ好きが近所にいるんだが
その人は飼っている犬がクル病にかかったとき、
「こんな犬売りつけやがって」とペットショップに因縁をつけ
保健所に置いてきてしまった。
その家の息子がわんわん泣いてるのにお構いなしで、
また別の健康な犬買って来て「ほれ」と買い与えてた。
動物好きとか、信用ならないわマジで
69:
多分その人達は動物好きを公言してる自分が好きなだけだ
70:
そんなイカれた奴らとただの動物好きは多分イコールじゃないな
83:
まとめサイトの話はネタだと思って読むが吉とはよく言われるな
少し前に読んだ修羅場系まとめ。
報告者(妻)には子どもはいないが姑や義弟の嫁(A)とは仲良くしていた。
Aの二人の男児の面倒を見るうちに報告者夫婦も自分の子が欲しくなる。
するとその頃からAの態度が悪くなってきた。
報告者夫妻の祝い金やプレゼントにけちをつけたり、現金クレクレしたり。
恐らく報告者夫妻が実の子を持つ事で自分の子に今まで来ていた恩恵が
受けられなくなるのを嫌がったためだと思われた。
その内Aの嫌がらせ言動もエスカレートし、なかなか妊娠出来ない報告者に対する当て付けのためだけに
計画外の第三子を妊娠し大きな腹を見せ付ける。
Aと関わらないように疎遠にしても向こうからわざわざ襲来して嫌味や嫌がらせ撃を止めない。
その内報告者も妊娠するが、Aによる精神的ストレスで流産の恐れがあり
報告者は早めに里帰り入院をする。
その際、Aに入院先が漏れる事を恐れ病院は夫と実家しか知らない状況だったが
報告者実母が見舞いに行く時に尾行され入院先がAに知られてしまう。
続きます
84:
ベッドから動けない報告者が一人きりになった瞬間を狙い
Aと三人の子が襲来。
Aは「うちの子がいるのに自分の子を作ろうとするから罰があたったのよ!」と基地外理論で罵り
自分の子どもたちには「流産おめでとう!」「赤ちゃん死んじゃったー♪」等
ひどい歌を歌わせる。
悔しさと恐怖に震えながらも何も出来ない報告者だったが
隣のカーテンが開き(相部屋だった)中の女性がA親子に襲い掛かった。
実は報告者は流産と言っても切迫流産で安静にしていれば赤ちゃんは無事という状況だった。
しかし隣の女性は赤ちゃんを望んでいたのに何らかの原因で中絶せざるをえなかった人で
A親子の歌にぶち切れて殴りかかってきたのだった。
逃げ出すAと上の兄二人だが、小さい末っ子娘は逃げ遅れフルボッコ。
その辺りから報告者の記憶はなく、また聞いても夫も姑も教えてくれなかったが
Aや義弟一家とは完全絶縁となった。
ここまでなら報告者は大変だったがまあまあ良かったと思えるけど
数年後、無事に生まれた子どもと夫で出かけた先で体が不自由で傷だらけの少女が
「おい、フランケン!とっとと来いよのろま!」と兄らしき二人にからかわれて
必死に追い付こうとしている姿を見る。
すぐに立ち去った報告者だがそれがA一家の顛末だったかは分からない…としめられていた。
子どもたちもひどい事したが、明らかにAの入れ知恵なのに
一番弱い末っ子が割り食ってAも兄二人も今でもさらにDQNなんだろうと思わせてもやもやした。
報告者一家が幸せなのがせめてもの救いか。
90:
まぁ有名かもしれないけど一応
地獄通信というサイトがあった。
そのサイトは午前0時に怨みを込めてアクセスした場合のみ繋がる事が出来る。
アクセス者の元に女の子が現れ、赤い紐がついた藁人形を渡される。
つまり怨んだ相手を地獄に落としたければ自分の意思で紐を引け。
ただしその時はあなたも地獄行きよという話。
主人公はこの地獄通信の存在を知り、これ以上地獄に送る者、
送られる者が出ないように阻止しようとする女の子と記者である父親の二人
ある日、またしても地獄通信にアクセスがあった。ターゲットはとある病院の看護婦。
ただ女の子は正直看護婦に良い印象を抱いていなかった。
なぜなら今まで地獄通信で地獄に送られてきた者達は被害者を苦しめていた悪人や
犯罪者など、怨まれてもしょうがない人物ばかりだからであった。
しかし、その看護婦の日常を観察するほどその思いは変わっていく。
彼女は非常に優しい人物であり、明るい性格であった。
また病院で自分の妻が不治の病でなくなった事に納得
出来ない老人が当時妻の面倒を見ていた彼女に責任があると毎日のように怒鳴りつけるのだが、
自分と話をする事でそのお爺さんの心が少しでも落ち着くのであれば
自分は構わないと健気にふるまうなど、とても怨みを買う人物には思えなかった。
女の子と父親はもしかしてその老人が彼女に怨みを抱き、
逆恨みのような形で地獄通信にアクセスしたのでは?と
疑うも、老人は自分は地獄通信を知らないしPCを持ってすらいないと言う。
では誰が?と必死になって探すも見つからず、遂に看護婦は地獄に送られてしまう。
実は看護婦に怨みを抱いていたのは彼女を付け狙っていたストーカーであり、
薬で頭をやられて何を考えているかも分からないような男であった。
男は藁人形の紐を解いたと同時に死亡してしまう。
あまりにも救いようのない結末に泣き崩れる女の子。何も言えない父親。
場面が変わって地獄の川。看護婦が地獄少女の漕ぐ舟で地獄に送られる。
地獄に行きたくない、助けてと泣き叫ぶ看護婦を、悲しい表情で見つめながらも
地獄に送る少女・・・・ここで物語は幕を閉じる。
101:
アメリカ北東部ニューイングランドの田舎町。
雪の降る寒い夜、郊外のアイスクリーム屋で女子高生のアルバイトーが一人で店番をしていた。
閉店時間になり、店の掃除をしていると突然少年が店内に押し入ってきた。
少年は女子高生と同じ高校に通う同級生だった。女子高生は彼と1度デートをしたこともあった。
怪訝な顔をする女子高生に少年は銃をつきつけた。
「騒ぐな。可哀想だが死んでもらう」
少年は好奇心から殺人を犯そうとしていた。小柄でおとなしい性格の女子高生を楽に殺せそうだとターゲットに選んだのだった。
102:
女子高生は何とか少年の気をそらそうととある話題を持ち出した。
「去年、小学校の教師が出勤中に車で崖から転落して死んだでしょ?あれ、本当は事故じゃなくて事件なの。
私、小学校の時にずっとあの教師にいじめられてたの。それで親友と共謀してあの先生を殺したの。
あいつの自宅から小学校までの出勤ルートに危険な急カーブがあることを知っていたから・・
だから、カーブの後ろであいつの車を待ち伏せしてあいつがカーブを曲がる直前に影から飛び出してやったの。あいつはハンドルを切りすぎて崖から転落したわ。あいつだけじゃないの。去年町の嫌われ者の不運な事故死が相次いだでしょ。あれ、全部私と親友なの」
103:
最初は少年は信じなかったが徐々に興味を惹かれていった。
来週、高校の体育館で女子高生と親友から犯罪について詳しく聞かせてもらう、という約束を取り付け少年は帰っていった。
女子高生は今度こそ店を閉め、家にはまっすぐ帰らず親友の家に寄った。
親友は少年同様、女子高生と同じ高校に通う同級生であり、幼稚園からの幼馴染だった(性別は女)。
自室でテレビを見ながらくつろいでいる親友に女子高生は持ちかけた。
104:
言いにくいんだけど、また一人やらなきゃいけないかも」
「あんた、もうやめとこうって言ったじゃない」親友は眉をひそめた。
「でもやらなきゃ私たちが困るわ」
親友はテレビを消すと真剣な表情を作り、女子高生に向き直った。
そして二人で秘密の会議を始めた。
128:
「戦姫絶唱シンフォギア」というアニメの主人公・響の過去関連の話
中学生の頃に人気アイドルユニット「ツヴァイウィング」のコンサートを観に行くのだが、その会場に「ノイズ」という化物が現れる。
響はそのノイズに襲われ重賞を負い生死の境を彷徨うが、なんとか一名を取り留める。
しかし、後にその事件での死傷者はノイズに襲われた事よりも、混乱の中での死傷者の方が多かった事が判明する。
それによって、生存者に対するg為政者遺族のバッシングが強くなっていく。
また、響と同じ中学校である人気者のサッカー部員もまた同じ会場で亡くなった事もあって、響は中学校でもイジメにあう事に。
また、響の父親は当初は響が助かった事を喜んだものの、この事がきっかけで会社での地位を失ってしまう。
それによって精神を病んでしまった挙句、家族の前から姿を消してしまうのだった。
129:
リアルでも生存者叩きって珍しくないんだよな
遺族はやり場のない怒りをどこかにぶつけたいんだろうけど
遺族でもないような赤の他人が生存者叩いてるのを見ると
俺がそいつらを叩きたくなるわ
130:
しかも事件・事故の生存者って本人も
「たくさんの人が亡くなったのにどうして自分は生き残ってしまったんだろう」と
罪悪感抱いて病んでしまう人も多いらしい
それに付け込んで危険な任務をさせるのが
アメリカであるとかドキュメンタリーで見た事あるけど
さすがに眉唾だと思いたい
134:
>>130
何の戦争だったか、戦闘で壊滅した部隊の生存者を寄せ集めて、
死兵で作った部隊が他の部隊の盾にされたって記録を読んだ覚えがある・・・
150:
アンビリバボーかなんかの再現VTR
エイズ患者を看護するヘルパー的なことをしているジェニファーがリンダの家に派遣される
リンダは「よく来たわね」と言いながらコーラを出す
ジェニファーが「ありがとう」と受け取って飲もうとしたら
コップには髪の毛がごっそり入っている
驚いてリンダを見ると、リンダはジェニファーをガン見している
(ああ、これはリンダが私を試してるんだ)とジェニファーは気づく
エイズは髪の毛からは感染しないのだが、それを知らない、
またはエイズに偏見を持っている人は髪の毛入りのコーラを飲まない
だからここは飲むべきだということでジェニファーはコーラを飲み干して
「ありがとう、おいしかったわ」と言う
これで二人は打ち解けてなんやかんや感動話があるわけだけど
髪の毛入りのコーラを初対面の人に飲ませるってエイズ関係なしに気持ち悪いよねっていう
151:
面識あってもごっそり髪の毛入ったコーラは飲まんわwww
161:
人を試さずにはいられないくらいの偏見に悩まされた末の行動だろうから、
その意図を分かった上で、飲む事は飲んでやるけどその後で
「人を試すな、そもそもエイズ関係なく髪の毛入りはねえわ」と説教したくなるな
説教しても「やっぱりエイズに偏見があるんだ、うわーん」と聞く耳持たないんだろうけど
164:
>>161人を試すな
これに尽きるわ。
対等な関係を築きたいなら
試練()紛いなことすんなよ、と思う
そんな行為を許容できるのは徳の高い人物か
信者かのどっちかで、友達とはいえないんじゃないのか
177:
作者はロシアのSF作家ストルガツキイ。近未来を舞台にしたSF。
主人公は、地球とまだ交流のない未開の惑星に単身調査に行き、
レポートを出すのを仕事にしている。
実入りが多い代わりに危険なことも多く、身の安全も保障されないので、
その時代では長距離トラックの運転手みたいな扱いの仕事。
家族からもいい顔されていない。
主人公はまだ若く、冒険心があったので、つまらないお役所仕事よりはマシだと思っている。
ある時、調査に入った惑星でロケットが故障した。
理由は忘れたけど完璧に壊れてしまって、
救難信号も出せないし、持ち物も何も持ち出せないまま、一人惑星に取り残される。
仕方なく惑星の住民に助けを求めるが、住民たちに不審者として捕獲されてしまう。
その星の文明はある程度は進んでて、自動車やラジオ、テレビくらいはある。
でも、地動説を頑なに信じているので、主人公が宇宙人であるなんて思いもよらない。
主人公は地球の科学力により、恐ろしくケガの回復力が高く、運動能力も高い。
そのことに驚く住民たち。軍や医療機関らしきところをたらいまわしにされた後、
主人公はある人物に誘拐される。連れ去られた先で逃げ出しさまよっているところを
彼はその惑星の政府に反抗するレジスタンスに助けられる。
主人公の特殊能力に目を付けたレジスタンスは、一緒に革命運動に参加してほしいという。
最初は地球に帰ることしか考えていなかった主人公も、言葉がわかってきて、
友人や彼女候補が出来ていくうち、心が揺れてくる。
178:
その星では、一日に数回、政府が謎の超音波を惑星中に流す。
それを浴びるとたまらなく頭が痛くなり
自分で考えたり反抗したりする気力がうせてしまうのだ。
どんなエリートや金持ちたちもその影響からは逃れることができない。
しかし、地球人である主人公は、体質が違うため全くその影響を受けない。
超音波に苦しみ、政府の言いなりになる人たちを見て、
主人公は「なぜこんなことを」と怒りに燃える。
身体能力が高く、銃によるケガもすぐ治り、超音波も効かない。
地球では平凡な青年にすぎない主人公は、その星ではスーパーマンに等しかった。
やがて主人公がレジスタンスのリーダーとなり、めざましい活躍を遂げていく。
数年経ち、多くの仲間を犠牲にしながらも、主人公たちはやっと黒幕中の黒幕にたどりつく。
どうやらそいつは、政府や軍をあやつり、その星で起こる内戦もコントロールしているらしい。
いよいよ強力になっていく超音波に、倒れていく仲間たち。しかし、主人公たちも負けていない。
主人公が計画を立て、超音波を出す塔を次々と破壊していったのだ。
「もし革命が失敗して死んでも、何の後悔もない」そう感じる主人公。
そしてボスとの対面……。初めて会ったボスはあきれた声で言った。
「なぜこんなことをする?」驚くことに、それは流暢なドイツ語だった。そう、ボスは地球人だったのだ。
地球から極秘でこの惑星に潜入していたボスの目的は、
無知で野蛮で内戦ばかり繰り返す可哀想な原住民を救済すること。
超音波は彼らの凶暴性を押さえ、平和で正しい道に導くための技術だったのだ。
実は、ボスの任務を知らずに調査に来た主人公を、
一度は助けて地球に戻そうとしてくれたのだが(最初の誘拐)
主人公は勝手に逃げ出してしまった。
「君はすべてを滅茶苦茶にした。もういいから早く地球に帰りなさい」とボスは静かに言う。
どうしたらいいかわらかず、呆然とする主人公の描写でラスト。
179:
まちがえた、1/2の地動説の部分、天動説です。
181:
乙でした。
その土地の事情を知らない余所者が善意で引っ掻き回すとか、それ以前にやはり余所者のドイツ人が善意で現地人を洗脳するっていうのが後味悪いな。
183:
>>181
作者がロシア人だから、たぶん何か比喩みたいなもんがあるんだろうね。
当事者は正義と思ってやってることが、もっと大きな力から見たら「単なる余計なお世話」
でしかないというのも後味悪い。
203:
>>183
タイトルからして、ソルジェニーツィンの『収容所群島』を意識しているだろ。
マルクス・エンゲルスは今の区分ならドイツ人だし。
204:
>>203 収容所惑星読んだけど収容所群島知らなかった。今wikiで見て納得。発表時期同じくらいだし。
このスレいつも勉強になる。読書の守備範囲が広くなってイイ!
256:
『老後の楽しみ』 小池真理子
老齢の主婦は夫と息子と3人で平凡な暮らしをしていた。
生活に不自由はなかったが、同じ事の繰り返しな毎日や無口な夫と息子に内心うんざりしていた。
ある日主婦は思い切って一人旅に出る。
家事から解放され自由を満喫するが一人で観光する事に寂しさを覚える。
途中立ち寄った神社で老紳士1人、老女2人で観光する3人グループにカメラのシャッターを頼まれる。
お礼に食事に誘われ、彼らの関係を勘ぐりながらも3人の人柄の良さに惹かれ同行する。
老紳士は75歳、老女2人は70歳。65歳の主婦は「まぁ若い」「一人旅?それはいい。年を取っても人生謳歌しなくちゃね」と言われ嬉しく思う。
老紳士は老女2人の住む長屋の大家さんで古い友達同士だと言う。
ランチを済ませ共に周辺を散策しているうちにすっかり打ち解ける主婦。生まれ変わったかのように楽しい一時を過ごす。
旅の終わり、「別れるのが名残惜しい。また一緒に遊びましょう」と言われ
密かに老紳士に心惹かれていた主婦は舞い上がり、退屈な毎日から抜け出す事を夢想する。
その後老紳士から電話があり、主婦は3人の住む長屋へ招待される。何を着ていこうかしらと浮かれる主婦。
その晩、夕食の席で息子が婚約者を紹介したいと切り出す。
同じ会社の秘書で二年前から付き合ってたと言う。
何を考えてるか分からなかった息子の堅実な一面を見て安心し、祝福する主婦。
息子の結婚への喜びもあるが、それ以上に母親業から解放され人生を謳歌できる喜びの方が大きかった。
後は夫が片付けば完全に自由だとも考えるがさすがにそれは不謹慎だと恥じる。
主婦は3人の暮らす長屋を訪ねる。長屋は木造で、見るからにさびれていた。
四室ある長屋の三室を3人で使い、一室は空き部屋になっていた。3人とも家族はなく1人の生活を楽しんでいるようだ。
老紳士は元金持ちの地主だったが15年前に火事で屋敷と家族を失ったと言う。
主婦は息子が結婚する事、その後は自分の人生を新たに謳歌したいという決意を3人に話す。
老紳士といい雰囲気になった主婦は紳士と一緒になる事を現実問題として考え出す。
257:
年末。何度か遊びすっかりグループの一員になった主婦は3人と温泉宿に来ていた。
主婦は酒に酔い潰れ、目が覚めると朝になっていた。
3人とTVを見ながら朝食をとっていると、信じられないニュースが流れた。
主婦の家が火事になり就寝中の夫と息子が死亡したと言う。ぽとりと箸を取り落とす主婦。
「これでやっと念願が叶ったわねぇ」老女が味噌汁を飲みながら言う。
「15年前、ご家族全員を死なせたのもこの方(老紳士)なの。老後を楽しく過ごすには最高の方法よねぇ。
 亭主を亡くした私に新たな楽しみを教えてくれたのもこの方。互いの財産を使い果たすのはあっという間だったわ。
 そんな時、あなたと同じように退屈していたもう一人の老女と出会い仲良くなったの。
 そして、老女のご主人が火事で亡くなったのよ」
「その生命保険でハワイに行ったわね。楽しかったわぁ」もう一人の老女も言う。
主婦は顔面が蒼白になるのを感じた。体が小刻みに震える。老紳士はにこにこ微笑んでいる。
「ゆうべは老紳士が頑張ってきてくれたのよ。ついさっき帰ったの。
 息子さんが結婚して別居する前にやっておかないと、財産が一人占めできないものね」
「長屋の部屋はもう一室空いてる事だし、希望通りの老後が始まるというわけだ。よかった、よかった」
主婦に孫でも出来れば新しい人生の楽しみを味わえただろうし
結婚を目前にとばっちりで巻き込まれた息子(無口だが誠実で真面目な会社員)が不憫で後味悪い。胸糞悪の類かもしれないが。
『恐怖配達人』に収録されてるがこの短編集はほぼ全編後味悪作品。
259:
恐怖配達人て昔オムニバス形式でドラマされてたよね
多分原作とはかなりちがったんだろうが
萩原流行がストーリーテラー的な役で出てた
そのエピソードはなかった気がするけど毎週後味悪かったとは思う
もう一度見てみたい
264:
昔読んだ漫画。タイトル・作者名ともに失念。
あるところに二人姉妹がいた。姉妹ともに色々よくできるのだが、妹はどうしても姉に一歩及ばない(コンクールで妹が銀賞を取れば姉は金賞を取る感じ)。
周囲はつい姉の方を先に褒めてしまうため、妹は劣等感を募らせていた。
時は流れ、姉妹はそれぞれ結婚してどちらも娘が一人ずつ生まれた。
帰省した時には娘どうし仲良くやっているのだが、妹の眼にはどうしても姉の娘の方が良く映ってしまう。
現に、二人ともピアノを習っていたのだが姉の娘の方が聞いていて上手であった。
265:
>>264の続き
妹の姉への劣等感はいつしか憎悪へと変わっていた。
ある日姉の娘を自宅マンションで預かることになった妹は自分の娘がトイレに行った隙にベランダから姉の娘を突き落としてしまう。
(娘は二人とも就学前だったため楽に持ち上げられた)
ベランダには足場になりそうな植木鉢等があり、事故で片づけられる・・・と思った妹だった。
しかし、振り返るとトイレに行っていたはずの自分の娘が茫然と立ち尽くしていた。
そう、妹は犯行を全て娘に見られていたのだった。
267:
>>265の続き
妹は夫と離婚、姉とは絶縁、娘はショックで口がきけなくなる。
目撃者である娘が話せないため犯行はばれなかったが、妹は娘の療養に付き合うことに。
一方姉の娘は奇跡的に一命をとりとめ、ピアノの有名コンクールで優勝した。
そして姉の娘は「奇跡の生還を果たした天才少女」として大ブレーク。
姉本人もテレビに出るほどの有名人になったのだった。
犯罪に手を染めてもなお勝てないってどんだけだよ・・・。
そして、自分一人っ子だからよくわからないんだが、ここまで兄弟姉妹に嫉妬ってするのか?
かなわないとわかったら尊敬の対象にはできないのか?
268:
それは兄弟の性格や親・祖父母との関わり、友達関係にもよるとしか。
うちは姉妹だけど年が離れていて(5才差)キャラや得意分野も違うし
特に親が比べたりもしなかったから今でも仲良い。
友人姉妹は年子で学校も被るからライバル意識バリバリ、
同じ漫画やアーチスト好きになっても決して貸し借りせず
互いに自分で購入するくらいだった。
273:
父が死んだ時の話。
その日は、家族で週末のショッピングに行っていた。
買い物帰りがちょうど昼過ぎの時間帯で、駐車場で荷物を積んだ後
「どうする? 寿司でも食べてくか?」と同じモール敷地内にある回転寿司屋を父が指差した。
が、「え?? 無駄遣いしなくても、お腹空いたなら軽くお蕎麦でいいじゃない」と母は渋った。
特別な日でも何でもない普通の週末で、家計を預かる主婦としてはまぁ妥当な発言だ。
結局、みんなでフードコートの蕎麦を一杯ずつ食べて帰った。
そして、帰宅後しばらくして、父が心筋梗塞で倒れた。
救急車を呼んだが、助からなかった。
「なんでこんな急に…こんな事になるなんて分かっていたら、お寿司ぐらいケチらなければ良かった。
人生最後の食事がスーパーの蕎麦1杯って…。ましてや、お寿司といっても回転寿司だったのに…」と母は泣き崩れた。
ずいぶん悔やんだらしく、その後もずっと父の話が出る度にその事を言っていた。
274:
>>273
お蕎麦だったとしてもお父様はきっとみんなで食べられて幸せだったと思う。
最後の食事を家族で囲めて幸せだったよきっと。
275:
食事が豪華なステーキだったとしても
そのせいで高脂血症になって血管詰まったんじゃないかと、余計に気に病んだような
276:
>>275
ありがとう。
誰も、本人でさえ、まさか今日この日に死ぬとは思っていなくて
蕎麦にしたのも最終的には納得して選んだんだから…とは周りの皆も言ってるけど、
どうしてもリカバリーしようのない心残りは後を引くみたいで。
281:
以前読んだマンガ。細かいところうろ覚え。
主人公(以下A)は女手ひとつで娘(幼稚園年長)を育てていた。
A娘は気が弱く友達がなかなかできなかったのだが、家が近所で同じく女手ひとつで娘を育てているBの娘が積極的に声をかけてくれたおかげで友達ができて良かったと思っている。
厳格なBに育てられたB娘はA娘と同い年ながらしっかりしていて、Aはいつも「B娘ちゃんのようにいい子になりなさい」とA娘に言い聞かせていた。
282:
>>281の続き
ところがこのB娘、「いい子」なのは人前だけで幼稚園では入園以来A娘をいじめていた。
年長になるまではA娘の幼馴染も同じ幼稚園に通っていてかばってくれていたため大事にはならなかった。
しかしその幼馴染の兄(中学生)が暴力事件を起こし、幼馴染一家がいたたまれなくなり引っ越してしまってからは「A娘をトイレに行かせずお漏らしさせる」という悪質なものになっていた。
283:
>>282の続き
Aは娘のお漏らしについては知っていたが、気弱なA娘はB娘に「告げ口したらただではおかない」と言われていたため何もできなかった。
だが、ある日とうとう我慢の限界が来てお漏らしさせられた直後にA娘は発作的にそばにあった積木でB娘を殴ってしまう。
もちろんAもBも幼稚園に呼ばれて事件を知る。
A娘は理由を言わない代わりに決して謝らず、Aは「きっとお漏らしを見られて恥ずかしかったのだろう」と苦しい言い訳をして謝るばかり。
Bには「今から他人に手を上げるなんて恐ろしい。将来が心配だ」とまで言われてAはショックを受ける。
284:
>>283の続き
家に帰ってから、A娘はついにいじめの事実を打ち明ける。
ところがAはあろうことか「B娘ちゃんがそんなことをするはずがない。嘘をついて失敗を他人のせいにするのはやめなさい」と叱ったのだ。
子供ながら怒りのあまりAをにらみつけるA娘。かっとなったAは思わずA娘の首を絞めてしまう。
動かなくなった自分の娘を見て我に返ったAは絶望のあまり自殺する・・・。
Aが娘を「いい子」に育てようとした末の悲劇なんだが、自分の娘くらい信用してやれよ、とモヤモヤして後味悪かった。
※多少文おかしいことに気づいたorz「代わりに」じゃなくて「上に」な。
319:
楠桂の漫画「鬼切丸」は全体的に後味悪い話が多い。
特に救いがなかったのが、人鬼甦という話。
鬼を退治することが使命の主人公に殺されかけた鬼が逃げ偶然居合わせた妊婦の胎児に寄生する。
その胎児は生まれ、会社を経営する裕福な家庭の長男として、
父、母、姉とともに幸せな生活を送る。
長男(以下弟)は、両親思い、姉貴思いの優しい性格で、
仲良し姉弟として学校、近所でも評判に。
姉弟が高校生になったとき、再び主人公の少年が現れ、
「やっと見つけ出したぞ」と長男に切りかかる。
額を怪我した弟は何のことだかわからない。姉弟が帰宅すると、家ではご馳走が。
「きっと父さんの会社にいいことがあったんだ」と言い合う姉弟。久々の家族団欒の夜を過ごす。
弟が自室で寝ていると外から異臭が。リビングに降りると、父親が姉の首を絞めている。
父親の経営する会社の資金繰りに行き詰まり、一家で無理心中を図ろうとしていた。
驚いた弟は、無意識に鬼の本性を発動し、両親を切り殺してしまう。
弟は、「姉ちゃんは俺が守る」と、意識を失った姉を抱きかかえ、廃病院に隠れる。
目を覚ました姉に何か食べさそうとするが、それが猫の死肉。
姉は驚くが、弟も自分が何を食べてきたが思い出せず、味覚がわからなくなっている。
そこに再び主人公が登場。姉に対して「こいつは弟ではなく、弟のふりをした鬼だ」と言い放つ。
爪が伸び、顔の半分が鬼の形相になり、自分が人間でないと自覚する弟。
涙ながらに「もう一度、自分を人間のときの名前で呼んでくれ」と姉に訴える。
「何言ってんの。あんたは私の妹よ」と泣きながら抱きしめた途端、完全に鬼と化して、
姉を食べようとする弟。その瞬間、主人公の刀・鬼切丸で鬼を一閃。
泣き叫ぶ姉に主人公は一言「鬼に女は守れない。鬼の愛し方は愛する者の肉を食べることなんだ。」
他にも悲惨な話が多いものの、だいたい多少のフォローがあるんだが。
これは全く救いがなかった。
337:
5年くらい前、うちの婆ちゃんが入所してた老人ホームに行った時の話だ。
受付のところに「この人を探しています」という張り紙が貼ってあったんだが…
市内に住んでる婆さんで、車椅子に乗ったまま外出して行方不明になったんだそうだ。で、それっきり。
車椅子に乗ったままだったら行ける場所は限られてるそうだし、乗り捨てられた車椅子も見付からないということは…
誰かに拉致られたんじゃなかろうか?
345:
>>337
車椅子で一人で外出中に車に跳ねられて、口封じと証拠隠滅で、何処ぞにポイかも。
昔、行方不明の少女が干上がったダムの底から発見された事件があったし。
430:
古賀新一の短編、うろ覚えで脳内補完多目
継母が夫の連れ子の幼い男児に睡眠薬を盛って、眠った隙に団地のゴミ用地下室に閉じ込める。
ゴミ用地下室というか、各戸のダストシュートと繋がってるゴミ置き場。
連れ子は継母に懐いているし、継母も表立っては虐待してないし、夫の方も、息子がいない事を訊ねて、
「私の方のおじいちゃんの所に遊びに行くって言ってたわ」
という嘘を信じる程継母を信用している。
男児に懐いていた犬(野良犬?)も一緒に閉じ込められて、二人(一人と一匹)は最初の数日は遊び気分でゴミの中から食べられる物を探していたが、当然飢えに苦しむようになる。
431:
「ママ…どこ行っちゃったのかな…でもお前がいるからさみしくないよ…」
と犬に抱きついて寝るが、そのうち腐りかけた食べ物を奪い合うようになる。
さらに数日後、争う体力もなくなる男児と犬。
頃合いを見て地下室に様子を見に行く継母。
男児は、継母が助けに来てくれたと思って「ママ…」と呟いて死ぬ。
犬は最後の力を振り絞って新鮮な肉=継母に飛び掛かり、噛み殺す。終
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