男「オレと幼馴染の楽しい一日」back

男「オレと幼馴染の楽しい一日」


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1:
 オレと幼馴染の家は、隣合わせだ。
男(つまり、常に死と隣り合わせだということだ)
男(ちなみにオレは今、睡眠状態にある)
男(にもかかわらず、オレはこのように起きているかのように思考ができている)
男(なぜか?)
男(答えは簡単、睡眠状態でも意識は起床時と同レベルでなければ──)
男(幼馴染に命を奪われてしまうからだ)
男(もし一瞬でも無意識になってしまえば、あの女は確実にそのスキを突くであろう)
この世界がゲームだと俺だけが知っている 3
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5:
 幼馴染は、毎日オレを家まで起こしに来る。
幼馴染「…………」スッ…
便宜上『スッ…』と表現しているが、全くの無音である。
幼馴染「永眠(おやすみ)なさいッ!!!」
バオッ!!!
挨拶と同時に、ベッドで横たわる男の顔面めがけ、つま先での全力蹴り。
命中すれば、幼馴染のつま先が男の右頬から左頬を串刺しにするであろう。
バババッ!
蹴りは外れた。
男「なかなかのスピードだ……お(はよ)う」チャキッ
幼馴染「チィッ……なかなかの反応度ね。お(はよ)う」ザッ…
9:
 幼馴染は、毎日オレのために包丁を振るってくれる。
よく研がれた──日本刀以上の切れ味を誇る一品である。
幼馴染「シィッ!!!」シャッ
ビュアッ!
最短距離で心臓を突いてきた。
男「ぬッ!」バッ
ビュアオッ! ビュオッ! ビュバババッ!
ヒザ、太もも、アキレス腱と、立て続けに刃が襲う。
男(下半身を狙ってる……? なるほど……先に機動力を奪うつもりかッ!)
起きぬけの悲しさか、男は大きく読み違えてしまった。
10:
 オレと幼馴染はよく笑い合う。
幼馴染の狙いは下半身──と決めつけた次の瞬間!
ザンッ!
男「ぐう……ッ!」ブシュウゥゥゥ…
幼馴染「い?い感触だわァ……」ニィ…
男「や、やるじゃないか……ッ」ニィ…
男の頸動脈は、完全に切断されていた。
これには男も苦笑い。
しかし、男はまるで焦っていない。
男(机の上にある木工用ボンドで──首を接着ッ!)ベタッ…
男「止血……完了」ニィ…
幼馴染「コイツ、味なマネを……ッ」
12:
 オレは毎日、幼馴染へのパイタッチを欠かさない。
男「つおりゃあああッ!」
ドムッ! ドンッ! ズドッ!
幼馴染の乳房に、正拳突き三連打。
幼馴染「…………ッ」ミシミシ…
幼馴染の顔に汗が浮かぶ。胸骨に亀裂が入ったのだ。
幼馴染「こ、この……エッチ……ッ!」ミシミシ…
むろん、このエッチは『ハードパンチャー(Hard puncher)』の『H』である。
男「男ってのは、みんなエッチなんだよォッ!」
ズドンッ!
13:
 オレの想いは、幼馴染のハートを直撃した。
想いとは、殺意。
砕けた胸骨が、四撃目にて幼馴染の心臓に突き刺さったのだ。
幼馴染「──ガハァッ!」ゲボォッ
ビチャチャッ……
心臓に甚大なダメージを受け、血を吐き出す幼馴染。
男(や、やったッ!)グッ
男(幼馴染を仕留めた……ッ! 快挙ッ! 悲願達成……ッ!)ニタァ…
14:
ハードパンチャーワロタ
15:
 たとえ心が傷ついても、幼馴染の立ち直りは早い。
しかし、数瞬後──幼馴染はもう立ち直っていた。
幼馴染「ナイスな攻撃だったわァ……おかげで目が覚めちゃった」ニコッ
男「!?」
男(コイツ……もう回復している!?)
男(砕けた胸骨も、傷ついたハズの心臓も……ッ)
男(一週間前の幼馴染だったら、今ので仕留めていたハズなのに……ッ!)
男(成長してやがる……!)
幼馴染「女の子ってのはね、少し傷心(※)したぐらいじゃへこたれないのよ!」
※心臓に直接ダメージを受けること。
19:
 オレも幼馴染も、運動をすれば腹が減る。
幼馴染「…………」グゥ?…
男「…………」グゥ?…
グギュルルルルルル……!
グオオォォォォォォォ……!
ギュルルルルァァァァァ……!
二人の腹の音は、専門家の間では魔獣の咆哮とも評されている。
幼馴染「ね、ご飯にしない?」
男「いいよ」
腹が減っては戦はできぬ。休戦である。
ただし燃費が悪いわけではない。
二人とも、絶食状態でおよそ5000時間の連続運動が可能である。
21:
 オレの両親は、二人とも海外に行っている。
むろん、武者修行のためだ。
父「キサマがこの州でナンバーワンといわれるマーシャルアーツの使い手だな?」
父「手合わせ願おうかッ!」
米国人「かまいまセーン!」
父「妻よ、キサマは立会をやれ」
父「むろん、オレが死んだら亡骸はナイアガラへと捨ててかまわん!」
母「もちろんよ、アナタ。だって、弱い人に私の夫である資格なんてないもの」
米国人「HAHAHA、ユーたちこそジャパニーズサムライネ!」
今日もどこかで、海外の猛者と死闘を繰り広げているのであろう……。
22:
 オレたち二人は、笑顔で朝食をとる。
男「うめェェェェェッ!」ガツガツ…
男「うめェよォォォォォッ!」ボリボリ…
幼馴染「美味しいわァァァァァッ!」ガツガツ…
幼馴染「美味しすぎるわァァァァァッ!」ボリボリ…
ステンレス製の皿に大量に盛られた、生肉と生野菜と生卵。
これを皿ごと平らげる。
生である理由は簡単だ。
調理するのが面倒だからだ。
23:
 オレと幼馴染は、一緒に学校に通う。
幼馴染「じゃ、競走しよ」
男「いいよ」
ギャウッ!!!
家から学校までの距離──およそ100km。
二人はこれを、およそ10分で走破する。
ズドドドドドドドドドドドッ!!!
男「お、あそこに友人がいる」
幼馴染「ホントだわ!」
24:
 友人は、オレたちにしょっちゅうちょっかいを出してくる。
男「お(はよ)う」
幼馴染「お(はよ)う!」
友人「二人並んで登校とは、お熱いねェ?……」
友人「彼女ナシの身としては、ヤキモチを焼いちゃうぜ」
友人「シャアッ!」シュババッ
男と幼馴染それぞれに、亜音で投げつけられるナイフ。
ババッ!
友人「かわしたか……いい反応だァ?……」
25:
 友人は、オレたちにしょっちゅう世話を焼いてくる。
友人「だったら……二人とも焼いちゃうよ……?」チャポン…
友人の右手にはポリタンク。左手にはライター。
ポリタンクの中身は──極めて引火しやすいように改良されたガソリン。
友人「人間のウェルダンってのも、オツなもんだろ?」
友人「そうっ、らァッ!」ブンッ
友人がポリタンクの中身を二人にブチまけようとする。
男(まずい……ッ!)
幼馴染(ここで炎を喰らったら、制服が燃えて全裸で登校することになっちゃう!)
26:
友人もキチガイパターンか
27:
 オレと幼馴染は、息がピッタリだ。
呼吸(いき)を合わせ、友人に突っ込む。
男「セイィッ!」
バシィッ!
男がポリタンクを蹴り上げたことで、友人は中のガソリンをモロに浴びた。
友人「OH?……」ビショビショ…
さらに、幼馴染が友人のライターを奪い、火をつけ──友人に投げつける。
ボオワァァァァァッ!!!
男「オ?、燃えてる、燃えてる」
幼馴染「さ、行きましょ。遅刻しちゃうわ」
ドギュンッ!!!
28:
 友人はよくダジャレをいう。
業火に包まれ、一人残された友人は──
プスプスプスプス……
友人「……プハァッ、ゲホゲホッ。あっちィ?……学ランが燃えちまった」
友人「ポケットに入れていた餅が、いい具合に焼けてやがる……」モゾ…
友人「うまい」モグモグ…
友人「これがホントのヤキモチってかァ……?」
友人「アハハハハハハハハハハッ!」
友人「アハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」
友人「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!」
友人「さて、今日も全裸で登校すっかァ……」ムクッ
30:
 学校では、担任の先生が温かい目でオレたち生徒を見守ってくれている。
担任「ソコノ二人、私語ヲシテイマシタネ」
担任「体罰ヲ実行シマス」
ビッ! ジュワァッ!!!
生徒A「ぐぎゃあああああっ!」ボシュッ…
生徒B「あづいぃぃぃぃぃっ!」ボシュッ…
担任の両眼から放たれる熱線の摂氏──実に6500℃。
男と幼馴染の二人でも、これを浴びれば無事には済まない。
男(先生、今日も絶好調だな)
幼馴染(やるゥ?)
31:
担任wwww
32:
 昼食はもちろん、開け放たれている屋上でとる。
男「でさァ?……」
友人「マジかよ?」
幼馴染「面白?い!」
男と幼馴染、全裸の友人の三人でランチを楽しむ。
屋上の高さ──約500メートル。
柵もなければ、注意書きもない。しかも床の摩擦は小さく、やけに滑る。
「落とし合え」といわんばかりの構造である。
男「あ?食った食った、さてやるか」スッ
幼馴染「そうね」スッ
34:
 オレと幼馴染は食後の運動を欠かさない。
男「シェイィィィィィッ!」ビュアッ
バシィッ!
男のローキックが、幼馴染の左膝を砕いた。
幼馴染「あうっ!」ガクッ
さらに首相撲に持ち込み、幼馴染の顔面にヒザを叩き込む。
男「セイッ! セイッ! セイッ!」
ゴッ! ガッ! メキィッ!
しかし──
ズンッ……!
幼馴染が弁当を食する際に使用した割り箸が──男の太ももに刺さっていた。
男「…………ッ!」
36:
 オレは幼馴染と恋に落ちた。
幼馴染「スキありィッ!」ババッ
幼馴染「シィィッ!」
ドゴォッ! ザクッ! ベチィッ! バキィッ! ゴッ!
幼馴染の猛反撃。
男の全身に鋭い打撃が突き刺さる。
男(まずい……こうなると幼馴染は手がつけられないッ! 反撃不可ッ!)
男(戦場を移し、流れを変えなければ!)ダッ
男は戦場を移すべく、幼馴染を捕えるとそのまま屋上から飛び降りた。
友人「ついでに俺も落ちるかァ……」ピョンッ
※一文目の『恋』が『故意』の誤りでした。訂正してお詫び申し上げます。
37:
 昼食後、オレたち三人は寝そべる。
屋上の下にある地面は、金剛石(ダイヤ)よりも硬く、ゴムより壊れにくい。
材質は、謎である。
男「うぐ……ッ」ピクピク…
男は横たわった姿勢で落ちたため、全身の骨に亀裂が入っていたが無事であった。
幼馴染「あがが……ッ」グググッ…
幼馴染は足から落ちたため、両足がぐにゃりと曲がっていたが無事であった。
友人「く、首が……ッ」ビクビクッ
友人は頭から落ちたため、首の骨が折れていたがもちろん無事であった。
38:
 放課後、幼馴染は部活に入っているのでオレと一緒には帰らない。
幼馴染は文学部所属である。
図書室で、熱心に読書をこなしている。
幼馴染「へぇ?、この部位に打撃を与えると、嘔吐させられるんだ」
幼馴染「ちょっとやってみていい?」
女友人「うん、いいよ」
幼馴染「チェリャァッ!!!」シュッ
ズンッ……!
女友人「ゲハァッ!!!」
女友人「ゲボォ???????????????????????????ッ!」ゴロゴロ
幼馴染「すっごぉ?い! のたうち回ってる!」
国語教師「胃液(ガストリックジュース)まみれの図書室……実にいい光景ね」ニコッ
40:
 オレと友人は、帰り道にあるゲームセンターに寄るのを日課にしている。
ワアァァァァァ……!
「やれーっ!」 「ブッ殺せーっ!」 「血を見せろーっ!」
ボクサー「ふむ、若いのにいいツラ構えだ」ザッ
男「来い……」ザッ
究極の試合(ゲーム)──素手の人間同士のぶつかり合い。
この闘技場(ゲームセンター)では、殺人すらも許容される。
友人「頑張れーっ!」
全裸で応援する友人。
もちろん羞恥心はあるが、服を着るおっくうさと比較すればどうということはない。
実況『デスゲーム──試合開始(スタート)ッ!』
41:
 オレはたまにウソをつく。
男「ボクサーか……なら、拳でお相手しよう!」スッ
ボクサー「潔いな……」スッ
男「ハイヤァァァッ!!!」
ズドンッ!
男の蹴りが、ボクサーの股間にめり込んでいた。
白目をむき、崩れ落ちるボクサー。
ボクサー「あがぁ……っ!」ドザァッ…
カンカンカンカンカン……!
ゴングが鳴る。
男の圧勝であった。
42:
 オレはしょっちゅう悪い人間にからまれる。
女ボス「ふざけるんじゃないわよ!」
女ボス「こんな試合(ゲーム)、納得できないわ」
女ボス「私、あのボクサーに大金を賭けていたのよ……大金をね」
女ボス「お前たち、あの卑怯者を殺してしまうのよ!」
マフィアA「ヘイ、ボス!」ジャキッ
マフィアB「ハチの巣にしてやりますぜ!」ジャキッ
マフィアC「キルユー!」ズシッ
機関銃やショットガン、バズーカ砲といった武器で、武装したマフィアたち。
男「ちっ……ゾロゾロ出てきやがって」
友人「ど、どうする!? だって俺、全裸なんだぜ!?」
43:
 このゲームセンターでは、ケンカが日常茶飯事である。
ドゴォォォンッ! ズガァンッ! ドォォォンッ!
ガガガガガガガガガガ……!
闘技場(ゲームセンター)は、瞬く間に戦場となった。
男と友人は襲いかかる弾丸を無数に浴びたが、どうにか無事であった。
男「大丈夫か!?」
友人「かろうじて乳首だけは守ってるぜ!」
男(クソッ……数が多すぎる!)
男(逃げようにも、出口は封鎖されているし……)
男(友人は自分の乳首を守るので精一杯だ……)
男(もう一人……オレと同じぐらいの力量を持った奴がいれば)
男(この窮地を切り抜けられるんだが……)
44:
 オレたちは目で見ずとも、お互いのことが分かる。
バキィッ! ドゴォッ! グシャッ!
「うげぇっ!」 「ぎゃふっ!」 「ピギャアッ!」
あらぬ方向からの攻撃で、マフィアたちが倒されていく。
女ボス「な、なんなの!? 私の部下が次々と……!」
男(この極めて残虐な打撃リズム、打撃音、まちがいない!)
男(──幼馴染だ!)
幼馴染「なにやってんのよ、だらしない!」ザンッ
男「幼馴染、来てくれたのか!」
45:
 幼馴染はツンデレである。
男「部活もあっただろうに、よく来てくれたな」
幼馴染「か、勘違いしないでよねっ……アンタを倒すのはこの私なんだから!」
幼馴染「それに──」
マフィアA「死ねっ!」シュッ
幼馴染「甘いッ!」パシッ
マフィアのナイフを華麗にさばくと、幼馴染が拳を放つ。
ドズッ……!
マフィアA「ウゲェ???????????ッ!」ビチャビチャ…
幼馴染「本で読んだ急所を、試してみたかっただけなんだからっ!」
男「この……ツンデレ女め!」
ツンとデレ──攻めと守り。格闘技の基本にして原点である。
ゆえにツンデレに分類される女性は、皆格闘技の達人と結論づけることができる。
46:
 オレと幼馴染は、祭りが大好きだ。
男「マフィアども全員……血祭りにあげるぞ!」
幼馴染「うんっ!」
ドゴォッ! ベキィッ! ガスッ! ドガァッ! ボグッ!
ボキィッ! ミチィッ! ドリュッ! ズボアッ! ガゴンッ!
ギャアアァァァァァ……!
女ボス「ひぃぃ……なんでこんなことに……」ガタガタ…
友人「しゃぶれよ」ブラン…
女ボス「イヤァァァァァッ!!!」
友人と女ボスは後に大恋愛の末、結婚することになるが、それはまた別の話……。
47:
結婚すんなwww
http://www.amazon.co.jp/dp/4103019360/
48:
 友人と別れたオレと幼馴染は、手を繋いで一緒に帰る。
幼馴染「ね、手つなごっか」スッ…
男「そだな」
ギュウウゥゥゥゥゥ……!
ミシミシ……!
ギュムゥゥゥゥゥゥ……!
むろん、握力対決のためだ。二人の手が軋む。
もし力を抜けば、たちまち骨ごと手を握り潰されるであろう。
男(コイツ……ッ! また握力あげやがったな……ッ!)ミシミシ…
幼馴染(トレーニングは怠っていないようね……ッ!)ギシギシ…
緊張と興奮で、みるみる脂汗まみれになる両者の手。
49:
 夜、オレと幼馴染は二人で宿題をやる。
男「この計算は、こうじゃないか?」
幼馴染「えぇ?? こうでしょ?」
男「いや、こうだッ!」シュッ
不意を突き、男が目突きを放つ。
ドボォッ!
しかし、カウンターの中段蹴りが、男の腹に突き刺さっていた。
男「ぬぅ……ッ!」
幼馴染「どうしたの?」
男(今の蹴りでズボンの中に出た……宿便ッ!)
50:
 夜も深まり、オレと幼馴染はベッドの上でいいムードになる。
幼馴染「ね、しよっか」
男「いいよ」
微笑みあう二人。
幼馴染「とったァァァッ! 腕ひしぎ逆十字ッ!」ギュッ…
男「なんのッ!」バババッ
男「チョークスリーパーッ!」ギュゥ…
幼馴染「くぅ……ッ!」
幼馴染「これしき!」バババッ
幼馴染「アキレス腱固め!」ギュゥ…
男「OH?????????????ッ!」ミリミリ…
ベッドの上で、数時間に渡って濃密に絡み合う二人。
53:
 最後はもちろん、抱き合う。
互いのアバラ、背骨、内臓が圧縮され、悲鳴を上げる。
ギュムゥゥゥゥゥ……!
メキメキメキメキ……! ミシミシミシミシ……!
男(幼馴染の肉体って、こんなに柔らかいんだなぁ……)
幼馴染(男の体……また一段とたくましくなったみたい!)
男&幼馴染(だからこそ──)
男&幼馴染(潰す価値があるッ!)ギュウウ…
メリメリメリメリメリ……!
54:
センスが溢れ出てるな
55:
 そして、オレたちは──
幼馴染「ハァ、ハァ、ハァ……」
男「ゼェ、ゼェ、ゼェ……」
幼馴染「そろそろ家に帰るわね」
幼馴染「私たちに安息なんてないから、“おやすみ”なんていわないわよ」
男「分かってるよ。お前、それを毎日いってるもんな」
幼馴染「あと、これも毎日いってるけど……私、アンタのこと大好きよ」
男「オレもお前のこと、大好きだよ」
      男「オレと幼馴染の楽しい一日」 完
56:
いったいなんだったのか・・・
57:
乙!勢いがあってよかった
5

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