雪ノ下「比企谷君に愛想をつかされたわ……」back

雪ノ下「比企谷君に愛想をつかされたわ……」


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1:
八幡「なあ、雪ノ下」
雪ノ下「なにかしら引きニート君。気安く喋りかけないで欲しいのだけど」
八幡「ああ、これからはそのつもりだ」
雪ノ下「えっ?」
八幡「……」
雪ノ下「……そう、私をからかっているのね。比企谷君の癖に生意気よ」
八幡「……」
雪ノ下「仮にも、そう。仮にも、あなたは私の恋人なのだけど? なのに私に話しかけないなんて、あり得ないわ。恋人としての自覚が足りてないのかしら」
八幡「雪ノ下」
雪ノ下「だいたい、さっきから何故あなたは苗字で呼ぶのかしら。二人きりの時は名前で……」
八幡「別れよう」
雪ノ下「えっ……?」
12:
雪ノ下「きょ、今日は随分と詰まらない冗談を言うのね。それで私の動揺させようと魂胆なんでしょうけど……残念ね。あなたの考える事なんてお見通しよ」
八幡「俺は嘘が嫌いだ。こんな下らない嘘を吐くと思うか?」
雪ノ下「冗談……でしょ?」
八幡「……」
雪ノ下「ねえ……」
八幡「気安く話しかけるな、と言ったのはお前だろ?」
雪ノ下「ど、どうして……」
八幡「分からないのか?」
雪ノ下「あなたが、そんな事を言う理由が分からないし、そんな事を言う筈がない」
八幡「本当に、分からないか?」
雪ノ下「……ええ」
八幡「だから別れるんだよ」
20:
雪ノ下「えっ……?」
八幡「なんで分からないか分かるか? お前が俺の事を理解していないからだ」
雪ノ下「そんな事、ない……私は、あなたの事を」
八幡「なあ、雪ノ下。お前から見て、俺ははお前をちゃんと理解できていたか?」
雪ノ下「ええ……あなたは、誰よりも私を理解してくれている」
八幡「そうか」
雪ノ下「同じように私もあなたを……」
八幡「俺から見て、お前は全く俺を理解していなかった」
雪ノ下「えっ……」
27:
八幡「……最初は互いに理解し合えていると、互いに通じ合っていると、そう思っていた」
八幡「だが、実際は違った。通じ合ったと思ったそれはただの幻想で、初めてできた恋人に浮かれていただけだった」
雪ノ下「そんな事は、ない」
八幡「お前が、付き合ってからも前と同じように毒舌を吐き、俺にだけ名前で呼ばせて、自分はいつまでも苗字呼びだったのは何故だ?」
雪ノ下「……っ!」
八幡「答えは簡単だ。お前が俺を理解していると思っているからだ」
八幡「どんなに表面では邪険に扱っているように見えても、中身は理解し合えている。以前と代わらないやり取り、代わらない呼び名、だけど本音はちゃんと理解されている」
八幡「お前の考えは、こうだろ?」
雪ノ下「……」
八幡「でもな、雪ノ下。それはただ単にお前の自己満足だ」
八幡「付き合ったにもかかわらず、以前と代わらないやり取り、こちらだけが一方的に名前で呼び、向こうは以前と代わらない呼び名」
八幡「投げてもボールが返って来ないキャッチボールみたいなもんだ。いい加減、疲れた」
28:
やだ、八幡かっこいい
36:
八幡「別にお前が悪い訳じゃない。もっと早く、俺が言えば改善できた事だ」
雪ノ下「わ、私は……」
八幡「……だが、信じてみたかった。言わずとも気付いてくれる、と」
雪ノ下「……っ」
八幡「……らしくない事はするもんじゃねえな、ほんと」
雪ノ下「ごめん、なさい……」
八幡「謝るなよ、言っただろ。お前は悪くない 」
雪ノ下「これからは、名前で呼ぶから、もう、あなたを傷つけるような言葉は言わないから……だから!」
八幡「別れよう」
雪ノ下「……!?」
44:
八幡「嫌いだから別れる訳じゃない。でもな、分かっただろ? 俺とお前の関係は恋人同士である必要がないんだよ」
雪ノ下「いや、嫌……」
八幡「これからも奉仕部にはちゃんと顔を出すし、前と同じように接するつもりだ」
雪ノ下「嫌、嫌、イヤ、いや……」
八幡「俺とお前の関係はなくならない。ただ、戻るだけだ」
雪ノ下「御願い、比企谷君、考え直して!」
八幡「……また、明日な。雪乃」
バタン
雪ノ下「……」
雪ノ下「何故、何故なの、比企谷君……」
雪ノ下「せっかく、せっかく、私達、想いが通じ合ったのに……」
55:
次の日
八幡(……昨日は夜中に何度も雪ノ下から電話が来てあまり眠れなかったな)
八幡(メールも今朝みたら50件近く来ていた。全部雪ノ下からだ)
八幡(まあ、あいつの番号とアドレスは着信拒否にしたから、今日はゆっくり眠れるだろう。元々、付き合ってから知ったアドレスと番号だ。前と同じ関係に戻すなら、あいつから電話やメールが来るのはおかしいからな)
八幡「ふぁ?あ……ねみぃ」
由比ヶ浜「ヒッキー、やっはろー! なんだか眠たそうだね」
八幡「由比ヶ浜か……昨日ちょっとな」
58:
由比ヶ浜「夜更かしでもしたの?」
八幡「まあ、色々とな」
八幡(由比ヶ浜か……こうして登校中や教室では会話をするが、俺と雪ノ下が付き合ってから部に来る回数は一気に減ったな)
八幡「なあ、由比ヶ浜」
由比ヶ浜「なあに?」
八幡「お前、今日は部に来るのか?」
由比ヶ浜「えっ!? えっと、今日は……」
八幡(……空気を読むのに長けた由比ヶ浜の事だ。俺らが付き合ったのを気にして、部に来なくなったんだろう)
八幡「別に無理して来いとは言わないが、たまには顔を出したらどうだ? 雪ノ下も喜ぶだろ」
由比ヶ浜「ゆきのん……うん、分かった。今日は、行くよ」
60:
八幡「あー、あと……」
由比ヶ浜「……?」
八幡「俺、雪ノ下と別れた」
由比ヶ浜「えっ……?」
八幡「一応、お前には話しておこうと思ってな」
由比ヶ浜「えっ、えっ!? わ、別れた!? いつ!? なんで!?」
八幡「昨日だ。理由は……まあ、互いのすれ違いだ。別に、あいつが嫌いで別れた訳じゃない。ただ、元の関係に戻っただけだ」
由比ヶ浜「そう、なんだ……」
66:
八幡「……お前が部に来なくなったのは、俺らが付き合ったからだろ?」
由比ヶ浜「そ、それは……」
八幡「だからもう、お前が俺達に気を遣う必要はない」
由比ヶ浜「あはは、なんて言うか……やっぱり気遣ってたの、バレた?」
八幡「当たり前だ。俺達が付き合い始めた翌日から部に来なくなって気付かない訳ないだろ」
由比ヶ浜「そ、そっか……」
八幡「……悪かったな。変な気遣わせて」
由比ヶ浜「ううん。それに、奉仕部に行かなかったのはそれだけじゃないし……その、二人を見るの、辛かったから」
八幡「……」
由比ヶ浜「と、取りあえず、今日は部活に行くね」
八幡「ああ」
雪ノ下「……」
74:
奉仕部
八幡「……よう」
雪ノ下「……こんにちは」
八幡「由比ヶ浜はまだ来ていないのか?」
雪ノ下「……ええ、まだのようね。彼女、来るのかしら?」
八幡「今日は来るって言ってたよ」
雪ノ下「そう……」
八幡「……」
雪ノ下「ねえ、比企谷君」
八幡「なんだ?」
雪ノ下「どうして、昨日は電話にも出ず、メールも返さなかったの? 話したい事があったのだけど」
八幡「……寝てたんだよ」
雪ノ下「なんで着信拒否したの? 」
八幡「言った筈だ。元の関係に戻すと。前の俺とお前はメールもしないし電話もしない。違うか?」
雪ノ下「……」
96:
雪ノ下「比企谷君、あなたは納得した気でいるのでしょうけど、私はまだ納得していない」
雪ノ下「私はまだあなたを……」
ガチャ
由比ヶ浜「やっはろー」
八幡「遅かったな」
雪ノ下「……由比ヶ浜さん」
由比ヶ浜「あはは、久しぶりゆきのん……その、ごめんね? 全然来てなかったのに、急に」
雪ノ下「そんな事、ないわ。こんにちは、由比ヶ浜さん。会いたかったわ」
由比ヶ浜「えへへ、ありがとうゆきのん」ギュ
由比ヶ浜「えへへ」
雪ノ下「……」
103:
―――
――
雪ノ下「今日は、これくらいにしましょうか」
由比ヶ浜「ねえ、ゆきのん。久しぶりに一緒に帰らない?」
雪ノ下「ごめんなさい、今日はちょっと……」
由比ヶ浜「そっか?残念。それじゃあ、また明日ね! ゆきのん、ヒッキー!」
雪ノ下「ええ、また」
八幡「またな、由比ヶ浜」
バタン
雪ノ下「……」
八幡「……」
108:
八幡「んじゃ、俺も帰るわ。またな」
雪ノ下「待ちなさい」
八幡「……なんだよ」
雪ノ下「さっきの話の続きよ」
八幡「続ける必要はない。全部終わった事だ。じゃあな」
雪ノ下「おねがい、待って!」ギュ
八幡「……」
雪ノ下「私は……今でもあなたが好き。あなたを愛している」
八幡「今更だな。そんな言葉、付き合っていた時に一度でもお前から言った事があるか?」
雪ノ下「……っ」
119:
雪ノ下「確かに、あなたの言う通りよ」
雪ノ下「私はあなたの優しさに甘えていた……あなたを、真に理解できなかった」
八幡「……」
雪ノ下「昨日あなたの本心を聞いた。だから、これからは……私は比企谷君を……八幡を、理解し、愛したい」
八幡「言ったろ、今更だ」
雪ノ下「あなたはもう、私を愛しては、くれない、の……? 嫌いだと、言うの?」
八幡「……嫌い、ではない。でも、恋人には戻れない」
127:
八幡「……それじゃあ、また明日な。雪ノ下」
バタン
雪ノ下「……」
雪ノ下「嫌いではない、ね……」
雪ノ下「なら、私とあなたと同じ気持ちよ」
雪ノ下「私はあなたを嫌いでない。私はあなたを愛している」
雪ノ下「あなたも、私を嫌いではない。だから、私を愛している」
雪ノ下「八幡……愛している」
雪ノ下「あなたも、そうなのでしょう?」
雪ノ下「恋人には戻れない」
雪ノ下「戻れないなら、より深い関係に進めればいい」
雪ノ下「家族に」
143:
翌日
八幡(雪ノ下は、俺の事をまだ愛していると言った。これからは理解する、とも言った)
八幡(……別に、別れたのはあいつが原因じゃない。問題点を指摘し、それを口にしなかった俺が原因だ)
八幡(このまま付き合ていても、あのままでは破綻する。だから、俺は互いの傷が浅い内に関係を戻そうとした)
八幡(だけど、もし……今までの問題点が改善されるなら)
八幡(より、深い関係になれたのかもしれない)
小町「お兄ちゃん! 朝ごはんできたよ?」
八幡「ああ、今行く」
八幡(……見切りを付けるには、早かったか?)
151:
リビング
八幡「なんだ? 今日の朝飯、随分と豪勢だな。今日何かあったか?」
小町「えへへ、だって今日は雪乃さんが手伝ってくれたもん」
八幡「は?」
小町「いや?小町、料理には結構自信あるんだけど雪乃さんには負けるなあ。これで安心してお兄ちゃんを任せれるよ」
八幡「な、ま、待て小町」
小町「ん? どうかした?」
八幡「雪ノ下に手伝ってもらったって……あいつ、来てるのか?」
157:
小町「さっきまで居たんだけどねえ?料理だけ作って学校に行ったよ」
八幡「……そ、そうか」
小町「にしてもお兄ちゃん、愛されてるね! こんなにも尽くしてくれるなんて。何か雪乃さんと進展あった?」
八幡「進展どころか、関係を戻した筈なんだがな……」ボソ
小町「えっ?」
八幡「いや、なんでもない。それよりさっさと食おうぜ。こんだけ豪勢だと悠長に食ってたら遅刻しちまう」
小町「うん、そだね!いただきます!」
八幡「……いただきます」
八幡(雪ノ下……お前、何を考えてんだよ)
168:
学校
由比ヶ浜「やっはろー! ヒッキー」
八幡「……由比ヶ浜か」
由比ヶ浜「な、なんか元気ないね。ヒッキー」
八幡「……ちょっとな」
由比ヶ浜「あっ、ゆきのんだ」
八幡「!?」
雪ノ下「おはよう、由比ヶ浜さん」
由比ヶ浜「やっはろー!ゆきのん」
雪ノ下「それに……あなたも」
八幡「……っ」ビク
雪ノ下「おはよう、八幡」ニコ
178:
由比ヶ浜「えっ!? は、は、はち……ゆきのん、いま、ヒッキーのこと、な、な、名前で」
雪ノ下「……? 何かおかしいかしら?」
由比ヶ浜「だ、だって、今まで、名前で呼んでなかったじゃん!」
雪ノ下「あなたが部活にいない間にそう呼ぶようになったのよ」
由比ヶ浜「そ、そうなの、ヒッキー!?」
八幡(確かに由比ヶ浜がいない間にいきなり名前で呼んで来たが、昨日からだろ。この言い方だとまるで由比ヶ浜が部活に来てない時に呼び名が変わったみたいじゃねえか)
八幡「確かにそうだが、呼び名を変えてきたのは昨」
雪ノ下「ね? 言った通りでしょう?」
由比ヶ浜「そ、そうだったんだ……」
182:
八幡「……」
由比ヶ浜「あっ、そろそろチャイム鳴るね」
雪ノ下「そうね、ではまた放課後に」
由比ヶ浜「うん、またね。ヒッキー、いこっ」
八幡「あ、ああ……」
雪ノ下「……八幡」
八幡「」ビク
雪ノ下「……昼休み、部室で待っているわ」ボソ
八幡「!?」
雪ノ下「またね」
八幡「……」
由比ヶ浜「……ヒッキー、どうかした?」
八幡「いや、なんでもない。なんでも……ない」
187:
昼休み 奉仕部
コンコン
雪ノ下「どうぞ」
ガチャ
八幡「……」
雪ノ下「来てくれたのね、八幡」
八幡「何の用だ?」
雪ノ下「ねえ、八幡。今朝の朝食、どうだったかしら」
八幡「んなことはどうでもいいだろ。何の用だ」
雪ノ下「今朝の朝食、どうだったかしら」
八幡「だから、そんな事は」
雪ノ下「どうだったかしら」
八幡「……旨かったよ。小町のお墨付きだ」
雪ノ下「ふふ、そう。良かった」
192:
八幡「なあ、雪ノ下。もう止めろ」
雪ノ下「止めろ? 何の事かしら」
八幡「その名前呼びも、今朝の家に来て朝食を作るような真似も、全部止めろ」
八幡「何度言わせるんだよ。関係を戻すと言っただろ。前の俺たちは、そんな事はしていない」
雪ノ下「……? どうして、関係を戻す必要があるの?」
八幡「……は?」
雪ノ下「八幡。あなたは言ったわ。私のことを今でも嫌いでないと」
八幡「ああ。言った」
雪ノ下「私も、あなたの事は嫌いでない。私はあなたを愛している」
八幡「……それも聞いた」
雪ノ下「つまり、私の事を嫌いでないあなたは、私を愛している事になる」
八幡「えっ?」
204:
八幡「……なんでそうなるんだよ」
雪ノ下「なんでそうならないの?」
八幡「話にならねえな。俺達はもう恋人同士ではない」
雪ノ下「なら、私を愛していないの?」ギュ
八幡「お、おい!」
雪ノ下「答えて。あなたは、もう私を好きではないの?」
八幡「……」
雪ノ下「それが答えよ」
八幡「なに?」
雪ノ下「以前のあなたなら、はっきりと答えて切り捨てた筈」
雪ノ下「答えれないのは、私をまだ想ってくれている証拠」
八幡「ち、ちが」
雪ノ下「違わない」
雪ノ下「ねえ、八幡。そんな今のあなたが、本当に私と、前の関係に戻れると思っているの?」
207:
八幡「……だが、恋人同士には戻れない。あのままではいずれ破綻していたんだ。無駄だ」
雪ノ下「戻れないなら、進めればいい」ギュ
八幡「な、なに……?」
雪ノ下「恋人という関係はいずれ破綻してしまう。だけど、もう前のような関係には戻れない。なら、」
雪ノ下「もっと強固な関係に進めればいい」
八幡「もっと強固な関係だと? 家族にでもなれってか?」
雪ノ下「ええ、そうよ」
八幡「なっ……!」
雪ノ下「八幡。私は恋人同士なんて関係を今更求めない。私が欲しいのはさらに上の関係」
雪ノ下「私と、家族になりなさい」
214:
八幡「お、お前……正気か?」
雪ノ下「失礼ね、人がせっかくプロポーズをしているのに」
八幡「……恋人同士の関係ですら破綻しかけたんだぞ?」
雪ノ下「だから、より強固な関係を結ぶのよ」
八幡「……また、お前の自己満足に付き合えってか? 馬鹿か」
雪ノ下「もう、そんな事はしない。これからは、素直にあなたに想いを向ける。だから……」
八幡「……」
雪ノ下「八幡……」
八幡「お前は……嘘は付かないからな」ギュ
雪ノ下「!?」
226:
八幡「家族という関係は無償で信頼ができる、と俺は考えている」
八幡「友達や恋人のような曖昧な関係ではなく、確かな絆だと思っている」
八幡「……最初から、分かりきっていた事だな。俺と、お前との関係でそんな曖昧なものは成り立たない」
八幡「なら、家族になるしかない」
雪ノ下「ええ、そうよ。そうするしかない」
八幡「なら、仕方がないな」
雪ノ下「ええ、仕方がないのよ」
八幡「……その」
雪ノ下「なに?」
八幡「……よろしく、頼む。雪乃」
雪ノ下「ええ、よろしくね、八幡」
231:
放課後 奉仕部
ガチャ
由比ヶ浜「やっはろー! あれ、ゆきのんはともかくヒッキーもいたんだ。早いね」
八幡「まあな」
雪ノ下「こんにちは、由比ヶ浜さん」
由比ヶ浜「……あれ?」スンスン
八幡「どうしか? サブレの物真似か?」
由比ヶ浜「ば、 馬鹿!違うし! なんか部室、変な匂いしない?」
雪ノ下「そ、そう? 気のせいじゃないかしら」
由比ヶ浜「そうかな……あれ? ゆきのんの椅子の下の床、なんかシミできてるけど」
八幡「お、お前が部に出てない間に紅茶溢した事あったんだよ。そん時のシミだろ」
由比ヶ浜「へえ?そうなんだ」
232:
ん?
233:
え?
234:
は?
249:
由比ヶ浜「そう言えばヒッキー」
八幡「な、なんだよ」
由比ヶ浜「今日、五限目遅刻して平塚先生に怒られてたけど、なにしてたの? いつもなら、五分前くらいには教室に戻ってるのに」
八幡「ちょ、ちょっと昼寝しちまってな」
由比ヶ浜「あっ、なんか今朝元気なさそうだったもんね」
八幡「おい、だから部室はマズイって言ったじゃねえか」ヒソヒソ
雪ノ下「仕方がないじゃない。あなたに抱き締められて押さえ切れなかったのよ」ヒソヒソ
由比ヶ浜「ね、ねえ、ゆきのん、ヒッキー」
八幡・雪乃「「!?」」
由比ヶ浜「えっと、その……二人って別れたんだよね?」
八幡「……恋人同士ではないな」
由比ヶ浜「な、なんかさ、前よりも仲良くなってない? 隣り合わせに座ってるし。なんか距離近いし」
八幡「それは……」
雪ノ下「当たり前よ」
由比ヶ浜「えっ?」
雪ノ下「だって、私と彼は家族なのだから」
終わり
250:
支援保守ありがとうございました
252:
肝心な所が無いんですが
253:
最後の行が読めないんだが
255:
これからじゃないですかね?
256:
どこか文が抜けてないか?
257:
第一部はってことか
260:
おつおつ
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◆以下、おまけ(小ネタ)になります。
元スレに貼られていた画像
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支援
21

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