まどか「なんだろう、まだドキドキしてる……」back

まどか「なんだろう、まだドキドキしてる……」


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1:
まどか「暁美さんに抱きしめられちゃった……」
4:
劇場版ネタバレです
書き溜めはありませんが
時間かかっても完結します
7:
まどか(なんでだろ、あんなに恐かったのに嫌いになれないのは)
まどか(とってもあったかかった……)
まどか「暁美さん、どういう人なのかな?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ほむら「はぁ……」
ほむら(ああ、やはり私はあの子の決意を踏みにじっている)
ほむら(けど、あのままは私が許せない。だから私は悪魔でい続ける……!!!)
11:
ー教室
まどか(ほんと、なんだったんだろ?でもなんだろ、嫌な感じしなくて……その逆に……)
???「あ……」
まどか(冷たくて、でも何処かあったかくて…)
???「…の……」
まどか(ちょっと変な人だなって思ったけど、でも……)
???「あのー、鹿目さんー!」
14:
まどか「ふひゃ!あ!え、えーと、すみません気づかなくて……」
???「えー、本当にー?あーんな近くで声かけてたのに……」
???「あ、さては聞こえないふりして天然アピールなのかなー???」
まどか「えええ!違うよ!そのなんていうか、考え事してて……えっと、あのごめんね。その……」
???「んふふー、冗談だって!そんな困られちゃうと罪悪感はんぱないよーーー!!」
23:
???「まーそんな細かいことはお・い・と・い・て、自己紹介しよ!」
さやか「どーも始めまして転校生!私美樹ンゴさやかっていうんだ!突然だけどよろしくねー!」
まどか「えええ、えーっと……」
???「おいおい、さやか、ホントにいきなりすぎて転校生こまってんだろー!」
さやか「えー、いいじゃんー!こういうのってインパクトがたいせつなんだよー!」
???「いやいや、それにしたっていきなりすぎる、これだからさやかは……」
さやか「えー!なによー!別にいいじゃん!何が悪いってのよ!!」
まどか「え、えっと落ち着いてよ、あの自己紹介だよね。あのね私まどか、鹿目まどか!」
28:
さやか「んふふー、どうよこのコミュニケーション術。さっすがさやかちゃんだよねー!」
杏子「いってろ、ばーか。まああれだ、私の名前は佐倉杏子。杏子って呼んでくれ」
さやか「おー、いきなり下の名前で呼ばせるとかどんだけアプローチかけてんだー?」
杏子「うっせ、バーカ!上の名前で呼ばれんのがむず痒いだけだ!!」
さやか「あははー、知ってるー!ま、そういうことで私たちのことはさやかと杏子ってよんでねー!」
31:
まどか「あははー、えーっとよろしくね!さやかちゃん、杏子ちゃん!」
まどか「私のこともまどかって呼んでくれると嬉しいかも!」
さやか「うんうんよろしくね!いやー、まどかはいい子だなー。杏子も見習いなよー」
杏子「何言ってんだお前……ホントにさやかはさやかだなー…」
さやか「な、なにをーーー!」
杏子「ま、残念さやかはおいといて。よろしくな、まどか!」
41:
まどか「うん!いっぱい話せたら私もうれしいよ!」
さやか「お、いいねー。じゃあ早さやかちゃんの武勇伝でも語りまくっちゃおうかなー!」キンコーンカーンコーン
さやか「って空気よめーーーい!」
杏子「はいはい、んなどうでもいい話は置いといてさっさと席に着くぞー。ほら、さやか早くこーい!んじゃ後でな、まどか」
さやか「もー、わかってるよー!んじゃねー、まどか!」
まどか「うん!」
さやか「あ、でも一つだけ…………ほむらには気をつけて」
まどか「え……」
45:
まどか(今のさやかちゃんの言ってたのって、どういう意味だったんだろ?)
まどか(確かに、暁美さん変な人だったけど、いきなりリボン結んできたりとか凄く変な人だったけど…………)
まどか「わかんないや……」
teacher「ヘイ!カナーメサン。コレヨンデクダサーイ!」
まどか「えっ、は…はい!えーっと…………
ーーーーーーーーーーーー
50:
さやか「まどか、すっごいねー!あんなに英語ペラペラなの本当半端ないよー!」
まどか「えへへ、ありがと。でも私、向こうで話してただけで、ぜんぜんすごくないよ」
杏子「なにいってんだよ、数年であんな流暢にしゃべれるかっての。まどかの努力のせいかだろー」
まどか「え…あの…、えへへ……」
さやか「んー、もう!まどかは可愛いなーー!」
ワイワイ……
まどか(ん、あれ?暁美さん、さっきまでいたのに居なくなってる)
60:
さやか「ね、まどか。途中まで一緒に帰ろーよ!」
杏子「いいねー、英語の秘訣とか聞きたいしねー」
さやか「って秘訣とかそんなのより、しっかり宿題前の日までにやりなさい!」
杏子「さやかはうるさいなー。ま、いいや、まどか。秘訣はどうでもいいから、この街の美味い飯屋おしえてやるぞー」
まどか「ありがと、いろいろ教えて欲しいな!」
さやか「どうでもって、もうまったく……じゃ、帰ろっか杏子、まどか!」
65:
杏子「んでさー、このラーメン屋がさー……
さやか「あの時の杏子ったらねー……
まどか「あははー、ほんとにー……
さやか「あー、もうこんなとこまで来ちゃったかー」
杏子「えー、もうかーまだ話は終わってないぞ」
まどか「あ、二人ともあっちの道なんだ」
さやか「そーそ、あーもうなごりおしーい!」
杏子「本当だよ、まどか明日学校で続きはなそうな!」
さやか「だね、また明日学校でねまどか!」
まどか「うん!ありがとうね、さやかちゃん杏子ちゃん!」
バイバーイ
70:
まどか(今日は、色々あったけど本当に楽しかったな、また明日さやかちゃんや杏子ちゃんと話すの楽しみだなー)
ーー
まどか(うわぁ、綺麗なお花畑…)
まどか(あれ、だれかいる……?)
まどか「暁美さん………………え、落ちた……???」
まどか「ほむらちゃん!!!!!」タッタッタ
まどか「ほむらちゃん、ほむらちゃん、ほむらちゃん!!!!!」
まどか「ほむらちゃん…………!!!!」
ほむら「どうしたの?そんなに慌てて」
まどか「え……?ほむらちゃん?」
ほむら「そうよ、どうしたの……?まどか?」
72:
久々登場
79:
まどか「あの…今ね、落ちなかった?……暁美さん」
ほむら「ふふっ……変なこと言うのねまどかは……」
まどか「えーっと、そのね。…あはは、そうだよね、変だよね!」
ほむら「そうね…少し疲れてるんじゃない…もう暗くなってるし、送っていくわ」
まどか「ええ!そんなの悪いよ!」
ほむら「いいえ、送らせて頂戴……だって貴方とは仲良くしたいもの……」ニヤァッ
まどか「…うん!ありがと、でもその本当に悪いからじゃあね!!!」
ほむら「そう、残念ね…それじゃまた学校で…」
まどか「うん、ばいばい!またね!」
ーーーーーーー
まどか(なんで、だろ?なんであんなにほむらちゃんを見るだけで、こんなにドキドキするんだろ……!!!)
まどか(うわーーー、もうーーーーーーー!私変だよーーー!!!)
ーーーーーーーーー
ほむら「嫌われたのかもね……それも仕方ないわね……」
ほむら(本当に私は未練がましいわね……)ハァ
88:
ーー朝
まどか(あうー、なんだかよく眠れなかったよ…顔洗おう)
まどか「ん……」バシャバシャ
まどか「ぷはぁ……」ゴシゴシ
まど母「おっす、まどか!」
まどか「って、ママ!?どうしたの起きれたの!?」
まど母「まあなー、私が本気だしゃこんなもんよー」
まどか「……本当に?」
まど母「んーー、まあちょっとタツヤに起こしてもらった感もあるようなないようなー」
まどか「あはは……」
まど母「ま、タツヤもしっかり成長してるってことだね。…んで、まどかどうしたんだい寝れなかったの?」
95:
まどか「えへへ、やっぱり分かっちゃう?」
まど母「そりゃそうさ、私が何年まどかの親やってるとおもってるんだい?……学校でなにかあったの?」
まどか「……んとね、クラスメイトでね、始めてあった人なんだけど、見てるだけでドキドキするの」
まど母「それって…………んー、まどかはその人となにかあったのかい?」
まどか「えっと、あのね……リボン結んで貰ったり…………その、抱きしめられちゃったりした…かな?」///
139:
まど母「んんん?今なんて言った?」
まどか「えっとね、その子にリボン結んでもらって、ギュッて抱きしめられたの。でもね、とってもいきなりだったのに全然嫌な感じじゃなかったの。それにね、なんだか私もドキd」
まど母「ストップ、ストップ!分かったから!」
まどか「え、本当に!?この気持ちって何なのかな?」
まど母「……あー、そうだね。まず気持ちについては自分で考えて考えまくりな」
まど母「んで、その子については全面的に信用しないこと、理由は分かるね?」
まどか「その、やっぱり変だから…?」
まど母「そうだよ、会っていきなりってのは情熱が過ぎるね。だから絶対に気をつけること」
まどか「うん…」
140:
まど母「でもね、それ以上に大切なのが、ちゃんと話すことだよ。まどか自身が話して、どういう子か理解して、自分で判断しな」
まど母「そして、私やまどかの友達に色々相談しな。そうすりゃ、そう悪いことにはならないから……わかったね?」
まどか「…うん!その子といっぱいお話ししてみるよ。ありがと、ママ!」
まど母「んじゃ、スッキリしたとこで朝御飯だべよっか!」
まどか「うん!」
ーーーーーーーー
まど母(と言ったものの、不安だねぇ。……って言ってもあの子自身が嫌がってないから、下手に首を突っ込むのもね……)
まど母「うん……ま、なるようになるか!」
ーーーーーーーー
145:
ー通学路
まどか(よーしっ、今日は頑張って暁美さんとお話しよう!)
まどか(でも、何の話題がいいんだろ?暁美さん演歌とかすきかなぁ?)
まどか(うーーーん、どうしよう。)
149:
さやか「おはよ!まどか!」
まどか「ふぇっ!あ…おはよう、さやかちゃん!」
さやか「おやおやー、まどかったらまた考え事ー?悩み多き年頃だねー!」
杏子「そりゃ、さやかに比べりゃ頭使うわなー」
さやか「なにをーーー!」
まどか「あはは、杏子ちゃんもおはよ!」
杏子「おう、おはよ!」
152:
さやか「にしても、何のことで悩んでるの?もし良ければ、相談に乗るよー?」
杏子「そうだぞー、悩んでたら食い物も美味くなくなるしな!」
まどか「えへへ、ありがと。悩み事は…その…色々、かな?」
杏子「ふーん、ま、転校初日だし色々あるわなー」
さやか「へー、でも大変そうならこの人生経験豊富なさやかちゃんに任せなよー」
まどか「あはは、うん!ありがと!また相談させてね!」
さやか「うんうん、いやーまどかは素直で可愛いなー、どこかの誰かさんと違って」チラッ
杏子「……ん?って私のことか、こらーー!」
アハハ、バレチャッタカー
ワカルニキマッテンダロー
アハハハハ…
ーーーーーーーーーー
172:
ー1時間目終了
まどか(休み時間だ、早暁美さんに話しかけてみよ!)
まどか(暁美さんはいる…ね、頬杖ついて外見てるのかな?)ジー
まどか(やっぱり…綺麗だなぁ、見てると引き込まれそうになっちゃう。髪が流れるように、サラサラしてて)
まどか(きっと触ったら気持ちいいだろうな、でも触ったら怒るかな。でもでも……)
まどか(ああ、やっぱり顔立ちも美人さんだし、スタイルもいいしなー。もうどこも良すぎて、どうしようもないよ?)////
キーンコーンカーンコーン
先生「授業始めるぞー」
まどか「あ!休み時間終わっちゃった!」
まどか(でも、次の時間話しかければいいよね)
ーーーーーー昼休みまで同様のことを繰り返す
174:
ーーーーーーーーー
ほむら(まどかに休み時間の間、ずっと睨まれてたわね……)
ほむら(やっぱり警戒されてるのね…でも、まどかの視線を一人じめと言うのも悪くないわね)フフッ
ほむら(やっぱりどんな顔してても、女神級にキュートだわ。なんであんなに神々しいのかしら?まどかはきっと生まれた時から女神ね。)ムフフッ
ほむら(いや、もしかしたら他の人から見たら、あり得ない可能性だけど普通の子なのかもしれない…)キリッ
ほむら(そうだとしても、私にとってまどかは世界一可愛い!これは私のまどかへの愛!そう!愛ゆえになのよ!)ムフフフフフフフフッッッ!
女子生徒A「うわぁ…暁美さん一人で笑ってるよ……」ヒキ
女子生徒B「なんだか色々キツイよねー、なんていうか怖いし、キモいよね……」ウワァ
197:
まどか(結局話せないまま、お昼休みになっちゃった…)シューン
さやか「おーい、まどか!お昼一緒に食べよ!」
まどか「あ、うん…」
杏子「なんだー?しょぼくれた顔して、腹でも減ったのか?」
さやか「いや、あんたじゃないんだから、それはないわー」
杏子「え……腹が減ったら、みんなそうならないのか……?」ビックリ
さやか「え、なにそのガチな反応、さやかちゃんびっくりだよ……」
まどか「あははは……」
杏子「なんてこった…………ま、いっか!早く飯食おうぜ!」
さやか「いいんかい!…はぁ、まあいいや。行こ、まどか」
まどか「うん!…………あ、そうだ。あのね、暁美さん誘っちゃダメ、かな?」
203:
さやか「ダメ」
まどか「え…?」
さやか「言ったよね、まどか。『ほむらには気をつけて』って」
まどか「えと、あの…でも…」
さやか「この話はお終い。早くいこ、休みが終わっちゃう」
まどか「え…あ…うう……」ウルッ
204:
杏子「……でも、まあ一回ぐらい、いいんじゃないか?」
さやか「な!?ちょっと杏子!」
杏子「私もあんまり気は乗らないけど、話してみると、案外普通…なんてこともあるんじゃないか?」
さやか「いや、でも…」
杏子「本当に危ないやつでも、私達なら何とかできる、だろ?さやか」
さやか「それはそうかもしれないけど…」チラッ
まどか「さやかちゃん……」ウルッ
さやか「はぁ、もういいわよ。今回だけだからね!」
杏子「ほら、だってよまどか。さっさとあいつを誘ってきな」
まどか「う、うん!ありがとうね、杏子ちゃん、さやかちゃん!」ウェヒヒ
ーーーーーーーーーーーー
207:
まどか「……」(暁美さんの前にきたけど、どうやって誘おう……)
ほむら「……」ジー
まどか(うわぁ、綺麗な瞳。吸い込まれちゃいそう……)///
ほむら(まどかだわ……まどかだわ……まどかだわ!)ジー
まどか(あわわわわわわ、大丈夫かな、今私変な子じゃないかな)ドキドキドキドキ
ーーーーーーーーーーーーーー
杏子「なあ、なにやってんだあいつら?」
さやか「知らないわよ、そんなの……」
ーーーーーーーーーーーーーー
212:
まどか「あの!暁美ひゃん!お昼ご飯一緒に食べない!?」(噛んじゃったーーーーー!)
ほむら「いいわよ、別に……」(ふふ…………噛んじゃうまどか……………これが愛という感情ね…………でも、どうやら嫌われていたわけじゃないみたいね、よかった……)
まどか「ほ、本当に!やった!じゃあ一緒にきて!さやかちゃんと杏子ちゃんもいるよ!」
ほむら「美樹さんも?」
まどか「だ、ダメかな?」(暁美さんもさやかちゃんのこと嫌ってるのかな…?)
ほむら「いいえ、何の問題もないわ…」(さやかは私のことを嫌っていたはずだけど……どうしたのかしら?)
まどか「じゃ、早くいこ!」ギュ
ほむら「ええ…」(食事の時に、さぐりでもいれてみようかしらね)
ーーーーーーーーーーーーーー
213:
ついにこのときが北か・・・
222:
まどか「おまたせ!」テテテ
さやか「もー、待ったよー」
杏子「腹が減りまくりだー!早く食べに行こうぜー」
杏子「っと、ほむらも今日はよろしくな!」
ほむら「どうも……」
さやか「ふんっ……」
まどか「はわわ…えーっと!杏子ちゃんお昼ご飯どこで食べるの?」
杏子「ああ、この廊下をいったところにある、ベンチでだよ。静かでいいところだよ」
まどか「へー、そんなところがあったんだー」
杏子「あったんだなこれが、んで、そこに後もう一人、一年上の巴マミってのが待ってるはずだぜ」
さやか「そうそう、すっごく綺麗で優しい先輩だよ………………そこのとは大違いでね」
ほむら「へぇ……それは楽しみね。美樹さんがいうなら、きっと本当に素敵な人なんでしょうね」ニッコリ
さやか「……チッ」
杏子「まあまあ、落ち着けって。おっとあそこだ、マミはもういるな。おーーーーい!」
280:
マミ「うふふ、こんにちはみんな。今日は何だか賑やかね」
まどか「あ、あの!始めまして!鹿目まどかです、よろしくお願いします!」
マミ「私は巴マミ、こんなでも三年生です。こちらこそ、よろしくね」ニコッ
まどか「はい!えへへ」///
さやか『ねえねえ、杏子?こんなでもって、どこからどう見ても三年生に見えないスタイルしてるってことかな?』ヒソヒソ
杏子『明らかにそだちすぎてるもんな、あれは。いっつも菓子食ってるくせに変なとこに肉つかない羨ま体質だもんな』ヒソヒソ
さやか『そりゃ、あんたもでしょーが』ジロッ
杏子『私はいつもゲーセンでダンスしてるからだよ。マミはいつか腹やら脚やら顔にガッとくるとみたね。名づけてデm
マミ「佐倉さん……何か言った…?」ゴゴゴ
杏子「な、な、な、なんでもねーよ!マミはスタイルいいなって話してただけだって!」
マミ「……ふぅ、まったく。まあいいわ、そっちの子も始めてよね。お名前聞かせてもらってもいいかしら?」
286:
ほむら「ええ…私は暁美ほむら、巴、マミさん…巴さんで、いいですか?」
マミ「ええいいわよ、よろしくね。ええっと暁美さんでいいかしら?」
ほむら「ええ、よろしくお願いしますね。……巴さん」
マミ「うふふ、今日はいい日ね。こんなに可愛い後輩二人と出会えるなんて」ニコニコ
さやか「……」ムゥ
杏子「よしっ、んじゃさっさと食べよーぜ!もうペコペコだ!」
マミ「そうね、じゃあ佐倉さんもこういってることだし、お昼にしましょうか!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
292:
さやか「うわー、まどかのお弁当美味しそうだねー!」
まどか「えへへ、ありがとう。お父さんが作ってくれてるんだ。さやかちゃんのもすっごく美味しそうだね!」
さやか「んふふー!でしょー、これ私が作ったんだよ!」
まどか「え、本当に!?料理上手なんだねー!」
杏子「ま、料理はさやかの数少ない特技だからなー」フフン
さやか「なにをーー!もう杏子の分のお弁当作ってあげないわよ!」
まどか「え、杏子ちゃんのお弁当、さやかちゃんが作ってるの?」
293:
さやか「ふふふ、まあねー」
杏子「私がさやかの家に居候してるんだよ。いやー、いつも飯が美味いとこが、いいとこなんだよなー」
さやか「え……その、ありがと…」///
杏子「な!なにマジに礼を言ってんだよ気色悪い!」///
さやか「な、なによ!わるい!?」///
マミ「うふふ、二人ともいつも仲良しね?」ニコニコ
まどか「ですね?」ニコニコ
まどか(って、食べてばっかりで、ほむらちゃんとお話してない!)ハッ
300:
まどか(パパが作ったパパのお弁当も残りが少なくなっちゃってる!どどどどうしよう、休み時間も食べ終わったら終わっちゃうぐらいだし)アセアセ
まどか「あ、そうだ!」
マミ「どうしたの、鹿目さん?」
まどか「いえ、あのなんでもなくて…でもなにもないわけじゃなくて…えっと……暁美さん!」
ほむら「なにかしら…?」
まどか「あのね、暁美さんが好きな食べ物ってなに?」
ほむら「好きな食べ物ね……」
ほむら(これは…いい機会かもね…)
304:
ほむら「私が好きな食べ物は、かぼちゃのお化けかしらね…」
まどか「ええと…?」
杏子「かぼちゃのお化けっていうと、ジャック・オー・ランタンのことか?」
マミ「暁美さんは、ハロウィンが好きなのかしら??」
ほむら「いいえ、ちがうわ。」
ほむら「私はかぼちゃの『お化け』が好きなの」
まどか「えと、やっぱりよくわかんないや…どういうことなの?」
ほむら「それはね……」
ほむら「私がお化けすら食べてしまう、悪魔だっていうことよ……」
まどか「?」
さやか「?」
杏子「?」
マミ「…!」
305:
マミさん反応すんなよ…
308:
何かを感じた奴がいるな…
317:
まどか「ええと、やっぱりよく…」
マミ「そう、なるほどね…!」キリッ
さやか「って、えええ!分かったんですかマミさん!?」
マミ「ええ、つまり暁美さん。貴方は理の向こう側、いえ、それどころか理すら穢す存在……つまりそういうことね!」キリリッ
ほむら「……な!?」(なんで!巴マミの記憶はないはず…!どうして!?)
マミ「ふふ、驚いているようね…でも、貴方はヒントを与えすぎた。分かってしまうのよ!私には…!」
ほむら「くっ……」(これは巴マミのいつもの病気?それともまどかの影響……?どちらとも結論が出せない……)
マミ「でも、安心して……みんなには広めないでおいてあげる」フフフッ
ほむら「そう……ありがとう」(しかたない……今は観察して、見極めるしかないわね……)
杏子「なー、さやかー」
さやか「……何も言わないで、あんなのを本気で嫌ってたなんて、なんか私凄く、なんだか恥ずかしい」ウツムキー
杏子「あー…………まどかは、っと」チラッ
まどか(暁美さん…………真剣な顔、カッコいい!)キラキラ
杏子「……飯、食うか」
365:
ー放課後ー
杏子「んー!疲れたー」
まどか「お疲れ様、杏子ちゃん」
さやか「はぁ…私も今日は色々あってつかれたわー」
杏子「あはは、確かにな。んじゃ疲れてるなら、マミも誘って美味いもんでも食いに行こうぜ」
さやか「はぁ、あんたってば、本当食べることしか考えてないのね……」
杏子「いいだろ、別にー」
さやか「ま、いいけど。…あ、そうだ」
さやか「ねー!ほむらーあんたも一緒に帰りにどっかよらない?」
ほむら「……どうしたの?あなた私のこと嫌ってたと思ったのだけど」
さやか「あはは……ごめんね、あれ一方的な私の勘違いだったみたい。お詫びもしたいし、一緒につきあってくれない?」
ほむら「そう……まあ、別にいいけど」
さやか「よっし!じゃあ行こ!」
まどか「あ、暁美さんも来るんだ!」パァ
ほむら「ええ、ご一緒させてもらうわ」
374:
さやか「あ、あとマミさんもくるから安心してね」
ほむら「そう……」(なんで安心……?)
杏子「そうそう、じゃ早く行こうぜ、ほむら!」
ほむら「分かってるわ、そんなに急かさないで頂戴……」
杏子「あはは、じゃあゆっくり早く支度しなよ!」
さやか「いやいや、どっちなのよっ!…ほむら、ゆっくりでいいからね。ちゃんと待ってるから」
ほむら「ええ、ありがと……」
ほむら(なんでかこの二人が優しい、これは私の悪魔的魅力のせいかしらね。うふふふ……)
375:
さやか『私達がほむらを真人間にしてあげないとね』コソコソ
杏子『だな、せめてマミぐらいにしないと……ほむら教室で浮きまくりだしな』コソコソ
さやか『そうね、まどかはほむらの事気になってるみたいだし。なんとかしてあげたいわね』コソコソ
ほむら「準備…出来たわよ」
さやか「待ってたわよ」ニッコリ
杏子「よしよし、じゃあ行くか」ニッコリ
まどか(なんだろう…?二人の暁美さんに向ける笑顔がすごく生暖かい……)
421:
ー帰り道ー
杏子「お、あったあった。あそこのクレープ屋、新しく出来たばっかなんだけど、超美味いんだぞー」
マミ「あら、あなたがそこまでいうなら。期待できるわね」
さやか「杏子のいうことは食べ物に関しては信用度100%ですもんねー」ケラケラ
杏子「まあな?!まどかも期待しとけよー、みかt」
「」
424:
ー帰り道ー
杏子「お、あったあった。あそこのクレープ屋、新しく出来たばっかなんだけど、超美味いんだぞー」
マミ「あら、あなたがそこまでいうなら。期待できるわね」
さやか「杏子のいうことは食べ物に関しては信用度100%ですもんねー」ケラケラ
杏子「まあな?!まどかも期待しとけよー、まず最初に教える見滝原のNO.1スポットだ!」
まどか「そうなんだぁ?…暁美さん!楽しみだね!」
ほむら「そうね…きっと美味しいのでしょうね、フフッ……」ニヤァ
マミ「!……暁美さんも分かるのね、この予感が……」ニヤァ
さやか・杏子(あ、マミ(さん)も乗っかった)
まどか(これをきっかけにして暁美さんと話そうと思ったのに……またマミさんと話し出しちゃった…!)ガーン
426:
杏子「あー、もう着くぞー。だから、二人ともよく分からない笑いはやめろー」
マミ「あら、今からいいところだったのに、残念ね…」
杏子「おっ、見えてきた。ほら!あれだぞー」
まどか「うわぁ、可愛いお店だ?!」
杏子「だろ?見かけでも楽しませてくれるところなんだ!」
さやか「匂いもやばいわね。すごくお腹減ってきちゃった…」
マミ「じゃあ早注文しちゃいましょ!」ワクワク
杏子「うお、マミ変わり身はやいな!」
エーソンナコトナイワヨー…イヤイヤ…
ワイワイ……
ーーーーーーーーーーーーーーー
475:
まどか「あの、これ美味しいね。暁美さん」
ほむら「そうね……あら、まどか。クリーム付いてるわよ……」スッ フキフキ
まどか「ふぇっ…あ、あ、あ、あ、暁美さん!」ビクッ
ほむら「えっ…………あ、ごめんなさいね、驚かせちゃったわね……」(ダメね……最近までずっとこうだったから。今のまどかは、何も知らないのに……)
まどか「え、ううん!驚いただけで、ぜんぜん嫌じゃなかったから、いいよ!拭いてくれてありがとうね、暁美さん!」(ううう、ドキドキが収まらないよ?)///
ほむら「そう…ならいいのだけど。そういえばまどか、暁美さんって……」
まどか「え、あ……ダメだったかな?」
ほむら「ダメ、ということはないけど……私、最初に言ったでしょ?あなたにはほむらって呼んで欲しいの……」
まどか「え……そ、その……」
ほむら「ああ、嫌だったら…別にいいのよ……」
まどか「嫌なんかじゃないよ!その………ほむらちゃん!」///
ほむら「ありがとう…まどか…」
まどか「えへへ……どういたしまして、ほむらちゃん!」
ウフフ、マドカ…
ホムラチャン!
マドカ…
ホムラチャン!
481:
杏子「あいつら、仲いいな?」
マミ「そうね?」
マミ「あ!分かったわ!きっとね二人は前世からつながりがあるのよ!」
杏子「はいはい、そうかそうか…………どうださやか?このクレープ美味いだろ?」キットネ、アケミサンハ カナメサンヲ マモル ナイトダッタノヨ!
さやか「ん、美味しいわね。ってあんたクリーム付いてるわよ」トテツモナイ テキカラ マモッテイタニ チガイナイワ!
杏子「あ、本当だ……なんだ、さやかが拭いてくれないのか?」ケレド アケミサンハ ジブンノ チカラブソクヲ ナゲクノ!
さやか「ばーか……ほら、これ使いなさいよ…」テキガキョウダイ スギタノネ!
杏子「お、ありがとうな!さやか!」ソシテ アケミサンノ チカラ オヨバズ フタリハ ハナレバナレニ ナッチャウノ!
さやか「はいはい、どーいたしまして」ソシテイマ!ライセニ オイテ フタリハ マタ デアウノヨ!ツマリ!アイナノヨ!
マミ「って!二人とも聞いてるの!?」
杏子・さやか「何をだ(ですか)?」
マミ「」ガーン
モー、キイテテヨー!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
482:
マミさんが以外と核心をついてる
488:
さやか「いやー、美味しかったですねー」
マミ「そうねー、おかげでちょっと食べ過ぎちゃった。佐倉さんが紹介するお店いくと、いつもこうなのよねー。ダイエットしないとかしらね?」
まどか「えー、そのままで大丈夫ですよー!とってもすてきです!」
さやか「そうですよー、もー、嫌味ですかー?」
アハハハハ エー、チガウワヨー ウェヒヒー
490:
ほむら「……」ジィ
杏子「なあ、ほむら。これ、食うかい?」
ほむら「……?なによ、いきなり……」
杏子「あー、いや、なんかさ。なんとなく辛そうに見えたからな…辛いときは腹一杯なると元気になるだろ?」
ほむら「それで元気になるのは、貴方だけよ……」フゥ…
杏子「あはは!それさやかにも言われた。誰でも同じだと思うんだけどなー。んで、食べないのか?」
ほむら「……いただくわ」
杏子「お、食え食え。まあ何が辛いのかなんて私にはわかんねーけど。でも、あんま溜め込み過ぎんなよー」
チョット、キョウコー ホムラー オソイワヨー!
杏子「おー、今いくー!ほら、ほむら行くぞー!」タッタッタッタッタ
ほむら「……」モグッ
ほむら「…………………このお菓子、甘過ぎるわよ…」フンッ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
501:
ーさやか家ー
さやか「お風呂でたわよー、ほら杏子さっさと入って」ホカホカ
杏子「ん、うーい。……よっこいせっと、んじゃいってくるー」
さやか「ちゃんと、ゆっくり浸かるのよー。あんたいつも早いんだから」
杏子「はいはーい、わかってますよーっと……」トットットッット
さやか「まったくもう…………そういって、いつも早く出てくるんだから」
さやか「あ、そういえば、ほむらにお詫びし忘れてた…」
さやか「何かないかな……引き出し開けたら丁度いいのとか入ってないかな?」ガラガラ
さやか「…………?なんだろこのキーホルダー、人魚?」
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556:
杏子「ん?!いい湯だったー!今度みんなで温泉行くのもいいかもなー」ホカホカ
杏子「あ、まだ、ほむらやまどかと休みに一緒にどっか行ってないし、みんなでこの近くの温水プールとかいこーぜ!……ってさやかー?どうしたんだ、ボーッとして?」
さやか「………………あ、杏子?」
杏子「なんだよ、そんなほうけた顔して」
さやか「……ううん、何でもない。…………ねえ杏子、ほむらのことどう思う?」
杏子「ほむら?んー変なやつだけど、話してみると結構いいやつだと思ったな。どうしたんだいきなり?」
さやか「……なんでもない、もう寝よ。おやすみ、電気消すよ」カチッ
杏子「って、いきなり消すなよ!」
さやか「…ごめん」
杏子「たくっ……」
杏子「…………よっと」ゴソゴソ
さやか「って!何入って来てんのよ!?」
561:
杏子「いいだろー?別に、今日寒いんだしよ」
さやか「いや、よくないわよ!」
杏子「はいはい」ナデナデ
さやか「なでんなーー!!」
杏子「いいからジッとしとけって…さやかが寝るまでこうしといてやるから」ナデナデ
さやか「なんなのよ、もう………」
さやか「ありがと…………おやすみ………」
杏子「はいはい、おやすみ、さやか……」ナデナデ
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581:
ー通学路ー
まどか(昨日は、ほむらちゃんっといっぱいお話できて楽しかったなー今日も沢山話せるかな?)ワクワク
杏子「おーい!おはよー、まどか!」
まどか「あ、おはよ!杏子ちゃん、さやかちゃん!」
さやか「ん……おはよ、まどか…」
まどか「あれ?さやかちゃん、どうしたの?なんだか元気がないみたいだけど?」
さやか「うん……その、ね。………ねえ、まどか、ほむらのことどう思ってる?」
まどか「ふぇっ!ほ、ほむらちゃんのこと!?え、と、その……もっと仲良くなりたいって思ってるよ!」
さやか「つまり、好きなんだよね…?」
まどか「まあ、その…うん」///
さやか「そう……」
まどか「あの、もしかしてさやかちゃん、まだほむらちゃんの事、嫌いなの…?」
584:
さやか「……どうなんだろ?許せないこと思い出したんだ。…………でも、嫌いにはなれない」
まどか「そっか…………あのね、私はそんな時には、いっぱい話し合うのがいいと思う。そうすればね、許せないって思ってたことでも、許せる方法が見つかると思うんだ…」
さやか「話し合う……」
まどか「って言っても、子供の頃ママから言われたことなんだけどね。……………でも、私、さやかちゃんみたいになった時、そうしてるんだ」ウェヒヒ
杏子「だな、嫌いになれなくて。でも、許せないことがあるってんなら喧嘩になってでも、話すべきだろうな」ウンウン
さやか「そっか…………でも、それはまず……」
まどか「さやかちゃん?」
さやか「…………よーし、そうだね!そうしてみる!ということで、お悩みさやかちゃんは終了!今日も元気にいっちゃうよー!」
杏子「……ぷっ!なんだよ、いきなり元気になりやがって!」ケラケラ
まどか「でも、よかった」ウェヒヒ
さやか「さ、早くいこー!遅れちゃうよー!」タッタッタ
イキナリハシリ ダスナヨ サヤカ!
マッテヨー!
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594:
ー昼休みー
杏子「んー、腹減った?」ノビー
さやか「んじゃ、まどかとほむら呼んで、お弁当たべよっか」
まどか「今日も一緒に、お昼食べようね。」トコトコ
ほむら「そうね…」
さやか「って、もう来てるし!」
杏子「んじゃ、ちゃっちゃといって食べようぜ!」
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601:
まどか「わぁ、今日もさやかちゃんのお弁当美味しそうだね!」
さやか「んふふー!さやかちゃん特製おにぎり弁当だよー」
さやか「って、ほむらはまた購買のパンなのー?」
ほむら「なによ、わるい……?」
さやか「別に悪くわないけどねー……………あ、そうだこのおにぎりあげる。高菜入ってるから、あんた、パンばっかで野菜食べてないじゃない。ちゃんと食べないとダメなんだからねー!」
ほむら「…………そう、ありがと、じゃあこれあげるわ」
さやか「パンかー、じゃあ交換ねー!……ほむら、優しいじゃん!」
ほむら「別に……全部食べれないってだけよ……」
杏子「え、パンなんだから、持って帰ればいいんじゃないのか?」
ほむら「…………気まぐれよ」プイッ
アレー テレテンノカー ホムラー
ナッ! チガウワヨ!
ワタシニハ ワカルワヨ アクマユエノ セイヤクヨネ!
ウェヒヒー
さやか「…………」
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608:
ー帰り道ー
マミ「んー、今日も楽しかったわねー!」
杏子「あはは、あれ系な話ができるほむらが来てよかったなー」
マミ「あれ系とはなーに!私は色んな考察をしてるだけよ!」プンプン
まどか「でも、ほむらちゃんといっぱいお話出来てて羨ましいです」
マミ「あら、じゃあ鹿目さんにも色々、教えてあげるわよ!」
杏子「おいおい、辞めとけよ。まどかが可哀想だ」ケラケラ
マミ「な!失礼ね!」モー
619:
さやか「ほむら、あんたもあっちの話にはいんないの?」
ほむら「別に……私の勝手でしょ?あなたこそあっちにいけばいいじゃない」
さやか「いいじゃん私はここにいたいの」
ほむら「…………そう、勝手にすればいいわ…………」
さやか「ねえ、あんたいつもつまらなそうよね」
ほむら「……そんなわけないでしょう。私も笑うことはあるわ…………」
さやか「そうだね、まどかといるときは、特にそう。でも、今日ずっと見ててあんたは、本当の意味では笑えてないわ」
ほむら「……あなたが、私の何を知っているというの?」
621:
さやか「色々、かな。ねえ、これ知ってる?」チャリン
ほむら「…………人魚のキーホルダー。それに、何の意味があるの?」
さやか「これはね、まどかが力を込めてくれた緊急用のエネルギータンクなんだ」
ほむら「…………そう、思い出したのね。でも、どうするの?あなたが力を取り戻した程度では私には勝てないわよ」
さやか「ふふっ、そんなことは分かってるわよ……それにね、私はあんたの敵になりたいわけじゃないの。むしろ友達になって心から笑わせてあげたいと思ってる。」
ほむら「……なに言ってるの?」
さやか「そしてね、そのためにはまず、あんたを許すために沢山話さなきゃいけないの。でも、それを最初にするのは、私じゃなくてあの子なの」
ほむら「…………あなた、、、、、まさか!!!させない!!!」
さやか「遅いわよ!!…………まどかー!ちゃんとほむらと話しつけちゃいなさい!!!」チャリ
ピカー
まどか「…………え、さやかちゃん?」
633:
まどか「……………………そっか、思い出した」
ほむら「まどか!!」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「くっ……抑えて、改竄しないと……!」
まどか「…………ごめんね」
パシンッ
ほむら「え……まどか…?」
まどか「ほむらちゃん、叩いてごめんね。でもね、私すっごく怒ってるの……」
まどか「私ね、知ってるよ。ほむらちゃんは私を家族や友達のみんなと一緒にいさせたいから、こうしたんだよね」
ほむら「……そうよ!…だって、あんまりじゃない!!誰とも触れ合えない、そんな存在になるなんて!!!だから、だから…!私はまどかを人間に!!」
まどか「えへへ……確かにね、みんなとお話できなくて、忘れられて……すっごくさみしかったよ。でもね、でも、それよりも私は……魔法少女を、ほむらちゃんを助けたかったの……だから私は後悔なんて全然してなかったんだよ……?」
ほむら「……………………そう、だとしても、私はそれを許せないわ……たとえ、あなたが敵になるとしても、私は…………」
まどか「……私も、ほむらちゃんがしたことを 許せない。でもね、私はほむらちゃんの敵にはならない、絶対に」
659:
ほむら「…………けれど、あなたはこの世界ではなく前の世界を望む、そうでしょう……?」
まどか「そうだね……こんな風に色んなことを無視して変えた世界は、きっと何処かに悪いことが溜まっていくよ……そうすれば、この世界はいつか壊れちゃう……」
ほむら「……何が悪いというの?こんな世界、どうなったっていいじゃない……」
まどか「……うん、もしかしたらそうなのかもしれない…………」
ほむら「なら……私はあなたを改竄して、また貴方には平穏な日々を過ごしてもらうわ」
まどか「でも、それは、嫌だな……私はそれでも世界が好きだし…………そして何よりこのままだとほむらちゃんが悲しすぎるよ……」
ほむら「私が、悲しい……?何を言ってるの?私は満足よ……?だって、貴方がいるんだから……」
まどか「でもほむらちゃんは、ずっと辛そうだったよね?自分のしたことに対して許せなくて、だから自分のこと悪魔って言ったりして……」
ほむら「そんなの……どうでもいいことよ…………」
660:
まどか「そんな……どうでもよくないよ……!!!大好きなほむらちゃんがそんな風に自分を攻め続けるのも!!ほむらちゃんの本当に笑った笑顔を見れないのも!!!!私は、、嫌なの!!!!!!!」
ほむら「そんなの……私だっておんなじよ!!まどかが辛い思いをするのなんて、嫌に決まってるじゃない!!!!!」
まどか「…………あは、同んなじだね。……なんでこんなにすれ違うんだろうね?」
ほむら「……わかんないわよ、何でかなんて……」
まどか「……キットね、私達は勝手過ぎたのかもしれない、、、、だからねほむらちゃん、一緒に話し合って行こうよ」
ほむら「話し合う…?」
まどか「うん、私達はね…お互いに間違ってるんだと思うの。だからいっぱいお話して答えを見つけて行こう?」
ほむら「それで……答えが見つかるのかしら……?」
まどか「わかんない、けどきっと見つかるよ…二人なら」
ほむら「……けど、譲れないところ沢山あるわよ…?」
まどか「それはわたしもだよ!」
ほむら「…………なら、今はまだ……そうさせてもらうわ……」
まどか「……うん!ありがとう、ほむらちゃん!」
666:
さやか「『話し合い』とりあえず、終わったみたいだね」
杏子「……なんか記憶がごちゃごちゃだし、展開についていけないんだけど…」
マミ「そうね……でも、まあこれからということなんじゃないのかしら?」
さやか「ですねー、あ、ならこれからマミさんの家でケーキ食べましょうよ。私もほむらには沢山言いたいことあるし」
マミ「ええと、そうね、そうしましょうか……」
さやか「二人もいいよね、ほむら、まどか!」
まどか「うん!もちろん!」ウェヒヒ
ほむら「……わかったわよ」
さやか「んじゃ、早行こう!」
まどか「あ、でもちょっと先に行ってて。私、もうちょっとほむらちゃんと二人で話したいことがあるの!」
さやか「ん?いいけど、はやくきなよー!」
まどか「うん!!」
イヤー イッケン ラクチャクッテ ヤツデスカネ?
ソウナノカ?
マア フタリガ ナカナオリ シタカラ イインジャナイカシラ…?
マアマア トリアエズ ハヤク ケーキ タベニイキマショ!
667:
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ほむら「……それで、何なのかしら?早話し合い?」
まどか「あ、えと…違くてね、その……………えいっ!」
ギュッ
ほむら「ふえっ!ま、まどか!?」
まどか「えへへ、抱きついちゃった。ねえ、ほむらちゃん、ドキドキしてるのわかる?」
ほむら「え、ええ。……私も、あなたもしてるわね…」
まどか「このドキドキね、記憶が戻る前よりずっとすごくなってるんだよ?ほむらちゃんのこといっぱい好きなところ思い出したから…………それでね、あのね……これから、私のこと、もっとドキドキさせてね、ほむらちゃん!」
ほむら「え、それってどういう……」
まどか「……うふふ、みんなには秘密だよ!さ、いこ、ほむらちゃん!」
ほむら「え、ま、まって…」
ホラ、ハヤクハヤク!
マ、マドカァー!!
ーおわり
675:
最初は皆で乱交ドッキドキだね!なオチを考えていましたが、なんでかこうなりました
おやすみなさい
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