モバP「心肺蘇生法ですか?」back

モバP「心肺蘇生法ですか?」


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1:
※注意事項
・モバマスSS
・キャラ崩壊はするでしょう
・間違った知識があれば指摘オナシャス
7:
ちひろ「はい。あっ、ドリンクどうぞ」
モバP(以降 P)「ありがとうございます。それで心肺蘇生法がどうかしたんですか?」
ちひろ「プロデューサーさんはやったことありますか?」
P「もちろんありますよ。免許とる時にやりましたし、市民救命士講習も受けましたよ」
ちひろ「市民救命士講習もですか?ということは、心肺蘇生法はばっちりですね。安心しましたよ」
P「どうしたんですか?」
ちひろ「いえ、アイドルの娘たちに救命処置講習をしようと思いましてね。もしものことすら無いように気をつけているんですが、絶対ではないですからね。そういった状況に出くわした時の対応は知っていて損はないでしょうから」
8:
P「うーん、そうですね。それで、いつやるんですか?」
ちひろ「今からですよ」
P「えっ?」
ちひろ「事前に受ける人を募集しておきました。Pさんには講習のお手伝いを頼みたいんですよ」
10:
P「任せてください。手順は覚えてますけど、インストラクターとかの資格はないですよ?」
ちひろ「Pさんには、アシスタントをお願いしたいんです」
P「そうですか。任せてください!手順はばっちり覚えてますから。あっ、でも人形とかどうするんですか?」
ちひろ「一通り揃えてあります。しかし、人形に問題がありまして…」
20:
P「借りられなかったんですか?」
ちひろ「どこの誰が口をつけたかわからないモノをガーゼ越しでもあの娘たちに使わせるつもりはありません。かといって、人形にお金かけるのも…」
P「こんな時ぐらいお金使ってくださいよ」
ちひろ「本当にどうしようもないならそうしました。けど、どうにかなりそうなんですよ」
P「え?」
23:
ちひろ「Pさん、市民救命士講習も受けたんでしょ?なら、今回は講習聞かなくてもいいじゃないですか」
P「ま、まさか………うっ!?」
人人人人人人人人人_
> 突然の心肺停止 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
ちひろ「生命維持装置でもあるPヘッドを被せて…っと。ごめんなさいね。そのドリンク、特別製なのよ…。それでは人形役、お願いしますね…」
24:
?レッスンルーム
早苗「いや?懐かしいなぁ、心肺蘇生法ねぇ?現場で使ったことは無かったなぁ…」
智絵里「ないほうが、いいですよ…」
早苗「そうよねー。泰葉ちゃんも受けるのね?」
泰葉「使う機会がないほうがいいですけど…覚えておいた方がいいと思いまして」
早苗「うんうん、いい心がけね……そろそろ時間なんだけどなぁ。人形もまだみたいだし、ちひろさんは何してるのかしら?」
25:
ちひろ「すみません。人形の準備に手こずりました」
早苗「おっそーい!何やって…え?」
P(Pヘッド装備 + on 台車)「」
泰葉「」
智絵里「」
早苗「」
26:
ちひろ「なかなか重たくって、台車を使ってしまいましたよ」
早苗「いや…えっ!?まるでP君使うことより台車使う方がすまなかったみたいな言い方しないでよっ!何これ!?」
ちひろ「今回の講習で使う人形ですよ?」
泰葉「あの…Pさんが全く動いていないんですけど…」
智絵里「呼吸も…していないような…」
早苗「えっ?」
ちひろ「ご安心を。Pヘッド付けていれば死にません。言うならば、今のプロデューサーさんは仮死状態です。それでは、早苗さん。お手本をお願いします」
早苗「はぁ?」
ちひろ「早苗さん、しっかりしてください。今回、救命処置講習をみんなに教えるのはあなたなんですよ?まずはみんなに見本を見せてあげてください」
早苗「えっ?あの…わ、わかったわ!それじゃまずは一通りやるからみていてね!!」
27:
ちひろ「あっ、Pヘッド外しますね? 十分以内にAEDまで持っていってください」
早苗「あっ、うん。えっとそれでは、最初に周囲の安全確認を行います」
早苗「安全確認、よし」
早苗「次に、傷病者の人の意識を確認します」
早苗「大丈夫ですかー?返事ができますかー?…これ、本当に大丈夫なの?」
28:
ちひろ「今は、ね。続きをどうぞ」
早苗「…反応がなければ、大きな声で人を呼んで、119番通報とAEDの手配を行います」
早苗「誰か来てください!!」
ちひろ「今回は私が119番とAEDの手配の両方を行います」
早苗「次に呼吸をしているか確認を行います」
早苗「呼吸なし………ねぇ、これ…」
30:
ちひろ「さぁ、次をお願いします」
早苗「いや、これは本当にダメだって!!」
ちひろ「心肺蘇生法が終了すれば目を覚まします。さぁ、プロデューサーさんを助けたければ、続きを」
早苗「……次に胸骨圧迫を行います」
早苗「1.2.3.…………30」
早苗「次に……人工呼吸を行い
31:
智絵里「えっ!?」
泰葉「それってPさんとっ!?」
早苗「心配しないで…専用の道具があるから………これを被せて…っと」
早苗「まず、気道を確保します。そして……二回、息を……吹き込み、ます」
早苗「ふーっ、ふーっ」
泰葉「わぁ…」
智絵里「あわぁ…」
32:
あれやると肋骨折れるよな?
37:
>>32
逆に折らないと心臓あたりに通じないと考えていいよ
35:
早苗「そして、また胸骨圧迫を行います」
ちひろ「今回は省略して、AEDに行きましょう」
早苗「…わかったわ。まず、傷病者の、服を脱がせます」
ちひろ「あ、ネクタイを引っ張ってください」
早苗「……」クイッ
_人人人人人人人人_
> キャストオフ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
38:
P(上半身裸)「」
泰葉「わあぁぁ///」
智絵里「きゃっ!///」
早苗「……/// そ、そして、AEDのスイッチをいれます」
AED「パッドを胸に装着してください」
早苗「AEDのセットに入っているこの二枚のパッドを、書いてある絵の通りの場所に貼ります」
AED「ランプが点滅しているソケットにパッドのコネクターを接続してください」
早苗「指示に従って接続します」
AED「心電図を解析中です……ショックが必要です……充電中です……体から離れてください」
早苗「指示に従って傷病者から離れます」
AED「ショックを実行します。オレンジボタンを押してください」
早苗「オレンジのボタンを押します」ポチッ
39:
ドンッ
P「」ビクンビクン
早苗「ち、ちょっと!?これ練習用じゃなかったの!?」
AED「ショックが完了しました…一時中断中です…直ちに胸骨圧迫をしてください」
早苗「あ、えっと、指示に従って、また胸骨圧迫を……」
41:
P「うっ……」
泰葉「Pさんっ!!」
智絵里「Pさんの意識が戻りました!」
ちひろ「心肺蘇生法の一連の流れをしたら回復するドリンクを飲ませましたので。私はプロデューサーさんを殺すようなことはしませんよ」
早苗「ほんと、びっくりして頭が働かなかったわよ。言いなりになったおかげで助かったけど……せめて最初に説明してよねっ!!」
ちひろ「だって、言ったら止めるじゃないですか」
早苗「当たり前よ!!心肺蘇生法は遊びじゃないのよっ!!」
43:
ちひろ「えぇ、そうです。遊びじゃないんです。こちらも遊んでいるつもりはありません」
早苗「だったら…」
ちひろ「遊びじゃないからこそ、真剣にやってほしかったんです。もし、練習用の人形だったなら。これは人形だ、失敗してもいいや、こんなやり方なんだ、まぁ使うことないだろう、と言った感想を持って終わり。今日の講習のことなんて明日になったら忘れるでしょう。任意で募集した今回の講習ですから、そんなことにはならなかったかもしれませんが、少なくとも、プロデューサーさんを傷病者としたことで、真剣味が増したのではないですか?」
早苗「それは…」
47:
ちひろ「早苗さん、あなたは見事でしたよ。すこし動揺してましたけどパニックにはならなかった。声で確認しながら、焦らず心肺蘇生法を行なった。しかし、他の娘にそれができますか? パニックになり、手順も、やり方もめちゃくちゃ。気道確保で首を傷めさせたり、胸骨圧迫の時に肋骨を折ったり、剣状突起を折って肝臓を傷めてしまうでしょう。 救命処置とは、心肺蘇生法は覚えているだけではダメなんです。実際に出来るかどうかが大切なんです」
早苗「……」
49:
ちひろ「ですから…プロデューサーさんにお願いしたのです…もちろん、死なせるようなことはしません。後遺症や傷すらつけません。そこは絶対に守ります。プロデューサーさんも、みんなに真剣にやって欲しいという思いで協力を受けてくれました…」
P「えっ」
ちひろ「プロデューサーさんも、みんなには真剣にやってほしいですよね?」
P「えっ、まぁ、うん」
ちひろ「さぁ…それでは、続きをやりましょう。皆さん、今日はしっかり覚えて帰ってくださいね!」
一同「はいっ!」
P「えっと、ちひろさん、あの…」
50:
ちひろ「それでは、次は説明つきで行きましょうか。次は私がやりますので、早苗さん、細かい説明をお願いします」
早苗「…うん、わかった。P君やちひろさんがそこまで言うならあたしも頑張るよっ!」
P「あの…だから…」
ちひろ「さぁ、プロデューサーさん、これを飲んでください。今度はさっきよりも薄めてありますので時間が経てば自然回復もしますよ」
P「だ、だから俺は…」
ちひろ「……」プスッ
53:
P「うっ!?」
_人人人人人人_
> 心肺停止 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
ちひろ「…Pさん、次もやってくれるようです」
泰葉「自分の体を使ってまで私たちに…」
智絵里「私たちも…もっと集中して聞きます!」
ちひろ「さぁ、それでは始めましょう」
55:
早苗「まずは安全確認ね!これは周囲に車や自転車、救命処置を行うにあたって周りが安全かどうかの確認を行うの。この時に注意して欲しいのが、傷病者、つまり倒れてる人の安全だけでなく、自分にとっての安全も確認して欲しいの」
ちひろ「救命処置してる人が怪我をしたら元も子もないですからね」
早苗「昔、車で歩道に突っ込んでから道路の人たちを襲った連続通り魔の事件があったの。その時に、車に撥ねられた人を助けようとした人がいたの。優しい人だったのね…でもね、そんなのほっといてくれるような通り魔じゃないの。逃げる人と逃げない人。どっちの方が襲われやすいかといったら、後者よね。助けようとしたその人は刺されてしまったわ…それで、その人に助けられた人は病院で目を覚ましたけど、助けた人の方は亡くなっちゃったの。助けられた人は、素直に喜べるかしら? 難しい話だけどね、人を助けるなら、自分も助からないといけないってあたしは思うわ。…そういうわけで、自分にとっての安全確認もしっかりしてから救命処置を行うようにしてねっ」
56:
すみません三行で
57:
自分の
安全を
優先しよう
58:
一同「はいっ」
ちひろ「それでは次にいきましょう。意識の確認です」
早苗「安全確認ができれば、近くに寄って意識の有無の確認をします。肩を叩きながら相手の耳元で『大丈夫ですか?』などと大きな声で呼びかけましょう」
ちひろ「大丈夫ですかっ? 大丈夫ですかっ? ペロッ」
早苗「何かした?」
ちひろ「少し近寄っただけですよ?」
早苗「そう、大きな声だすんだから、そこまで近くしなくてもいいんじゃない?」
ちひろ「はい、気をつけます」
早苗「それで、この時なんだけど、ドラマとかでやってるみたいに揺すぶったりしては絶対にだめよ。あと、意識確認の時に外傷の有無を素早く確認して、頭部や首に外傷があるかもしれないなって時はむやみに動かさないように気をつけてね」
ちひろ「それが原因で別の怪我や障害に繋がるかもしれないですからね」
59:
早苗「あんまり観察に時間かけないことも注意してね。それと、反応があっても、質問の受け答えができなかったり、変なしぐさするようだったら意識がないと判断するから。それじゃ、次いこうか」
ちひろ「反応ありません。誰か来てください!」
早苗「次は大きな声で人を呼びます。いろいろやることがあるから一人だと大変だからね。周りに人がいたり、人が来てくれればその人に119番通報とAEDの依頼をしましょう。この時注意しないといけないのが、『誰か119番とAEDをお願いします』って言うふうに言ってはだめ」
智絵里「頼むために呼んだんじゃないんですか?」
早苗「もちろん頼むために呼んだんだけどね。でもね、一斉に周りの人が119番したり、AED探しまわったり、もっとひどいのが、誰も何もしなかったらどうする?」
智絵里「それじゃ…混乱したり、呼んだ意味がなくなっちゃいます」
早苗「そう。だから、お願いするときは、あなたは119番通報をお願いします。あなたはAEDを持ってきてください。ってな感じで人を指定して具体的にお願いするの。わかった?」
智絵里「はいっ」
60:
泰葉「もし、人を呼んでも誰も来なかったらどうするんですか?」
早苗「その時は、まず自分で119番通報するようにしましょう。救急車が来てくれないといけないから。救命処置って、あくまで救急隊やお医者さんに助けてもらうまでの間に行う応急手当だからね。ちなみに、一人しか周りにいなかったらその人に119番とAEDを任せましょう」
ちひろ「それでは、今回は早苗さん一人だけが来たということで進めましょう。あなたは119番通報とAEDをお願いします」
早苗「これで、頼まれた時なんだけど、119にかけたことある人はいるかな?」
シーン
早苗「119にかけるとまず最初に、消防か救急か聞かれるの。この場合は救急ね。救急と答えたあとに救急の内容、場所、自分の名前と電話番号を伝える。この時に場所ってなかなかわからないものでね、わからなかったら何か目立つものを伝えましょう」
ちひろ「次に行きましょう。次は呼吸をしているかの確認です」
早苗「側に寄って正常な呼吸をしているか確認しましょう。肺のあるところを見ればわかりやすいよ。判別できないとか、不自然な呼吸、10秒以内に確認できなければ「呼吸ナシ」として扱ってね」
ちひろ「次に行きましょう。次は胸骨圧迫です」
早苗「そんな急かさなくてもいいんじゃないの?まさか……」
62:
ちひろ「えぇ、のんびりしすぎましたね。まぁ、まだ時間はあります。私は処置を行って行きますので解説をお願いします」
早苗「ほんと、大丈夫なのよね…次は胸骨圧迫、心臓マッサージね。これが結構難しいの。心臓マッサージだから心臓の真上から押さえるって思うかもしれないけど、これは胸の真ん中を押さえるの、押さえる時の手は手首を甲の方に曲げた時の手のひらの一番下。手のひら全体で押しちゃだめよ?」
ちひろ「15.16.17…」
早苗「それで、今ちひろさんがやっているように両肘を真っすぐに伸ばして、肩が相手の押す場所の真上になるような姿勢で垂直に、肘を曲げないようにして強く、絶え間なく行うの。一分間に100回のペースね。早くてもいいけど遅くならないようにだけ注意してこれを30回それで…」
ちひろ・P「」ズキュウウウン
63:
早苗「」
泰葉「」
智絵里「」
ちひろ「コオオオオ」
早苗「おい」
ちひろ「なんです」
早苗「何してる?」
ちひろ「人工呼吸ですがなにか?」
64:
智絵里「い、いま、Pさんのくちびるを思いっきり覆って…」
泰葉「き、キス…すすす」
ちひろ「あぁ、そういうことですか。ちゃんと間に挟んでますよ」
つ『マウスシート』
早苗「突起のないガーゼだけのやつね……小さすぎない?」
ちひろ「いやぁ、このサイズしか用意できなかったので」
早苗「まぁ、いいわ。このようにマウスシートやガーゼなどを必ずつけるようにして欲しいの。傷病者の血液とか、体液には絶対に触れないように注意して。言い忘れてたけど、傷病者が出血している時とかは手で直接ふれないでビニール袋をつけて救命処置を行なってね。体液に触れることでウイルスとか感染してしまうから、そんなことはないようにね。人工呼吸なんだけど、マウスシートやガーゼが無かったらやらなくてもいいわ。心臓の代わりに血液を送るための胸骨圧迫、血液中の酸素はすぐにはなくならないから、やるなら胸骨圧迫を必ずね。人工呼吸は、可能ならでいいから。自分の安全は絶対に守るようにね」
泰葉「は、はい」
65:
ちひろ「さて、さっさとAEDをかましましょうか」
早苗「…AEDは、音声案内してくれるし、絵で説明も書いてあるからそれに従えばいいわ。絶対に説明以外のことはしちゃだめよ。他の注意点はパッドを貼る時に水分を吹くことと、毛があればパッドで引っペがすこと。パッドは二枚入っているはずだから、そちらを使ってね」
ちひろ「さて、離れてくださいよ…っと」
ドンッ
P「」ビクンビクン
ちひろ「これで、意識が戻らなければ、胸骨圧迫、人工呼吸、AEDを繰り返して救急車を待ちましょう」
早苗「もっと細かく説明したかったけど…P君が危険じゃ仕方ない………ってやっぱり人形を」
ちひろ「さぁ、次はみなさんにやってもらいますよ!」
66:
早苗「…どうしようかしら」
P「うっ……」
早苗「P君、大丈夫?」
P「えぇ…なんとか、段々気持ちよくなってきましてね…」
早苗「次行きましょうか。誰から行く?」
ちひろ「その前に一度休憩しましょう(ドリンクの調整をしないといけないし…)」
早苗「わかったわ、それじゃ、みんな休憩してね」
83:
ちひろ「それでは、そろそろ続きを始めますか」
早苗「そうね。それで、誰から行くかは決まっているの?」
ちひろ「最初なんで、一度だけでも経験のある人にやってもらおうと思います」
早苗「あれ?経験者いたの?」
84:
ちひろ「はい。美波ちゃんです。スポーツ選手向けの講習で経験があるんですよね? 経験の有無は、全員に募集の時にチェックしてもらってました。名簿にも書いておいたんですが…見てないんですか?

早苗「ごめんなさい……名前しか見てなかったわ…」
ちひろ「まぁ、早苗さんには誰が受けるか見ておいてとしか言ってなかったので仕方ないですね。さて、それでは最初は、美波ちゃん、お願いしますね」
85:
美波「は、はい! でも、すこし不安で…」
ちひろ「こちらでアドバイスはしますのでまずはやってみましょう。さぁ、プロデューサーさん、どうぞ」
P「それなんですが…やっぱり…」
ちひろ「甘えんぼですね?飲ませてあげましょうね?」グイッ
P「あばば…ごっくん………うっ!?」
人人人人人人人人_
> 突然の以下略 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
86:
ちひろ「さて、プロデューサーさんも準備ができたみたいですね。人数も多いので今回は心肺蘇生法蘇生法だけでいきましょうか」
早苗「それでいいの?」
ちひろ「人を呼ぶところは未経験の人の時だけやりましょう。美波ちゃんは経験済みですから」
美波「はい…経験…ありますから」
87:
早苗「わかったわ、それじゃお願いね (エロい…)」
美波「はい、それでは……」
ちひろ「胸骨圧迫と人工呼吸を二セットお願いね。AEDはその後で。それでは、まずは胸骨圧迫ね。」
美波「いきます…いちっ、にっ、さんっ」
88:
ちひろ「あっ、一度やめてください」
美波「えっ? はい…」
早苗「姿勢とか、さはよかったんだけどね。力が弱いね。垂直に5cmは沈み込むように……って、ちょっと待って」
89:
ちひろ「どうしましたか?」
早苗「胸骨圧迫の時は、きちんとした場所を圧迫すれば骨折のリスクはかなり低くはなるけど…リスクはゼロじゃないわ。あたしやちひろさんだって本気でやっちゃっ
たけど、P君大丈夫なの?」
ちひろ「彼はプロデューサーですよ? 常日頃からスタドリやエナドリだって飲んでいます。事務所の屋上から飛び降りても怪我しなかったんです。いまさら胸骨圧迫
でどうにもなりませんよ」
早苗「そうよね、P君だもんね。なら大丈夫か……けど、普通の人はそうじゃないの。胸骨圧迫を受けた1/3ぐらいの人に肋骨の骨折がみられてるの。高齢者とかなら、
ほぼ確実に折れちゃうでしょうね。でも、そこで躊躇ってはダメよ。骨折を恐れて胸骨圧迫の強さが足りなくなっちゃったら本末転倒だからね。だから、やるならちゃ
んと力を込めてね。5cm沈み込むくらいって言ったけど、そんなのわからないでしょ?だから、みんなの場合は思いっきりやっちゃってね。押す場所がしっかりしていたらリスクはすくないから」
90:
ちひろ「プロデューサーさんは大丈夫だから。美波ちゃん、続きをおねがいね」
美波「は、はい……いちっ!にっ!さんっ!?…」
早苗(うわぁ…腕に挟まれて胸が物凄いことに…)
ちひろ(これはPヘッドの録画機能で録画しておきましょう)●REC
91:
美波「にじゅうきゅうっ!さんじゅうっ!…次は……」
ちひろ「はい、人工呼吸をお願いします」
美波「は、はい…でも……」
早苗「前にも言ったけど、人工呼吸は絶対じゃないから。いやならもう一度胸骨圧迫しちゃっていいからね」
92:
美波「いえ…やります。Pさんを助けるためなのでっ!」
ちひろ「その意気ですよ。それでは、マウスシートをどうぞ」
美波(昔見たのよりも…シートが小さい…口に周りしか被せられない…)
ちひろ「どうしましたか?」
美波「い、いえ!そ、それでは、やります。シートを被せて……」
93:
美波(う、うわぁ…このシートの向こうに…Pさんの唇……だめ、これはPさんを助ける行為、真剣やらなくっちゃ)
早苗(顔が真っ赤になってる……よく考えたら、あたしも……いや、これは人工呼吸よ。そんなんじゃないわ)
ちひろ(まだ…言う必要はないわね……)
ちひろ「どうしましたか?」
美波「いえ、大丈夫です。Pさんを助けます」グイッ
美波(近い…Pさんの顔がこんなに近くに……まるで寝ているPさんにイタズラを……違うわ。Pさんは本当に気を失って息もしていない。真面目に、真面目に…)
94:
美波・P「」ズキュウウウン
早苗「なんだろう、これ見ていると、喪失感というか…そんなんじゃないってわかっていても…」
智絵里「なんだか、いい気分では、ないですね」
泰葉「ですけど、美波さんだって真剣にやっているんですから…そんなこと考えたら…」
美波(Pさんと…シート越しに…)
95:
ちひろ「美波ちゃん?」
美波(はっ!? 真面目に、真面目に…)
美波「ふーっ、ふーっ」
ちひろ「ばっちりですね。それでは、もう一セットお願いします」
美波「は、はい…」
???
96:
P「……はっ!?」
ちひろ「Pさんも無事に目覚めましたね。美波ちゃん、お疲れ様です」
早苗「胸骨圧迫の力が弱かったところ以外はしっかりできていたよっ!」
美波(Pさんと…あんなに近くに…夢に出そう……)ぼー
早苗「美波ちゃん?」
美波「はっ、はい!なんでしょうか!?」
ちひろ「胸骨圧迫以外はオッケーでした、ということです。」
早苗「みんなも、ためらっちゃダメだからね。やるなら思いっきり、ね」
一同「はーい」
ちひろ「さて、それでは次の人、いきましょうか」
111:
早苗「次は誰?」
ちひろ「次は……きらりちゃんにお願いしようかな。小学生の頃に経験があるのよね?」
きらり「は、はい!お、おにゃーしゃー…」
早苗「ど、どうしたの、きらりちゃん?」
112:
きらり「その、きらり…ちゃんとできるのか…心配で…」
ちひろ「いつもきらりちゃんを受け止めてくれているプロデューサーさんです。心配なら、徐々に力を加えるようにやって調整してみてね」
早苗「うーん、それもどうかと思うけど…力加減はこちらでもアドバイスするから」
きらり「はい…それじゃ…きらりいっきまーす✩ごらんあれー☆」
113:
早苗「経験者ってことでいいのかな?」
ちひろ「そうですね。それでは胸骨圧迫からお願いします」
きらり「れっつらごーう!いちっ!!にっ!!さ…」
早苗「ダメっ!そこはっ!」
114:
P「ぐばぁっ!!剣状突起が折れて肝臓に刺さって肝臓が損傷っ!!」
きらり「えっ!?えっ!?」
ちひろ「Pさん! エナドリですっ!!」
P「おうっ!ゴクゴク……復活っ!!」
115:
早苗「どうなってんのよ…ほんと…」
ちひろ「今回は心肺蘇生法に失敗すると目を覚ますように調整しました。そして、エナドリは攻コスに加えて防コスも回復するすぐれものです!フェス、サバイバルの
際は限定ショップでお安くしますよ!」
きらり「な、なんでぇ…!?学校ではおむねの真ん中よりも下て教えてもらったにぃ…」
早苗「圧迫する位置がダメだったのよね…胸の真ん中よりも下の方を押すように教わったんだと思うけど、下の方…みぞおちの辺りを押しちゃうと、そこにある剣状突
起っていう名前の通り剣みたいにとんがった骨が折れちゃうのよ。これって剣って名前のわりに折れやすいのよね。これが折れたら、真下にある肝臓に刺さったりして
傷つけることになるのよね。胸の真ん中よりしたってのだけ覚えちゃってるとこんなことになりかねないから、胸の真ん中って覚えたほうがいいかもね。後、乳頭…乳
首の間って教わることもあるだろうけど、女性の胸って……その、下の方にいったりするから…臨機応変に対応できるならいいけど、この覚え方も注意してね」
116:
きらり「うっ…むぇー……Pちゃんごめんゆ…ふぇーん」
P「いいんだ、きらり。俺はきらりの全てを受け止めてやる。それができる体がある。どんどん失敗して直していけばいい。今失敗することで、実際に失敗することは
なくなる。きらりは同じ失敗するような子じゃないだろ?できる時に思いっきりやってくれ」
きらり「Pちゃん………うん、きらりがんばるっ✩おにゃーしゃー☆」
P「おう……うっ!?」
人人人人人_
> 以下略 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
117:
ちひろ「さて、それではもう一度いきましょうか」
早苗「きらりちゃん次は注意していこっか!!」
きらり「はーい✩ いちっ!!に…」
早苗「そこはだめっ!!」
P「ぎゅあっ!!鎖骨が折れた!!」
ちひろ「エナドリっ!!」
早苗「今度は…上過ぎたね…」
きらり「うぅ……ふぇえええええええええん」
118:
???
ちひろ「なんとか……正常な力加減と位置がわかるようになりましたね…」
きらり「ごめんなさい……」
早苗「大丈夫よ。こうやってちゃんとできるようになったんだから」
ちひろ「人工呼吸はなしでよかったんですよね?」
きらり「うゅー…やめておくにぃ…」
P「お疲れ様、きらり」
きらり(Pちゃんと…シート越しでも口づけするのは恥ずかしいから…初めては…ちゃんとしたいんだにぃ…)
きらり「にょわー!おっすおっすばっちし!」
P「おう、ばっちし!」
ちひろ「それでは、次の人いきましょうか」
122:
早苗「えーっと、次は…」
ちひろ「そうですねぇ……それでは、奏ちゃんにお願いしましょうか」
奏「わ、私?」
早苗「普段からP君にキスの誘惑してるんだもんね?。恥ずかしがらず、緊張せずにやってくれるでしょうね」
奏「わ、私だって緊張くらいするわ…でも、やってやるわよ」
ちひろ「奏さんも中学校の時に経験があるみたいですね、それでは胸骨圧迫からお願いします」
123:
早苗「なんだか、経験者多くない?」
ちひろ「最近はどこの学校でもやっているみたいですからね…実は応募者の中でも未経験者の方が少ないんですよね」
早苗「うーん…助けを呼ぶのも重要なんだけどねぇー。時間の都合も考えると仕方ないかな。手順さえ覚えていてくれればできるだろうし」
ちひろ「それでは、お願いします」
124:
奏「わかったわ…いちっ、にっ、さんっ、?…」
早苗「胸骨圧迫は問題なさそうね…押し方も腕を曲げないでおせてるしね」
ちひろ「肩もプロデューサーさんの胸の真上にありますからね、いいフォームです」
奏「にじゅうきゅうっ、さんじゅうっ…それで…」
ちひろ「人工呼吸はどうするんですか?」
早苗「どうするのー?」
奏(こんな形でPさんの唇の温度を知るのはどうするか迷ったけど…早苗さんの態度が……ここまできたら)
125:
奏「……やるわ」
ちひろ「そうですか、それではこのシートをどうぞ…」
奏「シート無しってのは、ダメなのよね?」
ちひろ「はい。プロデューサーさんは何も病気はありませんが、直接では絶対にやってはいけないのでやるならマウスシートをどうぞ」
奏「早苗さんのとはどう違うのかしら?」
早苗「あれ?あれはレサコっていうマウスシートの一種よ。息を送るところがガーゼじゃなくて笛みたいな形のマウスピースになっているの。これを使うことで安定し
て息を吹き込めるようになるし、嘔吐や吐血による逆流を防ぐの」
126:
奏「嘔吐とか、あるの?」
早苗「人工呼吸をする時にしっかりと気道を確保してあげてないと息が胃に入っちゃうの。胃って元の大きさに戻ろうとする働きがあるから、息を吹き込まれて膨らん
だ胃が元に戻る時に胃の中のものも一緒に戻ってきちゃうの。レサコはそれを防げるのよ」
奏「だったら、ガーゼのマウスシートでも完全じゃないってこと?」
早苗「そういうこと……気道確保の時に肘をついて頭を固定させなかったたり、顎を上げる時に指で喉の柔らかいところを押してしまったり、首にダメージを与えてし
まうことになったりして、人工呼吸にもリスクはたくさんあるのよ。だから一般に人にはあまり勧めないの…今回はやり方を知っておいて欲しいから教えてるけど、ど
うしてもって時でない限りは胸骨圧迫だけを行うようにしてね。さっきはからかうように言っちゃったけど、奏ちゃんはどうする?やめてもいいのよ?」
127:
奏「…やるわよ。Pさんにもしものことがあったら…ちゃんと助けたいもの…」
ちひろ「それでは、おねがいします!(Pさんにもしもなんておこさせませんけどね…)」
奏「まず、心臓マッサージしてた時の体制から頭の方の足だけを開いて、肘をついて、顎の先を上げて気道の確保…よね」
早苗「素晴らしいわね、完璧よ」
奏(相手の顎を上げるなんて…なんだかロマンチックね…私はPさんにやってもら……今は集中しないと…)
奏「マウスシートを被せて……」
奏(この向こうに…いつも見てるPさんの唇が……意識しないとか…難しすぎるのよ)
128:
奏「それじゃ、やるわ…」
奏・P「」ズキュウウウン
早苗「……」
泰葉「……」
智絵里「……」
きらり「……」
ちひろ(うわぁ…みんな目から光が消えてる……でも、確かにこれはなんていうか…エロスだわ!)
129:
奏(温かい…シート越しでも確かにわかる……息を吹き込まないと…)
奏「ふーっ、ふーっ」
ちひろ「それでは、AEDをお願いしますね」
奏「えぇ…」
130:
???
P「なんだろう、何かに目覚めそうだ」
早苗「あたしが完全に開花させてあげようか?」
P「No thank you」
ちひろ「それにしても、手順もよかったですし、形も綺麗でした。素晴らしかったですよ」
奏(今も…かすかに残ってる…この温度……いつか、直接…)
ちひろ「奏ちゃん?」
奏「何?」
ちひろ「…いえ、なんでもありません。それでは次の人いきましょうか」
142:
早苗「次は…幸子ちゃんにお願いしようかな」
幸子「ボ、ボクですか!?」
ちひろ「幸子ちゃんは…学校で講習受けていますね。では胸骨圧迫からお願いします」
幸子「ま、まぁ、これぐらいボクには簡単なことなのでやってみせますよ!えっと…手を…」
143:
幸子(わ、わぁ…Pさんの胸…大きい……)
早苗「幸子ちゃん、そこは心臓の上よ。胸のの真ん中を押すのよ?」
幸子「わ、わかってますよ、ただ心臓が動いているか確かめ…って、本当に動いてない!?」
早苗「手をあてるだけじゃ確認はできないわよ。心臓が動いているかどうかの確認は難しいの。だから心肺蘇生法を行う時の判断は『反応がなく、普段通りの呼吸が無い場合は心肺蘇生法を行う』というふうに覚えておいてね」
144:
幸子「は、はい!えっと、それでは心臓マッサージを…」
早苗「あ、膝を傷病者の側面に当ててね。離してはだめよ」
幸子「はい!手を乗せて…」
幸子(わぁ…Pさんの体温がああああ)
早苗「幸子ちゃん、手をクロスさせてはだめよ?指先を同じ方向にしてね。手は閉じても開いてもどちらでもいいけど無駄な力はいれないでね」
幸子「ひゃいっ!次は肩が胸のうえにくるようにして……いちっ、にっ」
145:
早苗「腕が曲がっちゃてるわ。腕の力で押すんじゃなくて体重を乗せるようにやるのよ」
幸子「はい…いちっ!にっ!さんっ!?…」
早苗「うーん…」
ちひろ「体力はありますからね。テンポに問題はないですよ」
幸子「にじゅうきゅっ!さんじゅうっ!」
早苗「人工呼吸はどうする?」
幸子「やや、やりますよ!」
ちひろ「では、どうぞ」
146:
幸子「はい…」
幸子(つ、ついに…Pさんの唇に……顔を近づけて近いいいいいいい)
早苗「うーん…なんていうか、止めた方がいいかなぁ…」
ちひろ「幸子ちゃんも頑張ってるんですから続けましょう(顔真っ赤ですねぇ…こういうのが見たかった!)」
幸子(か、カワイイボクが口づけしてあげるんですから…目覚めてくださいよ)
幸子・P「」チュッ
147:
泰葉「……」
智絵里「…」
早苗「まるでキスね」
ちひろ(うっひゃー!顔真っ赤にしながらキスだぁ!!)
幸子「ふーっ!ふーっ!」
早苗「幸子ちゃん」
幸子「ひゃっ!?はい!?」
148:
早苗「人工呼吸はキスとは違うの。唇の先だけ当ててるだけじゃ空気が逃げてしまうわ。相手の口を全て覆うように大きく口をあけて被せるのよ。だからキスだとは思わないでやってね。あと、鼻を抑えるのも忘れてるから空気が逃げちゃってる。でもこの場合はそれで助かったのよね」
幸子「え?」
早苗「気道確保はしっかりできているわ。でも息の量が多いと肺がちゃんと機能しなくて胃の方に行ってしまって嘔吐することになっちゃうの。人工呼吸は自然に息をするような量とリズムで行なってね」
幸子「はい!」
ちひろ(さて…そろそろ…)
149:
ちひろ「もう一度やりましょうか。さぁ、幸子ちゃん。『プロデューサーさんの体の中に幸子ちゃんの息を』吹き込んであげてください」
幸子「!?」
一同「!?」
ちひろ(そう……人工呼吸はキスではない…息を吹き込むという行為…相手の体のなかにっ!!みんなは唇にばかり気がいってしまっていてそれがどういうことか気づいていない。想い人の体の中に自分の息を送り込む…どういった気持ちなんでしょうねぇ……)
幸子「Pさんに息をおおおおおお、あわあああああ……きゅう?」
早苗「……反応なし、呼吸は正常。向こうで寝かせておくわ」
ちひろ(幸子ちゃんでは耐えられなかったか…まぁいい…次がある)
早苗「P君は、このまま続ければいいの?」
ちひろ「あぁ、それなら……えいっ」
P「ふぁっ!?」
早苗「脳天押したら目覚めた……もう、考えるのはやめよう…」
ちひろ「さぁて、次いきましょうか」
153:
早苗「お次は?」
ちひろ「次は美嘉ちゃんにお願いしましょうか」
美嘉「えっ。アタシ!? うーん…小さい子へのやり方を知りたかったんだけどなー」
ちひろ「あぁ、それでしたら…プロデューサーさん、こちらのドリンクをどうぞ」
154:
P「えっ?はい……うっ!?」
人人人人人人人人人_
> 突然のショタ化 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
そして
_人人人人人人_
> 心肺停止 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
155:
美嘉「ちょっ!?プロデューサーが小学生ぐらいの体になっちゃったよ!?」
早苗「ちひろさん、もちろん大丈夫なんですよね?」
ちひろ「はい、これは十分で解除されます。プロデューサーさんが凝縮されてるようなものなので体はさらに丈夫です」
早苗「……もういいや。それじゃ子どもに対する心肺蘇生法教えるよ。子どもといっても、これは体格によるのよね。ここでは今のP君の体型、7歳の平均身長119cmを
ぐらいを想定してやるよ」
156:
美嘉(小さいプロデューサー…アリだね★)
早苗「子どもに対してと大人での違いを簡単に説明していくよ。まず、助けを呼ぶ時なんだけど、他に人がいるなら今まで教えた通りにやってくれたらいいんだけど、
自分一人しかいない場合は119番通報するよりも先に、心肺蘇生法を一分間ほど行うの。それから119番通報ね」
美嘉「救急隊の人がくるまでの繋ぎなんだから、救急隊を呼ぶ方が大切なんじゃなかったの?」
早苗「確かにそうなんだけどね。成人は心臓に原因があったりして心臓が細かく震えてポンプの役割ができなっちゃう心停止が起こる例が多いの。だから、早く心臓の
細かい揺れを適切な処置で止めてもらうために救急隊を先に呼んだ方がいいの。AEDの役割については後で話すわ。それでね、8歳未満の子どもって大半が呼吸停止から
の心停止なの。だから直ぐに心肺蘇生法を行えば救命できる可能性が高いのよ」
美嘉「そうなんだ…覚えておかないとね」
157:
早苗「次は胸骨圧迫。これは、年齢というか体格によるのよねぇ…だいたい1歳未満は指二本、1歳以上8歳未満は片手の付け根でそれ以上は成人と同じやり方でやるの

美嘉「1歳未満がってのはなんとなくわかるけど、8歳以上が大人と同じってのはどうしてなの?体格の問題?」
早苗「そのとおりって所ね。8歳以上になると体重が25kgを超えるようになって、体格もしっかりしてきて片手の胸骨圧迫では十分な効果を発揮できなくなるの。そこ
でおおよその基準が8歳ってことになっているんだけど…10歳でも小柄だったり、体格は人によって違うからそこは判断しないといけないところね。今のP君の体格なら
片手がよさそうね」
美嘉「それで片手だとどうやって押せばいいの?」
早苗「自分の姿勢に関する注意点は一緒ね。片手の場合でも押す場所も一緒。押してる方じゃない方の手は額に置いて頭を固定させてね。押すときの力は胸の厚さの
1/3ぐらいまで圧迫してね」
158:
美嘉「1/3って…結構押すんだね」
早苗「子どもが小さいからってこわごわと浅い胸骨圧迫しても十分な効果は得られないわよ。やるならしっかりとね」
美嘉「はいっ!それで、次は?」
早苗「次は人工呼吸。気道確保とかは一緒なんだけど、一回の息を吹き込むのが1秒ぐらいになるようにね。後、息を吹き込んだ時の胸の膨らみに注意してね。成人と
よりも肺がちいさいから、胸が軽く膨らむぐらいの量でやってね」
美嘉「はーい。AEDは?」
早苗「これもだいたいは同じね。未就学児には付属してる小児用パッドを使えばいいわ。無い場合はパッド同士が触れ合わないように注意して使ってね」
159:
美嘉「それじゃ…そろそろやっていけばいいのかな?」
ちひろ「えぇ、今回も胸骨圧迫からお願いします。」
美嘉「よーし、プロデューサー、助けてあげるからねっ★…フヒヒ」
早苗(……もしもの時は、止めないと)
ちひろ(…早苗さんが止めないように注意しておかないと)
美嘉「まずは心臓マッサージだね。片手を置いて、もう片方は額にっと…」
早苗「額に置いてる手に力がかからないように注意してね!」
160:
美嘉「はーい。それじゃ、いちっ、にっ、?…」
美嘉(プロデューサーの胸…ちっちゃくてやわら……かくない)
161:
早苗「どうしたの?全然圧迫できてないわよ?」
美嘉「ねぇ…プロデューサーの胸…ものすごく硬いんだけど…」
早苗「ほんと? どれ……なにこれ、すごく硬いわ」
ちひろ「あっ…プロデューサーさんの肉体を凝縮してるから…」
早苗「大丈夫なの?ほんとに」
ちひろ「大丈夫ですち自信をもって言いますが、残念ながら傷病者役にするのには失敗でしたね。人工呼吸は内側からの膨らみなんでいけるとおもいますよ」
162:
美嘉「う、うん。それじゃ、やってみるね…」
美嘉(別にキスするわけじゃないんだし、気にしちゃダメ…それにしても、ショタプロデューサーかっわいいなぁ★)
ちひろ(ロリだけかと思ったらショタもカバーしてるとは…息についても気にしていなさそうだし…なんだかなぁ…)
早苗(ちひろさんから残念がる気配が…もしかしてこの人、P君に人工呼吸する人の反応楽しむために…いや、信じましょう。ちひろさんと、P君を)
美嘉(フヒヒ…アタシが小さいプロデューサーを助けてあげるからね)
163:
???
P「うっ!?」
人人人人人人人人_
> 突然の成人化 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
P「ふぅ……」
早苗「ちゃんと元に戻ったわね」
ちひろ「圧迫は想定外でしたが、私がプロデューサーを傷つけることはありませんから」
早苗「まぁ。そこは信用してるわよ…」
美嘉(プロデューサー…ちっちゃいのもいいかも知れないけど…やっぱりこっちの方が頼りになるよねっ!)
P「ちゃんとできたのか?美嘉」
美嘉「ばっちりよ★心臓マッサージのやり方だって覚えたし、プロデューサーがまた小さくなった時でも、そのままでも助けてあげるよっ!」
ちひろ「さぁて、次にいきますか…」
172:
早苗「次は…あずきちゃんね」
あずき「よーっし、プロデューサー救出大作戦だねっ! あっ、プロデューサーはちっちゃい方でやるの?」
ちひろ「ドリンクの調整ができていないからそのままのプロデューサーさんでお願いね」
あずき「はーい、あずきは学校でやったから心臓マッサージからでいいんだよね?」
ちひろ「はい、お願いしますね」
早苗「いつの間にかP君倒れてるし…」
173:
あずき「あっ!確か一分間に100回ってテンポらしいけど、あずきまだテンポを正確にするの得意じゃないんだ…何かいい方法あるかな?」
早苗「そう言う時はそのテンポの曲を思い出すといいよ。有名なのはドラ〇もんとかアンパ〇マンマーチとかあるね。ド〇えもんだと歌い出しからの『こんなこと?ふ
しぎなポッ』までで30回になるし、アン〇ンマンマーチだとサビの『そうだ?守るため』ってところで30回になるね。あずきちゃんだって歌もやっていくんだからリズ
ムは正確にできるように頑張ろうね」
ちひろ「100に近い曲は、千早ちゃんの『蒼い鳥』が一分間で106回、伊織ちゃんの『my song』が104回ね」
早苗「実際、そんなに正確なリズムでなくてもいいの。遅すぎたら意味がないし、早すぎたり圧迫する人の体力がもたない。やったことある人ならわかるでしょうけど
胸骨圧迫ってかなり体力使うの。救急隊がくるまでずっとやらなくちゃいけないのにハイペースでやってるととてもじゃないけど無理よね。100回のテンポも結構きび
しいけど、救急隊が来るまでの約8分間は続けれるようにがんばってね。それができるなら少し早くてもいいから」
174:
あずき「よっし!あずきが頑張ってプロデューサーを助けるからねっ! いちっ!にっ!?…」
早苗「うんうん、テンポがばっちりね」
ちひろ「姿勢も大丈夫です」
あずき「さんじゅうっ! あずきは人工呼吸はなしでいくよ」
ちひろ「わかりました。それではもう一度胸骨圧迫してからAEDにいきましょう(ちっ)」
早苗「テンポはばっちりだからその調子でね」
あずき「はい! いちっ!にっ!?…」
175:
ちひろ「それでは、AEDを横に置いておきますね」
早苗「ちょっとテンポ落ちてきたから気をつけてね」
あずき「さんじゅうっ!…ふぅ?二セットしかやっていないのに結構疲れるんだね。それじゃ、次はプロジェクトAEDだよ…ところで、AEDってどういう意味?」
早苗「AED、Automated External Defibrillator の略語で、日本語では『自動体外式除細動器』っていうの。子どもの心停止の時にも話したけど、成人の心停止て心臓に原因があったりして心臓の筋肉がけいれんを起こして、ポンプの役割ができなっちゃうの。AEDはこのけいれんに電気ショックを与えてとめる機械よ。だから、心停止してる人に全てに効果があるっていうわけじゃなくって、有効に働くのはこの心室細動ってのが原因の心停止に対してのみなのよね」
あずき「でも、何が原因で心臓が止まっているかもわかんないし。心臓が止まっているかどうかは簡単にわからないって早苗さん言っていたじゃーん」
早苗「そこで役に立つのがAEDなのよね。AEDのパッドを張った時に音声でも出るんだけど、心電図の解析を行ってAEDが必要かどうかの判断をしてくれるのよね。だから、AEDからの指示にはしっかりしたがってね」
あずき「わかりましたっ!それじゃ、AED袋を開けて、ボタンを押すんだよね」
AED「パッドを胸に装着してください ランプが点滅しているソケットにパッドのコネクターを接続してください」
あずき「よーし、絵の場所はここだね」
176:
早苗「ちょっとまって。絵をよーく見てみてね」
あずき「え?場所はあってるよ?」
早苗「場所はあってるけど方向が逆なんじゃないの?そういうのも正確に貼ってね。あと、パッドが浮かないように貼ってね」
あずき「はいっ。それじゃ貼り直してっと…コードも挿して完了!!」
AED「心電図を解析中です……ショックが必要です……充電中です……体から離れてください」
あずき「どれぐらい離れたらいいの?」
早苗「1m離れれば大丈夫よ。何で離れるかといったら電気を流すからそれに感電しないようにするためね。だから、AEDを使用する場所にも注意しないといけないの。プールとかの水で濡れてる場所や、ガスが漏れてるような場所では絶対に使わないようにしてね」
AED「ショックを実行します。オレンジボタンを押してください」
177:
あずき「地面よし!みんな離れてるね…スイッチオン!」ポチッ
ドンッ
P「」ビクンビクン
AED「ショックが完了しました…一時中断中です…直ちに胸骨圧迫をしてください」
ちひろ「ここまででいいですよ。Pさんも目覚めます」
早苗「貼り方に注意する以外は大丈夫ね。お疲れ様」
P「うっ、うぅ…」
あずき「プロデューサーも気がついたね!救出大作戦は成功って感じだねっ!次は全部ちゃんとやって大成功させるからねっ!」
ちひろ「それでは、次の人いきましょうか」
182:
早苗「お次は誰?」
ちひろ「のあさんですね。お願いします」
のあ「……そう。私の出番というわけね」
ちひろ「のあさんは経験無いみたいなので、安全確認のところからお願いしますね」
早苗「やっと初心者なのね。まぁ、あたし達の世代じゃマニュアル違ったり学校でやったりしなかったからねぇ」
ちひろ「プロデューサーさんもスタンバイオッケーですね(なんか…自分からドリンク飲むようになっちゃたけど…癖になったりしないわよね?)」
183:
早苗「倒れている人の周囲を確認して、救助活動を安全に行えるかの判断ね」
のあ「……この場所に救助を妨げるものはないわ」
早苗「安全確認ができたら倒れている人に近づいて、肩の辺りに膝をついて顔を近づけて肩を軽く叩きながら呼びかけて」
のあ「……P、起きて。……返事をして」
早苗「反応がなければ、大きな声で助けを呼びます」
のあ「誰か、私たちに力を貸して」
ちひろ(淡々と言っているけど声は大きい…どうやっているんだろ…?)
184:
早苗「助けを呼んで誰も来なかったら、まずは自分で119番通報。誰かが来ればその人に119番通報とAEDを持ってくるように指示してね。今回はあたしとちひろさんがきました」
のあ「きらびやかな服を纏っているあなたは119に電話をして。緑の服を来たあなたはAEDをここに運んできて」
早苗「指示が終われば次は呼吸状態の確認。胸と腹部が動いているか確認してね」
のあ「……P、貴方の時は止まってしまったのね」
185:
早苗「動いていなければ直ちに胸骨圧迫、心臓マッサージを行うように。胸の真ん中に手を組んで置いて、自分の肩が相手の胸の真上にくるように、手の垂直にくるように姿勢をつくる
の。手を当てる部分は手を反らした時の手のひら側の端で押すように。押し方は腕の力を使うのではなく、腕を曲げないで体重を上からかけるようにして、5cmは沈むように圧迫。これ
を毎分100回のペースで30回行ってね」
のあ「……P、私が貴方の代わりに貴方がすべき役割を私が果たすわ。……、…、…」
ちひろ(わかる、寸分違わずBPM100だわこれ。それに胸の沈みもブレない、というか動きが全く変わらない。まるで機械のように正確ね…)
早苗「三十回終われば次は人工呼吸。これは絶対に直接行わないこと。自信がなかったり、生理的に無理だったり、間に挟めるガーゼとかがなければ行わなくてもいいわ。のあちゃんは
どうする?」
のあ「Pに、私の息を捧げるわ」
186:
ちひろ「はい、マウスシートです」
早苗「そ、そう……それで、まずは気道の確保。倒れている人の頭側にある腕の肘を頭の横において、額に手を当てて。逆の方の手の指先を顎先に当てて上に押し上げて気道を確保しま
す」
のあ「……まだ暖かいわ、Pの額。……顎も随分軽く上がるのね」
早苗「そして…人工呼吸よ。気道を確保したまま。額を抑えていた方の手で鼻をつまんで、大きく口を開いて相手の口を覆うように密着させて空気が逃げないようにします。そして胸が
上がるのが分かる程度の量の空気をゆっくりと吹き込みます。吹き込んだら、一旦口を離して相手から自然に息が出るのを待ってからもう一度行います…」
のあ「P……貴方に息を、命を」
のあ・P「」
187:
早苗「……」ぎりっ
ちひろ(思ったよりも早苗さんの限界が早かったわね……まぁ、仕方ないか。それより……)
のあ「ふーっ…」
ちひろ(涙が頬を伝ってる……訓練でも、Pさんは本当に仮死状態なんだものね……のあさんも必死だったんだ…機械みたいだなんて一瞬でも思った私がバカだったわ)
早苗「次はAEDです…AEDが使える環境か確認できたら電源を入れてください。後は音声に従ってください。パッドの貼る向き、パッドが密着しているか、傷病者の体に誰も触れていない
か、細かいところにも注意して」
のあ「……準備が出来たわ。……目覚めて、P」
ドンッ
P「」ビクンビクン
188:
早苗「後はもう一度胸骨圧迫からの手順を繰り返していきます。以上が倒れている人を見つけてから心肺蘇生の一連の流れです…」
P「あぁ…気持ちいい…」
のあ「……P、目が覚めたのね」
P「のあさん……どうして、泣いているんですか」
のあ「……私からその理由を、引き出してみなさい。……貴方の言葉だけじゃ、難しいわよ」
P「あなたって人は……」なでりなでり
のあ「……ふっ」
早苗「休憩ね…少し席を外すわ」
バタン
ちひろ(もっといろいろ見たかったけど、とりあえずはここまでね…それじゃ、やりますか…)
189:
?ロッカールーム
ガンッ ガンッ
早苗「あたしって!あたしって!あたしってばなんなのよっ!!なんで嫉妬なんかしちゃってんのよっ!!!」
ドガンッ
早苗「…情けなさすぎるわ。あたしが一番不純じゃん、不真面目じゃん……嫌だよ……もう…P君を誰かに好き勝手されるの…見てらんないわよ……」
?「それが、正しいんですよ」
190:
早苗「誰っ!?」
ちひろ「わたしです」
早苗「……何が、正しいですって?」
ちひろ「嫉妬することがですよ。当たり前じゃないですか。好きな人が他の人に好き勝手されてるのをみたらそりゃ嫌にもなるでしょうよ」
早苗「……みんな、P君を助けようと思って必死にやってんの」
ちひろ「好きな人の命を助ける役割を誰かに取られる、どんな気分なんでしょうねぇ……」
191:
早苗「あんた……さっきからなんなのよ……元はと言えばあんたがP君をお人形にしたんでしょっ!!」
ちひろ「言ったじゃないですかぁ……これにはPさんも『協力』してくれているんですって」
早苗「だからって!!あんなに何度もP君を死なせるようなまねを…」
ちひろ「自分が助けたかったからでしょ?」
192:
早苗「はぁ!?」
ちひろ「認めちゃってくださいよ。自分はPさんを自分で助けたかったから、Pさんの肌に触れ、唇を合わせ、息を吹き込み、Pさんを助けたかったからと。だから、Pさんの人形役に同意
したと。まるで私だけが悪いみたいにしないでくださいよ…早苗さんは最初から止めることだってできたんです。それをしなかったのは、あなたじゃないですかぁ?」
早苗「黙れっ!!!あたしはっ!!……あたし……は……………」
ちひろ「自分だけが欲を満たせるわけないじゃないですか。アイドルの中にだってPさんがパートナだから、好きだから助けたいって思う子たちだっているんです。自分はそれができた
から他の人はもういいなんて。そんなのはいけませんよねぇ……まぁ、よくここまで耐えられただけマシですかねぇ…」
早苗「なによ…あたしがそうならなんだって言うのよ、あたしがP君をこれ以上誰にも触らせたくなかったらなんでっていうのよ!!」
193:
ちひろ「黙れ」
早苗「っ!?」
ちひろ「Pはみんなのプロデューサー。独占なんて許すわけないじゃないですか。あなたにはインストラクターを降りてもらいます」
早苗「なっ!?」
ちひろ「安心してください。救命処置講習は続きます。あなたは出られないですがね」
早苗「どうしようっていうのよ…言っておくけど、あんたじゃあた…」バタン
ちひろ「ドリンクの効果が体に回ったようですね……本当はこんなことしたくなかったんです。けれど、Pを独占しようと思っても、行動に移す危険は早めに積まないといけないんです
よ。感情を吐き出させることによって、このドリンクは効果を発揮します…その感情を薄めるという形で。目が覚めればいつもの早苗さんです。今回の講習で、真の目的を果たすために
も、講習は続けます……何人現れるか………疲れましたね、少し休んでから戻りましょう……」
194:
?「…………」
202:
ちひろ(アイドルのみんなが…Pさんを好きになるだけなら問題ないんですよ…スキャンダルだって消せますから……問題は、Pさんを好きになることで活動に悪影響がでることです。個人的なものでしたらなんとかなりますが、他のアイドルにまで悪影響が出てしまうのがいけないんです……独占なんてしようものなら大惨事です。Pさんのことが好きではなくても、信用している人もたくさんいるんです……独占しようとする人はなんとかするしか……。今回の救命処置でPさんを独占しようとする危険がある人をあぶり出さないと…早苗さん以外だと…今のところは幸子ちゃんが危ないかな……智絵里ちゃんは以前は危なげだったけど、二周年以来、明るくなってますからね…泰葉ちゃんもなんとかなりましたし……さて、そろそろ戻りますか…)
ガタッ
ちひろ「誰っ!?」
……
ちひろ(……疲れているのね。…私だって…こんなことしたくないんですよ)
203:
?レッスンルーム
ガチャ
ちひろ「さて、それでは続きを…」
菜々・P「」
ちひろ「……なんで、Pさんが倒れていて、菜々さんが人工呼吸しているんですか?」
204:
菜々「えっ、えっとこれはその…Pさんがまたドリンクを飲んで倒れてしまっていたので、ナナが助けようと…」
鈴帆「菜々しゃん、ウチらに教えちゃー言うて、胸押すんと息吹くん順番まちごおとぉて、回数も間違えるんよ」
菜々「ナナが学校で教えてもらったやり方なんでけどねーこれでもいけるかなと思いまして……」
ちひろ「あぁ、旧心肺蘇生法ですか」
鈴帆「旧心肺蘇生法? 昔んやり方と?」
菜々「えっ!?」
205:
ちひろ「昔といっても、2005年までのやり方ですね。今のやり方との違いは、胸骨圧迫の前に人工呼吸を行うことと、胸骨圧迫の回数が15回ということね」
鈴帆「昔んやり方は間違っているけんか?」
ちひろ「そういうわけではありませんよ。ただ、現在の方が効果的であるというだけです。旧の方しか覚えていなければ旧の方でもかまいませんよ。菜々さんは新しいやり方を覚えて帰ってくださいね」
菜々「は、はい! いやー、ウサミン星には新しいやり方が広まっていませんからね。ナナが覚えてみんなに広めないといけませんね」
鈴帆「8年前っち言えば菜々しゃんは9歳ばいね。そげな子どもでも学ぶんやけどか?」
206:
ちひろ「小学校でやるところもありますが、自分がやるのではなく、突然の心停止に遭遇すればまず大人を呼ぶ、というところを教えているのが多いですね。説明したように、心肺蘇生法は間違った方法で行うと別の傷害を起こしてしまう恐れがあるんです。子どもの体重では満足に胸骨圧迫もできないですからね。ですから、子どもには人が倒れていたら呆然と立ち尽くすのではなく、大人を呼んできましょうと教えるんでしょう。中学生になれば、正しく対処できるように、手順を詳しく教えていきます」
菜々「ウ、ウサミン星は方法も教えたうえで、そういった教育を教えますからね、だからナナは知っていたんですね。そ、それよりも、意識確認の時のことなんですけど、意識があればどうすればいいんですか?ウサミン星ではそれは教えてもらえなかったので…」
ちひろ「その場合は、倒れている人を回復体位にしてください。回復体位とは…『(:3 」」∠ )_』ですね」
207:
鈴帆「どげんゆうことやか?」
菜々「横になるってことですか?」
ちひろ「菜々さんの言うような感じですね。回復体位は嘔吐や窒息を防ぐための体位です。まず、仰向けの状態です。ここから、自分の方にある腕を横に伸ばさせます。次に傷病者の奥側の肩と腰を持って自分の方に反転させます。そして、下あごを前に出して気道確保します。それから、両肘を曲げて上側の手をあごの下にあてがって、後ろに倒れないようにします。そうすれば『(:3 」」∠ )_』になります」
208:
菜々「こうですか?」_(:3 」∠ )_
鈴帆「こうやろ?」「(:3 」∠ )_
ちひろ「まぁ、あごの下に置いていない方の腕は自由ですが…楽な状態で、後ろに倒れないようにしてくださいね。意識の確認以外に、呼吸が確認できる場合でも回復体位をとらせるようにしてくださいね」
209:
P「…ふぅ。あっちひろさん、次のドリンクはいいんですか?」
ちひろ(やっぱり……中毒まではいかなくても、癖になってしまっていますね…ここまでのようですね)
菜々「早苗さんはどうしたんですか?このままだと続けられないのでは?」
ちひろ「プロデューサーさんに何ども仮死状態になってもらうのも限界がありますからね。人形もないですし、心肺蘇生法の講習はここまでです。早苗さんにそれを伝えたら、疲労が溜まっていたようなので仮眠室で休むと言ってましたので早苗さんは仮眠室にいますよ」
菜々「そうなんですか。やっぱり歳にな勝て…な、なんでもないですよぉ?……」
P「では、講習会はここまでですか?」
ちひろ「ここからは、応急処置の講習を行っていこうと思います。ここからのインストラクターは別の人に頼んでありますよ。来られるまでしばし休憩です」
214:
???
清良「すみません、お待たせしました」
ちひろ「いえいえ、こちらこそ予定を早めてしまってすみません」
P「清良さんだったんですか」
清良「あら?私ではいけませんでした?」
P「いえ、そんなことないですよ。なんといっても元看護師さんですからね。期待させてもらいますよ」
清良「ふふっ、よろしくお願いしますね。ねっ?愛海ちゃん?」
215:
愛海「ぎくっ!?よ、よろしくお願いしますねぇ……」
ちひろ「それでは、応急処置の講習を始めますか。まずは止血法からいきましょうか」
愛海(ちっくしょう…なんで清良さんが…。女の子の胸を合法的に触れると思って気軽に申し込んだらかなり真面目な話だし、相手はプロデューサーだし…ついてないなぁ…)
P「おい、愛海」
216:
愛海「ひゃっ!?何っ?」
P「いや、だから清良さんが愛海をアシスタントにするって言ってるから。早く前に出ろって」
愛海「えぇっ!?何であたしっ!?」
P「お前ずっと後ろに隠れているからな…まぁ、観念するんだな」
清良「よろしくね。愛海ちゃん♪」
217:
愛海「ふぇ?…せめて後ろで誰かの揉んでおこうと思ったのにぃ?…」
晴「そんなこと考えてたら警戒されて当たり前だろ…」
愛海「ん??生意気なことを言う胸をこれかな??」
晴「ちょっ!やめっ! あんっ///」
P「こらこら、やめなさい」
ちひろ「プロデューサーさん…鼻血でてますよ」
清良「うふふ……二人ともこっちにきましょうねぇ?」
P・愛海「はい…」
218:
清良「さて、それではこのまま始めるとしましょうか。丁度、患者さんがここにいるので鼻血の時対処法からいきましょうね」
晴「鼻血ってそんな大げさなことなのか?上向いておけば止まるんじゃないのか?」
愛海「え?首の後ろ叩くんじゃなかった?」
清良「二人とも、それは間違った方法ですよ。それに、鼻血がよく出るからって鼻血が大げさなことじゃないってわけでもないのよ」
晴「そもそもさ、鼻血って何で出るんだ?」
愛海「興奮した時でしょ。プロデューサーだってそうなんだし…」
晴「うわぁ……」
P「……」
219:
清良「興奮した時っていうのはおおむね正解ね。それじゃ、何で興奮したら出血するか、説明していきましょうか」
晴「確かに…興奮するだけで血が出るって変だよな…ボールが鼻に当たったとかなら鼻の中が傷ついたからってわかるけど…」
清良「鼻血には大きくわけて二種類あるの。病気に関係ない鼻血と病気に関係ある鼻血の二つよ。病気に関係ない方から説明していくわね。これは鼻の入口にある柔らかい部分、『キーゼルバッハ部位』というところが傷つくことでそこから出血することがほとんどよ。左右の孔を仕切っているところが傷ついておこることもあるわ」
220:
晴「なんでそのキーゼルバッハから出血するんだ?」
清良「キーゼルバッハ部位は血管が多くて、脆い場所なの。鼻の中を触っただけでも傷つくこともあるわ。そして、血圧が上昇することでも傷ついてしまうの。興奮すると出血がおこる原因はこれね。血圧に原因があるから人によって出る出ないがあるわ」
晴「興奮することで血圧が上がってそれに耐えられないキーゼルバッハから出血ってわけだな!」
愛海「なんではるちん分かるのよ…あたしわかんなーい!」
晴「鼻の中に傷つきやすいところがあってそこから血がでるの。愛海はキーゼルバッハって言葉で諦めてるだけだろ!」
221:
清良「他にも鼻をよくかんだりすると出血がでることがあるわ、この場所からの出血は量が少なくて治りやすいからそこまで問題ではないの…問題は病気が原因だった時なのよね…」
晴「病気が原因だったら何が違うんだ?」
清良「簡単に説明すると、出血量が違うのと、さっきのキーゼルバッハ部位のような鼻の手前ではなくて奥の方からでてくるの。ガンが原因で鼻血が出ていることもあるわ」
晴「血がたくさん出たら病気が原因って思えばいいの?」
清良「そうね、大量出血だから口からも出たりするわ。なかなか出血が止まらなかったり、出血量が多ければすぐに病院に行くようにしてね。鼻血だからってそのうち止まるだろうだなんて思っていたら大変なことになるわよ」
222:
愛海「それで?鼻血はどうやって止めるの?あたしやはるちんのは間違いだったんでしょ?」
清良「大人と子どもで二種類あるわ。まずは子どもから教えるわね。さぁ、愛海ちゃん、お願いね」
愛海「うぇ?」
清良「愛海ちゃんはこのためのアシスタントなんだから…」
愛海「ま、まさか…あたしに鼻血を出せっていうの…?」
223:
清良「胸を触らせてあげたら患者役…やってくれる?」
愛海「うっ!?清良さんの胸…しかし、あたしは興奮では鼻血がでない…悔しい…悔しいが…諦めるしか…」
清良「ふふっ、愛海ちゃんにそんなことさせないわよ、胸も触らせてあげないけどね♪」
愛海「ぐぬぬ…」
晴「早くやってくれよー」
224:
清良「はい、それでは子どもの鼻血の対処法を教えますね。まず正面を向いたまま普通の姿勢で座らせます」
愛海「座ったよ」
清良「次に鼻血が出ている方の鼻を指で押さえて、冷やしたタオルで鼻の付け根を冷やします。そして鼻血が止まるまでそのままの姿勢で待機です。」
愛海「なんで冷やすの?」
225:
晴「あっ!知ってるぜ、アイシングってやつだろ?」
清良「そうね、アイシングといって、患部を冷やすことで血行を抑えて、出血量を減らすことができるの。これは鼻血以外にも使えるから覚えていてね」
愛海「冷たくない?」
清良「冷たいものですよ。ただ、冷やしすぎには注意してね。アイシングしたまま寝るとか長時間使用してると凍傷になっちゃうから」
226:
P「あの…そろそろ…」
清良「あらあら、そうだったわね。プロデューサーさんに患者役をお願いして、大・人・の、止血方法を説明するわね」
愛海「鼻血…増えてる…」
晴「うわぁ……」
P「……」
227:
清良「座るのは一緒よ、それから脱脂綿やティッシュペーパーなどを小指ぶらいの太さにしてそっと入れて、外からしっかり押さえます。そのまま10分から30分ほど押さえて、途中で中に入れているティッシュとかは交換してね」
晴「なんで子どもと大人で違うんだ?」
清良「血圧の問題ね。大人の方が出血量が多いことがあるの。だからティッシュなどを使って長い間押さえる必要があるのよ」
愛海「これさえできれば鼻血は大丈夫だねっ」
228:
清良「そういうわけでもないのよね…これが有効なのは最初に説明した病気でない鼻血の場合じゃないとだめなのよ。病気の場合出血場所が違うし量も多いの。さっき教えた対処法でも鼻血が止まらなかったらすぐに病院にいくようにしてね」
愛海・晴「はーい」
P「では、僕はしばらくこのままというわけですね」
229:
清良「そういうことね。まだ動いたらダメですよ?そのまま安静にしていてね」
晴「サッカーやってると鼻血出してる奴がしょっちゅういるからな。これで止めてやれるぜ」
愛海「あたしが鼻血出したら優しくしてね、はるちんっ♪」
晴「ひゃん///」
P「……」
清良「……もう10分追加ですね」
237:
???
P「そろそろ大丈夫かな…」
清良「もう大丈夫ですよ」
愛海「そもそもさぁ、血ってどれぐらい出たら危ないの?」
清良「一般に血液の20%が急に失われると出血性ショックという症状になって、全体の1/3を失うと命が危なくなるわ。そうねぇ…愛海ちゃんだと1リットルと少し失うと命が危ないわね」
愛海「うーん、500のペットボトル二本をぶちまけるようなものなの?結構な量だよね、それなら少しの時間なら大丈夫なんじゃない?」
肇「そうですね、指先を切った時もゆっくり……あっ!そういえば、同じような切り傷でも出血がなかなか止まらないこととかありますね」
238:
清良「そうなのよね。実は、傷口からの出血には三種類あるの。動脈性出血、静脈性出血、毛細血管出血っていう三つね。転んですりむいたり、指先を切った時などの滲み出るような出血は毛細血管出血っていってそこまで出血量は多くないわ。そしてここから、静脈性出血といって文字通り静脈から出血、色は暗赤色で持続的にジワーっと出血します。慌てる必要はないけど、出血が多い時はやかな止血が必要になるわ。そして、一番注意しないといけないのが動脈性出血。文字通り動脈からの出血なんだけど、静脈性との違いは、まず色は鮮赤色で血の出方は脈を打つようにピュッ、ピュッって血が吹き出すの。短時間に多量の血液を失うからやかな止血処置が必要になるの」
愛海「毛細血管って体のあちこちにある血管で、静脈は心臓に向かう血液を運ぶ血管で、動脈は心臓から送られる血液を運ぶ血管なんだよね?あっ!?なるほどね!毛細血管は細いし勢いがないから出血が少なくって、静脈は役目を果たした血だから色が暗くて、勢いは動脈よりも弱くて、動脈のは新鮮な血だから明るい色で心臓から送られてくる勢いがあるから出血の度がいんだね!」
239:
P「どうした愛海、何かが変だぞ!?」
愛海「失礼な!!これぐらいなら中学でも勉強するんだよ!」
肇「まぁまぁ、それで止血の方法はどうすればいいんですか?確か、傷口よりも心臓の方を縛るんですよね?」
清良「そうねぇ…それは緊縛止血法っていうやり方なんだけど、あんまりオススメできないの。覚えておいて欲しいのは直接圧迫止血法ね」
愛海「直接?ってもしかして傷口を直接押さえるの!?」
240:
清良「その通りよ。滅菌ガーゼやキレイなハンカチとかを直接傷口に当てて、上から強く圧迫するの。手をビニール袋などで覆って圧迫すれば血液感染の予防もできるわ。ほとんどの出血はこの方法で対処できるわよ」
愛海「でもさぁ、そんな都合よく道具そろっているかなぁ?」
清良「そうね、そんな場合や、直接圧迫止血法でも無理な場合は間接圧迫止血法というのがあるわ。傷口より心臓に近い動脈、止血点っていう所を手や指で圧迫して血液の流れを止めて止血する方法なの。でも、止血は、直接圧迫止血が基本であって、間接圧迫止血は、ガーゼやハンカチなどを準備するまでの間など、直接圧迫止血をすぐに行えないときに応急に行うものだから。直接圧迫止血を始めたら、間接圧迫止血は中止してね」
241:
肇「止血点はどんな所にあるんですか?」
清良「止血点はこめかみ、指の関節、腕の内側、腕のつけ根、股のつけ根、傷口の場所によって近い場所を押えるの」
愛海「なんで間接はオススメなの?」
清良「水道のホースのホースを踏むと水が止まるのはわかるわよね?それじゃ、いつまでもホースを踏んでいるとどうなる?」
愛海「破裂する…あっ!血管もホースと同じなんだね!」
肇「では、私の言った傷口よりも上を縛るという方法も、それと同じなんですね」
242:
清良「肇ちゃんの言ってたのは緊縛止血法っていうんだけど、これは最終手段と思ってくれたらいいわ。この方法は正しく行わないと血管を潰したり、神経を切断したり、壊死させたりするきけんがあるの。手足の大量出血、腕や脚を切断するときに行う方法なのよ。ドラマとかの影響でこちらの方法の方が印象に残っているのが問題なのよねぇ。一応、やり方を説明しておくわ。これは出血している傷口より心臓の方の動脈を幅が3cm以上ある帯を使用して強く縛るの。針金とかビニール紐などは細すぎて、十分な圧迫ができなくて血管や神経を痛めることになるの。ただ縛ればいいってわけではないから注意してね。それから、一時間以上縛ったままにしておくと血が廻らないから神経などが壊死を起こすわ、だから30分から60分に一回は緩めるようにしてね。緊縛しているところよりも先に赤みが差すくらい血流を再開させる必要があるからこの間の出血は仕方ないわ。緊縛止血法は本当に最終手段なの。なるべく直接圧迫止血法で、それでだめなら間接圧迫止血法を使うようにしてね」
肇「危うく緊縛止血法を使ってしまうところでした…」
愛海「緊縛ねぇ…」
243:
P「これこれ、卑猥なことをかんがえるんじゃない」
愛海「なに?アタシは緊縛止血法がきけんだなぁって思っただけだよ。卑猥なのはプロデューサーの方じゃん」
P「ぐ、ぐぬ…」
清良「あらあら、私が縛ってあげましょうか?キツく、ね」
P「け、結構です……それで、止血法はこれでおしまいですか?」
244:
清良「そうね、教えたいことは教えたから、後は二人組になって止血点の場所を確認していきましょうか。それでは、二人組を作ってくださーい」
P「あぁ…その言葉は……くるなぁ……」
愛海「プロデューサーの心の傷が開いて出血しちゃってるみたいだね。ここはアタシが止血してあげるよ」
P「おや?愛海なら女の子を合法的に触れて大歓喜するところじゃないのか?」
愛海「あっ」
清良「二人組ができたみたいね。それじゃまずはこめかみの所を軽く押してみましょう
愛海「プロデューサー…責任とってよね…」
P「すまん…」
幸子「……」
ちひろ(やはり…幸子ちゃんが反応しましたか…)
245:
P「それじゃ、愛海から触ってくれ」
愛海「う、うん…あーこの凹んだ所いいよねぇー」
P「お、おう、そうだな(なんだか恥ずかしいな…)」
愛海「次はアタシの触っていいよ」
P「おし、触るぞ……」
愛海「……」
P「……(互いに向き合ってこめかみを触る乗ってなんか……)」
愛海「……(なにこれ…恥ずかしい…)」
幸子「ボクのPさんと……」ボソッ
ちひろ(アウトね……)
ちひろ「幸子ちゃん! 電話がかかってきてるみたいですよー」
幸子「ボクですか?わかりました、すぐに行きます」
246:
P(幸子に電話…?何かあったのか?)
清良「それでは次は指の両脇を押さえましょう」
愛海「はい、プロデューサー」
P「おう……柔らかい…」
愛海「ちょ、ちょっとそんなこと言わないでよ」
P「いつもこの指で…なるほど、これで揉まれれば気持ちよくなるだろう」
愛海「セクハラだよ…プロデューサー…」
P「いまさらおまえになぁ…」
愛海「アタシだって…女の子なんだよ…」ボソッ
P「ん?どうした?」
愛海「なんでもないよー、プロデューサーの指は硬いねぇ…こんなんじゃ揉まれても嬉しくないかもね。ま、プロデューサーには揉むような人いないか?」
P「こいつめ…」
泰葉(Pさんと愛海ちゃん…仲いいなぁ…羨ましい…)
智絵里(私も誰かのおっぱいを揉めば今より仲良くなれるのかなぁ…)
ちひろ(……まだ大丈夫ね)
247:
清良「次は腕の内側、力こぶの下を押さえましょう」
P「ほれ」
愛海「うわぁ…思ったよりも柔らかいんだね」
P「筋肉はいつも硬いわけじゃないからな…知ってるか、二の腕っておっぱいと同じ感触なんだぜ?」
愛海「ふっ…」
P「な、なんだよ…その可哀想なモノを見る目は…」
愛海「可哀想なモノを見ているんだよ…二の腕も柔らかくていいかもしれないけど…おっぱいにはかなわないね。ま、プロデューサーにはわからないことなんだから、アタシの二の腕で満足しなよ」
P「畜生め…」モミモミ
愛海「ち、ちょっと///そんなに揉んでいいなんて言ってないよ///」
きらり(むぇーなんだかモヤモヤするー……)
奏(あぁやってPさんと話せるのは…少し羨ましいかな)
ちひろ(この二人も大丈夫ですね…)
248:
清良「次は腕のつけ根、脇の下を押さえます」
P「どうする?」
愛海「ま、まぁ、脇の下なんてどうってことないよ。えいっ」
P「お、おい、胸に手が当たっているぞ」
愛海「そんなこと気にしなくても……あえ…?」
P「どうした?」
愛海「なんか、プロデューサーの胸、柔らかくない?」
P「ん?あぁ、胸筋つけてると揉めるぐらいにはなるんだ…ってまさか…」
愛海「い・た・だ・き・ま・す」
P「んあー!?あなただけが使えるテクニックでとかちつくちてーッ!?」
愛海「こ、これは…女の子の胸とは違うこの……女の子の方が柔らかくっていいんだけどこの…なんとも言えない柔らかさ…これは…本能が渦巻く最中に堕ちてしまいそう……」
P「え、ええいやめろ!この愛と幻想すり変える道化師め!!」
愛海「これは…知ってはいけない柔らかさだった…」
美嘉(プロデューサー…これは捕まっても文句言えないんじゃないかなぁ…)
あずき(愛海ちゃんの指はなんかおかしいよねぇ…Pさんも愛海ちゃんの作戦に敗れ去ったみたいだね)
ちひろ(この二人は問題ないですね…)
249:
清良「最後は股のつけ根を押さえてみましょう。寝転がっている人の上から肘を伸ばして体重をかけて圧迫します」
P「……」
愛海「……」
P「……」スッ(寝転がる)
愛海「……!?」
P「……」
愛海「……」スッ(手を当てる)
P「あん///」
250:
愛海「おい」
P「いや、これ、くすぐったんですよ。触りましょうか?」
愛海「いや、プロデューサーがそれやるとアウトだよ」
P「ぐにに…それじゃ俺がどこ押さえるかわからないじゃないか」
愛海「……それじゃ、ちょっとなら、いいかもよ」
251:
P「えっ!?」
愛海「……」スッ(寝転がる)
P「」
愛海「…どうしたの?やらないの?プロデューサー…?」
P「……」スッ
愛海「ひゃん///」
P「な、な?くすぐったい、だろ?」
愛海「う、うん、そ、そうだね。は、はっはやく離れてよっ!!」
P「お、おう!すまん」
愛海「……///」
P「……///」
美波(いいな………)
のあ(………………)
一同「…………」
ちひろ(これはあかん。なんでよりによって愛海ちゃんといい雰囲気になっているんですか…ほとんどの人が……どうしよう…)
252:
清良「ふ・た・り・と・も……イケナイ子にはお注射が必要ですね……」
P・愛海「ひぃ!?」
266:
???
清良「さて、それでは何か質問はありますか?止血以外でもいいですよ」
兵藤レナ「ちょっといいかしら?」
清良「はい、レナさん。なんですか?」
レナ「止血以外のことなんだけど、野外での事故の時に使える応急手当とか教えてもらえるかしら?」
愛海「あれ?レナさん野外活動でもするの?」
レナ「今度、アーニャちゃんとこずえちゃんと一緒に山での天体観測に行くのよ。昔一度行ったところだから道に迷ったりはしないけど、子どもたち何かあった時に対処できた方がい
いからね」
アナスタシア「ダー…日本の山はいろんな危険があるって聞きました。対応、教えてください」
遊佐こずえ「こずえ…がんばっておぼえるよー」
267:
愛海「ねぇ…これって救命講習だよね…?なんでこずえちゃんがいるの?」
こずえ「ぷろでゅーさー…おほしさまに、なったとおもってー…」
アナスタシア「こずえは、休憩の後に部屋にきました」
レナ「どう?教えてもらえる?」
清良「はい、大丈夫ですよ。そうですね…では、野外活動における応急手当を教えていきましょうか」
P「山かぁ…山はいろいろあるからなぁ…」
268:
愛海「そうだねぇ…お山はいろいろあるもんねぇ…」
P「山に軽い気持ちで行くと怪我するからな、応急処置の仕方は知っておきたいな」
愛海「山はに軽い気持ちで手を出したらダメだよねぇ…対策もしっかりしないとね」
P「……お前の山は違うだろ?」
愛海「平地もいいよね」モミッ
P「うん あん うん あ?ん♪ってやめろぉ!」モニュ
愛海「ひゃん!/// ちょ、ちょっとプロデューサー…それはあたしのお山だよぉ…///」
P「お、おう…すまん///」
269:
清良「ふ・ふ・ふ……」
P・愛海「ひぃ!?」
清良「講習中にイチャイチャしてるわるい子には…」
P・愛海「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」
270:
レナ「さっきどんなオシオキされたのかしら…」
アナスタシア「二人とも…抱き合って震えてます…」
こずえ「あれも…いちゃいちゃ?」
ちひろ(おかしい…Pさんと愛海ちゃんはお互いを異性としてそこまで意識していなかったはず…少なくともあんな雰囲気になるのは…何かあったのか?)
271:
清良「さて…それでは野外活動における応急手当。基本的に心停止、出血に関しては今までやってきたことを行えばいいわ。さて、野外、特に山とかで注意することって何かわかる?」
レナ「遭難かしら?」
P「そうなんですか?」
愛海「うわぁ…」
レナ「Pさん…それはちょっと…」
アナスタシア「どういうことですか?」
こずえ「こずえにもおしえてー」
P「もうやめて…」
272:
清良「はいはい、遭難ですね。レナさんが行く山ってどんなところですか?」
レナ「そんな大きな山じゃないわ。道も開けているし車で途中までいけるから歩くのは少しよ」
清良「それでも注意してくださいね? まぁ、遭難に関することは今回は省きましょうか。では、遭難以外にはどんな危険がありますか?」
愛海「熊とか野生動物とかじゃないの」
P「蛇とか蜂とかもいるんじゃないのか?」
274:
清良「それもあるわね。それでは、最初は野外で生き物から被害にあった時の応急手当からいきましょうか」
愛海「蜂とかこわいよねぇ」
P「確か、二回刺されるとダメなんですよね?」
清良「それはアナフィラキシーショックっていうの。アナフィラキシーっていうのは、発症後、極めて短い時間のうちに全身にアレルギー症状が出る反応でこれによって生命に危険な状態になるのをアナフィラキシーショックって言うのよ。蜂の毒にアレルギーを持っていると発症してしまうの」
275:
愛海「ちょっとまってよ!短いうちに症状が出て、命が危なくなるなんてどうすればいいの!?」
清良「そうね、まずは落ち着くことが大切よ。蜂は針を刺した時に興奮作用のある毒物を空中に撒き散らすの。近くに巣があれば多数の蜂から攻撃されることになるからやかに離れてね。だいたい10m?50m離れれば心肺ないわ」
P「その時に走ったりしたらダメなんですよね」
清良「そうね、理由は興奮状態だと毒がまわるのが早くなるからなの。あくまで落ち着いてやかにね。安全な場所までいけば傷口を流水でよく洗い流してね。毒を薄める効果と傷口を冷やす効果があるの」
276:
愛海「毒は出さないの?つねったりして」
清良「傷口をつねって出そうとしたり、毒針を無理に抜こうとすると逆に体内に押し込んでしまう危険があるの毒針は確実に取り除けるのなら抜いてね。それで、毒を取り除くなら専用の器具を使って欲しいわ。…これね」
P・愛海「注射器はいやああああああ」
清良「…二人とも、抱き合うのやめないとお注射ですよ?」
277:
P「……」スッ
愛海「あっ…」
レナ「本当に、どんなオシオキしたのよ…」
アナスタシア「愛海が…残念そうにしています…」
こずえ「またいちゃいちゃしてたのー?」
278:
清良「さて…これは形はにているかもしれないけど別物。インセクトポイズンリムーバーといって、毒液、毒針を吸引するための道具よ。これは蜂以外にも使えるから山に行く時は持っていてほしいわね」
レナ「虫刺されの薬は効果あるのよね?」
清良「はい。でもアンモニアは全く効果ありませんので注意してくださいね。そこは薬の効果をよく読んで使えば大丈夫ですよ」
279:
アナスタシア「刺されないようにするには、どうすればいいのですか?」
清良「そうね、刺された時の対処は大切だけど、まずは刺されないことが重要なのよね。蜂の中でも注意しないといけないのがスズメバチ。であっても、スズメバチは横への動きに反応しやすいから手で払ったり、急に向きを変えるなどの動きは危険よ。もし巣を見つけた場合は静かに後ずさりしながら離れてね」
愛海「後は黒い服はダメなんだよね?」
清良「その通りよ。スズメバチは黒色に対しては激しく攻撃して、白色や黄色、銀色に対しては反応は弱くてほとんど攻撃してこないわ。ただ、一度攻撃を受けてしまうと白色であっても安全ではないから注意してね」
280:
アナスタシア「私の髪は、安全なんですね」
こずえ「こずえもあんぜん?」
レナ「えぇ、でも絶対に安全ってわけではないから注意してね」
清良「あとは匂いも蜂を刺激するから注意してね。ヘアスプレーや香水や、汗の臭いにも敏感だからね」
愛海「臭いにも敏感だなんてこわいなぁ…蜂にであったらすぐに離れることが大切なんだね」
清良「その通り。だけど、絶対に焦っちゃだめ。落ち着いて行動することがこういった場合、応急処置も含めて大切なのよ」
281:
P「それにしても、積極的に発現するんだな、愛海」
愛海「まぁ、アシスタントだしね。それにオシオキはもう嫌だよ…」
P「俺もだ…」
愛海「プロデューサー…」
P「愛海…」
清良「ごほん」
P・愛海「ひぃ!?」
ちひろ(…これはマズイは……強力な独占欲の持ち主を探すためにあらかじめ散布していた感情を増加させる効果のあるドリンクを気化させたものの効果の影響で、Pさんと愛海ちゃんの距離が一気に縮まっている……どうする、ここで愛海ちゃんを外に出すとPさんもついてくるかもしれないし……でもこれのおかげで他の娘たちの反応も見れるから、まど放置しておきましょう)
285:
清良「さて、次は蛇に咬まれた場合ね」
レナ「ハブやマムシ、ヤマカガシとかね?」
清良「ハブやマムシは大きな斑点と攻撃的なのが、ヤマカガシは首の裏が黄色いのが特徴です。見つけてもちょっかいだしたらだめですよ。そして、もし咬まれた時に最初にすることは咬んだ蛇が毒蛇かそうでないか見分けることです」
愛海「なんでそれが最初なの?」
清良「そうすることで対処がことなるからですよ。言うまでもなく、毒蛇に噛まれていたら安静にしないといけないですからね」
286:
P「でも、そんなのどうやって判断するんですか?痛みに違いがあるとかですか?」
清良「Pさんの言うとおりですよ。殆どの場合、毒が入ったら、激しい痛みを感じて、長い間痛みが続きます。無毒だった場合はちくっと刺された程度の痛みがあるだけですぐに痛みはなくなるの。後は咬まれた場所が腫れているかどうか。マムシやハブに咬まれると必ず腫れるの。時間差があるけど、30分経っても腫れも痛みもなければ毒蛇じゃなかったか、毒を注入されなかったかのどちらかだと考えてかもいいですよ」
レナ「咬まれたからといって必ず毒を注入されるとは限らないということね」
清良「ただ、ヤマカガシの毒は遅効性なの。さっき言ったのはあくまでハブやマムシに咬まれた場合だから注意してね。」
287:
愛海「それで、咬まれたらどうすればいいの?」
清良「噛まれたのが無毒の蛇であった場合はきちんと消毒して抗生物質入の軟膏を塗っておけば問題ないですよ。そして、毒蛇に咬まれた場合なんだけど…正直、素人にできる手当は全くないぐらいで、『何もしなくても間違いではない』って言われるぐらいなの」
愛海「え!?蜂の時みたいに傷口を洗ったり、毒を取り出しちゃいけないの?」
清良「傷口を洗うのはいいんだけど、冷水は使っちゃだめですよ。蜂の時のように患部を冷やしてしまうと組織の破壊を促進するだけなの。それと、毒を取り出すのは蜂の時のようにポイズンリムーバーみたいな専用のモノがあれば使用してもいいわ。蜂のときもそうだけど、毒を口で吸い出すなんてことは絶対にやっちゃだめよ。人を助ける時、何に注意するかは早苗さんがよく説明してくれたって聞いてますから大丈夫ですよね?」
レナ「止血の時のように縛るのはどうなの?」
清良「日本の蛇の場合、圧迫による効果はほとんど立証されていないです。止血の時のように酸素が欠乏して、独の作用に加わり後遺症が出たり壊死につながるからやらないほうがいいくらいなの」
288:
P「なんだかよく聞くのとは違うみたいだなぁ…」
愛海「蛇の毒って危ないんでしょ?何かしないと心配になっちゃうよ」
清良「よく聞く縛る方法や吸い出す方法っていうのは患者を安心させるためのものなの。蛇に咬まれた時に大切なのは、患者を休ませること、患者を安心させること、咬まれた局部をうごかさないこと、できるだけ早く医療施設に連れて行くということなの。それと、覚えておいて欲しいのは、咬まれて数時間たってもまず死ぬことはないということ。焦ると脈拍が早くなって毒のまわりを早くしてしまうから落ち着くことが大事。言うのは簡単なんだけど、こういった救急の時はとにかく落ち着くことが大切だってことは覚えていてね」
P「落ち着かないといけないか…これは今までならってきた救命処置でも大切なことだよな。蛇の場合はできることが少なくて不安になってしまうが…」
愛海「プロデューサー…あたし、不安だよ…もしプロデューサーが咬まれたら絶対焦っちゃうよ…」
289:
P「おいおい、さっき咬まれても数時間は大丈夫だって言われたじゃないか」
愛海「それでも…プロデューサーが死んじゃうかもって思うと…あたし…」
P「愛海…俺は簡単に死なないよ。みんなや愛海を残して死んだりしないよ」
愛海「プロデューサー…」
P「愛海…」ギュッ
清良「……」ギッ
一同「…………」
ちひろ(うそ……もともとPさんに対して恋愛感情を持っていなかった人まで嫉妬してる……いや、それどころか嫉妬が深まっている…どうしてここまでドリンクの影響が出ているの!?)
292:
渋谷凛「そういえば…私、骨折した時の対処法とか知りたいな…」
北条加蓮「奇遇だね…私もだよ……ねぇ、どうせなら実践するのとかみたいな」
凛「プロデューサー、体丈夫だし、丁度いいんじゃないかな?」
加蓮「ねぇ、ちひろさん。大丈夫だよね」
ちひろ(この二人は、アウトだわ……でもPさんと愛海ちゃんをこのままにしておくのもいけない……それに、骨ぐらい、大丈夫よね)
293:
ちひろ「……ええ、大丈夫ですよ。エナドリで回復できますから」
凛「だって、清良さん、骨折の時の対処法教えてくださいよ」
清良「……はい。わるい子には、オシオキも必要ですからね…」
P「清良さん?」
清良「まずは愛海ちゃんを抱きしめてる腕からいきましょうか。安心してください、きれいに折れますから」
P「え……」バキッ
294:
愛海「え?プロデューサーの腕が…」
P「うわあああって…痛みがない…むしろ、きもt」
ちひろ「さっきまでのドリンクの副作用みたいなモノです。安心してください」
清良「それでは、腕が折れた場合の処置を教えていきますね。愛海ちゃんはアシスタントから外れてもいいですよ」
愛海「えっ…でも…」
295:
凛「ここからは私がするから任せて」
加蓮「うん私も手伝うよ」
愛海「プロデューサー…」
P「何、清良さんもきれいに折ってくれているし、痛みもほんの少し感じる程度だから。心配するな」
加蓮「……」ギュッ
P「あん///」
296:
凛「あれ…もしかしてプロデューサー…気持ちいいの?」
P「そ、そんなことないぞ。さ、さぁ、清良さんお願いします」
清良「…まず、骨折に対する応急手当の目的は、骨折した部分が動くことによってさらなる損傷と痛みを和らげるために『固定』して『安静』を保つこと。骨折ではこの『固定』と『安静』が大切なのです」
加蓮「それじゃ、Pさんも早く固定してあげなきゃね」
297:
清良「まずは骨折の部位を確認しましょう。どこが痛いのか患者からきいて、痛がっているところがどうなっているか確認して、出血がないかみます」
凛「どんなふうになっていたら骨折してるってことなの?」
清良「負傷して部分が不自然に変形していたり、痛い部分が腫れていたり、痛みで負傷した部分を動かせない。こういった場合は骨折していると判断しましょう」
加蓮「ねぇ…どう?Pさんここが痛いの?それともここ?」
凛「加蓮、折ったのはこっちの腕だよ。ねぇプロデューサーどう?」
P「お、おい二人とも…くっつき過ぎだぞ」
298:
凛「愛海とは抱き合ってたじゃん。いまさら気にしなくてもいいんじゃないの?」
加蓮「そうだよ、ねぇ、ここ?それともここ?」
P「あひぃ」
凛「あっ…この部分が折れているんだね」
P「り、凛…そんなに触らないで…」
加蓮「気持ちいいからでしょ?」
清良「さて、骨折が確認できればまずは負傷部分を締め付けるような衣類は脱がせるか、切り広げるようにしてください」
凛「ほーら、プロデューサー、服を脱ぎましょうねー」
加蓮「腕だから切った方がいいんじゃないの?」
ちひろ「ネクタイを引っ張りましょう」
299:
加蓮「ほいっ」
P「」上半身裸
凛「プロデューサー…たくましい体だね」
加蓮「胸板も大きいね…」
P「お、おい…」
凛「愛海には…」
P「ぐぅ…わかった…けどやるなら真剣にだな…」
愛海「あぁ…プロデューサーが…あたしのプロデューサーの胸が…」
300:
清良「傷や出血がある場合は骨折部分を動かさないように止血をしてください。腫れてきた場合は患部を冷やしましょう」
凛「傷も出血もないし、腫れてもいないよ」
清良「では次にいきます。どの場所が骨折していても、折れている部位の上下二関節が動かないように固定します。今回は尺骨を折ったので、手首と腕の関節を動かないようにしましょう」
加蓮「どうやって固定したらいいんですか?」
清良「固定するときは身近にあるものを利用して添え木、折れている部分に並行になるように添えて三角巾で固定します」
凛「うーん…どうやら添え木にできそうな棒はないね」
清良「添え木がなければ週刊誌などの雑誌、ダンボールを利用しましょう。三角巾が無い場合はワイシャツやハンカチで代用できます」
加蓮「それじゃ、この雑誌を使おっか。私が表紙のやつだよ。よかったね、Pさん」
凛「それじゃ、プロデューサーのワイシャツを使って固定していこっか」
301:
加蓮「雑誌を当ててっと」
P「ひぎぃ」
清良「固定するときは無理に動かしたり、引っ張ったりしてはいけませんよ。ちゃんと患者の顔色や表情をみて固定していきましょう」
加蓮「ごめんね、Pさん…でも、Pさんは痛いほうが気持ちいいんだよね」
凛「プロデューサーの…変態」
P「うはぁん」
愛海「あたしが揉んであげた時の方が気持ちよさそうにしてたんだから…」ボソッ
凛「こんなかんじでどう?」
清良「はい、しっかり固定できているみたいですね。ばっちりです」
302:
加蓮「雑誌とかの代わりになるものがなければどうすればいいんですか?」
清良「協力者がいれば支えてあげてください。本人が自分で支えることができれば自分で支えるようにしてください。これは骨が変な方向にくっつかないようにするためでもありますので放置はしないようにしてくださいね」
加蓮「それじゃ…はい、Pさん、エナドリだよ。飲んで」
P「お、おう」
凛「飲みにくいでしょ?ほら、飲ませてあげるよ」
P「すまんな、ありがごぼぼぼ」
加蓮「もー、凛ったら。Pさんのズボンが濡れちゃったじゃん…」
凛「そうだね…これは脱がないといけないよね…」
P「き、着替えてくr」ボキッ
303:
清良「ごめんなさいね。もう足を折っちゃいました」
P「ひゅい」
加蓮「ねぇ…足の骨折の注意点ってなんですか?」
清良「基本は同じだけど…固定するときは内側と外側に添え木をつけることと、なるべく外側の添え木は胸から足の関節までの長さのものを使ってね」
凛「ないから仕方ないよね…手で…支えて…」
愛海「も、もういいじゃない!プロデューサー痛がっているし止めようよ!」
加蓮「Pさん、むしろ気持ちいいっておもっているんだけど。ね?Pさん?」
P「お、俺は…」
凛「ねぇ、愛海はさっきまでプロデューサーとくっついていたじゃない。大人しくそこで見ていてよ」
304:
愛海「あたしのプロデューサーに…好き勝手しないで」
加蓮「あたしのって何?私のPさんだよ?」
凛「違うよ、私の」
奏「好き勝手言わないでよ…私のよ」
美波「落ち着きましょうよ…私のPさんが困っていますよ」
あずき「何言っているの?プロデューサーはあずきと一緒なんだよ?これからも一緒大作戦だもんね」
のあ「……Pは私に寄り添う者、私はPに寄り添う者」
ちひろ「やっぱり…装置の濃度計がいじられてる…誰がこんなことを…早く元に………えっ」ポタッ
305:
ちひろ(気がついたら…手のひらに爪が食い込んでいて、血が出ていた。。。なんだぁ…私も、Pを独占したかったんだ……。。。どうすればみんなを黙らせれるかな…そうだ、早苗さんや幸子ちゃんに使ったドリンクを散布すればいいんだ…そうすればみんなから独占欲は消えるもの…それじゃ設定を変えて…)
ブオーン
凛「何?この音」
加蓮「きゃっ!?」
泰葉「スプリンクラーが作動しています」
智絵里「でも…これ、霧みたい…」
美嘉「あれ……なんだか……いし、き…が……」
肇「もう……だ、め…で………」
バタッ
307:
ちひろ「…………うふふ、私はドリンクの効果に抵抗があるから平気。これでみんな、起きたら正常に戻ってる。例えPがいなくっても大丈夫よね。Pが私のモノになってもみんな大丈夫。そう、大丈b」
「本当にそう思っているのかい?」
ちひろ「誰!?」
308:
木場真奈美「私だよ」
ちひろ「なんで…木場さんは、実家に帰っていたんじゃ…」
真奈美「あぁ、そうだよ。でもね、君が怪しいことをしていると聞いてすぐに戻ってきたんだ」
ちひろ「長崎ですよ…そんなすぐに帰って来れるわけ…それに、いったい誰が…」
真奈美「いくらでも方法はあるさ。そして、誰かは教えてあげられないな」
ちひろ「くっ……それで?どうするんですか?言っておきますけど、みんなは正常な状態に戻るだけですからね?」
真奈美「あぁ、わかっているよ。君がPを独占するかもしれない人をマークするためにこんなことをしたのも知っているよ。それで、君は今から何をしようとしていたんだい?」
ちひろ「私は、Pと……Pを……私のモノにするんですよ」
真奈美「むちゃくちゃだね。それに、プロデューサー君意思はどうするんだい?」
ちひろ「なんとでも、できますよ」
309:
真奈美「…そもそも。なんで、君はこんなことを計画したのかな?」
ちひろ「私が………Pを独占するためですよ…」
真奈美「どうやら…気づいていないようだね」
ちひろ「何がですか?」
真奈美「君自身が、ドリンクの影響を受けているということさ」
ちひろ「なんですって…!?」
真奈美「抵抗っていうのは、一度体の中に毒が入らないとつくられないのさ。君自身がドリンクを一度使用しているから抵抗ができているんだろ。まぁ、君なら抵抗がつくられないドリンクを作ることもできるだろうけどね。おそらく君は、研究段階で感情が増幅するドリンクを試飲して、それから感情を薄めるドリンクを飲んでいる。この時に増幅するほうには抵抗ができなくて、薄める方には抵抗ができてしまったんだろう。だから、今回君がレッスンルームで使用していた増幅する方の影響を受けてしまったんだ。そして、抵抗のせいでそれが解除されないでいる」
310:
ちひろ「そんな…それじゃ、私は…」
真奈美「君の部屋に失礼させてもらって、感情を薄める方のドリンクを原本のままもってきた。これを飲むんだ」
ちひろ「……それでも、それでも今!!私はPを独占したいとおもっている感情は本物だっ!!」
真奈美「他のみんなだってそうさ。ただ、行き過ぎてしまっているがね」
ちひろ「私は…私は…」
真奈美「…」スッ
ちひろ「ぐぼっ…」ゴクリ
真奈美「人の感情なんて、どうなるかわからない不安定なモノなんだ。操作しやすく、されやすいらいね。次からは、感情に作用するようなドリンクは作らないことだ…」
ちひろ「う…P…」バタッ
真奈美「本当に、ひどい話だよ。彼女には感謝しないとな。間に合ってよかった」
311:
?次の日?
?事務所
ちひろ(昨日、とてもすっきりとした気分で目を覚ますと、そこはレッスンルームで、外は夜になっていました)
(救命処置講習の途中からの記憶がありません。どうやら私のドリンクが原因でこうなったと木場さんが説明してくれました)
(他のみんなはドリンクの影響が強かったのか、最初から何があったかいまいち覚えていないみたいですが、何故か救命処置の方法はしっかり覚えていました)
(私がドリンクに負けるわけないっといった過信からみんなを巻き込むことになってしまったことを深く反省しないといけません)
(そして、感情に気安く手を出してはいけないと木場さんから厳重な注意を受けました)
(今後は、気を引き締めて、ドリンクを開発していきます)
(それでは、今日もみんなのために頑張るとしましょう)
313:
ガチャ
泰葉「ちひろさん!!」
ちひろ「泰葉ちゃん、おはようござ、ってどうしたんですか?そんなに慌てて?」
泰葉「Pさんが仮眠室で…心臓が止まっちゃっているです!」
ちひろ「なんですって!?」
泰葉「今、早苗さんが心肺蘇生法を行っています。救急車も呼んであります。ちひろさん、AEDはどこですか!?」
314:
ちひろ(あっ…講習で学んだことはちゃんと覚えて、実践できているんだなぁ…)
ちひろ「AEDは……あった、昨日使ったのと同じのですよ。なんでPさんがそうなたか原因はわかりますか?」
泰葉「わかりませんが…近くドリンクの瓶があったのでそれに何かあったのかと…」
ちひろ「あっ……もしかして…昨日の……」
泰葉「昨日…のドリンクと関係があるんですか?」
ちひろ「……プロデューサーのところにいきましょうか」
Pが、仮死ドリンクにドはまりして、死の淵に行かないと快感を得ることができなくなってしまい、また問題がおこるというのは、別のお話である
315:
?終わり?
317:
※このスレ内での止血、蜂、蛇、骨折に関する知識はネット上で手に入れたものであるので、鵜呑みしないようにしてください
320:
心肺蘇生法に関する内容は、自分が実際に講習で聞いたものなので信用してよいと思います
このスレを読んだ人のもしもの時に、ここでの知識が役にたつことを期待します
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正直「進撃」「まどマギ」って評価されてる程面白くないよな

彼が「あれ?うち泊まってかないの?」て。900円ケチってありつけると思ってんじゃねぇよバーカ

ドキュだなぁと思いつつ強引に奪って見てみたら、明らかにウチの物という証拠 があった

家族のために旦那の小遣い下げただけで発狂&DVなんだが

本屋13社がタッグを組んで電子書籍でAmazonに対抗、ジャパゾンを目指す

ケツにニキビできた結果wwwwwwwww

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