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シノ「xvideos?｣

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1：
?夏休み?
ｶﾁｯ……ﾊﾟｯ
シノ「こっ、これはっ！？」
シノ(お姉ちゃんが撮影のために地方にいっているのでパソコンを覗いてみたら……)
シノ(履歴からこんなサイトを見つけてしまいました)
シノ「……｣
ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ
6：
シノ「金髪美女のあんな姿やこんな姿が……！｣ﾊｧﾊｧ
ｱﾝｱﾝｱﾝｱﾝ
シノ「……きん！きん、ぱつ！｣ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
シノ(すごすぎて……手が勝手に動いてしまいます??)
シノ「きん！きん、ぱつ！｣ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
シノ「きん！きん、ぱつ！｣ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
シノ(しあわせすぎます！今なら私、なんでも出来る気がする……)
シノ「きん！！！！！きん、ぱつ！！！！！！｣ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
シノ「きぃん！！！！きぃん、ぱぁつ！！！！｣ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
9：
ｱﾝｱﾝｱﾝｱﾝ
シノ「きぃん！！！きんっっぱぁぁつ！！！！！｣ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
シノ「おほっ、きん！ﾊｧ、きん、ぱ……っ！！！｣ﾊﾟﾝ…
ｶﾞﾁｬ
アリス「し、シノ……？」
シノ「つぅぅぅ！？あああアリスぅぅ！？どうしたんですかこんな夜中に！？」
アリス「それはこっちの台詞だよ……」
13：
シノ「ああっ、そうですよねっ、でも私、これ見たら興奮しちゃってててててて」
アリス「？なにか見てるの？｣ｽﾞｲｯ
シノ「あああ違うんです！！！ここ、来ないでくださーーーい！！！」
アリス「あはは、隠さないでよシノ?｣ｽｯ…
シノ「あっ…」
アリス「…え？」
シノ(恥ずかしいですこんなものを見ていたなんてアリスに知られるなんてっ…)
アリス「これ…｣ｼﾞｰ
シノ(終わりです何もかも)
アリス「なんだ、xvideosかぁ?♪」
シノ「！？」
21：
シノ「アリス！？これ、知ってるんですか！？」
アリス「？有名だよ？」
シノ「そ、そうなんですか！？」
アリス「シノ、知らなかったの？」
シノ「は、はい。今日が初めてで、興奮していたのです」
アリス「そうなんだ?。楽しいよね、xvideos｣ﾆｺｯ
シノ「は、はい！とっても楽しいですよね?！今まで知らなかったのが悔しいぐらいです！」
シノ(アリスは知っていたのですね……ほっ……)
23：
三十分後
ｷｬｯｷｬｯ
アリス「……あれ？そういえば、今日が初めて、だったよね？」
シノ「そうですよ?……悔しいです……」
アリス「シノが知らなかったってことは、綾や陽子も知らないのかな？日本ではあまり有名じゃないの？」
シノ「え？どうでしょう……少なくとも二人は知らないと思いますが……あまりそういう話もしませんし」
アリス「……！｣ﾜﾅﾜﾅ
シノ「アリス？」
アリス「かわいそうだよ！！」
シノ「はい！？」
30：
アリス「だって、こんな楽しいサイトを知らないなんて、もったいないよ！かわいそうだよ！」
シノ「……！」
アリス「これを知らない人がいるなんて……信じられないよ……はやく教えてあげないと……｣ﾜﾅﾜﾅ
シノ「……気持ちはわかりました、アリス」
シノ「でも、ただこれを見せても、二人は戸惑ってしまうと思うのです」
アリス「そ、そうなの？」
シノ「ええ、金髪少女好きで数々のエロ本を見てきた私でも戸惑ってしまったぐらいですから」
33：
アリス「でも…でも…」
アリス「かわいそうだよっ……！｣ｸﾞｽｯ
シノ「……泣かないでください､アリス。教えないわけじゃありませんから｣
アリス「シノ……？」
シノ「大丈夫です。私にまかせてください！」
アリス「う、うん！シノ、頑張ってね！｣ﾆｺｯ
シノ「ふふふ……｣ﾆｺﾆｺ
アリス(…なんだろう…)
アリス(なんか、シノがシノじゃないみたいだよ?！)
35：
シノ(このサイトを見つけた時のときめき)
シノ(これを二人にも教えてあげたい)
シノ(私の夢は通訳者……)
シノ(言うなれば、世界の人々を繋げ、幸せにするお仕事といっていいでしょう)
シノ(このサイトを見つけた時、興奮と同時に感じた一つの確信)
シノ(このサイトは……)
シノ(世界を平和にできるはずです)
???
40：
数日後
忍宅
陽子「おじゃましまーす！」
綾「おじゃまします」
シノ「どうぞどうぞ?」
カレン「シノ?頑張ってくだサイね?」
シノ「はい♪」
陽子「ん？何の話だ？」
シノ「いいえ、なんでも♪」
陽子「？……変なの」
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
アリス(……カレンは、xvideosを知ってるから事情はもう話してる)
アリス(計画どおりいけば、みんな幸せ！)
42：
陽子「で？今日はなんで集まったんだ？」
綾「大事なお話があるってことだったけど……」
シノ「ふふふ……いきなりですね？」
綾「いや、そのために来たんじゃない！」
シノ「ふふふ、そうですね……では……これを見てくださいっ！！｣ﾊﾞｯ
xvideos.com
綾＆陽子「！？」
46：
綾「こ、これはっ……！」
陽子「ああ、xvideosか」
綾「陽子！？」
シノ「陽子ちゃん、知ってるんですか！？」
陽子「まぁねー。一応年頃の女の子だし。楽しいよな！」
アリス「楽しいよね！」
カレン「楽しいデース！」
シノ「楽しい！金髪美少女ばんざい！ばんざい！！」
ｷｬｯｷｬｯｴｯｸｽﾋﾞﾃﾞｵｰｽﾞ
綾「ちょっ……ちょっと待ってよ！///」
47：
まさかの陽子
50：
四人「？」
綾「ははは、恥ずかしくないの！？こここ、こんなものを見て……！」
陽子「ははは、何を言っているんだ綾。私と一緒にネットしててこのサイトを見つけたんじゃないか」
綾「陽子ーーー！？その話は秘密だって言ったのに！！」
シノ「ふふふ、なんだ、二人とも知っていたんですね?♪」
カレン「万事OKデスね！それならば、xvideos鑑賞会を開くデス！きっと楽しいデス！」
ｷｬｯｷｬｯｴｯｸｽﾋﾞﾃﾞｵｰｽﾞ
綾「そういうことじゃない！！とにかく私、そんなもの認めないからね！！」
54：
陽子「なんだよ、綾は真面目だなぁ。楽しもうぜ?」
綾「……いやよ……だって……だって……外国の人ばっかりじゃない……｣ｸﾞｽｯ
アリス「あ、綾、泣いてる……？」
綾「そんなの見て何が楽しいの……？裸は日本人じゃないと意味ないじゃない……」
綾「だって、陽子が日本人……だから……｣ﾎﾞｿｯ
陽子「ん？何か言ったか？」
綾「！！……とにかく、認めないから?！！うわぁぁ?んん！！！」
シノ「……大丈夫ですよ、綾ちゃん。綾ちゃんの気持ちは分かりました｣ﾎﾟﾝ
綾「し、シノ……？｣ｸﾞｽｸﾞｽ
55：
みんなおかしい
56：
シノ「私が、金髪少女が大好きでも、綾ちゃんが好きとは限りませんよね……」
綾「そ、そうよ｣ｸﾞｽｸﾞｽ
アリス(ま、まさかシノ……)
シノ「ごめんなさい、私達だけで騒いじゃって……」
綾「い、いえ……私も、取り乱してごめんなさい。もう、大丈夫よ」
カレン(ついにアレを、出すつもりデスか！？)
シノ「でも、最後にこれを見ていただけますか……？｣ｶﾁｯ
綾「な、なに！？もう変なの見たくないからね！｣
シノ「大丈夫。目をあけてください」
58：
xvideos
綾「うわぁぁ！！！やっぱり……あれ？」
シノ「わかりますか？」
綾「……に、日本人……？」
シノ「そうです、これは……」
xvideos.jp
シノ「xvideos.『j』・『p』なんです」
綾「『jp』……！！！」
59：
綾「jp……Japan……つまり、Japaneseが集めてある……？」
シノ「……｣ﾆｺｯ
綾「わ、私は……今まで……こんな超優良サイトを知らなかったと言うの？｣ﾜﾅﾜﾅ
アリス「あや、大丈夫だよ。これから精一杯楽しめばいいんだよ！」
カレン「デスデス！」
綾「……ふふ、負けだわ。xvideos……いいじゃない」
陽子「どうやら、丸く収まったみたいだな」
61：
カレン「じゃあ、いっぱいいっぱい楽しむデス！masturbation！」
陽子「ナイス発音！」
シノ「金髪少女と日本美人を交互に流しましょう！きん！きん、ぱつ！｣ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
アリス「あはは、焦らなくてもxvideosは逃げないよ？」
綾「まったく、シノはしょうがないわね｣ﾊｧ
綾「……ふふっ｣ｸｽｸｽ
????
66：
数年後
xvideosにある動画がアップされた。
それはエロもなくただただ少女五人が会話をしているだけという陳腐なものだったが
世界中を癒し、戦争が無くなるきっかけになったという。
その動画は、こう呼ばれた。
「きんいろモザイク」
おわり
67：
不完全燃焼なんだろ？そうなんだろ？
69：
イイハナシカナー
7

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