P「さすがに俺の家で5人暮らしはキツいって」back

P「さすがに俺の家で5人暮らしはキツいって」


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1:
あずさ「あらあら?、でもなんだか楽しそうですね♪」
千早「えぇ。私はずっと一人暮らしだったから、大勢いるのは心強いわ」
貴音「あなた様。わたくしたちは同じ事務所の仲間として既に家族同然。なにもおかしな事などありませんよ」
P「い、いやそういうことじゃなくて…そもそもこんな狭いアパートにこの人数は」
春香「むー…プロデューサーさんと夢の同棲生活が…」ボソッ
千早「春香?」
春香「へっ?!あ、ごめん千早ちゃん、ちょっとボーッとしちゃってたよ、えへへ…」
P「おい、聞いてるのかお前ら…」
8:
?遡ること数時間前?
P「そういえば学生組はもう夏休みか」
春香「はい、そうなんですよ!…まぁ夏休みもお仕事たくさんですけどね」
P「はは、そうだな。まぁ学校が休みな分、集中してアイドルやれるってことで」
春香「はい!天海春香、頑張りますっ!」
P「うんうん。やる気バッチリだな」
春香「あの…それでなんですけど、プロデューサーさん」
P「うん?」
??
P「おいおい、マジか…」
春香「は、はいっ!ダメですかね…」
P「いや俺の家に泊めるのはちょっとな…さすがにアイドルだし、男の家はマズいだろ」
春香「うぅ…ですよね…」
P「んむ。さすがに男と二人はアイドルとしてマズい気がする」
あずさ「あらあら、なら二人きりじゃなければいいのかしら?」
9:
春香「?!」
P「え?」
あずさ「ごめんなさいね、おもしろそうな話してるみたいだったから思わず聞いちゃったの」
P「は、はぁ…いや面白くはないかと」
あずさ「プロデューサーさん、私もプロデューサーさんのお家に泊まらせてくださいっ。三人なら春香ちゃんも安心できると思うわ」
春香「はい?!」
P「い、いやだから二人ともアイドルで…」
あずさ「あらあら、もしかしてプロデューサーさん…手を出すつもりなんですか?」
P「いえそんなことはないですはい」
あずさ「はいっ、じゃあ決まりですね。楽しみだわ?、誰かと一緒に生活するなんて久しぶりだもの♪」
P「う…どうしてこんなことに…」
春香(むむぅ…プロデューサーさんと二人きりで夏休み過ごせると思ってたのに…うーむ)
春香(でも最初断られたし、結果オーライってところなのかな?でもあずささんが…)
11:
あずさ(ふふ、春香ちゃん…抜け駆けは感心しないわ…私も思いつきで言っちゃったけど、よく考えたらプロデューサーさんと一緒に住めるのよね)
あずさ(うふふ…本当に楽しみだわ?…)
あずさ「じゃあ、さっそく明日からお邪魔しますね。よろしくお願いしますプロデューサーさんっ」
P「え、あ、はぁ…」
千早「なにが明日からなんですか?」
P「お、千早。来てたのか」
千早「えぇ、ついさっき。…それで、あずささんと何を?」
P「い、いやそれがな…」
??
P「というわけで…」
千早「……」
千早「プロデューサー。わたしもプロデューサーの家に住ませてください」
P「は?」
千早「じつはその…事情がありまして。新しく住む場所を探してたんです」
P「え、そうなのか?」
12:
春香「千早ちゃんもプロデューサーさんの家に住むことになった?!?!!」
小鳥「ぴよ?!」ガタッ
P「は、春香っ声が大きい!はい小鳥さん落ち着いてくださいねー、はい座ってください早く」
貴音「あなた様…先ほどの話は真ですか」
春香「た、貴音さん…聞こえちゃってたか…」
P「あぁぁぁぁ……」
??
P「回想終わり」
春香「え?どうかしましたか?」
P「い、いやなんでもないぞ」
15:
あずさ「プロデューサーさぁん、シャンプーの替えはどこに…」トテトテ
P「あずささん!!!バスタオル一枚で上がって来ないでください!!」バッ
あずさ「あらごめんなさいね、でもまだ入ってる途中だったから…」
P「せ、洗面台の下の引き出しに詰め替え用が入ってますから!」
あずさ「はーい。ありがとうございます」トテトテ
P「ぐふぅ…一気に疲れた…」
春香「むー…プロデューサーさんのえっち」
P「いやしょうがないだろアレは!」
16:
貴音「あなた様。きゃべつが痛んでおりますが…」
P「あー、そういや前に残したやつそのまんまにしてたっけ…新しいの買うか」
貴音「買い物に行かれるのですか?でしたら今から書き出すものを」
P「あー、この人数だしな。多めにいろいろ買っておくか」
千早「あ、私も買い出し手伝いますよ」
P「あぁ、助かるよ。ちょっと多くなりそうだしな」
貴音「ではよろしくお願いします、あなた様」
P「あぁ。ちょっと行ってくるな」
19:
スーパー
P「あ、そうだ千早」
千早「はい?」
P「お前、他の人に比べて荷物が少なかったみたいだけど…ちゃんと着替えとか諸々は足りてるのか?」
千早「あぁ、その辺は大丈夫です。移り住んでからいろいろ新調するつもりだったので」
P「そうか。せっかくだから今から買いにいくか?まだデパート空いてる時間だし」
千早「いいんですか?」
P「あぁ。俺もみんなの分の布団とかがいるからさ」
千早「すみません、急に押しかけてしまって…」
P「いいさ、気にするな。…さすがにこの人数は予想してなかったけどな」ハハ
千早「それにしても五人暮らしなんて…本当に家族みたいですね」
P「そうだなぁ…なんか不思議な感覚だ」
22:
デパート
P「よし、必要なものは大体揃ったな。布団も送ってもらえることになったし…」
千早「では戻りましょうか」
P「あぁ。そろそろ晩飯の時間だしな」
??
P宅
あずさ「あら?、お帰りなさいぷろでゅーさーさぁん」デロデロ
P「あ、あずささん?!なんでもう酔っぱらってるんですか!」
春香「いやそのぉ…あずささん、お風呂あがってすぐに呑み始めちゃって」
P「おいおい…晩飯もまだなのに」
あずさ「ぷろでゅーさーさんも飲みましょうよぉ」ギュッ
P「うっ…///てか酒くさっ…」
貴音「お帰りなさいませあなた様。ちょうど夕飯の準備が整いましたよ」
P「おぉ、ありがとうな貴音。よし、さっそくみんなでいただこうか」
25:
春香「あ、美希と響が出てる番組だ」pi
P「おー、そういえば今日放送日だったな」
貴音「響…今日も体を張っていますね…」
千早「我那覇さん、また猛獣と闘ってるのね…」
P「いまや珍獣ハンター響って感じで、アイドルだかよくわかんなくなってるしな」
あずさ「三浦あずさ、歌いますっ♪」キャッキャ
春香「あずささん…明日もお仕事なのにまだ飲んでる…」
27:

P「よし、とりあえず今日寝る場所を決めよう」
春香「私と千早ちゃんはリビングに布団を敷いて寝ますね」
千早「で、四条さんが寝室と」
貴音「ありがとうございます、あなた様」
P「いや、かまわないさ。あずささんは…まぁこのままソファに寝かせてあげればいいか」
春香「プロデューサーさんはどこで寝るんですか?」
P「俺は風呂場で寝るよ」
春香「え」
P「いやまぁ、他に場所がないし…お前達と一緒の部屋はマズいだろ。玄関でもいいけど、まだちょっと寒いしな」
千早「そ、そんな…本当にわるいですよ」
春香「せめて一緒にリビングで…」
貴音「わたくしと一緒にべっどで寝るというのはいかがでしょう」
P「いやもっとマズいだろ!…いいさ、この狭いアパートじゃしょうがない」
29:
メンバーは>>1の好みか?
30:
翌日
春香「おっはよーございます!」
P「おはようございます」
小鳥「あら春香ちゃん、おはよう。プロデューサーさんもおはようございます」
伊織「あら、あんたたち二人そろって出勤?珍しいわね」
P「んぎっ、伊織…」ギクッ
伊織「なによ」
春香「あ、あはは…おはよう伊織、」
伊織「え?なんなのよ、もう」
32:
小鳥(あ、そういえば春香ちゃんたち、プロデューサーさんの家に泊まってるのよね)
小鳥(…ハッ?!て事は当然プロデューサーさんと一夜を共に…)
春香『えへへ、今日は私の番ですよプロデューサーさんっ』
P『だ、ダメだ春香…俺たちはプロデューサーとアイドルで…』
春香『えぇー…昨日は千早ちゃんとあんなに激しくしてたじゃないですか…私もうガマンできなくて…』スルッ
P『は、春香…』
春香「小鳥さん?」
小鳥「フヒィ…ハァハァ…」
P「うん。この顔は駄目な時の顔だ。放っておこう春香」
春香「は、はぁ…」
34:
P宅
貴音「みな、もう仕事に向かいましたね」
貴音「わたくしは今日はお休みをいただいておりますゆえ…プロデューサーの部屋でのんびりしております」
貴音「さて…何をして過ごしましょうか」
貴音「以前雪歩に、おふの過ごし方を聞いたのですが」
貴音「よく『でぃぶぃでぃ』なるものを見ているとのこと…今朝プロデューサーにその機材の場所を教えてもらいましたが…」
貴音「はて…この『でぃぶぃでぃですく』とはどのようにして…」ガチャ
貴音「む…ここをこうして…」ガチャガチャ
貴音「…よく分かりませんね」pi
貴音「おや…映ったようですが」
貴音「……これは…面妖な…」
37:
P「ただいまー」
千早「ただいま帰りました」
貴音「お帰りなさいませ、あなた様、千早」
P「おう貴音。ただいま」
貴音「…はて?お二人だけですか?」
P「あぁ、あずささんは竜宮の仕事でまだちょっとな。春香は買い物に行ってる」
貴音「なるほど、そうでしたか」
P「貴音、留守番中に変わったことは無かったか?」
貴音「変わったこと…あぁ」
貴音「お昼に『でぃぶぃでぃ』なるものを見ようとしたのですが」
P「え?…んなっ?!」
P(机の上に巨乳モノのビデオが…バカな、見つからないように隠したはず…落ち着け、まだ貴音が見たとは限らない…落ち着いて冷静に処分すれば…)
貴音「あなた様はその…大きいのが好みなのですね」
P「ぶふぅ」チーン
千早「……くっ」
39:
ひとりでできるもん!?四条貴音?
40:
P(千早はDVDの件は無かったことにしてくれたらしい…貴音はよく分かってなかったみたいだし)
P(あぁ…でもプロデューサーの威厳が…)
春香「はい、出来ましたよー!」
あずさ「あらー、今日はなにかしらっ。楽しみだわ?」
春香「じゃーん!春香さん特製のグラタンでーす!」
貴音「ぐらたん…真、美味しそうな食べ物のですね」
P「あれ、貴音はグラタン初めてか?」
貴音「えぇ、書物などで聞いたことはありますが…実物は食したことがありません」
P「そうか、ラッキーだなぁ。春香の料理が最初のグラタンだなんて」
千早「春香は料理上手ですからね」
春香「そんなぁ、てれちゃいますよぉ」
44:
ピンポーン<ユウビンデース
P「お、届いたかな」
春香「プロデューサーさん、なにか注文してたんですか?」
千早「みんなの分の布団よ。昨日買ってきたの」
あずさ「あら?、私たちの分のお布団買ってもらえるなんて嬉しいわ?」
??
貴音「なんと…ふかふかです…」
春香「おぉー!千早ちゃんすごいよこれ!」
あずさ「あらあら、こんなにいいお布団だなんて…高かったでしょうプロデューサーさん」
P「いえいえ、こんなに美少女たちに囲まれて暮らせるんですもの、このくらい安いもんですよ」
あずさ「あらプロデューサーさんったらお上手ね♪ でも、せめて私の分くらいは払わせてくださいよ」
P「いえ、本当にいいんですよっ」
千早「すみませんプロデューサー、ここまでしてもらって」
P「かまわないさ。そう気をつかわなくたっていいぞ。俺はお前達のプロデューサーだからな!ハハハ!」
P(おかげで財布はカラッポだけどな!!…まぁ食費とある程度の生活費はみんな自分で払ってもらってるし、正直困ることはないが)
48:
P「よーし、みんなの布団も来たことだし、今日寝る場所を決めよう」
P「寝室でベッドに一人布団に一人、リビングに二人ってことで…」
春香「プロデューサーさん」
P「ん?どうした?」
春香「あの、考えたんですけど、ローテーションで寝る場所を決めませんか?寝室に二人、リビングに三人って感じで」
P「ん?あぁ、そのつもりだが…ん?リビング三人?」
春香「せっかくお布団があるんだから、プロデューサーさんもリビングで寝てくださいよ」
P「え、いやそれは」
千早「私も同意見です。というか…家主のプロデューサーさんがお風呂で狭い思いをしてると思うと、あまり眠れません」
あずさ「それもそうよねぇ…プロデューサーさんに体調崩されても困るもの」
P「いやしかし…」
貴音「あなた様。わたくしたちは共に生活する家族ですよ。ここはみなで仲良く眠るべきです」
P「そ、そうか…すまんな、みんな」
春香「っしゃあ!!」
千早「は、春香?」
51:
事務所
P「おはようございます」ガチャ
あずさ「おはようございま?す」
小鳥「あ、プロデューサーさんにあずささん。おはようございます」
律子「ちょっとプロデューサー殿!!」
P「お、おぅ律子…おはよう」
律子「どういうことですか!!あずささんと一緒に住んでるだなんて!」
P「え"…いやぁそれは…やっぱり怒られるよなぁ…」
律子「まったく…なに考えてんですか。まさか同じ部屋で寝てたりしてないですよね?!」
P「え、いや昨日はその…リビングで一緒に…」ボソボソ
小鳥「ピヨォ!!」ガタッ
律子「え…?その、嘘です…よね?」
P「い、いや!ちゃんと布団は別々だぞ!春香も居たしな!」
律子「ホッ…じゃなくて!!春香まで一緒に泊めてるんですか?!」
あずさ「あら、あと貴音ちゃんと千早ちゃんもいますよ?」
律子「はぁ…なにやってんだか全く…」
56:
レッスン室
美希「春香…」
春香「ん?どしたの?」
美希「春香、ハニーと一緒に住んでるって聞いたの…」
春香「げ…だ、誰から…」
美希「亜美からだよ…今朝事務所で…」
美希「それで?ホントなの?春香」ゴゴゴゴ
春香「ひぃ!!ほ、ほんとですぅ…」
美希「やっぱり…ズルい」
春香「…へ?」
美希「ズルいー!ズルいの春香だけ!!ミキもハニーと一緒に寝たいの!!」ジタバタ
春香「ちょ、美希ぃ!落ち着いてっ!」
美希「これが落ち着いていられるかなの!!」
春香「そ、それに一緒に住んでるのは私だけじゃないから!」
美希「?!」
58:
P宅
春香「ただいまー!」
美希「ただいまなのー!」
P「おー春香…と美希?!どうしてっ」
美希「今日からよろしくお願いしますなの」
P「はいぃ?!」
春香「それがそのぅ…」
??
P「むー…いや、ダメだ…」
美希「なんでー!ハニー、春香とは一緒に寝てるくせに!」
P「いや一緒には寝てない!布団は別だぞ!」
美希「そんなの関係ないの!どうせそのうち春香からハニーの布団に潜り込んでいくに決まってるの!!」
春香「な、なんでバレっ…じゃなくて!」
P「は、春香?」
春香「なななななんでもないですよぅプロデューサーさん!」
59:
P「むー、しかし今日律子に釘を刺されたばかりだしなぁ…」
あずさ「あらあら、いいんじゃないですか?大勢のほうがやっぱり楽しいですよ」
貴音「何度も申し上げている通り、わたくしたちはもはや家族同然なのですから」
千早「というか、あの様子だと意地でも一緒に住むみたいですよ、美希」
P「はぁぁ…参ったな…」
<ハルカーシャンプートッテナノー
<モーミキーソロソロシャワーカワッテヨー
あずさ「あらあら、二人とも楽しそうね♪」
P「つかなんで一緒に風呂入ってんだよあいつら…」
60:
最高だぜぇ
61:
こういうSSを待ってました
支援
66:
P「よーし、では本日寝る場所を決めるぞー」
美希「ハニーはミキと一緒にベッドなの」
P「却下。ハイ次」
千早「人数が増えたから、寝室三人リビング三人になるのかしら?」
P「んー、寝室に三人入るかな…俺がソファで寝てもいいんだが」
春香「んー、でも頑張れば寝室も三人入れそうですよ」
美希「だからベッドに二人入れば余裕なの。ミキとハニーで」
P「だからダメだって…」
春香「まぁそういうことで…寝室三人になる以外はいつものローテーションで」
P「そうだな」
70:
事務所
P「おはようございます」
美希「おはようございますなのー!」
小鳥「あらプロデューサーさんに美希ちゃん、おはよう」
やよい「あ、ふたりともおはようございますぅ!」
P「おぉ、やよい。久しぶりだな」
やよい「はい!あ、真美たちから聞きましたよ!プロデューサー、春香さんたちと5人暮らししてるんですよね!」
美希「ううん、ミキも合わせて6人暮らしなの」
やよい「うっうー!すごいです!うちみたいな大家族ですね!!」
P「そうだな、そういえばやよいの家も大家族だったな」
やよい「はい!でもみんな一緒だと楽しいですよね!私も混ざりたいですけどお家が…」
P「はは、しょうがないさ。それに春香たちは事情があってウチに泊まってるしな」
やよい「ふぇ?そうなんですか?」
71:
P宅
P(そういえば聞いてなかったが…千早の『事情』ってなんだ?やっぱり家庭のことか?)
P(うーん、だとしたらすこし聞き辛いが…だが聞かないわけにもな…)
あずさ「ぷろりゅーさーさぁん、ほらもっと飲みましょうよぉ」デロンデロン
P「あずささん飲み過ぎですって…ほら、明日も早いんですから」
あずさ「うふふ…じゃあお布団まで抱っこしてください♪」
P「うっ///…って!もう、いくつですかあずささん」
あずさ「ふふ、もうプロデューサーさんったら」
美希「むー…あずさズルいの」
春香「うぅ…私もお酒飲めたらなぁ…そしたらプロデューサーさんと一緒に…」
美希「春香がお酒飲んだらあざとさが増すだけだと思うな」
春香「むむっ、それどういう意味?!」
美希「いや、そのまんまの意味なの」
73:
事務所
小鳥(プロデューサーさんが春香ちゃんたちと同棲を始めて一週間ほどが経ちました)
小鳥(かといって特に変わったこともなく、みんなお仕事は順調です)
小鳥(むしろ最近プロデューサーと一緒に住んでる子たちみんな、調子が良いように思うのだけど…とくに春香ちゃんと美希ちゃん)
小鳥(うぅ…私もプロデューサーさんと一緒に住みたいです…)
P『こ、小鳥さんすみません…酔った勢いとはいえ、こんな…』
小鳥『い、いえ…嫌ではなかったですし…』
P『いえ、責任を取らせてください。小鳥さん…いや、小鳥…結婚しよう』
小鳥「みたいなことに!!ピヨォォォー!!!」
律子「うるさいっ!!急に叫ぶのやめてくださいよ!」
P「は、はは…」
75:
P宅
美希「ゲームなの!」
春香「やっぱりみんないるから、パーティーゲームだよね」
あずさ「あらあら、楽しそうね?」
千早「ゲームは普段あんまりしないのだけど…」
春香「大丈夫だよ、パーティー系のゲームだからそんなに難しい操作はしないし」
P「つってもパーティーゲームなんてマリパくらいしかないぞ?」
美希「わぁいマリパミキマリパ大好きなの」
貴音「まりぱとは…どのような食べ物なのでしょうか…」
P「いや、貴音…食べ物じゃないからな?
78:
ゲーム中
春香「ふっ、くぬっ!」ガチャガチャ
美希「春香、この勝負もらったの!」
あずさ「あら?また川に落ちちゃったわ」
千早「む、難しい…」
P「あぁ貴音っ、コントローラーの持ち方逆だぞ?!」
81:
お風呂
P「ふぅ…」
P(いやはや…この生活になってからしばらく経ったが…いまだに少し慣れないな…)
P(まぁ女の子ばっかりだしなぁ…朝起きてから寝るときまで気を張りっぱなしだし…いまではお風呂が唯一の休息になりつつあるな)
P(家に帰ってもアイドルたちと触れ合ってるなんて…ずっと仕事してるみたいだ)
ガラッ
P「……え?」
美希「お背中流しますなの?♪」
P「美希ぃーっ!なにやってんだぁぁ!」
??
<ミキィー!セメテタオルマケヨ!!
春香「なんだかお風呂が騒がしいみたいだけど…」
あずさ「あら、何かあったのかしら?」
84:
P「」ドヨーン
美希「あはっ☆」ツヤツヤ
春香「ぷ、プロデューサーさん…大丈夫ですか?」
P「俺の純潔が…あぁ…」
春香「……?!」
美希「背中流して一緒に湯船に浸かっただけなの」
春香「……はい?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
あずさ「あらあら?、若いっていいわね?」
貴音「この『たこわさ』なるもの…真、面妖な味わいですね…」
85:
寝室
美希「ついにこの時が来たの!」
P「ついにこの組み合わせが来てしまった…」
美希「今日はミキとハニーとあずさで寝室!あずさは酔い潰れてソファーであふぅしてるの!」
美希「つまりミキとハニーの二人きり!春香がぐぬぬ顏してたけどどうでもいいの!」
P「最悪だ…」
美希「はぁにぃ。一緒にベッドで寝るの!」
P「いや、布団あるからいいっす」
美希「じゃあミキがそっち行くの」
P「ですよねー」
P(死ぬぅ…疲労で死んじゃうぅ…)
88:
事務所
P「おはようございます…」
美希「おはようなのー!」
小鳥「あ、美希ちゃんにプロデューサー…さん…?」
雪歩「あ、ふたりともおはようございますぅ」
真「な、なんだかお疲れみたいだね、プロデューサー…」
美希「仕方ないの。昨日は激しかったから」
雪歩「え?は、激しかったって…なにが?」
美希「ナニが」
小鳥「ブフゥッ」ピヨー
真「ああっ、小鳥さん!!大丈夫ですか?!」
P「もう…ゴールしても…いいよね…」フラフラ
真「ぷ、プロデューサーも!一体なにがあったのさ!!」
90:
P(マズいな…薄々こうなりそうなことは予感してたが)
P(やはり俺の身が持たん!)
P(家に帰っても安らげる場所がなく…)
P(あんまり休めないまま職場に行っても
仕事捗らないし…)
P「かといって追い出すのはなぁ…」
P(とくに千早…事情がよく分からんだけに放り出すのは怖い…)
P「まぁ、春香は夏休みの間だけって話だったし、それまで耐えれば…」
P「……持つかなぁ、俺…」
94:
キッチン
P「さて、今日の晩飯だが…」
美希「ハニー。ミキやりたいことがあるの」
P「お、美希が料理してくれるのか?」
美希「ううん。みんなで料理なの」
P「みんなで?」
美希「ミキね、こないだみたテレビのあれがやってみたいなーって」
P「みんなで料理…あれ…なんだ?」
美希「ほらアレ!闇鍋?とかいうの!」
P「おいおいおいおい」
95:
リビング
P「結局マジで闇鍋かよ…」
春香「醤油とダシをベースに…」まぜまぜ
千早「本当にするの?もう普通にこれに具を入れていきましょうよ…」
美希「あはっ、楽しみなの!」
あずさ「あら?、闇鍋なんてやったことないからよく分からないわ?」
貴音「はて、闇鍋…どのような料理なのでしょうか…」
P(大丈夫かこのメンツ…春香とあずささんはおそらく大丈夫そうだが…)
P(事務所の中でもヤバイのが三人…)
P(亜美真美が居なかっただけ幸い…か…?)
96:
春香「ではルールを説明しまーす」
春香「各人ひとつ具材を持ち寄り、誰にも見せないように鍋に入れる」
春香「で、順番に箸を入れていって、つかんだものは食べ切ること」
春香「以上!」
貴音「なるほど、単純明快ですね」
美希「腕が鳴るの?」
千早「……」
P(だ、大丈夫だ…今日は冷蔵庫にそんなに変なもの入ってなかったはず…)
あずさ「じゃあまず私からいれますね」
春香「電気消しまーす!」
97:
美希「次はミキなの」プシュッ
P(ん…なんだ?缶詰か?)
春香「って臭っ!!なにそれ?!美希なにそれ!!」
あずさ「あらあら…これは…」
千早「終わったわね…もう食べたくないのだけれど…」
貴音「面妖な…」
美希「ヒミツなのー!食べてからのお楽しみ☆」
98:
P「ぜ、全員入れ終わったか…」
P(てかまだ臭いがするんだけど…)
春香「それでは…闇鍋開始したいと思います…」
美希「あは☆」
千早「もういや…」
貴音「どのようなモノが来ようと食すのみ…」
あずさ「最初は私よね?」
春香「はい。ではあずささんお願いします」
あずさ「はーいっ」スッ
102:
あずさ「あら…なにかしらこれ…小魚?」
春香「はい、それ入れたのは誰?」
千早「あ、私かもしれませんね。にぼしです」
P「に、にぼしか…」
千早「えぇ…ダシが出るのかなと思って」
P(あんがいマトモなモノを入れてきたな、千早…)
あずさ「あんまり変なのが当たらなくてよかったわー。味はちょっとファンタジーだったけれど…」
P「うわぁ…もう食いたくねぇ…」
104:
P「次は俺だったな…」
春香「はい、お願いします」
P「ええい…どうにでもなれっ!」グワシッ
P「…ん?なんだこれ」
P(細いな…もっと突っ込んでみるか…おお、いっぱい取れたな)
P「麺…だろうか。ソフト麺かな?」ズズーッ
貴音「おそらくそれはわたくしが」
あずさ「あら、貴音ちゃんらしいわね」
美希「なるほどって感じなの」
千早「プロデューサー、味はどうですか?」
P「うん。マズいよ」
春香「絶対美希のせいだよね…」
105:
千早「次は私…」
春香「はい、千早ちゃん!はりきってどうぞ!」
千早「…っ」ガシッ
千早「あら…なにかたくさん取れたわ」
千早「野菜のようだけれど…もやし?」シャクシャク
春香「あ、それ私だ」
P「も、もやしって…」
あずさ「まぁこのなかだと一番マシかもしれないわね?」
千早「味がしない…」
106:
美希「次はミキなの」
春香「美希が自分で引いてくれますように、自分で引いてくれますように…」ボソボソ
美希「じゃあいくよー!」
美希「あれ、ちぎれたの…まぁいいや」ハムッ
美希「ん…揚げ豆腐?」
P「あぁ、それ俺だな」
美希「さすがハニーなの…モグモグ」ペッ
P「まぁ何がきてもいいようにって入れたが…予想外のものが入ってるみたいだからな…」
千早「というか、美希いま吐いたわよね…」
107:
春香「わ、私だ…」
P「頑張れ、春香」
春香「うぅ…美希のヤバイのがまだ残ってるんだよね…えいっ」
春香「…?なにこれ」ハムッ
春香「ゴフッ」ブフウッ
千早「春香ぁぁ!!」
P「春香!どうした!!」
春香「美希…何を入れたの…」
美希「チーズだよ」
P「缶詰のチーズ…?」
あずさ「エピキュアーチーズね…食べたことはないけど、すごい臭いって聞いてたから多分それね」
P「どっから入手したんだよそんなもん!!」
110:
貴音「わたくしの番ですか」
P「おう、おまたせ。って、みんなの反応見て期待はしてないだろうが…」
貴音「いえ、どのような料理であろうとも、誠意をもって食べるべきです」
P「うん。俺ら完全に食いもの粗末にしてるよな」
貴音「いざ尋常に…」
貴音「……あなた様。なにやらたくさんあるようですが」
P「あー…俺たちが取りこぼしたものかな。食べてもいいぞ。食いたくはないだろうが」
春香「ちなみにあずささんは何を入れたんですか?」
あずさ「私はニラをいれてみたの…冷蔵庫にあったから」
千早「ニラですか…」
美希「ねぇハニー、せっかくだからみんなで食べようよ!」
P「いや、それはやめておこう…」
春香「死人がでそうだしね…」
111:
千早「死ぬかと思いました…」
春香「ま、まぁ企画としては面白かったし、いいんじゃないかな?なんて…」
美希「今度は事務所のみんなでやってみるの!」
P「やめとけ、マジで死人が出るぞ」
貴音「ですが、色々と新しいことが知れました」ズルズル←お口直しのカップ麺
あずさ「エピキュアーチーズの味はあんまり知りたくなかったけれど…」
112:

春香「プロデューサーさん…」ゴソッ
P「は、春香?!なんで俺の布団にっ」
春香「えへへ、来ちゃいました…」
P「っ、いいから戻れって、な?」
春香「プロデューサーさん…その…溜まってるんじゃないですか?」
P「……え?」
春香「私たちが四六時中一緒にいるから…オ…オナ………する暇ないんじゃないかな、って…」サワッ
P「は、はるかっ」ビクッ
春香「プロデューサーさん…泊めてもらってるお礼に、私が…」スリスリ
114:
P「………」
P(なにやってんだか、俺……)
p<ヒトシゴトオエタキブンダゼ
P「まさか夢オチとは…」
P(まぁ、処理する暇もなかったし…)
P(しかし何て夢を見てんだ俺は…最低すぎる…)
P「……パンツ洗ってくるか」ガタッ
118:
事務所
P「そろそろ夏休みも終わりか」
春香「はい…残念です」
P「そういえば夏休みの間だけって話だったもんな」
美希「ミキはずっとハニーと同棲するの」
P「いや、ダメだって…」
春香「でも律子さんももう黙認状態でしたよね」
P「そうだがなぁ…まぁこれ以上続けたら俺の体がもたん」
美希「むー。つまんないの」
P「そう言うなよ…お前達の布団はあるんだから、またいつでも泊まりにくればいいさ」
119:
春香「そうですね…そうさせてもらいます!」
美希「ミキも隙があれば泊りにいくの!覚悟しててね、ハニー☆」
千早「私もそうさせてください、プロデューサー」
P「はははは…お手柔らかにな…」
P「あ、そういえば」
春香「はい?」
P「千早が新しく住む場所探してる理由って、結局なんだったんだ?」
千早「あぁ、それですか。そういえばちゃんと話してなかったですね」
P「あ、いや話しづらいことなら別にいいんだが…」
千早「いえ…普通に家賃滞納してたんで追い出されただけです」
P「…それだけかい!!!」
おわり
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