マミ「ふふ、そろそろ私の中にティロ・フィナーレしたい?」back

マミ「ふふ、そろそろ私の中にティロ・フィナーレしたい?」


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0:
マミ「――とまあ、こんな具合だったわね」フフン
さやか「マミさんすげえ! 大人!」
まどか「あう……」////
ほむら「くだらないわね……」////
杏子「……」ムシャムシャ
14:
さやか「いいなー、私もマミさんみたいに彼氏欲しいなー」
ほむら「上条恭介のことかしら?」
さやか「ち、ちげえし! なんだお前! なに言ってんだ!」
マミ「ふふふ……」
まどか「ねえ、マミさん」
マミ「……?」
まどか「その人ってどこで知り合ったんですか?」
マミ「え……?」
さやか「あ! 私も気になります!」
マミ「え、ええと……、あのー」
杏子「……」グビグビ
15:
マミ「そ、そういうのは……、詮索するものではないわ」フフ
さやか「えー、いいじゃないですかー」
さやか「聞かせてくださいよー」
マミ「そうね……。美樹さんが教えてくれたら、いいわよ?」
さやか「う……」
マミ「……」フフ
さやか「やっぱりいいです……」
まどか「うう、残念……」
杏子「……」ガツガツ
18:
マミ「それじゃあ、この辺でそろそろお開きにしましょうか」
マミ「あんまり遅くなると心配されるわ」
さやか「そうですね……、帰りますか!」
まどか「うん。マミさん、今日はありがとうございました」ペコリ
ほむら「……」ファッサア
マミ「ええ、今日はみんなありがとう」
杏子「んじゃーな、お前ら」
20:
マミ「ふう……、片付けも終わったわね」
杏子「マミさあ」
マミ「……?」
杏子「なんであんなこと言ったんだ?」
マミ「え?」
杏子「彼氏がいる、くらいならともかく……」
杏子「経験があるなんて言ったのはまずかったんじゃねえのか?」
マミ「……」
マミ「だ、だって……」
23:
さやか『マミさんは当然、彼氏いますよね!?』
さやか『私たちより1コ上だし!』
さやか『なんか、こう……』
さやか『猥談とかないんですか!?』
マミ「あんな風に言われたら……」
マミ「ないなんて言えるわけないじゃない!」ジャキッ
杏子「落ち着けよ……」
27:
杏子「どうすんだよ、ごまかしきれねえぞ?」
杏子「これからもあいつらとは付き合い続くわけだし……」
杏子「さやかの奴は相当、興味あるみたいだったからな」
杏子「その度にのらりくらりとしてたんじゃ……」
杏子「距離ができちまうぞ?」
マミ「そんなこと言われたって……」
マミ「ないなんて言って、幻滅されたらって思ったら……」
杏子「あたしらの世代じゃ、ないのが普通だと思うけどなあ……」
29:
杏子「だいたい、男のアレ見たことあんのか?」
マミ「あ、あれって……」////
杏子「はい、アウトー」
マミ「え……?」
杏子「そんな態度じゃ、すぐばれるな」
マミ「さ、さっきはうまく……」
杏子「しどろもどろもいいとこだったよ」
杏子「聞きかじった情報しゃべってるだけって丸わかりだ」
杏子「相手があいつらだから良かったが……」
杏子「さやかの奴は帰ってから相当調べるぞ、ありゃあ……」
マミ「そ、そんな……」
32:
杏子「知識をつけられたら終わりだ」
マミ「ど、どうすれば……」
杏子「決まってんじゃねえか」
杏子「こっちも知識をつけるんだよ」ニッ
マミ「え……?」
36:
店員「ありありあしたー」
ピロリロ
ガーッ
マミ「……」////
杏子「よし、成功だな」
マミ「死にたいわ……」
杏子「大丈夫だって」
杏子「魔法で大人に見えてるんだからな」
マミ「私は精神的な話をしてるのよ!」
37:
マミ「こ、こんなHな本を……」
マミ「い、いやらしいわ! 不潔よ!」
杏子「ああ、そう」
マミ「え……?」
杏子「じゃあ、辞めるか」
杏子「あたし、帰るわ」スタスタ
マミ「ま、待って!」
マミ「なんで!? そっち私の家の方角じゃあ……」
杏子「迷惑みたいだからな」
杏子「あたしのおせっかいだったみたいだし……」
杏子「今日はあたしの家に――」
マミ「ごめんなさい!」
マミ「私が間違ってました!」
マミ「だから一人にしないでええええ!」
マミ「佐倉さん、お願い!」
38:
杏子「なんか腹減ったなあ……」
マミ「帰りに牛丼買っていきましょう!」
マミ「なんだったらこのコンビニでお菓子もデザートも買っていくから!」
マミ「ね!? だから帰らないで!?」
マミ「ね!? いいでしょう!?」
マミ「佐倉さん!?」
杏子「ああ、じゃあ、まあ……」
42:
――マミホーム
マミ「じゃ、じゃあ、開けるわよ?」
杏子「んー」ムシャムシャ
マミ「あれ?」グイ
マミ「あ、開かないわ?」グイグイ
杏子「……」モグモグ
マミ「あ……」
マミ(開かないようにテープが貼ってあるのね……)ペリペリ
44:
マミ「……」ゴクリ
杏子「……」ゴッキュゴッキュ
マミ「……」バッ
マミ「あ……」////
マミ「な、な、な!」
マミ「なんなのこれ!」
杏子「性行為だろ」
マミ「は、裸になってるわよ!?」////
杏子「着衣のほうがアブノーマルじゃないか? よくわからんけど」
46:
マミ「うわあ……」////
ペラッ
マミ「うわあ……」////
ペラッ
杏子(こりゃ、もう放っといてよさそうだな……)
杏子「……」チラッ
杏子(もう11時か……)
杏子(腹も膨れたし、寝るか)ゴロン
51:
――――
――――――
杏子「ん……っ。なんだ……?」
杏子「眩しいな……」
杏子「……って、まだ電気ついてるのか」
杏子「もう三時じゃねえか……」
マミ「……////」フンフンッ
杏子(う……)
杏子(うわあ……)
54:
杏子「おい、マミ」
マミ「……?」チラッ
杏子(目が真っ赤じゃねえか……)
マミ「どうしたのかしら? 佐倉さん」
杏子「いや、電灯が眩しくてさ。マミももう寝ろよ。もう三時だぞ」
マミ「え? もうそんな時間!?」バッ
マミ「そ、そうね、もう寝ましょう!」スクッ
杏子「ん……?」
57:
杏子「おい、マミ、なんか座布団が濡れ――」
マミ「え……?」
ネチョオ…
杏子「あ……」
マミ「え? な、なんで?」////
マミ「私……! え? これ、おしっこ……?」
マミ「……ッ!」ハッ
マミ「……」チラッ
杏子「……」
杏子「だ、大丈夫だって……」
杏子「体が正常に反応してるだけで――」
マミ「いやああああ!!!」////
63:
――バスルーム
杏子「気にすんなよ……」
マミ「だ、だって……」
杏子「むしろ反応しない奴がおかしいんだからさ」
杏子「生き物は大抵、男と女の交わりによって創られてるんだ」
杏子「性行為の否定は生物への否定だと思うけどな」
マミ「うん……」
杏子「さっさと流しちまいな、明日も学校だろ?」
66:
マミ「……」ジャー
杏子(風呂はいいなあ……)
杏子(寝起きで入るとさらに気持ちいいぜ……)
マミ「……」ジャー
杏子(まあ、知識もつけたし……、これで平気だろ……)
マミ「……」ジャー
杏子「……?」
マミ「……」ジャー
杏子「マミ、いつまでシャワーやってんだ?」
マミ「……ッ!」ビクッ
杏子「え……?」
マミ「……////」フルフル
杏子「お、お前、まさか……」
マミ「ち、違うのよ……、佐倉さん」ウルウル
杏子(こ、こいつ……。ゆ、友人の隣でおっぱじめるとは……)
71:
杏子「まったく、呆れて声も出ないね」ヤレヤレ
マミ「な、なんか気持ちよくって……」
杏子「だからってさあ……」
マミ「お願い! このことは皆には……」
杏子「言わねえよ……」
杏子「言って得することでもないしな」
マミ「ありがとう! 佐倉さん!」ウルッ
杏子(こいつ、本当にあたしの1コ上か?)
73:
――翌日
さやか「なんでマミさんが嘘つきなんだよ!」
ほむら「どう考えてもおかしいわ」
ほむら「巴マミは処女。経験どころか、男子とろくに口も聞いてないはずよ」
さやか「なんであんたなんかにそんなことがわかんのさ
76:
ほむら「統計よ……」ファッサア
さやか「ぐぬぬ……」
まどか「……」オロオロ
さやか「まみさんは大人の女性なの!」
さやか「彼氏だっているし、経験も豊富なの!」
ほむら「本当に大人の女性なら……」
ほむら「自分の経験をひけらかしたりはしないはずよ」フフンッ
まどか「二人ともやめなよ……」////
79:
さやか「あんたの言うことなんか信じられないね!」
さやか「私はマミさんを信じるよ!」
ほむら「おろかね。巴マミは見栄っ張りでプライドが高いのよ」
ほむら「あなたの期待に応えようと大人ぶっただけにすぎないわ……」ファッサア
さやか「あ、あんただって昨日の話、興味津々だったくせに!」
ほむら「ほむう!」////
まどか「もうやめてえ……」////
82:
ほむら「いいわ……」
ほむら「そこまで言うなら、勝負をしましょう、美樹さやか」
さやか「勝負ぅ? なにさ! 喧嘩だったらこのさやかちゃん――」シュッシュ
ほむら「違うわ」
さやか「……?」
ほむら「まあ、放課後を楽しみにしてなさい……」ホムゥ
まどか(通学路でこんな会話しないでぇ……)////
85:
――放課後
さやか「で? なにで勝負すんのさ?」
ほむら「これよ」スッ
さやか「……? DVD?」
ほむら「これはクラスの中沢君が没収されたAVよ」
さやか「え、AV……」////
まどか「……」////
さやか「あんた、これ……」
ほむら「職員室から拝借してきたわ」
さやか「これをマミさんに見せるわけね……」
ほむら「ご明察よ」
ほむら「処女の巴マミはこれを直視できないでしょうね」フッ
さやか「で、できるよ! マミさんはできる!」
ほむら「それが勝負なのよ」ファッサア
88:
さやか「もしマミさんが見れたら!」
さやか「あんた! 鼻でスパゲティ食べなよ!?」
ほむら「望むところよ、でも、美樹さやか、あなたが負けた時は……」
ほむら「目でピーナッツを噛んでもらうわよ!」ホムウ!
まどか「あわわわわ……」
95:
――そんなこんなで
マミ「あら? 今日もみんな来てくれたの?」
マミ「うれしいわ」ニコニコ
ほむら「今日は用事があってきたのよ……」
マミ「……?」
さやか「このバカがね? マミさんは経験ないって言ってるんですよ」
マミ「え……」
ほむら「今日は証明をしてもらうわ」
ほむら「本当に経験があるならなんの問題もないでしょう?」
102:
マミ(ど、どうしよう……)チラッ
杏子「……まあ、あがんなよ」
マミ(ええ……!?)
ほむら「失礼するわ」
さやか「おじゃましまーす!」
まどか「おじゃまします!」
マミ「さ、佐倉さん……」ヒソッ
杏子「焦るな。追い返したら負けを認めるようなもんだ……」
マミ「で、でも……」
杏子「大丈夫だ。胸を張れ……」
杏子「失望されたくないんだろ?」
マミ「……」コクリ
杏子「一度ついた嘘は突き通せ」
杏子「それが嘘をついた奴の責任ってもんだ」
マミ「……うん」
107:
マミ「それで? 証明しろっていうのは?」
ほむら「これよ……」スッ
マミ「HなDVD?」
さやか「わかるんですか?」
マミ「ま、まあね……」
マミ(雑誌の付録についてたのよね……)
さやか「ほおら、もう私の勝ちは決まったも同然ね」フフン
ほむら「知識だけなら誰でももてるわ……」
ほむら(巴マミがこういったものを見ているはずがないわ)
さやか「マミさーん、夕飯はスパゲティにしましょうよお」ニヤニヤ
マミ「ええ、構わないけど?」
さやか「……」ニヤッ
ほむら(おのれえ……)ギリギリ
108:
――そんなこんなで
さやか「じゃ、じゃあ! さ、再生しますけども!?」
ほむら「なに緊張してるのも」
ほむら「……」////
さやか「はあ……? なに? してるのも?」
さやか「あんたキャラ立てのために語尾変えたのも?」
さやか「かわいいのもー!」ケラケラ
ほむら「殺すわよ……。美樹さやか」ゴゴゴ
112:
杏子「いいから再生するぞ……」ピッ
テレビ『……』ズンチャズンチャ
まどか(軽快な音楽が……)
ほむら「……////」ゴクリ
さやか「……////」ゴクリ
マミ「……」ジッ
杏子「……」
116:
テレビ『――』
さやか(は、始まった……)
まどか(うわあ、綺麗な人……)
ほむら(こんな人がAVに出るなんて……)
マミ(まあ、並かしらね……)
マミ(胸は少し小さいかしら?)
121:
杏子(マミの奴、意外と冷静じゃねえか)
杏子(といっても……)チラッ
ほ・さ・ま「……////」ジーッ
杏子(三人とも画面に釘付けなんだよな……)
テレビ『じゃあ、自己紹介してもらおっかな?』
124:
マミ(うーん、雑誌の付録だと、行為をしてるところばっかりだったのよね)
マミ(PVチックというか……)
マミ(正直、自己紹介とかいらないわ)
マミ「展開遅いわね……」ボソッ
さやか「え?」////
ほむら「ほむ!?」////
まどか「!!」////
マミ「あ、ご、ごめんなさい!」
129:
マミ「ど、どうぞ、みんなゆっくり見ていいのよ!」アセアセ
さやか「あ! い、いえ! いいです! 飛ばします!」スチャ
さやか「やっぱりマミさんはこういうのも見慣れてるんですね!」
さやか「……」チラッ
ほむら「な、なによ……」
さやか「なんでもないのもー」ヘラヘラ
ほむら「ぐっ……」
ほむら(よ、予想外だわ……)
ほむら(まさか巴マミがこれほどの余裕を見せてくるとは……ッ!)
133:
ほむら(まさか巴マミは本当に……)
ほむら(ぐうう……。まあ、それは百歩譲っていいとするわ)
ほむら(しかし!)キッ
さやか「……」
ほむら(美樹さやかに敗北をするわけには……)
まどか(頭がぼんやりしてきたよ……)////
137:
さやか「うわっ!」
ほむら「ほむっ!?」
さやか「き、キス! キスしてる!」アワワ
さやか「「杏子! あんたもみなよ!」
杏子「あー、してるなー」ムシャムシャ
さやか「あんたよくこんな状況で物が食えるわね!?」
マミ(この男優さん、ちょっと清潔感がないわね……)
140:
さやか「うわ! うわ! うわうわうわ!」////
ほむら「美樹さやか、少しは落ち着きなさい」////
さやか「だ、だって! おっぱい揉んでるよ!?」
ほむら「AVなんだからするに決まってるでしょう」////
さやか「あ! あんた顔真っ赤じゃん!」ゲラゲラ
ほむら「あ、あなたこそ!」
まどか「二人とも静かにして」
さ・ほ「ごめんなさい……」
142:
まどかwwwwwwwww
145:
さやか「あ……」
ほむら「う……」
まどか「……」
杏子「……」ゴッキュゴッキュ
マミ「……」ゴクリ
148:
さやか(あ、あれがおちんちん……)////
ほむら(反りかえってるわね)
まどか(パパやたっくんのとは全然違う……)
杏子(お菓子、なくなった)スタスタ
マミ(モザイク消せないのかしら……)
153:
さやか「うっわ! 食べた!」
さやか「無理無理無理! 怖いのは無理!」バッ
ほむら「……」アゼン
まどか「……?」
マミ(まあ、流れ的にそうよね。王道パターンだわ)
マミ(ノーマルのAVみたいね)
杏子「……」スタスタ
杏子(ようやく口か……)バリッ
杏子「……」ムッシャムッシャ
159:
さやか「マミさん、あれって……」
マミ「口でしてるのよ」
マミ「大抵、口でしてから、性行為に発展するわね」
さやか「へえ……、そうなんですか……」
さやか「……」
さやか「きったなーい……」ウエエ
ほむら「なんか腹たつわね……」
ほむら「女性を道具みたいに……」
まどか「女の人かわいそう……」
杏子「……」ムシャムシャ
164:
テレビ『……』
さやか「うわ……!」
ほむら「いい加減、いちいち驚くのをやめなさい」
さやか「だ、だって……」
さやか「股をなめてるよ……」
ほむら「お、おあいこよ。さっきは女の人が舐めたのだから」////
さやか「おあいこお?」
さやか「……」ジーッ
さやか「そ、そういうもんかねえ……」
170:
テレビ『んあああああ!』////
さやか「……ッ!」ビクッ
ほむら「……」////
さやか(あ、喘ぎ声だあ……)
マミ(声が汚いわ)
マミ(必要以上に声を出さないでほしいわね)プンプン
テレビ『んああ! あ! あ!』////
さやか(そんなに気持ちのいいもんなの?)////
ほむら「……」サワッ
ほむら「……」////
ほむら「……ッ!」ハッ
ほむら(わ、私ったらなにを……)////
173:
テレビ『――」////
さやか(もし、恭介と付き合うことになったら……)
恭介『さやか……、舐めるよ?』
さやか『うん……』////
恭介『チュッ……』
さやか『ダメ! 恭介! そんなにしたら――』
さやか「きょうすけ……」ボソッ
ほむら「は……?」
さやか「え?」
ほむら「いま、あなた……」
さやか「……////」カーッ
ほむら(なんかもう申し訳なくて突っ込めないわ)
さやか(死にたいいいいいいい////)ギュウウ
176:
テレビ『じゃあ、そろそろ……』
マミ(きたわね!)
杏子(ジュース切れた)スタスタ
さやか「……////」ゴクリ
ほむら(なにかもう何時間もこうしてる気がするわ)////
まどか「……」ジーッ
テレビ『挿れちゃうね?』
179:
テレビ『ん、んッ……』////
ほむら「――」////
さやか「――」////
まどか「――」////
マミ「……」ジッ
杏子「……」スタスタ
杏子(マミは大丈夫そうだな……)
180:
――――――
――――
さやか「じゃ、じゃあ! 帰ります!」
さやか「やっぱりマミさんは私の思ってた通りの人でした!」
さやか「かっこよかったです!」
マミ「あ、ありがとう……」
マミ(喜んでいいものなのかしら……)
ほむら「……」ペコリ
まどか「……」キラキラ
マミ(なんだかすごく尊敬されているような……)
182:
杏子「なんとか乗り切ったようだな……」
マミ「ええ……、なんとか」
杏子「魔法で顔面の紅潮と声の震え、顔の筋肉の固定までしてたんだから――」
杏子「大したもんだよ」
マミ「ありがとう」
マミ(本当は気持ちの昂ぶりも抑えてたんだけど……)
マミ(それは黙っておきましょう……)
杏子(それにも気づいてるけど、黙っておこう)
184:
杏子「じゃあ、私も今日は帰るわ」
マミ「え……?」
マミ「どうして? 泊まっていけばいいじゃない」
杏子「……あたしだって空気ぐらい読むさ」
杏子「今日は一人でゆっくりしたいだろう?」
マミ「……」////
おわり
192:
おまけ
――ラブホテル
杏子「さて、と……」
杏子「この部屋はどうかな?」チラッ
部屋「――」アンアン
杏子「チッ! 使ってやがる!」
杏子「次の部屋だな……」ピョン
杏子「しっかし、あんなに夢中になる行為かね?」
杏子「泊まる部屋を探すので、ああいったのはすっかり見慣れちまったが……」
杏子「あたしは本当に子供を作るまでごめんだね」
杏子「初めては痛いって言うしな……」ピョン
196:
おまけ2
ほむら「だからスパゲティはこの通りなくなっているじゃない」
さやか「時間止めて食べたんだろ! いんちきじゃん!」
ほむら「ちゃんと鼻から食べたわ」
ほむら「早すぎて見えなかったようね、美樹さやか」
さやか「ぐぬぬ……」
さやか「口にソースついてる!」
ほむら「しまっ――」
さやか「嘘だよ」ニヤッ
ほむら「」
――――――
――――
ほむら「私が間違ってましたのも……」
さやか「――――」ゲラゲラ
まどか「もう許してあげなよー」
      本当におわり
210:
いちもつ!
面白かった
217:
乙なのだ
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