【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『天井裏のざわめき声・フラフープ女』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『天井裏のざわめき声・フラフープ女』


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天井裏のざわめき声
こっちでいいのかな?
高校を卒業し、進学して一人暮らしを始めたばかりの頃の話。
ある夜部屋で1人ゲームをしていると、
下の方から大勢の人がザワザワと騒ぐような声が聞こえてきた。
俺は「下の階の人のところに客が一杯来ているのかな?」とも思ったが、
耳を澄まして良く聞いてみると、声の感じから数人という事はなさそうだ、
もっと大勢の人の声のように聞こえる。
気のせいかもしれないが、まるで大きな駅とかなどの雑踏のざわつきのような感じだ。
その時は「そういう映画かテレビ番組でも見ているのかな?」と考えながら、それ以上気にせずにいた。
が、寝る頃になっても一向に「ざわつき声」がなくなることは無く、
そこまで大きな音では無いのだが深夜3時頃まで聞こえていたせいで、
結局気になってその日は殆ど寝る事ができなかった。
それから数日間、毎日ではないが夜10時頃から深夜3時頃まで、
頻繁に「ざわつき声」が聞こえてくるので俺はろくに眠る事ができず、
いい加減苦情を言おうと階下の人のところへ行く事にした。
呼び鈴を押して暫らくすると住人が出てきた、
歳は俺より2つか3つ上くらいだろうか、見た感じ学生っぽく見える。
俺が上の階の住人である事を話し苦情を言おうとすると、その人はいきなり不機嫌になり
「あんた毎日毎日真夜中に何やってんだ、煩くて仕方が無いんだが」と逆に言われてしまった。
(ややこしくなるので、ここからは下の階の人を仮にサトウさんとしておきます)
意味が解らない俺は、事情を最初から話して下のほうから殆ど毎日のように
大勢の人のざわつき声のようなものが聞こえてくると話すと、
サトウさんは「ざわつき声」が夜になると“上から”聞こえてきて、そろそろ
大家か不動産屋に苦情を言おうと思っていたと話し出した。
その話を聞いて、俺は理由は良く解らないが何かいやな感じがしてきた。
あれは明らかに人の声だ、何度も聞いているから聞き間違いは無い、
それにサトウさんも「大勢の人のざわめき」である事は間違いないという。
暫らくの沈黙の後「…天井裏に何かあるのかな?」とサトウさんが言ってきた。
11:
>>10の続き
「天井裏行ってみる?」サトウさんがそう切り出してきて、
俺の返事も待たずに懐中電灯を持ち出してきた。
が、俺は勝手に解決しようとして万が一にも天井踏み抜いたり、
そうでなくとも何か壊してしまったら後々色々問題になるかもしれない、
ここは管理している不動産屋に事情を話して来てもらったほうが良いんじゃないかと
提案し、行く気満々のサトウさんを説得した。
そして俺は「ざわつき声がする」と言うと不信に思われるので、
その辺りははぐらかし「床下から何か異音がする」と不動産屋に白々しく電話を入れた。
すると不動産屋はどうやら天井裏にネズミか何かが入り込んだと思ったのだろうか、
数日以内に業者を連れてそちらに向かうと言ってきた。
俺はなにか結果的に騙しているような感じになってしまってちょっと引け目を感じたが、
その事をサトウさんに話すと「まあ、異音がするのは事実だしとにかく来てもらおうよ」
という事で、特に問題ないだろうとの事だった。
当日、結構早い時間にサトウさんが俺の部屋にやってきた、
不動産屋と約束した時間にはまだかなり余裕がある。
彼が言うには、どうも急な用事が入ってしまって今日は立ち会えないとの事で、
不動産屋が来たら問題ないから合鍵で勝手に部屋に入ってしまって
かまわないと伝えてほしいとの事だった。
「そんな事自分で電話しろよ…」俺はそう思ったが、
まあ仕方が無いので了解し、不動産屋との待ち合わせの時間まで待機する事にした。
昼少し前くらいに不動産屋が駆除業者と一緒にやってきた。
不動産屋がサトウさんと連絡が取れないが何か聞いていないかと言うので、
今日の早朝にあったことを話すと、少し困った顔をしたが一応サトウさんの部屋へ行く事にした。
話を聞くと、1階と2階の間を調べるにはサトウさんの
部屋のバスルームの天井から入るしか無いらしい。
サトウさんの部屋に行くと、合鍵で開けてほしいとの事だったが、なぜか部屋のカギは開いていた。
流石に俺が入るのは問題があると思うので、
業者と不動産屋に任せて外で待っていると、突然中から
「うわ!大丈夫ですか!?」という声が聞こえてきた、
何事かと玄関のドアを開けてみると、不動産屋と業者が
真っ青な顔をして出てきて「警察に電話を…」と言ってきた。
12:
>>11の続き
その間色々あったのだが長くなるので結論から書くと、
サトウさんがバスルームで死んでいたらしい。
それから色々大変だった。
パトカーや救急車がやってきて大騒ぎになり、俺も警察から色々と事情を聞かれた。
朝にサトウさんと話したときは、不信な様子は少なくとも
俺の見た感じでは一切なかった事をはなし、一応天井裏の事を警察に話すと
それも含めて調べていたようだが、何か見付かったのかとかそういう事はなにも
教えてもらえなかった、結局俺としては天井裏の「ざわめき声」も含め、
サトウさんの死因も何もかもあやふやなままになってしまった。
その日の夜。
色々ありすぎたので疲れてしまい、さっさと寝てしまおうと早めに布団に入ると、
「例のざわめき声」がいきなり聞こえてきた。
が、何かがいつもと様子が違う、良く解らないが違和感を感じる…
暫らくして違和感が何なのかに気がついた、
今までは下から聞こえてきていた声が、明らかに横から聞こえる。
しかも今までは床越しに聞いていたので多少くぐもって聞こえていたのだが、
今回はまるで「同じ部屋の中」から聞こえてくるように鮮明だ、
そう考えたとたんに急に背筋が寒くなってきた。
目を開けて声のほうを見てみたい気持ちもあるがぶっちゃけ怖い。
そうは言ってもやはり声の正体は気になる、俺は意を決してベッドから起き上がり、声のする方向を見た。
そしてとんでもないものをみた。
そこにはスーツ姿の男が1人立っていた。
ただ、厳密には「立っていた」というのとは少し状態が違う。
まるで水面から上半身だけを出しているかのように、
床から人の上半身が生えているような状態だ、それだけでもかなり異様な状況なのだが、
そのスーツ姿の男は眼球を上下左右に激しく動かし、
口もまるで早口言葉を喋っているかのように激しく動いている。
そして、その口から例の大勢の人のざわめき声が聞こえてきていた。
俺はあまりの事に体が動かせず、訳も解らずそのスーツ姿の男を凝視していると、
暗がりに目が慣れてきてもう一つ異様なものをみつけた。
13:
>>12の続き
サトウさんだ。
サトウさんが床から顔だけを出し、めいっぱい目を見開いて天井を見つめ、
まるで魚のようにゆっくりと口をパクパクさせている。
それをみた時、なぜか直感的に「あれは何かとてつもなくヤバイものだ」と感じた。
俺は完全に思考が停止してしまい、わけも解らないまま着の身着のままで
携帯と財布だけを持って部屋から逃げ出した。
その夜はひとまずマンガ喫茶で夜を明かすと、朝一番で不動産屋へと向かった。
あんな場所にはもう住んでいられないので、引越し手続きをするためだ。
不動産屋につくと、担当の人を出してもらいすぐに引越しの話を切り出したのだが、
突然の事にしてもやけに担当の人の様子がおかしい、
なぜかどうしても引越しをさせたくないように見える。
不信に思ってしつこく追求してみると、
どうも俺はサトウさんの死に関係があるのではと疑われて
いるらしい、だから安易な引越しはさせれないようだった。
言われてみれば当たり前の事だ。
サトウさんと最後に会っていたのは俺だし何より「騒音トラブル」もあった、
朝の出来事も俺がそう言っているだけで客観的な証明など何一つない、
何よりサトウさんの死因はまだ不明のままだ、俺が殺したと疑われても仕方が無い状況だ。
そこに来ていきなり俺が引越しをしたいと言って来れば、
不動産屋としても当然疑うだろうし、当然不動産屋だけではなく警察も疑っているだろう。
かと言って、あの部屋に戻るのだけは絶対にいやだ、
あんな得体の知れない不気味な物が現れた場所でまた過ごすなどありえない。
そもそもあのスーツ姿の男がサトウさんの死に何らかの形で関わっているのは明白だ、
もしかしたら次のターゲットは自分かもしれない。
そんな事情が事情だけに、俺としても絶対あの場所に戻るのはいやだ、
そこで信じてもらえるかどうかは解らないが、
今までの経緯や昨晩の事を正直に不動産屋に話した。
すると、不動産屋はこの話を信じたのかどうなのか解らなかったが、
とりあえず自分の裁量ではどうにも判断できないので、警察と相談してほしいと言って来た。
14:
>>13の続き
仕方が無く、俺は昨日警察から貰った名刺の番号に電話をして、警察署で事情を話すことにした。
警察署につき、担当の人に不動産屋で話したことと同じ事を話したのだが、
当たり前といえば当たり前だが当然話は信じてもらえなかった。
むしろ「こいつは何を言っているんだ」みたいな態度を取られ、
連日の寝不足の事もありイライラしていた俺は、
発作的に「だったらてめーもあそこで一晩いてみろよ!」と、
大声で怒鳴って担当の警察官に自分の部屋のカギを投げつけた。
後から考えれば、理不尽で無茶な要求をしていたのは俺のほうなのだが、
警官は俺を落ち着かせると、引越し先はあまり遠くにしない事と、
引越し先の住所を報告し警察からの電話には必ず出る事を約束すると、
引越しを許可してくれた。
その後俺はなんとか別の場所に引っ越す事が出来、
事件の方はどうやらサトウさんの自殺のようだという事も解り、俺への疑いもなんとか晴れた。
自殺である事が判明してから暫らくして、俺はまた警察に呼ばれた。
どうもサトウさんのPCから日記が見つかっていたのだが、
そこに書かれている内容の一部に俺が警察で話した例のスーツ姿の男と酷似した
人物のことが書かれていたそうで、その辺りの事情をもう一度詳しく聞きたいということだった。
結局あのスーツ姿の男の正体は今でも不明のままだが、
警察から聞いた話でいくつかわかったこともある。
日記の内容から、どうも俺が最初にサトウさんの所へ苦情に行った時点より前に
彼は「スーツ姿の男」に出会っており、「ざわつき声」の正体がその男である事も知っていたようだった。
そして、日記にはスーツ姿の男が明らかに
悪意のある相手である事が繰り返し書かれていて、サトウさんは身の危険を感じていたらしい。
なぜそこまでわかっていたにも関わらず、
彼はあんなさも何も知らないかのような態度を取ったのだろうか、
警察は何も言っていなかったが、もしかしたら天井裏には何かがあったのではないだろうか。
サトウさんはそこまで知っていて、
何らかの理由で俺を巻き込もうとしていたのではないだろうか、今となっては何も解らない。
15:
>>14
乙。
これはなかなか良いわ。
ありがちと言えばそうなんだが、文章力がそこそこなので読ませるね。
18:
これは久々に良い噺
まるで淳二の怪談のように読み入ってしまった
29:
アーチェリー部
高1の時の話。
当時、部活に入るよう先生に催促されて俺はいやいやながらもアーチェリー部に入った。
いやいや入ったものの、筋トレできちんと鍛えられたし
何より初めて矢を射った時は本当に気持ちよかった。
矢を射ることを始めてから半月ほど経った頃。アーチェリーってのは
それぞれ距離があったんだが俺は50mの距離で矢を射る練習をしていた。
今日は調子悪いなーと思いながらも3本目の矢を弓に取り付ける。
そして弓を的に向けようと思ったその時、違和感に気付いた。
俺の学校のアーチェリー場はそれなりに広い敷地を
柵の役割を果たしている茂みで2等分したようになっている。
そこの茂みの影に誰かいるように見える。
アーチェリーってのは普通、人が前にいる時に弓を引いてはダメなルール。
だから人がいるならみんな弓を引くのをやめるかと思ったが部員は誰一人としてやめようとしない。
俺が考えすぎなのかなと思って弓を引くことにした。
弓にはサイトっていうものがついてる。これで矢を射るところを調整できる。
(ライフルスコープみたいなものと思ってくれ)
弓を引き、サイトを見て狙いをすまそうとしたその瞬間、サイトの中に人が見えた。
30:
>>29の続き
やっぱ気のせいじゃないのか!?
俺はびっくりして弓を下げて隣で射ってる同級生に聞いた。
「なあ、あのさ、前に誰かいねえ?危ないだろ」
「はぁ?頭大丈夫?そんなこと言ってないで真面目にうてよ」
元々俺が馬鹿キャラなこともあってかスルーされた
。前を見てもやっぱ人がいる。でも矢には当たってない。
まあ、あれが何かだったとしてもみんな射ってるし大丈夫か。
そう自分に言い聞かせて再び弓を構える。
でも、的を見たとき俺は泣きたくなったよ。
人?みたいなものがありえない動きをして凄いスピードでこっちに来るもの。
いつだったか動画で見たゲームのバグみたいな
ありえない関節の曲がり方でありえないほど奇妙な走りで。
でも誰も気付いてない。見えてるのは俺だけ?そう考えてるうちに目の前に。
それはお婆さんだったと判明した。
血走った目でこっちを見つめてくる。ただ、見つめてくるだけ。しゃべりもせず、危害も加えず。
他の人たちはすでに矢を全部うち終わっており、あとは俺だけを待っている。
これは無理だと思い全部の矢を射るのを断念。
他の人に「上手くいかんからやめるわww」と言って弓を置いて一緒に矢を取りに行く。
的まで走ってる時にまたありえない動きでついてくる婆さん。
もちろん血走った目で見たまま、横にピッタリとくっついて。
焦る俺。なんなんだよ、このババア、なんなんだよ。
すると、足がもつれて転んだ。同級生や先輩に心配されつつ起き上がり、
周りを見渡すともうあのお婆さんはいなかった。
???となっているうちに同級生が俺の矢を持ってきてくれた。
結局、そこからは何も違和感なし。
それどころかその日のその時を境に俺は急にアーチェリーの点数が上がった。
あのお婆さんの存在は、結局今も分からない。
でも幸運を呼んでくれたのかなと少し思う。
59:
S塚
これは何年か前の今頃の季節の話。俺の実体験に基づいた話です。
ほんと大した話じゃないですが、個人的には洒落になってなかった話です。
ある日俺は、地元の友人と夜遅くまで遊んでいた。
飯を食べたあと、そのまま「S塚」という京都の山まで行くことになった。
S塚というのは京都ではそこそこ有名な夜景スポットで、
今度皆でそこに遊びに行く予定があるので、その下見に行ったのである。
時刻は日付変更前後。
暗い国道を道なりに車を走らせS塚へ向かう。
入り込んだ山道へ入り、途中にある火葬場は煙をあげることなく静かに眠っていた。
その時の俺らは恐怖心などカケラもなく、意気揚々と夜景スポットを目指したのだった。
61:
車を走らせること30分。
目的のS塚まで辿り着いた。
場所は意外と人で賑わっており、いくつも車が停めてあった。
京都の夜景を一望できるその場所には、恋人同士や家族連れなど、
集まってきた多くの人たちがその眺望に恍惚の笑みを浮かべていた。
「流石は夜景スポットやな…」
俺らはそんなことを口々に言いながら、夜景を堪能してから帰ろうと思った。
その時俺はあることを思い出した。
S塚は、地図的な距離では某神社と極めて近い場所にあるはず。
標高差はあるにしても、S塚から神社まで充分歩いていける距離なのである。
恐らく10分もかかるまい…。
断っておくが、その神社は決していわくつきのものではなく、
お祭りシーズンでは一際賑わう、親しみやすくも荘厳な神社なのだ。
ちょっとした山道を歩く事になるだろうが、このドライブは下見も兼ねているので、
神社まで友人と歩いて降りる事になったのだ。
62:
夜景が見える場所から少し離れた明かりの無い場所、その向こうに神社へと通じる道がある。
この時も恐怖心など微塵もなく、心持ちはひどく穏やかだった。
常闇の中へ足を進めていく。
夜は一層暗がりを深め、視界に映るのはかろうじて見える道の概形だけだ。
携帯のライトを片手に道を進んでいく。
目が順応して慣れてくると、少しずつ道の輪郭が見え始めた。
深い茂みだけでなく、近くには小さな家があるようだ。
見るからにもう廃屋となっており、人など住んでなさそうだが…。
そんな事を考えながら二人で進んでいると、大きな道は途中で終わっており、
そこから先は砂利道で先細り、他には細い山道が派生しているだけだった。
茂みを掻き分けて細い山道に入るのは躊躇われたため、
一応大きな道の延長と見て取れる、砂利道を進んで行く事にした。
廃屋を横目に見ながら。
そして。
「 ち ょ っ と 待 て 」
不意に、誰かに話しかけられた。
63:
声の主は、白い服を身に纏った老人だった。
廃屋には小さなテラスがあり、そこの椅子に腰をかけているようだった。
「この先は行ったらあかん」
老人はそう繰り返していたので、どうやらこの道の先に行かせたくないようだ。
私有地なのかな?そんな事を考えながら、
「あーすんません、僕ら●●神社に行ける道を探してるんですよ。
 おじーさん、知らないですか?」
そう尋ねた。
繰り返しになるが、この時の俺は、特に恐怖心は感じていなかった。
「あっちやで」
老人が指差したのは、俺らが先ほど無視して進んだ、
道ともいえない細い山道の一つだった。
あそこから行くのか…。そう思いながら、
「ありがとうございます?」
老人に礼を行って、俺らはそっちの道を進むことにした。
64:
生い茂る草木を割って山道に入った瞬間、背筋に戦慄が走った。
視界に飛び込んできたのは、おびただしい量の経文だった。
紙いっぱいに書かれた理解不能な言葉、その経文紙が大小入り交じって
幾つも連なり、山道の脇という脇を埋め尽くしていた。
経文を縁取った赤と青の不気味な配色は夜の闇に融け、
その毒々しさを際立たせている。
言葉を失う二人。
山道は確かに麓へと続いていそうだが…
ヤバい。これはヤバい。
降りていったら絶対帰ってこれない。
ここに来て初めて恐怖を自覚した俺。
二人して、慌てて元の道へ戻る。
廃屋の方へ目をやったが、さっきまでいた老人が何処にもいない。
そんな馬鹿な…、帰ったのか?一体どこへ?廃屋の中へか?
そもそもあの老人は一体なんだったんだ?
人間だったのか?それとも…
そんなことを考えながら、全力で車に戻って一息つく。
…まぁ多分あれは人間だろう、そしてきっと、あーいうのを霊だと勘違いして、
みんな心霊心霊と騒いでいるんだろう、そんな結論に達した。
というか、怖すぎてそういう理由でしか自分を納得させられなかった。
その後、皆でS塚へ行く計画は頓挫したため、もう行くことはなくなった。
だけど、あの異常な経文は何だったのだろう。そしてあの老人は。
もう二度と行くことはないだろうし、今さら調べることもないだろうから、
今となっては分からない話だ。
136:
うたて沼
もう10年くらい前、俺がまだ学生だった頃の出来事。
当時友人Aが中古の安い軽を買ったので、よくつるむ仲間内とあちこちドライブへ
行っていた、その時におきた不気味な出来事を書こうと思う。
ある3連休、俺たちは特にすることもなく、当然女っけもあるわけもなく、
意味も無く俺、A、Bで集まってAのアパートでだらだらとしていた。
そしてこれもいつものパターンだったのだが、誰と無くドライブへ行こうと言い出し
て目的地もろくに決めず出発する事になった。
適当に高へと乗ると、なんとなく今まで行った事の無い方面へと向かう事になり、
3?4時間ほど高を乗りそこから適当に一般道へと降りた。
そこから更に山のほうへと国道を進んでいったのだが、長時間の運転でAが疲れ
ていたこともありどこかで一端休憩して運転手を交代しようという事になった。
暫らく進むと車が数台駐車できそうなちょっとした広場のような場所が見付かった。
場所的に冬場チェーンなどを巻いたりするためのスペースだろうか?とりあえずそ
こへ入り全員降りて伸びなどをしていると、Bが「なんかこの上に城跡」があるらし
いぞ、行ってみようぜ」と言ってきた。
Bが指差した方をみると、ボロボロで長い事放置されていただろう木製の看板が
あり、そこに「○○城跡 徒歩30分」と書かれ、腐食して消えかかっていたが手書
きの地図のようなものも一緒に描かれている。
どうも途中に城跡以外に何かあるらしいのだが、消えかかっていて良く解らない。
時間はたしか午後3時前後くらい、徒歩30分なら暗くなる前に余裕で戻ってこれるだろう。
俺たちはなんとなくその城跡まで上ってみる事にした。
つづく
137:
20分くらい細い山道を登った頃だろうか、途中で道が二手に分かれていた。
看板でもあれば良いのだが、あいにくそういう気の効いたものはなさそうで、仕方
なくカンで左の方へと進んでみる事にした。すると、先の方を一人で進んでいたA
が上の方から俺たちに「おい、なんかすげーぞ、早く来てみろ!」と言ってきた。
俺とBはなんだなんだと早足にAのところまで行ってみると、途中から石の階段が現れ、
更にその先には城跡ではなく恐らく長い事放置されていたであろう廃寺があった。
山門や塀、鐘などは撤去されたのだろうか、そういうものは何も無く、本殿は形をと
どめているが鐘楼やいくつかの建物は完全に崩壊し崩れ落ちている、本殿へと続く
石畳の間からは雑草が生え、砂利が敷き詰められていただろう場所は一部ほとんど
茂みのような状態になっていた。
ただ不思議なのは、山門などは明らかに人の手で撤去された様な跡があったにも関
わらず、残りの部分は撤去もされず朽ちていてかなり中途半端な状態だった事だ。
時間を確認すると、まだまだ日没までは余裕がありそうだ、
俺たちはなんとなくその廃寺を探索することにした。
が、周囲を歩き回っても特に目に付くようなものはなく、ここから更に続くような道も
見当たらず、Aと「多分さっきの分かれ道を右に行くのが正解なんだろうなー」と話し
ていると、本殿の中を覗き込んでいたBが「うおっ!」と声を挙げた。
Bの方をみると本殿の扉が開いている。
話を聞いてみると、だめもとで開けてみたらすんなり開いてしまったという。
中は板敷きで何も無くガランとしている、見た感じけっこうきれいな状態で中に入っていけそうだ。
中に入ってみると、床はかなりホコリだらけで恐らくだいぶ長い事人が入っていない
のが解る、なんとなくあちこちを見回していると、床に何か落ちているのが見えた。
近付いてみると、それはほこりにまみれ黄ばんでしわくちゃになった和紙のようで、
そこにはかなり達筆な筆書きで「うたて沼」と書かれていた。
つづく
138:
なんだなんだとAとBも寄って来たので、俺は2人に紙を見せながら「うたてって何?」
と聞いたのだが、2人とも知らないようだ。
そもそもこの寺には池や沼のような物も見当たらない。
本殿の中にはそれ以外なにもなく、「うたて沼」の意味も解らなかった俺たちは、紙を
元あった場所へ戻すと、城跡へ向かうために廃寺を後にした。
元来た道を戻り、さっきの分かれ道を右の方へと進むと、すぐに山の頂上へとたどり着いた。
ここには朽ちた感じの案内板があり「○○城跡 本丸」と書かれている、
どうやらここが目的地のようだった。
山頂はかなり開けた広場になっており、
下のほうに市街地が見えるかなり景観のいい場所だ。
と、なんとなく下のほうを見るとさっきの廃寺も見えた。
3人でさっきの廃寺って結構広い敷地なんだなーなどと話していると、ある事に気がついた。
寺の庭を回った時に一切見かけなかったはずだが、
庭の端の方に直径数mくらい、大きな黒い穴のようなものが見える。
「あんなものあったっけ?」と話していると、寺の庭に何か小さな動物が出て来ていた、
そしてその動物が庭の中を走り出した瞬間、その穴のようなものが「動いて」まるで
動物が穴の中に消えてしまったように見えた…
わけが解らない現象を目の当たりにした俺たちは「…今あの穴動いたよな?なんだ
あれ…」と唖然としていると、更にとんでもない事が起きた。
その物体が突然宙に浮くと、かなり高い距離まで上りそのまま移動し始めた。
その時になって、俺たちはあれが穴などでは無く、真っ黒で平面のなんだか良く解
らない物体である事に気がついた。
つづく
139:
その平面状の物体は結構な高さを浮いて、
俺たちが来た道の上を山頂へと向かって進みだした。
その時、恐らく移動する物体にびっくりしたのだろう、木の間から大きめの鳥が飛び
出し、宙を浮く平面状の物体とぶつかった。
が、鳥はそのまま落ちる事も物体を通り抜ける事も無く消えてしまった…
何がなんだか解らないが、とにかくあれは何かヤバそうなものだ、そしてそのヤバ
そうなものは明らかに俺たちの方へと向かってやってきている、その事だけは理解できた。
とりあえずここからすぐに退散した方が良さそうだ。
3人でそう話して気がついた、あの物体は俺たちが登ってきた道沿いにやってきて
いる、ということは、来た道を戻れば確実に鉢合わせしてしまうという事だ。
とりあえず逃げようと言ったは良いがどうしたら良いのか解らない。すると、Bが
「ここ通れそうだぞ!」と茂みの方を指差した。
そこへ行ってみると、近くまで行かないと解らないであろうくらい細い獣道のような
ものが下へと続いている。ただし、この道がどこへ続いているか全く解らないうえに、
俺たちが登ってきた道とは完全に反対方向だ、当たり前の事だが逃げれるには逃
げれるが車からは遠ざかる事になる。
その事はAもBも解っていたのだろう、この獣道を下るかどうか躊躇していると、
突然耳に違和感を感じた、感覚としては車で山を登っていて気圧差で耳がおかしくなる
感じが一番近いだろう。AもBも同じ違和感を感じたらしく戸惑っている、その時俺は
ふと下のほうを見た。すると、例の物体はもうすぐそこ、恐らく二の丸であろう平地の
部分までやってきていた。
つづく
140:
もう迷っていられるような余裕も無い。
俺は2人にもうあれが凄くそこまで来ている事を伝えると、
おもいきって獣道のある茂みを下る事にした。
2人もそれに続き、殆ど茂みを掻き分けるように道を下っていくと、後ろの方からA
が「ヤバイ、もうすぐそこまで来てる!急げ!」と言ってきた。
俺が後ろを振り返ると、例の黒い物体がもうあと10mくらいのところまで近付いてきて
いる。
俺たち3人は最早草や木の枝をかき分けることすらやめ、がむしゃらに獣道を駆け下りた。
どれくらい走っただろうか、暫らくすると木の間から舗装された道路が見えてきた、
俺たちは泥だらけになりながらも必死で殆ど転がるように道を下り、
なんとか舗装された所までたどり付くことが出来た。
その時、突然金属質の耳鳴りのような音が聞こえ、次いで後ろから「バチンッ!」と何
かが弾けるような音が聞こえてきた。びっくりして後ろを振り向くと、そこには例の黒い
物体はなく、爆竹か何かを破裂させたような、そんな感じの煙が漂っているだけで、
俺たちは呆然としてしまった。
その後、民家も無いような山道を散々迷い、
殆ど真っ暗になる頃にやっと最初に車を停めたところまで戻る事が出来た。
結局その後もあれが何だったのかはわからない、そもそもあんな体験をしてまた
同じ場所へ戻る勇気などなかったし、そんな事をしても俺たちに何の得も無かったからだ。
165:
ダメな土地
うちの祖母はいわゆる視える人なんだが
近所の大きな駐車場が宅地造成されて分譲されるって聞いたら
「あの土地はダメだ!悪い事が起こる!」ってスッゲー激怒 。
何でダメなのか聞いても「あの土地はダメなんだ」の一点張り。
確かにその駐車場に隣接している家にはマジ基地が何人もいる。
駐車場敷地内の大木が切り倒された頃、うちの祖母が入院した。
見舞いに行っても意識が無い状態が続き、
駐車場の事を話さないまま他界してしまった。
その後周辺では祖母が言った通り事故事件が多発している。
駅で人身事故、殺人、乳児遺棄夫婦の逮捕、
そして女子中学生誘拐…マジ怖いんだけど(´;ω;`)
170:
呪われた地ってあるんだなぁ
悪い気が留まるとかか?
191:
終わらぬ戦い
先日、現役のアメリカ海兵隊士官さんと仕事の都合で話をしたんですが、
その時に聞いた話が結構えぐいので書いておきます。
新兵を訓練する際に何度も出る話だそうですが、
いわゆる先頭慣れした頃に陥る自信過剰って奴の1つで、
敵方が逃げ出し始めた時に、戦線を崩して追いかけ始めてしまう奴が出るんだそうです。
戦線と言うより戦列と言うべきなんですが、銃を構えた兵士が横一列に並ぶのは
味方同士が打ち合わない為に非常に重要な事なんだそうです。
そりゃ、だれだって味方に打たれて戦死なんていやですからね。
パープルハート勲章も貰えないし。
時は1945年。小笠原諸島の南に浮かぶ絶海の孤島。硫黄島。
この島を巡って血で血を洗う激戦が行われたのは皆さんもよく知る所でしょうが、
私が話をした士官さんはおじいさんが従軍されたそうで、
その時のエピソードをよく聞いたそうです。曰く『どんなに不利だと思っても
日本兵は投降しない』とか、或いは『日本兵は最後の一人まで勇敢だったとか』
んで、その中に出てくる話ですり鉢山攻防戦ってのがあるんだそうですけど。
あれです、映画、父親達の星条旗のあのシーンの山です。
最後の数名が頑強に抵抗するすり鉢山を包囲して、慎重にすり潰しながら前進し、
最後の一兵が手榴弾で応戦している中、十字砲火を浴びせたそうですけど、
その後に星条旗を立てて占領をアピールしたんだそうです。
ところが、翌朝になるとその星条旗が倒れてる。だからもう一回立てる。
ついでに、星条旗を立てるシーンを写真に撮ったり記録映画撮ったりしながら。
でも、翌朝になるとまた倒れている。しかも、旗ざおが折れている。鉄製なのに。
192:
で、事件はおこります。
ある晩、業を煮やした若手士官が小銃を持って
星条旗のすぐ近くで歩哨に立ったんだそうです。見張りですね。
何度も何度も星条旗を倒されては海兵隊の名折れ。
責任もって犯人を射殺しろって命じられてたんだとか。
その晩、歩哨にたった士官は真夜中に足音を聞いたんだとか。
複数名の足音が、慎重に距離をとって接近して来るんだそうです。
正直「来たな!」と思って、小銃の安全装置を解除し、近くに着たら斉射してやる!と銃を構えたんだとか。
ところが、指呼の間に接近した所で足音が止まってしまい、士官は「気付かれた!」と慌てたとか。
息を殺してジッと待っていると、何事かの会話が日本語でなされ、
バタバタと斜面を駆け下りる足音が聞こえたそうです。
士官はその足音の方向へ数発射撃し、自分も身を晒して足音を追いかけたんだとか。
追撃戦って非常に危ないんですが、逃がすのも癪だと思ったんだそうですよ。
一緒に歩哨に立っていた海兵隊の兵士も走ったそうです。
走って走って射撃しながらまた走って、弾を撃ちつくして次の5発を押し込んでまた撃って走って。
で、前方で『ギャー!』と悲鳴が聞こえて、
しめた!当たった!と思いつつ、日本語で『トマレ!』と叫んだんだそうです。
余談ですが、大戦中の米軍士官は「トマレ」「ジュウヲステロ」「トウコウシロ」など、
簡単な日本語指示を学んでいたんだそうです。
ところが、今度はその敵側から凄い勢いでバンバンと撃たれ始めたんだとか。
士官の左右をシュンシュンと音を立てて銃弾が通過したんだそうです。
コリャヤバイ!と振り返り、斜面を走りながら逃げたらしいんですが、
途中で何かに躓いて倒れたら、そこが日本軍守備隊の掘った塹壕だったそうで、
頭から落ちて側頭部を痛打。
昏倒状態になっていたら下からバリバリと射撃しながら海兵隊が斜面を登ってきたそうです。
で、一緒に追跡していた筈の海兵隊兵士と同士討ち。
翌朝、明るくなってから調べたら30人近く死んでたとか。
その日から星条旗は夜間になると取り外され、
麓の前線本部で管理される事になったらしいですが、
朝になって山頂部へ星条旗掲揚へいくと、かならず足跡が残っていたんだそうです。
それも、登ってくる足跡だけ。
193:
硫黄島では1945年9月に最後の日本兵を収容したそうですが、
終戦後まで散発的抵抗は続いていたんだそうです。
死霊とか幽霊とかそう言う話も恐ろしいですが、
生きてる人間の執念とかも充分恐ろしいなぁと。
そんな話でした。
212:
背乗り
大学4年生の11月、Aの就職がようやく決まった。
本人は小さな会社だと言っていたが、内定を貰えたことに変わりはないし、
晴れて仲間内全員の進路が決まったことで、1月に旅に行く運びとなった。
旅の発案をしたのはAだった。
レンタカーを借りて、東京から日本海側を北上し青森を目指す計画だ。
当時運転免許を持っていた僕とCが交代で運転をする代わりに、
AとBとDがレンタカー代とガソリン代を払うということで話が折り合った。
僕を含めて5人の旅だった。
僕たち5人は大学のサークルで知り合った仲だ。
僕とCは同じ学部で同じゼミを専攻していたが、AとBとDは別の学部に通っていた。
213:
旅の2週間程前に奇妙な出来事があった。
宿の手配や旅の詳細な計画が概ね完了した矢先だった。
Bと全く連絡が取れなくなってしまったのだ。
電話をしても繋がらないし、家に行ってもBは留守だった。
Bと仲が良かった別の友人にも連絡をしてみたが、Bの所在は分からなかった。
出発の5日前、最後の打ち合わせをするために集合した。
依然としてBとは連絡が取れないままだった。
さらにAとDの様子がおかしかった。
打ち合わせの結果、3日前になってもBと連絡が取れなかったら旅を中止することに決まった。
たしかに個人的にも、Bがいなければ旅をする意味が半減してしまう気はしていたし、
何よりも心配だったので、このままBがこなければ中止という意見に違いはなかった。
しかし、AとDが異常なほどに旅は中止だ中止だと強く言っていたことが気がかりだった。
帰り道、僕は仲間内でも特に仲が良いCと個別に話をした。
無論Bの事と、打ち合わせの時のAとDの挙動についてだ。
僕もCも同じことを考えていた。
Bの身に何かあったのではないか。ということと
その事にAとDが何か絡んでいるのではないか。ということだった。
その日の内に僕とCはBの家に行くことにした。
相変わらずBは家に居ないようだった。
諦めずに隣の部屋の住人に聞いてみるとBのことは知らなかったが、
大家さんの連絡先を教えてくれた。
早電話し事情を話そうとしたが、大家さんからの一言に絶句した。
「Bさんという方は知りませんが、この家に住んでいた人は1ヶ月前に引っ越されましたよ」
住んでいた人の名前も確認したがBではなかった。
無論、AとDにはこの事は話さなかった。
214:
出発の3日前が来た。
結局Bとは連絡が取れなかったので、予約した宿にキャンセルの電話をした。
3日前にキャンセルすること事態が申し訳ない気持ちだったので、
少しでも早いほうが良いのではと思い、朝一番で電話をしたのだ。
すると、泊まるはずだった3つの宿はすべて既にキャンセルされていた。
詳しく話を聞くと1週間前にBと名乗る男からキャンセルの電話がきたとのことだった。
僕はそのキャンセルをした男はBじゃないと思った。
直感だが、AかDのどちらかだ。そう思った。
旅館の人には念のため、僕が今日電話をしたことは黙っていて欲しいとお願いをしておいた。
その後すぐにCに連絡をし、急遽会うことにした。
合流した刹那Cは言った。
「このことはAとDには言わないほうが良い。」
同意見だった。
「キャンセルの電話をこちらでするとカマをかけてみよう。」そう続けた。
Aに電話をし3日前になったからキャンセルの電話を入れる旨を伝えると、
案の定、「キャンセルの電話は俺がする!」と言ってきた。
僕は冷静を装いながら、3件あるから分担しようという案を出したが拒否をされた。
この日のやりとりで、AとDがBの失踪に絡んでいることがほぼ間違いないと睨んだ。
僕はAとDに状況を話して問いただそうと言ったが、Cはもう少しだけ時間が欲しいと言った。
どうやら個人的にAとDについて調べるつもりらしい。
僕はあまり気が乗らなかったが、Bについては本当に心配だったので大学にわけを話してBの実家の連絡先を聞くことにした。
冬季休暇中の大学は人が少なく、窓口にも誰一人並んでいなかった。
窓口の人に理由を話すと調べてくれたが、AもBもDも僕が通う大学には在籍していなかった。
Bは先の件で偽名の可能性があったが、大家さんから聞いた名前でも在籍がなかった。
もう3人の名前が本名なのかさえ信用できなかった。
215:
出発日だった日の前日にAから連絡が来た。
Bが戻ってきたと言うのだ。
その後、2週間振りに5人が揃った。
最初はAの家でと言われたが、そこには行ってはいけない気がした。
そのため、適当な理由をつけて街中のファミレスで落合うことにした。
ファミレスに現れたBはBではなかった。
Bに似ているわけでもなく、完全に別人だった。
正直、僕は冷静を保ててはいなかっただろうし、鳥肌が引かなかった。
見た目は普通の人間だが、その顔からは悍ましさ感じた。
僕とCはBじゃないと言い続けたが、AとDはBだと言う。
その間、Bと名乗る別人は僕とCのことを交互に見続けた。
聞いてもいないのに失踪の経緯を説明し始め、Bは今日まで泊り込みでバイトをしていたと言う。
そして、そのバイトは期間中に外部と連絡を取ってはいけない仕事だったと話していた。
事前によく説明を聞いてなかったため、そのまま連絡が取れなかったというのが言い分だった。
さらにBは続けて言った。
「明日からの旅行は行ける?」
Bの顔がさらに悍ましく見えた。
216:
説明するようにAが言った。
「実は宿はキャンセルしなかったんだ。だから旅は決行できる。」
既に宿がキャンセルされていることを知っているということは、ばれていないようだった。
あるいは、ばれていても良かったのかもしれない。僕は混乱していた。
「3日前に旅は中止と決まっただろ。その際に、俺とこいつは別の予定を入れてしまったよ。」Cが言った。
散々引き止められ、断ることに時間を要した。
その間、今すぐにでも逃げ出したかったが、大学はおろか住所も知られているため穏便に進める必要があった。
Cのおかげで俺も冷静を取り戻し、何とかその日は解散となった。
解散となったあと、僕とCは3人の後をつけた。
すると3人は10分ほど歩いたところにある駐車場に入っていった。
しばらく待つと、Aが運転をする車が駐車場から出てきた。
Aは免許も持っていたのだ。
その後すぐに引越しをした。
引越しをするまでの間も家には物を取りにいくための1回しか帰らなかった。
引越しに日に久々に家に戻ると、誰かが侵入した痕跡があった。
卒業まではほとんど大学に行く必要がなかったため、C以外に会うことはなかった。
AとBとDとは連絡も取ることなく春になった。
217:
以上が体験した話です。
この話は1年前の出来事です。
1年後にわざわざ書いたことには理由があります。
この1年間もCとは定期的に連絡を取り、数回飲んだりしていました。
そのCから昨日連絡があり夜に会ったのですが、その席で思いもよらない話がでてきました。
Cが先日ふと思い、大家さんから聞いたBが住んでいた家の名義の名前を検索したところ、
その人は1年前に死亡していたそうです。
死亡していた人が、僕たちの知っているBという人物である可能性は非常に高いと思います。
あのBと名乗る別人の顔が浮かび頭から離れません。
226:
キツネ憑き
俺んちの家系は男は霊感が0のかわりに女の霊感が強くなる傾向があるらしい。
実際俺も霊感はまったくない、親父は婿養子だから当然ない。妹はしらん。
子供のころ、小便がしたくておきた俺が用を済まし時計をみると夜の二時だった。
そんな時間に起きていたことのないおれはなんかテンションがあがり
深夜の家を探検することにした。
母ちゃんのうなされる声が聞こえて、暗がりからふすまを覗くと
ベッドでうなされている母ちゃんの腹が妊婦みたいに膨れ上がり
布団からニョキと足がはみ出していて、どうみても2mくらいの大きさになっていた。
人間本気で恐怖すると声なんて出ないんだな、おれは四つんばいで部屋に帰り、
布団に包まって泣きながら震えていた。
頭の中はパニックでこれからどうしようどうしよう、父ちゃんに打ち明けるべきか
どういったら信じてもらえるか、自分の母ちゃんが化け物だった。母ちゃんは化け物だった
母ちゃんとの思い出がぐるぐる回って声が出ないように布団を噛んで嗚咽を隠した。
やがて寝てしまったらしく朝になり母ちゃんが起こしに来たのだが
目が明らかに変わっていた・・・
爬虫類というか、どこか他人を見るような目で俺を見るようになった。
227:
・俺が話しかけても一度目は無視をする。
・話してるときに表情が全くかわらない。
そのときの母ちゃんの症状は俺や親父に対してもこんな感じなのに親父は全く気にした様子もなく
会社に行ってしまった。

困り果てた俺は
霊感が強く、自分が体験した心霊体験をよく俺に聞かせてくれたばあちゃんに相談することにした。
俺が泣きじゃくりながら母ちゃんが化け物だったこと、俺はそのうち捨てられることを話したら
「母ちゃんはきつねがトリついてるわしがなんとかする」といって俺を抱きしめてくれた。
婆ちゃんの匂いは嫌いだけど我慢した。
その日の夜中、俺はばあちゃんに起こされると母ちゃんの寝室に連れて行かれた。
ふすまを少し開けて覗くと、母ちゃんがうなされていて、だんだんと布団のお腹の部分が膨れていった。
俺が泣きそうな顔で助けを求めると、ばあちゃんがガラッとふすまを開けて、持っていた竹箒で母ちゃんの腹を叩いた。
すると一瞬蒼白く光った母ちゃんのお腹は元のサイズに戻った。
これでもう大丈夫、おまえが見つけてくれたおかげで母ちゃんは助かった。
そういって泣きじゃくるおれをあやしてくれた。
あれから親父転勤で引っ越して、久々に今日実家に帰って婆ちゃんにあってきたので記念に書いとく
263:
ストーカー
じゃぁもう一個貼るね。
ほんとは今日これ投下しにきたんだけど、荒れてたので思わず違うのを貼ってしまった。
ロム歴長いけど投下はぺーぺー。
不備があったらご教授いただけると幸いです。
ちなみに実話です。
現状を自分で振り返るためにも、最初から思い起こして書いてます。
長かったらごめんなさい。
264:
私が覚えている範囲では、きっかけは帰宅途中の電車内でした。
少し離れたところに立っている男性がじっと私を見ていました。
その方は身長180?くらい。40代の高木ブーといった風貌でした。
くたびれたグレーのスーツに、同じくグレーのコートを羽織っていました。
視線を外して時々確認しても、やはり私をじっと見ています。
気味が悪いと思いましたが、その路線は色街を通るものでしたので
平素から変わった人が多い路線でした。
あまり気にしないように努めて、その日は何事もなく家に帰りました。
時期は今年の3月頃だったと思います。
それからしばらくした頃(確か初夏の頃です)、またその男性を見かけました。
今度も少し離れたところからじっと私を見ています。
またか…と思いながら、今度も気にしないよう努めて携帯をいじっていました。
すると、その方は帰宅ラッシュ時の混雑した車内にも関わらず
私の背後へ移動してきました。
この路線は痴漢多発路線としても有名です。
こちらもまたか…と思いながら、始まったら警察に連絡しようと110番の準備をしました。
ですが、その方はじっと私の後頭部を見ているだけで触ってきたりはしませんでした。
ただ、ガラス窓に映る様子から、髪の匂いを嗅がれているのはわかりました。
かなり気持ちが悪かったです。
でも、これでは110番には弱いかと思い、その時も何事もなく家に帰りました。
265:
またしばらくして、今度は7?8月頃です。
今度は電車外での遭遇でした。
最寄駅から出て少し歩いたところで、背後から例の男性につけられていることに気付きました。
やっぱり私をじっと見ています。
怖かったので、一度道路の端に寄って追いぬかせました。
そのまま立ち止まっていると、男性は追いぬいた後も何度もこちらを振り返ってじっと見ています。
だいぶ離れたところで長く立ち止まり、とうとう引き返してきました。
危険を感じたので、近くのコンビニに逃げ込み、しばらく待ってから走って帰宅しました。
次はあまり間隔が開きませんでした。
その日は残業で遅くなってしまい、最寄駅を出たのは夜12時を回った心でした。
真っ暗な道を歩いていると、後ろから自転車が追い越して行きました。
追い抜き様、思い切り首を捻って私を見ていきます。
怖気が走りました。例の男です。
今回はTシャツにハーフパンツ姿でした。
男はやはり、しばらく先に行くまで何度も振り返り、やがて長く留まって引き返してきました。
すぐに近所のビジネスホテルに逃げ込み、泣きながら警察に電話しました。
その日はパトカーで送っていただきました。
266:
次は先月だったと思います。
帰り道で、いきなり物陰から出てきた男性に抱きつかれました。
体を触られて、悲鳴を上げて暴れて振りほどきました。
やはりあの男性でした。
堪らずもう一度悲鳴を上げてしまいました。
まだ早い時間帯でしたので、近所で営業中だったレストランの店員さんに保護されました。
男は逃げていき、私は彼氏の仕事が終わるのを待って家まで送ってもらいました。
ついこの間警察のお世話になったばかりで、110番はしにくかったのです。
次はついこの間でした。先週の金曜日です。
職場の飲み会で遅くなった私が最寄駅に着いたのは夜11時過ぎでした。
お酒もあって気持ち良く歩いていると、あの男性が表れました。
この日は最初の時と同じくグレーのスーツ+グレーのコートでした。
男はやはり私をじっと見つめていました。
気持ちの悪さと恐怖が高まり、私は思わず走りだしました。
すると、男も走りだしてしまいました。
とは言えかなり太っている男なので、すぐに引き離すことができました。
私が元陸上部だったのも幸いしたかと思います。
無事に家に着いた時は心底安心しましたが、いよいよこれはストーカーなのかと、頭を悩ませているところです。
現在進行形の話のためオチはありません。
おわり。
321:
>>266
警察に言えば、すぐに逮捕してくれるよ。
三鷹事件以後、警察のストーカーに対する対応は激烈だからね。
270:
桐箪笥
少し前にあった話。
ある日、買い物に行く最中、何気に粗大ゴミ置き場を見ると箪笥が置いてあった。
今の安普請な感じな作りの物では無い、
要所要所に飾り彫りの施された金具が取り付けられた立派な桐箪笥だ。
ぱっと見た限りではその箪笥は何処にも壊れた箇所がなく、
間違っても粗大ゴミ収集場に置くような状態とは思えない。
だが、目立つ位置に粗大ごみ収集の為のシールが貼られており、
明らかに捨てる為におかれた物なのだろう。
……何でこんな良いのを捨てるんだろうなぁ、勿体無い……などと思いながらあれこれ観察し、
そしてやっとその理由を見て、俺は即座にその場を立ち去った。
――目が合ったのだ、箪笥の半開きとなった小物入れの戸の隙間から此方を伺う、何者かの目と。
その後、買い物の帰り道に恐る恐る同じ場所を通った時には、既に箪笥は其処には無かった。
出来れば、誰かが拾ったのではなく、収集業者が回収して処分したと思いたい。
272:
>>270
洒落にならないほどではないが、久しぶりによい話
この気持ち悪さは大事
275:
市営団地
3才から20才くらいまで住んでた市営団地の話。
4階建て団地の最上階に住んでたんやけど
各階、左右に部屋があって、自宅は左側、右側の部屋はずっと空いてた。
小6くらいの時に、最上階だけ左右の部屋を繋げて間取りを広くする工事があった。
間取りが2倍になるんで「自分の部屋が手に入る!」と、妹とはしゃいでた。
で、リビングと台所と自分の部屋は左側(元々住んでた方)
両親の部屋、妹の部屋、トイレとお風呂は右側(増築分)
って感じで部屋割りが決まったんやけど、どうも増築した側がおかしかった。
276:
275 続き
明らかに寒い…というか空気が違う感じ。
まぁ増築側の部屋は畳やし水場もあるし気のせいやろと思ってたんやけど
変な現象が次々と…
妹がベットで寝てたらベットがガタガタと揺れたり
誰も住んでないはずの隣の部屋から話し声が聞こえたり(妹の部屋)
この時は妹がほぼ不登校な感じだったので、精神的な問題かなぁと思ってたんやけども…
そのうち自分も金縛りにあったり、ベランダ(増築側)のガラスに謎の顔(仏像的な)をみたり…
特に害は無いんやけども、一番嫌やったのは謎のハイヒール。
夜中の2時とか3時に、階段を上がってくるハイヒールの音が聞こえるんやけど
4階まで上がってきて音が途切れる…降りる音は聞こえない…
これがほぼ毎日。これは気持ち悪かった…
おかんが水商売やってたし、おとんはよく飲みにいってたし
そういう関係の幽霊を連れてきてたんかな…?
まぁ一番洒落にならんのは
なんやかんやで両親離婚&家出、妹は家出して妻子持ちと不倫、結婚
一人取り残された俺はバイトクビからの電気ガス水道停止、食料無し…
まぁ、いまでは皆幸せに暮らしてますけどね。
たまに団地の前を通るのですが
10年近くたった今でも、誰も入居してません…やっぱり何かあるんですかね?
長々と失礼しました。
335:
不気味なwebページ
初めてなので読み辛かったらごめんなさい
そんなに怖くないかもしれないけど自分的にはスレタイだったんだ
数年前、仕事中にwebで調べ物をしていた時に
画像検索をしていたら、奇妙な画像をみつけた
TVの刑事ドラマに出てくるような事件の現場検証みたいな写真で
鑑識の制服を着た人が捜索本部(?)みたいなテントの中で何か打ち合わせしてるようなやつ
更に山の中を何か捜しているような写真が数枚と
今度は人間のバラバラになった手みたいなのと切断された頭部みたいなもの
その頭部のアップらしい写真もあった
あまりに気持ち悪くてとりあえず遺体らしきものが映ってないものをクリック→拡大したら
どうみても合成にはみえなかった
で、URLを開こうとしても404になる
それで怖くなって閉じてしまったんだけど
検索していたのは殺人とか遺体とか全然関係のないキーワード
その数ヵ月後にもう一度検索してみたけどもうなかった
ちょうどそれをみつけたのはあるバラバラ殺人事件が世間を賑わせてた時で
それは今でも未解決事件スレが出来ると上がるような事件
あれは何か映画とかの小道具だったんだと信じたい
374:
ぶら下がっている
数年前の冬、高校へ行くためにチャリをすっ飛ばしてた。
自宅から高校へ行くまでの道は2つあって1つは信号の多い大通り
(ただし道は終始平面)もう1つは坂が多い人通りの少ない路地だった。
坂が多い道、一見何のメリットも無いように見えるが
何故かこっちの道を通ると5分ほど早く学校につくという不思議。(信号が無かったからかも)
まあ自分は時間に余裕を持って高校に行っていたので坂道を使うことは基本無かった。
しかし、その日は朝からトイレに篭っていて家を出るのがいつもより10分遅くなってしまった。
止むを得ず坂道を使うことに。不気味だったので前だけを見てチャリを漕いでた。
あと少しで路地を抜けるかという時にまたもや痛恨のミス。
左ポケットに入れてた財布が無いことに気づき、慌てて戻る俺。
財布は、すぐ見つかった。バックして30mくらいのところに茂っている林の前に落ちてたからだ。
そして財布を拾って顔を上げたその時、俺は目の前の林にあるものを見てしまった。
それは、俺が不気味だからと見ないで視界の端にいれていただけのもの。
サンドバッグか手作りブランコかと思っていたもの。
入学式で着るような正装をした幼稚園児の首吊り死体がそこの木にはぶら下がっていた。
冷たい風が吹く度にざわめく木々と共に小刻みにゆらゆら揺れる手足。
それはまるで昔からそこにあるかのように馴染んでいた。
その雰囲気に腰を抜かした俺。動揺して警察に通報するといった
判断はできずに急いでその場を離れた。
学校でも怖くて誰にも話さず、あの道は二度と通らずで結局有耶無耶に終わってしまった。
ただ、あれは未だに新聞やテレビを見ても報道されたような痕跡が無い。
実はもう見つけられていて親族が報道を拒否しているのかもしれない。
しかし、俺はあの死体は今でもあの木にぶら下がっているのではないかと思ってしまう。
それくらい自然に馴染んでいた首吊り死体は未だにトラウマである。
376:
>>374
いい話だね
当然の義務である通報をしなかった無責任でDQNだった後味の悪い罪悪感
自分が見たものが本当だったのか、そうじゃないのか、確認取れないのも自業自得というすっきりしなささ
幼児をたすけられたかもしれないのに殺したっていう恥と、それを考えたくない逃避
いろんな思いが想像できるよ
でも前半の俺の通学路話は無駄に長すぎて目が滑った
411:
フラフープ女
俺が大学一年の頃、高校で同じ部活のやつと二人で東北の旅をした。
その時に俺の希望で恐山に行った。
それまでは俺には霊感とかそういう類いのものはなかったが、
その旅から帰ってきてから不思議な出来事が起きるようになった。
ただ、元々どんくさいので大抵は恐怖心を覚えないんだけれど、一回だけゾッとした経験をした。
当時は不眠症で、結局寝付けずに夜中の二時か三時くらいにコンビニに行くのが日課だった。
夏も終わりくらいで、夜は気持ちいい感じに涼しく、
鈴虫が鳴き始めている以外は本当に静かな住宅街を十五分ほど歩けば目当てのコンビニがある。
そこに向かう途中にはちょっとした畑があり、続いて茶屋、本屋と並んでいる。
畑の辺りに差し掛かったとき、本屋の前で白いものがパタパタと動いていた。
俺は目が悪い上に普段散歩する程度なら眼鏡をかけないのでそれが何かわからなかった。
たしかここら辺にはコニカだかキャノンだか写真屋のあの風で
クルクル回る看板があったはずだからそれだろうと思い込んで、特に気にせず歩いていた。
煙草を一本吸ったので足で消したときふと気付いたんだが、
そんな看板がクルクル回るほど風は吹いていない。
というよりほぼ無風だ。
そこでおかしいと思うべきだった。
茶屋に差し掛かったとき、本屋の前にある「それ」が何かわかり、
全身の血が逆流するような恐怖を覚えた。
412:
白い服を着た女だった。
当時、俺はリングを見ていなかったが、全く貞子と同じような、
長い髪を前にだらりと下げた白い服の女が、なぜかフラフープをしていた。
本能的に「これは気付いたそぶりをしてはいけない」となぜか思った。
霊とか幻覚とかの類いだろうが、ただの異常者だろうが、
どっちみちこの女を直視したらマズいと思った。
全く気付かないふりをして二本目の煙草を取り出し、火をつけた。
その女との距離は一メートルもなかった。
俺は全く気付かないふりをして、まっすぐ前を見ていたが、視界にはハッキリと女がいた。
そして俺が歩くのに合わせて顔の向きもゆっくり動かしている。
俺が前を通るのを見ているのがわかった。
数秒の間だと思うが何時間にも感じられた。
41

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