サンタ娘「慌てん坊のサンタクロース♪」back

サンタ娘「慌てん坊のサンタクロース♪」


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1:
サンタ娘「クリスマス過ぎーてーやって来た♪」
男「……」
サンタ娘「急いでリンリンリン、急いでリンリンリン、鳴らしておくれよ鐘を♪」
男「……」
サンタ娘「リンリンリン、リンリンリン、リンリンリン♪」
男「……で?」
サンタ娘「……すみません……プレゼント配るの手伝って下さい」
男「えー……」
元スレ
SS報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
サンタ娘「慌てん坊のサンタクロース♪」
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2:
男「まあ色々とツッコミたいが、まず何で遅れたの?」
サンタ娘「それはほら……あの……時差があって」
男「じゃあ1人で頑張って」
サンタ娘「寝坊です!うっかり丸1日寝てました!」
男「丸1日?今日は26日だけど?」
サンタ娘「……すみません丸2日でした」
3:
サンタ娘「だっだって!私今年から担当になって、それでその……張り切りすぎて」
男「うっかり寝過ごして、26日にやって来たと」
サンタ娘「……はい、まさか8徹したくらいで丸2日も寝ちゃうなんて」
男「うん、むしろ良かったよちゃんと寝れて」
サンタ娘「まあそれで、先輩達に怒られたりして、慌てて来たんですが……その……」
男「何だ?」
サンタ娘「今年からですから、まだ慣れてなくて……その、ソリの操縦……」
男「ああなるほど、だからか」
サンタ娘「えーと」
男「だから……」チラッ
男「間違って落ちて来て、俺の車を潰したと」
サンタ娘「すみません!本当にすみません!」
4:
男「あーこれはもうダメだなぁ、見ないように考えないようにしてたけどさぁ」
サンタ娘「あの……車ってよく分からないんですけど、それって直りますか?」
男「どう見える?直るように見える?」
サンタ娘「えっと……無理……ですか?」
男「当たり前だろ!完全にペチャンコだろうが!どんな勢いで落ちたんだよ!」
サンタ娘「え?えっと……よく分からないですけど、多分300キロくらい……かな?」
男「危な!ほとんど新幹線並みじゃん!トナカイどんだけいんだよ!」
5:
サンタ娘「あっでも安心して下さい!私ちゃんとトナカイ保険掛けてますから!お金出るはずですから!」
男「……それって、自分が壊した物に払うの?」
サンタ娘「……えっと確か?」
男「……」
サンタ娘「……」
男「まあいい……車は今はそれでいいとして、次に何?手伝って欲しいって?」
サンタ娘「はい……その……実は私、家が分からなくて」
男「何で?」
サンタ娘「その……欲しいプレゼントとか、子供達の住所とかが書いてある名簿をその……」
男「おいまさか」
サンタ娘「さっき落ちて来る時に、落っことしたみたいで」
男「殴っていいか?」
サンタ娘「すみません!わざとじゃないんです!」
6:
男「で?一緒に探してくれって事か?」
サンタ娘「はい……せめて名簿だけでも」
男「と言うかさぁ、落ちる時何してたの?名簿見てたの?」
サンタ娘「あっはい、担当地域に近づいて来たんで、名簿を確認しようとして、それで名簿を出してたらいきなり落ちて」
男「脇見運転じゃん、完全に君のせいだよねそれ?絶対に間違って手綱引っ張ったか何かしたよね?」
サンタ娘「えっと……多分」
男「ちゃんと止まってから見ろよ!俺の車潰れたの、完全にお前の責任じゃねえか!」
サンタ娘「急いでたんです!許して下さい!」
7:
男「あとさぁ……気になってたんだけど」
サンタ娘「何ですか?」
男「サンタってさぁ、赤い服とトナカイのソリ、それとプレゼントが入った袋があるよな?」
サンタ娘「はい」
男「赤い服は着てるからまあいいとして、トナカイは……何か気絶してない?」
サンタ娘「だっ大丈夫です!この子達は強いですから!少し休めば大丈夫です!」
男「……分かった、でだ……一番気になってたが」
サンタ娘「何ですか?私の名前と年齢ですか?」
男「違わい!袋だよ袋!プレゼントの入った袋!どこにあるんだよ」
サンタ娘「えっ?」キョロキョロ
男「……」
サンタ娘「……名簿と袋を一緒に探して下さい」
男「……はぁ、何なのマジで、今日は厄日だ……」
8:
サンタ娘「そっそんな事ないですよ!良いことだってありますよ!」
男「例えば?」
サンタ娘「例え?例え……えっと、わっ私と出会えたじゃないですか?」
男「……」
サンタ娘「……」
男「……」
サンタ娘「すみません、ちょっと調子に乗りました」
男「……まあいい、どうせ今日は仕事も予定もないし」
サンタ娘「えっ?そうなんですか?彼女いないんですか?」
男「手伝ってやろうと思ったが、止めとくわ」
サンタ娘「ああっごめんなさい!つい口が滑って」
12:
男「……」
サンタ娘「ごめんなさいごめんなさい!」
男「……はぁ、いいよもう……彼女いないのは本当だし」
サンタ娘「すみません、かっこいい人だからてっきり」
男「……ん、まあ社交辞令でも嬉しいよ、で?まずはどうするんだ?」
サンタ娘「えっと、まず名簿と袋を探します、そんなに離れてはいないはずなんで」
男「なるべく急いだ方がいいな、昨日の朝にプレゼントがなかったって、子供達が騒いでたし」
サンタ娘「ごめんなさい!」
男「謝る相手が違うだろ」
サンタ娘「ごめんなさい!子供達!あとそのご両親!」
13:
男「何か目印とかないの?と言うか誰かに拾われたりしたら」
サンタ娘「あっそれは大丈夫です、ちゃんとサンタ以外には見えないようになってますから」
男「……それだと俺も見えなくないか?」
サンタ娘「あっ……」
男「……」
サンタ娘「いっ一緒に来てくれるだけでいいんです!」
男「ああ分かったから、ちゃんと一緒に行くから」
サンタ娘「ありがとうございます!では早探しに」
男「その前に」
サンタ娘「何ですか?」
男「まずそのサンタ服着替えようか?もう誰も着てないと思うし」
サンタ娘「……すみません、着替え貸して下さい」
男「……しまむら行ってくる」
サンタ娘「本当にすみません」
14:
男「どうかな?一応サンタのイメージで、赤と白を基調にしたんだけど」
サンタ娘「ほーへーはー」クルクル
男「おーい」
サンタ娘「あっすみません、こういう服って殆ど着たことなくて」
男「そうなのか?」
サンタ娘「いつもサンタ服なんで、私は新米ですけど十着持ってますよ」
男「随分多いな」
サンタ娘「お父さんは三十着持ってますよ?」
男「……まあそれなら目立たないだろ、じゃあ行こうか」
サンタ娘「あっはい」
15:
男「とは言えなぁ、さすがに当ても無く探しても」スタスタ
サンタ娘「一応私が近くに行けば、分かると思います」スタスタ
男「何かこう……信号みたいのでも出てるの?」スタスタ
サンタ娘「ちょっと違いますけど、似たようなものですね」スタスタ
男「便利なもんだな」スタスタ
サンタ娘「あーはい……」スタスタ
男「……」スタスタ
サンタ娘「……」スタスタ
男「……実際になくして、使ってみた事は?」スタスタ
サンタ娘「……多分私が初めてです」スタスタ
男「だよね」スタスタ
サンタ娘「……はい」スタスタ
男「……どう?」スタスタ
サンタ娘「今のところさっぱりです」スタスタ
男「そうか……」スタスタ
16:
ワンワンワン
男「ん?何だか騒がしいな」
サンタ娘「なんでしょうか?」
子供「こらポチ!そっちは違うよ!」グイグイ
犬「ワンワンワン!」グイグイ
男「あっちに何かあるのか?」
サンタ娘「……あっなんとなくあっちにあるような?」
男「……犬には分かるのか?」
サンタ娘「……かもしれません」
男「とりあえず行ってみるか」スタスタ
サンタ娘「はい」スタスタ
17:
男「どうだ?」
サンタ娘「えっと……あの木の上……かな?」
男「何も見えんが」
サンタ娘「でも確かにあそこから、名簿があるような気配が、……なんとなく」
男「なんとなくって、まあいい……見えないだけで触れるのか?」
サンタ娘「取ってきてくれるんですか?」
男「……そもそもスカートで木登りするつもり?」
サンタ娘「……どうかよろしくお願いします」カァァ
男「んじゃあ行ってくる、……どの枝だ?」
サンタ娘「あの上の方の、丁度時計に向かって伸びてる」
男「あああれね、んじゃ行ってくる」スタスタ
サンタ娘「頑張って下さい!」
18:
サンタ娘「……大丈夫かな?」
サンタ娘「……あっ危ない!……良かった」
サンタ娘「……まだかな?」
サンタ娘「ん?あれ?何だか……あれ?まさか……」
男「おーい、何も無いみたいだぞ?本当にここか?」
サンタ娘「えっと……あっ……すみません!普通に届く高さの枝でした!」ヒョイ
男「……」
サンタ娘「えっとその……ごっごめんなさい」
男「ちょっとそこにいなさい、今降りるから」
サンタ娘「ごめんなさーい!」
19:
男「……」スタスタ
サンタ娘「すみませんでした……」スタスタ
男「……」スタスタ
サンタ娘「その……まだなんとなくしか分からなくて、だからその……」スタスタ
男「……」スタスタ
サンタ娘「あの……無視はちょっと、怒るのは当然なんですけど」スタスタ
男「別に?怒ってはいないよ?」スタスタ
サンタ娘(すごい怒ってるー!)
男「それで?次はどこかな?」
サンタ娘「あっあっち……かな?」
男「ふーん」スタスタ
サンタ娘「あっ待って下さい!」タタタ
26:
男「……」
サンタ娘「……」
男「……なあ」
サンタ娘「はい」
男「今回は俺も分かるよ、あれだよな?」
サンタ娘「はい……間違いないです」
男「……あそこにあるよな?つうか無かったら困るが」
サンタ娘「ですよね」
男「いやまあ犬が分かるならなぁ」
猫「にゃ〜」「な〜ご」「ふみゃーん」
男「俺の目には数匹の猫が、浮いてるように見えるわ」
サンタ娘「ちょっとした怪奇現象ですね」
男「……何か代わりの袋とかいるかな?」
サンタ娘「どうしましょうか?」
男「……まずは回収するか、誰かに見られたらマズい」
サンタ娘「そうですね」
フシャーフミャーイテーニャニャニャニャウオウッオトコサーン
27:
男「……痛い」ズキズキ
サンタ娘「あっ動かないで下さい」チョンチョン
男「……ありがとな」
サンタ娘「いえそんな、お礼を言うのは私のほうです」チョンチョン
男「まあこれで大丈夫だな?名簿も袋も戻ってきたし」
サンタ娘「あっその……まだ、配るのが……」
男「……そうだな、やっぱり夜に配るのか?」
サンタ娘「はい、さすがに昼に配るのはダメなんで」
男「じゃあまだ時間あるな、一緒に飯でも食うか」
サンタ娘「はい!」
男「……ところで、もう終わった?」
サンタ娘「あっまだ少し」チョンチョン
29:
男「何食べたい?」スタスタ
サンタ娘「えっと……なっ何でも大丈夫ですよ?私好き嫌い無いですから」チラッ
男(めちゃくちゃ回転寿司見てる)
サンタ娘「いやー色々あって、目移りしちゃいますね」チラッ
男「……じゃあモス……」
サンタ娘「……」シュン
男「は昨日食べたから、偶には回転寿司に行くか」
サンタ娘「はい!」パァァァ
男(可愛いなちくしょう)
 −−−−−
サンタ娘「美味しかったです」ホワァ
男「そりゃ良かった、さてまだ時間あるが……どこか行くか?」
サンタ娘「そうですね」
友「あれ?男?ってその子誰!彼女か?いつの間に!この裏切り者!」
男「やかましい奴が来たよ」ハァ
サンタ娘「男さんの知り合いですか?」
30:
男「ちょっと話合わせて」ボソッ
サンタ娘「え?あ、はい」ボソッ
男「あーこの子は俺の親戚の子でな、用事でこっちに来たから、ちょっと町を案内してたんだ」
友「へーテンプレ乙、で?本当は?」
男「いや本当だって、な?」
サンタ娘「あっはい」
友「ふーん……」
男「……」
サンタ娘「……」
友「リア充爆発しやがれ!」ダダッ
男「……べつにリア充じゃないっての」
サンタ娘「……」
男「どうした?」
サンタ娘「いっいえ別に」カァァ
男「?まあとりあえず、町をぶらついてみるか」
サンタ娘「はい」
男「んじゃあっちから」スタスタ
サンタ娘(彼女……男さんと……)カァァ
サンタ娘「……えへへ」ニコッ
男(何かめっちゃいい笑顔だな、……やっぱ可愛いよなちくしょう)
31:
男「さて……そろそろ帰るか、プレゼント配らなきゃいけないし」
サンタ娘「……そうですね、まずは着替えなきゃ」
男「……楽しかったか?」
サンタ娘「はい!とっても!」
男「そっか……そりゃ良かった」
サンタ娘「さっ行きましょう」ギュッ
男「!……ああ」ギュッ
 −−−−−
サンタ娘「落ちない用に気をつけて下さいね」
男「鏡見てみようか?」
サンタ娘「……言い返せない」クイッ
男「おおっ本当に浮かんでる」
サンタ娘「さぁ行きますよ!」
シャンシャンシャン
32:
サンタ娘「まずはあそこですね」ペラックイッ
男「おうっ」
 −−−−−
サンタ娘「次はあそこですね」ペラッ
男「本当にいなこれ」クイッ
 −−−−−
サンタ娘「次はあそこかな?」ペラッ
男「任せろ!」クイッ
 −−−−−
サンタ娘「最後はあそこですね」ペラッ
男「了解」クイッ
 −−−−−
男「終わったな」
サンタ娘「はい!本当にありがとうございました!」
男「この後どうするんだ?もう帰るのか?」
サンタ娘「あっ……その、もう少し一緒に居てもいいですか?」
男「……打ち上げパーティー、とはいかないが少しなら平気かな?」
サンタ娘「じゃあ一緒に何か食べましょう!」
男「ああ」クイッ
33:
男「乾杯」スッ
サンタ娘「乾杯!」チン
男「うん美味い」
サンタ娘「んく……ホントだ」
男「しかしまだケーキが残ってたとは」
サンタ娘「売れ残りですけど、美味しいですね」
男「しかしまあ……何とかなって良かったよ、最初は不安だったから」
サンタ娘「私も……男さんが優しい人で良かったです」
男「別に……そう言えばまだ名前聞いてなかったっけ」
サンタ娘「あれ?そうでしたっけ?じゃあ改めて、サンタ娘です」
男「おう俺は男……って、あれ?俺名乗ってなかったよな?」
サンタ娘「私これでもサンタですから、名前とか分かるんです……偶に」ボソッ
男「最後何て?」
サンタ娘「何でもないですよ?でも楽しいなぁこういうの」
男「そうか?二人だけなのに」
サンタ娘「二人だからですよ、だって恋人と居るみたいで」
男「お……おう?」カァァ
サンタ娘「クリスマスはいつもお仕事だから、家族でパーティーも出来ないし、恋人なんてもっと……」
男「……」
サンタ娘「だからめいっぱい楽しみたいなって」
男「ああ……そうだな、ところでもう酔ってる?」
サンタ娘「みたいですね、お酒初めてなんで、加減が……」
男「まだ一杯目だけどね」
34:
サンタ娘「男さ〜ん、踊りましょうよ?」
男「いやいや狭いから」
サンタ娘「だ〜い丈夫ですって、ほらほら」グイグイ
男「分かった分かった」
サンタ娘「んふふ〜男さ〜ん」ギュッ
男「そんなにくっついたら踊れないって」
サンタ娘「踊れますよ〜ほらほら」トテトタ
男「足下ふらついてるよ?」
サンタ娘「楽しければいいんですよ〜」トテトタ
男「まあなあ」
サンタ娘「……ありがとうごさいます、本当に助かりました」
男「サンタ娘……」
サンタ娘「私初めての仕事で張り切りすぎて、そのせいで寝過ごしちゃって、慌ててまた失敗してそれで……」
男「……大丈夫だよ、何とかなったじゃないか」ポンポン
サンタ娘「……はい!ってひゃっ」グラッ
男「危ない!」ギュッドテッ
サンタ娘「……」
男「痛た……大丈夫?」
サンタ娘「……男さん」
男「ん?」
サンタ娘「……私」ギュッ
男「サンタ娘?」
サンタ娘「好きです……男さんの事」
35:
男「……」
サンタ娘「普通ならもっと怒るはずの所を、優しくしてくれて、手伝ってくれて」
男「別に優しい訳じゃ」
サンタ娘「それに……私の好みのタイプだし」
男「……俺も」
サンタ娘「え?」
男「可愛いなって最初に、正直言ってストライクド真ん中だったから」
サンタ娘「男さん……」
男「サンタ娘……」
チュッ
36:
サンタ娘「……男さん」
男「何だ?」
サンタ娘「サンタクロースのお仕事って分かりますか?」
男「子供にプレゼントを配る事だろ?」
サンタ娘「違いますよ、良い子にしてた子供にプレゼントを配るんです」
男「それが?」
サンタ娘「男さんは今日、私を手伝ってくれました、迷惑をかけた私を……それってとても良い子ですよね?」
男「えっと……」
サンタ娘「だから……私から特別に、プレゼントをあげたいんです」
男「……まだ酔ってる?」
サンタ娘「さぁ?どうでしょうかね?」クスクス
男「……いいのかな?もらっても」
サンタ娘「はい」ニコッ
男「……あー遅ればせながら、メリークリスマス」
サンタ娘「はいメリークリスマス」
 −−−−−
37:
チュンチュン
男「ん?朝か?んんーおはようサンタ娘」
シーン
男「ん?サンタ娘?……トイレか?」
 −−−−−
男「風呂にもトイレにもいない……ん?書き置き?」
【来年また来ますね
  サンタ娘より】
男「……まったく、また来年って……今度はちゃんとクリスマスに来いよ?」
38:
男「……クリスマスか、今年ももうすぐだな」スタスタ
男「……ケーキ……ホールはでかかったかな?まあいいか」スタスタ
タタタンタタタッタタタタタタタ
男「ん?これ……クリスマス前にやって来た……、そういや2番ってどんなだっけ?確か何か落ちるんだよな?」
男「ん?あぁそうか、煙突覗いて落っこちた、あいたたドンドンドン、あいたたドンドンドン」
男・サ「「真っ黒黒けのお顔」」
男「え?」
サンタ娘「また来ましたよ男さん」
男「お前……クリスマス前に来てどうするんだよ」
サンタ娘「大丈夫ですよ、私今休暇中なんで」
男「それってやっぱり」ジー
サンタ娘「はい、ほらパパですよ〜」
赤ちゃん「あう〜?」
男「育児休暇……か」
サンタ娘「ちゃんと代わりのサンタが来ますし、家族水入らずで……ね?」ニコッ
男「まったく……ケーキ、ホールにしてて正解だったな」ハハッ
慌てん坊のサンタクロース
クリスマス過ぎてやって来た
急いでリンリンリン
急いでリンリンリン
鳴らしておくれよ鐘を
リンリンリン
リンリンリン
リンリンリン
39:
慌てん坊のサンタクロース
操縦間違え落っこちた
あいたたドンドンドン
あいたたドンドンドン
涙をこらえたお顔
ドンドンドン
ドンドンドン
ドンドンドン
40:
慌てん坊のサンタクロース
嬉しくなったから踊ったよ
楽しくチャチャチャ
楽しくチャチャチャ
あなたも踊ろよ私と
チャチャチャ
チャチャチャ
チャチャチャ
41:
慌てん坊のサンタクロース
もいちど来るよと帰ってく
さよならシャラランラン
さよならシャラランラン
タンブリン鳴らして消えた
シャラランラン
シャラランラン
シャラランラン
42:
幸せいっぱいサンタ娘
ゆかいで可愛い女の子
リンリンリンチャチャチャ
ドンドンドンシャラランラン
忘れちゃだめだよ私を
シャラランリン
チャチャチャ
ドンシャララン
終わり
43:
以上です。
見て下さった方はありがとうございました。
44:

リア充爆ぜろとか言えないくらいほっこりした。家にも来ないかなサンタ娘
46:

なんか幸せな気分になった
俺のところにも降ってこないかなサンタ娘
47:
どうも1です。
オマケという名の蛇足を書いてから、HTML出してきます。
48:
サンタ娘「そう言えば……あの車って?」
男「ちゃんと保険おりてたよ、どういう流れで来たかは分からないけど」
サンタ娘「良かった、ちゃんと来たんですねトナカイ保険」
男「それでまぁ、同じとはいかなかったけど、新しい車も買えたよ」
サンタ娘「新しい車ですか?あの……」
男「どこかドライブに行くか?」
サンタ娘「はい!」
男「じゃあ一旦家に「ああー!」ん?」
友「おっ男!お前……それ、赤ちゃん……」
サンタ娘「あっ男さんのお友達の」
友「こっこの裏切り者!お前なんか……お前なんか……末永く爆発しやがれ!」ダダダッ
サンタ娘「あっあの?」
男「いいって別に、あれがアイツなりのおめでとうなんだよ」
サンタ娘「はぁ……?日本語って奥が深いですね」
男「いやまぁ……間違ってはないかな?とりあえず行くか」
サンタ娘「はい!慌てん坊のサンタクロース♪」

49:
これで終わり。
HTML出してきます。
5

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