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【毎日新聞】靖国参拝支持者は愛国者で、反対者には愛国心が無いのか? 不寛容の空気には「ノー」と言いたい


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 新年に、虚子の句「去年(こぞ)今年 貫く棒の 如(ごと)きもの」を思い浮かべる人も多いだろう。2013年から14年へ、貫く棒は何なのか。
 年末、安倍晋三首相が靖国神社を参拝し、保守支持層から喝采を受けた。愛国心、ナショナリズムが、政治を動かそうとしている。強い国を作ろうという流れに、いっそう拍車がかかるのかもしれない。
 だが、強い国や社会とは、どんな姿を言うのだろうか。指導者が、強さを誇示する社会なのか。
 違う、と私たちは考える。強い国とは、異論を排除せず、多様な価値観を包み込む、ぶあつい民主社会のことである。「寛容で自由な空気」こそ、貫く棒でありたい。
 ◇自由で寛容な空気こそ
 慌ただしい師走だった。特定秘密保護法、初の国家安保戦略、そして靖国参拝。政権与党と安倍首相の、力の政治がそこにあった。
 政権に、権力の源泉の「数」を与えたのは、私たち国民だ。
 その代表者である政治家が、多数で法案を通す。選挙と議会の多数決があって、民主主義は成りたつ。それを否定する人はいない。
 ただし、「反対するのなら次の選挙で落とせばいい」などと政治家が開き直ったり、多数決に異を唱えるのは少数者の横暴だ、といった主張がまかり通ったりするのは、民主主義のはき違えではないか。
 民主主義とは、納得と合意を求める手続きだ。いつでも、誰でも、自由に意見を言える国。少数意見が、権柄ずくの政治に押しつぶされない国。それを大事にするのが、民主主義のまっとうさ、である。
 いまの社会は、どうか。
 あらゆる政策を、賛成する側と反対する側に分け、多様な世論を「味方か」「敵か」に二分する政治。対話より対決、説得より論破が、はびこってはいないだろうか。
 そんな象徴が、靖国だ。
 
毎日新聞 2014年01月01日 02時30分 社説:民主主義という木 枝葉を豊かに茂らそう
http://mainichi.jp/opinion/news/20140101k0000m070141000c2.html
(続)
2
靖国神社をどう考えるかは、戦没者の追悼のあり方という、国のかたちの根幹にかかわる問題を考えることである。原発とエネルギー、集団的自衛権や憲法改正などと同様、私たち一人一人の未来を大きく左右するテーマだといっていい。
 山積する国民的課題を前にするとき、政治がなすべきことは、多様な民意を集約し、幅広い合意をつくる努力を尽くすことだろう。
 首相の靖国参拝は、民意を集約するどころか、熱狂する一部の支持者たちと、異なる意見を持つ者との間に、深い亀裂をつくった。
 参拝の支持者は、日本人なら当たり前のことをなぜ批判するのか、と言う。首相の参拝は、こうした激しい愛国心、ナショナリズムを喚起する。参拝支持者が愛国者で、反対者は愛国心のない人間であるかのような、不寛容さを生み出す。
 政権与党は、国民に国を愛する心を植えつけたい、という。
愛国心とは、本来、故郷や家族などの懐かしい場所や集団に対する、自発的な愛情である。他人に押しつけようとはしないものだ。
 上からの愛国心は、排他的なナショナリズムに転化しやすい。在日コリアンを攻撃するヘイトスピーチなど、すでに広がりつつある不寛容な空気を助長するような流れには、明確に「ノー」を言いたい。
 ◇だれもが愛国者である
 民主主義を、1本の木になぞらえてみよう。その幹にあたるのが、選挙と、議会での多数決だ。
 だが、幹だけの木は風雨にさらされ、浸食されて、いつしか倒れてしまう。豊かな枝葉が幹を支え、大地に根を張って初めて、その木は、すっくと立つことができる。
 たとえば、非営利組織(NPO)の活動だ。毎日新聞が共催するエクセレントNPO大賞に昨年選ばれた難民支援協会は、母国の迫害から日本に逃れてきた人々の相談に乗ったり、定住のための支援や政府への政策提言をしたりしてきた。
(続)
3
 ほかにも、雇用や教育、介護、医療など、格差社会の問題解決を政治任せにせず、自分たちで取り組むNPOが、5万近くもある。
 自分たちは「統治する側」にいると考えている政治家は、こうした無数の、無名の貢献が私たちの社会を支えていることに、もっと尊敬の気持ちを持ってもらいたい。
 この国で日々、地道に、懸命に働き、生きている、あらゆる人々は、みなそれぞれに国の未来を真剣に考える、愛国者たちである。
 にもかかわらず、「統治する側」が自分たちの「正義」に同調する人を味方とし、政府の政策に同意できない人を、反対派のレッテルを貼って排除するようなら、そんな国は一見「強い国」に見えて、実はもろくて弱い、やせ細った国だ。
 全体が一時の熱にうかされ、一方向に急流のように動き始めたとき、いったん立ち止まって、国の行く末を考える、落ち着きのある社会。それをつくるには、幹しかない木ではなく、豊かに枝葉を茂らせた木を、みんなで育てるしかない。
 その枝葉のひとつひとつに、私たちもなりたい、と思う。「排除と狭量」ではなく、「自由と寛容」が、この国の民主主義をぶあつく、強くすると信じているからだ。
(終)
20
 
自分たちが少数派だと感じてるのかw
26
反日サヨクがなにいってんだ
60
新年早々負け惜しみw
85
支持すると右傾化っていうくせに
106
おまえのは売国心だろ
4
神社にお参りにするのに
反対も賛成もないんだよ
12
>>4
ほんとこれ
18
>>4
その通り
49
愛国心なんて大嫌いなくせに無理に書くなよw
118
どうでもいいけど大多数の国民の意見もちゃんとくめよ
145
反対の根拠は中韓が文句言うからだからな、明らかに愛がない
160

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