【閲覧注意】後味の悪い話『ダンサー・イン・ザ・ダーク』back

【閲覧注意】後味の悪い話『ダンサー・イン・ザ・ダーク』


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8:
前スレの「天使の代理人」を読んで思い出した話し。
妊娠中に、胎児に重大な障害が見つかり、ちゃんと生まれてくるか保証できない。
もしも生まれても、重篤な障害が出る。
と、宣告されて中絶を勧められた妊婦がいた。
彼女は「中絶ダメ、絶対」と反対を押し切って出産。
(出産に至るまで、かなりな治療を受けた)
生まれて来た子供は、案の定かなりな障害を抱えており、医者からは
「絶対に治らないし、大人になるまで生きられない」
って宣告されるも、育てる事に。
子供は母親の愛情により、どうにか成長するのだが、物心がついてくると
「こんなに重い障害を抱えていると、分かっていながら何故、生んだ?」
「苦しみしかない、短い人生だと知りながら、何故生んだ?」
「お前のワガママのせいで、自分はこんなに苦しんでいる」
と、母親に恨みつらみをぶつける事に。
医者の言う通り、二十歳前後くらいに亡くなったが、
最後の数年間は意識のある時は母親への呪詛だけを吐くだけだった。
19:
高橋克彦「おそれ」
作家、担当編集者、作家の旧友の医者、作家が講師を勤める大学の若い女性職員が温泉宿に集まり、雑談の流れで百物語ではないが自分が体験した怪異談を話すことになった。
皆様々な「体験談」を語り、トリは作家。
作家はさすがプロだけあって、皆の怪談を合理的な理由がないから余計に恐ろしい、君の話は○○地方の伝説に似ている、古くから同じような体験が繰り返されてきたという事だねえ、などと批評する。
…死を恐れるから怪談ができる。誰だって死ぬのは嫌だ。
××君(医者)、先日君の病院で胃を検査してもらったがまだ結果は出ないのかね?
覚悟はできているよ…実は自覚症状がね。
20:
子供がいなくて幸いだったが、家内と離ればなれになるのだけが心残り…まあ最後まで言わせてくれよ。
僕は死後の世界はあると思っている。だが一人で死ぬのは怖い。
実は家内を殺して来たんだ。うん、納得して死んでくれたよ。
君たちも連れて行こうと思って、ビールに毒を盛った。そろそろ苦しくなってきたんじゃないかね?
賑やかに繰り出そうじゃないか、どうせ皆独身だ、死んでもいいじゃないか。
…おい帳場に電話なんかやめたまえ。
落ち着け、ほんの冗談だよ。怪談の〆を盛り上げようと…そんな無理に吐く事ないじゃないか。
真に受けるなんてどうかしてる、僕は物書きだ。嘘つきのプロなんだよ。
21:
たかが物書き風情に、何時間も経って効き目があらわれるような凝った毒薬なんか手に入れられるはずがないだろう。
全力で釣られてくれて、こちらとしても話を考えた甲斐があったよ。
…女性職員はおろおろするだけだし、編集者と医者は口に指を突っ込んで無理に吐こうとしている。
旧知の仲の医者の慌てようときたら…
(僕は本当に、余命僅かなのかもしれない)
作家は、胃がずしんと重くなったような気がした。
23:
>>21
後味悪いはずなのになんかニヤニヤしてしまった
そりゃ慌てるよなww
39:
星新一の短編
遥かな未来、地球人は植民地を求めて宇宙に進出していた。
ある宇宙船が有望な惑星を見つけた。
気候は穏やかで有毒生物はおらず、原住民はおとなしく従順な気質。
船長以下乗組員が原住民を尋問しても、
遠い所をようこそ、逆らうなんてとんでもない、
いいえ憎むなんてとんでもない、と従順だが要領を得ない。知能は正常なのだが。
不可解ではあるが植民地に最適、との報告が送られ、惑星は金持ち専用の保養地になった。
原住民は穏やかで従順な気質が喜ばれ、召使いとして地球の上流階級に人気である。
総督となって惑星を管理している船長のもとに、血相を変えた部下が飛び込んできた。
40:
歴史博物館の地下倉庫に、宇宙船や兵器が山ほど見つかったそうだ。
総督が駆けつけてみると、どれも地球のものより遥かに高度。
なぜ我々が侵略した時にこれで反撃しなかったのか、
と不思議に思い原住民の少年を捕まえて尋問してみると…
「オイコラそこなる少年。お前はこれなる武器の存在を知っておったか」
「うん、知ってるよ。僕らのご先祖が作ったんだ」
「アーコラコラ。お前達はなぜ、我々が侵略した時にこれで反撃せなんだのか、使い方を忘れておったのか」
「とんでもない、地球人じゃあるまいし使い方ぐらい知ってるさ。でも下手に反撃して怪我をしたり死んじゃったりしたらつまらないじゃないか」
41:
違和感に首をかしげながら尋問を続けると、
少年は老人が青春時代を懐かしむような、若者らしからぬ表情で語った。
彼らの先祖は今の地球人以上に科学力を発展させ、宇宙に進出していた。
しかしある時、段々と寿命が短くなっている事に気づいた。
1世代ごとに1割程度寿命が短くなり続けて、少年の世代では地球人程度しか生きられない。
「僕らのご先祖はすごかったんだよ、でも僕らには未来がないんだ」
「種族としての寿命が尽きたというわけであるな。誠に気の毒。だが案ずるな、お前達の文明は我々地球人が引き継いでやろう」
「そんな事できるのかな、ご先祖の遺物で驚くような人達に」
42:
「それにさあ、種族としての寿命が尽きたって言ってるけど、伝染病だったらどうするのさ。おじさん達も感染してるよ、きっと。僕らのご先祖がどうにもできなかったのに、地球人なんかに対策できるわけないよ」
原住民が穏やかで従順に見えたのは、未来を奪われた事で気力が失われた結果だった。
「なぜそのような重要な事を言わなんだのか、隠していたのではあるまいな」
「だって誰も訊かなかったじゃないか、どうか教えてください、って丁寧にお願いすれば誰かがきっと教えてあげたと思うんだけどな」
少年の顔には紛れもなく、若さと前途を嫉妬する老人特有の表情が浮かんでいた。
44:
「宇宙のあいさつ」だね
題名わかれば書いててほしい
45:
上の話を読んで思い出した。「異形コレクション」の中の一つ。
部隊は遠い未来、人類がひたすら外宇宙に進出し惑星を片っ端から占領して覇権を競っていた。
しかし占領した惑星は地球からあまりにも遠く、
誰も来ないので精神的に壊れて行く人があとを立たなかった。
主人公はそういう惑星を回り、隊員とその家族の様子を調査するのが仕事。
で、舞台となる惑星は純和風の家屋。
旦那の隊員はいないが、和服姿のおしとやかな女性が出迎える。
その横には鉄仮面で顔を覆われた人物の姿があった。
しかし、女性に聞いても「誰のことですか?」と要領を得ない。
46:
上品そうな女性が食事を持って来たと言うので頂く事にする主人公。
鉄仮面の人物が気になる以外は至って普通の家屋で、
女性も精神的に変になってはいないようだ。
それに料理も美味しく、主人公は一時の安らぎを手に入れる。
ふと、こんな辺境の星でどうやって食材を手に入れているのか気になった主人公は厨房へと足を運ぶ。
そこでは、ちょうど女性がアザラシの腸を生きたまま取り出し中の排泄物を集めていたのだ。
言葉の話せるアザラシが苦悶の声を上げても聞き入れない女性。
続いて猿らしき動物を捕まえ、睾丸を生きたまま引きずりだす。
そして主人公が食べたご飯は、実は蛆虫の群れだった。
たまらずその場で吐き出してしまう主人公。
その様子に気付いた女性は主人公に気付き
「あなたも…やはり駄目だったのね…」と包丁を持って近づいてくる。
それからしばらくして、今度は別の調査員がやってくる。
例によって和食を振舞う女性。その横には鉄仮面の人影が「二つ」並んでいた…
47:
ケロロ軍曹のある話が後味悪かった
4人の部下とともに地球侵略に来たカエル型宇宙人ケロロ軍曹と
居候先の人々とのギャグコメディで部下の一人にドロロという
アサシン忍者なキャラがいるんだけど、影が薄く皆から無視されたりスルーされる事が多い。
それを気にしていたドロロは熱血漢の宇宙探偵コゴローにアドバイスを乞い
熱血な性格に生まれ変わる。
急なドロロの変わりように仲間たちは驚くが「様子を見よう」と調子を合わせ
新必殺技を編み出すべく厳しい特訓をはじめる。
やがてドロロの熱血に巻き込まれ五人は熱い友情を構築し
仲間たちもドロロを「お前のお陰で頑張れた」「新必殺技はぜひお前が名付けてくれ」と誉め讃える。
そんな中コゴローが登場し五人に襲い掛かる。
(※コゴローはケロロの旧友だが、侵略者と宇宙探偵の立場上馴れ合いの対決をよくやる)
今こそ五人の必殺技を!と張り切るドロロだが四人はドロロ抜きの必殺技を作り
コゴローを退治した。
ラストは隅っこで落ち込み涙するドロロを完全に忘れ去った四人が
夕日に向かって互いを讃えあって終わり。
ドロロは五人の中で最後に登場した事で元々忘れられキャラ的ないじりは多かったけど
ここまであからさまに蔑ろにされてはなかったから可哀相で仕方なかった。
悪意があるのか素なのか微妙なラインだし。
またケロロとの子供時代のエピソードもひどい話が多い。
当時ガキ大将気質だったケロロがドロロをつれ回すんだけど
「俺たち友達だろ?」「〇〇したら(しなかったら)絶交な!」で
大人しく真面目なドロロはそれを真に受けて律儀に守って貧乏くじばかり。
またドロロの家は金持ちで珍しいおもちゃや品がたくさんあるんだが
高価なおもちゃを貸してくれなかった腹いせに長距離電話かけて
受話器上げっぱなしとか高価なオルゴール壊して黙っていたせいで
ドロロ一家に亀裂が入ったとかそんなのが多い。
ギャグを真剣にとるなと言われるかもしれないけどこの辺が
妙にリアルで不愉快なんだよな…
49:
>>47
ケロロらしい話だなw
58:
>>47
まあ、特定のキャラがひどい目に合うオチばっかりになると「とりあえずコイツひどい目に合わせときゃ受けるだろ」みたいになってアレなバラエティー番組かいじめみたいで感じ悪いよね。
旅行に行ったら友達に置いて行かれ、イラストなんかでも見切れちゃうゆるゆりの主人公とかさ。
50:
誰も傷つかないサザエさんでも見とけ、としか言えない
51:
サザエさんもなかなか酷い話が多かったり
55:
オウム信者の下っ端ってこういう人が多かったのかな?最後の文章がゾワゾワした。
709 : はじめまして名無しさん[sage] : 2009/07/07(火) 13:54:48 ID:???0
現在38歳の自分が中学生だった時もいたわこんな親。
母親は出てって父子家庭。
友達なんていらない。
オレ様の言う事だけを聞けと言われて子供は萎縮しまくり。
萎縮しすぎてほとんど誰とも話さないからクラスでは自閉症扱いだった。
まぁ自閉症ってのは当時中学生だった自分達が勝手に思ってたことなので
そいつが本来持ってた知能程度がどれくらいだったのかは
分からないけど成績は下から数えた方が早い。
いつも何かに怯えている感じで授業も何も身につかない。
それでも普通に受験して低ランクではあるけど普通高校に受かってたので
知的障害児とかではなかったのかもしれない。
そんなヤツにも高校に入ってようやく友達ができた。
それまでの世界観を一変させてくれた素晴らしいお友達。
あまりにも素晴らしいのでみんなにも紹介したくなり
中学の時の名簿片手に元同級生に電話しまくり。
あのさ俺だけど。もうすごい先輩がいてさ是非会って欲しいんだ。
先輩の言う通りにすれば世界の終末が来ても救われるんだ。
俺さ違う名前ももらったんだ・・・
56:
宗教なんて大なり小なりそんなもんだろ
64:
二十年くらい前にとある選手が語っていたフィギュアスケートの現実。
数あるスポーツの中でも金がかかると言われる
フィギュアスケート。
衣装代や練習料など、何千万単位で金がかかり、
一流選手になるためには一流のコーチにつかねばいけないため、
フィギュアを習うためにかかる金は天井知らずとも言われている。
語っていたのはとある国の選手で、世界でもトップクラスの実力の持ち主だった人。
彼女いわく「一億出せば誰だってフィギュアスケーターにはなれるわ」とのこと。
「アフリカの子供たちが、将来の夢はサッカー選手っていうのは
 サッカーがお金もかけずに才能だけでプロになれて
 お金が稼げる数少ないスポーツだって子供ながらに分かってるからよ。
 サッカーは黒人でも点が取れるわ、ゴールに入れさえすればね。
 でもフィギュアはそうはいかないの」
その選手によれば、フィギュアスケートは、その語源からも分かる通りどうしても美貌>>技術の側面が強い。
同じくらいの実力で、たとえば一方が日本人選手、もう一方がロシア人選手だとしたら
ロシア人選手のほうが審査員の印象はよいものなのだ。
そのため、どうしてもアジアでは体格のいいチャイナやコリア、黒人より白人が、
白人の中でもロシアや北欧が美しいと見られる傾向にあるという。
65:
「私はね、そこまで才能はないわ。
 トリプルアクセルなんて三回に一回しか成功しないし、
 スピンも体の軸がわずかにぶれるし、ステップもキレがないって自分で分かってる。
 私のママはお金があった、そしてフィギュアスケートというスポーツを知っていた。
 だから私は4歳からフィギュアを習った。
 でもね、本当にフィギュアをやるべき人は他にいるのよ。
 
 世の中お金持ちなんてそこまでいないわ。
 それに、自分にフィギュアスケートの才能があるって知ってる人がどれだけいるかしら?
 きっとスケート靴を履く機会もなく、貧しい子の中に
 ものすごい才能を持った子がいるはずよ。
 
 でもフィギュアスケートはそんな子たちに門戸を開いていないの。
 貧乏人なんか最初からお断りよ。
 才能のある子を発掘するって簡単に言うけど、それなら国中の子どもたちにスケートを一日やらせて
 見ていくしかないわね、そんなことをするのはルーマニアやソ連くらいのものよ。
 たとえば今私がインタビューを受けている東京。
 このビルに来る途中も、車の中から屋根の壊れかけたあばら屋で髪を洗っている女の子を見たわ。
 とても背が高くて手足が長かった。あの子がフィギュアをやれば
 さぞかし映えるでしょうね。
 でもあの子がフィギュアをすることはきっと一生ないわ。
 そういうものよ、私はそれが悲しいからフィギュアが大好きで、嫌いよ」
フィギュアってあんなに見た目きれいだけど、
確かにそこまですごい才能の選手ってなかなかいないし、
所詮金の力ってのが見え隠れするから嫌だな…とこのインタビュー見てから
フィギュアを純粋な目で見れない。
67:
>>65
確かに黒人のスケート選手はいないから変だとは思ってたがそんな理由でか
69:
>>67
過去に一人だけいたはず。
まぁ、怒り新党の三大で知っただけだけど
70:
>>69
一人かよ!後が続かなかったんだろうなぁ…
74:
>>70
一人だけじゃないよ
アメリカのデビ・トーマスとか現役ならフランスのメイテとか
アイスダンスやペアにもメダリストがいる
71:
>>69
スルヤ・ボナリー - Wikipedia
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/スルヤ・ボナリー
73:
>>65
まあ、たしかにフィギュアってめちゃくちゃ金かかるんだよね。
靴、衣装、コーチ、振付師、渡航費…トップになればなるほどお金かかる。
だからお金持ちとスポンサー持ちしかできない。年に1000万とかかかるんじゃなかったかな?
美貌が重視されてたのは多分旧採点方式だからかな…?その頃は今より八百長し放題だったと聞いたことある。
だからその当時伊藤みどりが活躍したことで「アジアのくせにすげえ!」ってなった。
でも新採点になってここ数年はアジア人がやたら強いから、そういうのも通用しない気がする。
68:
ドラマ「ネコナデ」
主人公の中年は仕事一筋の会社部長。
ある日主人公が子猫を拾うところから物語が始まり、
会社の同僚や家族にも秘密で飼い始めた猫と接する内、
主人公の心境に変化が起こり始めるというのがだいたいのあらすじ。
そして最終回。
子猫を飼い始め2ヶ月以上経ち、すっかり主人公は愛猫家になっている。
夜の街を歩いていてDQNカップルに遭遇する主人公。
このDQNカップルというのが主人公と一緒に別の子猫を拾っている。
主人公が拾った子猫について聞くと、捨てたと答えるカップル。
主人公は思わずDQNカップル(の男の方)に殴りかかってしまう。
DQNに暴行を働いた責任を取り、主人公は創立当時から勤めていた会社を辞職。
猫は新入社員の研修用に会社が借りていたマンションの一室で育てていたので、
自宅に連れて帰ることになる。(主人公には妻と小学生の子供が居る)
帰宅した主人公を迎える家族に、主人公はプレゼントがあると話す。
「ほうら猫だ!」(子供は猫を飼いたがっていた)
突然のプレゼントに喜ぶ子供。
奥さんも反対せず和やかな空気。
「ついでに会社も辞めてきたぞー!!」
一転して凍りつく家族。
空気の読めない主人公だけが「あれっ?」とか言いながら、最終回終了。
テレビの前の俺と一緒にテレビを見ていた俺の家族も凍りついた。
この後特にフォローとかなくスタッフロールが流れるだけ。
76:
>>68
一番あれっ?ってなるのは視聴者だな
84:
特高用ジェット戦闘機「桜花」
「桜花」は機首部に大型の徹甲爆弾を搭載した小型の航空特攻兵器で
連合国側からは日本語の「馬鹿」にちなんだBAKA BOMBと呼ばれた。
桜花の発案は、海軍特務少尉の太田正一である。
はじめは無人誘導兵器として開発する話もあったが、太田が
「自分が初めに乗っていく」と各方面に説いて回り、有人特高兵器となった。
桜花は開発に着手されたたが、自ら乗っていくと言った大田は、
決定後「また、新しい発明を考えて持ってきます」と言をひるがえしたという。
大田は桜花の戦果を報じた新聞において、
「特攻兵器の原理概念とっくの昔にわかっている。
科学者は実施者でないことに躊躇し将兵死なせることに気遅れしている。
戦局は躊躇などしている時ではなく将兵の命など考えるべきではない」と語った。
合計10度に渡る桜花特別攻撃隊神雷部隊の出撃の結果、桜花パイロット55名、
その母機の搭乗員368名の戦死者に対し、桜花が与えた確実な戦果は、
沖縄戦においてアメリカ海軍の駆逐艦マナート・L・エベール撃沈1隻、
その他連合国の駆逐艦以下の数隻に損傷を与えるにとどまった。
85:
終戦を受けると1945年8月18日、太田は茨城県の神ノ池基地において
零式練習戦闘機に突然乗り込んで離陸、そのまま行方不明となった。
基地の机に「東方洋上に去る」と遺書を残した。9月5日に死亡認定、
殉職として大尉に昇進、戸籍も抹消された。
大田は新聞に桜花の発案者として戦時に新聞で華々しく取り上げられ、
不遜な態度をとるようになっていた上、桜花搭乗員の人命を
軽視する発言も行っており報復を恐れていたとされる。
その後、米国のテレビ番組において大田の戦後追跡が行われた。
取材によると、大田は基地から離れた金華山沖の洋上に着水し、
漁船に救助され生還。行方不明者として名乗り出ることもなく、
戦後の混乱に乗じて別人を装い、新しい戸籍を作成。
「青木薫」を名乗り各地を転々としつつ、家庭を持ち二人の子どもをもうけた。
最後は京都バプティスト病院において1994年12月7日に癌で死亡した事が確認された。
114:
後味の悪さで言えば映画ダンサーインザダークだろ。女の友達と見に行ったけど見た後の後味の悪さたらありゃしない。連れて行った自分は平謝りやったわ。
117:
>>114
kwsk
130:
>>117
ざっとしたあらすじ
主人公は一人で息子を育てるシングルマザー、セルマ
チェコスロバキアからアメリカへの貧しい移民であり
遺伝性の目の病気を持っていて盲目になりかかっている
しかも息子も同じ病気を持って生まれているために、
早く手術を受けさせなければ、彼女のように盲目になる道を辿る運命
手術が有効なリミットがあるため、セルマは衰えてゆく視力のことを周りの協力も得て隠し
工場で必死に働き、手術費用を貯めている
彼女が働く間、息子を預かってくれるのは隣人の警官とその妻
そんな周りの助けもあり、辛い生活をミュージカルに置き換えたりすること、何より息子への想いで日々の苦しみに耐えていた
しかしとうとう視力低下による破綻が来て工場でミス、仕事をクビになってしまう
唯一の救いは手術費用が貯まり、息子は盲目への道からは遠ざけられそうなことだ
しかし、なんとすべてをかけて貯めたお金が消え失せている
信頼して手術費用の件を話していた警官の仕業ではないかと思い、彼女は直談判にゆく
警官は妻による浪費の穴埋めに彼女の大事な金を盗んでいた
金を返そうとしない警官ともみ合いになり、
彼が取り出した拳銃が暴発、警官は瀕死の重傷を負う
苦しい息の下でとどめをさすよう懇願する警官
彼女はその頼みを聞いてとどめの一発
金は取り戻せたもののすぐに逮捕され
警官殺しの裁判は不利に進み、セルマに死刑(絞首刑)の判決が出る
セルマの場合、有能な弁護士を立て裁判をやり直せば死刑の判決を覆せる可能性は充分にあった
彼女の友人はそう説得し、セルマを助けようとするが
弁護士を立てる費用は息子の手術費用を当てることになる
彼女が助かることは即ち息子の手術の最後のチャンスを奪い、彼女と同じ盲目の道へ進ませることになる
彼女は息子への愛を選択して死刑台へ向かうことに……
死刑台へ向かうセルマが最後に歌った歌には生への執着も込められていたが、
無情にも首に縄を巻かれ顔に黒い布を被されたセルマの足元の床が開き、吊される所でEND
ちなみに自分は114でもなく、この映画も全く見ていないw
このスレで頻出だったので総合して書いてみたw
135:
>>130だと抜けてるけど死刑直前のセルマの手に彼女の友人が息子の使っていたメガネを握らせるシーンがある
つまり息子の手術は成功したっぽいからそこだけは報われてて救いがあるな
118:
今まで見たドラマで一番後味悪かった、古畑任三郎の女流棋士の回。
うろ覚えなので細かいところは違ってると思う。
女流棋士は不器用で大ざっぱ、うっかり屋で頼りない感じの人。
対して夫は几帳面で神経質。妻のやる事にあれこれ口出ししていた。
夫が頭ごなしに言うので萎縮してしまい、女流棋士は自分に自信が持てなかったんだけど、
テレビの囲碁番組でレギュラーをもらえることになった。
棋士として自分が認められた、と思った彼女は喜んで夫に報告する。
だけど夫は「いい笑いものだ。みっともないから辞めろ」と言う。
どうして夫は自分を認めてくれないのか。カッとなった彼女は、夫を殺してしまう。
自分が留守の間に強盗に入られたと見せかけるため、いろいろ工作するけど
悲しいことに、大ざっぱな性格のせいで穴だらけ。
当然古畑に見破られ、逮捕される。
119:
連行される前、着替えるため一度戻った部屋で、彼女がテレビをつけると
ちょうど自分が出演した囲碁番組をやっていた。
画面の中でとちってばかりの彼女と、それに重なる笑い声。
彼女は道化でしかなかった。夫の言っていたことは正しかったのだ。
彼女は精一杯のおしゃれをして古畑のもとへ。だけど、その服装もどこかちぐはぐだった。
勘違いで殺してしまったのも切なかったし、最後までうまくできない
不器用な犯人の悲しさを感じて、見てて胸が痛かった。
121:
>>119
正に後味が悪いね…
154:
自閉症児の育児漫画「はだしの天使」
同じく自閉症児を扱った作品「光とともに」と、ほぼ同時期に連載が始まった。
「光と?」がフィクションであるのに対して「はだしの?」は、実際に自閉症児の母親の育児日記が原作。
なので、当初は「光?」よりも評価は高かった。(特に福祉関係者。時代的には、子供が生まれたのは現在から30年近く前)
が、主人公である母親は、子供が幼稚園に入った辺りから電波化。
主人公は「毎日、親が付き添って面倒を見る」との条件で入園したにも関わらず、入園後には「親が手を貸したら、子供は成長しない」と、一方的に約束を反故。
結果、子供が様々なトラブルを起こしても全スルー。
ママ友が欲しいからと、誘われてもいないのに、他人の家に子供と共に押しかける。
その他人の家で、子供がゲームにはまったら、連日押し掛けて勝手にゲーム三昧。
その事で、押し掛け先の人が主人公に隠れて愚痴をこぼせば「差別だ!」
とどめは、小学校入学時。
主人公は「養護学校なんて、障害者を隔離する、差別的な教育よ!フンガー!」
「普通級に入れて、健常児と一緒に学べば障害も良くなるわ」
と、普通級へのゴリ押しを画策。
しかも、療育教室にて他の母親にも強要。
孤立し教室からも「自重しろ」と言われると「差別だ、迫害だ!」
抗議殺到で連載打ち切りに。
最終回、何故だか子供は養護学校の高等科在籍。
(小学校入学直前から、いきなり話が飛んだ)
子供の就職活動中も、主人公は全てに付き添い、些細な事で「差別だ!迫害だ!」と企業側を責め立てていた。
現在では「光とともに」は名作扱いで、
「はだしの天使」は忘れ去られている。
159:
>>154
光君のモデルになった(と思える)子が養護学校の高等部卒業したのが
3.11の翌年だったから紹介文の最初であれっと思ったが
最終回から考えると「はだし?」はリアルタイム育児日記じゃなかったんだろうね
流れ知っていて連載したとしたらますます後味悪い
161:
図書館の歴史小説時代考証本で読んだ話 (実話?)
江戸時代の武士といえば士農工商の頂点で、
気に食わない農民を切り捨て御免できたなんて流説があったが
実際には正当防衛?の証明のように農民や同輩の武士の証言を得て
きちんと役所に届けなければならないものであった
2本差しの侍といっても親が武士(地方公務員)なだけの事務方であり、
家業を継がされただけのナイーブ君も当然いた。
ある中部地方の農村を藩士がとぼとぼ一人で歩いておった、
そこに通りかかった2人の農民が酔っていたのか絡んできた
藩士は人を切るなんて出来ない気弱な性格だったので、
後ろから自分を罵倒してくる農民共の声に耐えるしかなかった。
調子に乗った農民の片割れはあろうことか侍の背中に蹴りを入れ、
転ばされた侍は思わず声を荒げて刀を抜いてしまった
すわ農民は踵を返して別々に離散してしまい、
後日に藩庁から藩士のところへお達しが届いた。 処罰は改易であった。
農民の証言で刀を抜いてから振り回していたことが問題となり、
また逆に無礼を働いた農民に対しとっとと始末あたえなかったことも不利に働いたのだ
下層身分ってぶっちゃけDQNだし、
封建制の社会では偉い人は剛毅で尊大な意識がないとかえって辛いんだなと思った。
他には父だか夫の仇討ちで故郷を離れた72歳のお婆ちゃんが
仇相手に雇った若い助っ人もろとも討ち果たされた話とか載ってた
仇も老人だったが息子や孫がいたし雇った助っ人も仇側の方が身内込みで多かったらしい。
163:
>>161
いっそ切り捨てておけばまだ幸いだったろうにカワイソス
足蹴にされ刀を抜いておきながら逃しちゃって、
もう誰もどの観点からも弁護しようがなかったんだろうな・・・
168:
小5の時飼育係だった
鶏小屋には仕切りがあって片側にでっかいオスの鶏が一羽、
反対側にちっちゃいチャボが何羽かいた
ある日掃除をしに行ったらチャボが一羽、鶏側のスペースの隅っこでうずくまってた
仕切りと天井の隙間から迷い込んで鶏につつき回されたようで、そこらじゅうに血が滲んでた
あわててぐったりしてるチャボを抱えて飼育係みんなで職員室に走った
みんな担任を頼るぐらいしか思いつかなかった
170:
>>168つづき
けど担任は私たちが現れるなり顔をしかめて「連れてくるなや、そんなの」と言い放った
何が起こったのかもほとんど聞かないうちにあしらわれて途方に暮れた
次に思い浮かぶのは動かなくなったチャボをみんなで学校の森に埋めてる場面
土を被せながらみんな泣いてた
誰かが病院に連れて行ったとか他の教員が助けてくれたとかいう記憶はない
忘れてるだけかもしれないけど
あの時の記憶には悔しかった、悲しかったって気持ちしかなくて思い出す度後味が悪い
171:
ガキの時は俺もそうしただろうけど
今は俺も教師と同じような反応すると思う
173:
>>171
だとしても、小学校で動物を飼育するのは命の大切さを学ばせるためなのに
それを教える立場にある教員として、担任のあの反応は有り得ないよ
子どもはそんな簡単に割り切れないし、処置の一つもしないうちから投げっぱなしなんて本末転倒すぎる
生き物なのに古くなった教材を捨てるみたいに見殺しにするなんて
189:
星新一「文字が…」
春子は芸術系のちょっとした才能で自活し、好き勝手に生きてきた。
しかし20代後半になってみると、「ちょっとした才能」程度ではこの先厳しいと思うようになり、折よく知り合った親ほども年上の男性が熱心にプロポーズしてきたのであっさり結婚した。
春子は結婚して間もなく、幻覚を見るようになった。
【カネガホシイノカ】
という文字が白い所に現れるのだ。
白いタイルの上にこの文字を見た時、落書きだと思ってこすったが消えなかった。
その文字は、白い壁紙や本の余白にまで現れて春子を苦しめた。
夫が大金持ちなのを、春子は結婚するまで知らなかった。
190:
断じて金目当てではない、愛しているから結婚したのだと思ってはいるが、実は夫の財産が欲しかったのでは?
と春子は悩み、罪悪感から夫に尽くした。
時が経ち、死の床についた夫は献身的に介護する春子に懺悔した。
夫は若い頃金持ちの女と結婚したが、すぐに後悔した。
前妻は嫌な女で、夫を金で買ったつもりでいた。
我慢ならなくなった夫は治安の悪い国への旅行を提案し、現地で前妻を始末した。
今の財産は前妻の遺産を投資してできたものだそうだ。
「祟りがあるのではと内心怯えていたが、何もなかった。君に出逢えて僕は幸せだったよ。さよなら、春子」
関係ないのに祟られて可哀想。
191:
少女マンガりぼんの最後のほうのページに読者の面白い体験談が載ってあった
それに対して編集者がコメントを返す感じなんだけど
ある一人の読者の体験談で
「この間、旅行に行って『ホリケン』って会社を見つけました!堀内健のあだ名と一緒なんて
いったいどんな会社なんだww」
みたいなことが書いてあった
それに対する編集者のコメントが
「ホリケンはとても真面目な会社です。名前で偏見を持って面白がるのは辞めましょう」とマジレス。
それまで他の投稿者に対しては軽?いノリとジョーク混じりのコメントだったのに
この投稿者のときにはさっくりとコメントしてて、その落差にも驚いたし
何より、投稿した子は小学生だと思われ
確かに会社をバカにするように書いたのは悪いことだが
面白いかな?とワクワクしながら書いたであろうことを思うと編集者のコメントは後味悪い
説教するにしてもりぼんに載せないで返信したり
あるいは触れずにしておけばよかったのでは?
と子どもながらに悲しくなった
192:
>>191ワロタwじゃあ載せなきゃいいのにね。
ピチレモンという雑誌で似たような話。
男の子の気をひくためについやっちゃうコト☆みたいな読者コーナーがあった。
その中で「私は好きな男子がいるとついつい意地悪しちゃう!素直になれなくて困る!」
みたいな今でいうツンデレ女子の投稿にたいして、ファンシーなキャラが「性格悪いね。友達なくすよ。」って
ツッコミいれててものすごい怖かった。それ以外には「わかるわかるぅ?☆」とかだったのに…
とりあえず好きな男子ができたら素直になろうと心に誓ったのが懐かしい。
199:
漆原友紀「蟲師」/一夜橋
深い渓谷のそばにある山村にゼンとハナという恋仲の男女がいた。
あるとき、ハナに村を支援している本家からの縁談が舞い込む。
断れば村への支援は切られ、家族たちは村八分になるだろう。
泣くハナに、ゼンは村を出ようと言う。
俺の家族はわかってくれる、ハナの家族もハナの幸せを思うならば
わかってくれるはず、と言って。
そしてふたりは村を出ようと、深い谷にかかったつり橋を渡ろうとするが、
ハナは途中で立ち止まってしまう。
「こんなふうにふたりだけで幸せになんかなれない」、
「遠くへ行ってもずっと想っている」と泣くハナに、ゼンは納得できないが、
脆くなっているつり橋を心配してとにかくまず渡ろうと促す。
だが、ハナの足もとの板が砕け、ハナは深い谷底へ真っ逆さまに落ちていった。
到底助からない高さから落ちたハナは、自力で歩いて戻ってきた。
しかし、中身はもぬけの殻になってしまっていた。
200:
ハナが谷から落ち、戻ってから3年後、ハナの母親は蟲師を呼ぶ。
(その間も医家に診せてはいたが、原因はわからなかった)
そうしてハナを診るためにやってきた蟲師(主人公、ギンコ)は、
これらが蟲の仕業であると見抜く。
村には谷に落ちた者がハナのような状態になって戻ってきて(谷戻りと呼ぶ)、
「一夜橋」が谷にかかる夜に死んでしまうという言い伝えがあった。
これは谷底に住んでいるニセカズラという蟲が日光を得るために死体にとりつき、
力を蓄えて死体から抜け出て、多数寄りあつまって一夜橋となり谷を越えていく、
という生態によるものだと考えると説明がつくと。
ハナはおそらく蟲に寄生されて、生かされている状態なのだろうと。
ニセカズラが力を蓄えて一夜橋を作るのは20年ごとのサイクルだったが、
ゼンの今年60の祖父が産まれた年にも一夜橋がかかったという証言から、
今年もかかるということがわかった。
201:
ギンコはそのことをハナの母親に告げ、ハナを最も長く生かす方法は、
このままにしておくほかないことを説明する。
だが、ハナの母親は今すぐ蟲を抜いてほしいと言う。
蟲を抜けば、十中八九そのまま死んでしまう。
もし、谷に落ちた時点で生きていたならば、
一夜橋がかかる日に元に戻るとギンコが説明するが、ハナの母親は信用しない。
とにかく蟲を抜いて、死ねばそれまで、まともに戻れば良縁があるのだから、
と言い募る。ギンコはそれを拒否して村を出ようとするが、
ハナの母親につり橋を落とされて足止めを食らってしまう。
つり橋を直そうとカズラを集めていたゼンは、ふらふらと歩くハナを見つける。
思わずつかんだ腕が温かく、「まだ生きていてくれてるんだよな」と言うが、
ハナを探しに来たハナの母親がゼンからハナを引きはがしたとき、
ゼンはハナのうなじからニセカズラが抜け出るのを見た。
ハナの母親はハナが息をしていないと言う。
202:
ハナの母親から逃げ回っていたギンコが、へたり込んでいるゼンを見つける。
ゼンは「ハナが死んだ」と言って茫然としている。
ギンコはニセカズラが力を蓄え、一夜橋を作ろうとしていると察して、
ゼンも村を出たらどうだと言う。ゼンは、ハナがいたから、
ひとり村八分になっても村に残っていた、ハナがいなくなったら、
たぶん村を出る、と言っていた。
そして夜にニセカズラが集まり、一夜橋を作った。
ギンコはゼンに、「この橋は戻れば落ちる」と告げ、橋を渡りだした。
(ニセカズラが逆方向からの力に弱いため)
ゼンも一夜橋を渡りながら、もう忘れようと考えているが、
ニセカズラの一本が手を這ったとき、ハナのうなじから這いでた
ニセカズラを思い出して、足を止めてしまう。
203:
立ち止まったゼンに、ギンコはもう戻れないぞと叫ぶが、ゼンは
「進めない、この中にハナだったやつがいる」と言う。
三年の間、自分がやってこられたのは、ハナが生きていてくれたおかげだ、
抜け殻のような姿を見るのはつらかったが、本当に死んでしまった今よりは
ずっとましだった、それを踏みつけて進むことはできないと言って、
ゼンが引いた足の下で、ニセカズラはちぎれ、ゼンは深い谷底に真っ逆さまに落ちていった。
ギンコはその後、ゼンがどうなったかは知らない。
だが、おそらくは谷戻りになっただろうことが示される。
一夜橋がかかるのはまた二十年後になる。
312:
初期のガンガンで連載してた漫画、夢幻街の第1話「蟲毒」。
主人公は人形師で、普段は日本人形を作ったり、
近所の子供達にからくり人形を見せたりしているが、副業として拝み屋をやっている。
ある日依頼を受けて向かったのはヤクザの組長の屋敷。
組長は体のほとんどが鱗に覆われる奇病で苦しんでいたが、
どんな治療をしても霊能者に頼っても治らないと言う。
主人公の見立てではこの奇病は恨みのスジ、つまり呪い。
その呪法が強力すぎて、呪詛返しをかければ呪っている方が死ぬおそれがある、
それにこれだけの呪詛をかけるにはそれなりの理由があるだろうと考えた主人公(と生首師匠)は、
まず術者を探しだして説得する事にした。
どうやってかは知らないが、儀式が行われている場所を突き止めた主人公が待ち伏せしていると、
そこへ現れたのは冒頭で主人公の人形を見ていた子供達の中にいた女の子の姉。
姉は夜になると女の子を置いて家を出て、人気のない神社で呪詛を行っていた。
訳をたずねる主人公。
2年前、山で狩りをしていた組長の誤射で彼女達の両親が撃たれた。
バカがこんな所でウロチョロしてるからだとまったく反省のない組長。
まだ息があると組長の側近が言うと、生きていられるとかえって面倒だから始末しろと命令する。
ゲス顔を浮かべて銃を構える側近。
そして両親が撃ち殺される光景を姉は木の陰から目撃していた。
その後、組長はアリバイを作って警察の捜査を逃れたので、
姉は家に伝わる呪法で呪い殺そうとしたのだ。
悪いのは組長だと言う姉に、主人公はこの術は危険で姉まで死んでしまうと止める。
姉の体も少しずつ呪いに蝕まれているが、組長を殺れるなら死んでも構わないと意地を張る。
しかし、妹はどうなると主人公は姉を諭し、蟲毒を始末して呪いを終わらせた。
体から呪いが消えた姉を家まで送る主人公。姉もほっとした顔をしている。
313:
しかし同時刻、呪いが解けて体が元に戻った組長も部下の報告で
姉が自分を呪っていた事を知り、始末するよう指令を出していた。
マンションの前まで送ってもらった姉が自宅に戻るとドアが開いていて、中には血だまりが。
心配して妹を呼んだ所で姉も背後から襲われる。
悲鳴を聞いた気がした主人公が現場に駆けつけるがすでに手遅れで、妹は血を流して死んでおり、
死ぬ間際の姉から妹のカタキをと託される。
その後は礼金を受け取り気にいくふりして組長と実行犯の側近を糾弾。
組長は、自分を殺そうとしたんだから当然の報いだ、
ガキの方はくたばるまぎわまで泣きながら命ごいしてたらしいぞと大笑い。
そしてヤクザをけしかけて主人公も始末しようとするが、
メガネ外したら強くなった主人公がヤクザ相手に無双。
側近はキックした脚を握り潰され、他のヤクザもろともカマイタチで輪切りにされる。
一人だけ逃げだした組長は、楽に死ねると思うなと追い詰められ、
車で逃げようとした所を主人公の師匠に呪詛をかけられて、
冒頭と同じように体が鱗まみれになっていく。
今度こそ全身が鱗が覆われ、命ごいしながら破裂してグチャグチャになる。
クールに去った主人公が後日、仕事さぼって子供達と遊んでる場面で終了。
最後で一応溜飲は下がるけど、始末された姉妹が可哀想すぎて後味は悪いまま。
子供の頃に読んで救われなさにショックだった。
姉妹って打とうとしたら携帯の予測変換で始末って打ち間違えて余計後味が悪い。
320:
リチャード・マシスン「ノアの子孫」
午前3時、車で旅行中のA氏は海岸部の陰気な町を通り掛かった。
【B…/67】と、町名と人口を示す標識がある。
制限度の標識を無視してスピードを上げた途端、パトカーが追い掛けてきて停止を命じた。
内心舌打ちしながら警官に免許証を渡し、尋問に答える。
(標識が見えなかったのかね、出張なのかね、ああ旅行か云々)
早いとこ罰金を請求しやがれ、と思うが、警官は警察署まで同行を求めた。
勿体振りやがってそんなに都会人が憎いのか、と思いながらA氏は署長と向かい合う。
壁には船乗りを描いた油彩画がある。
町を拓いたノア・B…氏の肖像画だ。
321:
ノア・B…氏が町に自分の名前を付けたそうだ。
今では住民の姓は全部B…で、他の一族はどこかに行ってしまったとか。
署長は警官と似たような尋問を繰り返し、A氏がフリーのセールスマンで休暇を取って気ままな旅行中、独身で家族は結婚した妹が一人だけ、
それも遠くに住んでいる事を何度も確認した。
A氏が罰金の額を訊ねると、明日判事の前で払っていただく、と留置所に入れられた。
余所者いじめもいい加減にしろ、と思いながら目を覚ますと、豪華な朝食が運ばれた。
バターで焼いた目玉焼きが3つ、分厚く長いベーコン、
本並みに分厚いトーストが4切れとジャムがたっぷり、絞りたてのオレンジジュース。
322:
コーヒーをおかわりした所に署長が現れ、
判事は病気で外出できないから、と判事の家にA氏を連れて行った。
高台の古い屋敷で、警官や署長と同じ浅黒い肌の女が出迎えた。
A氏は、ノア・B…氏夫妻の大きな肖像画を見て驚いた。
ここで待てと言われて入った部屋は空っぽ。
悪ふざけもいい加減にしろ、と思いドアを叩くと触れない程熱くなっている。
床も壁もオーブン並みに熱い。
…あの肖像画、ノア・B…氏はともかく隣のB…
夫人、歯をヤスリで尖らせた、色の黒い、まるで人喰い人種のような…
そう言えば、途中で『本日バーベキューパーティー』ってポスターを見たな、助けてくれ!俺を食うな!
403:
3DダンジョンRPG、エルミナージュ?のイベントより。
主人公たち冒険者が、ある港町の波止場で中年女性に話しかけると発生
女性の放蕩息子が現れるが働けと怒られて、息子は港町内の大商長の所に行く
次に冒険者が大商長の所に行くと息子が仕事をくれと言って、とある依頼書を見つける
大商長は、その依頼は報酬が多すぎて怪しいので破棄する予定だと言うが、息子はそれを持って逃亡
その後、中年女性に会うと息子を探してくれと依頼される
しばらくして、あるダンジョンの地下に行くと地下闘技場があり、冒険者たちも参加を勧められる
5連勝で多額の報酬が得られると言う
参加して4戦を勝ち抜けると最後の相手に例の放蕩息子が現れる
息子はこんなことしたくないと拒否し、冒険者たちを見つけると知り合いだから止めようと提案
そこへ闘技場のボスが現れて、「知り合いならなおさら戦え、勝った方にレアな武器をやる」と言って選択を迫る
その武器はここでしか手に入らない物で、なおかつこの時点ではかなり強い武器
さらに、トラップが仕掛けてある2階をスルーしてボスのいる3階への近道もできる
(このトラップは完全に運任せで、こちらからではどうしようもない凶悪なもの)
で、息子と戦い勝つと、武器が手に入り近道ができ、息子の遺品も手に入る
その遺品を持って港町の中年女性に会いに行くと女性は非常に悲しみ、
以降は一切のアクションを取らなくなり、クリアまで進めても、まったく救済はない
因みに息子との戦いを拒否すると、息子は港町に帰り大商長の所で木こりの仕事を見つけ更生する
404:
>>403
ストーリー的には戦いたくないがゲーム的には戦わないと楽に進めないのか
鬼畜だな
409:
>>403
こういうどっちを選んでも何か失うようなイベントは没入感深めるな・・・
411:
何かを取れば何かが…で思い出した話。
普通あんまり馴染みのないシステムのゲームに関する話なんで、
知らない人にもわかるようにと思ったら説明多めで長くなってしまった。興味の無い方はスルーしてくれ。
さる会社が運営していたPBW(プレイバイウェブ)形式のネットゲーム、シルバーレインでの話。
ゲームソフトではなくTRPGに近い、キャラクターのデータは存在するが行動は文章で決め、
それに対して運営側がリアクションを返すシステム。アナログだが自由度は高い。
同じプレイヤーがキャラを複数登録する事もできるので、
ストーリー進行で新しいクラスが追加されたりするのも楽しみの一つ。
普段は大筋とあまり関係ないシナリオを個々にこなしたり、
プレイヤーキャラが集まる学園で行事を楽しんだりがメイン。
定期的に、全員参加可能な大規模のリアルタイムイベント(戦争など)があり、
そこでストーリーが大きく進行する。
場合によってはその結果で後のストーリー展開が変わったりする。
例えば日本各地で封じられたオロチが出現し、
一週間の間、毎日1体ずつ別々の場所に現れるというイベントがあった。
いつどこに現れるかわからないというのが難点で、
戦力が足りずに守りきれなかった都市は壊滅してしまう。
運営側はこのイベントでいくつかの都市を壊滅させるつもりで、
壊滅後の各都市のイラストまで発注して臨んだ。
しかし、相当数のプレイヤーがいると運営の裏を掻ける人間も集まるもので、
プレイヤー側は巧みに出現場所を予想したり、有効な移動手段を確保したり(攻撃型のキャラをバスに乗せてまとめて移動するなど)、
手を尽くした結果すべての都市を守りきった。
運営側もプレイヤー達の行動の成果として受け止め、
理不尽に予定通りの展開を押し進める事はしなかった。
こうした、ゲームソフトを介してのネットゲームと違って、
想定や規定外の手段で障害を突破できる事があるという前提で読んでもらいたい。
413:
同じゲームに、プレイヤーと敵対するいくつもの勢力の中で
暗躍する無血宰相トビアスという異形がいた。
この異形という奴らは各勢力の戦いを裏から煽る存在で、ストーリーの仕掛けにも必要らしく、
倒されても何らかの方法で逃れたり生き返ったり、
しぶとい黒幕としてプレイヤー側から警戒されていた。
そのトビアスがある戦争イベントに敵として現れた際、
どうにかして遺恨を断とうと考えたプレイヤー達は、
ただ倒すだけでなく状態異常の攻撃で攻め、最終的には石化して捕獲する事に成功する。
以前、別の異形が石化から抜け出して復活した例もあったので、
プレイヤー達はさらに念入りに、味方勢力の拠点で影の城という、
城主の吸血鬼が認めた者しか出入り出来ない空間へ石化したトビアスを運び入れ、
そこで粉々に砕いて欠片の一つ一つをコンクリ詰めにし、
そこの地面に埋めるという手で完全に動けなくした。最後に城主がその空間を封印。
これによってトビアスは活動できなくなった。
それで大きく影響(打撃ではないが)を受けたのが運営の予定していたストーリー進行。
なにせ黒幕の一人が予定外に退場したもんだから
路線変更は必要だし使えなくなる伏線も多々出て来る。
それに伴ってゲーム的な展開でも消滅したものがあった。
追加予定だったプレイヤー用クラス・「デッドエンドデッド」がそう。
もともと、トビアスが人間をゴーストに作り変えたデッドエンドという兵隊が敵側に投入されていた。
で、後の戦争でプレイヤー達の学園をデッドエンドの軍団が襲撃し、
その戦いの中で死を乗り越えてプレイヤーと同じ能力に覚醒する者達が現れ、
そいつらデッドエンドデッドが共闘し、仲間になる(PC化。つまりプレイヤーもデッドエンドデッドのキャラが作れるようになる)
というプロットが用意されていた。
しかし、主であり指令塔でもあるトビアスが退場した事でデッドエンド達も活動を停止。
トビアスの魔力によって存在を維持されていた彼らは仲間に加わる事なく全員が本当の死を迎えた。
414:
一部のプレイヤー達が最善を尽くしたおかげで期待以上の結果は出せたが、
それによって本来ならプレイヤー全員に提供されるはずだったものが
消えてしまうというのが、面白いんだがやるせない。
もちろん、そうなる前に運営も規定路線に戻そうとする努力はしていて、
トビアスの奪還作戦なるものが行われている。
これは各地の拠点が同時に襲撃されるという事前情報でプレイヤー側を守りにつかせ、
戦いの途中で襲撃予定の無かったはずの神戸を本隊が急襲し、
影の城からトビアスを解放するという陽動作戦だった。
だが、オロチの時と同じく、影の城がある神戸が襲撃されないのは
逆に怪しいと踏んだ一部のプレイヤー達が、
最初の持ち場を捨ててまで最で神戸へ移動し、奇襲に備える。
これによって陽動作戦そのものが防がれた。
以後、ゲーム終了までトビアスは封印されたまま。デッドエンドの死亡も確定。
この件で一番後味が悪いのがメディアミックス展開。
この頃web上でシルバーレインのコミックス版が連載されていた。
その名も「シルバーレイン デッドエンドデッド」。
トビアスの企みでデッドエンドと化した主人公達が運命を乗り越えてデッドエンドデッドになるまでの戦いを描く…
はずだったんだと思うが、連載は突然の打ち切り。
後に質問会での「漫画版の主人公達はどうなりましたか?」という質問に、運営側はこう答えている。
「全員死にました」
デッドエンドデッドは現在、TRPG版のHPで公開されている
TRPG用のゲームデータとしてだけその姿を残している。
(ルールブック等に正式には収録されていない)
416:
シャーリィ・ジャクスン「くじ」
今日は毎年恒例の、神聖なくじ引きの日。
午前十時、怪我や病気で出掛けられない者を除いて、村人全員が広場に集まった。
この村は人口300人足らずなので、十時開始でもくじ引きは正午までに終わる。
ある町では、前日から始めないとこの日のうちに終わらないそうだ。
男の子は石を集めながらやって来て、広場の一角に石の小山を作った。
女の子は賑やかに喋りあっていたが、仕事を終えてやって来た親達を見つけて走ってゆき、家族単位で集まった。
くじ係がくじ引き開始を厳かに宣言した。
本当は長い詠唱が付き物らしいが、村一番の年寄りも覚えちゃいない。
417:
くじ引きは、それ程古くからある伝統なのだ。
くじ係と世話人が名簿をもとにくじを作り、専用の箱に入れて金庫で厳重に保管する。
この日、まず一族の長がくじを引く。
次に、当たりを引いた一族に連なる一家の家長がくじを引く。
最後に、当たりを引いた一家全員がくじを引く。当たりを引いた者は…
外れを引いた一族の年寄りがぼやき始めた。
ある村ではくじを止めてしまったそうだ、若僧の意見を聞き入れるとは実に嘆かわしい。アメリカの伝統を何だと思っているのか。
当たりを引いた一家の妻が騒いでいる。
くじ係が夫を急かして、くじを十分に選ぶ時間を与えなかった、と言うのだ。
418:
でも神聖な伝統なので、その一家(夫婦と息子娘)はくじを引いた。
娘の友達の、
「どうか(娘の名前)じゃありませんように」
という呟きはあっという間に広場中に広がった。
当たりを引いたのは妻だった。
ずるいよこんなのってフェアじゃないよ、と騒ぐ妻に、村人は石を投げた。
ついさっきまで親しくお喋りしていた隣人の妻は、頭を狙って特別大きな石を投げつけた。夫と息子と娘も石を投げた。終
1948年『ニューヨーカー』誌掲載
423:
まとめサイトに無かったっぽいんで投下
朝倉世界一 『おとうさんといっしょ』
読み切り漫画で確かVOWの特別号みたいな本に載ってたと思う
主人公はある女性を一途に思い続けるストーカー
と言ってもその女性に夫がいる事も自分の物にならないだろう事も理解しているらしく、ただ物陰から彼女の行動を見つめているだけ
だからターゲットになっている女性はストーカーされている事に全く気づいておらず、
男もまた彼女の名前さえ知らない
そのかわりに男は彼女の結婚指輪とよく似た
デザインの指輪を誰にも知られないように足の指にこっそりと付けている
歩く度に擦れて痛むが、そうして名前も知らないその彼女を思う日々
ある時男は彼女との子供が欲しいと思うようになる
そうしてたまたま街で見かけた赤ちゃんに目を付け、
母親がちょっと目を離した好きにその子を攫ってしまう
何も知らず無邪気に笑う赤ちゃんをあやしながら
「あの人に名前を付けてもらいたい」と望むストーカー男
その日、ターゲットの彼女がロメオ・ジリの時計を購入したのを見かけた男は、
足につけた指輪に向かって「良い名前だよ」とつぶやきながら攫った赤ちゃんにろめおと名付ける
その頃ろめおの本当の母親はいなくなった我が子を必死に捜していた
いつものように街に出たストーカー男は呆然とした様子で
街をさまようろめおの実母を見かける
このままでは足がつくと考えた男は「近くで子供を攫ったのは失敗だったな…」
などと思いながらろめおの実母に声を掛け、首を絞めて殺害する
424:
やがて数年が過ぎてろめおも物心つく年頃になり、
度々男に何故自分に母親がいないのかを尋ねるようになる
その度に母親はもう違う男の人と一緒に暮らしているのだから会えないのだと諭すストーカー男
それでもじっと寂しさに耐えているようなろめおの姿に男は
「見るだけなら」と子供達をつれて街へ出る
そこにはちょうどストーカー男の思い人が本当の家族と一緒に歩いていた
見るからに幸せそうな家族、ろめおは寂しげに心の中で「お母さん…」とつぶやく事しか出来ない
帰り道、ろめおは父と信じるストーカー男に母親の名前を尋ねる
ストーカー男は少し考えてから「知らない方が良いよ」と答えて終わり
朝倉世界一って自分の中では不条理ギャグ漫画の人だったから
こんな話も描くんだとちょっと衝撃だった
実はろめおにはまだ年端も行かない妹がいるんだけど、
この妹も恐らくどこかの誰かから攫ってきた子
自分の父親だと思っている人は本当は自分の実母を殺した犯罪者で
母親だと思っている人も赤の他人
しかも妹だって血がつながっていないとか…ろめおの身の上を考えると今でもじわじわ来る
425:
毎年夏になると会社から見える駐車場の隅で
壁に向かった姿勢でその場で一心不乱に足踏みや靴底をズリズリさせてる男
見かけると一時間以上は同じことをしてる
会社の皆は不思議がるが俺は何をしてるのか知ってる
そいつが居ない時現場に見に行ったことあるから
そこにはアスファルトにこびり付いた黒いシミのようなもの
そして蟻がワラワラ
そいつは一心不乱に蟻を殺してたんだ
あまりにキモくて会社で言う気にもならない
440:
>>425
うわあ…キモチワルイ。
426:
小学生の時に見た「世界の貧しい子供たち」みたいなドキュメンタリー
低賃金でカカオ栽培の仕事をする 
チョコが食べ物である事すら知らない10歳にも満たない少年たち、
10代半ばで3人の子を育てるスラムの少女、
将来の夢を訊ねれば「敵をたくさん×す事!」と答える紛争地の少年兵など
日本にいれば考えられないような生活を強いられている少年少女に
カメラが密着?ってな内容なんだがその中のロシアのストリートチルドレンの話
ロシア人のAは10歳前後の可愛らしい少年。
彼は幼いながらにホームレスで毎日物乞いやゴミあさりをして暮らす
両親の情報に関しては不明。何度か孤児院にも入ったが、
体格の良い年上の子供にいじめられるのでその度脱走して今に至る
Aは番組の女性リポーター(と言っても普通のタレント)によく懐き
「こんなに寒くて雪も降っているのにいつもどこで寝ているの?」と
リポーターが訊ねると太いパイプが密集した橋の下へと案内するA
「ここのパイプで暖かい風がいろんな家に送られているんだ。この上にいれば凍える事はないよ。年上の子たちがいると追い出されちゃうけど今日はラッキーだね」
その日はAと別れ、数日にわたってAのありのままの生活が収録されたが、
ある日番組スタッフの元へフラフラのAが現れた
顔が真っ赤で呂律の回らないA。熱を測ると40度近い高熱。どうしたものかと番組スタッフ
すると「僕はエイズにかかっているから、そのせいかもしれない」
Aが何とか絞り出した言葉に衝撃を受ける番組スタッフ
Aが少し回復したある日、カメラにはAと何やら口論をしている白人女性が映っていた
彼女は番組の通訳。Aに「今すぐ施設に入りなさい!そしてきちんとした治療を受けるのよ!」と怒鳴っていた
「施設に行けばまたいじめられる!どうして大人はいつも僕を酷い所に閉じ込めようとするんだ!大っ嫌いだ!」Aも泣き叫び、リポーターはどうする事もできない
42

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